
- 恋愛やパートナーシップの初期は楽しいが、だんだん課題が出てくるのはそもそも「修行相手」だから。それを踏まえていれば悩みは少なくなる。
- 「ソウルメイト」や「ツインソウル」は都合の良い人ではない。〈ソウル〉と言っている以上、「魂の成長・成熟」が求められるのは当然のこと。
- パートナーシップになるほどの「縁」を深く感じるところから、相手に対する敬意が生まれてくる。そこから「理想的なパートナーシップ」が醸成される。
スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。
人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は
「スピリチュアル的に観た恋愛とは?」
について考えを述べてみます。
目次
恋愛関係や夫婦関係にも波動(オーラ)がある。その波長はごまかせない。
もうタイトルだけで、夢もロマンもあまり感じられないでしょうね(笑)
ただ実際にいただく恋愛相談を振り返ると、やっぱりそう思わざるを得ないのです。
もちろん、恋愛の初期は楽しいに決まっています。
でも、それはいわば「修行前の準備運動」と言えるでしょう(笑)
もう少し真面目に言えば「神が仕掛けた巧妙なトリック」だと思います。
そうでないと人類が存続しませんからね。
もちろん、中には他のスピリチュアル系の人たちが言うような「理想的なパートナーシップ」を築いている方もおられるでしょう。
ただ、それは外から見た限りにおいてそう見えるだけかもしれませんよ。
私は単体の人やモノの波動(オーラやエネルギー)を観るのと同じ要領で、「カップルの波動」や「パートナーシップの波動」を観ることもできます。
それをメニューにしたのが『恋愛心理リーディング』です。
カップルやパートナーシップというのは「2人で1つ」なわけで、それを私は「1つの波動(エネルギー)」として感じることができるわけです。
それで、例えば芸能人の恋愛ネタに関するニュースを見ていると、世間的にはいくら「おしどり夫婦」と言われているカップルでも、実際の波動を観てみると
「うわぁ・・・相当ひどいなコレ・・・」
と感じてしまうケースは、ときどきあります。
特に芸能人はイメージが大事なので、メディアの前で大人しくするのは当然のこと。
名前は出しませんけど、数年前に「おしどり夫婦」と言われた某アーティストと、有名俳優の娘さん(この方も女優)のパートナーシップの波動は "ひどく重たい" ものでした。
「"おしどり夫婦" って、絶対ウソやろ・・・」って密かに思っていたら、やっぱり離婚してしまった。
旦那さんの束縛ぶりが異常だったようです。
また、それなりの年齢で経済的に成功された経営者さんがインタビュー記事などで
「成功の秘訣は夫婦円満である」
「妻には心から感謝している」
などの正論を述べることがありますが、実際にその方の「夫婦の波動」を観てしまうと「あ、ウソやな。奥さんが相当ガマンしてるだけやな」と感じることがあります。
「妻には迷惑ばかりかけています・・・」と言った方が、まだ正直だと思いますけど。
さらに、実際に会ったことのある私より年上男性の某スピリチュアルカウンセラー(スピ業界では割と有名)は、女性にかなりだらしない。
だってセミナーの懇親会で、女性の参加者にベタベタとボディタッチしてたもん(汗)
性欲・色情欲が異常に強いと波動(オーラ)はギラギラしたエネルギーとして感じられるのですが、この人もそんな波動です。
でも、その人は酒の席で「わたしは妻にいつも感謝している」なんてサラッと言ってのけたので驚きました。
・・・どの口が言うとんねん。
自分じゃ「夫婦関係の波動」が重たいことに気づけないのかな?
ま、言葉だけで人間を信用するもんじゃありませんね(もちろん私自身にも問われることですが)。
こんな調子で有名無名を問わず、日頃からパートナーシップの波動を拝見していると、
「恋愛やパートナーシップは、やっぱり難しい」
と感じざるを得ません。
でも難しいのは当然です。
「恋愛関係や夫婦関係は "魂の修行" なんだ」
と最初から心得ておけば、相手への甘えはあまり出てこないものです。
「ソウルメイト」とか「ツインソウル」とかスピ業界では美しく語られることが多いですが、決して都合良く考えないことです。
パートナーシップの「深い縁」を「使命感」にまで高めること
恋愛がとても奇妙だと思うことは、
「なぜか "修行相手" を好きになってしまう」
ということです(汗)
(※お見合い結婚であれば、取り立てて「好き」という感情がなくとも、なぜか "一番修行できそうな人" を選んでしまう傾向があります)
言い換えれば「本当に縁が深い」ということであり、特に夫婦関係は「過去世の因縁」も複雑微妙に絡んでいるのでしょう。
最初は24時間ずっと一緒にいても楽しかったのが、だんだんお互いの欲求がぶつかってしまって対立することはよくあります。
心理学的に言えば、お互いの心理的距離が縮まるにつれ、成熟していない感情、例えば依存心や親密になることへ怖れなどが湧いてくることがあります。
そこで執着心が出てきたり、逆に距離を置きたい気持ちが湧いてきたりと、お互いの「あいだ」にさまざまな葛藤が生まれてくる。
その痛みの中で「なんでこんな人と一緒になったんだろう?」と思いながらも、かといってなかなか別れる踏ん切りまではつかない・・・
このあたりで占いに相談しにいく人もいます。
「彼(彼女)とは未来はあるんでしょうか・・・?」と。
占いについては別のブログに書いているので今回は割愛しますが、未来は占い師が決めることではない。
どんな人間関係においても課題はあるものであり、それと正面から取り組めるかどうかだけが問われています。
(それがどうしても難しいなら、別れることもまた修行のプロセスなのでしょう)
こうした葛藤が生まれてくるのは、そもそも簡単にうまくいかない人を「修行相手」として選んでいるからだ、というのが「魂の成長・成熟」を目的としたスピリチュアルな観点です。
「修行」と言うとしんどいイメージがありますけど、人生の目的を「魂の成長・成熟」と思い定めたなら、それは当たり前のことなのです。
そもそも「ソウルメイト」を直訳すれば「魂の伴侶」ですよ。
「魂」なんだから、そりゃキリスト教式の結婚式で言われる通り、
〈病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫/妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?〉
ということを誓えなきゃ「魂」じゃないでしょ。
これがわかれば、「ソウルメイト」とか「ツインソウル」とか気安く言えなくなりますよ(笑)
私たちのソウル(魂)は、まだまだ進化の途上なのです。
だからもし「ソウルメイト」と呼ばれる人がいたとしても、決してあなたの欲求を満たしてくれる人ではありません。
それでもスピリチュアル業界で言われるような「素晴らしいソウルメイト」に出会いたいなら、みんな大好き「引き寄せの法則」の教えの通り、
「自分が素晴らしい "ソウル" に成長するしかない」
ということが当然のごとく問われるわけです。
夢もロマンもありませんが、そもそも「法則」とはクールでドライなものです。
今回は「パートナーシップは修行の道」だなんてウケなさそうなことを述べていますが、もし早い段階でこれを心に留めることができたら、関係性の中の不満はかなり少なくなるでしょう。
そして、パートナーシップにおいて問われているのは「この関係性を通して何を実現したいのか?」ということでしょう。
それは恋愛やパートナーシップという「深い縁」に巡り合った意味を、深く考えるということです。
特に夫婦関係の日常が固定化されてしまうとこの問いを忘れてしまいがちですが、そうなれば当然「ソウルメイト」ではない、ということです。
本当に理想的な、波動の調和したパートナーシップを築いている方々は、この種の問いが根底にあります。
いわば夫婦としての「使命感」のようなものがあるため、相手に対する敬意と礼儀がある。
それを外側から眺めれば、「理想的なパートナーシップ」に見えるということです。
それができるには、やっぱりソウル(魂)が成熟していないといけませんね。
その意味において、やはり「パートナーシップは修行の道」だと思います。
(今回述べたことは、当然私自身にも問われることです)
- 恋愛やパートナーシップの初期は楽しいが、だんだん課題が出てくるのはそもそも「修行相手」だから。それを踏まえていれば悩みは少なくなる。
- 「ソウルメイト」や「ツインソウル」は都合の良い人ではない。〈ソウル〉と言っている以上、「魂の成長・成熟」が求められるのは当然のこと。
- パートナーシップになるほどの「縁」を深く感じるところから、相手に対する敬意が生まれてくる。そこから「理想的なパートナーシップ」が醸成される。
なお、先ほども述べましたが、『恋愛心理リーディング』というメニューをやっていますので、ご興味があればご覧いただければ幸いです。