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第291回:ハートチャクラが癒されほど、自然に自分も周りも幸せになってゆく。

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/x5Sn4

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

ハートチャクラが傷ついていると、無意識に他人を傷つけてしまう

今回の文字起こしの要点

  • 組織のリーダーがハートチャクラに痛みを抱えていると、たとえボランティアや平和運動など「尊い活動」であっても、いつか人を傷つけてしまう(組織でなく個人でも同じ)。
  • 親を嫌いになるほど、なんとその「嫌いな部分」が自分に似てきてしまう。これは「鏡の法則」の中の最たるもの。
  • まず自分が幸せで平穏であること。これは権利であり義務。ハートチャクラが満たされていてこそ、自然な貢献ができるようになる。

今回のタイトルは「スピリチュアルにありがちな、偽りの社会貢献」

サブタイトルは「ハートチャクラの癒し」 です。

スピリチュアルや政治分野などで、社会貢献として世のため人のために活動している方々がおられます。

中にはボランティアでやっておられる方もいます。

もちろんそれは素晴らしいことですが、その組織のリーダーが内側に欠乏感や枯渇感を抱えていれば、言い換えれば「ハートチャクラ」が傷ついていれば、運営はやがて厳しくなっていきます。

ハートチャクラとは?

ハートチャクラとは、ヨーガやスピリチュアルの体系で語られる「7つの主要チャクラ」のうち、胸の中央(心臓のあたり)にあるとされるエネルギーセンター。

場所:胸の真ん中(心臓や胸骨のあたり)

:緑(癒しや調和の象徴)、またはピンク(無条件の愛を象徴するとされることも)

元素:風

象徴:愛、思いやり、調和、人とのつながり

自己愛と他者への愛:無条件の愛や思いやりを育む場所。

人間関係の調和:人とのつながりや信頼関係を円滑にする。

癒しとバランス:過去の傷やトラウマを癒し、心身のエネルギーを調和させる。

(※生成AIで調べました)

厄介なのは、それがボランティア団体、スピ系だと例えば私が教えている「レイキヒーリング」の団体において、ときどき見られること。

「社会貢献」や「癒し・安らぎ」を与えようとしているにもかかわらず、結果的に内外で傷つく人が出てしまうのは、そこのトップの波動(オーラ)が大きく絡んでいます。

これは最近のカウンセリングの事例です。

もちろん守秘義務があるので、エッセンスのみ語ります。

今回の事例は、ある有名な男性インフルエンサーです(以下「Aさん」とお呼びします)。

大手メディアでもときどき出ているので、名前は出しませんがご存知の方は多いはず。

以前、Aさんが運営する社会貢献活動のグループメンバーの方から、

「社会貢献の理念には共感しているものの、グループで活動するのが苦しくなってきました・・・辞めた方がいいでしょうか?」というご相談をいただきました。

私はお名前だけで波動(オーラ)がわかるので、それでAさんを『オーラリーディング』したところ、全体的にオーラが重たく、特にハートチャクラが傷ついていることがわかりました。

ハートチャクラの概要は上記の通り。

生成AIで作った画像も貼っておきます。

ハートチャクラが傷ついているというのは、「愛情が満たされていない」「人間関係による痛みを引きずっている」と推察できます。

Aさんはメディアで表向き「良い顔」をする裏で、グループメンバーの失敗を強く指摘してしまうところがあるようです。

ZOOM会議の場で激しく公開説教することもよくあるらしい。

インフルエンサーのAさんからそんな仕打ちを受けたら、普通は萎縮しますよね。

だからグループはAさんの独裁のようになっているとのこと。

周りにはイエスマンしか集まらない。

Aさんはいつもどこかイライラしているそうです。

人間関係のトラブルが数多く抱えているようで、これは「ハートチャクラが傷ついている人」の特徴です。

せっかく社会貢献しようと思っているものの、結局は敵をたくさん作ってしまう。

もったいないですよね。

こういう組織における裏と表のギャップは、他のスピリチュアル団体や平和活動団体にも見られます。

その矛盾の最たるものは「カルト教団」でしょうね。

表向きは「愛、光、平和」と謳っておきながら、実際にやっていることは暴力や権力闘争です。

そこのリーダーは、確かにカリスマ的な才能はあるんだけど、一方でハートチャクラが傷ついている。

そうなると、本当の意味で人を愛することができない・・・いや、その前に自分自身を信じられない。

先のカウンセリングのとき、ご相談を聞いていた私は

「そういうのって、カルト教団によくあるパターンですよ」と言いました。

すると相談者さんは

「そうなんです。Aさんもよく『俺はカルトじゃない!俺はカルトじゃないんだ!』って言ってます」

とおっしゃっていました。

「そうじゃないんだ!」と強く否定するということは、図星だってことね。

スピリチュアル業界ではちょっと前に『風の時代』というキーワードが使われていました。

風の時代の特徴と言われているのは、

  • 物質中心から精神中心へのシフト
  • 縁や波動によるつながりが重要
  • 固定観念が崩れ、価値観の多様化へ
  • 自分の使命や魂の望みに沿った生き方へ

ということを言葉で言いながら、実際にやっているのは「支配・管理・コントロール」です。

で、さらに問題なのは、ハートチャクラが傷ついている人ほど、実は自分が人を傷つけていることに直面することから逃げてしまう、ということ。

これは厄介ですよ。

本当は自分が人を傷つけていることに対し、誰もいない場所では孤立感に苛まれているというのに、表では頑張って「いい顔」をしてしまう(裏では支配の顔だけど)。

こういう人がリーダーだと、優秀な人はどんどんやめていきます。

そして周囲にはインフルエンサーに依存する人しか残らない。

こうして冷静に読むと、ずいぶん損なことをやっているように思いませんか?

でも、ハートチャクラが深く傷ついていると、こうなってしまいがち。

誰も幸せになれない、ということです。

親を否定するほど、その親のイヤな部分が自分に出てきてしまう

このハートチャクラの癒しは、一朝一夕でできることではありません。

スピ系や心理系では「一瞬で潜在意識を書き換える」とか言う人もいますが、それはその程度のものでしかない。

(第一、そういうセラピストの波動が重たいことが多いんだから、笑えません)

自分の内側にある痛みや苦しみを無理に「書き換える」のではなく、それをしっかり認め、受け入れていくとき、ハートチャクラは少しずつ癒やされていくんです。

そうしてハートチャクラが開いていくと、他のチャクラにも良い影響を及ぼしていきます。

ハートチャクラは人間の中心にあるので、中心が開くと波紋のように全体に広がっていくわけです。

その結果、その方の波動(オーラ)は、明るくなっていきます。

そうする承認欲求、つまり「社会貢献しなきゃ、喜ばれなきゃ、自分は認められない、価値がない」という怖れが消えていきます。

「自分は、この自分でいいんだ」

「たとえ未熟であっても、それでも私はこの大地の上に立てているんだ」(=グラウンディング)

社会レベルを超えた根源的な「存在レベル」で自己肯定感を持てるようになります。

(なお、ここ数年言われている「自己肯定感」の大半は「社会レベル」に留まっています)

その根源レベルから変容していくには、そりゃ時間がかかりますって。

さっきのAさんは、どうやら両親と愛情ある関係性を築けなかったようなんです。

『オーラリーディング』してみると、特に父親に対する憎しみが強いようです。

それは成長へのエネルギーにもなるんですが、一方ずっとその状態のままだと、上記の通り豊かな人間関係を損ねてしまいがちです。

組織のリーダーは「父親的な立場」ですから、そりゃうまくいかなくなるのは当然です。

本当は人間関係のトラブルから自分の問題点は薄々気づいているはずですが、「父親」を憎んでいるので認められない。

「自分はあんなヤツ(父親)とは違う!」と強く思っているほど、まさかそんな父親と自分がそっくりだと認めるのは、ある意味では「死に等しい」わけです。

ものすごい恐怖心があるから、激しく抵抗する。

「宇宙のメッセージ」は "大人しく無駄な抵抗はやめなさい" といったところでしょうが、無駄に抵抗してしまうんですよ。

ですから、私は今回の相談者さんにはこのグループから離れた方がいいとアドバイス差し上げました。

リーダーになる人も、またスピ系で言えばセラピストやカウンセラーになる人もそうですが、痛みを乗り越えようとして頑張るのは一時的にはアリです。

でも、ある程度の段階、今回で言えばリーダーになったり誰かのサポートをする立場になったら、「過去の自分」に対して〈和解〉をしなければ、その痛みが今度は問題を作り出してしまうんです。

誰かへの復讐心が強いほど、自分が幸せになることに抵抗したくなる

一方、このAさんとは逆に、仮に「Bさん」だとすると、Bさんはハートチャクラが満たされています。

Bさんのような方は「権力志向」ではないので、ガツガツしていません。

別に誰かをコントロールしなくても、満たされているからです。

自分がすでに満たされているから、コップから水が溢れるように自然に貢献の意欲が湧いてくる。

本人は「やりたいことをやっているだけ」なので、別に「いいことをしてあげている」と調子に乗ることはない。

素晴らしいでしょ?

「社会貢献をしたい」という気持ちは表面的には同じですが、その根本にあるものはまるっきり違う。

欠乏感を埋め合わせるための意欲なのか、満たされているところからさらに湧いてくる意欲なのか。

これ、もう波動が全然違うんですよ。

さっき述べた「土の時代」は、物質、組織、仕組み、権力が中心となっていたので、Aさんのような方でもある程度は影響力を持てました。

でも、もし今後は「風の時代」が中心になるとすれば、すでに満たされている人が軽やかに物事を創造していく方が時代の風に乗りやすいと思います。

それには「ハートチャクラ」を癒していること、あるいは癒す意欲を持っていることが必要不可欠です。

自分のハートチャクラを癒すだけでも、自然と貢献につながっていきます。

そうして生命が賦活化・活性化することで、結果的に貢献できる人間になっていくんです。

それには、心のなかで「何か」と戦うことをやめること。

この「何か」には、親、先輩、学校の先生、世間、社会、世界、そして自分を生み出した「神」まで入ります。

その復讐の手段として「社会貢献」や「ボランティア」などのキレイゴトを利用しないこと。

心の中で戦わなければ、それだけ幸せに近づきます。

自分も含めて、誰も「罪人」などいない。
 

ただ、心の使い方が的外れな人間がいるだけだ。
 

あの親が悪いんじゃない、だた心の使い方が間違っていただけだ。
 

そして、あなたも心の使い方を間違っているから、苦しいのだ。

自分に幸せを許可すること。

これがハートチャクラの痛みが強いほど、簡単にはいかないです。

「負けた感じ」や、場合によっては「死ぬ感じ」がしてしまうんですね。

ただ、勇気を出して、ときには専門家の力を借りながら、その「死の関門」を通過することが求められます。

私もカウンセリングやヒーリングなどで、そのお手伝いをさせていただいています。

幸せに生きるのはあなたの権利であり、そして義務なんです。

なぜ「義務」かといえば、幸せじゃない人は他人を傷つけ、他人から奪うからです。

そして、それによってさらに自分が不幸になるからです。

ということに気づいたら、まず自分の心の痛みを解放することに注力しなければなりません。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 組織のリーダーがハートチャクラに痛みを抱えていると、たとえボランティアや平和運動など「尊い活動」であっても、いつか人を傷つけてしまう(組織でなく個人でも同じ)。
  • 親を嫌いになるほど、なんとその「嫌いな部分」が自分に似てきてしまう。これは「鏡の法則」の中の最たるもの。
  • まず自分が幸せで平穏であること。これは権利であり義務。ハートチャクラが満たされていてこそ、自然な貢献ができるようになる。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

マジスピラジオ:脱・お花畑の「真のスピリチュアル」を追窮します
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