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天命とは何か?天職やライフワークに迷うとき見つめたい、宇宙や生命の創造の奇跡

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は最近発信している「人生の意味」を考える上で欠かせない

「天命」

について考えていきます。

このブログを読めば、たちまち天命が自覚できて覚醒できちゃう・・・なんてことはありません(汗)

ただ、スピ業界でよく出てくる「天命」という言葉は、割と表層的な意味で使われてことが多いので、ここではもっと根本から考えてみたいと思います。

天命を考える、あるいは感じるヒントになれば幸いです。

天命とは、宿命を受け入れ、運命を人の世のために活かすこと

最近のブログやPodcastで発信している「人生の意味」について、今回はスピリチュアル業界でよく出てくる「天命」という切り口で述べていきます。

まずはいつも通り、言葉の定義から考えていきましょう。

というのも、人によって「天命」に与えている意味合いがけっこう違うので、同じ言葉を使っていながら別の世界を観ているとなると、話がややこしいからです。

よく「天命発見」とか「天命を知る」とか、はたまた「ライフワーク」とか「ミッション」とか言われるけれど、そもそも天命って何なのでしょうか?

まず、よく似た言葉である「運命」と「宿命」を考えてみましょう。

これはスピリチュアル好きならご存知かもしれませんが、簡単に言うと、

「運命」とは、自力でどうにかなる範囲が多いもの。

例えば、大きなものでは職業を選ぶとかパートナーを選ぶとか、小さくはランチは中華にするかパスタにするか、セールにかかった服をポチるか今回はパスするか、など自分で選択できるものは事の大小を問わず「運命」なのはお分かりでしょう。

(ただし職業やパートナー選びなど人生に大きな影響を与えるものは、「因縁」や「めぐり合わせ」という自力を超えた力も働くので、下で述べる宿命的な要素も入っています)

一方、

「宿命」とは、自力ではどうにもならないもの。

例えば、自分がどの時代、どの国、どの地域、どの家庭(両親)で生まれるかということ。生物学的な性、容姿、肌の色、先天的な能力や性格。あるいは生まれつき抱えている障害や病気など。

そして、現時点の地球界において人間の寿命は長くとも100年程度であること。

これらは自力では変えることができないもの(変えられるとしても限定的なもの)。

まとめると、

・運命は「自分で選択できる要素」が強いため、自分で変えられる

・宿命は「自分で選択できない要素」が強いため、自分では変えられない

なので、宿命は初期ステータスとして「天から与えられた」ものになりますね。

まさに、この「天から与えられた感覚」が、天命を体認する根本になります(与え”られた”という受け身であることがポイント)。

じゃあ、天から与えられたという意味において「宿命=天命」なのかと聞かれたら、少し違うかと思います。

宿命というのは、ドラクエやファイナルファンタジーなどRPG好きならすぐわかるでしょうが、あくまで「初期ステータス」のことなんですね(ちなみに、私はかつてゲーム大好きでした)。

天命とは、ゲームのキャラを何のために、どの目的に向かって、どのように育てていくかという「大まかな方向性」のこと。

ドラクエにおいて、最弱武器である「ひのきの棒」で最初の街の近くのスライムをひたすらペチペチ叩いているだけでは、何の面白みもありませんね。

そこには「大魔王を討伐して、世界に平和をもたらす」という大きな天命があります。

私たちの生身の現実に戻って考えると、

天命とは、「自分は天から何らかの生きる目的を与えられているのだ」と感じつつ、宿命を受け入れ、運命を世のため人のために活かしていくこと

なのだろうと、私は考えています。

単に自力で好き勝手に意思決定しているだけでは「運命」の範囲内です。

もちろん、それが誰の迷惑にもなっておらず、例えば「好きなことだけで生きていく」YouTuberのようにそのパフォーマンスが多くの人を楽しませているのであれば、それは大いに結構なことです。

好き勝手に生きているうちに、結果として「天命を生きている」なんてこともあるでしょう。

ただ、それでは再現性がないため、多くの人にはあまり参考にならないんですね。

多くの人にとっては、漫然と宿命と運命を生きているだけの状態から、「天」という超越的な存在を意識することが、天命を生きるスタートでありゴールなわけです。

以上が「天命」のざっくりした定義です。

天命の話は宗教的にならざるを得ないのですが、このブログは「スピリチュアル」のカテゴリーなので、今回は宗教宗派を問わない万人にとって共通するものを考えていきます。

天命は天職やライフワーク探しに迷っていても、すでに足元にある

ただ、世間一般、いやスピリチュアル界隈ですら、「天命」というものを何らかの「仕事」と捉えている人が少なくないかと思います。

おそらく「天命」と「天職」「ライフワーク」とを一緒にしているのではないでしょうかね。

もちろん「天職」と呼べるほど自分が得意で好きなことで、かつ人にも喜んでいただける職業に従事しているとすれば、それは「天命」なんでしょう。

けれども、「仕事=天命」と解釈するのは、少し理解の範囲が狭い気がします。

そもそも、「天命」というのは、当たり前ですけど「天の命」なんですよね。

これは「てんのいのち」と読めるし、「てんのめい」とも読めます。

「てんのいのち」と読めば、「大生命・大自然・大宇宙」と理解できます。

「てんのめい」と読めば、「天の命令・天の導き・天の采配」と理解できるでしょう。

どちらの呼び方を採るとしても、超越的な「天」の中に自分という「個」が包み込まれている、生かされている、という大意は変わりません。

ですから、たとえ具体的な「職業」にまで結実していなかったとしても、自分=個を超えた存在から「何か必要な役割があってこの世界に生まれたのだ」と呼びかけられている感覚を抱いているなら、それは「天命が働いている」と言えるんです。

「ライフワーク」だって何らかの職業をイメージする人が多いでしょうけど、これを

「ライフがワークする」

という”ルー語”だと考えれば、本当の意味は、

「いのちがはたらいている」

ということなので、本当はすでにライフはワークしているわけです。
(#ルー語はググって調べてね)

天から与えられたこの命は、より良くなることを祈りながら、いまここに働いている。

このことが体認できれば、いたずらに「自分探し」をしたり、焦って「やりたいこと探し」をしたりする時間は減るでしょう。

そういう探究をしたがるのはマジメな人に多い気がしますけど、そうやって「自分は何事かをしなくちゃならないんじゃないか」という思いを抱くのは、もし安直に他人と比較競争しているのでなければ、「天命が働いている」証拠と言えます。

「まだ天命を生きられていない」のではない。

まだ明確にはなっていないけれども、「天命」はすでに足元にあるのだ。

それに気づくことができたら、遠いどこかに天命を求めてしまう「自分探し」の必要はなくなります。

もしまだ「これが自分の天命だ!」という確信が得られず、いまだ迷いの中にいたとしても、「いや、迷うこの時間すら天命成就へのプロセスなのだ」と捉えられるようになります。

私の事で恐縮ですけど、私はこのスピリチュアル屋という仕事を通じて、それなりに天命を生きられているようには思います(それでもまだまだ迷うけどね)。

ただ、詳しくは「自己紹介のページ(ロングバージョン)に書いていますが、私は10年間ほど会社勤めをしてたんです。

その時代は、もう組織で働くのが嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で嫌で死ぬほど嫌で、もうやってられるかボケッ!って何度思ったかわからん。

「スピリチュアルを趣味でやるならええけど、それを仕事にはでけへんやろうし、かといってお客を脅かしてテキトーなこと言うて稼ぐんは死んでも無理やし・・・かといってずっと会社務めなのもたぶん違うし・・・うおおどないすりゃええねん!!」

って、「自分の居場所がない」ことに対し、何度も絶望的な気分になったものです。

ただ、いま振り返れば、サラリーマンの経験ってスピリチュアル屋の仕事にめっちゃ活きているんですよね。

ついでに言えば、絶望的な三角関係の恋愛を経験したのもサラリーマン時代ですから、恋愛やパートナーシップが人生に深刻な影響を与える場合があるのも、ある程度の察しがつくわけです。

そういう意味では、当時「完全に人生に無駄だな」と思えた時間も、天命成就のための有り難いプロセスだった。

もしこういう理解を当時の自分が深くできていたら、もうちょっと苦悩が軽くなった気がするんですけども、それはなかなか難しい・・・

というのも、天命成就の第一歩は「自分が天から何らかの生きる目的を与えられているのだ」と信ずることですが、言葉で言うほど簡単じゃないのよね。

「こんな才能もお金もチャンスも恵まれていない自分に、天から大きな目的なんて与えられているわけないじゃないか」って、”謙虚な人” は即座に否定しにかかるでしょうから。

ただ、そういう態度でいる限り、天命はなかなか自覚できない。

それでも「天命が強い人」は多少無理があっても最後は天命を自覚できるよう、波乱の人生を歩ませられたり重たい病気になったりして自分を見つめざるを得ない環境に追い込まれるケースがあるんですが、全員が「天命が強い」わけではありません。

なので、多くの人にとって天命なるものに取り組むには、「生きているとはどういうことか?」とじっくり考える必要があります。

ま、最初から「好きなこと」「やりたいこと」が明確にある人ならそこに向かって進んでいくのが得策でしょうけど、かつての私みたいに自分が何者かわからない、どう在るべきか皆目わからない人は、一度「天から与えられたこのいのち」について考えてみることですね。

「両親を自分で選んで生まれてきた」スピ定説の不完全さ

その考えるヒントとして、スピリチュアル業界の「定説」とは完全に違うことを述べましょう。

それは、

「生まれる場所は、決して自分で選んでなどいない」

ということ。

ある程度スピリチュアルを学んだ人なら「えーっ!!」って驚くかもしれません。

この一言だけで「こいつはニセモノだ!」と疑う人もいるかもね(汗)

・・・まあまあ、一度あっしの話を聞いておくんなまし。

もちろん「定説」は知ってますよ。

ほら、「人は生まれる場所を選んでいる」ってやつでしょ。

小さい子どもが「おそらのうえから、おとうさんとおかあさんをみてたんだよ」と言うアレね。

それはスピリチュアル業界で知名度のある人の発言や、また過去のカウンセリングで あるお母さんからお聞きした「ウチの子がこんなこと言ってたんです」という証言から、科学的には未検証だけど状況証拠的にはそれなりの信憑性があるんでしょう。

これでもって、「人生は最初から自分ですべて選択している」というロジックが生まれます。

そうすると、先ほど述べた「宿命(自力で変えられない初期ステータス)」ですら、実は自分で設定しているという意味においては「運命」である、という見方もできますよね。

だけど、ちょっと待っておくんなまし。

私ね、そういう子どもたちに聞いてみたい。

「あのね、キミがお父さんお母さんを選んできたのは、おじさんも確かにそうなんだろうなと思うんだけど、なんでキミはキミという”いのち”なんだろう?なんでキミは『じぶんはじぶんだ』と思えるような”こころ”を持っているんだろう?ねえ、その”いのち”はどうやって生まれたんだろう?その”こころ”はどうやって作られたんだろう?」

と聞くと、たぶんポカーンとする子どもや「さあ、わかんない」と言う子どもが何割かいるんじゃないでしょうか。「このオッサン、ちょっとなに言ってるかわかんない」という目をして。

一方、「ボクの”いのち”も”こころ”も『かみさま』が作ったんだよ」と言う素直な子どももいるでしょうね。

そうだとしたら、いくら子どもが地上世界に生を享ける前に両親を選んできたとしても、そもそもその「仕組み」を作ったのは神=天=大宇宙なので、その子の選択肢は非常に限られたものになるのではないでしょうか。

だから、マジスピ的には「子どもは両親を選んで生まれてきた説」は、ハナマルではなくサンカクであります。バツとは言わん。

もしそういうことを言う子がいたら、「おいおい、もうちょっと考えようぜ。自分で選んできただなんて、ずいぶんエラそうなこと言うんだな」と、このオッサンは容赦なく議論をふっかけるでしょう(親戚にいたら絶対ウザいヤツ)。

神=天=大宇宙が、なぜだか作り上げた世界の仕組みは、人間の限られた知性ではとうてい理解できないもの。

「天の命」への無条件の尊崇と感謝によって天命は輝き出す

宇宙物理学によると、この物質宇宙は137億年前に生まれたらしいが、その前はただ「真空」だけがあった。

時間も空間もなく、ただ「真空」だけがあった。

それが「インフレーション宇宙論」によれば、なぜか137億年前に突如として「大膨張」が起こり、一瞬にして壮大な宇宙が生まれた。

その際に解き放たれた熱エネルギーがビッグバンの高温高密度の火の玉を生み、それが膨張し冷却する過程において、初めての「物質」が生まれた。

無であった宇宙は、なぜか有である「物質」を生み出し、なぜか最終的には複雑な「こころ」をも生み出した。

(詳しくはググって調べてみてくださいな)

現代科学が現時点まで築いてきた知見の一部を垣間見ても、宇宙創生ほど不思議な生成プロセスはないわけですよ。

この壮大なる宇宙を生み出した「超特的な知性」とは何か?

なぜ、この知性は鉱物、植物、動物を生み、最後はこころを持つ人間まで生み出したのか?

そして、この「自分」という存在まで、生み出したのか?

その果てしない「宇宙創生の物語」を感性で味わった上で、自分のいのちを見つめてみると、「自分という存在は、この偉大なる叡智が生み出したのだから、そこにはきっと何らかの目的があるのだろうな」と感じられてこないでしょうか?

・・・ちょっと小難しい話をしているので、もっと簡単なことを言いましょうか。

ぜひ、夜空がよく見える日に、満天の星々を見つめてみることです。

そうすると、「なぜこんなものが存在しているんだろう?こんなに無数の星があっても、ある秩序をもって運行しているんだよな」ということに対し、めちゃくちゃ不思議な感覚がしてこないでしょうか。

話が長くなりましたけど、その「不思議な感覚」こそ、天命を自覚する大きな一歩となります。

自分がこの世に生を享けたのは自分で完全に選んだわけじゃないし特に努力した覚えもないのに、なぜか鉱物でも植物でも昆虫でも動物でもなく「こころ」を持つ人間として生まれたことに対し、無条件で感謝の念を抱けるかどうかが、天命を発動できるか否かの分かれ道になります。

「両親を自分で選んできた説」は、すべて自分の選択なのだという健全な自己責任を育む上では悪くないのですが、ともすれば「自分の力ですべて意思決定しているのだ」という自意識が強くなってしまい、それが「いのちそのものは自分が作ったのではない」という根源的無知に基づく謙虚さを忘れさせ、それが天命発動の妨げになってしまう怖れがあるということを知っておきましょう。

この意味を知的に理解するのは難しくないんですけど、これがどれぐらい骨身に沁みてわかるかが大事ですよね。

私個人としては、最近ようやく、なんとなーくわかってきた気がします。

だからもっと深めたいと思って、こういうブログを書いているわけなんですけどね。

あなたは、いかがですか?

簡単にまとめると、

・天命を知るには、まず大いなる「天の命(てんのめい/てんのいのち)」を感性を働かせて感じることから始まります。

 

・具体的な「天職」や「ライフワーク」というのは、運良くそれに巡り会えた人は別として、多くの人にとって必要なのは、まず「自分は何か必要な役割があってこの世界に生まれたのだ」という自覚です。

 

・ぜひ、わかりやすい宇宙論をググって調べながら、物質世界ですら果てしない「創造の御業」がある、まして精神世界は・・・と満天の夜空の向こうを見つめながら「偉大なる創造主(サムシング・グレート)」に想いを馳せてみてくださいね。

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