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「宇宙元旦」を信じるのが難しい理由。「春分の日はスピリチュアル的に開運デー」と思うのは自由だけど、そもそも「宇宙」の解釈が・・・

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

「前回のブログ」では

【宇宙元旦】

というキーワードを取り上げ、自分の見解を述べてみました。


宇宙元旦?のイメージ写真
「宇宙元旦」は本当に信用できる? 春分の日は恋愛や仕事など超開運のチャンスって言うけど? コロナ騒動も体調を崩すのもコレが原因なの?

こちらは思った以上に文字数が多くなりました。

ただ、それでもさらに付け加えておきたいことが出てきたので、今回はそれについて述べてみます。

なお、前回のブログでもお伝えした通り、もしあなたが有名な先生が唱えた

「宇宙元旦」=春分の日からその1年の流れが本格的にスタートする、という説。この日は1年のうちで最も開運できるチャンス・・・とのこと。

このことを信じ、春分の日はテンションがアゲアゲだったとすれば、この文章にはイラッとくるかもしれません。

まぁ私は千葉の片隅でひっそりスピリチュアル屋を営んでいる関西人なので、きっと「少数意見」でしょうよ。

どうぞお気になさらず、あなたの信じる選択をなさることです。

でも、繰り返しになりますが、もし私の言葉にイラッときたとしたら、その理由は、

「信じているものを、否定されたと感じたから」ではなく、

信じ切れていないものを、否定されたと感じたから」なんです。

あなたの中で、どのような感情的な反応が起こったか。

ぜひ、それを正直に見つめてみてください。

その心の営みこそ、「真のスピリチュアル」(マジスピ)につながる道です。

では、「こういう考え方もありまっせ~」ということをご紹介すべく、本題に入りましょう。

雑多なスピ情報を整理したい

今回の内容はちょっと小難しいかもしれませんし、たぶんそれほどアクセスも集まらないでしょうね。

 

けれども、私としては

 

・「疑問を投げかける意見があってもいいのでは?(肯定的な意見が圧倒的に多いので)」

 

という観点と、

 

・「雑多なスピリチュアル情報を整理したい」

 

という意図で出すことにします。

 

他のブログやラジオ動画では、もっとベーシックな情報を出しています。

 

今回のブログは、もしわからなければスルーしていただいて結構ですよ。

【宇宙元旦】は太陽系宇宙だけの枠組みで語られている

まずは「宇宙」という言葉について整理をしておきましょう。

というのも「宇宙」は、人によって理解や解釈の深さがまるで変わる言葉だと思われるからです。

「宇宙元旦」を唱えている方々は、西洋占星術に詳しいようですね。

それはどの専門家の方も「宇宙元旦」の根拠は

「太陽が牡羊座に入るのが3月20日(2020年の場合)

とおっしゃっていることからわかります。

ただし、専門家の中には少数意見ですが、「太陽が牡羊座に入るのは2000年前の話であって、この西暦2020年ではない」とおっしゃっている方もおられます。

何が真実かは、私は占星術の専門家ではないので、ここでは述べません。

真偽はともかく、占星術の専門家の方々が使っているところの「宇宙元旦」の「宇宙」とは、

「太陽系」

のことを指していると思われます(「太陽が牡羊座に入る」と言っているので)。

ということは、この意味での「宇宙」とは、地球の科学で観測できる「太陽系に限った物質的宇宙」ですね。

なので、

「宇宙元旦」とは、「太陽系に限った物質的宇宙」を西洋占星術で解釈した結果、思いついた考え方

ということがわかります。

「前回のブログ」で、

「宇宙元旦」というのは、「宇宙」という言葉はアタマについてるけど、本当は「地球と太陽との関係」という広大な宇宙から見りゃ「非常に狭い枠組み」の中で決められるってことになりゃしないかね?

と疑問を投げかけたんですけど、これはそもそも「宇宙元旦」という考え方は「太陽系に限った物質的宇宙」を解釈した結果生まれているので、「非常に狭い枠組み」になるのは当然のことなんですね。

私が「宇宙元旦」というネーミングに大きな違和感を感じるのは、「宇宙」と言っておきながら、そのスケールを「非常に狭い枠組み」に限ってしまっているからなんです。

地球は太陽系(水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星)の中に含まれていて、その太陽系は「天の川銀河」の中に属しています。

現代科学では、天の川銀河の直径は、太陽系の直径の約330,000倍!だそうです。

さらに最新の科学では、宇宙に存在する銀河の数は、約2,000,000,000,000(2兆個)あるらしい・・・。

すげーな。

なので、「宇宙」とひとことで言っても、深堀りしていけば、そのスケールは果てしなく広大なものであることがわかってくるんです。

その無限と言ってもいいぐらい「広大な宇宙」から眺めたとき、「宇宙元旦」のスケールってめっちゃ小さくね? と個人的には感じるわけですよ。

なので、正確には「宇宙元旦」ではなく

「太陽系元旦」

とでも呼んだ方がいいのではないでしょうか。

まぁネーミングとしてはイマイチでしょうけど。。。

「大いなる存在」や「サムシング・グレート」としての大宇宙

一方、私がいつも考えているところの「宇宙」とは、「物質的宇宙」のことではないんです。

「物質的宇宙」という表現と対比させて言えば、「精神的宇宙」とか「霊的宇宙」とか言えるものなんですね。

もっとわかりやすく言えば

「大宇宙」

ということです。

つまり、言葉では表現しにくいのですが、

「太陽系の物質的宇宙どころか、約2,000,000,000,000個も存在しているといわれる銀河をも生み出す、根源的な存在」

これが私が考えている大宇宙です。

それは、

「大いなる存在」

と呼んでもいいし、分子生物学の村上和雄先生の表現をお借りすれば、

「サムシング・グレート」(偉大なる何か)

と呼んでもいいでしょう。

そして、その「大宇宙」は、私たちがスピリチュアル方面では「小宇宙」と言われているように、「私たちの本質そのもの」でもあるわけです。

この「大宇宙」は、この果てしない物質的宇宙をも生み出す根源的なもので、「物質以前の存在」だから、私たちが日常で使っている時間(過去・現在・未来)という考え方は適用できないんです。

 

カンタンに言えば、「はじまりも、おわりも、ない」んですね。

 

言い換えれば、「いま」しかない、ということです。

 

「いま」しかない、ということは、それは「永遠」とも言えるんですよ。

私はこんな感じで「大宇宙」を捉えています。

この宇宙観からすれば、「地球での時間の枠組みをはるかに超えた宇宙」に対して「元旦」という日本の暦を当てはめるのは、ちょっとイージーじゃないかな・・・と思ってしまうわけですね。

だから冒頭で指摘した通り、「宇宙」というのは人によって理解や解釈の深さがまるで変わっちゃうんですよ。

言葉って難しいですね・・・。

「大宇宙」においては「毎日が開運日」となる

同じ「宇宙」という言葉を使っていても、その解釈や定義のスケールは、人によって全然違う。

逆に言えば、その人が「宇宙」をどのように解釈したり定義づけたりしているかで、その人の「世界観」や「宇宙観」がある程度見えてきます。

だから、宇宙をかなり広大な意味で解釈している私は、最初「宇宙元旦」って言葉を聞いたとき、「ちょっとナニ言ってるかわからない・・・」と疑問が湧きまくってしまったわけです。

その一方、「宇宙元旦」を唱えている方々は、私の「大いなる存在としての宇宙」という解釈を耳にしたら、

「いやいや・・・そういうことじゃねーんだよ!」

と反発されるかもしれませんね。

同じ “スピリチュアル系” でも「住んでいる世界」がまるっきり違うんですよ。

 

でもね、これは「どちらが正しいか」ではないんです。

 

大切なのは、あなたは「どんな世界観を選びたいか」ということ。

私は、

「春分の日は【宇宙元旦】で、運気が超アップするチャーンス!」

という考えに共感する方がおられることは否定しませんよ。

実際、以前、私の目の前でイキイキと「宇宙元旦」について語る方がおられましたし。

そういう方に対し、「おいおい、ソレ間違うてまっせ」なんて言えませんわ。

そう信じるのは自由やし、そもそも解釈の違いやし。

それに、そういう方に「大宇宙がどうのこうの」なんて言われたら、それこそ

「ちょっとナニ言ってるかわからない・・・」

と心のシャッターを下ろされるかもしれませんね。

そういう「哲学チックな難しいコト」はどーでも良くってさ、

・「ワタシは運気をアップさせたいの!」

・「今年こそはステキなパートナーと出会いたいの!」

・「今年こそは自分らしい人生を歩みたいの!」

という方がおられるのは当然です。

むしろ世の人々のスピリチュアル業界に対するニーズは、こういうものが強いんですよね。

・・・ここまで文章を作ってきて、「あぁ、やっぱりオレの考え方って超少数意見なんやろな」と感じざるを得ませんわ(笑)

たぶんそんなにアクセスも稼げないだろうし、たぶん反感を買うリスクもあるだろうこのブログを、なんで一生懸命に書いているのか(汗)

まぁ、もうちょっと言わせておくれやし。

ひとことだけ言っておくと、「宇宙元旦」的には、春分の日が「超開運デー」となるようです。

でも、私が述べた「大宇宙」的には、時間の枠組みを超越しているので、意識の持ち方によっては

「毎日が開運日」

なんです。

そして、「はじまり」も「おわり」もないわけですから、

「いま・ここが、すべてである」

と、自在に解釈できるわけです。

私は、こっちの方が好きですね。

好みの問題ですから、どうぞあなたのご自由に。

「宇宙元旦」を改めて波動リーディングした結果(まとめ)

まとめましょう。

運気を超アップさせたいという「スピリチュアルニーズ」は根強い。

それに占星術業界が提唱する考え方のひとつが「宇宙元旦」というもの。

そこには諸説はあるけど、「3月20日に太陽が牡羊座に入る」という根拠があるらしい。

西洋占星術的には、それが「正しい」のかもしれない。

だから、もしそれに共感できる人は、信じればいい。

「難しいことはよくわからんけど、尊敬できる先生が言ってるんだから、信じてもいいかな」と思えるなら、それもいい。

ただ、へそ曲がりな私としては、「宇宙」を深堀りして考えていけば、「宇宙元旦」というネーミングはちょっと違和感を覚えてしまう。

そして、コレは前回のブログでも言った通り「言ったもん勝ち」になってしまうけど、

改めて「宇宙元旦」という言葉の波動(エネルギー)をリーディングすると、やっぱりそれほど良いとは感じない。

ということなんです。

また、

「新年のエネルギー」が本当に始まるのは、「宇宙元旦」である春分の日ではなく、”節” を “分” ける「節分」から翌日の「立春」にかけてである。

ということも、私が波動的にリーディングしていて感じることです。

ただ、その結論だけ言えば、単に「林 昭裕とかいうヘンなヤツのヤマカン」としか受け取られかねないので、今回のブログも「なぜ『宇宙元旦』の波動はそんなに良くないのか?」の理由について、できるだけ根本的なところから論理的に述べてみました。

今回のブログでは、

同じ「宇宙」という言葉でも、使う人によって意味や解釈が全然違うことがある

ということがある程度は整理できたかなと思います。

考えるご参考になれば幸いです。

一般の方々がお読みになるブログとしては、だいぶ小難しい内容になってしまいました。

たぶんそれほどアクセスは集まらないだろうし、途中でページ離脱する方も少なくないでしょうね。

ただ、たまにはこういう記事も良いのかなと思います。

普段のカウンセリングではこんなことは言いませんが、一応は上のような世界観や宇宙観を踏まえて相談者のお悩みや課題と向き合っている、ということをご理解いただけたらうれしいです。

ここまで読んでいただいたあなたには、心から感謝いたします。

なお、前回のブログでも宇宙元旦について取り上げています。

をお読みになりたければ、以下からどうぞ。


宇宙元旦?のイメージ写真
「宇宙元旦」は本当に信用できる? 春分の日は恋愛や仕事など超開運のチャンスって言うけど? コロナ騒動も体調を崩すのもコレが原因なの?

最後に、週末に出している「無料メルマガ」では、ブログでは書きにくいことを書くこともありますが、今回みたいな小難しさはなく、もうちょっとライトに書いています。

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