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Q&A:思考や感情ではない「本当の自分」をさとれば、ネガティブに左右されなくなる。

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は前回の音声配信に対してご質問をいただきましたので、それについて回答します。

※前回の音声配信

ここでは以前ブログでブックレビューした『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』の解説をしました。

ここでしゃべった主なことは、

・「いまに在る」ために大切なことは、思考や感情を客観的に見つめる

ということでした。

それをお聞きになった「レイキヒーリング養成講座」を受けていただいている方からいただいた質問は、

受講生さん
受講生さん

前回の放送は「思考や感情を客観的に見つめるようになると、それに巻き込まれなくなる」というお話でしたが、じゃあ「自分」というのは何なんでしょうか? わたしはてっきり「思考=感情=自分」だと思っていたんですけど、違うんですか?だって、考えないと何もできないじゃないですか・・・?

といったものでした。

素朴な疑問、ごもっともですね。

私は魂や心の世界が好きでこれまでいろいろ考えたり学んだりしてきたので、たぶん感覚が麻痺しているのでしょう。

なので、こういうご質問があると「初心」が思い出せて有り難いです。

ただ、これに関しては一発で回答できます。

それは、

質問の回答

「自分」というものは【意識体】であって、「思考」や「感情」ではありません。

以上、終わり・・・

これだけでは不親切なので、もう少し説明しましょう。

この認識は「スピリチュアル」というものを考えるときの土台となります。

ここを踏まえずに「魂」の話をしていても、なんだか雲をつかむような感じになってしまう。

私もそうですが、この業界ではよく「魂」という言葉を使いますね。

ただ、けっこう曖昧に使われることが多い。

例えば「魂の叫び」と言うように『心の奥にある真実』という意味で使われることもあるし、「魂を生きる」と言うように『自分独自の個性や能力、あるいは運命』という意味で使われることもあります。

あるいは「霊魂」というように『目に見えない存在』を示す場合もあると思います。

このように、特に「魂」という言葉は使われる文脈によって意味が変わります。

先ほど回答した「意識体」という言葉は、この場合は「魂」と読み替えてもいいでしょう。

そうすると、

質問の回答 その2

「自分」というものは【魂】であって、「思考」や「感情」ではありません。

とも言えるわけです。

これを言葉だけで理解しようとすると、おそらくわかりません。

かといって感覚的になんとなくわかるものでもない。

「魂」というのはハッキリと認識できるもので、一度わかればめっちゃ簡単です。

わからないうちは、まるで「眼が眼自身を見ることができない」ように、あまりに近くにありすぎて逆にわからないもどかしさを感じるかもしれません。

もう少し具体的な状況を考えてみた方がいいでしょう。


例1

寝ているときの自分は「どこ」にいるでしょうか?

寝ているときは、「思考」も「感情」も湧いていません(ただし「夢」は特殊なのでいったん横に置いておきます)。

もし「自分=思考=感情」だとすれば、寝ているときの自分は「自分」ではないことになりますが、もちろんそんなことはありませんね。

たとえ寝ていたとしても、たとえ「思考」や「感情」は湧いていないとしても、「自分」はそこにいます。

もし「自分」がいなければもう昇天ですよ(笑)

例2

まだ小さかった子どもの頃の「自分」と、オッサンやオバサンにまで年を重ねたときの「自分」とでは、何か変化はあるでしょうか?

肉体だけを見れば、確かに白髪やシワは増えているでしょう。

希望してないのに、お腹もぽっこり出ているかもしれません。

けれども、「自分という意識」そのものは、子どもの頃でも大人の現在でも変わっておらず、「わたしはわたしのまま」ですね。

例3

夜空を見上げて、星々の美しさに思わず心を奪われているとき。

美しい絵画の前にたたずみ、無言でずっと対峙しているとき。

瞑想をしている人なら、深い意識の状態にあるとき。

そのとき、「思考」や「感情」はないか、もし湧いてきたとしても水蒸気のように現れては消えるような状態のはずです。

たとえ「思考」や「感情」がなくても、「自分という意識」はそこにあります。

そのとき、「夜空を見上げすぎて首が痛いな」とか「この絵、どんな描き方をしているんだろうか」とか「おしりがかゆくなったきたな」とか、思考が湧いてくることを一般的に「我に返る」と言います。

でも、「我に返る」前に、「自分という意識」は、ずっと “ここ” にありました。

「ただ、自分が、ある」という感じは、思考や感情の前から、ずっと “ここ” にあるのです。


・・・なんとなくわかりましたか?

哲学者デカルトの有名な言葉「我思う、ゆえに我あり」を引用するまでもなく、私達は日常においては思考や感情を「自分」だと捉えて活動をしています。

「目の前の醤油を取る」と思考しなければ手を伸ばせないし、「朝9時までに会社や学校に行く」と思考しなければ寝坊するし、「ヤバい!このままでは遅刻してしまう!」という焦りの感情がなければダッシュもしないわけです。

なので、日常の意識だけでは「自分=思考=感情」となるのは当然のこと。

このとき、もしネガティブな思考や感情が強いと、それに囚われてしまうわけです。

「自分はなんてダメな人間なんだ」とか「あいつだけは絶対許せない!」とか、その思考や感情が自分だと思い込んでしまうと、それそのものになってしまう。

そして、ネガティブな思考や感情は必ず私たちの心身を苦しめるので、それが多ければ多いほど苦しい人生になってしまう。

で、そのネガティブな思考のほぼすべてが過去か未来からやってくるので、その帰結として「いまに在る」ことができなくなってしまうわけです。

でも、「思考」や「感情」は「自分」ではなく、この「自分」は本当は【意識体】や【魂】という目に見えない存在なので、その立場から心の中に湧いてくる「思考」や「感情」を客観的に観察しよう、ということを前回述べたのです。

もしこれでもわからなければ、こう考えたらいいでしょう。

私はあまり脳科学には明るくないですが、おそらく

「自我の働きは脳の “この部分” や “この神経細胞” が司っている」

などの研究結果が出ているはずです。

けれども、もし仮にあなたの脳を開いてみたとしても、「あなたの意識そのもの」はどこにも存在していないはず。

というのは、先ほど説明した通り「あなたという意識」とは目に見えない存在だからです。

肉体の一機関である脳の中に「意識」は見当たりません。

けれども、たとえ科学的に説明不可能であっても、確実に「いま・ここ」にあるのが「自分という意識」なのです。

もし「自分という意識」なんかないとすれば、あなたはあなたではないはずです(笑)

・・・あまり難しく考えない方がいいですよ。

さっきの例をちょっと振り返ってもらえたら、すぐにわかるはずです。

すぐにわからなくても、もし上の文章を読んで「不思議な感覚」が湧いているとしたら、その感覚をしばらく味わってみてください。

その不思議な感覚は、「日常意識」から離れているところから生じているのだから。

いろいろと述べてきた「自分という意識体」は目に見えない存在であり、次々と沸き起こってくる「思考」や「感情」を超えて、ただ「いま・ここ」に存在しているもの。

なので、「思考」や「感情」を客観的に見つめるというのは、「いま・ここ」にずっとあり続ける「自分という意識体(魂)」にフォーカスをすることなのです。

それができたとき、私たちは「思考」や「感情」に巻き込まれることなく、非常に落ち着いた状態を保つことができます。

以前のブログでも説明した記憶がありますが、それは「台風の目」のようなもので、たとえ周囲には思考や感情が渦巻いていたとしても、その中心は穏やかです。

場合によっては「思考」や「感情」がひどく暴れまわることもあるし、深い怒りや悲しみの場合はそう簡単になくなることはないでしょうが、忍耐強く観察をし続けていれば、いつか必ず落ち着く瞬間がやってきます。

なので

前回の放送は「思考や感情を客観的に見つめるようになると、それに巻き込まれなくなる」というお話でしたが、じゃあ「自分」というのは何なんでしょうか? わたしはてっきり「思考=感情=自分」だと思っていたんですけど、違うんですか?だって、考えないと何もできないじゃないですか・・・?

質問の回答

「自分」というものは【意識体】や【魂】と呼ばれる存在であって、「思考」や「感情」ではありません。「考えないと何もできない」というのもまた思考なのです。

この「意識体としての自分」を認識できるかできないかは、それこそ「魂を生きる」かどうかを分ける土台となるので、ぜひ感覚ではなく明瞭に理解されることをオススメします。

そして「魂の実践」としては、この不自由な肉体を持って生きていても、ネガティブな思考や感情に左右されず、自分に与えられた天命に向かって生きることなのです。

単なる知的遊戯だけで終わらないよう。

なお『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』の本では、この「意識体としての自分」を

〈ほんとうの自分〉

と訳していました・・・が、これはちょっと誤解が生じる表現ですね。

今回のタイトルに使うかもしれませんが、どこかでちゃんと説明した方が良さそうです。

「前回の音声配信」でも語りましたが、この本の日本語訳はあまりイケてないので、可能であれば英語の原著をオススメします。

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