お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。
前回のブログでは、
「神社で感謝をするだけではもったいない。願い事もしっかりやろう」
という話をいたしました。
アップしてすぐ「意外な盲点でした。ちゃんと願い事もするようにします!」というお声をいただいています。
今回は神社で願い事をするにあたり、
「こうすると願い事が叶いやすくなるよ(礼儀作法編)」
という話をします。
せっかく神社に参拝しているのに、テキトーに願い事をするのはもったいないですよね。
いや、テキトーな気持ちはなくても、結果的に「テキトーにやってるな」と思わざるを得ない人もいるんですよ。
あなたは本当に「神様が応援したくなるような姿勢」ができているでしょうか?
細かい作法を挙げるとキリがないので、このブログでは根本的な事柄に絞って話をいたします。
特に後半は、神社によく参拝している方でも意外と知らない内容だと思います。
目次
神社で願い事が叶う人は、3つの身だしなみを整えている人
神社での身だしなみで大切なのは、以下の3つです。
1:服装を整えること
2:髪型を整えること
3:おでこを出すこと
それぞれ説明していきましょう。
1:服装を整えること
まず、とても基本的なことですが、服装がちゃんとしていることが大切です。
もちろん昇殿参拝(手続きして本殿の中にまで入って参拝すること)のようなフォーマルな姿にまでする必要はありません。
ただ、さすがに半袖短パンや汚れた格好、また派手な服装など、神様と向き合う場にふさわしくないファッションは、願い事をするにあたっては「真剣さに欠ける」と言わざるを得ませんね。
百歩譲って、その神社の近くに住んでおられる地元の方であれば「散歩がてら参拝してます」というラフな格好でも良いかもしれません。
とはいえ、日常においても目上の人や敬意を持っている方に真剣な気持ちでお会いするときは、男性であれば落ち着いたカラーの襟付きシャツやジャケットを、女性であればヒザ下のスカートや長いパンツを着用するはず。
あと、これも当たり前ですが「全体の清潔感」も大切です。
もちろん全身ハイブランドにしろと言っているわけじゃないですよ。全身ユニクロで十分です。
逆に神社で全身ハイブランドだと、着こなし次第ではありますが清潔感に欠ける場合もあるので、避けた方が無難というもの。
そういえば以前、あるグループで靖国神社に昇殿参拝したとき、一人の男性がガチの半袖短パンでした(汗)
オマエ何しとんねんコラ・・・って率直に思いましたね。ダメ、ゼッタイ!
2:髪型を整えること
次に、もちろん髪の毛も大事で、男性も女性もボサボサの頭はアウトです。
いくらスピリチュアル的に「人間は魂の存在」だからといって、それは身なりをいい加減にしていいというわけではありません。
これはゴロ合わせかもしれませんけど、
「髪=カミ=神」
という説があるんですよ。
ちょっと言い過ぎな印象を感じます。「じゃあハゲなら『神なし』なのか?」というツッコミも出てきますし・・・(汗)
けれども、髪を整えるのに越したことがないのは、誰も異論はないはず。
髪も服装と同様、高い美容院にまで行く必要はありません。
価値観や好みにもよりますが、1000円カットでも十分ですよ(最近は女性でも入りやすくなっているようです)。
3:おでこを出すこと
あと、これはフォーマルでは当たり前ですが
「おでこを出す」
ことを心がけてください。
これは2つの理由があります。
第一に、「おでこを出すことは『自己開示』につながるから」です。
例えば米津玄師さんのように、おでこはもちろん目元まで髪の毛で隠れている姿は、有名なアーティストであれば「天才クリエイターっぽい感じ」として受け止められるでしょう。
ただ、それを一般人がマネすると怪しいヤツに思われるリスクがあるし、神様の側からしても「こいつ、心を開いてないなぁ」と思われるでしょうね。
第二に、「おでこを出すことは、『第6チャクラ』を出すことにつながるから」です。
チャクラは簡単に言えば「人間のオーラ的なエネルギーが出入りしている場」であり、諸説あるものの、全部7つあると言われています。
第6チャクラはおでこの中心にあり、ここは直観や洞察、簡単に言えば「インスピレーションやビジョンを司っている場」です。
その意味ではまさに「願い事と直結している部分」と言えますよね。
別におでこが隠れていても、第6チャクラまで隠れているわけではないんです(チャクラは目に見える物質ではないので)。
ただ、「神様の前でおでこを隠す」という行為は、願い事を願うパワーをいくぶん抑えてしまう怖れがあるので、「米津玄師風ヘアスタイル」はあまりおすすめしません。
髪の長い人は整髪料を使ってちゃんとおでこを出すことをおすすめします。
神社で願い事が叶う人は、3つの「礼」にも祈りを込める人
通常の参拝で必要な「礼」は、以下の3つです。
1:鳥居をくぐる前の「会釈」
2:手水舎(てみずや)で手と口をすすぐ
3:本殿・拝殿の前で二礼二拍手一礼
これだけ見れば神社好きの方は「なんだ、当たり前のことじゃん」と思うかもしれませんが、果たして本当にそうでしょうか?
1:鳥居をくぐる前は「会釈」する
(画像は「マイナビさん」から拝借)
身だしなみをちゃんと整えたら、次のマナーとしては
「礼がちゃんとできること」
これも小学校で教えられるようなことですが、意外とできてない人が多いですね。
例えば、多少でも神社の参拝マナーを知っている人なら、
「鳥居をくぐるときは、頭を下げる」
ということはわかっているはず。
ただ、神社でいろんな人を見ていると、本当にできている人は少ないなと感じるんです。
というのは、確かに鳥居をくぐる前に頭は下げているんだけど、首だけ「ちょこん」としか下げない姿、けっこう見かけませんか?
あと、歩きながら「ちょこん」とする人もいますよね。
あなたも無意識にそうしてるかもよ。
一度、正しい礼を整理しておきましょう。
1:鳥居の手前で、いったん立ち止まって直立する
2:上体を腰から15度前に倒す(首だけ「ちょこん」ではなく)
3:上体を倒した時に、1秒間止める
4:直立の上体にまで戻す
5:歩き始める
6:帰りはくるっと振り返って1~5を行う
さあ、どれぐらいできていましたか?
神様側からすれば、実は鳥居をくぐる前から、あなたを見てるんですよ。
ミスター都市伝説・関暁夫さん風に言えば、
「もうね、人類の選別は始まってんだよね!やばいでしょ!」
なので、もし本当に叶えたい願い事があるなら、本来は神社の境内に入る前から緊張感を持っておくことです。
せっかく願い事があっても、鳥居をくぐる前に、まるで
「かみさまチーッス!!」
みたいな感じでしか頭を下げなかったらねぇ・・・(笑)
神様側としては「ちょっと残念だな」って察しがつきませんか?
これを説明すると、大半の人が笑いながら「確かに!」って同意してくれます。
この問題意識でもって神社を参拝してみると、決して少なくない人々が「首だけちょこん」「歩きながらちょこん」で、厳しく見ると
・「アマテラスセンパイ、チーッス!!」
・「オオクニヌシセンパイ、チーッス!!」
・「スサノオセンパイ、チーッス!!」
ってやっちゃってることが見えてきます。
もちろん神社参拝する方は真面目な方が多いでしょうから、本当にチーッス!!な気持ちではありません。
でも、カタチの上からはそう見えても仕方がない部分があるんですよね。
もしこれで身だしなみも整ってなかったら、最悪の場合
「ヤマトタケルパイセン!オレの願い、いっちょ聞いてくださいよぉぉぉ!!」
というちょっとアレな感じになるかもしれません(笑)
まぁ、願い事はきっと叶いませんな。
神社へのお参りは「鳥居をくぐってから出るまで」です。
言い換えれば、鳥居での会釈に始まり、鳥居での会釈で終わるんです。
ビシッと礼ができる姿は美しいし、だからこそ、そこに「祈り」もこもるんですよ。
意外と難しいのは、「上体を倒した時に、1秒間止める」ことです。
なぜなら、1秒間止めることですら、「気」が入っていないとできないからです。
ちゃんとできている人は本当に少ないので、これを読んだあなたは会釈を心がけるだけで、神様から「おっ、こやつはなかなか見どころがあるな」と思われることでしょう。
2:手水舎(てみずや)で手と口をすすぐ
(写真は「こちらのページ」から拝借)
神社参拝における礼・作法の中で一番難しいのは油断しがちな「会釈」です。
なので、これができる人であれば他もちゃんとできるはず。
私は「かみさまチーッス!な件」が言えただけで今回は満足しているものの(笑)、この流れで簡単にこの後の作法も説明しておきましょう。
手水舎での作法については上の写真を参考にしてください。
なお、何でもそうですが「なぜそれをするのか?」については知っておいた方がいいですね。
ひとことで言えば、これは「イザナギの禊(みそぎ)」が元になっています。
詳しくは古事記のやさしく解説したサイトや本を読めば、必ず書いてあります。
それを知れば、単に機械的に手と口をすすいで終わりではなく、
「イザナギノミコトのように、水を通じて罪や汚れを祓って、これから神様にお会いするんだ」
という緊張感をもってやるといいですよ。
同じような礼をしていても、そこに「気」や「祈り」を込めると、波動(エネルギー)は全然変わってきます。
3:本殿・拝殿の前で二礼二拍手一礼
(「伊勢神宮」のページより拝借)
これもやり方はご存知でしょうけど、私が観察する限り、意外とできている人は少ないんです。
一番難しいのは、なんといっても上体を90度前方に倒し、3秒間、頭を止める【拝】です。
上の画像のようなイメージですね。
今度、神社に参拝したら周りを見てみてください。
「拝」ができている人は、ほとんどいないはずですよ。
たまにヘドバンか!と思うぐらい頭をブンブン振り回す人もいますね(汗)
逆にちゃんとできている人がいれば、めちゃくちゃ美しく見えます。
多くの人は30度の「敬礼」レベルまでは頭を下げるかもしれないけど、90度まではなかなか下げません。
私は社会人一年目でマナー講座を受けたことがありますが、そのとき教わった「最敬礼」でも45度です。
それを考えれば「拝」の90度というのは、神様に対する最上級の敬意です。
それほどの「この上ない尊崇の念」をもって、神様に対してしっかり「拝」を行うとしたら、神様へ願い事は届きやすくなるでしょう。
というのは、90度上体を傾けた姿勢で3秒間保つのは、上で説明した「会釈」以上に「気」や「祈り」が深く強くこもっていないと、絶対できないからです。
逆に言えば、しっかり「拝」ができるということは、それだけ願い事が真剣である証。
礼を単なるカタチだと思っちゃダメよ。
本当に礼ができるところには必ず精神性が宿るので、決してナメたらあかんのです。
いや、神社だから「霊性」と言っておきましょうかね。
今日のまとめ:神社での願い事は、礼に始まり礼に終わる
■身だしなみで気をつける3つのポイント
1:服装を整えること
2:髪型を整えること
3:おでこを出すこと
■「礼」で気をつける3つのポイント
1:鳥居をくぐる前は「会釈」すること
2:手水舎では「心身の浄化」を意識すること
3:本殿・拝殿では神様へ最大の敬意で「拝」をすること
神社に参拝する人の多くは、善良で真面目な人です。
それだけに、「礼」を知らないということは、すごーくもったいないこと。
逆に知っていれば、すぐに簡単にできることなので、人生にめっちゃプラスですよ。
願い事の「想いの強さ」は大事ですが、同時にその「伝え方」も大切にしていきましょう。
今回の内容をちゃんとやっている人の中で、神様に愛されない人は絶対にいません。
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