(ODEO / オデオ= 中性子=意志『波動の法則』より)
お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。
人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は前回に続き、
名著『波動の法則』における「気づき」の大切さ」
について考えていきます。
前回と重複する部分もあるのですけど、「気づき」について深くわかっていないとせっかく読んでも実践につながらないので、ぜひこの部分を抑えていただければと思います。
「気づき」は日常でよく使われる言葉ですが、『波動の法則』では特に重要なキーワードなのでサラリと流してしまわないようご注意を。
※前回のブログ
目次
頭では理解しているのに、運命を変える実践ができない理由
では、これも前回と同じですが、本書の実践におけるエッセンスを述べます。
『波動の法則』のエッセンス
- 「自然の仕組み」に沿って、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)をEGHO(エゴ≒肉体の維持安定を中心とする意識)ではなく「愛と調和」の方向へ無限進化させることが私たちの宇宙的使命である。
- すべての現象(出来事・出会い・病気・事故など)はメッセージである。
- 人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない。
- 「愛と調和」の方向へ「決心」と「忍耐強い実行」ができれば、必ずサポートがある。
- 低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。
- 最も大切なのは「家族に還現」つまり家族から学ぶこと。
ときどきブログや音声配信(YouTube)を見聞きしてご感想を「マジスピ・アンケートフォーム」や「マジスピ・無料メルマガ」へのご返信で送っていただくことがあります。
それについては感謝しているものの、この『波動の法則』に関する一連のブログについては「勉強になりました」というご感想は〈厳禁〉でお願いします(笑)
なぜなら前回も述べた通り、大切なのは「理解(勉強)」ではなく「気づき」だからです。
「勉強になりました」とは「理解のレベル」であるのが大半なので、これではほとんど何も読めていないんです。
世の中にはいろんな学びのコンテンツが溢れているにも関わらず、それを実践する人が数少ないのは「理解」しただけで自己満足するからですね。
前回のブログで触れた通り、いくらスピリチュアル系の本をたくさん読んでも自己満足で「気づき」が起こらなければ、運命は良くなりません。
EGHO(エゴ)は「理解」だけでもって満足しやすい傾向にあります。
心理学でよく言われる通り、EGHO(エゴ)は安定を求め、変化を嫌う。
ただし体の温度や脈拍などは「安定」していないと困るので、肉体レベルではEGHO(エゴ)は大切なもの。
けれど、精神レベルまで「安定」したままであれば、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)の進化成長はありません。
「理解」だけに留めておけばEGHO(エゴ)は変わる必要がないので、安心安全なのですよ。
そのEGHO(エゴ)の振動波に同調したままだと、理解(勉強)しただけで満足してしまう。
これは自己啓発の分野で「コンフォートゾーン(快適な領域)を抜け出せない」と言われているやつです。
「実践は失敗のリスクがあるからやめとうこうね~。ボクちゃんはお勉強のできるいい子だもんね~」
というふうに、エゴは "やさしく" "親身になって" 語りかけてくるわけ。
これは私だけでなく、あなたもよくご経験あるでしょ?
「理解」ではなく「気づく」というのは、「それが本当に大切なことなんだ」と理屈を超えてわかるということ。
頭でなく「肚(ハラ)」でわかるということ。
そうなりゃもう、実践せざるを得なくなります。
たとえそこに失敗のリスクがあったとしても、その失敗によって EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)は最も学べるわけだから、「自然の仕組み」からすればとても悦ばしいことなのです。
・・・とアタマではわかっていても、やっぱり普通はビビって実践しないやん?(笑)
で、中には「ボクちゃんわかっちゃったもんねっ!エライでしょぉぉぉぉ!!」って "理解してますアピール" する人も出てくる。
そういう人は論理は立派でも、波動はショボいまま。
そうやって
「自分は本当は、 "実践に伴う苦悩と忍耐" から目を背けているんだ・・・」
という意識もあまり働かないまま、「オレはわかってるぜ!」と自己説得してしまう。
『波動の法則』の著者の足立育朗所長が、
「この本を読んで感銘を受けたと言ってくださる方は多いけれど、本当に実践している方はとても少ない」
とおっしゃっているのは、この本でサラリと「『理解』じゃなくて『気づき』が大事ですよ」と述べていることも、残念ながら「理解レベル」で受け止めれられているということなのでしょう。
この「バカの壁」はおそらくマンガ『進撃の巨人』の大きな壁ぐらいそびえ立っているのかもしれませんね。
(『進撃の巨人』より)
「100年も平和」だったら寿命が尽きてしまうわ。
次回以降に詳しく述べますが、この「バカの壁」を突破するために必要なのが
【決心】
なのであります。
この【決心】も日常で使うことの多い言葉ゆえ「理解」しようとする意識すら働かず、「はいはーい、決心ね。そんなの小学校で勉強したわい」とサラリと読み流してしまうのかもしれません。
ここまで読んでいただくと、『波動の法則』の実践はシンプルではあるけど、決してイージーではないことが「理解」していただけたと思います。
エゴを超えるには「答えのない問い」を問い続けること
では、「理解」ではなく「気づき」にまで至るためには、どうすればいいのか?
これは "不親切な本" である『波動の法則』ではハッキリ説明されていません。
「もっと説明してよ」と思うかもしれませんが、本質からすれば "不親切" でいいのです。
なぜなら、「自然の仕組み」の原理原則とは【自分で気づくしかない】というものだからです。
「じゃあ気づくにはどうすればいいのですか?」なんて聞く人がいたら、例えば昔の「禅の世界」であればブン殴られているでしょう(笑)
「そんなの自分で考えろバカヤロー!」と一喝されて終わりですわ。
EGHO(エゴ)の文化圏に生きている私たち地球人にとっては「厳しい」と感じるかもしれませんね。
でも「自然の仕組み」からすりゃ、こんなの当たり前のことなのですよ。
自分でちゃんと考えれば、誰しも「気づける」のです。
そのためのヒントがあるとすれば、
「自分は何のために生まれ、何のために生きるのか?」
を問い続けること。
当ブログでもときどき、
「答えを得るよりも、問いを持ち続けること」
ということを述べています。
「真に生きるとは、問いを問い続けること」
と言っても過言ではない。
この問いには、簡単に答えが出ない。
例えばその答えが「いい学校に行って、いい会社に行って、いい人と結婚して、いい家庭を築いて、幸せに暮らすこと」というステレオタイプなものだとしたら、
「いや、だからそれは "何のため" なのか?」
ということを、「本質」にたどり着くまで問い続けるわけです。
つまり「ありきたりな答え」では絶対満足しねえよ、ということ。
自分の全身全霊が感動に包まれるような「答え」じゃなきゃ、絶対満足しねえよ。
これを続けることができたら、やがて「理解のレベル」を超えることができます。
「考えても簡単にわからないことを問い続ける」というのは、言い換えれば「脳=理性を超える」ということです。
禅問答というのは奇妙奇天烈な問いでもって、いわば「脳=理性を超える」ためにある。
例えば〈両手で拍手をすると音が出るが、片手だとどんな音が出るか?〉と師匠に問われ、「は? そんなもん知らんがな・・・」なんてボヤキながらも、サボると師匠から殴られるのでギリギリまで考え続ける。
そして、これはあくまで一例ですが、
「そうか!どんな存在物も〈音なき音〉を発しているのだ!!」
そうやって悟れたとき、安っぽい表現だけど「頭がパッカーン!する」わけです。
「パッカーン!」という感じは、「脳天が開いて、叡智が流れ込む」ということ。
これが「理解」を超えた「直観」です。
禅問答とは、「理解(論理)のレベル」では絶対わからない問いを理不尽にぶつけることで、直観まで導くこと。
そして「本質への問い」とは、いわば「高次元波動」への問いであり、それは「高次元波動」と交流することでもある。
愛とは、誠とは、義とは、信とは、神とは?
検索すれば、AI(人工知能)に聞けば簡単に答えが出る時代において、問い続けることは簡単ではありません。
でも、「問いを持たなくなると、人間は家畜となる」のです。
これは人間がEGHO(エゴ)の振動波に完全に同調し、肉体や自我を本位とする生き方に堕落したことを意味します。
そんな「豚」や「羊」になりたくないのなら、本当に自然の仕組みにかなった「魂の進化」を願うなら、答えのない問いを問い続け、「理解」を超えた「気づき」に至り、さらに実践を続けるしかない。
「宇宙のメッセージ」は困難を通じてやってくる
(ATOMH / アトム = 原子『波動の法則』より)
とはいえ、私も含め大半の地球人はEGHO(エゴ)の振動波に染まって生きている身であるため、「愛と調和」の方向に向かって生きていくことはなかなか難しい。
ついつい、EGHO(エゴ)の振動波と同調して「安易」や「安定」へと流されてしまう。
そこで「自然の仕組み」は私たち地球人でも何とかスタディできるよう、陰からサポートしていただいています。
(※『波動の法則』では「学ぶ」より「スタディ」という表現がよく使われます)
その大きなものが、冒頭で掲げた【波動の法則 エッセンス】の一つである
「自然の仕組み」は「病気」や「事故」や「トラブル」を通じて、人間にメッセージを送ってくる。
というものです。
これは当ブログを読んでくださっている学習意欲の高いあなたなら、それこそ「直観的に」お分かりいただけるでしょう。
病気や事故やトラブルが大きければ大きいほど、私たちは屁理屈なんて言っていられなくなります。
藁にもすがる思いに駆られるでしょうし、普段は信仰のない人でも「祈る」ような気持ちになるでしょう。
大きな失敗したとき、人間は意気消沈すると同時に、謙虚になるチャンスも与えられます。
「謙虚になる」ということは自我・EGHO(エゴ)の振動波が少なくなることですから、そのとき私たちは「気づき」を得やすくなります。
・「そうか。。。この失敗は●●を学べということか」
・「そうか。。。このトラブルは謙虚さが足りなかったということか」
・「そうか。。。この大病は自分の生き方がズレていたということか」
私たちは普段から素直で謙虚でいたらいいのですけど、順風満帆であるほど得てして調子に乗りやすい。
古語に「治に居て乱を忘れず」とある通り、たとえ平和な時代でも危機感を持てたらいいのですけど、なかなかそうはいかない。
そうやって謙虚に学ぶことを忘れた私たちに、「自然の仕組み」はときどき「気づきのための試練」を与えます。
私たちが人間として大きく成長進化できたときを振り返ると、たいていは失意や挫折のとき。
そのとき、別に『波動の法則』を知らなくても「宇宙からのメッセージ」を人生の大切な教訓として受け取っている。
もしそのとき謙虚になれなかったら、安心してください、次はもっとキツいメッセージが与えられますから(笑)
あなたの周りに一人や二人はいませんか?
人生が投げかける試練や苦難から逃げ続けているヤツが。
どこまでも逃げられるわけがないのに、バカなのでよほど追い込まれないと観念しない。
で、運命はどんどんどんどん悪化していくわけですよね。
このように「言葉だけじゃわからんのなら、本当に『気づき』が起こるまでオマエの身に叩き込んでやるぜ」とばかりに、私たちは「自然の仕組み」の側からを「"焼き" を入れられる」こともあるわけです。
「焼かれる」わけですから非常に痛いわけですが、このとき謙虚になれたらEGHO(エゴ)の振動波はそのぶんだけ調整されるわけです。
その結果、以前より素直に謙虚になることで「魂の進化」はスムーズになるわけ。
こういう「宇宙のサポート」は、人生経験がある人ほど「理屈抜き」に「直観的」にわかるはずです。
ただし、たとえ人生経験がそれほどでなくとも、アタマで屁理屈をこねない素直で謙虚な人、「理解」だけで自己満足しない人は「気づく力」や「直観力」が高いので、どんどん魂の進化発展を遂げることができ、この世的にも幸福な人生を送ることができるでしょう。
素直で謙虚で探究心の強い人であれば、この世でも優秀に決まってますからね。
『波動の法則』ではここまで野暮な説明はしませんよ。
「気づきましょう」の一言でおしまい。
私みたいに理屈っぽい人間や素直でない人間だと、知識はそれなりにあっても「気づき」が乏しいので、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)はなかなか進化できないのですよ。
初めて『波動の法則』を読んだときは、私は知識だけで「理解」しようとしていたと思います。
その時点から私も「宇宙」からキツいメッセージを何度か与えられることで、多少は迷妄が晴れたのかもしれません。
その反省があるので、もしかして同じ境遇の方もおられるかなと思って、こうしてブログで発振しています。
ご参考になれば幸いです。
また何回かシリーズでブログにしていきますね。
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