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目次
本にも波動(オーラ・エネルギー)がある
スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。
お名前やタイトルだけで、人やモノの波動(オーラ・エネルギー )を観る特殊能力を活かした仕事をしています。
現代は「わかりやすい "だけ" の本」があふれています。
このページでもご紹介している本の中にも「わかりやすい」ものはありますが、同時に「深さ」も持っています。
特にスピリチュアル系は「見えない世界」のため、この傾向は特に強い。
例えば「量子力学 / 量子論」とスピリチュアルを絡めた本は、まだ科学がわかっていることは「ほんの一部」であるにも関わらず、「ついに宇宙の法則が解明された!」などとうそぶく。
さらに「"引き寄せの法則" が科学的に証明された!だからあなたの夢は必ず叶う!」などと、エゴを刺激しかねないメッセージへと堕する。
【参考】「スピリチュアル量子論」について書いた過去ブログ
そういう本は見せ方が上手だと「売れる」でしょうが、実際の「波動」は大したことはありません。いつか消えていきます。
そう、「文は人なり」と言われる通り、本にも人間のように波動(オーラ・エネルギー)があります。
ここでは限られた範囲ではありますが、自分が実際に読み、感銘を受け、その上で「波動が良い本」を紹介していきます。
ただ、物事は多面的です。
たとえ波動があまり良くない本でも、部分的に役立つことはあります。
「あるページのある一文だけ」とても勉強になったり、紹介されている参考文献がとても良かったり、読み手が「書き手以上の深み」で内容を受け取ることもあり得るからです。
また、社会悪を正当に告発する本も波動が多少汚れていることがありますが、これは内容の性質上仕方ないことです。
単純に「波動が良くないのが全部ダメ」と言いたいわけではありません。
どんな内容でもこちらの受け止め方や活かし方によって、プラスに転じていきます。
もちろん、ここで「これは良い本ですよ」と紹介しても、あなたには合わないこともあるでしょう。
私は多少難しい本が好きなので・・・
ともかく、あくまでご参考として見ていただけたらと思います。
人はなぜ生まれいかに生きるのか(江原啓之)
ご存知、江原啓之さんの本です。
「スピリチュアリズム」の本に全く触れたことのない方に、最初におすすめしています。
スピリチュアリズム:人は肉体と霊魂からなり、肉体が消滅しても霊魂は存在し、現世の人間が死者の霊(霊魂)と交信できるとする思想、信仰、人生哲学、実践の総称(ウィキペディアより)
江原さんの本は全体的に説教臭いのですが、この本の初版は彼が30代のものなので、若さゆえの新鮮さがあります。
残念ながら絶版になりましたが、中古市場ではまだ出回っています。
さらに深く読み進めたい場合、文体に少しクセがありますが、以下をおすすめします。
(長らく絶版でしたが、文庫本で復刊されましたね!)
こちらも絶版ですが、内容はいいですね。インタビュー形式なのでわかりやすいです。
他にもたくさんあるので、探してみてください。
なお、江原さんとのコンビといえば、美輪明宏さんですね。
スピリチュアル系に関しては以下がおすすめです。
波乱万丈の人生体験、圧倒的な説得力であります。
「コワクナイヨー」と言っているものの、霊的世界に「無知」なのはコワイことなのです。
神と人間(五井昌久)
ブログ等でよくご紹介している『世界平和の祈り』の提唱者・五井昌久先生の代表的著作です。
一般的には「新興宗教の教祖本」ということになるでしょうが、それでもオススメしたい本です。なお、私はいかなる宗教団体にも所属していません。
タイトル通り、「神霊の世界と人間との関係」を説いた書です。
宗教は全体的に好きなのですが、中でも五井先生は「原点」です。
まだ霊的な能力のなかった大学生のある時期、ふと急に「神とは何だろう?」と強い疑問が湧き起こりました。
そのとき、大阪梅田の紀伊國屋書店で偶然手に取った書物がこれでした(たまたま「豪華版」で分厚いカバーで製本されているバージョンでした)。
それを静かな感動をもって拝読した記憶があります(「守護霊」という言葉をちゃんと知ったのは、このときが初めてです)。
戦後すぐの書物にしては、わかりやすく書かれています。
〈各宗教がそれぞれの「真理」を主張するだけでは、そこにも対立が生じてしまう。あらゆる宗教に共通する念願は「世界平和」なのだから、あらゆる違いを超えてこの言葉に一致団結しようではないか〉
『世界平和の祈り』は、この大念願より生まれたのです。
一時期、私は別に信者でもないのに、この『神と人間』をいろんな人に配っていました。
『神と人間』は内容が原理的なので、わかりやすく理解したければ口頭での質疑応答をまとめた以下の本がおすすめです。
逆にもう少し深堀りしたければ、以下の本。
また、五井先生のお人柄そのものやご来歴を知るには、以下の自伝が良いでしょう。
さらに学術的な書籍もあります。高額かつマニアックなので買わなくていいですが、ご紹介だけ。
※過去にブックレビューを書いています
私がスピリチュアリズムに目覚めたきっかけ。運命を導く守護霊、守護神の存在を教えていただいた宗教家・五井昌久先生の言葉(『五井昌久の思想と生涯』ブックレビュー)他にも書籍はたくさんありますし、本部(白光真宏会)には一般書店では購入できない講話の音源も販売されています(会員でなくとも購入可能です)。
もう一度言いますが、私はどの宗教組織にも属していません。
また五井先生を尊敬しているからといって、別にこの団体をすすめているわけでもありません。
私は「ただの五井先生ファン」です。
■世界平和の祈りについて初めて語った音声(YouTube)
■動画で五井先生の『神と人間』について語りました(本題は3分55秒あたりから)
その他、『世界平和の祈り』については過去ブログや音声配信(YouTube)でかなり語っています。さらに詳しくは以下のリンク先を参照してください。
波動の法則(足立育朗)
「宇宙からのメッセージ」を直観で受け取るという、業界的には「チャネリング」と言われる分野の本です。
「宇宙語」がたくさん出てきますし、現代科学の考えとはかなり次元が異なるので、「ちょっと何言ってるかわからない」と感じても仕方ありません。
ただ、私がこの本の「波動」を観る限り、かなり信頼できる情報と思われます。
他のチャネリング本にときどき感じるような「安っぽさ」は全くありません。
この本を読むときのコツは、「理解しようとしない」ことです。
常識とは真逆ですが、「感じる(観じる)」ことを心がけて読まれると良いでしょう。
この「波動の法則」については過去にブログをいくつか出しているので、ご参考にしてください。
この本に共感できたら、続編である以下も読むと良いでしょう。
『波動の法則』が1995年出版に対し、こちらは2014年なので、より新しい情報が盛り込まれています。
上の本より前に出版されたのが以下なのですが、かなりマニアックです。
積極的におすすめしませんが、「良い波動」なのは確かです。
上の3冊よりずっとわかりやすいのが、足立育朗さんの妹さんである足立幸子さんの本です。
こちらは講演の文章化なので読みやすく、しかも「波動」は少しも見劣りしていません。
アンケートを取ったら『波動の法則』関連本では、きっとこの本が一番でしょうね。
シルバーバーチの霊訓 全12巻(近藤千雄訳)
いつの間にか絶版になって悲しいと思っていたら、なんとAmazon限定のオンデマンドで復刊されたじゃありませんか!素晴らしい!!
(オンデマンドとは、注文した分だけ印刷して売る在庫リスクゼロの売り方のこと)
更新時点(2024年7月現在)で全巻(全11冊)揃っています。
12巻は総集編のためオンデマンドの対象から外れたようですが、実はオススメです(他の出版社から出ているものの、またまた絶版・・・)。
このシリーズは「シルバーバーチ」という高級霊が、霊媒の口を借りて「霊的真理」を語った大著です。
先に紹介した江原啓之さんも、この本に大きく影響を受けておられるとのこと。
スピリチュアル業界では最も有名な「バシャール」と比較すると内容は地味ですが、とても深い味わいのある本です。
例えば「真の宗教とはサービス(奉仕)である。豪華絢爛な宗教施設は全く必要ない」と、実に単純明快です。
もし12巻全部読むのはしんどいと感じるなら、まず教えがコンパクトにまとまった第1巻と、総集編の12巻から読むと良いでしょう。
上の第12巻・総集編は残念ながら絶版です。中古も品切れのときは以下の旧版も探してみてください。
『神からのギフト』(山村幸夫)※ネット上で全文無料公開
2002年に若くして他界した「本物の日本人ヒーラー・山村幸夫先生」の自費出版の著作です。
当ページで長らくご紹介してきて、簡単に買えたはずですが・・・販売者さんがお亡くなりになった関係で、事実上絶版になってしまいました。
一時期、中古市場で5万円というとんでもない価格で販売されていたこともあります・・・
しかし、現在はどなたの手によるものかわかりませんが、インターネット上で全文無料公開されています。
これは不幸中の幸いですね。
紙の本で欲しい!!という方は以下からどうぞ。まだ売られているかわかりませんし、あってもプレミア価格でしょうが・・・
この本には、難病や奇病も短時間で癒やした「奇跡」がたくさん出てきます。
山村先生いわく、それは「神の力」によるもので、自分はその力を媒介する「道具」に過ぎないのだとおっしゃっています。
また、間違った宗教や霊的な教義を真っ向から批判し、本当のことをストレートに説く姿勢は、実に爽快であるとともに、スピリチュアルな道を求める者に対する厳しい励ましでもあります。
私がいい加減な仕事をしたらアカンと思っているのは、師匠の存在だけでなく、山村先生の影響も大きいですね。
なお、「私の背後には山村先生のスピリットがついている」なんて言ってのける「自称ヒーラー」がいるようです。
そういう虚飾を強く戒めたのが山村先生ですから、そんなことを言う人は間違いなくニセモノですね。
なお、山村先生にはもう一冊、『与え尽くしの愛』という本もあります。
これも絶版・プレミア価格です。
こちらは更新時点でウェブの無料公開はないので、興味があれば思い切って買いましょう!
神仕組み 日月神示 完全ガイド&アップデート(中矢伸一)
(以前は旧版を紹介していましたが、いつの間にかアップデート版が出ていました)
ある高級霊が岡本天明という日本人の自動書記(手が何者かに操られるように動くこと)を通じて記した「予言」の書。
「親父の教訓」のような親しみやすい調子でありながら、内容は非常に深い。
初めて言葉が降ろされたのは1944年ですが、いま起こっていることを予言しているかのような箇所がいくつもあり、今でもよく読まれています。
著者の中矢伸一さんの解説部分は、好き嫌いの分かれる「スピリチュアル陰謀論」が含まれているので、お好きでなければ拾い読みでも結構かと思います。
「日月の神さまの言葉」を中心に読んでいくと良いでしょう。
なお、中矢さんの他の書籍はじめ、日月神示は類書があふれるほどあります。
中には波動がイケてないのもありました。
それらすべてを実際に読んだわけではないのですが、たまたま読んだ以下の本は、平易な文章で本質を捉えているように感じました。
読書が苦手な人は、以下の2冊だけでもいいと思います。
ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ(イハレアカラ・ヒューレン)
やることはめちゃくちゃ簡単なのに、奥の深い「ホ・オポノポノ」。
「ごめんなさい」「許してください」「ありがとう」「愛しています」と、ただひたすら唱えていればいいだけのメソッドが、なぜ深い癒しをもたらすのか?
「スピリチュアルって、いったい何を実践すればいいんですか?」というご質問に対しては、「簡単なものならホ・オポノポノですかね」とお答えすることが多いです。
類書はたくさんありますが、最初に読むならこの一冊かなと思います。
いくらスピリチュアルな知識があろうと、「実践」に欠けていたら現実は変わりません。
ただ、実践内容が難しいと継続しにくいのも事実です。
その意味でもホ・オポノポノはおすすめかと思います。
ただし、「わかりやす過ぎて、逆にわからない」というパラドックス(逆説)があるのは注意点です。
「わかりやすい」はずなのに、なぜか類書やセミナーがたくさんあり、たくさんのグッズが販売されている。
これはどういうことなのでしょうか?
ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-(エックハルト・トール)
エゴを見つめること、「いまに在ること(Power of NOW)」への目覚めを促す書。
難しい表現はないものの、読み手に深い内観を求めてくるため、安易に読めないことを踏まえて手に取りましょう。
もし読みこなせなければ、一度横に置いてしばらく時間が経ってから読み直すと良いでしょう。
もう少し読みやすい(簡単ではないけど)のは、同じ著者による以下の本です。
ただ、こちらの本は翻訳があまり良くないので、『ニュー・アース』を読むためのステップとされると良いでしょう。
なお、エックハルト・トールの根本哲学である「Power of NOW」については、過去の記事でかなり説明したので、あわせて以下もご参考にしてください。
実践 レイキヒーリング入門 愛と癒しの技法(土井裕)
『レイキヒーラー養成講座』というヒーリング講座を開いているため、ときどき「レイキのおすすめ本を教えてください」というご質問をいただきます。
いろいろあるのですけど、入門としてわかりやすいのは以下の本です。
こちらもいいですね。女性向け。
運命を拓く 天風瞑想録(中村天風)
「ここで中村天風?」と疑問に思ったかもしれません。
(更新時点の)最近では「大谷翔平が中村天風を愛読している」ということが話題になりました。
世間的にはビジネスパーソン向けの「自己啓発」「成功哲学」として理解されています。
しかし、私は中村天風という人は「霊性の探求者」だと思っていて、それはこの『運命を拓く』を読めばわかるでしょう。
かつては「天風会」の会員向けにしか販売されていなかったのが、文庫で買えるなんて・・・本当にいい時代ですね。
ただ、内容は「真理冥想行」という教えの根幹の部分なだけに、かなり高度です。
もっとわかりやすく、そしてもっと面白く(本当に面白い!)読みたければ、かなり高額ではありますが、以下の三部作をおすすめします。
私は大阪から東京に家出した19歳の時、今はもうない池袋のブックファーストで、なけなしのお金でこの三部作を買いました。
そして、その内容に大きく感動した勢いで、当時の天風会(現・中村天風財団)主催の行修会を受けたのは良い思い出です。
「天風哲学」は読むだけでは理解が難しいので、さらに深く学びたければ「中村天風財団」のページをご覧ください。
さらに、最近では久々に講演録の続編が出ました。これも面白かったです。高額ですが、その価値は十分にあります。
あるヨギの自叙伝(パラマハンサ・ヨガナンダ)
1920年頃から、アメリカにヨガを広めた聖者による自叙伝。
大著かつ「ガチのスピリチュアル」なので、本格的なものにチャレンジしたい方におすすめです。
超人的な体験、超常的な現象が数多く語られています。
こういう話は公表されず師匠から弟子へ口伝で継承されるのが普通だったでしょうが、現代に生まれたヨガナンダ師はそれを世界に広めるのがお役目だったようですね。
スピリチュアル業界には、大してオーラの輝きもないのに「覚醒体験」とやらをそれっぽく語る人がいます。
そんな猿真似とは全く異次元の「覚醒体験」を語ったのがヨガナンダ師です。
この本に感動できたら、以下の本に進まれると良いでしょう。これも「ガチ」です。
14歳からの哲学(池田晶子)
この本は哲学書であって、スピリチュアルではありません。
そして、書かれてあるのは「答え」ではなく「問い」です。
しかし、スピリチュアルだって突き詰めると、哲学と同じ「存在の謎」に突き当たります。
この本を読んで「人生の答え」が得られるわけではありません。
でも、深い人生の悩みであるほど、そもそも「答えがない」。
その意味でこの本は「思索力」を養うのに良いと思います。
「14歳からの哲学」というタイトル通り中学生でも読めるのですが、内容は極めて難しい。
何らかの「答え」を期待して読むと、思いっきり肩透かしを食らうのでご注意。
もしこの本が難しいと感じるなら、かつて男性向けの雑誌に連載されていた(=哲学に全く興味ないオヤジたちを意識して書かれた)以下のエッセイ集がいいかもしれません。
扱っている時事ネタは古いですが、「考える」という営みは全く古くなっていないので。
なお、『考える日々 全編』というシリーズ3冊の合本が出ていますが、「編集がイケてない」という批判レビューがあります。
実際に手に取ってパラパラ見たことがあるのですけど、確かにちょっと読みにくい感じがしましたね(旧版への「思い出補正」もあるかもしれませんが)。
とはいえ捉え方は人それぞれでしょうし、一冊で全部読めるお得感もあるでしょうから、以下に情報を出しておきます。
坂村真民さんの詩集
「念ずれば花ひらく」で有名な、仏教詩人の坂村真民さんの詩集をご紹介します。
いろんな詩集が出ていますけど、個人的には以下の三部作がおすすめです。
この3つの詩集のタイトルだけでも、心にグッときます。
他にもたくさん出ているのですが、自分が過去に手にしたものでおすすめできそうなのは、以下の2冊です。
さらに、まだ有名になられる前(昭和41年ごろ)に出した以下の自選の詩集は特に良いと感じています(以下は新装版)。
漫画・アマテラス(美内すずえ)
『ガラスの仮面』で有名な美内すずえさんの「スピリチュアル漫画」です。
絶版だったけど、いつの間にか新装版が出ていてグッジョブ!と思ったら、新装版も絶版になっていた・・・
でもKindleも出してくれているので、中古が高騰しても何とか読めますね。
男ということもあり少女コミックを読んだことはなかったのですが、あるお客さんから「アマテラスだけは絶対読んでください!」とすごくおすすめされたので、軽い気持ちで読んでみたところ、とても濃い内容でびっくりしました。
神道、古事記、霊界、古代文明、輪廻転生、幽体離脱、超常現象、いわゆる陰謀論など、よくここまで詰め込んで描けるものだ・・・しかも第1巻の初版は1987年です。
時代を先取りしていますね・・・マジ天才。
残念ながら4巻で未完のままなのですが、それでも読む価値は十分あります。
どうやらこの内容は彼女の「霊的体験」が元になっているようです。
それをまとめたのが以下の超プレミア本です。運良く読めました。面白かったですね。
漫画家やアニメーターの方の中には、「チャネラー」の要素を豊富に持っている方がおられるようです。
つまり、「未来からの情報」を直感的にキャッチし、さらにそれを絵で表現する才能が豊かなのです。
漫画やアニメも、決してバカにできませんね。
食べない人たち(秋山佳胤・森美智代・山田鷹夫)
サブタイトルは「不食が人を健康にする」です。
驚くべきことに、世の中には「全く食べない人たち」が少数ながら存在します。
この本の著者のお一人である秋山さんは「水すら飲まない」とのことですが、普通の人より体力があるようです。
現代の栄養学や生理学では全く考えられないことですけれども、広い世界にはこういう人たちが存在します。
これは単なる「食べない健康法」ではなく、「食べないという生き方や価値観」を提案する本です。
こういう「不食」の方々は宇宙に満ちるエネルギー(「氣」や「プラーナ」と呼ばれるもの)を普通の人以上に受け取ることができるので、食べ物という物質エネルギーをあまり必要としないで済むのです。
(個人的には私も1日1食、でもドカ食いしているわけではないので、「燃費」はかなり良い方でしょう)
"普通の地球人"は「食べなければ元気が出ない」「食えなくなったら餓死する」というのは大常識ですね。
でも、もしかしたらそれは絶対ではないのかもしれない。
・・・「大常識」がひっくり返される衝撃を、ぜひお楽しみください。
Amazonレビューの評価が真っ二つに分かれているのが面白いですね。
「異次元の価値観」に反発する人の気持ちもわかりますけど、事実は事実です。
なお、この御三方の中でも森美智代さんは「超少食」によって難病を克服されただけに、「食べない生き方」への思い入れは最も強いです。
たくさん本を出されていますが、特におすすめなのは以下の本です。
あと、この本のタイトルにある「断食の神様」は、医者の故・甲田光雄先生です。
数々の難病・奇病を断食だけで直してきた、私も個人的に尊敬している方です。
断食は肉体的には大きな負担ですが、工夫して行えば「健康への道」が開かれます。
甲田先生もたくさん本を遺されていますが、おすすめは以下です(絶版ですし、マキノ出版も倒産してしまいましたが・・・)。
そして、以下は甲田先生が厚く信奉された「西式健康法」(二つ合わせて "西式甲田療法")の入門書です。
マンガなのでかなり読みやすいです。
森美智代さんも「西式甲田療法」の解説書を出されていますね。
現代医学の考え方とは「ほぼ真逆」であることを踏まえて、読んでみてください。
私も部分的ではありますが、実践しています。
これらの書籍に触発されて「自分も断食や少食を実践したい!」と思われたら、以下の本を参考にしてみてください。
ちなみに、私も「超少食」の実践を動画で出したことがあります。
■不食・断食21日目。大切なのは終了後の食事の改善。少食で運命を拓こう。
あと、具体的な実践の一つが以下の「すまし汁断食」です。
これは上の森美智代さんの本にもご紹介されています(もともとは甲田光雄先生が考案されたメニューです)。
■【作り方】断食・不食中は"すまし汁"のみ。断食の神様・甲田光雄先生が実証済み。
(この断食系の動画、思った以上に再生されていてびっくりです。意外とニーズがあるようですね)
いざ高次元世界へ -精神文明の夜明けに-(周藤丞治)
著者は深い霊的体験、高い霊的能力も持ちながら、現役の科学者として今の科学の先にある「高次元科学」を研究されている方のようです。
たとえ探求の方法に違いはあっても、科学も宗教も「真理」を解明しようとしている点では同じです。
本書では哲学と物理学の融合、マネーや原子力や人工知能まで、実に幅広く言及しており、従来のスピリチュアルの枠を大きく超えています。
やさしい表現で書かれてはいますが、理系的な知識がないと物理学の「超弦理論」の説明は難しいかもしれません。
ただ、科学的な知見から「高次元世界」に迫ろうとする姿勢には、大いに知的な刺激を受けました。
「霊」とか「魂」とか「あの世」の説明だけではフワッとしていて嫌だ、という方におすすめです。
もしこの本が気に入ったら、ややマニアックな内容も含まれますが、こちらもお読みになると良いでしょう。
対談のお相手は、スピリチュアル業界で人気の「はせくらみゆき」さんです(以前あるパーティーでお会いしたことがあります)。
ありがとうの神様・奇跡・魔法(小林正観)
小林正観「ありがとう」3部作。
スピリチュアル業界では有名なので、多くを説明する必要はないかもしれません。
2011年にお亡くなりになった後も、人気は衰えていないようです。
とってもわかりやすく、とっても良い波動で、とっても具体的な内容です。
ただし、とてもわかりやすいため「あぁ面白かった~」という感想だけで終わる懸念があります。
ともかく、繰り返しお読みになって実践されると良いでしょう。
そして、そんな正観さんの影響で人生がすっかり変わってしまった方の本が以下です。
この本は『DAICHI』というミュージカルを通じて知りました。
いろんな苦難の中でどん底に陥っているときに、小林正観さんの本に出会い、「ありがとう」の言葉を唱え続けることで人生を大きく変えたとのこと。
息子さんと農業を通じて学んだ「自然の仕組み」とは何か。
いのちとは? 食べるとは? 生きるとは? 死ぬとは?
それらのことがやさしい言葉で書かれています。
「ありがとう・実践体験記」としてもおすすめです。
トランスパーソナル心理学入門(諸富祥彦)
「トランスパーソナル心理学」とは、パーソナル(個)をトランスした(超えた)心理学のこと。
言い換えれば、人間の精神の背後にあるスピリチュアリティ(霊性)まで踏まえた心理学のことです。
ふわっとした「スピ」を学問として語るトランスパーソナル心理学は、実は心理学業界ではかなりマイナーです。
それは入門書がかなり少ないことからも明らかなのですが、その中でも「日本トランスパーソナル学会」会長・明治大学教授の諸富祥彦先生のこの本は、数少ないオススメ本です。
新書ながら多くの研究者の知見が紹介されているので、この本を手がかりにして興味のある分野を読み進めると良いでしょう。
諸富先生ご自身、更新時点で220冊以上もの本を出されているので、その中からピンとくるものを探されるのも良いと思います。
夜と霧(ヴィクトール・E・フランクル)
世界的な不朽の名著。
精神医学・心理学の分野では世界で最も売れている本です。
これはスピリチュアル本ではなく「魂の書」です。
どんな絶望的な場に置かれても、人間は希望を抱ける可能性を秘めている・・・読んでいると「静かな勇気」が湧いてくるでしょう。
なお、上で紹介した諸富祥彦先生も、一般向けのフランクル解説書を出しておられます。
フランクル自身の来歴や学問的背景にスポットを当てた解説書は以下です。
個人的にはこちらの方が好み。
無境界(ケン・ウィルバー)
これもついに絶版か・・・
上で紹介したトランスパーソナル心理学における理論的大家といえば、ケン・ウィルバーです。
彼がすごいのは、膨大な宗教・思想・心理学の知の世界を一つの地図に統合(インテグラル)したところです。
なので彼の理論は「インテグラル理論」と言われ、最近ではビジネスエリート層の間で注目されています。
(深い意識状態になるほどビジネスから遠ざかってしまうだろうけど、それは問題ないのだろうか・・・)
気軽に読めない骨太の著作が多い中、この本は口述筆記の文字起こしがベースなので、頑張ればまだ読めるでしょう(それでも難しいですけど)。
「フワッとしたスピリチュアル」では満足できない人におすすめです。
もしケン・ウィルバーが好きになった方は、これも絶版になってしまっているのですが、彼の過去の著作の抜粋集である以下の本もおすすめです。
これも内容は難しいですが、数ページで文章が完結するのでコツコツ読み進められますよ。
「悟り」や「意識の拡大」に興味がある方はとても参考になるでしょう。
ただし上の本はプレミア価格で簡単に買えないので、更新時点で定価で買えるおすすめは以下。
これらも簡単には読めないですし、定価もそこそこするので、かなり気合が必要です(笑)
存在の詩(OSHO)
OSHO(オショー)は1931~1990年まで存命したインド生まれの覚者であり、多くの講話録が残されています。
一般大衆にもわかる言葉で深い思想を説き、しかもユーモアや下ネタまで盛り込んだ軽妙な語り口に、今でも世界で読まれています。
私もOSHOに影響され、彼の思想が盛り込まれた『禅タロット』を使った「禅タロットリーディング」および「禅タロットリーダー養成講座」を行っています。
そのためときどき「おすすめのOSHOの本は何ですか?」と質問を受けるものの、講話録が膨大にあるので困ってしまいます。
全部読んでいるわけではありませんが、あえて一冊だけ紹介するとしたら『存在の詩』です。
30年以上前の本の復刻なので、OSHO講話録の中でも特に定評があると言えるでしょう。
664ページもあるのですけど、話し言葉で活字が大きく改行も多めなので、意外とスラスラ読めるでしょう。
漫画・ゴースト アンド レディ 上下巻(藤田和日郎)
難しい本が続いたので、ここで漫画を紹介します。
簡単に言えば「偉大なる看護師・ナイチンゲールの苦闘の人生」と「生霊バトル」の異素材をかけ合わせた作品です。
これも『アマテラス』同様、お客さんから熱烈におすすめされたのですが・・・良かったです。
「生霊」は日々の生活の中で抱くネガティブな念によって生まれ、それは誰の中にも棲みついている。
主導権争いのパワーゲームの背後に、実はお互いの「生霊」によるサイキックバトルがある。
そういうことを漫画で可視化しているのが面白い。
『ジョジョの奇妙な冒険』の「スタンドバトル」しか知らない私は、主に子ども向けの偉人伝でしか知る機会のないナイチンゲールを題材に、品の良いバトル漫画として描く発想は天才だなと思いました。
「劇団四季」で演じられるほどの名作だということです。
他のブックレビュー(ブログ掲載)
以下は過去のブログに掲載したブックレビューの記事一覧です。
そのうち当ページにもリストアップする予定ですが、取り急ぎリンク先を貼っておきます。
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