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オーラ診断で気をつけること。どんなカラーであっても、それを活かすことが大事。

オーラ写真

このブログの要点
  • スピ系の専門家によってオーラの見方は異なる。大切なのはその見方の根拠や解釈を知ること。
  • 「赤色のオーラはこんな性格!」と、本来は単純化できない。同じ色でも人によっては異なる。
  • オーラの色に優劣はない。どんな色も唯一無二の個性であることを自覚し、活かしていくこと。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

 私は人のオーラ(波動)を観ることが仕事のメインです。

その経験から、今回は「オーラの解釈」について考えを述べます。

オーラカラーを知るだけでなく、その根拠や解釈まで知ること

「十人十色」と言われるように、人によってさまざまなオーラの色(波長)があります。

ただ、そのオーラの見方というのは、専門家によって少し異なります。

例えば私から観れば、ある人のオーラは「緑色」に観えるのに対し、他の専門家の方が観れば「赤色」に観えることがあります。

また、世の中には「オーラ測定器」というものが存在するのですが、それで測った結果も私の観たものと違う場合があります。

さらには以前、あの江原啓之さんが出演されていたテレビ番組(『オーラの泉』ではない)で、出演していた芸能人をオーラを観る企画がありました。

そこで江原さんはある男性芸能人のオーラの色を確か「シルバー」と表現されていましたが、私は画面越しにシルバーではなく「緑色」に観えていました。

そのとき「あぁ・・・どうやら見え方が違うみたいだな」と感じましたね。

これらの見え方の違いはいったい何なのでしょうか。

それは、専門家によってかけている「メガネ」が異なる、ということです。


(画像は「こちら」から引用)

例えば、虹の色は国や人種によって見え方が違うみたいですね。

ネットで検索してみると、以下のような情報がありました。

日本:7色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)

 

アメリカ:6色(赤・橙・黄・緑・青・紫)

 
ドイツ:5色(赤・黄・緑・青・紫)

 
アフリカ:4色(赤・黄・緑・黒)

 
台湾 ブヌン族:3色(赤・茶・青)

 
アフリカ バサ族:2色(赤・黒)

私たち日本人が「虹を7色として見る」のは、決して当たり前ではない。

専門家によってオーラの見方が異なるのは、これに近いかもしれません。

同じ虹(人間)を見ていながら、見え方は人それぞれ。

もちろん、すべてが食い違うことはなく、誰が観てもぴったり一致することもあるのは『オーラリーディング』の現場でもよく聞く話です。

この『オーラリーディング』のページには「公開・個人セッション」の音声(YouTube)がいくつかありますが、最初に相談者さんに推測してもらったご自身のオーラの色と私の見立てがだいたい一致している場面がいくつかあります。

ただ、やはり観る人によって食い違うこともあるわけですから、場合によっては混乱するかもしれません。

けれども、ここで大事なことは、

「どの色が正しいか?」

ということではなく、

「どんな解釈でもって、その色だと判断しているか?」

ということです。

あなたのオーラが何色なのかは、さして重要ではありません。

その専門家がどういった意図や解釈によってその色と判断しているのか知ることこそ、本当に大事なのです。

オーラの色が同じでも、その個性や表現は人によって全然違う

前の江原さんの例の場合、オーラが「シルバー」というのは「知的である」という解釈のようですね(ただし同じ系統の色でも、その意味は人によって微妙に変わります)。

※ご参考:江原さんのオーラ解釈

一方、私が観ると「緑色」ではあるものの、その緑色には「独特な輝き」があるのを感じていました。

「なるほど、その『輝き』の部分に特にフォーカスすれば『シルバー』とも言えるかな」

と、そのときの私は理解しました。

頭の上から「輝き」が天に向かって伸びているように観える場合、「インスピレーションが豊かな人だろうな」と判断することが多いです。

江原さんの解釈である「知的」と私の解釈である「インスピレーションの豊かさ」とでは少し違いがあるものの、遠くかけ離れているわけではないでしょう。

江原さんの「シルバー」というオーラ解釈には「知的」の一方で「世渡りが下手」という意味があるようです(上のリンク先をご参考にしてください)。

ただ、私が観る「緑色」には「人あたりの良さ」が含まれているので、必ずしも「世渡りが下手」とは思いません。

こう言うと江原さんと見解がさらに食い違ってきますが、それはある意味では仕方がない。

というのも「オーラがシルバーの人は●●という性格です」というように、本来は単純化することなどできないからです。

たとえ「同姓同名」でも「同じ生年月日」でも性格や運命が同じではないように、同じようなオーラの色の人が目の前に二人いても、生まれも育ちも違う二人の性格は、完全に同じではないはずです。

また、オーラのメインカラーは「赤色」でも、サブとして「緑色」や「青色」がついている場合もあります。

人間という存在は、いろんな側面を持っています。

でも、それに細かく言及していくと、もう「パターン化」ができなくなるのですよ。

テレビや雑誌に載っているような占いやスピリチュアル情報の類は、物事を単純化して伝えているものが大半です。

視聴者や読者は「わかりやすい情報」を求めているので、「オーラが赤色の人はこうですよ!」とシンプルに言った方が文字通りわかりやすいし、面白くもある。

そこを「オーラは本当に人それぞれだし、状況によっても変わりますよ」なんて伝えたら、よくわからないものになってしまう。

本当のところオーラは文字通り「十人十色」「百人百様」であり、あなたのオーラは「唯一無二の個性」なのですが、そこをあえて単純化して伝えるのがメディアの性格です。

ネットで検索しても「オーラが赤色の人は●●という性格」という単純化された情報が出てきます。

これもまた「わかりやすさ」を優先して、細やかなことはカットしているわけですね。

そういった情報を取り入れることは、スピリチュアル的なものに興味を持つきっかけとして、一概に悪いものではありません。

ただ、それらはあくまで断片的なものに過ぎないのです。

例えば私の大学の後輩のある女性は、見た目はとても物静かで、日本人形のような子です(今は2児のママです)。

けれども、そのオーラは真っ赤なのですよ(笑)

真っ赤といえば「エネルギーのかたまり」ですから、これは見た目とはかなりギャップがある。

体育会系の「脳筋オラオラーッ!」な感じがするのが一般的でしょうから。

なので「あの子のオーラは真っ赤だ」と言うと驚かれたものですが、意外と本人は「そうかもしれません」と言ってましたね。

というのも、本人の中には「秘めた情熱」があり、その大人しさからは全く想像できないほど、周囲に流されない「強さ」を持っているのです。

実際、ダンナとは当初「激しい恋愛」をしていたのを知ってますし(このダンナは大学時代の先輩です)。

もちろん、バリバリ体育会系のわかりやすい「赤色オーラ」の場合もありますよ。

このように、そのオーラがどのような個性や性格として表現されるかは、決して単純化できないのです。

他には同じ赤色オーラでも、ある人にとっては「正義感」や「理想の高さ」として現れる場合もあります。

スピリチュアル的な言説の中には「正義感は良くない」という教えもあります。

正義感は他人を傷つけるから、と。

けれども、「正義感」の中には魂の成長を促してくれるものもあります。

まさに聖書でイエス・キリストが語っている

「義のために飢え渇く者は幸いである」(マタイ5-6)

ですね。

この「義」とは人間の正義ではなく「神の正義」です。

「神の正義」が魂の内側で燃えている人は、オーラが赤い場合もあります(すべての人がそうではありません)。

何も「金色」や「紫色」のオーラだけが神々しいのではない(自分のオーラが金色や紫色であることを期待する人がいますが、それはメディアによって刷り込まれたイメージでしょう)。

先ほど「あなたのオーラが何色なのかは、さして重要ではありません」と述べた理由は、こういうことなのです。

あなたがどのようなオーラであっても、その根拠や解釈を深く知って、その色を活かしていくことこそ、本当に大事なことなのです。

もしご自身のオーラがどのようなものか詳しく知りたければ、『オーラリーディング』がご参考になります。

ご興味あればどうぞ。

このブログの要点
  • スピ系の専門家によってオーラの見方は異なる。大切なのはその見方の根拠や解釈を知ること。
  • 「赤色のオーラはこんな性格!」と、本来は単純化できない。同じ色でも人によっては異なる。
  • オーラの色に優劣はない。どんな色も唯一無二の個性であることを自覚し、活かしていくこと。