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『世界平和の祈り』入門5:深く祈り続ける人は、どんな苦悩にも囚われず、むしろ感謝に転換していける【消えてゆく姿とは?】

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はシリーズの中で最も大事なポイントとして、

「『世界平和の祈り』入門」の5回目として、「どんな苦しいことも乗り越えられる祈りの力」について説明していきます。

一連の『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については1回目の冒頭で述べていますし、最初から読んでいただいた方がより理解しやすいので、よければ1回目からどうぞ。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

過去世のカルマは本当に存在するのか?

この『世界平和の祈り』入門シリーズも5回目になりました。

今回は最も大事なことをお伝えします。

まず、創始者の五井先生の言葉をご紹介しましょう。

実は『世界平和の祈り』の根幹には【人間と真実の生き方】という中心の教えがあります。

以下です。

人間は本来、神の分霊(わけみたま)であって、業生(ごうしょう)ではなく、つねに守護霊、守護神(しゅごじん)によって守られているものである。

 

この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿である。

 

いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものであるから、消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるのであるという善念を起し、どんな困難のなかにあっても、自分を赦(ゆる)し人を赦し、自分を愛し人を愛す、愛と真(まこと)と赦しの言行をなしつづけてゆくとともに、守護霊、守護神への感謝の心をつねに想い、世界平和の祈りを祈りつづけてゆけば、個人も人類も真(しん)の救いを体得出来るものである。

『人間と真実の生き方』

初めての方にとっては「神の分霊」「業生」「守護霊」「守護神」などは説明が必要かと思いますが、それを全部説明すると少し難しくなるので、入門編5回目としては

「業生(ごうしょう)」

この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿である」

いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものである」

という部分を中心に説明していきます。

先日の『世界平和の祈り』有料セミナーでもお伝えしたのですが、私はここが最も大切だと考えています。

もしこの部分だけでも本当に、肚(ハラ)の底から理解できたら、もはや他の教えや考え方は必要ないと言っても、決して過言ではありません。

ただ、それだけにガチのマジで体得するのは、実に難しいということでもありますけど。

なので初心者の方は、「いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものである」というシンプルな表現で、安易にわかったつもりにならないことです(もっとも、わかったつもりになっているだけでは現実的に「真の救い」は難しいでしょうが)。

また、ベテランや祈りの会の会員さんであっても(もちろん私も)、この部分は実に実に実に奥深いものであることを踏まえ、常に「初心」を忘れないようにしたいですね(これまた本当にわかっていなけりゃ、やっぱり現実的に「真の救い」はないですな)。

では、まず「業生(ごうしょう)」から説明しましょう。

業生を一言でいえば、「カルマに縛られる生き方」ということです。

スピリチュアル業界では「カルマ」はド定番用語なので、あなたもご存知かもしれません。

当ブログでもカルマはこれまで何度も説明していますが、改めて述べると、すでに上に出ている通り

「人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念」

これをカルマと言うわけです。

もっとも、カルマは本来「行い」という意味なので、本当は「誤てる想念」だけでなく「正しき想念」もまたカルマだと捕捉しておきます。

また、「想念」というのは思ったことや考えたことだけでなく、「口にした言葉」や「実際の行為」(言動)も含まれます。

というのは、私たちは普通は何かを想念しなければ、言葉を口にすることや行動することはないからです。

それを踏まえた上で「誤てる想念」というのは、自分や他人を傷つける想念、不幸にする想念、奪う想念、騙す想念など、みんな私たちが得意なやつです(笑)

そんなネガティブな想念が、なんと「過去世(前世)」からめちゃくちゃ積み重なっているから、オメーの今回の人生には苦悩があるんだぜ、というわけ。

さあ、ここで「過去世」というキーワードが出てきました。

「過去世」というのは本当にあるのでしょうか?

これはこれまで何度も何度も議論されてきたことですね。

宗教やスピリチュアル業界は、「過去世」というものが【ある】という前提で話が進められています。

過去世にまつわる議論として、よくスピリチュアル本の『前世を記憶する子どもたち』というのが紹介されます。

これは小さな子どもがふと語った「前の人生では●●という場所で、○○をしていたんだよ」などの証言をもとに実際に調査してみたら、確かにその発言内容に合致した事実が判明した、というケースがいくつも語られています。

もちろん、これだけをもって「過去世」というのが確実にあることは、現段階では科学的に証明し切れません。

私もカウンセリングにおいて相談者さんの波動(オーラ)の中に「過去世的なイメージ」を観ることがあります。

(意図的に「過去世」ではなく、「過去世的なイメージ」と言っています)

ただ、私はとても慎重なスタンスでして、「これがあなたの過去世ですよ」と安易に言うことはありません。

というのは、これは以前もどこかのブログで述べたかもしれませんが、過去世というものが【ある】という前提で考えれば、それはいくつもあるわけです。

ちょっとマニアックな話なのでこれまであまり語ってきませんでしたが、私はかつて師匠から「人の生まれ変わりの回数を知る方法」を教わったことがあります。

実際は教わったというより、師匠と接しているうちに自然にできるようになったんですけど、これはお相手の波動(オーラ)から「転生の回数」をリーディングしているわけです。

ただし「生まれ変わりの回数」はカウンセリングではまず伝えません。

そんなことを知ったところでこの世を生きる力にはならないだろうし、回数の多い少ないは優越感やその裏返しとしての劣等感を生むからです。

私が「生まれ変わりの回数」がある程度わかるのは、過去世というものが【ある】という認識につながっています。

でも、「あくまで現実を大切にする」私のスタンスとしては、それを安易に伝えるのは良くないと思うし、科学的に完全に証明されているわけでもないので、その価値観を盲信したり強制したりすることには慎重になっているわけです。

そもそも「あの世」には、「過去も未来も無い」とされています。

違う言い方だと、「過去も未来も同時に存在している(現在において重ね合わさっている)」ということ。

ね? もう意味わからんじゃないですか(笑)

「あの世」や「霊界」があるとしたら、それは無時間的、あるいは非時間的なものらしい。

だとしたら「過去世」という表現は、あくまでこの3次元世界に限定した表現、地球だけのローカル表現に過ぎませんね。

こうして追窮すればするほど、ますます謎は深まってしまう(それが面白いんだけど)。

なのでこの入門編ではここまでとしますけど、こんな小難しいことではなく素朴な疑問を述べておくと、

「なぜ、私たちはそれぞれ、容姿も性格も、そして運命や宿命も違うのだろうか?」

ということです。

これは考えれば考えるほど、とっても不思議なことじゃないですかね?

いわば「魂=個性の謎」なのですけど、個人的には「過去世」というものが【ある】としておいた方が論理的にはスッキリしませんか?

「あぁ、みんな過去世で歩んできた道が違うから、性格や運命も違うのね」「だから子どもじみた大人もいれば、大人のような子どももいるんだな」とシンプルに理解した方が、しっくりきませんかね?

もし過去世というものが無かったとしても、それでも「魂=個性の謎」は残ります。

なぜ、あなたは、「あなた」なのでしょうか?

ま、他にもいろんな考え方はできるのですけど、とりあえずここでは

「どうやら『過去世』ってやつがあるらしく、私たちは過去世からの積み上げてきた『誤てる想念』という借金があるから、今回の人生では苦難を通じて返済しているらしい」

とご理解いただくことを提案いたします。

あなたがもし五井先生の言葉に触れて尊敬の念をお持ちになったなら、「五井先生がおっしゃっているんだから、過去世はあるんだ」と素朴に信じていただくと良いでしょう。

あと、もちろん五井先生には遠く及びませんが、「波動のわかるらしい(そして過去世もときどき観えるらしい)林が言っているんから、過去世ってやつはあるらしいな」と、否定しないスタンスを取っていただくのも良いでしょう。

(※繰り返しますが、私は過去世について聞かれても、上記の理由により、例外を除いてお答えしないスタンスです)

不幸や災難が必ず好転する「消えてゆく姿」の教え

私たちの多くは、そんな「過去世から現在にいたる誤てる想念」という「業生(ネガティブなカルマに翻弄される人生)」を抱えながら、この物質世界であれやこれやと迷っているわけです。

でも、『人間と真実の生き方』は、

「それは本当の人間の姿ではない。本当は『神の分霊(わけみたま)』なんだよ」

と教えます。

今回は説明しないつもりでしたが、流れで「神の分霊」が出てきたので簡単に答えておくと、

「私たち人間は、すべてのいのちの根源(大宇宙)から分かれた小宇宙である」

といった意味ですね。

これはある程度スピリチュアルに親しんでいる方なら、少なくとも知識としてはご存知でしょう。

「小宇宙」とはいっても宇宙は宇宙、小さくはあっても神様は神様、本来の私たちは「光そのもの」だということ。

本当は「光そのもの」なのだから、ネガティブなカルマに翻弄されるだけの「業生」ではない、ということを言っているわけです。

 

だ・か・ら・こ・そ!!

 

いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものである」

と教えているわけです。

文字を大きくしたくなるほど強調したい。

これ本当に「だ・か・ら・こ・そ」なんですよ。

本来の私たちは「光そのもの」だからこそ、過去世から現在にいたるまで溜め込んできたネガティブな想念は、不運や病気などを通じ、現れては消えてゆく。

いわば「魂の浄化のプロセス」として、不運や病気などが起こっている。

本質である「光そのもの」に還(かえ)ろうとするプロセスにおいて、ネガティブな出来事が起こってくる。

これは前もどこかで言った記憶がありますけど、卑近な例が嘔吐や下痢ですね。

嘔吐は胃の中の不純物や消化しきれないものを吐き出します。

吐くときは非常に苦しいけど、出すものを出してしまえばスッキリします。

また下痢も同様、出すときは辛いけど、これも出すものを出してしまえばラクになる。

健康を取り戻すプロセスとして一時的に苦しい状態になるわけだから、逆からいえば「本来は健康だからこそ病になる」とも言えるわけですよ(自然治癒力ってやつね)。

このように、「現れれば必ず消えてゆく」というのは、何も「諸行無常」と難しく言わなくたって理解できるはずなんです。

この現象世界に「永遠」に存在し続ける物質は、おそらくないでしょう。

自然の豊かな場所は森林や草木が永遠に存在するように見えても、本当はいのちが循環しているのであって、同じものがカタチを変えずに存在し続けるわけではありません。

人間社会でも「驕れる者久しからず」と言われる通り、一時的には圧倒的な栄華を誇る国家や人物でも、必ず終わりが来ますね。

現時点でも、かつて最強だと言われたアメリカの覇権は次第に衰退していっているのが明らかになっています(その象徴として出てきたのが、ボケてるんじゃないかとメディアから嘲笑されているあの大統領・・・ええと、名前何だっけ?)

「現れれば必ず消えてゆく」というのは、身近な物事を観察すればよくわかる。

それは私たちの運命に現れてくる苦悩も同じだよ、ということなんですね。

なお、この「苦悩」は2つあります。

まず、実際の現象として起こる困難や災難のこと。これはわかりやすい。

2つ目は、私たちの心の中で湧き起こってくるネガティブな感情です。

葛藤、迷い、不安、心配、怒り、嫉妬、憎しみ、悲しみなど、これも私たちが超得意な感情たちですね。

これらもまた、「現れれば必ず消えてゆく」ということを言っているのであって、心の世界もまた「諸行無常」というわけ。

現に、心理学でよく言われる通り、私たちは「1年前に何を悩んでいたか」の大部分を、日記でもつけていない限り思い出せません。

たとえ日記をつけていたとしても、「あらら、去年の自分はこんなことで悩んでたのか・・・いま思えば大したことじゃなかったよな」と思うことが大半でしょうね。

こういった、おそらく大多数の人が感じるであろう心理的な事実から、心の中でも「現れれば必ず消えてゆく」わけです。

ただし、特に苦しい出来事の真っ只中にいるときや、激しい心理的葛藤の中にハマり込んでいるときは、「この苦悩は永遠に続いてしまうんじゃないか・・・」と思ってしまうもの。

 

そ・こ・で!!

 

祈りというものがあるわけです。

『世界平和の祈り』の波動はめっちゃいいよ、という話をしました。

私の先週の音声配信は録音ボタンを押しておらず、1回目は空振りで終わってしまいました(泣)

ちょっと落ち込んだ状態でテイク2だったのですが、途中で「世界平和の祈り」を口にしたらちょっと元気が出てきたと実際に話しています。

※以下の3分48秒から祈り言葉を唱えて、ちょっと元気になっています

これは、もう何度も何度も祈っているので、唱えるたびに「光の波動」がスーッと通ってくる感覚があるんですね。

それによって、別にわざと演技しているのではなく、本当にちょっと元気になったわけです。

一回唱えただけで「ちょっと元気」になれるなら、なかなかいいんじゃない?

せっかく熱く語ったのに録音できておらず時間とエネルギーが無駄になってしまったので、あなたが同じ立場なら結構ヘコむのではないでしょうか。

けれども、その「ヘコんだ感情」もまた、「現れれば必ず消えてゆく」のであります。

ただし、これが深い苦悩や葛藤であるほど、「現れれば必ず消えてゆく」と知識で理解していたとしても、なかなかそう思えないのが難しいところ。

そこで、普通は悲しみや怒りに囚われそうになるところを、「世界平和」という愛と調和を宣言した祈りの中に想いを入れていくことによって、その囚われから距離を置き、さらに「光の波動」で満たしていくことが、この祈りのミソなのです。

なので、実は「世界平和の祈り」には大切な枕詞(まくらことば)がありまして、それが

 

「消えてゆく姿で」

 

ということなのです。

【消えてゆく姿で、世界平和の祈り】

というのが、「世界平和の祈り」の正式名称です。

もしあらゆる苦悩がすべて「現れれば必ず消えてゆく」ことが骨の髄から分かり切っていたら、「苦悩は無い」ことになりますね。

なぜなら、たとえ困難や災難が起こったとしても、それらをどう捉えるかは自分の想い方や考え方次第であり、もし「これは本当の困難や災難ではない、だって現れれば絶対に消えていくんだから」と、消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるのであるという善念を起していけるなら、心の世界において、もはや「苦悩は無いに等しい」からです。

(下線は上記の『人間と真実の生き方』からの引用)

「現れれば絶対に消えていく」という原理原則は、宗教的な深みにおいては「神仏の愛」「救い」と言えるので、祈りが深くなっていけばいくほど、どんな苦悩にも「あぁ、これでまた良くなっていくんだなぁ、神様は有り難いなぁ」と素直に感謝できるようにもなっていきます。

もし本当にできたら、めちゃくちゃ上等な生き方ですよね。

ただ、どんな困難の中にあっても「現れれば必ず消えていくんだ」という強い信念を持つというのは・・・簡単なようで難しいんですよ。

私は未熟な人間だから、かつて

「そりゃ現れれば必ず消えていくって言われてもさ、この苦しみは本当にめっちゃ苦しくって、どう考えても消えていく気がしないし、とにかく祈れって言われても、すぐに消えてゆくならやるけども、100回ぐらい祈っても全然苦しみから解放されないんだけど・・・これってどういうこと?本当に祈りには効果あるの?」

って、祈る気持ちが起きないほど苦しいときも、あるっちゃありました。

お恥ずかしながら、昔は「祈って何になんねん!ボケが!!」と投げやりになっていた時期もありましたね・・・

いや、これは私だけでなく、祈りに共鳴する人たちの多くが、その共鳴にもかかわらず「教えの通りにできない」「思ったように祈れない」という別の葛藤を味わっているはず。

祈ったからといって、すぐさまハッピーにはなれないのが、祈りのリアルなのであります。

ここで「さっき『世界平和の祈り』の波動、めっちゃいいって言うたやん!」ってツッコミを入れられるかもしれませんね。

これは、いくら「波動が素晴らしい」と言ったところで、そうであればこそ、未熟な私たちがそれを本当にマスターするには相応の修練がいるということなんです。

祈りは誰でも簡単にできる行為だから、ビギナーもベテランもやっていることは同じように見えるのですけど、いわば「祈りの筋肉」に差があるから、ベテランの方が「祈りの波動力」をより発揮できるわけです。

さっきもちょっと述べましたが、「現れれば必ず消えていく」ということが本当にわかったら、他の教えは必要ないと言っても過言ではない。

だってそのとき、もはやその人間は苦悩から永遠に解放されるのだから。

これ、もう「悟りの境地」に等しいですよ。

だからこそ、それだけ体得するには永い年月がかかるのです。

だから、簡単だからといって、なめたらあかん。

それを踏まえた上で、決して運命の改善を急がず焦らず、わかったつもりになって慢心せず、前回のブログでも述べましたけど、もし祈りって素晴らしいと強く思うなら「死ぬまで祈り続ける」つもりで実践していく必要があります。

「消えてゆく姿」ということ。

言葉はめちゃくちゃシンプルですが、この文言に秘められた真理を感じながら、日々祈ってきたいものです。

以上、今回は『世界平和の祈り』の中で最も大切な「消えてゆく姿」について解説いたしました。

大いにご参考になっていただければ、心から幸いです。


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