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『世界平和の祈り』入門2:「神」の最高の価値と波長を合わせ、イキイキと生きる合言葉は「世界平和」である。

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『世界平和の祈り』入門」の2回目 です。

「前回のブログ」では、『世界平和の祈り』入門の1回目を取り上げています。

そのブログも含めた『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については、1回目の冒頭で述べています。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

祈りの効果は現世利益を超えたところにある

前回のブログでは、

・とにかく『世界平和の祈り』の波動は素晴らしいこと

 

・「世界平和」を祈ることによって、心の器を大きくし、波動が高まること

ということを述べました。

詳しくは以下のブログをご覧ください。

この初回が最も大事なので、少し補足しておきましょう。

一般的に、人は信じないものに対しては関心や熱意は湧いてこないものです。

祈りなんて特にそうかもしれませんね。

もちろん「とにかく信じろ!」と強引に説得するのは間違っているので、このシリーズでは信じるに足る根拠を述べていくわけです。

よくある理性的な意見は、「祈って何になるんだ?」というもの。

「祈ったって、別に儲かるわけじゃない。パンが降ってくるわけじゃない」

という論理は、とても常識的なように見えます。

確かに、祈ったところで金やパンが降ってくるわけではない。

私も営業サラリーマン時代、顧客訪問の合間にときどき近くの神社にお参りすることがありましたけど、そこでいくら「商売繁盛」を祈っても、売上の数字が上がることはありませんでした(笑)

本当に数字を上げるなら、神様じゃなくお客様のところに詣でなければならないからです(お客様は神様!)。

なので、いくら祈ったとしても、急に現実が変わるわけではないでしょう。

ここが難しいところで、だから前回のブログでは

「祈ったからといって、目に見える即効的な効果は出にくい」

と述べたわけです。

これは、

祈りの効果、というより功徳は「物質的な尺度(現世利益)を超えたところ」にあるので、まずはその領域に触れなければ、祈りを実践し続けることは難しい。

ということなのです。

功徳(くどく)は前回も注釈しましたが、「天からの恵み」とご理解ください。

そう、功徳とは「天からの恵み」なので、「天」をどう捉えるかということが大事です。

こういうことを述べると、自分で文章を作っていても、ちょっと難しい気がしてきますね。

「『天』って言われても、よくわかんないです・・・」という声が聞こえてきそうな感じもします。

ただ、この地味なブログをお読みの方なら、【マジスピ】というタイトルに少しでも共感があると思うので、おそらく「天」とか「神」とかいうものを、うっすらとでも感じておられるのではないでしょうか。

なので、ここは読者を信じ、入門編とはいえ抽象的な話もしていきます。

ご質問があればどうぞ
もしわからなければ、遠慮なくご質問いただければと思います。

 

このブログの作成時点の先週、以下の音声配信で「コメント返し」をいたしました。

 

すべては取り上げられないかもしれませんが、なるべくお返ししようと思います。

無宗教者でも、高い夢や希望を抱くことは立派な祈り

さて、さっき「祈ってもパンは降ってこない」という文章を作ったとき、聖書の有名な一節を思い出していました。

人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。

マタイ:4-4

これはイエスの言葉として、超有名なやつです。

この一節で難しいのは、後半の「神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」という部分。

さあ、この「神の言葉」とは何でしょうか。

「パン」とは文脈的に「肉体の生命を維持するエネルギー源」ですから、「神の言葉」とは対比的に「精神および霊魂の生命を維持するエネルギー源」と言えます。

人間は肉体や本能だけで生きる存在ではないのは、こういうブログをお読みならお分かりですね。

よく「ボディ・マインド・スピリット」と言われるように、人間は「肉体・精神・霊魂」が一つになっているのは、特に宗教に関心がない人でも、なんとなく理解できると思います。

この一節が面白いのは、「パン」は “人の口” へ入るのに対し、「神の言葉」は “神の口” から出るという、ここでも対比になっていることです。

「神」は与えっぱなしなのですよね。

さっき『神の言葉』とは「精神および霊魂の生命を維持するエネルギー源」と表現しました。

例えば、毎日が夢や希望に満ちている人、誰も傷つけずに心から好きなことをする時間を持っている人は、表情や態度がイキイキしているはずです。

逆に、毎日がつまらないと感じている人、嫌な仕事ばかりしている人などからは、生気や張り合いはあまり感じられないはず。

この違いはその人が食べている精神的エネルギー、霊的エネルギーが多い・少ないによってもたらされているわけですよね。

あまり品のない表現ですが、「メシ食って、クソして、寝るだけ」の毎日では、人間は『生きる意味』を深く感じられないようにできている。

そう、「生きる意味」とは今回の文脈で言えば「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー源)のことです。

個人的なことですが、私は二十歳のころ、「生きる意味」が全く感じられないようになり、過食症に陥ったことがあります。

この時期は「パンのみ」を死ぬほど、吐くほど食いまくったわけですが、ところが「神の言葉」は全く食べられなかった。

私は気質的にかなり極端なところがありますけど、あなたもおそらく「パンのみ」では生きることはできないでしょう。

「パンのみ」で生きているような人もときおり見かけることがありますが、そういう人の波動(オーラ)はすごく重たい。

それは「パンのみ」(本能的な欲求を満たすもの)ばかり食べていて、「神の言葉」(精神的・霊的な欲求を満たすもの)が “栄養失調” しているからです。

人間がこの二度とない人生を意味あるものとして生きるには、何もクリスチャンではなくたって、「神の言葉」が必要なのです。

神はキリスト教的に言えば「天地を創造した無限なるもの」ですから、その “神の口” から出る「神の言葉」もまた、無限なるもの。

この「神の言葉」を、なるべく多く受け取る方法、摂取して精神や霊魂の栄養とする方法が、まさに祈りなのです。

ここはテストに出るところですよ(^^)

実は、私たちは特定の信仰を持たなくとも、私たちは日頃から無意識的に「神の言葉」を摂取しています。

ついさっき「夢や希望を持っている人はイキイキしている」と述べましたけど、そういう人は特に何らかの信仰を持ってなかったとしても、「神の言葉」をより多く食べているのです。

これは、夢や希望を心の中に抱いているということが、実は一種の祈りになっているからです。

もちろん神仏に向かって具体的に何かを祈っているわけではありません。

けれど、夢や希望を持つということは、つまり

「創造への意欲」

を持つことです。

「将来はこんなことがしたい、こんな自分になりたい」という夢や希望の成就に向かって、その人は何らかの計画を実行していく。

こうした「創造への意欲」は、さっき述べた「無限の創造主」である神の波動(エネルギー)と波長が合う。

だから特に信仰や祈りが意識的になくとも、「神の言葉」をより多く摂取できるわけです。

これがスピ業界でよく言われている「波動の法則」というもの。

この『世界平和の祈り』入門2回目では何が言いたいかというと、祈りというのは特定の宗教の専売特許ではなく、もっと広い世界で捉えた方がいいですよ、ということ。

信仰にもいろんな段階がありまして、例えば「自分さえ救われればいい」「自分さえ商売繁盛すればいい」「自分の家族さえ安全安心に暮らしていければいい」という自己本位的な動機から祈る信仰者・宗教者より、特に信仰や宗教は持っていないけれど、高い志や深い理想を持って活動している人の方が、よっぽど宗教的・信仰的な場合があります。

(これは宗教家や信仰者が注意すべきことです)

いま説明した通り、高い志や深い理想を抱くことが、意識するしないに関わらず、すでに高い祈り、深い祈りになっているからです。

ただし、夢や希望を持つほど「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー)をより多く摂取できるというのは、その夢や希望の中身が自己本位から離れたものであることが前提になっています。

だからこそ、『世界平和の祈り』のような高い広い祈り言葉を繰り返すことによって、自分の夢や希望の内容を高いレベルにまで浄化していくことが大事なのです。

神の最高価値は『世界平和』として具体的に示される

祈りや信仰における前提になっているのは、「神・仏・天」という存在が人間として生きる上での「最高の価値」として示されていることです。

つまり、「最高の価値」から離れれば離れるほど、それは「神・仏・天」の波動(エネルギー)から離れていくわけですね。

なので、さっき『世界平和の祈り』によって夢や希望の内容を「最高の価値」=「神・仏・天」に近づけていこう、という話をしたわけです。

この「最高の価値」=「神・仏・天」という大前提は、私は最も深いレベルでの「常識」だと思っています。

信仰心がないどころか、不平不満だらけで毎日を生きている人が「オレの人生はなんてくだらないんだ!」とか「この世界はなんでこんなにクソまみれなんだろう!」とか嘆くとき、そこには裏返し「あるべき理想」が想定されているのは、わかりますね。

「この世界がこんなにクソなのは、神はとっくの昔にくたばっていて、きっとサタン(悪魔)の野郎が高笑いしながら支配しているからだろうな!」と考えている人もいるでしょうけど、この考えの根底にも「神」という最高度の理想とされるものが、その心の奥深くに隠れているわけです。

この「理想」とは、誰もが常識として、あるいはスピ的に言えば「魂レベル」で知っている「最高の価値」なのでしょう。

その「最高の価値」を宗教的に語れば「神・仏・天」となるわけです。

もう分かり切っていることかもしれませんが、あえてこういう話をするのは、さっきの話と同様、「神というもの」を特定の宗教の枠内だけに閉じ込めるのはもったいないと思うからです。

無宗教の人の中にも、自分や世界を嘆いている人の中にも「最高の理想」というのが潜んでいる。

普段は自覚できていないかもしれないが、誰しも本当は「最高の理想」を抱いている。

それは「内なる神」とも言えるのではないでしょうか。

その「最高の価値」=「神・仏・天」を、もう少し具体的な理想として、誰にでも理解できる言葉としてブレイクダウンしたものが、「世界平和」なのです。

「神・仏・天」と頭ごなしに言っても、宗教に関心のない人にはなかなか伝わりにくい。

おまけに、日本は「八百万の神々の国」であるはずなのに、宗教の話をすると怪しまれてしまうフシがある。

それはオウム真理教をはじめとした新興宗教絡みのトラブルがときどき報道されるからですが、最近は「旧統一教会」のおかげで、さらに嫌悪感が深まっています。

けれども、「世界平和」という言葉に抵抗感を覚える人は「神・仏・天」に比べれば少ないだろうし、たとえ子どもでも理解できるのが、この言葉の良いところです。

この「世界平和」はこの人間の世界においては、最も具体的な「最高の価値」です。

もちろん、「世界平和」を掲げることを偽善と感じる人もいるでしょうし、政治の世界ではこういう美しい言葉を邪な意図で使う連中もいることは確かです。

とはいえ、左でも右でもないど真ん中の「世界平和」の大切さに対し、異を唱える人は一人もいないはず。

だから「世界平和なんていくら祈ったって、そうカンタンに世界は平和になんかならねーよ!」と思っている人は少なくないでしょうけど、そりゃそうさ、だって「世界平和」はこの人間界における「最高の価値」なんだもの。

万人の万人における万人のための「最高の価値」が、そうたやすく叶ってたまるかいな。

この世界の行く末は、例の感染症を利用した閉塞感(まさにロックダウン)、例の紛争を利用したエネルギー危機、食糧危機、次に仕組まれる新たな感染症、その果てに安全保障と公衆衛生の名の下に自由が著しく制限されていくディストピアかもしれない。

地球世界はどんどん悪くなってんじゃねーかよ。

スピ業界が言うところのアセンション(次元上昇)って、本当に起こっているのかよ。

何が世界平和だよ、寝言抜かしてんじゃねーよコノヤロー。

・・・と蔑む人がいても、決しておかしくない。

それでも、世界平和を祈るのは、さっき述べた「最高の価値」を、限りある人生の中で、限りある能力の中で、少しでも発揮して生きたいと、誰しも心の奥深くにおいて願っているがためです。

「クソみたいな世の中」だとしても、世の中をクソだと価値づける自分の中に「最高の価値基準」が眠っているからこそ、それを発揮して生きたい。

それはときに、「魂の叫び」として、私たちを揺り動かすこともある。

私たちが本当に欲しいのは、「パン」ではなかった。

私たちが本当に欲しいのは、「神の言葉」だけだったのだ。

だから、私たちは祈る。

『私たちの天命が完うされますように』と、祈る。

「祈っても意味がない」と嘆くなかれ。

大切なのは、世界がどうあるかではない。

自分が、どうあるか。

それこそが、ここで問われていること。

どんなひどい状況であっても、それでも私たちの中に宿っている「最高の価値」を、世界平和という具体的な言葉として祈るのです。

その深みにおいて、私たちは「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー)をより多く摂取することができるようになります。

「神の言葉」によってしか、私たちは真に生きることはできないのです。

もちろん、これは簡単にできることではないのですよ。

「クソまみれの世の中」において、それでも祈っていくのは、けっこう大変なのですよ。

「クソまみれの世の中」において、心が荒んでいくのが、絶望感や虚無感に苛まれていくのが、ある意味では「普通」です。

それでもなお、自分の中に眠る「最高の価値」に気づいて祈る人は、「神の言葉」を食べられるようになるのです。

「神の言葉」は、「パン」よりも、ずっとおいしい。

ま、「パン」もおいしいけどね(笑)

では、また次回をお楽しみに。


今日のまとめ

・人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。(マタイ:4-4)

・「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー)を、なるべく多く受け取る方法が祈り。

・たとえ無宗教者でも高い夢や希望を抱いているなら、それは立派な祈り。

・『世界平和の祈り』を繰り返すことによって、自分の夢や希望の内容を「神」の波長にまで高めるよう心がけること。


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