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天命を知るために最も大切なことは、自分がいかに知らないかを思い知ること。

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「天命を知るためには、むしろ知らないことを知った方がいいよ」

という謎かけみたいなことを考えていきます。

このブログを読んでいただくと、

・天命を深く生きている人が異口同音に感じている素晴らしいこと

・「天命がわからない」と思っている人でも確実に天命を生きられる心がけ

・天命を生きるために、何かを新たに学ぶ必要は全くないこと

などについて学ぶことができます。

天命を生きるのに「年齢制限」は全くない

「前回のブログ」では、

・天命は自分が掴み取るものではなく、天命があなたを「道具」として捕まえる。

 

・あなたが夢を描くのではなく、夢があなたを「器」として描く。

 

・あなたは「天の道具」や「夢の器」たるべく、従来の自己実現から「世界実現」を志向してゆくこと。それが祈り。

 

・そのとき、天命の力や夢のエネルギーはより加勢し、運命は拓けていく。

という話をいたしました。

前回も「この世の常識」とはかなり違うことを述べたので、ちょっと何言ってるかわからないかもしれません(汗)

自分でも「これ、ちょっと難しいよな~」って感じているので、最近のブログは冒頭で前回の補足説明をするようにしています。

※Podcastでは口頭でざっくり説明しているから、よりわかりやすいかなと思います

「霊的な価値観」はたいていこの世の価値観とは逆になるものでして、これが般若心経に書かれてある【一切顛倒夢想(いっさいてんどうむそう)】ということですね。

これは「五感で感覚できるこの世界っていうのは、深い叡智の世界と物の見方が逆さまになってんだぜ」ぐらいの意味。

この3次元世界において実現されるべき「夢」や「天命」というのは、あなたが引き受けてくれるのを、忍耐強く待っている。

あなたが世のため人のために何かを成し遂げたいという「志」を抱けば、それに呼応するように、「夢」のエネルギーが加勢してくれるだろう。

・・・これが「あなたが夢を描くのではなく、夢があなたを描く」って言ってる部分ね。

また、あなたが”天”から与えられた”命”に対し、深い感謝の念を抱くとともに、「自分はこの世界に何か価値あることを成すために生まれてきたのだ」という想いを、たとえそれはいまだ明確になっていなくても構わないから抱き続けていれば、天命の力はあなたの運命をより良き方向に導いてくれるだろう。

これが「天命は自分が掴み取るものではなく、天命があなたを「道具」として捕まえる」って言ってる部分ね。

夢も天命も、あなたが本気になってくれるのを隣でずっと待ってんだよ。

理屈っぽい私に言われたくないだろうけど、これは理屈で考えてもわからへんで。

でも、強く夢を描いている人や、深い天命観を抱いている人には、「うん、それ、めっちゃわかるー!」って共感してくれるんです。

つまり、

「自分の力を超えた “何か” が働いている気がする・・・」

という感覚を、何もスピリチュアル好きじゃなくたってリアルに感じているわけ。

スピリチュアルなんか知らなくても、そういう生き方ができている人は、見せかけだけでスピったフリをしている人より、よっぽど深いスピリチュアリティを生きているんです。

それってスピ好きなら誰でも知ってるはずの「サムシング・グレート」ってやつじゃないか。

サムシング、それが何かはよく知らんけど、すんげーグレートでワンダフルでファンタスティックなやつらしい。

だったら、「夢」や「天命」にご協力いただいた方がラクじゃん。

それに、そうなれば、あなたの周りの人だってラクで楽しくなりますよ。

これが傍(はた)を楽(らく)にする、つまり「働く」ってことですね。

夢や天命に「働いて」もらった方が、自力だけでチマチマ動くより、ずーっとラクなんです。

だから、「今さら天命なんて・・・」とか「このトシで夢を描けとか言われても・・・」なんて言ってる人は、悪気はないんだろうけど、一種の “傲慢さ” を感じるのであります。

この傲慢さとは、一般的な「偉そう」とか「威張っている」とかいう意味ではなく、無意識ではあるけど「いのちというものをナメている」ということですね。

たとえ普段はマジメに大人しく慎ましやかに暮らしている人だとしても、天から見りゃ「ナメんじゃねーよ!ボーっと生きてんじゃねーよ!オメーはもっと輝いて、この世に光をもたらすはずだったじゃないか!」ということかな(笑)

・・・はい、なんとなーくでもわかっていただけたら幸いです。

もしわからなけりゃ、もちろん私の表現力の稚拙さが根底にあるんですけど、いつかわかるときが来ると思って、今は否定しないで保留にしといてくださいな。

そうですね、よければメルマガ読者さんに毎週無料で行っている「グループヒーリング」にご参加いただき、ご自身でもセルフヒーリングの実践を続けていれば、いつかわかるときが来ると思いますよ。

天命を生きるとは、すべてを必然と受け止めること

では、今回もまた「天命」を、別の角度から考えてみることにしましょう。

天命ってわかるようで、なかなかわからん代物だと思いますので、いろんな視点から述べていくことにします。

天命には、それにふさわしい「態度」というものがあります。

それは、「すべてを必然と受け止める覚悟」のこと。

たとえ自分の天命が具体的に定まっていなくとも、これができるなら立派に天命を生きていると言えます(以前も言った通り、天命とは具体的な仕事や役割のことだけを意味しません)。

言葉を換えれば、どれほど理不尽なことが起こっても

「これは、天が自分を成長させようとしてくださっているからだ」

「これは、自分が天に可愛がられているからだ」

と一切の批判や不満なしに、それを感謝の念をもって引き受けることです。

「可愛がり」といっても、性格の悪い先輩が気の小さい後輩を “可愛がって” イジメるような、そんなレベルの低いことではありません。

(そういえば、私が新卒で入社した会社には、そういうアホで波動の重たいパイセンがいまして、理屈っぽくて生意気だった私はずいぶんと “可愛がって” いただいたものです。いま波動を観ても重たいまんまじゃのう・・・)

「天に可愛がられていること」の根底には、『可愛い子には旅をさせよ』ということわざの通り、「我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させたほうがよい」という【厳しい愛】があります。

霊的なセンスで「生かされている」と感じているとしたら、もちろんそれだけでも地球人の中では上等なんですけど、さらに「厳しく可愛がられている」という段階にまで深まればもっといいですね。

これはこれまで何度か言っている通り、「天命の力」が強く働いているってことですから。

スピリチュアル好きな人の中でも、かなりハイテンションな人たちが

「人生はすべて必然♪ ワタシは宇宙さんから愛されているのよ(はあと)」

みたいに言いますよね。

それは誠に結構なことであります。

ただし、これは

「たとえ、いかなることがあろうとも」

という前置きをつけなければ、一瞬で消えてゆく打ち上げ花火のように、真の力とはなりにくいんですね。

過去、私の学生時代の知り合いで

「おかげさまです!お楽しみさまです!ワクワクさまです!」

と最初のあいさつで言う、どこかの宗教団体にでも入ったんかいな・・・と思わざるを得ないヘンなヤツがいました(汗)

ちょっとテンションが高く、周りがけっこう引いてました(本人は気づいてないけど)。

私も特に「ワクワクさまです!」がキショいなぁ・・・別に悪いヤツじゃないねんけどなぁ・・・と密かに思っていました(「キショい」は「キモい」の関西弁)。

(そいつがキショいのは、その言葉を深い精神的次元から語っていないからです。その言葉の軽さがキショいのであります)

けれど、あるときそいつにかなり深刻な不幸があったとき、さすがに「ワクワクさまです!」とは言えず、激しく落ち込んでいました(友人なのでちょっと話を聞いてあげた記憶があります)。

いくら表面的なノリでスピリチュアルや宗教をやっていても、本当に魂が鍛えられるのは、しんどいことがあったとき。

そのときですよ、「自分って本当に天に可愛がられているんだな」っていう思いを深めるのはね。

そのためには、「自分はこの不幸やトラブルから何が学べるだろうか?」という問いを発することが大事です。

「無知の知」こそ、天命を直観する原点

とはいえ最初から「すべてを必然だと受け止める覚悟」なんて、そう簡単にできるわけがない。

ただ、その覚悟を深めていくには、常日頃から「天」というものを念頭に置いて生きてゆくこと。

それには表面的なノリじゃなくて、真剣に

「自分のこのいのちは、いったいどこからやってきたんだろうか?」

って問い続けること。

そうすると、人間のアタマでは、わからないことだらけなんですよ。

どうして、心臓や肺などは肉体生命が尽きるまで、休みなく働き続けるのでしょう?

どうして、夜は必ず明けて、朝がやってくるのでしょう?

どうして、この世には(生物学的に)男と女しかいないのでしょう?

どうして、植物は二酸化炭素を吸収して酸素を放出するのでしょう?

どうして、この宇宙は存在しているのでしょう?

天命の感覚は、「無知の知」に由来します。

これはソクラテスの言葉だそうですが、根源的なことを考えれば考えるほど、よくわからなくなる。

そこから、理性をはるかに超えた「偉大なる叡智」が無限無量に働いていることが観じられてくる。

それをカタカナで言えば、さっき出した「サムシング・グレート」になるわけです。

「天命を生きる」というのは「天にゆだねる」と言ってもいいでしょう。

これは「偉大なる叡智の光」が自分という小生命をも遍(あまね)く照らしている、つまり「アマテラス」という直観に生きるということ。

そのためには、むしろ「知らないことを、思い知っている」方が大事なんです。

いくらスピリチュアル的な知識がたくさんあろうと、波動(オーラ)がショボいやつはマジでショボい理由がここにある。

まことに汝らに告ぐ、もし汝ら飜へりて幼兒の如くならずば、天國に入るを得じ(よく聞きなさい。心をいれかえて幼子のようにならなければ、天国に入ることはできないであろう)

マタイ福音書 18:3

と、聖書では「とにかく幼児みたいに素直になれよ」って言ってるんですね。

「天国に入る≒天命を生きる」には、幼児みたいに「自分は本当に大切なことは、何も知らない」と思い知ることが大事です。

ただ、現代に生きる私達は、たとえ偏差値Fランクの大学にしか入れない程度の学力だろうが、昔に比べたら相当な知識を得ています。

物質文明は遥かに進歩しているし、これからは「AI(人工知能)」はじめ、「NFT(非代替性トークン)」とか「メタバース」とか「DAO(分散型自律組織)」とか、現段階では感度の高い人にしかわからん横文字が盛り上がるらしいですよ。

でも、どれだけそういうものが流行しても、「本当に大切なこと」は、ほとんど何もわからないでしょう。

要は、知識は増えたものの「智恵」はわずかしか身に着けていない、ということ。

ま、考えたらわかりますよね。

いま例の感染症のおかげで、万能に見えた西洋医学(あるいは医療システム)を完全に信頼するのはどれだけ危険なことか、よーくおわかりになったでしょ?

最先端の知見(治験ではない!)も大事だろうけど、根本的には「免疫」や「自然治癒力」を活かすことや、「腹八分、医者いらず」「医食同源」「笑う門に福来たり」といった素朴な実践が最強だってことよ。

それこそ「自然治癒力」なんて、肉体方面から見た「天のいのち=神」ですよね。

「笑う門に福来たり」といえば、数年前にお亡くなりになった遺伝子研究で有名な村上和雄先生が、吉本興業とのコラホ研究で「笑えば血糖値が下がるという事実」を学問的に発表しました。

「笑えばナチュラルキラー細胞が活性化して、がん細胞をより多くやっつける」という話も聞いたことがあります。

これだってちょっと考えれば、めっちゃ不思議ですよね。

「結果としてそうなる」ことはわかっていても、「なんでそうなるか」まではわからない。

もちろん理性を持つ人間としては、考えられるところまで考えるべきでしょう。

けれども、同時に「肉体や宇宙に宿る偉大なるパワー(サムシング・グレート)」にゆだねていくことも大事です。

最初のセクションで述べた通り、本当は天命や夢のパワーに働いてもらった方がラクなんです。

だから、家康センパイが語ったとされる「人の一生は重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし」という言葉は、一方で逆もまた真なりなんです。

つまり、

「人の一生は重き荷を共に負い、遠き道を共にゆく者がいる」

ということ。

だから、意外と「重き荷」じゃないんですよ、ということ。

これを仏教の言葉で言えば、

「同行二人(どうぎょうににん)」

ということなのであります。

「すべてを必然と受け止める覚悟」って厳しそうだけど、もしそういう態度に徹することができたら、やがて天命の力はより加勢していくから、結局はラクなんです。

個人的な実感として、途中までかなりしんどい試練的なものもあるんですが、あるときから「守られている感覚」が深くなるので精神的や感情的にラクになったり、現実的にもちょっとした良いことが起こったりします。

途中までかなりしんどいのは、まさに「本当に天にゆだねられるか、試されている『天の試用期間』」なんでしょうね。

一般的な会社だって採用して1ヶ月や3ヶ月は試用期間があり、その期間中は給料が安いけど、晴れて正式採用になったら待遇はもう少し良くなりますよね。

「天の正式採用」が決まったら、現実世界以上に好待遇ですよ(^^)

だからさっきも述べましたけど、ある程度のご年齢の方が、「今さら天命なんて・・・」とか「自分にそんな大した天命なんてありませんよ・・・」とか言うのは、厳しく聞こえるかもしれないけど、「天から与えられたいのち」に対して傲慢であり無知なんですね。

「無知」というのは、本当は尊い天命が与えられているというのに、「あたしゃそんな大した人間じゃありませぬ」と自分で自分をディスカウントしていることを言います。

それは「謙虚という名の傲慢」なのであります(通常の意味の「傲慢」とは違いますよ)。

「人生なんてこんなもんさ、もうある程度生きたし、それなりにわかってるよ」という思いが傲慢にさせるわけですね。

ま、こんな地味なブログをここまで読んでいただいているあなたは、きっと問題ないですよっ!

「いや、そんなこと言われたって、あたしゃ本当に天命なんてわからんのよ」と思った方は、以下をご参考にしてください。

それでは、今回の内容をまとめると、

・深い天命観を抱いている人間にとって、「自分の実力以上の不思議な何かが現実に展開してくること」は、もはや「常識」である。

 

・天命的な態度とは、いかなる場合があろうとも、そのすべてを「必然」だと引き受けられる覚悟のこと。それが確立していれば、具体的な役割や仕事にまで結実していなくとも、立派に天命を生きている。

 

・「いのちの不思議さ」について考え、本当に大切なことはほとんど何も知らないと思い知るところから、「天命にゆだねる道」が開けてくる。

真のスピリチュアル(マジスピ)を生きるご参考になれば幸いです。

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