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「いまに在る」ことで人生の苦悩から解放され、無条件に感謝と喜びが湧いてくるようになる。

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前々回のブログから【The Power of NOW】(いまに在ることの力)について説明をしています。

このテーマだけでご飯が何杯でもおかわりできるぐらい、すごく大切なことです。

『さとりをひらけば人生はシンプルで楽になる』の著者にして、世界的なスピリチュアル指導者のエックハルト・トール。

彼の他の著作も読んだり講演の映像を見たりしたこともあるのですけど、表現は多少変わっても、ほぼ「いまに在れ」としか言ってないですね。

彼はこれだけでご飯を「無限おかわり」しているわけですが、何度おかわりしても足りないぐらい大切なテーマなんです。

毎回同じメニューを出していても「おいおい、またソレかよ・・・」と飽きられないのは、根源的なテーマであるため。

だから私も偉大な先輩に倣い、このテーマを何度もこすろうと思います(笑)

今回も「いまに在る」ためのヒントを考えていきましょう。

過去と未来は幻想であり、時間は存在しない

「前回のブログ」はちょっと長くなりましたが、一言に要約すれば、

「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ。それを根気よく続けていくことで、やがて「いまに在る」ことができて、【The Power of NOW】が得られるようになってくる

ということでした。

これが本当にわかったら、もうスピ本は一切読まなくていいし、このブログもページを閉じてOK。

ま、事はそう簡単じゃないが(本当は簡単だが!)

スピリチュアル業界や宗教界でも【いまに在る】や【いま・ここ】などの言葉はよく語られるわけだけど、"波動(オーラ)を観る変態"として、あぁこの人は本当にわかってるなぁと感じる人はそういないのであります。

本当にわかっている人は「大きく光り輝く波動」を放っているわけですが、ただ理念としてだけの理解に留まっている人は、別に重たい波動とまでは言わないけど、まだまだ発展途上なんですね。

それだけ「本当にわかる」というのは、特に思考的な人、または感情的な人ほど難しい・・・多くの人がそうです。

「じゃあエラそうに言うオメーはどうなんだよ」とツッコまれそうですが、それはあなたが判断してください(笑)

ただ、ひとつ言えるのは【いまに在ること】がわかってくると、生きるのがすんげーラクになってくる、ということ。

もちろん上っ面のアホなスピリチュアル(=アホスピ)が言う通り「イヤなことが一切起こらなくなる!」「ハッピーミラクルの連続!」「あり得ない引き寄せがバンバン起こる!」なんてスーパーハイテンション夢物語はありませんよ。

実際、この長いブログを書くのは面倒だし大変だし、苦労の割には(現時点では)大してアクセスもないし(笑)

でも、それでもそれなりに楽しくやれるのは確かです。

なぜかというと、

「過去」と「未来」から解放されるから

なんです。

もっとカッコ良く言えば

「時間」が幻想だと気づくから

なんです。

これ、【いまに在る】ということを言い換えただけ。

でも、たぶん『「過去」と「未来」からの解放』と言った方がまだわかりやすいんじゃないかな。

私たちがいま不幸だとしたら、「過去」か「未来」か、あるいは両方に囚われているからです。

これは "不幸を感じるのが超得意な" 私たち地球人の日常を振り返ってみれば、いくらでも事例は出ますよね。

・誰かがゆるせないのは、その人物の【過去】の言動がゆるせないから。

・「もう恋なんてしない」と誓ったのは、【過去】の誰かと恋愛で深く傷ついたから。

・自分は大した人間にはなれないと思うのは、チャンスにもお金にも恵まれなかった【過去】だったから。

・自分が不幸だと思うのは、【過去】に生まれた家庭環境が複雑だったから。

・よって、これからの【未来】もきっとツイてないことが多く起こるだろう。

・年金支給額がますますカットされるし、貯金もそれほど持っていないから【未来】の生活は苦しくなるに違いない。

・感染症が流行ったし、これから食糧危機や気候変動が起こるらしいから、【未来】はきっと大変だろう。

・(現時点では)ウクライナで今もなお戦争が起こっているし、最近ではお隣の国が侵略してくるという話もあるから、【未来】はもっと暗くなるだろう。

・・・という感じで、何か不平や不満、心配や怖れがあるのは、必ず【過去】か【未来】のどちらか、または両方に囚われているからですね。

「人にどう思われるか気になって身動きできない」というのも、「過去」の人間関係のパターンから来ているので、これもまた「過去」にガッチガチになっているわけ。

もし【いまに在る】ことができるようになると、「過去」や「未来」に伴うネガティブな想いはなくなるので、それだけ解放的になります。

そう、【いま】には怖れや不安がない。

たとえ現実的には不安や怖れが台風のように暴走していたとしても、まるで「台風の目」のように心の中心は穏やかなわけです。

こんなイメージね。

実際の「台風の目」は一時的な気候現象であり、少し時間が経てばまた暴風域の中に入ります。

ただ、心の中の「台風の目」は、心がけ次第では永久的に続きます。

もしこんな心境になれたら、浮き沈みある人生も涼やかに生きることができますよね。

【いまに在る】とは、そんなパワーを秘めているんです。

めっちゃいいでしょ?

ただし、このあり方を「苦悩が全く無い人生」だと捉えてしまうと誤りますよ。

それこそお花畑の「アホスピ」ですぜ。

もちろん、身体的な疾患や外傷があれば痛みは感じるだろうし、突然のリストラや自宅が盗難に遭ったり、また肉親の死に見舞われたりすれば、サイコパスでない限りショックや悲しみを味わうに決まっている。

けれども、【いまに在る】ことが深ければ、必要以上に苦悩に悲しみに引きずられることはなくなります。

確かお釈迦さまの晩年だったか、地球界を代表するさすがの聖者も老齢のため体の調子が思わしくなかったときがあったそうです。

そのとき、弟子の阿難(アーナンダ)に「ちょっと背中をさすってくれないか」と言ったそうです。

阿難は「師のような優れた方でも、体の痛みはあるのですか?」と聞いたところ、「そりゃ人間だもの、あるに決まっているよ」とお答えになられたそうな。

でも、お釈迦さまほどの方ですよ。

「人生は苦なり」と真実を直観された方ですよ。

なので、たとえ身体の調子が悪くても、それは「ただ身体の調子が悪い」というだけであって、それを「しんどいなぁ」とか「早く治らないかなぁ」とかの雑念はなかったに違いない。

わかりやすく言えば、たとえ「体は病んでも、心までは病んでいない」わけです。

気までは病んでいない、つまり「病気」ではないわけです。

【いまに在る】というのは、こういう心境のこと。

「人生は苦なり」というお釈迦さまの言葉は、「いやー人生はマジで大変だよ~。もうしんどいことばかりだから、世の中そういうもんだって諦めようぜ」というヘボい意味ではない。

【心が「過去」や「未来」に囚われている限り、また病であれば「肉体」に囚われている限り、苦から解放されることはない】ということを言っているんですよ。

補足すると、肉体の痛みは「いま」感じているものではあるけど、その痛みの原因は事故や不摂生など「過去」に作られたものだから、肉体の痛みへの囚われは厳密には「過去」への囚われなんです。

まぁそれでもかなり厳しい肉体的苦痛が続くと辛いですけど、それでも【いまに在る】限りは、必要以上には苦悩を感じなくなります。

「苦痛」と「苦悩」は、似て非なるものですからね。

マインドフルネスの真の目的は「パフォーマンス向上」ではない

さて、このようにデメリットが一つもない【いまに在る】あり方を生み出すには、繰り返しになりますが

「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ。それを根気よく続けていくことで、やがて「いまに在る」ことができて、【The Power of NOW】が得られるようになってくる

というわけで、これでご飯(=ネタ)が何杯でもおかわりできるのであります(笑)

ただ全く同じだとつまらないので、「前回のブログ」とちょっと表現を変えましょう。

「心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめる」というのは、自分自身がその思考や感情に巻き込まれるのではなく、「距離を置く」ということなんですね。

距離が置けるようになるとどうなるかというと、さっきイメージ画像で見せた「台風の目」のように、心の内側に「間」「スペース」を作ることができるわけです。

英語で言えば "Inner Space" ですね。

【The Power of NOW】(いまに在ることの力)は、この Inner Space(内なる空間)の中に注がれるんです。

内なる空間を用意するとは、「【The Power of NOW】を満たすための器」を作ること。

その器さえ作っておけば、黙っていても自動的に【The Power of NOW】は流れ込んでいく。

そのパワーはめっちゃ明るく朗らかなので、そこに怖れや不安などの暗いエネルギーが入り込むスキはない。

先に述べた通り、「過去」か「未来」から来る怖れや不安は【いまに在る】限り全く波長が合わないからです。

これが「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ」ということの目的です。

とにかく「内なる空間」を確保すること。

「自分自身」と思考・感情を一緒にしてしまうと「間」が無くなって「間抜け」になってしまう。

「間抜け」=「内なる空間が無い」=「思考・感情への巻き込み」になるから苦しいわけだ。

ただ、これも前回の繰り返しになるけど、最初からそう上手に「静かに見つめる」ことはできませんからね。

そよ風程度の動揺なら静かに見つめられるだろうけど、それこそ台風や暴風雨レベルの感情がドカッと来たら簡単に巻き込まれてしまうもん。

例えば「怒りに我を忘れる」なんてのは、完全に巻き込まれている状態ですけど、割と日常の中で起こっていますものね・・・これを書いている日だって、あるお店で理不尽なクレームをブチまけている人を見ましたよ。

あと、心の世界が厄介なのは、思考や感情は無意識で起こってしまうこと、気がつかないうちに自動的に湧いてしまうこと。

いつの間にか「妄想」「雑念」に入ってしまうことってあるでしょ。

仕事であれば会議中や商談中に「今日の晩ごはんは何食べようかな」「部長の話つまんねーな・・・」などと考えたり、テレビやYouTubeを見ている最中に全く別のことを考えたりする。

家事をしていても、このまえ他のママ友に言われた「あの一言」が気になって仕方がない。

いま新しい恋人とデート中にもかかわらず、なぜか元カレや元カノのことを思い出したりする・・・「あぁこのお店、何年か前にアイツと一緒に行ったなぁ」ってな。

私はカウンセラーだから当然カウンセリングの勉強をしているわけだけども、そこで痛切に気づくのは、相手の話を聞いているフリをしながら「自分が何を話すか」ばかりを考えている時間が、まぁ多いこと多いこと。

あるいは相談者さんの話が自分の「過去の痛み」とリンクして苦しくなったりね(だからカウンセラーは自分の内面をよーく見つめる必要がある)。

これらはみんな【いまに在る】ことの難しさを物語っているんです。

しょっちゅう「過去の痛み」や「未来の怖れ」にアタマが向いてしまう。

「心、ここにあらず」というのは【いまに在らず】ということであり、私たち凡人はそんなの日常茶飯事ですよね。

さっき「【いまに在る】とは、時間が『幻想』であることに気づくこと」とカッコ良く言いましたが、この意味で私たちの大半は思考や感情が作り出した『幻想』の中を生きているわけです。

本当は【いま】しかないにもかかわらず、引きずられるように「過去」を生き、「未来」に生きようとする。

だから【いまに在る】ことの第一歩は、こういう「囚われ」に気づくことです。

「あっ!いま過去に気持ちが持っていかれている!」

「しまった!また元カレ/元カノのことを考えていた!」

と気づくことができたら、それだけ【いまに在る】状態に戻ることができます。

私は実際の体験はないけど、座禅をしているときに心が乱れているとお坊さんからピシッ!と肩を叩かれるわけですが、あんな感じで「あっ!しまった!イカンイカン!」と気づけるような心がけが必要です。

「あ!しまった!」と我に還るときというのは、思考や感情を一瞬でも外側から眺めることができた状態なんです。

気がついたら巻き込まれてしまうので、その都度「あ!しまった!」という気づきを何度も繰り返すこと。

それが「マインドフルネス」ってやつです。

「マインドフルネスとは何か」をChatGPTに聞いてみると、以下のような答えが返ってきました。

マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、今この瞬間に意識を集中し、自分自身や周りのことを客観的に観察することを意味します。つまり、過去や未来に思考が飛んでいったり、感情に流されたりすることなく、現在の状況に対して注意を向けることです。

さすがChatGPT、まるで今回のブログを要約したような説明ですね。

マインドフルネスは一般的には「脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくし、仕事のパフォーマンスを上げる効果がある」と言われています。

それは確かにそうなんだけど、マジスピ(真のスピリチュアル)的にはもう少し深く言いたい。

つまり、

【いまに在る】ことによって、永遠の次元、無限の叡智と共鳴できるようになる

ということね。

いきなり大きく出ましたけど、本質的にはこういうこと。

そうなればなるほど、たとえクソみたいな現象世界に生きていても、無条件に喜びや感謝が湧いてくるようになってくるんですよ。

これ、めっちゃ良くない?

あくまでその副産物の一つとして、「脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくし、仕事のパフォーマンスを上げる効果がある」わけ。

さっき述べた「内なるスペース」に【The Power of NOW】、言い換えれば【神の生命】【宇宙エネルギー】が流れ込むことによって、私たちは真の意味での安心を得ることができる。

これを仏教では大安心(だいあんじん)と言うのですけど、これは何ものにも脅かされない絶対不動の境地なんですね。

私はそんな境地にまでは至ってないけど、何となくわかる気はします。

絶対不動とまではいかずとも、ちょっとでも【いまに在る】ことができるようになると、ずいぶん苦悩と距離を置くことができるようになりますよ。

真っ暗なトンネルを不安になりながら手探りで進むのは怖いけど、もしちょっとした光でもあれば怖さが全然違うのと同じかな。

地震災害で停電したとき、あるいはキャンプで夜を明かすとき、小さな懐中電灯があるかないかで全く状況が変わるじゃない。

なので最初から「大いなる光で満たされた世界」を目指すのではなく、「ちょっとした光」を得られたら、私たち凡人はそれで十分ではないでしょうか。

ま、「ちょっとした光」でもけっこう明るく輝いているので、それがわかってくると「魂が喜ぶ」ので、良い意味で求める欲が出てきますけども。

私個人としては、この「ちょっとした光」をもっと大きくしていきたいですね。

そのためにも、何度失敗してもいいから、「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ」ということを実践することです。

そうやって「内なるスペース」を作り出せた人にしか感じられない【The Power of NOW】は、本当に心地よくて清々しいものなんですよ。

それがもっと深まってくると、

「神を信じる」段階から、「神はいま・ここに在ると気づく」段階へと深化する

わけです。

これまでの「信仰」の概念が変容してくる。

そうなると、もう宗教や宗派の違いで対立したり殺し合ったりすることはなくなるでしょうね。

だって、「信じる神」は人や組織によって異なるけど、「気づきとしての神」は世界共通、いや宇宙共通ですもん。

(私が特定の宗教団体に所属しないのは、こういう見解を持っているからです・・・そりゃ特定の教義だけじゃ満足できないに決まってるでしょ!)

(今回のテーマとは違うので、また別に機会に述べますね)

これこそマジスピ、真のスピリチュアル、あらゆる宗教の根底に流れる原理なのです。

「そんな心の平穏、自分も得てみたいなぁ」と思ったなら、とにかく実践ですよ。

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