禅タロットリーディング講座、格安で個人セッション付きの体験会を行っています。

「オーラ」の見方や解釈は専門家によって違うことがある

オーラ写真

こんにちは。

波動カウンセラー / スピリチュアリストの林 昭裕です。

 

私は人のオーラ(波動)を観ることが仕事のメインです。

そこでの経験から、今回は「オーラの解釈」について少し考えを述べてみましょう。

「十人十色」と言われるように、人によってさまざまなオーラの色(波長)があります。

ただ、そのオーラの見方というのは、専門家によって少し異なるようですね。

例えば私から観れば、ある人のオーラは「緑色」に観えるのに対し、他の専門家の方が観れば「青色」に観えることがあります。

また、世の中には「オーラ測定器」というものが存在するのですが、それで測った結果も私の観たものと違う場合があります。

さらには以前、あの江原啓之さんが出演されていたテレビ番組(『オーラの泉』ではない)で、出演していた芸能人をオーラを観る企画がありました。

そこで江原さんはある男性芸能人のオーラの色を確か「シルバー」と表現されていましたが、私は画面越しにシルバーではなく「緑色」に観えていました。

・・・これらの違いはいったい何なのでしょうか。

実は、専門家によって物の見方が多少異なっていることがあるんですね。

もちろん誰が観てもおおよそ一致する場合は多いのですが、ときには少し食い違うこともあります。

こう言ってしまうと、いったい何を信じたらいいのかわからなくなるかもしれません。

「みんなデタラメを言ってるんじゃないか?」と疑心暗鬼になるかもしれませんね。

けれども、ここで大事なことは、

「どの色が正しいか?」

ということではなく、

「どんな解釈でもって、その色だと判断しているか?」

ということです。

たとえあなたのオーラ鑑定の結果が緑色でも青色でも赤色でも、その専門家がどういった意図や解釈によってその色と判断しているのか知ることが大事なんです。

前の江原さんの例の場合、オーラが「シルバー」というのは「知的である」という解釈のようですね(ただし同じ系統の色でも、その意味は人によって微妙に変わります)。

※ご参考:江原さんのオーラ解釈
http://ehara-aura.seesaa.net/category/2059160-1.html

一方、私が観ると「緑色」ではあるものの、その緑色には「独特な輝き」があるのを感じていました。

「なるほど、その『輝き』の部分に特にフォーカスすれば『シルバー』とも言えるかな」と、そのときの私は理解しました。

そして、私の解釈だとその「輝き」は(あくまでこの場合は)「直感力の豊かさ」というように判断します。

江原さんの解釈である「知的」と私の解釈である「直感力の豊かさ」とでは少し違いがあるものの、遠くかけ離れているわけではないでしょう。

江原さんの「シルバー」というオーラ解釈には「知的」の一方で「世渡りが下手」という意味があるようです(上のリンク先をご参考にしてください)。

ただ、私が観る「緑色」というオーラ判断は(あくまでこの場合は)「人あたりの良さ」が含まれているので、私はその人が「世渡りが下手」とは思わないんですね。

こう言うと江原さんを批判しているように感じるかもしれませんが、決してそうではありません。

なぜなら、「オーラがシルバーの人は●●という性格です」というように、本来は単純に判断することなどできないからです。

たとえ「同姓同名」でも性格や運命が同じではないように、同じようなオーラの色の人が目の前に二人いても、その性格は完全に同じではないはず。

同じ「おとなしい人」でも、その「おとなしさ」というのはそれぞれ独自のものであるはず。

でも、それに細かく言及すれば、パターン化ができなくなるんですよね。

テレビや雑誌に載っているような占いやスピリチュアル情報の類は、物事を単純化して伝えているものが大半です。

視聴者や読者は「わかりやすい情報」を求めているでしょうから、そこで「オーラは本当に人それぞれだし、状況によっても変わりますよ」なんて伝えたら、よくわからないものになってしまいます。

本当のところは「よくわからない(人によって異なる)」が正しいのですが、そこをあえて単純化して伝えるのが大衆向けメディアというものです。

ネットで検索しても「オーラが赤色の人は●●という性格」という単純化された情報が出てきます。

これもまた「わかりやすさ」を優先して、細やかなことはカットしているわけですね。

そういった情報だけを取り入れることは、一概に悪いわけではありません。

ただ、それらはあくまで断片的なものに過ぎないんです。

実は「オーラ」とひとくちに言っても、そこにはいろんな段階があるんですからね。

したがって、「あくまで入り口に過ぎない」という前提でそういった情報をご覧になった方が良いかと思います。

先ほども使った言葉、「十人十色」とはよく言ったもので、同じようなオーラの色でも、そこから導き出される性格や気質は等しく個性的なんです。

私は多くの人のオーラを観てきた経験から、自分の頭の中に「データベース」は持っています。

しかし、それでも「この人はこのオーラの色だからこういう性格だな」と安易に単純化することは戒めています。

この態度は、

「あなたは唯一無二の個性を持つ、かけがえのない人間である」

という「人間観」からもたらされるものでもあるんですね。

ちょっと考えれば当たり前のことなんですが、油断すると人間という存在をパターン化して観てしまう。

少なくとも私はこの点に注意しながら、日々いろんな方のオーラを拝見しています。

 

以上、オーラの判断や解釈というのは、人によって違うことがある、というお話でした。