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占いが当たるとか当たらないとか、意味があるとかないとか、信じるとか信じないとか、結局のところ「当たるも八卦、当たらぬも八卦」
こんにちは。
波動カウンセラーの林 昭裕です。
「前回のブログ」では、無料鑑定ではありますが、私が実際に3つの姓名判断を試し、その違いを露骨な批判を抜きにして述べてみました。
結局言いたいことは、姓名判断に限らず占いの類は、物の見方、考え方、流派などの違いによって、見立てが異なるということですね。
この意味からも「当たるも八卦、当たらぬも八卦」(=占いは当たることもあれば、当たらないこともある)と言われる理由があるんでしょう。
どの占いも「未来の可能性」をその占いのメソッドに従って予測・予見するのであって、それが本当に「当たる/当たらない」かどうかは、やはり最後まで人生を過ごしてみなければわからないものです。
私のカウンセリングには「占いに疲れた方」もお越しになります。
そこでいろいろ話をお伺いしていると、
「『怖いほど当たる』って評判の●●先生に占ってもらったんですが、まぁ部分的には当たってるかなとは思ったけど、『怖いほど』ではなかったですよ」
とおっしゃる方もおられます。
そりゃそうだわさ。
占い師はカミサマじゃないんだからさ。
鑑定通りに進まないのが人生の面白さなんだからさ。
その先生は「怖いほど当たる」ってマネジメント側からキャッチフレーズつけられちゃって、めっちゃプレッシャーとちゃうかなぁ・・・とその先生の波動(オーラ)を遠くから観ていて感じることがあります。
なのでね、占いでたとえネガティブな鑑定結果が出たからと言って
「人生オワタ\(^o^)/」
と落ち込む必要はないし、ポジティブな結果が出たとしても
「人生勝ち組\(^o^)/」
と油断せず淡々と過ごすことが大切だと思います。
また、たとえ占いが「うわー当たった!」とびっくりすることがあっても、それはそのとき限りかもしれないんですよ。
もっと言えば「(特にポジティブな鑑定結果であれば)本当に当たったらいいな」という思いが、その内容を引き寄せるように感じることもあるんです。
ここまで考えていくと、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」ということが、もう一段階深く理解できるようになるはずです。
占いに依存し、ハマり、借金までしてしまう人の特徴
前回も少し触れたように「占いジプシー」つまり占いにハマってしまう人というのは、「当たるも八卦、当たらぬも八卦」という【常識】を忘れています。
特にネガティブな鑑定結果が出たら不安になってしまって、「もっといい答えを言ってくれる先生はいないか・・・」と、自分にとって "都合のいい先生" を求めてしまうんです。
「都合のいいことを言ってくれる先生」が見つかったら、しばらくのあいだ同じ先生をリピートする人もいます。
けれども、そのうち一人の先生の答えでは心もとなくなってくるので、何人かの占い師を当たってしまうこともあります。
まぁ2~3人の先生に聞いてみる程度ならOKかなと思いますが、中には何人も何人も「占い師めぐり」をしてしまう人もいるんですよ(占い師にとっては格好のビジネスチャンスですけどね)。
びっくりするかもしれませんけど、占いにハマり過ぎて「自己破産する人」もマジでいるんですよ。
実際に借金してまで占いにのめり込んでいる方が、「なんとかして占いをやめたいんですけど、やめられないんです・・・」とカウンセリングにお越しになったこともあります(料金をいただいていいものかどうか悩んだわ・・・)。
それぐらい占いには個人差はありますが、中毒性があるんですよね。
ここまで極端でなくても、カウンセリングにおいて
「占い師の●●先生に、こういうことを言われたんですが、林さんはどう思いますか?」
と【答え合わせ】のご相談に来られる方が、ときおりおられます(私は占い師ではなく、あくまでご相談者の考えを深めていくお手伝いをする「カウンセラー」なんですが、スピリチュアル屋ということもあり、ときおりこの手のご相談をいただきます)。
もしその方が「占いジプシーさん」であれば、この根底におそらくあるのは、答えを外側の権威(に見えるもの)にゆだねてしまう依存心とそれを生み出す不安なので、結局はそこと向き合い、ときにはネガティブな感情をクリアにする姿勢がなければ、ジプシーしちゃう行動パターンはなかなか変わらんですね。
だから、上の問いでご相談者さんから「この占い師の鑑定結果、どう思いますか?」と聞かれたら、自分の見解をお伝えする前に、例えば
「ポジティブに言った方がいいですかね? それとも『ズバリ言うわよ!』的なノリでドSにネガティブに言った方がいいですか? あ、無料のオプションで最後に「あなた、●●に落ちるわよ!」という追い打ちも、やろうと思えばできますけど?」
と冗談交じりに聞き返すかもしれませんね(熱いリクエストでもない限り「●●に落ちるわよ!」とは絶対言いませんけど 笑)。
コレ、何が言いたいかというと、
「相手のセンセーの言葉に一喜一憂している限り、自分軸というのは確立できない」ということなんです。
もし私がそのご相談者さんに対し「この占い師の先生の鑑定結果、自分もそうに違いないと思いますよ!いやー、めっちゃ素晴らしい先生ですね!」と力強く言えば、(ご相談さん側が "言われたい答え" であれば)安心するかもしれません。
けれども、「いやー、それ、完全にちゃう(間違っている)と思いますけど!このセンセー、ホンマなに言うとんじゃい!(その占い師の波動を観た結果)うわー、こんなヤバすぎる波動の先生、絶対アカンで!!」とこれまた力強く言えば、(ご相談者さんが "言われたくない" 答えであれば)すごく不安を感じるかもしれません。
ご相談者さんが「自分で考えるスタイル(自分軸)」をある程度持っていないと、センセー側に感情をコントロールされてしまうんです(もちろんセンセー側に「相手の感情をコントロールしてやろう」という意図があればですけど、無意識にコントロールにつながっちゃうこともあります)。
「ご自身が占いの結果で一喜一憂してしまっている状態」に明確に気づくことが、占いや占いの結果に対する怖れを手放す第一歩になるんです。
ここで注意点を述べておくと「明確に気づく」というのが大事ですよ。
というのも、占いを大いに活用しているご相談者さんの中には
「私は占いに依存なんかしていません!自分のアタマでちゃんと考えています!今日だってあくまで参考となるヒントがあればいいなと思って来ているんですから!」
と力強く(ときには怒りの感情も含めながら)述べる方もおられるかもしれませんね。
もしそう言われたら、私は底意地が悪いので
「ほんなら、なんで今日ココに来てますの? 自分のアタマでホンマに考えてはるんやったら、そもそも占いをそんなに使うこともないと思いますけど?」
と(相手にもよりますが)答える場合もあるでしょう。
もちろんケースバイケースですが、「本当は占いにハマっているんだけど、ハマっている自分を認めたくない」という感情があると、なかなかその先には進めないんですよね。
それぐらい「不安を見つめること」っていうのは、それが深ければ深いほど、結構しんどくって、かなりつらいわけです。
だから人の中には(女性が圧倒的に多いですが)「その不安を解消できる答え」または「自分らしい生き方の答え」を求めて占いに行くわけですね。
ただ、冒頭でも述べた通り、占いというのは、占い師の物の見方、考え方、流派、または占術などの違い(もっと言えば占い師のレベル)によって、見立てが異なるのでした。
そもそも見立てに個人差があってブレざるをえないところに行くわけなので、それ "だけ" を頼りにしてれば、相談者側もブレてしまうのは当たり前のことで、不安や悩みが解消することは難しいでしょう。
なので軽いノリで占いに行くのはいいんですけど(私もたまーに行きますが、結構楽しいです)、それだけにすべての答えを求めてしまうと結構しんどいですよ。
「前回のブログ」まで何回か姓名判断について述べていますが、例えば「名前だけで運命は決まらない」という【原理原則】を知っておけば、名前の鑑定結果に惑わされることはグッと少なくなります。
「占いより大事なのは、自分がこの人生をどのように生きたいか」
という、これまた【原理原則】を抑えましょうね。
ま、それはそれほど簡単じゃないから、こういったブログがあって、「冷静な目を持ちましょうね」って呼びかけているわけですけど。
それをもう一歩深めた内容というのは、無料のメールマガジンで語っています。
1:「波動を高める食事」のご紹介(約21,000字)
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