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引き寄せの法則で幸せになれない人の心理。真の幸せは感謝の中に宿っている。

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「幸せになりたい願望」

について考えていきます。

実は「幸せになりたい」と思っている人は、なかなか幸せになりにくい、という話です。

もし心当たりがあれば、このブログが参考になるかもしれません。

人生に意味はあるか?(前回のまとめ)

前回のブログでは、

「人生に意味はあるのかないのか?」

について考えてみました。

とても大切なことなので、要点だけまとめておきますと、

「人生に意味はある」と思う人にとっては、「人生に意味はある」

「人生に意味はない」と思う人にとっては、「人生に意味はない」

という、言葉にすれば単純極まりないもの。

人をバカにしてんのか? というぐらい単純ですよね(汗)

ただし、「人生に意味はない」と思う人も、そこに「無意味という意味」を見出しているのであって、「意味そのもの」から離れることはできないんです。

つまり、私が特に10代の頃に自問していた「人生に意味はあるかないか?」という問いは最初からズッコケていて、正しくは

「人生には意味しか存在しない」

んですよ。

前回のPodcastで肉声で語った通り、この不思議さを分かち合える人がどれぐらいおられるでしょかね・・・

「スピリチュアル」という言葉が示している対象が「超越的なもの」であることについては、反論の余地はないでしょう。

それは普通は「オーラ」「あの世」「過去世」「守護霊」などですね。

ただ、この「意味」、すなわち「言葉」もよーく考えれば、実は私たちを超えた存在なんです。

それが新約聖書の冒頭で言われる

「はじめに言葉があった。言葉はすなわち神であった。」

という部分であり、スピ好きがよく言うところの「言霊(ことだま)」なんですね。

そうそう、また別の機会に述べたいと思っていますけど、「天命」というのもまた、自分という個を超えたものです。

「個」を超えているから「天」なわけで。

このあたりを五感で感得するということが、スピリチュアルの真髄と言えます。道は遠いですが。

怪しい占いの広告「あなたは幸せになりたいですか?」

「人生の意味」についての原則は上記の通りになるんですけど、それだけだと理屈っぽいので、今回は例題としてスピリチュアル系の相談でよく出てくる

「幸せになりたい」

という願望を吟味してみましょう。

(前回はちょっと難しい内容でしたが、今回は読みやすいと思います)

このフレーズは、私がかつて占いの現場にいたときに、しょっちゅう言われるフレーズでした。

というのも、占いコンテンツの宣伝コピーに多いのが

「あなたが幸せになるお手伝いをします」

というものだからです。

少し考えれば、何を幸せと感じるかは人それぞれであり、みんな価値観が違うってことがわかるにもかかわらず、とにかく「わたしは幸せになりたいんです」とフワフワ~っとした質問を投げかけられてしまう。

ですから、私の場合はフツーの占い鑑定なんかガン無視で

・あなたにとっての幸せって何ですか?

・どういうときに幸せを感じますか?

・その幸せは借り物ではなく、自分にとって本当のものですか?

というカウンセリングに近いことをやることがありました。

「そんなの占いじゃない!」ってお叱りを受けたときもありましたけど、まず自分にとっての幸せが何なのか定めない限り、まるで影法師を追いかけているもんじゃないですか。

まーそういうことを考えるのって精神のエネルギーがかなり求められるので、それよりどこかのセンセーに決めてもらった方がラクなのは、これ人情でありますけれども。

そこまで深くお聞きすることはなくとも、少し話を聞いていけば、

・「もっとお金があれば幸せだ」

・「もっとやりがいのある仕事ができれば幸せだ」

・「素敵なパートナーと結婚できれば幸せだ」

という言葉が出てきます。

特に占いの現場では恋愛やパートナーシップに関する相談が多い。

価値観が多様化したと言われる現代でも、「結婚=幸せ」とお考えの方はまだまだおられます。

その一方でドロドロの離婚相談で、「センセーは縁切りの術はできますか?」(できません!というか興味ない!)なんて聞かれるわけですけど・・・

ともかく、これらに共通するのは「幸せ」は人間が実現すべき最高の価値だと思われている、という節があること。

誰も不幸せになんてなりたくないですもんね。

確かにお金はあった方がいい、やりがいある仕事はあった方がいい、素敵なパートナーと結婚できるに越したことはない。

ただ、本音を言えば、私は「幸せになること」にそれほど重きを置いていないんです。

なぜなら、昔から「青い鳥」の寓話で言われている通り、「幸せは求めれば逃げていく」からですね。

「幸せになりたい」と願っているうちは、決して幸せになれず、むしろ不足感に悩むことになる。

このパラドックスは、古今東西の立派な人たちが異口同音に言っている原理原則です。

ただし「全く求めるな」というわけではないですよ。

ビールは最初の一口、最初の一杯が最もおいしいのであって、さすがに100杯飲めば倒れるし、飲み続ければアル中です(私の身内でいました)。

いくら高級フレンチが最高においしいとしても、10人前ほど食べれば苦しくなってリバースするでしょう。

要は「ほどほどにしとけ」ということ。

ま、そうはわかっていても、必要以上に求めてしまう。

それもまた人間の性なんでしょうけど。

なので、「幸せになりたい」とおっしゃるかつての相談者さんに対しては、「幸せは求めるから逃げるんやで」と言うだけで良かったかもしれませんね。

(なお、現在の私に「どうしたら幸せになれますか?」と聞いてくる方はほぼゼロです。自分で考えようとする方が大半だからでしょう)

なので、「幸せになりたいですか?」というキャッチコピーを出している占い団体は、最初からお客を「不幸せの無限ループ」にハメようとしているかもしれません(汗)

ま、そっちの方がリピートしてくれるかもしれないからね。

幸せは求めれば逃げていくんだから、いくら占いで「こうすれば幸せになれるよ」と言われてテンションは一瞬上がっても、また満足できなくなって占いに行く・・・という悪循環。

マジな話、こういう悪循環にハマって自己破産してしまう人がいます。

実際、占いで数百万円の借金を抱えている人がご相談に来られたこともあります・・・まぁそれも有料なのでこっちは複雑なんですが。。。

自分の体の不調や痛みを何も感じないのが「健康の証」であるように、幸せについて考えることや不幸な感覚を持たないことが本当は「幸せの証」なんでしょうね。

それが「あなたはいま幸せですか?」と問われ、「うーん、自分はいま幸せかなぁ・・・」と考え出すと、「もうちょっと給料が多い方がいいかな」「やっぱりパートナーがいた方がいいかな」とか、不足感に思いが向かったり、周囲と比較して劣等感を抱いたりすることがあります。

そういう意味で「あなたは幸せですか?」という問いかけは、あまりしない方がいいと思いますね。

そもそもさっき述べた通り、「幸せの定義」は曖昧ですし・・・これも「幸せですか?」という質問がズルい理由です。

「引き寄せの法則」でさらに不幸になる根本的な理由

スピリチュアルビジネスというのは、表ではキラキラした愛や豊かさを謳っていながら、密やかに劣等感や欠乏感を刺激してくる場合があることを知っておいた方がいいでしょう。

自己啓発や大衆向けスピリチュアルのLP(ランディングページ=宣伝用のページ)には、以下のような言葉がよく踊っていますね。

・「好きな時間に、好きな仲間とだけ働く理想的な仕事環境」

・「イヤな上司や客にペコペコ頭を下げない”社畜”状態からの解放」

・「”好きなことだけで生きていく”YouTuberのようなライフスタイル」

・「”ハイスペック男子”と結婚し、毎日がセレブのような暮らし」

・「祈りも瞑想もいらない。ポストコロナ時代の〈引き寄せの法則 2.0〉」

みたいなやつ。

YouTubeの動画広告で、ときどきこういうのを目にします(私が職業柄こういうネタ集めをしているので、広告がそのように最適化されている)

こういった「わかりやすいモデル」を巧みに提示することで、私たちは不足感を刺激される。

本当は今の生活でも、多少は不満がありつつもそこそこ満足していたのに、こういうのを見せられて「あぁ自分もこんな生活してみたいな」と思わされる。

まぁそれで発奮して努力する契機になるならいいんでしょうし、その通りに叶うなら結構なことなんですが、そんな夢を叶えた人、周囲にどれぐらいいますかね?

スピリチュアル業界は女性が多いので、よく「魔法のような引き寄せが起こった結果」として、豪華な家やモノ、素敵なパートナーシップを演出している人もいます。

あるブログでは「魔法の引き寄せ」で手に入れたという外車に手を当て、ドヤ顔している「スピリチュアル専門家」を見たことがあります。

そして、「この魔法の引き寄せメソッドを使えば、あなたも私のようになれる!」と高らかに謳う。

「憧れのライフスタイルを思い描かせる」その手法は、まるでネットワークビジネスじゃねーかと思うほど(すべてのネットワークビジネスを否定しているわけじゃありませんよ)。

ただ、私がそういう人の波動(オーラ)を画面越しで観ていると、そもそもけっこう無理していて、実際はそれほど輝いた波動じゃないことが少なくない・・・

また、表向きは「素敵なパートナーシップ」を演出しているけれど、実際にパートナーシップの波動(そんなこともわかるのよ)を観てみると、「あー家庭では冷戦状態だろうなー」と感じることもしばしば。

※そういえば、このあたりの話は以前Podcastで少し触れたことがあります。

「魔法の引き寄せ」とかなんとか言うけど、本当はめちゃくちゃ自力で頑張ってるか、エゴイスティックに「奪い取っている」だけです(もしかしてそれも「魔法」なのかな?)。

「ありゃまー、そんなに無理しなくていいのになー」って思うんですけど、一度そういうブランディングが固定化されちゃったら、ブランドチェンジするのはなかなか容易じゃない。

口先では「風の時代」(目に見えないものを大切にする生き方の時代)なんて言ってる割に、実はその尺度はバリバリ「目に見える物質」に依存しているんですよね。

そういうのは「スピリチュアルっぽい」けど、本当はスピリチュアルではないんです。

そもそも不足感や欠乏感から「引き寄せの法則」とやらを発動させたため、たとえ引き寄せが成就したとしても、引き寄せるのはやはり劣等感や欠乏感なんです。

なので、これは他のブログエントリーでも言ったことがありますけど、引き寄せの法則を実践すればするほど、波動はどんどん重たくなっていきます。

にもかかわらず、それを「魔法の引き寄せ」としてウソっぱちのスピリチュアルビジネスに利用する。

そして、テメーと同じような欠乏感・不足感を抱えた人たちを引き寄せようとする(やり方が上手であればビジネスにはなる)。

あの・・・これは本当にスピリチュアルなんでしょうか?

魂の深化と浄化とを希求する、真のスピリチュアル(マジスピ)に則した行いなんでしょうか?

もちろん、違います。

しがたって、それは冒頭で述べた「天命=摂理」に背反しているから、重たい波動が余計に重たくなっちゃう。

このブログを書いている週も「この占い師さん、本当に信用できますか?」というカウンセリング依頼がありました。

信頼できるかどうかは、波動(オーラ)を観ればある程度の検討はつきます。

もうね、別に大能力者でもない私が観てもすぐわかるんだから、天からは完全にお見通しですよ。

もとより、そういう「天のまなざし=超越的視座」を内面化して生きていくことがスピリチュアルだったはずなんですけど・・・

すべてに感謝できる心境こそ、真のスピリチュアルが目指すもの

もちろん物質的なものを追い求めても全然結構ですよ。

新しいサービスやモノに触れるのは、楽しいですもんね。

バリバリ稼いでガンガン使って、経済を回してくれたら喜ぶ人が増えるし。

けれども、もしそこに「不足感」が横たわっているとしたら、たとえ見た目は豊かそうに見えても、波動は重たいんですよ。

「幸せを求めると、逆に幸せは遠ざかっていく」という教えこそ、真にスピリチュアルなものだと思います。

ビールは1杯目の最初の一口目が一番うまいが、飲みすぎればリバースするであろう。

たとえ銀座の寿司でも、食べ過ぎれば胃痛とメタボを生むであろう。

それなのに、ヘタに安っぽい自己啓発チックなスピリチュアルに触れるから、結局「永遠の不満足感」に陥ってしまう。

「引き寄せ難民」と揶揄される人たちは、まさにそうですね(そもそも「難民」という言葉を安易に使うべきではありませんが)。

幸せを引き寄せようとするから、逆に引き寄せられなくなる。

最初から、詰んでいる。

難しいのは、ときおり運良く引き寄せが成功してしまう人もいるので、そこで「あの人を見習ってワタシも!」となること。

ただ、どの業界においても、わかりやすい経済的成功、社会的成功を手に入れられるのは一握りです。

そして、そういう「成功者」になっても、必ずしも波動が輝いているとは限らない。

そもそも、真のスピリチュアルが教えるところは、

「すべてのものに感謝できる心を涵養すること」

だったはず。

不足感から求める「引き寄せの法則」を最初に言ったのは、どこのどいつだ?

(名前は言わないけど、引き寄せの法則の提唱者で有名な「あの人物」って、もうめちゃくちゃ波動が重たいんだから・・・)

波動が輝くためには、何度か言っていることですが、

・感謝の気持ちを深く持っていること

・貢献の気持ちを高く持っていること

・その上で、自分のエゴを浄化する工夫を重ねていること

この3つが大事です。

なので、「いま自分は幸せだろうか?」と自問自答するぐらいなら、「いま自分はどれぐらい感謝の気持ちを持っているだろうか?」と問うた方が、はるかに幸せに近づきます。

ここで前回のちょっと難しいブログの内容を応用すると、

「人生は有り難いもの」と思っている人にとって、人生は有り難いものになる。

「人生は苦しいことだらけ」と思っている人にとって、人生は苦しいことだらけになる。

「単なる考え方の違いじゃん!」ってツッコミが入るかもしれないけど、その「単なる考え」がドエライ違いを生むわけですよ。

考え、もっと言えば「想念」や「理念」というものが「人生の意味」を創造しているという、よーく考えれば本当に”驚くべき真実”がここにあるんです。

そして、「意味」を創造するということは、そのすべてではないかもしれないけど、やがては現実となるんですね。

ですから、まだうまい表現が見つからないんですけど、「引き寄せの法則」をより正確に言えは「霊的創造」とでも言うべきでしょう。

不足感からではなく、「真に満たされた魂」が自ずと創造する世界。

これこそ、新しい時代の「引き寄せの法則」となるでしょうね(そのとき、もはや「引き寄せ」という言葉は不要になっているはずです)。

こういうことは何度も見聞きしてきたことだけど、最近の私はようやく「これはすげーわ」と思えるようになってきたんですよ(なのでこうしてブログ化している)。

もちろん前回も言った通り、特に人間関係において苦しく辛い体験をした方にとっては「感謝って言われたって無理無理!」と反発されるかもしれないので、現実的には段階が必要ですけどね。

考えをアタマでは理解できても、実践するのは「決心」ができないと難しいです。

その現実的なステップとしては、以前もご紹介したことがあるけど、

「天国言葉を使う」

というのがわかりやすいです。

※ただし、安直に推奨はしていません

もし宗教的なものが嫌いじゃなければ、「世界平和の祈り」もいいですよ。

私は以前「”引き寄せ”よりも”引き受け”が大事ですよ」と述べましたけど、引き受けがうまくできるようになるには、最初はウソでもいいので「有り難い」と思ってみることです。

・・・これも、自己啓発、宗教、スピリチュアルでは何億回と言われていることだろうけど、本当に大事なことです。

もちろん一朝一夕でできることじゃございません。

けれども、こうした学びの機会を得られているということは、本当に「有り難い」ことなんです。

そう、感謝の気持ちの中に幸せは包み込まれているので、やっぱり「幸せになりたい」よりも「深い感謝の念を持ちたい」と言った方が、よっぽど「幸せになれる」のであります。

大事なことなので、2回言いました。

そういえば、遠くばかり追い求めて手に入らなかった「青い鳥」は、結局、自分の家の中にいたのでした。

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