こんにちは。
波動カウンセラーの林 昭裕です。
目次
スピリチュアルは脅した方が儲かりやすい・・・
今回はスピリチュアルを商売にする人との関わり方について、考えを述べてみます。
私もそういう仕事をしているので、カウンセリングや講座などでお客様から
「スピリチュアル系の霊能者やヒーラーの先生から、こんなことを言われて困っています」
というご相談がときどきあるんですね。
実際にお話があったのは、例えば以下のようなことです。
・・・こういったお話が、情報社会全盛の今の時代でもあるんですよね。
というのも、スピリチュアル屋としてぶっちゃけて言いますと、
脅した方が儲かりやすい
のは否めないからです。
※ただし、私は後で述べる理由があるので、決して脅したり怖がらせたりはしないですよ!
一般的に人間というのは、恐怖でコントロールされるんですね。
例えば、いろんなCMを見ても、
・「老後の生活に不安はありませんか?」などのフレーズで、投資や保険をおすすめするもの
・「外食続きの栄養不足で健康を害していませんか?」などのフレーズで、健康食品やサプリをおすすめするもの
・「この服を着れば、他の人と差別化できますよ、見た目でバカにされずに済みますよ」などのフレーズで、トレンドのファッションをおすすめしてくるもの
など、その多くは不安や怖れを刺激してきます。
最近の「怖れ」の最たるものは、例のコロナウイルスですよね。
ここでは詳しく言いませんが、冷静に統計を見てみると実はインフルエンザの方がずっと怖いように、個人的には感じます。
ただメディアが恐怖をこれでもかと煽るものだから、最近では「コロナ第3波」によってまた経済活動やリアルの人間関係を自粛することになるんでしょう(間違いなくその結果として自殺者数が増えてしまっていますが・・・)。
このように、人間というのは、恐怖で動かされる側面が強い。
スピリチュアル屋(霊能者、占い師、セラピストなど)に通う方の多くは、何かに困っている方が多いわけです。
困り事を解消したくて通っているにも関わらず、さらに怖いことを言われるリスクがあるものだから、お客様の立場からすればたまったもんじゃない。
しかもスピリチュアルに興味を持つ方は人の良い方が多いので、なおさらのこと。
まったく困ったものですが、こういう類の「脅し」に対して、私たちはどうすりゃいいんでしょうか。
恐怖を植え付けるスピリチュアル専門家からは全力で逃げるべし!
まず言いたいのは、めちゃくちゃシンプルなことなんですけど、怖がらせてくるヤツからは
全力で逃げろ!!
と言いたい。
たとえ、どれだけそいつの言葉が正しく聞こえようが、結果的に怖れを刺激されてしまうことになるのであれば、全速力でその場を離れた方がいいですよ。
ただ、人によっては深い愛情を伴いながらも、言葉としては厳しい場合もありますね。
もしそうであれば話は別です。
でも、これが厄介なんですけど、よく聞くイケてない例は、
「あなたのためを思って、言ってあげてるのよ」
みたいに言うヤツがいること。
私ね、この種の恩着せがましい表現が死ぬほど嫌いでして、そういうのを聞くたびに
「この先生は本当に自分のために言ってくれている」と判断するのはお客様であって、オメーじゃねーよ!
とツッコミを入れてしまいます。
さっきも述べた通り、スピリチュアル業界のお客様というのは「やさしい人」が多いので、「あなたのためを思って言ってあげてるのよ」なんて言われてしまうと、「そうなのか、じゃあちゃんと聞かないと申し訳ないな・・・」と思ってしまう人が少なくないんですね。
そのため「全速力で逃げること」ができなくなって、表面的には愛情を装いながらも実は恐怖心を刺激する言葉に毒されてしまうんです。
スピリチュアル屋から心理的なダメージを受けてしまうのは、個人セッションのような1対1の至近距離で、ネガティブな言葉を強く浴びせられるパターンが多い。
だから「全力で逃げろ!」って推奨しているんですけど、ここで述べているような予備知識がないと、なかなか難しいでしょうね。
脅すスピリチュアル専門家は無条件にバカである理由
あと、他の方法としては、
脅してくるヤツは、
無条件でバカだ!
と最初から決めてかかることですね。
そいつは「バカ」なんだから、その言葉を真に受ける必要はサラサラないってこと。
スピリチュアル屋の側がどれだけ正しそうに聞こえることを言おうとも、それがお客様の恐怖心や不安を煽るという結果を生むなら、そいつが100パーセント、バカでアホだし、もっと言えば「罪」なんです。
なんで困っていてご相談にお越しのお客様を、さらに脅したり不安にさせたりするんでしょうか?
ちょっと考えてみれば、めちゃくちゃアホでしょ?
スピリチュアル商売というのは、当たり前だけど「サービス業」であり「接客業」ですね。
だから原則として「お客様に喜んでいただくこと」がベストの結果であることは言うまでもない。
ところが、私も気をつけないとアカンのですけど、普段から「センセー」なんて言われることが多いもんだから、油断すると調子こいちゃうんですよ。
サービスの現場での "神様" はお客様のはずなのに、それ以上に自分が "神様" であるとカン違いしてしまう(ただ、本来は「神様同志」だから対等の関係ですけどね)。
だから駆け出しの頃は謙虚だったのに、そのうちエラそうに振る舞うアホになってしまって、波動(オーラ)が暗く重たくなってしまうわけ。
以前、ある現役の占い師のコンサルみたいな仕事をやっていたことがあります(今でもときおり単発で他のスピリチュアル屋の方から仕事に関するご相談を受けることがあります)。
あるとき、その占い師の方はお客様とトラブルになってしまったそうです。
その理由をいろいろ聞いていると、
・「その客が自分勝手な人だから仕方ないんです!」
・「私は一生懸命やったので何も悪くないんです!」
なんて自分の正当性をアピールしていたんですが、私はすぐさま
「いや、あなたに300パーセント責任がありますよ。そのお客さんは1ミリも悪くないですから」
とお伝えしました。
なぜか?
そういうお客さんを引き寄せたのは、その占い師自身だからです。
あるいは、そのお客さんの中からトラブルの種を引き出したのは、その占い師自身だからです。
これはまさに、「引き寄せの法則」。
あるいは「鏡の法則」と言ってもいいでしょうね。
テメーの未熟さが、そのお客さんと間に出てきたんだろって。
「コミュニケーションの結果は相手の反応にある」ので、相手が不満なのであれば、それがまさに結果だろって。
本当は謙虚に振り返ることのできるチャンスなんですが、「客が悪い」なんて言ってたんじゃ話にならんわ。
もちろん、クセのあるお客様もおられますよ。
私も過去、占いの組織に所属していたときは、ときおり難しいお客様もおられました。
というのも、私のエネルギーではなく、その組織自体のエネルギーで集客をしているわけだから、ときにはかなり情緒不安定な方や依存的な方もお越しになる。
けれども、それも含めてもなお、自分が引き寄せたんだ。
どんな職業でも同じですけど、そう思ってできる限りの対応をしていかないと、成長していけないですよ。
カルマと引き寄せの法則から考える、魂のコストパフォーマンス
最後に、私がスピリチュアル屋の仕事でお客様を脅したり怖がらせたりしない大きな理由を述べておくと、
悪いカルマを生まないため
ですね。
「カルマ」というのは簡単に言えば「行い」のこと。
良いカルマ(行い)を積み重ねていけば将来良いことを引き寄せる一方、悪いカルマ(行い)を積み重ねていけば運命はそのうち悪くなる・・・という因果応報の世界を「カルマの法則」と言っています。
私も専門家のはしくれなのだから、少なくとも一般の人よりはスピリチュアルの知識は持っているし、「波動(オーラ)がある程度は観える」という特技もあるわけなので、やろうと思えばお客様を怖がらせることはできますよ。たぶん。
でも、それをすると、自分のオーラが汚れるんですよ。
たとえ脅した方が短期的には儲かるとしても、それによって自分の魂を自分で傷つけることになるのなら、長い目で見れば本当は「コスパ」はめっちゃ悪いんです。
本当に合理的に考える人間なら、目先の「得」を奪う代わりに「徳」を失ってしまうのは、実にあり得ない行為ですね。
その「徳」というもの、物質を超えた世界、目に見えない価値を深めていくのが真のスピリチュアル(マジスピ)であるはずなのに、スピリチュアルを利用して逆に「徳」を失っても何も恥じることがないしたら、
ガチでアホですやん。
つまり、それってスピリチュアルを仕事にしながら、スピリチュアルを何にもわかっていないってことですよね。
だからね、冒頭で述べたようにお客様から「他の専門家に脅された」的な話をお聞きするたび、
「マジで意味わからん・・・」
「アホ過ぎるやろ・・・」
と本気で思ってしまうわけ。
ときおり、人を脅かして暴利をむさぼっている「センセー」の話をお客様から教えていただくことがあるんですけど、その人の波動を観てみると、当然ながらめちゃくちゃ重たいですもんね。
「いやー、この人、この世では逃げ切れたとしても、"死んだ後" がめちゃくちゃ大変やろうなぁ・・・」
って気の毒に思います。
こういった考えがあるので、私は起業当初から絶対に脅したりしない、たとえネガティブに見えるものであっても、そこから積極的な意義や希望を見出していきたいと思っているわけです。
ま、私は自分で自分の波動(オーラ)のことは言いませんけど、たぶんこのやり方のほうが波動を輝かせるに違いないと信じてますよ。
とはいえ別に聖人君主ぶりたいわけではなく、霊的な価値観をベースに合理的に考えていけば、人を脅したり不安にさせたりしない方がずっと「魂のコスパ」がいい・・・つまり自分のためなんです。
というように、あくまで私は「自己中」なのであります。
ただ、その「自己」の次元を少し大きく捉えているわけですね。
「自己」というものを深く問い、深く考えていく。
それがスピリチュアルな追窮ということになるんですけど、そういった話は主に無料のメルマガで行っています。
メルマガは次回で、103回目です。
1:「波動の良い本」のご紹介(約12,000字)
2:「波動を高めるモノ・コト」のご紹介(約18,000字)
3:「波動を高める食事」のご紹介(約21,000字)
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