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霊感占いは本当に当たるのか?恋愛占い動画をスピリチュアルカウンセラーが検証。

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「占いでよく言われる【霊感】は信用できるものなのか?」

について考えてみます。

きっかけは現在「レイキヒーラー養成講座」で学んでおられる方からの雑談ついでのご質問です。

質問内容は以下の通り(よりわかりやすくするため、少し手を加えています)。

今回のご質問

YouTubeで占い師さんがタロットカードやオラクルカードリーディングの動画が多々ありますが、それらについて質問です。

 

たくさんの視聴者に向け、例えば「好きな人の気持ちを知りたい」など仮の相談内容を設定し、それに対して3通りとか回答パターンを絞ってリーディングしていることが多いです。

 

目の前に具体的な相談者がいないにもかかわらず、お相手の気持ちなどを「足に物を落として痛がっているよ」とか「今日は仕事で嫌なことがあったけど前向きに頑張っているようだよ」などと、かなり具体的に配信しています。

 

実際誰の気持ちをリーディングしているんだろう?とちょっと怖くなりました(笑)これって、何かとつながっているんでしょうか?それとも妄想でしょうか?いつか、林先生の見解をお聞かせいただけたら幸いです(Fさん)

なかなか面白いご質問だったので取り上げることにしました。

ここでは公開しませんが、質問者のFさんからは某占い師さんのYouTubeチャンネルを教えていただき、いくつかの動画をチェックしました。

その上で私なりの考え方を述べていきましょう。

どのレベルの「霊感」で占っているのか冷静に見極めよう

私はこの種の占い動画はほとんど見ませんが、上のご質問にあった「シチュエーションを想定した上での占い鑑定」はけっこうあるようですね。

あくまで想定なので、「これ(=仮の鑑定にも関わらず具体的すぎる発言)って、何かとつながっているんでしょうか?それとも妄想でしょうか?」という疑問はごもっともですね。

これに対して先に回答すると、

「想定で答えているだけなので、別に何かとつながっているわけではありません。たとえ「つながっている」としても相談内容が仮定のものであるため、そのつながり方は薄くならざるを得ません。

 

なので見方によっては『妄想』と呼ぶこともできます。『妄想』が厳しい表現に聞こえるなら『ヤマカン』と言ってもいいでしょう。ただし占い師の鑑定経験や知識やトークスキルがあれば、いい感じのメッセージとして聞こえる場合もあるでしょうね」

10,000人いれば、本来は10,000通りの回答があるはず。たとえ「(恋愛において)相手の気持ち」が知りたいんです」という同じようなご相談だとしても、置かれている状況は人それぞれ異なるわけですから。

それを今回チェックした動画のように「たった3パターン」に回答を集約させるのは、常識的に考えればやはり無理がある。

その意味において、「妄想」だったり「ヤマカン」だったりするわけです。

とはいえタロットであれば出たカードに基づいて発言しているわけですから、やはり鑑定経験とトークスキルでカバーできる部分は多い。

いわば「模擬鑑定」のようなもので、それを動画で見ることでその占い師のキャラやスキルを把握できるのは良い点でしょうね。

ただし、模擬鑑定にもかかわらず興味深いのは、その鑑定動画を見た視聴者の中に

「うわー当たったー!まるでワタシのことですよ!●●先生、めっちゃスゴいです!」

となぜか刺さってしまう方もおられること。

実際、チェックした動画のコメント欄にその驚きと感動が書き込まれていました。

もちろん万人に刺さるわけはないものの「数撃ちゃ当たる」的にヒットする人もいるでしょう。何千回、何万回と再生されている動画のコメント欄は、そういう「ヒットした」一部の方が書き込んでいます。

あくまで一部に過ぎないものの、そうしたコメントは目立つので「あぁ、この占い師さん、霊感的なものが強いのかな」と感じる人はいるでしょうし、それがその占い師のブランディングにもなっているわけです。

とはいえさっき少し触れた通り、普通の占い師にとって大事なのは、わかるようでわからない曖昧な霊感ではなく、鑑定経験とトークスキルです(加えてキャラが立っていればなお良い)。

そういう通常の経験やスキルも含めて「霊感」と総称すれば、一般人からすれば「スゴそうな能力者」に見えやすいので、占い業界では全般的に「霊感」という表現をアタマにつけることを好むわけです(例:霊感タロット/霊感占い/霊感リーディング)。

もし本当に霊感が働いているとしても、大切なのはその占い師自身の波動(オーラ)です。

それがショボければ、たとえ言葉としてはスゴそうなことを言っていても、「つながっている世界」は低次元ですし、その逆も然りであります。

その意味で「霊感」は実に解像度の低い言葉でして、本当は「その占い師の波動(霊的レベル)はどの程度か?」ということを見据える必要があるんですね。

ま、見た目だけで判断するのは難しい場合もありますが、雰囲気である程度は感じ取れるはずです。

(ただ、雰囲気は良さげでも実際の波動はちょっと厳しい場合もあるので、私のところにはときどき「この先生、どうですか?信用できそうですか?」というご相談をいただくわけです)

たいへん失礼ながら、今回参考にした占い師さんはそれほど波動が良いわけではない。

どの動画でもテンション高く、目の前に相談者がいるわけでもないのに1時間程度ノンストップでブワーッとしゃべり倒すところは、私にはマネできない優れた点とは思いますけど。

ただ、別に波動が良かろうが悪かろうが、鑑定内容が想定だろうがリアルだろうが、そのメッセージが心に響く人がいたら、それはそれで良いのではないでしょうか。

たとえ波動が重たい占い師でも、その鑑定内容に惹かれるお客様がおられたら、ビジネス的にはそれで全然アリ。

いま述べた「波動が重たくてもテンションが高い」というのは、仕事のときは「地の人格」を切り離し、「求められる人格」を役者のように演じていると言えます。

それはスピリチュアル系に限らず珍しいことではないので否定されるものではないし、その「演技」に魅力を感じてファンが生まれるのであれば、仕事的には結構なこと。

とはいえそこに人格の乖離が強いと、普段の地の生活は結構しんどいでしょうね(仕事が終わった瞬間に無気力感や燃え尽き感に襲われるとか、食生活や性生活、家庭環境が乱れるとか。あるいは全く鈍感でデリカシーゼロで過ごしているか)。

ま、相談者はそこまでは見ていないし、当面は自分の悩みが解決しさえすれば良いでしょうから、どうブランディングするかは占い師側の自由であります。

ちなみに、私はなるべく「裏表がない」ようにしたい、あまり「演じる」ことのないようにしたいと思っています。そっちの方がラクですからね。

とはいえ、この考え方も「自分をどう見せたいか」というブランディングの一つではある。

ま、どんな見せ方であってもそれに共感する方がおられれば、ある意味では「何でもアリ」なのがこのスピリチュアル業界という場所です。

答えを焦って求める人は占いが当たりやすい?

今回はここで終わってもいいのですが、あと一つ、占い系動画に(個人セッションでないにも関わらず)「当たった!」と感動コメントを寄せる人について考えてみます。

冷静に考えれば、占いで「相手の気持ち」を完全にわかることは不可能です。

私もこのブログや「Podcast(ラジオ動画)」の冒頭でいつも言っている通り、お名前だけでその人の波動(オーラ)をリーディングすれば、その感情エネルギーを察することができます。

とはいえ自戒を込めて言えば、それだけ相手の気持ちは完全にはわかりません。それができればもはや「神」なので、早いところ人間界を卒業した方がいいのでは(笑)

占いというのは、よく言われる通り「当たること」が重要視されるので、占い系動画で最も高い評価のコメントは「当たった!すごい!」でしょう(逆に言えば最も低評価は「当たらない」「インチキ」ですね)。

ただし注意すべきは、「当たる」というのは「占い師が本当に当てる」部分と、「相談者が当たりに行く」部分とがあるということ。

「相談者が当たりに行く」部分とは、占い師の鑑定メッセージを相談者自身が自分に都合良くように解釈することです。

それなりに経験がある占い師は、クローズドメッセージ(解釈の範囲が狭い言葉)をあまり言うことはありません。

(例の「アンタ、地獄に堕ちるわよ!」というH木K子の名言?は完全にクローズドな剛速球ですが・・・)

要するに、ある程度ふわっとさせた(解釈の幅が広いオープンドな)メッセージを言うことが少なくないわけです。

その方が「外れるリスク」を負わずに済みますからね(これがスピ全般がふわっとしやすい一因になっている)。

例えば占い師が

「(相談者が思いを寄せている)彼は見た目は強気で頑固なように見えるんだけど、実は繊細で人目を気にするようなところもあるのよ。だから彼はあなたには何の気もないような素振りをしているんだけど、本当はちょっと気になっているのがこのタロットの絵柄から出てるわ」

などと「どうにでも解釈できること」を言うとする。

そうすると、相談者側は

「そういえば、このまえ一人で歩いている彼の横顔を見たとき、なんだか物憂げな雰囲気があったよな・・・そうか、あれはもしかしてワタシに気があるってこと?」

というふうに、占い師のメッセージを自分の過去の経験に照らし合わせるわけです。

もっと言えば、すぐに意味のわからないメッセージでも、ちょっと無理して「何とか思い当たるような過去はないかな?」と照らし合わせにすら行くわけです(占い師側からすれば「いいお客さん」でしょうね)。

このとき、相談者側に「早くこの悩みから解放されたい!苦しくてたまらない!」という不安や焦りが強く、かつその解消の手がかりを外側に求めているほど、「都合の良い解釈」も強くなる傾向があります。

で、「そうか、彼は本当はワタシに気があるんだ!でないとあんな横顔きっとしないはずだよね!」となり、

「●●先生、マジでスゴいです!当たりまくりで震えが止まりません!!」

と感動のコメントを書き込む。

その相手と結ばれたい思いが強いほど、解釈が自分に都合良くなりがちなのは無理もないことですよね。

・・・ちょっとわかりやすく書いてはいますけど、これが「相談者が当たりに行く」という部分です。

そう、焦っていて不安や怖れの強い相談者ほど、早く「答え」が欲しい。

早く「答え」を得て、不安や怖れから早く解放されたい。

ちょっと考えれば、その動画はあくまで「仮のシチュエーションにおける仮の鑑定」だとわかるはずなのですが、まるで自分がズバッと言い当てられたような気がしてしまう。

そこは上で述べた「当たりに行っている」要素や、「早く答えが欲しい」という動機や、占い師の巧みなトークスキルなど、いろんな要因が組み合わさっていると思われます。

いずれにせよ、多くの人が占いに期待するのは「何らかの”霊感”に基づく答え」であり、それがどれぐらい当たっているかが評価を左右するわけです。


・・・と、ここまで書いておいて言うのも何ですが、私はこのような占いにあまり興味がありません(笑)

というのは、実存的な問い(人生の深い問い・答えのない問い)になればなるほど、何らかの答えを外側から提供する占いは通用しなくなるからです。

そのレベルにおいては、自分の内側から「気づく」「発見する」「感得する」しかないわけで、これこそサイトタイトルである【マジスピ(真のスピリチュアル)】の領域なのです。

とはいえ、占いへの圧倒的なニーズは「外側から答えを提供する」スタイルであり、そのニーズを汲み取った動画を出していくことは、ビジネス的にはめちゃくちゃ正しいですよね。

かつて占いの現場で「センセー、早く答えを言ってください!」と何度言われたことか・・・

最後は余談でした。本題から逸れてしまうのでまた別の機会に。

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