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第316回:名著『波動の法則』入門1:人生を変えるには理解ではなく「気づき」が必要

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulation_01/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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人生が変わらないのは、「理解」を大切にしているから?

今回の文字起こしの要点

  • 人生を変えるには、地球のスタンダードである「理解=理性=大脳」を超えた「気づき=直観=身体性」を中心とした人生観にシフトしなければならない。
  • 「偏差値的な優秀さ=理解」は人生を変える力を生まない。「頭の良さ」が人格の高さと結びつかないのは「理性=大脳の限界」を示している。
  • 書籍や動画などでいくら知識を理解しようが、「気づき」からの実践にまで結びつかない限り、かえって理屈っぽい嫌味な人間になってしまう。
  • 「宇宙からのメッセージ」を受信するためには、理解した知識を捨て、エゴを手放し、素直に謙虚にならなければならない。

今回から数回、スピリチュアルの名著『波動の法則』、足立育朗さんの本を取り上げます。

簡単な結論から言えば、人生を変えるには「理解を超えた気づき」が必要だということです。

ただ、今回の話は、おそらく禅問答みたいになってしまうでしょう。

わかるようでわからない、何を言っているのかわからないかもしれません。

「理解を超える」という通常の頭の使い方とは別次元の話なので、どうしてもそうなってしまいます。

理解ではなく「気づき」が必要なのだ。

今日はこの話を何度も繰り返しますが、なぜ途中で飽きられるかもしれないのに繰り返すのか?

それは、それだけ現代人の大半にとっては「理解という壁」がとても分厚く、そのため「頭」では "人生を変えたい" と思っているにも関わらず、その実践ができずに終わるからです。

どこかの塾のキャッチコピーではありませんが、ぜひ "四角い頭を丸くして" お聞きください。

では本題に入りましょう。

「波動の法則」という言葉は、スピ系ではよく言われますね。

この本は1995年に発刊されているので、配信時点ではもう30年になりますね。

今も売れ続けています。

配信時点では、Amazonのレビュー数が1064件もあります。

Amazonでは「2007年発売」と書かれていますが、これは復刻版で、元は1995年出版です。

この本は、地球の言葉で言うと「難しい」んですよ。

Amazonに掲載されている説明文を読んでみます。

「意識と意志の仕組みや、宇宙の成り立ち、魂の本質、現実の創造など、著者が直感で得た情報をもとに、極めて科学的かつ、具体的に分かりやすく解説」

これは出版社が書いた説明だと思いますが、実際は抽象的で分かりにくいです(笑)

著者の足立所長(私は「所長」とお呼びしています)ご本人も、この本の中で「不親切な内容」と言っていますよ。

地球人にとっては「分かりにくい」んです。

そして、説明文の続きです。

「顕在意識を超えて、宇宙からの直感・ひらめきを連続的に得ることで、創造性に溢れた人生に変えることができます」

この「直感」「ひらめき」というのが、「理解ではない」部分ですね。

「顕在意識を超える」というのは、理解を超えていくことなんです。

今回はそういう話をするんですが、真面目に「理解」しちゃいけませんからね(笑)

「理解じゃねえよ」って言ってんのに、ついつい理解しようとしちゃう。

こう言うと「理解じゃダメだと言うなら、じゃあどうしたらいいのよ?」って、これまた理解しようとしやがる(笑)

……すでに禅問答が始まっていますね。

「意味がわからん、何を言ってんだコイツは(怒)」と理解できないことにイライラするなら、あなたは "立派な地球人" なので、ここで打ち切っていただいて結構ですよ。

この本はロングセラーで広く売れている割に、実は読む人を選ぶんです。

「なんか良い本だと聞いて読んでみたんだけど、意味がわからん……」と思っている "立派な地球人" は少なくないでしょうね。

で、後でも言いますがそういう人が「この本は科学的根拠に乏しい」と、"立派なレビュー" を書くわけです。

そうやって、"地球界の枠組み" で物事を判断しようとする。

小声で言いますが、だからあんたの人生はなかなか変わらないんだよ。

もしあなたが "立派な地球人" では満足できない何かがあるなら、どうぞ最後までお付き合いください。

まず信じていただきたいのは、『波動の法則』というこの本そのものの“波動” は、素晴らしいということ。

本にも波動、エネルギーがあります。

これまで何度かお伝えしていますが、著者のエゴが強かったり、内容が薄かったり、あるいは嘘ばかり書かれているような本は、波動が暗く重たくなる。

これは人間の波動/オーラと同じです。

波動を観るのを根幹として10年以上この仕事を続けてきた私が、この本の波動は素晴らしいと断言します。

まぁ私のことはいいので、少なくともこの本は信頼してください。

ただ、この本が地球人にとってわかりにくい内容なのは、現代科学の手法とは根本的に違うからなんです。

「直観」を通じて足立所長の脳が受振した内容を、そのまま活字にした本だから難しい。

昨今の「エビデンス重視」の風潮からすると、デタラメに見えてしまうんですよ。

そして、この本の中には「宇宙語」と呼ばれる独特の表現がたくさん出てきます。

これがまた、わかりにくくしている原因の一つですね。

宇宙語として伝えないと「波動」を正確に伝えることができないから、地球人にはわかりにくいことを承知しつつ独自の言語を使っているわけです。

ちなみに私、足立所長のセミナーに参加したことがあります。

ただ、表向きに告知されていたものではなく、ご紹介で参加させていただいたんです。

場所は新宿でしたね。

なぜか一番前の席が空いていたので迷わず座りまして、1メートルほど前の足立所長がいらっしゃいました。

その仙人のような佇まいや雰囲気、高貴な人格に触れられたことは、今でも鮮明に記憶しています。

「なんて波動の素晴らしい方だろう」と以前から尊敬していたので、もう全身全霊で、毛穴からすべてを吸収するつもりで話を聴いていました。

こういう「理屈抜き」で真剣に話を聞く姿勢でいると、「理解の壁」を超えていくことができます。

あのときの足立所長の話は、私は頭脳ではなく「身体」で覚えているんです。

だから、私は『波動の法則』を理解を超えた「気付き」として受け止め、そのことによって、これからも人生を変えていくことができるんです。

なぜ「優秀な人」「頭の良い」人ほど “波動が低い” 傾向にあるのか?

現代の教育は、「知識の理解」がベースになっています。

だからどうしても「理解」を通じて物事を捉えるように、嫌な言い方をすれば「洗脳」されているわけです。

でも、そうして文明に飼い慣らされるほど、トクができるんですよ。

受験なんてその最たる例で、多くを理解して知識を増やすほど「偏差値の勝者」になれる仕組みですよね。

それで高学歴の称号を得ることで、社会的成功を得る可能性はグッと高まります。

この世ではそういう人ほど「頭が良い」と評価されるわけですが、それはあくまで「地球の枠組み」の中での評価に過ぎません。

宇宙からの視点、波動の法則の観点から見れば、それは「真実の評価」ではないんです。

高学歴が本当に「頭が良い」なら、どうしてそういう人たちが集まっているはずの官僚組織や政治家は腐敗しまくっているんでしょうか?

「頭が良い」はずの人が、どうしてくだらない犯罪に走ったり、品性や知性を感じない言動をしたりするんでしょうか?

「頭が良い」はずのグローバルエリートが、どうして "今だけ・金だけ・自分だけ" という貧困な精神で世界支配を目論むんでしょうか?

いや、私たち一般人においても、なぜ「頭ではわかっちゃいるけど、できない」「頭ではダメだとわかっちゃいるけど、やめられない止まらない」ことがたくさんあるんでしょうか?

こういう素朴な事実を振り返れば、「理解」に人生を変える力はないことがわかるはずです。

じゃあ「何が本当なんですか?」って言われると……「それは理解じゃなくて、気づきなんです」と、足立所長は何度も何度も語っておられる。

「それは説明できない」ため、今回の話は “禅問答” にならざるを得ないのですが、今回は『波動の法則』を初めて取り上げるにあたって、そのエッセンスをお伝えしたいと思います。

あ、ここはまず「理解」で大丈夫ですよ。

これはブログでも同じものを載せていますが、ここでも引用します。

  • 「自然の仕組み」に沿って、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)をEGHO(エゴ≒肉体の維持安定を中心とする意識)ではなく「愛と調和」の方向へ無限進化させることが私たちの宇宙的使命である。
  • すべての現象(出来事・出会い・病気・事故など)はメッセージである。
  • 人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない。
  • 「愛と調和」の方向へ「決心」と「忍耐強い実行」ができれば、必ずサポートがある。
  • 低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。
  • 最も大切なのは「家族に還現」つまり家族から学ぶこと。

いきなり「エクサピーコ」。宇宙語が出ました。

これはニアリーイコールで「魂」という意味なのですが、詳しく説明するとややこしいので、興味があれば『波動の法則』を読んでみてください(読んでも理解できないと思いますが 笑)。

今回は3番目の『人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない』を取り上げています。

「気づき」というのは、わかりやすく言うと、理屈抜きでわかること。

あるいは「腹でわかる」という身体的な感覚、ストンと腑に落ちる感覚です。

職人の世界や伝統芸能、武道、スポーツでも「体でわかる」ことによって上達していくのは説明しなくてもわかりますよね。

スピ系では知識として「大切なのは愛です」とか「感謝が大切です」とか言われます。

でも、なぜなかなか実践できないのか?

もうわかりますよね。

いくらスピリチュアル的な知識をたくさん頭に詰め込んだとしても、それが「理解のレベル」に留まっている限り、実践にまで結びつかないからです。

ゆえに本人の振動数=波動は高まりません。

いや、むしろヘタに知識があるぶん、屁理屈だけのウザいヤツに成り下がる可能性の方が高いですね。

私も小規模ながらYouTubeなどの発信をしているので、ときおり「知的なアンチコメント」をいただくんですが、その人の波動/オーラ――匿名でもわかります――を観ると、このひと何もわかってないなぁと溜め息が出ます。

理解を超えて具体的に実践している人は、やはり波動は良いですよ。

なぜ、スピ系をたくさん学んでも「波動が低い」ままなのか?

『波動の法則』のAmazonのレビューって面白いんですよ。

配信時点で1000件以上あるので、いろんな意見があるわけです。

それを見ていると、その人が「理解の壁を超えているかどうか」がわかるので、匿名とはいえ試されている感じがしますね。

その中から典型的な例として、AさんとBさんという2人のレビューをご紹介します。

まずAさん。

Aさん「書いてある言葉や数字は、ほとんど理解できませんでしたが、なぜか感覚で読み進めることができました。それは、この本が放つ波動によるものだと思います」

「理解はできないけど、なんかいい感じだった」ということですね。

そして次、Bさんのレビュー。

Bさん「スピリチュアル系の本が好きでよく読むのですが、わりと色々な方々がすすめていたので読んでみました。結果、終始意味が分かりませんでした。「科学的に」と最初の方で出てきたので最初はわくわくしてたんです。けど繰り返し出てくる宇宙語という造語が難しい。内容も独創的すぎて謎。協力者も妹しか出てこないし、検証するならもっと大人数でやるべきでは?と思ってしまいました」

これ、"地球的な常識" で言えば「正論」です。

まともで、科学的で、論理的に正しい。

Bさんの方が「頭が良い」印象を受けます。

ところが、実際の波動/オーラを観ると、断然、Aさんのほうが良いんですよ。

波動を観る立場として、こういう「非常識な事実」は実に面白い。

Aさんは素直な方だとお見受けします。

意味は理解できなくても、ちゃんと「行間」を読んでいるんですよ。

Aさんはおそらく、周りから好感を持たれる人でしょうね。

一方で、Bさんは「頭」で理解しようとしている。

そして、レビューを通じて「オレってちゃんと理性的に批判できる頭のいい人間なんだぜ」とドヤっているようにも聞こえる。

でも、この重たい感じの波動を観る限り、Bさんはたぶんウザいヤツでしょう(汗)

こんな「賢い頭脳」では、どれだけスピ本を読んだところで、人生は大して変わらんですね。

ここに「偏差値的な優秀さ」とは真逆の世界があります。

何度でも言うぞ。

本当に大事なことは、理解ではない。

「頭」ではなく、「体全体」で、「肚」で、感じることなんです。

「気づき」や「直感」というのは、小説や映画などに触れて「心が震え」「琴線に触れる」ときに生じる、言葉にならない感動。

あるいは、自分の内なるエゴや卑怯さ、狡猾さと真正面から向き合って——

「ああ……自分はここが間違っていた……」

——と、言葉にならない深い「慙愧の念」の起こるとき。

それこそが、本当に「気づいたとき」ときなんです。

「大脳」や「理性」による理解ではない。

そういう「気づき」でしか、人生は変わらないんです。

『波動の法則』を読んで、本当に波動を高めるために必要な態度

「頭脳」を手放さないと、本当のことはわからない。

今回はこれを何度も言ってきましたが、そうすると大半の人が、

「じゃあ、どうすればいいんですか?」

「"頭を捨てろ" って言われても、具体的には?」

「肚に落とし込むためにはどうすればいいんですか?」

と、また「理解」を求めしまうんですよ(笑)

……俺の話、ちゃんと聞いてた?

最近ではAIで調べると、「人生を変える7つの方法」みたいな自己啓発に出てきそうなフレーズが出てきます。

スピ系だと「引き寄せの法則」もそうですね。

でもさ、そういうのを「理解」して、人生変わりましたか?

変わらないからこそ、飽きもせず「知識」ばかりを消費するんでしょ?

あるいは、「理解」してわかった気になって自己満足するんでしょ?

それが気持ちいい、気分がアセンションして脳内ミラクルハッピーならいいんだが、本当にそう思ってる?

自分の頭の中に、地球の "高度な文明" によって植えつけられてしまった「バカの壁」がある。

これを破らない限り、何を勉強しても何を「理解」しても無駄ですよ。

最近は「エビデンス主義」の時代ですよね。

例の感染症バカ騒ぎのおかげで、エビデンス主義、合理主義がさらに加速してしまいました。

エビデンス、エビデンス、エビデンスって、うるせーな。

そういう風潮だから「もっともらしいエビデンス」があると、大半の人は安心するんです。

それが「製薬会社にとって都合の良いデータ」であることを知らずに……

これも「理解を重視する文明」だからこそ起こるミスなんです。

だから地球を超えた「宇宙のメッセージ」は、「理解じゃなくて気づきが大事だよ」と足立所長の脳を通じて伝えてきたわけです。

ただ、本当はもうわかっているはず。

人生を良い方向に変えている人たちは、必ずしも「頭が良い」わけじゃないんだってことを。

私の知人でもいますよ。

中卒、いや中学校にもほとんど行ってないけど、バリバリ働いて成功している人。

そういう人たちは、いわゆる「優秀ではない」かもしれない。

でも、「気づき」や「直感力」が鋭いんです。

それはもっと言えば、「宇宙からのメッセージを受け取りやすい」ということなんです。

「宇宙からのメッセージを受け取りやすい」ということは、実践もできるということです。

ヘタに理屈がないし、学がないことを自覚しているから、逆に「素直」で「謙虚」なんですよ。

この素直さ、謙虚さが、宇宙からのメッセージを受け取るカギです。

足立所長は何度も「素直に謙虚に」とおっしゃっている。

これは単なる道徳じゃないんです。

知識や理解は、人生を変える力を生まない。

私たちは、本当に大切なことは、何も知らない。

ここに本当に気づけるかどうか。

だからこそ、これは「無料メルマガ」ではだいぶ前にご案内していましたが、この『波動の法則』は

「意味はわからなくていいから、ただ素直に、真剣に読んでください」

とお伝えしてきました。

『波動の法則』の波動はめっちゃいいことは私が保証しますので、もし信用してくださるのであれば、騙されたと思って、素直に謙虚に読んでみてください。

あまりこういう断言はしませんが、今回はハッキリ言います。

この『波動の法則』を、素直に、謙虚に、真剣に読む。

意味が分からなくてもいいから、とにかく "全集中の呼吸" で読む。

そうすれば、あなたの波動は高まります。

ぜひ、やってみてください。

今回はスピリチュアルの名著『波動の法則』を取り上げて、「理解じゃなくて、気づきが大事」というテーマでお話ししました。

ご参考になれば幸いです。

これから数回『波動の法則』について取り上げていきますのでお楽しみに。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 人生を変えるには、地球のスタンダードである「理解=理性=大脳」を超えた「気づき=直観=身体性」を中心とした人生観にシフトしなければならない。
  • 「偏差値的な優秀さ=理解」は人生を変える力を生まない。「頭の良さ」が人格の高さと結びつかないのは「理性=大脳の限界」を示している。
  • 書籍や動画などでいくら知識を理解しようが、「気づき」からの実践にまで結びつかない限り、かえって理屈っぽい嫌味な人間になってしまう。
  • 「宇宙からのメッセージ」を受信するためには、理解した知識を捨て、エゴを手放し、素直に謙虚にならなければならない。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回は波動の絵図面(宇宙語で『ATOMH』)はビジュアルなのでカットしました。

なので動画もご覧いただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

マジスピラジオ:脱・お花畑の「真のスピリチュアル」を追窮します
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