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「ツイてる」の言霊は効果なし? 金運も恋愛運も上がらない? 斎藤一人さん・小林正観さん発の天国言葉・地獄言葉はスピリチュアル鉄板ハウツーだが、実践には注意が必要。

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

先日、上野公園までお花見に行ってきました。

昨年はロープで通行制限されていた道が開放されていたので、それなりに桜を楽しむことができました。

まだ宴会ができなかったり、露店も遠くに少しある程度だったりするので、早く「日常」が戻ってきてほしいと願います。

プラス言葉・天国言葉というスピ業界のゴールデンルール

では今回のテーマです。

前回のブログ「なんぼトイレ掃除したって恋愛運や金運は上がんねーよ」に続き、今回もスピリチュアル業界でよく言われていることと違うことを言います。


トイレ掃除で金運アップ
金運や恋愛運はトイレ掃除でアップせず効果なし!その根本的な理由。半年で1000回以上、他人様の便器を磨いたからこそ言えること。

ただ、別に「スピ大手」にケンカを売っているわけじゃありませんよ(笑)

「よーく考えたら、そう思えませんかね?」っていう問題提起です。

私は多くの人が良いと言っているモノやコトを基本的に疑っている根性の曲がった人間でして、今回もまた根底にその問題意識があります。

ま、たぶん少数意見でしょうから、共感できるのなら取り入れてみてくださいな。


スピリチュアルや自己啓発、また心理学の業界まで含め、人生を好転させていくには

「プラス言葉を使うこと」

これは「成功のゴールデンルール(黄金律)」と言っても言い過ぎじゃないでしょうね。

言い換えれば、

「言葉通りの現実が創られる」

ということ。

私は学生時代にこの手の本(「人生を変える口ぐせ」「夢を叶える魔法のことば」みたいな感じのタイトル)を結構読んでいました。

また社会人になって間もない頃は、高額の「自己啓発プログラム」を安く譲ってもらって学んでいましたが、そこにも「明るい言葉を使いなさい」って書いてありました(それら自己啓発系の教材はもう一切残っていませんが・・・)。

サラリーマン時代に参加した営業セミナーでは「絶対に○○件の契約を取るぞ!私は絶対できる!」って無理やり言わされてました(汗)

なので、たぶん普通の人以上には学んでいるでしょうね。

スピリチュアル業界で有名なのは、前回のトイレ掃除のブログでもご紹介した小林正観さんの「ありがとうの魔法」です。

【小林正観 ありがとう】で検索すると本やブログがたくさん出るので、ご興味があれば調べてみてください。

またスピ業界で小林正観さんと双璧をなすのは、やっぱり斎藤一人さんですね~。

最近の一人さんの活動はキャッチアップしてないので今はどうなのかわかりませんが、少なくとも初期の頃は

「ツイてる、と言えばツイてることが起きちゃうの」

って独特のユーモアセンスでよくおっしゃっていました。

一人さんが提唱されておられたのは「天国言葉」ってやつで、その反対は一人さんファンならなら間違いなくご存知でしょうが「地獄言葉」ってやつですね。

ネットで調べると「天国言葉・地獄言葉」についてまとめている画像があったので拝借いたしましょう。

小林正観さんも

「う・た・し」(「うれしい・たのしい・しあわせ」の頭文字を取った言葉)

とゴロ合わせのようにおっしゃっており、そこから生まれた「うたし会」という集まりは正観さん亡き現在もいろんな場所にあるようです(いま試しに検索をかけると予測結果で「宗教」と出てきましたが、宗教じゃないから・・・)。

とまあ、こんな感じで「プラス言葉(天国言葉)」を使うことは、幸せに生きるための鉄と鋼のオキテのようなもんですね。

これに対して異論を唱えようなんざ、ずいぶんアホな野郎だと思われるかもしれません。

ただ別に反論しようと思っているわけじゃなく、「物事には段階ってもんがあるんやで」ということが言いたいわけです。

本当にツイてる人の口ぐせとは?

そりゃあ地獄言葉より天国言葉を言った方がいいに決まってるんですよ。

「ツイてない」とか「ムカつく」とか口ぐせのように言っている人と付き合いたくないのは、あなたも私も同じです。

ただ、例えば一番有名であろう「『ツイてる』と言っていると、ツイてることが起きちゃうの」という教えには、実は密かな疑問を持っています。

それは何かというと、ここ大事なところですが

本当にツイてる人は、「自分はツイてる!」と口ぐせのようには言ってない

ということなんですよ!

どうかな・・・あなたに「そうそう!そうなのよ!」って共感していただけそうかしら?

私は社会的に成功している経営者の方とも多少のお付き合いがあります。

「引き寄せの法則」よろしく、成功者の周りには成功者が集まりますので、そういう人たちの集まりにときおり参加することがあります(コロナ禍で減りましたけど)。

そこで会話をしたり、周囲の会話を聞いたりしていると、確かに「成功者」だけあってネガティブな人は一人もいません。

そういった場で

「ワタシはホントにツイてる!ツイてる!ツイてる!あー有り難い!うれしいことしか起きないわ!」

って言いまくる人や

「すべてに感謝!アリガトウをマジ放射!そして愛と光の乱反射! Yo-Yo ! Yeah !!」

って天国言葉ライムを次々とフロウしていく人は、少なくとも私は見たことがない(笑)

もちろん韻は冗談だとしても、あまりツイてるツイてる!って連呼する人はお見かけしてないんですよ。

中にはポジティブな言葉をよく言っている人もいましたけど、そういう人はどこかの自己啓発セミナーで「プラス言葉(天国言葉)」を学んだ人が多い、という印象です。

ここであなたにお聞きします。

もし「本当にツイてる人は、意外と『ツイてる』って言わない」としたら、それはなぜだと思いますか?

良ければ考えてみてください。

正解か不正解かはともかく、健全な疑いをもって考えてみることが大事ですよ。

スピリチュアルって「思考停止」に陥りやすいからね。

思考停止な人たちが一部にいるから、いまだにスピ好きはバカにされがち。

だからスピトークをするには、注意深く人と場所を選ばないといかん。

話す人を間違えたら距離を置かれちゃうから。

・・・ちょっと行数を稼ぎましたが、考えました?

・・・では一応の答えですが、それは

自分が「ツイてる人間」だと心の底から確信しているから

であります。

ガチでツイてる人を観察していると、どうやらあまり積極的にプラス言葉や天国言葉を唱えているようには見えないんですよ。

だって、そもそもめっちゃツイてるんだから、何を今さら「ツイてる!ツイてる!ツイてる!」って口にする必要があるの?

私、過去に斉藤一人さんのお話の音源を聞きまくっている時期がありましたけど、そういえば一人さんは少なくともたくさんある音源の中で「ツイてるツイてる!」ってほとんどおっしゃってないんです。

だって、億万長者になるほどツイてるんだから、言わなくなって「オレはツイてる」ってわかっとるわ。

アマノジャクな私は、この点がめっちゃおもろいな~と思っています。

逆にこう言うと、きっと怒る人がいるだろうけど、

「ツイてる!ツイてる!ツイてる!」って意識的に唱えているうちは、まだ本当にツイてる人間ではない

ということなんですね。

そう思いません?

もしあなたを怒らせたら、ごめんなさい。

さっきも言いましたけど、地獄言葉を言うより天国言葉を言う方が、はるかに上等なのは言うまでもないこと。

なので、別に天国言葉を習慣化しようとして努力している方を否定するつもりは毛頭ありませぬ。

ただ、これも繰り返しますが

「物事には段階がある」

ということを、ここではご理解いただきたいんですね。

天国言葉(プラス言葉)を意識的に唱えていく段階というのは、実はまだまだ学びの初級コースなんでしょうね。

天国言葉を唱えるときの注意点

念のため言っておきますが、「天国言葉を言っているだけじゃまだ学びの初級コース」だとしても、じゃあ「あえて口を閉ざして中級者以上のフリをしよう」って計算するのはダメですよ(笑)

それで「わかってる感」を演出してゴマカシても、魂にとっては何のメリットもないですからね。

最初のうちは天国言葉が習慣になるまで心がけることは大事です。

ただ、ここで一つ注意点があるとしたら、

「決して無理をしない」

ということなんです。

私は人の波動(オーラ)を観るのが仕事なので、職業柄ときどき感じることがあるんですが、それは

「天国言葉をよく言っているはずなのに、なぜかオーラが重たい人がいる」

ということ。

今となっては別に波動を観るまでもなく、その声を聞いただけでそう感じることもありますけどね。

あれれ?

言葉は言霊(ことだま)じゃなかったの?

言葉は心を変え、人格を変え、運命を変えるはずじゃなかったの?

って疑問が湧いてこないでしょうか?

過去、そういう人の波動をじーっと観ながら「なんでかなぁ」と思案していたことがあるんですが、今の見解としては

「天国言葉を表面的にしか言っていないから」

「本当は苦しく、辛く、しんどい心の状態を認めていないから」

じゃないかなと考えています。

本当はめっちゃムカつくのに、その心を偽って「うれしい」って言ってしまう。

本当はめっちゃしんどいのに、その心を偽って「たのしい」って言ってしまう。

本当はめっちゃかなしいのに、その心を偽って「しあわせ」って言ってしまう。

マッチョな自己啓発みたいに、ネガティブな感情を認めなかったり受け入れなかったりする状態で天国言葉を言っていても、それはまるで「臭いものにフタ」をしているようなもの。

その「臭いにおい」は、いくら表面的には「うれしい・たのしい・しあわせ」なように見えても、波動(オーラ)にはイヤでも出てしまうんです。

ま・・・これはなかなか悩ましいところ。

というのも、たいてい天国言葉やプラス言葉は「心をこめなくてもいい、ウソでもいいから言ってればいい」って教えられるからです。

そういう意味ではなかなかややこしいんですが、私個人の考えとしては、

ムカつくなら、「ムカつく」って言えばいい。

しんどければ、「しんどい」って言えばいい。

かなしかったら「かなしい」って言えばいい。

(「心で思う」でもいいですよ)

ネガティブな感情を感じるのは正直な反応なんだから、それは良いとか悪いとかではなく、ただ「そうなんだ」って認めればいいんです。

とはいえ、できればそれを家族や友人にぶちまける前に、自分の中で消化(昇華)できたら一番いいですけどね。

感情が面白いのは、ある程度感じることができたら、まるで煙みたいにスーッと抜けていくこと(もちろん深い感情は時間がかかりますけど)。

心理学系のセラピーでは、ネガティブな感情を感じている箇所(頭とか胸とか)に手を当てたり意識を置いたりして、その感情をジャッジすることなくただ感じる方法があります。

もし天国言葉を唱えることを習慣化したいなら、こういった感情を消化(昇華)する方法と併用した方がいいですよ。

ただ、感情の種類よっては一人で対処するのがかなり難しい場合があって、なので世の中には私もそうですけど、カウンセラーやヒーラーといった人がいるんですね。

自力でやってもサポートを頼っても、いずれにしても感情に対処しながらやっていくと、そのうち無理なく天国言葉が唱えられるようになってきます。

こうなってくると、他人がそれを聞いていても「無理してスピってる感じ」が少なくなってくる。

そうなれば、逆説的ですが「ツイてる」とか「しあわせ」とか、あまり言わなくなってくるんですよ。

だって、もうかなりのレベルで何事に対しても「ツイてる」とか「しあわせ」とかを感じられるようになってきているわけですから。

武道の世界の「守・破・離」ではないですが、最初は天国言葉やプラス言葉を唱えることを “守” り、そのうち別にそこまで言わなくてもいいかなとルール “破” りが始まり、そのうち意識的に唱えることから “離” れていく。

「離」の段階まで至れば、言葉以前に本人のオーラや雰囲気からうれしい感じ、しあわせな感じ、たのしい感じが周囲に伝わっていくんですよ。

良い意味で自然体ってこと。

私たちはこういった実践の段階があるんだってことを踏まえた上で、天国言葉を習慣化することを心がけていきたいものです。

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