目次
過去世リーディングの概要
一言でいえば、過去世という「次元の異なる情報」によって、普段と違った角度から自分を理解し、「現世の人生」に役立てることです。
ときに、過去世が客観的に証明できない情報にも関わらず、不思議と「納得感」が得られる場合もあります。
以下、概要です。
■あくまで「現世をより良く生きるため」という大前提で、過去世を観ます。
■過去世を知るだけでは、人生は変わりません。過度な期待は禁物です。
■どれだけ素晴らしい過去世も、どれだけひどい過去世も、「かつての物語」に過ぎません。大切なのは「かつて」ではなく「いま」です。
■「現世がうまくいかないのは、過去世が悪いからだ」と "責任転嫁" するぐらいなら、むしろ何も知らない方が良いでしょう。
■「どんな過去世であろうと、私はすべてを受け入れる」と決心できたとき、あらゆる過去世はあなたのエネルギーおよびインスピレーションの源泉となります。
■「過去世は "いくつも存在する"」ので、時と場合によってリーディング内容は変わります。
■「キラキラ系スピリチュアル」にありがちな、「あなたの過去世はどこかのお姫様(王子様)でした」といった〈エゴを喜ばせるだけのリーディング〉は一切行いません。
■逆に「あなたの過去世は極悪非道の限りを尽くしました(だから現世は最悪の運気です)」といった〈相談者を傷つけるだけのリーディング〉も一切行いません。
(ついでに言えば、聖人君主にも「極悪非道の過去世」はあります)
■「過去世の物語」は一つの参考情報に過ぎず、縛られる必要は全くありません。もし心の深い部分が望むなら、今生は全く違うことをしても良いのです。
以上が概要です。
進め方をざっくり言いましょう。
リーディングでは「ヤマカン」で全く構わないので、
「もしかしたら、現世の自分に影響を与えてそうな過去世はこういう感じかな?」
ということを述べていただきます。
「もしわかるとしたら?」と、"遊びごころ" を持ってやっていきましょう。
もちろん、見当外れでOKです。何が「正しい」かなんて、わかるわけがないのですから。
これは言われっぱなしの受け身ではなく、主体的にご参加いただくためです。
「真のリーディング」とは、自分で自分を観ることなのです。
その後、私の方からあなたの特徴的な過去世を2~3通りお伝えし、それ聞いて感じたこと、気づいたことを述べていただく、という流れです。
お申し込みは以下からお願いいたします。
過去世は「事実」ではなく「物語」です
ここから先は、過去世について補足事項です。
・過去世は「事実」ではなく、「物語」です。
・「生まれ変わり」とは言っても、「全く同じ魂が、肉体を次々と乗り換えている」のではありません。
・「魂」は固体的な存在としては捉え切れず、もっと「混沌とした何ものか」です。
・スピリチュアル業界では、この「魂の混沌さ」を例えば「あなたの過去世は、平安時代の農民でした」などとシンプルに割り切って伝えます。
これは「事実」ではなく、「過去・現在・未来」の時間軸で生きている私たちが理解しやすいよう、シンプルにアレンジされた「物語」に過ぎません。
・「そうか、過去世とは物語なんだ」とクールに眺めること。あくまで参考情報。この距離感が大切です。
・それでいて、あなたの波動(オーラの情報)を観ていると、「過去世の物語」が浮かんで観えてくるから不思議です。
・例えば「あなたの特徴的な過去世は、中世ヨーロッパで十字軍に所属していたことです」と言うとき、それを「事実」として捉えるのではなく、「その物語から導き出せるあなたの資質」を考えることです。
・「十字軍の性質」とは、例えば「神への厳しい信仰」であり、「国家(目上の存在)への忠誠心」であり、「戦争を "聖戦" と呼ぶ正義心」であるかもしれません。あるいは「異端を徹底的に排除する冷徹さ」であるかもしれません。
なお、概要で述べた通り「過去世を知るだけでは意味がない」という考えから、これまでメニューとして過去世リーディングを出しませんでした。
ただ、「過度な期待はしませんけど、あくまで参考として知りたいです」というご要望をいただくこともありました。
真のスピリチュアル【マジスピ】とは、「過去世の物語」に囚われず、現世を輝いて生きること。
その根本を忘れずにリーディングを申し込まれると、より充実したセッションになるでしょう。
以上のことを、動画(ほぼ音声)で少し別の角度から述べました。
よろしければ、文章とあわせてご参考にしてください。
■過去世の"物語"は現世をより良く生きる意志があって、はじめて輝く。
また、上の動画より少し過去に出したものですが、「過去世なんて知らんがな!」という動画も出しています。
そう、繰り返しますが過去世とは「物語」であって、現世の人生の縛る何かではありません。
■「カルマ=自業自得=引き寄せ」の狭い思考から抜け出し、運命の流れを信頼しよう。
例:わたしの特徴的な過去世
例えば、林の過去世として特徴的でわかりやすいのは、
「僧侶としての過去世」
です。
私が「お坊さん」っぽい風貌をしているので、誰もが「でしょうね!」と納得してくださいます(笑)
私は哲学や宗教が好きで、かつ現世ではスピリチュアルを仕事にしているのも、この過去世の影響が強いと言えます。
加えて「僧侶としての過去世」では反骨精神が強く、宗教組織にありがちなヒエラルキー(階級制)を非常に嫌ったようです。
尊敬すべき唯一の存在は「神仏」であって、地位や権力だけでもって「偉い」とするのは間違いだと信じていました。
「宗教家としての真の偉さ」とは、いかに神仏の道を深く体得し、そして実践できているかでしか測れない。
そう信念しているので、既存の宗教団体からは嫌われます。
だから自分から離れるか、あるいは破門にされてしまうわけです。
(振り返れば現世でもある団体で、考え方の違いから「破門」に近い状態になったことがあります)
(また学生時代のある時期、あるグループから「裏切り者」扱いされたこともあります)
そうして一人でいろんな場所を旅しながら、独自の宗教や思想を説いていたようです。
その影響があってか、今生ではいかなる宗教団体にも所属する気はありません。
加えて、一般的な組織ともベッタリ関わることができないのです。
(今生で会社勤めが苦手だったのは、一匹狼的な過去世の影響があるのかもしれません)
さらに、スピリチュアル業界においても「これが流行っている」とか「これがウケる」とかいうことにも興味がなく、「本当の教え」とは何なのか、「本質」とは何なのかを、学び、伝えたい。
ウケ狙いより、本質を追窮したい気持ちの方が強いのです。
ただ、今生でチャレンジしたいのは、〈小さな自己満足〉から〈より広い自己拡大〉を目指すことです。
「過去世からの流れ」をそのまま汲むと、一匹狼として「人から理解されなくても構わない」「オレはオレの道を行きさえすればいい」ということになるでしょう。
「過去世の当時」は今のようなネット社会ではないので、ごく限られた少数者から支持を受けていたに過ぎませんでした。
それはそれで満足している自分もいるし、今生でも「人から理解されなくても構わない」「オレはオレの道を行きさえすればいい」という考えは、自分の内側のどこかにあります。
でも、同時に「本当にそれでいいのだろうか?」という気持ちもあるのです。
現代は自分の考えを、より広く伝えられるツールに恵まれています。
ですから、今生では「少数でも理解してくれる人がいたら満足だ」というレベルを超え、なるべく多くの人々に自分の考えたこと、感じたことを伝えたい、と考えるようになりました。
「過去世からの流れ」をそのまま続けるのも良いし、そこからさらにステップアップしたり、場合によっては思い切りジャンプしたりしてもいいのです。
【音声】実際の過去世リーディング
■人づきあいが苦手なのは、過去世に何かがあったからでしょうか?
■前世と同じような道を辿りながら、魂は神に向かって進化成長してゆく。
■私が本当にやりたいことのヒントは、前世の中にも隠されていた。
よくある質問
- 専門家によって過去世の内容が変わることがありますが、これはどう理解すれば良いでしょうか?
- 「守護霊リーディング」同様、過去世も専門家の個性やフィルターによってリーディング内容が変わります。
ただ、共通するのはどれも「物語」であって「事実」ではない、ということです。中には「事実」かのように言う専門家もいるでしょうが、科学的に証明できない以上、やはり「物語」なのです。
大切なことは上記の通り、どんな過去世をリーディングしようとも、「そこから導き出せるあなたの資質」を観ることです。それができないようなら、その専門家はあまり腕がないということです。
自分のことを棚に上げて言えば、専門家選びは慎重になさることです。中には相談者を過剰に持ち上げたり、逆に突き落としたりすることもあるので要注意です。
そもそも過去世に良いも悪いもありません。すべては「神の本質」を顕現するため、魂は果てしない「宇宙の旅」をしているのです。魂は失敗や過ちから、最も多くを学ぶことを忘れてはなりません。
- 「前世(過去世)の記憶がある子ども」がいて、過去に実証的な研究もあったようですが、信じられるでしょうか?
- 参考にはしても、鵜呑みにしない方が良いと思います。まだ「あちらの世界」とつながっている感性の鋭い子どもが、何らかの「過去世の記憶の層」に触れた可能性も考慮すべきでしょう(そんな子どもも、成長するにつれ忘れてしまいます)。
すでに述べた通り「全く同じ魂が、肉体を次々と乗り換えている」ということはありません。魂はもっと混沌とした、物質的な尺度で割り切れない「何ものか」です。
スピリチュアル業界で「誰それの過去世は◯◯だった」と、魂を「固定的で不変的な存在」として表現するのは、意図的にわかりやすくすることでウケを狙った「物語」なのです。
お客様の声(過去世リーディング)
『途中で通話できなくなるというトラブルもあったなか、最後までご丁寧にリーディングしてくださりありがとうございました。
先生が過去世は物語とおっしゃっていましたが、本当にその通りで知らない誰かの物語をふんふんと聞いているんだけども、どこか自分とリンクする部分もあって不思議な感覚でした。(共感するたびに鳥肌が立っていました)
今回リーディングに手を挙げた理由は、好奇心からが1番ですが、過去世を知ることで自分の核となる部分に厚みが増すことを期待したからです。
林先生から過去世の3名を教えていただいた時に、初めは何故この3名なのだろうと疑問でしたが、このメッセージを書いている今、これからの自分の人生に必要な人物だったんだろうなと思います。
これまでも自分で選択して好きに生きてきたつもりですが、もう少し踏み込んで自分の人生を生きてみたいなと思いました。
周りの目やお金のことは抜きに、まっさらな状態で自分と向き合って、慈しんで生きていこうと思います。ありがとうございました。』(Sさん・女性)
先日はありがとうございました。私自身、当初は「どうしてこんな過去世が思い浮かぶのだろう?」と疑問に思っています。でもわからないままお伝えすると、「自分とリンクする部分」が出てくるのは私も不思議です。どうやら「現世の人生だけがすべてではない」ようです。それを何となく感じるだけでも目の前の風景が違って見える気がしますね。ぜひ現世をより良く生きるヒントとしていただけたらと思います。
料金・スケジュール
【料金】
50分 / 18,000円
※50分以降は、10分延長ごとに3,000円いただきます
※初回は冒頭に「10分前後」の自己紹介タイムが加わります
※事前にリーディングをするため、基本時間は60分でなく50分です。
【お振込先】
■三菱UFJ銀行
・青山通支店(アオヤマドオリ)
・普通 1889425
・ハヤシ アキヒロ
(恐れ入りますが、振込手数料はご負担願います)
【スケジュール】
■①11~20時 ②22~25時
※「対面」の最終受付は16時まで。それ以降は「オンライン」。
※①の「オンライン」最終受付は18時
※②の最終受付は23時
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
お申し込みは以下からお願いいたします。