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「引き寄せの法則」を実践しているのにうまくいかない人が注意すべきこと。引き寄せの「言葉のワナ」から距離を置く。

レイキヒーリングの施術

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

上の写真は、昨日、当方のセッションルームで対面ヒーリングを行ったときのものです。

ヒーリングに関しては、現在「1円からの個別ヒーリング」という遠く離れた場所でもできる「遠隔ヒーリング」と、その方法論をお伝えする「レイキヒーラー養成講座」を行っているのですが、今後は「対面でのヒーリング」もメニュー加えていきます。

今日のブログはヒーリングについて書こうと思っていたんですが、気が変わりました。

引き続き「引き寄せの法則」について考えていきましょう。

ヒーリングについてはまた後日。

そもそも「引き寄せ」ってどういう意味?

私のブログでは、すでにいろんな情報であふれている引き寄せの法則を問い直す、という問題意識で文章を出しています。

直近では以下のエントリーですね。

白黒の鳥居サムネ 「引き寄せの法則」を実践しても、なかなか成果が出ない根本的な理由。 セミナー画像 「引き寄せの法則」を実践してもうまくいかない人が見落としがちな、たった一つのこと。【セミナー終了報告】

今回も「こういうことに気をつけた方がいいかもよ」という提案をいたします。

ひとことで言えば、

「引き寄せ」という言葉の持つニュアンスに惑わされない

ということですね。

は? どういうこと? と疑問に思ったでしょうから、順番に解説していきます。

その前に、確認としてひとつお聞きしておきましょうか。

 

「引き寄せ」ってどういう意味ですか?

 

「・・・そんなの、引き寄せは『引き寄せ』だよ!」って思ったでしょうか?

もう少しロジカルに語れる方なら「自分の思っていることや考えていることが、現象として引き寄せられるように起こること」とお答えになるでしょうか?

 

それ、正しい。

決して、間違っちゃいない。

 

・・・けれども、だからこそ、少し注意した方がいいんですよね~。

自分の中に「ない」から、引き寄せが必要になる

当たり前ですが、引き寄せというのは

「引いて、寄せる」

ということですよね。

なので、次に

「自分の側に、引いてくる」

「自分の方に、寄せてくる」

というように分解することができます。

これも当たり前ですが、引き寄せる主人公は「自分」ですね。

なぜ自分に引き寄せる必要があるかというと、自分が引き寄せたいと思っているモノやコトを、現実としてはまだ「持っていない」からです。

そう自分の中にまた「ない」からこそ、外側から引き寄せる必要があるんですよね?

だって、自分の中に「すでにある」のであれば、わざわざ外側から引き寄せたいと思う必要なんかないじゃないですか。


ここまで言った時点で、一般的な引き寄せの法則をそれなりに勉強している方は「あっ!」とお気づきかもしれません。

そもそも引き寄せの法則というのは「自分の深く抱いている感情のエネルギーが現象化する」ということでしたね。

自分の内側にあるもの、すでに心の奥深くに抱いているものを、現象として「引き寄せる」わけでしょ?

言い換えれば「セルフイメージ通りの現実を引き寄せる」ということです(ただしこの場合のセルフイメージは深いレベルです)。

でも、先ほど考えてみた通り、「引き寄せ」という言葉には「自分の中に無いから、自分の外側から引き寄せる必要がある」というニュアンスが含まれてしまっているんです。

だから、不用意に「引き寄せたい、引き寄せたい、引き寄せたい」と思えば思うほど「自分はまだそれを持っていない」というイメージを強化することになりかねないんですよ。

ここに「引き寄せ」という言葉の難しさがあるわけです。

以前のブログで

「この物質世界で使われている『引き寄せの法則』という言葉の波動(エネルギー)は重たい」

という話をいたしました。

言葉は「言霊(ことだま)」と呼ばれる通り波動(エネルギー)を持っていて、私はそれを観ることができます(人の名前も言葉なので、名前を通じて波動がわかるわけです)。

もし上で述べたことを踏まえるとすれば、何も私みたいに波動が観えなくたって「確かに『引き寄せの法則』って言葉は重たいかもしれないな」って少しは想像できると思います。

「引き寄せの法則」じゃなくて「同調の法則」と言った方がいいかも

・・・いかがでしょうか。

細かいことを言うヤツだな、って思いましたか?

屁理屈言ってんじゃねえよ、って思いましたか?

私は波動が観えたり感じたりする人間なので、人からは「超右脳タイプ」に見えるかもしれません。

ところが、論理的な一面も強いので、上のように屁理屈? で考えることも多いわけです。

たとえ屁理屈でも少し考えれば、誰でも「引き寄せ」という言葉が抱えている矛盾や限界が見えてくるはず。

なので、本当は「引き寄せの法則」ではなく

「同調の法則」(自分の発している波長・波動が合った現象が起こること)

という言葉にした方がいいんじゃないかなと思います(「引き寄せの法則」以前から使われていますけど)。

ただ、やっぱり言葉は「引き寄せ」にした方が超能力っぽい印象があって「いかにもスピリチュアル」です。

今後もしばらくスピ業界ではウケの良い「引き寄せ」が使われ続けることでしょう。

あなたが当ブログを読んで共感していただいたなら、「引き寄せ」の言葉を見聞きするときは、その矛盾や限界を知った上で接することですね。

言葉に自覚的であれば、その矛盾や限界に惑わされることは少なくなりますから。

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「逆引き寄せマスター」になれる魔法の言葉?

スピリチュアル好きな方、願望実現に強い興味のある方は「すべてが思い通りになる引き寄せの魔法」なんて「引き寄せ作家」や「引き寄せセミナー講師」に力強く言われたら、ワクワクしてくると思います。

ワクワクするのは、とても大切なこと。

けれど、この「引き寄せの魔法」は良い効力ばかりじゃないのでご注意。

さっきも言った通り、「引き寄せ」という言葉を不用意に使うほど、「まだ自分には無い」というイメージが強化され、

「逆引き寄せマスター」

になる魔法にかけられてしまったらとても残念なこと。

(あ、ちなみにマスターというのは「師」のこと。バーのマスター「責任者」じゃないよ)

「逆引き寄せマスター」というのは「引き寄せたい願望がことごとく実現しない」という、現世にいながら「地獄」に住んでいる人々のこと(汗)

「逆引き寄せマスター」のレベルがアップするにつれ、「自分にはできる!」という自信を失い、「まだまだ足りない!」と渇望感にさいなまれ、思い通りの人生を歩んでいる知人友人へ「なんでこいつが!絶対許せない!」と嫉妬心と憎しみに燃えてしまいます。

そんなの、やだやだー。

引き寄せるためには、引き寄せを忘れること。そのために必要なことは?

「逆引き寄せマスター」になりたくなかったら、「引き寄せ」という言葉を無自覚に使うのは避けた方がいいですよ。

あくまで「矛盾や限界を抱えた言葉」として、話をわかりやすくするために、しょうがねえから「引き寄せ」って言ってやるか、ぐらいのつもりがいいですね。

私は最初からこのように意図的に「引き寄せ」を使っています。

なので、以前ラジオ/動画のどこかで話したことがあるのですが、

本当に引き寄せたいなら、「引き寄せ」を忘れる必要がある

ということなんですよ。

これは「引き寄せ本」にもよく書かれていることなので、あなたが学んでおられたらご存知のことでしょう。

でも、

「もし引き寄せたい事柄への願望が強いとしたら、それを忘れるなんてかなり難しいんじゃないの?」

という疑問が湧いてくるかもしれません。

その疑問はもっともなこと。

その解決へのヒントは、前回のブログでお伝えした通り、

「行動する」

ということなんです。

ちゃんと行動をしていたら、「ここまで行動しているんだから、後は神様にでもおまかせしたり、運命の流れにゆだねるしかないな・・・」ぐらいの気持ちになるはずです。

そこまでできれば「忘れる」という状態に近くなります。

このとき、その人の波動(オーラ)はかなり安定した状態になっているんですね。

なので、引き寄せが実現しやすいわけです(完全に実現するかはわからないけど)。

「引き寄せ」という言葉はこの物質世界では制約がある一方、この物質世界で威力があるのは「行動」です。

だから、波動(オーラ)が重たい人、つまり人格的に難があったりエゴが強かったりする人でも、行動力のある人、向こう見ずでも行動できる人は「引き寄せ」が実現するように外からは見えます(実現した後は大変かもしれんけど)。

逆に波動がキレイな人でも、引き寄せがなかなか実現しないとしたら、やはり具体的な行動をされた方がいいですね(思っているだけじゃダメよ)。

まぁ、もしエゴイスティックにバリッバリに行動しているとしたら、もはや「引き寄せ」ではなく、「引きずり」であり「掴み取り」ですけどね。

現象的には「引き寄せ」であっても、波動の同調としての「自然な引き寄せ」と、エゴのエネルギーによる「強引な掴み取り」とでは、中身が全然違うんです。

ただ、この両者ともなぜか「引き寄せ」という一言でくくられてしまうので、やっぱり「引き寄せ」ってややこしい言葉ですね。

なので、私はカウンセリングにおいては、その「引き寄せたい願望そのもののエネルギー」を波動で観ることで、「自然な引き寄せ」なのか「強引な掴み取り」なのか、その中間なのかを観るわけです。

もちろん一番良いのは、本当に世のためになる「志」を抱いて、バリバリ行動することですよ。