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目次
土地や物件だけで運気・運勢がすべて決まるわけではない
今回の文字起こしは「風水についての意見」に絞ったので文章量は少なめです。YouTubeおよびラジオだと、だいぶ違うことを話していますので、よければ両方チェックしていただければ幸いです。
今回の文字起こしの要点
- 波動の良い物件は全体の2割程度。60点以上を目安に “高望みしすぎない” ことが大切です。
- 土地・物件の波動だけで運気・運勢は決まらない。住む人・使う人の波動が大事です。
- 現代の風水/方位学は形骸化している。気にしすぎると身動きが取れなくなります。昔と違って移動が自由な時代なのに臨機応変に。
今回は土地や物件の話をします。
メインタイトルは「引っ越しや新築、波動の良い物件・土地を選ぶコツ」
サブタイトルは「風水や方位学に縛られると損する」
という話です。
まず結論を簡単に言いましょう。
波動の良い物件、土地(賃貸も含む)を選ぶときは、高望みはしないこと。
というのも、私の経験からすれば、良い物件は全体の2割程度しかないからです。
あまり良くない物件の方が、数としては多いんです。
なので、平均点の60点程度のレベルだったら満足した方がいいですね。
というのも、土地や物件だけで運気、運勢のすべてが決まるわけではない。
一番大事なのは住むあなた自身であり、家族で住むならファミリー全体です。
その当たり前を前提として、その上で、なるべくなら悪い物件を避けることです。
他のスピ系は、「土地や物件だけで運勢が全て決まってしまう」かのように言う人もいますが、それは違います。
ポジショントークだと疑った方がいいでしょう(私も『土地・物件の波動鑑定』を仕事にしていますが、なるべくニュートラルでいたいと思っています)。
現代の風水や気学の大半は参考程度にしかならない
次に、現代の風水や方位学について。
私はその専門ではないけど、よく聞かれます。
「この日程で着工して大丈夫ですか?」
「方位・方角は大丈夫ですか?」
これについては、原則としては気にされなくて結構です。
候補の土地や物件に普通の人でも「イビツな雰囲気」を感じるようなら話は別ですが、そうでなければ方位・方角を気にしてしまうことの方がよほどマイナスになります。
いま世の中に出回っている風水や方位学は、その本質は形骸化しています。
私は専門家ではありませんが、そのコンテンツやノウハウの持つ「生命力」は波動として観ることはできます。
そういう視点でいろいろ風水の流派を観察したことがありますが、率直に言って "毒にも薬にもならないもの" が大半です。
その流派の名称だけは派手なんですけどね……
例えば「どこの方角に何を置けば運気が上がる」なんて、いかにも物質的なアドバイスだし、マニュアルのレベルなんです。
そういう商品化された風水や気学、ビジネスのために簡略化されたハウツーは、そもそも本質的なものではないんですよ。
そして、後でも触れますが、そういう「簡略化された商品」を販売している "専門家" は、そもそも「本質の追窮」を怠っているため、波動/オーラが鈍重になっていることがほとんどです。
風水や気学とは、そもそも「大自然(環境)といかにして調和するか?」を追窮する科学でした。
「人が土地に住むとはどういうことか?人間の住まいの真のあり方とは何か?」という問いが根底にあるんです。
その発祥は古代中国ですが、当時の "本物の専門家" はそもそも「地水火風空」という森羅万象を追窮する「科学者」だったんです。
そこから時代が下り、簡略化したマニュアルと化した風水や気学は、よほど専門性の深い専門家を例外として、参考程度にするぐらいでちょうど良いわけです。
「その人(その家族)の波動=気勢であれば、その土地にいかにして住めば自然(環境)と調和できるのか?」
現代の風水に、この種の「根源的な問い」は希薄です。
なぜなら、そうしてしまえば、マニュアル化ができなくなってしまうからです。
こうなりゃビジネスはやりにくい。
風水系の「資格ビジネス」もやりにくくなってしまう。
ですから、なるべく簡単にわかりやすくした方が、ビジネスチャンスは広がるわけです。
なぜ有名な「風水の専門家」の波動・運気が低いのか?
ただ、形骸化した風水や気学を生業にしている場合、人の運勢を上げる「運気の専門家」なのに、その人自身の波動はあまり良くないケースをいくつか観てきました。
ある「風水の専門家」は、業界ではとても有名な方です。
たまたま私の知り合いの経営者が、その先生の風水コンサルティングを受けたことがあるそうで、そのときの話を聞かせてもらったことがあります。
その経営者曰く、
「あの先生は確かに実力はあると思う。けど、実は結構な数の訴訟を抱えているんだよね」
ということを聞きました。
実際の波動はだいぶ重たいんですよ。
これが本当に「運気の専門家」なのでしょうか?
逆に言うと、なぜこういう人でも「インフルエンサー」になってしまうのでしょうか?
なぜ他のインフルエンサーやセレブが「あの先生は素晴らしい」と称賛してしまうのでしょうか?
思うに、「見せ方」がとてもお上手。
要は「儲かっているように見える」=「金運が高そうに見える」わけです。
その方の事務所は一等地中の一等地にありますし。
風水というのは先ほども述べた通り、本来は「天地自然との調和」を追窮する学問です。
それが現代人は、「"運が良い" とは "金運が高い" ことだ」と、あくまでお金の価値観を中心に見ているわけです。
そうなると、金銭欲が強い人がその有名な先生のところに集まってくるわけですね。
それによってかなり儲けているのだろうと思います。
けれども、その中心には「エゴの波動」が渦巻いているので、必然的に訴訟も多くなるというわけです。
本来は、そういった「人間関係のトラブルがない」のが「真の運気の高さ」でなければならないと思いますが、いかがでしょうか。
他にも風水で有名な人が何人かいますが、軒並み「波動が低い=運気が低い」のはどういうことなんでしょうね?
どうも「金運」だけに全振りしてしまって、他のパラメーターが劣勢になっているようなんです。
風水の真髄が「天地自然との調和」であるなら、こんなことにはなりませんね。
ここに私は「現代の歪み」を感じざるを得ません。
今回の文字起こしは「風水についての意見」に絞ったので文章量は少なめです。YouTubeおよびラジオだと、だいぶ違うことを話していますので、よければ両方チェックしていただければ幸いです。
改めて、今回の文字起こしの要点
- 波動の良い物件は全体の2割程度。60点以上を目安に “高望みしすぎない” ことが大切です。
- 土地・物件の波動だけで運気・運勢は決まらない。住む人・使う人の波動が大事です。
- 現代の風水/方位学は形骸化している。気にしすぎると身動きが取れなくなります。昔と違って移動が自由な時代なのに臨機応変に。
※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。
