(画像はネットから拝借)
目次
波動調整ガイドライン
- STEP.1基本編「そもそも波動って何なの?」という基本について述べています。
- STEP.2応用編「霊障」や「憑依」など、霊的な事柄について述べています。ちゃんと知れば怖くありません。
- STEP.3現場編(当ページ)私が過去に体験した波動調整の実例を取り上げています。ちょっと不思議な話も出てきます。
- STEP.4心構え編波動調整を受けてみたいなと興味をお持ちの方に向け、根底となる考え方について述べています。
- STEP.5条件編波動調整を受けたい!と真剣にお考えの方に向け、受けていただくための条件、スケジュール、金額などについて述べています。
珍しく「ぶっ飛んだ話」も出します
このページでは「過去のリアルな事例」をいくつかご紹介します。
あなたの「直接的なご参考」にはならないかもしれません。というのも「霊的なお困り事」は人それぞれ背景の事情が異なるからです。
霊的な不調和が起こっている原因は「その場(土地)」にあるのか、霊的な物事に敏感な「霊媒体質」にあるのか、それとも「思い方や考え方の不調和」にあるのか。あるいは、これらの「掛け算」なのか。
そもそも「思い過ごし」だったり「被害妄想」だったりすることもあるでしょう(だからといって「単なるカン違いですよ」と非難することはありませんが)。
原因はケースバイケースです。なのでもし波動調整のご依頼があれば「波動調整の条件と流れ」でご案内しているように、まず「個人セッション」を受けていただいて背景の事情をお聴きしているわけです。
ですから、このページで述べる事例は、部分的なご参考としてご理解願います。
「化粧品やサプリの広告」ではありませんけど、「(内容はあくまで)個人の感想です」「あなたにも同じ体験が起こるとは限りません」ということです。
もちろん述べているのは「過去のリアルな例」であって、冒頭の写真のような「ウソ」じゃございません(個人情報が出ないよう脚色はしていますけどね)。
「※写真は別人です」って・・・これはアカンでしょ(笑)
なお、当サイトとしては珍しく「にわかには信じられない話」も出します。
私はサイト全体を通じ、あまりマニアックにならないよう意識しています。マニアックになればなるほど、現実的には役に立たないことが多いからです。
このサイトで「見えない世界」についてかなり触れている「霊的世界入門」ですら、「宇宙人」とか「幽体離脱」とか「アカシックレコード」など超常現象を思わせるフレーズは出していません。
けれども、波動調整(浄霊)に関しては事の性質上、多少「ぶっ飛んだ話」も出てきます。
それでもなお、根底には「地に足をつける」「あくまで現実をどうするか」という視点があることを汲み取っていただけたらうれしいです。
※当サイトの文章は基本的に長いですが、このページは特に長いことをあらかじめご了承願います。
事例1:「ビール片手」に波動調整した話
実は、波動調整がうまくいく場合は自分でも驚くぐらい早く結果が出ます。こう言うと自慢っぽくなりますが「どう考えても自分がやったとは思えない」ケースがあります。
自分でも「不思議やなぁ」と感じることが多いのが、この波動調整です。
もちろん全部は驚くほどうまくいくわけではありません。私は「大能力者」ではありませんので、多くのケースでは地道な波動調整になります。どうか過度のご期待はなさらぬよう。
さて、このケースの説明をしていきましょう。
ある交流会の場で、たまたま私の存在を聞きつけた方(以下「Sさん」)がご挨拶に来られました。
そして「実はいま調子が良くないんです・・・少し”見える”知人からは『後ろに何かいる』と言われたんですが、実際はどうなんでしょうか・・・」と聞かれました。
その「見えるらしい人」は、”見る”ことはできても、「波動調整(浄霊)まではできない」とのことでした。
(実際にその方がどういう言い方をされたかわかりませんが、中途半端に終わるなら言わない方がいいですね。かえって恐怖心を刺激するだけですから)
それで、Sさんの波動(オーラ)を拝見したところ、確かに背後に「不調和な存在」を感じました。
ただ、かつてテレビによく出ていた「某女性占い師」のように、それを初対面で「ズバリ言うわよ!」と斬り込んでしまうと、より恐怖心が深くなってしまうかもしれません。
それを懸念したので、Sさんに「いやぁ、後ろに何かいますね・・・」とお伝えする前に、
「そもそもいつから調子が悪いんですか?」
「今までどんな症状があったんですか?」
「『憑依』や『霊障』って言葉はご存知ですか?」
など、いろいろお尋ねしていました。
実はお話を聞きながら、同時に波動調整をしていたのです(どうやってやるのかは専門的なことなので割愛します)。
その交流会はお酒と食事が出ていたので、私はビールを飲んでいました(そんなに飲めないので少しだけ)。お酒の席なのでそれほど真剣に波動調整できる状況ではありませんでした。
ただ、そのうちSさんが「なんだか話をしているうちに、だんだん軽くなってきました!」と驚きを込めておっしゃったのです。
私は「おぉそうですか。それは良かったですね~」なんて普通に答えましたけど、実は私もびっくりしていました。「うそやん! ホンマに? ビール飲みながらやで!」と(笑)。
先ほども述べたように、自分の力量を超えてうまくいくことがあるのです。
その後さらにSさんからお話をお伺いしていると、どうやら霊的に敏感なところがおありのようです。過去に「金縛り」に遭った経験がおありのようです。
だから、スピリチュアル全般にかなり関心があるとのことでした。
波動調整をよりスムーズに進めるためには、「目に見えないもの」を否定しない態度が望ましいです(でも無理に信じる必要まではありませんよ)。
それに加え、私のことは信頼できる知人から聞いておられたので、最初から「どうやら林ってヤツは信用できそうだ」という安心感もあったようですね。
波動調整(浄霊)においては、「信頼関係」がとっっっっても大事なのです。
「コイツは信用できねー!ボッタくられたらどうしよー?」って疑っている人から波動調整を受けても、あまり功を奏さないのは常識的に考えてもわかりますよね。
だから私の場合は「信頼関係を構築する」という意味において、今は「波動調整の前に個人セッションを受けていただくこと」にしているのです(このケースは交流会の場なので特殊ですが)。
Sさんの場合は、
- 「目に見えないもの」を否定していないということ、
- 私との信頼関係がある程度できているということ。
- 以上に加え「ご縁があった」「背後の力が働いた」ということ。
この3つによって私も驚くほど早くラクになられたのです。
繰り返しになりますが、3番目の「ご縁があった」「背後の力が働いた」というのは次のページである「波動調整を受ける心構え」で説明しています。
ちなみに、このSさんに対し、後日「100万円の請求書」なんか送ってませんからね(笑)完全に無料であります。むしろ懇親会の費用で出費したぐらいです!
事例2:「首が回らない。整体に行っても治らない」
40代のYさんからのご相談です。
「あるときから、急に首が回らなくなったんです。『仕事のストレスが原因かもしれないな』と考え、いつもより休養を多く取ったんですけど、それでも治らないんですよ。整体を受けたら一時的には良くなるんですけど、すぐに元に戻ってしまうんです。おまけに体調も良くないんですね・・・」という内容でした。
Yさんの波動を観たところ、その方の背後に「年老いた女性」がいるように感じました。どうも「Yさんの首を締めている」ご様子なのです(ついに「霊能者っぽい表現」をしてしまいましたね)。
「生前」に何があったかまではわかりませんが、そのおばあさんはこの世に「恨みつらみ」を残しておられるようなのです。なので「恨ミ晴ラサデオクベキカ~」と、Yさんに絡んでいるのでした。
Yさんはそのおばあさんと「深いご縁」があったわけではないので、これは一種の「通り魔」です。たまたま相談者さんの波動(オーラ)が不調和に陥っているときに、波長が合ってしまったようです。
Yさんのように、普段は霊的に敏感というわけではないけれど、仕事やプライベートなどの不調で気持ちが落ち込んでいるとき「憑依」に遭うことがあるのです。
Yさんに1回目の「波動調整」を行ったところ、「少し軽くなったのを感じた」とのこと。1週間後に2回目を行い、より軽くなったようです。
波動調整とは別に「最近気になっていること」を伺ったところ、自分の今後のキャリアについてかなり悩んでおり、仕事にあまり力が入らないとのことでした。
そうやって悶々としていたある日、通り魔的に憑依を受けてしまったようです。
憑依や霊障に遭う経緯はケースバイケースでも、根本的に共通する原因は「自分の波動(オーラの波長)」が落ちることです。
思い方や考え方がネガティブになると波動は落ちます。もちろん波動が落ちたからといって誰もが憑依や霊障を受けるわけではありません。
そこには「体質」と「タイミング」も関係してきますが、いずれにしても思い方や考え方をポジティブに保つことは、当然ながら生き方としても大切なことです。
Yさんには波動調整を受けていただくことと並行し、ご自身のこれまでのキャリア、そしてこれからのキャリアを深く考えていただきました。
実際に「憑依」という不可解な目に遭ったことで、「このまま悩みを先延ばしにすると、また憑依に遭うかもしれない・・・」という危機感を抱いたことが、自分とまっすぐ向き合うきっかけになったようです。
まさに「怪我の功名」であり「災い転じて福となす」ケースですね。
Yさんは波動調整の最後の段階で「すぐに会社を辞めたいわけではないんです。今の職場にはずっとお世話になってきたので、もう少し恩返しできることがあると思うんです。けれど、前からやりたいと考えていることもあるので、少しずつ準備をしていきます」とおっしゃっていました。
当初の「首が回らない」現象はだんだん軽くなり、最後は普通の状態にまで戻りました。
この波動調整は、Yさんから無理に「後ろのおばあさん」を引き離したのではありません。それは一時的な「除霊」であって、根本的に改善する「浄霊」ではないのです。
Yさんが自分の内面と向き合うプロセスを通じて少しずつ波動が安定し、それによって不調和なおばあさんの霊魂と波長が合わなくなり、自然と離れていったわけです。
私はそのおばあさんに対しても波動調整を行ってはいましたが、根本的に解消に導くのは「Yさんの前向きな姿勢」なのです。
何度でも言いますが、「自分を本当に癒すのは自分自身」であって、私は横からサポートをするに過ぎません。
どこかの「スゴい先生」が全部やってくれる、というのは一見すると良さそうですが、それは依存をもたらすだけではないでしょうか。
まぁ私は正直に言って「スゴい能力者」ではないので、そもそも「全部オレに任せとけ!」とは言えないんですけどね。
事例3:「身内に災いが連続して起こる」
40代のRさんからのご相談です。
Rさんは個人事業の仕事をされており、その同業者で集まるイベントが定期的にあるのですが、その集まりに出かけようとすると「頭が割れるほどの痛み」がして、非常に困るとのことでした。
無理して出かけることもあれば、痛みに耐えかねて断念することもあるようです。
不思議なことに、その集まりが終わる時間になると痛みも収まるのです。
また、Rさんの身内で事業を立ち上げた方がいます。途中までは順調に成長し、規模もかなり大きくなったようです。
しかし、そのタイミングである取引先に騙され、事実上会社を奪われたような状態になってしまったのです。
その方は裏切られたことによるショックから人間不信になり、果てはウツ状態になり、自宅に引きこもってしまったとのことです。
Rさんからお話を伺っていると、「経済活動をするときにジャマが入る」という共通のパターンが見つかりました。
「・・・私たちの家系は呪われているんですか?いったい何が原因なんですか?」と私に疑問をぶつけてきたのです。
家系のことをいろいろ聞いていくうちに、Rさんのご先祖の中に「取税人」の方がおられることがわかりました。
税金を取り立てる仕事上やむを得ないとはいえ、そのご先祖の方は当時の多くの民衆をいじめていたようです・・・。
・・・さあ!あなたがスピリチュアルにある程度のご関心のあれば、ここで察したかもしれません。
そう、「ご先祖の因縁が悪いィィィ!!だからこのままではァァァ!!あなたは不幸になるゥゥゥ!!」と「ジョジョ」のセリフみたいに叫ぶ、インチキ霊能者が大好物の「脅しネタ」ですね。
このパターンの脅し方を以下、
「ご先祖のインネンガーッ!」
と表現することにしましょう。
「ご先祖の因縁」は本当に祟るのか?
わかりにくいことなので、少し長くなりますが丁寧に説明します。
「Rさんのご先祖が多くの人々をいじめた」ということ。そして、「いじめられた人々はRさんのご先祖に対して恨みつらみの思いを持った」ということ。
アホな霊能者や占い師や宗教家が「ぼったくり浄霊」を目当てに「ご先祖のインネンガーッ!」と脅してくるとき、それは「ご先祖のマイナスの因縁を子孫が肩代わりする」という意味で使っています。
これは半分は正しいのですが、もう半分は間違っています。
昔の言葉に「親の因果が子に報い」というのがあります。これは「ご先祖の悪行がめぐりめぐって子孫に災いを起こす」という意味に使われます。もう少し身近な意味としては「子は親が育てたように育つ」です。
よく有名な芸能人やスポーツ選手の「二世」がスキャンダルを起こすのを報道で見ていると、「親の因果が子に報い」というのは感覚的に理解しやすいでしょう(当ページ更新時点でのホットな話題は貴乃花親方の息子さんですね)。
なのでその理解だけを踏まえれば、「ご先祖のインネンガーッ!」というのは「正しいこと」になりますね。
ただし、「親子という最も近い関係性のレベル」ではなく「ご先祖という親子より離れた関係性のレベル」の場合は、もう少し広い視野で観る必要があるのです。
では、まず言葉の定義から押さえていきましょう。
先ほど出てきた「因果」という言葉は、スピリチュアルや宗教方面でよく使われる「カルマ」ともいいます。
カルマは簡単に言うと「行為」のことです。このカルマにおいて大切な理解は「自分の過去の行いは、いつか必ず自分に返ってくる」ということです(ここでの「過去」はいわゆる「過去世」までも含みます)。
この論理からすれば「ご先祖のカルマを背負うのはご先祖自身」ということになります。
同様に、子孫が味わう「人生の喜怒哀楽」というのも、あくまで「子孫自身」のカルマが引き起こすものなのです。
決してご先祖のカルマのすべてを、子孫が肩代わりするわけではありません。
だから「インチキ霊能者にご用心」でも述べていますが、「ご先祖の因縁が悪いからオマエは不幸になるんだ!オマエのご先祖への感謝が足りないからダメなんだ!」と相談者を脅かすことは全く間違っているのです。
日本にはご先祖を敬う文化がまだ残っているため、「ご先祖のインネンガーッ!」の脅しは今でも通じやすいといえるでしょう。
ただし、だからといってご先祖が積み重ねたカルマを子孫がすべて肩代わりする必要はありません。また、そうすることは「宇宙の法則」が許しません。
必ずや、そのカルマの責任はそれを積み重ねた本人に問われるのです。
もちろん「同族企業における社長交代」や「遺産相続」などの現実的なレベルにおいては、親のこれまでの活動や財産は子が引き継ぐことになります。
しかし、霊的なレベルにおいては、親のカルマは親自身が必ず責任を負います。いわゆる「あの世」や「来世」において持ち越してゆくのです。
以上から、Rさんの「頭が割れるように痛い」ということ、また「身内の方がビジネスで人に騙され廃業し、精神的苦痛で自宅に引きこもっていること」は、あくまでご本人たちのカルマによって引き起こされていることになります。
そして、ここも大切なことですが、「ご先祖がたくさんの人々をいじめた」という過去の事実は、Rさんたちが自分たちのカルマを振り返る「きっかけ」なのです。
家族というのは、いわば「学びのグループ」なのです。
この世の学校や学習塾では同じぐらいの年齢や学力、または「私立文系専門」とか「医学部専門」とか同じ目標によってクラス分け、グループ分けがされますね。
同様に家族や家系というのは、「お互い似たようなカルマや目標」を持った人たちが「●●家の屋号の下で一緒に魂を高める学びをしましょうね!」という隠れた合意のもとで集まる傾向があるのです(これがすべてではありませんが多くはそうです)。
血のつながりがあるため簡単に「自主退学」できない家族や家系の中で、「同じようなカルマのパターン」をお互い「見せ合いっこ」するのです。
これによって「あぁ・・・これって自分の課題かもしれないな」と、気づきのスピードが早くなり、その結果より深く学ぶことができるわけです。
まぁ中には学ぶどころか、「骨肉の争い」によってさらにカルマを深くしてしまう残念なケースもありますが・・・。
なぜかはわかりませんが、これが今の地球における「家族という巧妙な学びの仕組み」のようです。
なので「ご先祖の因縁が良くないから、自分たちは不幸なんだ」ではありません。
「(過去世も含めた)自分のこれまでの行いの中に良くないものがあったから、いまこうして痛みを伴いながら学んでいるんだな。ご先祖様の過去の行いは、それを私に見せてくださっているのかもしれないな」と解釈するのが、より成長につながる考え方なのです。
したがって、この場合の波動調整(浄霊)の対象は、ご先祖も含みますが、メインは「Rさん本人」なのです。
「ご先祖の因縁ガーッ!」というのは一見「正しい」ように思えます。でも、ここまでご理解いただくと、半分は正しくないことがわかるはずです。
これは「インチキ霊能者にご用心3」で述べた【縛りプレイ5:「正しいこと」を、少しだけ曲げる】というプレイスタイルなのです。
それを見抜くためにも、少しややこしい部分もありますが、ここで述べたことを知っておくと良いでしょう。
「ご先祖の因縁」をあえて引き受ける
この事例はここで終わりではありません。実は応用もできるのです。
上の項では「ご先祖の因縁」と「子孫の因縁」とは、直接関係はないと述べました。ご先祖のカルマの責任はご先祖自身が負うものであり、子孫のカルマは子孫自身が負うものだと。
しかし、ご先祖と子孫に「血のつながり」がある以上、間接的には関係があります。
先ほど「ご先祖のカルマは、いま生きている子孫たちのカルマを部分的に映し出している傾向がある」と述べました。
なので、Rさんたちが自分自身を反省し、波動調整することを通じ、間接的にご先祖自身の波動にも影響を及ぼすことができるのです。
家族や家系は同じ「学び合いのグループ」なので、その中で誰かが学んだことは他のメンバーにも影響を及ぼすのです。
ご先祖は「すでに肉体が無い存在」です。でも子孫が成長することで高まった意識のエネルギーは、目に見えない「波動レベル」でご先祖に伝えることができるのです。
ただし「伝えること」と「伝わること」とは異なります。つまり子孫が成長した姿を見てご先祖自身も学ぶかどうかは、ご先祖の自由意志にかかっています。
すぐに伝わるケースもあれば、少しずつ時間をかけて浸透してゆくケースもあります。Rさんの場合は、割と早くご先祖に良い影響があったようです。
「ご先祖への影響力」を大きくするために必要なことは、ご先祖の因縁を「あえて引き受ける」姿勢です。Rさんのケースで言えば、かつてご先祖がいじめたであろう人々に対し「ご先祖に代わってお詫びをすること」なのです。ご先祖のカルマと子孫のカルマは直接的に関係ない。けれども間接的には関係しているため、より積極的にカルマをクリアにするために「あえてカルマを背負う」のです。
これは「ご先祖の因縁ガーッ!」とアホ霊能者から無理に脅されることとは全く異なる世界観です。
つまり「逃れられない因縁をどこまでも引きずる」というネガティブなものではなく、「今回の件に関わっている人々すべての反省と成長を祈る」というとてもポジティブなものなのです。
「あえて引き受ける」わけなので、それは「私のご先祖がご迷惑をおかけして、本当に申し訳ありません!たとえ百万回頭を下げても許されないことです!」というように、過剰に罪悪感を持つ必要はありません。
もちろん「先祖のことなんて知ったこっちゃねーよ!」とか「しょーがねえな、謝ってやるよ!」とか、ナメた態度ではダメですよ。それでは「迷惑をかけられた人々」は納得しないでしょう。
あくまで理性的な態度で、真摯にお詫びをしていけば良いのです。
その姿勢が通じれば、「迷惑をかけられた人々」はこう感じるかもしれない。
「ワシらが怒っているのはアイツであって、その子孫じゃないんだけど、でもちゃんと謝ってくれてるのは、決して悪い気はしねえなぁ。むしろアンタにゃ罪はないってえのに、なんと立派な心意気じゃねえか!」
・・・と、怒りを収めてくれる可能性が大いにあるのです。
実際、Rさんの事例ではそうでした。
ここでの私の仕事は主に2つです。
1つ目はRさんの「反省とお詫びの意識(波動)」をあちらの方々にお伝えする「メッセンジャー」です。「波動配達人」みたいなものでしょうか。
「お詫びをする」って言ってもどうやって伝えたらいいか普通はわからないので、私みたいな「司会者」がいるわけです。
2つ目は「Rさん」「ご先祖」「迷惑をかけられた人々」の波動をモニターチェックすることです。「もう少し時間がかかるな」とか「だいぶ良くなってきたな」とか、現状を把握してRさんにフィードバックする役割ですね。
ここでも「ワタクシに任せていればオールオッケーやで!」ということは絶対にありません。
憑依や霊障の解消プロセスを通じ、過去のカルマを反省し、人間として成長すること。それが最も波動調整(浄霊)にプラスになるのです。
私はそのプロセスをサポートする存在に過ぎません。
以上、かなり説明が長くなりました。
この事例については、少しずつ調和の方向へと変わっていきました。
Rさんは、だんだん偏頭痛がしなくなったとのことでした。「いったい何をしたんですか???」とめちゃくちゃ不思議がってましたけどね・・・。
ま、私も不思議なんですけど(^_^;)
また自宅に引きこもっていた身内の方も、ウツの無気力状態から脱し、パソコン関係の仕事を始めるようになったのです(もともとIT関係でした)。
以前は大きな組織を動かす立場でしたが、今後は個人事業主として、無理なくマイペースで仕事をされていくとのことでした。
めでたしめでたし。
事例4:「人格が変わってしまった」
あるとき「子どもがおかしな行動を起こすようになった」と悩むお母さん(以下Kさん)からご相談がありました。
お子さんが突然「自分は死ぬんだ」と言い出し、自殺の準備をするようになったとのことです。
近くの自殺スポットに一人で出かけ、「どのように死ぬか」「どうやったらちゃんと死ねるか」を考えていたようです。
・・・こういう事例もまた、にわかに信じられないかもしれません。あなたは「元からちょっと変わった子だったんじゃないの?」と、思ったかもしれません。
ところが、このお子さんは「バリバリの体育会系出身」なのです。まして「スピリチュアル的な事柄への興味もない」のです。
実に不思議なものです。
Kさんは少し以前から「何かウチの子の様子がおかしい」と思っていたようです。
例えば、お母さまがその子の衣服を洗濯するとき、「これはこの子の体臭じゃない・・・」と。
また「目の色がいつもと違う・・・」とか、「見た目はこの子だけど、中身はなんだかこの子じゃないような・・・」とか。
実はそのお子さんはすでに説明した「憑依」に遭っていたのです。
低級霊など「波動の低い存在」に憑依されると、人によっては体臭が変わったり、人格が変わったりします(すべてがそうではありません)。
ホント不思議ですけど、このお子さんはそのパターンだったようです。
Kさんは我が子どもが自殺するのを必死で止めました(父親は「ちょっと考えすぎじゃないの?」と、あまり関心がなかったようです)。
ただ、お子さんも激しく抵抗してしまう・・・収拾がつかないので、やむを得ず精神病院に強制入院させたとのことです。
その強制入院中に、私へ波動調整のご依頼があったのです。
私は医者じゃないので専門的なことはわかりませんが、少なくとも波動を観た限りにおいては、精神に影響を及ぼすクスリの中で波動の良いものは見当たりません。
だからといって「飲まない方が良い」とは絶対に言いません。しかし「クスリ漬け」の副作用で苦しむ方も拝見してきたので、早急に波動調整が必要と判断しました。
※精神医薬の怖ろしさについては、ご興味があればネットや書籍で調べてみてください。
ただ、どうしても許可が取れない場合もあります。今回のように本人が「強制入院中」だったり、何らかの「病」や「障害」だったりで十分なコミュニケーションが取れない場合です。
その際は少なくともご家族など近しい方々の許可を得ておくことが大切だと考えています。
さて、お子さんの波動を観てみると、意外と「霊的に敏感な体質」ようです。その子の背後に「この世ならぬ存在」がゆらめいているのを感じました。
お子さんは強制入院中で面会が難しいし、その病院は私の居場所からは遠方たったので、今回は「遠隔による波動調整(浄霊)」を行うことにしました。
波動調整(浄霊)は「遠隔」で行うこともできます。波動調整するお相手が日本の真反対に位置する国の方でも可能です。
(その理由は「霊的世界入門2」の最初の問い【なぜ名前を聞くだけで「遠く離れた人間や場所」の波動がわかるのですか?】がご参考になるでしょう)
もちろん顔を合わせた方が細やかにコミュニケーションできるので、できるだけ「対面」の方が望ましいです(もし私への不審感があればそれを払拭することもできますしね)。
ただ、ご相談者のお住まいが遠方だったり、手が離せない小さなお子さんがおられる場合などは、遠隔で行うこともあります。
幸いこの波動調整(浄霊)は自分でも意外なほどスムーズに進みました。1回の波動調整で精神的に落ち着き、お子さんはその日のうちに病院を退院することができました。
Kさんは「どんな魔法をかけたんですか!?」とめちゃくちゃびっくりしていましたが、私もよくわかりません(笑)
繰り返しになりますが、すべてのケースがこんな調子でスムーズに進むわけではありません。「林とかいうヤツにお願いすれば絶対大丈夫」ということは絶対保証いたしませんのであしからず。
少なくとも私が行う波動調整(浄霊)の結果には、個人差があります。詳しくは次のページである「波動調整を受ける心構え」の【結果に個人差が出る理由】の項目で説明をしています。
後で詳しく述べますが、このケースがスムーズに進んだ要因は、Kさんの「我が子に対する愛情」とともに、「めちゃくちゃ勉強熱心」だったことが考えられます。
私はあくまでサポート役に過ぎません。
波動調整をきっかけに「霊的世界」を学びましょう
波動調整をきっかけに、自分自身の未熟さを振り返るとともに「霊的世界」を学んでいくことが大事です。
「目に見えない世界」が「目に見える世界」を動かしている。それを学ぶことです。カルト宗教やオカルトの類にハマりさえしなければ、それがどれだけ人生にプラスになるかわかりません。
「目に見えないからスピリチュアルなんか信じねえよ」と強く思っている人でも、さすがに霊障や憑依などの理解不可能な目に遭うと、もはや強く否定することはできなくなります。
私はそういう人に「いやー良かったですね、目に見えるものだけがすべてじゃないって身をもって学べて」とお伝えします。
霊障や憑依に遭って「なんてツイてないんだ・・・」と嘆くだけでは何も変わりません。
これは必ず「深い意味」があって起こっているんだ、その「意味」とは何だろう? と深い内省と新たな学びの機会へと変えてゆくことがとても大切なことです。
その前向きな態度が本人の波動を高めます。それが最も効果の高い波動調整なのです。
自ら真剣に学ぶ姿勢が欠けていては、どっかのセンセーっぽい人から浄霊とやらを受けて一時的に良くなることはあっても、また少しすれば元に戻ることが多いのです。
センセーからすれば「高単価のリピーター獲得」でオイシイ商売ですが・・・。
実際この波動調整の後、Kさんは「スピリチュアル」をめちゃくちゃ勉強するようになりました。
その動機は「子どもは私が絶対に守るんだ!もうこれ以上辛い思いはさせない!」という愛の一念であります。
お子さんは「お母さんもういいよ。そこまでしなくたって自分はもう大丈夫だから・・・」という「親の心子知らず」のような態度でしたが、そんなもん母親にとっては関係ないのでしょう。
私は内心「いや、このお母さんホンマすごいな・・・」と思っていました。
確実なことは言えませんが、その真剣な態度があったからこそ、波動調整はスムーズに進んだのかもしれません。
さて退院後すぐ、Kさん同伴でその子に直接お会いしました。
そのときの状況や感覚を聞いてみると「自分でもよくわからない・・・」とのことでした。
「なぜかわからないけど、あるときから『自分は死なないといけない』気がした」と。
憑依されると「頭の一部を乗っ取られる」ことがあるので、こういうことが起こり得ます。まるで「マンガの世界」ですが、実際はそうなのです。
お子さんからは「仲の良かったある友達が、何年か前に自殺した」というエピソードを聞きました。
「もしかしたら、アイツに呼ばれたのかなぁ・・・」と言っていましたが、その「友達」の波動を観る限り、自殺ではあっても「重苦しさ」はそれほど感じなかったので、その友達の「お誘い」ではないでしょう。
第一、最初に観た「その子の背後にゆらめいていた存在」とは違いましたしね。おそらくその「友達」ではないでしょう。
Kさんから「子どもは悲観的・消極的な考え方をしがちです」と伺いました。
「敏感な体質」であり、かつ普段から「ネガティブな思考パターン」だと、憑依のリスクは高くなります。
なので「ネガティブな思考パターン」は、心の仕組みを学んで少しずつ改善していくことが必要です。
その後は念のため、Kさんにその子の様子を見守っていただきながら、遠隔で数回の波動調整を行いました。
それからは以前のようなパニックはなくなったとのことです。しかし、決して油断はできません。
明るく前向きな考え方を習慣にしなければ、また同じことが起こる可能性があるからです。
これをきっかけにできればお母さんだけでなく、お子さんにも勉強していただきたいものです。
最後に私はお子さんに言いました。
「今はまだあまり関心ないかもしれんけど、今回の体験で『目に見えない世界ってのがあるんだな』って、何となくわかったでしょ? だから、まぁこういうのは強制的に押しつけるわけにはいかないんだけども、もしできるんだったら、わかりやすい本を読んどくといいよ」
「自分のホームページに「おすすめの本」っていうのがあるから、良かったらチェックしてみて。特に冒頭の『江原啓之さんの本』はわかりやすくていいよ」と。
まぁ実際に「おすすめの本」のページをご参考にされているのは、Kさんでしたが・・・後日お伺いしたところによると、家でお子さんに「読み聞かせ」されているらしいです(笑)
すげー。ハンパねー。そこまでご活用いただいているなら、あのページ作った甲斐があるものです。
以上、「憑依」や「霊障」を「大いなる学び」のきっかけにされた、私も勉強になったケースでした。
事例5:「龍の絵」が不気味で気持ち悪い
最後に「人間」だけでなく「モノの波動調整」の事例を挙げておきましょう。「モノ」の場合は「人間」よりシンプルです。
これは「ある芸能人」の方からのご相談でした。
その方いわく、
「知り合いの方から『邪気を祓う』と言われて買った『龍の絵』なんですが、夜にその前を通ると、なんとなく気味が悪くて・・・ただ、捨てるとバチが当たりそうで、捨てるに捨てられないんです」
とのこと。
こちらでその絵の波動を観たところ、重く鈍い「不調和な波動」を放っていました。
本来の龍は「高級な自然霊」なのですが、実際は「龍になりすました別の何物か」のように感じました。
「スピリチュアルアート」とは何か
(Chieさんのアート『誓詞』)
理解の助けとして「スピリチュアルアート」について説明しておきましょう。
ネットで「スピリチュアルアート」「波動アート」というキーワードで検索すると、いろんな絵が出てきます。
それらは「パワーストーン」と同様、飾ると「運気が上がる」とか「周囲が浄化される」とか、何らかの効用が謳われています。
スピリチュアルアートには「光」や「イメージ」などの抽象画もあれば、上で述べた「龍」や「天使」や「観音様」のように、何かの姿を描いたものもあります。
いずれにしても、何らかの「癒し」「浄化」「パワーアップ」をアピールしているわけです。
本当に波動の良いアートであれば、周囲の空間を調和する働きがあります(ただし常識として部屋はちゃんと掃除することですよ)。
スピリチュアルアートは、ここでは「絵」のことを指しています。ただ「アート」なので、例えば「書」や「音楽」でも結構です。
それに触れることで空間に浄化や癒しがもたらされるなら、それは立派なスピリチュアルアートなのです。
しかし、たとえ良さそうに見えるものでも「こんなひどい波動のモノを売るなよ・・・」と言いたくなるようなアートもあります。
でも、そういうものが結構売れている場合もあるんですよね・・・結局は買い手が満足すればそれでいいのですが、人やモノの波動がある程度わかる私からすれば「評価って難しいな・・・」と考えさせられてしまいます。
もしそのアートが「イケてない波動」にも関わらず、「コレが空間を浄化してくれるんだ、癒しの効果があるんだ」などと有り難がり、しかも高額で購入しているとすれば「もったいないなぁ・・・」と思うわけです。
なので宣伝になってしまいますけど、「土地やモノを見極める」というメニューを作っているわけです。
もちろん「波動が良い」からといって、それが万人にとって「良い」わけではありません。たとえ「暗い波動のアート」であっても、それと波長の合う人がいたら気に入る場合もあります。
これまた「好み」であり「出会い」なので、その人がよーく考えた上で購入したものに関しては、とやかく言うつもりはありません。
具体例として「おすすめの本」でご紹介している「Chieさんのアート」を取り上げてみましょう。上の写真は公式サイトからお借りしたものです。
この『誓詞』という作品は見た目もキレイですし、実際の波動もイイんですよね。だから彼女の個展はいつも盛況のようです。
このように「見た目」と「波動」が一致していれば良いのですが、この「カタチある世界」はある程度まではゴマカシがききますから、なかなか悩ましいわけです。
生み出すアート(作品)の波動の高低を決めるのは、そのアーティスト(作者)の波動である。
これはうお分かりですね。
アーティストがどのような「魂」の持ち主であるか。また作品にどういう「願い」を込めているか。
その程度によって生み出すアートの波動は決まります。Chieさんの絵が素晴らしいのは、Chieさんご自身の「魂」が素晴らしく、その上でアートに込めている「願い」も純度の高いものだからでしょう。
逆に「見た目」は良くても「波動」がイケてない作品は「アーティストの波動」もイケてないのです。
例えば「このアートで癒したるでぇ~」と余計な雑念が混じっていたり、「ウケ狙いして、もっと売ったるでぇ~」と強欲が混じっていたりするほど、そのアートの波動は濁っていきます。
特に「この絵で金運アップ!」「この絵で運命の人を引き寄せる!」というように、露骨な売り方をしているものは要注意です。
「身近なアートやモノ」が与える影響
相談事例に戻りましょう。
「芸能人」や「経営者」など、一般人より目立つ人、人間関係の広い人、また収入のある人には、「絵画」や「骨董品」をお付き合いで購入したり、プレゼントで受け取ったりすることがあります。
また社長室や会議室に飾るために購入することもあるでしょう。
そういう方々はいろんなネットワークを持っていることが多いので、ときおり知り合い筋から「すごくいい絵があるんだよ」「これを飾ると運気が良くなるらしいよ」という情報が入るようです。
実際、セレブやエグゼクティブ向けにアートを売っている業者も存在しています。私のサラリーマン時代のある先輩も、後にそういうご商売をされていました。
そこで売られているアートが良い波動であればいいのですが、残念ながらそうではないこともあります。砕けた言い方をすれば「高額でカスを掴まされる」こともあるのです。
「なんとなく見た目が良さそうだから・・・」「信頼している人から勧められたから断り切れなくて・・・」などの理由で、波動のイケてないアートを買ってしまうわけです。
その結果、もちろんそのアートだけが原因ではないでしょうが、「ちょっと家の空気が重たい気がする」ことから始まり、「学校や会社を休むほどではないが、何となくしんどい」とか、「ちょいちょい軽いケガをしてしまう」とか、「小さなマイナス現象」が出ることがあります。
いつも目に入るモノ、身近に接するモノは、自分の波動(オーラ)に少なからず影響を与えています。
決して高級品である必要はありませんが、できる限り自分が「心地良い」と感じるアートやモノに囲まれた方が良いに決まっていますね。
ここまで説明すればもう予想がつくと思いますが、この「龍の絵」を描いた「作者センセー」は、正直言って「不調和な波動」を多く放っている方でした。
ただしそういう人でも全身全霊で作品に打ち込めば、本人の波動以上のアートを生み出すことはできるでしょう。ただ、そういうケースはあまりないですね。
たいていは「普段の心がけ」がアートに出てしまうし、そもそも不調和な波動の人が全身全霊を込めることは、常識的に考えてもあまりないですよね。
波動調整はできるだけ穏やかに行う
私からご相談者さんには「すぐに手放した方が良いですよ。でもバチが当たりそうで怖いなら、私がその絵を預かりますよ。バチを当てるのはドラマーだけなんで安心してくださいね(笑)」と言って、後日その龍の絵の現物を引き取りました。
そこに描かれているのは「真っ黒い龍」でした。
うわー、こりゃ確かに不気味だわな~。
その絵を自宅で波動調整しようとすると「龍がスゴい嫌がってるな・・・」と感じました。
「テメー何しやがんだよこの野郎!」みたいな意識を感じたのです。低級であるほど生存本能が強いので「自分の存在が消えること」に恐怖して抵抗してくるわけです。
そこで「じゃかましいわボケッ!黙っとけッ!」って恫喝して押さえつける方法もあります(笑)これは昔の心霊番組で「自称霊能者」が浄霊と称してやっていたことです。
ただ、それはあまり良くないのですよ。波動調整はあくまで平和的に行うことが大切だと、私は考えているのです。
第一、その「龍」だって好きで「暗い波動」をまとったわけではないですからね。
だから、あくまで穏やかに行うのです。
「もっと波動の輝いた人に描かれとったら、きっとアンタも大活躍やったのにな。ホンマ運命はときに辛いのう・・・でも次に生まれるときはそんな『ドス黒い体』じゃなくって、きっと『輝ける白竜』やろうな。今回はきっとそこに向けてのステップアップで。な、ささやかやけど、オレ、アンタのために祈ってるから・・・達者でな!」
という感じですかね(笑)
この「龍の絵」に関しては、私が引き取りました。
(神社による「お焚き上げ」のご案内例・千葉神社より)
ただ、もし近くの神社やお寺で「お焚き上げ」をしておられる場所があるなら、そちらに出しても良いです。お賽銭と一緒に出しましょう。
また、神社仏閣以外でも「お焚き上げ専門業者さん」というのがおられるようですね。ネットで調べれば情報が出てきますので、ご興味があれば調べてみてはいかがでしょうか。
「それほど気にはならないけど、普通に捨てるには抵抗があるモノ」であれば、神社仏閣や専門業者さんにお任せすれば良いでしょう。
ただ、今回のように「不気味に感じるモノ」や「何だかヤバそうなモノ」であれば、一度こちらにご相談いただくのも一つです。
ここに「明確な判断基準」はなく、あくまで「気持ちの問題」です。その気持ちの程度に従って、ご判断されると良いでしょう。
このページは以上です。
ここまで波動調整は「基本編」と「応用編」と「現場編(当ページ)」の3ページにわたってご説明いたしました。
さらに「波動調整を受けること」にご興味があれば、「波動調整を受ける心構え」と「波動調整の条件と流れ」をご覧ください。
2019/01/05 更新