お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。
人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は少し前に出したブログの続きで、
「悪人が【地獄に落ちる】のはウソかもしれない」
という、これまた一般的なスピリチュアルとは違うことを述べてみます。
※前回のブログ
別に奇をてらってスタンダードから外れることを言いたいわけではありません。
ただ、自分の頭でいろいろ考えていると、なぜだか「普通」からズレてしまいますね・・・
ま、よければ「こういう考え方もあるのかな」ぐらいのつもりで読んでいただければ幸いです。
前回のブログの要点は、
「やがて、すべては消えていく」
「やがて、すべては忘れていく」
というのは、一見するとネガティブなように感じるけど、実は「救い」であり「癒し」なのだ。
ということでした。
時とともに、四季は移ろいゆく。
黙っていても、細胞は新陳代謝してゆく。
泣いても笑っても、陽はまた昇る。
諸行は無常、盛者も敗者も必ず衰える。
この理(ことわり)は人間の善悪の価値観を超えていますね。
人間の情から見れば「すべてはいつか消えてゆく」のは、何だか寂しい気がするかもしれません。
しかし、それは同時に「新しいスタート」「誕生」を意味するもの。
ネガティブに受け止める必要もなければ、無理してポジティブに持っていく必要もない。
ちょうど「大掃除や断捨離を終えた後のスッキリ感」として捉えればいいのかなと思います。
古いものを手放すからこそ、新しいものが入ってくる。
「国破れて山河あり」という古い言葉がありますが、これは
「たとえ戦乱で国が滅びても、山や川などの自然は元の姿のままで存在している」
という意味。
ちょうど去年や一昨年は例の感染症騒ぎで桜のお花見が大幅に制限されていました。
でも桜は人間界の事情など意に介せず、ただ自分の花を咲かせただけでした。
ですから、もしこの世の面倒事に疲れたら、自然の中に身を浸し、「すべては移ろいゆく」ということを感じてみてはいかがでしょうか。
天国・地獄の概念は人々の洗脳・コントロールとして利用された
さて、少しずつ本題に入っていきましょう。
この大宇宙の「すべては移ろいゆく」という理において、「すべて」とは人間の考える良いもの、悪いもののすべて、一切合切を含んでいます。
私たちの生身の人生における最もインパクトある「移ろい」とは、もちろん死ですね。
「いのちの新陳代謝」として、生あれば死があるのは言うまでもないこと。
死とは「この世からあの世への移ろい」。
特に肉親や親友の死は哀しいけれど、それは「自然の法則」ですから、少しずつ受け入れていくのは残された者のつとめです。
このとき、スピリチュアル業界でよく言われるのは、
「善行を積んだ者は天国へ行き、悪行を積んだものは地獄に落ちる」
ということですね。
これは伝統的な「カルマ説」(因果応報説)です。
「地獄に落ちる」と聞くといつも思い出すのは、もう亡くなりましたが「某占い師」です。
別に名前を出す必要もないほど有名な人ですけど、その人は何かにつけ「あんた、地獄に落ちるわよ」と言っていた。
で、私はいつも
「『アンタは地獄に落ちる』なんて軽々しく言うヤツの方こそ、地獄に落ちるんやで」
と言っています。
実際、これは信じていただくしかありませんけど、その人はご自身の予言?通り「地獄」に行かれたのが、その波動(オーラ)を観るとわかる。
(この「地獄」とは厳密に言えば、エゴイスティックな人間の集まる、重たく暗く、そして心休まらぬ騒がしい世界です)
まさに「有言実行」であります。
たまたま晩年のやせ細った姿をネットで見たとき、これは主観が入りますけど「なんかずいぶん衰えたなぁ・・・昔のギラギラ感がすっかり枯れとるやないか」と感じたものです。
そこに成熟した老いの美しさはなかった。
やっぱりその人間がどのように生きてきたかというのは、顔や所作に出てしまうもの。
実際、さまざまな黒いウワサやグレーなエピソードを抱えている人でしたから。
ここまではスピリチュアル業界で普通に言われていることなので、何も私みたいに波動が見えなくたって、「まぁそりゃ地獄に落ちてもおかしくないかもな」ぐらいには思うかもしれません。
ただし、厳密に言えば「ずっと地獄に落ちているわけではない」のであります。
それはあくまで一時的なものであって、どれだけケガレに毒された魂であっても、やがては「浄化」され「リセット」されるのです。
これは先ほど述べた「いのちの新陳代謝」ということと原理は同じです。
「極悪人は地獄で閻魔大王に舌を抜かれ、果てしない火炙りの刑に遭い、棘の上に何万年も座らされた挙げ句、その魂は消滅させられる」
というのは、宗教が作り上げた道徳だと理解すると良いでしょう。
そう言って大衆をビビらせておけば、罪を犯す人は減りますからね。
これは古今東西の宗教で同じような考え方がありますが、すべて宗教的概念です。
逆に言えば、例えばある宗教では「神のために尽くした人間は、その死後、金銀財宝と美女(女性であればイケメン)しかいない世界に往く」という、こう言うと申し訳ないけど非常に単純な原理を語るところもあるようです。
ただ、これもまた宗教が作り上げた概念ですね。
行い次第で地獄に落ちるのも天国に召されるのも、人々の言動を戒めるには一定の効果があります。
けれども、これが行き過ぎると「洗脳」や「マインドコントロール」の道具として使われてしまう。
実際、最近では「ツボ売りカルト団体」の件に見られる通り、宗教的概念によるマインドコントロールはいくつも事例がある。
百歩譲って、地獄・天国の考え方が完全無欠の宇宙法則であれば畏怖すべきものでしょうけど、実際は一時的なものだ、というのが私の見方です。
人間の善悪を超え、大宇宙は一切合切を包み込み、浄化し、リセットする。
悪人はもちろんのこと、善人ですらリセットしてゆく。
(これは浄土真宗の開祖・親鸞の「悪人正機説(あくにんしょうきせつ)」に通ずる考えです)
さあ、こういうことを聞くと反発する人がいると思います。
例えば肉親をAという人間に殺された場合、遺族は怒りや悲しみから「Aは未来永劫地獄に落ちてほしい」と願うかもしれません。
でも、決して未来永劫ではなく、Aの魂はいつかどこかの時点で浄化されリセットされるタイミングがやってきます。
ちょうどこの世で罪を犯しても、殺人のような重罪でなければ、10年なり20年なり刑期に服せば出所できるようなものでしょうか。
この世での大量殺人者は死刑になることが大半です。
この世の死刑だけでもってその罪のすべてが贖われることはなくとも、いわゆる「あの世」ではいつの日か浄化される。
それが大宇宙の生命を貫く新陳代謝の原理です。
ポイントは、悪人だけでなく、善人もまた浄化されリセットされるということ。
善行を積めば未来永劫ハッピー天国エンドというわけにはいきません。
たとえかつては優れた魂であっても、いつかリセットされ、やがて違う器(肉体)に乗り、宇宙のどこかで「旅」を続けるのでしょう。
あるいは守護霊のように今度は「霊的存在」として誰かをサポートする立場になるのかもしれない。
人情レベルでは「せっかく善行を積んでポイントを貯めたのだから、それがリセットされるのはイヤだな」と思うかもしれません。
ただ、その「ポイントを貯める」といった発想の根底にあるのは物質主義的価値観でしょうね。
これは「貯金」の延長線にある考え方だからです。
おそらく霊的世界には「所有」という概念がないと思われます。
というのも、以前も「いまに在る」というブログシリーズで語りましたが、私たちが最も軽やかなのは、過去も未来もない、つまり「何も所有せず、ただいまに在る」という状態だから。
前にどこかで紹介しましたが、禅の言葉でいえば「無一物(むいちぶつ)」ですね。
したがって、「善行を積めば天国に往ける」という考えは、密かな物質主義的価値観、つまりエゴによる巧妙な野心が隠れていると見抜くこと。
もちろん悪行を積むよりは「良いこと」なのでしょうけど。
もう21世紀なので、そろそろ伝統的な宗教やスピリチュアルもアップデートしていく必要があるのではないでしょうか。
もちろん普遍的な(不変的な)真理もありますけど、ともすれば人々をコントロールしてしまう概念もあります。
もし今回の内容を踏まえるなら、
「死後、悪い世界・地獄に往きたくないから悪行は積まない」のではなく、悪行を積むことそれ自体が苦しみだから、なるべく悪行を避けるのだ(それでも悪行をしてしまうこともあるだろうけど)。
という行動規範が生まれてくるでしょう。
地獄および天国(=死後決定説)という「外側の道徳」によって自分を律するのではなく、「内側の規範」によって自分を律すること。
それが「"神なるもの"は内側に在る」ということであり、誰に教えられるでもなく知っている真のスピリチュアルな叡智なのです。
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