お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。
人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は前に出した以下のブログの続きになります。
現実逃避のスピリチュアルではなく、現実に活かすスピリチュアルを考えたい。
というわけで、今回は
「スピ定番【ワンネス】を生活の中で実践する」
というテーマでお届けします。
世界へ絶望するのは、誰かを許せない「分離感」があるから
結論から言いましょう。
・「見えない世界の豊かさ」を学ぶほど「見える世界の貧しさ」に対して絶望的な気分になるのは理解できるものの、それはまだスピリチュアル、とりわけ「ワンネス」をアタマだけでわかっただけの段階である。
・「ワンネス」とは、"自分とは違う存在だ" と思っている「悪」や「敵」もまた、自分そのもの、あるいは自分の一部であるという気づきのこと。
・絶望《despair = de(離す)+spair(希望)》とは、語源からもわかる通り「分離感」からもたらされる。「悪」を犯す者もまた、いのちの底においては自分とつながっている。それがわかるほど、怒り、悲しみ、絶望感は薄れてゆく。その自覚を深めてゆくところに、アタマだけの理解で終わらないスピリチュアルの実践がある。
・「ワンネスの自覚」は「(ワンネスとしての)世界に対する責任」として発露する。それがなければ「スピリチュアルごっこ(現実逃避)」の域を出ない。
・・・なんだか難しそうですが、そうでもありません。
スピリチュアル業界はとかく愛や光や平和を唱えたがりますが、それはこの現象世界が汚れ腐っているように見えることとの対比です。
(本来はこの現象世界も「光そのもの」として観ることこそ、真のスピリチュアル=マジスピなんですが)
ワンネス的な「美しい世界」と違い、地上世界では日々ネガティブな報道や有名人のスキャンダルが垂れ流されるので、そこにフォーカスすると暗い気分になったり絶望的な気持ちになるのは無理もないこと。
ただ、本当に「ワンネスの自覚」があるなら、汚れた人物や腐った世界も「自分自身として同一視する」ことです。
「自分自身」として受け入れることができれば、絶望感はかなり減るはずですよ。
ワンネスとは言葉通り「同じもの、同一のもの」なんですから、せっかくスピ好きならワンネスを実践しなくっちゃ。
もうちょっと身近な話をしましょう。
あなたに嫌いな人、苦手な人はいますか?
たぶん一人や二人はいるんじゃないですか?
私もいますよ。
そういう人のことを考えると、「自分はあの人は違う!」「自分はあの人みたいにはなりたくない!」なんて強く思うかもしれません。
ただ、心理学では「他者嫌悪は、実は自己嫌悪」と言われています。
同じく心理学では「投影」と言いますが、これは自分自身について嫌っている何かの部分を、自分の内側には見たくないので、外側の他人や世界に無意識に見出してしまうことを言います。
これは心理学の鉄板ネタなので、ご存知かもしれません。
この種の投影は「自分と他者(社会・世界)は違うもの」という考えが前提にあるので、ここには「分離感」が生まれています。
つまり「ワンネス(一体感)」からは遠いわけ。
「人間関係は鏡」とも言うように、その鏡に映っているのは「自分自身」ですよ。
だから嫌なヤツがいるときは、自分を知るチャンス、自分が見落としている何かに気づくチャンスです。
これが「ワンネス」の実践的な使い方。
そんなに難しくないですよね?
まぁ難しいとしたら、「こんなヤツが自分自身だと・・・そんなこと思えるかボケ!」と感情的に反発するときでしょうね。
それこそ気づきですよ。「心の深い平安」を得るためのね。
「敵」を外側に作り出せば作り出すほど、心の中が「分離・分裂」してしまう。
そうやって「ワンネス」から遠ざかれば遠ざかるほど、苦しくなってしまう。
だから「スピリチュアル好き」を自称していながら心の中で「敵」が多かったり、実際に人間関係のトラブルを抱えたりしている人は、「オメーは何を学んでんだ」とツッコミを入れられても仕方あるまい。
同様に、世界に絶望感や虚無感をもたらす人間や集団についても、ワンネス的には「自分自身」「もう一人の自分の姿」なんですよ。
「以前のブログ」でも述べましたけど、世の中にはとんでもなく悪いやつらがいます。
愛・光・平和とは真逆の「悪魔の群れ」は確かに存在します。
そいつらの波動(オーラ)を観てると、マジで怖ろしいから。
傷つけたり奪ったりすることなんて、「負けるヤツ、騙されるヤツが悪い。力こそ正義。ヒャッハー!」と意に介さないんだから。
政治経済を追えば追うほど、世界は強欲、強烈なエゴの波動で支配されていることがよくわかってきます。
それに対し、個人の自分には何もできないような気がして、絶望してしまうんですね。
絶望までいかなくとも、「どうせ世の中、何をしたって変わんねーよ」と、密かに無力感、虚無感を抱えている人は決して少なくないでしょう。
そんな気分の集まりが、日本の長期的な停滞をもたらす一因になっているわけです。
ここには悪い意味での「ワンネス」が生じています。
つまり、何となく重たい空気感、薄暗いムードに「同一化」されてしまっている。
ここから抜け出すためには、さっきと同様、強烈なエゴを行使する為政者や実力者の集団に対しても、「それもまた自分自身なんだ」というワンネス的な意識に目覚めることが必要です。
そうなると、「世の中が悪い」とか「あいつさえいなければ」とか、何かに責任転嫁する「被害者意識」から抜け出すことができます。
そう、ある意味では「すべて自分自身」という立場がワンネスなのです。
その立場において、「悪人」はいわば「悪役を演じる自分自身の一部」ということができます。
「役割分担」と言った方がしっくりくるかもしれません。
自分はたまたま「小さな悪人」や「平凡な一般人」だっただけ。
確かに自分のことしか考えない、自分さえ儲かればいいと思っているエゴイスティックな連中に対しては嫌な気持ちを抱くかもしれませんが、ワンネス的な立場からは「因縁によっては、それは自分の姿だったかもしれない」のです。
自分だってその人と同じような境遇や運命に置かれたら、同じことをしていたかもしれないな、と。
このように捉えるとき、相手をあまり「敵」「排除すべき対象」として観なくなります。
そのとき、怒りや憎しみや悲しみ、また絶望感は軽くなる。
また、「世界は自分を傷つけてくる脅威的な存在だ」という負担感も軽くなる。
(※この「世界」は、人によって「親」「先生」「上司」「会社」「世間」「国」「みんな」など、いろいろ言い換えることができる)
そして、なぜか不思議と現象世界における葛藤も減るのです。
なぜなら、自分の心の世界の「分離感」が減ったからです。
ワンネス(一体感)に近づけば近づくほど、私たちの心は平安なんです。
さらに言えば、私たちが本来「ワンネス」であるなら、「深い平安」こそ真にデフォルトの状態だということです。
(それに気づくために瞑想や祈りなどの実践があるわけです)
もちろん相手がどう見ても「悪の存在」なら、現実レベルでは野放しにするわけにはいかないでしょう。
家に突然お邪魔する泥棒に対して「お待ちしておりました。どうぞ中へお入りください。何でもお持ち帰りいただいて結構です」なんて熱烈歓迎しないでしょ(笑)
現実レベルでは防犯対策(自己防衛)や、場合によっては立ち向かうことも必要でしょう。
けれど、心の世界(精神世界・スピリチュアルレベル)においてはなるべく「敵」を作らないこと。
そこに「分離のボーダーライン」を引かないことです。
「この世界は絶望的だ」と悲観するとき、私たちの中には深い分離感が生じています。
そのボーダーラインは、気が付かないうちに自分で引いたんですよ。
もちろん、最初はそれが自分を守るため、生きる苦しみや悲しみ、身近な悪意ある人物や世界の脅威から自分を切り離すための手段だったのでしょうから、そのときは意義あるものだったはず。
けれど、ずっとそのままでは心のエネルギーは停滞したままだから、無気力、無感動、虚無感に陥ってしまう。
エネルギーを取り戻すためには、今回述べたワンネス的な感覚、いのちのつながり、「相手はもしかして自分だったかもしれない」と立脚点の変更が求められているんです。
せっかくスピリチュアルを学んでいるのであれば、意識の深い次元においては善と悪はカードの裏表のようなもので、さらにいえば「本当は分離などない」ということに気づくまで、実践を深めていくことですね。
もちろん私も道半ばですけども。
それにはさっきも述べた通り瞑想でも祈りでもいいだろうし、日常の中で「相手は自分自身なのだ」という自覚を深めていくのもいいでしょう。
特に、何らかの人間関係の痛みがあり、相手を責めたくなる気持ちがあるとき、「実はその責めるべき部分、許せない部分は自分の中にもあるのだ」と気づく絶好の機会でしょうね。
一人では無理そうなら、誰か専門家の力を借りるのも一つですよ。
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