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運命の人が引き寄せられず、出会いや縁がない方へ。スピリチュアルではソウルメイトとの恋愛やパートナーシップが幸せの法則かのように語られがちだけど、それってホント?

恋愛やパートナーシップはスピリチュアル的に必須なのか?

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

前回、当ブログとしては珍しく、いま話題である三浦春馬さんに関する内容を取り上げました。

【ブログ】


三浦春馬さん母スピリチュアル報道
レイキは怪しい宗教ではなく、スピリチュアルヒーリングの実践的メソッド。三浦春馬さんに関する心ない報道を受けて思うこと。

【ラジオ動画】



第59回:三浦春馬さんのお母様「スピリチュアル傾倒」の報道について。レイキは世界に知られたスピリチュアルヒーリングであって、決して “怪しい宗教” ではない。

かなり卑しいと思うのは、有名人の不幸や不祥事があったとき、スピリチュアル系の専門家の中に、ネット上で「鑑定」を行う者がいることです。

アクセスが集まりやすいのをいいことに、そういうことをしてしまう。

百歩譲って不祥事ならまだしも、今回のような不幸を取り上げて宣伝の機会にするのは、本当にスピリチュアルを生業とする人間のやることか・・・と問いたくなる。

当然ですが、そういう記事で波動(エネルギー)が良いものは皆無なので、スルー必須ですよ。

では、今回もまた恋愛について考えを述べていきます。

「恋愛・パートナーシップ教」がスピリチュアル業界にあふれている

スピリチュアル系のコンテンツは女性向けが中心であるため、本屋さんに行くと例えば

・「運命の人を引き寄せるスピリチュアルレッスン」

・「ソウルメイトはすでにあなたの隣にいます!」

・「パートナーシップは悟りの道」

みたいな感じのタイトルや目次が並んでいるかと思います(「あなたの隣にいます!」って断言されてもねぇ・・・)。

もっとハッキリ「セックスで波動を高めよう!」みたいなタイトルの本も見たことがありましたな。

私はスピリチュアル屋のはしくれなので、ときおり本屋のスピリチュアルコーナーで立ち読みをします(立ち読みしっぱなしはマナー違反だからしませんよ)。

先に本の波動(エネルギー)をチェックして、良さそうな本から中身を読んでいきます。

そのとき、表紙のデザインに「かわいい女子のイラスト」が描かれている本を読むのは、けっこう恥ずかしい(笑)

それはともかく、そういう本はたいてい恋愛やパートナーシップに関する本ですね。

また、スピリチュアル系や心理学系のブログを見ていても、恋愛やパートナーシップは多く語られています。

「引き寄せたいもの」のツートップは

・お金

・理想のパートナー(運命の人・ソウルメイト etc.)

でほぼ間違いないでしょう。

もしあなたがそういった情報に触れ続けているとすれば、ときおりこんなことを思うことはありませんか?

・「恋愛をしていないと、何か足りない気がしてしまう」

 

・「パートナーがいないと、何か半人前な気がしてしまう」

 

・「いくつになっても、たとえ結婚していても、恋心を持ち続けないといけない気がしてしまう」

これらの思いが一概に悪いとは言いませんよ。

人によっては何らかの行動のきっかけになるでしょうからね。

ただ、もしこれらを「強迫観念」に似たレベルで抱えてしまっていて、それが劣等感とか自己否定感とかにまで結びついているのであれば、ちょっと考え直してみる必要があると思います。

そういう人にとっては、まるでスピリチュアル業界には「恋愛教」や「パートナーシップ教」みたいな “新興宗教” でも存在しているかのように感じるかもしれません。

いや、「●●教」という具体的な何かではなく、例えば

【ソウルメイトの存在=恋愛が必須だよね】

みたいな「空気感」でしょうか。

その路線でいけば、まだお相手がいない人は「迷える子羊」であり、別れたり離婚したりした人は「罪を背負った人」とでも言えるかもしれません(私はそう思いませんが)。

実際、別れたり離婚したりした人の中には、うまく関係を築けなかったことに罪悪感を抱く方もおられます。

そういう方が「恋愛教」や「パートナーシップ教」の影響を受けると、かえってしんどくなるんですよ。

スピリチュアル(霊的主義的な価値観)っていうのは、本当は人を自由にするために存在しているのに、かえってその自由を制限するとすれば、こりゃ本末転倒です。

「40歳を過ぎても独身のワタシはダメなんじゃないか?」

以前、40代半ばの女性の方が、恋愛相談でカウンセリングにお越しになりました。

ご相談は「気になる人がいるので、波動(オーラ)を見てほしい」というものでした。

私にとって「気になる人」の波動を観て、「性格」や「気質」、(ご相談者さんとそれなりに面識があるのであれば)「気持ち」を観ることは特に難しいことじゃないんですけど、もっと大切なのはその後。

これは前に別のブログで

「相手の気持ちを知ることもいいけど、それ以上に自分の気持ちがどうかを知ることが大事ですよ」

と述べた通りです。

【参考ブログ】


恋愛スピリチュアルカウンセリング
占いでは恋愛や婚活の引き寄せに限界がある理由。当たる・当たらないを超えたスピリチュアルカウンセリングの世界。

で、相手の波動を観たところで、結局は自分がどうしたいかを決めることなんですが、それをその方にお聞きしたところ、

「林さん・・・そもそもワタシ、お嫁に行くべきなんでしょうか・・・?」

というお返事が返ってきたわけです。

そのときは「お嫁に行く」という表現をなんだか久々に聞いた気がして、だから今でもよく記憶に残っています。

ここで「~すべき」という言い方をしているあたり、どうやら「自分が恋愛をしたい」という積極的な気持ちは、少なくとも表面上は薄いようですね。

そこからよーく話をお聞きしてみると・・・

周りの友人がどんどん結婚し、出産をし、家庭を築き、それにつれて自分と距離感が離れていくように感じている。

 

自分はまだ実家で両親とともに暮らしていて、派遣社員として働いている。

 

特に生活に困っていることはないけれど、「このままでいいんだろうか?」「ワタシ、ちゃんと生きていない気がする」という思いはときどき脳裏をかすめる。

 

かといって、これから積極的に恋愛をしようという思いまではない。

 

近くに少し気になる人はいるものの、絶対にお付き合いしたいかと言われれば、そこまでの情熱はない。

 

そんなある日、スピリチュアルに出会い、そこで読んだ本の中に「パートナーシップは幸せの鍵です」みたいな言葉を見つけ、あぁ、やっぱりパートナーシップを築いていないとダメなのかもしれない・・・

と思ったとのこと。

ただ、それはあくまで「アタマでの理解」に留まっていて、心から納得されていないんですね。

それが「ワタシはお嫁に行く “べき” なんでしょうか?」という表現につながっていたわけです。

国が調べた客観的なデータとして、40代女性全体のうち4~5人に一人は未婚とのこと。

なので、上のケースと似たような状況の女性は決して少なくないと思うんですね。

ここまま、独身を謳歌していくか。

それとも、パートナーを求めて行動を起こしていくか。

とても迷うところです。

恋愛やパートナーシップは人生の選択科目に過ぎない

恋愛やパートナーシップは「人生の必須科目」なのでしょうか?

世の中のスピリチュアル情報に接していると「恋愛・パートナーシップ至上主義」みたいな感じがしてくるかもしれませんが、私自身は「人それぞれ」と考えています。

つまり、恋愛やパートナーシップは、あくまで「選択科目」だということ。

もし恋愛やパートナーシップがないとスピリチュアル的に「悟れない」としたら、一生結婚しないお坊さんや牧師などの聖職者はいったいどうなるんだ? という話です。

マザーテレサは修道女として一生独身だったわけですが(厳密に言えばイエス・キリストと結婚)、じゃあ彼女が悟っていないかと言えば、絶対そんなことはないでしょう(彼女のオーラは実はめちゃくちゃパワフルです)。

結婚はしていないけれど、波動(オーラ)を拝見すると素晴らしいなと感じる方は他にもたくさんおられますよ。

逆に、いくらパートナーシップを築いていても、波動はそれほど輝いているわけではない方は、たぶんあなたの周りにもおられるんじゃないですか?

あと、これは蛇足かもしれませんが、スピリチュアル業界で「引き寄せの法則」に絡めた恋愛やパートナーシップを教えている作家やセミナー講師も、実際のパートナーシップは豊かではない方は・・・ときおりおられますね(汗)

波動はごまかせない

パートナーシップの成熟度も、波動を拝見すればある程度わかります。

表面的なカタチだけで、恋愛やパートナーシップを築いていない自分は半人前だとか、逆に築けている自分は一人前だとか、安易に判断するものではないんですよ。

大切なのはその中身です。

ただ、それは他人からはなかなか見えにくい。

以前にもブログで述べた通り、外から見れば「理想的なおしどり夫婦」であるかのように見えても、実際は “崩壊寸前” なんてこともあるし、それは「夫婦のオーラ」にすぐ出てくるんです。

【参考ブログ】


恋愛は修行?
恋愛やパートナーシップでは「修行相手」を好きになるのがスピリチュアルな法則。理想のソウルメイトを引き寄せたいなら、自分のソウルを成長させるしかない。

上のブログでは「恋愛は魂の修行の側面がある」なんて、夢もロマンもない話をいたしました。

「修行」というとなんだかカタいので、これを「体験」という言葉に置き換えてもいいです。

要は、自分はこの人生でどういった「カリキュラム」で修行(体験)したいのか、ということを知っておくことが大事なわけですね。

決してカンタンにわかることではありませんけど、二度とない人生なので、やはり問い続けることが必要かと思います。

その結果、別に恋愛やパートナーシップは体験しなくていいやと思う人もいるだろうし、仕事をめいいっぱい体験したい人もいるだろうし、中には「ボーッと生きること」を体験したい人もいるかもしれない。

いえ、冗談ではなく「ボーッと生きること」、言い換えれば「明確な目的を持たないこと」を体験したい人だっているんですよ。

ただ、これだけ言えば、ただ何もせず時間をつぶすだけの人生を肯定することにもなりかねません。

決して「怠けてもいいんだよ」と言いたいのではなく、「明確な目的を持たない人生が、なるほど今生の自分の大きなテーマなんだな」ということが自覚される必要があるわけです。

それが深く自覚されれば、例えばだらだらとネットサーフィンする人生から、行き先だけ決めて旅に出かけ、プランは現地で決めるようなリアルなサーフィンを楽しむような生き方に「変容する」のかもしれません。

これなんて明確な目的こそないけれど、こういう生き方が合う人にとっては、リスクと隣り合わせであることも含め、かなり充実した時間を過ごせるだろうなと思いますね。

自分の心の声に寄り添えたとき、あなたのオーラは輝く

簡単にまとめましょう。

・恋愛やパートナーシップは性欲や生殖という本能と結びついているため、大半の人々の関心が強いところ。

・ただ、それは知性と精神を持つ人間にとっては、必須科目ではなく選択科目である。

・大切なことは、自分と他人とを安易に比較することなく、どういう人生を送りたいかを深く考えること。

上でご紹介したご相談者さんは、スムーズな婚活をするために、わざわざ地方から交通費をかけて東京に何度も足を運んでおられたようです。

自分もパートナーを見つけないと・・・と焦る一方、実は「いや、そもそもワタシ、本当にパートナーが欲しいのかな?」という思いもあったようです。

それで、カウンセリングを通じ、他人と比較することなく正直に自分自身の気持ちを観察していったところ、「別に無理をして探す必要まではない(もし出会えたらそれでいいけど)」という結論に至ったようです。

それで今後は無理して飛行機で東京に行くことをやめ、「まずは実家を離れて自活してみよう」と、それから間もなくワンルームに引っ越しをされたとのこと。

そのとき、私はその方の「想念波動(考えていることのエネルギー)」を観るのですが、ご自身のセンター(中心)から出てきた考えであるため、その波動はかなり良かった。

私のカウンセリングのスタンスでもある「答えは自分の中にある」ということは、例えばこういうプロセスを通じて見いだされていきます。

別にスピリチュアル業界内の「恋愛・パートナーシップ至上主義」に従う必要はない。

逆に、別に主義に従うとか従わないとかではなく、本当に恋愛やパートナーシップを求めているのなら、それを実現すべく行動を起こせばいいだけのこと。

ぜひ周囲の声に惑わされることなく、ご自身の心の声に耳を傾けていただければと思います。

 

結局、恋愛でも大切なのは「自分を知る」ということのようですね。

そのヒントになる考え方は、いま週末に発行している無料メルマガの中で深堀りして語っています。

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