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“ソウルメイト” や “運命の人” で不幸にならないために。恋愛やパートナーシップにスピリチュアルは役に立たない?

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

前回のブログでは「恋愛やパートナーシップの不都合な真実」ということで、いわゆる【過去世から積み上げてきたカルマ】の解消として男女の因縁が与えられる場合がある、ということを述べました。

(最近だと「LGBT」のケースも含みますね)

今回は前回を補足する内容が中心です。

なお「過去世」と「カルマ」については、以下の前回のブログをご参考にしてください。


ソウルメイトの不都合な真実
ソウルメイトの不都合な真実。恋愛やパートナーシップはスピリチュアルな成長をするために「神様が仕掛けたハニートラップ」である。

理不尽な恋愛やパートナーシップが人を大きく変えさせる

本ブログでは、スピリチュアル業界でよく言われる「愛・豊かさ・幸せ・感謝」などとは違う、リアルな部分も述べています。

そりゃ「理想的な(都合の良い?)パートナー」を引き寄せられたらいいけど、現実に出会う「運命の人(ソウルメイト)」は一筋縄ではい場合もある・・・だって「修行相手」だもの。

もちろん恋愛やパートナーシップのすべてが苦しみに満ちたものではありませんよ。

世間一般的な相場としては「(初期のロマンス時代は別として)めちゃくちゃ幸せってわけでもないけど、別に大きな不満もないかな。もちろん不満はないわけじゃないし、ときどきケンカもするけど、いちいち文句を言ってもキリがないしな」といったところでしょう。

ただカウンセリングにお越しになるような方は、やはり性格の大きな不一致、家族(家系)のしがらみ、浮気や不倫、その結末としての離婚などに関する深い悩みをお持ちです。

そういう方は前回の述べた「ソウルメイトは、文字通り “魂” の修行相手」というスピリチュアル的な物の見方を、一度考えてみてはいかがでしょうか。

まぁ「修行」と呼ぶとあまり良いイメージは湧かないかもしれませんが、本当はそうではないんです。

もしあなたがスピリチュアル好きな方であれば、こういうときこそ「波動を大きく高める機会」ですよね。

もし仮にスピリチュアル好きでないとしても、”大変” なときというのは文字通り「大きく変わる機会」です。

ホントの話、大変な機会を通じて良い意味で「大きく変わった」方は、決して少なくありません。

あなたがこの地味なブログを読んでおられるということは、「ただ単に生きること」だけがソウル=魂の目的ではない、ということは感性として、なんとなくでもお分かりのはず。

いわゆる “キラキラ系スピリチュアル” がよく言う通り

「ラッキーやハッピーやミラクルの連続だけが人生じゃない」

ってお分かりのはず。

キラキラっとブランディングをしているスピリチュアル屋さんも、実際に波動(オーラ)を拝見してみると、それなりに葛藤や不調和を抱えている様子が「透けて見える」ことが少なくないものですよ。

本当にキラキラしたいなら、逆説的ですがドロドロの中で磨かれる時期が必要なんでしょうね。

そういう時期に前回述べた「不都合な真実」と向き合うのはしんどいんだけど、それを少しずつ少しずつ受け入れていくにつれ、ハラが据わってくる・・・というご相談者さんを何人も拝見してきました。

もちろんそういう方も、最初から覚悟を決めたわけではありません。

最初は「どうしたらいいかわからない・・・」という状態だったり、怒りや悲しみや戸惑いで胸が荒れ狂っていたり・・・という状態から始まった。

ただ、カウンセリングを通じて心を深めていくうちに、

「もうこれは・・・逃げずに立ち向かっていくしかない」

という決意の瞬間が、静かではあるけど、力強くやってくる。

当初はスピリチュアル的にパワースポットにたくさん参ったり、パワーストーンをジャラジャラ巻きつけたりする。

それで一時的に気分は良くなるけど、根本的には何も変わらない(もちろんパワースポットやパワーストーンによって決意がより促されるのであれば全然アリですが)。

かといって「アセンション(次元上昇)」とか「目覚め」とか言われても、アタマでなんとなく理解しただけで終わる。

結局、スピリチュアルを経由しようがしまいが「自分がどうしたいか」を決心するしかないようです。

決心さえできれば、その後すぐに現実が好転してくる方もおられれば、春の雪解けのように少しずつ変わってくる方もおられます。

ただ、その前に抱えている迷いや混乱する感情を整理していくことが必要なんですね。

過去世とカルマの法則(因果の法則)を理解するのは難しい

「前回のブログ」では過去世とカルマの話をしました。

カウンセリングで本当に必要だと感じた場合は、ご相談者さんの過去世を拝見することもあります。

(観れるのはあくまで「断片」なので、すべてがわかるわけではありません)

ただ、恋愛やパートナーシップに関する深刻なご相談に対し、私は最初から

「それは過去世のカルマなんで仕方ないですよね~」

と安易には言わないよう心がけています。

だって、恋愛やパートナーシップの問題でめちゃくちゃ苦しんでいる人の中で、

「あぁ、これは過去世のカルマだから仕方ないんだよなー」

ってまっすぐ受け止められる人は、おそらくかなりスピリチュアル的な事柄を学んでおられるか、スピリチュアルな感性をもとから備えている人だと思うからです。

多くの人はそうカンタンに割り切れないはず。

たとえスピリチュアル好きな人でも、いざ自分に「予想外のトラブル」が降りかかってくるとジタバタしてしまう・・・というケースが決して少なくありません。

ちょっと前まで「すべてに感謝、すべては学び」とか言ってたやん・・・

エラそうに言う私もまた、ちょっとは過去世やカルマを理解できたかな・・・と思えるまで、ずいぶん時間がかかりました。

スピリチュアル業界では、過去世もカルマも「スタンダードな考え方」として扱われています。

最近、あの有名な江原啓之さんの最近の著作を読んでみたのですが、そこでも “鉄板ネタ” として「因果の法則」ってキッチリ書かれていましたね(あとは波長の法則(=同じ波長のものを引き寄せる)・・・これも鉄板ですな)。

「因果の法則」というのは「前回のブログ」で詳しく述べた過去世とカルマのことで、「原因があって結果がある」というやつですね。

ちょっとカタく言えば「因果論」と呼ばれるもの。

「因果の法則」はスピリチュアルの鉄板ネタでありド定番なのですが、本当に理解するのはかなり難しい・・・と私は考えています。

「原因があるから結果がある」というのは、例えば「朝寝坊したから遅刻した」「テスト勉強しないから良い点数が取れなかった」という、日常レベルならまだ理解できるんです。

でも、これが「日常レベルを超えた世界」にまで広がれば、そりゃ難しいですよ。

だって、普通は「過去世」なんてわからないし、知りようもない。

「カルマ」なんて言われたってスピ好きでなければ「何だよそれ?」って疑問に感じて当然です。

恋愛相談で占い師やスピリチュアルカウンセラーに言われたらキツい言葉

恋愛相談で占いとかスピリチュアルカウンセリングとかに行くと、ときどきセンセー側から

・「その苦しい出会いは、前世のカルマだから受け入れるしかないのよ」

・「全部アンタがまいた種なんだから、アンタに責任があるんだよ」

なんて “正論” を言われることがあるんです。

こう言われると、特に根が素直でマジメな方ほど、自分を責めてしまう傾向にあるんですね。

「そうか、全部自分が悪いんだ・・・」と、背負い込んでしまう。

ワクワクするはずだった「ソウルメイト」や「運命の人」が、ここでは逆に自分の人生を縛る存在になってしまう。

本当は良い悪いではなく、客観的に見ればただ「うまくいかない恋愛やパートナーシップを体験して学んでいる途中」に過ぎないのに、そこに「自分が悪いんだ」と自責の念を持ち込んでしまうから、余計に複雑になってしまうんです。

これじゃ何のために相談しているのかわからん。

だから、私の場合は

・過去世やカルマという「因果の法則」というのは、スピリチュアルな物の見方の一つに過ぎない。

・こういう「因果論」がしっくり来るなら受け入れればいいけど、そうじゃなければ別に理解しなくてもいいし、まして自分を責める道具として使う必要もない。

・それよりも、苦しい気持ちや乱れる感情を整理することにフォーカスしましょう。

というスタンスを取っています。

別にわざわざスピリチュアルを経由しなくたって、悩みや問題が解消するならそれでいいじゃないですか。

って、スピリチュアル屋の私が言うのもおかしいけど(笑)

確かに「因果の法則(因果論)」というのは、「過去→現在→未来」という時間の感覚を生きている私たちにとっては、非常にしっくりきますよね(本当は「現在」しかないけど)。

だからセンセー側に「それはあなたのカルマだ!」って言われると、何も言い返せないんです。

けれども、過去世のことは本当はわからないのだから、あくまで現在にフォーカスして、いまできることをやったり、いま学べることは何かを考えたりすることが、文字通り「現実的」だと想いますよ。

「カウンセリングのページ」でも表現を変えて述べていますが、スピリチュアルな事柄に縛られる必要はないんです。

「この辛い現実は過去世のカルマが原因だから、私はそれを背負っていかないといけない」と、人間の自由を制限するのは本来のスピリチュアル(霊的真理)ではありません。

「因果の法則」(因果論)も、使い方を間違えると人を責め裁く道具に成り下がる、ということ。

法則を活かすも殺すも、結局はそれを使う側の意識レベル(波動)が問われているわけです。

こう考えていくと、因果の法則をちゃんと理解するのは本当は難しいんだよ、アタマでわかったつもりになるなよ、ということお分かりになるかと思います。

恋愛やパートナーシップから少し話が広がりましたが、ご参考になれば幸いです。

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