- 遠隔ヒーリングは、物理的距離を超えて癒しや自然治癒力を促すスピリチュアルな手法であり、科学的に証明されてはいないものの、多くの観察事例や体験に基づいています。
- がん患者の実例を通して、ヒーリングによって心が整い、結果的に身体の回復力が高まったと考えられるプロセスを紹介しています。ただし、現代医学の枠組みにおいてヒーリングは「病気を治すもの」とはされていません。
- 本質的な回復には、「心の在り方」や「信頼して委ねる力」が深く関わっており、人間のエゴやコントロール欲を手放したとき、スピリチュアルな癒しの力が自然と働き始めることがあります。
スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。
人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は「遠隔ヒーリング」について述べていきます。
目次
スピリチュアルヒーリングでがんが改善?自然治癒力と遠隔エネルギーの可能性
「遠隔ヒーリング」とは、「気」や「エネルギー」と呼ばれるものを使って、心身にリラクゼーションや癒しをもたらすスピリチュアルヒーリングの一種です。
「遠隔」とは、施術者と受け手が物理的に離れていても、その効果が届くとされることを意味します。
たとえば、日本とブラジルのような地球の裏側であっても、エネルギーは距離に関係なく届くとされています。
遠隔ヒーリングの一般的な効果には、心身のリラックス、気分の安定、ストレスの緩和などがあります。
さらに場合によっては、「憑依」「霊障」といった霊的な症状にも作用するケースが報告されています。
こうした現象は、現在の科学では完全には解明されていませんが、観察的な事実や体験談として数多く存在しています。
私自身も、日々のヒーリング実践の中で、こうした現象に何度も立ち会ってきました。
私は複数のヒーリングメソッドを組み合わせ、スピリチュアルヒーリングとして日々実践を行っています。
このブログを書いている時期には、ちょうどある末期がん患者の方への遠隔ヒーリングを行っていました。
この方は、ステージ4の胃がんで、肝臓やリンパへの転移も確認されていました。
ただし最初に明言しておきますが、スピリチュアルヒーリングは「病気を治すための医療行為」ではありません。
日本では、医師でない者が「病気を治せる」と断定することは法律で禁じられています。
そのため、「ヒーリングで病気が治ります」と公言するようなサービスには慎重になるべきだと、私は考えています。
実際に、私もこの患者さんには「完全な回復をお約束することはできません」と正直にお伝えしています。
それをご理解いただいたうえで、入院前から遠隔ヒーリングを継続して行っていました。
結果的に──これはあくまで個別のケースですが──約10日後には退院が決まり、さらに検査では肝臓とリンパのがんが「消失していた」との報告がありました。
私自身、この結果には非常に驚きました。
もちろん、これで「完全に治った」とは言い切れませんし、現在は自宅での療養が続いているそうです。
とはいえ、末期がんと診断された方がわずか10日で退院するというのは、確かに驚くべき回復力です。
しかし、この回復が遠隔ヒーリングの「効果」なのかどうかを科学的に証明することはできませんし、よって私の実績としては大っぴらにアピールすることはできません(汗)
というのも、回復にはさまざまな要因が関わっているからです。
たとえば、医療機関の治療、ご家族の看病、本人の意志力など──それらすべてが重なって、結果としての回復がもたらされるわけです。
その中で、遠隔ヒーリングもひとつの要素として、「自然治癒力の後押し」として機能した可能性はあると、私は感じています。
私がかつて医師の方から教わった言葉があります。
それは「薬は人間の自然治癒力を支えるものにすぎない」ということです。
つまり、どんなに優れた薬でも、体そのものが持つ回復力が働かなければ、本当の意味での癒しは起こらない、ということです。
現代医療は、検査や投薬などの「目に見える治療」が中心です。
それによって確かな成果が得られるケースも多くあります。
ただし、薬には必ず「副作用」というリスクも伴います。
そのため、治療には専門家の正しい判断が欠かせません。
一方、遠隔ヒーリングは、薬のような即効性や数値的な成果は示しにくいものの、私の経験では、副作用のようなネガティブな影響を報告されたことはほとんどありません。
もちろん、遠隔ヒーリングが「最も優れた治療法」だと主張するつもりはありません。
むしろ、治療にはさまざまなアプローチが存在し、それぞれに適した場面や相性があると考えています。
大切なのは、自分自身が納得できる方法を選ぶことです。
心が安心し、前向きになれる方法であること。
それが、結果として「自然治癒力」の活性化につながるのではないでしょうか。
病と向き合う心のあり方──ヒーリングが導く“常識を超えた”回復力
これまでさまざまな方に対してヒーリングを行ってきました。
依頼される理由はもちろん、「良くなりたい」という思いがあるからです。
けれども実際には、比較的スムーズに回復される方と、そうでない方がいらっしゃいます。
この違いは、いったいどこから来るのでしょうか?
一概に結論づけることはできませんし、結局のところ「ケースバイケース」なのが実際です。
たとえば、医療機関の手厚いケア、ご家族の看病、本人の意志力。
あるいは生まれ持った体質や、これまでどれだけ心身を養生してきたか──
それらすべてが複雑に影響し合っているのです。
ただ、それらを前提としたうえで、あくまで私の経験から言えることがあります。
比較的早く改善が見られる方には、共通する特徴があるのです。
それを前提とした上で、改善が早い方々の特徴として考えられる点があるとしたら、
- 「必ず治る」「絶対に乗り越える」と強く心に決めている
- 病に対して、必要以上にネガティブな感情を抱いていない
という点です。
先ほどのガン患者さんの場合、最初にオーラ(波動)を拝見した瞬間から「この方は意志の強い方だな」と感じました。
実際にヒーリング前に少しお話をすると、スピリチュアルに特別な関心があるわけでもないのに、
「すべて先生(=林)にお任せしますので」
静かに淡々とおっしゃったのです。
普通だったら
- 「ヒーリングって本当に効果あるんですか?」
- 「科学的根拠はあるんでしょうか?」
- 「エビデンスがないと信じられないんですが……」
といった疑問が浮かんでも不思議ではありません。
ですが、その方はそうした言葉を一切口にされませんでした。
そこには、不安や疑いではなく、「受け入れている」姿勢があったのです。
そして実際、ガンであることに対する恐れや緊張といったものも、あまり感じられませんでした。
ヒーリングにおいて何より大切なのは「信頼関係」です。
その点において、あれほど信頼を寄せてくださったことは、私にとっても有り難い経験でした。
もちろん入院中は、抗ガン剤の副作用などで心身の調子を崩すこともあったようです。
けれど、深刻に気を病むことなく、「淡々と受け入れる」という姿勢を保っておられました。
だからこそ──
「病は気から」の逆で、「気が整っていたからこそ回復が早かった」のだと思います。
ヒーリングの結果というのは、人間の都合でコントロールできるものではありません。
なぜなら、ヒーリングのエネルギーとは、「他力」からやってくるものだからです。
人間にできるのは、それを「まかせる」「ゆだねる」ことだけ。
この「まかせる」「ゆだねる」ために欠かせないのが、ポジティブな心のあり方です。
たとえ体は病んでいても、心までは病まないこと。
そのために必要なのが、「自分は魂として存在している」という視点なのです。
このブログを読んでくださっている方であれば、「人間は霊的な存在であり、体は本体ではない」という考え方に、ある程度親しみがあるかもしれません。
(このテーマについては別の記事で詳しくお話ししていますので、今回は割愛します)
ただし、どれだけ「ゆだねる」ことができたとしても、結果が良くなるとは限りません。
ここが難しいところであり、よく誤解されるポイントです。
たとえば、こう聞かれることがあります。
「林さん、“まかせれば良くなる”ってことですか?」
……いえ、それは少し違います。
なぜなら、「良くなってほしい」と期待している時点で、それはもう「おまかせ」ではなく「コントロール」だからです。
つまり、「都合の良い結果を望んでいる」=「自分の意図を通したい」となってしまう。
スピリチュアルヒーリングの世界においては、人間の都合=エゴをなるべく横に置くことが必要です。
エゴで動くこの現実世界(地球界)の常識から見れば、それは「非常識」かもしれません。
けれど、「常識」を超えたときにこそ、「常識を超えた結果」が現れることもあるのです。
今回のガン患者さんのケースは、ある意味では「例外的」な事例かもしれません。
でも、だからこそお伝えしたいのです。
この世界には、私たちの意図を超えた「不思議」や「見えない力」が確かに存在する──と。
エゴや思惑から少し距離を置いてみると、そこに「自然と開けてくる世界」がある──と。
これが計算や思惑を超えた霊性(スピリチュアリティ)の世界なのです。
- 遠隔ヒーリングは、物理的距離を超えて癒しや自然治癒力を促すスピリチュアルな手法であり、科学的に証明されてはいないものの、多くの観察事例や体験に基づいています。
- がん患者の実例を通して、ヒーリングによって心が整い、結果的に身体の回復力が高まったと考えられるプロセスを紹介しています。ただし、現代医学の枠組みにおいてヒーリングは「病気を治すもの」とはされていません。
- 本質的な回復には、「心の在り方」や「信頼して委ねる力」が深く関わっており、人間のエゴやコントロール欲を手放したとき、スピリチュアルな癒しの力が自然と働き始めることがあります。