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「引き寄せの法則」はスピリチュアルではない?

磁石

前回は「思い通りの人生を生きること」について、少し考えてみました。

(過去2回のブログ投稿は、大体2000字前後に収まりました。ただ、もう少し少ない文字数でも良ければ、更新はラクになります。続けるための工夫として、ときには少ない文章量でも良いかな、と思っているところです)

2回投稿して感じたことは、私は「スピリチュアリスト」という肩書を一応名乗っているにもかかわらず、あまりスピリチュアルな事柄は述べていないな、ということでした。仮にも「スピリチュアル」がテーマであれば、「あの世」とか「過去世」とか、「霊」とか「カルマ」とか、そのあたりの超常的な事柄を述べるのが一般的かもしれません。あるいは「この世の事柄」を述べるとすれば、「引き寄せの法則」とか「恋愛(ソウルメイト)」とか、成功(または「成幸」)や幸せな人生を送るヒントを述べている文章も多いでしょう。

最初の投稿はブログの方向性を決定するものとして重要だと思いますが、それがあまりスピリチュアルチックではない、というのは我ながら「自分らしいな」と感じるところです。というのも、「スピリチュアリスト」と名乗っている割には、それほどスピリチュアルに強く興味があるわけではない。それが正直に文章にも現れているからです。1回目でも述べたように、最初から綿密に計画して文章を作っていませんから、書き終えたところで「へぇ、やっぱりどっぷりスピリチュアルにはならないんだな」と半ば他人事みたいに振り返っています。だからこそ、セッションでもご相談者さんに聞かれない限りは、あまりスピリチュアルな事柄は語らないのだと思います。「あくまで日々の現実あってのスピリチュアル」ということを心がけているのです。

・・・気軽なブログなので、脱線も気軽にしていきましょう。いま上の文章を作っていて気づきましたが、「引き寄せの法則」というのもまた、「思い通り、計画通りの人生を生きる」ということ、あるいはそのように生きたいという願望の一つのバリエーションと言えます。引き寄せというのは、もともとスピリチュアルではなく、自己啓発や成功哲学のカテゴリーである、というのが私の見解です。

引き寄せを最初に世に広めた本は『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』(または『ザ・シークレット』でしょうか)だと思いますが、そもそもこの本の著者のご夫婦は元祖・成功哲学の本『思考は現実化する』のナポレオン・ヒルが開発した成功プログラムを売っていたとのこと(もう手放したので手元にはありませんが、確か本の冒頭に書かれていたと記憶しています)。そのことからも、引き寄せはもともと自己啓発や成功哲学のカテゴリーであり、それをスピリチュアルテイストに味付けすることでポジショニングを変えたのがあの本だと理解しています。この本の内容の是非はまた別の機会に述べるとして、新たなスピリチュアル市場を開拓したという意味では、画期的な本ではなかったでしょうか。

脱線した上の文章もそうですが、私の中には「引き寄せそのもの」について述べるというより、「そもそも『引き寄せ』とは何か?」という問題意識が背景にあるようなのです。世のスピリチュアル作家は何をもって「引き寄せ」と言っているのか、あるいは「引き寄せ」が生まれた背景には、どのような時代のニーズや人々の集合意識の変遷があるのか。このように現象を一段深く観ていくことが私の好みであるわけです。その点において、もし必要であればスピリチュアルな洞察を織り交ぜてゆく、というのが私のスタンスのようです。「その根本は何があるのかを知りたい」という動機。これは前回「原理的に考えることを好む」と述べたことにも通じます。

何もこれは他の同業者との差別化を目論み、意図的に行っていることではありません。そもそも計画的に生きていないのは、過去の2回でも述べたことです。自らの中から、自ずと湧き起こる興味や関心に従った自然な結果として、そうなっているに過ぎません。ある意味では「自分の意図を超えている」と言えるでしょう。とはいえ、私は最初に「何か文章を書こう」という意図はあったわけですから、全く意図していないわけではない。何かを意図をしながらも、自ずとその意図を超えてゆく。そして、それが結果的に案外うまくいく。明確で意図的な「引き寄せ」が成就したわけではないけれど、「まぁ一応はこれでいいんじゃないの」と、ある程度の納得感は得られている。

前回の文章の中で「無計画の計画」という矛盾した表現を用いました。そして、これはまた別の機会に述べるかもしれませんが、過去にある場所で「引き寄せない法則」という妙なタイトルでセミナーを開催したこともあります(別に「アンチ引き寄せ」の意図はなく、自然と思いついたタイトルなのでした)。いま思えば、この2つの表現が言わんとするものはおおよそ同じ事柄のようです。図らずも、上の段落の文章はそのちょっとした解説になりました。

・・・というわけで、今回は当初1000字ぐらいにして軽快な更新を試みようと意図したのですが、気がつけば約2200字に増えてしまいました。また改めて投稿していきます。続けるためにも、気軽さを心がけていきたいと思います。