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私がスピリチュアリズムに目覚めたきっかけ。運命を導く守護霊、守護神の存在を教えていただいた宗教家・五井昌久先生の言葉(『五井昌久の思想と生涯』ブックレビュー)

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

今回もブックレビューをお届けいたします。

前回のブログで連載している『Happiness幸福の探求―人生で最も大切な技術』(マチウ・リカール著)はまた次に取り上げます。

※前回のブログ

私が最も尊敬する宗教家

今回ご紹介するのはかなりニッチな本であり、学術書ゆえ3800円(税抜)もする高額なものなので、本当にご興味がなければ読む必要はありません。

ただ、後で別に安い本もご紹介するので、そちらはご購入いただいても良いかと思います。

今回はこちらを取り上げます。

『五井昌久の思想と生涯:「世界人類が平和でありますように」の創始者』(吉田尚文著・興山舎)

先に言っておきますが、五井昌久(ごいまさひさ)という方は大正生まれの宗教家です。

今も活動している「白光真宏会」という宗教組織の初代会長さん。

そんな方を研究した本をご紹介すると、「オマエはここの信者なのか?」と誤解が生じそうですね。

先に言っておきますが、私はどの宗教団体にも所属していません。

「宗教」は好きですが、「宗教組織」は正直言って苦手です。

いや、そもそも「組織そのもの」が苦手でして、それは宗教組織も例外ではありません。

このあたりのことは今回のブログの翌日に出す「ラジオ動画」で、もう少し詳しく語っています(このブログより前に収録しました)。

そんな私は、実は五井昌久という人物の「大ファン」なんです(笑)

「アーティスト」と全く同じ・・・と言うのはちょっと違うかもしれませんが、まぁ近いものはありますね。

なので、今回の本は『五井昌久の思想と研究』という難しいタイトルがついてはいるものの、私にとっては「垂涎のファンブック」です(笑)

しかも著者は先ほどの宗教組織に所属しておらず、あくまで研究者として理性的に著述している点が素晴らしい。

「会員」か「信者」であれば、”教祖様”をえこひいきするのが当然ですからね。

このブログはアクセスがたくさん集まるに越したことはないんですけど、あまりウケ狙いをするのはイヤで、半分は自分が言いたいことを文字にしています。

ただ、今回はきっと大多数の方々に共感していただけない「ファンレター」になるでしょうね(笑)

実は上の宗教組織に所属していない私のような「五井先生ファン」が、世の中に少数でしょうけど存在しています。

以前はこのウェブサイトの公開ページで五井先生を紹介していました(今は限定ページのみ)。

そうしましたら、「五井先生を紹介しているこの人は信用できる」と思われたようで、カウンセリングやセミナーに起こしいただいた方がおられました。

その方々は「会員」や「信者」ではない「ファン」だったんです。

そういう方がもしこのブログを読んだら、「おぉ、あんたも五井先生が好きなんか!」と一緒に酒を酌み交わせるような連帯感が生まれることでしょう(笑)

とはいえ、逆に五井先生が嫌いな人もおられるので、一方で「なんだコイツ!五井が好きだなんて、やっぱりニセモノだな!」とも思われているかもしれませんね。

この世の宗教というのは難しくって、どの団体も本来は「世界平和」や「大調和」を求めているはずなのに、現実的にはご存知の通り、宗教の違いが原因で対立することが多いわけです。

もし「あぁ、あなたはそれを信じているのね。それもいいんじゃない。わたしはこっちを信じているけど、あなたの信仰も尊重するよ」といった歩み寄りができれば、本当に素晴らしい社会になると思うんですが、その寛容な精神を深めるはずの宗教で対立しちゃうことが少なくない。

私が宗教組織とは距離を取る理由のひとつはコレですね。

私は先ほどの組織(白光真宏会)に所属している知り合いが、何人かいます。

コロナ前はときおり有志による勉強会に参加したこともありました。

面白いのは、別に会員や信者じゃなくたって、「勉強したければどうぞ」とウェルカムなスタンスであることです(あくまで有志による集まりなので「公式の場」ではないかもしれませんが)。

これは五井先生のお考えなんですが、この団体は「無理な勧誘をしない」んです。

すごい良心的ですよね。

そういう他の宗教団体にはないであろう柔軟さが、「五井先生ファン」を続けている大きな理由の一つです。

大本教という日本的スピリチュアリズムの「大本」

・・・この時点ですでにブログの離脱率がいつもより高くなっているはず(泣)

今回は「マニアック回」として書いているし、一般的には「なんだ、宗教団体の話かよ・・・」と思われているでしょうから、仕方あるまい。

とはいえこの本が別に「五井先生ファン」じゃなくても役立つ部分があるとしたら、

「日本的スピリチュアリズムの流れが大筋で理解できる」

ということでしょう。

「スピリチュアリズム」は硬い表現で【心霊主義】と言われるもので、ウィキペディアから引用すると、

心霊主義(しんれいしゅぎ)は、スピリチュアリズム(英: Spiritualism)、スピリティズム(英: spiritism)の和訳のひとつで、人は肉体と霊魂からなり、肉体が消滅しても霊魂は存在し、現世の人間が死者の霊(霊魂)と交信できるとする思想、信仰、人生哲学、実践である。

ウィキペディア

という意味です。

「スピリチュアリズム」と「スピリチュアル」とでは【言葉の重たさ】が全く違うって感じません?

ときどき言っていることですけど、「スピリチュアル」ってやはりどこか軽薄でフワフワ浮いたイメージがあるように感じます。

ま、私も「スピリチュアル屋」だからエラそうなことは言えないんですけど。

けれど、「スピリチュアリズム」って言った瞬間、なんだかズシッ!と響くものがありませんか?

サイトタイトルである【マジスピ】が求めているものは、実は「スピリチュアリズム」なんです。

まぁそれを全面に出すと硬い印象があるので【マジスピ】というキャッチーな感じにしてるんですけどね。

何が言いたいかというと、マジで真面目にスピリチュアル(マジスピ)を学びたいなら、「スピリチュアリズム」を勉強した方がいいよってこと。

「引き寄せ」とか「願望実現」とかいうのはあくまで「スピリチュアル」であって、「スピリチュアリズム」ではないんです。

以前のラジオ動画でも

「『スピリチュアル』と『スピリチュアルっぽいもの』とは似て非なるもの」

と話したことがあります。

ちょっとややこしいですが、この文脈においては「スピリチュアル=重厚なスピリチュアリズム」であり、「スピリチュアルっぽいもの=軽薄なスピリチュアル」ということ。

そういえば、スピリチュアル業界のパイオニアである江原啓之さんも、一貫して語っていることは「スピリチュアリズム」なんですよ。

彼はスピリチュアリズムのメッカであるイギリスで学んでいて、それを日本で自分なりに発信されてきたわけです。

なので、彼の主義主張の根本にあるのは「人間としてどう生きるか」ということなんですね。

で、スピリチュアリズムの説明が長くなっちゃいましたけど、今回ご紹介している本は日本のスピリチュアリズムをざっくり知る上では(ファンのえこひいきはあるとしても)良い本です。

もちろんタイトル通り、五井昌久という人物の思想と生涯を中心に描かれてはいます。

けれども、実は五井先生の「白光真宏会」が生まれた”大本”には、まさに文字通り

「大本教」

がそのルーツにあるわけです。

大本教は、少し日本の宗教界を知っている人なら、名前ぐらいは絶対に知っているはず。

こちらはコトバンクから引用すると、

習合神道系の新宗教。 出口(でぐち)ナオとその女婿出口王仁三郎(おにさぶろう)を教祖とする。 ナオは、自己にかかった「艮(うしとら)の金神(こんじん)」による世の立替え立直しを訴え、理想世界の「みろくの世」の到来を説いて、「筆先(ふでさき)」を書き続けた。

コトバンク

という説明です。

おそらく今の日本の新興宗教の中で、影響を受けていないところは一つもないんじゃないかと思います。

たとえ直接的な影響はなくとも、間接的には何かしらの示唆は受けているに違いない。

例えば、スピリチュアル業界でよく引き合いに出される

『日月神示』

という今の言葉で言えば「チャネリング」の元祖のような預言書があります。

これは岡本天明という方が「自動書記」(勝手に手が動いて字を書くこと)で降ろしたと言われています。

この岡本天明さんは、若い頃は大本教におられたんですね。

『日月神示』は私も『波動の良い本』(メルマガ限定コンテンツ)としてご紹介しているぐらい学びが深いんですけど、大本教の影響を確実に受けている。

また、スピリチュアル業界 “でも” 有名な京セラ創業者の稲盛和夫さんは、子どものころ結核にかかったとき『生命の実相』という本を読んで人生観を深めたようです。

私も何冊か読んだことがある『生命の実相』は、「生長の家」という宗教団体の創始者・谷口雅春さんが書かれたものなんですけど、谷口さんも大本教の信者さんでした。

そして、今回取り上げている五井先生は、元々は「生長の家」の信者さんです。

私は恥ずかしながら大本教はあまり知らないんですけど、日本の宗教やスピリチュアル関係を調べていくと、どこかで必ず「大本」の名前が出てくる。

今回の本を読んで学んだのは、日本にはいろんな神道の流れを汲む新興宗教があるけど、その根底には文字通り「大本」があり、そこからいろんな教えが派生しているという歴史です。

そうそう、私も教えている『レイキヒーリング』の創始者は臼井甕男さんという方です。

自分が読んだ文献の中にはハッキリ出てきませんけど、宗教の伝道師もされていたらしい臼井先生もまた、ちょうど生きた時代と重なる「大本」の影響はどこかで受けているだろうなと推測しています。

レイキヒーリングは単に「癒しのテクニック」ではなく、その根本には「レイキを通じて人間性および精神性を向上させる」という深い哲学があるんですね。

その求道的な部分は、宗教の影響を受けていないはずがないでしょう。

といった感じで、あまりに教団のパワー大きくなりすぎたため、時の政府から二度にわたって徹底的に弾圧された大本教のスゴさを、今さらながら感じています。

「マジスピ研究」としては、大本教の経典の一部を取り寄せようかなと思っています。

宗教団体は敬遠するけど、宗教は好きですからね。

「神」を素直に信じることが第一歩

すべては「大本」に通ずる・・・

と私は感銘を受けているわけですが、たぶんここまで読み進めてくださっている方はほとんどいないでしょう(汗)

たまたま『五井先生ファンブック』を読んでしまったため、今回はこういうことしか書けませんわ。

ただ、せっかく誤解されるリスクを承知で五井先生の名前を出したので、今回はもう一つ本を紹介します。

こちらの方が一般向けですね。

『神と人間-安心立命への道しるべ』(五井昌久著・白光出版)

これは 『波動の良い本』 (メルマガ限定コンテンツ)でもご紹介している本です。

もし「スピリチュアル系の中で何かおすすめの本はありますか?」と聞かれたら、厳密には宗教系なんですけど、本当はこの本をオススメしたいんですよね(表向きは江原さんの本を紹介しています)。

私は明日出す予定の「ラジオ動画」の115回目(久々に顔出しします)の中でも話したんですが、

私がスピリチュアルな道をしっかり歩んだはじめの一歩は、この一冊だと断言します。

いま『守護霊リーディング』なんてスピリチュアル芸をやっていますけど、そもそも「守護霊」を最初に知ったのは、二十歳そこらで出会ったこの本がきっかけ。

それぐらい自分にとっては大切な一冊なんですね。

書いている内容は、

・「なぜこの宇宙が生まれたのか?」

・「人間とはどういう存在なのか?」

・「人間はどう生きれば良いのか?」

ということが、コンパクトに書かれています(戦後すぐの本ですが、意外とそこまで難しくはありません)。

そこに

「人間という存在は、守護霊、守護神によって守られているのである」

と書かれてあったわけです。

この一文を読んだとき、どう反応するかは人それぞれでしょう。

「えーっ、そんな存在ホントにいるの?」と疑う人もいれば、

「よくわからないけど、この人が言うからホントなんだろうな」と信じる人もいる。

私は、たまたま、後者だったんですね。

今のように、波動(オーラ・エネルギー)がまだ観えなかった頃の話です。

当時はいろいろあって、宗教団体がすごく嫌いな時期でした。

このブログを長くお読みならご存知の通り、私は波動を観る人間だから「右脳人間」っぽく見られがちですが、本当はかなりの理屈屋です。

だから、基本的に疑い深いわけですよ。

けれども、『神と人間』の内容を、今で不思議なんですが「これはホントっぽいな」と素直に受け入れたんです。

「守護霊という存在もいるんだろうな」と。

そして、それから数年後、現在の師匠との出会いがあり、波動がある程度わかるようになった。

「守護霊の波動」もわかり、あぁ、ホントに存在してるんだなぁ・・・と実感できるようになった。

ただ、その最初のステップとして大事なのは、

「最初に『素直に信じよう』という気持ちがあった」

ということ。

もちろん、そもそも疑り深い人間なので、時期によって少し疑ってしまったり確信が持てなくなったりすることもありました。

けれども、いろいろ横道にそれていっても、最後はやっぱり『神と人間』に戻ってしまうわけですよ。

そうやって「理屈抜きで惹かれる何かがあった」ことが、私の運命を導いたわけです。

世の中には五井先生を批判する人もいます。

それどころか、罵詈雑言を浴びせる人までいます。

私は「五井先生ファン」ではあるけど、考え方は人それぞれなので、そういう人の価値観までは否定しません(そもそもこの種の争いは不毛ですし)。

ただ、自分としては、五井先生が最初の一歩になりましたし、今でも活動の土台にあります。

もちろん「盲信」は慎むべきでしょうし、五井先生のおっしゃることがすべてではないでしょう。

かといって何らかの土台や基礎のようなものがないと、人間はなかなか力強く行動できるもんじゃありません。

その意味において、私の活動のベースは「守護霊」であり、それを教えてくださった五井先生なんです。

なんで【マジスピ】と名付けたウェブサイトを作ったか。

なんで「引き寄せ」とか「この動画を観るだけで運気アップ」とか積極的にやらないか。

それは、五井先生が

「現世利益的なものは、本心の開発が進むにつれて、自然と与えられるものである」

という趣旨のことをおっしゃっているからです。

「本心の開発」というのは、人間が本来持っている「神性」や「仏性」というものを発揮していくことですね。

それができるにつれ、「引き寄せ」も「運気アップ」も、ちゃんと整ってくる。

これは先ほど述べた「スピリチュアリズム」の考え方です。

「スピリチュアル」ではなく、「スピリチュアリズム」ですよ。

こういう考え方も、先ほどの「土台」から生まれてくる考え方です。

というわけで今回はマニアック回になりましたけど、誤解を怖れず、尊敬する五井先生について、2冊の本とともにご紹介いたしました。

五井先生の教えの根幹には、守護霊とは別に

「世界平和の祈り」

というものがあります。

これについては、また別の機会に説明できたらと思います。

明日出す予定の 「ラジオ動画」 では少し取り上げているので、よければこちらもお聞きいただければと思います。

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