裏メニュー「波動調整」を公開しました

波動調整(浄霊)の現場

写真は別人です
(画像はネットから拝借)

波動調整ガイドライン

  • STEP.1
    基本編
    「そもそも波動って何なの?」という基本について述べています。
  • STEP.2
    応用編
    「霊障」や「憑依」など、霊的な事柄について述べています。ちゃんと知れば怖くありません。
  • STEP.3
    現場編(当ページ)
    私が過去に体験した波動調整の実例を取り上げています。ちょっと不思議な話も出てきます。
  • STEP.4
    心構え編
    波動調整を受けてみたいなと興味をお持ちの方に向け、根底となる考え方について述べています。
  • STEP.5
    案内編
    波動調整を受けたい!と真剣にお考えの方に向け、受けていただくための条件、スケジュール、金額などについて述べています。

珍しく「ぶっ飛んだ話」も出します

「波動調整(浄霊)シリーズ」の最後のページとして、「過去のリアルな事例」を解説付きでいくつか述べていきます。あなたの「直接的なご参考」にはならないかもしれません。前のページ「波動調整(浄霊)の応用」で説明した通り、「霊的なお困り事」というのは、人それぞれ背景の事情が異なるからです。

中には「ガチで霊的なお困り事」ではなく、「心理的な不調」が主な原因であるお困り事もあります。また、その「両方」を含んでいる場合もあるでしょう。いずれも「波動(オーラ)が不調和であること」が共通の原因ではあっても、その「現れ方」は千差万別なのです。だから、部分的なご参考として読み進めていただければと思います。

この「部分的なご参考」というのは、「化粧品やサプリの広告」ではありませんけど、「(内容はあくまで)個人の感想です」「あなたにも同じ体験が起こるとは限りません」という意味も含まれています。ちょっと言い訳じみているのですが、起こるケースは千差万別なので無理もないことです。

それでも、以下に挙げているのは「過去の実例」であって、上の写真のような「ウソ」じゃございません(笑)「※写真は別人です」って、これはアカンやろ(笑)

あと、このサイトとしては珍しく「にわかには信じられない話」も出します。私はサイト全体を通じ、あまりマニアックにならないよう意識をしています。マニアックになればなるほど、現実的には役に立たないことが多いからです。

このサイトで「見えない世界」について最も触れている「霊的世界入門」ですら、「宇宙人」や「アカシックレコード」など「興味本位に陥りやすいワード」は出していません。けれども、波動調整(浄霊)に関しては事の性質上、多少「ぶっ飛んだ話」も出てきます。

それでもなお、根底には「地に足をつける」「あくまで現実をどうするか」という視点があること、汲み取っていただけたらうれしいです。

最初から波動調整(浄霊)は行いません
改めてお断りしておきますが、波動調整は現在「単独メニュー」としては行っていません。理由はすでに前回の「波動調整(浄霊)の応用」のページでご説明しましたし、このページでも少し考えを述べています。最初は「個人セッション」を受けていただき、必要であれば行うという流れを採っています。どうぞその旨ご了承願います。

事例1:「ビール片手」に波動調整した話

懇親会の乾杯!

実は、うまくいく場合は、自分でも驚くぐらい、早く結果が出ます。こう言うと自慢っぽくなりますが、どう考えても「とても自分がやったとは思えない」ケースがあります。

過去、ある交流会の場で、たまたま私の存在を聞きつけた方がご挨拶に来られました。そして「いま調子が良くないんです・・・少し”見える”知人からは『後ろに何かいる』と言われたんですが、実際はどうでしょうか?」と聞かれました。

その「見えるらしい人」は、”見る”ことはできても、「波動調整(浄霊)まではできない」とのことでした。実際にその方がどういう表現をされたかはわかりませんが、中途半端で終わってしまうのであれば、言わない方がいいですね。かえって恐怖心を刺激するだけですから。

さて、その方の波動を拝見したところ、確かに背後に「不調和な存在」を感じました。ただ、かつてよくテレビに出ていた某女性占い師のように、それを初対面で「ズバリ言うわよ!」と斬り込んでしまうと、より恐怖心が深くなってしまうかもしれません。それを懸念しました。

だから、現在のその方の波動の状態をお伝えする前に、「そもそもいつから調子が悪いのですか?」「今までどのような症状がありましたか?」「『憑依』という言葉はご存知ですか?」など、いろいろヒアリングをしていました。

実はお話を聞きながら、同時に波動調整をしていたのです(「どうやって?」というのは、専門的なことなので割愛します)。その交流会はお酒と食事が出ていたので、私はビールを飲んでいました(だんだん飲めなくなりつつありますが)。状況が状況だけに、それほど真剣にできる状況ではありませんでした。

ただ、交流会では私はあまり自分を売り込まず、基本は受け身です。そんな自分のところに来てくださったのだから、「少しでも楽になってくださったらええなぁ」と思って静かに調整していました。

そうしたら、その方が「なんだか話をしているうちに、だんだん軽くなってきました!」と驚きを込めておっしゃったのです。私は「そうですか、いやぁそれは良かったですね~」なんて平然と答えましたが、実は私もびっくりしていました。「うそやん!ホンマに?ビール飲みながらやで!」と(笑)。先ほども述べたように、なぜうまくいったかは自分でもよくわからないのです。

その後さらにお話をお伺いしていると、その方はどうやら霊的に敏感なところがおありのようです。過去に「金縛り」に遭った経験がおありのようです。だから、スピリチュアル全般にかなり関心があるとのことでした。

それに加え、私のことは共通の知人から聞いておられたので、最初から信頼度が高かったようです。実は、波動調整(浄霊)においては、「信頼関係」がとても大事なのです。「コイツは信用できねー!ぼったくるんじゃねーか!」って疑っている人から受けても、あまり功を奏さないのは常識的に考えてもわかりますよね。

だから、「信頼関係を構築する」という意味においても、現時点では「波動調整の前に個人セッションを行うこと」にしているのです。

このように、「霊的に敏感な方」「素直に霊的な力を受け入れられる方」「波動調整(浄霊)をする人物への信頼がある方」への波動調整は、プラスに働く可能性が高まるといえるでしょう(ただし、それでも時間がかかる場合はあります。何度も言う通り、どう展開するかは人それぞれですから)。

あ、ちなみに、このご相談者さんに対し、後日「100万円の請求書」なんか送ってませんからね(笑)完全に無料であります(笑)むしろ懇親会の費用で出費したぐらいですよ!

事例2:「首が回らない。整体に行っても治らない」

首が痛い女性

40代の方からのご相談です。

「あるときから、急に首が回らなくなったんです。『仕事のストレスが原因かもしれないな』と考え、いつもより休養を多く取ったんですけど、それでも治らないんですよ。整体を受けたら一時的には良くなるんですけど、すぐに元に戻ってしまうんです。おまけに体調も良くないんですね・・・」という内容でした。

波動を観たところ、その方の背後に「年老いた女性」がいるように感じました。どうも「ご相談者さんの首を締めている」ご様子なのです。(←ついに「霊能者っぽい」言い方をしてしまいましたね~。こういう表現を多く使うのはこのページだけです)

「ご生前」に何があったかはわかりませんが、そのおばあさんはこの世に「恨みつらみ」を残しておられるようなのです。そのおばあさんが「ウラミハラサデオクベキカ~」と、ご相談者さんに絡みついているのでした。

ご相談者さんは、そのおばあさんと「ご縁」があったわけではありません。だから、これは文字通り「通り魔」のようなものです。たまたま相談者さんの波動(オーラ)が不調和になっているときに、波長が合ってしまったようです。

1回目の「波動調整」を行ったところ、「少し軽くなったのを感じた」とのこと。1週間後に2回目を行い、より軽くなったようです。

波動調整とは別に「最近気になっていること」を伺ったところ、自分の今後のキャリアについてかなり悩んでおり、仕事にあまり力が入らないとのことでした。そうしてある日、かなり気持ちが落ちているときに、憑依を受けてしまったようです。

霊的な不調和の現れ方は「千差万別」であっても、それが起こってしまう原因は、自分の波動(オーラの波長)が落ちることです。これは「原則」なので、何度もお伝えしておきましょう。もちろん気持ちが落ちたからといって、誰もが憑依や霊障を受けるわけではありません。これはその方の「体質」と「タイミング次第」でしょう。

このご相談者さんには波動調整を受けることと並行し、ご自身のこれまでのキャリア、そしてこれからのキャリアをより深く考えていただきました。より深く考えるようになったのは、実際に「憑依」という不可解なことが起こったことで、「このまま悩みを先延ばしにしていると、また憑依に遭うかもしれないな」という危機感があったから、とのことです。

現在の職場はもう10年以上になり、だいたいの仕事はできるし、お給料もそれなりにもらっている。そのラクな環境に甘んじて「キャリアを見つめることを、なんとなく先延ばししてきた」と。ただ、「憑依をきっかけに、ようやく真剣になれました」と。

その後は半年ぐらいかけて、キャリアについてじっくりお考えになりました。最後には「『すぐに会社を辞める』というわけではないんです。今の職場にはお世話になっているので、もう少し貢献できることがあると思うんです。けれど、前からやりたいと考えていることがあるので、少しずつ準備をしていきます」とおっしゃっていました。

「首が回らない」現象は、だんだん軽くなっていき、最後は普通の状態に戻りました。これは無理に「後ろのおばあさん」を引き離したのではありません。

ご相談者さんが自分に「与えられた課題」に取り組むことによって、波動(オーラ)が安定し、それによっておばあさんと波長が合わなくなり、自然と離れていったわけです。私の側で、そのおばあさんに対し波動調整は行っていましたが、根本は「ご相談者さんの姿勢」あっての結果なのです。

私はこのような「自然な解決」「発展的な解消」というのが、望ましい波動調整ではないかと考えています。

現象の意味を問うこと
ここには憑依という一見「マイナスの出来事」を、プラスへ転換していくプロセスがあります。単に波動調整(浄霊)をして「ハイ終わり!」ではなく、「なぜこういう現象が起こったのか」と意味を見出していく心の営みが、とても大切なことです。その意味をともに考えていく、ということも波動調整においては必要なことなのです。

 

こうした営みに欠ける波動調整(浄霊)は、たとえ肉体的には調和をもたらしたとしても、長期的に観ればあまり評価できるものではありません。単に「スゴい先生」に「除霊」(一時的に不調和な波動を取り除くこと)をしてもらうだけでは、また近いうちに「霊的な不調和」に舞い戻ってしまう懸念があるのです(「浄霊」と「除霊」の違いについて、もう少し詳しい説明は「霊的世界入門2」の「『浄霊』とは何ですか?」をご参考にしてください)。

 

うっかりしていると、「悪徳霊能者にご用心」で述べた通り、ズブズブの依存状態に陥り、時間とお金と精神的なエネルギーを消耗し続けることになりかねません。だから、「自ら問題の本質に気づき、真摯に解決解消に取り組んでいくこと」が最高の波動調整であることを知っておきましょう。だから、一応は私も含めた「センセー」は、ただのサポーターに過ぎませんからね。

 

この事例を検討すると、「憑依だ」「霊障だ」「目に見えない原因だ」と言ったところで、結局のところは「日々の人生をどう生きるか」という「目に見える現実的なテーマ」に帰ってくるのです。前のページでも述べた通り、「スピリチュアルな世界」とは、実は「毎日の日常の世界」なのです。「精神世界は現実世界」ともいえます。

 

「精神」によって営まれる日常以外のどこに、「精神世界」があるのですか?それは「遠いお空の向こう側」ではなく、この足元こそが、霊の世界なのです。

事例3:「身内に災いが連続して起こる」

海を見ながら物思い

40代の方からのご相談です。

個人事業の仕事で、同業者で集まるイベントが定期的にあるのですが、その集まりに出かけようとすると、「頭が割れるほどの痛み」がして、非常に困るとのことでした。無理して出かけることもあれば、痛みに耐えかねてお休みすることもあるようです。不思議なことに、その集まりが終わると痛みも収まるのです。

また、その方の身内で事業を立ち上げた方がいます。途中までは順調に成長し、規模もかなり大きくなったようです。しかし、そのタイミングである取引先に騙され、事実上会社を奪われたような状態になってしまったのです。その方は、そのことによるショックから、人間不信になり、ウツに陥り、自宅に引きこもってしまったとのことです。

いろいろお話を伺っていると、「経済活動をするとき、なぜかジャマが入る」というパターンが見つかりました。「私たちの家系は呪われているんですか?いったい何が原因なんですか?」というご相談でした。

お話を聞くうちに、その方々のご先祖の中に、「お金持ち」で「税金取り」の方がおられることがわかりました。仕事とはいえ、そのご先祖さんは多くの人々をいじめていたようです・・・。

・・・さあ!ある程度スピリチュアルに関心のある方は、ここで気づいたのではないですか?そう、「ご先祖の因縁が悪いィィィ!!だからこのままではァァァ!!あなたは不幸になるゥゥゥ!!」という、悪徳霊能者が大好物の「脅しネタ」です(以下「ご先祖のインネンガガガーッ!」と省略します)。

「ご先祖のインネンガガガーッ!」は正しいのか?
これは「悪徳霊能者にご用心3」(工事中)でも少し述べているのですが、「大切なことは繰り返す」という考えに基づき、ここでも述べておきましょう。少し長くなりますが、かなりわかりにくいことなので、できるだけ丁寧に説明しましょう。

 

「その方のご先祖が、多くの人々をいじめた」ということ。そして、「いじめられた人々は、そのご先祖に対して恨みつらみの思いを持った」ということ。アホな霊能者や占い師や宗教家が「ぼったくり浄霊」目当てに「ご先祖のインネンガガガーッ!」と脅してくるとき、それは「そのご先祖の因縁を、子孫が肩代わりしたり、引き継いだりする(それなのにあなたは何もしていない)」という意味で使っています。

 

これは半分は正しいのですが、もう半分は間違っています。まして、その脅しによって「超高額の浄霊をふっかける」とすれば、道義的には完全に間違っていることになります。こういうゲス野郎は完全に無視ですよ、ムシムシスルー!

 

昔の言葉に、「親の因果が子に報い」というのがあります。これは「ご先祖の悪行によって、子孫に災いが起こる」という意味です(この逆が「積善(せきぜん)の家には必ず余慶(よけい)あり」という言葉です)。だから、この言葉の意味だけを見れば、「ご先祖のインネンガガガーッ!」というのは「正しいこと」になりますね。

 

「昔からある言葉」には、それなりの「歴史」を持っています。私はそこに「敬意」を払おうと心がけている者です。ただし、「温故知新」という言葉があるように、昔のものを昔のままに有り難るだけでなく、その伝統は重んじつつも、現代の「時代背景」や「知の水準」に合わせてアップデートしてゆく必要があるのではないでしょうか。

 

「親の因果が子に報い」というのは、「庶民的な感覚」としては正しいと思います。よく有名芸能人の「二世」がやらかすスキャンダルを報道で見ていると、この言葉の「真実性」を感じますね。

 

そういうスキャンダルが起こるたび、決まって「あぁ、あの人はボン(おぼっちゃん)やからな、お嬢やからな」「あぁ、お金に困ったことなんてないんやろうし、きっと甘やかされて育ったんやろうな」と言われることでしょう。

 

しかし冷静に考えれば、「二世」の全員が「イケてない」わけではありません。私はあまり芸能界には詳しくないですが、立派に活躍されている「二世」もおられるでしょう。ただ「まともな人」は視聴率を上げるワイドショーネタにはならないので、表に出てこないだけです。

 

このように、「庶民的な感覚」は「日常レベル」や「目先の物事への批判」においては、真っ当であり現実味もあるのです。しかし、同時に「日常外のレベル」や「長期的な時間軸(100年以上でしょうか)」の目線はあまり持っていないといえるでしょう。

 

説明が少し長くなりましたが、先人への敬意は払いつつも、ここで「親の因果が子に報い」という言葉を吟味してみましょう。

 

まず、「因果」はスピリチュアル用語で言うところの「カルマ」です(「カルマ」の詳細は「霊的世界入門」の最後の質問項目で解説しているのでご覧ください)。カルマは簡単に言うと「行為」のことであり、もう少し言えば「自分の過去の行いは、いつか自分に返ってくる」ということです。

 

したがって、このカルマの「定義」からすれば、親のカルマ(行為)を背負うのは親自身なのです。そして、「子」が味わう「人生の喜怒哀楽」というのは、あくまで「子自身」のカルマ(行為)が引き起こすものなのです。決して親のカルマ(行為)を、子がすべて肩代わりするものではありません。

 

もちろん、親のカルマ(行為)は、子に少なからず影響を与えます。「家庭教育」が子の成長にとって最も大切であることは言うまでもありません。ただし、それをもって「親のカルマは子に100パーセント反映される」わけではありません。

 

もしそうだとすれば、これは「運命は生まれる家系で決まる」という、大昔の「封建社会」を思わせる、人間の自由を制限する思想につながります。より現代的に言えば「親の遺伝子で、子の優劣は決まる」みたいな考え方でしょうか。ただ、職業柄いろんな「家族の姿」を拝見しても、スピリチュアル的に見ても、私はそれは違うと思います。

 

いくらご先祖と子孫の、親と子の「血」がつながっているといったって、それは「肉体レベル」における話です。確かに「肉体レベル」だけがすべてであれば、「連帯責任」ということは考えられるでしょう。ただ、人間は「肉体のみの存在」ではありません。

 

「霊的なレベル」においては、「全く違う存在」なのです。今の世ではたままた親子として生まれた関係も、いわゆる「過去世」までたどれば、これまで歩んできた歴史は全く違うのです(「過去世」もまた「霊的世界入門」のカルマの項目で解説しています)。

 

だから「悪徳霊能者にご用心」でも述べた通り、「ご先祖の因縁が悪いからオマエは不幸になるんだ!オマエのご先祖への感謝が足りないからダメなんだ!」と脅かすことは、間違っているのです。「感謝が足りない」のはその人の精神的な課題かもしれませんが、それを単純に「ご先祖の因縁の悪さ」と結びつけるのは間違いです。

 

失礼な表現をしますと、ご先祖だって私たちと同じ「未熟な人間」なのですから、そりゃ中には「イケてなかった人」や「ハチャメチャな人」もおられたでしょう。もしご先祖の中にそういう人がおられたとすれば、そのイケてないハチャメチャなカルマ(行為)の責任は、そのご先祖自身が負うのが本当のところです。

 

自分のカルマ(行為)の責任を、「あとは頼んだで!じゃあお先に!あばよっ!」と子孫に押しつけてこの世から去るというのは、「ムシが良すぎる」ことです。幸か不幸か、そんな都合良くカルマは働きません。「宇宙の法則」をナメたらあきまへんで。必ず、そのカルマ(行為)の責任は、それを積んだ本人に返ってくるのです。

 

もちろん、例えば「同族企業における社長交代」という「現実的なレベル」においては、親のこれまでの活動や遺産は、子が引き継ぐことになります。しかし、霊的な、波動的なレベルにおいては、親のカルマ(行為)の責任は、その先代ご自身が、いわゆる「あの世」や「来世」において背負ってゆくのです(「あの世」についても「霊的世界入門」をご参考にしてください)。

 

話を「相談事例」に戻しましょう。

 

以上の説明を踏まえると、ご相談者が「頭が割れるように痛い」ということ、また「身内の方がビジネスで人に騙され廃業し、精神的苦痛で自宅に引きこもっていること」は、あくまでご本人たちの(過去世も含めた)カルマ(行為)によって引き起こされていることになります。

 

そして、ここが「新たな解釈」ですが、「ご先祖がたくさんの人々をいじめた」という過去の事実は、ご相談者さんが(過去世も含めた)自分のカルマ(行為)を振り返る「きっかけ」なのです。決して「ご先祖の悪行」をご相談者さんが引き継いでいるわけではありません。

 

家族というのは、いわば「魂の学びのグループ」なのです。だから、「似たようなカルマ」を持った人たちが、「私たち、ひとつ屋根の下で、また●●家の屋号の下で、一緒に魂を高める学びをしましょうね!」という「隠れた合意」のもとで集まる傾向があるのです(これがすべてではありませんが、多くはそうです)。

 

肉体的に最も近い家族や家系の中で、「同じようなカルマのパターン」をお互い「見せ合いっこ」するのです。これによって「あぁ・・・これが私(私たち)の課題なのかもしれないな」と、「気づくスピード」が早くなり、その結果、より深く学ぶことができるわけです。なぜかは私もわかりませんが、これが今の地球における「家族の仕組み」のようです。

 

だから、「ご先祖の因縁が良くないから、自分たちは不幸なんだ」ではなく、「(過去世も含めた)自分の因縁の中に良くないものがあったから、いまこうして痛みを伴いながら学んでいるんだな。ご先祖様の過去の行いは、それを私に見せてくださっているのかもしれないな」と解釈するのが、より成長につながる考え方なのです。

 

したがって、この場合の波動調整(浄霊)の対象は、ご先祖も含みますが、メインは「ご相談者本人」なのです。

誤解があってはいけないので丁寧に説明したつもりですが、これを理解するのはなかなか難しいことかもしれませんね・・・「ご先祖の因縁ガガガーッ!」というのは、一見「正しいように思える」からです。

これは「悪徳霊能者にご用心2」で述べた「縛りプレイ5:「正しいこと」を、少しだけ曲げる」というゲス野郎のプレイスタイルなのですが、上で述べたことを知っていないと、「テメーいい加減なこと言うなよ!」と切り返すことは難しいでしょうね。

そこには「ご先祖のことを悪く言ってはいけない」という感覚も働いているでしょう。これは特に私たち日本人が深く抱いているはずの「ご先祖様を大切にする」宗教的感性の裏返しでもあります。だから「ご先祖の因縁ガガガーッ!」と詰め寄られると、「あぁ・・・何とかしなくちゃ!」と、冷静な思考が飛んでしまうのかもしれません。

ただ、「ご先祖様を大切にすること」と、「自分のケツは自分で拭くこと」は違います。ご先祖様自身のケツは、ご先祖様ご自身に拭いていただきましょう。「あの世」でも「来世」でも、お好きなタイミングでどうぞ(できれば早い方がいいですよ)。

「ご先祖の因縁」を、あえて引き受ける

ご先祖のギャラリー

この相談事例はここで「終わり」ではありません。まだ続きがあります。

上の項目では、「ご先祖の因縁」と「私(私たち)の不幸」は、直接的に関係がないと述べました。ご先祖のカルマ(行為)の責任はご先祖自身が負うものであり、同時に子孫のカルマ(行為)の責任は子孫自身が負うものだと。

これが「原則」なのですが、実は「応用」もできるのです。このページのタイトルは「波動調整(浄霊)の”応用”」なので、もう一歩深めていきましょう。

「ご先祖の因縁」と「私(私たち)の不幸」は、直接的には関係ない。しかし、そこに肉体レベルであっても「血のつながり」がある以上、間接的には関係があります。

まして、このケースの場合は「ご先祖のカルマ(行為)は、今の私(私たち)のカルマ(行為)を部分的にでも見せてくださっているのではないか」という気づきがありました。

だからこそ、ご相談者さんがご自身を波動調整するということは、同時にご先祖自身の波動調整も間接的に行うことができるのです。

「血がつながっている」ため、肉体的な距離はもちろん、精神的または霊的な距離も、赤の他人に比べればずっと近いのです。

もちろん先ほど述べたように、ご先祖と子孫の(過去世も含めた)「魂の歴史」は、全く異なるものです。しかし、少なくとも今回の人生においては、同じ屋根の下で、同じ「●●家」の屋号の下で生まれたわけなので、「全くの赤の他人」ではないのです。

 

そして、先ほど述べた通り「家系」や「家族」というのは「同じ学びのグループ」であるため、その中の誰かが「精神的に成長する」というのは、他のメンバーにも良い影響を与えるのです。そのため、ご相談者さんがご自身を波動調整することによって、良い意味での「余波」をご先祖も受けることができるのです。

 

その「余波」を大きくするためには、ご相談者さんがご先祖の因縁を、「あえて引き受ける」姿勢が必要です。つまり、かつてご先祖がいじめたであろう人々に対し、「ご先祖に代わってお詫びをすること」なのです。

ただし、「私のご先祖がご迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ありません!」というお詫びの気持ちは、そこに「行き過ぎた罪悪感」を入れないことです。だって、それはご相談者自身のカルマ(行為)ではないのですから、自虐的にまでなる必要はないのです。

あくまで「すでに肉体のないご先祖の代行」としてお詫びをしているので、落ち着いてやれば良いのです。もちろん「ご先祖のことなんて知ったこっちゃねーよ!」とか「しょーがねえな、謝ってやるよ!」とか、ナメた態度では波動調整にはなりません。それでは「迷惑をかけられた人々」は納得しないでしょう。

落ち着いてお詫びをしていけば、「迷惑をかけられた人々」は、「ワシらが怒っているのはアイツであって、その子孫じゃないんだけど、でもちゃんと謝ってくれてるのは、決して悪い気はしねえなぁ。むしろアンタにゃ罪はないってえのに、なんと立派な心意気じゃねえか!」と、怒りを収めてくれる可能性が、大いにあるのです。

「あの世」というのは、想念(思い)だけの世界です。「この世での謝罪」は、裁判とか賠償金とか、和解までの手続きが実に面倒ですが、あの世は「思いさえ届けばOK」なのです(逆から言えば、ゴマカシやウソは一切通用しない)。だから、罪悪感や自虐に陥ることなく、冷静にお詫びを続けることが大切です。

この波動調整においては、ご相談者自身の波動調整を根本として、「ご先祖に代わってお詫びをする」ところまで行いました。私の役割は、その「お詫びの気持ち」を「あの世のある場所」に残っている「迷惑をかけられた人々の波動(集合意識)」に向けてお届けする、ということでした。

「お詫びをする」と言っても、どこにその気持ちを向ければいいのか、普通はわかりません。その対象が今も生きている人だったり、もう亡くなっていてもお墓があったりすれば、まだ良いのです。ただ、今回のケースはそれがわかりません。だから、私がいわば「波動配達人」になったわけです。

波動の「集荷」から「配送」まで、ワタクシまで一任あれ。ただし、出すモン出してくれなきゃ、集荷はできませんぜ。成長したい、学びたい、自分を振り返りたい、解消解決したい、お詫びすべきはお詫びしたい。そういう思いを「心を込めて荷造りする」のは、お客様のお仕事ですぞ。ウチはサービスが悪いんで、「全部おまかせバリューパック」なんてありゃしません。

私の仕事の根っこである「人間の波動を観る」というのは、時代や場所をさかのぼることもできます。だから、これは他のメニューと共通ですが、ご相談の背景を教えていただくことができれば、その波動を観ることができるのです。ねー不思議でしょ?私も原理はよくわかりませんけど(笑)

長くなりましたが、この相談事例については、これらの波動調整を繰り返しているうちに、少しずつ調和の方向へと変わっていきました。ご相談者さんは、だんだん偏頭痛がしなくなったとのことでした。

また、自宅に引きこもっていた身内の方も、ウツの無気力状態から脱し、パソコン関係の仕事を始めるようになったのです(もともとIT関係)。以前は大きな組織を動かす立場でしたが、今後は個人事業主として、無理なくマイペースで仕事をされていくとのことでした。

そのようにして、子孫が調和の方向に変わっていくのを、ご先祖は見ているのです。そこで「あぁ・・・あのときの自分は至らなかったな・・・今も反省が足りなかった」と気づくことができれば、ご先祖もまた成長することになります(それでも気づけない場合もありますが・・・)。

たとえ肉体があろうとなかろうと、私たちとご先祖とは、心や魂のレベルでは「つながっている」のです。「学び合っている」のです。何度も説明している通り、「血のつながり」だけがすべてではありません。しかし、この地球においては、こういう家系、こういう家族の下に生まれたという「深い因縁」があるのです。

その意味において、やはりご先祖は大切にするものです。ただ、一方で「自分のケツを拭くのは、自分以外にはいない」という冷静な視点を持っておくと、「家族という枠組み」と良い距離感を保つことができると思います。また、「ご先祖のインネンガガガーッ!」と、それこそ「因縁をつけてくるゲス野郎ども」にも落ち着いて切り返しができるでしょう。

事例4:「人格が変わってしまった」

本を燃やす男性

あるとき「子どもがおかしな行動を起こすようになった」と悩むお母さまからご相談がありました。何でも、いきなり「自分は死ぬんだ」と言って自殺の準備をするようになったとのことです。近くの自殺スポットに一人出かけ、「どのように死ぬか」「どうやったらちゃんと死ねるか」を考えていたようです。

・・・こういう事例もまた、にわかに信じられないかもしれません。「元からちょっと変わった子だったんじゃないの?」と、あなたは思ったかもしれません。ただ、このお子さんというのは「バリバリの体育会系出身」なのです。まして、「スピリチュアル的な事柄への興味もない」のです。不思議なものです。

お母さまはその少し前から「何か様子がおかしい」という不審感があったようです。例えば、お母さまがその子の衣服を洗濯するとき、「これはこの子の体臭じゃない・・・」と。また、その子の「目の色がいつもと違う・・・」とか、「見た目はこの子だけど、中身はなんだかこの子じゃないような・・・」とか。

お母さまは、その子が自殺するのを必死で止めました(父親は「ちょっと考えすぎじゃないの?」と、あまり関心がなかったようです)。ただ、お子さんも激しく抵抗をする。もう収拾がつかないので、やむを得ず精神病院に強制入院させたとのことです。その強制入院中に、私へ波動調整のご依頼があったのです。

私は医者じゃないので専門的なことはわかりませんが、少なくとも波動を観た限りにおいては、西洋医学に基づいた「薬」の中で、波動の良いものはあまりないのです。だからといって「飲まない方が良い」とは絶対に言いませんが、あまり頼りにするものではないとは思います。

特に「精神医薬」については、あるとき集中的に波動を観たことがあるのですが、「本当にコレ、効果あんの?」と思わざるを得ないような波動なのです。もし効果など全くなければ、そもそも処方はしていないでしょう。ただ、それでも私としては「懐疑的」です(もしご興味があれば、ネットだけでもいろいろ調べることができます)。

ご相談を受けたとき、「その子がクスリ漬けにでもなってしまったら、かなりヤバいかもな」と思ったので、早急に波動調整を行うことにしました。

なお、波動調整(浄霊)というのは、できる限り「受ける方の許可」を得ておくことです。その人が波動調整(浄霊)を嫌がっているのに、無理に受けさせるのは避けることです。第一、それではあまり調和へ動く可能性も低いでしょうし。

 

ただ、どうしても許可が取れない場合もあります。今回のように本人が「強制入院中」だったり、他には何らかの「病」や「障害」によって、十分なコミュニケーションができかったりする場合です。その際は、ご家族など周囲の方々の許可を得ることが、「次善の策」として大切なことなのです。

さて、その子の波動(オーラ)に観てみると、意外と「敏感な体質」ようです。「体育会系」とか「スピリチュアルに興味なし」とかは関係ないのですね。その子の背後に「この世ならぬ存在」がゆらめいているのを感じました。

その子は強制入院中ですし、その病院はここ(千葉県松戸市)からは遠い場所でもあるので、すぐに会うことができません。なので、遠隔で波動調整(浄霊)を行うことにしました。

波動調整(浄霊)は「遠隔」で行うこともできます。極端ですが、波動調整するお相手が「海王星の住民」だとしても可能です。その理由としては、「霊的世界入門2」の最初の問いがご参考になるでしょう。

もちろん、顔を合わせた方がより細やかにコミュニケーションができるので、私としてはできるだけ「対面」を重視しています。ただ、ご相談者が遠方だったり、手が離せない小さなお子さんがおられる場合などは、遠隔で行います。

幸いこの波動調整(浄霊)はかなりスムーズに進み、1回の波動調整で精神的に落ち着き、その日のうちに病院を退院することができました。お母さまは「どんな魔法をかけたんですか!?」とめちゃくちゃびっくりしていましたが、私もよくわかりません(笑)なんでだろ~

マジで真面目な波動調整(浄霊)を
「虚飾」にならないため付け加えておきますが、すべてのケースがこんな調子でスムーズに進むことはありません。ケースによっては、じっくり時間をかける必要もあります。前回の「波動調整の応用」でも述べたように、それは私の力量不足もありますが、同時にご相談者のタイミングもあるのです。この点も含めて「よくわからない」。うまくいっても、いかなくても、よくわからんのです。

 

「商売する立場」としてはアピールポイントがボヤけるので、ホンマ困りますな。いや、ご相談者側はもっと困るでしょう。確実性は保証できませんからね。マジで憑依や霊障に困っている方は、これを読みながら「コイツ、ホンマに信用できるんか?ここに書いてるのはウソちゃうやろな?」って疑っているかもしれません。確実性をお約束できないのは、申し訳ないと思っています。けれども、最終的には「目に見えない力が働く」ので、こればかりは「しょうがない」のです(今後、私がもっとレベルアップしたら変わるかもしれませんけど)。

 

真に確実性を保証するのは、「ご自身の決意と、継続的な努力と工夫」しかありません。私が何から何までやるのではありません。「自分に乗り越えられない課題はない。乗り越えられない課題を、天が与えるわけがない」という信念が大事です。私への「不信」は私の不徳の致す結果ですが、ご自身への「信」は、ご自身で育んでいくものです。

 

その「信」は、決して簡単に育めるものではない。このサイトで一貫してお伝えしている通り、少しずつ学んでいくしかない。「波動調整の応用」でもお伝えした通り、憑依や霊障をきっかけに、学んでいくのです。「目に見えない世界」が、「目に見える世界」を動かしているのだと、学んでいくのです。

 

先にお伝えしておきますと、この波動調整の後、このお母さまはスピリチュアルをめちゃくちゃ勉強するようになりました。「子どものことは、私が絶対に守るんだ!もう辛い思いはさせない!」という愛の一念によって・・・お子さんは「お母さん、もういいよ、そこまでしなくたって、自分はもう大丈夫だから・・・」という「親の心子知らず」のような態度でしたが、そんなもん母親にとっては関係ないのでしょう。なんだか、私の方が勉強になりましたよ。

 

確実なことは言えませんが、もしかしたらその「真剣な態度」があったからこそ、波動調整(浄霊)は一発でスムーズに進んだのかもしれません。ここには「ラッキーだったね」「タイミングが良かったね」だけではない「何か」があると思います。これこそ、「マジで真面目なスピリチュアル」ではないでしょうか。このタイトルの通り、私は決して大能力者ではないけれど、少なくとも「マジで真面目」でありたい。ですから、もしあなたと直接的なご縁があるなら、あなたもまた「マジで真面目」であっていただきたい。

 

その姿勢あってこそ、「目に見えない力」は、動き出すのかもしれません。

さて、退院後、すぐにお母さま同伴でその子に直接会いました。そのときの状況や感覚を聞いてみると、「自分でもよくわからない・・・」とのことでした。「なぜかわからないけど、あるときから『自分は死なないといけない』気がした」と。憑依されると「頭の一部を乗っ取られる」ことがあるので、こういうことが起こり得ます。まるで「マンガの世界」ですが、「事実は小説やマンガよりも奇なり」かもしれません。

その子からは、「仲の良かったある友達が、何年か前に自殺した」というエピソードを聞きました。「もしかしたら、アイツに呼ばれたのかなぁ・・・」と言っていましたが、その「友達」の波動を観る限り、自殺ではあっても「重苦しさ」はそれほど感じなかったので、その友達の「お誘い」ではないでしょう。第一、最初に観た「その子の背後にいた波動」とは違いましたしね。おそらく「その友達以外の何者か」が関わっています。

「敏感な体質」であり、かつ普段から「ネガティブな思考」だと、憑依のリスクは高くなります。お母さまからは、その子もご多分に漏れず、悲観的・消極的な考え方をしがちだと伺いました。その考え方については、少しずつ改善していくことが必要です。

その後は念のため、お母さまにその子の様子を見守っていただきながら、遠隔で数回の波動調整を行いました。それからは以前のような「パニック」はなくなったとのことです。しかし、決して油断はできません。明るく前向きな考え方を習慣にしなければ、また同じことが起こる可能性があるのです。

このケースにおいては、先ほども述べた通り、お母さまの子どもへの深い愛情があります。その後はめちゃくちゃ勉強もされている。母は強し。あまり心配はいらないでしょうが、願わくばこれをきっかけに、お子さんにも勉強していただきたいものです。

最後にお子さんに言いました。「今はまだあまり関心ないかもしれんけど、今回の体験で『目に見えない世界ってのがあるんだな』って、何となくわかったでしょ?だから・・・まぁこういうのは強制的に勉強しろって押し付けるわけにはいかないんだけども、もしできるなら、わかりやすい本を読んどくといいよ。自分のホームページに「おすすめの本」っていうのがあるから、良かったらチェックしてみて。『江原啓之さんの本』はわかりやすくていいよ」と。

まぁ実際に「おすすめの本」のページをご参考にされているのは、お母さまでしたが・・・後日お伺いしたところによると、家でお子さんに「読み聞かせ」されているらしいです(笑)すげーわ。学習意欲ハンパねーわ。そこまでご活用いただいているなら、あのページ作った甲斐がありますわ。

以上、「憑依」や「霊障」を「大いなる学び」のきっかけにされた、私も勉強になったケースでした。

事例5:「龍の絵」が不気味で気持ち悪い

龍

最後に「プラスアルファ」として、「モノの波動調整」の事例を挙げておきましょう。モノの場合は「複雑な精神」を持っている人間よりシンプルです。

「ある芸能人さん」からのご相談でした。その方いわく「知り合いの方から『邪気を祓う』と言われて買った『龍の絵』なんですが、夜にその前を通ると、なんとなく気味が悪くて・・・ただ、捨てるとバチが当たりそうで、捨てるに捨てられないんです」とのこと。

こちらでその絵の波動を観たところ、重たく鈍い「不調和な波動」を感じました。本来の龍は「高級な自然霊」なのですが、実際は「龍になりすました別の何物か」でした。

「スピリチュアルアート」とは何か

Chieさんのアート「誓詞」
(Chieさんのアート『誓詞』)

では、ここからは補足として、「スピリチュアルアートの波動」について説明しましょう。

ネットで「スピリチュアルアート」「波動アート」というキーワードで検索すると、いろんな絵が出てきます。それらは「パワーストーン」と同様、「運気が上がる」とか「飾ると周囲が浄化される」とか、何らかの効用が謳われています。

スピリチュアルアートには、「光」や「イメージ」などの抽象画もあれば、上で述べた「龍」や、他には「天使」や「観音様」のように、何かの姿を描いたものもあります。いずれにしても、何らかの「癒し」「浄化」「パワーアップ」をアピールしているわけです。

中には「アセンション(次元上昇)」とか「5次元波動」とか「チャクラ開眼」とか謳っているものもありますが、こういう「専門用語」が出てくると、一般的にはもうワケがわかりません(笑)特に興味がない限り、これらの用語を調べる必要はありません。冒頭で「このページはぶっ飛んだ話もします」と言いましたが、ここはカットします(笑)

本当に波動の良いアートであれば、周囲の空間を調和する働きがあります(常識として、ちゃんとその周囲は掃除してくださいね)。スピリチュアルアートは、ここでは「絵」のことを指していますが、「書」や「音楽」などでも結構です。「触れると心が落ち着くもの」「感動するもの」なら、それは立派なスピリチュアルアートなのです。

しかし、アーティストの個人名は出しませんが、その中には「こんなひどい波動のモノを売るなよ・・・」と言いたくなるようなアートもあります。でも、そういうものが売れている場合もあるようです。その中に「大家」として扱われている人がいると、「評価っていうのは難しいもんやな・・・」と考えさせられてしまいます。

「占いとの根本的な違い2」で詳しく説明している通り、ここでも多くの人は「見た目の良さ」「外側の評価」で良し悪しを判断するのでしょう。もちろん、中には「自分の目でしっかり確かめる」という方もおられるはずですが、その判断基準は人それぞれ。そこに「絶対的な正解」はないので、その人が良いと感じたものを買うことに反対するつもりはありません。

けれど、もしそのアートが「イケてない波動」にも関わらず、「コレが空間を浄化してくれるんだ、癒しの効果があるんだ」などと有り難り、しかも高額で購入しているとすれば、「もったいないなぁ・・・」と思うわけです。なので、宣伝になってしまいますが、「土地やモノを見極める」というメニューを作っているのです。

もちろん、「波動が良い」からといって、それが万人にとって「良い」わけではないでしょう。逆に、たとえ「暗い波動のアート」であっても、それと波長の合う人がいたら気に入る場合もあります。これもまた「好み」であり、「出会い」なのです。

その意味では、私の「波動」を基準とした物の見方が「絶対的に正しい」ことはありません。いえ、ある意味では「偏った物の見方」なのかもしれません。ただ、あなたが「何かの判断基準が欲しい」と思っていて、有り難いことに「私(林)の物の見方を信頼している」という方であれば、何かのご参考になると思います。

「いかにも素晴らしそうなアート」が波動的にショボいことは、決して少なくありません。逆に、「なんじゃこのヘンテコなアートは?」と感じるようなものが、波動的には意外と素晴らしいこともあるのです。これを明確に判別するのは、なかなか難しいですね。

だから、結局は、「見た目」で判断せざるを得ない。あるいは、「結構売れているみたいだから」と、外側の評価で判断する。もちろん、その中には本当に良いアートもあるのですけど。

例えば、「おすすめの本」でご紹介している「Chieさんのアート」は、見た目の印象もキレイですし、実際の波動も素晴らしいのです(もちろんこの画風が好きでない方はいるでしょうが)。彼女の個展はいつも盛況のようです。このように、「見た目」と「波動」が一致していれば良いのですが・・・この「カタチある世界」は、ある程度まではゴマカシがききますから、なかなか悩ましいですね。

生み出すアート(作品)の波動の高低を決めるのは、そのアーティスト(作者)の波動であることは、もうお分かりですね。アーティストがどのような「魂」の持ち主であるか、また作品にどういう「願い」を込めているかによって、生み出すアートの波動は決まります。Chieさんの絵が素晴らしいのは、Chieさんご自身の波動(オーラ)が素晴らしく、その上でアートに込めている波動(願い)も純度の高いものだからです。

逆に、「見た目」は良くても「波動」がイケてない作品は、「アーティストの波動」もイケてないのです。例えば「このアートで癒したるで~」と余計な雑念が混じっていたり、「ウケ狙いして、もっと売ったるで~」とエゴが混じっていたりするほど、そのアートの波動は濁っていきます。特に「この絵で金運アップ!」というように、露骨な売り方をしているものは要注意です。

私が20代の頃は、「このアートは誰もが感動する。『奇跡の絵』に涙が止まらなくなる人が続出!」みたいな大きな宣伝をしておきながら、実際の波動がめっちゃショボいと、ホンマにイラッとしてました(笑)今はもうそのギャップに慣れているので、「まぁしゃーないな、そういうのはよくあることやしな~」と、20代の頃に比べれば寛容になったものです(笑)

「身近なアートやモノ」が与える影響

相談事例に戻りましょう。

「芸能人」や「経営者」など、一般人より目立つ人、人間関係の広い人、また収入のある人には、「絵画」や「骨董品」をお付き合いで購入したり、プレゼントで受け取ったりすることがあります。また、「社長室や会議室に飾る」ために購入することもあるでしょう。

そういう方々はいろんなネットワークを持っていることが多いので、ときおり知り合い筋から「すごくいい絵があるんだよ」「これを飾ると運気が良くなるらしいよ」という情報が入るようです。実際、セレブやエグゼクティブ向けにアートを売っている業者も存在しています。私のサラリーマン時代のある先輩も、後にそういうご商売をされていました。

そこで売られているアートが良い波動であればいいのですが、残念ながらそうではないこともあります。砕けた言い方をすれば、「高額でカスを掴まされる」こともあるのです。「なんとなく見た目が良さそうだから」「信頼している人から勧められたから断り切れなくて」などの理由で、イケてない波動のアートを買ってしまうわけです。

その結果、もちろんそのアートだけが原因でありませんが、「ちょっと家の空気が重たい気がする」ことから始まり、「学校や会社を休むほどではないが、何となくしんどい」とか、「ちょいちょい軽いケガをしてしまう」とか、「小さなマイナス現象」が出ることがあります。

いつも目に入るモノ、身近に接するモノは、自分の波動(オーラ)に少なからず影響を与えています。決して高級品である必要はありませんが、できる限り自分が「心地良いなぁ」と感じるアートやモノに囲まれて、日々を過ごしたいものですね。

ここまで説明すればもう予想がつくと思いますが、ご相談事例の「龍の絵」を描いた「先生」は、正直言って「不調和な波動」を感じる部分の多い方でした。「悪徳霊能者にご用心」の最後の項目「『悪徳霊能者』の根本的な間違い」でも述べた通り、「波動の良くない人」がどんなことをしようが、決して良い結果を生み出すことはできないのです。厳しいことですが・・・。

そういう人でも、全身全霊で「魂」を込めれば、本人の波動以上のアートを生み出すことはできるでしょう。ただ、そういうケースはあまりないのです。たいていは「普段の心がけ」がアートに出てしまうし、そもそも不調和な波動の人が全身全霊を込めることは、そうあるものではありません。というのは、全身全霊をブロックするものこそ、その不調和な波動に他ならないからです。

「龍モドキさん」も、大変なのよ

ご相談者さんには、「おっしゃる通り、すぐに手放した方が良いですよ。でもバチが当たりそうで怖いなら、私がその絵を預かりますよ。バチを当てるのはドラマーだけなんで安心してくださいね(笑)」と言って、後日その龍の絵の現物を引き取りました。そこに描かれているのは「真っ黒い龍」でした。こりゃ不気味だわ。「龍モドキ」だな。

その絵を自宅で波動調整しようとすると、「この龍モドキさん、すんごい嫌がってるな」というのを感じました。「テメー何しやがんだよこの野郎!」みたいな意識を感じたのです。本能的であるほど、「自分の存在が消える」ということは恐怖なので、抵抗してくるのです。

そこで「じゃかましいわボケッ!黙っとけッ!シバくぞゴルァッ!」って、圧倒的暴力で解決する道もあります(笑)ただ、そうすると私自身にあまり良くないのですよ。波動調整はあくまで平和的に行うことが大切なのです。第一、龍モドキさんだって、別に望んで「暗い波動」をまとったわけではないのです。龍モドキさんも、つらいのよ。

だから、あくまで穏やかに行うのです。「もっと波動の輝いた人に描かれとったら、きっとアンタも大活躍やったのにな。ホンマに世知辛い世の中やで・・・まぁでも次に生まれるときは、そんな『ドス黒い体』じゃなくって、きっと『輝ける白竜』やで。今回はそこに向けてのステップアップやろうな。な、ささやかやけど、オレ、アンタのために祈ってるから・・・達者でな!」という感じかなぁ(笑)

この件に関しては、私が引き取りました。ただ、もし近くの神社やお寺で「お焚き上げ」をしておられるなら、そちらにご相談されても良いと思います。また、神社仏閣以外でも「お焚き上げ専門業者さん」というのがおられるようですね。ネットで調べれば情報が出てきますので、ご興味があれば調べてみてはいかがでしょうか。

「それほど気にはならないけど、普通に捨てるには抵抗があるモノ」であれば、神社仏閣や専門業者さんにお任せすれば良いでしょう。ただ、今回のように「不気味に感じるモノ」や「何だかヤバそうなモノ」であれば、一度こちらにご相談いただいた方が良いかもしれません。ここに「明確な判断基準」はなく、あくまで「気持ちの問題」です。その気持ちの程度に従って、ご判断されると良いでしょう。


このページは以上です。

ここまで波動調整は「基本」「応用」「現場(当ページ)」の3ページにわたってご説明いたしました。

さらに「波動調整を受けること」にご興味があれば、「波動調整を受ける心構え」「波動調整を受けたい方へ」をご覧ください。

2018/08/13 更新