苦しみや執着を手放す最も簡単で、とても奥の深い瞑想法。たった一つのコツで、初心者でも必ずできるようになる。(『Happiness 幸福の探求』ブックレビューその4)

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

前回は10年ほど前のスピ本ベストセラー『あの世に聞いた、この世の仕組み』(雲黒斎著)のブックレビューをいたしました。

(「無料メルマガ」では。さらに踏み込んでレビューしました)

※前回のブログ

チャネリングに要注意。守護霊・ハイアーセルフ・天使・あの世との交信は慎重に行わないと、霊的成長を著しくブロックしてしまう。(『あの世に聞いた、この世の仕組み』ブックレビュー)

少し批判的なトーンだったので、著者の多くのファンの方からはお叱りを受けるかもしれませんね。

ただ、自分が文章を読み、さらに波動まで観て感じたことを率直に述べるのが大切ではないかと。

そういえば何年か前、業界では名の知れた「波動の良い絵」を描く方に「あの絵はわざと波動レベルを落として描いてるんですか?」なんて、いま振り返ればすごく失礼なことを言った記憶があります(汗)

見た目はキレイな絵なんですけど、波動がそこまで良いとは感じなかったので・・・

「そうなんですよ」というお返事だったので間違ってはなかったんですけど、我ながら不器用な人間だなと思います。

そんな私も、過去3回にわたってブックレビューした『Happiness幸福の探求―人生で最も大切な技術』(マチウ・リカール著)は心の底から絶賛しています。

3回じゃ全然足りないほど素晴らしい本なので、もう少しだけブックレビューを続けますね。

※この本の過去のブックレビュー

引き寄せの法則や願望実現法を学ぶ前に知っておくべきこと。本当の幸せは未来や外側ではなく、”いまここ”の内側にあると知るのがスピリチュアルの根本(『Happiness 幸福の探求』ブックレビューその1) 心の底から幸せを感じて生きる根本的な心構え。理想の夢、目標、願望の「引き寄せ無限ループ」に疲れたら考えたいこと。(『Happiness 幸福の探求』ブックレビューその2) シンギング・リン 引き寄せの法則を実践すると不幸になりかねない理由。「自分らしさ」「ありのままの自分」を意識するだけでは、きっと現実は変わらない。(『Happiness 幸福の探求』ブックレビューその3)

最も簡単で効果のある瞑想法とは?

この本は著者のリカールさん「幸福」について徹底的に考察しています。

ご紹介したいことはたくさんあるものの、ブックレビュー4回目ともなると、読者は少しダレてくるかもしれません。

なので、詳しい内容は本書を実際に読んでいただくとして、今回はこの本の核心と言える部分に触れていきます。

4回目のテーマは、

「苦悩を解放するための瞑想法」

ということをわかりやすく説明していきましょう。

「瞑想」という言葉に慣れていない人は「なんだか難しそう・・・」と不安に思うかもしれません。

逆に慣れている人は「アセンション(次元上昇)できる方法でもあるのかな?」と期待を抱くかもしれません。

ただ、今回お伝えしたいことは、慣れていない人でも十分できるシンプルな方法です。

慣れている人にとっては、もしかしたらシンプルゆえ物足りないと感じるかもしれませんが、やってみれば奥が深い方法だとわかるはず。

というわけで、まず本書で瞑想を簡単に表現している部分があるので、そこを引用しましょう。

ここで言う瞑想とは、単なるリラクゼーションではなく、内面に目を転じることである。思考がどのように生まれるのかを静観し、憂うつなものも陽気なものも、すべての思考の裏に常に潜んでいる平安、静寂、純粋な心の様相をじっくり見つめる作業である。

これだけ読めば、「なんだ、そんなことか」と思うかもしれません。

けれども、人間の感情的・精神的な苦しみや悩みというのは、この作業が本当に深いレベルでできたら、

「すべて解消できる」

と言い切って良い。

(あ、もちろん私はまだできる境地ではないです)

宗教で言う「解脱」というのは、スピリチュアル的には「覚醒」とか「悟り」とか言われますね。

私は悟ってないので本質まではわかりませんが、もし解脱したら

【我は「神仏」であり「宇宙」そのものである】

なんてわかっちゃうんでしょうか。

そういう表現をする人もいますけど、正直、一般的には「よくわからん」のがリアルな感覚じゃないでしょうか。

スピ好きの人の中には「ワタシは覚醒した」なんて言いながら、実際の波動(オーラ)は重たい人もいますしね(汗)

ますますよくわからん。

一方、本書が非常にわかりやすいと感じるのは、

「解脱とは、苦悩から解放されること」

と簡潔にして明瞭に定義していることです。

このように誰でも理解できそうな表現をしてくださっている点が、この本の素晴らしいところです。

ではもう一歩進めて、「心の様相をじっくり見つめる作業」をしていくとどうなるのか、について語った箇所が以下。

苦痛だけに焦点を合わせると、それだけのピントがぼやけ始め、最終的には、苦しみの後ろ側が見えるようになる。そして、痛みや喜びの向こう側には、純粋無垢で不変の意識が存在していることに気づくだろう。このレベルに到達したら、心をゆったりとリラックスさせ、その意識の中に苦痛を安らかに休ませることができるようになる。

ってサラッとおっしゃっていますけど、もちろん簡単にできることじゃないですね。

ここでのポイントは2つあります。

第一のポイントは、決して「苦痛を避けなさい」とは言っておらず、むしろ「向き合いなさい、そしてその向こう側まで見なさい」とおっしゃていることです。

私たちが苦しむ原因はいろいろあるでしょうけど、おそらく根本的には「苦しみと向き合い切れていない」ということが考えられるでしょう。

もちろんカウンセリングの現場では、まだ苦しみと向き合うことには耐えられないので、迂回したり先延ばしにしたりするケースもあります。

とはいえ、たとえ一時的に遠回りしたとしても、いつかは必ず向き合うことになるでしょう。

そうでなければ、苦しみを手放すこと、完了させることはできないでしょうね。

なので、著者のりカールさんが語る瞑想とは

「苦しみに瞑想する」

とも言えるでしょう。

仏教では「人生は "苦" である」と表現しています。

これだけ読むと「なんてネガティブなんだろう」と思うかもしれません。

けれども、その「苦」を本当に超えるには、逃げるのではなく、むしろ徹していくことだ。

「真に逃げる」とは、正面から立ち向かっていくことだ。

かなりマッチョな感じもしますけど、仏教は決してネガティブじゃなくって、逆説的にポジティブなことを語っているように思えます。

誰もが苦しみを解放できる心の世界を持っている

第二のポイントは、「純粋無垢な不変の意識」という、不動の目標が示されていることです。

って言われても「不変の意識? なんじゃそりゃ?」って疑問に思うかもしれません。

この点は、実践してみないと実感できない領域で、「コレだよ、コレ!」としか言いようがないんですよ。

ある程度、瞑想に親しんでいる方ならわかるかもしれませんね。

リカールさんはこうおっしゃっています。

心が心を観察する作業を一段深めると、この純粋意識とその働きによって生まれる思考を経験するだろう。純粋意識は必ずそこにある、としか説明のしようがない。

仏教的に言えば、「内なる仏」を観る、ということです。

内在する「叡智」や「智慧」を見出す、と言ってもいいでしょうね。

人間の心を「まんじゅう」に例えてみると、真ん中のあんこは「純粋意識」で、皮の部分は「苦悩」です。

皮(=苦悩)の表面でオタオタ迷うのではなく、そこと向き合って深堀りしていくうちに、真ん中のあんこ(=純粋意識)にまで至るわけです。

先ほど「覚醒」や「悟り」という言葉を使いましたが、それはこの「純粋意識」にどれだけ目覚めているか、ということがその段階を決めるでしょうね。

その意味では、私たちは最初から「悟っている」とも言えるわけで、「悟り」というのはすでに悟っている自分を自覚すること、あるいはそのプロセスそのもの、とも言えますね。

職業柄、いろんな人の波動(オーラ)を観ていて「この人はスゴい光だな」と感じるのは、やはり純粋意識が深いわけです。

私たち凡人は、なかなかその領域には至りません。

けれども知っておくべきことは、私たちの心の深い領域においては、あらゆる苦悩が雲散霧消していくような「純粋意識の領域」があるんだ、ということです。

まずはアタマでの理解でいいから、素直に信じることが大事です。

それには、本当はリカールさんのような「素晴らしい指導者」にリアルで接するに越したことはない。

なぜ宗教的な世界には「師弟」があり、スピリチュアル方面においても「マスターと弟子」という関係性があるのか。

それは、いくら波動とかオーラとか言っても、それを本当に感じるのは「人間」を通じてだからです。

もちろん、本からでも「行間」から波動を感じることはできるでしょう。

だからこそ、こうしてブックレビューも行っているわけです。

けれども、読書をしているときは理性が働くので、思考が優位になりがちなんですね。

「純粋意識だって? いやー、それはちょっとレベル高すぎでしょ・・・」みたいに。

でも、実際に「スゴい人」に会うと、その「強烈なオーラ」に圧倒されることって、よくあることじゃないですか。

もしそういう人から「人間ってみんな純粋意識と呼ばれるような世界を持っているんだよ」と聞いたら、

「この人が言うんだから、きっとそうに違いない」

って無条件で思わせる力があるはずです。

その意味で、この本の波動は本当に素晴らしいし、リカールさんは過去のブログでも絶賛した通り素晴らしい波動の方なので、ぜひ素直に信じていただくことを願っています。

ちなみに、私には今のスピリチュアルな仕事に導いてくださった師匠がおられます。

実は、私は師匠の近くにいるだけで、心身が本当に軽くなっていくのを感じるんです。

いや、メール交換するだけでも感じますね。

これが「波動による感化力」でありまして、理屈じゃないんです。

サラリーマン時代、そんな師匠との初対面で「あなたは将来、スピリチュアルな仕事をしますよ」って言われて、現在があります。

苦しみを無理なく手放すには、ただ感情を熟視すること

では次に、「苦しみの向こう側まで見つめる」という心の営みを、もう少し具体的にしていきます。

ヒントとなる部分を引用しましょう。

苦痛の感情に襲われたときの応急手当は、真正面からそれを見つめ、その環状を誘引し、偏った、思考を突き止めることである。その手当が済んだら、感情そのものを熟視する。そうするうちに、太陽の光にあたって解ける雪のように、感情は次第に溶け始める。

ここもサラッとおっしゃっていますけど、非常に大事な部分です。

一番大事なポイントは「感情そのものを熟視する」という箇所です。

これができるかできないかで、心の平安な状態を確保できるかが決まりますね。

上の引用だけだとまだ腑に落ちないかもしれないので、補足している箇所をさらに引用しましょう。

ネガティブな感情が生じたら、反対に、心に何の跡形も残さずに自ら消散するに任せるのが最善の方法である。思考も感情も、絶え間なく浮上してくる。だが、それらが繁殖することはない。それらが人間を奴隷にする威力は自然と消滅するだけである。

実は感情というのは、仏教的に言えば「無常」なんですよね。

つまり変化してゆく、ということ(執着しさえしなければ)。

もしできるなら、感情的になっているときの自分の心を見つめてみてください。

例えば怒りの感情を感じているなら、その感情はどこからやってきたのか?

その怒りが落ち着いたとしたら、その感情はどこへ流れていったのか?

と、自分自身を観察していると、気づくことがあります。

どうやら感情というものは、どこからともなくやってきて、そして、どこからともなく消えてゆくものである、と。

どれだけ大きなものであっても、感情のエネルギーは有限なんです。

この感情の性質を利用した対処法が、「感情そのものを熟視する」ということ。

それは、「そうするうちに、太陽の光にあたって解ける雪のように、感情は次第に溶け始める」からです。

ここで言う「熟視」というのは、文字通り「ただただ、じーっと観察する」ということですよ。

もし怒りの感情が湧いているなら、ただただ怒りをじーっと観察するだけ。

その途中で「あの人、なんであのときワタシのことをバカにしたんだろう・・・」とか、「オレは悪くないよ。あのバカ上司の指示がダメだから失敗したんだ・・・」とか、余計な思考を挟まないことです。

いや、そんなこと言ったって、私たち凡人はそういう思考だらけでしょうね。

困ったことに、瞑想しているときに限って、そういう思考がたくさん出てくる(笑)

そんなときは、そんな思考ですらも、ただただじーっと観察することに徹するわけです。

〈あ、いま「あの人、なんであのときワタシのことをバカにしたんだろう・・・」って思ってるな・・・〉という感じで、完璧できなくてもいいから、ひたすらに感情やそれに基づく思考を熟視していくんです。

第三者的に自分を観るような感じで。

これが上手になっていくにつれ、感情のコントロールがラクになっていきます。

いや、正確には感情をコントロールしようとせず、ひたすら熟視すること。

その結果として、逆説的に感情をコントロールできるようになっていくわけです。

これが今回のブログで説明したい「瞑想法」です。

「ただ、感情をじっくり見つめる」という瞑想法。

ね?

やろうと思えば、瞑想の初心者でもできる方法でしょ?

でも、私も含めた多くの人は、「感情そのものを熟視する」とは似て非なる、「感情への執着」を行っているわけです。

執着というのは、「その感情と一つになってしまうこと」です。

先ほど例に出した「上司への怒り」だと、

・「オレは上司に対して、いま怒っているな」と客観的に見ていることは、感情そのものの熟視です。

しかし、

・「あの上司が嫌いでたまらない!」と、怒りの感情に巻き込まれていることは、感情への執着です。

この両者の違い、わかりますでしょうか。

「ある感情へ執着する」ということは、ただ熟視していれば雪のように自然と溶けてゆくはずの感情を、カッチカチの氷として固定化してしまうことなんです。

ついでに言えば、自分自身もその「氷」の中へ閉じ込めてしまうわけですな。

よく言われる通り、この執着こそ、最も不幸になる心理的要因と言えるでしょうね。

もし執着しているとしたら、どうするか?

先ほどと同じく、「あ、いまのオレは感情に巻き込まれようとしているな」と、執着している自分をも、ひたすら熟視していくことです。

・・・こういう心の営みを、繰り返し繰り返し、アホみたいに続けていくこと。

シンプルだけど、実は難しい。

本当は難しいけれど、やってみれば簡単。

私はスピリチュアル業界で言われる「悟り」や「アセンション」には、あまり興味がありません。

それよりも、この地球上の人生を生きている限り湧いてくる苦しみや悩みを、サラリサラリと流して過ごしていける方がよっぽど現実的で心地良いんじゃないかと思います。

というか、本当はそういう状態こそ、悟りでありアセンションなのかもしれませんね。

今回述べた内容は本の断片しかご紹介していませんが、とってもとっても大切なことです。

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『Happiness幸福の探求―人生で最も大切な技術』(マチウ・リカール著)

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今回お伝えした「感情そのものの熟視」は、このヒーリングの時間でも練習できますので、もしよければ「実践の機会」としてご利用いただけたらと思います。

次回のブックレビューでは、さらに感情を浄化するポイントをご紹介しますね。

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