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前世は本当は変えられる?過去世リーディングがあまり役立たない根本的な理由。

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕の詳しい自己紹介はこちら」)。

【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

・「過去だけでなく、過去世(前世)も変えられる」

・「よって、いちいち過去世を気にする必要はない」

という、おそらく他ではあまり言われていないことを述べていきます。

ちょっと難しいかもしれませんが、よーく考えればお分かりいただけると思います。

当ブログではかねてから

「過去世を気にするより、現在をどう生きるかの方がはるかに大事」

と、スピ系のくせに?真っ当なこと述べています。

私はあなたの波動(オーラ)を観察すると、「過去世」的なビジョンが浮かんで視えることがあります。

普通のスピリチュアルでは、それを「小遣い稼ぎ」としてメニュー化したがりますね。

「過去世を知って、本当の自分を思い出そう」なんて言っちゃって。

私はそれを表立って商売にすることはなく、本当に「過去世」を知ることが必要なごくごくごくごく一部の方にだけお伝えするのみ。

大半の場合、聞かれても答えません。

だって、たいがい意味ねーもん。

無数にある「過去世」のほんの一部を言ったところで、いったい何になんねん?

第一、証明できない曖昧模糊としたものなのに。

なので「過去世を知って、本当の自分を思い出せる」としたら、相当やべーヤツでしょう。

(そもそも “本当の自分” って何なのよ???)

油断すると過去世は「スピリチュアルお花畑」へのスタンダードコース直結です(笑)

なので私は非常に警戒しているわけですが、実は上で述べたこと以外にも過去世についてほとんど触れない理由があるのです。

それは、

「過去だけでなく、過去世も変えることができるから」

という、スピリチュアルをある程度学んだ人でも「え、なにそれ???」と疑問に感じるであろう見解を持っています。

これはアタマをやわらかくしないとわからない。

「物質主義的な価値観」を横に置かないと理解できないでしょうね。

では過去”世”の前にまず、「過去は変えられる」ということについて触れておきます。

これは自己啓発や心理学の中にもときどき出てくる考え方なので、あまり抵抗はないでしょう。

つまり「過去」とは現在の自分から観た「過去についての現在における記憶や解釈」だと定義すれば、現在の自分の物の見方が変われば「過去は変えられる」わけですね。

ここで言っている「過去」とは「過去に起こった客観的な出来事」や「過去に自分が取った言動」ではなく、「それらに対する記憶や解釈」のことです。

「過去の出来事」を客観的に思い出そうとしても、人間のアタマですべて完全に再現することはできません。

必ずどこかに「編集」(意識による記憶の切り離し、忘却、抑圧、歪曲、誇張、置き換えなど)が入ってしまう。

ですから実は「客観的な過去」はどこにも存在せず、あるのは「記憶の編集のみ」なのです。

これについてはロビン・ウィリアムズ主演映画『ファイナル・カット』が参考になります(地味な映画ですけど)。

※映画『ファイナル・カット』について取り上げたブログ

例えば私はサラリーマン時代、ある上司から言葉の暴力や物理的な暴力を受けたことがあります。

これは現在の価値観からすれば「一発アウトのパワハラ」なのは言うまでもありません。

私はこれを「悲惨な過去」として語ることができるけれども、実際は関西人気質からなのか「笑えるネタ」として繰り返し語っています。

今は一部の方から「はやしせんせー」なんて言われるようになった自分も、かつては成績不振の営業サラリーマンゆえ「社会のゴミ」「人間のクズ」と大絶賛されていた時期?があることは、むしろ心のバランスを保つ「有り難い過去」になっているわけです。

現代の「叱られなくなった若者」は成長や反骨の機会をかなり奪われている側面もあることを考えれば、あのパワハラは「現実の厳しさに目覚める洗礼」ではなかったかとすら思う。

「殴られる体験」が、逆に貴重になってしまっている。

このように過去(の記憶)が良いか悪いかは「現在の自分の解釈や編集次第」であること、わかりますよね。


もしあなたもこのようなひどいパワハラを受けたとします。

そして、その「パワハラの過去の記憶」をこれから数百年後、または数千年後、あなたが違う肉体を持って生まれ変わっているとして、 これを “過去世のイメージ” として想起するとしたらどのようなことを思い浮かべるでしょうか?

ちょっと難しいかもしれませんが、あなたに「霊的なセンス」が備わっているとして想像してみてください。

(あるいは “霊能者としてのあなた” の前に「過去世でひどいパワハラを受けたお客様」が来店されているシチュエーションを想定してもいいでしょう)

例えば「悲惨なパワハラを受け、それによってPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患った〈過去のネガティブな記憶〉」を過去世として観るとしたら、例えば

・「権力者に搾取されるどこかの時代の農民」

・「どこかの国同士の戦争で無惨に殺された兵士」

・「身分の違う者同士の許されざる恋愛を、両親に反対されたことを苦にして自殺した青年」

というように、「他者から『搾取される』『支配される』『自由を制限される』」という〈ネガティブなイメージ〉として過去世を想起することが多くなるでしょう。

逆に「パワハラをネタにして笑ったり人生の糧にしたりした〈過去のポジティブな記憶〉」を過去世として観るとしたら、例えば

・「時の権力者にレジスタンスして見事に自由を勝ち取った勇者」

・「芸人として世界を渡り歩き、その体験を書いた本が有名になった文化人」

・「千日回峰行に匹敵する修行をやり遂げ、周囲から尊敬された宗教家」

というように、「自分の力で『支配や圧力に屈することなく』『困難を乗り越え』『人間的魅力を備えている』」という〈ポジティブなイメージ〉として過去世を想起することが多くなるでしょう。

「過去世」というのは、その過去世を “そのまま想起する” のではありません。

「過去世の記憶」を、 “現在の” 自分の価値観や意図に基づき「編集・解釈」することで、いくらでも変わりうるのです。

これが霊能者による霊視の場であれば、その霊能者の価値観や意図による「編集・解釈」が働きます(もちろんデタラメな思いつきが混入するリスクもありますけど 笑)。

過去の記憶と同様、「過去世の記憶」も現在の自分のフィルター(または霊能者のフィルター)を通じて視ることになるのです。

霊能者といえども「客商売」なので、お客がネガティブな性格であれば「ネガティブな過去世」を言うことが増えます。

(そうするとお客の側で「だからワタシはネガティブな性格なんだ~」とか「だからワタシの人生はツイてないんだ~」とか納得しやすくなるから・・・あまり意味のない鑑定だとは思うけどね)

あるいはお客を励まそうと意図的に「ポジティブな過去世」を【上げ鑑定】として言うこともあります。

(「そうか、こんなワタシにもイイ部分があるんだ~」と素直なお客ほど響きます・・・これもあまり意味のない鑑定だとは思うけどね)

※【上げ鑑定】については以下の音声配信に詳しいです

以上をまとめると、

・「過去の記憶」をそのときの自分の価値観や意図で解釈・編集して思い出す延長線として、「過去世の記憶」もそのときの自分(あるいは霊能者)の価値観や意図で解釈・編集して想起することになる。

 

・したがって、「過去世」も編集・解釈によっていくらでも変えることができる。

 

・そのため、自分の価値観や人格をアップグレードしていけば、過去世もまたアップグレードしていく。

ということになります。

奇妙な表現だと感じられるでしょうが、

「過去世もまた、成長・変化・変容する」

ということなのですよ。

一般的なスピリチュアルを学んでいる人ほど、これに対して「は?」「何言ってんの?」と感じるかもしれません。

なぜなら、普通は「過去世」を固定化・時間化・断片化したものとして捉えているからです。

仮にあなたが「10000回の生まれ変わり」をしてきたとします。

このとき、例えば「あなたの “5682回目の人生” ではフランスのワイン畑で農家やってたよ」という見方が通常の過去世リーディングです。

これは「5682回目の人生はワイン農家」だと固定化し、「5682回目の人生は68歳まで生きたワイン農家の人生」だと時間化し、「それは10000回の生まれ変わりのうちの1回」だと断片化しているわけです。

これは実は過去世というものを「物質世界のガッチガチの枠組みに閉じ込められた動かせないもの」として解釈しているのです。

そうしないと、大半の地球人の「自我意識」は納得できないもん。

物質的な枠組みで固定化、時間化、断片化し、わかりやすいカタチで区切った方が物質世界の住人にはわかりやすいし、スピリチュアル屋としても商売にしやすいもん。

だから「過去世もまた、成長・変化・変容する」と言われてもピンとこないかもしれません。

ただ、意識は物質ではないし、同様に魂の世界も物質ではない。

「過去は変えられる」というのは心理学的な事実であるのと同様、「過去世も変えられる」のは心理学的にも霊的にも事実なのです。

「魂の世界」は

・固定的ではなく流動的であり、

・時間的ではなく超時間的であり、

・断片的ではなく全体的なのです。

ですから、「10000回の生まれ変わり」の中のたった1回を「過去世リーディング」で断片的に言い当てることに私はあまり意義を感じない。

と同時に、現在の価値観や人格レベル(=波動レベル)によって流動的に変化していく過去世に言及するのも、価値の高いスピリチュアル・サービスとは思えないのですよ。

過去世リーディングにおいては、例えば「過去10000回の生まれ変わりの全体」を「一つの過去世の記憶」として言い表す場合もあるでしょう。

これが先ほど述べた「断片的でなく全体的」の例であり、いわば「総集編」や「ベストアルバム」のようなもの。

こういうパターンもあるため、やはり超時間的な存在は物質的な尺度では捉え切れないのです。

スピ業界の普通の「過去世リーディング」は「あなたの “過去世” はこういうものでした」と、「過去」のある時点をスライスカット(固定化・時間化・断片化)しているに過ぎず、さらにそこに霊能者側の意図も混入している不確かなものだと見抜くことができれば、どれだけネガティブなことを言われても「話半分」として受け止めることができるようになります。

また、逆に【上げ鑑定】でどれだけポジティブなことを言われても、同様に「話半分」として受け流すことができるようにもなります。

なので私はよほど必要だと感じなければ、過去世に言及しないんですね。

自分のことを知ろうと思うなら、普通は過去世じゃなく「過去の数十年」の来歴を振り返るだけで十分だっつーの。

大切なことは、過去世が何なのかを気にしているヒマがあったら、この二度とない今回の人生を理想を抱いて生きていくことです。

安心してください、過去世を知ったところで人生は何も変わりませんので(笑)

まるで夢のような過去世リーディングを楽しんだ後、「で、今のアンタはこれからどう生きるのよ?」と現実を問われて夢から醒める。

そう問い続け「現在の自分」がより立派になれば、「過去の自分」も立派になるし、同時に「未来の自分」も立派になるという、まぁめっちゃ当たり前の話ですね~


今回は通常の時間の概念とは次元が異なることを述べているし、たぶん他ではあまり聞かないであろう内容なので、もしかしたら混乱するかもしれません。

「アンケートフォーム」にも、この時間に関する話が難しい、わかるようでわからない、というご感想をいただくことがあります。

ただグーグルでいくら検索しても答えが出ないことを考えていますので、あとはご自身でよーく問うていただくしかない。

そのプロセスにおいて「本当は時間なんか存在しないんだ」ということがわかるほど、不思議と「癒しの感覚」が湧いてくるようになりますよ。

そんなもん「知識」じゃなく「叡智の世界」なんだから、すべて教えられませんわ。

でもだからこそ、少しでもわかったときは、実に愉しいのであります。

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