こんにちは。
波動カウンセラーの林 昭裕です。
前回のブログでは恋愛系カウンセリングの大枠について述べてみました。
占いでは恋愛や婚活の引き寄せに限界がある理由。当たる・当たらないを超えたスピリチュアルカウンセリングの世界。
起業当初は恋愛相談を積極的にしようとは思っていませんでした。
というのも、私は別に恋愛が得意ではないどころか、苦手意識を持っていたからです。
ただ、フタを開けてみれば一番ご相談が多かったので、これはスルーできないな・・・と思うようになりました。
そういえば、今まで最も苦しかった個人的な出来事＝大きな自己変容のきっかけは、恋愛なんですよね。
そういう体験もあって、たとえ表面的には「よくある恋愛相談」だとしても、それは相談者さんの人生や心のあり方に大きく影響を及ぼす大切な何かだと思って、カウンセリングに臨んでいます。
というわけで、
「スピリチュアル的に観た恋愛とは何か？」
今回も恋愛やパートナーシップの大枠的な理解を述べてみましょう。
目次
恋愛やパートナーシップは「魂の修行」であり、ソウルメイトは一番の「修行相手」である
のっけから夢もロマンもないタイトルをご用意いたしました（笑）
この意味で、きっとスピリチュアル女子の多くが関心を抱く「ソウルメイト」とやらは、
「強く激しく切なく狂おしく修行できる相手」
に他ならないわけですな（汗）
ただ、実際にどうにもならない恋愛の悩みを抱えてカウンセリングにお越しになる方は、このことを渋々と、嫌々ながらも理解せざるを得ないはずです。
恋愛の初期はいいんですよ。
胸が高鳴ったり、惰性的な生活が輝くように感じられたり、苦しいような楽しいような妄想もふくらんだりしますからね。
しかし、それはいわば「修行前の準備運動」とも言えるわけです（汗）
あ、誤解のないように言っておきますが、別に「すべての恋愛は魂の修行である」というわけではありませんよ。
中には恋愛系のスピリチュアル本が言うような「理想的なパートナーシップ」を築いている方もおられます。
ただ、それは理想であるため、本当に実現できるカップルはごく一握りです。
私は単体の人やモノの波動（オーラやエネルギー）を観るのと同じ要領で、「カップルの波動」や「パートナーシップの波動」を観ることもできます。
カップルやパートナーシップというのは「2人でひとつ」なわけですから、それを私は「ひとつのエネルギー」として感じることができるわけです。
それで、例えば芸能人の恋愛ネタに関するニュースを見ていると、世間的にはいくら「おしどり夫婦」と言われているカップルでも、実際の波動を観てみると
「うわぁ・・・相当ひどいなコレ・・・」
というのは残念ながら、ときどきある話。
過去を蒸し返すのはどうかと思うので名前こそ出しませんけど、数年前に「おしどり夫婦」と言われた某アーティストと、有名俳優の娘さん（この方も女優）のパートナーシップの波動は “ひどく重たい” ものでした。
「”おしどり夫婦” って、絶対ウソやん・・・」って密かに思っていたら、やっぱり離婚してしまった。
旦那の束縛ぶりが異常だったようで・・・。
また、それなりの年齢で経済的に成功された経営者さんがインタビュー記事などで「成功の秘訣は夫婦円満である」「妻には心から感謝している」などともっともらしいことを言うことがありますが、実際にその方の「夫婦の波動」を観ると、実にヒドイこともあります・・・。
別に夫婦円満じゃなくたって、外で愛人を作りまくっていたって、経済的に成功する人はいますよ（ただし、それで本当に幸せかどうかは全く別の話ですが！）。
奥さん、かなり我慢を強いられたんでしょうな。
まぁこんな調子で有名無名を問わず、日頃からパートナーシップの波動を拝見していると、
「恋愛やパートナーシップは、マジで難しい・・・」
と感じざるを得ません。
でも難しいのは当然です。
「だって恋愛や夫婦って “魂の修行” だもの」
と最初から心得ておけば、
「あぁワタシいい修行してるわ～。この苦しみは成長してる証だわ～」
と思える余裕が出てくるかもしれませんよ。
そこまで強がりなく思えるなら、悩みは半ば乗り越えていると言っていいでしょうが、実際はなかなか難しいことです。
苦手な人を「運命の人」として好きになるスピリチュアルな恋愛法則
恋愛がとても奇妙だと思うことは、
「なぜか “修行相手” を好きになってしまう」
ということです。
（※お見合い結婚であれば、取り立てて「好き」という感情がなくとも、なぜか “一番修行できそうな人” を選んでしまう傾向があります）
最初は24時間ずっと一緒にいても喜びでしかなかったのが、付き合っていくうちにお互いの欲求がぶつかってしまい、対立や争いにまで至ることはよくあります。
心理学的に言えば、お互いの心理的距離が縮まるにつれ、成熟していない感情、例えば依存心や距離を縮められることへの怖れなどが湧いてくるんですね。
そこで執着心が出てきたり、逆に距離を置きたい気持ちが湧いてきたりと、お互いの「あいだ」にさまざまな葛藤が生まれてくる。
その痛みの中で「なんでこんな人を好きになったんだろう？」と思いながらも、かといってなかなか別れる踏ん切りまではつかない・・・
だいたいこのあたりで占いに相談しにいく人が出てきますね。
「彼（彼女）とは未来はあるんでしょうか・・・？」と。
ただ、占いの見立てだけでは根本からの悩み解消はなかなか難しいのは、前回のブログで述べた通りです。
占いでは恋愛や婚活の引き寄せに限界がある理由。当たる・当たらないを超えたスピリチュアルカウンセリングの世界。
それはともかく、こうした葛藤が生まれてくるのは、先ほども述べた通り、そもそもうまくいかない人を「修行相手」として選んでいるからだ、というのが「魂の成長」を目的としたスピリチュアルな観点。
本来は苦手な「修行相手」を好きになるように、私たちは仕組まれている。
それが「スピリチュアル的な（かつリアルな）恋愛法則」です。
それをファンタジー的に言えば「ソウルメイト」ということですね。
しかし私たちの「ソウル（魂）」は、まだまだ進化の途上なんですよ。
だから「ソウルメイト」と呼ばれる人は決して理想的な人だったり、あなたの欲求を満たしてくれる人じゃない可能性が高い。
それを踏まえれば、よく「キラキラ系スピリチュアル」が説くように、あまり「ソウルメイト」とか「ツインソウル」とかに “甘い期待” を抱かない方が良いですよ。
「甘い」のは、残念ながら最初だけですから。
それでもスピリチュアル業界で言われるような「素晴らしいソウルメイト」に出会いたいなら、「修行相手ではない運命の人」とパートナーシップを築きたいなら、みんな大好き「引き寄せの法則」の教えの通り、
「自分自身が素晴らしい “ソウル” に成長するしかない」
という当たり前の、そして永遠のテーマに思い至るわけです。
・・・自分で文章作っていて、夢もロマンもないなぁ～と感じています（笑）
ただ、「恋愛やパートナーシップは “未熟な二人” が共に成長してゆく仕組みなんだ」と、もし早い段階で心に留めることができたら、あまり相手に求めすぎたり不満を持ったりすることは少なくなるでしょうね。
以上、多くの「スピリチュアル系の恋愛ブログ」がロマンスやファンタジーを謳う中、このウェブサイトではあくまで地味で現実的な事柄を中心に、今後も考えを述べていきます。
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