スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。
人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は
「逆パワースポット」
と呼ばれている場所について取り上げたいと思います。
例えば都内の「逆パワースポット」と呼ばれている場所は、割とネットで情報が出ているようですね。
例えば、
・六本木ヒルズ
・東京スカイツリー
・渋谷センター街
・池袋サンシャインシティ
が、よくネット記事に上がっています。
たた、その記事の大半は「ここが逆パワースポットらしいよ~」という伝聞情報であり、実際に自分の目でガチで確かめたわけではないようです。
こういう情報って、本当に信頼して良いのでしょうか?
私は人の名前や物件の住所だけさえわかれば、ある程度の波動チェックができるのを仕事にしています。
※波動チェック=オーラやエネルギーの状態を観ること
なので、今回は都内の逆パワースポットとして最も有名らしい「六本木ヒルズ」の波動を取り上げ、ネットに出回っている情報の信憑性を検証してみましょう。
(他の場所はいつかまた検証してみたいと思います)
目次
六本木ヒルズの個室の波動は良いのに、全体としては最悪という謎
私は、過去の一連の記事でも述べている通り、普段からいろいろ物件の波動チェックのご相談をいただいています。
そんな中、昔から六本木に住んでいる方から物件のご相談をいただいたことがあり、そのときに六本木ヒルズ全体の波動を観ることがありました(「昔の六本木は田んぼばかりだった」とさ)。
そうすると、
「うわー!ココめっちゃ危ないやん!!」
という驚きがありました。
それからはずっと、
「一番避けた方がいい物件はどこですか?」
と聞かれたら、迷わず「六本木ヒルズです!」と答えています。
ま、そもそもかなり収益を上げている会社じゃないと入れないので、一般庶民には関係のない話ですが・・・。
ただ・・・ここで不思議なことが。
実際に六本木ヒルズに行ってみると、そんなに波動が悪いとは感じないんですね。
(セーラームーン展・画像はネットより拝借)
私の妻は「美少女戦士セーラームーン」を見て育った世代なんですが、去年はセーラームーン25周年記念のイベントが六本木ヒルズ展望台(52階)であり、妻はスケジュール最優先で友人と行ってました(笑)
人がごった返すほどの人気イベントだったそうで(私はどうしても興味が持てず行きませんでしたが・・・)。
あと、他にも
(オーディトリアム・六本木ヒルズ公式HPより抜粋)
私はビジネス系のセミナーで何度か六本木ヒルズの「オーディトリアム」(49階)に行ったことがあります。
ここはなかなか雰囲気がいいので、場所代は1時間あたり15万円前後と高額ですが、エグゼクティブ向けにセミナーを開催するにはいい場所です。
(六本木ヒルズ倶楽部・以前自分が撮影したもの)
また、ここには「六本木ヒルズ倶楽部」という会員制の場所があります。
お世話になっている経営者の方との打ち合わせで、ゲスト入場したことがあります。
とても居心地が良かったし、なかなかおいしいコーヒーが飲み放題だったような記憶もあるので、打ち合わせが終わってからもしばらく過ごしていました(笑)
この通り、それぞれの部分で見ればとてもいい場所ですし、実際の波動(場のエネルギー)も決して悪くないんです。
ところが、なぜか「六本木ヒルズ全体」を波動をチェックすると、まさに「最強(最凶?)の逆パワースポット」なんですよね。
この「部分と全体との落差」が、以前から謎だったのです。
物件全体に渦巻く大きなエゴの波動が、六本木ヒルズの波動を最悪にする
その謎を考察した結果、場所の波動(エネルギー)を決めるのは以下の3つの要素の掛け算だと今のところ考えています。
2:物件そのものの波動
3:土地や物件に関わっている人たちの波動
それぞれ検討していきましょう。
1:土地そのものの波動
ネットで調べると、六本木ヒルズが逆パワースポットなのは、大半の記事に
「赤穂浪士が切腹した場所だから波動が良くない」
と書かれていますね。
あるいは
「昔、処刑場があったから波動が良くない」
とも言われています。
これ、ホントですかね?
赤穂浪士の件、「忠臣蔵」とも呼ばれる史実の詳細は知りませんが、この四十七士は「忠義」のために亡くなったわけですよね。
己が仕える主君、つまり「自分を超えた存在」の敵討ちのために誠を尽くしたのは、現代の価値観では100パーセント理解できないまでも、日本人であれば肌感覚で共感できる余地があるのではないでしょうか。
(だから「忠臣蔵」は今もなお「人気コンテンツ」なのでしょう)
切腹を命じられたとしても、彼らからすればむしろ「本望だった」に違いない。
いま赤穂浪士全体の「魂の集合意識」を拝見しても、やはり当時の武士道的価値観の根幹にある「忠義」を尽くしたことに対する満足感を感じます。
なので「赤穂浪士が切腹した場所だから、六本木ヒルズの波動は良くない」のは、私は単純すぎる物の見方と思うし、「忠義を尽くす」という当時の価値観への理解も足りないのではないでしょうか。
(ある識者によれば、赤穂浪士の敵討ちは純粋な武士道ではなく、やや政治的、つまり「ウケ狙い」であるとのことです。ただしそれを差し引いても「主君の敵討ち」は当時は美徳だったことに変わりません)
なので「わからない」とし、否定も肯定もいたしません。
ただし、
「六本木ヒルズ界隈はかつて墓場だった」
という情報はありました。
じゃあ「墓場=波動が悪い」かと言えば、ほとんどの場合はそうではありません。
よほど「血塗られた歴史」があるなら別ですが、調べる限りそういった史実は発見できなかったので、これも保留といたします。
2:物件そのものの波動
これは先ほど述べました。
物件の部分部分で見れば決して悪くないどころか、むしろ良いと感じるぐらいです。
にもかかわらず、全体として観ると波動はマジで悪い・・・これだけ聞けば、なんとも不思議なことですよね。
3:土地や物件に関わっている人たちの波動
ただ、ここまで読めばご想像がつくでしょうが、
大きなマイナス波動の要因は、実は六本木ヒルズに関わる「人々の意識波動」にあります。
かつて「ヒルズ族」や「ネオヒルズ族」と呼ばれた羽振りの良い人たちが六本木ヒルズにオフィスを構えていた、という話はメディアを通じてご存知の方が多いと思います。
カンタンに言えば、「カネの匂いがする」わけです。
ヒルズ族、ネオヒルズ族の人々からは「稼げるヤツこそ正義」みたいな空気感もありましたよね。
六本木ヒルズは今でも「儲かりさえすればいい」という意思に裏打ちされたグローバリズム資本主義の象徴のような存在でしょう。
そこには「エゴのエネルギー」が渦巻いています。
その大きなエゴの波動が六本木ヒルズを「逆パワースポット」としているわけですね。
ただ、私はそれを絶対ダメとは思いません。
良くも悪くも、カネを大きく動かしていくにはエゴのエネルギーが強い方がいいんですよ。
実際、コネもカネもない状態から一代で大きな企業を創る人物は、エゴのエネルギーがめちゃくちゃ強いんですね(まれにそうではない方もおられますが)。
欲望がなければ何かをゼロから創る、というエネルギーが生まれにくいわけですから、エゴが絶対ダメとは言えないんです。
ただ、ずーっと自己中心的なエゴのエネルギーを燃やし続けているとそのうち疲弊してくるし、対立を生んでトラブルも起きやすくなるので、ある段階からは手放していった方がいいんですけどね。
逆パワースポットに行っても、たちまち運気は下がらない
以上、六本木ヒルズが「逆パワースポット」「大きなマイナス波動」である主な理由、そこに携わる人々の強いエゴの波動にある、という考えを述べました。
六本木ヒルズのような「全体の波動は大きなマイナスだけど、部分では割と波動の良い場所」は、
日帰りのイベントや1日セミナーなどで短期的に利用するのは全然アリだけど、オフィスを構えたり住んだりするには「強さ」が必要である
ということですね。
今回は「逆パワースポット」という表現をしていますが、六本木ヒルズに出かけたからといって、あなたの波動(オーラ)がたちまちダウンすることは絶対にありませんので、そこはご安心ください。
他のネット記事には「霊感がない人も逆パワースポットに気をつけて!」と微妙に恐怖心を煽ってくるものもありますが、大半の方は全く問題ありません。
ただし、かなり繊細な方は六本木ヒルズの敷地内に行くだけで調子が悪くなるかもしれませんね。
それは実際に現場で体感するしかありませんが、もし不具合を感じたら避けた方が良いでしょう。
あと、今回の六本木ヒルズは個室としては波動は悪くないので日帰りなら問題ないと述べました。
ただし、もちろん明らかにヤバそうな場所や、六本木ヒルズとは真逆の清潔感のない場所は、常識として避けてくださいね。
そういう場所は、もはや「波動以前」の問題です。
六本木ヒルズのマイナス波動に耐えられる人の特徴
なお、多くの方には関係のないことですが、すぐ上で
「六本木ヒルズにオフィスを構えたり住んだりするには "強さ" が必要である」
と述べた部分を補足として説明しておきましょう。
結論から言えば、エゴのエネルギーが相当に強い人、欲望の強い人、あるいは波動に鈍感な人は、六本木ヒルズにオフィスを構えても住んでも、さほど問題ありません。
むしろビジネスをゴリゴリにバリバリに成長させたいのであれば、六本木ヒルズの「場の力」を借りれば良いでしょう。
ただしさっきも言った通り、エゴのエネルギーは永続的に発動できるものではない、ということは踏まえておくことです。
実際、私の知り合いの知り合いに、六本木ヒルズに住んでいる方がおられます。
その方、仮に「Aさん」としてその波動を拝見したところ、冷徹かつ強い意思の持ち主で、本業バリバリのビジネスパーソン。
子どもの頃からご苦労が絶えなかったためか、反骨精神で人の何倍ものバイタリティで生きてこられた方のようです。
「あぁ、こういう人ならヒルズに住めるよな~」と納得したものです。
ただし・・・
一方で、Aさんのご家族の中に、詳しくは言いませんがトラブルを抱えている方がおられることも耳にしています。
Aさんは社会的には、誰もが認める「社会的成功者」。
しかし、表には一切出てこないけれど、実は身内にはトラブルを抱えている・・・。
それにはいくつか原因があるでしょうが、今回のテーマである物件に絡めて言えば、
その身内の方は、六本木ヒルズに渦巻くエゴのエネルギーに「やられてしまっている」んじゃないだろうか
と推測しています。
六本木ヒルズというゴリゴリのエゴのエネルギー場は、繊細な方、心のやさしい方は長く耐えられない波動です。
経済的にも精神的にも「重装備」でガードを固くできる者しか入れない、と思うんですね。
人はそれぞれ、自分に適した「場」があります。
バリバリ稼ぎたい人にはそれにふさわしい場所が、心おだやかに過ごしたい人にはそれにふさわしい場所があります。
六本木ヒルズは確かに逆パワースポットではあるものの、それも使い方次第。
場所によって波動(エネルギー)は全然違うので、ぜひご自身に合った場所を見極めていただければと思います。
もし必要なら、「個人セッション」でそのお手伝いをいたします。
以上、よく「逆パワースポット」と呼ばれる六本木ヒルズを波動的に検証してみた、という記事でした。