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第330回:病や身体症状は「宇宙からのメッセージ」だと受け止めよ【心霊治療の世界】

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/FcsoW

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

ここから下は編集中です。まだ「一部に誤字脱字のある、ざっくり文字起こしの段階」をご理解の上で読んでください。配信日から1週間以内に加筆修正して読みやすい文章にしますので、待てる方は少しお待ちください。

今回の要点と要約文

今回の要点

  • 宇宙は人間に悪いことを与える存在ではなく、私たちの生き方を正すために必要な痛みを与えてくれている。
  • 「治る」「治らない」といったこの世の価値を超え、信仰や奉仕、感謝を通じて魂を磨くことが、本質的な癒しにつながる。
  • 健康は目的ではなく天命を果たすための手段に過ぎない。「ただ治りたい」という動機は心霊治療とは波長が合わない。
  • 宇宙創造の理由」は理性ではとうてい理解できないが、肉体と精神に深い喜びを感じさせる実践をすることが、その真意に迫る道である。
今回の要約文

今回は前々回から発信している「奇跡のヒーリング事例」のクライアントさんとの最後の対談です。

病が起こるのは、肉体の使い方(生活習慣)、これまでの思い方や考え方(感情・精神)が「自然の法則」から外れていたからだ、と捉える観点が大事です。

スピリチュアルな領域では「過去世」や「先祖(遺伝)」などアタマでは理解できない分野もありますが、可能ならそれらも含めて考えることですね。

何かの間違いがあったから、その病や身体症状が起こっている。

現代人の多くはすぐに対症療法に向かいがちですが、一度立ち止まって振り返ることです。

『波動の法則』では、病や身体症状は「宇宙からのメッセージ」として捉えます。

苦痛や苦悩の中で、例えば「肉体を大事にしていなかった」とか「感謝が足りなかった」とか気づけば、病や身体症状を引き起こしている「マイナス波動」を打ち消す「プラス波動」が生じることになります。

このプラス波動が流れているとき、「スピリチュアルヒーリング」や「心霊治療」は功を奏する可能性が高くなります(あくまで可能性ですが)。

今回ヒーリングを受けていただいたクライアントさんは「常識的な治療方法」を試しても改善しない現実を前に、自分のこれまでの生き方を振り返られました。

今回は「親との関係」を見直されることに。

おそらく、このクライアントさんの「気づき」がプラス波動を生み、そのタイミングでスピリチュアルヒーリングをさせていただくことが、結果的に良かったのでしょう。

私にも明確な理由はわかりません。

「人間の分際」ではわからないことが多々あります。

人間ができることは、病や身体症状を「宇宙からのメッセージ」と捉え、いまできる改善を積み重ねることだけ。

それをしたところで、もしかして改善はないかもしれません。

でも、肉体を超えた魂の次元では、何よりも「学ぶ」ことが大事です。

その学びの「副作用」として、結果的に良くなることはあります。

今回はその典型的な例ですね。

私の立場として困るのは、「とにかく治りたい」「苦痛から解放されたい」と肉体の安心だけを求めるご依頼です。

まず、私は医者ではありませんので、頼む相手が間違ってますよ。

それに、治すのは私ではない。

根源的にはクライアントさんの「内なる力・自然治癒力」なのです。

そもそも、何のための健康なのでしょうか?

「肉体さえ健康だったら良い」のであれば、しょせん100年程度の人生に何の意味があるんですか?

宇宙の悠久の時間から眺めれば、100年なんか一瞬です。

せっかく病や身体症状が起こったんですから、それをきっかけに人生を根本から考えるきっかけにしていただきたいですね。

そもそも学びを促すために、それは「与えられた」のかもしれませんよ。

私が行っているヒーリングは結果を保証していません。

けれども、これまでのいくつかの事例を振り返ると、病や身体症状を学びとして捉える方は、決して悪いようにはなりませんでした。

たとえ肉体的には大きな変化はなくとも、「苦痛や苦悩とともに生きる」ことを学んだ方もおられました。

苦痛すらも与えられた運命だとすれば、それを従容として受け入れていくこともまた、魂の成熟ですね。

治す、改善することだけをゴールにすると、少なくともスピリチュアルヒーリング、心霊治療の世界とは波長が合いません。

健康になるのは、自分に与えられたであろう宇宙的使命に邁進するため、という考え方です。

肉体の苦痛からの解放を願うほど、自己本位になりがちなのは無理からぬことです。

でも、そこを踏み超えて「本来の目的」を見据えることが、魂としてはとても大切なことなのです。

要点・要約文を読んで、あとは動画でご覧になりたければ以下からどうぞ。


以下からは文字起こし全文です(さらに読みやすく加筆修正済)

心霊治療の本質は魂の学び。癒しはその副作用に過ぎない。

(※Tさんとの対談は前々回からの続きです)

林:この辺(宇宙エネルギーの強さ)がちょっとわかってくると、「宇宙にゆだねる」とか「運命にまかせる」とかいうことの意味が、深く入ってくるんですね。

言い換えれば、「宇宙はあなたに悪いことをするわけがない」ということです。

もしあなたが病気だったり、運命が良くないのであれば、それはあなたのこれまでの生き方や考え方が間違っている。

肉体レベルでは、食生活をはじめとした生活習慣ですね。

それが間違っていたから病気になるのであって、宇宙があなたをいじめているわけでは絶対ない。

宇宙の流れ、リズム、自然の仕組みに外れた生き方をしているからだとわかってくると、たとえ現象的にどんだけしんどいことや辛いことがあっても、理不尽に思ったり誰かのせいにしたりできなくなります。

で、今回はそれを体感する機会だったかもしれないですね。

本当に宇宙にゆだねる――これを宗教では「信仰」と言います。

読んで字のごとく「信じて仰ぐ」ということです。

信じて仰ぐのは、自分たちを超えた「大いなる力」ですよね。

私たち日本人は特定の宗教を無理に持たなくてもいいけど、でも「信仰」は必要だと思ってるんですよ。

無宗教であっても、信仰は必要だと。

レイキヒーリングを含んで超えたこの「心霊治療」(スピリチュアルヒーリング)という世界は、この意味での「信仰」を強く持つほど相性は良くなります。

私も以前はあまり確信を持てなかったのですが、起業して10年以上になり、ようやく「そうか、やっぱりこういう不思議な世界があるんだな」と、度重なる体験から学ばせていただいてるんですよね。

今回のそういった意味が深くわかる機会をいただいてありがたいなって思いましたよ。

Tさん:今回は大成功でした。

林:だからその結果として、これは人間の感情とはちょっとずれるんですけども、〈「治る」のはおまけ〉なんですよ。

治っても治らなくても、そこにちゃんと意味があって、理由があってあるんだっていうことがわかれば、痛くても「これは自分の学び」と受け止められるし、治ったら治ったで、それはまあ人情として嬉しいのは当たり前のことです。

「治る・治らない」というのは、この世における「成功・失敗」と同じで、それに囚われてはいけない。

3次元の世界に閉じ込められたこの肉体がどうであろうと、心や魂はそれを超えたもっと広い世界を見据えんきゃいけない。

それを「スピリチュアル」って本来は言ってるんですけどね。

Tさんはアメリカにお住まいだから、よく「スピリチュアリティ」という単語は聞きますか?

Tさん:あんまり普段は聞かないですけど、理解としては「そうだな」と思います。

林:要は「生かされている」ということに、なるべく感謝するってことです。

そして感謝するだけじゃなくて、何か自分なりに奉仕できることを――高級霊シルバーバーチはサービス(service)って言葉で表現しています。

シルバーバーチは「奉仕こそ最高の生き方である」とおっしゃっている。

で、ここで有り難いのは、「世のため人のために奉仕、サービスの精神で生きる人間には、私たちが援助します」ということです。

つまり霊的な存在――日本的に言うと仏様とか観音様とかが、必ずサポートをしますと。

そうおっしゃってるんですね。

これはこの世もそうじゃないですか。

社会に有益なことに対して頑張っている人間は、必ず誰かに応援されるのと同じです。

今回のTさんは、今回の身体症状をきっかけにお父様との関係を見直され、そこで波動が高まったと思われるんですね。

これは「魂の学び」です。

もう一つは、魂の実践。

特にお仕事を通じて、社会に貢献すること。

そういった人間は、「霊的な存在がサポートをしますよ」ということなんですね。

だから、「ただ治ればいい」とか「痛いから早く治したい」とか、目的なく「痛いから治った方がいいよね」という小さな動機だと、ヒーリングは難しいです。

治ることだけが目的だと、その先の使命・天命、「サービス(奉仕)をする」という本来の目的につながらない。

だって、そもそもそのための健康じゃないですか。

健康になったって、どうせ100年くらいで死ぬんですからね。

Tさん:そうですよね。

林:じゃあ健康になってどうするの?ってね。

「いや、健康ならいいじゃないですか」みたいな。

それは自分の幸福・安楽だけでしょ。

もし神様の立場だったときに、そんな“自分のことしか考えない”人間を応援したくなるかどうかって話ですよ。

「君は健康になって、何をしたいんだ?」

「病気になった原因を深く見つめず、ただ治りたいだけなのか?」

「治ったところで、どうせ以前と同じような生き方を繰り返すだけじゃないのか?」

生命の小さな断片である「肉体」しか考えない人は、このヒーリングには波長が合いません。

だったら「常識的な治療」をやるべきですが、いくらやっても改善しなければ、観念していまここで話しているような「非常識な治療」に向かうしかないですね。

自分以外の世界を強く深く大きく考えるほど、オーラ(波動)は大きくなる

「常識的な治療」なら自己中心的な人間でもお金さえ出せばやってくれます。

でも、心霊(神霊)の世界は物質的なお金ではなく、いわば「愛」だけが唯一の通貨だと言えます。

だからいま言った「奉仕」もそうだし、「自分が成長したい」とか「いろいろ勉強したいことがある」とか、高級な動機を持たないといけない。

私の知ってる方で、80歳過ぎてロシア語を勉強している方がいるんですよ。

Tさん:へぇー!

林:周りから「それ意味ないじゃないですか、80過ぎてロシア語なんて」って言っても、「いや、面白いからやってるんだ」って言うんですよ。

知らないことを知ること。

「ああ、こんな言葉もあるのか」とかね。

言葉を通じてロシアの文化を理解することが楽しいんだと。

これも素晴らしいですよね。

Tさん:すごい分かります。

なんか、得するとか損するとか関係なく、本当に向上したいという気持ちですよね。

林:そうです。

こういう方は存在自体が尊いので、別に意識しなくても周囲への精神的な貢献を生み出します。

こういう人は、少なくとも寿命までは長生きします。

「死ぬまで勉強したい」という気持ちで生きている人のほうが、波動(オーラ)としては良いに決まっているので、ヒーリングも改善の可能性が高まります。

Tさん:そうですね。

林:想いは大きいほうがいいんです。

3次元では夢や目標が実現できるかどうかが大事になりますが、より高次の次元においては「どれほどの高みを求めているか」だけが大事です。

できるだけ「本当に人のために」「世のため人のためになりたい」という思いを持って、たとえそこには届かなくても、その思いを持ち続けている人の方が波動は高くなります。

これが肚(ハラ)で理解できるかどうかで、人生のクオリティが全く変わってしまう。

過去の偉人、立派な方々はみんな「志半ば」で倒れているんですよ。

だって、それだけ壮大な夢や志を持っているからです。

そういう「中途挫折した人たち」を後世の人々は偉人として尊敬しているのは歴史的事実です。

Tさん:なるほど。

なんか本当、普段は自分のことしか考えてないなって思って反省しますね。

林:いやでもね、Tさんはご家族がいらっしゃるから。

お子さんの幸せを本気で考える、それだけでも十分なんですよ。

マジの本気だったら、もうそれで十分です。

お子さんの幸せを本気で考えると、必然的に社会や国の幸せも考えます。

だって「この子の未来のために、いい社会、いい国にしないといけない」と思いますから。

だから、お子さんの幸せを本気で願っているなら、それはもう立派な理想ですよ。

その上で、やっぱり良い社会じゃないと幸せは難しいので、家族より大きなものも考えていく。

人間の波動(オーラ)というのは、自分以外のことをどこまで強く大きく深く考えているかで変わってくるんです。 

Tさん:そうですね。 

林:そういう大きな思いを持てるなら、ヒーリングでもいい影響が起こりやすい。

いわば神様に好かれやすいわけです。

それは大きなヒーリングエネルギーを自分の中に受け入れる準備をしたことになるんですから。

そういう思いを持っている人のほうが、今回のTさんのように奇跡的な結果が起きやすいんです。

Tさん:なるほど。

じゃあ、そういった思いを持てば、人生が良くなるってことなんですね。

林:いや、そう簡単でもないですけど。

これは難しいことですが、「人間の限られた知性でできることは、それしかない」ということです。

これまで人間としての生を与えられていながら、数十年も志や理想とか、宇宙や魂とかあまり考えてこなかった人が、にわかにそういうものを考えたところで、そう都合良く変わることは期待できません。

だから結果を急がずに、大きな目標や目的を持って、冒頭で言った通り「ゆだねる」しかないんです。

その上で、人によっては今回のような「奇跡」が起きる場合もあります。

それは人間の側ではコントロールできません。

エゴは消せないが、深く見つめれば静かになっていく

Tさん:たぶん、自分の魂のレベルが低いなって思ったのが……

いろいろ子どものためとか家族のためにやってるつもりではいるんですけど、本当に心から愛してるけど、ただその中に義務感や世間体が混ざってる時もあります。

「子どものため」と言いながら、実は「自分がどう見られるか」を気にしている瞬間があると気づいて、そこがまだ“サービス”になりきれていないと感じてます。

林:なるほど。

でも、そうおっしゃっている方は全く問題ないですよ。 

「心の中でエゴが動いているなぁ」という認識が大事なんです。

エゴというのは消すことはできません。

ただ、「エゴがあるな」「周りの目を気にしてるな」という自覚があるかないかでは、全然違うんですよね。

自覚が全くない人もいるんですが、それだと結構厳しいです。

良いことをしていても本当は自分の承認欲求だったり、他には――今では「教育ママ」って言葉はあまり聞かないけども――「子どものため」と言いながら、実は自分の劣等感を埋め合わせるために子どもを利用するだけという場合もあります。

子どもが良い学校に行けば鼻が高い、みたいなね。

そうやって、本人は気づいていないけど自分の劣等感を埋め合わせるために、子どもを勉強に駆り立てている教育ママは、魂としては弱いでしょうね。 

ただ、同じことをしていても「これはエゴでやってるな」と思っていれば、修正できます。

というより、自覚があるだけで半分以上は乗り越えています。

だから、ご自身がそれで悩んでいらっしゃる時点で、もう素晴らしいことですよ。

ポーズではなく、本当に悩んでいるとしたら、それは「救い」です。

Tさん:ありがとうございます。

林:むしろ、内省がなくなったら終わりですよ。

Tさん:結構自分の中で「分かってんなら直せよ」と思って、いつも同じことを繰り返すな、と。

林:まあ、そうやってちょっとずつ反省して、やっていくしかないですよね。

Tさん:うん、うん。

林:これは過去に学んだレイキヒーリングのでもそうでしたね。

Tさん:そうですね。

林:特にエゴを手放すということ。

Tさん:そう、そう。

これは、レイキ講座の中の一般的にはサードディグリー(Third Degree)、私の講座では「上級」で学びましたね。

Tさん:やりましたよね。

林:やりました。

いわく、「今日だけは、怒るな、心配すな、感謝して、業を励め、人に親切に」。

こういうシンプルな戒めを守っていけるよう心がけていくしかないんです。

戒めなければ終わりです。

ダメな人は、戒めることをやめた人です。

神・宇宙はなぜ世界や生命を創造したのか?

Tさん:もう一個だけ伺ってもいいですか。

感覚的には分かってるんですけど、うまく言語化できてない部分があるのでお伺いしたいんですけど。 

人生を生きる目的っていうのは、自分の使命や天命を全うするっていうところがある中で、例えば「魂を綺麗にする」とか「自分の波動を高める」っていう最終的な目的は、どこにあるのか。

そこを目指したいんですけど、「その先」は何なのかなって、ふと思ったというか。

林:なるほどね。

これはもう究極の「存在理由」みたいなものなんで、なかなか私の頭では分からないんですけども。

ただ一つのエピソードとしては、「神様は孤独だった」という話がありますね。

神様は孤独だったので、自分の分身を作った。

聖書の創世記みたいに、最初にアダムとイヴを作ったんですよね。

土くれから人間の型を作って、そこに魂を吹き込んで人間を創ったと。

神様も孤独で、「自分って何なんだろう」と考えたときに、自分の分身を作ろうと思い立った。

これが日本神道でいうところの「分け御霊(わけみたま)」ですよ。

神道では「造化三神」なのでしょうか、宇宙的な存在が「分け御霊」をたくさん創ったと。

大元の神様は「自分を知る」ために、

「ああ人間ってこうなんだ。そうか、じゃあ自分にもこういう側面があるんだな」ということを知るために人間を作ったというエピソードがありますね。

あともう一つは、無条件に人間というのは、私も今まさにそうだけど、感謝されると嬉しいんですよ。

私は今Tさんにすごく感謝されてるから、すごく嬉しいんですよ。

奇跡のようなヒーリングが起こって、めちゃめちゃ喜んでいただいて、こうして喜びの声をいただいて、しかも動画撮影の許可までいただけてこうしてシェアさせていただけるっていう。

これは私も大きな喜びです。 

Tさん:私も嬉しいです。

林:一人で、例えばフレンチのフルコースという贅沢な料理を食べるより、家族で食べた方がおいしくないですか。

別に高価なものじゃなくたって、一人よりも大切な仲間と一緒に食べた方がおいしいよね、と。

つまり、分かち合った方がおいしい。

もちろん一人が大好きな人もいるから例外はありますけど、基本的には分かち合った方が、喜びは倍になるわけですよ。

その瞬間に幸せも感じますね。

だから、「無条件にどういったときに幸せを感じるか」を考えると、やっぱり人に喜ばれるということがものすごく大事ですよね

あるいは、例えば登山とかマラソンとか、やり切った時の達成感ですね。

オリンピックを見ていても、もちろん金メダルは素晴らしいんだけど、一方でトップになれなくても感動的なプレイをする人がいるじゃないですか。

例えば、マラソンで途中で足を痛めて、それでも最後まで完走するとか。

そういう諦めない姿に、順位を超えて人は本当に感動する。

だから、一つは「何かに貢献する・分かち合う」という生き方。

もう一つは「何かの目標や目的に向かって、たとえ失敗であっても絶対に諦めないこと」。

これは「無条件に感じる喜び」ですよね。

「究極的な目的」が何かわからなくとも、少なくともその究極に1ミリでも近づくためには、そういう生き方をするしかないようです。

Tさん:確かに。

林:これはもう頭の理屈ではわからない。

『波動の法則』にも書いてますけども、「宇宙の仕組みに適った生き方」をした方が、無条件に楽しいんですよ。

結局は、それが「宇宙の法則」というものなんですね。

Tさん:確かに。

林:じゃあ「銀座の寿司食べ放題」と言われても、100人前食ったら死んじゃうじゃないですか。

Tさん:ええ、確かに。

林:けど、私も過去もやりましたけど、30日断食(正確には最低限のミネラルだけは補給)して、その後のお粥は、もう死ぬほどおいしいですからね。

これは「生命の法則」にかなっているからです。

これも理屈抜きじゃないですか。

「空腹は最高の調味料」って言われるくらいですよ。

食べ物に対する感謝が、嫌でも湧いてくる。

もう涙が出るほど有り難い。

これは理屈抜きで「肉体の法則」にかなっているからです。

同様に、「精神」にも法則があるんですよ。

私がいろんな人のオーラ(波動)を観ていても、「今だけ、金だけ、自分だけ」の人間は、オーラが汚れていて、暗くて重たいんです。

逆に、自分をちゃんと大事にしながら、人のために尽くして貢献している人のオーラは綺麗です。

これは、オーラが観えなくてもわかるはず。

このように肉体にも精神にも魂にも「法則」や「原理原則」があるので、それに素直に従っていくのが大事です。

でも、「究極の理由」はわからないです。

さっきの神様のエピソードぐらいしか、私には言えませんね。

生きている人には誰もわからないし、これは高級霊シルバーバーチですら「わからない」と言ってます。

「私にもわからないくらい、非常に複雑で繊細な生命法則が宇宙の隅々にまで働いています」と。 

わからないからこそ、探求したいという好奇心が出てくる。

とりあえずは、少なくとも今生の人生はそれでいいんじゃないですか、ということです。

Tさん:そうそう。

理屈で考えたら分からなくなりますよね。

林:そう。

理屈じゃなくて、「それが宇宙の法則だから」と言う方が、スーッと入ってきます。

『波動の法則』では「理解だけではダメだ、気づくしかないんだ」と言っているんですよ。 

頭では分からないから、それよりも素直に謙虚に受け入れた方が早い、って言います。

まぁ私ももっと若い頃は理屈っぽくいろいろ考えてましたが、今は「考えても何もわからん」と思っています。

Tさん:すっきりしました。

林:かなり喋っちゃった。 

お時間を長くいただいてしまいましたね。

でも今回、私自身も次の一歩を踏み出せるような、貴重な体験のシェアをしていただいて、本当に感謝しています。

また引き続きどうぞよろしくお願いします。

Tさん:よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

林:では、失礼いたします。

病や身体症状には「宇宙のメッセージ」が隠されている

はい、ここまでご視聴いただきましてありがとうございました。

今回は特に補足の解説というのはないんですけども、大切なことなので繰り返しますと、

真の目的は癒し、治療ではないということです。

ガッカリするかもしれないし、私自身も「セルフ営業妨害」になってしまいます(笑)

ただ、私自身、営利目的というある種の「エゴ」と距離を置かなければ、今回のような「奇跡のヒーリング」は起こらなかったでしょう。

でも、「奇跡の治療」は結果として "たまたま" 起こることであって、意図的に目指す目的ではないんです。

大切なのは、病や身体症状に現れている「宇宙からのメッセージ」をキャッチして、それを実践に生かすということ。

正直に言うと、魂として最も優れた態度は、「病や身体症状と共に生きる」ということ。

治らないのであれば、それを抱えたまま、いかに生きるか、共存するかを問い続けること。

これが魂としては最も素晴らしいと思います。

ただ、肉体中心のエゴ文化である地球で「治るのは真の目的ではない」と言っても、なかなか理解はされにくい。

やっぱり治った方が人情としては良いわけだし、私も100%そのお手伝いができれば、仕事にもなりやすいわけです。

でも個人的なエゴの都合は横に置いて、何よりも「真理」を重んじなければならない。

治るのは「学びの副作用」です。

そして、たとえ深く学べたとしても、期待した結果にはならないこともあります。

でも、本当は「魂としては」それで十分なんです。

今回のTさんは、「この世的な常識的な方法」として半年間 整体や鍼治療を受けても、うんともすんとも言わなかった。

そういった常識では通用しない場合は、やっぱり常識を超えていかなければということですね。

その非常識なスピリチュアルヒーリング(心霊治療)の世界を、ご参考になればと思い3回にわたってお届けをしてきました。

(更新時点で文字起こしはこの3回目のみです。1~2回目は動画でご覧いただきたいのです)

もしご興味がありましたら、こちらの「遠隔・宇宙ヒーリング」というメニューをご覧ください。

このページは長い文章なので、たぶん途中でイヤになって離脱する人もいると思います。

そうして、私は仕事の機会をロスするわけです(汗)

でも、これはやはり学びを深めたい方に向けてのものだから、もう仕方ないんです。

「手っ取り早くインスタントにヒーリングしてほしい」という方とは波長が合いませんし、たぶん満足な結果も出にくいでしょう。

もしこういったスタンスにご理解いただける方であれば、もちろんやってみないと分かりませんけども、今回の方のTさんみたいに、びっくりするようなことが起こるかもしれません。

保証はしませんけども、可能性としてはゼロではないということですね。

はい、今回は以上です。

あと、もし『無料メルマガ』にご登録いただくと、『グループヒーリング』という一斉に複数の方々にヒーリングを行うイベントにご参加いただけるようになります。

これは受け身でなく主体的にご参加いただく必要があるもので、現時点では「ご寄付・ご支援」のみで行っています。

「いきなり個別ヒーリングはちょっと・・・」という方は、まずはグループヒーリングからどうぞ。

改めて、今回の要点

  • 上の文字起こしはまだ編集中です
  • ここまでの文章は誤字脱字を含む「ざっくり文字起こし」の段階です
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なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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