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引き寄せの法則の実現力は「願望そのものの波動」で決まる。ただし場合によっては引き寄せた結果、不幸になる人もいる?

太極図

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

今回は「引き寄せの法則」について、考えていることの一部を述べてみましょう。

というのも、今週末にセミナー「誤解多き『引き寄せの法則』を問い直す」を開催することになっているので、最近はずっと引き寄せについて考えているんですね。

なので関心が高まっているうちに、ブログでも少し述べたいなと思ったんです。

「引き寄せの法則」の解説本で波動(エネルギー)が良いものは少ない

実は、私はセミナーを開催するくせに「引き寄せの法則」についてはそんなに興味を持っていなかったんです。

むしろ「怪しい・・・」と思っていたぐらいです。

だって、いわゆる「引き寄せ本」の中で波動(本そのもののエネルギー)が良いものって、実はあんまりないんですから。

いくら「もっともらしいこと」を書いていたって、本の装丁(デザイン)が美しいからって、(波動が)あかんものはあかんのですよ。

だからこのホームページの中にある「波動の良い本」のコンテンツの中には、「引き寄せ本」は1冊も載せていないんです。

もちろん中には参考になるのもあるし、波動が悪くないものもあるんですが、「うわー、めっちゃ波動ええやん!」ってビックリするぐらい良いものは、少なくとも私は知りませぬ。

今度のセミナーで話すネタの参考文献として何冊かに目を通しているのですが、「結構いいことが書いてある割に波動がフツーなのはなんでやろ?」とか「さっきの段落ではいいことを書いてるのに、この部分はイケてへんから、波動が相殺されてフツーになるんとちゃうかな?」とか、私独自の視点でリサーチしています。

そうやって波動の良くない部分をこちらでフォローしていけば、少なくとも波動的には良いコンテンツができるんじゃないかなと思っています。

ま、それが「世の中にウケるかどうか」はわかりませんけどね・・・。

「『引き寄せたい思い』そのもの」の波動(エネルギー)が、その実現の度合いを左右する一因となる

まぁ「引き寄せの法則」に興味がなかったとはいえ、一応はスピリチュアル業界の隅っこにはいるので、全く知らないわけではないですよ。

セミナーの告知文でも述べましたが、細かいことを抜きにしてすごーくカンタンに言っちゃえば

「いつもあなたが抱いている『感情エネルギー』通りの現象が起こってくる」

ということですね。

引き寄せの法則によると「いつも『うれしい、たのしい、しあわせ』と感じていれば、『うれしい、たのしい、しあわせ』な現象が起こってくる」らしいから、

・「いつもワクワクした気持ちを抱こう」

・「イヤなことがあっても『良かったこと探し』をしよう(ノートに書き出すと効果的!)」

・「自分の気分が高まるような環境や状況に身を置こう」

などの「引き寄せメソッド」が語られるわけですよね。

「トイレ掃除をすれば金運が高まる」と言われているのも、かなり汚い存在であろうトイレを掃除することによって、自分の気分をクリアにするためです(念のため言っておくと、トイレ掃除をすることが直接的に金運アップにつながるのではないですよ)。

これらはすごく真っ当な方法論だと思います。

「引き寄せの法則を問い直す」セミナーをする予定の私でも、さすがにこれらを否定することはできません。

そもそも「引き寄せ」がどうのこうの以前に、いつもゴキゲンな気分でいることは大事ですしね。

ただ、カウンセリングの現場で感じるのは、

「引き寄せたい願望や希望そのものの波動(エネルギー)が重たい場合は、なかなか実現が難しい」

ということなんです。

例えば、カウンセリングで女性のご相談者さんから恋愛相談を受けているとします。

その場で、こういうことを「引き寄せたい願望」としておっしゃる。

「私は30歳までに年収800万円以上の男性と結婚して、子どもを2人産んで、将来は湘南の海の近くに引っ越して豊かな自然の中で暮らしたい」

「年収800万円のお相手って、このデフレの時代じゃなかなかハイクラスよね」というちょっとした感想を横に置くとすれば、カウンセリングの現場でよくお伺いする「引き寄せ願望」です。

他には、将来起業を考えている男性のご相談者さんから、

「20●●年までにバイオベンチャーを立ち上げ、それから5年以内に年商10億を達成し、ゆくゆくは海外まで展開していきたい」

というご相談も、ビジネス分野ではよくいただくものです。

私は「波動カウンセラー」なので、実はこういったお話をお聞きしながら

「お話そのものの波動(エネルギー)」を静かに観察しているんです。

なんとなくボーッとしたものでなければ、願望や希望というのはエネルギーが強いものです。

なので、特にその波動(エネルギー)は観察しやすいんですよね。

それで、お話を聞いていると「話の波動が重いなぁ・・・」と感じるケースがあるんですね。

その場合は、引き寄せ願望が実現しにくいか、たとえ引き寄せられたとしてもそこに至るまでのプロセスが結構しんどかったり、引き寄せたのはいいけどトラブルに見舞われたりする傾向があります(もちろん個人差はありますけどね)。

「望み通りのものを引き寄せる」のは、本当に幸せなことだろうか?

ここで思い出すのは、某有名「スピリチュアルリーダーさん」ですね(お名前は言いません)。

もう過去の話ですが、その方は引き寄せの法則の実体験を売りにして、セミナーやコンテンツ販売でかなりの財産を築かれたはずです。

豊かなパートナーシップを育んだとも聞いています。

けれども、そうやって「愛と豊かさを引き寄せた」後、金銭トラブルや人間関係のトラブルなど、ずいぶんネガティブな現象に巻き込まれたようです。

このことは直接見聞きしたことではない、ということはお断りしておきますね。

もしかしたらデマやフェイクかもしれません。

けれども、私からすれば、ひとつ確かなことがある。

それは、その方の波動(オーラ)が、かなり暗く重たいということです。

今もなお、重たい。

なので、その「引き寄せ後のトラブル話」は、少なくとも私にとっては「たぶん本当なんだろうな」と思えます。

だって、まさに「引き寄せの法則」の通り、「暗く重たい波動」を発することで、「暗く重たい波動」を引き寄せるわけですからね。

先ほど述べた通り、ワクワクした気持ちやゴキゲンな気分でいることが「引き寄せ力」を高めるコツだったはずですが、その「引き寄せのプロの波動が重たい」のは、いったいどういうことなのでしょうか。

私が「引き寄せの法則」の内容は真っ当だと感じる部分もありながら、一方で「完全に信じていない」理由は、こういうところにあるんですね。

あなたは「コイツ、イヤな性格だなぁ」と感じるかもしれませんが、私は「キラキラしているスピリチュアル業界」の裏側とかリアルとかを観るのが、ある意味では趣味だし、仕事でもあります。

このサイトのタイトル「マジスピ」の【マジ】にはこういった「リアルの追求」という意味も含んでいます。

だから、もし私がその人に直接お話ができるなら、オフレコで「本当に『望み通りのもの』を引き寄せて良かったんですか?」と聞いてみたい。

あふれまくっている「引き寄せの法則」を取捨選択する

私は疑い深いので、引き寄せの法則については

・本当は「法則」じゃなくて、「仮説」に過ぎないんじゃないのか?

・本当は「法則」といったって、まだまだ発展途上のものじゃないのか?

という疑問が、今回のセミナー「誤解多き『引き寄せの法則』を問い直す」の開催につながっているんですね。

上のリンク先の告知文にも記載している通り、このセミナーを聞いたからってガンガン引き寄せられる体質には絶対なれませんので、どうぞそのつもりで(笑)

「引き寄せの法則」はすでにいろんな本やネット記事でノウハウがあふれていますね。

だから、あとはあなたがその中から取捨選択しないといけないんです。

万人に当てはまるノウハウなんて、たぶん、ない。

なんか知らんけど、引き寄せが起こってしまうこともある。

別にワクワクした気持ちは持ってなかったけど、不思議とうまくいってしまうこともある(逆もまた同じ)。

また、先ほどの例の通り「引き寄せた後が大変!」というケースもある。

ね? やっぱり「答え」は人それぞれのように思いません?

セミナーではそういうことを考えていきたいし、今後ときどきブログでも述べていきたいと考えています。