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目次
なぜ【死】を深く見つめると、力が湧いてくるのか?
なぜ死を見つめることが大事なのか。
実は死を見つめるというのは、それを通じて「宇宙の根源に触れる」ということだからです。
死は数年後、数十年後先のイベントではなくて、「いま・ここ」にあります。
生が「いま・ここ」にあるということは、同時に死もまた「いま・ここ」の足元にあるんです。
死を見つめるということは、「宇宙を見つめる」ということですよ。
私たちはそこから生まれたんですから。
宇宙というのは「無限のエネルギー」ですから、そこに一片でも触れることによって、魂の力は発動するわけです。
その日暮らしでぼーっと過ごしているよりは、幾分か生きる態度がマシになるのは間違いない。
死が怖いとか恐ろしいとかいうのは、旧来の、肉体を本位とした価値観ですね。
そうではなくて、死の先にある大いなる命の世界。
それを見つめるということです。
スピリチュアルも学問でなければ、軽薄になってしまう
私の師匠もこうおっしゃってました。
「スピリチュアルは学問でなければいけません」と。
「普通のスピリチュアル」というのは、得てして子供でもわかるような表現が多いですね。
私からすれば、まるで「綿アメ」のように甘くて、ほとんど噛まなくても良いような、そんな言葉が多いと思います。
けれども、マジスピ、真のスピリチュアルを本当に追窮していくのであれば、やっぱり学問的な要素というのも必要かと思いますね。
もちろん、目に見えない、耳にも聞こえない、そういった領域の話ではありますが、しかしできるだけ学問的に追窮していくということ大事です。
そうでないと「普通のスピリチュアル」のように、軽薄になってしまうんでしょう。
自分の無知を思い知るほど【他力】への道が開く
自分の小さな頭で、能力で、才能で考えてどうする?
ちょっと先のことすら、自分たちには何もわからないじゃないか。
「おまかせ」というのは決して簡単じゃないよ、と親鸞上人はよくおっしゃっています。
「そもそも自分は愚かな人間」(罪悪深重・煩悩熾盛)なんだと。
自分の肉体、特に五臓六腑を動かしているのも、自分の力ではないじゃないか。
いったい「何の力」がこれを動かしているんだ?
こういった素朴な事実から、自分一人では何も為せないと思い知る。
こういったことを深く考えていくところに、本当に「ゆだねる」という世界が開けてくる。
けど、それはものすごい勇気です。
エゴにとっては脅威ですから。怖れが強い。
それを乗り越えていくっていうのが「真のスピリチュアル」という話です。
【悲報】金運神社の大半の波動はショボいので期待するな!
ぶっちゃけ、金運神社と言われているところの多くは、波動は重たいですね。
金運とか恋愛運とか、「見えない世界そのもの」に純粋に興味があるんじゃなくて、それを利用しようとしている「不真面目なスピリチュアル利用者」は多いですよね。
例えば「この神社仏閣に参拝すれば、いいことがありますよ」とか、「有名な人が言っているから」とかいう理由でホイホイ参拝して、いわば「現世利益」を求めている。
もちろん悩みはいろいろあって、苦しい人がいるのは事実ではあります。
しかし「真のスピリチュアル」的に言えば、そういった苦しいことは、覚醒して目覚めていくためのきっかけなんですよね。
ところが、成長の機会として真正面から受け止めることなく「現象面だけを改善したい」という姿勢だと、「不真面目なスピリチュアル利用者」なので、肝心の波動は弱くて低くなってしまいます。
もちろん、それをきっかけに高い次元の方へ行く人もいるんですけど。
その辺の境目は難しいんだけど、誰と出会うか、どんな教えに出会うかというのが非常に影響が大きいかなと思いますね。
過去世に”不幸探し”することほど愚かなことはない
いま自分が不幸やしんどさを感じている人がヘタにスピってしまうと、その原因を「過去世のカルマ」とかに求めてしまいがちですが、いちいち振り回される必要はありません。
人間には理不尽の原因を追求したくなる心理がありまして、その一つが「過去世に原因があるじゃないか」という心理です。
それも含めて全部、自分の解釈なんだということに気づいていく必要があります。
「過去世は変えられる」というのは、オセロみたいなもんですかね。
それまで「真っ黒」でも、自分が白くなれば(クリア・ピュアになれば)、過去世も全部「白くなる」と。
これは逆もそうですね。
過去世というのは、「今」なんですよ。
過去世リーディングでは、過去のことを言っているのに、最後は全部「いま」に繋がってくるんです。
過去世がどうのこうのなんて、いちいち振り回される必要もないし、本当は知る必要はないと。
まぁ自分も商売しててこう言うのはどうかと思いますが、別に過去世を知る必要はないんですよ(笑)
必須ではありません。
あくまで好奇心や探求心の一つとして「こういったのもありますよ」ということです。
なぜ波動が低いのにスピ系インフルエンサーになれるのか?
なんで「スピ系のインフルエンサー」の中には、波動が低いのに人気の人間がいるんでしょうか?
〈高い波動〉だけでは共鳴は起こりにくいんですが、自分より〈強い波動〉だと共鳴しやすい性質があります。
スピリチュアル好きの方に多い傾向なんですが、「いい人なんだけど気が弱い」。
周りに影響されやすいんですね。
例えば引き寄せの法則とか、「ラクして、好きなことだけで生きていきます!」と声のデカいやつが市場では勝ちやすい。
声が大きければ、そこに「弱い波動の人」は共鳴してしまう場合が多いということです。
スピリチュアル好きの人たちも、欲望とは無縁ではないですよね。
言い方はキレイになりますが、「自分の魂のミッションを果たして、物質的にも豊かになる」って売り文句に惹かれがちです。
美しくても、やっぱり「物質」を求めた時点で欲は欲なんですよ。
本当に「いい人」なんだけども、ちょっとした出来心で惹かれてしまう。
前も150万円くらいの某占い師養成講座の話があったんですが、内容の薄い悪い連中のビジネスに惹かれて申し込んだものの、結局何の実りもなかったという話がありましたね。
「好きなことをして、自分の使命・天命を果たすんだ」という甘いフレーズに惹かれてしまったんですね。
だから難しいのは、心がキレイな人(波動の高い人)でも、波動が弱いと「波動が強いだけの悪いヤツ」に惹かれてしまうんだということです。
ここで私はひとつ、長年の疑問が解けたなと思いましたね。
これは私の嫉妬も入ってるかもしれませんが(汗)
誰もが願望実現できる世界は地獄である
「もしあなた方の願いがすべて叶ってしまったら、世の中は大変なことになるでしょう」
と、高級神霊シルバーバーチが面白いことをおっしゃっていましたね。
エゴイスティックな欲望を次々と叶えてしまったら、世の中は大変なことになると。
だから、祈りや願い(という名の欲望)を持ち込まれても、神仏はすべてを聞きません。
その夢は、本当に人類の幸福に寄与するものなのでしょうか?
その願望は、本当にあなたの天命や運命に沿ったものなのでしょうか?
自分がなぜ今ここに人間として存在しているのか。
それは自分の意識ではコントロールできないですよ、そもそも。
コントロールできないことをコントロールしようとするのを、お釈迦様は「苦」とおっしゃったわけですよね。
思い通りならんことを思い通りにしようとするのは狂気である、狂っているということですね。
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