お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。
【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
目次
五臓六腑、爪から髪に至るまで、すべて「魂」である
今回は「臓器の "声" を聞く」という少し奇妙なテーマを扱います。
すでに「無料メルマガ」では先にネタ出しをしていたのですが、いくつか反響をいただきました。
非日常的なテーマなので、先にお声を読んでいただくことで身近な関心を持っていただければ幸いです。
◆『内臓の話ですが、以前実は40過ぎてから喘息になった事があり、治らないと言われた後、偶然内臓の気持ちが分かる人に続けて2人会い、自分が身体を痛めつけている事を知り、なんだかんだで治りました。色々振り返るよい機会でした。なので今回のお話すごく分かります。&もっと身体の声を聞こえるようになりたいなと思いました。』
↑
身体症状はこれまで声を無視してきたことに対する「強いメッセージ」なんでしょうね。いくら霊とか魂とか言っても、その表現は身体というわけです。
◆『今回の臓器と対話するお話。あまりにもリアルタイム過ぎてついメッセージをしてしまいました。実は私、来月中旬に子宮と卵巣を切除することになったのです。一年ほど前から経過観察だったのですが、いよいよ‥となり。その報告を娘たちにしたところ、次女が「ママの子宮は3人も育てて十分に頑張ったよ。ありがとうだね。」と言ってくれたのです(泣)もちろん私も辛い症状を我慢して温存するつもりもなく、臓器としての機能は十分に果たしてくれたので感謝だなぁと思っていました。そんな気持ちを娘が察してくれたのは驚きであり、娘の成長を感じた瞬間でした。
そんな経緯で、年末に手術が決まってから子宮との対話が始まりました。子宮を意識すると私に体調を教えてくれているのが分かります。今までもこうやって話してくれていたのかなと思うと、気づかなかったことがもったいなくて。子宮に限らず、五臓六腑、体全てが私に語りかけてくれている気がします。この世でお借りしている大切な体。このような状態になって初めて気づきましたが、天命を全うするまで、丁寧に扱っていこうと改めて思う日々です。
私の子宮、最近は冷たさで示すこともあります。拗ねているような、怒っているような‥‥そんな時は「ごめんね」と手のひらで温めます。すると、体も気持ちも落ち着くのです。不思議ですね。』
↑
なんと手術前、タイムリーな内容だったのですね。これを公開することで、他の方々へ「臓器と対話すること」の参考、気づきになるはずです。
子宮からどのような「声」が聞こえてくるのか、○○さんなら私が言わなくともお分かりだろうと思います。次女さんの言葉はグッときますね・・・・・・母親ならその1万倍でしょうか!
おっしゃる通り、体は「この世でお借りしている」わけですよね。何のために借りているのか、を考えることが大事だと思います。
いかがでしたでしょうか。
やや難しいテーマなので、以下のブログほどの反響はありませんでしたね。
ただ、何らかの病や疾患を抱えている方にとっては「病とうまく付き合う」ヒントになるかもしれません。
結論から言えば、常識感覚からはこれまた奇妙なのですが、
「臓器もまた一個の"魂"である」
ということです。
私たちの通常の感覚では、この身体全体を「一つのもの」「一個の器」として捉えています。
「ワタシの左手と右足は"自分"じゃないよ」と言う人はまずいませんよね。
髪の毛の先から爪の先までひっくるめて「自分の身体」だと感覚しているはず。
日常会話では「自分の身体」と一言でいえますが、より細分化すれば五臓六腑だけでなく、骨、脳、髪、爪、皮膚、血液、細胞・・・などと分けられる。
スピリチュアルの文脈でも「魂」と言うとき、おそらく身体と精神を一つにひっくるめた「全体」を「魂」と呼んでいるはずです。
ただ「臓器の声を聞く」と言うときは「全体としての魂」ではなく、身体パーツそれぞれに「個別の魂」が宿っていると考えます。
それは個々の臓器を「一個の魂=人格」と捉える立場であり、さらに言えば私たちの身体の内側にある五臓六腑の各臓器は
「内なる他者」
ということができます。
この線で進めば、身体とはさまざまな「内なる他者」が「"わたし"という意思」の元に全員集合しているもの、と言えますね。
現代科学において人間の細胞は60兆個あると言われているので、最も細やかな言い方は、この身体・肉体を持つ"わたし"は「60兆個の魂」の集合体である、ということなんです。
それを普段は「"わたし"という意思」の元に統一しているから、日常感覚では「自分の身体」「わたしの肉体」とひとことで括っているわけですね。
この説明が難しく感じるとしたら、日常感覚からすればやはり奇妙だからでしょう。
でも、普段の意識では「自分」「自分のもの」と思っている各臓器が実は「自分ではない」「自分のものではない」と思わざるを得ない瞬間があります。
どういうときか?
病気をしているとき、何らかの痛みや障害を持っているときですね。
とても簡単な話ですよ。
例えばお腹を壊しているとき、トイレに駆け込みたいのだけど近くにないとき。
この状況はマズいぞ・・・マズすぎる!
やっとこさ決死の思いで駆け込んだコンビニのトイレを目前に安堵したのも束の間、「故障につき使用禁止」の張り紙に、たちまち絶望の淵に叩き落されるとき・・・(笑)
私たちは普段は意識していないけど、実は密かにわかっている真実を思い出す。
「臓器(ここでは腸)は自分のものではないんだ・・・自分の思い通りにはならないものなんだ」と。
これは特に臓器的な疾患を抱えておられる方なら、理屈抜きでわかるはず。
本当に肉体の諸機官が完全に「自分のもの」であるなら、自分の意思でコントロールできるはずですよね。
わざわざ「病になりたい」「臓器を壊したい」という悪趣味な人はいないはず。
でもそうはいかないのは、やっぱり各臓器は「自分のもの」ではなく「内なる他者」だからです。
現に五臓六腑は私たちの意識に関係なく、たとえ寝ているときでも死ぬまで自動的に働いています。
そして、最期は自分の意志では死にたくないと思っていても、やっぱり死ぬのですよ。
こういう事実を考えてみても、身体は本来は「自分のもの」なんかじゃないのです。
かといって完全に「他人のもの」とも言い切れない。
より正確に言えば「自然のもの」でしょうか。
この路線でいけば、「スピリチュアル」あるいは「スピリチュアリティ」とは、自分を超えた大宇宙や神仏といった大きな存在や概念だけではなく、自分の身体もまたスピリチュアル的な存在だと言うことができます。
「身体の内側に"宇宙"が宿っている」とも言えますね。
本当に「不思議なもの」は守護霊や宇宙人やUFOではなく、もっと身近なところにあるのです。
病や疾患と深く対話し、和解することの大切さ
一個の魂である各臓器、また頭痛や関節痛、あるいはまた皮膚系の疾患まで含め、「すべての身体症状は、何らかのメッセージを発している」という視点に立つと、医学的治療の観点とは違う物の見方ができるところが面白い。
上に掲載した2つのご感想は医学的に正しいかどうかはさておき、「身体症状が自分のこれまでの生き方を軌道修正することを教えてくれている」という観点に立ち、その「声」に寄り添った結果、その症状が不思議と緩和されたという事実を教えています(医療行為ではありません)。
もちろん常識的に考えて、食事、睡眠、運動などの当たり前の健康維持の心がけが大切なのは言うまでもありません。
「暴飲暴食して胃腸の調子が悪いんですけど、これって何のメッセージですか?」って言われても、そりゃ「食べ過ぎるな」ってことに決まってんだろーが(笑)
そんな誰にでも明らかなことではなく、それなりに健康には気遣っているんだけど、しばらく体調が思わしくないとき、慢性的な症状が続いているとき、痛みや疾患を抱えている部位の「声」を聞くことが何らかの気付きをもたらす場合があるのです。
当然ですが、「声」といっても何かを実際に「話す」わけではありません。
「声」を聞くというのは、その痛みや疾患が何かを自分に語りかけてきているとしたら、それは何だろうか?と感覚を澄ませることです。
例えば過去の事例として、もう10年ほど原因不明の胃痛に悩まされている方がおられました(これまで複数おられたので、決して珍しいことではないのでしょう)。
そこで「胃の声」を聞くべく意識を澄ませてみたところ、
『もうちょっと人生を楽しもうよ』
という声の感じを受け止めたそうです。
そして、この方にとってその「声」はしっくり来た、と。
「何か我慢の多い生き方をしてしまっているような気がしました」と。
(しっくり来なければ、無理に受け止める必要はありません)
注意点として、「人生を楽しむ」ことが即治療につながるわけではないということ。
ここでは治療法として「臓器の声を聞く」ということではありません。
結果的に症状が緩和されたり治癒されたりすることはあるでしょうが、最も大切なことは「対話をする」ということであり、さらに言えば理解し、和解するということなのです。
特に慢性的な痛みや疾患に対して、私たちは怒りや不満を持っているものです。
これは当たり前のことで、「痛くてとっても有り難い」「しんどいって実に素晴らしい」なんて思う人がいたらかなり危ないでしょ。
できれば健康でいたい、無痛でいたいに決まってますわ。
けれど、臓器でも骨や皮膚などの疾患でも、もし一般的な治療を施しても改善が難しいようであれば、「もしそれが何らかのメッセージを発信しているとしたら、何と言っているだろうか?」と、それを理解し、和解することが一つの心理的、またはスピリチュアル的なアプローチなのです。
くどいようですが、理解、和解ができたからといって「緩和する」「完治する」と言っているんじゃないですよ。
(それを期待するほど「裏切られる」可能性が高いように思います)
緩和や完治はおそらく西洋医学的な「根本治療」「原因除去」の考え方が背後にあると思いますが、ここで言っているのはその価値観とはまた別です。
「病や疾患とうまく付き合う」
「病や疾患から学ぶ」
というように、完治するかしないかではない、別の世界線なのです。
とはいえ病や疾患の「声」をしっかり聞くことができたとき、もう"それ"は「メッセージ」を発する必要がなくなるので、結果的に不思議と緩和や完治に向かうことがあります。
ただ、いくら「声」がしっかり聞けたとしても、依然として病や疾患とうまく付き合い続ける、共存し続けることもあるでしょう。
人情としては緩和や完治を求めるでしょうが、どうなるかはわからない。
なので、こういう価値観や世界観に立つには、普通はやはり一般的な治療ではなかなか難しいケースや医学的には原因不明というケースにぶつかり「もはや為す術がない」という段階に至ることが必要なのかもしれません。
また、私みたいにそもそも西洋医学をさほど信頼していない人間にも、こういうアプローチは向いていると思います(もう病院やクスリからは15年ほど遠ざかっている)。
現に私自身、このブログを書いているときに「右肩がなんとなく凝っている感じがすること」について意識を澄ませていたところです。
特に肩がバッキバキで困っているわけではないのですが、今回のようなブログを書くこともあり、ちょっとした身体症状にフォーカスしてみたわけです。
静かな場所で、目を閉じ、ゆっくり深呼吸をしながら、右肩に意識を向け、右肩が何を語りかけてくるかを、ただ静かに待つこと。決して「何かしゃべったら?」とけしかけることなく、言葉が出てくるのを、ただ静かに待つこと。
そうすると、今回は「もっと身体を動かした方がいい」というメッセージを感じました。
そのメッセージに対し、「教えてくれてありがとう。また今後もよろしくね」と感謝のお礼を伝えて終わりにします。
こんな感じで、この場合は右肩を一個の魂(内なる他者)として扱っていくのです。
こういうことを初めて見聞きすれば、やっぱり不思議に思うでしょうね。
ただ、知っておいてほしいことは、身体症状に限らず、人生に起こるさまざまな出来事は、特にネガティブに思える出来事であるほど何らかの「強い声」「強いメッセージ」を発している、という世界観に立つことが真のスピリチュアル(マジスピ)を生きることになります。
それに耳を傾ける姿勢のある人にとっては、別に「守護霊リーディング」なんかやらなくたって、何らかの「声」が聞こえてくるでしょう。
「スピリチュアルメッセージ」みたいな大げさなものではなく、ささやかな直感として何らかの「意味」がそこに立ち上がってくるはずです。
それを受け止めることで、すぐさま身体症状が解消されたり苦難が晴れたりすることはないかもしれませんが、スピリチュアルレベルでの「魂の豊かさ」を深めることはできるはずです。
そして、その「魂の豊かさ」の深みに伴い、癒えるべきものは癒え、晴れるべきものは晴れるのでしょう。
※参考ブログ
本サイトのテーマは「マジスピ(真のスピリチュアル)」なので、短期的な健康回復や運気改善などはさほど求めませんが、より長期的な視点、より精神的な視点として臓器の声を聞くこと、身体症状に心の耳を傾けること、という考え方があること、知っていただければと思います。
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