こんにちは。
波動カウンセラーの林 昭裕です。
最近はいろいろと考えごとが多く、気づけばブログ更新が久々になりました。
考えるのに疲れてくると、モノの整理や、自宅やカウンセリングルームのレイアウト変更などをして、ゆっくり過ごしていました。
おかげでだいぶ気分転換できてきたので、情報発信を再開いたします。
今回は「お金」について述べてみます。
目次
霊能者や占い師がインチキやボッタクリと化すスピリチュアル業界の構造
私は波動(オーラやエネルギー)を観ることをベースとしたカウンセリングを行っています。
だから「波動カウンセラー」と自称しているわけですね。
波動を観るのが人であれば、お名前さえ聞けば、おおよその人柄や意識レベルを掴むことができます(何もかもわかるわけではありませんが)。
そこで、スピリチュアル業界の同業である占い師やスピ系カウンセラー、またはその周辺にいる宗教家や各種セラピストの波動をいろいろ観察していると、ときおり
「エゴの波動」
が強い人がいることがわかります。
「エゴの波動が強い」というのはどういうことかというと、
・自己顕示欲
・他者支配欲
・劣等感や無価値感
・性欲
・金銭欲
などがかなり強いということです(誰しも多少あるのは当たり前)。
この場合、その人物の波動(オーラ)は決まって「重たい」「暗い」んです。
さらに他者支配欲が強い場合は、粘着質のネバネバしたオーラか、または尖ったような刺すようなオーラにもなります(個人差あり)。
笑えないことに、こういうエゴの強い人物が、スピリチュアル界隈には少なくないんですよ。
だから、ときおり耳に入ってきたりSNSで見たりするのが、スピリチュアルなセンセーが引き起こす金銭トラブル。
私は前から、どうしてスピリチュアル業界、またその界隈では金銭トラブルが絶えないんだろう・・・という疑問を持っていました。
もちろん根本的な答えは
「金銭欲をコントロールできないほど、人間として未熟だから」
なんですけど、それは私とて同じ。
(だからあえて料金を自由にした時期があります。
いったん仕組みにして発表してしまえば、コントロールしやすいからですね。
ただ、料金自由だと逆に困ってしまうお客様が続出してしまったので、あえなくやめましたけど。。。)
ここで気になるのは、最初は志の高い、比較的純粋だったスピリチュアル先生も、仕事が軌道に乗るにつれ、だんだん波動が重たく暗くなっていく(エゴが強くなる)ケース。
これが少なくないんですよ。
たとえ人気の先生や講師や作家でも、実際の波動は重たい場合がある。
そこには「重大なトラップ」が隠されているんですよね。
スピリチュアルって「目に見えないもの」なので、たとえウソでもゴマカシでも、見せ方が上手であれば「付加価値」はいくらでも乗っけることができてしまう。
それはかなり高額だから批判の対象にもなるけど、それに過度に期待する(=依存する)お客さんも出てくるから、商売としては成立してしまう。
とすると、やろうと思えば、「宇宙連合のチャネリングメッセージによるスペシャル鑑定」とか「●●龍神の特殊なエネルギーを封印したパワーストーン」とかで、価格もかなり盛ることができてしまうわけ。
実際、最近SNSで見た情報ですが、ある霊能者とやらが「超特別なパワーストーン」を数百万円で販売しているのを見ました。
それを身に付けていると、「守護天使」とやらがスゲー守ってくださるみたいよ・・・
って、「その程度の波動で大丈夫なん???」って思ったのはココだけの話
そうやって、エゴに歯止めがかからない仕組みといいますか、肥大しやすい環境にさらされているのがスピリチュアル界隈の仕事です。
だから占いやスピリチュアルカウンセリングの類に対し、ときに「搾取」とか「洗脳ビジネス」とか批判されてしまうわけです。
これが普通の心理カウンセリングだと、相場も時間もだいたい一定だし、スピリチュアルみたいにあまり盛れないので、インチキやボッタクリが出にくいんですね。
当たり前のことを言っているようですが、これが「なぜ金銭感覚のおかしい霊能者が占い師が出てくるのか?」に対する一応の回答です。
もちろん、お金に感じる価値は個人差があるので、たとえ他の方からすれば「高額」だとしても、それで本当に価値を感じる方がおられたら、それで全然いいんですよ。
「”お金さん” に感謝すれば喜んで増えてくれる」ってウソ? ホント?
私は一時期、サービスの料金を自由(寄付制)にしたことがあるんですが、その結果
「いただくお金に対する有り難みが増した」
これは大きかったですね。
もちろん定額だろうが自由だろうが、有り難いものには変わりがない・・・とさらに後で気づきましたが。
よくスピリチュアル系の本に、お金の受け取り方について
「感謝の気持ちでお金を受け取れば、お金はどんどん増えていく」
なんて書いてあるじゃないですか。
完全に間違いとは思いませんけど、
「増えることを期待してお金に感謝をする」って、そこにはエゴが混じっているんじゃね?
もちろん感謝の念を抱かないよりはマシだと思いますが、これだけで「お金がどんどん増えていく」とはあまり期待しない方がいいですよ。
たまにカウンセリングで
「私は "お金さん" に愛と感謝を送っているんですけど、なかなか豊かになれません」
とおっしゃる方がおられます。
誰が教えたのか知らんけど、なぜか「お金 "さん" 」とさん付けする方が少なくない(汗)
それはともかく、いくらお金に愛と感謝を送っていても、その根底に「もっとお金が欲しい!」という欠乏感を抱いているんだったら、そりゃなかなか難しいわな。
スピリチュアル系の本がなかなか悩ましいのは、自分のエゴの都合の良いように解釈してしまうところなんですよ。
というのも、多くの著者や出版社が「ふわっとした表現」や「多くの人にウケる=売れる内容」を書くものだから、読む側が注意深くないと、ついついエゴの都合の良い方に流されてしまうんです。
世にあふれるスピリチュアル系の本はソフトクリームや綿あめみたいに甘口のものが多いから、注意しないとね。
で、話を自分のことに戻すと、
私は別に「お金に感謝すれば増える」なんて思ってません(笑)
増えようが増えまいが関係なく、いただけるものは有り難い。
それ以上でも、それ以下でもない。
日本の昔の立派な商売人たちは、お金についてこのような認識があったようです。
「商売で利益を得たということは、それを使ってもっと世のため人のために働けという世間の声である」
日本が誇る名経営者、松下幸之助もこれに近い言葉を遺しておられるようです。
この根底にあるのは、先ほどと同じく「感謝」ですね。
ただ、スピ系の唱える「お金さんに愛と感謝を贈れば、お金さんは喜んでもっと増えてくれる」という教えとは、明らかに世界観に大きな違いがあります。
私は後者の方が好きですね。
あなたはどちらが惹かれるでしょうか。
どうぞ感じてみてください。
今後もあまりスピスピしていない、現実的な部分も踏まえた情報発信をしていきます。
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