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占いとの根本的な違い2

横浜中華街の占い屋
(横浜中華街に並ぶ占い屋)

このページは「パート2」です。「パート1」に戻りたい場合、また「パート3」へ進みたい場合は以下からどうぞ。

「占い運営会社」のホンネ

占い師は「あなたは将来こうなります!」「3ヶ月ほど先に出会いがあります!」と、断定的に鑑定結果を伝えることが多いように思います。その占い師が信用できそうな人であるほど、それを信じる人が出てくるでしょう。ただ、それはやはり「そうなるかもね!まぁホンマのことはワシも知らんけどな!」という予測の域を出ないのです。

その「占い師のスタンス」を述べる上でのご参考として、過去に「某占いサイト運営会社」のマネージャークラスの方から、直接聞いた話をご紹介しましょう。あくまで「個人のご意見」ではありますが、私はかなり考えさせられるものがありました。

その方いわく、

「別に占いの結果が外れたって、あまりクレームにはならないんですよ。だって、そういうのは『当たるも八卦、当たらぬも八卦』ですからね。よほどヘンな人でないなら、それはわかってますよ。だから、もちろん会社によって方針は違うんですけど、少なくともウチの占い師さんには『正しいとか間違いとかじゃなくて、鑑定結果は思い切って伝えてください』ってお願いしてるんです。結局、占いに来るお客さんってのは、『自分に自信がないから、背中を押してもらいたいだけ』なんですよ」

とのことでした。

「えっ?間違いでも言うの?」とあなたは驚いたかもしれませんが、別に「間違いを言っている」わけではありません。そもそも「誰も未来のすべてはわからない」ので、「予測した未来が正しいか間違っているか」なんて、その場では検証できません。もし外れたって、まともな人なら「そりゃあ『当たるも八卦、当たらぬも八卦』だわな」って理解するものです。

「3ヶ月ほど先の出会い」がなかったとしても、普通は「まぁ占いなんてそんなもんだし」で済ませられるものです。また、何をもって「出会い」なのかは人それぞれです。普通に生活していれば、いろんな出会いがあるはずです(「そんなもんないよ」って言う人は何も行動していない可能性が高いので、そもそも「占い以前の話」ですぞ!)。

たくさんの出会いがあっても「本命」がいなければ、「出会いはない」と考える人がいる。一方、「本命はいなかったけど、出会いはあるにはあった」と考える人もいます。もしかしたら「運命の出会い」はあったのかもしれないが、ニアミスで素通りしてしまった可能性まで考えられる。いずれにしても、「本当のこと」はわからない。

もし「かなりいい感じの人との出会い」があれば、「まさか、あの占いが当たったかな?」と思うかもしれません。ただ、それでも付き合ったり結婚したりすることは、約束されていない。

仮に、お付き合いが決まったとします。最初は楽しい。ただ、少し時が流れると、実は全然価値観が違ったとわかることがある。あるいは、なんと「実は既婚者だった」ことがわかってしまうこともある(実際に過去にいただいたご相談にあります)。さて、「当たる」とは、どういうことか。「当たる」とは、手放しで喜べるものなのか。

このように考えていると、「曖昧な占いの結果」に深く意味を求めることは、あまり生産的ではないと思いませんか?「当たるも腹八分、当たらぬも腹八分」にとどめておいた方が、精神衛生的に良いと思いませんか?

このマネージャーさんの言う通り、占いは「鑑定の正しさ」よりも、「背中を押すこと」「不安を解消すること」の方が大事なのです。占いに行くのは、未来に対し漠然とした不安を持っているからです。そして未来が不安なのは、根本は「自分が信じられないから」でしょう。

たとえ鑑定で「あなたの今後の運勢は絶好調です!」と言われたとしても、自分のことを信じていなければ、その結果も信じられません。あるいは「本当かな」と疑ってしまう。それでも、「スゴい先生」から良い鑑定結果を言ってもらったら、「私は意外とイケてるかも」と背中を押してもらえるわけです。

だから、多くの占い師は、たとえ鑑定結果が思わしくなくとも、あまり否定的なことは言いません(すぐ説教したがるドS占い師は除く)。「鑑定の正しさ」より、「背中を押すこと」の方が大事だからです。なお、私はアホなので、「前回のページ」で述べた通り、否定的なこともちゃんとお伝えしますよ。説教はしませんけどね。

「権威」はそれっぽく演出される

タキシード仮面
(「ボケて」から拝借)

占いを利用する大半の方は女性なので、「ただ話を聞いてもらいたい」というニーズを満たせれば良い、という側面もあるでしょう。

すごい力を持っている(っぽい)占い師、あるいは霊能者にじっくり話を聞いてもらって、不安を解放する。その上で、「あなたはこうすれば絶対良くなる」とか「大丈夫だよ、あなたならきっとうまくいくからね」とか言われると、安心するわけです。「権威によるお墨付き」を得られたことで、安心するわけです。

特に相談件数が多いと思われる「恋愛」「不倫」の中には、知人友人には相談しにくい内容もあります。それを一人で抱えるのは、結構しんどい場合がある。だから、何でも話せる占い師にじっくり聞いてもらい、その上で「あなたなら大丈夫、この一年は良い運勢だからね」と背中を押してもらえたら、とてもスッキリするかもしれません。

だから、占い師も霊能者も、「権威の演出」に余念がないわけです。占い師は、それっぽい占術名、それっぽい能力、それっぽいビジネスネーム、それっぽいコスプレ、加工しまくりのプロフィール写真を演出する。本当は占いを学んで1年なのに「鑑定歴10年」になる。それらの演出によって、さも「スゴい先生」であるように見せる。

私が独立する前、某「経営コンサルタント」の個人セッションを受けたことがあります。その方は、スピリチュアル業界やセラピー業界に特化し、「ある有名な人」をプロデュースした経歴で知られています。たまたま近くで個人セッションをするという情報を得たので、試しに受けてみたのです。

その方から「売れるため一番大切なこと」として言われたことは、「それっぽい格好をしなさい」というものでした。「徹底的に『売れている人間』のように演技をしなさい」というものでした。結局、人は「見た目」で判断するから、とのことでした。

しかし、私は断固として拒否しました(笑)「見た目ばっかり気にかけてどないすんねん!アホか!」って率直に感じたのです。まぁ私の方がアホなんですけどね(笑)もし本気で注目されたいなら、見た目はすんげー大事です。今はそれが理解できます(かといって、せいぜい「だらしない服装はやめとこう」って程度の心がけですが)。

だから、さっきも述べた通り、占い師や霊能者が「権威を演出する」「見た目にエネルギーを注ぐ」のは、「売れるための戦術」としてはとおっっっっっても正しいことです。

ただし、「ホトケ作って魂を入れず」では、やがて通用しなくなります。むしろ「ホトケ様」が立派であるほど、そのギャップで波動(オーラ)は重苦しくなります。本当は先に作った「カタチ」に「ココロ」を合わせてゆく努力が必要なのですが、多くの人は「カタチ」だけでもって満足してしまうようです。

例えば、普段は「派遣社員」か「専業主婦」で、「占い師は副業程度」であったとしても、「権威の演出」によってブランディングされたら、「スゴい先生」に化けてしまう。その上で、鑑定結果を思い切って伝えれば、「ある程度の説得力」が生まれるというわけです(まだ経験の浅い占い師にとって、「思い切って伝えること」は最初のハードルかもしれません)。

もしその「思い切り」がなければ、相談者の多くは迷ってしまうでしょう。「考える力」をしっかり持っている人なら、占いに行くとしても、「あくまで参考情報」として受け止めるはずです。しかし、占いに相談する人の多くは迷っている人、自分一人では結論を出せない人、行動ができない人です。

迷いや不安のある相談者に対し、「鑑定の正しさ」以上に「背中を押すこと」「不安を解消すること」というのは、「ちゃんと顧客のニーズに寄り添っている」という点においては「正しい」のです。しかも、その多くは「1分あたり数百円」や「30分で数千円」という、安心できる会計システムです。

「悪徳霊能者にご用心」のページで述べた「数十万、数百万かかる割に何の効果も見込めない波動調整(浄霊)」なんぞより、はるかに良心的でしょう。

しかし、いくら「ちゃんと顧客のニーズに寄り添っている」からといって、それが本当に顧客のためになっているかどうかというのは、冷静な吟味が必要です。この一連のページで述べている内容は、それに対するささやかな「問題提起」なのです。

「占いサイト」は、ファンタジーの世界

見つけた、あの女

過去のご相談者さんの中には、かなり占いに通っていた人がいます。中には「一般的な普通車が1台買えるぐらい」お金を使った人がいました。さらに上には「中古マンションが買えるぐらい」の人もいました。その極みは「自己破産するまでお金を使った」という人です。

それで悩みや不安が解消されれば良いのですが、実際はそうはいきません。占い師に話を聞いてもらった直後は落ち着くのですが、少しするとまた不安が湧いてきてしまうので、また行ってしまう。本当は「そんなこと繰り返しても意味がない・・・」とアタマではわかっていながらも、やめることができない。

どうも占いには「中毒性」があるようなのです。もちろん、予算の範囲内で健全に利用している人の方が多いでしょう。また、多少は依存的であっても、予算がなくなってしまえば、たいていの人は給料日まで我慢するものです。ただ、中には「アルコール依存」や「パチンコ依存」と同様、「激しい依存症」に陥ってしまう人がいるのです。

ここで少し考えてみたいことは、「占い依存症」は事例として存在しても、「心理カウンセリング依存症」や「セラピー依存症」という言葉は、少なくとも私は聞いたことがない、ということです。それで散財した、破産までした、ということは聞いたことがないのです。ここに「占い」というものが持つ「特殊な性質」があるように感じます。

「激しい占い依存症」のご相談者さんからは、以下のような話を聞いたことがあります。

「占いに行っても意味がないって思いつつも、ついつい行ってしまうんです。いつの間にか『占い評論家』みたいになって、『●●先生、その鑑定は間違ってますよ』ってダメ出しをしてしまうんです。そんな言い方して『出入り禁止』に何度もなりました・・・『こんなくだらないことはもうやめよう』って思っているのに、また新入りの先生がいたら行ってしまう。どうしてもやめられないんです。自分だけだと不安になってしまって・・・」

その方もそうですが、「中毒性」の根本は「相談者の中の依存心」です。それは言うまでもありません。その「依存心の根底にあるもの」を見つめることが最も大事なことです。その次には、占いサービス提供側の「セールストーク」に相当する「依存心を刺激する演出」を問い直す必要があるのではないでしょうか。

試しに何か「電話占いのサイト」を見るとお分かりのように、そこには「魔法」「奇跡」「秘術」のオンパレードです。私にはそれがまるで「偽りのファンタジーの世界」のように見えます。同じ「ファンタジー」でも、ディズニーランドみたいに「軽やかな波動」を感じるものなら心地良いのですが、残念ながら「占いの世界」はそうではありません。

率直に述べると、いくつか観た「占いサイト」の中で、波動が良いものは、一つもありません。もしかしたら良いものも存在しているのかもしれませんが、少なくとも私は知りません。そして、そこに所属する占い師の中で「波動の良い人物」は、ごく一部です。

「『人間の波動』を観る」のページの最後の方で述べた通り、個人だけでなく、「組織や集団の波動」、つまり「全体のオーラ」を観ることもできます。それを応用すれば、「ウェブサイト全体」の波動もわかるのです。「占いサイトの波動」というのは、「バックの運営会社全体の波動」と「占い師たち全体の波動」のトータルを指します(間接的には「相談者全体の波動」も関わっています)。

「批判」はすべてブーメランだから

名誉のために述べますと、その一部の方々は、波動の良くない環境の中でも、誠実に淡々とお仕事されているように感じます。もしかしたら、この一連の文章は批判の調子が強く感じられるかもしれませんが、すべてを否定するつもりはないこと、ご理解いただけたら幸いです。

ケンカを売りたいわけではないのです。たとえケンカを売ったところで、相手は「強大な存在」なのでビクともしませんわ。占い師と同等か、ヘタするとさらに怪しく見える私が何を言おうとも、今日も人は占いに行く。電話占いに電話する。今月号の女性誌は、いつものように占いの広告が出ている。よほどのことがない限り、それは変わらない。

このページの主旨は、「批判そのもの」ではありません。一般的な占いと比較することによって、私の姿勢をより明確に説明することです。だからといって、その説明は「どや!ワシの方がすごいやろ!」とアピールすることではありません。むしろ私は、他への批判はとても慎重に行います。

なぜなら、「批判したエネルギーの最低でも3倍のものが、自己批判として返ってくる」ことを個人的な実感として感じているからです。ときにそれは、他人からの批判にもなるでしょう。あまり好戦的ではない私は、「それでも批判するのか?」ということを常に自問しています。それに、そもそもズバズバ斬りまくれるほど、私は立派ではないし、大能力者でもない。

それにもかかわらず、自分のことを棚に上げ、他人を批判して悦に入っているだけだと、逆に自分の波動は重たく暗くなってしまうのです。それをわかっていながらやってしまうほど、私はバカではないつもりです。

それでもなお、「波動の良いものは一つもない」と述べるのは、それだけ「確信がある」からです。そして、これから詳しく述べるように、私は「人の依存心を刺激することは絶対するまい」と、強く強く強く強く思っているからです。だから、その裏返しとして、批判の調子も強くなってしまうのかもしれません。

ここで占いの類を批判をする限り、私はその対象と同じことはできません。もしやってたら、救いようのない愚か者ですね。何度でも言いますが、このページもまた、根本は「自己批判」であり「自戒自重」なのです。

「真の救い」は、占いの中にはない

明日、なに食べて生きていこう

少し話がズレましたので、元に戻しましょう。

「占い」は心理カウンセリングやセラピーと違って、ある種の「中毒性」があると述べました。その根本原因は相談者の中にある「依存心」であり、それを占い側の「ファンタジックな演出」が刺激するのだ、と。

そうすると、ここで相談者が依存する対象は、「超常的なパワー」であり、「そのパワーを授かっている(はずの)占い師」ということになります。「超常的なパワー」というのは、「相談者自身を超えた圧倒的なパワー」「すべてを見通す霊的なパワー」「奇跡を起こす神なるパワー」などです。

ちなみに、占い師の「超常的な占術」の例として、いくつかの電話占いのサイトを見てみると、そこには「開運成就」「縁結び祈願」「縁切り成就」「思念伝達」「想念書き換え」「引き寄せ祈願」「子授け成就」などの文言がありました。

 

専門家のはしくれである私でも、思わず「えっ?ホンマにできるんですか?まさか『祈願するだけ』『ポーズだけ』とちゃいますよね?もしウソやったら、ご自身の魂を自ら傷つける行為となってしまいますが、ホンマに大丈夫ですか?」と聞きたくなるものばかりです。

 

冷静に考えれば、「こんなのはありえへん」とわかるはずです。「想念書き換え」とか「思念伝達」とか、「ファイルの上書き保存」や「メール送信」とちゃいまっせ。百万歩譲って、もし本当にできたとしたら、そんなに高報酬ではない占い会社に所属しているわけがない。

 

会社によって差はあるでしょうが、おおよそ「鑑定料の7~8割は運営会社に持っていかれる」のですよ(看板占い師はもう少し低いかもしれませんが)。「自分の代わりに宣伝してくれる」のは有り難いけど、それだけ「超常的な占術」ができるなら、すでに独立しているはずでは?そっちの方が経費を引いても、ずっと儲かりますよ。もちろん、「営業やマネジメントは絶対したくない。丸投げしている方が気楽」って人もいるでしょうが。

 

本当に「スゴすぎる占い師」なら、ひっそり活動していますよ。たとえ黙っていても、「リアル口コミ」で「1年先まで予約待ち」になるぐらい人が集まるに決まっているからです。そこまで行ってしまうと、よほど仕事が好きな人でなければ、「これ以上宣伝なんかしたくない。たまには南の島で休みたい」と思うはずです。

 

ちょっと聞いてみたい。もしホンマに「開運祈願」ができるんやったら、もっとご自身に祈願しはったらどないですか?なんでわざわざ他人の人生を左右するリスクを背負うてまで、占いなんかやるんですか?「ありえへんパワー」を謳って相談者を依存させるほど、あなたの波動は重たくなってしまうんですよ。そんなめっちゃシンドイことより、もっとラクに儲かって、しかも人に喜ばれる商売は、他にあるはずです。ご自身で運気を高めまくって、そちらに進まれたらどないですか?

 

それでも、「占いが好き」「人と話すのが好き」「人の運命を好転させるのがお役目」と強く思うなら、できもしないことを掲げ、お客さんの誤解を生みかねないことは、おやめになった方が良い。何よりも、自分の魂を傷つけないためです。占い会社に所属している限りは、なかなか難しいことでしょうが。

 

・・・と、何も波動が観えなくたって、少し考えれば「見抜ける」ことがあるのです。

しかし、相談者は、その(ほぼすべてウソである)「超常的なパワー」に救いを求めている限り、「自分は無力である」ということを認めてしまっていることになります。そして、その「超常的なパワー」は、超常的であるため「限度のないもの」です。

だから、ハマる人は「単なる依存心」よりも「さらに深い依存心」に陥ってしまうことになる。それが「自分の無力感をさらに深める」ことにもなってしまう。

このように「深く依存する/深く依存させる」という構造である限り、占いに「真の救い」は見出せない。これが私の考えです。一般的な「心理カウンセリング」や「セラピー」の類への依存が起こりにくいのは、「超常性」や「神秘性」はあまりないからでしょう。

しかし、同じカウンセリングでも「スピリチュアルカウンセリング」になった瞬間、同様の理由で中毒性が高まる危険があるでしょう。だから、占いの類はあくまで「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という気持ちで、「参考情報」として確認する程度にとどめておいた方が健全なのです。しかし、それが難しい人、できない人もいるわけです。

お金に「依存のエネルギー」が乗っかる
なお、私は「前のページ」で自分のことを「そんなスゲー能力はないですよ」「あっしはただの人間ですぞ」「期待しすぎちゃ困りますぜ」「あくまで悩みや問題を解決・解消するのはご自身ですよ」「せめて依存心を手放したいという願いだけでも持ってくださいね」と何度も繰り返すのは、上で述べた「深く依存する/深く依存させる」という「占いの構造」に対する強い自戒の念があるからです。

 

まぁ、依存させた方がぶっちゃけ「お金になる」のですが、依存という「寄りかかってくる波動」というのは、「重たく息苦しいもの」だということは、何も波動が観えなくたって想像がつきますよね。その波動はお金に乗っかってくるのです。その結果、受け取った側の波動はどんどん重たくなってしまうのです。

 

あっしはそんなのイヤなんですわ。そりゃーお金があった方がいいに決まってるが、自分もお客さんも「天の神さん」も納得できねえ方法で稼ぐってえのは、性分に合ってねえんですわ。せいぜい百年の人生だ。桜も花も必ず散るんだ。目先のことだけ追いかけるってえのは、むなしくねえかい?そんなの、きっと「天の神さん」は喜ばねえ。

 

でも、あっしだって欲は限りないし弱い人間だからさ、こういう記事でも書いて、自分を戒めてるわけですよ。ここに書く限りは、みっともねえことはできゃしませんから。

「自分の外側」に神を求める段階

I'm a PERFECT HUMAN
(RADIO FISH 『PERFECT HUMAN』の動画から)

人間には超常的なものを求める「精神的な本能」があります。それは「苦悩からの救い」を求めるとき、とても激しいものとなるでしょう。普段は「スピリチュアルなんか信じねーよ」と豪語する人も、「予想外のトラブル」や「あり得ない災難」が立て続けに起こってしまったら、きっと「神様」「仏様」に頼りたくなることでしょう。

それはなぜかというと、「予想外!」という驚きや「あり得ない!」という動揺の外側に、「自分を超えた力の存在」を本能的に感じているからです。とはいえ「なんじゃこりゃ!!全然意味わからへん!!」とテンパっている状態で、「これは神仏の働きではないか?」と冷静に考えることは難しいでしょう。

ただ、その人が「気づきのタイミング」にあるとすれば、感情が落ち着いてきたときに、こう考えるかもしれません。「あの出来事は普通ではなかった・・・いったい何がどうなって、ああいうふうになってしまったんだろう?」と。ここで「目に見えない存在」について何となくでも関心を持つようになったら、少なくとも私は「一歩前進」だと思います。

もちろん「単なる偶然だ。あんなのは、たまたま『運』の悪かった事故に過ぎない」と素朴に解釈する人もいるでしょう。それでも、少なくとも「運」という「私たちを背後から動かす、得体の知れない大きな何か」についてだけは、認識が一歩深まったといえるでしょう。これはこれで「自分を超えた力の存在」を感じているのです。きっといつか、さらに認識を深める体験が与えられるといいですね。

「霊的な物事」への関心や認識の段階は、人それぞれです。ただ、どの人も「霊的存在(※)であるところの自分」を思い出すプロセスを歩んでいるのです。

※「霊的存在」という言葉は、神道的には「神の分け御霊(わけみたま)」、キリスト教的には「神の子」、仏教的には「内なる仏」というニュアンスでご理解ください。私たちは「やがて消え去る肉体だけの存在」ではなく、「無限に永遠に在り続けるいのちの一つ」ということです。前のページでも同じことを囲みで述べましたが、大切なことなので、何度でもご説明しますよ。私もまた、ご説明しながら少しずつ学んでいるのです。

そして、その途中においては、「自分の外側に神(権威)を求めてしまう」段階があるのです。逆から言うと、「自分はちっぽけで無力な存在である」と思ってしまう段階です。

占いサービス提供側の「依存心を刺激する演出」というのは、いわば「外側に神(権威)を求める
段階」における「トラップ」のようなものでしょう。

その演出の裏に隠された意図を言葉にすると、「『キミの外側』に答えがあるんだよ。ほら見て見て~、こんなに『スゴい先生』がいるんだから、キミはこの先生のお力があれば、きっと救われるよ。だって、キミには『問題解決できる力なんてない』んだからね」というものでしょうか。そこに「救いという名のトラップ」が仕掛けられているように思うのです。

こんなことを言うと、占いに携わる方々から怒られるかもしれませんね。「トラップだって?ふざけんじゃないよ!自分は相談者さんを幸せにしたくてやってるんだよ!」と。そうやって怒れる人は、まともに仕事をしている方でしょう。きっと、後に述べる「『開運』と『収益』のジレンマ」を乗り越えている方でしょう。

ただ、占い師の多くは(運営会社の方針もあるでしょうが)「権威の演出」に余念がありません。先に「偽りのファンタジー」と述べたように、ほとんどの占い師が「あり得ない能力」を謳います。

そうやって相談者の依存心を刺激することで、逆に「相談者を無力にしている」危険性はないでしょうか。また、そもそも「相談者は迷える無力な存在なのだ」と見下げてしまっている思いが、無意識にでも横たわっていないでしょうか。私はその思いの有無を、ときおり自分自身に問うことがあります。

これを言うとまた怒られるかもしれませんが、言いましょう。相談者を無力にしていた方が、儲かるのです。依存させ、何かちょっとした迷いがあるたびに相談させた方が、儲かるのです。単発でなく何度もリピートさせた方が、儲かるのです。

逆に言うと、相談者が「自分のことは本来、自分で解決できるのだ」と強く思ってしまうと、占い会社も占い師も困ります。もっと言うと、「自分の内側に、真の神(権威)は在るのだ」と、霊的に覚醒されてしまっては、大変困るのです。

上の写真でも引用したように、もし人類一人ひとりが、(現象的に未熟であっても)本質は「パーフェクト・ヒューマン」(完全なる人間)なのだと気づいてしまったら、もはや誰かに救いを求める必要がなくなります。せいぜい、ときおり参考として専門家にアドバイスを求める程度になってしまう。そのとき、占い会社の経営は傾き、占い師は一部の優秀で良心的な人物を除き、失職の危機に直面します。

ときおり「方向性の確認」「運勢の定期検診」で鑑定依頼する程度の「低いリピート率」では、儲からないのです。経営が成り立たないのです。ただ、そのリピート率の低さは、「すべての人間が『内なる神』を直観する時代」においては「まともな数値」でしょう。普通の病院なら「学校や会社の定期検診」はそれなりに売上になるようですが、占い会社や占い師はそうはいかない。

いやー結構なことじゃないですか!だって、多くの人たちが「開運できてる」ってことなんですからね!むしろ喜ばしいことじゃないんですか・・・えっ!そうじゃない?それだと困るって?ありゃりゃ~?「あなたを幸せの道へご案内します」ってドヤ顔で言ってたのは、なんスかね?

「開運」と「収益」のジレンマ

ときおり現役の占い師さんから、個人セッションのご依頼をいただくことがあります。そこで共通してお聞きする不安は、「お客さんが来なかったらどうしよう・・・」というものです。そこで、「私の今後の流れってどうでしょうか?」とお聞きになるのです。現役の占い師さんが・・・ですよ。

ときどきは「相談者の立場」で鑑定を受けてみるのは、私は良いことだと思っています。そのことによって「お客さんの立場」を再確認できたり、自分以外の鑑定スタイルを学べたりするからです。だから、私もたまーに占いを受けることがあります。

ただ、その学びと、「お客さんが来なかったらどうしよう・・・」という不安は別です。それは仕事とは直接関係のない「お金の不安」であり、もっと言えば「自分の能力や可能性に対する、根源的な不安」なのです。特に副業でなく「占い一本」で生活しているにとっては、一度は直面する問いでしょう。

そういった内面的な不安は「占いの技術」を一通り学んだだけでは、なかなか解消できるものではありません。後にもう少し詳しく述べますが、「波動の良い占い師」が少ない理由の一つが、ここにあるのです。

実際、フリーの占い師はもちろん、占い会社所属の占い師も、基本的には「完全実力制」「出来高払い」です。「最低限の固定給」を保証している会社もありますが、かなり少数です。だから、あまり集客ができなければ、「普通のサラリーマン以下の報酬」に甘んじることになるのです。また、今日はそれなりに集客はあっても、明日はどうなるかはわかりません。

一番ボリュームの多い「占い会社に所属している占い師(大半は個人事業主)」が「人並みの生活」をしようと思うなら、報酬システムにもよりますが、「月に150時間前後」は働かないと難しいでしょう。「時給3千円(分給50円)」とすると、「月150時間」の報酬は「45万円」です。個人事業主は「源泉徴収」で約10%差し引かれるので、手取りは「約40万円」です。

さらにそこから年金、健康保険、住民税などを支払うと、残るのは「35万円前後」です(個人事業主は家族が増えると、それだけ社会保険は増額になるのがキツい)。リスクを背負ってやっているわけですから、せめてそれぐらいは稼ぎたいものです。そして、「月に25日稼働」なら1日6時間労働、「月に20日稼働」なら1日7.5時間労働です。

ただし、これは「実働時間」のみです。「待機時間」はカウントしていません。「待機時間」も含めると、1日8~12時間は労働時間として費さなければならないことになります。だから電話占いのサイトで「占い師の待機スケジュール」を確認すると、「めちゃくちゃ入っている」人が何人もいるのです。「なんやねん、全然ラクとちゃうやんけ!時間だけなら、サラリーマンとそんな変わらんやんけ!」と思いますでしょ?

その上、売れない占い師は、1日通しで頑張っても1~3時間ぐらいの実働時間しかないでしょう。そうすると、「人並みの生活」なんてできやしないのです。だから、想像できますよね。そういう占い師であるほど「ぬぉぉ!稼ぎてぇ!稼ぎてぇよ!ワイの金運上げてぇよ!」って気持ちが人一倍強いってことが。そうじゃなければ、何のために会社人生を手放したのか、わからんことになってしまうからです。

一度「人気占い師」のポジションを確立してしまえば、よほど怠慢にでもならなければ、集客は安定するでしょう。報酬も上がりますので、普通に働いていれば生活は安泰です。しかし、人気になれるのは、いつも時代もごく一部。そこまでたどり着くのは、かなり困難。そこには占い師の一番の稼ぎネタである「運」も関係しているのです。

正直言って、「波動の良くない占い師」というのは、運勢も良くないのです。そんな占い師に「どうやったら良いご縁に恵まれますか?金運に恵まれますか?」なんて聞くのは、外見も内面もイケてない人間に、「どうやったらモテるようになりますか?」って聞いているようなものです・・・。あのね、他人の金運についてとやかく言う前に、テメーの金運を祓い給え清め給え。

運も実力も乏しい売れない占い師は、少しでも高い報酬を求め、渡り鳥のように所属占い会社を転々とするようです。だから、「どれだけ稼げるか」というのは、一部の人気占い師を除いては、かなりの「死活問題」なのです。

「お客さんが来なかったらヤベぇ。生活できなくなっちゃう。ある程度はリピートしてもらわないと困るんだけどな・・・『月間●割のリピート率』と『トータル●●時間以上の鑑定タイム』を維持しないと、査定で評価されないし・・・。だから、相談者さんに嫌われることはあまり言えないな・・・」と、完全に本意ではないとしても、やっぱり短期間でのリピートを望んでしまう。

「タテマエ」はお客さんの「開運」や「本当の幸せ」を願っていても、本当に開運したら、もう相談に来なくなってしまう。だから「ホンネ」としては、問題を簡単に解決解消したらアカンぞ~、もっとワシを頼ってリピートしんさいや~、ということになる。

これが「開運」と「収益」のジレンマです(汗)。

ただし、すでに述べた通り、「依存する/依存させる」の構造である限り、「真の救い」はありません。また、実力ある占い師は、あまりいません。だから、ある意味では「安心」じゃありませんこと?だって、依存的な人は「占い以外の解決法」を見出せなければ、結局またリピートするんだから・・・もっとも、「同じ占い師に相談するかどうか」はわかりませんけどね・・・。

このジレンマを突破するには、「圧倒的な実力を身につけること」以外にはありません。「占いの技術」はもちろんのこと、自分の「人間性」や「魅力」も高めていかなければなりません。

お客さんから「あの占い師さんは本当にコメントが的確で良心的な人だから、別に深い悩みはないけど、ときどきは『方向性の確認』として相談しよう」と思わせるぐらい実力を高め、加えて多少の情報発信の工夫があれば、集客は何の心配もいらないのです。

しかし失礼ながら、占い師の多くは波動を観ていても、大して実力はありません。それは「次のページ」で少し詳しく述べますが、何かの「占いの技術」を表面的に身につけることは、そう難しいことではないからです。そのため深掘りをせず、自分を磨くこともせず、安易な方向に流されてしまうからです。

むしろ、できもしねえ「あり得ない能力」を謳っていればいるほど、波動は重たく暗くなるので、余計にマイナスになっているのです。だから、上で述べた「開運」と「収益」のジレンマに陥ってしまう。自分の幸せが最優先となり、本気で相談者の幸せを願う余裕など、いつの間にやら薄らいでしまうというわけです。

「占いタレント」によるスピリチュアル・ビジネス

占い師タカトシコント
(タカアンドトシさんのコント動画から拝借)

たいていの占い会社は、「いかに収益を上げるか」については、かなり「クールドライ」のようです。いろんな占い会社の「波動」を観ていると、そう感じます。個々の占い師の報酬がどうであれ、「トータルとして利益を出せれば良い」のですから(ただし、占い師にできるだけ良い労働環境を提供することや、「この会社なら稼げる」と思ってもらう努力と工夫は必要です)。

以前、「横浜中華街」の某「占いの館」に所属している占い師さんが、個人セッションでこういうことをおっしゃっていました。

「ウチの経営者ってのは『カネの亡者』みたいな人で、占い師のことは『集金マシーン』ぐらいにしか考えてないんです。だから売上の低い占い師は、人として扱ってもらえないんですよ。『もう明日から来なくていいよ』って平気で言うんだから・・・私は中ぐらいの成績でまだ何とかうまくやってますけど・・・あんな人がお客さんの幸せなんか考えているわけがない。きっと『金づる』ぐらいにしか見えてないんだろうな・・・」

先にその経営者の「ヤバすぎる亡者な波動」を指摘したら、「でしょー!じゃなきゃゼッタイ納得できないよ!あの人が死んだらきっと『餓鬼道』に落ちると思うよ!」ってゲラゲラ笑ってましたね(【餓鬼道】がきどう:果てしない飢えと渇きに苦しむ「地獄界の一つ」と言われている)。

もちろんこれがすべてではないのですが、「占い会社の経営者」だからといって、例外なく「スピリチュアル的」で、「愛と慈悲の深い人物」ということではないのです。

だから、実態はともかくとして、会社としてはやはり「権威の演出」は欠かせないのです。他の占い会社だってみんなやってるんだし、今さら「ありのまま」にやるわけにはいかねえ。もし「ありの~ままの~♪」とやってしまったら「平凡」「頼りない」と見えてしまい、占い師からも「あの会社では稼げない」と見なされてしまい、結果的に集客も売上もレリゴーして(手放して)しまうのは、目に見えている。

これまで述べてきたような「占い業界の構造」がすぐに変わることは、おそらくないと思います。人は古くから「超常的なもの」に惹かれる感性を持っている以上、手を替え品を替え、「権威の演出」は繰り返されていくことでしょう。

そう・・・いつの時代も、人は「奇跡」を見たい、「魔法」を見たい、「ありえないこと」を夢見ていたい。だから、それを求めてディズニーランドに行くし、ディズニー映画も観る。ハリーポッターもドラクエも売れる。「白馬の王子様」にも憧れる・・・でも、あんな白いタイツを履いた男性がリアルに目の前に来たら、たぶんドン引きですな(笑)あれは「ファンタジー」だから許されるのです。

占い業界もそういった「作られたファンタジーの世界」だと最初からわかっていれば、少なくとも私は何も否定いたしません。むしろ「全然アリ」です。

・・・こうやってページを作りながらいろいろ考えているのですが、ここまで文章を進めてくると、「占いも別に全部アカンってわけとはちゃうよな~」と素直に思えてきました。なので繰り返しますけど、決してすべてを否定しているわけではないですからね。「参考程度に楽しむ」ってぐらいが、一番良い関わり方かなと思いますよ。

そんな占い業界は、実は「芸能界」に近いところがあるのです。実際、占い師が所属する「芸能プロダクション」があり、そこに所属すれば「占い師」というより「タレント」として活動することになるからです。

実際、メディアで取り上げられている「占い師の名前」で検索すると、多くは「芸能プロダクションのホームページ」に行き着きます。最初にこれを発見したとき、「なるほど、所属事務所の力があるから、こうしてメディアに出られるんだなぁ」と感心したものです。もちろん、そうでない場合もあるでしょうけどね。

だから、まるで「芸能人」のように、ファンに「夢」や「希望」を与える存在として、やはり「演出」が必要なのです。「実物」や「実像」ではなく、「ファンから求められるイメージ」を作り上げる。良くも悪くも、それが芸能人というものです。

例えば、福山雅治さんが奥様の吹石一恵さんと、「休日は代官山で同じブランドの部屋着を買いました」なんて、ラジオで話したりインスタにアップしたりすることは、今のところ絶対ないですね(笑)そんな「実像」を伝えてしまったら、間違いなく女性ファンが減ってしまいます(ちなみに、私は福山さんのラジオを毎週欠かさず聴いています)。

ただでさえ「福山ショック」が大きかったのに、あえて「余震」を起こすメリットは一つもありません。そんなことは、プロ意識の高いご本人はもちろん、アミューズ(事務所)も絶対に許しません。あくまで「結婚前と変わらないイメージ」を保ちながら、精力的に活動をされているようにお見受けします(ラジオで「奥様の話」は、ひとことも出しませんからね)。

「ファンから求められているイメージ」は、占い師であれば「怖いほど当たる」「驚愕の的中率」からはじまる「超常的なパワーの持ち主」「奇跡を起こす魔法使い」ということでしょう。それに「独自のキャラクター」を加えるというわけです。

実際、「占いタレント」の中には、かなりエッジの立った人、キャラの濃い人、ファッションが派手な人が少なくありません。また、「お笑い芸人」の中には、芸能界で生き残るために「占い師」として活動する人もいます。そもそもお笑い芸人なので、やはりキャラは濃いわけです。

このように「超常的なパワー」と「独自のキャラ」を売りにして、相談者の「背中を押すこと」「不安を解消すること」という顧客のニーズに応える「占いサービス」というのは、「人間の神秘性への依存心を巧みに利用した、リピート率の高いスピリチュアル・ビジネス」と言えるでしょうか(別に良いのですよ、最初から「ファンタジー」だってわかっていれば)。

いつの時代も「人の不安はなくならない」ので、占いが景気に左右されることはあまりないでしょう。むしろ、総じて不安が高まる「不景気の時代」の方が、需要も高まるのかもしれません。実際に市場調査をしたわけではないので、あくまで推測ですが。

ただ、現在のデフレ下における不景気においても、「新規の占いサービスやコンテンツ」が次々と立ち上がるのを外野から眺めていると、やはりそれなりに需要はあるのだろうと感じます。お客さんの大半は女性なので例えば「婚活イベント」ともコラボできそうですしね(私もたまーにその種のイベントにご招待いただきます)。

先ほど述べたように、「超常的なものに対するニーズ」は、対象が超常的なものであるために、ある意味では「無限大」です。だから、一部の依存心の深い(自分のことを無力と感じているだろう)利用者は「中毒」になるし、「占いジプシー」にもなってしまうのです。

しかし、そういう人たちが「ロイヤルカスタマー」として多くのお金を落としてゆくので、占い会社、占い師としては、繰り返しリピートしてもらいたい。そのまま依存してもらいたい。間違っても「あなた、依存しすぎだから、しばらくは来ないでね、最低1ヶ月間は出入り禁止ね」とは言わない。

もし「良心的な占い師」がそれを言ったとしても、それだけで依存心がなくなるわけではありません。おそらくは他の占い師のところに行ってしまうでしょう。違う占い師のところでも「依存しすぎは良くないですよ。占いはあくまで参考にするものですからね」と言われることは、おそらくない。

もっとも、「儲かったらええねん」というわけではありません。なぜなら、人の依存心を利用するだけで、「真の救い」を提供しないスピリチュアル・ビジネス。それに「無反省に」携わる人々というのは、波動(オーラ)が汚れていくからです。

もちろん、すべてがそうではありません。中には、誠実な方もおられるでしょう。これまで述べたような「依存する/依存させる構造」は、良くも悪くも「業界の現実」であり、それは簡単に変わるものではない。だから、今は現状を受け入れた上で、自分は自分のできることを、淡々とやっていこう。

そう思い定めている方は、「波動」にも誠実さが現れるはずです。その心構えの上で自己研鑽を積んでいけば、多少の「低空飛行の時期」があったとしても、いつか必ず一定以上のお客さんに恵まれるはずです。

「セルフ営業妨害」な自爆的スタンス

さて、他人のことばかりさんざん指摘しておきながら、自分のことを言わないのは卑怯千万。ここまでご丁寧に読んでいただいたなら、おおよその予想はつくと思いますが、私のスタンスを以下にしっかり述べておきます。これまで述べたことと多少重複することは、ご了承願います。

  • 「当たる/当たらない」のセッションは行いません。あくまで「浅さ/深さ」を追窮します。
  • 「虚飾」や「誇張」を、できるだけ排除します。見た目や服装は、あくまで「普通」を心がけています。
  • 私は「超常的なパワー」など持ってはいません。「波動を観る」といっても、すべてがわかるわけではないのです。
  • 「料金」「注意事項」のページの中に、さんざん「依存する人のお役には立てません」と記載しています。それを理解した方でないと、セッションを申し込めない仕組みにしています。
  • 真の「神(権威)」は、あなた自身です。あなたの中に、悩みや問題を解決・解消する力はあります。私が最大限なすべきことは、あなたの中に「神そのもの」「光そのもの」を観ることです。たとえ、現象的には、そこからほど遠いとしても。
  • そして、そのためには、私は私自身の中に、神を、光を、観なければならない。これこそ、私にとっての「唯一の闘い」といっても過言ではありません。「波動を観る」というのは、単なる手段に過ぎません。
  • 「リピート」などなくても結構です。もちろん収益があるに越したことはありませんが、ご相談者さんに依存させてまで、自分の霊性(魂)をねじ曲げてまで、稼ぎたいとは思いません。
  • もし世の人のお役に立てないなら、いつだって廃業する覚悟です。幸い10年ほどサラリーマン経験はあるので、職業職種を選びさえしなければ、いつだって会社務めに戻れるでしょう。

このようにして、私は自分で自分に「営業妨害」しているのです(笑)多少はお客さんに「幻想」を持っていただいた方が集客にはプラスでしょうが、それをことごとく封じているのですから。まるで「自爆」ですわな。

また、先ほどリンクを貼った「料金・注意事項」は細かいことを記載していますし、「お問い合わせフォーム」には「それをちゃんとご確認いただきましたか?」というチェックボックスまで作っています。

おそらく「うーん・・・この問い合わせ欄、「料金・注意事項」をちゃんと確認しろだと?結構めんどくせーな・・・もうええわ、申し込むのやーめた!」と、多少とも「機会損失」が発生しているはずです。もっとゆるーくやったらええのに・・・ホンマにアホですわな。

もし「波動(オーラ)」を(ある程度)認識できる能力がなければ、ここまでアホにはなっていないでしょう。でも、(すべてではないにしても)一度わかってしまったら、もう後戻りはできませんわ。なんで、わざと波動を重たく暗くせんとアカンのですか?そんなん、一番めんどいですやん(笑)

このページで述べていることを万人に理解されることは、難しいかもしれません。その一方で、同業者からはきっと良く思われないでしょう。怒る方だって出てくるかもしれません。

でも、たぶん支障はないですよ。ここで私が何を言おうとも、今の占いが消え去ることは絶対ありませんから。おそらく、明日も「驚愕の、究極の、史上初の、占いコンテンツ」が爆誕(爆発的に誕生)していることでしょう。

まぁ、私こそ「変人」ですから、こういうページを作るのは「しゃーない」のです。別にやりたくてやっているわけではないのです。他のページでも述べた気がしますが、「やるハメになったから、やっている」という感覚なのです。「あぁ・・・たぶん書かんとアカンのやろうな~」と、半ば命令されているような感覚なのです。だからといって、「苦しい義務感」みたいなものはありません(文章を作るのはラクではありませんけどね)。

一人ぐらいヘンなヤツがいてもいいでしょう・・・ということで、あと1ページ残っています。「どこまで書けば気が済むの?」って他人事みたいに思っています(笑)まだまだ続きますので、もう少しお付き合いいただける方は「パート3」もどうぞ。


「パート2」は以上です。読んでいただきありがとうございます。「パート1」に戻りたい場合、また「パート3」へ進みたい場合は以下からどうぞ。

2018/08/13 更新