お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。
【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は
「みんな大好き "金運" の高め方」
について考えていきます。
前回のブログでは、「断捨離」の根源には【死の自覚】があり、それはスピリチュアルの根本と通じるものがある、という話をしました。
私たちは最終的に【死】によって生そのものを「断捨離」するのが自然の摂理ですから、断捨離の実践は「死ぬことの練習」と言えるわけです。
そういう視点で「断捨離本」を読むと、仕方がないことですが関心を持ちやすい「生活の工夫」に特化したものが多く、あまり哲学的に踏み込んでいるのはあまりないように思います。
ただ、たまたま最近読んだ『人生を変える断捨離』という、有名な「やましたひでこさん」の本には哲学的な領域に少し踏み込んでいる部分がありました。
この本の最後のあたりに「僧侶の言葉」として引用されていたのが
断捨離とは究極的には、自分の死、大切な人の死を受け入れるためのトレーニングだ
という文章です。
前回のブログで述べたこととだいたい同じ内容でしたので、まさに我が意を得たり。
やましたさんも本当はこういうことを伝えたいんだろうなと思いつつも、最初から堅い話をしてしまうとなかなか受け入れられないから、いろいろ工夫されているのでしょうね。
スピリチュアルの根幹にあるのは「死を見つめること」というのは、過去に何度か述べたことがあります。
なので、「自分はいつか死ぬ」ということを常に踏まえれば、「今日一日が死に支度」ということになります。
そう、老人になってそろそろ「この世からの撤収作業」に入るのではなく、なるべく若いうちから「いつ人生が終わっても悔いはない」という死生観を養い、日頃から「死に支度」をすることが本当は必要なことです。
そのための小さな実践が断捨離だと理解すると、単なる「生活の工夫」以上のものになりますね。
「死」を意識しながら断捨離に取り組むと、
「このモノは、本当に自分の魂にとって必要なものなのだろうか?」
という問いが自然と生まれてくるでしょう。
もちろん、生活必需品、例えば下着やタオルや歯ブラシや塩など、いちいち「自分の魂に必要なものか?」と問う必要はないですよ(笑)
それは肉体の維持のために必要なものであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
ただ、例えば「持っている量や、その質は、自分の魂にとって心地良いものだろうか?」と問うことはできるでしょう。
このあたりは有名な「こんまりメソッド」の「ときめき」の考えに少し近いかもしれません。
私は生理的にアレがちょっと苦手なので、例のベストセラー本はサクッと目を通しただけですが、「魂の心地よさ」と「ときめき」は共通するところがあると思います。
こういうことを意識しだしてから、最近の私はモノを手放す量が増えました。
個人的なことですが、例えば服であればハイブランドは持っていませんけど、そこそこ値段のするものの大半は手放しました。
以前は大切にしていたはずだし、購入時はハイテンションだったはずなのに、スーッと煩悩が落ちていくように手放してしまいました。
この点を内観してみて気づいたのは、自分の中の「自己顕示欲」が人生をつまらないものにしているな、ということでした。
個人で仕事をしているのもあって、仕事のときはたとえ安くても清潔感のある格好をしようと当初は思っていたところから、だんだん見栄を張るような欲が出てきたわけです。
ただ、それらは本当に「魂にとって良いものなのか?」と死を意識しながら断捨離に取り組んでいくと、「あぁ、別に必要なかったな」と感じるようになりました。
かといって、ミニマリストの人がときどきやっているような「全身ブラックコーデ」とか「人民服」のような地味だけどポケット多めの機能的なものとかがいいかというと、それもまた(自分にとっては)ちょっと違う。
贅沢品でもなければ地味品でもない、自分の魂にとってちょうど心地よい所有をすることが魂を豊かにすることであり、それが断捨離の実践なのだと思います。
私は決して安くないアンティーク時計、自分よりもずっと年上の腕時計を一つ持っていますが、これは自分にとっては心地よい一品です。
そこには歴史や時計職人の技量、また時代によって色褪せない普遍的なデザインが感じられる一品であって、それは単なる贅沢品ではなく、自分の魂にとって心地よいものです。
こういうモノは少ないので、それらを中心に所有を考えていくと、必然的にモノは少なくなるはずです。
大量消費社会においては、
「これを買えば、イケてると思われる」
「これを着れば、周りと差別化できる」
「これを持てば、所有欲が満たされる」
という欲望を刺激する広告や情報が大量投下されています。
そうやって刺激され続けた結果、私たちは多くのモノを所有していまっている。
ただ、これらは例外なく、死ねば「無」に帰してしまうもの。
スピリチュアルでよく言われる通り、あの世に持って還れるものは、美しく磨いた魂だけ。
それを思うとき、ちっぽけな欲望で所有することのむなしさに、目覚めていく。
その結果、たとえ死ねば所有しているモノは無に帰するとしても、せめて魂にとって心地よいモノを厳選して大切に使うことが大事ではないでしょうか。
私の師匠は、何年経っても同じような服を着ています。
私などは大量消費社会にずいぶん毒されてしまったので、「いつも同じ服だとダサいんじゃないか?」「トレンドに取り残されるんじゃないか?」という強迫観念めいた思いをまだ捨て切れませんが、おそらく師匠にはそれがないのでしょう。
でも、私が師匠として尊敬している人なので、外側の服装ごときで尊敬するのをやめるはずがない。
むしろ「すごくモノを大切にされてるんだな」と、逆に尊敬の念が深まります。
この「虚飾がない」という点は師匠に限らず、自分が尊敬している方々に共通する部分です。
私は波動(オーラ)を観るという職業柄、服装や外側から計れる価値(学歴、年収、立場など)が立派でも、肝心の「魂そのもの」が立派でない人を何人も見ています。
そうすると、やっぱり最後に残るのは「魂の美しさ」しかないとわかる。
死を意識し始めると、関心は「魂そのもの」が中心となるので、外側の価値基準にあまり惑わされなくなってきます。
よくスピリチュアルでも「金運を高めよう」と言われますが、おそらく金運を高める手近な実践とは、「余計なモノを所有しない」ということでしょう。
「余計なモノを所有しない」となれば、それだけ余計な出費が減るわけですから、必然的にお金が貯まる、金運が高まるのは当然のこと。
ところが、スピリチュアルを通じて「金運を高めたい」と言う人の多くは、自分の所有欲を手放さないまま「もっと欲しい!」「多く溜め込みたい!」「たくさん引き寄せたい!」というエゴに駆り立てられているので、どれだけ引き寄せを実践しようが金運神社にお参りしようが、金運は大して高まりません。
逆説的なことですが、金銭への執着を手放せた人にしか、本当に金運を高めることはできないのでしょう。
これも皮肉なことに、さっき述べた私が尊敬する方々は、どなたも金銭への執着があまりないのに、みなさんかなりのお金を稼いでおられる(笑)
面白いですね。
(もちろん、どなたも普通の人以上に価値の高い仕事をしておられるのが前提にあります)
金運とは言い換えれば「豊かさのエネルギー」です。
それは「欲の強さ」からではなく「魂の豊かさ」からもたらされるのは、直感的にお分かりでしょう。
(もちろん欲が強くても金運は高められますが、それは往々にしてハードな道であり、こういうブログをお読みの(おそらく)真面目な方にはあまり向かないと思います)
それを考えれば、死を意識した断捨離の実践とは、自分の魂にとって本当に価値があるものを探求するプロセスであって、その先に自然と金運の高まりがやってくるのではないでしょうか。
あ、ちなみに、こんな地味なブログを最後まで読んでくださったあなたにひとこと付け加えると、スピリチュアル業界で「金運神社」としてもてはやされている神社、多くは波動がそんなにクリアじゃないので期待しない方がいいですよ。
そんな有り難くもない他力本願より、自力でできる断捨離をやった方がよっぽどいいですね。
さあ、今日もリサイクルショップに不用品を持っていこう。
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