お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕の詳しい自己紹介はこちら」)。
【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。
今回は、ちょっと変な言葉ですが
「供養2.0」
というキーワードで、いわば
「人類愛としての供養」
を考えてみます。
普通の供養とはご先祖様に感謝を捧げ、その遺徳に恥じない生き方をすることですけれども、ここではもう少し広げて考えてみます。
このブログの投稿時点でのメルマガでは最近、「天国」と「地獄」について考えを述べてみました。
特に「地獄」については著名な人物の固有名詞を出して「こういう人が地獄に落ちる」という具体例を出しました。
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「地獄に落ちる」などと言うと、「昭和タイプのこわーい霊能者」のような感じがするかもしれません。
でも話はシンプルでして、
要は「人の道」に反した行いをしても何とも思わない「人でなし」の心の持ち主が、地獄に落ちるだけのこと。
生前から「地獄のような心の世界」だったのが、死後もそのまま再現されるだけのことなのです。
なので、家族や友人や職場の人などに「アレはちょっと悪いことをしたな・・・」という反省の気持ちを普通に持っている人は問題ありません。
そこでイエローカードが出るのは、頭では自分が悪いとわかっていても言い逃れしたり責任転嫁してしまったりするような人。
レッドカード(迷わず地獄行き)は、罪の呵責が一切ない「鬼」や「悪魔」です。
それを無料メルマガでは具体的な人物を挙げて説明したわけです。
地獄に落ちないためには幼稚園でも教えられる当たり前のことなのですけど、間違ったらちゃんと謝ること、見苦しい言い訳をしないこと、同じ間違いを犯さないよう改善することです。
当たり前すぎて、ごめんやで。
(ただ、この世では「価値観」や「立場」の違いから正しさ/間違いの判断基準が変わる場合があるのが難しいところですが)
借金したら自己破産か自殺でもしない限り必ず返済しなければならないように、この世で犯した罪は必ずどこかで償わなければならないのが鋼のオキテ。
借金と違うのは自己破産はできないし、自殺をしたとて絶対逃げられないことです。
とはいえ世の中を見渡せば、ホントにまあバレる言い訳をするアホ、死ぬまで逃げ切ろうとするアホがいますわな。
政財界、芸能界には見苦しい例が枚挙にいとまありませぬ。
SNSにも知性のかけらを感じない、自己弁護に終始する図体だけ大きいガキがいっぱいおる。
こういう人たちはイエローカードです。
ただ世の中、上には上がいまして、「レッドカード」レベルの鬼や悪魔もいるのであります。
こういう人たちは他人を傷つけても奪っても、時には殺しても何とも思わない。
「同じ人間なの?」と信じられないんですけど、本当にいるんですよ。
その波動(オーラ)を観ますと、ガチで「憎悪」や「冷酷」に満ちている。
神経の細かい人であれば、この波動に触れるだけで体調を崩すかもしれませんね。
(余談ですが、「人のオーラを観ると相手のネガティブなエネルギーを受けてしまうから見るな」と注意喚起する人がいます。これは繊細な人は気を受けやすいからなんです・・・まぁ私は繊細じゃないので全く大丈夫ですけど)。
こういうレッドカードの人は「地獄」で苦しむことになるのは、昔から言われている通りなんです。
実際、私がレッドカードクラスの人たちの「死後の波動」を観ていると、生前の報いとはいえ、まぁひどいもんですよ。
こういうことを聞くと「溜飲が下がる」とか「ざまぁ見やがれwww」とか「罰が当たって当然だバーカ(笑)」とか思いたくなるのが人情ではないでしょうか。
最近のカウンセリングで「詐欺に遭った」という話を聞きました。
言葉巧みに人をだまし、その罪が発覚した後も逃げるのが上手で、今でものうのうと暮らしているという、なんともひどい話でした。
その卑怯な言動の通りそいつは「クソ重たい波動」をしている人間なので、今後自分の罪を悔い改めることがなければ(かなりエゴの強い波動なのでないだろうけど)、レッドカード(地獄行き)でしょうね。
職業柄いろんな人の波動(オーラ)を観ていますけど、こういう輩ってマジで馬鹿野郎だと思いますよ。
間違いなく「天」を忘れ、「畏れ」を知らず、スピリチュアリティ(霊性)のかけらもないわけです。
だから「地獄でとことん反省しやがれ!」と言いたくなることもあるでしょう。
ただ、単に「悪人は地獄に落ちて、ざまー見やがれ!」とせいせいするだけでは、実は不十分なのです。
わかりやすい例として、例えば道で粗相をしてしまう人がいるとしましょう。
あるいは、酔っぱらいが電車内でリバースする(吐く)のを想像してみましょう。
まぁ、あまり想像したくないほどの汚さですよね。
これ、このあと誰も掃除しなければどうなると思いますか?
考えるまでもなく、汚えヤツがずっとそこにあり続けることになるわけですよ。
周囲の人々はマジで迷惑な話ですし、そこには誰も近寄らなくなってしまいます。
だから嫌なことではありますけど、誰かが掃除しないといけないんです。
これと同様、人を傷つけても騙しても殺しても何とも思わない人間のクズは地獄に落ちても仕方がないことですが、そいつらがこの世に遺した罪穢れ(つみけがれ)は誰かが掃除しないと、その負のエネルギーはこの世に留まったままなんです。
「肉体が死ねば終わり」ではない。
悪人が地獄に落ちて「お疲れ様でした!」「ご愁傷様でした!」と言うだけでは、本当は済まないんですね。
あなたのご先祖は、決して人格者ばかりではないと思います。
中には周囲に迷惑をかけた人、罪を犯した人もいたかもしれません。
そういう人も「死ねば、みんな仏さま」と仏教で言われますけど、残念ながら霊的真理には反している。
すぐに「仏さま」になれるのは迷いがない魂、未練のない魂、生前に愛の深かった魂だけ。
こう言うとちょっと怖いかもしれませんが、「迷える先祖の魂」は子孫に影響を及ぼす場合があります。
(全部がそうではありません。あくまでケースバイケース。何でもかんでも祖先の悪因縁のせいにする野郎はインチキだと断言します。詳しくは以下のブログで)
これが「親の因果が子に報い」と言われるものであり、良い方面であれば「積善の家には必ず余慶あり」(善行を積み重ねた家の報いとして、幸福が必ず子孫にまで及ぶ)ということ。
なので「個人レベルの先祖供養」というのは、ご先祖の良き遺徳はより拡大発展するように心がけ、その悪習や悪因縁は自分の代でなるべく浄化するように務めることです。
簡単に言えば、自分ができるだけ明るく立派に、与えられた天命を突き止め、それを生きることですね。
先祖と自分というのは別の存在ではなく、魂的に通じているわけですから。
こういうことは日本人から宗教観が薄れてきているとはいえ、まだ直感的に理解できる部分があるのではないでしょうか。
ここからさらに【供養2.0】として次元を高めたものが、「人類レベルの先祖供養」ということです。
悪人の凶悪度が強いほど得てして影響力が強いので、彼らの「マイナスの置き土産」はいわば「大きな汚物」なわけです。
さっきの詐欺師の例でいえば、騙された側の経済的ダメージ、精神的ダメージを癒していくことが【供養2.0】になります。
癒して浄化しなければ、自分の人生はもちろん、周囲の人々にもネガティブな波動を広げることになってしまうでしょう。
それは避けたいことですよね。
さらに余裕があれば、自分が騙された体験談とそこから得た教訓を周囲に話したりネットで発信したりすれば、自分の受けたネガティブなエネルギーが今度はポジティブなものへと変換されていくわけです。
そのことによって同じような悲しみや苦しみを味わう人を減らすことにつながるのであれば、かなりいい感じの【供養2.0】になりますよね。
この地球世界には超極悪の金融資本家やその手先たちが跳梁跋扈しているわけですが、たとえ彼らは死んで地獄にまっしぐらだったとしても、その負の遺産の汚物(穢れたエネルギー)は誰かがクリーニングしなければ、ずっとこの世に留まり続けるでしょう。
留まり続けるだけならまだマシで、今度はそれを継承してさらに発展させようとするヤツらも出てくるのが困ったところ。
悪人の置き土産は物質的なものだけでなく、精神的なもの(想念)もある。
人によって、その想念の影響力は死んでもなお強い。
(名前は言えませんが、まだ割と最近実在した「ある強大な権力を誇った悪人」の写真を見たとき、普段はネガティブな影響を受けない私もちょっと怖くなったことがあります・・・あぁ、コイツは "悪霊" としてまだこの世に生きている・・・と感じたものです)
ですから(これはあまり好きな言葉ではありませんが)霊的に「覚醒している」人たちは自分のご先祖の供養はもちろんのこと、人類レベルの【供養2.0】まで意識して取り組んでいくことが世界への貢献となるのです。
例えば最近の例で言えば、ジャニーズ。
例の「ボス」の肉体はもう存在していませんが、その「闇」を徹底的に暴かなければ芸能界にはまた似たような被害者が出てくるでしょう。
ですからジャニーズ事務所(今はもう名前が違うのかな?)は、創業者としてのボスを本当に尊敬しているのなら、「膿」を出し切るのが「真の供養」なわけです。
そうでなければ、ボスの魂も浮かばれませんからね。
(ま、今のところまだ突き詰め方が甘いようですが・・・)
【供養2.0】の具体的な方法として、当ブログでときどき話している「世界平和の祈り」はシンプルに実践できるものです。
世界には怒りや悲しみが「電磁波」のように飛び交っています。
さらにネガティブなニュースはメディアやSNSなどを通じて早く拡散されていきます。
これらは主にエゴイスティックな悪人による支配や搾取によって引き起こされている。
先ほども述べた通り、その悪人が地獄に落ちてもまだ「想念」はこの世に留まっていることもあるので、それをお掃除するのが「あなたが発する清らかな想念」なわけです。
その実践の一つが「祈り」なんですね。
その悪想念を根絶することはもちろん難しいですよ。
ただ「魂の存在」としてより良く生きていくことを理想とするなら、悪想念の滅尽を願い続け、祈り続けることが大事なのです。
そもそも今回は「凶悪な悪人」の話をしていますが、私たち一般人の中にも悪はもちろん巣食っているので、その浄化も含めて祈っていくのです。
それをできるだけ多くの人間が実践していくことが、人類規模の【供養2.0】につながるのです。
ですから「どう考えても悪いヤツ」の肉体が亡くなっとき「ざまーみやがれ!」で終わるのではなく、その悪が生まれた歴史的、社会的、政治的、経済的、心理的な背景をよくよく考えた上で、「自分はその過ちを犯すまい」と決意することが大事です。
良くも悪くも「歴史は繰り返す」のは、多くの人々が「歴史に学ばない」「忘れてしまう」からです。
ですから「人類の代表」のつもりで、過ちを繰り返さないために学ぶのもまた【供養2.0】ですよ。
ただ祈るだけでなく、具体的な日常生活においてむやみに誰も傷つけたり奪わないのはもちろん、愛や誠のある言動をしているか自問自答し続けることです。
ご先祖(供養1.0)に対しても人類(供養2.0)に対しても、最も大事な供養とは自分がより良く生きることですからね。
追伸
今回のテーマに関し、とても参考になる明治天皇の御製をご紹介しましょう。
国のため あだなす仇は くだくとも いつくしむべき 事なわすれそ
(わが国のため、仇をなす敵は打ち砕いたとしても、その者たちにも慈悲で応ずることを忘れてはならない)
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