お金が欲しいと思うほど引き寄せられなくなる皮肉。スピリチュアルが語る「無限の豊かさ」を幸せな気分でコツコツ実現していくセドナメソッド(『人生を変える一番シンプルな方法』ブックレビュー3)

こんにちは。

波動カウンセラーの林 昭裕です。

前回のまとめ:私たちの本質はポジティブそのもの

今回も「セドナメソッド」について書かれた以下の本をブックレビューいたします。


今回も「前回のブログ」を振り返りましょう。

前回の復習
一般的に「ネガティブな感情はポジテイブに変えていくもの」だと言われている。

 

「プラス思考をしよう」なんて言われるものは、まさにそれ。

 

しかしセドナメソッドは「ネガティブな感情は、ただそのまま認めるだけでいい」と言う。

 

認めて、解放することを決意していくうちに、そのうち消えてゆく。

 

その根本には、「私たちはそもそもポジティブな感情を無限に持っている存在なのだ」という哲学がある。

 

ただ難しいのは、自分の無意識レベルの感情に気付き、正直に認めていくこと。

 

もしどうしても認められない感情があったなら、その「認められない感情」すら認めていくこと。

 

セドナメソッドの実践には「内省の深さ」と「正直さ」とが問われており、「一番シンプルな方法」ではあるが、それほど安易でもない。

この本が後半になるにつれ難しくなっていくのは「内省の深さ」を培っていくため、ということもすでに述べました。

感情の解放がそれほど簡単ではないのは著者のヘイルさんも理解しており、例えば以下のような記述があります。

(古い行動パターンに囚われてしまうときや解放するのを忘れてしまうことは)当然で、それでいいのだと理解することが大切です。自発的に、そして必要なときにすぐに解放する能力は、回数を重ねるごとに増します。

ということなので、セドナメソッドに限りませんが、根気強くやっていく必要がありますね。

前回のブログ全文は以下です。

運気アップや引き寄せを努力ゼロで実現する方法。不快な感情すら愛することで深まる解放の道・セドナメソッド(『人生を変える一番シンプルな方法』ブックレビュー2)

「お金が欲しい」と「実はお金が欲しくない」の葛藤で貧しくなる

では、今回はなかなか認めにくい無意識レベルの感情に気づくためのヒントを、本書の文章を参考にお伝えしましょう。

例えば、これは最もニーズがあるであろう「お金への抵抗を解放する」ということについて、この地味なブログにしては珍しいんですけど取り上げてみます。

スピリチュアル業界の中には、「引き寄せの法則」はじめ、お金についてはいくらでもネタがあります。

そのすべては知りませんが、おそらく克服すべき課題は

「不足しているという感情」

ではないかなと思います。

「もっとお金が欲しいけれども、実際には思うほどない。こんな状態はイヤだ」

というのは、私も含めて多くの人が感じていることでしょう。

なので、ハウツー的なスピリチュアル系や心理学系では、「"豊かさマインド" を育てましょう」みたいなことを語るものが多いですね。

これはさっきの復習の項目で述べた「ポジティブ思考」とほぼ同じもの。

ただ、先ほどおさらいしたように、セドナメソッドはポジティブ思考ではなく、「ただ解放すること。そうすれば自然とポジティブになる」という考え方でした。

もし感情に「層」があるとしたら、

・最も表面的な層は「お金が欲しい」というもの(第1層)

・その一つ下の層は「お金が足りない」というもの(第2層)

であるのはわかりやすいので、誰でも理解できるはず。

抵抗は「お金が足りない」という主観的感情に対して生まれているわけですから、セドナメソッドでは「お金が足りない」という感情を認め、解放することを決意するステップを踏みます。

言い換えれば、「お金を得て、持たざる状態から持てる状態へと変わりたい」という感情を解放するわけです。

解放すべきは、実は「変わりたい」という感情そのもの。

なぜなら、「変わりたい」という思いの底にあるのは、「今の自分ではダメだ、不足している」という感情が横たわっているから。

それをこそ、解放すること。

大切なことなので、もう一度言いました(詳しくは「前回のブログ」をご参考にしてください)。

そして、ここからさらに無意識レベルの感情に焦点を当てていくとしたら、「お金が欲しい」という感情とは矛盾するんですけど、

・実はお金を得ることに抵抗している(第3層)

という

逆に見える感情の層にも焦点を当てていく必要があります。

本書ではこのあたりをサラッと書いていて「おいおい・・・そこかなり大事やん。もうちょっと解説してくれへんかな」と感じたので、私なりに説明しますね。

「お金が足りないことへの抵抗」と、「お金を得ることへの抵抗」とは、実はコインの裏表であることが多い。

これが俗に「メンタルブロック」と言われているやつですが、このブロックはサンドイッチ(板挟み)になっていることが大半。

こう述べると、

「え? ちょっと何言ってるの? 自分はお金が欲しいんだから、『お金を得ることへの抵抗』なんてあるわけないでしょ!」

って反論されるかもしれないけど、意外とありまっせ(笑)

そう、このあたりを自分で気づくことが、なかなか難しいのであります。

例えば、

・「お金をたくさん持ってしまったら、ロクなことがない」

 

・「お金をたくさん持ってしまったら、使いすぎて破産してしまう」

 

・「お金をたくさん持ってしまったら、知人・友人・家族・親戚がタカリに来る」

 

・「人間は謙虚で慎ましい生活をするべきだ。足ることを知らねばならぬ」

 

・「お金がもっと欲しいなんて、ゼイタク言ってんじゃねえよ!」

 

・「世界にはもっと貧しい人がいるのに、なんでこれ以上の豊かさを求める必要がある?」

 

・「『あいつはカネの亡者だ、カネのことしか考えてない』なんて思われたくない」

 

・「自分はお金を得るにふさわしいだけの働きをしていない(働かざる者食うべからず)」

といったことですね。

いかがですか?

意外とこうした「信念」を持ってるんじゃないですかね?

こういうのが、「お金が足りない」ことへの抵抗を持つ一方、「お金を得ること」への抵抗をサンドイッチで持ってしまうということなんですよ。

ホント人間ってやつはややこしい。

なので、セドナメソッドでは

・「お金が足りないこと」への感情的抵抗

・「お金を得ること」へ感情的抵抗

の両面からネガティブな感情を解放していき、オセロゲームのようにひっくり返していくわけです。

「押してダメなら引いてみろ」という言葉がありますが、ここでは押すこともするし、引くこともするわけです。

人間には「お金が欲しい」だけでなく、他にも「パートナーが欲しい」とか「地位や名誉が欲しい」とか「健康が欲しい」とか、いろんな「欲しい感情」がありますよね。

普通はその感情をどう実現化するかを求めるわけですが、一方で

■「実は、パートナーを得ることへの抵抗(怖れ)がある」

【抵抗の一例】

・自分はその資格がないんじゃないか

・器量が足りなんじゃないか

・またヘンな男(女)に捕まってしまうんじゃないか

・相手の希望条件に合わないんじゃないか 等

■「実は、地位や名誉を得ることへの抵抗(怖れ)がある」

【抵抗の一例】

・自分はその資格がないんじゃないか

・周囲から嫉妬されるんじゃないか

・調子に乗って謙虚さを忘れ、イケてない政治家みたいになるんじゃないか

・以前のような責任のない気軽な日々には戻れないんじゃないか 等

■「実は、健康になることへの抵抗(怖れ)がある」

【抵抗の一例】

・健康になったらちゃんと仕事をしないといけないんじゃないか

・健康になったら周囲から「大丈夫?元気?」といった愛情が得られなくなってしまうんじゃないか

・健康になったら大好きなスナック菓子やインスタント食品が食べられなくなってしまうのではないか

・健康になったら「病気と闘う」といった人生の目標がなくなってしまうんじゃないか

・・・これぐらい丁寧に説明すりゃ、「実は "得ることへの抵抗" もたんまり持ってるんだぞ」ってことがよーくお分かりになりますでしょ?

普通はここまで自分の心を深く内省しないんですよ。

だって私たちは何かと忙しいもん。

あと、こういう感情を見つめることって、けっこう苦痛だから。

だって、イヤでしょ?

すんげー「お金が足りない」と思っているのに、実は「お金を得ること」に抵抗があるだって?

それを認めちゃったら、「お金が足りない」のは完全に自分のメンタルがイケてないことになっちゃうじゃん。

ある意味では「望んで」お金が足りない状態を作り出していることになるじゃん。

そんなのやだやだー!ゼッタイ認めねーぞ!!

というわけで、セドナメソッドのファーストステップである

「その感情を認めることができますか?」

と、たとえ水戸黄門の印籠のように問いをズバッと差し出されても、「ゼッタイ無理でーす!死んでも認めませーん!」ってなるわけだ(笑)

だから、復習でも述べた通り、自分の感情を素直に真摯に見つめる「勇気」がないと、セドナメソッドって難しいんですよ。

こういう難しい感情って、普通はカウンセリングで扱うレベルです。

一人でやるのは、自分の感情の扱い方にある程度慣れている人じゃないと難しいですね。

「無限の豊かさ」は感情を解放した先にある光の次元

お金に対する抵抗ひとつ取ってみても、感情が多層的に折り重なっています。

ただ、これも繰り返しになりますが、その根源的な層はスピリチュアル的に言えば「神性意識」とか「宇宙意識」とか言われる「光そのもの」のレベルです。

実際、私が人の波動(オーラ)を観ていても、表面的なレベルではいろんな色彩や波長があるんですけど、奥の奥まで観ていくと光り輝く部分が観えてくる。

そのレベルでは「無限の豊かさ」に満ちているわけですね。

もちろん、エゴを抱えた生身の私たちが、その次元にまで至るのは決してカンタンじゃないでしょう。

こういうことをエラそうに語っている私にしても、実際に光の次元の波動は観えてもそれを体得しているかといえば、全く心もとない・・・

ただ、現実的に考えれば、抵抗(怖れ)があまりない「そこそこ豊かな次元の層」にまで行ければ十分ではないかと思います。

そのレベルでも怖れは決してゼロではありませんが、その怖れに巻き込まれ、同一化してしまうことはほとんどなくなるはず。

※「怖れとの同一化」については、二つ前のブログをご覧ください

セドナメソッドはインチキ?メンタルブロック解放で「引き寄せ」を簡単に起こせると言われているが、実は奥が深いので思ったほどラクじゃない。(『人生を変える一番シンプルな方法』ブックレビュー)

それまではセドナメソッドに限りませんが、感情の解放を何度も何度も行うこと。

これは興味深いことに、実は神道で言うところの「お祓い」なんですよね。

神道では人間の魂は本来、罪穢れ(つみけがれ)のない清く尊いものだと説いています。

それが、肉体をもって地上で生活しているうち、エゴ的な感情が生じて罪穢れが魂を覆ってしまうのだと。

それを「お祓い」によって「祓い給え、清め給え」とやるわけです。

それによって罪穢れが浄化されれば、「魂本来の持つ輝き」を取り戻す。

セドナメソッドもこれに通じるものがあるんですね。

もちろん「欠点の原因を分析し、傾向と対策を考え出し、自分を変えるべく努力する」という従来の方法が向いている人は、それでいいでしょう。

けれども、それだと自分に対して過度なプレッシャーをかけてしまったり、できない自分に対する反省が強すぎて自責になりがちだったりで苦しいのであれば、神道的お祓いにも通じ、そして自分の欠点にもやさしい目を向けるセドナメソッドを活用することを考えてみたらいかがでしょうか。

【注意】感情を解放したら「引き寄せ」はバンバン起きるか?

最後に、今回は珍しくお金について語りましたが、補足として注意点もお伝えしておきましょう。

一般的に流布されている「引き寄せの法則」の主張に従えば、

「お金のブロックを解放していけば、必ずお金が手に入るチャンスが引き寄らせられる!」

ということですね。

この本でも、実際に「お金が足りない」ことへの抵抗、そして「お金を得る」ことへの抵抗を手放していくうちに、それまでヒーヒー言ってた経済状況が見事に逆転した、というエピソードが語られています。

ただ、疑い深い私としては、「それ、ホンマかぁぁぁぁぁ????」とソッコーで思ってしまいます(汗)

もちろん著者のヘイルさんはこれまで多くの方々にセドナメソッドを伝授してこられたでしょうから、受講生の中にはそういう「劇的に人生が変わる人」がいてもおかしくないと思うんですよ。

実際、この私だって「思いが変わることで、劇的に人生が変わった体験」はありますし。

ただ、誰しも必ずそうなるとは言えません。

この点はシビアに心を構えておく必要があるんですね。

基本に立ち返りましょう。

セドナメソッドとは、不要な感情を解放するシンプルなメソッドでした。

それはいったい何のためにするものでしたでしょうか?

「前々回のブログ」「前回のブログ」もご参考にしてください)

この本の英語の原題のサブタイトルは、

『Your Key to Lasting Happiness, Success, Peace』

です。

直訳風に訳すと

『幸福、成功、平和を持続させるためのあなたの鍵』

ですね。

ここにセドナメソッドの目的があります。

もちろん「成功を得る」ことも大事ではあるけど、それ以上に「幸福や平和な状態」を持続させることに主眼が置かれています。

(ブログでは取り上げませんでしたが、そのことについては本書の「目標」の章に詳しく書かれています)

もし私たちを制限している感情を解放することができたら、それだけ心身にエネルギーが満ちてくるはず。

それによって、以前より多くの活動ができたり、深く心を込めた創造ができるようになります。

経済的な成功があるとしたら、それらの結果なんですね。

なので、お金を得ることを制限する感情を解放したからとって、たちまち豊かさをバンバン引き寄せるとは思わない方がいい。

人によってはそうなる恵まれた人もいるだろうけど、「オレもワタシもそうなるはず!」とは期待しない方がいい。

場合によっては、「感情の解放」と「実際の現象」にはタイムラグが生じることがあります。

大事なことは、豊かさをブロックする感情を解放することによって、以前ほどお金に対する不安や執着が薄くなっていくこと。

なので、たとえ豊かさをガンガン引き寄せられるようにならなくたって、いまの状態でも十分満たされるような心になれるとしたら、実はそれが最も豊かな状態だと言えますね。

もちろん、その状態からさらに豊かになれたら、それに越したことはないわけですけど。

本書は欧米人の書いた本らしく「素晴らしい成功事例」がいくつか出てくるんですけど、それをあまり鵜呑みにしない方がいいかなと思いました。

それよりはちょっと地味かもしれませんけど、日常の中で心に起こってくるいろんな怖れの感情を、ただただ解放していくことが大切です。

以上、ブックレビュー3回目は、「お金に対する抵抗」を例に人間の持つ感情の複雑さについて、本書ではあまり触れていない部分を自分なりに掘ってみました。

ご参考になれば幸いです。

(あと1回レビューするかもです)

※今回ご紹介した本は以下!

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