(縁切り神社で有名な「安井金比羅宮」)
お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。
【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は
「良い出会いを得たいなら、過去の嫌な出会いをなるべく深く味わうこと」
について考えていきます。
前回の音声配信では「縁や出会いを得ること」について、思いつくままに考えを述べてみました。
原稿なしで何も考えずに話した割には、結論として
「出会いを得る力、良き縁に巡り合う力を高めようと思うなら、むしろ過去の悪いように感じる出会い、思い出すだけで辛くなるような出会いもまた善悪を超えた『縁』なのだと、なるべく深く噛みしめていくことが大事だ」
というそれなりの着地点を得ました。
もちろん今も深い禍根を残しているトラウマレベルの出会いなら触れない方がいいですし、そういうのはむしろ防衛本能として記憶から切り離していることでしょう。
けれども、もし可能なら「その苦しい出会いを通じて何を学んだのか」を静かに振り返ることで、私たちの出会いの力は高まっていきます。
こういうことを音声配信で述べたのですけど、せっかくなので文字にも残します。
ただそのままの文字起こしではなく、少し重複する部分もあるでしょうが改めて考え直してみますね。
よければ上の音声配信と一緒に目を通していただければと。
まず出会いを求める上で注意すべきは、私たちは欲深いがゆえに良き出会い "だけ" を求めてしまうことです。
まずこれが間違いというか、的を外す可能性を高めてしまっているのではと。
「良き出会い」と「悪しき出会い」はセットになっているのだから、良き出会いだけ求めるのは虫が良すぎる。
聞けば当たり前のことでしょうけど、世の中には良いヤツもいれば、嫌な野郎もいますわね。
「渡る世間は鬼ばかり」でも「鬼はなし」でもなく、鬼とはときどき出会ってしまう。
良き出会い "だけ" なんてあり得ないわけですよ。
日頃カウンセリングではいろんなご相談をいただきますが、やはり多いのは恋愛をはじめとした人間関係です。
私は人の波動(オーラ)を観る人間だから余計に感じるんですけど、文字通り「鬼」みたいな禍々しくて重苦しい波動の人がいます。
そういう人がなぜか恋人だったりパートナーだったり会社の上司だったりするわけですよね・・・
まぁ鬼とまではいかずとも、「小鬼」ぐらいの存在が身近にいることは往々にしてあります。
親がそういう存在だった、なんてことは決して少なくない。
普通そんな悪しき縁だったら早く切りたいと思うわけで、なのでたまに「縁切り神社」なんか参拝しますと、そりゃもうこの世の煩悩であふれているわけですわ(冒頭の写真は縁切り神社)。
境内に飾られた願い事の短冊には、例えば
・「彼が奥さんと別れ、私と一緒になりますように」
・「息子が付き合っている彼女との縁を断ち切ってください」
・「諸悪の根源である父親が早く氏んで、家族に平和が訪れますように」
中には子供が書いたと思われる
・「おとうさんがあいじんとわかれて、かぞくがしあわせになりますように」
という切実なやつも・・・
(「あいじん」なんて言葉、どこで覚えたの?)
少し前に『ゲゲゲの鬼太郎』の最新映画を観た影響なのか、目玉おやじの声で
「人間というものは、かなしい生き物じゃのう・・・」
という声が聞こえてきそうだ。
良い縁を得ようと思うなら、まずこういう悪縁を清算することが大事です。
断捨離よ断捨離。
まずはお掃除しなければ、良い空気も入ってこないのでね。
まぁ縁切り神社で願い事をするのも人情としては理解できますけど、本質的にはなるべく悪縁を「魂の鍛錬」として迎え受けることが大事です。
(繰り返しますけど、相手が●チガイな鬼ならすぐ逃げなければいけませんよ)
というのも、良き出会いも悪しき出会いも「陰陽のバランス」によって成り立っているからです。
「陰だけ」「陽だけ」というのはこの世ではない。
必ず悪しき出会いもあれば、また必ず良き出会いもある。
いや、むしろ悪しき出会いを十分に味わったからこそ、良き出会いに気づける。
例えば過去の離婚相談のカウンセリングだと、相談者の当時のパートナーはDV気質のとんでもねえヤツだったわけです。
結婚する前はまだ優しかったけど、結婚してから少しずつ暴力気質になっていったとのこと。
パワハラは日常茶飯事で、相手が家から帰ってくる足音が聞こえると「体の震えが止まらない」というほど深刻な状態だったようです。
それで数年の深い葛藤と苦悩を経て結局離婚することになり、それから数年後に違う人と再婚されました。
私はその再婚相手の波動も拝見したのですけど、まぁ・・・めっちゃ普通の人なんです。
けれど、真面目でいい人であるのは間違いない。
特に際立った才能があるわけでもなく、年収も平均より低かったわけですが、その相談者さんにとっては「素晴らしい人」なわけですよ。
前のパートナーが地獄レベルだったため、それからすれば今度のお相手はきっと菩薩の化身であろう。
私は〈パートナーシップの波動(二人のオーラ)〉というのも観れるのですけど、チラリと拝見したところ今でも仲睦まじく生活しておられるようですね。
きっとあなた自身もそうだと思うのですけど、私たちは良き出会いに巡り合う前に、順番として「嫌な出会い」で鍛えられるのが王道なのでしょう。
残念なお知らせかもしれないけどね。
私自身も子供の頃から変わってたからいじめに遭った時期もあったし、誹謗中傷、罵詈雑言を浴びせられたこともあったし、このスピリチュアルの仕事をしてからは「インチキ」「うさんくさい」とか何度か言われたこともありました。
長く私の発信をご視聴の方はおわかりでしょうけど、私は「怪しいスピリチュアル稼業」なんて死んでもやるものかと天に誓っているので、にもかかわらず「インチキ」呼ばわりされると本当にガッカリしてしまう。
今でもハッキリ覚えていますがまだ駆け出しの頃に某交流会で名刺交換したとき、名刺の文言の中にあった「スピリチュアル」をご覧になって急に態度が侮蔑的になった人がいました。
「おいおい、何もそんなにわかりやすく手のひら返しする必要ないやん・・・せめて社交辞令で作り笑いしとけよ」と思ったんですけどね。それで社長業かいな。
ともかくこの人の態度がすごく印象的だったので、私は今でもその相手の名前(Sさん)を覚えています。
そして、これは別にマネをしなくてもいいのですけど、私はSさんの名前を毎日思い出すようにしています。
朝起きたとき、枕元に置いてあるその嫌な人物の名前が書かれたメモ用紙を取り上げ、声に出して読み上げるのですよ。
なぜそこまでするのか?
めっちゃ根に持つタイプ?
「コノウラミハラサデオクベキカ・・・」(by『魔太郎がくる!!』@藤子不二雄A)
ではなく、そのときの屈辱を、しっかり味わい直すためです。
わざわざネガティブな気分になるためにやっているんじゃないですよ。
こうすることで、いま私のことを信頼していただいている縁ある方々に対し、逆にその有り難さを噛み締めることにつながってくる。
「前回の音声配信」でも言ったように、「恩」を忘れないために、石に刻むために、あえて嫌だった体験を思い起こしているわけです。
ま、ネガティブな記憶を何度も思い起こせるということは、すでに乗り越えている証なんですけどね。
他にも何人か「嫌な野郎リスト」に入っているやつらがいます(笑)
その中には、かつて円形脱毛症になるほど罵詈雑言を浴びせかけた「Oさん」という人も入っている。
Oさんの名前も、毎日唱える。
まるでマントラ(呪文)のように唱える。
この「嫌な人物の名前」というマントラは、良き出会いだけでなく悪しき出会いまでのすべてが自分の人生を織り成していることを思い出させてくれます。
当時はキツかったその出会いは、今では「魂の鍛錬」として受け入れています。
そんな悪しき出会いがあるからこそ、同じ時期に優しく手を差し伸べてくれた方の恩が心に沁み入る。
だから、嫌な人の名前を声に出した後、これまで特にお世話になった方々の名前も唱えるのです。
もちろんかつて受けた恩を思い出しながら唱えるのは、言うまでもありません。
少なくとも私はボーっと過ごしていると恩を忘れてしまうので、あえて嫌な出会いと良い出会いを同時に思い出すことを忘れない工夫にしています。
ときに縁を切りたいと願うほど辛い出会いもあるでしょうけど、私は「どんな出会いにも必ず意味がある」と思っています。
なので、辛い出会いの場合はすぐには難しいでしょうけど、時間をかけてでも味わって完了させていくということが、次の新たな出会いを生むのではないでしょうか。
先の音声配信で私は「最近、人生を変える出会いがありました」とやや興奮気味に話しましたけど、その縁を今回与えていただいたのは、上で述べたような心がけの功徳なのかもしれません。
思えば、嫌な出会いというのは「自分の未熟さ」によってもたらされている一面もあるでしょう。
さっきの離婚して再婚した方なら「相手の悪魔的な部分を見極める力がなかった」ということ。
私の先ほどの場合なら「スピリチュアルに批判的な人ですら『この人なら例外的に信頼できるかも』と思わせられる人間的力量がなかった」ということ。
一般的な恋愛でも「なんでいつもくだらない男(女)ばっかりとしか出会わないんだろう」とこぼす人がいるとしたら、それは厳しいけどテメーがくだらねーんだよ、ということでしょ。
スピリチュアル的には「毒親」の下に生まれたのだって、それは「自分で選んできた」結果なわけですよね?
個人的には「自分で親を選んできた説」が完全に正しいかは疑問を持っているものの、要は「どんなことがあっても、すべて自己責任」ということですよ。
自分の人生に責任感があれば当然「自分の人生は自分で切り拓く」という姿勢になるわけですから、その態度が新たな出会いを生み出していくのは当然の帰結です。
そのためには、良い出会いだけを求めるのではなく、むしろ悪いように見える出会いをこそ深く噛み締めていくことなのです。
まぁ「悪い出会いをこそ大事にしろ」と言う人はあまりいないと思いますが、それは得てしてスピリチュアルは良いことしか言わないお花畑の三千世界だからです。
そういう「陽」ばかりでなく「陰」もちゃんと見ていかないとアンバランスになりますよ。
「良薬は口に苦し」という言葉はもはや死語かもしれませんが、苦味も酸味も辛味ちゃんと味わえないと「大人」とは言いませんよね。
甘いものばかり求めるのは「子供」です。
【マジスピ(真のスピリチュアル)】を求める私たちは、厳しく辛い出会いこそ「魂を鍛える糧」として敢然と向き合っていきましょう。
(ただし何度も言いますが、どうしても苦しい場合は逃げるのが最善な場合もあるので、ケースバイケースです)
悪しき出会いを嫌がるというのは、「運命の半分」を拒否していることを知らねばなりません。
運命をすべて受け入れない人間が、運命の側から愛されるわけがないのです。
したがって、縁切り神社で本当に願うべきは、
「神よ、どうかこの悪縁を成長の糧に変えられる魂の強さを与え給え」
ということです。
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