お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。
【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回はスピリチュアル業界あるあるの
「自称覚醒者」の大半の波動がマジでショボい理由
について考えていきます。
いつもより表現が汚くなりそうです(汗)
前回のPodcastは、数ヶ月前に収録していた「雑談」が個人的に面白かったので、一部を切り出してお届けした回でした。
いろんなテーマで雑談しているんですが、今回の最後がスピリチュアル業界でよく言われる「覚醒」について簡単な見解を述べました。
その要旨はタイトル通り
「"自称覚醒者"の多くの波動は意外とショボい」
というもの。
我ながらちょっと攻めたタイトルになりましたね(汗)
それもあってか「もっと聞きたいです!」というお声をいくつかいただきました。
なので、今回はここをもう少し深掘りしていきます。
目次
「スピリチュアル」には5種類のパターンがある
人々が「スピリチュアル」という言葉に与えているイメージは、主に4つあるのかなと思っています(細かく分ければもっとあるでしょうけど)。
まず
1:「あの世」「守護霊」「天使」「精霊」など、「目に見えない世界」に言及しているもの
これはスピリチュアルが「精神世界」と呼ばれていた時代からあるので、「古典的」と言っていいでしょう。
次に、
2:「心霊スポット」「UFO」「宇宙人」など、雑誌『ムー』的なオカルトや都市伝説の類
これも昔からあるやつです。
次に、
3:「金運」「恋愛運」「仕事運」などの運気アップ系(占いでよく相談されるやつ)
があります。
これは私のウェブサイトのヘッダーに載せている通り、「エンタメとしてのスピリチュアル」ですね。
当サイトではやや批判的に述べている分野です。
次に、
4:「引き寄せ」「シンクロニシティ」「宇宙のパワーで願いを叶える」など願望実現的なもの
ちょっと長いのですが、私はこれを【スピリチュアル風カジュアル自己啓発】と呼んでいます。
既存のマッチョな自己啓発ビジネスが「スピリチュアル」という衣装をまとってポップになったもの。
これによって「成功ビジネス」は野心の少ない(でも自分らしく生きたい)女性もターゲットにすることができました。
・・・ここまでは多くの人々が「スピリチュアル」に抱くイメージでしょう。
そして次に、上の4種類と比較すればニーズはだいぶ少ないものの、人々がスピリチュアルに求めているものがあります。
それが今回テーマにしたい
5:「悟り」や「覚醒」など、真摯にスピリチュアルを追窮する(ように見える)もの
なんですね。
こういう事柄に関心のある人々は、いわば【意識高い系スピバージョン】とか【スピ悟り系】とか呼べるかと思います。
(「意識高い系」は揶揄したニュアンスで使われますが、ここでも少しそういう意図を込めています。詳細は後ほど)
書店でスピリチュアル系(旧:精神世界)のコーナーに行くと、大雑把には上の5種類のどれかが置いてあるはずです。
例えば、思いつきのタイトルですが、
1:目に見えない世界系
→『死後の世界を語る』『霊界の真実』『輪廻転生の真実』
2:オカルト都市伝説系
→『まだ誰も知らないヤバいオカルトの世界』
3:運気アップ系
→『金運・恋愛運が驚くほどアップするパワースポットはここだ!2022年版』
4:引き寄せ・願望実現系
→『5次元波動につながって愛と豊かさを引き寄せる7つの方法』
5:悟り・覚醒系
→『悟りと目覚めへの旅 -分離から統合へ-』
テキトーに考えてみましたけど、あるあるじゃないでしょうか。
「1:目に見えない世界系」は古典的だけあって、カタい印象の本や宗教家が書いている本が多い。
「2:オカルト都市伝説系」は雑誌『ムー』が息長く続いていることから、時代に関係なく残り続ける気がします。
「3:運気アップ系」と「4:引き寄せ・願望実現系」は、わかりやすいタイトルが並びます。
書店に並んでいる本の大半がこの2種類でしょう。
逆に言えば、みんな同じようなタイトルなので、個人的には「またコレかよ・・・」と手に取る気が失せるんですけど(笑)
そして、数が比較的少ない「5:悟り・覚醒系」には地味なタイトルのものが多い。
別にタイトルで釣らなくたって、「スピ意識高い系」の人々は自分でじっくり「言霊」を吟味して選択するから問題ないのであーる。
5の本はページ数が多く、やや専門的な内容も多いため、少し高額になる場合がほとんどです。
ベストセラーにこそならないけど、ロングセラー的に売れ続ける本もあります。
「スピリチュアル」という言葉が難しいのは、同じ「スピリチュアル」という言葉を使っていても、その意味は上記の5つ(あるいはそれ以上)のパターンに分かれているからです。
「スピリチュアル」と聞くと多くの人は「霊能者」や「スピリチュアルカウンセラー」をイメージするでしょうし、「オーラ」「あの世」「幽霊」「心霊スポット」など昔のテレビ(最近はYouTube)が流していたオカルトチックな内容を思い出す人もいるでしょう。
でも、人によっては「悟り」や「覚醒」を追窮するものを「スピリチュアル」だと考えている場合もあるわけで、そこがややこしい。
私のカウンセリングの現場で「この占い師、このスピリチュアル系のカウンセラーやセラピスト、本当に信用していいんでしょうか?」というご相談が絶えないのは、「スピリチュアル」の使われ方が実にゴチャゴチャしているからです。
私がこのサイトを運営するのは、もちろん自分の仕事のためではありますけど、他には「スピリチュアル」という言葉をちゃんと整理したいという意図もあるんですね。
そこでこれから述べていきますが、たとえ表向きは「5:悟り・覚醒系」であっても、実際はそこからほど遠いレベルのもの、また実質的に「3:運気アップ系」あるいは「4:引き寄せ・願望実現系」だった、なんてこともあるんです。
これまたややこしいから、今回から何回かのブログで見分けるヒントをお伝えしよう、という趣旨であります。
自分で「ワタシは覚醒した」なんて、よほどの大確信がない限り言うものではない
ではざっくり「スピリチュアル」のパターン分けをしたところで、今回のテーマである「悟り」や「覚醒」について。
Podcastでも少し話しましたけど、スピ業界の中ではときおり「ワタシは覚醒しました」とか「ジブンは目覚めたんです」とか "自己申告" する人がいます。
まずこの点が極めて「特異」です。
なぜかというと、リアルの日常生活や人間関係において、「ワタシ・・・実は(意識が)覚醒したんだよね」「オレ、悟ったんですよ」って言うヤツはまずいないからです(笑)
(政治の世界でもときおり「覚醒した」という表現が使われますけど、これは「政治や社会の真相を垣間見て、問題意識をより強く持つようになった」という意味合いで使われるので、スピリチュアル的な覚醒とは分けておく必要があります)
私の中の「大常識」として、「『覚醒した』なんて、自分で言うもんとちゃうやろ・・・」という考えがあります。
ところがスピリチュアル業界内では、割と平気で言ってしまうんですよね(宗教界でも同じような傾向がありますね)。
これを例えると、ディズニーランドの中ではイカついオッサンでも「ダンボ」や「くまのプーさん」や「101匹のわんちゃん」の耳バンドをするのが許される感じですね。
ディズニーランドは一応「夢の国」だから構わないけど、普通の生活でもやっていたら確実にアブないヤツじゃないですか(汗)
私が「自称覚醒者」に感じる危うさは、そんなところでしょうか。
「ワタシは覚醒した」と自己申告するのは、【よほどの大確信】に満ち満ちていないと、言わない方がいいんです。
大多数の人間は、もちろん私も含めて「まだ道半ば」の人間です。
以前よりちょっとモノがわかったからといって、それで「自分は覚醒した」と思ったり言ったりするのは、慌て者と言わざるを得ません。
前回のPodcastでも言った通り、
「確かに目覚めたかもしれないけど、まだ寝ぼけてる状態だぞ」
ということなんです。
そりゃ完全に目を閉じている「真っ暗闇」の状態と比べたら、目は開いているので「光」は少し見えるのかもしれない。
でも、テメーはまだまだ寝ぼけていて、目には目ヤニがついていて、髪はボッサボサで、ゆるいシルエットのパジャマを着ている状態だぞ。
こんな感じだぞ。
私は人の波動(オーラ)を観るのが得意分野なので、その立場から言わせてもらうと、そんな大したオーラでもないのにスピリチュアル業界という「夢の国」の中で、つい油断して「ワタシは覚醒しました」とドヤったり、さっきの「5:スピ悟り系・覚醒系」のコンテンツを発信したがったりする。
波動のショボいヤツほど、ちょっとモノがわかった程度で調子こきやがる。
百万年早いちゅうねん。
すべての「自称覚醒者」を波動で観たわけじゃないから肌感覚になりますけど、「この人は本当に覚醒した人だな」と感じる人は、全体の1パーセントもいません。
逆から言えば、99パーセントは「スピリチュアルごっこ」しているに過ぎない"カン違い野郎"なのであります。
「ワタシは目覚めた」という夢を見ているに過ぎない。
次は「夢から覚めた」という夢を見ているに過ぎない。
そんなアホが訳知り顔で「宇宙の愛」を語っているのを見聞きすると、私は苦笑いを超えて、いたたまれない気持ちになってくる。
なぜなら、そんなアホが戦力外通告されない限り、「スピリチュアル」は怪しい、いかがわしい、一部のモノ好きがハマるもの、という枠を超えられないからです。
その結果、スピリチュアルの真の叡智(霊的真理)に浴する機会を逸してしまうのは、とても残念なこと。
霊的世界というのは途方もなく無限大に広がっているものだと、未熟な私は想像しています(そこまでわかってないからあくまで想像よ)。
以前に比べたら生きるのがずいぶんラクになったと思えても、まだまだ知らない世界が、まだまだ至っていない深い境地がある。
だから「宇宙」は無限なんだろ?
そういう謙虚さがある限り、間違っても自分で「ワタシは目覚めた」なんて自己申告しないと思いますが、ここまでお読みのあなたはどう感じますか?
本当に覚醒している人は「私は覚醒している」なんてめったに言わない
私がスピリチュアルの世界に入るときに最も幸福だったのは、今の師匠と巡り合えたことです。
(そのあらましは冒頭の「詳しい自己紹介」に書いているので、良ければ読んでみてください)
あぁ・・・同じ人間のカタチをしているのに、波動(オーラ)の次元がこんなにも違うのか。
「上には上がいる」とわかってはいるけど、こんなにも差があるのか。
そりゃもう、何回生まれ変わって修行しても勝てっこない、圧倒的な力量の差。
私がそこまで尊敬している師匠から、
いまだかつて「私は覚醒しているのだ」なんて、一言も聞いたことがない。
むしろ、「普通の常識感覚」を持ちながら、市井の中で普通に暮らしている。
絶対やらないけど、もしも私が「師匠は覚醒してるんですか?」と聞いたら、おそらく
「どうでしょうかね・・・生命の世界にはもっと奥の奥がありますからね~」
とサラリとお答えになるかな。
そんな師匠には、師匠の波動と同調したスゴい人たちが集まります。
そういう人たちの波動も、当然ながら「光」が強いのであります。
で、そういう方々からお話を伺ったこともありますけど、誰一人として「私は覚醒したのです」なんて聞いたことねーわ。
みなさん、見た目はホントにフツー。
でも、逆にそれが「凄み」として感じられるんですよね。
私が幸せなのは、師匠はじめ「名前が表に出ることはないが、マジでスゴい人たち」を目の当たりにしたことです。
本当にスゴい人たちは「宇宙は無限であること」を、凡人より遥かに思い知っている人たちです。
そりゃ凡人よりずっと「覚醒」しているわけですが、本当に「覚醒」しているからこそ、いちいち「ワタシは覚醒した」なんて言わないんです。
だから前回のPodcastの最後に、実際の波動はショボいくせに「ワタシは覚醒した」なんて言ってるアホに対して、「めっちゃ恥ずかしい・・・吉本新喜劇やったら『なんでやねーん!』って全員ズッコケるところですよ」としゃべったわけです。
「覚醒ごっこ」や「悟りプレイ」が通用するのは、スピ業界という「閉ざされた夢の国」の、さらにその一部だけですよ。
そうやって「5:スピ悟り系・覚醒系」の情報発信をどこかの権威やマスターの言葉をテキトーに引用しながら語るのは絶対ダメとは言わない。
けれども、それでもって「自分もちょっとはわかってるのよ、ぐふふふ・・・」って表では謙虚さを装いながらも内心では調子こいていると、見事にそいつの波動は重たくなる。
たぶん「上には上がいる」ということを絶望的に思い知ったことがないんだろうな。
だからこそ脳内に「お花畑」が百花繚乱に咲き乱れているわけだ。
私は師匠筋との圧倒的な力量の差を思い知り、長い間、劣等感に苦しんできました。
「オレ程度の小さい人間が何かをしたところで、この人たちには遠く及ばない・・・」と、スピリチュアル屋として生きるのが自分のささやかな天命なんだろうと感じていながら、劣等感や無力感で何もできない時期がありました。
師匠からは「林さんには林さんの役割があるんですよ。だって自分は林さんのようにカウンセリングできないんだから」と何度も言われたけど、それを受け入れるにはずいぶん時間がかかりました。
ただ、その苦しい劣等感の中で収穫があったとしたら、「上には上がいる」と思い知ったがゆえに、間違っても「オレはすでに覚醒している」なんて口が裂けても言わないだろう、ということです。
(あと、最近までブログに書いていた「天命について」の話も、その原点は苦しい劣等感を乗り越えようと格闘した日々が背景にあります)
だいたい、「ジブンは目覚めたのだ」と自己申告すること自体、クソダサいんですよ。
そんなことは別にアピールしなくたって、周囲の人々から「この御方はなんと神々しい人だろうか・・・」と自然に尊崇の念を集めるものではないでしょうか。
もしあなたが「自称覚醒者」だとしたら、聞きたい。
「あなたは、思わず人々が拝んでしまうような、掌を合わせたくなるような霊性の持ち主ですか?」
今日の迷言
「そうじゃないなら、死ぬまで未熟なままでいろ、バーカ!」
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