マジスピhttps://prism-life.com脱・お花畑な「真のスピリチュアル」を追窮するSun, 17 Aug 2025 14:26:41 +0000jahourly1https://prism-life.com/wp-content/uploads/2016/05/cropped-2b9658ee74422cfa98b8bd7853a2dce2-32x32.pngマジスピhttps://prism-life.com3232 第319回「お詫びと感謝」が深いほど、あなたの波動は高まる(『波動の法則』入門4)https://prism-life.com/podcast_319/Fri, 15 Aug 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=19894

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※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulation_04/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

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■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
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スピ定番ハウツー「"ありがとう"と言えば有り難いことが起きる」はウソが多い

今回の文字起こしの要点

  • 「お詫びと感謝の波動」は「エゴの振動波」を打ち消し、宇宙の流れに乗る重要な実践である。
  • トラブルや災難は学びの機会であり、「お詫びと感謝」で深く受け入れることでその現象は消えていく。
  • 逆に、そこから逃げれば逃げるほど、気づきを促す「メッセージ」はどんどんキツくなる。
  • 理性や論理を超えて愛と調和の方向へ「決心」できなければ、「お詫びと感謝」に生きることはできない。

今回で『波動の法則』解説の4回目です。

「深いお詫びと感謝が実践できたら波動の法則に乗れている証拠」

今回はこのタイトルがすべてですね。

これ以上話す必要はないかもしれませんが、続けます(笑)

「感謝」は、普通のスピリチュアルではよく言われることですよね。

けれども、「そんなものと一緒にするな」と言いたい。

『波動の法則』では「お詫び」と「感謝」が、キーワードのように語られています。

この前提にあるものは「〈本質〉の学び」です。

似たことは他でもよく言われているので、新鮮には聞こえないかもしれません。

間違ったことをしたらお詫びをする、謝罪をする。

これが『波動の法則』において大事なんだよと言われたところで、「そりゃそうだろ」と終わってしまいがちです。

『波動の法則』的に言えば、「お詫びと感謝の波動」は「エゴの波動」、肉体を本位とした自己中心的な波動を打ち消します(もちろん、エゴを簡単に消せることはありませんが)。

私は、お名前(言葉)からその波動を観るのが得意ですので、「感謝とお詫びの波動」がとても良いものであることがわかります

……って、別に言われなくたってわかるでしょうけど。

何か災難が起こったことで我が身を振り返るとき、「自分に非があった」「至らないところがあった」。

昔の表現で言えば「我が不徳の致す処であります」。

このとき、学んでいるわけですよね。

ここで「気づき」が起こらなければ、「自分は至らなかった」という反省もできない。

そこで初めて、自分が周りから支えられていたこと、周りが我慢してくれていたことに気づく。

そこに感謝が生まれる。

だから、お詫びと感謝はセットなんです。

これを口先だけでなく、いかに深いレベルで実践できているかが大事なわけです。

これは以前の配信でも話していますが、「ありがとう」など良い言葉をよく使っているにも関わらず、波動(オーラ)が重たい人は割といます。

表面のオーラの層はキレイでも、内側に入るにつれ重たい波動になる人もいます。

これがかなり厄介な「わかったつもり」という状態です。

知識や理解だけわかった気になっているため、どれだけ学んでも「気づき」や「直観」が生まれないという、エクサピーコ("魂" の宇宙語)としてはかなり厳しい状況に陥っている。

これは本当に厳しいですよ。

「知識だけはあるアホ」ってプライドが高いから、正直かなりウザい。

現代の地球人は「教育」のせいで、顕在意識レベルの「理解」だけで満足しやすいんですよ。

ですから「本当に実践できているかどうか?」を、深く深く振り返る必要がある。

……って、これも当たり前のことを言ってますね。

だから「わかった気になりやすい」んですよ。

特に私のように知的好奇心がある方の人間は、アタマだけで理解したことをこうして文章にしたり、YouTubeでベラベラ話したりする。

そのアウトプットだけでもって、なんだか「わかったつもり」になってしまう。

それが仕事になってお金をいただいたりもすると、その「つもり」は加速していきます。

自戒を込めて言いますが、これも気をつけなければならない点です。

普通のスピリチュアルでは「ありがとうと言っていると "ありがたいこと" が起きる」とよく言います。

これもアホの始まりです。

だって、ここには「エゴの打算」があるじゃないですか。

自分がトクすることを目論んで「ありがとう」と言うわけでしょ?

「"ありがとう" を言い続けてポイントゲットだぜ!」

……生まれ変わって出直してきやがれ。

こんな「エゴの振動波」でいくら感謝のフリをしようが、宇宙は "ポイント還元" してくれないって。

だから「"普通のスピリチュアル" に染まるとアホになるで」って何回も言ってるんですよ。

スピリチュアルの初歩の初歩では「とにかく形だけでもいいから良い言葉、プラスの言葉を口にしなさい」と言われます。

ただ、それは本当に初歩の段階ですよ。

たとえ言葉に出さなくても、心の深いレベルで信念を抱いていれば、それは言霊(ことだま)として伝播します。

人生に向き合わないと「宇宙のメッセージ」はどんどん厳しくなる

トラブルや災難、病気もそうですが、これらをすべて「学び」として100パーセント受け入れる。

前回の復習も兼ねて言うと、そう「決心」しなければならないんです。

理不尽な災難であるほど、アタマで理解しようとしても心から納得することはできません。

だから、何度でも言いますが、理解ではない。

知識ではない。

気づくしかない。

決心するしかない。

「トラブル、災難、病気」とは、伝統的な宗教では「カルマ」と言われますね。

これはまた別の機会にじっくり話そうと思っていますが、カルマという言葉には少し「古さ」を感じています。

いわゆる「過去世」で積み重ねてきた悪業が「カルマ」となって現世の不幸を生む。

これが古典的なカルマ論・因果論です。

ただ、私の考えでは、それが「カルマ」であろうが「過去世や祖先の因縁」であろうが、結局は自分自身の波動にそれが共鳴して起こっているので、「すべては学び」と捉えるのが最もニュートラルだと思います。

どうも「カルマ」という表現だと人を怖がらせる方向に行きがちなので、やっぱり「学び」であり「お詫びと感謝」だという受け止め方が最も良いのではないでしょうか。

こう説明すると「理解」はできるでしょうが、いざ「実践」しようとすると、これがなかなかできない。

私たち凡人は何かイヤなことがあると、よく不平不満を募らせたり、「こんなの理不尽だ、あり得ない」と思ったり、「なんで自分だけがこうなるんだ」と被害者意識を抱いたりしますね。

スルーしたり、都合よく歪めて解釈してしまうこともよくある。

政治の世界なんて、このオンパレードじゃないですか。

そうして真正面から向き合わないでいると、さらなる不幸や災難を通じて、メッセージがもっときつくなるのが『波動の法則』です。

これはわかりやすい例で言えば、この配信の時期は子どもは夏休み中なので、「夏休みの宿題」にしましょうか。

宿題をちゃんとやらなければ、先生に怒られますよね。

8月末になってくると、かつての私もそうでしたけど、「やばい、早くやらないと……」と思うじゃないですか。

でも「やばいやばい」と思いながらも逃げ続け、ゲームに現実逃避し、9月になってもまだやらない(笑)

そうやって逃げ続けるほど、だんだんきつくなりますよね。

親にも怒られるかもしれないし、先生にも怒られるでしょう。

あるいは借金もそうです。

逃げれば逃げるほど、借金の金利が積み重なっていく。

闇金ウシジマくんだったら、鬼も泣くほどの取り立てが待っています。

税金を支払わないと、延滞料、重加算税などもかかります。

さっき言った政治なんて問題の本質をひたすら先送りしているがゆえに、さらに世相が悪化しているのは当然のことです(政治家だけでなく、私たち国民も逃げています)。

「逃げるほどメッセージはきつくなる」のは、個人も組織も国家も全部同じ。

どうせ逃げられないんだったら、早く真正面から受け止めた方がラクでコスパが良いに決まってる。

夏休みの宿題は7月中に終わらせろ!夏の絵日記は毎日書くんだ!(笑)

って、アタマではわかっていても、やっぱりできねーんだよなぁ。

だから、何度でも言うけど「アタマを超える」「脳を超える」しかないんですよ。

「それにはどうするんですか?」って聞かれたって、このシリーズでずっと言っている通り、説明・理解を求める人は絶対できない。

"地球人" にとっては冷たいよね~。

だって、『波動の法則』では何を聞いても「気づくしかないんです」としか言われないんだもん(笑)

「わからなければ、死ぬまで考えてろ」って、まるで禅の修行じゃん。

ただ、ヒントとしては、人間は何のために生まれたのか、この宇宙が存在している理由は何なのか、自分がこの自分であるのはどんな目的があってなのか、などを問い続けること。

この姿勢さえあれば、「この人生の困難やトラブルは、こういうことを教えてくれているのだろうな」という直観が出てきます。

たとえその直観が間違っていたとしても、その根底に「愛と調和への決心」さえあれば、悪いことには絶対にならないですよ。

運命が悪くなる人の大半は、たいていは運命から逃げてるでしょ?

それで「普通のスピリチュアル」のコンテンツなんかに触れて、ラクして逆転を目論んでいるわけ。

また「自分に非があっても絶対に謝らない人」って、世の中に割といますよね。

以前、外国人犯罪で監視カメラに犯行現場がバッチリ残っているにも関わらず、容疑を否認したのがいます。

どんだけ図太いねん。アホなん?

私はこういう連中を半分皮肉で「謝ったら死ぬ病気」と呼んでいます(笑)

いや、あの人たちは本気で「謝ったら死ぬ」と思い込んでるみたいなんですよ。

医学的見解とはまた別種の「脳疾患」のようなんです。

普段ジャンクフードばかり食べてるんでしょうか?

これは政治家や芸能人に限らず、会社や家庭の中にもいますよね。

謝らないから、宇宙からのメッセージがどんどんきつくなり、現象的にはトラブルがますます複雑化していく。

「バカじゃねーの!」って私は心から軽蔑しますけど、「エゴの波動」はここまで人間をバカに陥らせるってことですな。

本当に最低最悪のコスパであります。

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」と言いますが、お詫びも同じです。

ま、でもやっぱりアタマだけの理解じゃダメなんだってこと。

「エゴの尺度」ではなく、「霊的・スピリチュアル的な尺度」で気づいて直観して、とっとと謝って、とっとと改善する。

そして、「いやー、今回のことはとても勉強になりました。気づかせていただきまして、ありがとうございます」と心からお詫びと感謝ができたら、波動は高まる。

こういう人、周りから絶対好かれるよ。

極めてシンプルですよね。アタマでゴチャゴチャ考えさえしなければ。

だから『波動の法則』の足立育朗所長は、いつも「素直に謙虚に」とおっしゃるわけです。

理不尽を超えるには、愛と調和の高次元波動へ決心するしかない

こういうことを踏まえると、このエゴの文化・エゴの波動の世界において「お詫びと感謝」を実践し続けるというのは、滝に打たれたり断食したりする以上の修行じゃないかなと思いますね。

ときに理不尽すぎて「こんなの絶対無理!」と思うことにすら「掌を合わす」ことができたら、かなり立派な人間です。

まぁ「修行の真似事」もヘタすればただのポーズに陥るので、それなら「お詫びと感謝」を実践し続ける方が、地に足がついていてよほど価値があるでしょう。

「理不尽」というのは理(理性)を尽くしても理解できない、という意味です。

「理性」とはアタマであり大脳であり、『波動の法則』的には本質ではありません。

そりゃ「アタマ」なんていう限られた小さな知性で、本質なんて捉えられないですよ。

理性を超えた高次元においては、この世界に起こる現象で理不尽なことは一切ない。

「宇宙のまなざし」から眺めれば、一切合切は極めて合理的なのでしょう。

もちろん人間世界の「合理」とは、次元が全く違う「超合理」なのですが。

そんな人間の無知を思い知った上で、「決心」するしかない。

どんな「理不尽」なことがあっても、それを「お詫びと感謝」で受け止めていくことは、私たち地球人には大変です。

普段、カウンセリングの現場では本当に気の毒な話もいただきます。

それに無理やり感謝するのは難しいし、頭ごなしに「感謝しなさい」とか「祈りなさい」とか言うこともできない。

繰り返し言いますが、「気づくしかない」んです。

カウンセリングの理論では、クライアントの問題解決のため、指示や命令はもちろん、説得やアドバイスもすべて「役に立たない」と言われます(カウンセリングプロセスがある程度進んでいたり、カウンセラーとの関係性が深ければ別ですが)。

だから、気づくしかない――カウンセリングは「気づきを得るためのサポートの場」なんです。

さらにスピリチュアルカウンセリングはというのは、「クライアントの波動・振動波を高めていただく場」と言えるでしょう。

波動が高まれば、気づきや直観が生まれてきますから。

(当たり前ですが、そのためにはカウンセラー自身が普段から気づきや直観を高める実践をしなければなりません)

足立所長はよく講演会やセミナーで「スタディ」という言葉を使います。

「すべてはスタディ(学び)である」という人生観・宇宙観を土台に据えることができたら、たとえ苦しいことであっても、お詫びと感謝として受け取り直すことができるようになります。

これには「そう生きるんだ」と「決心」するしかありません。

決心というのは、「現状の自分を超えていこうとする決意」ですね。

エゴの波動が中心になってしまっている自分を、「愛と調和の振動波」へと役割転換していく決意。

そんなのラクじゃないですよ。

これまでの悪習慣でバッキバキに曲がった背骨や腰骨を矯正するようなもんだから、痛いに決まってるわ。

「普通のスピリチュアル」が言う通り、「人生にラクして奇跡を起こす魔法」なんてあるわけないやろボケ。

ただ、本当に決心ができれば――前回言ったとおり、エクサピーコ(≒魂)の受振と発振の総量が増える。

そうすれば、今まで理不尽だと思っていた出来事に対し、それまで観えなかった深い情報に気づけるようになるので、「いや、これは自分に必要があって起こっていたんだ……自分の間違いを教えてくれていたんだ」と直観できるようになってくる。

こうして、深い「お詫びと感謝」が生まれたら、現実はガラッと変わってしまう。

ここに至って初めて「奇跡」と言えるのであって、最初から「魔法」に期待するのはエゴそのもの。

ちょっと宣伝になりますけれども、私がやっている『オーラリーディング』というメニューがあります。

これは、その人の「人生・運命に対する感謝度」を観ています。

直感的におわかりいただけるでしょうが、やっぱり感謝の深い人のオーラは綺麗です。

これは「理屈」だけでは到達できない。

本当に「奇跡」を起こしたいなら、「理屈」を捨てて、「奇跡」など期待せず、真っ直ぐぶつかっていくしかない。

だから、この入門1回目で話した通り、小賢しくて「頭の良い人」はダメなんです。

言葉は悪いですが、「アホ」とか「バカ」な人の方が波動が高いことはザラにあります。

高学歴より、いわゆる「無学」の人の方がよっぽど波動が整っているケースは少なくない。

それは後者の方が「素直」だからですよ。

……はい、今回は同じような話の繰り返しになってしまいましたね。

ぜひ「お詫びと感謝」ということ――言葉だけで聞けば当たり前のことですが――お互いに決心して実践していきましょう。

では、今回は以上です。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「お詫びと感謝の波動」は「エゴの振動波」を打ち消し、宇宙の流れに乗る重要な実践である。
  • トラブルや災難は学びの機会であり、「お詫びと感謝」で深く受け入れることでその現象は消えていく。
  • 逆に、そこから逃げれば逃げるほど、気づきを促す「メッセージ」はどんどんキツくなる。
  • 理性や論理を超えて愛と調和の方向へ「決心」できなければ、「お詫びと感謝」に生きることはできない。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回もちょこちょこカットしました。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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【更新】ラジオ第318・294回目を文字起こし/『note』に記事を50以上アップしましたhttps://prism-life.com/20250814update/Thu, 14 Aug 2025 06:02:00 +0000https://prism-life.com/?p=19902

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今週のお知らせ ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今週のお知らせです。

YouTube(Podcast)の過去回の文字起こし

2025年6月初旬から、過去のPodcastラジオ配信(YouTube)をAIの助けを借りて文字起こし、さらに加筆修正しています。

すでにご視聴・ご聴取いただいている方は、復習としてご覧いただければ幸いです。

今回改善したのは以下の配信です。

更新時点では、上記の回から最新回までの文字起こしが完了しています。

コツコツ積み上げていきます。

『note』の記事が充実してきました

ブログのプラットフォーム『note』に当ブログの記事を別角度から投稿しています。

現時点で50を超える記事があります。

当ブログの過去記事を細かく分割して出しているだけなので、特に目新しさはありません。

ただ、私のブログは文章量が多いので、それを小分けにすることで読みやすくなる部分はあると思います。

当サイト以外の場所からも、新たなご縁ができればいいなと思って始めました。

例えば、以下の記事は現時点では最も高評価をいただいています。

過去記事を出しただけですが、見せ方を変えることで以前にはなかった注目が集まることもあるようです。

今週はこの『note』の設定をいろいろ試行錯誤していました(結構しんどかった・・・)。

『note』はしっかり学びたい方、文章を読むのが苦痛でない人向けの媒体です。

もし相性が合うようでしたら、ご覧いただきフォローまでしていただけると幸いです。

YouTubeショート、X(旧Twitter)、Instagramを毎日更新しています

2025年7月26日から「マジスピ・林 昭裕のYouTubeショート」を毎日配信する決心をしました。

1000本配信を目標に続けていきます。

あと、ショート動画はX(旧Twitter)Instagramにも毎日アップしています。

■X(旧Twitter)https://twitter.com/akihirohayashi4

■Instagram https://www.instagram.com/akihiro_hayashi3/?hl=ja

10年間SNSはノータッチだったのに、どえらい変化です(笑)

よろしければフォローしていただけると励みになります。

また、Facebookは毎週金曜配信のロング動画の要約文を投稿しています。

面識のある方、過去にやり取りのあった方は友人リクエストいただければ、喜んでお受けします。

■Facebook https://www.facebook.com/hysakihiro

ブログプラットフォーム『note』は、ロング動画の要約文に加え過去ブログの文章を小分けにして投稿しています。文章を読むのが苦ではない方はオススメの媒体です。

■note https://note.com/easy_loris9522

よくお使いの媒体だけでも、良かったらフォローしてくださいね。

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ショート動画まとめ03(8/4~8/10)※文字起こしはウェブサイトへhttps://prism-life.com/shorts-matome03/Mon, 11 Aug 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=19686

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直観やインスピレーションが冴えやすくなるためには?

直観というのは「理屈抜き」なんですよ。

だから、将棋の駒や麻雀の牌を差すのを「2秒でやる」のが訓練になるわけです。

この一手を指したらこの後どうなるかなんて関係ないというか、考えないということです。

これは現代人にとってはだいぶ難しいですよね。

だから、この『波動の法則』も、まず「気づき」や「直感」とは何なのかをわからないと。

「わかる」っていうのは、前から述べている通り「頭の理解」じゃないですよ。

全身で、肚に落ちるということ。腑に落ちるということです。

けど、普通は「損得」を計算するんです。

普通は「デメリット・メリット」を判断しますよね。

「コスパがいいかどうか」を判断しますよね。

そういった言葉が、世の中にたくさん溢れてます。

だから、大半の人は「エゴ」で判断するんです。

でも、地球人としては当たり前のこと。常識ですね。

なので『波動の法則』を学ぶというのは、ある意味では、「地球人をやめないといけない」わけです(笑)

【質問】"直観"で動いて失敗したらどうするんですか?

よく「直観は正しい」って言いますよね。

じゃあ、「直観でやって失敗したらどうするんですか?」と聞かれるんですが、これはもう「判断」なんですよね。

損得を考えちゃうんです。コスパ、タイパ。

この瞬間に、もう直観ではなくなる。エゴになってしまう。

「直観」は通常の(エゴの)自分の意識を超えているために、それが本当にメリットがあるのか、デメリットがあるのか、損なのか得なのかっていうのは、わからないわけです。

しょせん「自我のレベル」で、エゴの脳・頭で考えたところで、わからないわけですよ。

考えてもしょうがないってことです、これは。

だから「理解じゃないよ」って何回も何回も言ってきたし、最近出したショート動画でも、ずっとこれを言ってるわけです。

「考えるな」って話をしてるんです。

【感・即・動】、すぐにやれという話です。

それが損か得かどうかなんてわからないし、失敗する可能性もあります、結果としては。

けれど、それでもやるということです。

スピ系が教える「ワクワクすればうまくいく」説にご注意!

「直観は正しい」って、スピリチュアルではよく言いますね。

ところが、その直観は「本当に直観なのか?」っていう判別は難しいです。

つまり、「直観だ」と思ってやったんだけども、実はエゴで判断していただけ、ということもあるということですね。

あるいは、スピ系だとよく「ワクワクすることをやろう」と言いますね。

「ワクワクは大事だ」「ワクワクに従えば、必ずうまくいく!」とも言われます。

ところが、そのワクワクも「本当のワクワク」なのか、それとも単に「エゴがワクワクしているだけ」なのか?

「ワクワクすることをやりなさい」と言ってやってみたら、痛い目に遭うこともある。

じゃあ、「ワクワクする」とか言って、仮想通貨で投資始めたり、FXやったりね(笑)

これは「ワクワクする」という理由でやってみたら、大損こいたわけですよね。

それですぐにやめたなら、「真のワクワク」ではなくて、目先の利益を求めるエゴで判断したと言っていいでしょう。

こういう卑近な事例は『波動の法則』にはあまり書かれてないですけど、こうして実際は失敗しながら学んでいくしかないということです。

「霊能」が高くても「霊格(人格)」まで高いとは限らない!

「サイキック」(霊能)が優れているからといって、スピリチュアル、つまり「精神性」や「霊性」(人格)が高いとは、まったく限らないんです。

普通の人では分からないものが見えたり、聞こえたりする。これは一種の曲芸ですね。手品みたいなもんです。

そういった、何らかの芸能を発揮することが、人格的に人間として立派であり、優れているとは限らない。

最近も芸能界、いろんなスキャンダルがありますけども、芸達者ではあっても、人間として本当に信頼や尊敬が置けるかというと、また別です。

しかし、一芸に秀でることによって、それが仕事になっているのは確かです。

ですから、サイキックが優れている、これは一芸に秀でているということですから、私もその端くれですけども、やり方によっては仕事になるわけです。

ところが、それは「スピリチュアルではない」んだと。

それは、はっきりと自覚する必要があります。

"龍神のメッセージ" で人を傷つける幼稚なスピリチュアルかぶれは迷惑です

ある人からの相談で、その方の近い方がお亡くなりになって、落ち込んでいるときがありました。

そのとき、ある人が『龍神のメッセージ』だということで、

「いつか悲しみは終わるの。これは試練なのよ。絶対大丈夫。心の闇は晴れるから」

という、龍神とやらのメッセージを言われたと。

それで、その方は非常にもやもやしているんです。

たとえそれが良かれと思ってしたメッセージだとしても、「聞いてへんわ」と。

これ、関西だと嫌われるんですけどね。「聞いてへんこと言うな!」と。

近い人が亡くなって落ち込んでいるときに、安易にアドバイスをする。

「龍神のメッセージ」だなんて、証明不可能なことを身勝手に言うのは、無神経です。

案の定ですけども、その「龍神のメッセージ」を言っているその人間のオーラは重たいですね。

そんな力もないくせに「龍神」とか言って、スピリチュアルをナメてるんですかね?

「高次元の存在」はリーディングできるらしいのに、目の前の人の気持ちはわからないのか?

そういう言葉を言って、余計に相手を傷つてしまう。なぜそのことがわからないのでしょうか。

誰でも稼げる?スピ系能力開発セミナーに高額で〈潜入調査〉した話

サイキック(霊能力)のトレーニングをするセミナーってあるんですよ。

「あなたもスピリチュアルを仕事にできるよ」「ラクに稼げるよ」という触れ込みでした。

それに結構安くない金額を払って、潜入調査をしたことがあります。

「オーラを見る方法」とかを教えてくれるんですけど、私には「どうやって教えるの?」って疑問でね。

私は別に誰からも教わっていないですよ。

25歳の時に出逢った師匠と一緒の空気を吸っているうちに、だんだんできるようになっただけで、自然なんです。

こういうサイキック能力は才能がないと、トレーニングしてもなかなか難しい。

あのレジェンドの江原啓之さんも、「どうやったらスピリチュアルな仕事をできますか?」と質問されたとき、あの方も「自分はもう気がついたら、それこそ運命に導かれてスピリチュアルカウンセラーになっていた」とのことです。

そういった能力を鍛えるというのは、よっぽど素質がないと難しいですよ。

セミナーに潜入調査していると、なんか「魔法使いになりたい」という雰囲気を出している方もいました。

「人より特別な自分でありたい」

「他の人とは違うのよ、私は」

そこにあるのは「劣等感」ですよね。

あるいは自分に価値がないという「無価値感」ね。

でも、このトレーニングは、みんな「サイキック」(霊能)次元の話なんですよ。

「スピリチュアル能力のトレーニング講座」なんて言いながら、やっていることは全部サイキックなんです。

それをスピリチュアルとごっちゃにしている。

これは本当は厳密に分けた方がいいんですよ。

(スピリチュアルはあくまで精神性・霊性・魂のありようのことです)

スピリチュアルとはオカルトではなく、真理を求める「状態」のこと

スピリチュアルというのは、本来、「生命の根源」「人間が人間であるその理由」を問い、考え、深め、求めていくという、その態度のことです。

ある専門家の方は「スピリチュアルとは形ではなく、状態(state・ステイト)である」とおっしゃっています。

英語圏の方なので “state” という単語を浸かっています。ユナイテッドステイトの「ステイト」ですね。日本語では「状態」です。

スピリチュアルとは、状態であり、態度であり、そしてあり方である。

だから、スピリチュアルビジネスのトラブルは、サイキックだけで、本当に人間としての人格や精神性まで見据えていないことが多いわけです。

これがいつも言っている「上っ面のスピリチュアル」ですね。

苦悩を味わう人は孤独です。

そういう人が例えば占いに行った時に、その占い師から「それはあなたの前世のカルマなのよ」「あなたの因縁が悪いのよ」なんて、心ない言葉を浴びせかけられ、傷口に塩を塗り込められるようなことをされてしまう。

こんなのはスピリチュアルじゃないですよ。サイキックですらない。単なる説教じゃないですか。

こんな人が本当に高い波動、霊格を備えていると思いますか?


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第318回「波動の法則」と「引き寄せの法則」の根本的な違い:『波動の法則』入門3https://prism-life.com/podcast_318/Fri, 08 Aug 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=19774

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulatio ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulation_03/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
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ここから下は編集中です。まだ「一部に誤字脱字のある、ざっくり文字起こしの段階」をご理解の上で読んでください。配信日から1週間以内に加筆修正して読みやすい文章にしますので、待てる方は少しお待ちください。

決心だけが人生を大きく変える:『波動の法則』が教える最重要項目

今回の文字起こしの要点

  • 「決心」とは、自然の法則に適って調和の取れた方向に本気で向かう決意とその実践のこと。『波動の法則』において最も重要な要素である。
  • 現象的には「損の道」だとしても、それが自分の運命が導く道なら思い切って決心すると、結果的に「宇宙のサポート」が得られてしまう。
  • 本気で決心して実践することを繰り返していれば、人生の現象面は必ず変わる。変わらないとしたら「まだ自分は本気ではない」と素直に振り返ること。

今回も、前回に続いて『波動の法則』入門の3回目になります。

今回は、特に大切な内容です。

「『波動の法則』と『引き寄せの法則』との根本的な違いは、決心の差にある」

「決心」というとても平凡な言葉が、今回のキーワード。

決心、あるいは「決断」と言っても良いです。

スピリチュアルに限らず、何をいくら学ぼうとも「決心」できない限り、運命は展開していきません。

地球では軽んじられていますが、これが「宇宙の常識」です。

これはずっと繰り返しお伝えしている通り、「理解」でもなければ「知識」でもない。

ただ、「理解」して「知識」にしたところで、何のプラスにもなりません。

ぜひ「気づき」として体得していただければと思います。

(エラそうに言ってる私自身も、これは常に求められていることです。 

『波動の法則』が教える〈決心〉とは?

「決心とは、自然の法則に適って、愛と調和の方向へと本気で自分を成長させていく決意とその実践のこと」

 

「そして、自分の周囲の不調和を "調和ある波動" に転換させることを通じて、エクサピーコ(≒魂)を進化させていく決意のこと」

平たく言えば、自分の存在が「世のため、人のため」になるということです。

ここで言う「世のため」とは、人間だけでなく、この地球の環境、動物、植物、鉱物――すべての存在物において調和する生き方のことです。 

こう説明すると、何か平凡に感じられるかもしれません。

「決心」は自己啓発や成功哲学でもよく言われる言葉ですしね。

でも、まったく違うんですよ。全然違います。

後で「引き寄せの法則」と比較でお話ししますが、簡単に言っておくと、引き寄せというのはやっぱりエゴに傾きやすいんです。

それは「引き寄せ」の主体が "自分" である以上、どうしても自我の欲望を満足させる方向に向かってしまう。

これは引き寄せのダークサイドの「法則」ですね。

(これは前にどこかで詳しくお話ししたと思うので、よければ過去回を探してください)

一方、「愛と調和の方向」に向かっていくというのは、その決心の純度が高いほど、エゴはなくなっていきます。

たとえエゴがあったとしても、愛と調和の方向に決心して実行を繰り返していけば、エゴの波動は少しずつ少なくなっていきます。

それを『波動の法則』的には「進化(SINQA)」といいます。

波動の法則では、「決心すると〈原子核の集合体〉の数が増える」と言われています。

当然これは意味がわからないでしょうから、ぜひ『波動の法則』を読んでください。

まぁ、読んでも全く理解できませんが(笑)

もちろん私にもわかりませんので、本に書いてあることをそのままお伝えしているだけです。

上記は『波動の法則』の掲載されているATOMH(アトム/原子)の図です。

原子核は主に「中性子」と「陽子」から構成されています。

このアトムの図面から四隅と中央にある渦巻き・宇宙語CUNIEO(クニオ/電子)がないのが原子核(中性子+陽子)です。

宇宙語で言うエクサピーコ(≒魂)は、「原子核の集合体」で成り立っているそうです。

私にも意味がわかりませんが、少なくとも上のアトムの図の波動がめっちゃいいことだけはわかります。

『波動の法則』の著者である足立育朗所長によれば、決心をすることで「原子核の集合体」が増えるらしい。

その結果、「情報の発振と受振」の量が増えるとのこと。

言い換えると「視野が広がる」ということです。

これは次のことを考えてみれば、腑に落ちてわかると思います。

例えば、自己中心的な人は、当然ながら視野が狭いですよね。

だって、自分のことしか考えていないわけだから。

そういう人は情報の発振量も受振量も少ないと思いませんか?

会社でもグループでも、自己中な人は「気づき」がないはずです。

普段からボーっと生きていて、自分の利害に関わることだけ感情的になる。

一方、周囲や組織のことを考えたり政治や経済に関心を持ったりしていれば、情報が自然に入ってきますね。

情報が入ってくる(受振する)ということは、同時に発振もできているはず。

それが「情報の受発振の量が増える」ということです。

「愛と調和の方向」に決心すれば、情報の受発振の量が増え、その結果「気づき」や「直観」が起こりやすくなる。

これは、それこそ直観的にわかると思います。

それが「決心する」ということ。

私の視点でいえば、「オーラ/波動が大きくなる」ということです。

昔の偉人のことを「大人物」と言いましたね。

近い時代では、明治の傑物と呼ばれる人たちはみな「大人物」でした。

「魂の器」が大きい。

それは「原子核の集合体の数が多い」ということです。

「あの人はオーラがある」と言われる人は、「原子核の集合体の数が多い」ということ。

逆に言葉は悪いけれど、「あいつはダメだな」「人間のクズだ」と言われる人は、「原子核の集合体の数が少ない」んです。

人間としてギリギリ生きていけるだけの数はあるけれども、大きな器ではないわけですね。

「本質の追窮」を忍耐して続けると、"宇宙のサポート" が得られやすくなる

「決心」が「引き寄せの法則」と決定的に違う点は、純度の高い決心ほどエゴの振動波がないのに対し、引き寄せは「具体的な欲望」つまりエゴの振動波を増幅させることが前提になっています。

引き寄せの対象は、お金、成功、パートナーシップ、健康などです。

いや、「やりたいことをやりたい」「好きなことで生きたい」もエゴの追求の中に入ります。

これを言うと疑問に思う方が少なくないでしょうね。

地球の文化の中では、これらは「自己実現」という名でポジティブに語られることが多いからです。

でも、"自己" の実現(self-realization)なんだから、ちょっと油断すればエゴ・自我の追求になることは想像つきませんか?

ここに「気づく」のは、「地球人」を卒業しないと難しいかもしれません(笑) 

大谷翔平、藤井聡太、羽生結弦などの天才たちを観ていると、彼らは普通の意味での「自己実現」ではなく、「純粋さ」や「ただなるべくしてそうなった」という印象を受けます。

こう言うと「いや、彼らは天才だし、"天に愛された" からでしょ」と言われそうですが、"天に愛されている" のは私たち「凡人」でも同じことですよ。

好きな禅の言葉に、

己を忘れて物を見よ

物を忘れて道を見よ

という言葉があるのですが、これは「決心」にも通じます。

「自己実現」を超えて、自然の仕組みに適って、愛と調和の方向へと決心する。

これは「道を見よ」ですね。

じゃあ、そうして「決心」したら道は開けるのか?

これは後でも言いますけど、「そんなもん知らんがな」です(笑)

そんな質問をする人は、「己を忘れられない」人なんです。

そうやって顕在意識で考え、理解と納得を求めていくほど、『波動の法則』の実践からは遠くなるんですよ。

でも、「理解」と「納得」を求めるのがこの地球の常識だから、これは仕方がない。

早く地球人を卒業してください(笑)

「そんなもん知らんがな」と言っているのは、たとえ決心したとしても、この世的には「損する」場合があるんです。

けれども、忍耐して決心して実行を続けていたら、最後は「宇宙のサポート」によって助けられてしまう。

私も【マジスピ】(真のスピリチュアル)という理念で起業を決心したわけですが、これは「損の道」ですよ。

だって、大衆のニーズが薄いことをやろうとしているんだから。

でも、人間の生命の本質を深く見つめていくと、どう考えても、上っ面のスピリチュアルや宗教では「救われない」んです。

金運、恋愛運、パートナーシップ、健康運……こんな現象面だけを求めたところで、真の成長はありません。

だからといって、「真のスピリチュアル」を仕事にしようと決意したところで、そもそも興味のある人が少ないんだから、ビジネスにするのは厳しい。

その証拠に、同業者の大半は「私は林さんのようにはできない」と言います(汗)

そりゃ儲かるとは思えないからでしょ。

そうして「損する」ことが容易にイメージできたとしても、【マジスピ】が私のエクサピーコ(≒魂)のプログラムにとっては必要不可欠なものだという「直観」が、たとえ100パーセントの大確信ではないにしても、私の内側で響いていた。

それで「食っていけなかったら、死ねばいい」と覚悟して、起業して最初に始めたことは「30日の不食(断食)」です。

私としてはそれだけの「決心の強さ」だったわけです。

それによって、私は大して宣伝活動をしていかなったにも関わらず、「宇宙のサポート」を得ることができた。

最初は半信半疑でしたが、さすがに10年以上もこの仕事ができている事実を振り返ると、サポートがあったと考えざるを得ない。

これは「引き寄せ」ではないんです。

私は当初「たぶん食えないだろうな」と覚悟していたぐらいだから、成功や繁栄なんてこれっぽっちもイメージしていないんです。

引き寄せの定番である「ワクワク」なんてしていないんです。

ただ、自分の「決心」が本物であるかどうかを、天に問う(そして天から問いかけられる)つもりで不食に取り組んでいただだけでした。

そうしたら、肉体的にはキツいので自宅でボーっとしている時期だったにも関わらず、仕事のご依頼をいただきました。

これは結果的には「引き寄せ」と言えなくもないけど、背後のプロセスが全く違う。

起業当初も『波動の法則』は読んでいたけど、今ほど気づいていたわけではありません。

でも、「何のために生きるのか?」「何が自分なのか?」という問いを忍耐して問い続けていると、自然と『波動の法則』が提唱している方向に向かいますよ。

ま、たいていは忍耐できず、エゴに流されていくんですが(汗)

『波動の法則』はテクニックでもマニュアルでもないんです。

人間が「本質」の追窮を素直に謙虚に続けていたら、必ず辿り着く世界のことを言っているんです。

まぁ表現の仕方が独特なので、取っつきにくいところはあるんですけどね。

本気で決心できないと、宇宙から「人生が変わらない」というメッセージが来る

この地上世界は「エゴの世界」です。

だからやっぱり、いわゆる「この世的に成功したい」と思うのであれば、エゴを追求した方が "コスパ" はいいですよ。

スピリチュアルビジネスであれば、「この動画を観るだけで金運爆上がり」とか「恋も仕事もうまくいく開運メッセージ」とか「いいことが次々と起こる魔法の習慣」とか「ライオンズゲートに乗り遅れるな」とか、エゴにとって心地良いメッセージをドバドバ垂れ流せばいい。

スピ系の人気ユーチューバーは、そんな発振ばっかりしてますよね。

その見せ方や演出が上手で、顧客のエゴのニーズを巧みに掴んで、エゴなりに一生懸命に頑張れば、ある程度は成功できるかもしれません。

でも、「エゴ」が動機であれば、たとえ成功したとしても──その人の波動/オーラは重たくなってしまう。

これは、しょっちゅう言っていることですね。

厄介なのは、これで成功して顧客からも喜ばれている場合、「自分は良いことをしている」と思い込みがちなこと。

それで収入(金運)もどんどん上がるとしたら、普通は楽しくってやめられない。

そうやって、楽しみながら、エネルギッシュに活動しながら、お客様にも喜ばれながら、ガンガン稼ぎながら、どんどんエゴの道を突き進んでいくわけです(笑)

外野からどんどん重たくなっていく波動を観ていると、マジで滑稽ですよ。

内心「バカじゃねーの」って思ってますが、実際にこの世でバカにされる、あるいはバカを見るのは私の方でしょう。

この世は経済的・社会的な成功者が影響力を持つのであって、私みたいに人気としては超弱小の存在は「カス」ですから。

「本質の追窮」というのは、この世的には "損する道" なんです。

それでも、なぜか私は10年以上(他に生活のためのバイトなどすることなく)生き残ってしまっているという、そういう人たちからすれば「ナゾの存在」わけです(笑)

それは「決心」の力です。

こう言うと「じゃあ『決心』するとうまくいくんですね」と言う人が出てくる。

そうやって「理解」と「納得」を求め、「損得勘定」というエゴのパラダイム(枠組み)で捉えようとする。

これは「決心してもうまくいかない場合があるんだったら、やめますよ」ってことね。

……やれやれだぜ。

じゃあ『ノーリスクで誰でも必ず成功できる、人生に奇跡を起こす7つの魔法』を高額で購入するといいよ!

それをしっかり勉強して、頑張って努力して、「ライオンズゲート」とやらにも乗り遅れないで、ぜひこの世で成功すればいいよ!

……何回も言うけど、私たち地球人はそういう「エゴの文化」にどっぷり浸かっているんで、そういうのに惹かれるのは仕方ないんですよ。

大事なのは、これを読んでいるあなた自身は、どの波動で、どの次元で受け取っているか。

その視点の高低、視座の深浅によって、「気づき」がまったく変わってくるんです。

何度も言いますが、「気づき」は理解ではありません。

これは、地球人をやめれば、必ずわかります(笑)

この「地上の人生」だけが人生だと思わないほうがいいですよ。

これは他の配信でも繰り返しお話ししていますけど、人間というのは「永遠の生命」なんです。

これも「気づき」が必要なんですが、何となくでも「この肉体がすべてではない」と直観できたら、肉体を超えた価値――愛と調和の振動波――の方向へ決心できるようになっていきます。

結局、スピリチュアルを学んでいる目的って、これしかないんですよ。

決心して、実行して、反省して、決心して、実行して、反省して……と、永遠に淡々と繰り返していくだけなんです。

本気で「本質」を追窮しているとしたら、宇宙からのサポートは絶対ある、というのが『波動の法則』が言う自然の仕組みなんです。

これは「引き寄せ」じゃなくて「意図しない形で与えられる」わけです。

それがエゴで望んだ与えられ方でなくても、そこから素直に謙虚に学んでいく。

『波動の法則』は表現こそ難しいんですが、実践は至ってシンプルです。

エゴで捉えると、ややこしく感じられるだけです。

これに気づき、決心して実行しても、失敗することはあります。

失敗の原因を振り返ると、その決心の中に「エゴの振動波」が混ざっていたことに気づく。

100%の決心ではなく、20%〜30%ぐらいエゴの波動が混ざっていたと気づく。

でも、気づくことができれば、だんだんとエゴの波動は薄まり、より「純度の高い決心」ができるようになっていきます。

できないとしたら、まだ本気で「決心」できていないということです。

別のラジオ配信で「長年祈っていても、進歩を感じられません」という質問に対してお答えした「ブチギレ回」があります(汗)

その回では「あなたは本当は祈っていないんですよ。祈ったフリをしているだけです」とキツい回答をしました。

これは、今回で言えば「決心していない」ということなんです。

「進歩がない」んだったら、本気じゃないに決まってるでしょ。

その「気づき」がないんですよ。

理解じゃないんです、気づくしかないんです。

だから、気づけるまで「何も変わらない」というメッセージが宇宙から発振され続ける。

でも、それを受振できる振動波にまで至っていないので、見事にスルーしてしまう。

このときの質問者さんは、実は「祈っているフリをしていること」に、結構満足しているんです。

だから、「進歩がない」のを悩んで相談しているようで、実は悩んでなどいないんです。

「エゴ」のレベルに留まっていて、本当に実践する気なんてないんですよ。

それは波動/オーラを見りゃわかる。

なんだ、アンタ結構「幸せ」じゃないの。

だから私は「テメーふざけんじゃねーよ!」とは直接言ってないけど、ちょっと当たりがキツくなったというわけ。

もうね、"本気じゃない" っていうのは「宇宙」には筒抜けなんですよ。

いつも「波動は絶対にごまかせない」って言っている通りです。

でも、逆から言えば、

「本気になれば、人生はいつでも変えていける」

ということでもあるんです。

まぁこう言うと、「オレ、今からでも稼げますか?」と言ってくるヤツが出てきそうですが、そうやって「エゴの次元」で捉えている限りはダメだこりゃ。

どうぞお幸せに!

ということで、今回は『波動の法則』の実践において、とても大事なことは「決心」だということを述べました。

動画の内容とは結構変わってしまったので、よければ文章と一緒にチェックしていただければ幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「決心」とは、自然の法則に適って調和の取れた方向に本気で向かう決意とその実践のこと。『波動の法則』において最も重要な要素である。
  • 現象的には「損の道」だとしても、それが自分の運命が導く道なら思い切って決心すると、結果的に「宇宙のサポート」が得られてしまう。
  • 本気で決心して実践することを繰り返していれば、人生の現象面は必ず変わる。変わらないとしたら、「まだ自分は本気ではない」と素直に振り返ること。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回は動画と文章では結構違います。

特に28分15秒以降の「追伸」は熱く語りましたが、これは文字起こしには入れていません。

なので動画もチェックしていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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【更新】ラジオ第317・296・295回目を文字起こし/『土地物件の波動鑑定』のメニューページを作成しましたhttps://prism-life.com/20250807update/Thu, 07 Aug 2025 14:58:37 +0000https://prism-life.com/?p=19768

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今週のお知らせ ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今週のお知らせです。

YouTube(Podcast)の過去回の文字起こし

2025年6月初旬から、過去のPodcastラジオ配信(YouTube)をAIの助けを借りて文字起こし、さらに加筆修正しています。

すでにご視聴・ご聴取いただいている方は、復習としてご覧いただければ幸いです。

今回改善したのは以下の配信です。

更新時点では、上記の回から最新回までの文字起こしが完了しています。

コツコツ積み上げていきます。

『土地・物件の波動鑑定』のメニューページを作成しました

そして、起業当初からずっと行っている『土地・物件の波動鑑定』を、新しいメニューページとして作成しました。

仕事の内容が細かく分かれているので、特に初見の方にわかりやすくお伝えしようと思い、新しく切り出しました。

当ウェブサイトで最も読まれているのは、土地や物件に関する記事です。

なので、この『土地・物件の波動鑑定』のメニューもご参考になれば幸いです。

YouTubeショート、X(旧Twitter)、Instagramを毎日更新しています

そして、2025年7月26日から「マジスピ・林 昭裕のYouTubeショート」を毎日配信する決心をしました。

1000本配信を目標に続けていきます。

あと、ショート動画はX(旧Twitter)Instagramにも毎日アップしています。

■X(旧Twitter)https://twitter.com/akihirohayashi4

■Instagram https://www.instagram.com/akihiro_hayashi3/?hl=ja

10年間SNSはノータッチだったのに、どえらい変化です(笑)

よろしければフォローしていただけると励みになります。

また、Facebookは毎週金曜配信のロング動画の要約文を投稿しています。

面識のある方、過去にやり取りのあった方は友人リクエストいただければ、喜んでお受けします。

■Facebook https://www.facebook.com/hysakihiro

ブログプラットフォーム『note』は、ロング動画の要約文に加え過去ブログの文章を小分けにして投稿しています。文章を読むのが苦ではない方はオススメの媒体です。

■note https://note.com/easy_loris9522

よくお使いの媒体だけでも、良かったらフォローしてくださいね。

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ショート動画まとめ02(7/25~8/3)※文字起こしはWEBサイトへhttps://prism-life.com/shorts-matome02/Mon, 04 Aug 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=19590

■YouTubeでもご覧いただけます。 ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。 ■ご感想・ご質問は『アンケ ... ]]>

■YouTubeでもご覧いただけます。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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見た目が美しいスピリチュアルに人々は簡単に騙される

『スピリチュアル覚醒ビジネス』にご注意。

この前ショート動画で、「悟り」「覚醒」を安易に謳うスピリチュアル系は気をつけた方がいい、という動画を出したところ、さっそくお客様から「こんな人がいますよ」と情報提供していただきました。

「こうしたら覚醒できますよ」「覚醒できたらこんな幸せな素晴らしいことがありますよ」というふうに言ってるスピリチュアル系の方がいらっしゃるんですけども、やっぱり案の定、波動が重たいんですよ。

「だから安易に言うな」ってずっと言ってるんですけども、やっぱりそうやって魅力的に言うことでビジネスになるんでしょうね。

ある一定の層は、悟りとか覚醒とかを求めていて、「そうすれば、さも幸せになれる」という、そういったものを売りにしてビジネスを展開している方がいらっしゃるんですけども。

我慢して、SNSやYouTubeもやっていらっしゃるようなので拝見したんですけども、綺麗なんですよね。

男性でいけば……いや、男女問わず、見た目が美しい、声が良い、背景のデザインがイケてるとかですね、ついつい見た目で判断してしまう。

これがとても厄介です。

やっぱりこの物質世界は「見た目が9割」なんて言いますから、それでもって、うっかり興味を持ってしまうんですけども……騙されないでください!

"完璧な覚醒" に幸せを求める背後にエゴがある

「悟り・覚醒ビジネス」というのは、「幸福の追求」ですね。「覚醒すれば、幸せになれるんじゃないか」と思っているわけです。

ただ、そこに愛に乗っかってはいけません。それはエゴですね。覚醒したいというのもエゴです。

完璧な覚醒、パーフェクトに覚醒するなんてことは、絶対にあり得ない。

人間として、この地上世界に肉体を持って生まれている以上、完全なるパーフェクトな覚醒などあり得ないんです。もうとっくに悟っているんだったら、この肉体など持っていないです。

本当に優れた、古今東西の宗教家や修行者というのは「永遠の完成」を求めています。「無限の道」なんです。

それが、古今東西、ずっと優れた人がおっしゃっていることですから。ぜひ、気をつけてください。

この物質の世界に完璧などありません。成長や成熟は無限に続いていく。

だから、それは困難な道のりに決まっているんです。「悟れば、覚醒すれば幸せになれる」なんてあり得ないんです。

これを理解して、安易に覚醒や悟りなどを求める人がいなくなれば、そういったビジネスもなくなります。

それを、私は望んでいます。

名著『波動の法則』の波動は素晴らしいので、置いておくだけでも損なし

この『波動の法則』という本の波動は、それこそどうなんだと。

本にも波動があるわけです。これまで何回か言っていることですけど。

例えば著者のエゴが強いとか、あるいは内容があまり良くないとか練れていないとか、嘘ばっかり書いているとか、そういった本は波動が重たくなるんですね。

これは本も、人も、そうです。「文は人なり」と言いますので、本はやっぱり「魂」なんですよね、一種の。

で、この『波動の法則』の波動はとても良いです。

なので、毎週1回やっている無料メルマガでは前に言ったことがあるんですけど、「わからなくてもいいから買った方がいいですよ」と。

とりあえず買って家に置いておくだけでも良いと。

もちろん、読むに越したことはないんですけども、そこらへんの「下手なお守り」を買うぐらいだったら、この本を置いてる方がよっぽど良いということですね。

『波動の法則』著者・足立育朗先生の波動は素晴らしい

『波動の法則』の著者・足立育朗先生(足立所長)のセミナーには、私も参加したことがあります。

表には公開されていないもので、私は人づてに紹介されて行きました。

場所は新宿でしたね。

一番前の席に座ることができたので、1メートルくらいの距離に足立所長がいらっしゃいました。

その佇まいや人格といった雰囲気に直接触れることができて、今でも鮮明に覚えています。

本当に「この人はすごい」「波動がすごい」と思いました。

もう全身全霊でその話を吸収しようと、毛穴から聞くつもりで(笑)全力で話を聞いた記憶があります。

スピ系の本や動画に多く触れても波動が上がらない根本的な理由

大事なのは、頭の理解じゃないんですよ。

スピリチュアル系のいろんな本を読んだり、YouTubeで勉強したりして、いくら知識があっても、それだけで波動が上がるとは限らない。

知識じゃないんです。

理解でもないんです。

大切なのは「気づき」であり「直観」なんですね。

でも、現代社会において、私たちは知識の教育を受けてきました。

だからどうしても、理解を通じて物事をわかろうとする。知識として理解しようとする。

そういう考え方に、ある意味では飼い慣らされている。もっと嫌な言い方をすれば、洗脳されているとも言えます。

たとえば受験なんかがそうですけど、理解すればするほど得をするという社会の仕組みになっている。

地球世界では、そうして知識や理解の量で「頭がいい」とされ、そういう人は競争に勝ち、いわゆる勝ち組になりやすいというわけです。

でも「宇宙の視点」から見れば、「波動の法則」から見れば、本当はそうじゃない。

じゃあ何なんですか?と聞かれても、これは説明が難しいんです。

説明できないんです。

だから「理解じゃない、気づきだ」と、足立所長は何度も何度も "不親切に" おっしゃっているわけです。

そういう意味で、禅問答みたいにならざるを得ないんですよね。

なぜスピ系が教える「愛」や「感謝」がなかなか実践できないのか?

スピリチュアルな世界でも、例えば「大切なことは愛です」って言いますね。あるいは「感謝が大事だ」と、これもよく言われますよね。

ところが、なぜできないんでしょうか。頭でわかっていても、なぜできないか。

それは、本当にわかっていないからです。今回の言葉でいえば、「気づき」がないからですね。「直感」で理解していないからです。

だから、「頭でわかること」と「腹でわかること」を、まず明確に分けるということ。そうしなければ、この『波動の法則』を、それこそ「理解」すらできないと。

本当にわかるというのは「理解」を超えているという。

こう言うと、「え、それってどういう意味ですか?」と聞かれる。これは理解を求めています。

普通はこれを「理解」してもらえるように説明するんですね。「頭に理解するっていうのはこういうことで、腹でわかるっていうのはこういうことですよ」と、説明をするんです。

ところが、足立所長は説明しないんですね(笑)ここに溝がある。断絶があるんですよね。頭だけで考えると、ここは難しいでしょうね。

『波動の法則』を素直に真剣に読むことのご利益とは?

あんまりこういった「ご利益」みたいな話は普段しませんけども、本当に素直に謙虚にこの本を読むと、あなたの波動は高まります。

だから、この『波動の法則』は、素直に謙虚に、分からなくてもいいから、集中して真剣に読んでください。

私を信用していただけるんだったら、波動は素晴らしいので、騙されたと思って、とにかく素直な気持ちで読んでください。

批判やレビュー、論理的なレビューは後でいいです。

とりあえず、まず謙虚に素直にならないと、何も勉強できませんよ。

結局、頭に知識が入っただけでは、人生を変える力にはなりません。

理解はエゴに結びついてしまう。

いわゆる「知識人」と言われる人たち、あるいは「高学歴」と言われている人たち、中には人格的にウザいとも言いますよね。

頭はいいはずなのに。

それは全部、理解のレベルだからです。

この自我の主張を補足するために、知識は便利なんです。

でも本当に波動を高めようと思うんだったら、それは捨てないと変わりませんよ、という話です。

雀鬼・桜井章一に学ぶ直観の磨き方【感即動】

「感動」っていう言葉がありますね。これは「感じて、動くこと」であり、【感・即・動】だと教えられました。

つまり、「感じたらすぐ動く」ということ。「頭で考えるな」ということなんですよ。

桜井章一さんという「麻雀の鬼(雀鬼)」と言われた人がいらっしゃいます。麻雀道場を開いていらっしゃるんですけども、ルールがあるんですね。

それは牌を置くときに、「2秒か3秒以内に置け」というルールです。

つまり「考えるな」っていうことなんですね。考えずに、もう直観で観じて置くんだと。

これは「考えちゃいけない」という訓練、「直感を磨く」という訓練です。

ところが、こういった訓練でもしないと、いろいろ頭で考えそうですよね。


今回は【対面・宇宙ヒーリング】のショート動画を出しました。

静止画のように見えますが、実は動画で微妙に動いています(笑)


※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第317回『波動の法則』入門2:波動を高めるには、直観や気づきを即実践する決心が必要https://prism-life.com/podcast_317/Fri, 01 Aug 2025 10:25:08 +0000https://prism-life.com/?p=19651

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulatio ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulation_02/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

直観・インスピレーションを得るには、頭で考え過ぎてはいけない

今回の文字起こしの要点

  • 直観やインスピレーションを働かせるには、頭・脳・理性による判断・損得計算・コスパ・タイパの思考を手放す必要がある。
  • 地球は「エゴ」つまり自己都合で考える思考回路が当たり前になっているので、地球全体の波動が重たくなってしまっている。
  • 高次元の「直観」を得るには、顕在意識の活動が「自然の法則に適っているか?」「すべての存在に対して調和的であるか?」を常にチェックしていく必要がある。
  • 「自然の仕組み」に対して素直で謙虚であるほど、現象を通じて「宇宙からのメッセージ」が届いていることを直観として受け取ることができる。

今回は、前回の『波動の法則入門1』に続く、第2回目です。

2回目は、「宇宙のメッセージ」を受け取るための心構えや方法について語ります。

とはいえ、内容は前回とだいたい同じになると思います。

というのも、前回述べた

「大切なのは、理解ではない。知識でもない。気づきや直感だ」

という話は、わかるようでなかなかわからない。

「わかったつもり」になりやすい話なんです。

だからこそ、いくら知識や理解があっても、言葉では「愛」や「感謝」を語っていても、波動/オーラがイケてない人は少なくないわけです。

なので今回も「気づきとは?」、そして「理解ではないとはどういうことか?」を話していきます。

さらに2回目なので、「判断(ジャッジ)によってエゴに傾く」といった注意点も話しますね。

スピリチュアルでは「ジャッジ」という言葉がよく使われるので、参考になると思います。


まず、「直観」を働かせるには "考えてはいけない" ということを抑えておきましょう。

例えば、「感動」という言葉があります。

これは私が学生時代に聞いた話ですが、「感動」とは「感じて動く」だと。

これを【感・即・動】と言っていた方がいて、これが今でも印象に残ってるんですね。

感じたら、すぐ動く。

つまり、「頭で考えるな」ということです。

この話からふと思い出したのが、「桜井章一さん」という方。

麻雀の世界では「雀鬼(麻雀の鬼)」と尊敬されているレジェンドです。

私は麻雀はまったくやらないんですが、かつてこの方の本を何冊か読んだことがあり、とても面白かったんですね。

桜井さんは麻雀の道場も開かれていて、そこでは独自のルールがあるそうです。

そのひとつが、「牌を置くときは2秒以内に打て」というルール。

これは、つまり「考えるな」ということ。

そういう訓練を通じて、直観力を磨いていくんですね。

そして不思議なことに、直観力が磨かれるにつれて、人間的な魅力も高まっていくそうです。

こういう訓練でもしない限り、私たちはつい頭で考えてしまいますよね。

だって、そのようにずっと教育されてきたんですから。

確かに「考えること」は大事でしょうが、それがすべてではない。

むしろ「考え過ぎることによる弊害」の方が大きいのかもしれません。

『波動の法則』著者の足立育朗さんは、「理解ではなく気づきが大事です。でも、これは説明できないんです」とよくおっしゃっています。

今回は取り上げませんが、足立育朗さんの妹でいらっしゃる足立幸子さんも、「ボーっとすることが大事」だと繰り返しおっしゃる。

これは本当に何も考えない「思考停止」ではなく、いわば「意識を宇宙に明け渡す」ような感覚です。

そのときに直観が閃きやすくなるというわけです。

私は言葉数の多い人間なので、さも論理的によく考えているように見られているかもしれませんが、いえいえ、実際は直観がベースです。

ブログやメルマガ、この音声配信のネタが思い浮かばないと、机の上でウンウン唸るのではなく、実は瞑想をします。

そうすると、多くの場合、フッとネタが浮かんできます。

直観を働かせた方が、頭だけで考えるよりラクですよ。

波動の高い人、人間力の高い人の大半がイキイキしているのは、物事の判断を思考に頼っていないからです。

直観や一瞬のインスピレーションで物事を決めているから、いわば滞りのない川の流れのように、生命力がスーッと通っているんですよ。

だから傍から見ていてイキイキしているように感じるんです。

地球の波動が重たいのは、エゴをベースに判断・計算する文化だから

『波動の法則』を読んでいると、「エゴ」という言葉がよく出てきます。

このエゴというのが、直感や気づきを妨げる大きな要因なんです。

これは例を出せばよくわかるはずです。

例えば、私は職業柄、転職の相談を受けることがあります。

辞めたい理由として、「今の仕事は、自分が本当にやりたいことではない」とか、「得意じゃないことをずっとやりたくない」とか、「人間関係が合わない」とか。

理由はさまざまですが、とにかく「辞めたほうがいい」ということは以前からずっと直観的に観じている。

けれど、頭で考えれば、

「家族を養わないといけない」

「転職活動が面倒だ」

「もう中年だし、本当に転職できるのだろうか」

「履歴書を書くのが億劫」

「転職サイトに登録して、いちいちエントリーするのが面倒だ」

など、あれやこれやと考えてしまう。

その結果、「だったら……もう少し我慢して今の会社にいたほうがいいかな……」と妥協的な思考が働く。

こう「人生の大切な選択を前にして、いろいろ迷ってしまう」のは、よくある話ですよね。

迷うのは人間として理解できます。

でも、ここまで考えてしまうと、もう直観は働きません。

働いていたとしても、かき消されてしまうんです。

「感じたらすぐ動く」のは大事だと頭では "理解" していても、いや待てよ、これで失敗したらどうしよう?

って、やっぱり考えた結果「安全だけどつまらない道」を選ぶのが私たち現代人の大多数ではないでしょうか。

だから、「気づき」や「直感」というのは難しんです(わかれば本当はこちらの方がラクなんですが)。

普通は「損得」「メリット・デメリット」「コスパ・タイパ」を計算しますよね。

こういう言葉が世の中にあふれているということは、この思考をする人間が大多数だということです。

そうやって自分のエゴにとって有利かどうかを考えることによって、高次元の直観を受け取れなくなり、自我の低い振動波(波動)の中に甘んじてしまうわけです。

でも、それが地球人としては「常識」です。

だから『波動の法則』を学ぶには、ある意味で「地球人をやめる」必要があるわけです。

何が正解かわからない未来に対してあれこれ考えると、たいていは怖れや不安の感情が湧いてきます。

怖れや不安はエゴの振動波(波動)なので、その人の波動は重たくなっています。

直観やインスピレーション(霊感)の軽やかな波動からは、どんどん遠ざかっていく。

さあ、私たちはどうすればいいんでしょうか?

「直観は正しい」と限らないのは、エゴによる判断が混入するから

直観というのは「高次元」から来ると言いました。

ここがヒントです。

直観を受け取りやすくなるには、そしてそれを【感・即・動】で実践できるようになるには、普段の顕在意識が「宇宙の仕組み」や「自然の法則」に適っているかどうかを常にチェックする必要があります。

これが「エゴの振動波」を超えるヒントになります。

わかりやすく言えば、「これはみんなにとって良いことなのか?」という視点を持つこと。

「みんな」というのは、人間だけでなく、他の動物、植物、鉱物、つまり地球環境のこと。

こう言うと道徳っぽくなってしまいますが、これはあくまで『波動の法則』ですよ。

低次元のエゴの振動波から離れるほど高次元に近づく、というシンプルな話です。

これはスピリチュアル業界のレジェンド、江原啓之さんも同じようなことを言っています。

【「小我」から「大我」へ】

つまり、小さな自我を超えて、より大きな視点に立つ。

私がときどき話題にする『世界平和の祈り』のような高くて広い祈りや願いを心に抱くこと。

これを日頃から心がけるようになると、それだけエゴの振動波は超えやすくなります。

結果、直感が働きやすくなるわけです。

まぁ……言うほど簡単ではないですけども。

だって、人は誰でもエゴを持っているし、地球世界が今もなお粗雑な波動に満ちているのは、エゴを中心とした文化を超えることができないからです。

けれども、これは次回以降どこかで詳しく述べるつもりですが、私たちは自然の法則に適った生き方をするんだ、「本質」に根ざした調和ある生き方をするんだ、と【決心】しなければ何も変わりません。

まずは理解や判断のレベルでは「大切な決断は何もできないんだ」と気づかなければならないんです。

教育現場で「よく考える人間になりなさい」というのは、本当は限界があるんだということを悟らなければならないんです。

考えるな。

【感・即・動】、感じたらすぐ動く。

それが「損」か「得」かはわからない。

やってみなくちゃわからない。

でも、それでも感じたら、すぐに行動する。

その繰り返しによって、自分の振動波(波動)は少しずつ高まっていきます。

周りを見渡せば、『波動の法則』なんて知らないけど、結果的に法則に適った行動をしている人はいませんか?

そういった人は、【感・即・動】が無意識にできている人でしょう。

いわゆる「成功者」、あるいは充実した人生を送っている人はこういう人ではないでしょうか。

彼らは失敗も多いだろうけど、そのぶん多くを学べているはずです。

こう言うと「直観の通り動いても、うまくいかなかったらどうするんですか?」と聞かれることがあります。

スピリチュアルでは「直観は正しい」なんてよく言われますよね。

ところが、その直観は本当に「正しい直感」なのか、という見極めは難しいところです。

というのも、「直観」から行動したことが実はエゴで判断していたに過ぎなかった、ということもあるからです。

あるいは、私が大嫌いな(笑)「引き寄せの法則」では「ワクワクすることをやりましょう」とよく言います。

「ワクワク」が正しいという理屈です。

でもその「ワクワク」は、本当に魂から湧き上がる「聖なる感情」なのか、それとも「単なるエゴによる興奮」に過ぎないのか。

これは見分けるのは、エゴの振動波を多く抱えている人ほど簡単ではありません。

逆から言えば、「ワクワク」しているのに波動が重たい人というのは、間違いなくエゴを主体として生きている人です。

スピリチュアル業界には、こういう人が少なくないんですよ。

こういう人は「ワクワクするから」という理由で流行りの仮想通貨に投資したりFXを始めたり、変な「意識改革セミナー」とか「宇宙の波動とつながるリトリート」なんかに大金を注ぎ込み、結果的に大きな損失を出してしまいがちです。

つまりボディ(肉体)の「快/不快」で物事を判断し、動物的な快の感情を「ワクワク」と混同しているんです。

それはまさに動物的であって、霊性としての人間の本来の姿ではありません。

ここまで極端ではなくとも、何事も高次元から来る直観で決めたつもりが、実際はその何割かは自我=エゴの振動波が混入している場合は少なくありません。

自我の振動波があるほど失敗したり、意図したものとは違う現象が起こったりします。

私たちはそういう失敗から、純度の高い直観を体得していくしかありません。

大事なことは、たとえ自我の振動波が混入したとしても、なるべく「自然の仕組み」や「宇宙の法則」に基づいて意図を発振していくことなんです。

それで間違ったら、そこから素直に謙虚に学んでいくこと。

その繰り返しこそ、人生でしょうね。

「宇宙からのメッセージ」で運命を改善していくには?

よく言われることですが、間違いを怖れてはいけない・・・

というか、間違えても直観を実行する勇気を持たなければならないんでしょうね。

「うまくいくかわからない……」

「本当にこの選択でいいのか……」

「失敗したらどうしよう……」

それでも、いくら考えても仕方がないので、あるときエイヤッ!と決断して行動する。

そうすると、本当に意識を開いていれば、宇宙から「メッセージ」が来ることがわかるはずです。

「その選択は、あなたにとっては良いです」

「その選択は、今のあなたには少しズレていますよ」

といった「メッセージ」が、現象を通じてやってくる。

あるいは、すでに直観は働いているのだけど、頭で考えてしまって実践を躊躇しているときも、何らかの「メッセージ」が来る場合があります。

それはスピリチュアル的には「守護霊のメッセージ」と言ってもいいでしょう。

出会い、病気、事件、事故、たまたま見たネットの記事や、たまたま開いた本のページ──こういったものすべてが「メッセージ」になり得ます。

例えば、転職を迷っていたある女性の事例があります。

この女性は本当は転職したいのに、ずっと躊躇していました。

というのも、実は職場がイヤだったのではなく、むしろ恵まれていた環境だった。

それで逆に「このままだと楽しいけれど、たぶん成長はない」「やっぱりこのタイミングで環境を変えたほうがいい」という直観をずっと抱いていたにも関わらず、10年以上も心地良く過ごしてきた環境だったので、それを手放す踏ん切りがつかなかったんです。

そこで縁あって私にご相談いただいたわけですが、不思議とその時期のある雨の日、道を歩いていたらピンヒールのかかと部分がマンホールの穴に引っかかってしまい、足をくじいて松葉杖の生活になってしまった。

そのとき、彼女はようやく「あ、これはメッセージかも……グズグズしていたから足を止められてしまったんだろうな」という気づきを得て、ようやく転職を決断したという話がありました。

この種のメッセージは「主観的な解釈」ですけど、私はそれでご本人の身体感覚にしっくり来るなら、それで良いと思います。

こんな風に、直観をためらっていても本人に素直で謙虚な気持ちがあれば何らかのメッセージを受け取ることができるし、直観を即行動すればメッセージはより強くなります。

「自然の仕組み」というのは、一種の「フィードバックシステム」なのだと思います。

さっきの事例のように、直観をためらったり自我の振動波を含んだ「純度の低い直観」を実行したりすれば、「ネガティブなフィードバック」がやってくる。

そして、もし自我の振動波のない「純度の高い直観」を実行できれば、道が開けたり思わぬチャンスに巡り会える「ポジティブなフィードバック」がやってくる。

いずれにしても、なるべく「自然の仕組み」や「宇宙の摂理」といったものに対し、素直で謙虚な気持ちを持つ。

その上で、なるべく自分の存在がすべての存在(自然、人間、動物、植物、鉱物)のためになるよう普段から意図して生活をする。

自我=エゴの振動波を抑え、自我の振動波に陥りやすい「思考・判断・損得計算」に注意することで、直観力は高まっていきます。

直観力が高まっていくと、「創造する」ということの喜びが感じられるようになり、エゴの振動波が中心である地球世界においても、それなりに活路を見出していけるようになるでしょう。

この話はまた次回以降にしたいと思います。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 直観やインスピレーションを働かせるには、頭・脳・理性による判断・損得計算・コスパ・タイパの思考を手放す必要がある。
  • 地球は「エゴ」つまり自己都合で考える思考回路が当たり前になっているので、地球全体の波動が重たくなってしまっている。
  • 高次元の「直観」を得るには、顕在意識の活動が「自然の法則に適っているか?」「すべての存在に対して調和的であるか?」を常にチェックしていく必要がある。
  • 「自然の仕組み」に対して素直で謙虚であるほど、現象を通じて「宇宙からのメッセージ」が届いていることを直観として受け取ることができる。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回はいくつかの事例やビジュアルの部分、そして一部の「宇宙語」の説明を削りました。

なのでこちらもご覧いただけると、より理解が深まるかと思います。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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【第316・298・297回目を更新】過去のYouTube・Podcastラジオを文字起こし+加筆修正/YouTubeショートを毎日配信しています!https://prism-life.com/20250731update/Thu, 31 Jul 2025 16:56:00 +0000https://prism-life.com/?p=19645

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 2025年6月 ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

2025年6月初旬から、過去のPodcastラジオ配信(YouTube)をAIの助けを借りながら文字起こしする地味な作業を行っています。

ただの文字起こしではなく、読む文章としてかなり加筆修正しています(これはAIじゃなく自力です)。

すでにご視聴・ご聴取いただいている方は、復習としてご覧いただければ幸いです。

今回改善したのは以下の配信です。


そして、先週から「マジスピ・林 昭裕のYouTubeショート」を毎日配信しています。

少しずつ作業に慣れてきましたが、毎日なので気が抜けません。

1000本配信(!)を目安に続けていけたらいいなと思っています。

あと、毎日のショートはX(旧Twitter)とInstagramにもアップしています。

Instagramは投稿が少し面倒なのですが、スピ系とは相性が良いようなので外せません。

・X(旧Twitter)https://twitter.com/akihirohayashi4

・Instagram https://www.instagram.com/akihiro_hayashi3/?hl=ja

Facebookは毎週金曜配信のロング動画の要約文を投稿しています。

面識のある方、過去にやり取りのあった方は友人リクエストいただければ、喜んでお受けします。

・Facebook https://www.facebook.com/hysakihiro

noteはロング動画の要約文に加え、過去ブログの文章を小分けにして投稿しています。noteは特に学びたい人向けですね。

・note https://note.com/easy_loris9522

よくお使いの媒体だけでも、良かったらフォローしてくださいね。

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ショート動画まとめ01(7/20~7/24)※文字起こしはウェブサイトへhttps://prism-life.com/shorts-matome01/Sat, 26 Jul 2025 11:14:42 +0000https://prism-life.com/?p=19575

■YouTubeでもご覧いただけます ■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞhttps://x.gd/Mp7Lg ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信 ... ]]>

■YouTubeでもご覧いただけます

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

自分の波動を最も浄化する心得

(2025年7月5日の大災害の予言をした元・漫画家さんについて)

「お詫び」はすごく大事です。

波動を浄化する、最も大事なことは「お詫び」です。

謝罪をする、それは「自分を許す」ということでもあります。

過ちを犯すことがダメなんじゃない、改めないのがダメなんだ、という。

これは昔からずっと言われていることですね。

たとえ悪意はなくとも、多くの人々に不安と恐怖を与えた結果として、それが因果応報となって、この漫画家さんのオーラを穢しているんだと。

これは「結果に対する責任」で、ここで最も言いたいことです。

例えば、

「これは自分の妄想です」

「私は予言者ではありません」

「ただの妄想なんで、この発言を拡散する、絶対にやめてください」

ということを言っておけばよかった。

けど、以前のインタビューでは「警鐘を鳴らすために出版した」とおっしゃってるんですよ。

「別に悪い意図はなかったんだ」ということでしょうね。

直近のインタビューでは《今回のことで、どのようにニセ情報が出回るか、虚言が真実と受け取られるようになるか、その仕組みを学んだ気がします》と言ってますけど、これどうですか?

「私は100%悪いわけじゃないよ」と言っていて、微妙に言い逃れしている感じがしませんか?

(配信時点で)70歳でいらっしゃるんで、人生の総決算の時期ですよね。

肉体が亡くなる前に、徹底的に反省されること。

それが霊界、死んだ後の世界を、非常に明るく軽やかにします。

スピ系は安易に悟りや覚醒を言わない方がいい

そうやって「目覚め」とか「覚醒」とかいう人に限って、波動がショボいという話は何回かしています。

安易にそういったことを言うこと自体が、やっぱり浅はかだなと思うし、そもそも覚醒とか悟りなんていうのは、私は悟ってないからわかりませんが、たぶん無限に続いていくものだと思いますね。

自分で、自称で、「意識が変わりました」とか「覚醒しました」とか言うのは簡単ですよ。

そういった「スピリチュアルごっこ」ではなくて、過大評価しない方がいい。

「悟った」とか「ワンネスを体得した」とか、スピリチュアル系の人でも、さっきも言いましたが、「ワンネスの体験」というのを、つらつらとブログとか本とかに書いてる人がいるんですけど、正直、波動がショボいので、あんまり過大評価しない方がいいですよ。

そうやればやるほど、波動はより重たくなりますからね。やるだけ損です。

快楽ばかり求めるスピリチュアルに成長はない

多くのスピリチュアル系は「波動を上げる」って簡単に言うわけです。「波動を高めればすべてうまくいく」とかね。こういった表現、お好きでしょ?

ただ、個人的には、本当に波動が上がるというのは、それ相応の苦痛や困難が伴うと思っています。

筋肉でいえば、筋肉痛があって筋力が上がる。それと同じようなもの。

霊性(スピリチュアリティ)が本当に高まる、あるいは深まるときというのは、必ず苦痛や苦悩が伴う。これは普通のスピリチュアルで言ってるのとは逆ですね。

普通のスピリチュアルは「楽しい」「ワクワク」「好きなことだけで生きていく」とか、そういった「快の感情」ばっかり追いかけます。「嬉しい」「楽しい」「幸せ」「ワクワク」って。

けど、真のスピリチュアルとしては、本当はそうじゃない。むしろその逆である。

しかし大事なのは、こういった苦痛や困難や苦悩というものを、真正面から成長、あるいは成熟の糧として、まっすぐ、感謝の念を持って受け入れていく。

これが、普通のスピリチュアルとの根本的な違いです。

ちょっとした神秘体験でカン違いしないこと

例えば、急激に「光に包まれた体験」「まばゆい光を見てしまった」瞬間。普通の、これまでの日常生活は送れなくなる。そのため、日常のこの物質世界、「薄汚い世界」が見れなくなってしまう。

それは「統合失調症」ギリギリの紙一重の世界です。あまりこういった理解のない心療内科や精神科に行くと、病院に収容されてしまう可能性もありますね。

多くの人は、ここまではないと思いますが、知識として知っておくのは決して無駄ではないと思いますね。

で、そこで勘違いするのが、それでもって、なんか「悟った」とか勘違いする人がいるんですけど。

それは私は「打ち上げ花火」みたいなもんだと。一発のね、まさに「一発屋」ってやつですね。

そういった体験をして、なんか急に悟りすましてしまうという人もいるんだけども、しょせん「一発屋」ですから。

そうやって自称しても、やっぱり波動がショボいんですよ。

「まあそういうこともあるよねー」ぐらいのつもりでいた方が健全だと思いますね。

憑依と思われる精神的混乱をヒーリングした話

スピリチュアル・エマージェンシーとは、個人が急激な霊的覚醒や意識の変容体験を通じて、深い内面的変化に直面し、一時的に日常生活や心理的バランスを保てなくなる状態を指します。

精神的な病気と見なされがちですね。

これは過去にご相談いただいたことがあります。

急にお子さんが、「気が狂った」ような感じになって、精神病棟にいらっしゃると。

そこで「ヒーリング」をお受けしたことがありますけども、幸い無事に退院されたというケースがありました。

急激な変化のとき、なかなか難しいんだけども、もし知識として知っておくとすれば、これは「意味のある変容」「変わっていくプロセス」であると捉えることです。

そうやって理解して、深く受け止めるということ。

正直、家族でこういったことにあまり興味のない方の方が圧倒的に多いと思うんです。

だから特にお子さんがこうなると、さっきも言いましたが、肉親が慌ててしまうでしょうね、これは。

で、「なんか変なものが憑いてしまった!」とか。

キツネなのかタヌキなのか?という無理解にさらされて、余計に孤立が深まっていくということですね。

まあ……なかなか正直言って、難しい話ではありますよね。


※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第316回:名著『波動の法則』入門1:人生を変えるには理解ではなく「気づき」が必要https://prism-life.com/podcast_316/Fri, 25 Jul 2025 09:31:00 +0000https://prism-life.com/?p=19564

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulatio ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/the_law_of_undulation_01/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

人生が変わらないのは、「理解」を大切にしているから?

今回の文字起こしの要点

  • 人生を変えるには、地球のスタンダードである「理解=理性=大脳」を超えた「気づき=直観=身体性」を中心とした人生観にシフトしなければならない。
  • 「偏差値的な優秀さ=理解」は人生を変える力を生まない。「頭の良さ」が人格の高さと結びつかないのは「理性=大脳の限界」を示している。
  • 書籍や動画などでいくら知識を理解しようが、「気づき」からの実践にまで結びつかない限り、かえって理屈っぽい嫌味な人間になってしまう。
  • 「宇宙からのメッセージ」を受信するためには、理解した知識を捨て、エゴを手放し、素直に謙虚にならなければならない。

今回から数回、スピリチュアルの名著『波動の法則』、足立育朗さんの本を取り上げます。

簡単な結論から言えば、人生を変えるには「理解を超えた気づき」が必要だということです。

ただ、今回の話は、おそらく禅問答みたいになってしまうでしょう。

わかるようでわからない、何を言っているのかわからないかもしれません。

「理解を超える」という通常の頭の使い方とは別次元の話なので、どうしてもそうなってしまいます。

理解ではなく「気づき」が必要なのだ。

今日はこの話を何度も繰り返しますが、なぜ途中で飽きられるかもしれないのに繰り返すのか?

それは、それだけ現代人の大半にとっては「理解という壁」がとても分厚く、そのため「頭」では "人生を変えたい" と思っているにも関わらず、その実践ができずに終わるからです。

どこかの塾のキャッチコピーではありませんが、ぜひ "四角い頭を丸くして" お聞きください。

では本題に入りましょう。

「波動の法則」という言葉は、スピ系ではよく言われますね。

この本は1995年に発刊されているので、配信時点ではもう30年になりますね。

今も売れ続けています。

配信時点では、Amazonのレビュー数が1064件もあります。

Amazonでは「2007年発売」と書かれていますが、これは復刻版で、元は1995年出版です。

この本は、地球の言葉で言うと「難しい」んですよ。

Amazonに掲載されている説明文を読んでみます。

「意識と意志の仕組みや、宇宙の成り立ち、魂の本質、現実の創造など、著者が直感で得た情報をもとに、極めて科学的かつ、具体的に分かりやすく解説」

これは出版社が書いた説明だと思いますが、実際は抽象的で分かりにくいです(笑)

著者の足立所長(私は「所長」とお呼びしています)ご本人も、この本の中で「不親切な内容」と言っていますよ。

地球人にとっては「分かりにくい」んです。

そして、説明文の続きです。

「顕在意識を超えて、宇宙からの直感・ひらめきを連続的に得ることで、創造性に溢れた人生に変えることができます」

この「直感」「ひらめき」というのが、「理解ではない」部分ですね。

「顕在意識を超える」というのは、理解を超えていくことなんです。

今回はそういう話をするんですが、真面目に「理解」しちゃいけませんからね(笑)

「理解じゃねえよ」って言ってんのに、ついつい理解しようとしちゃう。

こう言うと「理解じゃダメだと言うなら、じゃあどうしたらいいのよ?」って、これまた理解しようとしやがる(笑)

……すでに禅問答が始まっていますね。

「意味がわからん、何を言ってんだコイツは(怒)」と理解できないことにイライラするなら、あなたは "立派な地球人" なので、ここで打ち切っていただいて結構ですよ。

この本はロングセラーで広く売れている割に、実は読む人を選ぶんです。

「なんか良い本だと聞いて読んでみたんだけど、意味がわからん……」と思っている "立派な地球人" は少なくないでしょうね。

で、後でも言いますがそういう人が「この本は科学的根拠に乏しい」と、"立派なレビュー" を書くわけです。

そうやって、"地球界の枠組み" で物事を判断しようとする。

小声で言いますが、だからあんたの人生はなかなか変わらないんだよ。

もしあなたが "立派な地球人" では満足できない何かがあるなら、どうぞ最後までお付き合いください。

まず信じていただきたいのは、『波動の法則』というこの本そのものの“波動” は、素晴らしいということ。

本にも波動、エネルギーがあります。

これまで何度かお伝えしていますが、著者のエゴが強かったり、内容が薄かったり、あるいは嘘ばかり書かれているような本は、波動が暗く重たくなる。

これは人間の波動/オーラと同じです。

波動を観るのを根幹として10年以上この仕事を続けてきた私が、この本の波動は素晴らしいと断言します。

まぁ私のことはいいので、少なくともこの本は信頼してください。

ただ、この本が地球人にとってわかりにくい内容なのは、現代科学の手法とは根本的に違うからなんです。

「直観」を通じて足立所長の脳が受振した内容を、そのまま活字にした本だから難しい。

昨今の「エビデンス重視」の風潮からすると、デタラメに見えてしまうんですよ。

そして、この本の中には「宇宙語」と呼ばれる独特の表現がたくさん出てきます。

これがまた、わかりにくくしている原因の一つですね。

宇宙語として伝えないと「波動」を正確に伝えることができないから、地球人にはわかりにくいことを承知しつつ独自の言語を使っているわけです。

ちなみに私、足立所長のセミナーに参加したことがあります。

ただ、表向きに告知されていたものではなく、ご紹介で参加させていただいたんです。

場所は新宿でしたね。

なぜか一番前の席が空いていたので迷わず座りまして、1メートルほど前の足立所長がいらっしゃいました。

その仙人のような佇まいや雰囲気、高貴な人格に触れられたことは、今でも鮮明に記憶しています。

「なんて波動の素晴らしい方だろう」と以前から尊敬していたので、もう全身全霊で、毛穴からすべてを吸収するつもりで話を聴いていました。

こういう「理屈抜き」で真剣に話を聞く姿勢でいると、「理解の壁」を超えていくことができます。

あのときの足立所長の話は、私は頭脳ではなく「身体」で覚えているんです。

だから、私は『波動の法則』を理解を超えた「気付き」として受け止め、そのことによって、これからも人生を変えていくことができるんです。

なぜ「優秀な人」「頭の良い」人ほど "波動が低い" 傾向にあるのか?

現代の教育は、「知識の理解」がベースになっています。

だからどうしても「理解」を通じて物事を捉えるように、嫌な言い方をすれば「洗脳」されているわけです。

でも、そうして文明に飼い慣らされるほど、トクができるんですよ。

受験なんてその最たる例で、多くを理解して知識を増やすほど「偏差値の勝者」になれる仕組みですよね。

それで高学歴の称号を得ることで、社会的成功を得る可能性はグッと高まります。

この世ではそういう人ほど「頭が良い」と評価されるわけですが、それはあくまで「地球の枠組み」の中での評価に過ぎません。

宇宙からの視点、波動の法則の観点から見れば、それは「真実の評価」ではないんです。

高学歴が本当に「頭が良い」なら、どうしてそういう人たちが集まっているはずの官僚組織や政治家は腐敗しまくっているんでしょうか?

「頭が良い」はずの人が、どうしてくだらない犯罪に走ったり、品性や知性を感じない言動をしたりするんでしょうか?

「頭が良い」はずのグローバルエリートが、どうして "今だけ・金だけ・自分だけ" という貧困な精神で世界支配を目論むんでしょうか?

いや、私たち一般人においても、なぜ「頭ではわかっちゃいるけど、できない」「頭ではダメだとわかっちゃいるけど、やめられない止まらない」ことがたくさんあるんでしょうか?

こういう素朴な事実を振り返れば、「理解」に人生を変える力はないことがわかるはずです。

じゃあ「何が本当なんですか?」って言われると……「それは理解じゃなくて、気づきなんです」と、足立所長は何度も何度も語っておられる。

「それは説明できない」ため、今回の話は “禅問答” にならざるを得ないのですが、今回は『波動の法則』を初めて取り上げるにあたって、そのエッセンスをお伝えしたいと思います。

あ、ここはまず「理解」で大丈夫ですよ。

これはブログでも同じものを載せていますが、ここでも引用します。

  • 「自然の仕組み」に沿って、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)をEGHO(エゴ≒肉体の維持安定を中心とする意識)ではなく「愛と調和」の方向へ無限進化させることが私たちの宇宙的使命である。
  • すべての現象(出来事・出会い・病気・事故など)はメッセージである。
  • 人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない。
  • 「愛と調和」の方向へ「決心」と「忍耐強い実行」ができれば、必ずサポートがある。
  • 低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。
  • 最も大切なのは「家族に還現」つまり家族から学ぶこと。

いきなり「エクサピーコ」。宇宙語が出ました。

これはニアリーイコールで「魂」という意味なのですが、詳しく説明するとややこしいので、興味があれば『波動の法則』を読んでみてください(読んでも理解できないと思いますが 笑)。

今回は3番目の『人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない』を取り上げています。

「気づき」というのは、わかりやすく言うと、理屈抜きでわかること。

あるいは「腹でわかる」という身体的な感覚、ストンと腑に落ちる感覚です。

職人の世界や伝統芸能、武道、スポーツでも「体でわかる」ことによって上達していくのは説明しなくてもわかりますよね。

スピ系では知識として「大切なのは愛です」とか「感謝が大切です」とか言われます。

でも、なぜなかなか実践できないのか?

もうわかりますよね。

いくらスピリチュアル的な知識をたくさん頭に詰め込んだとしても、それが「理解のレベル」に留まっている限り、実践にまで結びつかないからです。

ゆえに本人の振動数=波動は高まりません。

いや、むしろヘタに知識があるぶん、屁理屈だけのウザいヤツに成り下がる可能性の方が高いですね。

私も小規模ながらYouTubeなどの発信をしているので、ときおり「知的なアンチコメント」をいただくんですが、その人の波動/オーラ――匿名でもわかります――を観ると、このひと何もわかってないなぁと溜め息が出ます。

理解を超えて具体的に実践している人は、やはり波動は良いですよ。

なぜ、スピ系をたくさん学んでも「波動が低い」ままなのか?

『波動の法則』のAmazonのレビューって面白いんですよ。

配信時点で1000件以上あるので、いろんな意見があるわけです。

それを見ていると、その人が「理解の壁を超えているかどうか」がわかるので、匿名とはいえ試されている感じがしますね。

その中から典型的な例として、AさんとBさんという2人のレビューをご紹介します。

まずAさん。

Aさん「書いてある言葉や数字は、ほとんど理解できませんでしたが、なぜか感覚で読み進めることができました。それは、この本が放つ波動によるものだと思います」

「理解はできないけど、なんかいい感じだった」ということですね。

そして次、Bさんのレビュー。

Bさん「スピリチュアル系の本が好きでよく読むのですが、わりと色々な方々がすすめていたので読んでみました。結果、終始意味が分かりませんでした。「科学的に」と最初の方で出てきたので最初はわくわくしてたんです。けど繰り返し出てくる宇宙語という造語が難しい。内容も独創的すぎて謎。協力者も妹しか出てこないし、検証するならもっと大人数でやるべきでは?と思ってしまいました」

これ、"地球的な常識" で言えば「正論」です。

まともで、科学的で、論理的に正しい。

Bさんの方が「頭が良い」印象を受けます。

ところが、実際の波動/オーラを観ると、断然、Aさんのほうが良いんですよ。

波動を観る立場として、こういう「非常識な事実」は実に面白い。

Aさんは素直な方だとお見受けします。

意味は理解できなくても、ちゃんと「行間」を読んでいるんですよ。

Aさんはおそらく、周りから好感を持たれる人でしょうね。

一方で、Bさんは「頭」で理解しようとしている。

そして、レビューを通じて「オレってちゃんと理性的に批判できる頭のいい人間なんだぜ」とドヤっているようにも聞こえる。

でも、この重たい感じの波動を観る限り、Bさんはたぶんウザいヤツでしょう(汗)

こんな「賢い頭脳」では、どれだけスピ本を読んだところで、人生は大して変わらんですね。

ここに「偏差値的な優秀さ」とは真逆の世界があります。

何度でも言うぞ。

本当に大事なことは、理解ではない。

「頭」ではなく、「体全体」で、「肚」で、感じることなんです。

「気づき」や「直感」というのは、小説や映画などに触れて「心が震え」「琴線に触れる」ときに生じる、言葉にならない感動。

あるいは、自分の内なるエゴや卑怯さ、狡猾さと真正面から向き合って——

「ああ……自分はここが間違っていた……」

——と、言葉にならない深い「慙愧の念」の起こるとき。

それこそが、本当に「気づいたとき」ときなんです。

「大脳」や「理性」による理解ではない。

そういう「気づき」でしか、人生は変わらないんです。

『波動の法則』を読んで、本当に波動を高めるために必要な態度

「頭脳」を手放さないと、本当のことはわからない。

今回はこれを何度も言ってきましたが、そうすると大半の人が、

「じゃあ、どうすればいいんですか?」

「"頭を捨てろ" って言われても、具体的には?」

「肚に落とし込むためにはどうすればいいんですか?」

と、また「理解」を求めしまうんですよ(笑)

……俺の話、ちゃんと聞いてた?

最近ではAIで調べると、「人生を変える7つの方法」みたいな自己啓発に出てきそうなフレーズが出てきます。

スピ系だと「引き寄せの法則」もそうですね。

でもさ、そういうのを「理解」して、人生変わりましたか?

変わらないからこそ、飽きもせず「知識」ばかりを消費するんでしょ?

あるいは、「理解」してわかった気になって自己満足するんでしょ?

それが気持ちいい、気分がアセンションして脳内ミラクルハッピーならいいんだが、本当にそう思ってる?

自分の頭の中に、地球の "高度な文明" によって植えつけられてしまった「バカの壁」がある。

これを破らない限り、何を勉強しても何を「理解」しても無駄ですよ。

最近は「エビデンス主義」の時代ですよね。

例の感染症バカ騒ぎのおかげで、エビデンス主義、合理主義がさらに加速してしまいました。

エビデンス、エビデンス、エビデンスって、うるせーな。

そういう風潮だから「もっともらしいエビデンス」があると、大半の人は安心するんです。

それが「製薬会社にとって都合の良いデータ」であることを知らずに……

これも「理解を重視する文明」だからこそ起こるミスなんです。

だから地球を超えた「宇宙のメッセージ」は、「理解じゃなくて気づきが大事だよ」と足立所長の脳を通じて伝えてきたわけです。

ただ、本当はもうわかっているはず。

人生を良い方向に変えている人たちは、必ずしも「頭が良い」わけじゃないんだってことを。

私の知人でもいますよ。

中卒、いや中学校にもほとんど行ってないけど、バリバリ働いて成功している人。

そういう人たちは、いわゆる「優秀ではない」かもしれない。

でも、「気づき」や「直感力」が鋭いんです。

それはもっと言えば、「宇宙からのメッセージを受け取りやすい」ということなんです。

「宇宙からのメッセージを受け取りやすい」ということは、実践もできるということです。

ヘタに理屈がないし、学がないことを自覚しているから、逆に「素直」で「謙虚」なんですよ。

この素直さ、謙虚さが、宇宙からのメッセージを受け取るカギです。

足立所長は何度も「素直に謙虚に」とおっしゃっている。

これは単なる道徳じゃないんです。

知識や理解は、人生を変える力を生まない。

私たちは、本当に大切なことは、何も知らない。

ここに本当に気づけるかどうか。

だからこそ、これは「無料メルマガ」ではだいぶ前にご案内していましたが、この『波動の法則』は

「意味はわからなくていいから、ただ素直に、真剣に読んでください」

とお伝えしてきました。

『波動の法則』の波動はめっちゃいいことは私が保証しますので、もし信用してくださるのであれば、騙されたと思って、素直に謙虚に読んでみてください。

あまりこういう断言はしませんが、今回はハッキリ言います。

この『波動の法則』を、素直に、謙虚に、真剣に読む。

意味が分からなくてもいいから、とにかく "全集中の呼吸" で読む。

そうすれば、あなたの波動は高まります。

ぜひ、やってみてください。

今回はスピリチュアルの名著『波動の法則』を取り上げて、「理解じゃなくて、気づきが大事」というテーマでお話ししました。

ご参考になれば幸いです。

これから数回『波動の法則』について取り上げていきますのでお楽しみに。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 人生を変えるには、地球のスタンダードである「理解=理性=大脳」を超えた「気づき=直観=身体性」を中心とした人生観にシフトしなければならない。
  • 「偏差値的な優秀さ=理解」は人生を変える力を生まない。「頭の良さ」が人格の高さと結びつかないのは「理性=大脳の限界」を示している。
  • 書籍や動画などでいくら知識を理解しようが、「気づき」からの実践にまで結びつかない限り、かえって理屈っぽい嫌味な人間になってしまう。
  • 「宇宙からのメッセージ」を受信するためには、理解した知識を捨て、エゴを手放し、素直に謙虚にならなければならない。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回は波動の絵図面(宇宙語で『ATOMH』)はビジュアルなのでカットしました。

なので動画もご覧いただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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【第315回・299回を更新】過去のYouTube・Podcastラジオを文字起こし+加筆修正/YouTubeショートを毎日やる決心をしました!https://prism-life.com/20250724update/Thu, 24 Jul 2025 14:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=19572

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 2025年6月 ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

2025年6月初旬から、これまでのPodcastラジオ配信(YouTube)をAIを使って効率的に文字起こししています。

それをそのままアップするのではなく、かなり加筆修正した上で各ページに追記する地味な取り組みを始めています。

すでにご視聴・ご聴取いただいている方は、復習としてご覧いただければ幸いです。

今回改善したのは以下の配信です。


そして、急に決めたんですが、YouTubeショートをロング動画を出す金曜以外に投稿する決心をしました!

以下、今週の日曜~木曜まで出した5本のショート動画です。

まだ作成や編集に慣れていないので、けっこう大変です。

が、11年目に入って意識が変わったことの実践として、本腰を入れてやろうと決心しました。

さらに、これをSNSで拡散する作業までついてくるので、急にやることが増えました。

でも、別に苦痛ではないんです。

こんな「怪しい仕事」を10年もさせていただいたことへの感謝の念を、具体的な実践として証したい。

そして、当初からの理念である【マジスピ】(真のスピリチュアル)を、たとえ微力ではあっても、声を大にして訴えていかなければならない。

人生にあまり役に立たない「普通のスピリチュアル」ではなく、何かと苦悩の多い人生を力強く突破していける力を養う「真のスピリチュアル」を提唱し続けていきたい。

そのために、自分が汗をかかなければならない。

偉そうなことを言って、何もしないでふんぞり返るヤツにはなりたくない。

そのために「毎日ショート動画」の目標です。

チャンネル登録や数字を伸ばすことだけが、目的ではありません。

そんなものは、やるべきことをやっていれば、結果としてついてくると信じています。

それは今までもそうでした。

ウケ狙いはせず自分の信念を貫くのは開業当初から全く変わりませんが、今は少し規模が拡大してきたということです。

根本は全くブレず、でもやり方は変えて活動していきます。

YouTubeショートや各種SNS、よければ「いいね」していただけたらうれしいです。

・X(旧Twitter)https://twitter.com/akihirohayashi4

・Instagram https://www.instagram.com/akihiro_hayashi3/?hl=ja

・Facebook https://www.facebook.com/hysakihiro

・note https://note.com/easy_loris9522

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第315回:魂の目覚め・覚醒の落とし穴――スピリチュアルエマージェンシーの理解https://prism-life.com/podcast_315/Fri, 18 Jul 2025 09:54:03 +0000https://prism-life.com/?p=19499

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。 ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/8abVO

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

スピリチュアル・エマージェンシーとは、覚醒・悟りと似て非なるもの

今回の文字起こしの要点

  • スピリチュアル・エマージェンシー(SE)とは、急激な霊的な変化によって心身に混乱をきたす【霊的な危機】であり、学術的にも研究されている。
  • 「圧倒的な光に包まれた」「神仏が見えた」という霊的な体験を、安易に悟りや覚醒と混同しないこと。霊的な成長は一歩ずつ起こるもの。
  • SEは幻視・万能感・体調不良・価値観の崩壊など常識を超えた症状に陥ることがあるので、専門家に相談した方が無難。
  • SEと似た言葉に「スピリチュアル・エマージェン"ス"」がある。これは比較的穏やかな変化、ちょっとした体調不良が伴う【霊的な発現】のこと。上手に付き合えば健全な霊的成長につながる。

今回は「スピリチュアル・エマージェンシー(SE)」、心理学の概念についてお話しします。

学術的な用語ではありますが、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。

簡単に言うと「霊的な危機」のこと。

エマージェンシー(Emergency)とは、「緊急事態」「突発的な危機」「危険」のことです。

この言葉は、心理学の中でも「トランスパーソナル心理学」という分野で使われるものです。

だいぶ前に一度、このマジスピラジオでも少し触れたことがありますが、今回はそれを深掘りしていきます。

なぜ今回このテーマを取り上げようと思ったかというと――実は(収録時点においては)体調がちょっと良くないんです。

普段はかなり健康で、もう20年弱も病院に通ったことがない私ですが、実はここ一週間ほど、胃腸の調子がよくありません。

また、この収録直前にも、「胸のあたりがキューッと締めつけられるような感覚」がありました。

それで、収録の直前まで静かに瞑想していたんです(結構ラクになったので、またぶり返さないうちに収録しています)。

おそらくこの前の7月1日で開業10周年を迎えたことで、意識がかなり変わったんでしょう。

それに伴う体調の変化ではないかなと、勝手に、あくまで勝手に思っています。

これを「覚醒」とか「目覚め」とか、あるいはその前兆だとか、安易に言いたくありません。

こういうことがあると、スピリチュアル界隈では「パラダイムシフト」などと横文字を使ってカッコよく言う人もいますね。

でも、そういう人に限って、波動がショボいんですよ……可哀想なぐらい。

私は人の波動(オーラ)を観る人間なので、すぐ「あ、コイツ盛ってるな」とわかってしまいます。

そもそも「覚醒」や「悟り」なんていうのは、無限に続いてゆくプロセスに違いありません。

なので、安易に「目覚めた」なんて言わない方がいいですよ。

収録時点の私のように、小さな体調の変化だったらまだいいのですが、中には先ほど述べた「霊的危機」のような大きな混乱が生じる場合があります。

それを「スピリチュアル・エマージェンシー」と言うのですが、今回はその説明です。

YouTubeだと今回はメモ帳のテキストを映しています。

ちょっと学術的な説明も入りますので、テキストを見ながらだとより理解が深まるかと思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/8abVO

さて、多くのスピリチュアル系は「波動を上げましょう」なんて言います。

「波動を上げれば、すべてうまくいく」

「波動を上げることで願いが叶う」

なんてね。

でも、それは軽い表現だと思っています。

本当に「波動が上がる」というのは、それ相応の苦痛や困難が伴うものです。

筋肉にたとえるなら「筋肉痛」です。

筋肉痛を経て筋力が上がるのと同じで、霊的な資質が深まるときも、必ず痛みを伴います。

それは「楽しい・嬉しい・ワクワク・幸せ」といった、「快の感情」ばかりを追いかける "普通のスピリチュアル" とは全く違いますよ。

重要なのは、人生で起こる困難や苦悩を「成長・成熟の糧」として、まっすぐ受け入れること。

そして、感謝の念を持って引き受けていく姿勢です。

それが真のスピリチュアル(マジスピ)なんです。

これから説明する通り、「スピリチュアル・エマージェンシー」は大きな苦痛を伴うこともあるのですが、「ワタシは覚醒した!」と安易に解釈することなく、冷静に見ていかなければなりません。

改めて、「スピリチュアル・エマージェンシー」を定義しておきます。

スピリチュアル・エマージェンシー(SE)とは、「個人が急激な霊的覚醒や意識の変容体験(っぽいもの)を通じて、お大きな内面的危機に直面し、一時的に日常生活や心理的バランスを保てなくなる状態」のこと。

ここでは「っぽい」という部分が大事です。

一見すると大きな覚醒や変容なんですが、実際は膨張(インフレーション)ではないかと疑うべきです。

経済がインフレになったときは、お金の価値は減っていますよね。

それと同じように、「見た目の価値の上昇」と「実質的な価値」とを混同しないことです。

スピリチュアル・エマージェンシーで起こる危機症状とは

SEの中には、例えば急激に「光に包まれた体験」をするケースがあります。

これはスピリチュアル的なものを求めていると、ときおり起こり得ることですね。

瞑想なんかしていると、「光を見たような感じになる」ことは、私でもあります。

慣れてくると「光を見る」ぐらい別に大したことではないんですが、中には強烈に「光の体験」をする人もいるわけです。

「まばゆい光」を見てしまった瞬間、もうその世界に入り込んでしまって、これまでの普通の日常生活が送れなくなる、ということもあります。

あるいは、その光の体験があまりに荘厳で素晴らしいので、逆に日常の「薄汚いこの世界」がイヤになるケースもあります。

それは「統合失調症」と紙一重かもしれません。

実際、SEに理解のない診療内科や精神科に行くと、病院にそのまま収容されてしまうという可能性もあるんですよ。

もちろん、多くの人はそこまでには至らないとは思いますが、知識としてこうしたことを知っておくことは決して無駄ではありません。

では、SEの症状や体験について、他にもいくつか挙げていきましょう。

次は「神秘体験」です。

これは「ワンネス的な感覚」「宇宙との融合」を感じるということが考えられます。

この世界と自分がひとつになったような、そういう感覚。

それはもちろん悪くはないんですけど、私は「打ち上げ花火」みたいなものだと思っています。

一発の大きな体験をもって、それを「覚醒」や「悟り」だと錯覚してしまう。

まさに「スピリチュアル一発屋」ではないでしょうか。

私がそういう人を観ていると、やっぱり波動がショボいと感じますよ。

早とちりするんじゃねーよ、子どもじゃないんだから。

そういう体験があったとしても「そういうこともあるよね」と冷静に受け止めるのが、「スピリチュアル・リテラシー」というもの。

他には「現実感の喪失」や、「時間・空間の感覚の変容」というのもあります。

この3次元の世界では、〈過去→現在→未来〉というように時間が流れているように感じます。

でも本来は、「いま・ここ」しかない。

突き詰めれば、「"いま・ここ" ですら無い」というような感じ。

この時間感覚から脱した感じもワンネス的な感覚として挙げられます。

次に、「強烈な感情の噴出」があります。

恐怖、孤独、怒りなど、普段は心の底にあるネガティブな感情が一気に出てくる。

これが強すぎると、精神病棟に入れられてしまう危険があります。

実際、私にも少し経験があります。

恨みつらみがあるわけではないのに、なぜか「親を殺したくなるような感情」が一瞬湧いてくることがありました。

あるいは、こちらはポジティブですが、「自分は何でもできる」という万能感が急に出てきたり。

こうした普段は意識しない無意識や潜在意識にある感情が、爆発的に出てくるんですね。

それがものすごい快感であることもあるし、逆にものすごく不快な場合もある。

どちらに転ぶかはその時次第です。

さらに、「信念や価値観の急激な変化」も。

これはSEの中でも非常に危険な兆候です。

価値観や信念というのは、本来ゆっくりと変化していくものです。

もちろん、ときには「大きな気づき」が起きて、ガラッと変わることはあります。

でも、それはたいてい、小さな気づきが積み重なってきた先にあるものなんですね。

だから、そのプロセスを踏まずに、突然大きく変わってしまうというのは、やはりリスクが高い。

たとえば、宗教の教祖になってしまうような人も、こうしたプロセスを経ていない場合が多いかもしれません。

「光を見た」「天使が現れた」――そんな体験をきっかけに、急に宗教を始める人もいますよね。

まあまあ、焦らず、落ち着いて、まずは深呼吸しようか。

……まあ、落ち着けないからSEなんですけどね。

あとは、「肉体感覚の異常」「熱感やエネルギーの流れの変化」

私がいま感じている胃腸の不調や胸の締めつけはSEではなく、後で説明する穏やかな「スピリチュアル・エマージェンス(霊的発現)」の方ではないかと感じています。

これが、大きく強く出てしまうとマズい。

暑い季節なのに、全身モコモコでも何も感じない。

寒い季節なのに、パンツ一丁でも全く平気。

長らく修行した人がこういう境地に至るのは珍しくないですが、急にこうなるとやっぱり非常識です。

また、「アイデンティティの崩壊」

これまで「これが私だ」と思っていたものが、ガラガラと崩れ去ってしまう。

これもなかなかマズいですね。

さらには「見えない存在との接触感覚」「幻視体験」もあります。

こういうレベルになると、自分ひとりで受け止めるのは難しいでしょう。

これは真っ当な霊的感覚なのか、それとも禅の世界でいう「魔境の世界」なのか……この見極めは非常にシビアです。

こういうときはポジショントークになってしまいますが、信頼できるスピリチュアル系のカウンセラーやセラピストに相談することが大切です。

スピリチュアル・エマージェンシーが起こりやすい状況

SEは、突然、ふとしたときにやってくることもあります。

また、瞑想やヨガ、断食などの精神修行を急激に行ったとき、SEが起こることがあります。

それに戸惑う人もいるだろうし、内心で密かに喜んでいる人もいるでしょうけど、いずれにしてもあまり良いとは思いません。

私も断食の真似事は何度かやったことがあります。

以前のYouTube動画でもお話ししたことがありますね。


そのとき、空気中の「氣(プラーナ)」がホタルのようにスーッと見えたことがあるんですね。

これは「波動が見えた」のではなく、「しっかり肉眼で見えた」ということです。

これは穏やかな体験だったのでSEではないと思いますが、これが爆発して魑魅魍魎の世界が見えてしまったり、逆に天使や妖精の世界が見えてしまうこともあるでしょう。

これがさらに進むと、「観音様が目の前に現れた」という場合もあり得ます。

これが永年の修行の後に起きたことなのか、先ほど述べた瞬間的な打ち上げ花火なのか。

多くの場合は、後者だと断定して間違いありません。

他には、トラウマ体験や大きな喪失感――特に死別――を体験したときは、SEが起こる場合があります。

死別によって悲嘆に暮れているとき、人は「あの世」の存在を強く意識します。

もう肉体のない存在になってしまった相手は、どこに行ったのか。

あの世は本当にあるのか。

これは人間が古来より問い続けてきた、根源的な問いでもあります。

そうしたとき、SE的な状態になることがあるんですね。

こういった体験は日常ではまず起こらないので、精神的な病気だと見なされがちです。

そして、理解のない医師のもとに行ってしまうと、精神病院に入れられてしまうリスクもある。

これは実際、過去にご相談を受けたことがあります。

この場合は、おそらく「憑依現象によるSE」だと思われます。

たとえば、あるお子さんが突然、気が狂ったような状態になり、精神病棟に入れられてしまった。

そのときに、たまたま縁あって、ヒーリングのご依頼をいただいたことがあります。

急激に子どもの人格が変わってしまったので、ご両親が大変戸惑われていました。

そこで、仕方なく精神病棟に入院させたということです。

幸い、ヒーリングの効果かどうかは科学的には証明できませんが、その方は無事に退院されました。

スピリチュアル・エマージェンシーの対処法

スピリチュアル・エマージェンシーの対処法
  • 意味のある変容として受け止めること
  • 安心できる環境を確保すること
  • 意思の力で無理に抑えつけないこと
  • ジャッジを下さず瞑想すること(熟練者向け)
  • 信頼できる専門家に相談すること
  • 日常生活のバランスを保つこと

こういった急激な変化が起きたときは、「これは意味のある変容であり、変わっていくプロセスなのだ」と、まず深く理解し、受け止めることが大事です。

ただ、インパクトが大きいほど受け止め切れないので、その場合は心ある専門家――正直、SEのことを心得ている人は少ないと思いますが――に相談された方がいいと思います。

もうひとつ大事なのが、「安心できる環境を確保すること」です。

ただ、これもなかなか難しいでしょう。

正直、最も身近なご家族の中に、こうした霊的な事柄に関心のある人は少ないはずですから。

先ほども述べた通り、お子さんがいきなり憑依的なSEになったとき、家族は慌てるはず。

「何か変なものが憑いているのでは……」とか、「キツネ?タヌキ?」みたいな発想になってしまう。

それで、怪しいスピ系に高額でお祓いをしてもらっても、何の効果もない……

(これはときどきご相談いただいています。1回30万円で何度か「除霊」してもらったけど何も変わらなかった……というケースもありました)

そうなると、本人は周囲の無理解にさらされ、さらに孤立してしまいます。

本当に難しい問題です。

SEの当事者が「意思の力で無理に押さえつけないこと」も大事です。

突発的に起こることなので、簡単に止めることはできないでしょう。

ただ、もし瞑想や座禅などに習熟している人であれば、それを丁寧にやってください。

私も先ほど、SEほどの大きな兆候ではありませんが、心臓が少し締めつけられるような感覚があったので、しばし瞑想をしました。

それで少し落ち着いたので、いま収録ができているわけです。

瞑想では、SEの状態に「いかなる批判・非難・ジャッジを下さずに観察すること」です。

これは相当慣れていないと難しいですが、できるのであればやってみてください。

それから、「信頼できる専門家に相談すること」

理解のあるセラピストや、経験豊富なスピリチュアル・ガイドの存在は重要です。

何しろ、わけのわからないことが起きるわけですから。

もし私でよければ、波動(オーラ)は拝見できるし、ヒーリングもできますので、お役に立てるかと思います。

もちろん「見える・見えない」は関係なく、探せば理解のある方はいるはずです。

また、とても大切なこととして、「日常生活のバランスを保つこと」

何度か述べている通り、特殊な現象が起こっているからといって、自分を特別視してはいけません。

なるべく、普通の生活を大事にしてください。

さきほど断食の話もしましたが、これは不自然な行動ですよね。

難病治療として断食をすることもありますが、これは専門家のしっかりした指示の下に行うことです。

変にスピリチュアルが好きだったり、「悟りたい」「覚醒したい」といった欲望――これはエゴです――に飲まれると、おかしな方向に行ってしまうので注意が必要です。

霊的に敏感な人だと、低級霊の類による憑依によってSEが起こることもあるので、興味本位に傾くのは強く戒めましょう。

【補足】穏やかなスピリチュアル・エマージェンスについて

最後に補足ですが、よく似た言葉として「スピリチュアル・エマージェン(Emergence)」というのがあります。

スピリチュアル・エマージェンシー(Emergency)は霊的な緊急事態のことでしたが、エマージェンスはもっと穏やかな状態です。

エマージェンスは、日本語では「発現・出現」という意味で、噛み砕いて言うと「何かが現れ始めること、または新しいものが生まれる状況」を指します(もっと調べてみると「覚醒」という意味もありました)。

私がいま抱えている胃腸のちょっとした不調や胸の締め付けは、エマージェンス的な比較的穏やかな「変容のプロセス」だと自己認識しています。

実は去年も原因不明の「ちょっとした身体症状」がありました。

半年ほど「後頭部が圧迫されるような感じ(痛みまではない)」とか、半年ほど「咳と痰が止まらない」とか。

日常生活に支障が出るほどの負荷ではないのですが、何かしらの精神的な変化の兆候として、こういう身体症状が出ることがあります。

これを内観して上手に付き合っていけば、健全な霊的成長につながっていきます。

このあたりのことは、以下のブログに書いています。

植物を見ていてもそうですが、急激に成長してしまうとひょろ長くなってしまって、根っこが細くなったり、幹が弱くなったりします。

そうではなく、多少の痛みを伴いながらも、それに耐えられるくらいのペースでゆっくり変化していくのが一番いいですね。

エマージェンス的に、ちょっとした "打ち上げ花火" を見て「悟った!」「ワンネスを体得した!」などと大げさにブログや本やYouTubeで語るスピリチュアル系の人たちもいますが、そういう人ほど波動はダメです。

先ほど述べた通り、「覚醒」や「悟り」があるとしても、それは “無限”に続くプロセス" なんです。

ちょっと変化したくらいで「すごいことが起きた!」と舞い上がること自体が、すでに未熟である証拠です。

以上、SEは多くの人には起こらないかもしれませんが、万が一そうなったときには、今回の話を思い出していただければと思います。

今回はやや小難しかったですね。

文字起こしがいつもより長くなってしまいましたが、ここまで忍耐して読んでいただき、ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • スピリチュアル・エマージェンシー(SE)とは、急激な霊的な変化によって心身に混乱をきたす【霊的な危機】であり、学術的にも研究されている。
  • 「圧倒的な光に包まれた」「神仏が見えた」という霊的な体験を、安易に悟りや覚醒と混同しないこと。霊的な成長は一歩ずつ起こるもの。
  • SEは幻視・万能感・体調不良・価値観の崩壊など常識を超えた症状に陥ることがあるので、専門家に相談した方が無難。
  • SEと似た言葉に「スピリチュアル・エマージェン"ス"」がある。これは比較的穏やかな変化、ちょっとした体調不良が伴う【霊的な発現】のこと。上手に付き合えば健全な霊的成長につながる。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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【第314回更新】過去のYouTube・Podcastを文字起こし+加筆修正/YouTubeショート・3種のSNS・noteを始めましたhttps://prism-life.com/20250717update/Thu, 17 Jul 2025 04:46:00 +0000https://prism-life.com/?p=19495

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 2025年6月 ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

2025年6月初旬から、これまでのPodcastラジオ配信(YouTube)をAIを使って効率的に文字起こし+加筆修正しています。

今回更新したのは以下の配信です。


また、今さらですが、今週から

・YouTubeショート https://www.youtube.com/@true-spirituality358/shorts

・X(旧Twitter)https://twitter.com/akihirohayashi4

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を始めました。

もし普段から使っている媒体があれば、ぜひフォローをお願いいたします。

今月から開業11年目に入り、ようやく外部媒体を使う気持ちになりました。

一気に開始したので、初期設定や運用方法を学ぶのがしんどかったです(笑)

全部まともに運用していたら時間がいくらあっても足りないので、このウェブサイトの記事の再加工・再利用として、無理なく使いたいと思います。

YouTubeショートも作成は結構大変ですが、いつもの30分超えの配信よりずっと再生されるのは事実です。

「バズる」なんて私の場合はあり得ないと思いますし、爆発的にフォロワーが増えることもないでしょう。

けれどもブログやメルマガと同じように、コツコツ続けていればそれが新しいご縁を生むことはあると思います。

これは本当は開業時からやるべきだったと思いますが、そこまでの余裕はなかったですね。

10年もかかって、ようやくスタートラインに立てたような気がします。

ともかく、続ける決心はしたので、ぜひ相性の良い媒体だけでもフォローしていただけたら幸いです。

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第314回:自分の波動を最も浄化する心得【大災害のニセ予言を振り返る】https://prism-life.com/podcast_314/Fri, 11 Jul 2025 10:01:00 +0000https://prism-life.com/?p=19446

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回の内容は以下のショート動画を詳しく説明しました(https://prism-life.com/short001/) ■YouTub ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回の内容は以下のショート動画を詳しく説明しました(https://prism-life.com/short001/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/It3T8

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
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スピ系の預言・予言を外すと、大昔なら「死刑」になる

今回の文字起こしの要点

  • 「2025年7月5日の大災害の予言」は何事もなく過ぎたが、心配や不安を広げたことに対しては大きな責任が問われる。
  • 自分の過去に行い=カルマには、必ず責任を取らされることが宇宙の法則。逃げても追いかけてくる。
  • 逃げるほど波動が穢(ケガ)れるので、実は正面から立ち向かうのが一番ラクだと知っておくこと(なかなかできないけど)。
  • 心からお詫びをすることが、最大の波動の浄化方法。過ちを改めないのが、最大の過ち。

前にも取り上げた、2025年7月5日の大災害の予言。

その少し前から頻発していたトカラ列島の地震のことはあるものの、特に大事に至らずに済んで本当に良かった。

今回は、あの予言を一過性のブームで終わらせず、二度とこんなバカ騒ぎを起こさないよう、しっかり振り返ります。

今回の概要については、初めてのショート動画で語りました。

(最適な画角が掴めていないため、顔がアップになって威圧的になりましたが……)

私はいつも配信の冒頭で、「お名前だけで(波動が)わかります」と話しています。

今回の騒動の発端となった漫画家の名前はペンネームですが、それでも波動はわかります。

ショート動画では、ちょっとキツい表現ですが、「この漫画家さんの波動は穢れている」という表現をしました。

たとえその予言に悪意はなかったとしても、"結果として" 多くの人々に不安と恐怖を与えてしまいました。

例えば、上のショート動画にご感想をいただいたので、許可をいただいた上でご紹介します。

先日の配信(わたしは文章で読みました)「大災害の予言を拡散させたことへの責任を問う」に強く同意します。
 
小学生のお子さんの保護者さんから、子どもたちがとても怖がっている、学校でもその話題になり、また漫画なので、絵で災害の様子を見たらしく、とても心配しており、当日は津波の被害を受けないように、少し高台のマンションに住んでいる祖母宅に避難したいとのことで、そうされたそうです。
 
まだこころの柔らかい子どもたちに、大きな不安、恐怖を与えたこと、「かもしれない」という不確定な情報を、漫画という子どもたちにも読みやすいもので伝えてしまったこと、とても罪深いと思います。
 
わたしは読んでいないので「災害が来ると言っているらしい」程度しか知りませんが、怯えているお子さんがたくさんいたということに責任を感じていただきたいと思います。

(Yさん)

こういうことが、おそらく他の地域でも少なからず起こっていると思います。

それらの恐怖や心配などの「マイナス波動」が因果応報となって、この漫画家さんのオーラを穢しているわけです。

これは予言ではありません。

因果の法則、波動の法則なんです。

自分の行ったこと(カルマ)に対する責任は必ず取らなければならないのが、宇宙の黄金律です。

これは厳しいと思うかもしれませんが、そうではありません。

必ず責任を取ることになるからこそ、そこに反省と成長がある。

そうまっすぐに受け止めてください。

ですから、本当は他人からとやかく言われて変わることはないんですけど、願わくば、この漫画家さんには心から謝罪をして、お詫びをしていただきたい。

旧約聖書の時代においては、神の言葉を語る「預言」が外れたら、即死刑でした。

未来を予知する「予言」であっても、外れたら「死をもって償うこと」は、歴史に鑑みれば決して的外れでありません。

魔女狩りの時代であれば、即火炙りの刑に処せられているでしょうし。

預言/予言とは、本来はそれぐらい厳しい責任が問われるんです。

まして、今回の予言書『私が見た未来 完全版』は、100万部を超える大ベストセラーですよ。

大手メディアでもたくさん紹介され、再生数稼ぎのインフルエンサーもこぞって取り上げることによって、ご本人の想像をはるかに超える影響力を及ぼしました。

ご本人は少なく見積もっても1億円を超える印税をゲットしたでしょうから、その責任は当然問われます。

だから、その穢れた波動を少しでも祓い浄めたければ、手にした印税を能登など国内の被災地に全額寄付なさることです。

それは「インチキ!」「オカルト!」「金儲け!」という誹謗中傷を鎮火させる最も良い手段にもなるでしょう(もちろん誹謗中傷はあってはならないことですが、それを引き寄せているのはこの漫画家さんです)。

「すべては自己責任」というのが、真にスピリチュアルな生き方

この漫画家さんは、これは以前も言いましたけども「世間を騒がせて、ついでに金儲けもしてやろう」という魂胆を持った悪人ではないと思います。

それはご本人の波動を観ていても感じます。

ただ、自分の発信の影響力に対する責任感はあまりないようでした。

「2022年4月発行の文春オンライン」で、ご本人のインタビュー記事があります。

予言書の出版が2021年の10月なので、それから約半年後です。

別に読まなくてもいいですよ。

(いつかリンク切れするかもしれませんが、以下に貼っておきます)

リンク切れも想定して、特に大事な箇所を以下に引用しておきます。

私のマンガや言葉に、多くの人が目を向けてくれています。だとすれば、今後起こるかもしれない災害への警鐘を鳴らすことによって、被害を最小限に抑えることができると思うのです。

 

 私の防災意識も変わりました。自宅周辺のハザードマップを確認したところ、江戸中期の大津波を軽視していて、想定が甘いことがわかったのです。さらに調べると、その時の洪水で、今もある神社が1キロほど移動していたことも知りました。

 

 こうした事例は、日本全国にあるでしょう。皆さんには、自分の住んでいる地域の地形の特徴や過去の災害を自分で調べた上で、しっかり備えてほしいのです。想定を超える災害があれば自宅が埋まる、といった危機が潜んでいるかもしれません。また、熱海で昨年起きた伊豆山土砂災害のような人災も考えられます。

 

いずれにしても、考えうる様々な災難に対して、備えておくに越したことはないはずです。いざという時「やっておいてよかった」と言うことはあっても、「やりすぎだ」と苦言を呈する人はいないですからね。

これはインタビューの最後の言葉です。

この箇所を読めば、ご本人は自分の発言の影響力、メディアによる拡散に大して無頓着であることがわかります。

むしろ「今後起こるかもしれない災害への警鐘を鳴らす」と、この時点ではポジティブに捉えているのがわかりますね。

自分の発信がまさか怖れや不安を拡大させるとは思っていない。

むしろ、「注意喚起としていいことをしている」ぐらいの感じが伝わってきます。

ただ、それから3年経ち、だんだん「Xデー」が近づいてくるにつれ、さらに反響が大きくなってくるのを目の当たりにして、さすがに本人も「マズい!」と思ったんでしょう。

だから、これはさっき気付いたんですが、2025年の6月15日に新刊を出されているようです。

『天使の遺言』という本です。

これ、本を読んでいないからわかりませんが、自分のことを「天使」と思っているんでしょうか?

「遺言」というのは、出版時点でご本人は70歳と思われるので、文字通りなのでしょうか?

ちょうど、この新刊に関するネット記事が出ていたので読んでみました。

ヤフーニュースなのでいつかリンク切れすると思いますが、一応貼っておきます。

大事な箇所だけ以下に引用しておきます。

『天使の遺言』では《次にくる大災難の日は『2025年7月5日』》の記述について、こう説明がなされていた。
 

《『私が見た未来 完全版』の「作者あとがき」で、「次にくる大災難の日は『2025年7月5日』ということになります」と書いていたのは、過去の例から「こうではないか?」と話したことが反映されたようで、私も言った覚えはありますが、急ピッチでの作業で慌てて書かれたようです》

 

その上で、《夢を見た日=何かが起きる日というわけではないのです》とも強調。また後述には「完全版」の出版をめぐり、“意に反することがあった”と伺わせる記述もあった。

 

《今回のことで、どのようにニセ情報が出回るか、虚言が真実と受け取られるようになるか、その仕組みを学んだ気がします》

 
《出版社としては売れる本を出したいわけですから、かつてはプロの漫画家だった私も、理解できる点もありますが。今の私としては、不本意な点もありました》

 

※2025年6月27日配信のネット記事より引用

 
※「私も言った覚えはありますが」の傍点は林がつけました

私はこれを読んで、ちょっとモヤッとしましたね。

だって、微妙に責任を回避するような言い方をしているんだもん。

というか、Xデーの直前になって《夢を見た日=何かが起きる日というわけではないのです》という後出しジャンケンはねーだろ。

文春のインタビュー記事にあった通り、そもそも予言書の出版は「自分のなりすまし」が勝手に出版するのを防ぐためだったと聞きます。

ご本人が名前を売りたくて出版したかったわけではない。

その「やむを得ない事情」は理解できるとしても、どうして最初から、例えば

  • 「これは自分の妄想です」
  • 「私は予言者なんかではありません」
  • 「絶対に信じてはいけません」
  • 「漫画家の私らしく、ただの創作物です」
  • 「今回はなりすましを防ぐためだけに出版しました」

ということを強調しなかったのでしょうか。

「出版社が急ピッチで出版した」といっても、原稿チェックはしているはずです。

前書きでも後書きでも、上の文言を入れることは難しくないはず。

ただ、さっき述べた通り「警鐘を鳴らす」って言っちゃってるんだからね。

「別に悪いとは思ってない」という意図が明らかなんです。

これを今さら自己弁護できないですよ。

それに

《今回のことで、どのようにニセ情報が出回るか、虚言が真実と受け取られるようになるか、その仕組みを学んだ気がします》

とおっしゃっていますが、そもそも最初に「大災害の予言」を公開したのはテメーだろうが。

「次にくる大災難の日は『2025年7月5日』ということになります」と書いていたのは、過去の例から「こうではないか?」と話したことが反映されたようで、私も言った覚えはありますが

だから、最初に言ったのはテメーだろって。

利益優先の出版社が、視聴率優先のマスコミが、再生回数優先のスピ系インフルエンサーが、そのネタに群がって拡散させたのは事実でしょう。

けれども、事の発端は漫画家さんにあることを忘れてはならないんです。

もしかしたら、漫画家を引退されて静かな暮らしをしていた中、想像をはるかに超える反響――誹謗中傷も含めて――の膨大なエネルギーを受け止め切れないため、こういう微妙に逃げを打つ発言が出ているのかもしれません。

でも――この方の新刊本はかなりスピリチュアルな内容のようですが――もし本当にスピリチュアルを理解されているなら、どんな理不尽に思える出来事も、自分の責任として引き受けなければならないんです。

過去のマジスピラジオで、100回以上前に申し上げた記憶がありますが、大切なことは引き寄せではなく「引き受け」だ、とお伝えしました。

※以下の回です

世間を騒がせよう、印税で儲けよう、という意図はなかったのかもしれない。

でも、結果として社会不安を引き起こしたのは、残念ながら事実なんです。

これはこの漫画家さんが、この事態を予言、というより予測できなかった「見通しの甘さ」が引き起こしたんです。

出版社もマスコミもインフルエンサーも自分の発言を利用して尾ヒレ背ヒレをつける、ということが予測できなかったんです。

百歩譲って、大災害が予言できるなら、どうして自分個人の未来が予測できないんでしょうか。

これらを踏まえれば、やはり自分で責任を「引き受ける」のが筋というものです。

それができない限り、この漫画家さんの波動は穢れたままです。

スピリチュアルを本当に理解しているのであれば、その穢れた波動のまま「霊界」へ旅立つのはかなり厳しい、ということは "火を見るより明らか" だと思いますが、いかがでしょうか。

正直、今のままでは「天使」になるのは不可能です。

死んだ後まで「スピリチュアルごっこ」なんてやりたくないでしょうに。

「心からお詫びをすること」が、波動を祓い浄める最大の方法

この漫画家さんの最大の誤算は、「今の地球人類全体は、それほど賢くない」ということを見誤った、ということです。

この程度の「予言」で感情が揺れ動いてしまう人が多いんです。

ネットで拡散されたら不安になってしまう「情報弱者」が多いんです。

だから発信者は言葉に慎重さが求められるわけですが、言葉を扱う出版社もマスコミもインフルエンサーも、倫理観なんてあまり持ち合わせていないんです。

おそらく、この漫画家さんも「売れたい気持ち」はゼロではなかったでしょう。

《出版社としては売れる本を出したいわけですから、かつてはプロの漫画家だった私も、理解できる点もありますが。今の私としては、不本意な点もありました》

ここもモヤッとするような曖昧な表現をしていますが、要は「売れる本」に加担したんですよ。

だから、プロの漫画家ゆえエンタメとして「売れる」ような内容に「意図的に仕立てた」ということです。

その意図は、見事に当たった。

でも、占いじゃないけど「当たりすぎて、逆に怖くなった」ということでしょうかね。

いずれにしても、この漫画家さんに非があることは明らかですから、まだ肉体のあるうちに、徹底的にお詫びをされた方がいいですよ。

とてもシンプルですけど「心からお詫びをすること」は、波動を浄化するために最も大切なことです。

キリスト教圏だと「罪の告白」になるのでしょうが、これも罪をしっかり自覚することが根本にあります。

ところが、これができない大人が多いじゃないですか(汗)

政治家とか芸能人とか、不祥事やスキャンダルがあったら言い逃れするアホが多いでしょ。

某有名ジャニーズタレントに関しては、「コンプライアンス上の重大な問題」とだけ言って、記者会見すらしない。

たぶん情報公開するといろんな方面に「不都合」が生じるからやらないんでしょうけど、こういう連中の波動はクソ重たいです。

逃げれば逃げるほど、波動は余計に重たくなるんですよ。

返さない借金は、利子がどんどん膨らむようなもんです。

払わない税金は、延滞税や重加算税を課されるようなもんです。

この漫画家さんは、70歳にして想像を超えた展開に戸惑っているのかもしれません。

でも、キッチリ向き合ってお詫びしてこそ(新刊の内容は知りませんが)本当の意味で『天使の遺言』となるのではないでしょうか。

本当にスピリチュアルに造詣が深いなら、「神は乗り越えられない試練は与えない」という知識はおありでしょう。

人生の総決算の時期、そしておそらくは人生の最大の試練、ぜひ「晩節を汚さない」よう向き合っていただきたい。

借金は早いうちに払った(祓った)方がいい。

それが死後、霊界での生き方を明るく、健やかにします。

現世的に考えても、特に日本人は心から本気で謝罪する人に対しては寛容なので、その意味からもきっちり清算した方がいいですよね。

私たちは地球に生まれた時点で、大多数は未熟なんです。

もちろん、ときに過ちを犯すことはある。

けれども、大切なのは、それを改めるということです。

過ちを犯すことがダメなんじゃないってことです。

「過ちを改めないのが本当の過ちなんだぞ」って、孔子先生が『論語』でおっしゃっています。

私は今回のことを振り返ると、マジで予言なんてするもんじゃないと思いましたよ。

幸い、私は予言能力がなくて良かったですわ。

というか、さっきも述べた通り、歴史的には「外したら死刑」なんだから、コスパが悪くてやってられんわ。

占い師でもたまに相談者の死期を予言する大馬鹿野郎がいるんですが、これも死刑に次ぐ罪深さです。

二度とこんなくだらない予言の類が出てこないことを願っています。

では、今回は以上です。

ありがとうございます。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「2025年7月5日の大災害の予言」は何事もなく過ぎたが、心配や不安を広げたことに対しては大きな責任が問われる。
  • 自分の過去に行い=カルマには、必ず責任を取らされることが宇宙の法則。逃げても追いかけてくる。
  • 逃げるほど波動が穢(ケガ)れるので、実は正面から立ち向かうのが一番ラクだと知っておくこと(なかなかできないけど)。
  • 心からお詫びをすることが、最大の波動の浄化方法。過ちを改めないのが、最大の過ち。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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ショート:大災害の予言を拡散させたことへの責任を問うhttps://prism-life.com/short001/Tue, 08 Jul 2025 03:33:00 +0000https://prism-life.com/?p=19421

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。 ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

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怖れを広めたエセ予言者は、その代償としてオーラは穢れてしまう

2025年7月5日に大災害が起きると予言された元漫画家さんへ。

スピリチュアルの専門家としてお伝えしたいことがあります。

あれから数日経って、特に大きな出来事がなかった、被害がなかった。

これは良かったです。

ただ、私は波動(オーラ)を見る専門家としてあなたを拝見していると、非常にオーラが重たく、暗く、穢れているのがわかります。

なぜだかわかりますか?

あなたの予言の書が100万部を超えるベストセラーとなり、メディアでも多く取り上げられた。

そのことを通じて、多くの人々に不安や混乱をもたらし、また、海外のツアーが一部キャンセルになるという経済的な被害までもたらしました。

それが因果応報となって、いまあなたに還っているのです。

これは予言ではありません。

法則であり、摂理です。

これで終わってはいけません。

願わくば、心からお詫びされることを。

例えば、ベストセラーで得た印税をどこかの被災地の方々――いまだ復興が進まない能登など――へご寄付なさるなどして、徹底的に「罪穢れ」を祓い浄めていただければと思います。


※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第313回:サイキック(霊能)とスピリチュアル(霊性)を混同すると、迷妄に陥る。https://prism-life.com/podcast_313/Fri, 04 Jul 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=19384

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/psychics_are_not_spi ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/psychics_are_not_spiritual/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

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サイキック(霊能)は優れていても、スピリチュアル(霊性)が低劣な人に注意

今回の文字起こしの要点

  • スピリチュアル業界は、サイキックが優れているだけの人をもてはやすので注意が必要。
  • サイキックとは「霊能」であり、いわゆる「視える」「聞こえる」という曲芸的な能力を指す。
  • スピリチュアルとは「霊性・霊格」であり、精神性や人間的な成長を求め続ける態度のこと。
  • 人間的な成長を求める過程で養われる「直感力」や「判断力」こそ、真のスピリチュアル的な能力。

今回は「〈サイキック〉と〈スピリチュアル〉の違い」について話をします。

ニーズのあるテーマかどうかはわかりませんが、個人的には大事なことだと考えています。

最初に簡単に説明すると、〈サイキック〉というのは「霊能・霊能力」のことで、「チャネリング」とか「オーラリーディング」とか「過去世リーディング」などを言います。

サイキックは英語だと「psychic」と書きます。

「心理学」は英語でサイコロジー(psychology)と書くので、語源が同じですね。

そして〈スピリチュアル〉というのは、「精神性・霊性・霊格」のことを言います(今回は「霊性」で統一します)。

これは「五感では捉えられない『生命の大元』や『宇宙の根源』のこと」です。

ですから、サイキックとスピリチュアル、霊能と霊性とは、実は全く違うんです。

でも、スピリチュアル業界では往々にして、両者がゴチャゴチャになっています。

私は「スピリチュアルカウンセラー」という肩書を、意識的に定義に基づいて語っています。

つまり、過去世リーディング、オーラリーディング、守護霊リーディングなどのサイキック(霊能)を駆使するだけでは、「スピリチュアルカウンセリング」とは言えません。

ちゃんと定義に基づけば、これは「サイキックカウンセリング」です。

あるいは「サイキックコンサルティング」と言ってもいいでしょう。

他の「スピリチュアルカウンセラー」の多くは、本当は〈スピリチュアル〉ではなく〈サイキック〉であることを覚えておいてください。

一方、私のような「スピリチュアルカウンセラー」は、サイキックはあくまで「道具」として捉えています。

最も大切なのは、生命の根源、魂の深い領域、つまり「霊性」を探求、探索していくことです。

そこでは、サイキックは必須ではないし、いわゆる「霊能者(サイキッカー)」でなくても良いんです。

ここでの注意点は、サイキック(霊能)が優れているからといって、スピリチュアル(霊性)言い換えれば人格まで高いとは全く限らないということです。

これは非常に注意点です。

サイキックが優れていて、普通の人が感知できないものが見えたり、聞こえたりすること。

これは一種の「曲芸」です。

「手品」みたいなものです。

それは「一芸には秀でている」わけですが、だからといって人格的に優れているとは限りません。

最近のジャニーズ絡みのスキャンダルを見れば、すぐわかるでしょう。

彼らは「芸能人」として音楽やダンスやトークスキルやルックスは優れているかもしれませんが、人格まで磨かれているわけではありません。

これは誰が見ても明らかです。

でも、なぜサイキックが優れているだけの "芸人" が「先生、先生」と高く持ち上げられがちなのか。

私にはよくわかりません。

例えば、これから話すことは冒頭に紹介したブログに書いていることです。

ある人の近しい方が、最近亡くなったそうです。

それで意気消沈して落ち込んでいるときに、その知人が「これは龍神のメッセージよ」と前置きして、

「いつか悲しみは終わるのよ」

「これは試練なのよ」

「絶対大丈夫。心の闇はそのうち晴れるから。だから、もう落ち込まないで」

と、聞いてもいないのに言ってきた。

それを聞いたその人は、それから非常にモヤモヤしていると……

という話を私はお聞きしたんです。

たとえ「善かれ」と思ってしたメッセージだとしても、その人はアドバイスや慰めを求めてないんですよ。

近しい人が亡くなって落ち込んでる相手には、黙って寄り添うのが最も良いのではないのか。

それなのに「龍神のメッセージ」などと称して、証明不可能で反論しにくいものを、身勝手に言ってしまう。

本当に無神経ですよね。

で、もうお分かりと思いますが、その龍神のメッセージとやらを寄せた人の波動(オーラ)はひどく重たいです。

ま、こんなの別に言わなくたってわかるでしょうけど。

(一応言っておきますが、私のオーラリーディングは〈サイキック〉の次元です)

その波動を観察していると、自己顕示欲や、その裏返しとしての劣等感が伝わってきます。

その奥にあるのは、「私ってすごいでしょ!」「もっと褒めて!」という、精神的に幼稚なパーソナリティです。

仮に「龍神のメッセージ」が正確だったとしても、相手が求めていないことを言いたがるのは、サイキック(霊能)は優れていてもスピリチュアル(霊性)は未熟なんです。

そもそもこの人はサイキック(霊能)の力もないわけだから、単に「スピリチュアルごっこ」をしたいだけのクソガキだと言わざるを得ません。

「龍神のメッセージ」はわかるらしいのに、目の前の相手の気持ちを察することができない……

幼稚園からやり直した方がいいでしょうね。

この種のご相談は、これまで何度も受けてきました。

いくらサイキック(霊能)が優れていようと、スピリチュアル(霊性)に欠けていることは少なくない。

だから「霊感商法」とか「詐欺」や「恐喝」など、スピリチュアル絡みのトラブルは今でも起こってしまうわけです。

自戒を込めて言いますが、サイキック能力があるからといって、エラそうにするんじゃねえ馬鹿野郎。

スピリチュアルというのは、さっきも述べた「生命の根源」や魂としてのあり方を問い、考え、深め、求めていく、その態度のことです。

他のまともな専門家の中で、「スピリチュアルは形ではなくて、状態である」と定義している方がおられます。

英語圏の方なので「ステート(state)」という単語を使っています。

日本語では「状態」を意味します。

私は「態度」と言っていますが、言いたいことは同じです。

「態度」というのは、つまり人間性のこと。

この意味での「スピリチュアル(霊性)」を探求する態度なくして、どうして人生の不条理や苦悩に打ちひしがれる方の力にはなれるでしょうか。

ただ、サイキックだけでなくスピリチュアルも優れた人を見つけるのは――これはもちろん私自身にも問われることですが――難しいですね。

表向きはしっかりしているように見えても、実は波動が重たいなんてことも結構あります。

また「表側の波動」は良くても、「裏側の波動」が汚れているという器用な人もいますので、なかなか厄介です。

少なくともここで言えることは、「見える」とか「聞こえる」とか、それだけでもって「スゴい!」「素晴らしい!」「信用できそう!」だなんて思っちゃダメだということ。

自分の欲を脇によけて、心眼でしっかり真贋を見極めなければなりません。

もちろん私にしても、文章の行間とか、しゃべっている声の調子とか、よーく見極めてくださいよ。

正義ヅラして、あなたを騙そうとしているかもしれませんよ(笑)

サイキック(霊能)だけを求めると、低級霊や邪霊の餌食になってしまう

私みたいにサイキック(霊能)を活かした仕事をしていると、ときどき「ワタシも林さんみたいにオーラが観えるようになりたい」とおっしゃる方がいます。

こういうニーズを受け、スピリチュアル業界では "スピリチュアル能力開発講座" と称する「サイキック能力養成セミナー」を開催している人がいます。

こういう能力開発講座を受けて本当にモノになる人は、一握りでしょう。

大半の人はサイキックの才能のない「普通の人」なのですが、どうして中には「不思議な力」に惹かれる人がいるのでしょうか。

私が観察していると、どうも「人より特別な自分でありたい」とか「他の人とは違うことを示したい」という欲望を感じます。

その背景にあるのは、たいていは「劣等感」や「無価値感」でしょうね。

最近の言葉でいえば「自己肯定感」が低いのかもしれません。

この世の社会生活がどうにも馴染めなくて、スピリチュアルな世界に居場所を求めている人もいるかもしれません。

それでサイキック能力が開発できれば、人生が開けるかもしれないと期待しているかもしれませんが、そこで教えてくれるのはスピリチュアル(霊性)ではなくサイキック(霊能)です。

サイキック(霊能)を学んだところで――そもそも素質がない人が学んだところであまり収穫はないですが――劣等感や無価値感が埋まることはありません。

その状態でヘタにサイキックを学び、本当は素質もないのに何となくできた気になってしまうと、さっき述べた「龍神のメッセージ(笑)」を送りつけるカン違いオバサンになってしまう。

余計に嫌われるぞ。

そんなにオーラが見たい?

そんなに守護霊の声が聞きたい?

そんなに過去世が見たい?

「もっと普通でええやん」って思いますけどね。

私は自分の運命で、たまたまやっているだけです。

サイキック能力なんて学んでないのに自然に出てきたタイプですし。

そんな私でも、本当に学ばないといけないのは、サイキック(霊能)ではなくスピリチュアル(霊性)です。

何回か前の配信でご紹介した『シルバーバーチの霊訓』などから真剣に学び、自分の生きる軸を固めることです。

だから「スピリチュアルカウンセリング」というのは、別にサイキック(霊能)を使わなくてもいいんですよ。

お客様、クライアントさんの「魂の探求」「深い自己探索」ができるカウンセリングが提供できるのであれば、たとえサイキック(霊能)なしでも、立派なスピリチュアルカウンセリングです。

けれども、普通は「オーラを見る」とか「タロットを使う」とかが、"スピリチュアル" と言われてしまう。

でもこれまでの説明からすれば、占いなんてサイキック(霊能)でもない。

ツール(タロットならカード、占星術なら生年月日)を使って鑑定する「スキル」です。

ただ、占いを通じて、お客様の「魂の探求」のお手伝いができるのであれば、それはスピリチュアルカウンセリングです。

また、一般的な心理カウンセリングにおいても、本当に深いカウンセリングができるのであれば、それは「スピリチュアルカウンセリング」です。

スピリチュアルを「霊性」を定義すると、こういう言い方ができるようになります。

サイキック(霊能)やスキルだけで慢心している占い師に鑑定してもらうと、例えば不運や不幸があったとき

「それはあなたの前世のカルマなのよ」

「あなたの因縁が悪いのよ」

なんて反論不可能な心ない言葉を浴びせかけ、クライアントを傷つけることがある。

こんなのは、スピリチュアルじゃないですよ。

サイキックですらない。

単なるお説教じゃないですか。

こんなヤツが高い波動、高級な人格を備えているとは、とうてい思えません。

本当に誰かの支えになれるのは、サイキック(霊能)ではなくスピリチュアル(霊性)が深い人です。

これはもちろん私自身にも問われることなので、本来はどの職業人もそうですが、一流を目指して人間を磨き続ける以外に道はありません。

けれども、この道のりは非常に地味なので、多くの人は目立つもの、派手なものに目を奪われがちです。

だから、以前も言ったことがありますけど、例えば「ワタシの後ろにアマテラスがついている」とか、「空海や道元がついている」とか、「ミカエルやガブリエルがついている」とか、YouTubeなどで自称するアホが今でも湧いてくるわけです。

どうせ「スピリチュアルごっこ」をしたいだけの連中なんだろうけど、たとえ百歩譲ったとしても、サイキック(霊能)の次元ですよ。

ただ、そういうのを見て「何だかスゴそう」「普通の人にはない力がありそう」と興味関心を持つ人もいるから、困ったもんだ。

それは何度も言いますがサイキック(霊能)であって、本質としてのスピリチュアル(霊性)ではないということは、本当に注意しなければなりません。

ヘタにサイキック(霊能)を得ようとすると、低級霊や邪霊の餌食になります。

その結果として、波動(オーラ)がめちゃくちゃ重たくなるので、何のメリットもないんですよ。

「人に喜ばれる」生き方が、地に足のついたスピリチュアル能力を磨く

「スピリチュアルごっこ」は、もういいんですよ。

本当のスピリチュアル(霊性)を大切にした生き方は、「人に喜ばれる」ことです。

この「人に喜ばれる」という生き方は、レジェンドの小林正観さんがずっとおっしゃっていた「最高の生き方」です。

サイキック(霊能)なんか全く関係ないんです。

ところが面白いことに、「喜ばれる人間になろう」と思って努力を続けていると、「直感力」や「判断力」や「決断力」が磨かれてくる。

「物事の本質を見極める力」がついてくるんです。

これは「その道ひとすじ」の職人の生き様を見れば、すぐわかるはずです。

また、誠実な商売を積み重ねた経営者なんかも、人間力が高い方が多い。

いや、経営者でなくても、何かに一生懸命打ち込んだ人は、人間的力量は高いはずです。

経営者は――私もよくご相談をいただきますが――人を見る目がなかったら、採用や取引先の見極めなんかできませんよ。

これら「人間力」と呼ばれているものは、スピリチュアルな能力です。

この能力は、スピリチュアル(霊性)次元なので、本当の意味で「人のため」になる能力です。

これ、普通に言われている "スピリチュアル" とは区別して理解してくださいね。

スピリチュアル(霊性)が高いというのは、人格(これを「霊格」とも言いますが)が高いということ。

直感は英語で「インスピレーション」と言いますけど、これは「イン・スピリット」、霊が中に入ってくること。

つまり「霊的なパワーが入ってくること」をインスピレーションと言う。

サイキック(霊能)とは、全く次元が異なるんです。

オーラなんか見えなくたって、日常において「人を見抜く目がある」方がよっぽど大事です。

このスピリチュアル的な力量は体験や修練の上に身についたものなので、人格=霊格と不即不離なのです。

こういうのが本当のスピリチュアル、つまり【マジスピ】なんです。

ですから、私みたいにサイキック(霊能)を商売道具として使う人間は、その土台にスピリチュアル(霊性)がなければならないことを自覚して、日々研鑽を怠ってはならないわけです。

サイキック(霊能)だけでは、往々にして人を傷つけてしまう。

それでは、とても「人のため」にはならないんですよ。

今回の内容を通じて、サイキック(霊能)とスピリチュアル(霊性)の違いについて、ハッキリとご理解いただけたらと思います。

ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • スピリチュアル業界は、サイキックが優れているだけの人をもてはやすので注意が必要。
  • サイキックとは「霊能」であり、いわゆる「視える」「聞こえる」という曲芸的な能力を指す。
  • スピリチュアルとは「霊性・霊格」であり、精神性や人間的な成長を求め続ける態度のこと。
  • 人間的な成長を求める過程で養われる「直感力」や「判断力」こそ、真のスピリチュアル的な能力。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回は「"あなたもオーラが観える" という霊能力養成講座に潜入調査した話」や「ライトワーカーの話」はカットしました。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第312回「宇宙にゆだねる/神様にまかせる」とは、不幸をも覚悟できなければ本物ではない。https://prism-life.com/podcast_312/Fri, 27 Jun 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=19342

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/leave_everything_to_ ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/leave_everything_to_god/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
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■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
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「宇宙におまかせ」したら、不条理や失敗が待っていることもある

今回の文字起こしの要点

  • 「ゆだねる」「おまかせ」とは、本来は「命懸け」「捧げる」という意味だから、安易に口にしない方がいい。
  • 「ゆだねる」「おまかせ」とは、この世の成功・失敗に関係なく、人事を尽くして天命を待つ覚悟のこと。
  • 「生命の根源」にゆだねる・まかせることができるほど力が湧いてくるが、これには修練が必要。

今回はスピリチュアル業界でよく言われる「ゆだねる」や「おまかせ」について、改めて考えてみます。

結論から言えば、「そんな簡単なもんじゃないよ」ということ。

というのも、「ゆだねる」や「おまかせ」とは、本来は「命を捧げる」「与え尽くす」といった言葉と同等だからです。

もっと丁寧に言えば、

おまかせとは、運命に対して、一切の不平不満を言わないこと。それどころか、いかなる苦悩をも感謝でもって頂き直すこと。

ここまで理解すれば、気安く「運命にゆだねましょう」「宇宙におまかせしましょう」と言うことはなくなる。

それでも気安く言ってたら、それこそ「お花畑スピリチュアル」ですよ。

なので、私は気軽に言うつもりは全くありません。

ただ、こういう心境に少しでも近づきたいと願うばかりです。

そもそも、よく言われていることとして、

「宇宙におまかせすれば、すべてうまくいく」

これはスピリチュアル以前に、論理的に考えてもおかしい。

「まかせる」という言葉は、普段どういう使い方をしていますか?

職場で部下に仕事を「まかせる」とか、子どもにお使いを「まかせる」とか、でしょう。

そうやってまかせた結果、いつもうまくいきますか?

……うまくいかないこともありますよね。

だって、相手は人間だもの。

まして、人智を超えた運命や宇宙は、人間ごときの思い通りにはならないですよ。

「まかせる」というのは、うまくいくときもあれば、うまくいかないときもある。

「まかせる」そして「ゆだねる」というのは、結果が吉と出ようが凶と出ようが、そのすべてを受け入れる覚悟がなければ、本当ではないんです。

なのに、なぜ「宇宙にゆだねればうまくいく」と、うまくいく方向だけを語るんですか?

これ、おかしいんですよ。

エゴで都合よく捉えているんです。

これは全くスピリチュアルではありません。

本来は「結果の成否=この世」を超えていく境涯が、真の「おまかせ」であり「ゆだねる」ということです。

ま、上のような都合の良い言い方をしなければ、現代人の多くは受け入れられないんでしょうけどね。

「ご利益がないと困る」というわけだ。

スピ系の発信者も再生や閲覧の回数を稼ぐために、「メリット」を強調しないといけない。

その結果、本質から外れた言葉ばかりになってしまう。

だから、私はよく「スピ系のYouTubeやコンテンツばかり見ていると、アホになりますよ」と言っているわけです。

今回の例でもよくわかりますでしょ?

メリットだけを強調するような話ばかりを見聞きしていると、人間は「考える力」を失っていきます。

「宇宙さんにおまかせしたら、みんなうまくいっちゃうんだからぁ!」ってハイテンションで話す側もアホですし、それを「そうかぁ!それば宇宙の法則なのかぁぁぁ!!」と真に受ける側も、考えが足りない。

個人セッションや少人数のセミナーなどで、

おまかせとは、運命に対して、一切の不平不満を言わないこと。それどころか、いかなる苦悩をも感謝でもって頂き直すこと。

という話をして「これまで気安く『ゆだねる』とか『おまかせ』とか言ってませんでしたか?」と参加者に問いかけると、場がシーン……となります(笑)

「厳しいです……」と言われることもあります。

あなたはどう感じましたか?

まぁ厳しいっちゃ厳しいし、自分も完全に体得しているとは言えませんが、本当は当たり前の話なんです。

というか、「厳しい」とか「厳しくない」とかじゃなくて、単なる「認識の問題」ですよ。

  • 運命におまかせしたら、うまくいくかもしれないし、うまくいかないかもしれない。
  • 宇宙にゆだねたら、良いことが巡るかもしれないし、不幸な目に遭うかもしれない。

要は「どうなるかわからない」わけですが、これは「厳しい」とか「厳しくない」ではなく、「そういうもの」だということ。

「厳しい」と感じる大きな理由は、やはり自分に都合よく考えているということでしょう。

「宇宙にゆだねた結果、うまくいってほしい」と心のどこかで思っているから、思い通りにいかなかったときに「厳しい」と感じてしまう。

これは、エゴによって運命を正しく認識できていない証拠なんですよ。

こういう人は、全く「おまかせ」できていない、「ゆだねる」ことができていない。

おまかせした結果、ゆだねた結果、苦しい展開になってしまうこともあるんです。

その「不幸」や「不条理」も含め、しっかり肚に納めなければ、本当に「おまかせ」などできないんです。

スピリチュアルや宗教を真面目に学んでいる方でも、「おまかせした結果、ゆだねた結果、不幸になっても従容として受け入れられますか?」と聞くと、怯む人が少なくありません。

「いや、それはちょっと……きついトラブルとか災難とか、それは勘弁してほしいです……」

「できれば、無事平穏に人生が運んでほしいと思っています……」

本来は不条理や不幸に打ち克つためにスピリチュアルや宗教を学んでいるはずなんですが、そこまでの信仰・信念には至っていない。

口や頭では「世界平和」を祈りながら、本音は「自分の平和のみ」を願っているわけだ。

もちろん私たち凡人は、いざ不条理や不幸が起きると、うろたえてしまうでしょうよ。

私だって、運命の不条理に泣いてしまうときが何度もありました。

けれども、先ほども述べた通り、何が起きるかわからない「無常」こそ、運命の「常」なんです。

だから、それを正しく深く認識しなければならない。

振り返れば、人生の選択肢、例えば結婚とか就職とか、それらはすべて「答えのない問い」です。

恋愛や婚活、また天職や起業の相談において、

「本当にこの人でいいのでしょうか?」

「本当にこの会社でいいのでしょうか?」

「本当にこの道でいいのでしょうか?」

と、よく聞かれます。

「自分も林さんみたいに、スピリチュアルやセラピーで独立したい」という方もご相談に来られます。

そこで

「運命におまかせすれば、うまくいくんですか?」

「運命を信じて、天命にゆだねてやっていけば、うまくいくんですか?」

と聞かれます。

……さあね。

……そんなもん、本当のところはわからんね。

そもそも、最初から「保証」を求めるのが間違っている。

先のことは、わからない。

けれども、やるしかない。

たとえ不条理や不幸に見舞われても、必ず乗り越えてみせる。

その気概がなければ、安易に「おまかせ」や「ゆだねる」を口にしない方がいいですよ。

そうして沈黙する中から、本当に「まかせて」「ゆだねる」その覚悟が生まれてくるんでしょう。

ゆだねる・まかせるとは、「生命の根源」に自己を没入させること

私も『禅タロットリーディング』という占いをするので、自戒を込めて言います。

多くの人は、占いに「安心」を求めます。

「背中を押してほしい」わけです。

「あなたなら、きっとうまくいきます」って、"お墨付き" が欲しい。

私はどうか分からないけど、「権威っぽく見える人」から、太鼓判を押してほしいわけですよね。

それは自分の人生の選択を、相手に "ゆだねている" ということです。

いま「ゆだねる」という言葉が出ましたけど、この「ゆだねる」って……

依存ですよね。

「おまかせ」とか「ゆだねる」とかスピっぽいことを言っていても、それって単なる依存じゃないの?

もちろん、「おまかせ」や「ゆだねる」は、依存ではありません。

本来は「命懸け」なんです。

「運命に、我が命運を賭ける」という、すさまじく積極的な行為なんです。

自分の運命なんだから、「自分の自己責任で決める」のは当たり前のこと。

私はタロットを通じて「考えるヒント」はご提供しますが、最終的に決めるのはクライアントです。

でも依存心のある人ほど、ゆだねることは不可能です。

だから、「ゆだねたら、おまかせしたら、いいことありますか?」と確認したがる。

知らねーよ、そんなもん。

でも、どうなるかわからない運命に、失敗や不幸をも覚悟して突撃するから、力が出てくるわけです。

これが「おまかせ」や「ゆだねる」ということの、"真のご利益" なんです。

この世での成功も失敗も関係ない。

自分が天命だと信ずることに、人事を尽くしてゆく。

これが「真のスピリチュアル」、マジスピなんです。

その結果――あくまで結果ですが――うまくいく場合もあるということです。

でもそれは「おまかせしたから、うまくいった」というより、覚悟を決めて人事を尽くしたから(たまたま)うまくいった、ということです。

ガムシャラに突っ走った結果、うまくいった事例はいくつもありますよね。

もちろん、それで失敗することも多々あるだろうけど、そんなもん関係ないんです。

むしろ、失敗したときの方が「魂の学び」は深い。

だから、この世においてどう転がろうとも「おまかせ」して「ゆだねた」人は、"魂の勝利者" なのです。

「普通のスピリチュアル」では、これらを都合よく切り取って

「宇宙にゆだねれば、すべてうまくいく」

って言ってしまう。

そうやって期待を持たせてしまうのが、アホの始まりです。

そうじゃなくて、これを正確に言えば、

「ゆだねれば、おまかせすれば、うまくいくかも……そうねぇ、うまくいくこともあるかもしれないよね。知らんけど!」

ということです(笑)

要は「挑戦的な生き方」をしたければ、本当の意味で「おまかせ」や「ゆだねる」が必要なんです。

失敗を怖れない人ほど、強いものはないですからね。

こういう人は、バッターボックスに立つ回数が多いわけです。

で、毎打席においては全力でバットをブンブン振るわけでしょ。

だから空振り三振も多いでしょうけど、ヒットもホームランも確率的には増えていきますよね。

その結果として、現世的に、物質的に、社会的に、経済的に、うまくいく可能性は高まるということ。

そういった意味では、普通の意味での「ご利益」はあるでしょう。

それほど本気でやる人はとても少ないんだから、ガチでおまかせできたら、この世的にも成功する可能性は高いと思いますよ。

でも、地上的な成功を最優先では求めないよ、というのが「ゆだねる」ということです。

私にしても、10年続けてきたこの仕事のスタート地点を振り返ると、「失敗してもいい」……「最悪、死んでもいい」と覚悟してやってきました。

「必ずうまくいく」「願いは叶う」なんて普通のスピリチュアルや自己啓発が言いそうなフレーズは、一言も思っていなかったです。

決して夢や希望に燃えていたのではなく、負け戦に出るような悲壮感がありました。

だって、「真のスピリチュアル」の理念に耳を傾けてくださる真摯な方なんて、ハッキリ言って「少数民族」じゃないですか(笑)

多くの人は「ご利益宗教」「ご利益スピリチュアル」を求めているんですから、そりゃ簡単にうまくいかわけがないのはバカでも想像できます。

でも、最初から失敗や敗北を織り込んだ上で始めたことが、結果的には「おまかせする」「ゆだねる」ことになったのだと思います。

ですから、ちょっとうまくいかない程度では挫けませんでした。

「うまくいかなくて当たり前」だと思っているので、淡々とやるしかなかった。

もし「ゆだねたら、すべてうまくいく」なんて最初から期待していたら、とっくに挫折しとるわい。

ほんと、「普通のスピリチュアル」ではなく「真のスピリチュアル」(マジスピ)の腹積もりをしておいて良かったよ。

というのは、真の「ゆだねる」や「おまかせ」とは、自分の小さな肉体の命、限られた命を、大宇宙・大生命という「無限なる生命」の中に没入させることなんです。

この「分離」された地上世界において、"魂の故郷" に己の生命を「統合」させるということなんです。

だから、本当にゆだねている人は、おまかせできている人は、強いのです。

もちろん、本当にゆだねることは簡単じゃないですよ。

やはり修練が必要です。

坐禅を組むのもいいし、祈りや瞑想をするのもいい。

いや、日常的には「仕事に一心不乱に打ち込む」ということも、「おまかせ」の修練にはぴったりです。

結果がどうであれ全力を尽くすというのは、「人事を尽くして、天命を待つ」という立派な行いですから。

これは一朝一夕にはできない。

やっぱり10年、20年と、それなりに時間がかかるのではないでしょうか。

まぁ……そもそも「仕事に打ち込む」ということ自体、現代では敬遠されるようになりつつある時代ですから、そもそもスタートラインにすら立てない人は、決して少なくないでしょう。

難しい時代だな……

そういう人は「宇宙さんにおまかせしたら、みんなうまくいっちゃうんだからぁ!」と言われた方が、きっと気持ちいいのかもね。

私はイヤです。

そんなウソの言葉には、耳を傾けない。

宇宙にゆだねれば、うまくいくとか、うまくいかないとか、ではない。

うまくいってもいかなくても、「生命の根源」という果てしない何かを常に見上げること。

それが、浄土宗・浄土真宗で言うところの「全託」――すべてを託するということです。

ご参考になれば幸いです。

なお、今回のYouTube(Podcastラジオ)では、この文字起こしでは述べていないことも含まれています。

最後の方に浄土真宗の開祖・親鸞の言葉について話した部分は、この文字起こしにはありません。

よければ、この文章とあわせてご聴取いただけたら幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「ゆだねる」「おまかせ」とは、本来は「命懸け」「捧げる」という意味だから、安易に口にしない方がいい。
  • 「ゆだねる」「おまかせ」とは、この世の成功・失敗に関係なく、人事を尽くして天命を待つ覚悟のこと。
  • 「生命の根源」にゆだねる・まかせることができるほど力が湧いてくるが、これには修練が必要。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第311回:個人の先祖供養を人類レベルにまで高めると、善悪の対立を超えた平穏が訪れる。https://prism-life.com/podcast_311/Fri, 20 Jun 2025 10:47:11 +0000https://prism-life.com/?p=19268

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/real_memorial_servic ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/real_memorial_service/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
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供養とは何か──善悪を超えて受け継ぐ命のバトン

今回の文字起こしの要点

  • 「供養1.0」とは、ご先祖の良い部分も悪い部分も「それがなければ今の自分はない」と無条件で引き受けていく態度のこと。
  • 「供養2.0」とは、先人の偉業はもちろん、社会に害悪をもたらした負の遺産をも「自分事」として引き受けていく態度のこと。
  • 周囲や社会に見る罪悪を「自分とは関係ない」と見るか、「自分の内側にもある」と見るかで、オーラの度量は変わってくる。
  • 直接自分と関係ないことも「自分の潜在意識に原因がある」とセルフクリーニングを実践する『ホ・オポノポノ』には、学ぶことが多くある。

今回は「先祖供養」の延長線上にある話をしていきます。

それは「人類そのものの供養」、キャッチフレーズとしては【供養2.0】とでも言えるでしょうか。

ちょっと話が抽象的になるかもしれませんが、考えていただければわかる内容かと思いますので、最後までお付き合いください。

両親をはじめ、ご先祖にはいろんな方がおられます。

必ずしも良い人ばかりとは限りません。

私の家系もそうですけれども、結構やらかしているような人もいると思います。

「死ねば、みな仏様」というわけにはいきません。

ただ、先祖供養というのは、先祖の善も悪も関係なく、「先祖あってこそ今の自分が存在している」ことに無条件の敬意を持つということです。

ご先祖の涙と喜びを継承して、自分の代を生きていくことです。

いわば「命のバトンリレー」のようなもので、今、自分がそのバトンを受け取っている。

そのバトンが綺麗だろうがボロボロだろうが関係なく、それを受け取って自分の代を走る。

これが供養ということです。

「死ねば無になる」という考えは"二重の意味"で間違っている

で、だんだん本題に入っていきますが、私は人の波動(オーラ)を観るのが仕事の中心です。

そうすると、これは先人が言っている通りなのですが、この世で悪いことをしても平気な人間は、死んだら地獄に落ちます。

……カン違いしないでくださいね。

これはバカな占い師や霊能者みたいに、相手を脅かすために「あんたは地獄に落ちるわよ!」と言いたいわけではありません。

そうではなく、これは「宇宙のルール」のようなものです。

正確に言えば、「死んでから地獄に落ちる」のではありません。

「死ぬ前からすでに "地獄のような心" だから、死ねば地獄にスライドするだけ」なのです。

自己中心的で、強欲で、人を騙したり奪ったりすることに抵抗がなく、しまいには人を殺すことにも罪悪感がないような人間――

この「心の世界の地獄レベル」によって、地獄の階層が決まります。

人を殺すことに何の良心の呵責を感じない人は、地獄の中でも「極上レベル」の場所に行きます(笑)

たとえこの世では「立派な成功者」として見せることができても、心の世界が地獄なら地獄行きです。

政財界の権力者の一部は、そういうパターンです。

こういう人の波動は本当に汚れていて重たく、ドス黒いエネルギーの塊になっているので、「あんた、地獄に落ちるわよ」なんてわざわざ言う必要はありません。

私は特殊な職業柄、以前はそういう人を見ると「お前の自業自得じゃ」「ざまあみやがれ」「地獄でたんと反省するがいい」と思っていたのです。

数回前のラジオでシルバーバーチの紹介をしたときに言いましたが、因果応報というのはあの世(霊界)の時間まで含まれています。

そういうことを知らずして、ただ野望のまま他人に多大な被害を与えて生きてきたツケなのだから、ざまあみやがれバカヤロー。

……と思っていたわけですけど、どうやら「それだけでは足りない」と思い直すようになってきたのです。

というのは、悪人は元気良く地獄に行ってもらえればいい。

けれども、その悪人がこの世に残した「負の遺産」はクリアにしないと、そのネガティブな影響が周りに広がっていく危険性があるわけです。

なので、「悪いヤツが死んでくれて良かったね。めでたしめでたし」と溜飲を下げるだけでは、あまりプラスにはならない。

そいつがこの世に残した「マイナスの置き土産」を片付けないと、また同じ過ちが繰り返されてしまいかねない。

この意味で「死ねば無になる」というのは、二重の意味で間違いです。

一つは、肉体が死んでも魂は不滅であり、生前の行いはすべて「審判」を受けるという意味において。

もう一つは、肉体が死んでも生前の影響力は残っていて、その負の部分は清算する必要があるという意味において。

【供養1.0】とは、ご先祖の良い部分も悪い部分も全部受け入れて、自分の代を生きるということ。

【供養2.0】とは、ご先祖以外の人間の悪い部分、人類の負の歴史を「自分事」として生きるということ。

もう少し説明していきますね。

「分離から統合へ」とは、世界の善悪はすべて自分の内側にあるということ

政治や芸能の世界がわかりやすい。

例えば、悪しき強権を発動していた権力者が亡くなると、そのとき民衆は「やっとくたばってくれたか」と安心するでしょう。

けれども、その人間が遺した利権のシステムが残っていたとしたら、それを誰かが改めていかない限り、そのシステムは惰性で稼働していくかもしれない。

また、芸能界だとジャニーズがわかりやすい。

もうご存知の通り、大変な問題があったわけじゃないですか。

もちろんジャニー喜多川氏には大きな功績があるわけですけど、一方で大きな「負債」も遺しましたね。

すでに彼は他界しているわけですが、その「負の遺産」はまだ清算されていません。

その証拠として、ジャニーズ系の人気タレントによる大スキャンダルは、配信時点では大きな問題になっています。

この配信日においても、他の国民的人気を誇る某ジャニタレによる大きな不祥事がニュースになっていました。

おそらく、今後も出てくるだろうと思います。

そういう意味では、「ジャニー喜多川は、まだ生きている」と言えるのではないでしょうか。

まさに、「もう亡くなったらから、この事件はおしまい」「死んだら仏様」というわけにはいかない――

彼のような大物が遺した「悪しき風潮」をちゃんと清算していかなければ、また誰かが被害者になってしまう。

ちなみに、以前、歴史的に悪名高いある人物の写真を見たとき、私はゾッとした経験があります。

そのいかにも「悪人の面構え」を見たとき、

「あ、コイツの魂はもう死んで地獄にいるけど、生前の影響は今もこの世に留まっている……」

と感じたものです。

こういったことが【供養2.0】を考えるようになった理由です。

政治や芸能を例に出すと、われわれ一般人には「遠い世界」だと感じるかもしれません。

けれども、政治や芸能の世界で起こっていることは、世相を映している側面もあります。

会社や組織、あるいは学校やママ友グループであっても、「権力者」はいるでしょう。

「腐敗」や「しがらみ」や「悪しき風習」も、大なり小なりあるでしょう。

ですから、決して他人事ではありません。

ただ、冒頭でも言った通り、今回の話は抽象的に聞こえてしまうかもしれません。

いま「他人事ではない」とは言ったものの、「自分事」として認識するのは難しいかもしれません。

【供養2.0】というのは、「人類の未来」を真剣に考えている人なら、お分かりいただけるはずです。

政治や芸能という「遠いように感じる世界」で起こっていることは、実は自分たちの「心のありよう」が映し出されている――

スピ業界ではよく「分離から統合へ」という言葉が言われますが、ここで言いたいのは「統合」の視点なのです。

ヒトラーやポル・ポト(1925~1988、カンボジアで大虐殺を行った独裁者)のような人間を見ると、大半の人は「自分はこんなヤツとは違う"善良な人間"だ」と思うでしょう。

自分は、この連中のように、人を簡単に騙したり、奪ったり、殺したりなどしない。

そう思うのが普通ですし、それは事実です。

ただ、これは霊的に厳密に言えば、「分離」しているのです。

「自分はあの人間とは違う」と思ったとき、霊的には「分離」が起こっているのです。

これは現象的には正しいのですが、霊的には「統合的な視点」ではありません。

統合的は視点では、「あの人間の中にある悪しき部分は、自分の中にもある」と観ます。

これが分かるか分からないかが、スピリチュアルを深く理解しているかどうかの分かれ目になります。

なので、今回の話は認識できる人にとっては「具体的な話」ですし、できない人にとっては「抽象的で何を言ってるかわからない話」でしょう。

世界に巣食う悪、人間の残酷で残忍な部分を見るとき、「それは自分とは関係ない」と見るか、「いや、このひどい姿もまた自分の一部分を映し出している」と見るか――

これが「分離から統合へ」向かうカギとなります。

まぁ、意識が「統合」へ向かったところで、現象的には何のトクにもならないと思います(笑)

むしろ、人類、そして自分の内側にある「悪」を深く見つめることになるので、苦悩は深くなるでしょう。

でも、魂として生きる、真のスピリチュアル【マジスピ】を実践するのは、そういうことです。

これが「世界に対して責任を持つ」ということであり、今回のテーマ【供養2.0】はそこから生まれるのです。

私も目指していますが、こういう心がけが深い人の波動(オーラ)は大きいのです。

自分を超えて、ご先祖はもちろん、人類の未来まで見つめるまなさしを持っているからです。

ホ・オポノポノの実践――他人の罪悪の原因は「自分の内側」にある

私が『スピリチュアル系 本格ブックガイド』中で、『ホ・オポノポノ』の本があります。

『ホ・オポノポノ』は以前スピ業界で流行った時期があるので、ご存知の方も多いと思います。

これはハワイに伝わる癒しの秘伝と言われているもの。

秘伝といっても方法はすごく簡単で、「4つの言葉を唱えて、潜在意識をクリーニングしましょう」というやつです。

その4つの言葉とは、

「ごめんなさい」

「お許しください」

「愛しています」

「ありがとうございます」

たった4つの言葉を唱えるだけで潜在意識がクリーニングできてしまうという、「ホンマかいな?」と言いたくなるような方法です。

で、『ホ・オポノポノ』を知った当初、理解できなかったことがあります。

それは、

「自分と直接的に全く関係のない人の罪の原因は、自分の潜在意識に原因がある。だから、自分をクリーニングしなければならない」

という考え方。

「えっ?なんで?」と、最初は意味がわからんかったですね。

『ホ・オポノポノ』で有名なヒューレン博士っていう人がいます。

この博士が刑務所に慰問しに行く場面があるのですが、もちろん博士が罪を犯したわけではない。

けれど、その刑務所に行ったとき、

「この人たちが犯罪を犯した原因は私にある。だから私は私をクリーニングしなければならない」

と言ったそうです。

それで『ホ・オポノポノ』の4つの言葉をひたすら繰り返す。

……これはなかなか理解できないでしょうね。

「だって、自分と関係ねーじゃん」

「なんで自分の原因があるのよ?」

「バッカじゃねーの?」

と思ったら、今回はここでサヨナラです(笑)

そうじゃなくて、ヒューレン博士は、「世界に対して責任を持っている」のですよ。

直接的・現象的に自分が罪を犯したわけではないけれど、刑務所にいる犯罪者とご自身が「分離されていない」のです。

自分の潜在意識の中に「その原因」があるから、「それ」が目の前に現れる。

だから、相手を変えたり消したりするのではなく、自分を変えなければいけない。

最初はわからなかったのですが、これは「分離から統合へ」の大きなヒントとなりました。

ちなみに、ご存命の頃のヒューレン博士はいつもベースボールキャップを被っていて、たいへん失礼ながら、競馬場か甲子園球場にいそうなハワイのおっちゃんでした。

でも、見た目と違って(?)波動が素晴らしかったので「『人は見た目が9割』という言葉もあるけど、一方で『人は見た目に寄らない』という世界もあるよな」と思ったものです。

そういう人物の言葉であり行動なので、私たちは参考にできる部分が多くあると思います。

この世界において巨悪を見たとき、人間の残酷で残忍な部分を見てしまったとき。

それは「善良な自分」とは全く違う「悪の存在」として見るのではなく、「自分の内側にもその暴力性・残虐性がある」という視点を持ってみる。

その悪人が亡くなったから「良かったね」ではなく、その人間が遺した「負の遺産」をクリーニングしていく視点を持ってみる。

自分の所属する場所では、同じような「負の連鎖」を起こさないという視点を持ってみる。

こういうことが今回述べたい【供養2.0】です。

ただ、ブログに初めて書いたときも、これを配信で語り直したときも、そしてその文字起こしを編集しているこの瞬間も、うまく説明できたような気がしません(汗)

それは私自身が、まだ深く理解できていないからなのかも。

いずれにしても、今回のテーマは私が今よりもう少し成長した段階で、また取り上げると思います。

「個」ではなく、「類」として生きるご参考になれば幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「供養1.0」とは、ご先祖の良い部分も悪い部分も「それがなければ今の自分はない」と無条件で引き受けていく態度のこと。
  • 「供養2.0」とは、先人の偉業はもちろん、社会に害悪をもたらした負の遺産をも「自分事」として引き受けていく態度のこと。
  • 周囲や社会に見る罪悪を「自分とは関係ない」と見るか、「自分の内側にもある」と見るかで、オーラの度量は変わってくる。
  • 直接自分と関係ないことも「自分の潜在意識に原因がある」とセルフクリーニングを実践する『ホ・オポノポノ』には、学ぶことが多くある。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第310回「過去世=現世」だと受け入れると、過去世の体験は運勢改善に役立つようになる。https://prism-life.com/podcast_310/Fri, 13 Jun 2025 10:29:58 +0000https://prism-life.com/?p=19126

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/changing_past_lives/ ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/changing_past_lives/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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過去世を知るだけでは、人生は変わらない

今回の文字起こしの要点

  • 「現世をしっかり生きる」という姿勢があってこそ、過去世リーディングの情報は参考になる。
  • 過去とは「記憶」なので、解釈が変われば過去はもちろん、過去世を変えることもできる。
  • 本当は「現在」しか存在しないので、過去や過去世も「現在」の上に生まれている。
  • 「"悲惨な過去世" だから現世が悪いのだ」と単純に固定化すると、幸せにはなれない。

今回は「過去世」の話です。

これは、ちょうど1年ほど前に書いたブログをもとに話を進めていきます。

そのときのタイトルは、

「前世は本当は変えられる? 過去世を知るだけでは人生は変わらない理由」

というものでした。

この内容を、改めて別の角度からお話ししていきます。

このブログを書いた当時、私はまだ「過去世リーディング」を行っていませんでした。

というのも、「過去世を知っただけでは人生は変わらない」という認識から、安易にビジネスにしてはいけないと考えていたからです。

現在はメニューの一つになっていますが、この認識は変わりません。

仕事にしたいのかしたくないのか、自分でもよくわからないです(笑)

今回はこの認識に加え、

「過去世というのは“過去”ではない」

「過去世は現在でもある」

という、一見するとよくわからない話を、この後なるべくわかりやすくしていきます。

スピリチュアル業界には、過去世リーディングの他に「前世療法」もありますよね。

この前世療法は、人によって意見が分かれます。

「全然意味がなかった」という人もいれば、「人生が変わった」と言う人もいる。

万人に向いているものではないようですね。

同様に「過去世リーディング」も、決して万人にオススメできるようなものではありません。

先ほども言ったように、それを知ったからところで、人生が変わるとは限らないからです。

スピリチュアル業界では「過去世を知れば人生は変わる」といった宣伝やマーケティングがされるものの、私は違うと思っています。

とはいえ、私は相手の波動(オーラ)を注意して観ると、脳裏にフーッと不思議なビジョンや光景が浮かんできます。

もちろん「過去世」というものを科学的に証明できることはできません。

けれど、それを相手にお伝えすると、不思議なことに「すごく腑に落ちました」「何だかわかる気がします」などと言われることがよくあります。

「過去世リーディング」のページの中には実際のリーディングの音源があり、その中ではお相手の方がそういうことをおっしゃっているので、ご興味があれば聞いてみてください。

もちろん事前打ち合わせなんか一切してませんよ(笑)

その過去世リーディングの音源の一つに、「小さい子どもが絵を描いているビジョン」が浮かんだことがありました。

それをお伝えしたところ、あとになってわかったのですが、その方も小さい頃に絵を描くのが好きだったそうなんです。

でも、結婚して家庭を持ち、仕事や家事、子育てに追われる中、かつて夢中になっていたことをすっかり忘れていた。

けれど、「過去世リーディング」をきっかけに、「自分は本当は絵を描くのが好きだったんだ」ということを思い出されたわけです。

こうした不思議な符号があるのは事実です。

でも、それをもって「これで人生が変わりますよ!」とは言いたくない。

だって、大切なのは過去世リーディングの内容をどう現世で生かすかという「本人の意思」ですから。

過去世の一部を知っただけで、深い気付きが生まれて、ひとりでに人生が変わっていく……なんて虫の良い話なんてありゃしませんわ。

こういうことを前提として、探求心や好奇心の強い方は「考える材料の一つとしてどうぞ」とお伝えしています。

なぜ「過去は変えられる」のか?

自己啓発や心理学の方面では「過去は変えられる」と、常識とは逆のことを言います。

ここでの「過去」の定義は、「過去に起きた客観的事実」ではなく、「過去の記憶(主観的事実)」です。

過去は記憶であり解釈だから、解釈が変われば「過去は変わる」という論理ですね。

私は職業柄、人の波動(オーラ)を拝見します。

そのなかで、「過去に対して肯定的・受容的な人」は、やはりオーラが綺麗です。

これは誰でもわかりますよね。

ただ、ここには少し難しい側面もあって……それは「サイコパス」と呼ばれる人です。

例えば、自分が人を傷つけたり迷惑をかけたりしているのに、それを「無かったこと」にする人、記憶を改ざんしてしまう人。

あなたの周りにも、一人ぐらいいるかもしれません。

「さすがにそれは人としてどうよ?」と疑ってしまうような人でも、本人は意外とケロっとしてる。

そういう人は、確かに過去を受け入れているようには見えるんです。

で、表面的にはオーラもきれいに見えることがあります。

ただ、オーラにはいくつかの層があり、表面だけでなく奥の層まで観ていくと、やはり濁っていたり重たかったり暗かったりするんです。

そういう意味では完全にごまかせないのですが、表面的な意識は自分で自分をだませる人もいます。

そういった例外は除き、常識的な感覚を持った人なら、過去に対して肯定的・受容的であるほど、オーラは綺麗す。

過去をどう捉えるかは、結局その人自身に委ねられている。

ただ、それは記憶を自分の都合よく消去したり、書き換えたりすること(=記憶の改ざん)ではありません。

この「記憶の改ざん」を扱った映画が、ロビン・ウィリアムズ主演『ファイナル・カット』です。

これは以下のブログで紹介したので、ご興味があればご覧ください。

ここで大切なことは都合の良い記憶の改ざんではなく、どれだけ不都合な出来事、悔恨や痛苦な過去の出来事があったとしても、それを正面から見つめていく「魂の力」なのです。

過去だけでなく、過去世も変えられる

「過去が変えられる」なら、「過去世もまた変えられる」のは当たり前のことです……

と言うと、ちょっと飛躍していると感じるかもしれませんので、少し説明していきます。

例えば、ある人の過去世――過去世はあくまで「物語」と捉えておいてください――として「中世ヨーロッパのごく平凡な農民」というイメージが現れるとします。

その過去世(の物語)は、「相談者にとって、いま必要なものが出ている」のですが、決してそれがすべてではありません。

「過去世」とひとことで言っても、本当はいろんな側面があるのです。

私たちはついつい「固定化」したがります。

過去世リーディングで「あなたの過去世は平凡な農民でした」と言われると、多くの人はそれを「自分は平凡な過去世なのか……」として固定化してしまいがちです。

「そうか、じゃあ現世も平々凡々たる人生で終わってしまうのかな」と解釈するかもしれない。

そして、現世も本当に平凡な人生になってしまうかもしれない……

解釈を固定化し、現世を過去世の単純なる延長として見てしまうと、そうなる可能性が高まってしまう。

でも、その解釈はあくまで「いろいろある解釈のうちの一つ」に過ぎません。

解釈の仕方が変われば、「意味」は変化していきます。

もし「こんな現世も平凡な人生じゃ、ちょっと面白くないな」という解釈をすれば、もっと刺激的な人生にしていくにはどうすればいいか、という思考が生まれてきます。

過去世もまた広い意味での「記憶」であれば、それも現世の過去=記憶と同様、変えられるのです。

例えば、いい加減な占い師や霊能者が言いそうなこととして、

「あなたは過去世で人を殺したり、物を盗んだりしてきたから、現世はすごく苦労します」

というような物語。

これ、典型的な脅し文句の一種であり、ネガティブな解釈なんですよね。

でも、実はこういう過去世があったとしても、現世ではものすごく立派な人がいます。

例えば、経営者として良いサービスを生み出して成功している人や、社会貢献を積極的に行い人のために尽くしているような方。

このような「善良な人間」の過去世を観ると、なんと、まったく正反対のビジョンが出ることがあるんですよ。

では、なぜ現世では「善良な人間」という真逆の人格なのでしょうか。

それは、無自覚ではあるけど、過去世での痛烈な後悔や深い反省があったのではないかと思います。

「もう二度とこんな悪いことをしてはならない」と。

このような潜在意識の下に隠された誓いが、今の「立派な生き方」に現れているのかもしれません。

過去世が悪かったからと言って、現世まで悪いとは限りません。

「因果応報の物語」はわかりやすいので、ついつい固定化に走ってしまいがちです。

「過去世が悪いから、現世も悪いんだ」と思うのは簡単ですよね。

そう解釈した方が「ダメな言い訳ができてしまう」ので、エゴにとっては都合がいい。

でも、本当はそうではありません。

「過去世も解釈次第で変えられる」のです。

ですから、過去世リーディングは「現世にどう活かすか」という意志を持って臨まなければ、有効活用することはできず、無用の長物となってしまうのです。

ヘタに知らない方がいい。

まさに「知らぬが仏」ですね。

別に知らなくてもいいのですが、それでも過去世の物語を知る意義があるとしたら、

「自分に与えられた"現世の運命"をどう受け止めるか

を深く考えるに尽きます。

現世の価値観から見て、過去世の物語が良いものだろうが悪いものだろうが、それらすべての上に今のあなたの運命が作られています。

「すべては体験であり、学びである」という立場に立つこと。

たとえ理不尽な出来事であっても、「これは自分に必要だったのだ」と深く受け入れることができたとき、「表面意識の記憶としての過去」「潜在意識の記憶としての過去世」は変わっていきます。

そう、過去も過去世も「固定化されていない」のです。

騙された、裏切られた、傷つけられたという痛みも、決意次第で「愛」や「優しさ」へと変えていくことができる。

もちろんそれは簡単ではないけれども、簡単ではないからこそ、愛や優しさに転換できたときの価値は高い。

偉大な人物、器の大きい人物とは、例外なくそういう人でしょう。

"過去世" は遠い過去の記憶ではなく「現在そのもの」である

スピリチュアルな視点で見ると、本来は過去も未来もなく、あるのは「今」だけです。

ですから「過去」はもちろん「過去世」もまた、現在において存在しているのです。

「生成AI」ではありませんが、「現在において "生成" している」と言った方がより正確かもしれません。

価値観や解釈――生成AIでいうアルゴリズム(計算方法)――が変われば、過去も過去世も変わってくるのです。

物質的な尺度では、「過去→現在→未来」というふうに時間を区切った方がわかりやすい。

でも、本当はそうではありません。

「現在しかない」のが真理です。

ということは、「過去世という物語」は、あくまで "現世の自分" を知るための一つの「窓」だと言えるでしょう。

私もスピリチュアル稼業をしている以上、「過去世はありますよ!」と強く主張した方がいいかもしれませんが、商売がヘタなのでやっぱり言えませんね(笑)

「過去も過去世も現在である」ということは、現在の自分の人格や価値観が高まれば、過去や過去世もまた変化していくということです。

その意味では現世=物質世界における過去より、純然たる意識の世界である「過去世」の方が、実は変えやすいのです。

こう言うと「じゃあ過去世もポジティブシンキングで考えればいい、ということですか?」と聞かれるかもしれませんが、ちょっと違うかな。

無理にポジティブに捉える必要はありません。

現世における過去と同じように、無理にポジティブシンキングするのではなく、ただ「善悪関係なくすべて受け入れる」ということです。

悪いこともしなければ、悪いヤツの気持ちはわからない。

「人を殺すこと、殺されることの悲しみ」を体験しなければ、慈悲のこころはわからない。

「怠惰で何の価値も生まない人生のつまらなさ」を体験しなければ、働くことの意義が感じられない。

「その体験から何かを学ぶ」という謙虚な気持ちになれば、受け入れられるようになるでしょう。

オセロゲームみたいなもので、「現在の心」が白くなれば、過去も白く裏返っていく。

逆に、「現在の心」ずっと黒いままでいれば、過去ずっと黒いままです。

普通のスピリチュアルは「過去世のカルマ」を固定化して捉えるから、その枠組みで自分の過去世の物語を知っても、知的好奇心が一瞬だけ満たされて終わりです。

このバリエーションとして、現世の今が辛い、苦しいと感じていて、原因を過去世に求める人がいます。

それでリーディングの結果「悲惨な過去世」が出てきたとしたら、「あー、過去世がイケてないから現世もダメなんだな」と自己説得しようとする人もいます。

つまり、固定化することで逆に安心を見出そうとするパターン。

でも、それって「自分がそう思いたいから、そう解釈しているだけ」ですよね。

それはあまり健全とは思いません。

真のスピリチュアル(マジスピ)ではなく現実逃避のスピリチュアルだと、心から満たされることはありません。

与えられている運命によっては、現世が辛い場合もあるでしょう。

けれども、私たちはそうやって過去世からいろんな人生を積み上げてきたのです。

順風満帆の人生ばかりだったら何も学ぶ必要はないし、魂はちっとも成熟しないですよ。

こういう地味な配信をご視聴、ご聴取いただいているということは、やっぱり何か求めるお気持ちがある方だと思います。

もし「過去世という窓」にご興味があるなら、その窓を通じて現世をいつもと違う角度から見直してみると、意外な気づきがあるかもしれません。

ただ、別に必須ではなく、大切なのは繰り返しになりますが「現世の運命をどこまで受け入れられるか」ということです。

少しでもご参考になれば幸いです。

ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「現世をしっかり生きる」という姿勢があってこそ、過去世リーディングの情報は参考になる。
  • 過去とは「記憶」なので、解釈が変われば過去はもちろん、過去世を変えることもできる。
  • 本当は「現在」しか存在しないので、過去や過去世も「現在」の上に生まれている。
  • 「"悲惨な過去世" だから現世が悪いのだ」と単純に固定化すると、幸せにはなれない。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第309回:あなたの夢が叶わない本当の理由──科学×スピリチュアルで説明できますか?https://prism-life.com/podcast_309/Fri, 06 Jun 2025 10:31:17 +0000https://prism-life.com/?p=19001

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/quantum_theory/) ■Yo ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/quantum_theory/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます。
https://x.gd/vhEP0

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

「スピリチュアル×量子論」はエセ科学・非科学である

今回の文字起こしの要点

  • 「引き寄せの法則」は科学的な“法則”ではなく、再現性が不明確な"仮説"にすぎない。
  • 夢が実現できないのを「あなたの思い方や考え方が足りない」という言葉で一蹴するのは、文字通り「夢のない」言い方ではないのか。
  • 夢の実現を科学に保証してもらうようになったとき、人間は魂を放棄したことになる。
  • たとえ叶わなくとも、夢の実現に向かって魂を燃焼させることが真のスピリチュアルである。

今回は、以前もお話ししたことがありますが、スピリチュアルと量子力学、いわゆる量子論についてのお話です。

これまでのブログ内容に基づきながら、改めてこのテーマを取り上げてみたいと思います。

タイトルは

「願望実現や引き寄せは本当に科学で説明できるのか?」

といったところでしょうか。

言い換えれば、

「夢が叶わない本当の理由、それを科学で説明できますか?」

という問いでもあります。

「夢が叶わない」なんて言うと嫌がられそうですが、多くの夢が叶うことなく消えてゆくのは事実です。

なので、ここではキレイゴト抜きで考えたいんですね。

量子論については、過去にも何度か言及してきました。

以前の配信では、私が尊敬している田坂広志先生の著書、『死は存在しない』という本をご紹介しました。

この回では、引き寄せやスピリチュアルの世界、さらに「魂」の存在は、現段階では科学で解明されていないということ。

だからこそ性急に答えを出さず、慎重に向き合った方が良いというお話をしました。

スピ業界においては、「引き寄せ」をはじめとしたスピリチュアルなネタを、さも科学で解き明かせたかのように語る人たちは少なくありません。

本にしたり、YouTubeで配信したり、セミナーや講座のコンテンツとして提供する人たちもいます。

それは決して悪いとは思いません。

現代科学が解明している範囲内でわかりやすく説明することは、それまで「眉唾」とか「オカルト」と言われていた領域に光を当てる意味において、無意味とは思わないからです。

ですが、往々にして「これが答えだ!」と断定的に言いがちで、それでは誤解が生じるでしょう。

CD(コンパクトディスク)の発明された科学者として、またスピリチュアルにも造詣が深い天外伺朗さんという方がいます。

天外さんの本は、私も過去に何冊か読んでいます。

その中で天外さんは、スピリチュアルを量子力学と絡めて説明する風潮について、「誤解があるのは仕方がない」とおっしゃっています。

「なぜなら、理系としてのトレーニングを受けていない人が、スピリチュアルを科学に絡めて断定的に語ってしまうのは、ある意味当然とも言えるからです」と。

私も科学者ではありませんが、科学とはそもそも実験と観察によって「再現性」が証明できることが前提だと思います。

ある人が「引き寄せ」を実現できたからといって、それだけでもって「誰でも再現可能なもの」として、あたかも「法則」として語るのは、科学ではありません。

サプリメントの広告にありそうな「※個人の感想です」の域を超えるものではない。

それを科学っぽい衣装を着せて声高に語るのは、やはり知的誠実さに欠けます。

でも、スピリチュアル業界ではそういうものが今でもウケが良い。

それは失礼な表現になりますが、スピリチュアルに関心を持つ層の中で、科学に関心のある人は少ないということなのかもしれません。

「そうか、スピリチュアルって科学的に証明されてるんだ」と、非科学的に思い込むことは、果たして幸せなのでしょうか。

それでも「信じる者は救われる」のでしょうか。

引き寄せの法則は「法則」ではなく再現性のない「仮説」に過ぎない

願望実現に、明確な再現性はありません。

夢は、誰もが大なり小なり抱くものですよね。

でも、それを本当に実現できる人は限られています。

もし「思考は現実化する」のが本当なら、誰がやっても成功できるはず。

けれども、現実には願っても叶わないことの方が多い。

逆に、特に強く願ったわけでもないのに、なぜかトントン拍子でうまくいく、という「逆・理不尽」のケースもありますよね。

私自身はスピリチュアルの仕事で10年以上になりますが、「寝ても覚めても、成功を念じた」ことはありません。

そもそも「引き寄せの法則」に批判的な私は、もちろん引き寄せも実践していません。

引き寄せの実践にある「ワクワク」なんて誰がするかいなアホっ!と思ってきました(笑)

でも、現時点でもう10年以上この仕事を続けているし、副業の期間を含めれば15年以上です。

ここまで大して苦労なく続けてこれたのは、「波動が整っていたから」ですか?

「宇宙法則」に乗っていたからですか?

私自身は、そんなもの知りません。

描いた夢や願望が叶わなかったとき、

「あなたの波動が整っていなかったからだ」

「あなたの信じる力が足りなかったからだ」

「あなたのセルフイメージが小さかったからだ」

といった「もっともらしい理屈」で片付けがちです。

ただ、中には本人なりには本気で夢を描いた人だっているはずですよ。

それでもなお、「信じる力が足りなかった」のでしょうか。

引き寄せや成功法則というのは、文字通り「夢みたいなこと」を語っていながら、うまくいかないときは「自己責任論」の中に無情に突き落とす

とてもクールでドライで、「夢がない」と思いませんか?

運命というのは、どれだけ科学が発達したとしても、その全容を解明することはできないんでしょうね。

スピリチュアルと量子論を組み合わせた本を読んでも、最初は科学的っぽい語り口なんですが、後半になると「自分を許しましょう」「自分を愛しましょう」「おまかせしましょう」「あなたは愛されています」みたいな展開になる。

「なんやねん、結局いつものスピリチュアルやんけ!」という印象を受けざるを得ません。

現実を見れば、成功するのはほんの一握りです。

なのに、本屋に行けば「あなたも必ず成功できる宇宙法則」の新刊本がいくつも並んでいる。

そういうのは「法則」ではなく、これも以前言ったことがありますが、"こうしたらうまくいくかもしれないよね" という「仮説」に過ぎません。

ただ、そういう本が今でもたくさん出てくるのは、読者にそういうニーズ――できればラクして、ショートカットして成功したい――という欲望があるからです。

量子力学とスピリチュアルを組み合わせた成功法則が流行るのも、「本当に再現性のある法則だったらいいな」という欲望を刺激してくれるからです。

しかもそれが「科学っぽい衣装」をまとっているので、なんだか保証されているような気持ちになりがちです。

現代は「科学こそ最大の宗教」であることを忘れ、エビデンスっぽいことを示されると安心してしまう。

宗教であるところの科学と、オカルト的な要素もあるスピリチュアル。

これはある意味では「相性バツグン」なのでしょうね。

夢や願望が簡単に叶ってしまう世界はディストピアである

前もどこかで言ったことがありますが、「成功が保証されている夢」なんて、もはや「夢」の名に値しません。

めったに叶わないからこそ、「夢」や「願望」というんです。

科学に――最近ではAIも入りますが――夢の実現を保証する・しないの判断を頼っていたら、そのとき人間はもう「魂」を失ったことになるでしょう。

科学というのは、あくまで科学的な見方や観察結果によって現象を説明するだけに過ぎません。

でも、私たちの運命がどうなるかなんて、私たち自身にもわからないし、ましてや科学では絶対に解明できないんです。

もちろん、素人でも量子論をかじれば、ニュートン物理学では説明できない素粒子世界の不思議は、そのまま存在の不思議へと通じていくでしょう。

それでも「謎は、いまだ謎のまま」であって、「すべては解明された」と断定するのは早とちり過ぎます。

思うに「スピリチュアル量子論」のジャンルは、科学的思考のできない層、あるいは疑うことを知らない「お花畑」の層に向けて発信されているのでしょう。

私たちの運命において大切なことは、自分の信ずる夢や目標に向かって、「いま・ここ」を燃えて生きるということしかありません。

量子論で言う「観測者問題」――簡単に言えば、意識をもって観察するものが現実になるということ――が本当だとしても、私たちが思い描く夢が現実になるとは限りません。

「意識」とひとことで言っても、仏教で「一念三千世界」と言われる通り、私たちの心の表層では認識できない「意識の深層」が幾多もあるんですから。

でも、現実になるかならないかは、魂からすれば関係ない。

仮にその夢が叶わなくても、夢に向かって挑戦し続けることこそ、魂としてのあり方なんです。

以前ご紹介したシルバーバーチの言葉に、

「もしあなた方の願いがすべて叶ってしまったら、世の中は大変なことになるでしょう」

というものがあります。

つまり、エゴに基づいた欲望が次々に叶ってしまえば、社会全体が混乱に陥るということに警鐘を鳴らしているんです。

スピリチュアル量子論的に言えば、「発振した意識の周波数がそのまま現実化してしまう」と、世界は崩壊するでしょう。

なぜなら、フロイトを持ち出すまでもなく、地上の人間の大半は意識の根底に「暴力」への衝動を持っているからです。

現在だって、世界のどこかで紛争やテロが起こっているではありませんか。

願望が簡単に実現する世界になってしまったら、暴力はもっと加速していきますよ。

だから私も含めた世界人類のみなさん、良かったね、ヘタに願望が実現できない世界で。

そもそも大きな夢や願望であるほど、限られた今生の時間において実現することはできません。

いくら意識の周波数をそれに合わせても、この世でそれが実現するためには、まとまった時間が必要なんですから。

スピリチュアルの本質が「魂」であり、この物質世界を超越するものであるなら、この世での願望実現に執着してはなりません。

そもそもスピリチュアル量子論が言う通り、「愛」や「豊かさ」に意識の波長を合わせられたら、そんな執着は起こらないはずです。

それなのに、どの論者も「願望実現」を言いたがるのはどうしてなのか。

結局は、そうして大衆のエゴを刺激して本やコンテンツを売り、経済的成功を中心とした「自己実現」を遂げたいんでしょうね。

そんなのは、もはや全くスピリチュアルじゃないんです。

いずれにせよ、最高の意識のありようとは、「神」や「大宇宙」と呼ばれる何か。

であるなら、本当にスピリチュアル量子論を謳いたいなら、本当に意識の波長を合わせるべきはその周波数ではないでしょうか。

現象のことは、「大いなる愛」や「大いなる豊かさ」の周波数によって調っていくのではないですか?

それとも、やっぱり具体的な願望実現を謳わないと、アクセス数や再生回数を稼げないのでしょうか?

スピリチュアル量子論のコンテンツは、最初は科学的な説明をするのに、後半になるにつれ「自分を愛しましょう」「このツボをマッサージすると血行が良くなって意識がクリアになります」とか、全く科学的でないことを言い出しやがる(笑)

無理にページ数を埋めるために、余計なことを言わないといけない――非科学やインチキっぷりをカモフラージュするためなのでしょうか。

現時点では、「スピリチュアル×量子論」と言ったところで、しょせんその程度のシロモノです。

特にこの世界を探求したいと思わなければ、田坂広志先生の『死は存在しない』を読むだけで結構です。

私の知人に、意識と科学をつなぐ研究をしている非常に優秀な人がいます。

理論物理学のバリバリの研究者でもあります。

そういった最先端の研究者ですら、「まだ意識は解明されていない。ほとんどのことがわかっていない」と口を揃えて言うんですよ。

なので本屋さんのスピリチュアルコーナーに「スピリチュアル量子論」の本があるのを見ると、またか……という気分になってしまいますね。

これは私にはとても不本意なことなので、素人なりにもっと量子論を学び、今後はスピリチュアル量子論の論理的欠陥をさらに指摘していけたらと思います。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「引き寄せの法則」は科学的な“法則”ではなく、再現性が不明確な"仮説"にすぎない。
  • 夢が実現できないのを「あなたの思い方や考え方が足りない」という言葉で一蹴するのは、文字通り「夢のない」言い方ではないのか。
  • 夢の実現を科学に保証してもらうようになったとき、人間は魂を放棄したことになる。
  • たとえ叶わなくとも、夢の実現に向かって魂を燃焼させることが真のスピリチュアルである。
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遠隔ヒーリングは本当に効くのか?「自然治癒力」と「心の力」が導いた回復の実例。https://prism-life.com/healing_support_cancer/Thu, 05 Jun 2025 14:39:07 +0000http://prism-life.com/?p=3164

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は「遠隔ヒ ... ]]>

このブログの要点
  • 遠隔ヒーリングは、物理的距離を超えて癒しや自然治癒力を促すスピリチュアルな手法であり、科学的に証明されてはいないものの、多くの観察事例や体験に基づいています。
  • がん患者の実例を通して、ヒーリングによって心が整い、結果的に身体の回復力が高まったと考えられるプロセスを紹介しています。ただし、現代医学の枠組みにおいてヒーリングは「病気を治すもの」とはされていません。
  • 本質的な回復には、「心の在り方」や「信頼して委ねる力」が深く関わっており、人間のエゴやコントロール欲を手放したとき、スピリチュアルな癒しの力が自然と働き始めることがあります。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は「遠隔ヒーリング」について述べていきます。

スピリチュアルヒーリングでがんが改善?自然治癒力と遠隔エネルギーの可能性

「遠隔ヒーリング」とは、「気」や「エネルギー」と呼ばれるものを使って、心身にリラクゼーションや癒しをもたらすスピリチュアルヒーリングの一種です。

「遠隔」とは、施術者と受け手が物理的に離れていても、その効果が届くとされることを意味します。

たとえば、日本とブラジルのような地球の裏側であっても、エネルギーは距離に関係なく届くとされています。

遠隔ヒーリングの一般的な効果には、心身のリラックス、気分の安定、ストレスの緩和などがあります。

さらに場合によっては、「憑依」「霊障」といった霊的な症状にも作用するケースが報告されています。

こうした現象は、現在の科学では完全には解明されていませんが、観察的な事実や体験談として数多く存在しています。

私自身も、日々のヒーリング実践の中で、こうした現象に何度も立ち会ってきました。

私は複数のヒーリングメソッドを組み合わせ、スピリチュアルヒーリングとして日々実践を行っています。

このブログを書いている時期には、ちょうどある末期がん患者の方への遠隔ヒーリングを行っていました。

この方は、ステージ4の胃がんで、肝臓やリンパへの転移も確認されていました。

ただし最初に明言しておきますが、スピリチュアルヒーリングは「病気を治すための医療行為」ではありません。

日本では、医師でない者が「病気を治せる」と断定することは法律で禁じられています。

そのため、「ヒーリングで病気が治ります」と公言するようなサービスには慎重になるべきだと、私は考えています。

実際に、私もこの患者さんには「完全な回復をお約束することはできません」と正直にお伝えしています。

それをご理解いただいたうえで、入院前から遠隔ヒーリングを継続して行っていました。

結果的に──これはあくまで個別のケースですが──約10日後には退院が決まり、さらに検査では肝臓とリンパのがんが「消失していた」との報告がありました。

私自身、この結果には非常に驚きました。

もちろん、これで「完全に治った」とは言い切れませんし、現在は自宅での療養が続いているそうです。

とはいえ、末期がんと診断された方がわずか10日で退院するというのは、確かに驚くべき回復力です。

しかし、この回復が遠隔ヒーリングの「効果」なのかどうかを科学的に証明することはできませんし、よって私の実績としては大っぴらにアピールすることはできません(汗)

というのも、回復にはさまざまな要因が関わっているからです。

たとえば、医療機関の治療、ご家族の看病、本人の意志力など──それらすべてが重なって、結果としての回復がもたらされるわけです。

その中で、遠隔ヒーリングもひとつの要素として、「自然治癒力の後押し」として機能した可能性はあると、私は感じています。

私がかつて医師の方から教わった言葉があります。

それは「薬は人間の自然治癒力を支えるものにすぎない」ということです。

つまり、どんなに優れた薬でも、体そのものが持つ回復力が働かなければ、本当の意味での癒しは起こらない、ということです。

現代医療は、検査や投薬などの「目に見える治療」が中心です。

それによって確かな成果が得られるケースも多くあります。

ただし、薬には必ず「副作用」というリスクも伴います。

そのため、治療には専門家の正しい判断が欠かせません。

一方、遠隔ヒーリングは、薬のような即効性や数値的な成果は示しにくいものの、私の経験では、副作用のようなネガティブな影響を報告されたことはほとんどありません。

もちろん、遠隔ヒーリングが「最も優れた治療法」だと主張するつもりはありません。

むしろ、治療にはさまざまなアプローチが存在し、それぞれに適した場面や相性があると考えています。

大切なのは、自分自身が納得できる方法を選ぶことです。

心が安心し、前向きになれる方法であること。

それが、結果として「自然治癒力」の活性化につながるのではないでしょうか。

病と向き合う心のあり方──ヒーリングが導く“常識を超えた”回復力

これまでさまざまな方に対してヒーリングを行ってきました。

依頼される理由はもちろん、「良くなりたい」という思いがあるからです。

けれども実際には、比較的スムーズに回復される方と、そうでない方がいらっしゃいます。

この違いは、いったいどこから来るのでしょうか?

一概に結論づけることはできませんし、結局のところ「ケースバイケース」なのが実際です。

たとえば、医療機関の手厚いケア、ご家族の看病、本人の意志力。

あるいは生まれ持った体質や、これまでどれだけ心身を養生してきたか──

それらすべてが複雑に影響し合っているのです。

ただ、それらを前提としたうえで、あくまで私の経験から言えることがあります。

比較的早く改善が見られる方には、共通する特徴があるのです。

それを前提とした上で、改善が早い方々の特徴として考えられる点があるとしたら、

  • 「必ず治る」「絶対に乗り越える」と強く心に決めている
  • 病に対して、必要以上にネガティブな感情を抱いていない

という点です。

先ほどのガン患者さんの場合、最初にオーラ(波動)を拝見した瞬間から「この方は意志の強い方だな」と感じました。

実際にヒーリング前に少しお話をすると、スピリチュアルに特別な関心があるわけでもないのに、

「すべて先生(=林)にお任せしますので」

静かに淡々とおっしゃったのです。

普通だったら

  • 「ヒーリングって本当に効果あるんですか?」
  • 「科学的根拠はあるんでしょうか?」
  • 「エビデンスがないと信じられないんですが……」

といった疑問が浮かんでも不思議ではありません。

ですが、その方はそうした言葉を一切口にされませんでした。

そこには、不安や疑いではなく、「受け入れている」姿勢があったのです。

そして実際、ガンであることに対する恐れや緊張といったものも、あまり感じられませんでした。

ヒーリングにおいて何より大切なのは「信頼関係」です。

その点において、あれほど信頼を寄せてくださったことは、私にとっても有り難い経験でした。

もちろん入院中は、抗ガン剤の副作用などで心身の調子を崩すこともあったようです。

けれど、深刻に気を病むことなく、「淡々と受け入れる」という姿勢を保っておられました。

だからこそ──

「病は気から」の逆で、「気が整っていたからこそ回復が早かった」のだと思います。

ヒーリングの結果というのは、人間の都合でコントロールできるものではありません。

 

なぜなら、ヒーリングのエネルギーとは、「他力」からやってくるものだからです。
 

人間にできるのは、それを「まかせる」「ゆだねる」ことだけ。

この「まかせる」「ゆだねる」ために欠かせないのが、ポジティブな心のあり方です。

たとえ体は病んでいても、心までは病まないこと。

そのために必要なのが、「自分は魂として存在している」という視点なのです。

このブログを読んでくださっている方であれば、「人間は霊的な存在であり、体は本体ではない」という考え方に、ある程度親しみがあるかもしれません。

(このテーマについては別の記事で詳しくお話ししていますので、今回は割愛します)

ただし、どれだけ「ゆだねる」ことができたとしても、結果が良くなるとは限りません。

ここが難しいところであり、よく誤解されるポイントです。

たとえば、こう聞かれることがあります。

「林さん、“まかせれば良くなる”ってことですか?」

……いえ、それは少し違います。

なぜなら、「良くなってほしい」と期待している時点で、それはもう「おまかせ」ではなく「コントロール」だからです。

つまり、「都合の良い結果を望んでいる」=「自分の意図を通したい」となってしまう。

スピリチュアルヒーリングの世界においては、人間の都合=エゴをなるべく横に置くことが必要です。

エゴで動くこの現実世界(地球界)の常識から見れば、それは「非常識」かもしれません。

けれど、「常識」を超えたときにこそ、「常識を超えた結果」が現れることもあるのです。

今回のガン患者さんのケースは、ある意味では「例外的」な事例かもしれません。

でも、だからこそお伝えしたいのです。

この世界には、私たちの意図を超えた「不思議」や「見えない力」が確かに存在する──と。

エゴや思惑から少し距離を置いてみると、そこに「自然と開けてくる世界」がある──と。

これが計算や思惑を超えた霊性(スピリチュアリティ)の世界なのです。

改めて、このブログの要点
  • 遠隔ヒーリングは、物理的距離を超えて癒しや自然治癒力を促すスピリチュアルな手法であり、科学的に証明されてはいないものの、多くの観察事例や体験に基づいています。
  • がん患者の実例を通して、ヒーリングによって心が整い、結果的に身体の回復力が高まったと考えられるプロセスを紹介しています。ただし、現代医学の枠組みにおいてヒーリングは「病気を治すもの」とはされていません。
  • 本質的な回復には、「心の在り方」や「信頼して委ねる力」が深く関わっており、人間のエゴやコントロール欲を手放したとき、スピリチュアルな癒しの力が自然と働き始めることがあります。

 

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第308回:神社の「縁結び祈願」だけでは運は開かない?本当の開運は“恩返し”から。https://prism-life.com/podcast_308/Fri, 30 May 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18949

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/en-and-on-2/) ■YouTu ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/en-and-on-2/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
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不毛な「大災害の予言」は今後も言われ続ける

今回の文字起こしの要点

  • 「縁」は宇宙エネルギーなので、エゴを横に置いて無条件に受け止めるのが、縁結びの根本的な心構え。
  • 縁と恩に「ありがとう」と言うだけでなく、報恩・恩返しの具体的な行動を積み重ねることによって、良き出逢いは得られやすくなる。
  • 宇宙エネルギーは循環するほど強くなるので、縁を感謝で受け取り、報恩で与えるというサイクルを意識することが、神社で縁結び祈願するよりはるかに大事。

今回は「縁結び」について考えていきます。

縁結びや開運となると、「普通のスピリチュアル」では神社仏閣で祈願することを推奨します。

しかし、ただ参拝するだけでは、ほとんど意味がありません。

じゃあどうすればいいのか?

残念ながら安直な方法はありませんが、今回それを説明していきます。


その前に、前回の配信内容について少し振り返ります。

前回は「2025年7月に大災害は起こるのか?」というテーマでお話ししました。

私の配信チャンネルは現時点ではあまりフォロワーはいませんが、それでも前回は普段の2倍以上の反応がありました。

もちろん、関心を持っていただけるのはありがたいことです。

ただ、できればこうした「不安を煽るような話題」が注目されてほしくない、という気持ちもあります。

内容的には非常にくだらない話ですからね。

予言が当たるか当たらないなんて、本当にどうでもいい。

そもそも人間ごときに、未来のことなど正確に分かるはずがありません。

一時的に関心は高まっても、どうせ7月が過ぎれば「何もなかったかのように」忘れ去られていくでしょう。

そしてまた、新しいネタに目が移るわけです。

たとえば、「奇跡のリンゴ」で知られる木村さん。

私は彼のことが特別好きというわけではありません。

本も読んだことがありますし、別に嫌いじゃありません。

その木村さんが「2032年が人類滅亡の分かれ目になる」と語ったのをどこかで見た記憶があります(記憶違いかもしれませんが、この前後の年なのは間違いないです)。

木村さんは波動を観る限り、決して悪意はないでしょう。

でも、こうした話はいい加減にやめませんか?

おそらく、これからも似たような「メッセージ」が出てきます。

「Xデー」や「Xイヤー」を設定して、スピリチュアルネタを投下する。

それに対するカウンター記事も含め、不毛な内容で盛り上げようとする。

ただ、歴史を振り返って確実にわかることは、いつ、どこで、何が起こるかなんて、誰にもわからないということ。

これは株や投資の世界でも同じです。

どれだけ優れたトレーダーでも、未来の株価の動きは予測できないんです。

私たちはもっと、地に足をつけて、地道にスピリチュアルを学んでいくべきです。

人が縁結び祈願するのは、縁は「宇宙エネルギー」だと深層心理でわかっているから

さあ前回の振り返りはこの辺にして、本題に入っていきます。

あらためて今回のタイトルをお伝えします。

「真の縁結びと開運をもたらすには、感謝を超えて恩返しに生きる決心をするしかない」

神社ではよく「縁結び」の祈願が行われますが、そもそも「縁とは何か?」という問いを考える必要があります。

そもそも、縁は自分でコントロールできません。

なぜなら、縁とは、宇宙エネルギーそのものだからです。

縁結びは自分が結ぶものではなく、神が結ぶもの。

神道でも「むすび」という言葉が用いられますが、その主語は私ではなく、神です。

だからこそ、私たちは縁結びを祈願をするわけです。

自分でできるなら、祈願などしないはずですから。

つまり私たちは無意識に、「縁は神が作るもの」「神が結ぶもの」だと知っているのです。

縁とは「自分を超えた存在」なので、私たちはいかに不都合な縁が与えられようとも、それに対する謙虚さが求められます。

それが「感謝」という姿勢に繋がっていく。

普通のスピリチュアルでは、「ありがとう」で人生が変わる、といった話をよく聞きます。

大衆向けの心理学でも「"ありがとう" を言えば "ありがたいこと" が起きる」なんて言われますね。

確かにそれは間違ってはいないでしょうが、私はそこにやや懐疑的です。

たとえば、YouTubeで「ありがとう」をひたすら唱えている方がいました。

どうやら「開運祈願」らしいですが……世の中にはいろんな人がいますね。

私は波動やオーラが見える人間なので、その方の波動を拝見したことがあるのですが、正直なところ、とても重たい波動でした(汗)

私の眼からすれば、「感謝の波動」は清らかで美しいものです。

直感的にもわかるでしょうが、感謝の波動は「光」なんです。

ですが、「ありがとうを言えばいいことが起きる」という期待をもって唱えるのは、それはエゴになってしまいます。

そういう野心をベースとして行ったものは、どこまで言っても波動が高まることはありません。

縁結びを祈願するときも、エゴや野心で行ってもあまり意味がありません。

でも、大半の人は神社仏閣に行けば「どうか "良い人" とご縁がありますように」と祈願するでしょう。

まぁこれは率直な気持ちでしょうけど、神仏にはあまり届かないでしょうね。

本当に縁結びを望むなら、今ある縁を尊重しなければならないんです。

だから、これもときどき言われることですが、神社仏閣で行う最も良い祈願は、「ただ感謝のみ」です。

たとえ不快に感じる縁であっても、それは自分の学びか、または乗り越えるための課題として受け止めるのが、霊的には正しいです。

昔は「天の配剤」という言葉がありました。

人智では理解できないご縁や巡り合わせであっても、そこには必ず「深い意味」がある。

それを敬意を持って表現した言葉です。

そうして、与えられた運命を真正面から受け止めるとき、「恩」の感情が生まれます。

「縁」と「恩」は、深くつながっています。

「えん」と「おん」は、言葉の響きが近いし、五十音順でもお隣同士です。

「縁」という宇宙エネルギーを深く感じ入ったとき、生まれてくる感情が「恩」です。

「恩」とは、宇宙エネルギーを有り難く受け止めるところから生まれてきます。

私は神社でご祈祷をしていただくとき、祈願するのは「神恩感謝」のみです。

(気分によっては「天命成就」も祈願しますが、これはあくまで自分の決意です)

例えば「悪縁」と呼ばれるような不快な関係すらも、実は神が結んだものです。

仏教では「逆縁(逆縁)もまた縁なり」という言葉もあるぐらいです。

エゴによる自己都合を横に置き、いかなるご縁も「神から与えられたもの」と厳粛に受け止めることが、真の縁結びを生み出すための唯一の態度です。

「普通のスピリチュアル」を学んでいる人の中には、「今生の私は間違えて地球を選んできちゃったかもしれない……」とこの世とうまく馴染めないことを嘆く人がいます。

私もこの世にあまり馴染めなかった人間なので、その気持ちは理解できます。

ただ、「間違って生まれてきた」と言うことは、文字通り間違いです。

そもそも私たちが「この地球に生まれてきた」ということ自体、深い縁に導かれた結果なんです。

宇宙には無数の星々がありますが、その中でも、この時代、この日本、この両親の元に生まれてきたというのは、ものすごく縁が深い事実なんです。

この尊さは普段「当たり前」になってしまって忘れているのですが、ときどき深く瞑想でもしながら、自分の命の由来について沈思黙考した方がいいですよ。

新たな出逢いを得るには、今までのご縁に対する報恩に生きること

ここからさらに踏み込むと、「感恩」の次に「報恩」という想いが生まれてきます。

「恩に報いる」という生き方、つまり行動としてお返しをしていくことが、真のスピリチュアルな生き方です。

これは「感謝しましょうね」「恩は返しましょうね」といった道徳的なスローガンではなく、本当に「返さなければならない」んですよ。

この「義務感」を現代人の多くは嫌がりますが、私は真正面からこの表現を使います。

「義務感」がイヤなら、「使命感」と言えばまだ受け入れられますか?

ともかく、返さなければ、それは「嘘」なのです。

恩を感じながら何も返さず、「ありがとう」と感謝の言葉を言うだけで終わってしまうなら、それは「子どものスピリチュアル」です。

そう、「普通のスピリチュアル」のレベルです。

さっき言ったYouTubeでひたすら「ありがとう」と唱え続けている、波動の重たい人です。

恩というのは、非常に重たいものです。

なぜなら、それは自分の意志を超えて与えられた「いのち」に関わるものだからです。

「宇宙エネルギー」って根源的なエネルギーだから、そりゃ重たいんですよ。

普通のスピリチュアルだと「うちゅうえねるぎーは、うつくしくて、きよらかで、あかるいばいぶれーしょん」だなんて言いそうですが(笑)

その重たい恩のエネルギーをどこまで深く受け止められるかが、その人の「霊性」や「スピリチュアリティ」を表していると言えるでしょう。

心理学者・河合隼雄先生の言葉に「感謝とは、心が強くなければできない」とあります。

まさにその通りです。

人間として軽薄な人は、恩の重厚なエネルギーを受け止める力量がありません。

「自分がいかに多大なる恩恵を受けているか」というのは、自分の過去を深く振り返られるような「意識の力」を持っている人でないと感ずることができません。

感謝感恩の力とは、「目に見えない恩恵」を凝視し続ける勇気によって深められていきます。

それは物質的な価値、ソンかトクかを測るだけの浅い視点では、絶対にわかりません。

その視座でもって「ご縁に感謝」を感ずる場合、そのご縁に報いたいという気持ちが自然と生まれるはずです。

その相手のために、何かひとつでもできることを考える。たとえビジネスの場であっても、ギブ&テイクの損得を超えて、「自分が相手にできることはないか」と真剣に考える。

それができてこそ、「ご縁に感謝」と言えるのだと思います。

神様に祈るだけ、お願いするだけでは信用されません。

これは神様に限らず、人間関係でも同じですよね。

スピ系やスピ好きな人と名刺交換をするとき、ときどきその名刺に【ご縁に感謝!】だなんて書いてあるのを見ます。

私なんて性格が悪いので、「この人、口先だけの軽い人なんやろか?それとも、ホンマに感謝している人なんやろか?」と疑ってしまいますね。

かつては口先だけの人もずいぶん見てきましたよ……じゃあ書くなよって思いますが。

本当に【ご縁に感謝!】で生きている人は波動が輝いているので、それだったら信用できると思います。

縁結びの力は強くするには、〈感謝→感恩〉の循環を心がけること

そうやって、本当に感謝を感じ、感恩を感じ、心から報恩しようと念じている人に、「真の縁結び」は巡ってくるんです。

私は職業柄、新しい出逢いはある方だと思いますが、その大半は嬉しくて有り難いご縁です。

そのご縁によって、自分が普段からどのような波動で生きているかがわかります。

もちろん、私も未熟ですから、ときに気分の良くないご縁もありますよ(これを書いている少し前もありました)。

でも、さっき述べたように、それもまた「天の配剤」として受け止めることによって、人生の学びへと変換できるんです。

そして、それが今度はまた良きご縁を生んでいくのだと思います。

いま述べたことは、実は「循環」なんです。

エネルギーは循環してこそ活性化していきます。

「縁は巡る」なんて言いますし、「巡り合い」という言葉もある。

これは「縁というのは循環だよ」と言っているんです。

「縁」を「恩」として有り難く受け止め、具体的な行動でもって報いる。

この永遠の循環によって、縁のエネルギーは活性化していくんです。

私自身は今の仕事を10年ほど続けるなかで、広告は出さず、自然な形で新たなご縁をいただいてきました。

これは「縁の循環」を止めていないからです。

この音声配信、この文字起こしの文章にしても、いわば新しいご縁を循環させるために発信しているんです。

もちろん、軽薄なスピリチュアルや自己啓発の言う「一瞬で願いが叶う」とか「相手をすぐ虜にする」とか、そういった即効性は全くありません。

大切なご縁ほど、時間がかかるものです。

「自分には出逢いがない……」と、焦ってはいけません。

良きご縁が欲しいなら、いま与えられているご縁を受け止め直し、自分には相手に何が与えられるかを考えなければなりません。

まずはそれを意識するだけでも、縁=宇宙エネルギーが循環していきます。

その心構えの上で、神社仏閣で祈願することはアリです。

もちろん、いつかは具体的に行動しなければなりませんよ。

その中で、「出会わなければよかった」と思うご縁もあるでしょうが、それも必ず意味があります。

よく言われる通り「すべては学び」なんですが、しかしそれはそう強く意識しなければ学びには変えられません。

今回述べていることは、実はそれほど難しいことではないんですよ。

でも、ここにエゴや野心が絡んでくると、途端にわからなくなります(笑)

ほんとね、欲で目がくらむとアホになってしまうんですよ。

そういう人は、神社仏閣で祈願するだけ満足してしまうんでしょうね。

普通のスピリチュアルが言う「この神社が縁結びのスゴいパワースポットだ!」という上っ面の記事に影響されてね。

そういうのはどうでもいいので、普段からの心がけと実践こそ、大事にしていただけたらと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「縁」は宇宙エネルギーなので、エゴを横に置いて無条件に受け止めるのが、縁結びの根本的な心構え。
  • 縁と恩に「ありがとう」と言うだけでなく、報恩・恩返しの具体的な行動を積み重ねることによって、良き出逢いは得られやすくなる。
  • 宇宙エネルギーは循環するほど強くなるので、縁を感謝で受け取り、報恩で与えるというサイクルを意識することが、神社で縁結び祈願するよりはるかに大事。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回は、音源と文字起こしはだいぶ変わりました。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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スピ業界に渦巻く恋愛教・パートナーシップ教に惑わされず、良き出会いを得るには?https://prism-life.com/no_chance_to_meet/Thu, 29 May 2025 14:43:51 +0000http://prism-life.com/?p=3158

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は恋愛につ ... ]]>

このブログの要点
  • スピ系や心理系が「恋愛」や「パートナーシップ」を焚きつけるのは、それがビジネスになるからという側面を知っておきましょう。
  • 「恋愛至上主義」とは距離を置きましょう。相手がいる・いないに関わらず、人は本質的に孤独であり、一人で生まれ、一人で死んでいく存在なのです。
  • さびしさから相手を求めれば「さびしい人」と出会うでしょう。一方、使命・天命の途上で縁あって出会う人は同じ意識の水準を持つ人です。すべて「波動の法則」です。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は恋愛について考えを述べていきます。

恋愛やパートナーシップがなければ「悟れない」のか?

タイトル通り、スピリチュアル業界の一部には「恋愛教」や「パートナーシップ教」とでも言うべき言説が根強くあります。

この「教義」によれば、恋愛やパートナーシップは大きな幸せをもたらしてくれるものであり、そういう関係を持っていない人は人生めちゃくちゃ損している、とのこと。

「パートナーシップを通じて、はじめて使命が果たせる」とまで語る人もいます。

これは男性より女性が強く感じるものであり、またスピリチュアルビジネスは女性がターゲットであるため、スピ系コンテンツには

  • 「運命の人を引き寄せるスピリチュアルレッスン」
  • 「仕事もパートナーシップも両方うまくいく!」
  • 「ソウルメイトはすでにあなたの隣にいます!」
  • 「パートナーシップは悟りの道」
  • 「恋愛は男性性と女性性の統合に欠かせない」

といったワードであふれています。

こんなものに多く接しているうちに、

  • 「ワタシは "恋多き女" でなければいけないのか…?」
  • 「出会いなんかそうないのに、頑張らないといけないのか?」
  • 「パートナーがいない人生は "失敗" なのか?」
  • 「〈パートナーがいない=悟りから遠い〉のか?」
  • 「恋愛やパートナーシップがうまくいっている人がキラキラしている(ように見える)けど、ワタシはダメなのか?」

という敗北感や挫折感を湧いてきたり、恋愛しなければならない・パートナーシップを築かなくちゃならない、という強迫観念に襲われたりするかもしれません。

バレンタインデーやクリスマスが切なくなることもあるでしょう(ビジネスによって作られた虚構に過ぎませんが)。

また、一般向けの心理学系のコンテンツも、恋愛やパートナーシップ、また婚活について多く語られています。

こういうコンテンツに多く触れているうちに、「恋愛至上主義」「パートナーシップ至上主義」に毒されてしまうのです。

これらは根源的な「性」の問題に深く根ざしたものであるため、その影響力はかなり強い。

さらに恋愛やパートナーシップは「周囲との比較」が〈相手がいる or いない〉という単純なモノサシでできてしまうため、劣等感(そしてその裏返しとしての優越感)を抱きやすい。

これまで何度もカウンセリングでお話を聞いていますが、相手がいるからとって必ずしも幸福とは限らず、むしろ地獄の苦しみを味わう場合もあるのは、あなたの周りを見渡しても一人や二人はいるはず。

ただ、そういう不幸はあまり表に出てこないため、隣の芝生が青く見えてしまいがちです。

ところで、スピリチュアルや心理学周辺だけでなく、世間的に「恋愛した方がいいよ」「パートナーシップを築いた方がいいよ」と言われている根本的な理由は何でしょうか?

それは、ぶっちゃけ、恋愛をしてくれた方がビジネス社会としてはプラスだからです。

さらには別れたり離婚したりして取っ替え引っ替えしてもらった方が、よりプラスになります(飲食業界や婚活業界やウエディング業界など)。

(昨今だとLGBTも含みますが)異性にモテたいための行動としてわかりやすいのが、ダイエットやファッションやメイクですね。

男性なら古典的ですが、肉体を鍛えたり仕事力や経済力を高めたりすることも入ります。

「コンプレックス産業」と言われる通り、それらの方法の大半が何かのビジネスにつながるではないですか。

スピリチュアルや心理学にしても「恋愛教」や「パートナーシップ教」を布教することによって、「孤独や独身だとイケてないのかも……」と不足感や劣等感を感じさせることで、カウンセリングやセミナーやコンテンツ販売につなげることができます。

(批判的に意見している私も、結局はビジネスをしているのです)

政治の側面から言えば、婚姻率と出生率は相関関係があるので、恋愛を自由にしてもらった方が国家としては労働力(生産年齢人口)を増やし、それに伴い税収を大きくすることができます(実際は少子化を促進させる政策ばかり行われていますが)。

経済や政治の観点だけから見ればドライですが、一方で「性」という私たち人間の本能に根ざしているので、簡単に割り切ることができないのが厄介なところ。

いずれにしても、恋愛やパートナーシップを「幸福の大きな条件」「至上の価値」だと捉え、それに一喜一憂するのはつまらない話ではないでしょうか。

真にスピリチュアルを学ぶ人なら、パートナーがいる・いないに関わらず、人生において「孤独」を最も大事にしなければなりません。

内なる孤独を豊かにできない人は、いくら外側は恵まれているように見えても、「魂」としては不幸なのです。

いくら恋愛やパートナーシップを充実しているように演出できても、本当は幸福につながっていないケースはザラにあります。

私は「カップルの波動」や「夫婦の波動」(二人の調和レベル)も観てしまう人間なので、中身のない関係性かどうかはすぐわかってしまいます。

その程度の関係性であれば、むしろ一人の時間を充実させた方がよほど良いのではないでしょうか。

相談事例:「40歳を過ぎても独身のワタシはダメなのでは?」

以前、40代半ばの女性の方が、『恋愛心理リーディング』にお越しになりました。

ご相談は「気になる人がいるので、波動(オーラ)を見てほしい」というものでした。

私にとって「気になる人」の波動を観て、「性格」や「気質」、そして「相手の気持ち」を観ることは特に難しいことではありません。

それで一通りお答えした後、相談者さんからポツリとおっしゃいました。

「林さん・・・そもそもワタシ、お嫁に行くべきなんでしょうか・・・?」

このとき「お嫁に行く」という表現をとても久々に聞いた気がしました(今はほぼ使いませんので)。

ここで「行くべきなのか?」という言い方をされているので、有料でご相談いただくほど強い思いはあるけど、一方で社会の規範や風潮、簡単に言えば「空気」の影響もあるのかなと察しました。

そこからよく話をお聞きしてみると、

周りの友人がどんどん結婚し、出産をし、家庭を築き、それにつれて自分と距離感が離れていくように感じている。

 

自分はまだ実家で両親とともに暮らしていて、派遣社員として働いている。
 

特に生活に困っていることはないけれど、「このままでいいんだろうか?」「ワタシ、ちゃんと生きていない気がする」という思いがときどき脳裏をかすめる。

 

かといって、これから積極的に恋愛をしようという思いまではない。

 

近くに少し気になる人はいるものの、絶対にお付き合いしたいかと言われれば、そこまでの情熱はない。

 

そんなある日、スピリチュアルに出会い、そこで読んだ本の中に「パートナーシップは幸せの鍵です」みたいな言葉を見つけ、あぁ、やっぱりパートナーシップを築いていないとダメなのかもしれない・・・

ということをおっしゃっていました。

ここにはすでに述べた「恋愛教」「パートナーシップ教」の布教活動による悪影響があります。

「幸せのチケット」を取り損ねた感じがしているのかもしれません。

ただ、この方はアタマでは何とかしなきゃと思っているけど、本心においては「別に出会いがないならないで、それは仕方ない」という思いもあるようです。

それが「ワタシはお嫁に行く "べき" なんでしょうか?」という表現になっている。

別に無理して出会いを求めなくていいではないですか。

大きな不幸は、「恋愛教」や「パートナーシップ教」に惑わされ、余計な劣等感や疎外感を感じてしまうことです。

国の客観的なデータとして、40代女性全体のうち4~5人に一人は未婚とのこと。

なので、上のケースと似たような状況の女性は決して少なくないですね。

さて、ここまま独身のままでいたいのか。

それとも、パートナーを求めて行動を起こしていくか。

大切な人生の岐路です。

過去の相談者さんの中には、恋愛やパートナーシップの代わるものとして「推し活」に熱中したり、ペットを飼っている方もいます。

アイドルやペットとのつながりも、パートナーシップや家族のカタチではないでしょうか。

恋愛やパートナーシップは人生の選択科目に過ぎない

恋愛やパートナーシップは「人生の必須科目」ではなく、選択科目です。

もし恋愛やパートナーシップを経由しないとスピリチュアル的に「悟れない」としたら、一生結婚しないお坊さんや牧師やシスターなどの聖職者はいったいどうなるのでしょうか?

マザーテレサは修道女として一生独身でした(厳密に言えばイエス・キリストとの霊的結婚を誓っている)。

では彼女が悟っていないかと言えば、きっとそんなことはないですよね。

パートナーシップは築いていなくとも、素晴らしい波動(オーラ)の人はたくさんいるし、その逆の残念な人もいます。

どうして多くの人は、上っ面のカタチだけにこだわるのでしょうか。

社会が示す一定の枠組みに自分を条件付けなければ、不安なのでしょうか。

それでは「真の自由」はありませんし、おそらく魅力的でもないでしょう。

一人であろうとパートナーがいようと、大切なのは自分に与えられたであろう宇宙的使命を生きることだけ。

その使命・天命の遂行に対しパートナーシップが必要であれば縁は与えられるだろうし、まだ必要でなかったり準備が整っていなければタイミングはまだ来ない・・・それだけではないでしょうか。

こうは言っても、中には「『孤独が大事だ』っていうのはわかるけど、ずっと一人だとさびしい」という気持ちが拭い切れない人もいるでしょう。

深く考えた上で「深くつながれる誰か」が必要だと思うなら出会いを求めてもいいし、現代ではマッチングアプリの類を利用してもいいでしょう。

ただしクールでドライな婚活市場においては、年を取るほど活動はハードになるのが現実。

その一方、年に関係なく、偶然の出会いによってさほど苦労なくプロセスが進む人もいます。

別のブログで言いましたが、出会いは自分の意志で完全にコントロールすることはできません。

天の配剤として与えられるのが「真の出会い」なので、できることはただ、その機会に備えることだけ。

それを真のスピリチュアル的に言えば、自分の使命・天命が何なのかを深く考え、それを遂行すること。

その途上で出会いが必要なら与えられるだろうし、まだ必要でないなら与えられないでしょう。

しかし、使命・天命を本当に遂行している人は、出会いがないからといって簡単に失望などしない。

なぜなら、その活動の中で「生命の深い充足感」が得られるからです。

自分のやるべきことをやっている人に、さびしさを感じるヒマなどありません(ふとした瞬間にさびしさが脳裏によぎることはあるでしょうが、それはどんな立場の人でも同じです)。

そのような「生命の深い充足感」から発現される【清らかな波動】が、良き出会いを生んでいくのではないでしょうか。

当たり前の話ですが、「良い人」と出会いたいなら、自分が「良い人」とならなければなりません。

単に「さびしいだけ」で出会いを求めるなら、出会う相手も「さびしいだけ」でしょう。

使命・天命を遂行する途上での出会いなら、相手もそれ相応に深い意識を持っているでしょう。

それが「波動の法則」なのです。

あなたは、恋愛やパートナーシップに何を望むでしょうか。

スピ界隈にはびこる「恋愛教」や「パートナーシップ教」に惑わされず、相手がいようがいまいが「人間は一人で生まれ、一人で死んでゆく」という真実を忘れず、その上で「深いつながり」を得たいなら、今から「深い生き方」を心がけていきましょう。

一人でも「生」を深く味わえる人は、二人でも味わえます。

一人でも「生」を深く味わえない人は、二人になろうが同じです。

すべて、自分次第です。

追伸

スピ系や心理系で「パートナーシップのあり方」をネタにビジネスをしている人の中には、自分自身のパートナーシップがお寒い人がいます。

たとえ表向きは「パートナーシップの専門家」を演じていても、波動を観るとウソであることがわかってしまうことも、決して少なくない。

いちいち指摘はしませんが、「この人、大丈夫かな?自己矛盾に苦しまないのかな?ビジネスのために割り切ってるのかな?」と密かに思っています。

個人的には、そんな「言行不一致」な人から教わりたいとは思いませんね。

改めて、このブログの要点
  • スピ系や心理系が「恋愛」や「パートナーシップ」を焚きつけるのは、それがビジネスになるからという側面を知っておきましょう。
  • 「恋愛至上主義」とは距離を置きましょう。相手がいる・いないに関わらず、人は本質的に孤独であり、一人で生まれ、一人で死んでいく存在なのです。
  • さびしさから相手を求めれば「さびしい人」と出会うでしょう。一方、使命・天命の途上で縁あって出会う人は同じ意識の水準を持つ人です。すべて「波動の法則」なのです。
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第307回:大災害の予言は当たるのか?スピ界隈を賑わす未来予知について思うこと。https://prism-life.com/podcast_307/Fri, 23 May 2025 10:26:43 +0000https://prism-life.com/?p=18876

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。 ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

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「不安を煽る予言」が人々を惹きつける理由

今回の文字起こしの要点

  • 2025年7月の「大災害予言」は、根拠に乏しく人々の恐れを煽るだけの無意味な情報である。
  • こうした予言に反応してしまう背景には、私たち自身の中にある“無意識の恐れ”がある。
  • 本当に大切なのは、未来を予測することではなく、「今日一日を淡々と誠実に生きること」である。

今回は、スライドを使いながらプレゼンテーション形式でお届けします。

実はこのテーマを取り上げるつもりはなかったのですが、最近リクエストをいただいたこともあり、収録することにしました。

収録時点は2025年5月ですが、世間では「2025年7月に大災害が起きる」と噂されているようです。

これについて、ひとことで結論を述べると──

めっちゃくだらない話です。

しょうもない話だなと思いつつも、最近のカウンセリングで「2025年7月の予言について、どう思いますか?」と質問を受けました。

そこで今回は、その問いに答える形でお話をしていきます。

実はこの件については、すでに2024年8月10日発行のメルマガ、クローズな場では見解を述べています。

ただ、YouTubeなど公の場で話すのは今回が初めてです。

スライドも使用していますが、音声だけでも十分に理解できますので、お好きな媒体でご視聴・ご聴取ください。

最近のスピリチュアル系のYouTubeでは、これがかなり話題になっているようですね。

私自身は興味がないので詳しくは見ていませんが、検索すれば確かにいろいろと出てきます。

そして、その「予言の日」が近づいていることもあり、世間の一部の注目が集まっているんでしょう。

そのXデーは「2025年7月5日」だという情報も出回っているようですが、実際のところはよくわかりません。

とにかく、私にとっては本当にどうでもいい話です。

この予言について初めて知ったのは、私が受講生として参加しているカウンセリング研修の場でした。

私の仕事がスピリチュアルだということをご存知の方から、この予言に関して「林さんはどう思う?」と聞かれたんですね。

私は即答で、

「私は知りません。関心がないので。どうでもいいです」

と答えました。

ただ、他の方からこの手の質問が上がってきたので、一度だけメルマガで取り上げたわけです。

その時に取り上げたのが、今回のネタ元である漫画家・たつき諒さんの『私が見た未来・完全版』(2021年10月2日出版)という本です。

読まずに批判するわけにもいかないと思いましたが、こんなくだらない本にお金を使いたくない気持ちの方が強い。

幸い近くの図書館に置いてあったので、一通りパラパラと目を通してみました。

正直に言うと、この本の波動(エネルギー)は「重たい」です。

いつも冒頭で「お名前だけでわかります」と言っているように、私は本もタイトルや表紙などを通じて波動を感じることができます。

悲惨な内容であっても、そこに真実が宿っていれば本の波動は重たくなりません。

逆に、嘘やデタラメが多いほど、波動は重く、暗く、濁ってしまう。

これは人間の言葉と同じで、言霊の集まりとしての“本”にも波動が宿るということですね。

余談になりますが、私のホームページ「マジスピ」では、『スピリチュアル系 本格ブックガイド』というページに多くの本を紹介しています。

スピリチュアル系を中心に、80冊ほど無料で公開していますので、ご興味あればご覧ください。

話を戻しますが、『私が見た未来』という本の波動は、全体として重たいものでした。

著者・たつき諒さんご本人の波動は、表面的にはそれほど重たくは感じません。

本人に悪意があったとは思っていませんが、問題はその「結果」です。

たとえ悪意がなかったとしても、それを読んだ人が結果として怖れを抱き、混乱を招いてしまうなら、それはやはり罪深い行いです。

実際この本が100万部以上も売れ、大手メディアで大々的に取り上げられている状況を見ると、社会への影響は大きいと言えるでしょう。

著者のたつき諒さんの意図がどうであれ、結果として多くの人が「不安」や「恐怖」に反応している現実があります。

追記:2025年7月5日が近づくにつれ、ご本人の波動はだんだん重たくなっています。これはついに「Xデー」が近づき、本当に不安と恐怖を感じる人が増えてきたことに対する代償です。たとえ悪意はなくとも、事実として心理的・社会的被害を与えていることに対しては責任を問われます。
 
この霊的真理、波動の法則からは絶対に逃れることはできません。著者および出版社には痛烈なる反省が求められています。

私の元にも、この件を不安に感じてカウンセリングにお越しになった方がおられます。

「本当に大災害が起こったらどうしよう……」と、家族みんなが心配されていたようです。

そのような怖れが刺激される以上、この本は出すべきではなかったと私は考えています。

たまたまネット上で「文春オンライン」に著者インタビューがありました。

2022年4月の記事なので、本を出版して約半年後です。

読んでいると、本が生まれた経緯についていろいろ語っていましたが、「騒がないでください」「あくまで私の空想です」「私も未来なんかわかりません」などと著者本人の口からハッキリ否定する発言はありませんでした。

せいぜい、以下のようなコメントをされた程度です。

(中略)しかし、今は違います。私のマンガや言葉に、多くの人が目を向けてくれています。だとすれば、今後起こるかもしれない災害への警鐘を鳴らすことによって、被害を最小限に抑えることができると思うのです。

私の防災意識も変わりました。自宅周辺のハザードマップを確認したところ、江戸中期の大津波を軽視していて、想定が甘いことがわかったのです。さらに調べると、その時の洪水で、今もある神社が1キロほど移動していたことも知りました。

こうした事例は、日本全国にあるでしょう。皆さんには、自分の住んでいる地域の地形の特徴や過去の災害を自分で調べた上で、しっかり備えてほしいのです。想定を超える災害があれば自宅が埋まる、といった危機が潜んでいるかもしれません。また、熱海で昨年起きた伊豆山土砂災害のような人災も考えられます。

いずれにしても、考えうる様々な災難に対して、備えておくに越したことはないはずです。いざという時「やっておいてよかった」と言うことはあっても、「やりすぎだ」と苦言を呈する人はいないですからね。
 

文藝春秋オンライン『「本当の大災難は2025年7月にやってくる」東日本大震災の予言が的中…漫画家・たつき諒が語った“予知夢の意味”』より引用

上記の引用部分の「警鐘を鳴らす」という表現からわかる通り、ご本人は自分の与えてしまっている社会的影響について、あまり自覚がないようです。

それでもなお、結果に対しては責任を問われるんです。

「デタラメな予言」が現実になる心理的メカニズム

このような「予言」は、たいてい内容が曖昧です。

東日本大震災の際にも、「当たった」と自慢しているスピリチュアル系の人がありましたが、「曖昧な表現」であれば後からどのようにも解釈できますよ。

いわゆる“後出しジャンケン”のように、過去に書いた日記や写真を根拠に「予言が的中した」と主張する人もいますが、それが本当に事前にわかっていたのかどうかは確認のしようがありません。

表現を曖昧にしておけば、後から微修正を加えてシレっとごまかせてしまいます。

「地震の起こる前にブログにその情報をアップしていた」なんて場合もあるでしょうが、日付なんて後からいくらでも変えられますよ。

まさに「子ども騙し」のような話ですが、問題はそれが「受け手の怖れの感情」によって信じられてしまうこと、理性的に疑うことができなくなってしまうことです。

怖れの波動が強ければ、そのような予言に反応してしまいます。

「もしかしたら本当に起きるかも……」と考えてしまい、不安が膨らんでいくんです。

このメカニズムは占いにも似ていますね。

「半年後に○○が起きる」と言われると、それが良いことであれ悪いことであれ、自分軸がない人ほどその内容に引きつけられてしまいます。

そして無意識のうちに、その方向に思考や行動が引っ張られていく。

これを心理学では「予言の自己成就(自己実現)」と言います。

「そうなるかもしれない」と怖れて意識を集中させてしまう結果として、皮肉にもその状況が実現されてしまうことがあるのです。

つまり、よく言われる通り、「思考が現実を作ってしまう」ということです。

もちろん、すべての思いがそのまま現実になるわけではありません。

けれど、想念には現実を動かす力があるのは確かです。

特に、ネガティブな想念が強ければ、それにふさわしい現象を呼び寄せてしまうことがあります。

ここで注意すべきなのは、「そんな災害、絶対に起こってほしくない」と意識の表面では考えながらも、心のどこかで「破壊を望む気持ち」が潜んでいることがあるという点です。

私たちは現代社会を生きる息苦しさや閉塞感の中で、「一度すべてをリセットしてしまいたい」「ご破算にしてしまいたい」という破壊的衝動がふと頭をよぎることがあります。

近年、政治的支配層が「グレートリセット」という言葉を使うようになりましたが、これはそれを支持し、受け入れる層がいればこそ使われるのです。

「すべてを一度ぶっ壊して、ゼロからスタートできればいいのに」

「金持ちも貧乏人も、幸せな人も不幸な人も、ぜんぶフラットになっちゃえばいいのに」

このような破壊を望む暗い衝動──それは悪魔的でありながら、どこか魅惑的でもあります。

全部ぶっ壊れてしまえば、自分の不甲斐ない過去もチャラにできる……と思っているのかもね。

そういった病的な心理が私たちのどこかにあるからこそ、「くだらないと思いながらも、大災害の予言に注意が向いてしまう」わけです。

実際、そういう動画の再生数はかなり伸びます(私の超小規模なチャンネルでさえ、今回の動画・音声はいつもの倍以上の再生数となりました)。

ただ、「普通のスピリチュアル系」の人たちがそういう情報を出すのは、ビジネスのためだと理解しなければなりませんよ。

だって、そういう不安を煽る情報に反応する層は、一般的な占いや引き寄せのようなスピ系商材・サービスと相性がいいからです。

予言をネタにするスピリチュアル系の人たちが今も昔もこれからも存在し続ける理由は、そこにあるんです。

本物のスピリチュアリストは怖れを刺激する予言は絶対行わない

当たり前のことですが、未来のことは誰にもわかりません。

たとえ一流の科学者であっても、地震などの自然災害を正確に予測することはできません。

例えば南海トラフ地震が起きる確率は、あくまで予測や仮説であり、確定的なものではありません。

現に南海トラフ地震は30年以上も前からずっと警告され続けているんですよ。

(そうやって警鐘を鳴らすことで、研究費をゲットしている研究者もいると聞きます)

もちろん当たらなくていいのですが、それをマスメディアで報道され続けることによって、いらぬ怖れをかき立ててはいないでしょうか。

そもそも「わからないことをわかろうとする」欲求が、迷いを生むのです。

人工知能全盛の現代においても、人間は無知で、無力で、無常の存在です。

それを素直に受け入れた上で、もし何かが本当に起こるのだとしたら、それに備えるしかできることはありません。

防災グッズを揃える、水や食料を確保する。

それでも完全には備え切れないのが現実です。

自然の前では、私たちは本当に小さな存在です。

本来は、「明日死ぬ」かもしれない儚い命なのです。

だからこそ、「今日を淡々と生きること」。

これが唯一の、そして確かな生き方だと私は思います。

未来の予言など、どうでもいいんだって。

約2000年前のイエス・キリストの時代から「偽預言者」というのがたくさんいて、イエスも「気をつけなさい」と言っておられます。

ま、本来の「預言者」("予言者"ではない)は、その預言が外れたら死刑ですよ。

その歴史を考えたら、ヘタに予言なんか言わない方がいいですね。

そう、真にスピリチュアルな人は、決して人々の恐れを煽るような言動はしません。

たとえ何かのネガティブな予感や直感が働いたとしても、それを軽々しく語りはしないんです。

それどころか、その出来事が現象化しないために、密かに“浄化”を行うのが本来のあり方です。

たとえば、目に見えない潜在的な領域──潜在意識や霊的な領域で発生しているエネルギーを、現実に現れてしまう前にクリアにする。

それができる人こそ、本当に信頼できるスピリチュアルの実践者なんです。

ネット社会では情報が一瞬で拡散されます。

だからこそ、本物のスピリチュアリストほど発言には慎重であり、軽薄なスピリチュアルかぶれほど自己アピールしたがります。

不用意に断定的なことを言うような人は、すでにその時点で“アウト”ですよ。

幸い、私は人の波動(オーラ)はある程度観えても、予言は全くできないので良かったです。

2025年7月の大災害予言──マジでくだらない、どうでもいい話です。

起これば起こったで仕方がないし、起こらなければそれでよし。

当たった当たらないの議論も、本質的にはどうでもいいこと。

いずれにしても、生きてりゃ何かは起こりますって。

まして現代は世相がめまぐるしく変化していく時代なのですから、それに伴って天変地異も起きやすいといえるでしょう。

そんな時代に生まれたということを受け入れて、淡々と今日できることをやっていくしかないです。

では、今回は以上です。

ありがとうございます。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 2025年7月の「大災害予言」は、根拠に乏しく人々の恐れを煽るだけの無意味な情報である。
  • こうした予言に反応してしまう背景には、私たち自身の中にある“無意識の恐れ”がある。
  • 本当に大切なのは、未来を予測することではなく、「今日一日を淡々と誠実に生きること」である。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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恋愛・パートナーシップの苦悩は、過去世やカルマだけが原因ではない。https://prism-life.com/soulmate_unhappy/Thu, 22 May 2025 06:07:00 +0000http://prism-life.com/?p=3134

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回はスピリチ ... ]]>

このブログの要点
  • 「現世での苦悩の原因は過去世から積み上げたカルマである」というカルマ論(因果論)を中途半端に採用すると気分は暗くなりがち。
  • 恋愛・パートナーシップの苦悩は「ただ耐えること」だけでなく、「逃げること」「関係を整理すること」こそ魂の学びである場合もある
  • スピリチュアルな教えを守ることが目的になってしまうと、身動きが取れなくなることがある。「カルマ論」は考え方の一つに過ぎない。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はスピリチュアル的な視点から観た恋愛について述べます。

過去のブログ『ソウルメイトの不都合な真実』では、いわゆる【過去世からの深い因縁】によって恋愛やパートナーシップの縁が与えられる場合がある、ということを述べました。

ただし、私は「過去世」というのは事実ではなく、あくまで〈物語〉であると考えています。

仕事として『過去世リーディング』を行っていますが、そこでお伝えする内容を受け取るか受け取らないかは、相談者さんの判断に委ねられています。

そもそも客観的に証明できない領域なのですから。

ただ確実に言えることは、恋愛やパートナーシップの関係になるというのは、過去世がどうかはさておき「深い縁」だということ。

それさえ理解しておけば、「過去世の物語」は補足に過ぎません。

自分で自分の仕事を否定していますね(笑)

ただ、スピリチュアルや宗教をヘタに学んでいると「過去世」に囚われてしまい、何も知らないよりかえって苦しくなることがあるので、そこは注意しなければなりません。

というのも、伝統的な宗教でよく言われる

「現世で味わう苦悩は、過去世から作ってきたカルマが原因である」

という考え方は、恋愛やパートナーシップで苦悩している人にとっては、あまり心の支えにならないことがあるのです。

この考え方は、

「現世での苦悩を通じ、過去世から作ってきたカルマという "借金" を返済しているのだから、それを徹底的に理解するところに心の安らぎがある」

と続きます。

これはよく言われることなのですが、本当に理解することは難しいでしょう。

恋愛やパートナーシップで深い苦しみの中にいる人にとって、

「あぁ、これは過去世のカルマだから仕方ない。真っ暗なトンネルを抜けるまで耐えなければならない」

と強がりでなく本当に素直に受け止められる人は、スピリチュアル的な理解をかなり深めておられるか、そもそも素直な感性を備えている人に違いない。

そんな人は少なく、多くの人は「過去世からの積み上げてきたカルマが、今の自分を苦しめているのか・・・」なんて考えると、暗くなってしまうのですよ。

というのも、もし「過去世のカルマ」が本当に現世の苦悩の原因だとすれば、今の自分ではそれを変えることはできない無力感がつきまとうからです。

「避けることのできない苦しみ、いつ晴れるかもわからない痛みに、どれぐらい耐えなければならないのだろう・・・」と思うと、そりゃ普通は暗い気持ちになりますって。

もし徹底的にあきらめることができればかえって明るくなれるのですが、それはかなりの上級者だけができること。

普通は「抜け出せない牢獄に閉じ込められたような気持ち」になってしまい、暗くなりがちなのです。

カウンセリングにおいても、スピリチュアルに真面目な人であるほど恋愛やパートナーシップの苦悩において

「私の魂の修行だと思って、ただ耐えなければならないのでしょうか・・・」

とおっしゃる方がおられます。

こういう方が誠実であることは間違いないのですが、これだけだと現世はしんどい。

もしそうしたいなら、とことん徹底的に突き詰めなければなりません。

さっきも述べた通り、それに徹することができれば怖れがなくなるので、かえって明るく生きられます。

それも「魂の修行」と思えたらいいですけど、私は個人的にはやりたくないですね(笑)

カルマ解消の方法は「耐えること」ではなく「逃げること」が有効な場合も

例えば、付き合っている相手がどうしようもないクズだとか、パートナーがギャンブルやお酒やドラッグにハマってどうしようもないとか、キャバクラや風俗に狂ったように通っているとか、夢ばかり追いかけてまともに働こうとしないとか、相手から与えられる苦しみや悩みがあります。

これらはすべて、実際にご相談いただいています。

「それでもワタシが支えてあげたい」と心から思えたらいいのですが、あまりそういうケースは少なく、だんだん疲弊してくるのはよくあるケース。

中には言葉の暴力だけでなく、物理的な暴力を振るう相手もいます。

それを理性的な話し合いで解決しようと思っても、その話し合いすらできなかったり、それどころか「いちいち口出しするな!」と逆ギレされることもあります。

ちょっと何か言おうものなら、「もう別れる!」「離婚だ!」「出ていけ!」とシャットアウトする人もいます(できる勇気もないくせに)。

もしあなたがこういう関係性に陥ったとき、「これも過去世のカルマが原因なのだろう」と徹底的に引き受けることができるでしょうか。

多くの場合、現実の深刻さを前にして教えの理解がぶっ飛んでしまう。

「本当にこれが過去世のカルマだったら、もうやってられないよ・・・」

と思うのが普通だと思いますね。

でも、真面目な人であるほど「教えを実践できない自分」を責め、さらに苦しんでしまうこともあります。

このウェブサイト『マジスピ』は〈真面目なスピリチュアル〉をコンセプトにしてはいますが、それは「クソ真面目」や「バカ正直」になることではありません。

もし「カルマ論」に徹することができるなら「魂の修行」と思って徹底的に実践すればよい。

どんな理不尽な目に遭っても「魂の磨くための試練」と思い定め、むしろ感謝の念でもって受け止めることができたら、周りからバカと思われようが、魂としては実に立派です。

でも、もしそれができないのであれば「落とし所」を考えなければなりません。

もし恋愛やパートナーシップにおける葛藤に対し、理性的な話し合いがどうしてもできないのであれば、別れを念頭に置くことです。

これに子供のことや経済的事情も絡んでくると話が複雑になってきますが、「ただ耐えること」だけでは解決にならないなら、他に信頼できる専門家や窓口に当たることも大事です。

カルマ解消の道は「ただ耐えるだけ」ではなく、「積極的に立ち向かうこと」も含まれます。

誤解を怖れずに言えば、「逃げること」こそ場合によっては最適解かもしれないのです。

真面目なスピリチュアルや宗教に共感できる人は「心のやさしい人」が少なくありません。

その純粋さはもちろん素晴らしいのですが、反面「現実と格闘する意志」に欠けることも。

最も大事なのは、「教えを現実世界で泥臭く実践すること」です。

神仏に祈ったり瞑想したりすることも大事なのですが、それはあくまで自己完結できること。

恋愛やパートナーシップにおいては相手も同じように純粋で素直とは限らないので、「心がやさしい」だけではそこにつけ入れられる懸念があります。

「ただ耐えること」の心の優先順位が高いと、表面的には穏やかになることもありますが、葛藤や苦悩が消えるわけではないので結局は苦しい。

お互いに支え合い、成長・成熟し合う関係性でなければ、恋愛やパートナーシップとしては失敗です。

「ただ耐えること」によって相手がその忍耐強い愛情に心を打たれることもあるかもしれませんが、相手がどうしようもない人間であるほど残念ながらそうはならないでしょう。

そのときは関係性を整理することも、次のステップとしては必要なのです。

繰り返しますが、カルマの解消とは「ただ耐えること」だけではないこと、特に真面目な自覚のある方は深く理解しましょう。

スピ系がやりがちな恋愛・パートナーシップにおけるNGワード

このような悩みを占いやスピリチュアルカウンセリングの場で打ち明けると、センセー側から

  • 「その苦しい関係は、過去世のカルマだから受け入れるしかないのよ」
  • 「全部あなたがまいた種なんだから、あなたに責任があるのよ」
  • 「あなたが変われば、相手も変わるのよ」

なんて "正論" を言われることがあります。

すでに述べた通り、これは考え方の一つに過ぎません。

あなたが変わったからといって、残念ながら相手も変わる保証はない。

こういうのは「あくまで考え方の一つなんだ」という理解がないと、真面目な方ほど無理にそれを受け止めようとするか、それができずに自分を責めてしまう。

厄介なのは「カルマ論」には一定の説得力があるので、反論しにくいのです。

反論しにくいがゆえに、凡庸な占い師やスピリチュアルカウンセラーは「カルマ論」を言いたがります。

そうやってマウントを取ることで、主導権を握るのです。

でもすでに述べた通り、

過去世に現世の苦悩の原因があるとする因果論(カルマ論)は、スピリチュアルな物の見方の一つに過ぎない。

恋愛やパートナーシップに限らず、親密な関係性であるほどお互いが成長・成熟できなくなれば、それは解消した方が良い。

バンドやアイドルやグループ団体にしても、お互いの方向性や成長が感じられなくなりマンネリに陥ったら解散せざるを得ません。

「因果論」に縛られて苦悩の解消が滞ってしまうなら、そんなもの採用しなくていいのですよ。

もっと柔軟に考えた方がいいです。

恋愛やパートナーシップの苦悩が自分を成長・成熟に向かわせるという自覚があるなら「カルマ論」を採用してもいいでしょうが、そうでなければモードを切り替えなければなりません。

ただ不快なだけの関係なら整理した方が良いし、それに伴う面倒を乗り越えることがそのときの「真の課題」であることもあります。

宗教やスピリチュアルにはいろんな教えがありますが、人間と同じように「適材適所」があります。

それを多角的に検討するということが、本来は「スピリチュアルな智恵」であるはずなのです。

とはいえ何が「適材適所」なのかはケースバイケースですし、一人ではなかなか考えにくいことでもあるので、カウンセリングではよくこういうご相談をいただきます。

ちょうどこれを書いている本日も、パートナーシップのご相談にお応えしていたのでした。

ご参考になれば幸いです。

改めて、このブログの要点
  • 「現世での苦悩の原因は過去世から積み上げたカルマである」というカルマ論(因果論)を中途半端に採用すると気分は暗くなりがち。
  • 恋愛・パートナーシップの苦悩は「ただ耐えること」だけでなく、「逃げること」「関係を整理すること」こそ魂の学びである場合もある
  • スピリチュアルな教えを守ることが目的になってしまうと、身動きが取れなくなることがある。「カルマ論」は考え方の一つに過ぎない。
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第306回:死を想う以外に、生を真に充実させる道はない:写真集『メメント・モリ』『メメント・ヴィータ』ご紹介https://prism-life.com/podcast_306/Fri, 16 May 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18847

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/memento-mori/) ■YouT ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/memento-mori/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

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『メメント・モリ(死を忘れるな)』の衝撃:現代に警鐘を鳴らす一冊

今回の文字起こしの要点

  • 写真集『メメント・モリ』と『メメント・ヴィータ』を題材に、「死」と「生」の根源を考える。
  • 死を見つめない大半のスピリチュアルは「お花畑」だと考えて間違いない。
  • 「死を見つめること」は、宇宙の根源とつながる行為であり、魂の力を呼び覚ます鍵となる。
  • 生命至上主義、生命礼賛、「生きることは素晴らしい」の時代に、「死を見つめて生きる」ことはスピリチュアルの実践となる。


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今回は写真集『メメント・モリ』について取り上げます。

これはロングセラーの写真集なんですが、それは「本物の人生、運命を歩むには死を見つめる以外ない」という、その真実を突きつけてくるものです。

これは以前も話したことがありますけれども、大切なことなので繰り返し繰り返しこと語ることが大事という意味で、今回も話していきます。

この写真集、ご存知の方もいらっしゃると思います。

藤原信也さんという写真家の方の作品ですね。

私が初めて読んだのはもう20年以上前だと思いますが、非常に感銘を受けました。

【メメント・モリ】

今、YouTubeだとAmazonで画像が映っていると思います。

長く売れ続けているうちに表紙は何回か変わっています。

【メメント・モリ】(Memento Mori)というのはラテン語で、「死を忘れるな」「死を想え」という意味です。

昔、音楽でミスターチルドレン──もう誰でも知っているミスチルですが──の「花」という曲のサブタイトルが【メメント・モリ】でした。

花はそう遠くないうちに散ってゆく。それは我々もまた同じ。

この時期のミスチルは、だいぶダークな雰囲気が出ていましたね。

さて、写真集の帯には「本当の死が見えないと、本当の生も生きられない」と書かれています。

これはまさに、そのものズバリのメッセージ。

ちなみに、検索してみるとどうやら新刊の写真集が出ることがわかりました(ブログ投稿時点)。

2025年の5月21日、もうすぐですね。


(※画像をクリックすればAmazonに飛びます)

【メメント・ヴィータ】っていうタイトルです。

この配信のタイミングで取り上げられたのは、非常に良いタイミングでしたね。

ベストセラー【メメント・モリ】から40年余りを経て、【メメント・ヴィータ】が発表された。

「ヴィータ」(Vita)はラテン語で「生きる」「命」などを意味します。

つまり、【メメント・ヴィータ】は「生を想え」という意味になるわけですね。

今度はそう来たか・・・ぜひ読んでみたいと思いました。

『メメント・モリ』には、今のメディアでは見られないような写真が収録されています。

ネタバレになるので具体的には言いませんが、テレビはもちろん、インターネットメディアやYouTubeでも映らないような、生きとし生けるもののリアルな姿がそこにあります。

そして藤原さんの言葉──詩のような言葉──も非常に印象的です。

もしご興味があれば、ぜひ一度手に取って読んでみられるといいと思います。

あるいはお近くの図書館にも、けっこう置かれているのではないでしょうか。

私の近くの図書館にもありました。

今回の配信をご覧いただいて興味が出たら、ぜひどうぞ。

本来サクッと読めるような内容ではありませんが、写真集ですのでそんなに時間はかかりません。

今回が第305回か306回目の配信だと思いますが、第233回、つまり1年以上前に

「死生観の欠けたスピリチュアルは寝言かお花畑である」

というテーマで話をしました。

この考えは、今もまったくぶれていません。

私はマジスピ(真のスピリチュアル)に対し、よく「普通のスピリチュアル」と言います。

この普通のスピリチュアルでは「死生観」、つまり死ぬ・生きるというテーマをほとんど扱いません。

あの世がどうの、生まれ変わりがどうの、ソウルメイトがどうのといった「あの世的」な話はしますが、現実の問題として最も根源的な「死」について触れることはほとんどありません。

以前から言っているように、「生」──つまり【メメント・ヴィータ】ばかりを語るんですね。

ただ、この「ヴィータ」というラテン語の響きは美しいものがあります。

ラテン語は古い言語なので、「言霊」として優れた波動を持っています。

私たち日本人もまた、言霊を重んじる文化を持っていて、日本語には古来の言葉が多く残っている。

いつも冒頭で「お名前だけでわかります」と言っているのは、言葉の波動を感じ取っているのです。

そこで「ヴィータ」というラテン語の波動を感じてみると、非常に素晴らしいものを感じます。

地上は実は「死の世界」、霊界こそ「輝ける世界」

この「生」とは対照的に、「死」は忌み嫌われる傾向にあります。

私は職業柄、土地や物件の鑑定で波動をよく拝見するのですが、部屋の番号に「4」はないですよね。

204号室や405号室など、4は忌み嫌われる数字です。

けれど、本当は「死」こそ根源なんですよ。

死の世界は暗い、死んだら闇、お先真っ暗──なんて普通は言いますけれども、本当はそうではない。

この世の時間というのは、本当に一瞬。

ある意味では「偶然の事故」のようなものですね。

確か心理学者の河合隼雄先生も「生まれるっちゅうことは、事故みたいなもんですわ」と、どこかでおっしゃっていた記憶があります。

死の世界こそが本体、本当の世界なのです。

前に紹介したシルバーバーチも「霊界こそ本当の世界であり、あちらから見ればこの地上こそ死の世界であり、影の世界なのです」と述べています。

「死ぬこと」を「往生」と言いますよね。

「往生」とは、あの世に"往"き、そしてあの世で"生"まれるという意味。

つまり、この世での「死」は、あの世での「誕生」なのです。

そして、あの世こそが本体、本当の世界であるために、実は死は恐ろしくない。

それが本当の姿だということです。

これはスピリチュアルをちゃんと学んでいる人であれば、頭では分かっていると思います。

私も10代からこういった「死」について時々考えてきました。

お葬式でよく唱えられる一節に、こうありますね。

「朝には紅顔ありて、夕べには白骨となる」

たしか浄土系の宗派だったと思いますが、この言葉がよく使われます。

朝は紅顔、つまり若くて生き生きとした表情でも、事故や不慮の事態があれば、夕方には白骨になっている。

それがこの世の「無常」だということですね。

お葬式はもちろん、故人を弔う儀式ですが、お坊さんが唱えるお経は、むしろ私たち生きている側へのメッセージではないでしょうか。

お経には供養の力があります。

お経を唱えることによって、その波動が亡くなった方に伝わる──本当に力のある僧侶が唱えれば、伝わるものがあります。

もっとも、修行不足の僧侶も多く、口先だけで何の力もないお経もあるのは確かですが……。

それはさておき、死を忌み嫌う限り、本当の意味での生の充実は訪れません。

なぜ私たちは死を怖れるのでしょうか?

おそらく「肉体の痛み」ではないでしょうか。

つまり死そのものというより、「死ぬときに痛い」「苦しいのではないか」と感じるのだと思います。

ただし、医師の言葉や文献などを見ると、意外にも死の直前というのは痛みがあまりない。

精神的に安定している場合、なおさらです。

脳科学的にも、死の間際には天然の鎮痛剤のような物質が分泌されるとも言われています。

悔いなく生きた方の死に顔というのは、非常に安らかです。

私も仕事柄、亡くなる直前の方と「死んだらどうなるのか」「どこへ行くのか」といった対話を何度かしてきました。

そうやって死を受け入れた方は、本当に安らかに旅立っていかれます。

まさにそれが「往生」なのです。

さて、そういった話をしていると、数年前の感染症騒動を思い出します。

あれで馬鹿騒ぎをしていた当時(2020年3月)、私は一本の動画を出しました。

そのタイトルは「コロナ騒動に関して思うこと」。

サムネイルには「コロナでなくとも人は死ぬ」という文言を書きました。

ところで、この【メメント・モリ】という言葉は、実は中世ヨーロッパで起こったペスト(黒死病)の時代に盛んに使われたものでした。

アルベール・カミュの小説『ペスト』も、当時かなり売れていましたね。

この言葉は、性・生が刹那的・享楽的になっていた中世末期のヨーロッパで宗教用語として使われていたのです。

信じられるものがわからなくなった時代──死者が多すぎて、信仰にすがるしかなかった。

3人に1人が亡くなってしまうような、本物のパンデミックでした。

その時代にはまだキリスト教の価値観が色濃く残っており、宗教もまだ息づいていた。

つまり「神がまだ死んでいなかった時代」だったんですね。

だから根本である死を見つめようとする気概が、人々の中にまだまだ残っていた。

ところが、ペストを経た後のヨーロッパでは、次第にヒューマニズムが台頭し、人間存在を称える一方で神を忘れていく時代に入ります。

そして今、私たちは「神が死んだ時代」に生きている。

物質主義が全盛のこの時代、私たちは自ら「神を殺してしまった」わけです。

そんな中で、私はこの配信日から約5年前、「コロナでなくても人は死ぬ」と言ったのです。

感染症であれ、ガンであれ、原因が何であれ、人は必ず死ぬ。

だからこそ、それを見つめなければならない。

小さな感染症ごときで何をそんなに騒いでいるのか──いつか必ず人は死ぬのに。

ただ、当時はこういったことを語る人は少なかったですね。

多くの人が「怖い」「感染が怖い」と恐れていました。

感染したら、周囲から隔離され、まるで村八分にされるってね。

つまり、肉体の快・不快、そこに意識が集中していた。

これは「生命至上主義」と言います。

「この肉体の命こそがもっとも価値がある」とする考え方ですね。

だからこそ、「命を守ろう」「命を守るためにアレを打ちましょう」と、例の“腕に打つ謎の薬剤”を推奨した。

(当時さんさん煽った専門家はいま、手のひら返しで「アレに感染予防効果はあまりなかったです」と平気で言ってますが)

では、それからどうなったか?

コロナ前とコロナ後──社会のシステムが大きく変わってしまいました。

けれど、そんな“未曾有の危機”の中で、「死」をきちんと見つめていた人がどれだけいたのでしょうか?

さっきも言った通り、スピリチュアルの情報をいろいろ見てきましたが、本当に大切な死について語っている人は、正直あまり知りません。

もちろん私自身もすべてをチェックしているわけではありませんが、やはり中世のヨーロッパに比べたら、それは失われてしまった。

だからこそ、私たちの魂も全体として堕落してしまっているのだと思います。

その中で、私も含め「真のスピリチュアル(マジスピ)」を探求したいと思っている人たちは、やはり基本の構えとして「常に死を見つめる」ことが大切だと感じます。

それをもう少し広く言えば、「ご先祖を見つめる」こともまた「死を見つめる」ことにつながります。

魂を遡っていけば、ご先祖という存在があり、その「死」の上に今の自分の束の間の「生」があるのです。

昔の中国の言葉に「我は父母の遺体なり」という表現があります。

つまり、自分という存在は、両親がこの世に残したものであり、先祖の「死」の上に成り立っているということです。

「死を見つめること」は、宇宙の根源と向き合うこと

こうして死を見つめていく先に、「命のつながり」や「なぜ今ここに自分が存在しているのか」という問いに自然と向き合うことになる。

それが日本人が実践できる一つの【メメント・モリ】であり、やがて【メメント・ヴィータ】にも通じるわけです。

スピリチュアルではよく「宇宙」という言葉が使われますね。

私たちは「宇宙の根源」から生み出され、束の間の「生」を生きて、やがて宇宙に還っていく。

「死ぬ前の世界」と「死んだ後の世界」は、どちらも無限の創造力を持つ宇宙に通じているわけです。

だからこそ、「死を見つめる」という行為は、実は宇宙の根源に触れることと同じなのです。

それは「死」が数年後、あるいは数十年後の遠い出来事ではなく、「今ここ」に存在しているものだと気づくこと。

「今ここ」に「生」があるということは、同時に「死」もまた足元にあるということ。

第233回でも述べましたが、サムネイルにも書いたように「死生観を定めると、魂の力、天命の力が発動する」──これはまさに、今回のテーマと重なります。

なぜか?

「死を見つめる」ことは「宇宙を見つめる」ことだからです。

宇宙は無限のエネルギーであり、だからこそ魂の力が発動する。

日々を惰性で生きるよりは、よほど意味のある生き方に近づけるでしょう。

だから、「死が怖い」「恐ろしい」という感覚──これは肉体を本位とした価値観から来ているわけですが──その奥にある「大いなる命の世界」を見つめることが大切なのです。

ただし、これは簡単ではありません。

「死を見つめる」ことには慣れるまでは、いや、慣れてもなお苦しさがあります。

やっぱり怖い、嫌だ、面倒くさい──そう思うのは自然なことです。

肉体という自己保存本能を持つ限り、死を見つめることは苦痛に決まっています。

実際、死を思ったところで、直接的な利益があるわけではない。

だからこそ、これはもう「心がけ」しかありません。

私は毎日、死を思い、ご先祖や、先の戦争で命を捧げてくださった英霊の方々のことを想うようにしています。

人間は忘れやすいものです。

私も未熟な人間なので、何度も何度も思い返す機会を持たねばなりません。

今この記事を読んで「なるほど、やっぱり死を思うのは大事だな」と思ってくださっても、あなたはきっと数日で忘れてしまうでしょう。

それはあなただけではない、私もそうです。

だから、毎日「生死の根源」を思い出す工夫が必要です。

【メメント・モリ】は、宇宙エネルギーに触れることであり、真剣でなければ向き合えないテーマです。

私自身もこうして配信で話しながら、ブログを書きながら、しょっちゅう自分自身に言い聞かせています。

なぜ「死」を忘れたスピリチュアルは危ういのか?

そうやって、少しずつ「死を見つめる」ことに慣れていく。

いや、決して慣れることはないけれども、見つめる機会は増えていく。

それが真のスピリチュアル──マジスピ──の「必須科目」です。

逆に普通のスピリチュアルに触れれば触れるほど、逆に「死」は忘れ去られていく。

その結果、魂はだんだんと腑抜けになり、オーラ(波動)も重くなり、濁っていきます。

皮肉なことですね。

オーラが黒くなる、重たくなるというのは分かりやすいですが、そうでなければ「霧がかったような」「ぼんやりした」感じになります。

ただ生きてるから生きてるような、ただ時間だけがスーッと流れていくような、そんな毎日になります。

そして、生きている間、特に生命が燃え立つこともなく、一つの人生が煙のように消え果てていく。

それが嫌であれば、一日のどこかで、真剣な気持ちで「死を思う」時間を持つといい。

この『メメント・モリ』の写真集には、正直きつい写真もあります。

けれども、パッと目を通すだけでも良い刺激になります。

ですので、手元に置いておくのも良いかもしれません。

そしてその上で『メメント・ヴィータ』──生を思え──という新刊も出ています。

まさか今回の配信の数日後に40年ぶりの新作が出るなんて、本当に絶妙なタイミングでしたね。

ともかく、本当のスピリチュアルとは、まさにこの両方(死・生)を見つめることなのです。

他のことは、死さえ見つめていれば、なんとかなる。

私もこの仕事をして10年以上になります。

そうすると、悩みのご相談以外に、スピリチュアル系の仕事や、カウンセリング、セラピーなどの道に進みたい方のビジネス相談を受けることもあります。

大半の方は、やはり踏み出すのが怖いのです。

うまくいくか分からない、失敗したらどうしよう……。

その恐れを完全に払拭する安易なテクニックはありません。

けれど「死を見つめる」こと──それは恐れの根源に向き合うことです。

怖れを超えて一歩を踏み出したければ、勇気を出して怖れそのものの中に入っていくしかありません。

どうせ泣いても笑っても人は死ぬのだから、合理的に考えても、死は早く見つめた方がお得ですよ。

そうすれば、他の怖れも乗り越えられるようになると、私は思っています。

はい、今回もずいぶん長くなりましたので、このあたりで終わりにしたいと思います。

今回は【メメント・モリ】──死を忘れるな──という写真集を取り上げて、「死を見つめないスピリチュアルは寝言である」という根本的なテーマをお話しました。

少しでもご参考になれば幸いです。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 写真集『メメント・モリ』と『メメント・ヴィータ』を題材に、「死」と「生」の根源を考える。
  • 死を見つめない大半のスピリチュアルは「お花畑」だと考えて間違いない。
  • 「死を見つめること」は、宇宙の根源とつながる行為であり、魂の力を呼び覚ます鍵となる。
  • 生命至上主義、生命礼賛、「生きることは素晴らしい」の時代に、「死を見つめて生きる」ことはスピリチュアルの実践となる。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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ソウルメイトの不都合な真実。あなたの魂を鍛える苦手な人こそ「運命の人」である。https://prism-life.com/soulmate_inconvenience/Thu, 15 May 2025 07:43:00 +0000http://prism-life.com/?p=3125

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は「ソウル ... ]]>

このブログの要点
  • 「ソウルメイト」「ツインソウル」「ツインレイ」はあなたにとって都合の良い人ではないどころか、往々にして苦悩をもたらす存在ですらある。
  • 私たちは過去世からの「カルマ」を清算すべくこの世に生きている。恋愛やパートナーシップはなかなか逃げられない関係性であるため、魂の鍛錬としては好都合である。
  • ソウルメイトはスピ・占いの狭い業界の中だけでしか語られない。恋愛やパートナーシップに幻想を抱く人たちはスピ系ビジネスのターゲットにされている現実を知ろう。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は「ソウルメイトの不都合な真実」をテーマに述べます。

スピ業界は「ソウルメイト」や「運命の人」をロマンティックに語ることが多いですが、それは幻想だと疑った方がいいです。

あなたが「ソウルメイト探し」や「運命の人探し」に疲れていたり疑問を感じているのであれば、今回のブログは参考になるでしょう。

そもそも「運命の出会い」とは自分の意図を超えてやってくるものであって、こちらが意図を持って探すものではありません。

出会いは自分からはコントロールできない。

だから「ソウルメイトと出会うための方法」なんて語ることは、そもそも最初から間違っているのです。

なお、スピリチュアル業界では「ツインソウル」や「ツインレイ」という言葉もよく語られますね。

YouTubeで検索するとキラキラしたサムネイルがたくさん出てきますが、これらも同様に幻想だと疑った方がいいでしょう。

「カルマの解消」は恋愛やパートナーシップが最も効率が良い?

地球に肉体を持って生まれてくる私たちの大多数は、ソウル=魂としてはまだまだ未熟な存在です。

私は『過去世リーディング』というセッションメニューを提供しています。

(私は「過去世は〈物語〉である」という立場を取っていますので、ここでもあくまで〈物語〉として受け止めていただければと思います)

多くの方々の過去世(の物語)を拝見していて思うのは、私たちの「ソウル」はいろんな旅をしているということ(この地球だけとは限らない)。

その「魂の旅路」において、これまでの人間関係の中で生じた「痛み」は、いつか清算すべきカルマ、いつか学びにまで深めるべきカルマとして、「魂の記憶」に深く刻み込まれています。

「カルマ」とは、過去世から現世に至るまでのすべての行いのこと。本来はニュートラルな言葉ですが、ネガティブな意味として使われることが多い。

人間関係の中で生まれたカルマは、人間関係の中でしかクリアできません。

中でも恋愛関係やパートナーシップは、深い喜びと同時に、深い痛みを生み出します。

その深い痛みは、カルマとして魂に刻まれていきます。

恋愛やパートナーシップは濃厚な関係になりやすいので、心がけ次第ではカルマを清算する機会にすることもできます。

前回のブログ(『恋愛やパートナーシップでは「修行相手」を好きになる?ソウルメイトは都合の良い存在ではない』)で、

「なぜか私たちは苦手な人を "修行相手" として好きになったり、特に好きでなくとも成り行きで結ばれたりするように仕組まれている」

といった夢もロマンもないこと吐いてしまいました。

その背景には、実は

「過去世から積んできた悪しきカルマを、その恋愛関係やパートナーシップの中でクリアにする」

という「ソウルに隠された目的」があるわけです。

あなたが好きになったその相手は、もしかしたら、

  • 過去世において、あなたがひどく傷つけた相手だったのかもしれない。
  • あるいは、過去世において、あなたがその相手からひどく傷つけられたのかもしれない。
  • たとえ直接的に過去世において傷つけ傷つけられた相手でなかったとしても、よく似たソウルの歴史(過去世のパターン)を持つ相手かもしれない。

ということが推測できます。

ここには人間の限られた理性ではわかり得ない「天の配剤」が隠されている。

これを私たち日本人は日常的に「ご縁」と言っています。

修羅場になるような関係性まで含め、「ご縁」なのです。

この真剣に向き合わざるを得ない関係性こそ「真のソウルメイト」なのだと理解できれば、夢やロマンなど淡い幻想は吹っ飛んでいく。

これがマジスピ、真のスピリチュアルな意味での「ソウルメイト」なのです。

決してエゴにとって都合の良い相手がソウルメイト(あるいはツインソウルやツインレイ)なのではありません。

「真のソウルメイト」は、あなたを最も苦しめ鍛えてくれる人?

例えば、これは過去いくつもご相談いただいたことですが、

「付き合う前まではラブラブだったのに、恋人関係になってから、または結婚してから、まるで相手の人格がひどく豹変してしまいました・・・」

ということは、それほど珍しいことではありません。

これを心理学的に見れば、恋愛関係やパートナーシップが深くなり心の距離が縮まった結果、お互いの未熟な部分が初めて表に現れてきた、と考えられるでしょう。

これをスピリチュアル的に見れば、

「過去世から積んできたカルマをクリアするために、恋愛やパートナーシップという濃厚な関係を結ばされた

と言えるわけです。

いま「結ばされた」と受け身の表現をしましたが、ではそれは「誰」によって?

それは「神」とも言えるし「摂理」とも言えるでしょう。

「ロマンスの神様」は、実は巧妙な仕掛け人なのかもしれません。

この関係性を簡単に解消するのが難しいのは、

  • なんだかんだ言って、まだ好きな気持ちが残っている。
  • 本当にイヤな相手なんだけど、「情」まで捨て切れないでいる。
  • 相手と別れてしまったら「孤独の不安」がやってくるので、それより今の関係を保った方がマシだと思っている(依存心)。
  • 別れてしまったら今の生活が維持できない怖れがある(経済的不安)。
  • まだ小さな子どもがいるので、別れてしまったら子どもの成長に悪い影響が出るのでは・・・という怖れがある(不調和な夫婦関係の方こそ悪影響なのでは?)。

などの心理的ハードルがあるからですね。

「なんだかんだ不満があっても別れられない」というのは、相手と本気で向き合えていないのかもしれません。

それはソウル(魂)のレベルでは「まだカルマを清算し切れていない」と考えることもできます。

もちろん向き合わずにサクッと別れることも可能でしょうが、そうなると「また同じような相手と恋愛やパートナーシップを結ばされることになる」というのはよく聞く話ですね。

そのとき、「どこかに自分を幸せにしてくれる素晴らしい人がいるはずだ」という"ソウルメイト幻想"を抱かせるのが「普通のスピリチュアル」なので要注意です。

そんな自己利益の拡大を求めるエゴイスティックな人は、同じようなエゴイスティックな人を引き寄せるのは、まさに「法則」の通りです。

そうやって大きく苦労させられ、魂を鍛えてくれる相手こそ「真のソウルメイト」なのです。

個人的には、そんな「ソウルメイト」とは出会いたくありません(笑)

もっと「普通の人」で大丈夫です。

・・・とアタマで思っていても、なぜか出会ってしまう「ご縁の深い人」こそ、ソウルメイトなのでしょう。

私にもパートナーはいますが、「この人とは深い縁なのだ」と噛みしめることはあっても、「この人がソウルメイトなんだ」と思ったことは一度もありません。

そもそも、そんな「普通のスピリチュアル」の発想、つまり「過剰な意味づけ」をしようとする言動が不自然ではないかと思っています。

逆に言えば、「ソウルメイト」という過剰な意味づけをしようとするのは、運命から与えられた関係性に対する「不安・不信の現れ」ではないでしょうか。

余談ですが、スピ系のセミナーで出会った男女が浮気・不倫関係になることがあります。

たまたま隣同士やペアグループになった相手に「あなたとは初めて出会った気がしない」「私たち、きっとソウルメイトだよね」「過去世で生き別れた間柄だったのかもね」とスピトーク全開で意気投合する。

要はリスクを犯して浮気・不倫関係を持つ「真っ当な理由」が欲しいわけですね(真っ当かどうかは微妙ですが)。

それが良いか悪いかは別にして、要は不安・不信を抑えるための「過剰な意味づけ」として、ソウルメイト論が利用されることがあります。

「私たち、ソウルメイトだよね(たぶん)」と言いつつ、そんなソウルの領域をアタマで考えて適用しようとするのは、本当に「魂の選択」なのでしょうか。

「ソウルメイト」で検索すると占い関連の広告記事がたくさん出てくるのは、そんな不安や不信を持っている地に足のついていない人ほどスピリチュアルビジネスに誘導しやすいからです。

上記のようなケースであれば、占いに「あの人とはソウルメイトなのでしょうか?」と相談しに行く人もいるでしょうし。

そして、多くの占い師はその「エゴのニーズ」に "愛あるサービス精神" で応え、「そう!あなたたちは過去世からの縁なのよ!やっと再会できたのね!おめでとう!」という "上げ鑑定" をハッピーにブチかましてくれることでしょう。

でも、安心してください。

占いで「あなたとこの人はソウルメイトよ」と鑑定された後、別れたり縁ができなかった人はゴマンといますからね(笑)

しょせん、その程度のものです。

・・・以上を読んであなたが「ソウルメイト」への幻想を手放してくれたら、このブログを書いた甲斐があります。

改めて、このブログの要点
  • 「ソウルメイト」「ツインソウル」「ツインレイ」はあなたにとって都合の良い人ではないどころか、往々にして苦悩をもたらす存在ですらある。
  • 私たちは過去世からの「カルマ」を清算すべくこの世に生きている。恋愛やパートナーシップはなかなか逃げられない関係性であるため、魂の鍛錬としては好都合である。
  • ソウルメイトはスピ・占いの狭い業界の中だけでしか語られない。恋愛やパートナーシップに幻想を抱く人たちはスピ系ビジネスのターゲットにされている現実を知ろう。
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第305回:「引き寄せ」よりプロセスが大事――カウンセリングの神様カール・ロジャーズに学ぶhttps://prism-life.com/podcast_305/Fri, 09 May 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18792

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/fully-functioning-pe ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/fully-functioning-person/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

カウンセリングの神様・ロジャーズとスピリチュアルとの接点

今回の文字起こしの要点

  • カウンセリングの神様であるカール・ロジャーズは、「良い人生とは状態ではなく、プロセスであり、目的地ではなく、方向である」と考えていた。
  • 【自己実現傾向】とは、あらゆる生命の中に拡大、成長、成熟を求める働きがあること。この傾向に素直に従うことが充実したプロセスをもたらす。
  • この生命プロセスが阻害されることで、心身に不調をきたす。カウンセリングはそれを回復する試みであり、スピリチュアル的な思想とも通じる部分がある。
  • 【無条件の肯定的関心】とは、自分の内側から湧き出る感情や観念をジャッジしないことであり、これもスピリチュアルで言う「ゆだねる」と通じる部分がある。

今回ですね、久々に過去のブログの解説をしていきたいと思います。

タイトルとしては、ややお勉強的な内容で、若干難しいかもしれませんが、心理学について取り上げます。

具体的には、スピリチュアル的なカウンセリング理論に学ぶ「引き寄せよりプロセス」という考え方についてです。

今回取り上げるのは、「カウンセリングの神様」と言われているカール・ロジャーズという方です。

心理学やカウンセリングを学ぶ方は必ず触れる人物であり、特にカウンセラーを目指す方で知らない人はいないでしょう。

今回はロジャーズの理論をごくごく一部を取り上げながら、スピリチュアルな知恵を学んでいきます。

若干難しい内容も含まれます。

いつもは「ながら聞き」でも結構なのですが、YouTubeではロジャーズの言葉を映しながらお話ししていくので、必要に応じてご活用ください。

ロジャーズは本来はスピリチュアルな人物ではなく、心理学者です。

しかし、晩年の著作はスピリチュアル的な傾向がかなり強くなっているので、もともとスピリチュアル的な価値観は持っていたと思われます。

今回紹介する内容は、彼の若い頃の論文をベースにしているので正面からスピリチュアルを語っているわけではありませんが、土台にはそれが見えるということです。

私は最近『マジスピ』(真のスピリチュアル)に対比して「普通のスピリチュアル」と言っているのですが、普通のスピリチュアルの言葉は、まるで綿アメのようにふわっとして甘ったるく、子どもでも分かるような言葉が多い印象です。

しかし、真にスピリチュアルな探究をしていくのであれば、学問的な要素も必要です。

かつて私の師匠は「スピリチュアルは学問でなければならない」とおっしゃっていました。

もちろん、スピリチュアル的な領域は学問では完全に解き明かせませんが、それでもできる限り学問的に追求していく姿勢が大切なのです。

では最初に、ロジャーズの言葉で今回の核心とも言えるものをご紹介しましょう。

「良い人生とは状態ではなく、プロセスであり、目的地ではなく、方向である」

非常に重要な言葉であり、同時にスピリチュアルな考え方でもあります。

ロジャーズの学問的立ち位置は「人間性心理学」というジャンルに分類されます。

心理学にはさまざまな流派があり、精神分析やユング心理学など多様なジャンルがあります。

その中で人間性心理学とは、文字通り「人間とは何か?」という問いを根底に据えたアプローチです。

ちなみに、有名な『マズローの5段階欲求説』を提唱したアブラハム・マズローは「人間性心理学」の創設者の一人です。

人間は機械ではありません。

不合理で、非論理的な側面を多分に含んでいます。

そして、それは魂やスピリチュアルという視点でも語られるものです。

ロジャーズは、そうした領域までをも含んで研究し、その実践としてカウンセリングを展開しました。

本日はカウンセリングの実践ではなく、理論面を中心に解説していきます。

プロセスとしての自己実現――大事なのは目標ではなく方向

その中で重要なのが、「人生はプロセスである」という視点です。

これはまさにスピリチュアルであり、かつ東洋的でもある考え方です。

西洋的な発想では「自己実現」「目標達成」「成功」といった目的指向の考え方が主流です。

スピリチュアルでは「引き寄せ」「覚醒」「目覚め」といった概念が語られますが、その多くはこれらがまるで「目指すべき目標・到達地点」のように語られがちです。

ただ、本当は目覚めや覚醒も、あくまでプロセスの一部にすぎません。

それらをゴール・目標と捉えてしまうと、それに向かっている「現在」は未熟であり不完全なものになってしまうんですね。

よく「いま・ここが大事だ」なんて言っているくせに、この考え方だと「いま・ここ」を否定することになりはしませんか?

そうじゃなくて、本来のスピリチュアルは結果でなく「プロセス指向」だよ、というのが今回言いたいことです。

ちなみに「思考」じゃなくて「指向」ですよ。間違いじゃないです。

これは「方向性」という意味合いです。

このような東洋的な発想を、アメリカ人であるカール・ロジャーズが語っていたというのは、非常に興味深いことですね。

第二次世界大戦後、彼のカウンセリング理論は日本で大流行しました。

その理由の一つは、そもそも彼の理論が東洋的な感性と親和性が高かったからでしょう。

これをもう少し深めると、「自己実現傾向」というキーワードが出てきます。

ちょっと難しいですが、引用します(難しいと感じたら飛ばしてください)。

自己実現傾向とは:人間本性には、さらなる適合と現実的機能に向かう基本的局面がある。この衝動は人間に限られたものではなく、あらゆる生物のプロセスの一部であり、拡大、拡張、自立、発達、成熟へと向かう衝動は、すべての生物と人間に顕著な衝動である。これはその活性化が有機体や自己を高めるまで、有機体の全能力を表現、活性化しようとする傾向である・・・自己はわれわれの理論の重要な構成要素であるが、自己は何かを『する』わけではない。自己はそれ自体を維持、向上するよう行動する有機体の一般的傾向の一つの表現に過ぎない。

「自己実現」は、現代では「夢の実現」「収入アップ」など、目に見える成果として語られがちです。

「アメリカンドリーム」なんて、まさにこれでしょう。

英語では「Self-realization(自己実現)」と表現されます。

しかし、ロジャーズの言う「自己実現傾向」はそれとは異なり、

「Self-actualizing(自己実現傾向)」と言っています。

この違いは非常に重要です。

「Self-realization」は、例えば「年収○○万円になりたい」「理想のパートナーと出会いたい」といった具体的な目標を指します。

数値化され、他人にも証明可能な成果ですね。

一方「Self-actualizing」は、そういった目標を達成するというより、命の内側から湧き出る「成長したい」「向上したい」「より良く生きたい」という自然な衝動に従うことを言います。

理性や頭で考えるメリットで動くのではなく、自分を動かしていく「命の働き」を感じるということです。

この「自己実現傾向」こそロジャーズの理論の核心であり、そして本質的にはスピリチュアルな概念とも言えるでしょう。

少し難しかったかもしれませんが、要は目標を達成することも大事だが、それ以上に命の働きとしてのプロセスを尊重する、という視点をロジャーズは語っていたということです。

この命の働きとしてのプロセスが阻害されているとき、私たちは十分に機能できなくなり、心を病んでしまうのです。

例えば自分の意に反して親の言うことをガマンして聞く子どもは、いつか「自分は本当は何をしたかったのか」を考えられなくなり、それによって心身の調子を崩してしまうといったことです。

その心身の悪化がどんなサインを発しているのかを丁寧に丁寧に受け止めていくことによって、失われた心身の機能を本来ある状態へ戻していくのがカウンセリングと言えます。

このあたりは定義も含めて少し専門的になりますので、音声だけで聞いている方には伝わりづらいかもしれません。

もし可能であれば、YouTubeで画面付きの動画をご覧いただければと思います。

「自己実現傾向」とは、人間の本性に備わった、より良い適合や現実的な機能を求める根源的な動きのことです。

この衝動は人間だけに限らず、すべての生物が持っている。

拡大・拡張・自立・発達・成熟へと向かうこの力は、生命あるものすべてに共通する基本的な傾向です。

例えば植物を思い浮かべてください。

水と土、そして太陽の光という基本的な環境条件が整えば、植物は自然と上へ、外へと伸びていこうとします。

それは頭で「成長しよう」と考えているわけではありません。

衝動――あるいは本能といっても良いでしょう。

それが、ロジャーズの言う「自己実現傾向」なのです。

さらにロジャーズはこう述べています。

“自己”というものは何かをする存在ではない。自己とは、自己を維持・向上させるように行動する有機体の一般的傾向の一つの表現にすぎない。

つまり、私たちが頭で「何かをしよう」と考える前に、もっと深い部分から「よくなりたい」という衝動があるのです。

これこそがスピリチュアルであり、カウンセリングの本質でもあります。

カウンセリングとは夢を叶えたり目標を達成するための手段というよりも、自分の内側にある命の流れを見出し、その流れに沿って生きることを助ける営みなのです。

「私はなぜこの宇宙から命を与えられたのか」

「自分に与えられた才能・縁・運命の中で、どの方向に進めばよいのか」

そんな問いと向き合うことが、自己実現傾向に従うということです。

頭で考える損得勘定や効率、人気や収入といった「計算された選択」は、実は「自我の自己実現」です。

それに対し、ロジャーズのいう「自己実現傾向」は、損得を超えた、内なる衝動からの選択です。

現代社会では「自我の実現」が多く語られます。

「好きなことだけして生きる」とか「引き寄せ」も、基本的にはエゴの領域から生じる欲望です。

一方、自己実現傾向とは、時に損をしたり、浮かばれなかったり、成功が保証されないような道をあえて選ぶことさえあるのです。

それでも、「内なる命の声」に従うことが、本当の幸せである――これがロジャーズの理論であり、私はここに共感します。

たとえば、私が過去にいただいたカウンセリングの中には、不登校や引きこもりに関する相談も多くありました。

親の立場から見れば、学校に行くことや社会復帰が「正解」のように思えるかもしれません。

しかし、子ども本人が「学校にはどうしても行けない」と感じているのであれば、その状態を否定せず、そのプロセスを受け入れることもまた重要なのです。

もちろん、それは簡単なことではありません。

カウンセリングを受けた結果として、不登校を積極的に選ぶというケースも起こり得ます。

つまり、一般的に言われている「成功」や「正解」とは逆の選択をする可能性すらあるわけです。

これが、スピリチュアルカウンセリングの本質であり、ある意味では非常に "怖い" 部分でもあります。

なぜなら、それは世間的な成功や安定を保証しないからです。

本当のスピリチュアルは、時に現世的なマイナスを被る覚悟を求められるものでもあるのです。

心身の不調は「生命のプロセス」への抵抗から生じるという考え方

さて、ロジャーズの理論の中には「完全に機能している人間」という概念があります。

完全に機能している人間:最適な心理的調整、最適な心理的成熟、完全な適合、体験に対する完全な解放性と同義である。・・・これらの用語のいくつかは、あたかもこうした人がそこに「到達してしまった」かのように少々静的に聞こえるので、こうした人の特徴はすべてプロセスの特徴であることを指摘しておかなければならない。完全に機能している人物は、常に変化しているプロセスの内にある人である

別の翻訳では「十分に機能している人間」とも言われます。

一見すると、このような人物像は「到達目標」のように聞こえますが、実はそうではありません。

ロジャーズはこうも述べています。

こうした人の特徴はすべてプロセスの特徴であり、完全に機能している人物は常に変化しているプロセスのうちにある存在である。

つまり、ゴールに到達した「完成形の人間」ではなく、常に変化のプロセスの中にある存在、それが「完全に機能している人間」なのです。

例えば、不登校や引きこもりの時期があったとしても、それもまたプロセスの一部です。

1ヶ月後や1年後には、「やっぱり学校に行こう」「社会に出てみよう」と思えるかもしれない。

その変化もまた、命のプロセスのうちなのです。

だからこそ、親や支援者は“コントロール”しようとするのではなく、“信じて待つ”ことが必要になります。

命のプロセスは、誰にもコントロールできないのです。

人間も命である以上、上から押しつけられた構成やルールに無理に合わせようとしても、心から納得して変わることはありません。

だからこそ、人生のプロセス全体において、そしてカウンセリングのプロセスにおいても、「忍耐」が求められるのです。

「みんながこうしているから、あなたもそうしなさい」と言われても、素直に従える人もいれば、そうでない人もいます。

誰もが同じように変化できるわけではない。

そうした一人ひとりの「生命のプロセス」を尊重することが、カウンセリングマインドの根幹にある考え方なのです。

繰り返しますが、スピリチュアルでは「悟ったら終わり」「覚醒したら完成」というふうにゴールとして固定化する見方がありますが、実際はそうではありません。

「悟り」も「覚醒」も、すべてはプロセスの一部に過ぎない。

本当に波動やオーラが整っている人ほど、「自分は悟った」などとは言いません。

命は常に流れて変化しているのだから、「これで終わり」なんてあり得ないのです。

それを「自分は悟った」「もう到達した」と固定化してしまった瞬間、命のプロセスは止まります。

それはまるで川の流れがよどみ、腐敗していくようなものです。

だから私は「自称覚醒者」「自分で"ワタシは目覚めた"という寝言を言うヤツ」は信用するなと言うんです。

私が観ると、本当にショボい波動(オーラ)をしているので、もう笑えないんですよ……やれやれ。

人が悩み、堂々巡りをするのも、すべて「固定化」が原因です。

思考がぐるぐると同じことを繰り返す。

A社がいいのか、B社がいいのか、結婚すべきか別れるべきかといったグルグル思考も、固定化から来るものです。

そして「エゴの機能」とは、この固定化そのものでもあります。

「安定が一番」「安心・安全がほしい」とよく言われますが、それもまた固定化の一種です。

固定化して「これが答えだ」と決めた方がエゴにとっては安心なのですが、しかしそれは生命のプロセスを止めてしまうのです。

勇気をもって「流れにゆだねる」ことの本当の意味

ロジャーズのカウンセリング理論では、「無条件の肯定的関心(unconditional positive regard)」という態度が重要視されます。

これは「相手の変化のプロセスそのものを尊重する」という姿勢に根ざしています。

変化し続ける「命のプロセス」を信頼する。

それは、心理学でありながらも、非常にスピリチュアルな考え方だと思います。

私はスピリチュアルよりも、むしろカウンセリングの方を深く学んできました。

一応、カウンセリングの資格も持っていますが、資格よりも実践と理解が大切だと考えています。

スピリチュアルの世界では「流れに任せる」「委ねる」といった表現がよく使われます。

これは、論理的思考を横に置き、自分を超えた何かを信頼する生命的な態度ですね。

固定化を避け、常に変化し続けるものに自らを明け渡すという姿勢です。

私が個人セッションや講座で使っている「禅タロット」のカードの中にも、

「Going with the flow(流れと共に行く)」

というカードがあります。

流れに身を任せること。

たとえそれが社会的に損をするように見えても、生命のプロセスに従うこと。

ただし、その流れに委ねることが、良い結果をもたらすかどうかはわかりません。

しかし、それでも信頼する。

ある意味では「賭け」に近いものも感じますが、それが「委ねる」ということの、ある意味では"危険"な本質です。

とはいえ、それでたとえ結果が損失に見えても、プロセスに沿った選択であれば、後悔はありません。

この「変化のプロセス」および「運命」を信頼するということは、決してお気楽な話ではありませんね。

だからこそ、「お任せ」という行為には大きな勇気が必要なのです。

ただ信じて委ねればうまくいく……なんて、イージーな話ではないですよ。

だから、「お任せ」や「委ねる」というのは、祈りそのものなのです。

では、今回はほんの一部――断片の断片のような紹介でしたが、関心があればカール・ロジャーズの本を手に取ってみてください。

翻訳書もたくさん出ているし、入門書的なものもたくさん出ています。

これは単なるカウンセリング理論ではなく、「人間とは何か」を考える学びでもあります。

ご紹介した内容が何かしら参考になれば幸いです。

なお、私はロジャーズの考え方に共感し、長い間「傾聴」を学んだ上で『自己探求カウンセリング』というメニューを行っています。

もしご関心があれば、私のホームページ「マジスピ」に掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • カウンセリングの神様であるカール・ロジャーズは、「良い人生とは状態ではなく、プロセスであり、目的地ではなく、方向である」と考えていた。
  • 【自己実現傾向】とは、あらゆる生命の中に拡大、成長、成熟を求める働きがあること。この傾向に素直に従うことが充実したプロセスをもたらす。
  • この生命プロセスが阻害されることで、心身に不調をきたす。カウンセリングはそれを回復する試みであり、スピリチュアル的な思想とも通じる部分がある。
  • 【無条件の肯定的関心】とは、自分の内側から湧き出る感情や観念をジャッジしないことであり、これもスピリチュアルで言う「ゆだねる」と通じる部分がある。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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恋愛やパートナーシップでは「修行相手」を好きになる?ソウルメイトは都合の良い存在ではない。https://prism-life.com/love_syugyou/Thu, 08 May 2025 07:43:00 +0000http://prism-life.com/?p=3110

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は 「スピ ... ]]>

恋愛は修行?
このブログの要点
  • 恋愛やパートナーシップの初期は楽しいが、だんだん課題が出てくるのはそもそも「修行相手」だからそれを踏まえていれば悩みは少なくなる。
  • 「ソウルメイト」や「ツインソウル」は都合の良い人ではない。〈ソウル〉と言っている以上、「魂の成長・成熟」が求められるのは当然のこと。
  • パートナーシップになるほどの「縁」を深く感じるところから、相手に対する敬意が生まれてくる。そこから「理想的なパートナーシップ」が醸成される。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「スピリチュアル的に観た恋愛とは?」

について考えを述べてみます。

恋愛関係や夫婦関係にも波動(オーラ)がある。その波長はごまかせない。

もうタイトルだけで、夢もロマンもあまり感じられないでしょうね(笑)

ただ実際にいただく恋愛相談を振り返ると、やっぱりそう思わざるを得ないのです。

もちろん、恋愛の初期は楽しいに決まっています。

でも、それはいわば「修行前の準備運動」と言えるでしょう(笑)

もう少し真面目に言えば「神が仕掛けた巧妙なトリック」だと思います。

そうでないと人類が存続しませんからね。

もちろん、中には他のスピリチュアル系の人たちが言うような「理想的なパートナーシップ」を築いている方もおられるでしょう。

ただ、それは外から見た限りにおいてそう見えるだけかもしれませんよ。

私は単体の人やモノの波動(オーラやエネルギー)を観るのと同じ要領で、「カップルの波動」や「パートナーシップの波動」を観ることもできます。

それをメニューにしたのが『恋愛心理リーディング』です。

カップルやパートナーシップというのは「2人で1つ」なわけで、それを私は「1つの波動(エネルギー)」として感じることができるわけです。

それで、例えば芸能人の恋愛ネタに関するニュースを見ていると、世間的にはいくら「おしどり夫婦」と言われているカップルでも、実際の波動を観てみると

「うわぁ・・・相当ひどいなコレ・・・」

と感じてしまうケースは、ときどきあります。

特に芸能人はイメージが大事なので、メディアの前で大人しくするのは当然のこと。

名前は出しませんけど、数年前に「おしどり夫婦」と言われた某アーティストと、有名俳優の娘さん(この方も女優)のパートナーシップの波動は "ひどく重たい" ものでした。

「"おしどり夫婦" って、絶対ウソやろ・・・」って密かに思っていたら、やっぱり離婚してしまった。

旦那さんの束縛ぶりが異常だったようです。

また、それなりの年齢で経済的に成功された経営者さんがインタビュー記事などで

「成功の秘訣は夫婦円満である」

「妻には心から感謝している」

などの正論を述べることがありますが、実際にその方の「夫婦の波動」を観てしまうと「あ、ウソやな。奥さんが相当ガマンしてるだけやな」と感じることがあります。

「妻には迷惑ばかりかけています・・・」と言った方が、まだ正直だと思いますけど。

さらに、実際に会ったことのある私より年上男性の某スピリチュアルカウンセラー(スピ業界では割と有名)は、女性にかなりだらしない。

だってセミナーの懇親会で、女性の参加者にベタベタとボディタッチしてたもん(汗)

性欲・色情欲が異常に強いと波動(オーラ)はギラギラしたエネルギーとして感じられるのですが、この人もそんな波動です。

でも、その人は酒の席で「わたしは妻にいつも感謝している」なんてサラッと言ってのけたので驚きました。

・・・どの口が言うとんねん。

自分じゃ「夫婦関係の波動」が重たいことに気づけないのかな?

ま、言葉だけで人間を信用するもんじゃありませんね(もちろん私自身にも問われることですが)。

こんな調子で有名無名を問わず、日頃からパートナーシップの波動を拝見していると、

「恋愛やパートナーシップは、やっぱり難しい」

と感じざるを得ません。

でも難しいのは当然です。

「恋愛関係や夫婦関係は "魂の修行" なんだ」

と最初から心得ておけば、相手への甘えはあまり出てこないものです。

「ソウルメイト」とか「ツインソウル」とかスピ業界では美しく語られることが多いですが、決して都合良く考えないことです。

パートナーシップの「深い縁」を「使命感」にまで高めること

恋愛がとても奇妙だと思うことは、

「なぜか "修行相手" を好きになってしまう」

ということです(汗)

(※お見合い結婚であれば、取り立てて「好き」という感情がなくとも、なぜか "一番修行できそうな人" を選んでしまう傾向があります)

言い換えれば「本当に縁が深い」ということであり、特に夫婦関係は「過去世の因縁」も複雑微妙に絡んでいるのでしょう。

最初は24時間ずっと一緒にいても楽しかったのが、だんだんお互いの欲求がぶつかってしまって対立することはよくあります。

心理学的に言えば、お互いの心理的距離が縮まるにつれ、成熟していない感情、例えば依存心や親密になることへ怖れなどが湧いてくることがあります。

そこで執着心が出てきたり、逆に距離を置きたい気持ちが湧いてきたりと、お互いの「あいだ」にさまざまな葛藤が生まれてくる。

その痛みの中で「なんでこんな人と一緒になったんだろう?」と思いながらも、かといってなかなか別れる踏ん切りまではつかない・・・

このあたりで占いに相談しにいく人もいます。

「彼(彼女)とは未来はあるんでしょうか・・・?」と。

占いについては別のブログに書いているので今回は割愛しますが、未来は占い師が決めることではない。

どんな人間関係においても課題はあるものであり、それと正面から取り組めるかどうかだけが問われています。

(それがどうしても難しいなら、別れることもまた修行のプロセスなのでしょう)

こうした葛藤が生まれてくるのは、そもそも簡単にうまくいかない人を「修行相手」として選んでいるからだ、というのが「魂の成長・成熟」を目的としたスピリチュアルな観点です。

「修行」と言うとしんどいイメージがありますけど、人生の目的を「魂の成長・成熟」と思い定めたなら、それは当たり前のことなのです。

そもそも「ソウルメイト」を直訳すれば「魂の伴侶」ですよ。

「魂」なんだから、そりゃキリスト教式の結婚式で言われる通り、

〈病める時も、健やかなる時も、富める時も、貧しき時も、夫/妻として愛し、敬い、慈しむ事を誓いますか?〉

ということを誓えなきゃ「魂」じゃないでしょ。

これがわかれば、「ソウルメイト」とか「ツインソウル」とか気安く言えなくなりますよ(笑)

私たちのソウル(魂)は、まだまだ進化の途上なのです。

だからもし「ソウルメイト」と呼ばれる人がいたとしても、決してあなたの欲求を満たしてくれる人ではありません。

それでもスピリチュアル業界で言われるような「素晴らしいソウルメイト」に出会いたいなら、みんな大好き「引き寄せの法則」の教えの通り、

「自分が素晴らしい "ソウル" に成長するしかない」

ということが当然のごとく問われるわけです。

夢もロマンもありませんが、そもそも「法則」とはクールでドライなものです。

今回は「パートナーシップは修行の道」だなんてウケなさそうなことを述べていますが、もし早い段階でこれを心に留めることができたら、関係性の中の不満はかなり少なくなるでしょう。

そして、パートナーシップにおいて問われているのは「この関係性を通して何を実現したいのか?」ということでしょう。

それは恋愛やパートナーシップという「深い縁」に巡り合った意味を、深く考えるということです。

特に夫婦関係の日常が固定化されてしまうとこの問いを忘れてしまいがちですが、そうなれば当然「ソウルメイト」ではない、ということです。

本当に理想的な、波動の調和したパートナーシップを築いている方々は、この種の問いが根底にあります。

いわば夫婦としての「使命感」のようなものがあるため、相手に対する敬意と礼儀がある。

それを外側から眺めれば、「理想的なパートナーシップ」に見えるということです。

それができるには、やっぱりソウル(魂)が成熟していないといけませんね。

その意味において、やはり「パートナーシップは修行の道」だと思います。

(今回述べたことは、当然私自身にも問われることです)

改めて、このブログの要点
  • 恋愛やパートナーシップの初期は楽しいが、だんだん課題が出てくるのはそもそも「修行相手」だからそれを踏まえていれば悩みは少なくなる。
  • 「ソウルメイト」や「ツインソウル」は都合の良い人ではない。〈ソウル〉と言っている以上、「魂の成長・成熟」が求められるのは当然のこと。
  • パートナーシップになるほどの「縁」を深く感じるところから、相手に対する敬意が生まれてくる。そこから「理想的なパートナーシップ」が醸成される。

なお、先ほども述べましたが、『恋愛心理リーディング』というメニューをやっていますので、ご興味があればご覧いただければ幸いです。

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第304回:「波動が高い」だけでは足りない──強さを育てるスピリチュアル実践https://prism-life.com/podcast_304/Fri, 02 May 2025 10:24:11 +0000https://prism-life.com/?p=18762

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。 ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は、以下からダウンロードできます
https://x.gd/HWZ8B

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

波動の高さと強さ──4象限マトリックスで見る自分の位置

今回の文字起こしの要点

  • 「波動の高低」と「強弱」を掛け合わせたマトリックス図により、あなたのスピリチュアルな立ち位置を視覚化。
  • 「波動が高い」だけでなく「強く」なければ、この世にはびこる悪や弱さに屈してしまい、納得いく人生を送ることはできない。
  • スピリチュアルにおいて重要なのは知識よりも実践、「ありがとうと言われる存在」になること。
  • 波動を高く、強く保つために、尊敬する人物の言葉や食生活など、魂と肉体の両方を整える必要がある。

今回は、前回の補足として、少し説明を加えたいと思います。

前回はパワーポイントを使って、「波動が高い・低い」「波動が強い・弱い」という4つの組み合わせについて、マトリックス図を用いてお話ししました。

よく「波動が高い・低い」という表現は使われますが、「強い・弱い」という観点はあまり語られていないことに気づいたんです。

そこで前回はスライドを使って説明したんですが、その後1週間ほど経って、いろんな方からご意見をいただきました。

また、久しぶりにヒーリング系のセミナーにも参加して、そこで再びこの話題が出まして、議論も交わされました。

その中で得た新たな知見を取り入れて、今回少し内容をアップデートしています。

基本的な考え方は前回と同じで、大きな誤りはありませんが、加筆修正を加えましたので、前回よりも精度が上がっているかと思います。

動画バージョンでは、修正したスライドも表示していますので、ご興味のある方はYouTubeでご覧ください。

もちろん、音声だけでも十分伝わる内容になっています。

では、今回の図をもとに改めて解説していきます。

まず、「波動が高いけど弱い」という領域についてです。

これに関して、日本人の多くが該当するのではないかというご意見をいただき、私も確かにそうだと感じました。

海外の方々は、自己主張が強く、そうしなければ生き残れないような環境にいることもあり、波動が強い傾向があります。

一方で日本人は、文化的な背景として、礼儀やマナーを重んじるなど波動は高いけれども、自己主張の面では控えめで弱い印象がある。

このような傾向は確かにあると思います。

また、この領域には「真面目なスピリチュアル実践者」も含まれると感じています。

もちろん全員がそうというわけではありませんが、誠実にスピリチュアルに取り組んでいる方の中には、自己表現が控えめな方も多く見られます。

理想としては「波動が高くて、なおかつ強い」状態。

でも、現実には「いい人」が多く、たとえ不正や明らかな間違いに遭遇しても、「それは違う」と声を上げる人が少ないという印象があります。

私自身は比較的はっきり主張するほうですが、そういうタイプは多くないと感じています。

次に、「波動が低くて弱い」という領域についても、今回修正を加えました。

ここにあたるのが「不真面目なスピリチュアル利用者」です。

他の方から「スピリチュアルに興味があるからといって、必ずしも波動が高いとは限らない」という指摘があり、確かにその通りだと感じました。

たとえば、「運気を上げたい」「金運・恋愛運・健康運を良くしたい」という目的でスピリチュアルに接する方もいますが、信仰心や畏敬の念が伴っていないことがときどきあります。

「この神社に行けば願いが叶う」と聞いて、よく調べもせず参拝する人も少なくありません。

いわゆる「金運神社」と呼ばれるような場所もそうですが、実際には波動が重たく、低くて弱い神社もあるのでなかなか笑えないですね。

そういった場所を、有名な人が言っていたからという理由だけで訪れる。

それはスピリチュアルというよりも、現世利益を求める都合の良い宗教といえるでしょう。

もちろん、そういった方々にも深刻な悩みがあることは事実です。

お金のこと、人間関係、健康面など、多くの方が何らかの苦しみを抱えています。

ですが、真のスピリチュアル的な視点から言えば、そうした苦しみは「真実に目覚めるためのきっかけ」でもあるのです。

よく「覚醒」という言葉が使われますが、本来はそのプロセスに向かう入口となるもの。

にもかかわらず、現象面だけを改善しようとすると、結果として波動が弱く低いままになってしまう可能性があります。

ただ、その苦しみをきっかけに、より高い次元へと進む方も実際にいます。

結局のところ、誰と出会うか、どんな教えに触れるかが、大きく影響してくるのだと思います。

ここまでの修正点に加えて、もう一点補足しておきたいのが「心身ともに疲れている状態」です。

これも新たに図に加えました。

普段は元気な方でも、病気や精神的なストレスなどで一時的に波動が低くなってしまうことがあります。

「何もやる気が起きない」「無力感に襲われる」といった状態ですね。

それが長引いてしまうと、慢性的に心身が疲弊し、精神的な疾患につながることもあります。

これについても、ある集まりでの意見を参考にして図に反映しました。

波動が高くて強くなるために、偉大な先人やマスターに意識を向けること

(画像をいちいちスクロールしないよう、セクションごとに載せておきます)

もうひとつ強調したいのが、「スピリチュアル系インフルエンサー」についてです。

これは前回も少し触れましたが、私自身の嫉妬心もあると思って聞いてくださいよ。 

例えば、波動は低い(重たい・暗い)と感じるのに、人気があるスピリチュアル系インフルエンサーがいます。

人気なのは言っていることが派手だったり、エゴを巧みに刺激するような表現をするからでしょう。

つい最近もブログに書いたのですが、「自分はお金を受け取る器があると信じるだけで、何もしなくてもお金が入ってくる」といった内容を堂々と語っていたインフルエンサーがいます(今は没落してしまいましたが)。

正直、わけがわからん話じゃないですか。

でも、そうした発信に影響される人は多く、一時的ですがその人は人気者になった現実があります。

なぜそんなヤツに影響されてしまうのか?

今回はより明確にお伝えしましょう。 

それは、スピリチュアルに本当は興味がないけれども、「現世利益」や「物質的な豊かさ」だけを求めてスピリチュアルを利用している人たちが、そういったインフルエンサーと「波長が合っている」からです。

 波動の「高さ(低さ)」が一致していると、強い人は弱い人に影響を与えてしまいます。

つまり、「波動が低くて強いインフルエンサー」と「波動が低くて弱いスピリチュアル利用者」は、波長が同じ。

この組み合わせは、非常に悪いコンビネーションですね(ある意味では相性バッチリ)。

逆に、波動が高くて真面目なスピリチュアル実践者は、そうした低いインフルエンサーとは波長が合いません。

ですから、いくらインフルエンサーに影響力があろうと、振り回されることはないのです。 

その方はおそらく波動が高い方なので、波動が低いインフルエンサーとは自然と波長が合わないのでしょう。

ただ、普段は真面目なスピリチュアル実践者でも、ふとした瞬間に「魔が差す」ことがある。

そのときは一時的に波動が低くなるため、運が悪いと波動が低くて強いインフルエンサーと波長が合ってしまうことがあるのです。

「自分は波動が高いから大丈夫」と思っていても、慢心は禁物で、つねに注意を払わなければなりません。 

また、ここで登場する「サイレントマジョリティ」「ラウドマイノリティ」という言葉についても補足しておきます。

前回この表現を使った際、「意味がわかりづらい」という声をいただいたので、今回はその点も修正しました。

まず「ラウドマイノリティ」とは、声が大きく、過激で、誹謗中傷まがいの言葉を使う少数派のことです。

たとえば、SNS、特にX(旧Twitter)などでは、無限ループのようにバトルを繰り広げている人たちが見られます。

また、政治デモなどでも、非常に攻撃的で挑発的な態度を取るような人たち。

彼らは数としては少ないものの、声が大きいため、あたかもその意見が大多数であるかのように錯覚されやすいのです。 

一方で「サイレントマジョリティ」は、波動の強弱にかかわらず、表に出てこない大多数の人たち。

波動が高くても、低くても、静かで控えめな人たち全体がこのグループに含まれると考えています。

特に日本人の多くは、サイレントマジョリティでしょうね。

不平不満があっても、なかなか声を上げない。

最近では「令和の百姓一揆」と呼ばれる農民のデモや、財務省に対する抗議デモも起こっていますが、これはかなり追い込まれてから起こっています。

このため、「波動の高低にかかわらず、声を上げない人たち」という位置づけで、サイレントマジョリティは今回の図の真ん中に配置しました。

これも前回からの改善点です。 

さらに、右上の「波動が高くて強い人たち」について、今回は新たな用語を加えました。

ChatGPTに聞いて考えた造語になりますが、「プレゼンス・マイノリティ」と名付けました。

「プレゼンス」とは、存在感、存在そのものを意味します。

この人たちは、たとえ静かであっても、あるいは活発であっても、その存在自体が周囲に強い影響を与える。

まさに“そこにいるだけ”で、周囲に影響を与えるような人たちです。

マイノリティなので数は少ないですが、たとえば組織の中に1人でもこういう存在がいれば、全体に良い影響を与えることがあります。 

歴史を振り返っても、世界を変えたのは多くの場合、ただ一人から始まっているのですから。

たった1人の勇気や行動が、時代の流れを変えることはよくある。

一人の「魂の影響力」は、実はとても大きいのですよ。

さらに補足しておくと、「真面目なスピリチュアル実践者」は、波動が高くてもまだ“弱さ”が残っている場合があります。

そのような方が、波動の高くて強い存在──たとえば偉大なスピリチュアルリーダーや宗教家、またはすでに亡くなっているスピリチュアルマスターたち──に意識を向けることは、強くなるためにとても有益です。

肉体があるかどうかは関係ありません。

たとえ目に見えない存在でも、それに意識の波長を合わせれば良い。

ですから、真剣にスピリチュアルを探求している方は、自分が心から尊敬できる人物を1人、過去の偉人でも構いませんので持っておくとよいでしょう。

例えば、イエス・キリストとか道元とか。

真摯なクリスチャンが毎日聖書を読むように、その人物の言葉や著書などに日常的に触れておくことで、魂に良い影響を与えることができます。

対照的に、不真面目なスピリチュアル利用者にとっては、波動が高くて強い存在とは全く波長が合いません。

「愛」「勇気」「誠実」といった言葉も、キレイゴトにしか聞こえないでしょうね。  

スピ系の知識があるだけでは、波動は高く強くなれない

最近、あるスピリチュアル系の講師から伺った話ですが、最近では「知識だけでわかった気になっている人」が増えていて、対応に困っていると。

セミナーで「これはこういうことですよ」と説明すると、「いや、それは違うのでは?」「他の先生はそう言ってませんでした」と、すぐに反論してくる人がいるというのです。 

こうした人たちは、おそらく「波動が低くて強い」タイプ。

つまり、「声が大きいクレーマー」的存在です。 

一方で、その講師の方は「波動が高いけれども、まだ弱さがある」タイプ。

そのため、反論に対して引っ込んでしまい、発言もどこか控えめになってしまう。

相手に配慮しすぎるあまり、講義があまり面白くなくなってしまうわけですね。

最近はYouTubeなどを通して多くの知識に触れた人が、あたかも「すべてを理解したつもり」になってしまうことがあるようです。

知識だけで波動(オーラ)はクリアにならないのに、知っている=できるとカン違いしてしまうんですね。

発信者の立場で言うのも何ですが、YouTubeなんて最初のきっかけに過ぎませんよ。

まして見れば見るほどアホになるスピ系コンテンツが多いので、本当に注意しないといけませんね。

スピ系の知識といえば、例えば「◯月◯日に天変地異が起こる」といった“予言”のようなもの。

あるいは最近よく耳にするのが「縄文エネルギー」という言葉ですね。

そもそも縄文エネルギーって何なんでしょうか?

「縄文時代に還れ」と言う人もいるようですが、私には意味がよく分かりません。

現代文明の物質主義的価値観に汚染されている私たちが、縄文エネルギーなんて本当にわかるのでしょうか。

こういった“流行り言葉”には注意が必要ですよ。 

けれども、最近になって再び語られるようになり、周囲がそれに便乗して「縄文エネルギーが〜」と発信し始めている。

それが何なのかよくわからないが、繰り返し言っていると何だかわかった気になっちゃう。

「風の時代」という言葉も同じですね。

たしか第100回目ぐらいの配信で、それについて解説した記憶があります。

ただ、「風の時代」にしても本当に理解しているのか。

その自問自答は、やはり必要です。

さっきも言った通り、スピ系の知識があるからといって波動まで高いとは限りません。

むしろ知識だけがあって理屈をこね回し始めると、逆に波動が重たくなるというケースは少なくない。

私なんか見ていると、「ほんとバカだな」って思いますよ。

で、この自分も一知半解に気をつけないといけないと自戒を込めます。

「波動が高くて強い」状態になるためには、知識で満足するのではなく、地道に実践を重ねるしかないのです。

そこから自分で深めていかない限り、ただの“頭でっかち”──言葉は悪いですが「ウザい人」になってしまう危険性がある。

あなたの周りにも一人ぐらいいるでしょう、理屈ばっかりこねるヤツ。

このことに関連して、私がよく口にするのが、「たとえ知識はあっても、現実が変わっていなければ、まだ本気ではない」という言葉です。 

例えば、以前Podcast(YouTube)の221回目で、「祈りを真剣に続けているのに、現実が全然変わりません」と言う人を取り上げました。

この回は私が結構キレていた回です(汗)自分の過去の歩みとしてあえて残していますが……

本当に「朝に夕に祈っている」と言いながら、現実が変わっていないのであれば、それは「まだ祈っていない」のと同じなのです。

現実こそが教師です。そこをごまかしたらあかん。

そして、これも大事なことですが、真のスピリチュアル実践とは「ありがとう」と唱えることではありません。

「ありがとう」と“言われる存在になる”ことです。

たとえば「ありがとうを【年齢×1万回】唱えれば、人生が変わる」「ありがたい出来事が起こる」といった話、聞いたことがあるかもしれません。

元ネタは小林正観さんあたりでしょうか。

でも、「ありがとうを言うと良いことが起こる」というのは、エゴではないでしょうか?

これは、先ほど触れた「不真面目なスピリチュアル利用者」にありがちな思考です。

そんな考え方は、スピリチュアルの“入り口”としてはいいかもしれませんが、それだけではあまりにも未熟ではないでしょうか。

かつて読んだあるスピリチュアル本にも、「ありがとうを何万回唱えました。そして、素晴らしい出来事が起こりました」と書かれていましたが、正直、その著者の波動は重たかった。

こうして単純化して言う人が「波動の低くて強いインフルエンサー」なのです。

そのとき私は「あぁ、ありがとうを言うだけじゃダメだな」と思いましたよ。

大切なのは、「ありがとう」と言われる存在になること。

そのためには、やはり勉強も必要だし、努力も必要です。

それが本当のスピリチュアル実践だと私は思います。

波動を高めて強めるには、肉体の健康をおそろかにしないこと

そして、最後に繰り返しておきたいのは──

波動が高いけれども、まだ弱い。

つまり「良い人」だけど、まだ本当の意味での“強さ”を持っていない。

そんなスピリチュアル実践者が、どうすれば「波動が高くて強い」状態になれるかということです。

それには、大切なのでもう一度言っておくと、まず「尊敬できる誰か」を心に抱くことが重要です。

偉大なスピリチュアルリーダー、宗教家、哲学者など──ジャンルは問いません。

そして、その人物の「言葉」を自分の内側に響かせ続けること。

「◯◯先生を尊敬しています」と言いながら、その先生の言葉がすぐに出てこないようであれば、それは本当に尊敬しているとは言えません。

尊敬心はかなり強く持たないと、相手の良い波動の恩恵を受けることはできません。

言葉というのは、魂の食べ物です。

肉体が食事を必要とするように、本当は魂も言葉を必要としている。

ただ、魂は飢えても「お腹が鳴る」ことがないから、わかりにくい。

だからこそ、意識的に言葉を摂取し続ける必要があるのです。

また、当たり前の話ですが、肉体の健康も非常に大切ですよ。

たとえば、「波動が高くて弱い」人が、「波動が高くて強い」領域へ行くためには、体の土台も整っていなければなりません。

自然栽培のお米や野菜、天然の発酵食品など、できるだけ体に良いものを食べる。

そして適度な睡眠と適度な運動。

こうした基本的な健康習慣が大前提になります。

最近では、食品添加物が非常に多く含まれている商品もあります。

とくにコンビニ弁当には、防腐剤などの添加物が多く使われていて、波動が非常に濁っています。

たまたま私も、普段は食べないのですが、先日ひさびさにコンビニ弁当の波動を観て「これは危ないな」と思いました。

あの波動の濁りを、あなたにも見せて差し上げたい……こんなもんばかり食ってると、そりゃ肉体に悪影響を及ぼして当然ですよね。

でも味だけはおいしいことが多いから、まさに「波動が低くて強い」のがコンビニ食かもしれません。

そして、肉体がダメになると精神もダメになるので、どうしても波動の高くて強い領域には進めません。

だからこそ、「食べるもの」も、できるかぎり丁寧に選びたいものです。

私は自然栽培のお米や野菜、天然発酵の味噌・醤油・塩などを取り入れています。

おそらく、真面目なスピリチュアル実践者の方々はこのあたりには意識を向けておられると思います。

あとは「魂の食物」もあわせてどうぞ。

こういうことを実践することで、少しずつ「波動が高くて強い」存在──つまり「プレゼンス・マイノリティ」へと近づいていくことができるのではないかと思います。

この領域に達すれば、「ラウドマイノリティ」のように声を荒げることなく、静かに、しかし確実に周囲に影響を与えることができます。

私もそうありたいですね。

本気でスピリチュアルを実践することを志す私たちは、ぜひこの領域を目指していきましょう。

というわけで、今回は前回の補足として、「波動の高低」と「波動の強弱」のマトリックスをアップデートして解説しました。

少しでも参考になれば幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「波動の高低」と「強弱」を掛け合わせたマトリックス図により、あなたのスピリチュアルな立ち位置を視覚化。
  • 「波動が高い」だけでなく「強く」なければ、この世にはびこる悪や弱さに屈してしまい、納得いく人生を送ることはできない。
  • スピリチュアルにおいて重要なのは知識よりも実践、「ありがとうと言われる存在」になること。
  • 波動を高く、強く保つために、尊敬する人物の言葉や食生活など、魂と肉体の両方を整える必要がある。
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お金の支払いや借金返済のスピリチュアルな意味。払いは「祓い浄め」でもある。https://prism-life.com/debt-repayment/Thu, 01 May 2025 14:04:00 +0000https://prism-life.com/?p=18745

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回もお金につ ... ]]>

このブログの要点
  • 「払う」ことは、「祓う」こと。お金の支払いや借金の返済をキッチリ行うことは「因縁を祓う」ことにつながってくる。
  • 借金は自分の見通しの甘さか、人間関係の因縁によって作られる。よって借金の返済を通じてマイナスの因縁を祓うことになり、それが魂の成長にもつながる。
  • 借金の返済、お金の支払いができない人間に、過去世から積み上げてきたカルマ(霊的負債)の返済などできるわけがない。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回もお金について書きます。

いつものことながら「これをすれば必ず儲かる!」という話ではないので、エゴ的なご期待は禁物です。

お金を払うことは「因縁を祓う」こと

私は支払いはなるべく早く済ませるよう心がけています。

サラリーマン時代にカード会社で働いていた時期があるのですが、当時は顧客に(もしお支払いが難しければ)分割払いやリボ払いを推奨していました。

それは他のカード会社でも同じです。

理由はもちろん、その手数料によって儲かるからですね。

ただ、私個人としては支払いを早く済ませたいと思っているので、家や車などの高額な買い物は別として、分割払いを利用したことはありません。

今回のブログでは

「払う」は「祓う」こと

だと知っておきましょう。

「払う」と「祓う」が同じ読み方なのは面白いですね。

これは実感としておわかりいただけると思うのですが、何か大きな支払いであるほど、それを済ませたとき「ホッとする」感覚はないでしょうか。

その最たるものは「借金の返済」です。

私は実家が自己破産するほどの経済レベルだったので、大学の学費や交通費などはすべて自己負担であり、やむを得ず奨学金という名の「借金」をしました。

(学校のお勉強ができないアホだったので、無利子でなく有利子にせざるを得なかった)

これは「奨学金という名の借金」でして、その証拠に返済できなければ銀行口座や資産をしっかり差し押さえられてしまいます。

世間では「奨学金地獄」と言われているぐらい、奨学金は若者の人生計画を狂わせている側面があります。

【参考記事】(リンク切れはご容赦願います)

■「卒業時点で492万円の借金」奨学金のせいで人生が狂った29歳の叫び

■「奨学金360万円」女性が"リボ地獄"に陥ったワケ

私も新卒で上京して就職したときは最もお金のない時期で、風呂なしアパートに住んでいました。

(にも関わらず、都内の良い場所だったので家賃が高かった・・・地理が全くわからなかったため、会社の上司にお願いした結果、都心にある会社の近くに住むことになったためです)

その時期、家賃も高い上に奨学金の返済で毎月5万円ぐらいが口座から抜かれていきました・・・それはそれは、本当に怖ろしかったです。

毎月やってくる苦痛に何とか耐え、20年ほどかけてようやく完済したとき、「呪い」からようやく解放されるような、あるいは邪気が毛穴から抜けていくような感覚がしたものです。

これは、私にとっては「払い」を超えた「祓い」でした。

というのも、この借金(奨学金)は「親との因縁」によって与えられたものだからです。

もし父が毎晩のように酒を浴びるほど飲まず、真面目に働くような人だったら、おそらくこういうことにはならなかったでしょう。

私個人としては借金する気はなかったものの、この親の元に生まれてきた「運命」と、私自身が大学に進学するという「意志」によって、借金することになりました。

もちろん経済的理由をもって大学進学をあきらめる選択肢もあったので、根本的には親がどうこうではなく、自ら進んで因縁を背負った形になります。

こういう体験から、私は借金の完済は「因縁を祓う」ことだと強く思っていますし、もちろんあなたにとっても同じです。

ただ、別にネガティブなことばかりではありません。

大昔から「金の苦労が人間を磨く」のは真実なので、昔よりぬるくなった現代において、お金の苦労は人を鍛えます。

現在スピリチュアル稼業で10年以上になりましたが、ここまでやってこれたのは、お金に関しては普通の人よりシビアなところがあるからなのかもしれません。

「祓い」とは魂の成熟にとって、必要不可欠です。

そうであれば、支払いや借金については最優先で対応することが、お金とうまく付き合うコツになります。

とても地味なことですが、金運を上げるというより、"下げない" 根本はここにあります。

お金の苦労とは大きく分けて、「自分の見通しの甘さ」か、上記の通り「人間関係の因縁」によって与えられます。

借金して商売にチャレンジして失敗したら、あとに残るのは借金(負債)です。

人間関係における借金は、誰かの連帯保証人になったり、誰かの儲け話に乗って失敗したり、私みたいに親との関係によって与えられます。

いずれにしても、その支払いを完了させるのは「祓い」であり、それによって精神的に鍛えられることになる。

スピリチュアル業界の中では、お金については「引き寄せ」ばかりが語られますが、実は払うこと(祓うこと)の方が大事です。

なぜなら「引き寄せ」はエゴを際限なく増幅させる道ですが、「払うこと(祓うこと)」はエゴをなるべく抑制させる道だからです。

どちらが「魂の修行」になるかは明白ですね。

カルマを浄化するには、借金・支払いを早く清算ことから始める

前回のブログで、スピリチュアルの一部では「借金を遠慮なく踏み倒すこと」を教えている、とんでもない野郎がいる話をしました。

「自分は本来豊かなのだから、無理して借金を背負いこむ必要はなく、返済がイヤなら踏み倒してラクになればいい」という謎ロジックです。

「自分は本来豊か」であれば、ちゃんと完済しろやボケ!と言いたくなりますけどね。

もちろん、これはめちゃくちゃなロジックです。

借金を支払わずに逃げるのは「因縁」を祓うことなく背負い続けることになり、実はスピリチュアル的に見れば大きなマイナスなのです。

もっと素朴に言えば、借金を踏み倒すヤツは人間として絶対に信用されない。

豊かさ意識とは真逆の「貧乏意識」そのものだからです。

(逆に言えば、ちゃんと返済する人は信用されます)

この世には「自己破産」という方法もありますが、これは「借金を踏み倒す」のではなく「人生をやり直す」という目的が中心です。

本当ならやらないに越したことはないけれど、どうしても支払えないならやむを得ない。

ただ、それでも「因縁までは祓えない」ことはしっかり肝に銘じた方がいい。

その「霊的負債」(人様にご迷惑をおかけしたこと)を正面から見つめてこそ、真に更生もできるのです。

今回述べている「現実的な借金を返済する」というのは、スピリチュアル的・宗教的には

「カルマの返済」

とつながっています。

「カルマ」とは一般的に、過去世から現在まで積み重ねてきたネガティブな行為のことを言います。

このカルマが今回の人生の中で「不幸」や「不運」として現れ、それにしっかり対応していけば帳消しになるという教えがあります。

そして、カルマを帳消しにすると同時に、魂として成長・成熟していくという「ご利益」もあります。

それが現実的なわかりやすい形で現れているのがお金の支払い、とりわけ借金の返済なのです。

ですから「借金を踏み倒してもいい」と教えるスピリチュアルは実に歪み切っているのであって、それを教えていた某インフルエンサーが一時期は勢いがあっても結局のところ没落したのは、やはり必然の真実と言わざるを得ません。

借金を返済できない人間が、カルマ(霊的負債)を返済できるわけがないのです。

「カルマ」と言うとどうしてもスピリチュアル的・宗教的になってしまいますが、これが「人間界の貸し借り」としての借金の返済とつながっていると知ると、かなり現実的に聞こえてくるのではないでしょうか。

たとえ借金はなくとも、支払いは早い方が相手に喜ばれます。

私もスピリチュアル稼業をやっているので、支払いが早いお客様は有り難いと同時に、信用度も増します。

なので私がお客の立場のときは、意識的に支払いを早く済ませています。

こうしたからといってすぐさま「金運が上がる」わけではありませんが、相手からの信用度が増すことは確かでしょう。

結局はその積み重ねによって、気がつけば金運は上がっているのかもしれません。

(かといって過度に期待はしませんが。だって支払いをするのは当たり前のことだから)

以上、今回は

「払う」は「祓う」こと

という、聞けば当たり前だけど、とても大切なことを述べました。

ご参考になれば幸いです。

※過去の「お金・豊かさ」について書いたブログは以下です

改めて、このブログの要点
  • 「払う」ことは、「祓う」こと。お金の支払いや借金の返済をキッチリ行うことは「因縁を祓う」ことにつながってくる。
  • 借金は自分の見通しの甘さか、人間関係の因縁によって作られる。よって借金の返済を通じてマイナスの因縁を祓うことになり、それが魂の成長にもつながる。
  • 借金の返済、お金の支払いができない人間に、過去世から積み上げてきたカルマ(霊的負債)の返済などできるわけがない。
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第303回:なぜ波動の低いスピ系インフルエンサーにハマるのか?波動共鳴の法則を図解。https://prism-life.com/podcast_303/Fri, 25 Apr 2025 10:39:34 +0000https://prism-life.com/?p=18736

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。 ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は、以下からダウンロードできます
https://x.gd/lzGCM

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

「高い波動」より「強い波動」が影響する理由

今回の文字起こしの要点

  • 人は「波動の高さ」ではなく「波動の強さ」に共鳴しやすい。
  • 「強いけれど低い波動」の影響力が、善意の人々を巻き込んでしまう危険がある。
  • 「高くて弱い波動」は癒しや調整の力を持つが、それだけでは現実に打ち勝てないことがある。
  • 本物のスピリチュアルを生きるには、「理想」と「実践」の両立が不可欠である。

今回のテーマは「波動のマトリックス」で人間の波動タイプを理解しよう、ということです。

スピリチュアルでは「波動」という言葉をよく耳にしますが、その内容について整理し、より深く理解するために、マトリックスを使って説明していきます。

今回はパワーポイントのスライドを用意しています。

音声だけでも聞けますが、YouTubeにアップしているスライド付きの動画をご覧いただくと、より理解しやすいと思います。

この「波動のマトリックス」は、縦軸に「高い/低い」、横軸に「強い/弱い」という2つの軸を設定しました。

スピリチュアル業界では「波動が高い」「波動が強い」といった表現がよく使われますが、実際この2つは別の次元で考える必要があります。

そもそもこのアイデアは、最近参加したあるヒーリング系の講座で得たものでした。

その講座では、「波動が高くて強い」とか「波動が低くて弱い」といった言い回しが多く使われており、それを聞きながら「マトリックスの図にすると整理しやすいのでは」と思ったわけです。

講師の方にその場でそう提案したところ、「それはわかりやすいですね」と言っていただき、実際に受講者の中でも「波動が高いけど弱いものって何だろう?」といったディスカッションが始まり、とても盛り上がりました。

その経験もあって、今回こうしてご紹介しようと思ったわけです。

「波動が強くて高い」とは?

ではまず、「波動が高くて強い」(右上グループ)から紹介していきましょう。

代表的な存在として思い浮かぶのは、歴史上の偉人です。

ただしここで言う偉人とは、単に有名というだけでなく、その存在そのものが多くの人に強い影響を与え、時代を動かしたような人物のことを指します。

たとえばイエス・キリスト、お釈迦様、マホメットといった偉大な宗教家たち。

あるいは日本でいえば、徳川家康や織田信長、維新の志士などが挙げられるでしょう。

信長は賛否両論あるかもしれませんが、やはり彼も時代を動かした人物の一人です。

もちろん人間である以上、光と影、明と暗の両面を持っています。

ですがそれも含めて、彼らの存在からは「波動の高さと強さ」が感じられると思います。

スピリチュアルな世界で言えば、私が尊敬するヒーラーの山村幸夫先生も、波動が高くて強い人の一例です。

また、「波動が高くて強い」例としてわかりやすいのは、少年漫画の主人公たちです。

たとえば『ワンピース』のルフィ。

私は最近、5~6冊前から最新巻まで一気に読みましたが、改めてルフィが放つエネルギーの強さに感動しました。

他にも『鬼滅の刃』の竈門炭治郎など、「弱きを助け、強きをくじく」という精神を持ったキャラクターは、まさに波動が高くて強い存在だと感じます。

そしてもう一つ、大自然やパワースポットもこのカテゴリに入ります。

特に神社は静かで穏やかな場所なのに、そこにいると不思議と力強さを感じることがありますよね。

静けさの中に、高くて強い波動が宿っているわけです。

ここでの注意点は、「強い=激しい」「高い=派手」というわけではない、ということです。

たとえば、歴史上の偉人でも、佇まいはとても静かだったという話がありますし、いま述べたパワースポットは「静かだけど力強い」場所もたくさんあります。

つまり「高くて強い波動」というのは、単に見た目で判断するものではないということですね。

「波動は強いが低い」とは?

次に、「波動は強いが低い」存在(右下グループ)についてお話ししましょう。

これは私がよく「この人は波動が重たい」と表現するタイプです。

例えば、声の大きなクレーマー。

いわゆる「モンスタークレーマー」と呼ばれるような人たちですね。

声が大きくて威圧感がありますが、そのエネルギー(波動)は人を不快にさせる重苦しいものです。

実際、優しい性格の店員さんがこの種のクレーマーに対応すると、精神的にかなりのダメージを受けることになるでしょう。

スピリチュアル系のインフルエンサーの中には、「波動が低いのに、なぜか人気がある」という人がいます。

これについては、私も以前から「なんでやねん?」と疑問に思っていました。

「人気がある=波動が高い」とは限らないのです。

例えば、具体的な名前は出しませんが、心理学やスピリチュアル系で一時期大ブームを巻き起こした人がいます。

その人は「波動が低い」のですが、実は「波動が強い」から人気者になったのです。

このあたりは後ほど、もう少し掘り下げてお話しします。

他にも、いわゆる「毒親」と言われる存在も同じです。

子どもを自分の思い通りにコントロールするため、暴力的、支配的なエネルギーを出しています。

これは「波動が低い」のですが、一方で「波動が強い」のです。

最後に「ウォール街」に象徴されるビジネスエリート。

この種の人たちは「今だけ、金だけ、自分だけ」といったエゴイスティックな価値観を持ち、カネ儲けだけに突き進む生き方をしています。

例えば戦争を利用して武器ビジネスをする「死の商人」や、合法的ではあるけれど株価を操作して莫大な利益を得るハゲタカファンドなど。

こういった人たちもまた、「波動が低くて強い」です。

波動は単純に「強いから良い」とは限らず、本当は「高さ」、具体的には愛や優しさもなければ、真の意味で良いとは限らないのです。

「波動は高いが弱い」とは?

続いて「波動が弱い側」について見ていきましょう。

まず「波動が高いけれど弱い」存在です。

これはスピリチュアル好きな人や、真面目に宗教を実践している方に多い傾向があります。

とても人柄がよく、優しさや思いやりはあるけれども、自分の意見を押し出すことができず、周囲の影響を受けやすいタイプ。

さっき述べた講座の中では「動物やペットがこのカテゴリーではないか?」という意見が出ました。

私はそこまで深く考えていなかったのですが、確かに犬や猫といった存在は力こそ弱いですが、癒しの力がありますよね。

特に猫のように、あまり何も考えていないような、のんびりとした姿を見ていると、人間として悩んでいたことがバカバカしく感じられることもあるでしょう。

さらに、植物や花もこのタイプに入ります。

お花は儚く、弱々しい存在ですが、その美しさや香りは人を癒す力を持っています。

同様に、無肥料無農薬の自然栽培で育てられた野菜やお米も、非常にきれいな波動を放っています。

ギラギラした強さではなく、透明感のあるキラキラした波動ですね。

私は『オーラリーディング』というメニューも提供していますが、人間でも性格が強いの人は往々にして「ギラギラ」していることが多く、やさしくて心が清らかな人は「キラキラ」した波動であることが多いです。

これは直感的にご理解いただけると思います。

「波動が低くて弱い」とは?

続いて「波動が弱くて低い」存在について。

非常にわかりやすい例として、「無力な情報弱者」が挙げられます。

考えることを放棄し、誰かに依存し、自分の意思を持たない状態。

こういった人たちは、波動的にも重たく、停滞したエネルギーを持っています。

また、スピリチュアル業界のレジェンド・江原啓之さんがよく言うダメ人間の3大要素「愚痴・泣き言・責任転嫁」も、まさにこのカテゴリ。

「楽して儲けたい」「明日から本気出す」といった口癖を持つ人たちもそうです。

自ら何もせず、魔法のような一発逆転に期待する態度は、誰が考えても「弱くて低い」とわかる。

『ウシジマくん』にはこのような「クズ人間」がたくさん出てきます。

さて、こうして整理すると見えてくるのは、波動が高くても低くても、「弱い側」が多数派だということです。

「波動が高くて弱い」「波動が低くて弱い」、つまりマトリックスの左側に位置する人たちは、いわば「サイレントマジョリティ(静かな多数派)」と言える存在です。

一方で、「波動が強くて低い」右下グループは「ラウドマイノリティ」──声のデカい少数派といえるでしょう。

たとえばSNSなどで炎上するようなケースも、多くの場合、この「ラウドマイノリティ」が原因です。

数は少ないけれど、表現が過激であるため、あたかも「世間全体の声」であるかのように錯覚させてしまう。

しかし実際は、ごく一部に過ぎないのです。

同様に、「波動が高くて強い」右上の存在もまた少数派です。

つまり、波動の強い人は、高いにせよ低いにせよ、少数派なんですね。

もちろん波動の「高い/低い」「強い/弱い」を完全に線引きして区分けするのは難しいです。

たとえば、声の大きなクレーマーは「波動は強い」ですが、本当は自分の感情をコントロールできない「精神的な弱さ」を抱えています。

また、スピリチュアルが好きだと言いながら、実際には「引き寄せでラクに稼ぎたい」といった物質的願望に囚われているだけの人は少なくない。

こうした場合、スピリチュアル好きだからといって「波動が高い」とは限らず、「波動が低い」場合もあり得るということです。

ですから、このマトリックスはあくまで一つの参考図であることを踏まえてください。

あなた自身は、この波動のマトリックスの中でどこに位置していると感じるでしょうか。

ぜひ一度、自分の状態を振り返ってみてください。

なぜスピリチュアル好きでも「波動の低い人」に同調してしまうのか?

さて、ここまで踏まえた上で「波動共鳴の法則」ついてお話しします。

大きなポイントは以下の通り。

  • 【原則】人は自分と「同程度の高さ」の「より強い波動」に共鳴しやすい
  • 「高い波動かつ弱い波動」の人(左上)は、「高い波動かつ強い波動」の人(右上)に共鳴しやすい
  • 「低い波動かつ弱い波動」の人(左下)は、「低い波動かつ強い波動」の人(右下)に共鳴しやすい
  • 「低い波動」の人(下側)は、「高い波動」の人(上側)に共鳴しにくい
  • 「高い波動」の人(上側)は、「低い波動」の人(下側)に共鳴しにくい

いくら相手が「波動の強い人」でも、自分と「波動の高さ」が合わなければ共鳴しにくい、ということを覚えておいてください。

例えばスピ系インフルエンサーの中には、「好きなことだけしてラクに生きよう」といった、耳触りの良いメッセージを発信している人がいます。

こういうことを言う人の多くは「波動が低くて強い波動の人」(右下)です。

この種のメッセージに共鳴する人は、波動が低くて弱い人(左下)です。

で、先ほど述べた通り左側の人は「多数派」なので、そうして共鳴する人の数が多くなれば、その発信者はインフルエンサーになれるわけですね。

私がよく言っている「スピ業界は言ったもん勝ち」「声のデカいヤツが有利」という構造がこれで説明できます。

逆に、「自分が好きかどうかは関係なく、それで儲かるかどうかも関係なく、自分が宇宙から与えられたであろう使命・天命に邁進しよう」というメッセージがあるとします。

これは「波動が高くて強い」右上のグループになります(私もこのグループを理想に掲げて情報発信をしています)。

ただ、そもそも怠けたい人、ラクして儲けたい人、つまり左下のグループの人とは「波動の高さが合わない」ので、共鳴しにくい。

「なんだそれ?寝言いってんじゃねーよ」「働いたら負け」とか言いそうですよね(笑)

ここまで説明すれば、ご理解いただけるのではないかと思います。

ただ、実際はここも単純化はできないです。

なぜなら、人間である限り、誰しも「欲望」「エゴ」を持っているからです。

「魂の使命を果たしたい」という高い理想を持っているような上側の人でも、人間である限りは低劣な欲望も持っています。

もちろん、私だって同じです。

そのため、「波動の高い人」でも油断すると「波動の低い人」の言動に引っかかってしまいます。

ぶっちゃけ、この地球界で高い波動を維持するのは結構大変なんですよ。

だって、右見ても左見ても、ネットやニュースを見ても、世の中は「波動の低いもの」であふれているからです。

過去のカウンセリングの中で、高額なスピリチュアル系のセミナー……100万円以上もするような占い師養成講座──に参加したものの、結局は何の実りも得られず後悔したという話を耳にしたことがあります。

その人たちは決して悪い人たちではありません。

むしろ真面目で、「自分の使命を果たしたい」という思いを持っていた人です。

でも、その一方で「生活の不安」もある。

「できれば稼ぎたい。せっかくリスクを取って自分で仕事をするなら、人並み以上に良い暮らしがしたい」

これは気持ちとしてはよくわかります。私も同じ立場ですからね。

けれども、不安の方がが優位になってしまうと、一時的に波動は低くなるので、そのときは「波動が低くて強い人」に共鳴しやすくなってしまいます。

これは注意しなきゃならんですね。

「波動が高くて強い」存在になるために必要な、たった一つのこと

逆に「波動が高くて強い存在」──たとえば偉大な宗教家や、真に高潔なヒーラーなど──に共鳴できれば、それは素晴らしい影響を与えてくれます。

ただ、これは難しいわけで、だから「修行が必要」なわけです。

低きに流されるの簡単で、高みに登っていくのはしんどい。

だからこそ、「使命感」というエンジンが必要不可欠なのです。

真摯にスピリチュアルを学び、実践しようとする人々が目指すべきは、「波動が高くて強い」存在です。

つまり、真の優しさとパワーを兼ね備えた人間になること。

そのためには、「性格はいいけど、声の小さい人」で終わったらあかんのです。

いくら波動が高くても弱ければ、結局は「波動が低くて強い」存在──つまり力はあるがエゴイスティックな人間──に巻き込まれてしまうでしょう。

過去の感染症騒ぎにおいても、波動は低いが「権威という強い波動」を振りかざす"自称専門家"に、「いい人」や「情報弱者」であるほど騙されたのです。

この自称専門家連中は、本当にめちゃくちゃ波動が重たかったのですよ。

パニックを利用してテレビに出てもっと有名になりたい欲望や、大企業からカネや研究費がもっとほしい欲望や、権力に媚を売って高い地位を得たい欲望に駆り立てられた「波動がクソ低い」連中なのです。

スピリチュアルな道を真摯に歩もうとするなら、同時に「現実と戦う意志」を持たねばなりません。

こんな連中にあなたの尊い意志、尊い人生を傷つけられてはならないのです。

ですから、もちろん性格のやさしい方もおられるでしょうが、ときには毅然とした態度も取れなければ、いざというときに守るべきものを守れない。

スピリチュアルは「現実逃避の手段」ではありません。

現実に正面から立ち向かっていくための「実践哲学」としようではありませんか。

真のスピリチュアルを目指すなら、ぜひ「大きな理想」を持ちましょう。

私たちが右上の「波動が高くて強い存在」に共鳴する、憧れる、惹かれるものがあるとするなら、それは同じものが私たちの内側にあるのです。

たとえ生身の人間としては、まだまだその高い領域に達していない状態であっても、魂の中にはその「種子」を宿している。

その種子の状態から、芽を出し花を咲かせるには――

ただ信ずるしかありません。

同じものが自分の内側にもあるのだと、ただ信ずるしかありません。

「念ずれば花ひらく」(坂村真民)

これは決して簡単ではないし、もちろん私も完全にできていませんが、ここで語っているような「魂の世界」を認識できる方であれば、それを信じて念ずる以外に道はありません。

そのためには、古今東西を問わず、右上の「波動が高くて強い人々」と魂の交流を心がけることです。

ご参考になれば幸いです。

追伸

ちなみに、私の情報発信があまり世間ウケしないのは、そもそも少数者である「右上」や「右上を求めている人」をターゲットにしているからです。

スピリチュアルビジネスで稼ぎたいなら、これは致命的でコスパ最低です(笑)

でも【真のスピリチュアル=マジスピ】という理念が自分の魂の中心なので、これは仕方がない。

現世的には不利でも、偉大なる先達は例外なくこの道を歩んだのだから、たとえ未熟でもやり続けるしかない、ということですね。

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スピ業界に巣食う「お金は働かなくとも思い込みだけでどんどん入る」ナゾ理論とは?https://prism-life.com/enrichment_by_assumption/Thu, 24 Apr 2025 09:29:00 +0000https://prism-life.com/?p=18705

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回も前回に続 ... ]]>

このブログの要点
  • スピ業界では「私は大きなお金を受け取る価値のある人間だ!」と思い込むだけで豊かになれるという謎ロジックが流行ったことがある(今後も出てくるでしょう)。
  • 労働は宇宙が人間に与えた「義務」なので逃げられません。ちゃんと働けば豊かになり、サボれば貧しくなるのが「宇宙の法則」です。
  • 謎ロジックを展開した某有名インフルエンサーの波動はめちゃくちゃ重たいです。現実として、スキャンダルで落ちぶれました。これも「宇宙の法則」なのでしょう。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回も前回に続き、スピリチュアル周辺で語られている「お金のウソ」について語っていきます。

※「お金・豊かさ」に関する過去記事は以下から

スピ業界では「引き寄せの法則」が手を変え品を変え語られる

過去のブログでも同じようなことを言っていますが、まず抑えておきたいポイントは

「ラクにできる」「わかりやす過ぎる」「がんばらなくていいよ」など、安易なメッセージはすべて疑ってかかる、ということです。

スピリチュアルや心理学周辺のインフルエンサーの多くは、子どもでもわかるような言葉を使います。

もし難しいことをレベルを落とさず簡潔明瞭に伝えているなら素晴らしいのですが、私からすると「わかりやす過ぎるがゆえに、かえって本質を見落としてしまう」ことが多いように感じます。

特に「お金」という人間のエゴ・欲望を大きく刺激するテーマは、安易な道に流されないよう注意しなければなりません。

それを前置きした上で今回取り上げることは、

「自分はお金を受け取る器があるんだ」と心から思えたら、大きなお金が入ってくるようになる!

という説です。

この説には

  • 努力なんかしなくてもいいんだ
  • 頑張ってしまうからうまくいかないんだ
  • 嫌な上司や客に頭を下げる必要はないんだ
  • イヤなことはやらなくていい
  • 好きなことだけやればいい

などの考え方が付随してきます。

つまり「思い込みの力」だけでお金が入ってくるようになる、という説なのです。

これは【引き寄せの法則】と言っていいでしょうね。

さあ、あなたはこの考えに共感することができるでしょうか。

これ、スピリチュアル系や心理学系のインフルエンサーがよく語ること。

手を変え品を変え、あれやこれやと飽きもせず。

今回はブログは、「某有名インフルエンサー」を思い受かべながら作成しています。

一時期すごく人気になった方で、お金や人間関係などブログや書籍を出し、セミナーもよくやっていました。

その方が上記のような発言をよくしていたのですが、私は当初から疑問に思っていました。

というのも、

「たとえ何もしなくても、自分には価値があるんだ」

と思い込める人なんて、相当アタマがブッ飛んでるんじゃないかと思うからです(笑)

けれど不思議なのは、これに共鳴してしまう人が一定数いるという事実。

いや「共鳴してしまう」というより、「そう思えたらいいなぁ~、もしそれができて本当にお金が入ってきたらいいなぁ」という欲望かもしれませんが。

実際にホンマかウソか知らんけど、

「自分は大きなお金を受け取る器なんだ」と思えたとき、臨時収入が入ったとか思わぬビジネスチャンスに巡り会えました!

などのエピソードをブログや動画でたくさん語られると、最初は疑っていた人も

「も、もしかしたら自分が知らないだけで、本当にそういう世界があるのかも・・・」

とだんだん思ってしまうのかもしれません。

冒頭でお伝えした通り、こういう情報に触れ続けていると「できればラクして豊かになりたい」というエゴがだんだん刺激されてしまう。

ここには「お金の罪悪感を手放す」というスピリチュアル系や心理学系でよく取り扱われるネタが出ます。

つまり、

  • 私は大したことがない人間
  • お金を受け取るだけの価値なんかない
  • 何の取り柄もなく、時間をつぶすだけの人生だ
  • 才能もないし、能力もないし、努力もしないダメ人間だ
  • だから心の中で自分を責め続けることで、罪を償っている(だからみんな自分を攻撃しないで)

これらを解消することができるにつれ、自分にはお金・豊かさを受け取る器を用意したことになるので、そうすれば現実が変わりだす、というロジックです。

このロジックに加え、スピっぽく「あなたは本来【神】である」という考え方もブッ込んできます。

つまり、

  • 本来のあなたは、奴隷のような人間じゃなくて、もっと素晴らしいんだ
  • でも親の教育や社会通念によって、あなたは無力な人間にさせられたんだ
  • あなたが無力なほうが、親や社会にとっては都合が良いから
  • でも、そもそもあなたは生まれもって価値のある人間なんだ
  • 最初から素晴らしい存在なんだから、ただそれを認めればいいんだ
  • 嫌なことは一切しなくていい、あなたはあなたのままでいい

これ、「普通のスピリチュアル系」のブログに書いてそうなフレーズですよね。

別に間違ってはないと思うのですが、その結論がおかしくて

本来のあなたはお金がどんどん入ってくる存在なのだから、好きなことにお金をどんどん使えばいい。そうしたら、さらにお金が入ってくるようになるから。

という根拠のないことで締めくくる。

これについては前回のブログ『「お金=エネルギー」説は本当か?スピ系の「豊かさを引き寄せる魔法」のウソを暴く。』で触れた通り、愚かな考えです。

こうやって、結局はテメーがやってる高額セミナーに誘導したいだけなのかもしれませんが。

このインフルエンサーに影響された人の中には驚くことに、「嫌なことは一切しなくていい」というロジックを都合よく利用して、借金を踏み倒した人までいます。

しかも一人だけじゃなくて、何人も・・・

それを「好きなことだけで生きるんだ!」「"自分は本当は豊かなんだ!"ってこういうことなんですね!」と正当化する・・・

これ、最近読んだ『闇金ウシジマくん』に出てくる「クズ人間」そのまんまですよ。

そういう連中を「よくやったね。素晴らしい」と褒め称えるインフルエンサー・・・

わたくし、このブログを書くために我慢して謎ロジックをいろいろ調べたのですけど、本当に具合が悪くなります(笑)

もう言わなくてもわかると思いますが・・・

この人たちの波動(オーラ)はめちゃくちゃ重たいです。

そして、このインフルエンサーの波動も重たいです。

(私はペンネームだろうが波動を観ることはできます)

こういう口のうまい人が往々にして人気者になってしまうところに、現代の病理を感じます。

労働は宇宙から与えられた「義務」なので、逃げることはできない

ある程度は謎ロジックが理解できたと思うので、ここで私の考えを展開していきます。

「普通のスピリチュアル」みたいに "ワクワクする" ことはないので期待しないでください(笑)

まず、これは過去のブログでも述べていますが、

「お金というのは、価値を提供することへの対価」

なのです。簡単にいえば、

「働かざる者、食うべからず」

ということ。

わざわざ文章にしたくないほど当然のこと。

「自分にはお金を受け取る器があるんだ!」と思い込むだけでは、お金は入ってきません。

自分が働くか、経営者になって誰かに働いてもらうか、誰かに経営を委託するか、投資をしてお金自体に働かせるかしなければ、お金は入ってこないのがこの世のルールです。

ただ、謎ロジックの世界観だとなぜか「お金は労働の対価ではない」ということになってしまう(汗)

無理して働かなくとも、ただ窓際で新聞読んでるか、パソコンでYahooニュースを見ているだけで給料がもらえるなら頑張らなくていい、というわけ。

サボっていても頑張っても給料が同じなら、できるだけサボりましょう、ということを平気で言ってのける。

他の例だと、実家がお金をたくさん持っているため、いい歳になっても帰省するたび相当なお小遣いをもらえる人がいます。

それは「労働の対価」ではないけど、「私はお金を受け取るだけの器がある」のだから遠慮なく受け取りなさい、と謎ロジックは教えます。

そこに「罪悪感」があると、「私にはお金を受け取るだけの価値がない」とブロックが働いて受け取れなくなるよ、とも。

・・・確かにお金に対して罪悪感がない方がいいとは思いますが、親が裕福なのは単なるラッキーに過ぎません。

「もらえるモンはもらっとけ」というメンタリティは関西出身の私としては理解できるのですが、もしそういうラッキーがなかったら、やっぱりお金を得るために働かなければならない。

今時「窓際で新聞を読む」とか「Yahooニュースだけ見て時間を潰す」なんて人はいないでしょうが、もしいたらソッコーで離職勧告でしょうね。

『闇金ウシジマくん』の中の「サラリーマンくん」編では、いわゆる「追い出し部屋」に放り込まれ、1日中何もすることなく机に座っているだけで給料をもらっている男性が描かれていました。

会社を辞めても他にアテがないので、必死にしがみついている。

その彼が「自分は何もしなくても、オレはお金を受け取れる価値のある人間なんだ」と思い込めるのは、相当アタマがイカれてないと難しい。

普通に考えて、お金を受け取るだけの価値を提供しなければ、そりゃ何の抵抗もなく受け取れませんよ。

その罪悪感は健全なものです(すべての罪悪感が悪いのではありません)。

実際、その彼は罪悪感と自己嫌悪と不完全燃焼でくすぶり、ウシジマくんに借金してまで風俗やキャバクラでストレス発散してしまうクズ人間として描かれていました。

でも、そうなるのは当然のことで、人間は働くことを通して何かに貢献している感覚が得られないと、生命エネルギーは滞ってしまうのです。

これは定年後、ヒマを持て余した人の生活に張りがなくなるのを見ればわかるでしょう。

職場の人間関係や仕事への関わりを通じて循環していた「エネルギーの流れ」が滞ってしまうので、流れない川が淀んでいくように「イキイキした感じ」が枯れていくのです。

(人生長いので、定年後もお元気であれば安月給であっても何かお仕事をされた方が健康的でしょうね)

労働の対価はお金だけではない。

 

労働の真の価値は、「生命エネルギーの循環」にある。

 

これが「宇宙の法則」なのです。

 

労働をしないのは「宇宙の法則」に反するから、その結果として「食えなくなる」。

 

逆に、喜んで働くほど「宇宙の法則」に乗るから、その結果として「豊かになる」。

 

労働は宇宙から与えられた「義務」であり、人間の都合で放棄できる「権利」ではありません。

「生命エネルギーの循環」とは、わかりやすく言えば「やりがい」ということです。

もし「やりがい」を感じられず面白みを感じない仕事であっても、お金がもらえるという意味では最低限の「生命エネルギーの循環」は起こっている。

また会社に出勤するとなれば、通勤で歩いたり電車内で立ったりすることが意外と運動になっている。

これは肉体方面から見た「生命エネルギーの循環」ですよね(リモートワークの普及で運動不足の人が増えました)。

それなのに「自分にはお金を受け取る価値があるんだ!」と思い込むだけでは、百歩譲ってたとえそれでお金を得られたとしても、ただ受け取りっぱなしです。

それによってその人の生命エネルギーの循環は弱まるので、波動(オーラ)はどんどん腐っていきます。

そもそも「自分にはお金を受け取る価値があるんだ!」なんて、アタマの中だけで思い込むことなどできるものでしょうか。

バカも休み休み言えってんだ。

・・・もう屁理屈はいいから、インフルエンサーへの課金はやめて、ちゃんと働いてくださいよ(笑)

スピリチュアルインフルエンサーの哀れな末路から学ぶ

このインフルエンサーが言う「頑張っても報われない(だから頑張らなくてもいい)」という謎ロジックの底には、「ラクして稼ぎたい」とか「隣の芝生が青く見える」とか「もう少し高い洋服やカバンが欲しい」などの欲望が絡んでいないかどうか疑った方がいい。

もちろん、例えばブラック企業の中でめちゃくちゃ頑張っているのに給料が低いとなれば「頑張っても報われない」わけですが、これはメンタルではなく労働環境の問題です。

また、これはインフルエンサーのブログのコメント欄に書き込まれていた、専業主婦が頑張って家事や子育てをしていても「金銭的な報酬がないこと」に劣等感がある、という報われなさ。

これもメンタルではなく「お金だけに価値がある」と思い込ませる大量消費社会やグローバル資本主義の問題があるのかもしれません(それに旦那が乗っかり「オレが稼いでやってんだぞ」とエラそうな態度を取るなど)。

あるいは、シンプルに夫婦関係や親子関係がうまくいっていないのかもしれません(だとしたらメンタルの問題ですけど、その解決法は「自分は大きなお金を受け取る人間だ!」と思い込むことではない)。

単に欲深いだけなのか、それとも労働環境や人間関係や家庭環境に課題があるのか。

なぜ「頑張っても報われた感じがしないのか」を、本当はケースごとに細やかに見ていかなければいけません。

ただ、インフルエンサーの多くは解像度低く「あなたは頑張っても報われない人生を送っていませんか?」とささやきかけます。

「本当はもっとラクに楽しく稼げる方法があるのです・・・」と。

これ、怪しい自己啓発が言いそうなことですが、アホな占い師がよく使う心理テクニックにも似ています。

代表的なのは、占いの広告やウェブサイトに載っている「あなたは、本当に幸せですか?」という100万回以上こすり倒されたであろうキャッチフレーズです(笑)

つまり、まず「解像度の低い曖昧な言葉」でザバッと大きな網をかけ、「あれ?そういえばワタシ、ガンバってる割にあまり報われていない気がする・・・」とか「そういえば、自分の幸せなんてここ数年考えたこともなかったな・・・」とか思わせて、興味を持ってもらうショボいテクニックです。

インフルエンサーの多くはキャッチーな言葉の使い方が上手ですし、あえて極論を言って炎上することも怖れません(炎上するとより注目されるから、むしろプラスだと思っているぐらい)。

ですから「頑張ることをやめたら、急にお金が入ってくるようになりました!」なんて冷静に考えたらあり得ないことを平気で言ってのける。

最初は「まさかそんな!」と疑っていても、そのインフルエンサーはそれを明るく語り続けるし、真偽は別としてその具体的な事例もたくさん出すものだから、そのうち「いや、もしかして自分が古い価値観に囚われているだけでは・・・」と気持ちが揺らぐ人も出てくる。

その中にはきっといいカモお客様になって、ガンガン課金する人も出てくるでしょう。

だって、「お金は使えば使うほど、どんどん入ってくるようになる」んだからねっ!!!

お金をどんどん使えるワタシは、受け取る価値があるんだからねっ!!!

カードローンも平気で踏み倒しちゃうもんねっ!!!

闇金ウシジマくんの苛烈極まりない取り立ても、華麗にスルーしちゃうもんねっ!!!(※絶対無理。ウシジマは地獄の底まで追いかけてきます)


・・・とまあ、子どもだましもいい加減にしてほしいその某インフルエンサーは、いま、落ちぶれてしまいました。

「イヤなことはやらず、好きなことだけで生きてきた」結果、不倫をしてしまってパートナーを泣かせてしまいました(しかもそれを堂々とブログに書いてしまう)。

まぁ「別に人に迷惑をかけてもいいんだよ」とさんざん言ってきたわけですから、ある意味では有言実行でしょうけどね。

ただしそのスキャンダルによってフォロワーの多くは離れ、そのインフルエンサーの教えを受けた生徒たちの多くも「裏切られた!」と離れていきました。

これがさっき述べた「宇宙の法則」なのです。

つまり、生命エネルギーを循環させることなく、キレイゴトやファンタジーを言葉巧みに語り続け、フォロワーを惑わし、多くの時間とお金を奪い取った結果なのです。

生命エネルギーを循環させるというのは、真っ当な価値を提供して、相手から喜ばれること。

その一部が金銭となって返ってくる。

そのあるべき循環を守らなかったため、それが「悪因縁」となって巡ってきたわけですね。

こんなもん占い師や霊能者じゃなくても分かる因果応報ですが、結果として落ちぶれてくれたのは「人の振り見て我が振り直す」良い教訓ではないでしょうか。

本当に波動が重たい人なので、もしそれを可視化することができたら、これまで信じてきたフォロワーの方々はショックでしょうね。

でも、その「夢物語」を信じた側にも責任があるわけですから、そこから目が覚めたのなら、やっぱり真っ当に働かなければなりません。

以上、今回は謎ロジックの説明によっていつもより文章が長くなりましたが、今後もこういう連中は出てきます。

ぜひ他山の石としていただけたらと思います。

改めて、このブログの要点
  • スピ業界では「私は大きなお金を受け取る価値のある人間だ!」と思い込むだけで豊かになれるという謎ロジックが流行ったことがある(今後も出てくるでしょう)。
  • 労働は宇宙から与えられた「義務」なので逃げられません。ちゃんと働けば豊かになり、サボれば貧しくなるのが「宇宙の法則」です。
  • 謎ロジックを展開した某有名インフルエンサーの波動はめちゃくちゃ重たいです。現実として、スキャンダルで落ちぶれました。これも「宇宙の法則」なのでしょう。
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第302回:信じていたスピ系が本物じゃなかったと思い知ったとき、どうすればいいか?https://prism-life.com/podcast_302/Fri, 18 Apr 2025 11:07:26 +0000https://prism-life.com/?p=18697

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。 ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/CEEpD

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

人は見た目が9割――悪徳スピ系に簡単にだまされてしまう理由

今回の文字起こしの要点

  • スピ系の見た目の良さ、フォロワーの数、著作があること、などの外見やわかりやすい実績に、私たちは騙されやすい。
  • 外見はごまかせても、オーラはごまかせない。しかし、中には表面的なオーラをごまかす「カメレオンタイプ」もいるので注意。
  • 「この人は信用できるに違いない」と思って『確証バイアス』に囚われると、真実が見えなくなってしまう。これは多くの人に起こりがち。
  • 騙されたり裏切られたりしたとき、相手を責めるのではなく、自分の見る目のなさを冷静に振り返らなければ成長しない。

私はこれまで、ブログやラジオやメルマガや「スピリチュアル系の本物と偽物を見抜くコツ」──"本物"と "偽物" と単純に分ける表現はあまり好きじゃないのですが――をずいぶんしてきました。

カウンセリングや講座などのクローズドな空間では、お客様から

「林さん、このスピ系の人、どう思いますか?」

と具体的な名前が出てくることがよくあります。 

いつもYouTube(Podcastラジオ)の冒頭で話している通り、私は「お名前だけで(その人が波動/オーラ)がわかります」。

そこで「この人はいいんじゃないですか」「この人はちょっと気をつけた方がいいですよ」と私がお伝えすると、

「あぁ、やっぱりそうですか!」

と納得される方や、「自分の感覚は間違ってなかったんですね」と安心される方もおられます。

こういう話をすると「お前はどうなんだよ」とツッコまれそうですが、そこはあなたのご判断。

自分で「ワタシは信用できる人間ですよ!」って言うヤツは余計に怪しいので、私は何も言いません(笑) 

こうして、いろいろ情報が集まってきます。

なので「波動/オーラではこんな感じだけど、実際はどういう人なのかな?」と興味を持って、検索したりYouTubeを見たりして確かめることがあります。

そうすると、「肉眼だけで見抜く」のはけっこう難しいと感じますね。 

人の印象は、外見や服装、話し方、声のトーンなど「外側の部分」で大きく左右されます。

これは心理学でも証明されているし、「人は見た目が9割」という本もむかし話題になったことがあります。

実際、人気のあるスピ系インフルエンサーを見ていると、見た目もそれっぽく整っていて、話し方もわかりやすいし、声も落ち着いていて癒し系だったりします。

私もYouTube(Podcastラジオ)でベラベラしゃべっていますが、ときおり「声がいい」と言われることがあります。

内容はともかく、やっぱりガサガサした声よりは信用を得られやすいのでしょうね。

その上で「社会的権威」や「フォロワー数などの評価」があれば、なお良いことになります。

それで波動(オーラ)も良ければ申し分ないのですが……なかなかそういうわけにはいかんのですよ。

例えば最近聞いた話ですが、スピリチュアル業界でかなり有名な方がいます。

本をたくさん出版されていて、私も昔から名前だけは知っていたのですが、「この人の波動は重たいな」と、ずっと感じていました。

たまたま親戚筋からその人の本をプレゼントされそうになったことがあるのですが、受け取りを断った上で「この人は信じたらあかん」と諭したことがあります(笑)

で、話を聞く限り、その人は「寄付」「献金」といった形ではあるけど、かなりお金に執着しているようなのですね。

話をしてくださったお客様は、地方にお住まいにもかかわらず、わざわざそのスピ系の人の本部(東京都内)に「潜入調査」をしたことがあるようです(笑)

その現場で垣間見たものは、多額のお金が飛び交っている光景だったようですね。

「自分も高額の寄付をしないといけないのかな……」という空気感だったらしいですよ。

実はそれ以前にも、このスピ系のインフルエンサーをトップとする団体は、高額で「まじない」や「宗教的イニシエーション(儀式・儀礼」をやっているという話を聞いたことがあります。

そういうやり方を少し間違えれば、完全に「霊感商法」と糾弾されることをやっている。

そうして現在は、都内の一等地にかなり大きな拠点を作ろうとしている途中だそうです。

ネットでそのスピ系を検索しても、霊感商法的な被害に遭った、遭いそうになって逃げた、という話が出てきます。

その真偽のほどは定かではありません。

ただ、最初に私が波動を観て「この人はあかんわ」と感じた通りになっている。

それでもその人のYouTubeのコメント欄を観ると、「おかげさまで、救われました」とか「今回も魂が洗われるようなお話でした」なんて書き込んでいる人がいます。

「え?なんでなん?」と個人的には思いますが、まぁ世の中にはいろんな人がいますからね。

見た目の美しさ、清らかさだけで「この人は本物だ」なんて思い込んでしまうと、その良い部分しか見えなくなってしまう。

なぜ、人はこうも簡単に信じてしまうのでしょうか?

さっきも言いましたが、この物質世界では外見や演出によって、ある程度までならごまかすことができます。

こうして多くの人が「見た目」でだまされてしまう――「人は見た目が9割」とは至言ですね。

ですが「波動」は絶対にごまかすことができない――これも繰り返し述べてきました。

ウソはいつか必ずバレる。

たとえこの世ではごまかし切れたとしても、霊界(あの世)ではすべて白日のもとにさらされてしまう。

だったら、本当に合理的に考えたら、ウソなんかつかない方がいいのです。

ときには未熟さゆえに自分を守ったりごまかしたりしてしまう場合もあるだろうけど、間違ったと思ったら反省してお詫びして、またやり直せばいい。

けれど、こんな当たり前のことができない大人の、なんと多いことか。

私は去年、あるすれ違いがきっかけでしばらく連絡が途絶えていた方に久々に連絡して菓子折り片手に訪問し、当時の自分の未熟さをお詫びしたことがあります。

お相手は、私の気持ちを寛大に受け入れてくださいました。

これをメルマガでは発表したら、意外なことに「感動しました」というお声を結構いただきました。

それだけ、素直に失敗を認め、しかもお詫びという具体的な行動を起こすのは難しいのでしょうね。

私は、自分をごまかすほど波動が重たく暗くなることが、職業柄わかり切っています。

だったら、ちゃんと素直に謝った方がオトクですよね(笑)

別に私の性格が良いからじゃなく、めっちゃ合理的に計算して、そうした方が結局はポイントが大きいからやっているだけです。

まぁでも、エゴが強かったりプライドが高いと、なかなかできないんでしょうな。

目先の利益やメンツに囚われてしまう……率直に言って「おまえはアホか」と思ってます(笑)

表面的な「いい人オーラ」にだまされてはいけない

ここで、今まであまり触れてこなかった厄介なことをひとつ言いましょう。

先ほど「外見はごまかせても、オーラまではごまかせない」と言いました。

しかし、実は「表面的なレベルのオーラであれば、ごまかせてしまう人もいる」のです。

こうなると、ますます人を見抜くのが難しくなってしまいますね。

スピ系の本を読んでいると、ときどき「オーラというのは、多層構造になっている」と説明している箇所を見つけることがあります。

これは、少なくとも私にとっては本当です。

私が人のオーラを観るときは、〈表・裏・中心〉を観ます。

というのも、表面のオーラだけは相手のことがわからない場合があるのです。

多くの人は表面のオーラだけでも人となりはある程度わかるのですが、中にはややこしい人がいます。

よく「あの人は裏表がある」という言い方をしますよね。

口で言っていることと腹で思っていることが違う、なんて人を説明するときに使う表現です。

これは実はオーラにもありまして、「裏と表が違う」場合もあれば「表面と中心が違う」場合もあります。

厄介なのは、パッと表面のオーラだけ観るとキレイなのだが、中心まで踏み込むとかなり不調和な波動が感じられる人です。

私はこのタイプの人を「カメレオンタイプ」と呼んでいます。

実際のカメレオンは緑っぽい色をして、周囲の色と同化することができます。

同じように、私が観る限り「カメレオンタイプ」のオーラの人も、緑っぽい色に見えるのですよ。

緑系のオーラの人は、基本的にやさしい人、おとなしい人、癒し的な空気をまとった人です。

けれど「カメレオンタイプ」の場合それは〈擬態〉であり、実は別の一面が隠れているのです。

スピ業界にも、こういうカメレオンタイプがいます。

見た目は清潔感があって、話し方も丁寧で上手。

写真やYouTube動画もキレイに映っているので、「なんだか信用できそう」な感じがする。

その人が何か作品を作っているとしたら、それらには「癒しの空気感」が漂っている。

でも、裏側または中心の波動まで深く観ていくと、実は不調和な波動が隠されている──。

こういうカメレオンタイプに気づいたのも、お客様からいろんな情報が寄せられるからです。

「スピ系の○○さん、最初はすごくいい人で信用できると思って、高額なセミナーまで行ったことがあるんですが、深く知っていくうちに『あれ? なんか思っていたのと違うんだけど……』と、少しずつ不審感を持つようになって、今はもう離れています」

というパターン、よくありますね。

それを見抜くのは本当に難しい。

就職や結婚と同じように、入社して(結婚して)しばらく体験してみないと、本当のところはわからない。

なので、もし良かったら私に相談してください。

解決が早いですよ。

もちろん、私自身も信頼性と問われる立場ですけど。

「確証バイアス」に囚われると、真実が見えなくなる

この人は人柄も能力も信頼できるはず――

一度そう信じてしまうと、不都合な情報やその人の裏側が頭に入ってこなくなる。

こういう「自分の考えや信念を裏付ける理論や情報だけを、積極的に集めてしまう心理傾向」のことを『確証バイアス』と言います。

私自身もこの『確証バイアス』によって、相手を見誤ったことがあります。

普段のご相談で「この人のオーラ、どうですか?」と聞かれる場合、私は完全に第三者で利害関係もないので、確証バイアスは働きません。

でも、そんな私も自分事において確証バイアスにハマってしまうと、相手の真価が見えなくなってしまうのです。

かつて、私はある先生を尊敬し、しばらく学び続けていました。

「この方は素晴らしいに違いない」と思ったのは、所属されている業界では権威であり、確かな実績を出されていたからです。

そして、普段からの発言内容も素晴らしく、かつ私の求めている分野にかなり一致していたからです。

そうして信じてしまうと、普段は「お名前を聞けば波動がわかる」なんて偉そうに言っている私でも、正しく観えなくなってしまったのでした。

それでその方が「本物」であれば何も言うことはないのですが、残念ながら、そうではない現実に直面してしまったのです。 

それはもう、胸が痛くなるような、腹わたがねじれるような……

「裏切られた」という深い悲しみを覚えたのです。

そうしてその先生と心理的距離が離れた瞬間、その人も「カメレオンタイプ」のオーラの持ち主だったことが、透けて観えてしまいました。

そうか、この先生は「見た目」だけだったのか……

普段の発言内容は立派だし、能力も高いものをお持ちだとは思う。

だからこそ、自分もしばらく学び続けた。

しかし、結局のところ、この先生は「本物」ではなかった……

真実に「利他」や「使命」に生きる人ではなく、自分の保身、自分の名誉、自分の地位、自分の成功、そして死後も自分の名が世に残ること――

本当はちっぽけなエゴに執着している方だったのだ。

「確証バイアス」が外れて、ようやく「真実の波動(オーラ)」が観えるようになったのです。

いやもう、これは本当に悲しかったですね。

普段は健康な私も、このときは体調を崩しました。

ある専門家に診てもらったら、「肝臓がちょっとダメージ受けてるね」と言われました。

東洋医学的に、肝臓は「怒りの感情」とつながっているので、私は相当に悲しみ、そして怒ったのだと思います。

そんな出来事があったので、今回のタイトルに掲げた

「信じていた人が、実は本物じゃなかったと思い知ったとき、どうすればいいか?」

という問いは、私自身にも問われていることなのです。

それはもう、「学び」として受け止めるしかないのでしょう。

 

裏切った相手を責めるのではなく、自分に「人を見る目」がなかったのだと、受け入れるしかないのでしょう。

 

そして、自分は決してそのようにはなるまいと、今度は自分が他の人に同じような悲しみを味わわせまいと、誓うしかないのでしょう。

スピ系に騙されたとき、最も大切にするべき考え方とは

有り難いことに、

「スピリチュアルをいろいろ渡り歩いてきたけど、ようやく林さんに出会えて良かった」

とおっしゃる方がおられます。

「怪しい高額セミナーに出たり、あるスピ系インフルエンサーの追っかけをしたり、占いに依存した時期があったり、パワーストーンをジャラジャラつけてしまったこともあったり――

いま振り返れば、ずいぶんくだらないことに散財してしまい、後悔もしています。

この時間とお金を家族に使ってあげていたら、もっと人生は充実していたと思います。

でも、そういう道を歩んできたからこそ、林さんの言う【マジスピ】(真のスピリチュアル)の価値に気づけたのだと思います」

こういう有り難いお言葉をいただくとき――

もし、最初から【マジスピ】のようなものに出会っていたら、そこに価値を感じていただけただろうか?

と、私はこの問いを思い浮かべます。

いろいろ体験してきたからこそ、ようやく見る目が養われるのではないでしょうか。

私もすでに述べた通り、「裏切られた」という悲哀があればこそ、目を覚まされたのです。

これはまさに、前回の配信の通りですね。

私たちは、一足飛びに「真実」へたどり着くことはできません。

一歩一歩、階段を登るように、学び、体験していく必要があるのです。

ここで注意すべきことは、「騙された」「裏切られた」というきっかけを作った相手を責めてはいけない、ということです。

よくスピ系の情報には、「霊感商法に騙された」「スピ沼にハマって大金を溶かした」「霊能者・占い師にこんなひどいことを言われた」という、いわば〈アンチスピリチュアル〉を発信する人がいます。

そういう人は「あなたには、かつての私のように騙されてほしくない」という使命感にも似た思いがあるのでしょうが、そこで私が気になることがあります。

それは、その人の中に「癒し切れていない怒り」が残っていることです。

つまり、かつて自分を騙したり傷つけた相手に対し、今でも恨みつらみの気持ちを抱いているのです。

ですから、〈アンチスピリチュアル〉の発信内容は、往々にして攻撃的になってしまう。

私はスピ業界の理解、そして自戒の意味も込めて〈アンチスピリチュアル〉の情報をときどきチェックします。

すると、その行間から刺すような、トゲのようなエネルギーを感じることが多いのです。

確かに怒りの気持ちはわかるけど、ずっと怒りっぱなしだとしんどくないですか?

さっき赤い字で書いた箇所に、「裏切った相手を責めるのではなく」と書きました。

実はこの部分はすごく大切です。

なぜなら、最も振り返るべきは、「自分が人を見る目を持てなかったこと」だからです。

本質的に、相手は関係ありません。

もし本質を見抜く目があるなら、そういう人と縁を持つことはなかったからです。

相手を責める気持ちが反省の念より優位である限り、私たちは成長することができません。

おそらく、また同じような過ちを繰り返すのではないでしょうか。

そうではなく、「自分が人を見る目を持てなかったこと」を真摯に振り返ること。

そして、「今度は自分が他の人に同じような悲しみを味わわせまい」と、誓わなければなりません。

これこそ、「最も厳しい闘い」なのです。

ここでは「人の振り見て、我が振り直せ」ということの、最大級の実践が求められるのです。

スピ系の人から金銭で騙されたのであれば、あなたはお金に汚い人間であってはならない。

スピ系の人から心無い言葉で傷つけられたのであれば、あなたは本当に慈悲深い人間に成長しなければならない。

私も、あの先生の「言葉と行動の乖離」に裏切られたと憤るのであれば、私は口先だけではないスピリチュアルの真剣な実践者として生きねばならぬ。

いわば「仇を恩で返す」決意をすること。

それが、信じていたものが本物ではなかったことに気づいたとき、それで深い失望やショックを受けたとき、「転んでもただでは起きない」最も大切な心得ではないでしょうか。

失敗や挫折から、深く学べる人間でありたいですね。

それでは、今回は以上です。

ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • スピ系の見た目の良さ、フォロワーの数、著作があること、などの外見やわかりやすい実績に、私たちは騙されやすい。
  • 外見はごまかせても、オーラはごまかせない。しかし、中には表面的なオーラをごまかす「カメレオンタイプ」もいるので注意。
  • 「この人は信用できるに違いない」と思って『確証バイアス』に囚われると、真実が見えなくなってしまう。これは多くの人に起こりがち。
  • 騙されたり裏切られたりしたとき、相手を責めるのではなく、自分の見る目のなさを冷静に振り返らなければ成長しない。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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「お金=エネルギー」説は本当か?スピ系の「豊かさを引き寄せる魔法」のウソを暴く。https://prism-life.com/money_is_energy/Thu, 17 Apr 2025 06:13:00 +0000https://prism-life.com/?p=18672

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は前回のブ ... ]]>

このブログの要点
  • 感謝の気持ちで支払うのは結構なことですが、それだけで金運は上がらない。豊かになりたいなら、豊かになるための行動をしなければなりません。
  • 「お金はエネルギーだから出せば返ってくる」という説は、スピ系インフルエンサーが高額商品を買わせる騙しのテクニックだと疑いましょう。
  • 「自分らしく」「好きなこと」ではなく「相手のため」にエネルギーを使う見返りとして、豊かさが与えられます。順番を間違えないことです。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は前回のブログ『お金は幻想に過ぎない:スピ系インフルエンサーの「豊かさ引き寄せ本」に惑わされるな!』では書けなかったことを述べます。

まず「ラクして稼げる方法はない」という当たり前の大原則を踏まえた上で、今回のブログを読んでください。

普通のスピリチュアルが言う「こうすれば豊かさを引き寄せられます」という言説は、その大半がエゴに基づく夢物語だと断言します。

前回も言った通り、「稼ぎたかったら、まともに働け」ということです。

ときおり「うまい儲け話」も転がっていますが、それはそういうチャンスを掴める情報ネットワーク、そしてその話に乗っかってみる「勇気」と騙されないための「知性」がなければなりません。

普通のスピリチュアルに足をすくわれる程度の「判断力・認識力が低い人」には無理な話です。

これを前置きした上で、今回は普通のスピリチュアルでよく言われる「豊かさを引き寄せる方法」を取り上げ、批判していきます。

「支払いのとき感謝で出すと金運が上がる」というスピリチュアル説はウソ

これはスピリチュアル業界でよく言われることですね。

これは「お金にエネルギーを乗せる」というスピ系ハウツーです。

もちろん感謝がないよりあった方がいいに決まってますが、それだけで金運は上がりません。

感謝の気持ちなんかなくても、「お金を得るための行動」を積み重ねている人は豊かになれます。

高潔な人格でなくとも、経済的に恵まれたパートナーと結ばれた人は豊かになれます。

(だから婚活では多くの人が頑張って「ハイスペック」を狙うんでしょ?)

たとえ犯罪行為であろうと、詐欺や恐喝や強盗など「具体的な行動」ができる人がお金を得るのです(もちろん推奨はしませんが)。

豊かさを得るのに、「感謝」や「人格」はさほど関係ありません。

そうでなければ、映画やドラマだけでなく、現実でも「悪そうなヤツほど金を持っていることが多い」そして「いい人なのに貧乏な暮らしをしている」ということが説明できません。

スピリチュアル好きの多くは「いい人」ですが、同時に現実的に行動できる人は少ないので、「支払いのときは感謝の気持ちで出す」などというキレイゴトに走りやすいのです。

この種のキレイゴトは心の中で思えばいいだけで、行動して汗をかく必要がない。

だから、ラクして豊かになりたいだけの怠け者や、「豊かになりたい」と口先で言っているだけの人、魔法でお金が生み出せると思っているイタい人にはピッタリの方法でしょう。

もう一度言いますが、感謝や人格など、豊かを目指すならどうでもいい。

そんなこといいから、とりあえず真面目に働いてくれ。

真面目に働いてお金を得て、労働の価値や尊さを身体で知るにつれ、本当にお金に感謝できるようになるから。

「お金はエネルギーだから出せば返ってくる」というスピリチュアル説はウソ

これはスピ系インフルエンサーの多くがよく言う、お客に高額なコンテンツやセミナーを買わせるためのウソだと思って結構です。

これは上述の「感謝でお金にエネルギーを乗せる」という考え方の上位版ですね。

これが本当っぽく聞こえてしまったなら、落ち着いて考えてみてください。

スピ系のインフルエンサーで、本当に波動(オーラ)が清らかな人は一握りしかいません。

その大半は物質的欲望が強い人で、「波動が重たい」のです。

あの人たちが口先では「物心両面の豊かさ」なんて言いながら、結局のところ「見た目の豊かさ」や「羽振りの良さ」などの物質面だけをアピールしたがるのはそのためです。

そうやってブランディングしないと、なかなかフォロワーが増えないもん。

それはともかく、「お金はエネルギー」なのであれば、本当に大事なのは「何に出すか」ですよね。

真に価値のあるものなら、それに「お金のエネルギー」を出すことで得られるものはあるでしょう。

けれど波動の重たい人にいくらお金のエネルギーを出しても、ブラックホールに吸い込まれて終わりです(笑)

詐欺案件や怪しい投資にお金を出したところで、リターンが一切ないのと同じですよ。

最近のご相談でも、スピリチュアル系の詐欺案件に引っ掛かってしまった方から話をお聞きする機会がありました。

豊かになれると信じて投資した「お金のエネルギー」は、結局のところ返ってこなかった。

「出せば返ってくる」はずじゃなかったの?

違うよ、だってそれは詐欺でありギャンブルだもん。

冷静に考えれば「何でもお金を出せばいいってもんじゃない」とわかるのでしょうが、スピ系のインフルエンサーが爽やかに語るファンタジーに舞い上がってしまうと、うっかり手を出してしまうんでしょうね。

そうやって「エゴ」を根底にしてお金を出してしまう。

「ラクして豊かになれる」という欲望に引っ掛かってしまう。

あれ?

お金には「感謝の気持ち」を乗せて出すんじゃなかったっけ?

あらら、本当は感謝じゃなくて「エゴイスティックな欲望」をお金に乗せていたわけね。

それじゃ「普通のスピリチュアル」の立場で考えても、うまくいかんでしょうな。

普通のスピリチュアルが「お金はエネルギー」だとよく言うのは、こう言った方が何かと都合が良いからだと見抜かなければなりません。

表現がフワっとしているため、「お金は出せば返ってくるよ」とも言えるし、「いま出さなければ本当に豊かにはなれないよ」と軽く脅したり、「いつ出すの? 今でしょ! 宇宙は "今" しかないのよ」と追い込むことまでできてしまう。

ホンマ、怪しく見られがちなスピリチュアルじゃなくて「もっとまともな仕事」で営業やったらええやん、と言いたくなる(笑)

厄介なのは、「お金はエネルギー」なのは決して間違いではないということ。

「感謝の気持ち」や「思いの強さ」を示すために、お金は地球において最も利用しやすい媒体です。

言葉だけで「本当にありがとうございます!」と全力で頭を下げるより、お金を包んだ方がよほど感謝は伝わりますよ(笑)

感謝の言葉を伝えるだけなら怠け者でもできるし、それがスピリチュアルかぶれになると「ワタシはいいことをしてるのよ」と自分をごまかすこともできてしまう。

本当に卑しい根性ですね。

すでに述べた通り、本当に大切なのは「何にお金というエネルギーを出すか」であり、そして「どんな気持ちでお金を出すか」なのです。

エネルギーの向ける相手がエゴイスティックな人間だったり、お金を出すこちら側がエゴイスティックな気持ちだったら、そのお金は「活きたお金」にならないでしょう。

この意味において「感謝の気持ちでお金を出す」のは確かに大事だけど、それだけで豊かになれると思ったら大間違いだぞ、というのは前のセクションで述べた通り。

このあたりがゴチャゴチャになりがちなので、ふわっとしたスピリチュアルは解像度を高めて理解しないと惑わされてしまいます。

「自分らしく、好きなことで豊かになれる」というスピリチュアル説はウソ

スピっぽく「自分らしく豊かになりたい!」「好きなことで人に喜ばれ、みんなハッピーに!」「幸せな小金持ちになる!」なんてキレイゴトを言うのは簡単です。

こちらが地に足をつけていないと、こういうキレイゴトのストーリーにうっかり便乗してしまいがちです。

でも本当に豊かになりたいのであれば、まず自分のことは横に置かなければならない。

「自分らしく豊かになりたい」だなんてヌルいこと言ってんじゃねーよ馬鹿野郎、と言いたくなる。

「自分らしく」なんてガキが言うような寝言を横に置き、社会や他人のニーズにちゃんと応えるからこそ、その見返りとして豊かさを得られるのです。

これが「エネルギーを出せば返ってくる」という現実的な実践です。

お金だけがエネルギーではない。

「人生の時間」や「労働力」もまたエネルギーなのです。

そのエネルギーを「自分のため」ではなく「相手のため」に使うからこそ、見返りがある。

それが本当の意味で「自分のため」であり、その積み重ねが「真の自分らしさ」につながっていくのです。

こういうのはある程度成熟した人間なら誰でもわかるのですが、現代では見失われがちです。

特に普通のスピリチュアルに傾倒するような認識力・判断力の低い人は、この傾向が強い。

・「こんなクソみたいな会社で働きたくない」

・「単純作業のつまらない仕事なんかしたくない」

・「ここではないどこかに、もっと自分らしい何かがあるはず(なのに今の自分は・・・)」

といった自己中心的な不満を強く持っていると、冷静に見れば品のない「キラキラ系スピリチュアル」が不思議と輝いて見えてしまう。

エゴの振動波を放つ者同士、引き寄せ合っちゃったのね。

そこでインフルエンサーから「お金はエネルギーだから、出せば入ってくるのが宇宙法則なのよ(はあと)」なんて言われると、「あ、そうなんだ!じゃあ自分を変えるために、ここで思い切って使おう」なんて批判なく受け止めてしまう。

おいおい、そこは「ブラックホール」なんだってば!って言っても気づかない。

私はそんな「被害者」の話をたくさん聞いてきたし、実際そういう「インフルエンサー」の波動(オーラ)を観ると、冗談抜きで〈ブラックホールのような黒い波動〉をしているのです。

ま、でも「騙されて苦しんで、やっと気づきました」とコストを払って学ぶ人もいるし、私だって失敗して「これはアカンやつや……」と気づくことがたくさんありました。

その意味では、やっぱり「出したお金のエネルギーは、いつか必ず返ってくる」のかもしれませんね。

どの意識レベルにおいて受け止めるかで、この言葉の意味合いはかなり変わってきます。

ぜひ安易なスピリチュアルに惑わされず、本当に価値あるものにお金のエネルギーを振り向けていただければと思います。

改めて、このブログの要点
  • 感謝の気持ちで支払うのは結構なことですが、それだけで金運は上がらない。豊かになりたいなら、豊かになるための行動をしなければなりません。
  • 「お金はエネルギーだから出せば返ってくる」という説は、スピ系インフルエンサーが高額商品を買わせる騙しのテクニックだと疑いましょう。
  • 「自分らしく」「好きなこと」ではなく「相手のため」にエネルギーを使う見返りとして、豊かさが与えられます。順番を間違えないことです。
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第301回:苦悩や悲哀が魂の目覚めを促す──シルバーバーチに学ぶ真のスピリチュアルhttps://prism-life.com/podcast_301/Fri, 11 Apr 2025 10:58:40 +0000https://prism-life.com/?p=18641

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は過去の無料メルマガの内容を取り上げました。以下から購読できます(登録特典あり) https://mail.os7.biz/add ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は過去の無料メルマガの内容を取り上げました。以下から購読できます(登録特典あり)
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■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使ったメモは以下からダウンロードできます
https://x.gd/j6U7x

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

シルバーバーチの言葉が示す「悲しみ」の意味

今回の文字起こしの要点

  • 悲しみや苦悩は、魂の目を覚まさせる、最も深い体験である。
  • 人生の理不尽や不合理は苦悩を生み出すが、それが理性の限界を打ち破る。
  • 普通のスピリチュアルにありがちな「安楽な人生への祈願」が実現したら、霊的な価値観からすれば「失敗の人生」である。
  • この世は「あの世=霊界」で本格的な仕事をするために、魂を鍛える場である。

今日はですね、何回か前にご紹介した、シルバーバーチの言葉を改めて取り上げます。

悲しみ、人生の悲哀や苦難について、シルバーバーチが語っている言葉があります。

メルマガではすでに2、3回ほど紹介していますが、今回はYouTube・Podcastでもお伝えしたいと思い、このテーマにしました。

まずはその言葉を読み上げます。

悲しみは、魂に悟りを開かせる体験の中でも、特に神聖なる意味を持つものです。それが魂の琴線に触れた時、一番よく魂の目を覚まさせるものです。

というものです。 

スピリチュアル業界では「悟り」とか「覚醒」といった言葉がよく使われます。

他のスピ系のYouTubeをたまにチェックすると、「覚醒した人の特徴」みたいなタイトルの動画が出ます。

ただ、そこで語られている言葉はなんだか軽くて、ポップでカジュアルな雰囲気になっているように感じます。

でも、本来「悟り」や「覚醒」なんてのは軽い言葉ではないはずですよね。

実際、お名前だけで人の波動(オーラ)を観る私の立場からすれば、自分で自分のことを「覚醒した」「目覚めた」なんて言っている人の大半のオーラは、とてもじゃないが「光に満ちた」ものでは言えない。

やはり、軽々しく言えることではないのです。

一方、上に引用したシルバーバーチの言葉には重厚さを感じます。

彼は「悲しみこそが悟りを開かせるためのとても重要な体験なのだ」と言っています。

悟りは、滝に打たれたり、断食をしたり、瞑想をしたりといった「修行」でも成し得ると思います。

ただ、それは現代においてはごく限られた人の話で、リアリティがない。

工業社会に生きる現代人における「修行」とは、「生老病死」の日常に降りかかってくる理不尽や不合理による苦しみや悲しみの体験に他なりません。

ときに「なんでこんなことが起こるんだろう」と、嫌な気分になったり、深い悲しみに襲われることもあるでしょう。

でも、後から振り返ってみれば、そういった体験こそ、自分の魂の目を開かせるとても重要なきっかけになっていた──

そう思える方も、きっといらっしゃるのではないでしょうか。

個人的なことですが、今回の配信時期のほんの少し前、「まさか、こんなことが……」と思わざるを得ない出来事に直面しています。

それはもう、理不尽で、不合理な体験です。

これによって、今後の人生計画をかなり変更させられてしまうような出来事です。

当初はかなり苦しい思いを味わいましたが、普段から人生や生き方について偉そうなことを言っているので、その実践としてしばらく深い内省の時間を過ごしていました。

私はその中で、上のシルバーバーチの言葉が、以前よりも深く心に染み込んでくるようになりました。

悲しみが魂の目を開かせる――これは理屈抜きでその通りです。 

「理不尽」や「不合理」というのは、言葉の通り、理性では到底説明がつかないことです。

私たちの普段の世界は、理性や合理で動いています。

その「理屈」というものが通じず、「頭」が打ち壊されてゆく。

それでもなお耐え忍んでいるうちに、ようやく私たちは角が取れ、素直になっていくのでしょう。

「幸福で安楽な人生」は、本当は失敗に満ちている?

私は禅の世界が割と好きなのですが、禅問答はまさに「不合理の極み」ですよね。

例えば、

「両手で拍手をすると音が鳴る。では、片手で拍手をすると、どんな音がするか?」

これは有名な禅問答『隻手の音聲(せきしゅのおんせい)』です。

現代教育のように、答えはありません。

そんな理不尽な環境の中で、修行者は考えて、考えて、考え抜く。

それでも、答えが出ない。

しかし、理性の限界を超えて考え続ける。

そのうちさすがに精根は尽き果て、中には「これでは全然物にならない……ならば、もう死ぬしかない」と自死を決行しようとした瞬間、ようやく豁然として大悟を得る……なんてすさまじい話も残っています。

もちろん現代の私たちは、なかなかここまでのことはできません。

ただ、ときに運命から与えられる悲しみや苦悩――それは人間関係からもたらされることが多いですが――が、私たちにとってリアリティある「魂を磨く修行」となることは間違いありません。

仏教の「四苦八苦」の中に「愛別離苦(あいべつりく)」と「怨憎会苦(おんぞうえく)」というものがあります。

この二つは人間関係における苦悩の中心です。

親子関係、夫婦関係における苦悩、葛藤、死別。

師弟関係、友人関係における裏切り、反目、対立。

いくら愛する人であっても、別れは必ずやってくる。

その悲しみは、筆舌に尽くしがたい。

例えば、婚約者を交通事故で亡くしてしまった、という方の話を聞いたことがあります。

これは言葉にならない……

どうして、こんなことになってしまったのか。

どうして、自分がこんな目に遭わなければならないのか。

納得できる理由など、おそらくない。

どう考えても、理不尽でしかない。

ときに運命が与えるものは残酷ですが、シルバーバーチは、こういう体験こそ魂の目を開かせるのだと、厳しくも慈しみを込めておっしゃいます。

こう述べると、真のスピリチュアル(マジスピ)というのは厳しい……と思わざるを得ません。

けれども、逆に順風満帆でラッキーでハッピーな引き寄せの連続だったら、そこに魂の進化はあるのでしょうか。

「普通のスピリチュアル」はそんな"お花畑"を語りたがりますが、やはりそれは真実ではない。

私たち現代人の多くは神社で、素朴にこんなことを願いませんか?

「家族みんなが健康で平和で、苦労や困難もなく、幸せな人生を送れますように――」

そういう人生が理想だと思っているからです。

でも、シルバーバーチに言わせれば、それは「失敗の人生」なのです。

「あなたは魂としての使命や目的を、何も果たせていない」という厳しい評価が下ります。

逆に苦悩や悲哀を乗り越えることを通じて霊性(スピリチュアリティ)を開発し、人のために少しでも貢献できた人生は、シルバーバーチ的には「栄光の人生」なのです。

ただ、多くの場合、苦悩や悲哀や降りかかってきたら、受け止め切れなかったり「なかったこと」にしたりするのではないでしょうか。

あるいは親や世間や、果ては神仏まで恨む人も出てくるのではないでしょうか。

「普通」はそうなると思います。

でも、たとえ当初は混乱したり落胆したりするとしても、少しずつ「魂の夜明け」が訪れ、それを「真の幸福」へと転換していける人もいます。

この両者の違いは、事前に「学び」があるかどうかでしょう。

シルバーバーチは「正しい知識は、運命を切り開く剣となり盾となります」とおっしゃっています。

私が運が良かったと思うのは、先ほどかなり理不尽な出来事が起こったと言いましたが、シルバーバーチのような教えに前もって触れていたことです。

理不尽、不条理、不合理と葛藤して乗り越えた先に、それまでの自分では考えられなかった心の境涯にまで至ることができる。

たとえ「頭の理解」のレベルに留まっていても、そういう知識があることで苦悩に翻弄され自分を見失うところまではいかなかった。

そして今度は、葛藤を通じて「頭の理解」を「身体的理解」のレベルまで深めることができるだろう。

それが、魂としての喜びにつながっていきます。

もしこういうことを何も知らなかったら、気が狂っていたかもしれませんね。

苦難を通して魂は成長する──信じる力と体験の意味

私は高校を卒業後、東京方面で住み込みで新聞配達をしていた時期がありました。

高校は地元・大阪では有数の進学校だったので、この進路は「前代未聞」でした。

すでに平成の豊かな時代、文字通り「時代錯誤」の選択でした。

当時の未熟な私としては、これぐらいしか「学歴社会への抵抗手段」がなかったのです。

この時期の記憶は、そこを退職して20年ほど経っても、鮮明に思い出すことができませんでした。

思い出そうとしても「白黒の映像」しか浮かんでこないのです。

記憶が「カラー」ではないわけです。

家出同然で向かった東京は関西とは言葉遣いが全然違うし、友人は一人もいないし、さらに地元の両親や友人とは一切の連絡を絶ちました。

だから孤独でしたし、そのくせ自我だけは強いので、周りとも協調的にやっていけない。

他にもいろいろあって、本当に辛かったわけです。

おそらく、現在の言葉でいえば「トラウマ」になったのでしょう。

当時の記憶が十分に思い出せないぐらい、自分の中で「防衛機制」が約20年間も働いていたのです。

それぐらいしんどかったわけですが、いま振り返れば、まだ二十歳前後の時代に思いっきり挫折感や敗北感を味わっておいて良かったと思います。

そのままストレートに有名大学の進学していたら、絶対に体験できなかったであろう深刻な教訓があります。

また、詳しくはプロフィールに書いてあるので割愛しますが、この時代の体験が「スピリチュアル」へ興味を持つきっかけになったのです。

かといって、特に霊的な体験をしたわけではありません。

突然「目覚めた」わけでもない。

当時体験したことは、スピリチュアルと無関係のことです。

しかし、いま振り返れば、当時の深刻な苦悩が、いわば「副作用」として魂の目を開かせたと言えます。

まだ「お名前だけで波動がわかる」という霊的能力は発現していません(それは約5年後のことです)。

けれども、その序章としての「スピリチュアルへの強い関心」が湧いたのは、この時期でした。

不思議なことに、当時の体験の「意味」や「意義」が解明されてくるにつれ、その記憶は白黒からカラーになっていったのでした。

20年もかかってしまいましたが……

ここでもう一度、シルバーバーチの言葉を振り返ります。

悲しみは、魂に悟りを開かせる体験の中でも、特に神聖なる意味を持つものです。それが魂の琴線に触れた時、一番よく魂の目を覚まさせるものです。

これは、もう、理屈なしです。

無条件で、そうなのです。

ただし、できればこういった言葉は事前に学んでおくことが望ましい。

私たち凡人は、物事の道理を掴んでいなければ、いざというときに実践するのは難しいからです。

その上で、シルバーバーチはこうも語っています。

この地上での人生の体験というものが、肉体の死後──つまり、生命の本質的な世界である「霊界」において、本当の生活が始まるための「準備」になるのです。

これは科学的に証明できる話ではありませんが、私は「死後の波動」もある程度認識できる人間なので、これを信ずる立場です。

ただ、あなたは(これもシルバーバーチが言っているのですが)決して盲信せず、理性でしっかり疑ってから、このことを信ずるかどうか判断してください。

なぜこの地上の人生には苦悩や悲哀がついてくるのか。

それは「霊界」での本格的な仕事に備えるため、魂を鍛錬するため――というのが、シルバーバーチの言っていることです。

私たちが心から尊敬できる人は、たいてい苦労や困難を乗り越え、人格的に立派で、多くの人に喜びを与えている人でしょう。

「人生の意味」は――かつての私もそうでしたが――考えすぎると、かえってわからなくなります。

でも素朴な事実から素直に考えれば、実はよくわかるのです。

では、今回の内容もご参考になれば幸いです。

ありがとうございます。

追伸

YouTubeでは井上有一(いのうえゆういち・1916~1985)という、「書の破壊と創造」に命を燃やした書家を取り上げています。

本題と少し違う内容だったので、文字起こしのこの文章ではカットしました。

もしご興味があれば、冒頭に貼ったYouTubeをご覧いただけたら幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 悲しみや苦悩は、魂の目を覚まさせる、最も深い体験である。
  • 人生の理不尽や不合理は苦悩を生み出すが、それが理性の限界を打ち破る。
  • 普通のスピリチュアルにありがちな「安楽な人生への祈願」が実現したら、霊的な価値観からすれば「失敗の人生」である。
  • この世は「あの世=霊界」で本格的な仕事をするために、魂を鍛える場である。
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お金は幻想に過ぎない:スピ系インフルエンサーの「豊かさ引き寄せ本」に惑わされるな!https://prism-life.com/spiritual_money_kurekure/Thu, 10 Apr 2025 05:50:00 +0000http://prism-life.com/?p=2960

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は珍しく「 ... ]]>

このブログの要点
  • 「スピ系の有力インフルエンサー」だからといって波動(オーラ)まで素晴らしいとは限らない。むしろウケ狙いが上手なだけの場合もあり得ます。
  • お金は「ただの紙切れや金属片」に過ぎません。「パワーのある物質」という思い込みから目を覚ますのがスピリチュアルな智恵です。
  • エゴを刺激することを「ワクワク」だとごまかすスピ系の言葉に、人生を変える力はありません。それに気づくことが真の豊かさへの第一歩です。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は珍しく「お金」について述べてみます。

「スピ系インフルエンサー=波動・オーラが良い」とは限らない

先日、あるスピリチュアル系のインフルエンサーによる

『宇宙から無限のお金を受け取るなんとかメソッド』

みたいな感じの本を読みました(タイトルはボカしています)。

普段こういう本は手に取らないのですが、たまにはスピ業界のことを知ってみようと思って買ってみました。

この著者には多くのフォロワーがついていて、Amazonレビューでも大絶賛の嵐。

その数字だけ見れば、「すごく影響力のある人」だと誰しも思うでしょう。

でも、波動(オーラ)を観るのが仕事の根幹である私からすれば、そのインフルエンサーの波動は決して良いとは感じない。

こういうのはよくあることで、「人気のある人物は、必ずしも波動まで良いとは限らない」

むしろ耳ざわりの良い言葉を面白く上手に使える人が人気者になることは往々にしてあります。

これは無名である私の嫉妬かもしれませんが(笑)

ただ最近、たまたま書道のプロフェッショナルから話を聞く機会があったのですが、同じように

「人気のある書家は、素人からすれば『すごい字』のように見えるだろうけど、実は基礎が全然できていない。ただ派手なだけ」

「本当に実力のある書家は、素人からすれば『汚い字』や『崩れた字』に見えても、プロの目からすればとてつもない修練を経た字だとわかる」

とおっしゃっていて、あぁこれは真実だろうなと思いました。

それはともかく、今回は久々にスピ系のお金メソッドを読んで感じたことを少し述べてみます。

「お金は幻想・思い込み」なのがスピリチュアルな視点

まず大前提として言えることは、

「〈物質としてのお金〉は、そもそもスピリチュアル系が扱う分野ではない」

ということです。

これを言ったら身もフタもないのですが(笑)

なぜかと言えば、「お金とは紙切れや金属片に過ぎない」からです。

社会的な約束事として「紙幣という紙切れ」や「硬貨という金属片」に価値があると、私たちは思い込まされているのです。

つまり、「お金というのは本来、物質ではない」のですよ。

私たちの観念(思い込み)が、あの紙切れや金属片が何よりも大切なものだと認識しているに過ぎない。

これ、わかりますか?

国家が「この紙幣やこの硬貨があれば、ほぼすべての財やサービスと交換できるよ」というルールを定めているだけ。

お金があるほど、例えばブランド物の魅力的な服やバッグ、また魅惑的で心地よいサービスを買うことができるから、「お金=物質」だと疑いなく結びついてしまう。

そのお金のルールは「税金の徴収(納税の義務)」という "国家権力による強制力" が働くことによって、誰一人例外なく強烈に適用されています。

だからお金が「パワーを持った物質」に見えてしまうのです。

でもスピリチュアルというのは、言葉の定義からすれば「目に見えないものを観る」ということ。

だから、真のスピリチュアル(マジスピ)的な立場からすれば、まず「お金とは観念であり、思い込みであり、幻想である」と見抜かなければなりません。

これがわかれば、

「では、自分は"思い込みであるところのお金"と、現実的にどう付き合えばいいか?」

ということを冷静に考えていけるようになるでしょう。

本当はこういうことを説くのがスピリチュアルのはずなのに、おそらく大半のスピ系は言っていない。

少なくとも、私は聞いたことがありません。

なぜなら、こういうことを言っても「寝言」のように聞こえるだけで、スピ系発信者が注目を得られることないからです。

「お金は"実体ある存在"であり、現実世界に大きな影響を及ぼしている」と思い込む物質主義的価値観に囚われた人々にとって、

「オマエは何を言ってんだ?バカなの?カネがなかったら何もできねーだろうが!」

と聞く耳を持たないでしょうね。

金が全てじゃねぇが、全てに金が必要だ」(『闇金ウシジマくん』第29巻より)

この地上世界は人々の「思い込み」によって動いていて、中でもお金は「思い込み」の最たるもの。

で、現実を動かしているのは「思い込み」であって、「お金そのもの」「単なる紙切れや金属片」ではない。

けれども油断すると、まるで「お金そのもの」に価値があるかのように思い込まされてしまう。

そして、お金のある・なしによって幸福・不幸の度合いが決定され、お金の多い・少ないによって価値・無価値の度合いが決定されてしまう。

そのようにして、私たちは物質主義的価値観のモノサシに絡め取られていく。

現在の世界は「今だけ・金だけ・自分だけ」のエゴイズムが蔓延することによって、貧富の格差はますます広がり、経済的強者による弱者の搾取が平然と行われている。

こんな世界、こういう地味なブログをお読みになっているあなたなら、望んでなどいないはず。

ですから、あくまで「あの世」から見れば「お金は幻想なんだ」ということを、スピリチュアルを学ぶ人はよくよく理解しておくことが大事です。

かといって誤解なきよう、「お金なんかどうでもいい」なんて言っているわけじゃないですからね。

この世を生きるには、お金はもちろん大事なもの。

でも、あの世の霊的な価値観で捉えれば、「お金は観念に過ぎない」と思うぐらいでちょうど良い、ということなのです。

スピ系の「お金本」を読んでも成功できない根本的な理由

スピ系コンテンツは、いつの時代も「お金」と「恋愛」が鉄板ネタです。

お金についてスピ系が情報発信するとき、大多数が

「こうすればお金に愛されるようになるよ」

「こうすれば愛も豊かさも、思いのままに引き寄せられるようになるよ」

「こうすれば好きなことをして、相手にも喜ばれて、自分らしくお金を稼げるようになるよ」

と爽やかな口当たりで言います。

そうやって(たとえ言い方は爽やかであっても)人々のエゴを刺激しないと、現代の物質文明においては閲覧回数や再生回数を得ることは難しい。

その結果として、スピ系インフルエンサーの大半の波動(オーラ)は、エゴの鈍重な振動波によって重たく暗くなってしまう。

スピ系なのに実際の波動は重たいというのは、マジで笑えんわ。

けれども、そういう人は物質的・社会的・経済的には「成功」してしまうので、実はその言動が「霊性」を穢(ケガ)してしまっていることになかなか気付けない(そもそも自覚があるなら、最初からエゴを刺激する方向には走っていない)。

"目に見えない価値" を大切にするはずの「スピ系」を自称しておきながら、最初から「物質的に成功できるか」を目的にしているので、それが達成されれば「霊的成長」に目を向けることはありません。

それどころか、その物質的成功を維持・発展させるため、ますます人々の金銭欲を刺激する情報発信を巧みに行うことでしょう。

厄介なことに、ヘタに「成功」してしまっているので「こうしてワタシは成功できました。こうして望むライフスタイルを"引き寄せる"ことができました」なんて以前よりスピっぽいことを説得力を持って言えるようになるため、人々のエゴへの刺激力はますます強化されてしまう。

そういうインフルエンサーが書いた「お金本」に、「お金は幻想である」なんて書かれていないのは当然のことです。

そんなこと書いたって「売れない」んだもん。

それよりも「この魔法のスピリチュアルメソッドを使うことで、私はお金もパートナーシップも無理なく引き寄せることができました。その方法というのは・・・」と言われた方が、私たちのエゴは「ワクワクする」に決まっているじゃないですか。

冒頭で述べた「スピ系お金本」のインフルエンサー著者は、エゴの波動がかなり強い。

そういう人が文章の上でどれだけキレイゴトを言おうが、その言葉はエゴから発信されているのだから、本当の意味で「豊かさを生む力」にはなりません。

とはいえ、その本の中に書いていましたが、例えば「セルフイメージをポジティブなものに変える」ということは、これはこれで大切なことだとは思います。

しかし、その実践として「私はお金を受け取る大きな器があります!」と何度もセルフトークするのは、その動機がエゴであれば、結局のところエゴを強化するだけなのです。

そうやってお金を追いかけてエゴを強化してゆく先に待っているのは、「より不平不満が増える」「より欠乏感が深まる」「もっと満たされない」状態です。

もしかしたらこのインフルエンサーは「善意」でそう述べているのかもしれませんが、私からすれば、読者の煩悩により火をつけるだけじゃないのか?と思ってしまいますね。

こういうのが「大絶賛のレビューの嵐」になってしまうのは、失礼な言い方ですが、読者は読者で欲深くて、あまり賢くないんじゃないかと思います。

スピリチュアルを「現世利益」に利用したいだけの欲張りなのではないでしょうか。

皮肉にも、これが本当の「引き寄せの法則(=類は友を呼ぶ)」というやつですね。

このブログを読んでいるあなたは大丈夫だと思います。

私は「こうすれば愛と豊かさがラクに引き寄せられますよ」なんて言いませんので。

「お金が欲しいなら、まともに働け」というのが大常識です。

その上で、自分の天命とは何かを突き止め、その成就に向けてなすべきことをなせ。

それが本当に天命に適ったものなら、必要なお金やチャンスは、必ず与えられるだろう。

・・・それで必ずしもお金持ちになれるとは限らないけどね(笑)

私はこのように考え、目先の金銭を追いかけたくなるエゴを抑えながら、天命だと信ずることに向かって淡々と働き、気がつけば10年以上スピリチュアルの仕事ができているのは、正真正銘の事実であります。

お金を引き寄せたい、追いかけたいという欲望を燃やすほど、「注目をお金に変える」インフルエンサーの思うツボなのです。

改めて、このブログの要点
  • 「スピ系の有力インフルエンサー」だからといって波動(オーラ)まで素晴らしいとは限らない。むしろウケ狙いが上手なだけの場合もあり得ます。
  • お金は「ただの紙切れや金属片」に過ぎません。「パワーのある物質」という思い込みから目を覚ますのがスピリチュアルな智恵です。
  • エゴを刺激することを「ワクワク」だとごまかすスピ系の言葉に、人生を変える力はありません。それに気づくことが真の豊かさへの第一歩です。
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第300回:祈りで運命は必ず変わるが、この世の幸福だけを求める祈りはオーラを汚してしまう。https://prism-life.com/podcast_300/Fri, 04 Apr 2025 10:31:35 +0000https://prism-life.com/?p=18588

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/may_peace_01/) ■YouT ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/may_peace_01/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
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五井昌久先生の『世界平和の祈り』は超オススメです

今回の文字起こしの要点

  • 世界平和の祈りは、他に特に信仰をお持ちでないなら、心からオススメします(他にお持ちでも併用OK)。
  • 現世利益――この世の幸福のみを求めるための祈りは、そもそも祈りではなく欲望です。
  • 祈りは人生の困難を消すのではなく、むしろ真正面から乗り越える勇気をいただくためになされるもの。
  • 自分に与えられている恩恵を深く噛み締めると、ようやく自分以外の何かのために祈れるようになる。

私事ですが、今回で300回目になりました。

当初は「300回ぐらいできたらいいよな」と漠然と思っていましたが、気がつけばそうなっていました。

今後もコツコツ配信していきたいと思います。

さて、この節目の回は何を話そうかなと考えていたんですけれども、過去300回の中で最もご視聴いただいた回を改めて取り上げることにしました。

それは、第116回で取り上げた「世界平和の祈り」についての回です。

私は宗教家の五井昌久先生を個人的に尊敬しており、この回では先生の中心の教え『世界平和の祈り』について語ったのでした。

私はどの宗教にも所属していませんし、今後も所属するつもりもなく、いわば「ただの五井先生ファン」なんです。

利害関係は全くありませんが、会員・信者ではないため「変なポジション」なんですよね(笑)

また、私は神道や仏教はもちろん、キリスト教もギーター(ヒンドゥーの聖典)なども好きです。

116回目はそんな「微妙な立場」での語りだったので、ネガティブな反響を怖れながら話したのでした。

ただフタを開けてみたら、この小規模な配信の中では、最もご視聴いただいている回となりました。

会員さんからは「新鮮です」「面白い立ち位置ですね」「勉強になりました」などと言っていただき、中には「祈りの個人指導」までご依頼いただいた方までおられました。

また私と同じような「非会員の五井先生ファン」の方々とのご縁をいただくことにもなったんです。

本当に有り難いことでした。

そこで、さすがに300回やることで以前よりビビらなくなっているので(笑)もう少し自信を持って『世界平和の祈り』について語り直したいと思ったんですね。

これはめちゃめちゃ良い教えなので、願わくば「新興宗教」という先入観を横に置いて耳を傾けていただきたい。

今回が初めての方もおられるかもしれないので、この「世界平和の祈り」を紹介しましょう。

世界平和の祈り

世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私達の天命が完うされますように
守護霊様ありがとうございます
守護神様ありがとうございます
 
※完う(まっとう)
※守護神(しゅごじん)

約4年半前の第116回で「この祈りの波動はすごくいいですよ」とご説明しました。

それは今でもまったく変わっていません。

もちろん、私が知らないだけで他にも良い祈りはたくさんあると思います。

実際、よく似た祈り文言のものもあって、「世界平和の祈り」とほぼ同じ言葉を使っているものもある。

でも、それを提唱した人が違えば、内容は同じように見えても、波動やエネルギーは異なるわけです。

私個人としては、最近の言葉で言えば『世界平和の祈り』推し、「五井先生」推しです。

「本気でなければ祈りではない」と常に自戒すること

現代は、信仰が失われた時代です。

大半の宗教はすでに形骸化しており、いわば「魂の抜けた仏」のような状態です。

特に新興宗教は「現世利益」──今生の幸福のみが目的になってしまっています。

本来の宗教は現世利益を超え、この世ではないあの世、つまり「普遍的な価値」「絶対的な真理」を追窮するものでした。

ところが現代では、貧困、病気、人間関係といった「この世の悩み」を埋め合わせることが主たる目的になっています。

いや、貧困ならまだしも、ある程度の豊かさの上に「もっとカネが欲しい」という欲望を助長している向きすらある。

この「現世さえ幸せであればいい」という考えは、新興宗教のマーケティングに使われています。

信心や信仰の皮をかぶってはいますが、ぶっちゃけ現世利益の欲望を刺激している。

なぜなら、そう宣伝しないと人がなかなか集まらないからです。

これはスピリチュアルも同じ構造ですね。

スピリチュアルもまた「引き寄せ」に代表される通り「金運」「恋愛運」「仕事運」「健康運」など、物質的な欲望を追求するための、精神的幼児のオモチャに成り下がっています。

現代の宗教もスピリチュアルも堕落してしまっているのを憂え、ささやかながら私は【マジスピ】(真のスピリチュアル)という本来のあり方を求めているわけです。

この「世界平和の祈り」ですら注意して祈らないと、結局は現世利益を求める宗教とあまり変わりません。

要はどんな「動機」で祈っているかが問われるんです。

第221回では「祈っていても進歩を感じません」といった読者・視聴者の声を取り上げました。

この回は……けっこう厳しい言い方をしてしまいました。

所属している宗教団体を問わず、この回を聞いた方は結構ビビるらしいです(汗)

「祈り」について質問されると、なんだか本気のスイッチが入ってしまいまして、ついつい辛口になってしまったんです……まぁ私の心の歩みとして削除はせず残しておきますが。

ここで言いたかったのは、

・祈っても何の進歩や進化も感じないのだとしたら、それは "本当は祈っていない" ということ

 

・「仏作って、魂入れず」とはこのこと

 

・祈ること自体が目的になってしまっている

ということです。

ぶっちゃけて言えば、

「本気じゃないんだよ」

ということです。

「進歩を感じません」だなんて恥ずかしいことが言えてしまう時点で、「祈りが足りない」のは明らかです。

悪い意味で慣れてくると、「初心」を忘れてしまう。

そうなると、ただ唱えりゃいいんだ、言葉を繰り返しゃいいんだ、といった形式的な祈りになってしまう。

滝行や断食みたいに肉体を酷使するものではないため、ついつい安易に流されやすい。

それが厄介なのは、自分では「ちゃんと祈っているつもり」になってしまうこと。

「もう10年、20年、30年、一筋に祈ってきた」と、プライドだけが高くなる。

大して波動(オーラ)が輝いてもないくせにエラそうに……

なーんて「波動を観る人間」が言っちゃうと、エゴの強い人ほど怖がるんですよ。

単にカタチだけやっていても、それは“心の健康体操”でしかない。

失礼ながら「心のカルチャーセンター」に通っているだけですよ。

祈ること自体が目的ではないとしたら、何のために祈るのですか?

それが即答できないなら、祈りはわかってないでしょうね。

ところが困ったことに、信仰をお持ちの方にこれを尋ねてみても、

「とにかく祈ればいいんだ、と教えられています」

といった感じで「理屈抜き」なんですよね。

いや、理屈抜きではなく「手抜き」と言った方が正確でしょう。

素直な人だったらそれでも結構なのですが、理性で納得できないことを、近代的な教育を受けている現代人が積極的に取り組めるものでしょうか。

祈っても人生の苦悩や困難はチャラにならない

自分の幸せを主たる目的として祈るのは、そもそも祈りではありません。

それは「欲望」だと明確に認識することです。

そうではなく、私たちは世のために、人のために何ができるのか?

この肉体の命を何に使うのか?

この「宇宙的使命への問い」が根底にない限り、いくら祈ってもカタチだけで終わります。

それで「進歩を感じません」と、さも高尚に悩んでいるかのように振る舞ってしまう……

同じ祈りをしていても、どんな想いでやっているかによって、その波動の広がりは天地の差が出ます。

初心者にありがちな問いとして、

「祈れば人生が良くなりますか?」

「祈ったら苦しみが減りますか?」

「人生の困難はなくなりますか?」

というのがありますが、それに対する答えは──

残念ながら、祈りによって苦悩や困難が減ることはありません。

それが「人生が良くなること」の定義だとしたら、良くなりません。

こういうことを真面目に言うと、祈る人は減ってしまうでしょう。

宗教団体がこうした「まともなマーケティング」をすると、信者はたちまち減りますよ(笑)

お布施も減っちゃって、商売上がったりですわ。

でも、それが本当なんだから仕方ない。

苦しみや困難に正面から立ち向かう勇気をいただくために、私たちは祈るのです。

これが祈りの本質です。

普通の人だったら挫けてしまいそうなことでも、むしろ感謝の念をもって喜んで突き進むために、私たちは祈るのです。

だから、祈ってラクになるわけがない。

苦しいに決まっているんですよ。

でも、だからこそ価値が高いわけです。

古今東西の優れた人物は、決まって困難に挑戦した人ではありませんか?

そうじゃなきゃ、そういう人物を描いた伝記や映画を見て感動しませんよ。

偉大な人物の魂には、宗派を問わず強くて深い「祈り」がある。

私たち凡人も、そこに惹かれる魂を持っているなら、その祈りを掴まなければならない。

そのために、祈るのですよ。

されど、祈るだけで満足してなるものか。

こういうことを、少人数のセミナーや個人セッションで話すと、シーン……と静かになります(笑)

きっと教えてくれる人がいなかったんでしょうね。

中には立派な宗教団体に所属している人もいるのに、聞いたことがないらしい……なんてこった。

だから宗教も、そしてスピリチュアルも、とっくに形骸化しているんですよ。

だから私はどこにも所属していないし、今後もする気がないんです。

聖書でイエスがおっしゃっている。

「義に飢え渇く者は幸いなり」(マタイ5:6)

つまり、本当に正しいこと(義)を求め続ける想いがある人は、"魂としては"幸せなんです。

ただし、「飢え渇く」のだから、"肉体としては"必ずしも安楽ではありません。

プロのアーティストやアスリートの多くが、輝かしい実績があるにもかかわらず「現状にまだまだ満足していません」と言うのは飢え渇いている姿としてわかりやすい。

この点を理解しないと、この言葉の真意はわからないですよ。

飢え渇くには、道――無限なるもの――を見上げなければならない。

無限から観れば、私たち有限的存在はどこまで成長しても未熟です。

祈りというのは、見上げる、信仰する――信じて仰ぐ――ということ。

ですから、本当に祈っている人は、絶えず飢え渇いているわけです。

先人の祈りを深く受け取ることで、深く祈れるようになる

貧困、大病、仕事のピンチ……

こういうとき、たとえ信仰を持っていなくても「藁にも縋る想い」で祈ることはあるでしょう。

でも、物質的に恵まれているとき、なお「飢え渇く」ことができるかどうか。

とてもじゃないが、自分のことだけを考えていたら、絶対できないですよ。

ある程度満たされて自己満足している人が、わざわざ苦労しようとは、普通は思わない。

社会的・経済的に恵まれると、波動(オーラ)が薄汚れてしまう人が少なくないのは、この自己満足が原因です。

でも本当に真摯な人は、恵まれているからこそ、その恩恵に深く感謝し、何か恩返し・恩送りをしたいと思うでしょう。

特に、われわれ日本人はその遺伝子を深いレベルで持っているはず。

『世界平和の祈り』の中にも出てきますが、今の恩恵は「守護霊様」「守護神様」のおかげだと思える。

でも、世界を見渡せば、まだまだ不幸や悲しみに満ちている。

自分だけの幸せとは、本当に幸せと言えるのか?

いや、違う。

だから、まだまだ自分は働かなければならない。

たとえ微力であろうと、何事をか為さねばならない。

これは私も自戒を込めて言いますが、こういうことが普通に思えて継続的な行動にまで至れば、その人は本当に祈っている人です。

そう、具体的な実践を伴わないなら、その祈りは祈りではありません。

もっとも、祈りは具体的な実践なのですが、私たちは肉体を与えられている以上、実践レベルにまで深めていかなければウソだということです。

祈るだけで、決して自己満足しませんように。

それでは「ただのいい人」で終わりです。

そんな人、毒にも薬にもなりませんよ。

大切なので繰り返しますが、祈りは目的ではなく手段です。

ここまでしっかり読んでいただければ誤解を怖れずに言えると思いますが、私たちは「より苦しむために祈る」んです。

しかし、その苦しみは誰かのためのものであるから、尊いわけです。

私たちも、誰かの祈り――ご先祖をはじめとして――を受けて、ここまで支えられてきたんじゃないですか。

そこに深く思い至ると、ようやく本気で祈れるようになるでしょう。

 

そのとき、「私の祈り」は、「私達の祈り」となる。

 

先達と、今を生きる私達と、これからの人達と共に、時空を超えて祈るようになる――

 

私達の天命が完うされますように

 

  

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 世界平和の祈りは、他に特に信仰をお持ちでないなら、心からオススメします(他にお持ちでも併用OK)。
  • 現世利益――この世の幸福のみを求めるための祈りは、そもそも祈りではなく欲望です。
  • 祈りは人生の困難を消すのではなく、むしろ真正面から乗り越える勇気をいただくためになされるもの。
  • 自分に与えられている恩恵を深く噛み締めると、ようやく自分以外の何かのために祈れるようになる。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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カルト宗教やスピ依存を辞めたい人へ。恐怖心を断ち切り、洗脳やマインドコントロールから抜け出そう。https://prism-life.com/covid19_letter/Thu, 03 Apr 2025 06:41:00 +0000http://prism-life.com/?p=2869

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 過去のカウンセ ... ]]>

このブログの要点
  • 時代が混沌とするほど宗教やスピリチュアルが心のスキマに入り込んできやすいので、軽い気持ちで勧誘に乗らないこと。
  • カルト団体から抜けようとすると「辞めると大変なことが起きるぞ!」と脅されることがあるが、それは絶対に起こらない。
  • 本当に宗教を学んでいるなら、「お前は地獄に落ちるぞ」と脅しをかける人間こそ、本当に地獄に落ちるということがわかるはず。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

過去のカウンセリングにおいて、いわゆる「カルト宗教」や「いかがわしいスピリチュアル」に引っ掛かって精神的苦痛を受けている人からのご相談がいくつもありました。

実は、どの宗教団体とは言いませんが、私も「宗教二世」です。

宗教二世:親が宗教に入信していたため、子どもの頃からその宗教を信仰させられた人のこと

ただ大人になってスピリチュアルを仕事にするようになった運命としては、かなり「良い環境」に恵まれたと思います。

その「現場体験」のおかげで、宗教やスピ絡みのトラブル解決が仕事の一つになったわけですから。

もちろんご相談の背景にはいろいろな事情がありますが、今回は宗教やスピリチュアルに潜む「カルト」対策における根本部分について、少し考えてみます。

今回は宗教団体をメインに扱いますが、スピリチュアルでも考え方は同じです。

なお、現在の私はいかなる宗教団体にも所属していませんし、これからも所属する気はありません。

無所属だからこそ、宗教については自由な立場で発言することができます。

時代が混沌とするほど、カルト宗教や怪しいスピが増える

天変地異、パンデミック、戦争や紛争、政治や経済のショックが続くと、人々の心には不安や怖れの影が立ち込めます。

当ブログの更新時点は、おそらく「時代の転換点」なのでしょう。

たとえ政治や経済に関心のない人でも物価の高騰や、財務省による税金の搾取は肌で感じざるを得ません。

それもまた転換点の中にいる息苦しさだと思います。

以前起こった感染症騒ぎのとき、占いやスピリチュアルの一部は "盛り上がっていた" ように感じます。

いま冷静に振り返ると熱病にかかっていたような気がしますが、当時は

  • 「地球の波動が大きく変わっているサイン」
  • 「大転換期のはじまり」
  • 「人類が積み上げてきたカルマの大精算」
  • 「生き残れる人と生き残れない人、ニ極化の加速」
  • 「このまま変われないと、さらなる危機がやってくる」

などと、邪推かもしれませんが「煽る」ように話す人もいたように感じます。

で、この頃から例の「ステイホーム」とYouTubeの相性の良さもあって、いわゆる「陰謀論」について語り出すスピリチュアル系が増えました。

また、プレビューやフォロワーを稼ぐためでしょうか、スピリチュアルではない心理系の一部も、陰謀論的なトピックや「政治の闇」に触れるようになりました。

(そっち系の専門家になっても、本業のカウンセリングにお客さんは来ないと思うけど・・・)

その頃から私の生活圏では駅前で宗教の勧誘のビラを配ったり、家に直接訪問して宗教の勧誘をする人が以前より増えました(更新時点の現在でもときどき来ます)。

中には「ヨガ教室」や「お茶会」のお誘いもあるのですが、実体は宗教団体の場合もあります。

そういう集会に行くと、いわゆる「いい人」が多くいるかもしれません。

私は職業柄、宗教の勧誘ビラを配っている人や自宅まで訪問する人の波動(オーラ)を観察するのですけど、基本的にはみんな「いい人オーラ」なのです。

でも、もう少し深いレベルのオーラまで観ると、「不安」や「怖れ」が埋もれていることがあります。

(まさかビラ配りや勧誘の相手が「オーラを観る変態」だなんて、露ほども思っていないでしょうね)

本来は「不安」や「怖れ」を超えるための宗教やスピリチュアルのはずですが、それを利用されて「マインドコントロール」の状態に陥ると、表面的に「いい人オーラ」でも根本から幸福感を感じることはできません。

時代や環境への不安が強かったり、そもそも人間関係が苦手で孤独感を感じている人は、心理的・社会的な「つながり」を求めて宗教やスピリチュアルに依存していく場合があります。

実際、元「宗教二世」の体験からすれば、宗教をやっている草の根の人たちの大半は穏やかでやさしい印象です。

まるで近所の町内会のような雰囲気で、当時は同じ「宗教二世」の子どもたちと一緒に遊んだこともありました。

宗教団体を辞めても「大きな災難や不幸」は絶対起きません!

その内部に溶け込んでいるときは心地よい環境のように感じるのですが、いざそこから距離を置いてみると、いろんな疑問が湧いてきます。

宗教絡みの相談で多いのは、

「簡単に辞めさせてくれない」

ということです。

辞めようとすると、

  • 「辞めると、大変なことになるよ・・・」
  • 「辞めると、地獄に落ちるよ・・・」
  • 「辞めると、大きなカルマを背負うことになるよ・・・」
  • 「あの人は悪魔にやられてしまった・・・」
  • 「あの人は裏切り者だ・・・」

などの心無い言葉を浴びせられることがあります。

また、直接的に言わないとしても、それまで親密だったはずの「同志」に疎遠にされることもあります。

これはもともと孤立感を抱えていた人ほど、だいぶ辛いですよね。

日本人特有の「同調圧力」も働くので、周りから逸脱するのが怖くて抜け出せない人もいます。

「脱会者」のインタビュー記事などを読んでいると、昔はこの種の「脅迫」が過激だったようです。

現代ではパワハラやセクハラがすぐ叩かれるので、以前ほど露骨な攻撃は少なくなったようですが、今でもなお閉鎖的な空間においては残っているようです。

いずれにしても、これは声を大にして言いたいのですが、

やめたからといって「大変なこと」は、絶対起こりません。

よく考えて辞める選択をしたなら、もう「卒業」なのです。

もし百歩譲って「大変なこと」が起きたとしても、それは「脱会したから」では断じてない。

さまざまな宗教の教えが言う通り、それはおそらく「あなたが過去に撒いた種によって起こった」のでしょう。

脱会とは直接的な因果関係はなく、またその宗教の神仏から天罰・仏罰が下ったわけでもない。

そんな度量の狭い神仏は、まかり間違っても、神仏などではない。

本当に宗教を学んだのであれば、それを理性的に納得できるはず。

そうであれば、後はその「大変なこと」の解決解消に向かって、やるべきことをやるだけです。

もしそれを乗り越えることができたら、あなたは自信を得ることができる。

そして、もう宗教団体に所属しなくても、立派にやっていけることに気づく。

そもそも、信仰とは本来、自分一人で行うものです。

自分の代わりに「神仏」と交流してくれる人はいないのですから。

宗教団体は「学校」のようなものだと思います。

講師は、担任の先生。

教祖や会長は、校長先生。

そこでは「行」や「戒律」や「教義」など、信仰のノウハウをいろいろ教えてくれます。

お布施は「会費」や「月謝」のようなもの(実際に定額の会費制を取っている宗教団体は多い)。

ですから、ある程度学んで自分でもできると思ったら、もう卒業すればいいのです。

新しい信者の勧誘という「辛い営業活動」を無償で行う必要はありません。

新しい信者の勧誘は「徳を積む行為」だと教えられるかもしれませんが、イヤイヤやってたら徳なんか積み上がりませんよ。

その活動が本当に喜びで行えるならいいのですが、私が見ていて「この人は本当に喜びに満ちているな」と感じる人は、残念ながら一人も見たことがありません。

ですから、会社と同じで「どうしてもここは合わないな」と思ったら辞めたらいいのです。

「地獄に落ちる」と脅す宗教家や占い師こそ、本当に地獄に落ちる

ただ、「脅しをかける人」が言葉の強い人だったり恩義のある人だったりすると、なかなか理性でクールに割り切ることは難しいかもしれません。

気のやさしい人で孤立を怖れている人であれば、なおのこと厳しいでしょう。

これはなかなか厄介なことで、頭ではわかっていてもやっぱり恐怖が上回ってしまうことがある。

その場合は、専門家に相談してみると良いと思います(私で良ければご相談ください)。

刑務所じゃあるまいし、本来は「自分の意志で辞めることができる」ことは当たり前のことなのです。

もしバッサリ断ち切ることができないのであれば、過去の事例であったのですけど、我慢の限界が来るまで頑張ってもいいかもしれません。

ただ、我慢の限界の後にやめるとエネルギーの回復にかなり時間を要するので、本当は推奨しませんけどね。

そこで覚えておいた方がいいのは、もし辞めようとするあなたに対し「地獄に落ちるよ」と脅しをかける人がいるとしたら、本当に落ちるのはその人です。

これはテストに絶対出るやつ。

なぜなら、スピリチュアル的に言えば、「自分の出した波動が、自分に還ってくるから」です。

そもそも人を恐怖でコントロールしようとする言動自体、宗教で言うところの「大きなカルマ」です。

人の自由を奪ったり制限したりすることは、とても大きな罪悪なのです。

それを宗教を学んでいるくせにわかっていないなら、何も学んでいないのと同じですよ。

実際、某占い師でかつてテレビにたくさん出ていて、しょっちゅう「あなたは地獄に落ちるよ」と言っていた人がいました。

私は人が亡くなった後の状態の波動(オーラ)として観ることができるのですが、その人は生前に自分で言っていた通り、立派に地獄に行ってますよ。

なんと素敵な有言実行でしょうか。

この世の常識としては亡くなった人は「みんな仏様」だと言われるわけですが、そんなことあるかいな。

「亡くなった人のことを悪く言ってはいけない」という社会通念もありますが、私はその人のことを「コイツ、ホンマに素晴らしくアホやな」と遠慮なく言いますよ。

そんなことも知らない人間が占いや宗教やスピリチュアルをやっているのだから、本当に笑えない話です。

どの宗教団体であれ、宗教である限りは「立派な教え」があるはずです。

その「本質」をしっかり学び、教えの中に巧妙に埋め込まれた洗脳やコントロールを見抜くこと。

当ブログはそのための情報を提供しています。

冒頭で述べた通り、私はいかなる宗教団体にも所属していませんし、今後も所属する気はないので、よければ今後もご一緒に学んでいけたら幸いです。

改めて、このブログの要点
  • 時代が混沌とするほど宗教やスピリチュアルが心のスキマに入り込んできやすいので、軽い気持ちで勧誘に乗らないこと。
  • カルト団体から抜けようとすると「辞めると大変なことが起きるぞ!」と脅されることがあるが、それは絶対に起こらない。
  • 本当に宗教を学んでいるなら、「お前は地獄に落ちるぞ」と脅しをかける人間こそ、本当に地獄に落ちるということがわかるはず。
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第299回:続・スピにハマって人間関係を壊さないための注意点/『しくじり先生』浜田ブリトニーさん回・後編よりhttps://prism-life.com/podcast_299/Fri, 28 Mar 2025 10:25:14 +0000https://prism-life.com/?p=18541

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回の内容は『しくじり先生』がネタ元です(https://www.youtube.com/watch?v=n2H2qhGVwAA) ■ ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回の内容は『しくじり先生』がネタ元です(https://www.youtube.com/watch?v=n2H2qhGVwAA

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います(https://www.youtube.com/watch?v=XlliiqVUXZE)。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/pgPO7

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

ここから下は編集中です。まだ「一部に誤字脱字のある、ざっくり文字起こしの段階」をご理解の上で読んでください。近日中に加筆修正して読みやすい文章にしますので、待てる方は少しお待ちください。

霊感商法の定番「パワーストーン」「塩」は本当に効果があるのか?

今回の文字起こしの要点

  • 「パワーストーン」は気休めと思ってつけること。「塩」はご祈祷したものより、天然の良質なものを使った方がずっと良い。
  • 「開運セミナー」で金運が上がるのは主催者だけ。参加者は時間とお金を吸い取られるだけ。
  • 「宇宙エネルギー」は聖なるものなので、エゴの願望実現の手段として使う発送は完全に間違っている。
  • 新約聖書のイエスの時代から「偽預言者に用心せよ」と警告している。現代のネット社会はこの言葉をますます重く受け止めなければならない。

今回も先週に引き続き、浜田ブリトニーさんの「しくじり先生・スピリチュアル回」について取り上げます。

ただ、今回もバラエティ番組がネタ元なので、軽い内容になってしまうのは否めません。

私の発信は小難しい内容もあるので、たまにはお気軽に聞いていただければと。

番組の内容をそのまま出すわけにはいきませんので、主要な部分だけをメモにまとめています。

※メモは以下からダウンロードできます
https://x.gd/pgPO7

まず、「スピリチュアル活動」略して「スピ活」なんていう安っぽい言葉もあるそうですが、「スピリチュアル沼」にハマっている人が集めがちなアイテムがいくつかあります。

定番は、パワーストーンと塩です。

パワーストーンの効果は気休め程度に過ぎない

「パワーストーンって効果あるんですか?」と聞かれることもあります。

個人的には、正直言って「気休め程度」だと思います。

また、ファッションとしてもあまり良いとは感じません。

特にオッサンがつけると結構ダサいのもあり、私はつける気が起きないです(笑)

ただ、すべてがインチキや嘘というわけではありません。

パワーストーンにも、本物(波動が良いもの)はあります。

ただ、そういった本物に巡り会えるかどうかは「縁」です。

通常のマーケットではきっと手に入らないでしょう。

以前、自分のホームページ(マジスピ)で『波動を高めるモノ・コト』というページを公開していました。

今は「メルマガ登録者限定」に戻しましたが、その中でパワーストーンのお店を紹介していた時期があります。

(上記の通りパワーストーンはファッションと化しており、本質的なものではありません。そのためお店の紹介はやめました)

ド定番のパワーストーンは、例えば恋愛ならローズクォーツ、金運ならタイガーアイ、癒しならアベンチュリン、神秘を求めるならラピスラズリなどです。

そういったものをエンタメとして楽しむ分はいいんです。

オッサンはともかく、女性ならファッションとしてもアリでしょう。

ただ、過度の依存は禁物です。

だいぶ前ですが、パワーストーン屋のくせに波動が淀んでいるお店に実際に入ったことがあります(汗)

本当にパワーストーンを置いているなら、そのお店は活性化していないとおかしいですね。

これはどういうことでしょうか。

ちなみに、前に「これは本物だろうな」と感じた水晶の数珠がありました。

氷の上にその数珠を置くと、氷がみるみる溶けていくんですよ。

こういうのは確かにパワーが宿っていそうです。

しかし……

その水晶を持っていた人自身の波動は、あまり良くなかったんですよね。

どんなに良いパワーストーンを身に付けても、本人の波動が悪ければほとんど意味はありません。

なお、当時その人は何人かの弟子を持っていたんですが、ある事件が起こったとき、弟子を置いて一人だけ逃げました。

その程度の人間が、いくら力のあるパワーストーンをつけたところで、大して役には立たないです。

パワーストーンは片手だと効果が落ちるから、両手にするべき?

次に "アホ占い師" が「パワーストーンは両手につけなさい」と言って、お客に買わせていることについて。

パワーストーンのブレスレットは、基本的に左手につけるのが一般的です。

左手は「エネルギーを受け取る」側とされているからです(個人的にはどうでもいい話ですが)。

それに対し、「左手につけると右手からパワーが逃げるから、右手にもパワーストーンをつけなさい」と教える占い師もいるそうです。

私はこのことを番組で初めて知りました。

そうやって言葉巧みに売りつけるなんて、商魂たくましいですな!

私もスピリチュアル稼業をしていますが、そんな意味のわからない論理で売りつけることなんて、考えもつかなかったです。

パワーストーンなんて、右でも左でもどちらでもいいですし、両方につけたけりゃつければいい。

ただし、オッサンが両手につけると絶望的にダサくなる、というか引いてしまうレベルになります(笑)

もし「片手だけのパワーストーンだとエネルギーが逃げる」としたら、それはその人自身の波動の弱さが原因です。

もっと根本的な対策を考えなければなりません。

「ご祈祷した塩」より「伝統的製法の塩」の方が波動が良い

次に塩。これも定番アイテムですよね。

神社でも売られていますし、お清めとしてもよく使われます。

だから、悪いものではありません。

ただ、これもピンキリです。

例えば「神社で特別な祈祷を受けた塩」や、スピリチュアルグッズのお店で「特別に浄化した塩」として売られているやつがあります。

本当にそれが「特別」なものなのか、正直なところ疑問に感じる部分があります。

私は人間やモノのオーラを見ることができるので、そういう塩を見たとき「なんやねん、普通の波動やんけ」と感じることも少なくありません。

うがった見方をすれば、神社で特別な祈祷をしたのは最初の一回だけで、次のロットからは祈祷なしで普通に卸しているだけかも……と疑っている自分がいます。

これも一種の「霊感商法」でしょう。

だったら、伝統的な製法で作られた天然塩のほうがよほど良いですよ。

古くからある本来の製法で作られた塩が、結局一番なんです。

私は盛り塩はしませんが、やりたければやればいい。

ちなみに、昔、上京して最初に住んだ家は、部屋中に塩をぶっかけました。

しばらく放置した後、掃除機で吸ったんです。

今は面倒臭いのでやりませんが。

「開運セミナー」で気分は一瞬だけ上がるが、運気は決して上がらない

そうやって "スピリチュアル沼" にハマってしまった結果、友達をなくしてしまう。

これはときどき聞く話です。

スピリチュアル好きな人は、スピリチュアル好きな人としか付き合えなくなってしまう。

あるいは、自分に波長の合うスピ系YouTuberのコメント欄で "似たもの同士" を確認して「自分だけじゃないんだ」と安心するぐらいしかできなくなる。

以前、近所のカフェでパソコン作業していたとき、近くの席で中年の女性2人が大きな声でスピリチュアルトークしてました。

「うるさいねん……もっと静かにせい!」と思いながらも、情報収集としては面白かったので聞き耳を立てていました。

たぶん、この人たちは他に友達があまりいないと思います(汗)

それぐらい、めちゃくちゃマニアックな話で盛り上がっていました。

開運グッズの話とか、どこそこのスピ系のお店が良いとか。

もしかしたら、過去に良かれと思って友達にスピリチュアルを勧めたこともあったかもしれません。

自分がめっちゃ良いと感じているので、浜田ブリトニーさんは無邪気にオススメしまくっていた時期があるそうですが、気がつけば周りから人が離れていったと。

スピにハマって、運気下がってるやん。

その結果、同じ "スピリチュアル沼" の住民同士としか付き合えなくなるわけですね。

そうして「スピ友」と共に、さらに沼の深みへと沈む。

そうなると、今度は「開運セミナー」とやらに通うようになるらしいです。

私はスピリチュアルを仕事にしていますが、開運セミナーの類には行ったことがないですね。

開運セミナーなんていうのは、欲深い人たち、「奇跡」や「魔法」に依存する人たちが集まるんでしょう。

もっとも、ビジネス系のゴリゴリした人たちではないでしょうが、「足るを知らぬ欲望」を抱えているという点では同類です。

最近だと「覚醒系セミナー」というのをときどき見ますし、お客様からもお聞きします。

開催者の大半は、たとえ見た目は美しくとも、実際の波動はショボいです。

でも "スピリチュアル沼" にハマっていると美しく見えてしまうんでしょうね。

番組で紹介されていた開運セミナーでは「宇宙人からのメッセージ」が授けられたとか。

あるいは、「未来人からのメッセージ」というのもあるようです。

「私は2050年から来ました」「2100年から来ました」とかね。

他には「金星から来ました」「プレアデスから来ました」というのもありますが、よくわかりません(笑)

金星だろうがプレアデスだろうが、波動がダメな人は全くダメです。

そんなものに時間とお金を注ぎ込んでしまう人がいるので、同じ「スピリチュアル屋」としては本当に迷惑ですね。

こんな連中と一緒にされたくないわ。

「宇宙エネルギー」をエゴの願望実現を目的として使っても意味がない

さらに、番組によれば、スピリチュアル沼の最終段階は「宇宙エネルギー」とのことです(笑)

馴染みのない人からすれば怪しさ満点でしょうね。

これは自己批判も込めて言いますが、私は『宇宙ヒーリング』というメニューを行っています。

「宇宙エネルギー」っていうのはウソではなく本当にあるから、玉石混交になって話がややこしくなってしまう。

例えば、私も講座をやってるからポジショントークになってしまいますが、『レイキ(霊気)』もまた宇宙エネルギーの一つです。

この宇宙エネルギーというのは、科学的には証明されていません。

けれども、だからといって「存在しない」わけではない。

科学で解明されていない領域は、量子力学を持ち出すまでもなく、まだまだたくさんあるんです。

私たちは酸素や窒素、食べ物や水からエネルギーを得ていますが、それだけで生きているわけではない。

宇宙エネルギーの供給が途絶えたら、人は一秒たりとも生きていけません。

スピ業界にはたくさんのヒーリングメソッドがありますが、中でも『レイキ(霊気)』はシンプルで奥深く、また歴史も長いので私も使わせていただいています。

(※スピ業界ではレイキをいわば "魔改造" してビジネス展開している不届き者も少なくないので、注意しなければなりません。私が教えているレイキは、あくまで伝統に忠実な内容です)

しかし、宇宙エネルギーを「エゴの願望実現」として利用する連中には注意しなければなりません。

番組では「超開運エネルギーを授けましょう」と言って集団瞑想に誘うアホがいる、という話を聞きました。

やる側もアホだし、受ける側もアホ。アホの集団催眠や。

エゴから発信/発振されたものに、本来の宇宙エネルギーなんて宿るわけがないんだよ。

もちろん、全部がダメではありません。

例えば私の師匠から受ける宇宙エネルギーは、すごいですよ。

浄められすぎて、お腹を壊したことが何度かあるぐらいです。

不肖、私も「真の宇宙エネルギー」を目指して日々研鑽を積んでいます。

こんなことを言うと、「真の宇宙エネルギー」を受けたら開運できるのかと思うかもしれませんが、そうではありません。

「宇宙エネルギー」というのは、送り手と受け手の波長・波動が高いレベルで合致していなければ、功を奏さないんです。

逆に言えば、送り手と受け手がエゴを動機として「宇宙エネルギーごっこ」を行ったところで、何の役にも立ちません。

ただ、そこらへんのスピリチュアル系は見せ方(魅せ方)は上手なので、いい雰囲気の部屋、いい香りやいい音楽が流れている場所で受けると、なんとなくいい気分がするに過ぎません。

開運というのは本来、「宇宙から与えられた、自分固有の運命を生きること」なんです。

ですから、誤解を怖れずに言えば、この世的に見て「悪い運命」でも、それが自己固有の運命ならば、全く問題ないんですよ。

でも、こういう言い方をしても、すぐ理解できる人はあまりいないでしょう。

ちょっと硬い表現になりますけど、運命という「個的生命の根源的リズム」を通観するには、そりゃしっかり勉強しないといけませんよ。

でも大半の人はそんな面倒な学びはしたくないので、安易で軽薄な、でも面白くてわかりやすいスピリチュアルに流されていってしまう。

その結果、時間とお金だけを無駄にして、浜田ブリトニーさんみたいに1500万円を失ってしまうわけです。

ブリトニーさんはタレントだから、それをネタにしてテレビにも出て回収できるだけ、まだマシですけどね。

イエス・キリスト「偽預言者に用心せよ」の警告は、現代にそのまま通じる

そして最後に大事な補足として、浜田ブリトニーさんが「秘密結社コヤミナティ」というYouTubeチャンネルにゲスト出演して語られていた話を紹介します。

そこではイエス・キリストの言葉が紹介されていました。

「マタイによる福音書」の中にある、「偽預言者」について語る有名な一節ですね。

偽預言者たちに用心しなさい。彼らは羊の衣を着てあなた方のところに来るが、内側は貪欲な狼です。

YouTubeのスピ系動画を見れば、「アマテラスからのメッセージ」とか「宇宙銀河連合からのメッセージ」みたいなのがいっぱいある。

7次元だか9次元だか知りませんけど、そういうメッセージを語ってる人たちもいる。

私から見れば、みんな頭のネジが外れた、波動が重たい人たちばかりです。

でも、こういう連中が存在しているのは、それで時間を空費している「スピリチュアル沼にハマった人たち」がいるからです。

そんな「波動の重たい映像」を見たところで、奇跡など何も起こらないというのに。

でもキレイな映像、キレイな音楽、キレイなナレーションによって、だまされてしまう人もいるでしょうね。

偽預言者といえば、今年の7月だったでしょうか。

過去に質問をいただいて、「無料メルマガ」で一度だけ取り上げたのですが、「2025年7月に大災害が起きる」なんて予言している人がいます。

※これはこの配信の後で取り上げました

こうして「偽預言者たちがはびこる」ということを、イエスは2000年前から警告していました。

ここで書かれているのは、「あなた方は偽預言者たちを〈実〉によって見分けることができる」と。

要するに、どんな「実=結果」が出るかによって、その「木=人物」がどんなものなのか判断できるということですね。

ネットの影響で露骨な霊感商法は減っていると思いますけど、逆にいま触れた「大災害の予言」はネットによって拡散されてしまっています。

また、クローズドな場では、いまだ恐怖や洗脳によるスピリチュアル商売があります。

そういったご相談は今でもいただきますので、本当に注意が必要です。

手前味噌ですが、私の発信をご参考にしていただければ、大丈夫かなと思います。

だって、ここで「魔法」も「奇跡」も「引き寄せ」も「運気アップ」も謳いませんし、「塩」も「パワーストーン」も「変な波動グッズ」も売りませんので。

「真のスピリチュアル」(マジスピ)というのは、自分が与えられたであろう宇宙的使命を自覚して、それをこの世において少しでも実現することです。

そのための苦悩からは逃げずに、まっすぐ立ち向かっていくことです。

「ワクワクする」とか「楽しい」とか、「ラクに生きよう」とか「ハッピー」なんてのは、真のスピリチュアルではありません。

偽善や欺瞞を超えて、なるべく人のためになる生き方をすること。

スピリチュアルで最も大事なのは、それしかありません。

それ以外は「おまけ」だと思ってください。

(私も完全に実践できているわけではありませんが、そうしたいという願いをもって配信しています)

というわけで今回は、「スピリチュアル沼」や「霊感商法」について、1500万円を散財した浜田ブリトニーさんの話を題材にお話ししました。

ご参考になれば幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 「パワーストーン」は気休めと思ってつけること。「塩」はご祈祷したものより、天然の良質なものを使った方がずっと良い。
  • 「開運セミナー」で金運が上がるのは主催者だけ。参加者は時間とお金を吸い取られるだけ。
  • 「宇宙エネルギー」は聖なるものなので、エゴの願望実現の手段として使う発送は完全に間違っている。
  • 新約聖書のイエスの時代から「偽預言者に用心せよ」と警告している。現代のネット社会はこの言葉をますます重く受け止めなければならない。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

「ライオンズゲート」とか「3分間お祓い」とか、細かい話なので文字起こしには載せませんでした。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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良い守護霊・指導霊を引き寄せ、運勢を高めるには?間違えて低級霊・地縛霊に憑依されないために。https://prism-life.com/behind_the_spirit/Wed, 26 Mar 2025 18:23:53 +0000http://prism-life.com/?p=3177

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 守護霊とつなが ... ]]>

祈りと光
このブログの要点
  • 古今東西の宗教が「守護霊」と呼んでいる存在とつながるほど、あなたの生命エネルギー、そして運勢は上昇していきます。
  • 「守護霊」と深くつながるには、あなたが常日頃から守護霊を意識することが必要です。油断すると忘れてしまうのでご注意。
  • 良い「指導霊」と縁を結ぶには、それに見合った「高い志」や「深い使命感」を持ち続ける心がけが必要です。安易な思いは「低級霊」「地縛霊」の餌食となります。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

守護霊とつながるほど生命エネルギーは高まる

『守護霊』については過去のブログでは何度か述べていますが、簡単に振り返りましょう。

ここでは「守護霊」より広い概念である「背後霊」の説明をします。

「背後霊」の種類と役割
  • 「守護霊」とは、あなたに専属で、生涯あなたのことを見守る存在のこと。
  • 「守護霊」が存在するのは、この荒々しい物質世界で単独で生きるのは困難であるためです。
  • 「指導霊」とは、守護霊のように専属ではないものの、必要に応じてあなたをサポートしている存在のこと。
  • 「先祖霊」とは、血のつながりのあるご先祖が、必要に応じてあなたをサポートしている存在のこと(守護霊は血はつながっているとは限らない)。
  • 「低級霊」「地縛霊」とは、清算されない迷いがあり成仏できず、この世をさまよっている中途半端な霊的存在のこと。動物霊や、動物にまで成り下がった人霊の場合もある。

(今回のブログのメインテーマは「守護霊」、サブテーマは「指導霊」です)

一応はこう定義しますが、明確に線引きできるものではありません。

物質世界では「分類」が頭の理解の上で大事とされますが、霊的世界は分類して理解することができないので、あくまでご参考程度にしてください。

この中で最も重要な存在は、なんといっても「守護霊」です。

ただし「守護霊」については、 "いかがわしい" 一部の新興宗教でも言われていることです。

新興宗教の中には先人の教えを都合良く組み合わせ、その一部を恣意的に上書きすることによって、あたかもオリジナリティを打ち出そうとしている団体があります。

なので守護霊と聞くと「怪しい」と感じる人がいるのは、もったいないことですが、仕方のないことでもあります。

なお、私は宗教一般は好きですけど、特定の宗教団体には所属していない立場で語っています。

私はたまたま人間やモノだけでなく「霊的存在」までも、その一部を「波動≒エネルギー」としてわかる才能を与えていただいているため、「守護霊は存在する」という見解を持っています。

ただ、物質文明に適応するための教育を与えられてしまっている私たちは、科学的に証明できないものは「存在しない」と見なす枠組みの中に閉じ込められています。

それによって、私たちの意識は「目に見えないもの」とつながりにくくなりました。

その分だけ、生きるエネルギーは失われているのです。

人は、「誰かに見守られている」「誰かに支えられている」「誰かとつながっている」という安心感の中で、多少の困難があっても前向きに生きることができます。

「つながる」だけエネルギーは増幅し拡大していくし、その逆も真なりなのは、素朴に考えてもわかりますよね。

私たち日本人は「おかげさま」という言葉を使いますが、その「おかげ」の中には守護霊も含まれます。

おかげ(お陰)ですから、目には見えません。

けれども、もともと私たちは「おかげ」を大事にしてきたはずです。

それを人格的に表現したものが「守護霊」です(もちろん守護霊も、私たち同様に人格を持っています)。

なので「守護霊の存在証明」という難しいことを考える必要はなく、素直に「おかげさまのこころ」を大事にするほど、何かと暗いこの地上世界の中で、それでも前向きに生きることができるようになります。

私なんかは『守護霊リーディング』を行うぐらい守護霊の存在を確信しているので、守護霊のことに想いを馳せると、体温が上がる感じがします。

たぶん免疫力も上がっているはずです(笑)

私たちは霊的存在と「つながる」ほど、生命エネルギーも強くなるのです。

百歩譲って、たとえそれが間違った思い込みであったとしても、それでエネルギーが湧いてくるのなら、実践的ではないでしょうか。

守護霊と深いつながりを得るためには、シンプルな話、こちらが守護霊を常に意識することです。

人間関係の心理学で「人は自分に好意を持ってくれる人に、好意を持つ」と言われていますが、それは「神と人との関係」においても同じところがあります。

いや厳密に言えば、守護霊は常に私たちを守ってくださっているわけですが、その恩恵をより得るには、こちらから波長を合わせに行く必要があるのです。

折あるごとに、守護霊に対して感謝の念を向けることが大事です。

ただし、守護霊は「目に見えない存在」であるため、油断すればすぐに忘れてしまう。

これがなかなか難しいところです。

意識したところで金運や恋愛運がすぐさまアップするような、エゴにとって都合の良い存在ではないので、そのうち「感謝したところで、どうせ何も変わんねーよな」と、心がけがおろそかになってしまうが少なくありません。

ただ、安心してください。

あなたが「本当に守られていること」に気づくまでは、きっと人生はそこそこ大変でしょうから。

というのは、私たちは困難の中で本気になることが多いからです。

平たく言えば「藁にもすがる」危機感が生まれ、思わず神社仏閣で願をかけたくなるような衝動に駆られるかもしれません。

それによって、いつもそうとは限らないでしょうが、もしそれによって何とか困難を乗り越えることができたら、

「あぁ・・・もしかしたら、マジで守られているかもなぁ・・・」

としみじみ感じるかもしれません。

気づくきっかけがあって、良かったですね。

それもまた、守護霊の厳しい導きかもしれませんよ。

本当は困難が与えられる前から素直に意識を向けられたらいいのですが、物質の肉体をまとっている私たちはボンクラなので、まぁ仕方ないです(笑)

良い指導霊を引き寄せるために必要な、たった一つのこと

守護霊の次に大事なのは「指導霊」です。

「指導霊」は守護霊と違い、必要に応じて背後につきます。

「必要に応じて」というのは、その人の仕事や抱いている思いによって変わってくる、ということ。

例えば、

  • プロのアスリートであれば、そのパフォーマンスを支える「目に見えないコーチ」のような役割をするでしょう。
  • 経営者であれば、その経営能力やビジネスチャンスを高める「目に見えないコンサルタント」のような役割をするでしょう。
  • アスリートでも経営者でもない一般人でも、もし深めたい仕事や趣味があるのであれば、その能力の開発にふさわしい指導霊がつくでしょう。

例えば私でいえば、「スピリチュアルな世界をわかりやすい言葉で語りたい」「でもユルくてフワッとした表現ではなく、なるべく論理的に伝えたい」という気持ちが強いため、何体かおられる指導霊の中に「学者肌の指導霊」がおられます。

なのでブログはそれなりに文章量があるし、音声配信(YouTube)でも毎回30分ぐらいのボリュームになるわけです。

しかも、このブログは時間を置いて何度か書き直しているわけで、そうして「深堀りしたい」「磨いていきたい」のはまさに学者的ですよね。

運のいい人のことを「ツイてる人」「ツキのある人」なんて言いますが、スピリチュアル的には守護霊や指導霊とのつながりが深い人のことを「ツイてる人」と言います。

そういえば、斎藤一人さんが表舞台に出始めたころ、「ツイてる」という言葉が流行りましたね。

今はどうか知りませんが、当時はファンの方が「ツイてる!ツイてる!ツイてる!」って明るいノリで唱えていました。

私はああいうのはかなり苦手なのですが(汗)「ツイてる!」と何度も唱えて霊的存在を意識するのは、大切な心がけなのは間違いありません。

ただ、指導霊の場合は「どんなレベルの指導霊がツイているか」が大事であって、なんでもツイてりゃいいというわけではありません。

どんな指導霊(背後霊)がツイてくるかというのは、自分自身の波動(オーラ)によって決まります。

これはスピリチュアル業界的には「引き寄せの法則」と言われているやつです。

もしあなたのされている仕事や役割に「強い志」や「深い使命感」を抱き続けていれば、その波長に見合った指導霊がツイてきます。

指導霊というのは、いわば目に見えない「エンジェル投資家」みたいなもの(「エンジェル=天使」なのでスピリチュアル的にもしっくりくる表現ですね!)。

現実界での「エンジェル投資家」とは、〈スタートアップやベンチャー企業に対し、起業家に必要な資金だけでなく、人脈を生かしたビジネス面でのバックアップや精神的サポートをする存在〉のようです。

指導霊は「目に見えない存在」なので、物質的なサポートまではできません。

その代わり、何らかのインスピレーションを得られやすくなったり、チャンスに気づきやすくなるというサポートはあるでしょう。

こう述べると「良いことしかない」ような感じがするかもしれませんが、そうは問屋が卸しません(笑)

良い指導霊と縁を深めるには、あなたはできるだけ「本気」でなければならない。

現実のエンジェル投資家でも、「あなたのビジネスプラン、成功の可能性、そしてその大きな志に感動しました。ぜひあなたの夢を応援したい」とまで言われるためには、それだけ努力しなければならないのは当然のことです。

ビジネスをナメてる志願者だと、『マネーの虎』(更新時点では『令和の虎』)のようにボコボコにされます(笑)

指導霊もそれと同じだと思ってください。

指導されるためには、指導されるだけの「波動」でなければならない。

現実でも一流のコーチの指導を受けるためには、それだけの資格を持っていなければならない。

正直に言って、それはスピリチュアル業界が軽いノリで言うほど、甘い世界ではありません。

私は斎藤一人さんのことは別に嫌いではないし、かつて彼の講演会に参加したこともあります。

けれど、「ツイてる!ツイてる!ツイてる!」と唱えるだけでは、良い指導霊はつかないでしょうし、おまけに周りから気持ち悪がられるでしょう。

あなたは、何のために生まれてきたのか。

あなたの「宇宙的使命」とは何だったのか。

それをこの世で実現するために、燃えるような思いを持っているか。

高い志を持ち続け、いま自分ができる行動を積み重ねる人間に、その波長に見合った指導霊がつきます。

決して安易な世界ではないと同時に、この世と違って、誰にでも平等で公平な世界なのです。


逆に言えば、今回は詳しく説明しませんが、あなたがエゴイスティックな欲望に囚われたり、自己中心的な野心をメラメラ燃やしているとすれば、その波長に合った霊的存在が背後につきます。

それが「低級霊」や「地縛霊」なのです。

これは今まで述べてきたのと逆で、あなたは素晴らしく運が悪くなります(笑)

一時的に儲かったり成功したりしたとしても、あとで必ず大きな反動がきます。

たとえそうならないとしても、人格は低劣になり、ますます動物へ近づいていくでしょう。

このブログをここまで読んでいるあなたは大丈夫でしょうが、安易な「引き寄せの法則」に走るとそうなる危険性が高まるので、注意してくださいね。

というわけで、今回のメインテーマは守護霊、サブテーマとして指導霊について述べました。

改めて、このブログの要点
  • 古今東西の宗教が「守護霊」と呼んでいる存在とつながるほど、あなたの生命エネルギー、そして運勢は上昇していきます。
  • 「守護霊」と深くつながるには、あなたが常日頃から守護霊を意識することが必要です。油断すると忘れてしまうのでご注意。
  • 良い「指導霊」と縁を結ぶには、それに見合った「高い志」や「深い使命感」を持ち続ける心がけが必要です。安易な思いは「低級霊」「地縛霊」の餌食となります。

追伸1

『守護霊リーディング』というメニューを行っています。

ご興味があればご覧いただければ幸いです。

追伸2

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これは完全に余談ですが、サラリーマン時代の後輩がさっき述べた『令和の虎』に出演したことがあります。

さあ「虎」たちの支援を受けることはできたのか・・・結果発表の動画も含めると全4回シリーズですが、お時間あればご覧になってください。

こいつはアホで生意気でしたが、とてもピュアで好奇心旺盛なヤツです。

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第298回:スピにハマって大金を失わないための注意点・前編/『しくじり先生』浜田ブリトニーさん回よりhttps://prism-life.com/podcast_298/Fri, 21 Mar 2025 10:15:48 +0000https://prism-life.com/?p=18483

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回の内容は『しくじり先生』がネタ元です(https://www.youtube.com/watch?v=cexZoONtlvM) ■ ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回の内容は『しくじり先生』がネタ元です(https://www.youtube.com/watch?v=cexZoONtlvM

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/iXgsG

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

そもそも「スピリチュアル」の語源や由来とは何なのか?

今回の文字起こしの要点

  • 悪徳占い師の心理テクニック「バーナム効果」「コールドリーディング」は古典的なやり方。知っておけば心の予防線になる。
  • イケてない占い師はリピート回数を増やすため、お客を脅かしたり持ち上げたりしてくる。「おかしい」と思ったら、すぐに立ち去ること。
  • 霊感商法を仕掛ける占い師、霊能者、宗教団体などは大きく批判されて当然だが、それを支えているのは依存心の強い人たちであることも忘れてはならない。

今回は、珍しく人気テレビ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』を取り上げます。

たまたまネットの記事で「スピリチュアル回」が放送されたことを知ったので、最新回だけ無料で見れるアベマTVでチェックしました。

『しくじり先生』の公式YouTubeチャンネルをこの上に貼り付けました。

ここから番組の一部を見ることができます。

出演されていたのは、漫画家の浜田ブリトニーさんです。

彼女が「霊感商法に騙されて1500万円を失った」「スピリチュアルにハマる人は実はこんな人」というのを語りました。

前回の配信は「悪徳占い師」について取り上げたばかりだったので、まさにタイムリーな内容でした。

今回と次回の2回に分けて今回の内容を取り上げていきます。

映像のすべては公開できないので、今回は番組の内容のメモをもとに話します。

※今回使ったメモは以下からダウンロードできます
https://x.gd/iXgsG

かつて浜田さんはスピリチュアルにドハマりした結果、1500万円を散財し、多くの友達を失い、5000時間以上もの膨大な時間を無駄にしてしまったということです。

これは職業柄、私もときどき聞く話です。

番組ではまず「スピリチュアルとは何か?」について説明されていました。

「スピリチュアル」とは、ラテン語の「スピリタス」または「スピリトゥス」(spiritus)に由来する言葉です。

お酒の「スピリタス」(非常にアルコール度数の高い酒)もこの言葉が語源ですね。

ChatGPTに「spiritus」について聞いてみると、以下の回答でした。

spiritus はラテン語で、

「息」「呼吸」「風」「霊」「魂」

などを意味します。

語源的には、以下の動詞に由来します:

spirare(スピラーレ):「息をする」「呼吸する」「吹く」

つまり、spiritus は「息(breath)」や「吹くこと(blowing)」から派生した言葉です。

 

ラテン語における spiritus は、主に以下のような意味を持っていました:

①物理的な「呼吸」や「風」

 自然界の「風」や「空気の流れ」、生き物の「呼吸」のこと。

 命の証としての「息」。

②生命や意識の象徴(=霊)

 「魂」「精神」「霊魂」など、肉体に宿る生命力や意識。

 キリスト教では「聖霊(Spiritus Sanctus)」としても使われます。

③意志・情熱・勇気

 「気力」「心の勢い」「情熱」など、内なる動的なエネルギー。

 転じて「元気」や「気質」という意味でも使われました。

スピリチュアルにハマりやすいのは、ある程度お金に余裕のある30代後半から50代の女性とのこと。

この層にどうやって財布を開けてもらうかという「霊感商法のテクニック」について、番組で紹介されていたことをもとに解説していきます。

詐欺的手法にはいくつかパターンがあるので、知っておけば転ばぬ先の杖となります。

……あ、これから述べることは私は決してやっていません(笑)

だからここで語れるわけです。

その前に、私も知らなかったのですが、「占いコンサルタント」という職業があるようですね。

世の中にはいろんな占い師がいますし、玉石混交なので、誰を信頼していいのかわからない。

そこに顧客と信頼できる占い師をマッチングする「占いコンサルタント」という職業が成立するわけです。

その紹介料・仲介手数料としてマージンを得るようです。

私は人の波動/オーラを見て真贋を鑑定する仕事をやっているので、私もやろうと思えば「占いコンサルタント」ができそうですね(笑)

まぁ実際に「この占い師、霊能者、宗教家は信頼できますか?」という相談はよくいただくので、すでにやっています。

で、この占いコンサルタントが用いる手法として、例えば以下のようなセールストークが紹介されていました。

  • 「この人気占い師さんは、基本的に予約がいっぱいで受けてもらえません。でも私からの紹介なら、特別に占ってもらえますよ」
  • 「この占い師は完全紹介制なので、それだけ人気なんです」
  • 「芸能人の〇〇さんも通っているんですよ」

なるほどね。ありそうな話です。

とはいえ、もし占いコンサルタントが占い師と癒着していたらどうなんでしょうか?

高い手数料の見返りに、大して力のない占い師を紹介されていたとしたら?

……と、私は疑ってしまいますね。

占いで悪用される心理テクニック『バーナム効果』『コールドリーディング』

次に番組で紹介されたのは、「くだらない心理テクニック」でした。

番組内で紹介されていた例としては、次のようなフレーズ。

バーナム効果とは?

  • 「あなた、今お仕事のことで悩んでいませんか?」
  • 「人間関係で不安を感じていること、ありますよね?」
  • 「家族のことでトラブルを抱えていますよね?」

こうやって「誰にでも当てはまりそうなことを言って、クライアントに "言い当てられた" と思わせる効果を狙ったもの」を【バーナム効果】と言います。

冷静に考えれば「そんなの誰にでもあるやろ!」とツッコミたくなりますが、実際の占いの現場では、なかなか冷静ではいられないんですよね。

例えば、薄暗い部屋で雰囲気のある小物が並んでいて、占い師と向き合っている。

その上で、自分が心理的に弱っているとき。

そんな状況で「あなた、〇〇に悩んでいますよね」と言われると、「ああ、当たってる……」と疑いなく受け入れてしまう人は少なくない。

「そうなんですよ……、実はいま、ちょうど上司とトラブルがあって……」

「そうなんですよ……、実はいま、離婚調停中でして……」

というように、自分の心の内を占い師に明かしてしまう。

そこで占い師は深く、ゆっくりと相槌を打っていればOKというわけ。

番組では紹介されていませんでしたが、この【バーナム効果】は「コールドリーディング」というテクニックの一つです。

コールドリーディングとは?

「コールドリーディング(Cold Reading)」とは、事前に情報を持っていない相手に対して、あたかも相手のことをよく知っているかのように見せかける話術やテクニックのことを指します。

例えば、

■相手の反応を見て言い直す

例:「最近、人間関係で疲れていませんか? いや、もしかすると家族との距離感かもしれませんね」

→ 相手の表情や反応から徐々に「正解」に寄せていく。

選択肢を与えることで、相手に自己開示させる

例:「過去に何か大きな転機がありましたね。それはお仕事か、ご家族に関係ありますか?」

→ 質問の形で相手の情報を引き出し、まるで言い当てたかのように見せる。

といったテクニックです。

これは昔から言われているもので、検索すればさらにいろいろ情報が出てきますので、ご興味のあれば調べてみてください。

本当にくだらないテクニックなんですが、一定数の人はこれに引っかかってしまうんでしょうね。

だから、今でもこの手法を使う占い師は存在しているはずです。

まぁ、個人的には人間はそこまでバカではないと思っています。

「浮わついたスピリチュアル」に波長が合う人の中には、あまり知性のない人がいるでしょう。

そういう人はコールドリーディングでチョロまかせるかもしれませんが、万人は無理でしょうね。

薄っぺらいテクニックは、やっぱり見抜かれてしまいますよ。

私はまともな心理カウンセリングをずっと学んできているので、こういう小手先のテクニックでクライアントと短期的な関係を築くなんてやり方は、本当に信じられません。

当たり前ですけど、占いのテクニックや心理テクニック以前に、お相手と真剣に向き合うことです。

結局、そうして培った関係性の方が長く続きます。

小手先のテクニックで目先の利益を獲りにいくなんて、まさに「運気が下がる」やり方ではないでしょうか。

バカじゃねーの、って思いますね。

スピリチュアルビジネスをリピートさせる仕掛け

さらにスピリチュアルをこじらせていくと、今度はこうなります。

占い師に「あなたを天使のオーラで包んであげるわ」と言われ、「誘導瞑想」が始まります。

(「オーラ浄化」と称して "手かざし" っぽいことをする占い師もいます)

「さあ、今から目を閉じてください」

「天井から白い光のエネルギーがあなたを包み込んでいます」

といった感じです。

「誘導瞑想」は、心理学で言う「イメージワーク」なので、別に変なシロモノではありません。

誘導瞑想は向き不向きがありますが、こういうのが好きな方は体感覚的に何かを感じることが多いでしょう。

そうなると、「本当に天使がいるんだ。私のそばにいるんだ」と思ってしまう人も出てくるでしょう。

あくまで「個人の感想」なんですが、自分がそう思うんだったらそうだということ。

ただ、番組で紹介されていたのは、その「天使の効果」は2週間だそうです。

えらくケチな天使ですね(笑)

「天使のバリア」が解除されないために、2週間に1度はその占い師のもとへ通わなければならないようです。

誘導瞑想なんて慣れたら自分でやりゃいいんですけど、こうやって無理にリピートを促していくんですね。

露骨に恐怖心を煽ってリピートを促す手口ではないものの、「2週間で効果が切れる」とほんのり恐怖心を突いていることは同じです。

あなたはこれをバカバカしい茶番だと思うに違いない。

けれども、さっきと同じことを言いますが、気持ちが弱っているとき、誰にも言えない話を親身に聞いてくれる人がいるとき、「この人なら信頼できる」と思ってしまうタイプの人もいるんです。

こういうタイプの人には、「もっと守られたかったら、このパワーストーンを身につけるといいよ」と言って、占い師はさらに売上を伸ばすわけです。

パワーストーンの大半はそれほど波動が良いとは言えないのですが、「この占い師さんのオススメだったら」と買ってしまうわけです。

私は今のところやっていませんし、今後もやらないと思いますが、スピリチュアルビジネスとしては物販を取り入れるとより良い。

パワーストーン以外には「お清めの塩」や「波動水」なんてものもあります。

この「波動水」は、500mlのペットボトルにも満たないような小さな容器に入っていて、数千円から数万円で販売されることもあるんですよ。

塩や水は消耗品なので、立派なリピート商材です。

本当に信用がないと買ってもらえないのでボロい商売とまでは思いませんが、中には買ってくれる人もいます。

で、スピってしまっている人はパワーストーンを買ってから、たまたま「満員電車で目の前の席が空いた」とか「欲しかった服がたまたまセールでしかもラスイチだった」とか "ラッキー" が起これば、「これはこのパワーストーンのおかげだ!」と自分の都合よく解釈してしまうわけです。

こういうのは、スピリチュアルにハマっている人にとっては実に楽しいお遊びなんです。

「おいおい、ちょっと冷静になれよ」って思いますけどね。

そのノリで次に占い師に会ったとき「最近、運気が上がってきた気がするんですよね」と言うと、占い師は

「すごく良くなってるね」

「パワーストーンの効果があったね」

「天使が守ってくれてるわよ」

と相手の気持ちをくすぐる言葉を出す。

依存心がある限り、悪徳スピリチュアル・霊感商法はなくならない

さらに番組では、霊感商法のレベルが上がっていきます。

  • 「あなたの運気が悪かったのは、ご先祖様が過去に犯したネガティブな行為、いわゆる“カルマ”のせいです」
  • 「ご先祖様のカルマが、あなたの今の不調を引き起こしているんです」
  • 「だから、それを浄化しなければいけないわ」

これは「定番」のやり方ですね。

ただ、因果論(カルマ説)は伝統的な宗教が説いていることでもあるし、日本でも「因果応報」の考えは一般レベルにも浸透しているため、普通の人はなかなか反論しにくい。

個人的には、カルマ説のような「運が悪いのは先祖の因縁かもしれないし、そうじゃないかもしれない」という曖昧な表現はしたくありません。

もし「運気が悪い」と感じているなら、それを改善するための「現実的な方法」を考えた方が、よほど地に足がついています。

まぁそんな常識的なことは「スピリチュアル沼」では一切通用しません(汗)

この「カルマ浄化」「カルマ落とし」のために、番組では「前世の誘導瞑想」が紹介されていました。

「瞑想の中であなたのハイヤーセルフ、守護霊、大天使と出会って、カルマを断ち切るのよっ!」

私はこういう世界から遠い場所にいるので、文字通り "遠い目" で番組を見ていました。

これに関連するやり方としては、

「大天使ミカエルの “聖なる剣” によって、今、あなたの "カルマのコード" は断ち切られました。ありがとうございます」

と、それっぽい儀式をする人もいます。

傍から見ていると子どもじみていて笑ってしまいそうですが、こういうのは本当に存在します。

(私もスピリチュアルを学びたての頃は、こういう講座を受けていました。今となっては全く役に立っていませんが……)

こういう類のものに共通しているのは、占い師や霊能者にお願いして浄化してもらう、という依存的な態度です。

もし「悪いカルマ」というのが本当にあるとしても、それを解消していくのは自分自身なんです。

占いやスピリチュアルというのは、そのヒントやサポートをもらいに行くだけです。

けれど「パワーストーン」も「天使」も、「これに頼れば、全部うまくいく」という発想ですよね。

まぁこういった「目に見えない世界」が好きな人もいるので、あくまでエンタメと割り切って楽しむなら良いでしょうが、真剣で深刻な問題であるほどその解決には全く役に立ちません。

浜田ブリトニーさんが本当に運勢を改善したのは、「スピリチュアル沼」から足を洗ってからのようです。

結局、そういうことですよね。

「運が悪い」という認識の背後には、満たされない欲望、足るを知らないエゴが潜んでいる可能性が高い。

そういう心の世界を見つめることこそ、真のスピリチュアル(マジスピ)のはずなんですが、どうも「スピ業界」というのは依存させる方向に行きがちです。

また、そこには「何かに依存したい人たち」がいるからこそ、まさに「依存ビジネス」が成立してしまう。

「怪しいスピリチュアル」は、悪徳の占い師や霊能者ばかりが批判されがちです。

ただ、一方でそういう「怪しい世界」を求めて彷徨っている人たちもいることを、忘れてはならないと思いますね。

この『しくじり先生』は軽いバラエティ番組ですが、あなたは「しくじる」ことのないよう気をつけていただければと。

今回は以上です。

ありがとうございました。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 悪徳占い師の心理テクニック「バーナム効果」「コールドリーディング」は古典的なやり方。知っておけば心の予防線になる。
  • イケてない占い師はリピート回数を増やすため、お客を脅かしたり持ち上げたりしてくる。「おかしい」と思ったら、すぐに立ち去ること。
  • 霊感商法を仕掛ける占い師、霊能者、宗教団体などは大きく批判されて当然だが、それを支えているのは依存心の強い人たちであることも忘れてはならない。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

特に今回は暑かった内容がくだらないので、文字起こしでは全体の3分の1程度をカットしました。

もし余裕があれば、以下のフル音源を気楽な気持ちで聞いてみてください。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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守護霊と対話できても、依存心がある限り人生は変わらない。スピへ軽薄な興味は低級霊の餌食に。https://prism-life.com/guardian_kikitai/Thu, 20 Mar 2025 07:25:09 +0000http://prism-life.com/?p=3033

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回はスピリチ ... ]]>

守護霊のイメージ
このブログの要点
  • 守護霊の声が聞けるようになっても人生は変わりません。本当に大切な「声」は、すでにあなたの内側に響いているはずですから。
  • ただ、人生における「答えのない問い」に対し真剣に考えたことを確かめる術として、守護霊の声を聞くことは参考になるでしょう。
  • 才能のない人間が安易に「スピリチュアルごっこ」してはなりません。守護霊の声を聞けているつもりが「低級霊」に弄ばれていた・・・なんてこともあるのですから。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はスピリチュアルらしいテーマ、

「守護霊」

についてときおり読者やお客様からいただくメッセージについて回答します。

守護霊とは?

あなたの運命を文字通り「守護」する霊的な存在のこと。

 

ただし、あくまで「見守る」立場であり、何でもかんでも助けてくれるわけではありません。

 

守護霊は霊的に深い縁のある存在であって、厳密に言えば、肉体的に血のつながったご先祖ではありません。

 

とはいえ明確に区別できるものではないので、大まかに「自分を守り導く存在」と理解すれば良いでしょう。

私は守護霊は波動(オーラ)として感じることができます。

もちろん科学的には証明できませんが、ここでは「ある」という前提で話を進めていきます。

「守護霊の声」が聞けても人生は変わりません!

私は『守護霊リーディング』というメニューを行っているため、ときおりこういったご質問をいただきます。

  • 「守護霊と対話できるようになるためには、どうすればいいですか?」
  • 「守護霊について学べば、守護霊の声が聞けるようになりますか?」
  • 「私の守護霊がどういう方か具体的に知れば、人生は変わるでしょうか?」

あなたも、こういうことにご興味ありますか?

これらのご質問に対し、私は

  • 「守護霊と対話できたところで、特に何も変わらないと思いますよ」
  • 「守護霊について学んだところで、肉体の耳には何も聞こえないでしょうね」
  • 「守護霊がどういう方か知ったところで、人生に変化は起きないと思いますよ」

という、なんとも冷ややかな回答になってしまいます(笑)

これらに加え、

「あまりマニアックな能力を求め過ぎない方がいいですよ」

という説明もしますね。

そもそも、「守護霊の声が聞きたい」と思う方は、どうしてそう思うのでしょうか?

たぶん、「守護霊の声が聞けたら、人生が変わるかもしれない・・・」という期待感があるからでしょうね。

スピ好きな人なら、「自分も可能なら、そういうリーディング能力を身に着けたい」と思うかもしれません(そしてそれを仕事にしたい、とも)。

あるいは「よくわかんないけど、守護霊の声が聞けたら、なんか面白そうじゃん!」と素朴な好奇心をお持ちの方もおられるかもしれません(笑)

真面目な人なら、

「私は守護霊の存在を確信したいのです。もし守護霊の声が聞けたら、自分は本当に守られ、愛されているのだということが強く信じられ、深い意義を持って生きることができるはず」

と思うかもしれません。

うん、個人的にはこの真面目な人の思いに共感できますね。

でも、実際に『守護霊リーディング』を何度も行っている私からすれば、

「普通は守護霊の声は聞けないですよ。でも古今東西の霊能者や宗教家は異口同音に〈守護者〉の存在について触れているし、不肖この私もまた守護霊の存在について、実際にリーディングの音声を公開してまでお伝えしています。だから、目には見えないけど、素直に信じるしかないですね」

とお答えすると思います。

過去に「林さんは守護霊の声が聞けてうらやましい~ 私も聞きたいな~」なんて言われたこともありますけど、いやいや、別に大したことないですよ(笑)

「すでにできているから『大したことない』って言えるんでしょ?」と言われたら、もう返す言葉がありませんが・・・

というのは、例えば過去の『守護霊リーディング』の中で出てくる例として、

〈あなたは自分の使命が本当が何であるかわかっているはずだ。でも、それをあなたは正面から見つめてこなかったのではないか。そろそろ勇気を出して一歩を進めた方がいいのではないか〉

というメッセージが出てきたとしましょう。

本当に自分の使命について真剣に考えた時期があり、でも今は少しおろそかになっている人であれば、このメッセージは響くものがあるはずです。

でも、これは別に守護霊から言われる前から、本当は自分で気づいていることではありませんでしたか?

別に守護霊からこう言われようが言われまいが、自分の内側には以前からこういう「声」が響いていたのではありませんでしたか?

そう、「守護霊の声」というのは、本当はすでに「自分の内側」に響いているはずなのです。

ただ、それを感じ取れるかどうかは、その人の心がけの深さによります。

だから本質的なことを言えば、「深い自己対話」ができる人は、守護霊の声なんか聞かなくても構いません。

こう言うと、「営業妨害」を自分で自分にブチかましていることになりますね(笑)

なんだ、じゃあ『守護霊リーディング』なんていらねーじゃん、ということになります。

ただ一つ利点があるとすれば、『守護霊リーディング』は、それを第三者(ここでは林)から言葉にしてもらうことによって、自分の内側深くで味わい直すことができるのです。

多くの人は、自分で自分のことをあまり深く考えられません。

だって、「答えのない問い」を真剣に考え続けるのって苦しいんだもん。

「これからのこと、そろそろ真剣に考えなきゃな・・・」と思いつつ、ついつい酒を飲んだり、うっかりYouTubeやNetflixを見てしまいますよね(笑)

気がつけば、あっという間に一日が終わっている。

その繰り返しで、かけがえのない人生の時間を空費してしまう。

でも「やっぱりこのままじゃダメだ」という思いもある。

あぁ、そろそろ本当に自分を見つめ直さなくちゃ・・・でもやっぱり一人だとまた流されてしまうかもなぁ・・・

そんなとき、例えば『守護霊リーディング』がお役に立てますよ、ということなのです。

決して安くないお金を払って受けるとなると、普通は真剣になりますからね。

面白いことに、私のところには「もともと自分で深く考える習慣を持っている人」も、『守護霊リーディング』にお申し込みいただくのです。

「自分の考えた答え」を確かめるようなつもりでご利用なさる。

それで、「うん、やっぱりそうか・・・そうですよね」と確信を深められる方が大半です。

これなんかまさに、「自分の内側の声」を〈守護霊〉という外的ツールを使って検証・検討しているわけです。

もっと言えば、別に〈守護霊〉にこだわる必要もない。

自分の考えを納得感をもって深められるのであれば、きっかけは何だっていいのですよ。

という、「スピリチュアルカウンセラー」らしからぬ発言をしています(笑)

スピへの依存心は「低級霊の餌食」になりやすい

もし「守護霊の声が聞きたい」と希望する人の心の中に【依存心】があるとすれば、それは本当に注意した方がいい。

「守護霊の声を聞けたら、もしかして人生が変わるんじゃないか」という思いは、依存心が隠れていると思います。

大丈夫、期待しているほどには変わらんから(笑)

興味本位で精神世界に足を踏み入れる人もいるでしょうが、そうなると地に足をつけて生きることができなくなってしまうでしょう。

そういう人は現実逃避している傾向が強く、私がいろいろ観ていると、波動(オーラ)が暗く重たい人が決して少なくない。

私はたまたまスピリチュアルの才能があっただけで、別に守護霊リーディングをするための努力は何もしていません。

なんか知らんけど、勝手にできるようになりました(笑)

努力してできる段階は、たかが知れています。

それなのに無理して霊的能力を開発したいと思い「怪しいリーディング講座」に通ったところで、大半の人は迷いの道に入るでしょう。

スピリチュアル業界の中には

「あなたもスピ能力を開花できるよ~。だってワタシだって最初は何もできない「普通の人間」だったんだから。でもこんな学びに出会ってから能力が開花しちゃったの~。今ではスピリチュアルセッションで生計を立てられるようにもなったのよ。ほんと、以前のワタシには考えられなかったこと。やっぱり人生って何かに導かれているのよね!だからあなたも本来の自分の使命に目覚めようよ!」

といった感じで、あくまで同じ目線に立ち、「巧妙と思わせない巧妙さ」で宣伝する人もいます。

ま、実験やお試しとしてそういう講座に出てみるのもいいし、私もかつて「社会見学」でそういう類の講座に参加したことがあります(私以外、全員女性だったけど・・・汗)。

でも、大半の人は無理でしょうね。

できたとしても、生計を立てられるぐらいまでできるのは、ほんの一握りでしょう。

ぶっちゃけ、できる人は最初からできるからね(笑)

そういう講座は、「あ、それ知ってる。やっぱりそうだよね」という確認みたいなものです。

あなたがもし守護霊の声を聞きたい人で、かつスピリチュアルな才能に恵まれていればいいけど、その確率はかなり低いでしょうね。

だったら、本題とは関係ないけど西洋占星術や『タロットリーディング講座』など、ツールを使う方法を修得した方がよっぽど手堅いですよ。

先ほど述べた通り、守護霊の声が聞けたところで、別に大したことないんだから。

って、ある程度できるヤツが言ってるんだから説得力あるでしょ(笑)

もし守護霊の声が聞こえるようになることで、まるで「魔法使い」になれるかのような空想を抱いているとしたら、マジでやめた方がいい。

よく言われることですが、そういう人は「低級霊の餌食」になりやすいですから。

余計に波動を重たくしてしまう、ただのバカです。

YouTube上で「大天使からのメッセージ」をのたまう、オーラの薄汚れたイタいヤツになるだけです。

先ほども述べた通り、深い自己対話ができるようになれば、守護霊の「声なき声」は聞こえてきます。

そして、それは「自分の声」でもあることを知らなければなりません。

以上、今回は「守護霊の声が聞きたい」というご質問をときどきいただくので、見解を述べてみました。

自分の「分」を弁え、手堅く生きるのが一番です。

改めて、このブログの要点
  • 守護霊の声が聞けるようになっても人生は変わりません。本当に大切な「声」は、すでにあなたの内側に響いているはずですから。
  • ただ、人生における「答えのない問い」に対し真剣に考えたことを確かめる術として、守護霊の声を聞くことは参考になるでしょう。
  • 才能のない人間が安易に「スピリチュアルごっこ」してはなりません。守護霊の声を聞けているつもりが「低級霊」に弄ばれていた・・・なんてこともあるのですから。

追伸

ブログでは情報が断片的になるので、もし

「守護霊について、まとまったレポートが欲しい」

というご希望があれば、ちょっと宣伝になってしまいますが、

守護霊レポート表紙
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第297回:悪徳占い師や霊能者に洗脳される前にご視聴ください。自戒を込めて語ります。https://prism-life.com/podcast_297/Fri, 14 Mar 2025 11:05:28 +0000https://prism-life.com/?p=18431

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。 ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■マジスピ・サブラジオ(stand.fmで配信中)
https://x.gd/o4EIt

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

ここから下は編集中です。まだ「一部に誤字脱字のある、ざっくり文字起こしの段階」をご理解の上で読んでください。近日中に加筆修正して読みやすい文章にしますので、待てる方は少しお待ちください。

「創造主」や「神仏の生まれ変わり」を自称するスピ系に要注意

今回の文字起こしの要点

  • 自分のことを「創造主」とか「神仏の生まれ変わり」とか自称する人、名前に「神」や「天」などをつけている人間は要注意。
  • 確かに悪徳占い師・霊能者がアウトなのは言うまでもないが、それは幸福を安易に外に求める「依存者」がいてこそ成立していることを忘れてはならない。
  • 占い師・霊能者は「人を見る前に、自分自身をこそ見つめる」べきである。

今回は久々に時事ネタを取り扱います。

まずは日経新聞の3月11日の記事をそのまま読んでいきます。

自称占師を自殺教唆容疑で逮捕、男性2人溺死 大阪府警

(日本経済新聞・2025年3月11日)

2020年に男性2人に自殺をそそのかしたとして、大阪府警は11日、同府河内長野市の自称占師、浜田淑恵容疑者(62)ら女3人を自殺教唆などの疑いで逮捕した。遺体は和歌山県広川町の海岸で、それぞれの腕が電気コードで結ばれた状態で見つかった。死因は溺死だった。

 

府警によると、2人は08年ごろ、容疑者のカウンセリングを受け、その後献金を繰り返すなどしていた。府警は精神的に支配されていた可能性があるとみている。

 

和歌山県警は当初「事件性が低い」と判断したが、浜田容疑者の占いを受けたという別の男性が24年5月、府警に「容疑者に現金を脅し取られた」と相談。再捜査した結果、容疑者と死亡した2人との関係が発覚した。

 

浜田容疑者の逮捕容疑は20年7〜8月、50代と60代の男性2人をそそのかして和歌山県の海岸で入水自殺させた疑い。このうち1人の遺書を偽造した疑いもある。府警は認否を明らかにしていない。

今の時代も、ときおりこういった事件が起こります。

私のところにも、この種のご相談が寄せられることがあります。

この事件の新事実として、遺書を偽造した疑いが発覚しているようです。

また、この占い師の容疑者は自らを「創造主」と名乗っていたとも報道されています。

被害に遭われた方は「スピリチュアルカウンセリング」と称した相談を通じ、この占い師と知り合ったとのことです。

宗教やスピリチュアルの世界では、自分を「創造主」と言う人が出てきます。

自分の芸名・活動名に「神」や「天」を入れる人も出てきますね。

人のオーラ・波動を観る私の立場からすれば、その全員、一人の例外もなく波動がクソ重たい。

おそらく精神的に幼稚なのでしょう。

そんな "子供" が、"子供だまし" のような手法で、相談者の弱さや依存心につけ込んでいくわけです。

報道の通り、この容疑者は別の50代男性を脅して、現金8000万円余りをだまし取ったとして、すでに起訴されているようです。

普通の感覚で報道を冷静に聞いていれば、「こんな人、創造主なわけがない」と思うでしょうよ。

ところが、私も少し占いの現場にいたことがあるのでわかるのですが、本当に心が弱っている人で、かつ依存心の強い人はいるんですよ。

そうすると、誰かの力を頼りたくなってしまうんですよ。

私も占いの現場では、相談者から「先生の力でなんとかしてください」って、ときどき言われましたよ。

その時、私は決まってこう返していました。

「いやいや、あなたの力でなんとかするんですよ。私はあくまで考えるヒントを提供するだけですよ」と。

あまりにも依存心の強い人だったら、もっとハッキリ「てめぇの力でなんとかしろ、この野郎」と強く言ったかもしれませんね。

いろんな占いのツールがありますよね。

タロットだったり、お誕生日系の占い、例えば西洋占星術とか四柱推命とか。

ああいった道具は、あくまで「考えるきっかけ」に過ぎないんです。

最終的に決めるのは、相談者ご自身です。

これは当たり前の大前提です。

まぁ占い師の立場からすれば、脅かして依存させるほど金品を巻き上げられるんでしょうけど、そうして得たお金はやっぱり簡単に失うでしょうね。

悪徳占い師・霊能者は「依存者」がいなければ撲滅できる

この事件について、もう少し広くまとめたページがあったので、それも読んで解説していきましょう。

悪質占い師に依存し過ぎて「洗脳」月100万円つぎ込みも サイトのトラブル全国で多発

(産経新聞・2025年3月12日)

男性2人に対する自殺教唆の疑いで自称占い師、浜田淑恵容疑者(62)らが11日、大阪府警に逮捕された。悩みを抱える人にとって、話を聞いてくれる占い師はときに心のよりどころとなる存在だ。ただ、占いに頼るあまり、依存関係に陥ったり、マインドコントロール状態にさせられたりして財産を奪われる事例もある。

 

関西地方で、多数の占い師が所属する会社の関係者の男性(51)は「お客さんの中には鬱病などを抱える人も多い。弱った心に付け込み、洗脳状態にして金を盗ろうとする悪質な占い師はいる」と非難する。

 

客に「祈禱(きとう)したほうがよい」「このブレスレットが守ってくれる」などと言葉巧みに伝え、高額な料金を請求するケースもあるという。「依存してしまい、月に10万円や100万円を占いに費やすお客さんはいる」と指摘する。

 

男性によると、客と師弟関係を築き、洗脳状態に持ち込む占い師もいる。関係が深まった客を「弟子」として迎え入れ、より密な関係を築くことで、客側が「教祖」のような感覚を持つという。「弟子になって『お布施』として多額の金を渡してしまう人もいる」。占い師への依存を防ぐため、男性の事務所では月の利用回数に上限を定め、超過すれば来店を拒否するといった対策をとっている。

 

実際、占いを巡るトラブルは後を絶たない。全国の消費生活センターに寄せられた占いサイトに関する相談件数は近年、年間2千件を超えて高止まり状態となっている。国民生活センターによると、相談の8割は女性。被害を訴えた人の約3割は、(占いサイト側に)10万~100万円の支払いをしていた。

 

無料登録した占いサイトで「幸せになれる」などのメッセージを受け、有料のやりとりに誘導される事例や、「願いがかなう」と書かれた広告を見た消費者が開運商品を購入すると、新たな商品の契約を強引に迫られたケースがあった。契約を拒否しようとすると、「娘が交通事故に遭ってもいいのか」「鑑定を受けないと不幸になる」など不安をあおる言葉で引き止めていたという。(鈴木源也、木下倫太朗)

私のところにも、「ナントカ先生にこういう怖いことを言われたんですけど、林さんから見てどうでしょうか」といった、セカンドオピニオン的な相談があります。

これだけネットやAIで情報を取れる時代になっても、あるんですよね。

悩みを抱える人にとって、話を聞いてくれる占い師は、時に心のよりどころとなる存在だ。ただし、占いに頼るあまり依存状態に陥ったり、マインドコントロール状態にさせられたりして、財産を奪われる事例もある。

私は過去に「占いにハマりすぎて借金が大きく膨らんでいます……どうしたらいいでしょうか?」というご相談をいただいたことがあります。

また「投資に失敗して5000万円ほどの借金があり、その問題解決である占い師を頼っているのですが、それでさらに借金が増えてしまっています……」というご相談は、割と最近いただきました。

この "占い中毒" を業界的には「占いジプシー」と言います。

ジプシーは「踊り子」ですから、文字どおり「踊らされている」わけですね。

記事の続きを読みます。

関西地方で、多数の占い師が所属する会社の関係者の男性(51)は「お客さんの中には鬱病などを抱える人も多い。弱った心に付け込み、洗脳状態にして金を盗ろうとする悪質な占い師はいる」と非難する。

この占い会社がどこなのかはわかりませんが、こういう会社のやり方として、私の経験による見解や他の占い師から聞いた話があります。

それは、占い師の評価・査定は「リピート率」や「新規獲得率」、そして「鑑定時間」で評価されるということ。

私はこれには非常に疑問を感じています。

だって、本当はリピートしないに越したことはないじゃないですか。

短時間で、せめてダラダラ先延ばしせずに必要十分な鑑定ができたらいいじゃないですか。

でもビジネスとして利益を出さないといけないから、無理してリピート率を高めたり鑑定時間を無理に引き伸ばしせざるを得ない構造があります。

他の占い師から聞いた話ですが、成績が悪いとその占い組織の中で「人でなし」扱いされる。

もっと言うと「ゴミクズ扱い」されてしまう。

所属占い師はそういう環境下で戦々恐々としながら鑑定していて、なんとかしてリピートさせて、鑑定時間を引き延ばそうと躍起になる。

私も当事者だから気をつけないと行けないけど、こういう話は本当に嫌ですね。

だから今は組織に所属せず、すべて自己責任になる代わりに自分の納得いくやり方でやっているわけですけど。

組織の方針に悩む占い師に「だったら独立したらええやん」と言うと、「一人じゃやっていける自信がないです……」という返事になることが多く、これはなかなかジレンマですね。

報道の文章に戻ります。

客に「祈禱(きとう)したほうがよい」「このブレスレットが守ってくれる」などと言葉巧みに伝え、高額な料金を請求するケースもあるという。「依存してしまい、月に10万円や100万円を占いに費やすお客さんはいる」と指摘する。

これもよくあります。

原価の安いショボいブレスレットを、「特別なご祈祷をした」なんて言って、本当に100万、200万で売るんですよ。

で、「そんな大金は出せません」と相談者が言えば、「じゃあ、ちょっとパワーは落ちるけど、この10万円の特別なブレスレットでどう?」というわけです。

100万円じゃ無理でも、10万円だったら頑張れば払えるかもしれない。

そうやって相手の財布を見て、言い方を変えるというのもあります。

……これ、実は私も弱い客のフリをして、現場に潜入調査をしたことがあります(笑)

どんなセールストークをしてくるんだろう、なるほどこうやって恐怖心を刺激するわけね、なるほど部屋を暗くすると効果的なようね、など無駄に手口を学びました。

強気でセールスしてくるこのオバサン、ホンマに波動クソ重たいなぁ、とかいろいろ観察していました(笑)

提案された宝石やパワーストーンは、別に良くも悪くもない「普通の波動」のやつでしたよ。

「これ、原価いくらぐらいかな」なんて心の中で思いながら、「へぇ、キレイなパワーストーンですね」だなんて言ってましたけど。

社会勉強としては面白かったですね。

そのときの経験は、いま被害者からのご相談に乗ることで役に立っています。

続きです。

男性によると、客と師弟関係を築き、洗脳状態に持ち込む占い師もいる。関係が深まった客を「弟子」として迎え入れ、より密な関係を築くことで、客側が「教祖」のような感覚を持つという。「弟子になって『お布施』として多額の金を渡してしまう人もいる」。占い師への依存を防ぐため、男性の事務所では月の利用回数に上限を定め、超過すれば来店を拒否するといった対策をとっている。

最後の「月の利用回数に上限を定め、超過すれば来店を拒否するといった対策」、これ本当かなぁ?

そんな「良心的な占い会社」だったら、企業名を公開してほしいですね。

私はこれはたぶん建前だろうなと疑っています。

だって、超過すればするほど利益が増えていくのに、みすみす「ドクターストップ」なんてかけないでしょ。

しょせん水商売なんですよ、占いなんて。

これは私も「禅タロット」や、占い的に言えば「霊視鑑定」をやっているわけですから、当然私のやっていることも、しょせんは水商売です。

儲けられるときは一気に儲けるのが、水商売というもの。

それでも私は、毎日来るような相談者さんには「最低でも1週間、いや半月ぐらい空けた方がいいのでは?」と言ったことがあります。

お金をたくさん持っている人ならともかく、ハイペースで無理して散財したら続かないんですよ。

だから現実的に考えたら、適度なペースで末永くお付き合いいただける方が、本当は良いと思います。

まぁ、これは理想論ですけど。

占い会社も依存的な相談者も「目先のこと」して見ていないので、結局のところ会社はリピートさせようとするし、相談者も依存心から何度も通ってしまう。

ある意味では「お互い様」ということですね。

こういう構造が嫌なので、私は独立したわけです。

無料登録した占いサイトで「幸せになれる」などのメッセージを受け、有料のやりとりに誘導される事例や、「願いがかなう」と書かれた広告を見た消費者が開運商品を購入すると、新たな商品の契約を強引に迫られたケースがあった。契約を拒否しようとすると、「娘が交通事故に遭ってもいいのか」「鑑定を受けないと不幸になる」など不安をあおる言葉で引き止めていたという。

今も昔も、依存心や恐怖心を利用するパターンは同じです。

いわゆる「開運グッズ」で願いなど叶うわけないやろ、アホか、と思いますが、そういうものに惹かれる人はいます。

ただ、百歩譲って「開運グッズ」に効果あるとしても、本人の波動がダメであれば、効果はやがて打ち消されてしまいます。

それでも最初は新しく買った服と同様、開運グッズで多少テンションが上がるので、運も上がったような錯覚に陥ることはありますが。

(商売する側はその部分だけを切り取って宣伝するんですよ)

繰り返しますが、占いは「考えるきっかけ」として使いましょう。

占い師が最も大切にしなければならないこと

私も占いを仕事にしているので、ここで述べたことはすべて自分に問われています。

私は『禅タロットリーダー養成講座』という講座の最初に受講生さんにお伝えするのは、

「占いで一番大事なのは、人を見ることじゃない。自分を見ることだ」

ということです。

自分の内面、特に「弱さ」を見つめずして、他人を見る資格などない。

オマエには他人の人生に介入する資格があるのか?

そんなにエラい人間なのか?

そんなに上からモノを言える立場なのか?

こういうことは、常に自問自答しなければなりません。

この自問自答によって、私は何度悩んだかわからない。

でも、その「重荷」を背負わずして、占いなどやってはいけないと思います。

もっとも、今の時代はスピリチュアルも占いも軽薄になってしまっているので、今後も今回取り上げた事件のようなことは起こるでしょう。

私も一歩間違えればこうなります。

その意味で、今回は自分自身に言い聞かせるようなつもりでお話をしました。

ご参考になれば幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 自分のことを「創造主」とか「神仏の生まれ変わり」とか自称する人、名前に「神」や「天」などをつけている人間は要注意。
  • 確かに悪徳占い師・霊能者がアウトなのは言うまでもないが、それは幸福を安易に外に求める「依存者」がいてこそ成立していることを忘れてはならない。
  • 占い師・霊能者は「人を見る前に、自分自身をこそ見つめる」べきである。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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セドナメソッドはインチキ?メンタルブロック解放はコツを知らないとやっても無駄 -『人生を変える一番シンプルな方法』ブックレビューhttps://prism-life.com/sedona_method_review/Thu, 13 Mar 2025 05:51:00 +0000https://prism-life.com/?p=5409

セドナメソッドはスピリチュアル系ではなく、心理学のテクニックです! (セドナの風景) スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真の ... ]]>

このブログの要点
  • セドナメソッドはスピリチュアル系ではなく心理学です。中でも「マインドフルネス」の基本だと言って良いでしょう。
  • やり方ははすごく簡単に見えるが、「自分が何を感じているか正確に知ること」が難しい場合がある。シンプルではあるが、決して簡単ではない。
  • 自分の感情を見つめ、ネガティブな感情を認める勇気が一人では出せないときもある。そんな時はセミナーや個人セッションが必要かもしれない(※回し者ではありません)。

セドナメソッドはスピリチュアル系ではなく、心理学のテクニックです!


(セドナの風景

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はスピリチュアル系で「手放しの法則」として紹介されている

「セドナメソッド」

について、解説本を題材にして考えてみます。

以前どこかで「セドナメソッド」を知ったのをきっかけに、そのあと今回紹介する本を読みました。

当時は「なかなか面白い本だな」ぐらいにしか感じませんでした。

ただその後、お客様からの問い合わせメールの中に「セドナメソッド」という単語があるのを見て、「あ、これ前に読んだやつだ」と思い出しました。

そこに縁を感じたので、本を読み直した上でブログで取り上げます。


今回ご紹介する「セドナメソッド解説書」は以下です。

セドナメソッドは実質的に「メンタルブロック解放の心理テクニック」なのに、なぜかスピリチュアル系に入っていることに注意しましょう。

その理由は本の前書きにありまして、この本の著者であるヘイルさんは、あの「引き寄せブーム」を牽引した『ザ・シークレット』の中で紹介されているからなのです。

それだけで「スピ系」になっちゃうんですね。なんとも違和感があります。

ちなみに『ザ・シークレット』で紹介されている人の中には、私が見ると波動・オーラが微妙な人もいるので盲信しない方がいいですよ。いまアマゾンでは中古で1円で売られているので、やはりその程度の本だったということです。

また、なぜ「セドナ」という名前がついているのかわかりませんが、「セドナ」はパワースポットで有名な場所なので、このことからもスピ系だと勘違いしやすいでしょう。

さらに、日本ではスピリチュアル業界で有名な某インフルエンサーがセドナメソッドを紹介していることもあり、やっぱりスピ系だと思われています。

ただ、繰り返しますが、本当は心理学のテクニックです。

あるいは、瞑想や禅をわかりやすく体系化した「マインドフルネス」の基本的な考え方ですね。

その上でこの本を読み返したところ、シンプルなので日常で使いやすいメソッドだと改めて感じました。

セドナメソッドのやり方は、細かいことを抜きにすれば、極めてカンタン。

メンタルブロックの解放のために、自分自身にいくつかの「質問」を投げかけるだけ。

その基本的な流れは以下の通り。

  • 「いま、何を感じていますか?」
  • 「その感情を認めることはできますか?」(はい/いいえ)
  • 「それを手放せますか?」(はい/いいえ)
  • 「手放しますか?」(はい/いいえ)
  • 「いつ?」(今でしょ!)

突き詰めれば、たったこれだけ。

めっちゃカンタンでしょ?

あまりにカンタンに見えるため、これだけで本当に「メンタルブロック解放」できるのか、疑ってしまう人がいても仕方がないかと思います。

私はこれだけでも、ある程度はブロック解放できると思っています。

もちろん「粘り強く実践し続けること」が大前提ですが。

でも、多くの人はたぶん実践しないでしょうね(笑)

「こんな簡単な方法でメンタルブロックが解放できる!」という誘い文句に惹かれるのは、「ラクして高い効果を得たい」と考えている人が多いとすれば、おそらく根気強く実践するのが苦手なはずだからです。

なお、この本のアマゾンレビューの低評価をまとめると、だいたい以下の通り。

  • 「本当は恵まれているのに、精神的に満たされない人向け」
  • 「本当に苦しんでいる人には効かない」
  • 「同じフレーズが何度も出てきて、だんだん読むのが嫌になって来る」
  • 「過去のいやな記憶、執着を捨てましょう!」と言うことの自己暗示術?
  • 「なんだかややこしい難しい本だなあという印象が抜けません。基本の感情解放の部分だけおさえておけばいいように思います」
  • 「小賢しいことやってないで、目標に向けて具体的な行動したらどうなんでしょう。手放したところで日常は日常ですよ」
  • 「エビデンスが無いことが問題。アメリカ発?のこれ系メソッドは、基本的に曖昧で根拠の疑わしいものが多い」
  • 「とても良い事が書いてあるとは思うけど、自分の理解力不足のせいで、実感が掴めなかった。シンプルと言いながら難しい事が延々と書いてあると思った」

なるほどなるほど・・・

「自己暗示術?」とか「小賢しいことやってないで、目標に向けて具体的な行動したらどうなんでしょう」とか、全く読めていないことがバレるレビューもありますけど、そう言いたくなる気持ちはわからなくもない。

というのも、今回の本のタイトルのように『人生を変える一番シンプルな方法』と言っておきながら、実は「意外と難しい」からです。

わかりやすく書き過ぎていているため、逆に本質を掴むのが難しい。

もっとも、ちゃんと実践すれば「なるほど!そういうことか!」とわかると思いますが、先ほど述べた通り「ラクして高い効果を得たい」人はそこまで実践しないに決まっている(笑)

だから、本当は「わかるまで根気強くやり続けろコノヤロー!ちょっと実践したぐらいで変わると思うなよタコ!」と警告するべきです。

なお、この本の原書はもっとボリュームがあるらしく、日本語訳ではけっこう端折っているようです。

もしかしたら、「日本人読者のためにエッセンスだけ訳しました」という"配慮"が、逆にわかりにくくしている可能性があります。

あまりに分厚い本だと翻訳も大変な上に、売れませんからね。

なので、今回のブログではもう少し補足しましょう。

セドナメソッドを実践するために必要なたった一つのこと


(セドナの風景)

では、今回はレビュー初回なので、最も大事なポイントを述べて終わりにします。

もう一度メソッドの基本を説明すると、以下の通り。

  • 「いま、何を感じていますか?」
  • 「その感情を認めることはできますか?」(はい/いいえ)
  • 「それを手放せますか?」(はい/いいえ)
  • 「手放しますか?」(はい/いいえ)
  • 「いつ?」(今でしょ!)

どうしてこれだけの作業で「心の解放」が起こるのか?

それは、①と②のステップをしっかり行えば、「感情との一体化」から距離を置くことができるからです。

感情を解放するには、「感情と距離を置く」ことが重要な第一歩なのです。

これを理解しなければセドナメソッドの本質を掴むことはできず、先ほどの低評価レビューみたいな文句が出てしまうでしょう。

・・・もっとも、これはセドナメソッドだけの「秘技」ではなく、ぶっちゃけ心理学の基本。

何も「セドナメソッド」といったスピっぽい名前なんかつけなくていいのに、と個人的には思いますけど。

事例で考えるとわかりやすい。

例えば、あなたの目の前にめちゃくちゃ嫌いなヤツがいるとき。

「うわー、コイツめっちゃ腹立つわ!一度思いっきり殴ってやりたいわ!」と怒りが湧いてくるかもしれません。

このとき、あなたは「怒りそのものになっている」わけです。

怒りに「我を失っている」状態というのは、「あなたは怒りという感情と一体化している」ということですよね。

その後「あ、いかんいかん、なんでこんなに怒ってしまったんだろう」と「我に返る」状態になれば、ここで「あなたは怒りという感情から距離を置いた」ということです。

怒りに限らず、もし我を失いそうになる感情が湧いてきたとき、それと距離を置く心がけがあれば、その感情に巻き込まれにくくなるでしょう。

俗に言う「キレやすい」というのは、「感情と距離が置けず、すぐに巻き込まれてしまうこと」です。

ネガティブな感情と一体化して、良いことは何一つありません。

でも、私たちの多くは生きていく中で、我慢して抑え込んだ感情や、向き合うことが怖くてスルーした感情など、いろんな未整理の感情を抱え込んでいます。

中には我慢やスルーが長い習慣になって、我慢やスルーしていることすら自覚できない場合もあります。

これを書いている私自身、職業柄 自分の心の問題に取り組んできた方だとは思いますが、それでも自分が小中学生の頃いじめられた痛みや悲しみは、つい最近になるまで思い出せなかったのです。

それだけ、本当は辛い感情を抱えていたのだろうなと、自分自身を振り返って思います。

ですから、実はいわゆるトラウマが深いほど、①「いま、何を感じてますか?」という問いに答えるのは難しくなります。

まずは表面的な「何となく胃のあたりがモヤモヤする」とか「後頭部に痛みを感じている」とか、身体症状を正確に言葉にするところから始める必要があります。

そして、これは今回の本には書かれていませんが、「その身体症状に〈声〉があるとしたら、それは何を訴えているのか?」を、じっくり観察するステップを踏まなければならないでしょう。

(もちろんどんなアプローチが適切なのかは、人それぞれ違います)

ここまで言ってしまうとセルフで行うのはかなり難しくなりますよね。

そう、①「いま、何を感じてますか?」という問いは、それに明確に答えることができたら、半分以上は解消したようなものなのです。

例えば、夫婦喧嘩をしていて「パートナーが憎い!もう離婚だ!」という怒りを感じているのが、いま一番感じている怒りだとします。

でも、実はその怒りの背後には「さびしい・・・なんで私のことをわかってくれないのだろう・・・もっとお互いを理解し合いたいはずなのに・・・」という感情が隠れているかもしれません。

ここで、表面の「怒り」ではなく、

  • 「さびしい」感情をしっかり感じた上で、
  • 「その感情を認めることはできますか?」(はい/いいえ)
  • 「それを手放せますか?」(はい/いいえ)
  • 「手放しますか?」(はい/いいえ)
  • 「いつ?」(今でしょ!)

というステップは割と簡単に踏むことができるでしょう。

ただし、やはり①「自分が何を感じているか」に気づくには、ケースによってはかなり難しい。

また、この5つのステップは、何度も何度も繰り返す必要があります。

・・・という大切な勘所は、この本にはあまり詳しく書かれていません(笑)

個人的には「おいっ!大事なのはそこだろうが!」とツッコミたくなる。

そういえば、上の低評価レビューには載せませんでしたが、こういうのもありました。

「2年半取り組みました。1000回以上は読んで実践したと思います。それでも何も変わることはありませんでした」

これはおそらく取り組み方に間違いがあります。

そもそも本当に実践したのかわからないですし、もし実践しているとしても、「①いま、何を感じているか」をしっかり捉えられていないのでしょう。

それでは1000回やったところで、あまり効果はありません。

「間違った技術で練習を続けていたとしたら、間違った技術でシュートする名人になるだけだ」(マイケル・ジョーダン)

「①いま、自分がどんな感情を感じているのか」をセルフでまっすぐ見つめることのできる方なら、セドナメソッドは有効です。

でも、やっぱりしっかり実践しようと思ったら、セミナーや講座に通わないといけないかも。

そして、セルフで自分を深く見つめられないなら、おそらくカウンセリングを受けることになるでしょう。

そう考えると、この本はセミナーや個人セッションへの告知本のように思えてきましたね(笑)

そういう意味では積極的にオススメしませんが、ご興味あれば読んでみてください。

※今回取り上げた本はこちら!

 このセドナメソッドは全4回のブログを書きました。良ければ以下からどうぞ。

このブログの要点
  • セドナメソッドはスピリチュアル系ではなく心理学です。中でも「マインドフルネス」の基本だと言って良いでしょう。
  • やり方ははすごく簡単に見えるが、「自分が何を感じているか正確に知ること」が難しい場合がある。シンプルではあるが、決して簡単ではない。
  • 自分の感情を見つめ、ネガティブな感情を認める勇気が一人では出せないときもある。そんな時はセミナーや個人セッションが必要かもしれない(※回し者ではありません)。

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第296回:「死後の世界」「永遠の生命」を信ずるほど、死ぬまで青春の日々を送れるようになる。https://prism-life.com/podcast_296/Fri, 07 Mar 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18376

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/past_present_future/ ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/past_present_future/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

「死後の永遠の生命」を強く信じるほど、現世を輝いて生きられるようになる

今回の文字起こしの要点

  • 古来からこの世の時間・人生は「かりそめのもの」と言われている。生命は「無限の存在」だと信じるほど、この "ウソの世界" を強く生きられるようになる。
  • この世の評価、肉体の安心安全に人生観を限定させると、次々と生まれる怖れや不安に絡め取られてしまう。
  • この世で肉体を抱えながら、すでに「永遠の生命」「死後の世界」を見据えることが真にスピリチュアルな人生を送るために最も大切なこと。

今回は

「死後の世界を悟るほど、過去世・現世・来世を貫く夢や理想を生きられるようになる」

という内容をお届けします。

結論から簡単に言っておくと、「死後の世界」を見据えて、死ぬまで理想を抱いて生きる。

ということ。

理想は「志」や「ミッション」と言い換えても結構です。

ここでは「本当にそれができるか?」「死後の世界は証明されてはいないけど、それでも強く信じられるか?」ということが問われています。

この【マジスピ】は、スピリチュアルをお遊びではなく、日々の人生に実践していくための場です。

「どうやら "死後の世界" というのがあるらしい」という知識がなんとなくある程度では、この世の生き方にあまり結びつかないんです。

そうではなく、

「死後の世界がある」つまり「永遠の生命」を信ずることができるほど、この世を力強く生きられるようになるんです

いまこれを述べている私も含め、このことをどれぐらい無条件で信じられるでしょうか?

普通の感覚だと「死は忌み嫌われるもの」であり、「死後の世界」は何となく暗いものとイメージしているでしょう。

肉親が亡くなると普通は深く悲しむわけで、だから「死は怖ろしいもの」だ思われています。

でも、本当は、そうじゃない。

哲学的に考えると、私たちは「死の世界」から生まれ、一瞬の地上人生を過ごし、死ねばまた「死の世界」に還っていきます。

古代の賢人の言葉に「天地始終なく、人生生死あり」というのがあるのですが、天地宇宙には始終がない、つまり無限なんです。

ですから、本来「死の世界」こそ、生命が生まれ出づる「根源」であるわけ。

根源である「あの世の視点」からすれば、この「生きている世界」こそ、本当は「死んでいる世界」なんです。

だから宗教では、この世を「仮相の世界」と言っているわけです。

「仮相」とはつまり「かりそめの世界」「ウソの世界」だということです。

あの世こそ仮相とは逆の「実相の世界」、本当の世界なんですよ。

これは頭だけで理解するのは難しいでしょう。

なので、もしできるのであれば、瞑想や祈りに習熟していただくのが良いです。

瞑想が深くなっていくと、いま説明している世界がわかるようになるはずです。

もし「生命は永遠であり、死後の世界も無限に続いていく」ということが理屈抜きでわかるようになると、死ぬまで夢に生きられるどころか、"死んだ後まで" 夢に生き続けることになります。

いいですか、今回はこれしか言いませんよ。

それなりに年を重ねてくると、「もう自分もいいトシだし、いつまでも若者みたいに青くさい夢を見ている場合じゃないよ」と、年齢相応の思考回路になるのが普通です。

そりゃ普通は、加齢によって体力も気力もなくなっていきますわ。

私の師匠も、この世的にはだいぶ年を取っておられます。

若いときはバケモノのようなすさまじいエネルギーがあった方なんです。

今でも普通の人に比べたらはるかに情熱的な方なんですが、それでも「さすがに若いときのパワーはなくなったよ」と言ってました。

そうして肉体が老いていくのは自然の法則だから仕方がないんですが、精神としては、魂としては、大きな夢を持って生きていくのが、スピリチュアルを深く学んでいる人に問われる態度なんです。

すべての心理的ハードルは「肉体・この世がすべて」という前提から生まれる

「青春とは心の若さである」という一節を含む、有名な詩があります。

これは経営の神様だった松下幸之助が、とても好きだった詩で、よく引用していました。

私は10代から松下幸之助が好きで本を何冊も読んできたんですけど、松下は死ぬまで壮大な夢に生きました。

経営者でありながら宗教的なものをとても大切にされた方なので、立場上あまり口にはしていませんが、「死後の永遠の生命」は強く信じていたはずです。

だからこそ、あの巨大な偉業を成し遂げたと言えるでしょう。

私たち凡人はもちろん松下ほどの巨人ではありません。

けれど、こういう地味な文章をお読みいただいているんですから、私とご一緒に死ぬまで大きな理想を抱いて生きていきませんか?

たとえその夢が、この世ではさほど実現ができなかったとしても。

そう、ここが大事なんです。

それなりに歳を取ってくると、多くの人は「あぁ、自分の人生もこんなもんか……」というある種の "あきらめ" を覚えます。

それが「大人になる」ということかもしれませんが、これは人生を「肉体の時間」に限定しているところから生まれてくる考え方なんですね。

もっと言えば、「他人との比較」もあるでしょう。

その中で「自分は大したことができなかった」と思う人が出てくる。

「若いときにもっと勉強していれば……」と後悔している人も少なくないでしょう。

ただ、これらの思いもまた、人生を「肉体の時間」に限定しているところから生まれてくるんですよ。

「仮相の世界」、ウソの世界の枠組みで思考してしまっているんです。

そうではなく「生命は無限に続いていくのだ」と気づけば、たとえ明日死ぬとわかっていても、今日一日を大きな夢を持って生きることができるんです。

その結果、まさに「死ぬまで青春」でいることができる。

これが本当にできたら素敵ですよね。

私はまだ老境に差しかかっていないので偉そうなことは言えません。

でも、私と同年代の中年でも、すでに「人生あきらめモード」に入っている人は少なくありません。

それもやっぱり、何度も言って恐縮ですが、人生を「肉体の有限的な時間」に限定しているからです。

これは自分の内側だけでなく、世間や社会も圧力をかけてきます。

「いつまで夢を持ってんの?」とか、「もう大人しく、老人らしくしなさいよ」とか。

私なんて、まだ20代の後半で「もうトシなんだから、いつまでも夢なんて追いかけてる場合じゃないよ」と言われたことがあります(笑)

いま振り返ると当時の相手にバカヤロウ!と言いたくなりますが、それだけ「同調圧力」が強いということでしょう。

それは悪意なく言っているのでしょうけど、真のスピリチュアル的には完全に間違いです。

それはあくまで「肉体中心主義」であり、「この世がすべて」だと錯覚しているんです。

今はルッキズム(身体的な魅力で人間を値踏みすること)を批判する風潮が一部にありますが、そんなのはタテマエであって、大衆のホンネは「肉体的な若さ」に市場価値を見出しています。

年配世代にしても「若く見られる」ということが価値があるとされるわけです。

だから「肉体中心主義」を超えていくのは、かなり大変ですよね。

スピリチュアルを深く学び、肉体ではなく「魂の普遍的価値」を重きを置いて生きていくのは、ある種の "闘い" と言えるでしょう。

いくら「人間は霊的な存在なんだ!」と強く思ったところで、実際この肉体は時間とともに死に向かって老いていくわけですから、この「霊と肉の葛藤」を死ぬまで抱えていくのはやっぱり闘いなんです。

いかがですか?

こういうのを知識だけじゃなくて、本当に信じられますか?

……これはもちろん私にも問われているんですけど。

これは冒頭に貼り付けたブログにも書いてますけども、知り合いで80歳になってからロシア語を学んだ方がおられます。

「80からロシア語ですか? 今さら勉強して何になるんですか?」って、周りから言われませんか? とお聞きしたら、その方は

「よくそう言われるけども、全然気にしてない」

「だって今、少しでも勉強していれば、来世ではもっと学びやすくなるからね」

「というか、現時点でもいろいろ発見や学びがあって楽しいよ」

と、おっしゃるわけです。

これは素敵ですよね。

本当に素晴らしい方だし、実際の見た目も若々しいです。

別に「アンチエイジング」なんてやってないですよ。

でも、何か挑戦する気概が生命エネルギーを活性化させるわけですから、イキイキするのは当たり前なんです。

逆に「今さらやってもモノにならない」とか「別に仕事につながるわけじゃないし」とか思ってしまったら、あとは静かに余生を過ごすしかなくなるでしょうね。

私はある老人の方から、「林君ね、歳を取ってからの楽しみは、食べることだけだよ」という方がおられました。

「食べる楽しみ」があるだけでも前向きではあるでしょうが、スピリチュアル的には受け入れられないなと思いました。

だって「食べる楽しみ」なんて、こう言っちゃ悪いけど、しょせん「肉体だけの満足」じゃないですか。

その上でさっきのロシア語の学習のように、何か創造的な価値を求めることが、動物ではない人間の本来の営みではないでしょうか。

これだって、人生観を「有限の肉体の時間」に閉じ込めるところから生まれてくる考えなんです。

私はスピリチュアリストとして人生を全うしたいので、「永遠の生命」を志向していきたい。

その霊的な価値観を大きく制限するのが「それで稼げるか?」「それで成功できるか?」「それでトクするか?」「それで "いいね" をたくさんもらえるか?」という経済市場主義です。

何でも市場価値に換算し、数値化してしまうグローバル資本主義。

これは「現代の悪魔」ですね。

この悪魔に打ち克つには、実は「悪魔なんかいない、幻想なんだ」ということを見抜く必要があります。

これは、さっき述べた「この世は仮相の世界」「かりそめの世界」だという表現を言い換えただけです。

職業柄、いろんな人の波動を観るんですけど、いくら社会的・経済的に成功していようと、「物質という悪魔」に精神を支配されていたら、波動/オーラはそれだけ重たく暗くなってしまうんです。

仏教方面では「あの世に持って帰れるのは磨き上げた魂だけ。お金は1円も持っていけない」なんて言われますが、そういうことです。

まぁ「悪魔」は魅力的ですからね。

そりゃお金はないよりあった方がいいでしょうよ(笑)

でも、お金もまたこの世に限定されたルールなので、スピリチュアルを深く学んでいる私たちは、ここを超えていかなければならない。

「天命を信ずる」ことで、本当に「人事が尽くせる」ようになる

そうはいっても、

「夢を描いても、実現しなかったらつらい……」

「私なんて大した人間じゃないので……」

「今さら夢を抱けって言われても……」

とか、やっぱり心のブレーキはあるわけです。

私は「スピリチュアルカウンセラー」を仕事にしている関係で、ときどきご相談を受けるんですよ。

「私も林さんみたいにスピリチュアルを仕事にしたい」とか、スピ系じゃなくてもカウンセラーやアロマセラピストなどの「フリーランスの仕事をしたい」って相談を受けます。

けれども、多くの方が「うまくいかなかったらどうしよう」というブレーキが働いてしまう。

私より年上の方だと「林さんはまだ若いからいいけど、ワタシはもうトシなのでね……」という発言も少なからず出てきます。

これは何かチャレンジする人の多くがぶつかる「心の壁」ですよね。

これは年齢に関係なく、私もそうでした。

まだ若い人間の方が人生の残り時間が長いからまだ夢を描きやすいというだけで、怖れを抱えている人は若かろうが守りに入ります(逆もまた然り)。

でも、その「心の壁」というのは、やっぱり「有限の肉体」「この世の限られた時間」を前提に出てくるんです。

せっかくスピリチュアルを学んでいるのであれば、そこに気づかなければなりません。

「失敗が怖い」っていう人は多いけれど、しょせんそれは「この世のこと」に過ぎないんです。

霊的な「真の失敗」とは、何もしないでこの世を終えることです。

安心かつ安全で、無難で困難もトラブルもない安泰な人生を送ることこそ、最大の失敗です。

それはまさに「肉体の安楽のみ」を願った先にある過ちですね。

だって、そこには成長も感動も発見も何もないじゃないですか。

「永遠の生命」という観点からすれば、この世の儚い一瞬の人生は「通過点」に過ぎないんです。

「その先がまだまだある」と思えたら、この世で多少つまづいたところで大したことはないんですよ。

もちろん、かといって大バクチを打って財産を一気に溶かすのはオススメしませんけど(笑)

「死後の世界」を単なる知識だけでなく、本気で信ずることの強さ。

多少はご理解いただけましたか。

「死後の世界」というのは、本当は死んでから往くところではないんですよ。

実は肉体がこの世で生きている現在から、心の世界ではすでに往かなければならないんです。

これが「人事を尽くして、天命を待つ」ということの意味です。

あるいは、私が尊敬する宗教家の五井昌久先生(『世界平和の祈り』の提唱者)は

「天命を信じて、人事を尽くせ」

とおっしゃいました。

「人事を尽くして、天命を待つ」のは、もちろん素晴らしいことです。

でも、本当に「人事を尽くす」ようになるためには、実は先に「天命を信ずる」ところがなければならないんです。

「天命を信ずる」というのは、つまりこの世の諸価値なんかガン無視するということです。

「永遠の生命」を仰ぎながら、なるべく天に通ずるような大きな夢を抱き、たとえその万分の一も実現できなくても、そこに向かって懸命に歩むことです。

軽薄でお気楽なスピリチュアルが大手を振っているこの世で、【マジスピ】(真のスピリチュアル)を提唱していくことが私の大きな理想です。

ブログやメルマガを出しても、この音声配信(YouTube)を出しても、現実的にはなかなか数字に結びつかない。

けれど、この世なんて関係なく、できるところまでやり切ることが、私にとっては「天命を信じて、人事を尽くす」ということなんです。

今生の私は、これ以外に、人生の価値などないんです。

こういうものを魂の中心に据えることができると、この世で報われるかどうかはそのとき次第ですけど、魂としては大きな幸福に生きることができるんですよ。

ぜひスピリチュアルの「真の実践」に生きていきましょう。

ということで、今回は終わらせていただきます。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 古来からこの世の時間・人生は「かりそめのもの」と言われている。生命は「無限の存在」だと信じるほど、この "ウソの世界" を強く生きられるようになる。
  • この世の評価、肉体の安心安全に人生観を限定させると、次々と生まれる怖れや不安に絡め取られてしまう。
  • この世で肉体を抱えながら、すでに「永遠の生命」「死後の世界」を見据えることが真にスピリチュアルな人生を送るために最も大切なこと。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回はかなりカットしました。

なのでこちらも聞いていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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第295回:霊界通信のバイブル『シルバーバーチの霊訓』に学ぶ地上人生の真の目的とは?https://prism-life.com/podcast_295/Fri, 28 Feb 2025 10:30:38 +0000https://prism-life.com/?p=18318

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は内容は過去に配信した『マジスピ無料メルマガ』(https://mail.os7.biz/add/0uq5)に基づいています。よろ ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は内容は過去に配信した『マジスピ無料メルマガ』https://mail.os7.biz/add/0uq5)に基づいています。よろしければご登録願います(登録特典あり)。

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

※今回使った資料は以下からダウンロードできます
https://x.gd/fFYVB

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

シルバーバーチが「霊的真理のバイブル」なのは、地味だが高邁なる教えを説いているから

(タイトル案)

シルバーバーチの霊訓に学ぶ霊的真理と魂の成長

現代人にこそ響くシルバーバーチの霊的教え

霊界通信の名著『シルバーバーチの霊訓』とは

今回の文字起こしの要点

  • シルバーバーチの霊訓』は、霊界通信の最高峰と称される "スピリチュアリズム" の名著であり、その格調高い教えは普遍性がある。
  • 地上世界を生きる真の目的は物質的成功ではなく、苦悩や悲哀を乗り越えて魂を磨くこと。それは「肉体の死後」さらに大きな役割を霊界で果たすためにある。
  • 霊的真理を少しかじる程度では生きる力になりにくい。知識を手にしたら実践すること。「祈り」は霊的存在と深く交流するための手堅い実践の第一歩となる。

今回はスライドを使って「シルバーバーチ」についてお話しします。

※スライドは以下からダウンロードできます
https://x.gd/fFYVB

正統なるスピリチュアルでは有名な『シルバーバーチの霊訓』という本を、『スピリチュアルのおすすめ本』をはじめ、以前からずっとおすすめしてきました。

スライド冒頭に「スピリチュアリズム──霊界通信の最高峰 シルバーバーチの紹介」というタイトルをつけています。

この「スピリチュアリズム」という言葉、わかるようでわからない方が多いと思いますので、定義から順番に説明していきます。

「スピリチュアリズム」とは何かと言いますと、日本語では少し硬い表現になりますが、「心霊主義」と訳されます。

「"心"霊」ではなく「"神"霊」と書かれる場合もあるようですが、Wikipediaでは「心」と表記されています。

「霊」はスピリットです。

Wikipediaにはこう書いてあります。

スピリチュアリズムとは、人は肉体と霊魂からなり、肉体が消滅しても霊魂は存在し、現世の人間が死者の霊と交信できるとする思想・信仰・人生哲学、そして実践のこと。

つまり、「肉体の終わりがすべての終わりではない」ということですね。

「肉体が消滅しても、霊魂は永遠に不滅である」とは、多くの宗教が説いていることでもあります。

さらにスピリチュアリズムは、「地上の人間が霊界(あの世)にいる死者と通信できる」という思想を含んでいます。

『シルバーバーチの霊訓』は、世界的に有名な霊界通信です。

「シルバーバーチ」は仮の名前で、ネイティブアメリカン、いわゆるインディアンの神霊だと言われています。

このシルバーバーチという高級霊が、モーリス・バーバネル(1902~1981)というイギリス人の霊媒を使って語った「霊的真理」の記録。

これが『シルバーバーチの霊訓』としてまとめられています。

この霊界通信は1920年から始まり、バーバネルが亡くなるまでの60年間にわたって続けられました。

あえて言うまでもないことですが、シルバーバーチの波動は、大きな光明に満ちています。

ただ、一般的な「降霊術」の多くは、おそらく大して程度が高くないと思われます。

私は過去に降霊の場に参加したことがあるのですが、それはあまりレベルが高くなかったですね。

私は職業柄「波動」を観てしまうので、それがどの程度のものなのかはある程度わかってしまいます。

その場で「霊を降ろした」人物は、くだらない人間関係のトラブルをいろいろ生み、また怪しい投資案件を周りに勧めていた人間なので、「降霊」のレベルもその程度でした。

ともかく、私の霊的感覚から観ても、シルバーバーチはとても信用できることをお伝えしておきます。

そうそう、スピリチュアル業界のレジェンドである江原啓之さんも、若き日に『シルバーバーチの霊訓』を読んで、かなり感銘を受けたと語っておられます。

レジェンドもおっしゃっているんだから、間違いないですよね。

『シルバーバーチの霊訓』はいくつかの出版社から出ているのですが、最もまとまっているのは潮文社という出版社のものです。

実は潮文社の廃業もありしばらく絶版になってしまっていたのですが、最近になってAmazonで復活しました。

リンク先は『スピリチュアルのおすすめ本』の中で紹介しているので、ぜひご参考にしてください。

全12巻あるのですが、おすすめは「第1巻」と「第12巻」です。

第1巻には基本的な教えがバランスよく編集されており、12巻は総集編であり名言集の体裁です。

まずはこの2冊を読み、さらにご興味があれば全巻を読まれると良いですよ。

(個人的には全巻読むことをおすすめします)

ただし12巻は復刻されておらず、中古がプレミア価格で販売されています。

この文字起こしを作成した段階では、2,500円前後で取引されているようです。

別に煽るつもりはないんですが、私はマジで「読めば一生の財産になる」と思っています。

いや、一生どころか文字通り「冥土の土産」にもなると思いますよ(笑)

だから思い立ったら即ゲット!

こういう言い方をすると「いったいどんなスゴいことが書いてあるんだろう……」と期待させてしまうでしょうね。

でも、実際に読んでみると、かなり地味な内容です。

普通のスピリチュアルによくある派手なこと、ぶっ飛んだこと、ワクワクすること、魔法や奇跡などを求めてこの本を読んでしまうと、おそらく退屈に感じるでしょう。

例えば、シルバーバーチはこう言っています。

「もっとも宗教的な行為とは、サービス(奉仕)に他ならない」

これは実に奥深いのですが、派手なものを期待していると「あ、そう」で終わるかもしれませんね。

この言葉はつまり、宗教は厳かな儀式やイベントをやりたがるけど、そんなものは宗教の本質じゃないと言っているんです。

世のため人のために献身する生き方こそ、どんな儀式にも勝る宗教的行為だと言っている。

『シルバーバーチの霊訓』が生まれたイギリスはキリスト教国ですが、シルバーバーチは現在のキリスト教に対してはかなり批判的です。

「頭から水をかけただけで洗礼という設定」なんて、ただの形式に過ぎない。

きらびやかな教会建築やステンドグラス、立派な法衣をまとった司祭たち──。

それは視覚的には「映える」だろうが、そこに「神」は一切宿っていないのだ。

もっとも宗教的な行為とは、サービス(奉仕)しかないのだ。

イエス・キリストは豪華絢爛な教会で説教していたのか?

立派な法衣や宝石をまとっていたのか?

違うだろう。

今のキリスト教は腐敗している、今こそ原点に還らねばならぬ。

……と、こんな調子で明解かつ明快に説くわけです。

だから、当時の教会側からはずいぶん批判されたようです。

あるいは、こんな言葉もあります。

「神の栄光に浴するには、それ相応の試練と苦労が求められるのです」

実に当たり前すぎる話ですね。

でも、今の宗教もスピリチュアルも、こんな「まともなこと」はほとんど言わない。

だって、正面から言ったら人気を取れないですもん。

私がこれをYouTubeで話したところで、再生回数は稼げないです(笑)

それより、「ラクして引き寄せる魔法のメソッド」とか「見るだけで金運が爆上がりする映像」とかのクソ動画を出した方が、よっぽど再生回数は上がるわけです。

だから、現代は宗教もスピリチュアルも、すでに本質を失って久しいんです。

では、次です。

「栄光と挫折を体験しなければ、人生の全体を悟ることはできません」

「栄光」だけではダメなんですよ。

スピリチュアル系では「私は愛です、光です、神です」とよく言いますね。

もちろん悪くはないんですが、これでは片面だけなんですよ。

同時に「憎」や「闇」や「悪」も体験しなければなりません。

その両方を体験して初めて、「神の全体性」に触れることができるんでしょう。

私はよく【「愛」や「光」や「感謝」だけを言っている人間の波動はあまり良くないことが多い】と言っていますが、そういうことです。

もう感じたと思いますが、シルバーバーチの言葉って地味でしょう?

でも、これこそが真実であり、味わい深いんです。

『シルバーバーチの霊訓』の行間からは、厳しくも愛のある波動を感じます。

その波動の色は「ホワイト」か、あるいは文字通り「シルバー」なんです。

地上人生の真の目的とは、魂を磨いて「死後の世界」に備えること

この地上世界は、シルバーバーチの立場から言えば「死の世界」「影の世界」のようです。

私たちは霊界を「死後の世界」と見なしていますが、霊界側から見れば「地上こそ死の世界」なんですよ。

シルバーバーチがどこかで語っていましたが、「あなたがたの地上世界は、まるで虫が蠢(うごめ)いているようにしか見えない」と。

これはその通りなんです。

この「地球世界の波動」と「シルバーバーチが属している階層の波動」とは、私が観ても全く違うことがわかります。

でも、じゃあなぜ私たちはそんな「波動の低い世界」に生まれてきたのか?

それは、この地上世界における厄介で困難な体験を通じて「魂を磨くため」です。

これは宗教方面でも言われることですが、シルバーバーチも同じようなことを言っています。

なぜか私たちは「魂」というものを与えられて生まれてきたわけですが、どうやらこの魂は「永遠の完成」を永遠に求めているようです。

この地上世界での修行は、「死後の世界」でさらに大きな役割を果たすための学校のようです。

この地上世界でも学校を出たら、多くの人は社会人として働くことになります。

地上世界と霊界との関係は、そのフラクタル(相似形)な構造になっているようです。

その意味で、(肉体が)死ぬまでずっと魂の学びがある、ということですね。

一方で「普通のスピリチュアル」は例えば「引き寄せ」に代表されるように、お金・パートナーシップ・健康・開運など、「この世の幸福」に焦点が当たっています。

もちろん、そんなものは「真のスピリチュアル」ではありません。

シルバーバーチの言う「死の世界」「影の世界」の幸福のみを追求してどうする?

そんな「影の世界」で "栄光" を掴んだとしても、それがいったいどうした?

よく言っていることですが、エゴを追求して成功したとしても、まさにエゴイスティックに生きた結果として波動が暗く重たいとしたら、そんなものは "栄光" でも何でもないんです。

私はたまたま死後の人間の魂も波動として観る立場なので、「この世の成功だけ目指しても、本当に何の意味もないんだ」と確信しています。

こういう話は、昔なら宗教が当たり前のようにしていた話なんですが、現代の宗教の腐敗は先ほど述べた通り。

シルバーバーチは「永遠の尺度で考えなければならない」と言います。

せいぜい100年程度の「地上の尺度」でしか捉えられないから、「今さえ良ければいい」という欲望に流されてしまう。

そうやって地上世界で魂を磨くどころか、逆に穢(ケガ)れてしまって霊界にも還れず、いわゆる「地縛霊」として彷徨っている魂もあることを、シルバーバーチは嘆いています。

「そういう魂を再教育するのは、本当に骨が折れる」と。

ですから、たとえ論理的な理由は理解できなくとも、こういう話に魂が惹かれているであろうあなたのような方には、「永遠の尺度」で足元を見つめていただきたい。

もちろん私もです。

この世を生きる目的は「魂の鍛錬」だから、決して安楽なものではないんです。

でも、かといって苦悩や悲哀から逃げると――あなたなら感性的にわかるはずですが――魂は堕落していきます。

それで毎日YouTubeやNetflixやSNSをダラダラ見てテキトーに生きていても、決して心の底からの充実感は得られません。

心の奥底ではわかっているんですよ。

挑戦的な生き方をして、困難を乗り越えていかなければ、この世は生きるに値しないと。

ここで必要になるのが「信じる」という姿勢です。

シルバーバーチも言っています。

「霊界の存在や宇宙の摂理を科学的に証明することはできません。それゆえ、ある程度の知識を得たら “信じる” という姿勢が必要なのです」

「信じる」ために必要なのは「感動」です。

理性的には分からないけれど、真実味のある言葉に触れて「確かにそうだ!そうに違いない!」と、心から感動する瞬間――

この感動を把持することが「信じる」ということです。

『シルバーバーチの霊訓』を真剣に読めば、その輝かしい波動に感化を受けて、必ずや感動する瞬間があるはずです。

そうしたら、今度はその感動を保つべく、シルバーバーチの言葉を「バイブル」にするんです。

私も折に触れてシルバーバーチの言葉は何度も読み返しています。

今回ここで紹介し、さらに『マジスピ無料メルマガ』でシルバーバーチの連載するにあたり、私は全12巻すべてを再読しました。

ちょっと時間はかかりましたけど、改めて学んでとても収穫がありました。

そうして繰り返すことによって、確信をさらに深めていくことが大事なんです。

もし一瞬の感動のうちに終わって維持することを怠ったら、これは断言しますが、必ずこの地上世界の粗雑な波動に流されていきます。

こういう人が少なくないんですよ。

中には、知識だけはご立派なウザいヤツになり下がるのもいますので、注意しなければなりません。

守護霊をはじめとする霊的存在は、奉仕の祈りに必ず応えてくれる

ここまで読むと、シルバーバーチの言葉は厳しいと感じたかもしれませんが、そうではありません。

シルバーバーチは何度も

「難しいことは申しません。あなたはあなたなりのベストを尽くせばいいのです。世のために自分を役立てようというサービス(奉仕)に生きるのです。霊界側は貢献の意欲に燃えるあなたを見捨てることは決してありません。必ず援助があります」

これなんか、すごくやさしいと私は思います。

肉眼には見えないけれど、私たちの背後には「守護霊」「指導霊」などの霊的存在がいて、私たちを密かに支援してくださっている。

先ほど述べた通り、それを信じることです。

私の過去を振り返ると、自分で起こしたとはとても思えないような幸運に、これまで何度か恵まれてきました。

最も大きかったのは今のスピリチュアルの仕事で独立したときでしたが、当時は今となっては考えられないご縁をたくさんいただいた。

その導きをいただけたのも、私が「自分の天命だと信じていることに、人生を賭けたい」という意欲に燃え、それを霊界側が汲み取ってくれたからではないかと思うんです。

あなたがどんな立場であっても、たとえ取るに足りない能力しか持ち合わせていなかったとしても、自分なりのベストを尽くす。

世のためになるサービスを心がけていく。

その思いさえあれば、霊界はあなたを見捨てない。

どんな状況であっても、道は開けていくでしょう。

もちろん、それでも人生は苦しいことが多い。

だって、さっき述べた通り地上世界は「魂の修行の場」だから。

楽なわけがないんです。

なので、こういう文章を読んでいるあなたは「霊的真理」をしっかり肚に叩き込まなければなりません。

さっきも述べた通り、一瞬の感動だけでは必ず流されてしまいます。

その感動を刻印するために、シルバーバーチは「祈り」を勧めています。

私も以前は『世界平和の祈り』について、よく解説をしてきました。

シルバーバーチも祈りを勧めているのを知り、とてもうれしかったですね。

「自分を本当に世のため人のために役立てたい」という真摯な祈りには、霊的存在は必ず応えてくれます。

もちろん「安易なご利益」はあり得ないですが、真剣に祈る人間はご加護があります。

ただし、それは「何も援助がない」――つまり自分の限界まで力を出し切るのを見守るだけ――という場合もあるでしょう。

でも、真剣に祈れば、必ず内側から生命力が湧いてくる。

これは自分の思いの力で絞り出した「生命エネルギー」と言えるでしょう。

深いレベルで見れば、これもまた「与えていただいたエネルギー」なんです。

五感では認識できませんが、ここまでこの長い文章を読んでいるあなたであれば、こういう「霊的な力」を信じなければなりません。

その確信が中途半端だとあまり意味がないので、ぜひ本を買ってください。

手に取っていただいて、シルバーバーチと「対話」してみてください。

本当に真実を掴み取るためには、当たり前ですが真剣でなければなりません。

こちらが真剣であるほど、シルバーバーチもまた真剣に向き合ってくださいます。

私は『霊訓』を再読しているとき、シルバーバーチの霊がより身近に感じられました。

あまりこういうことは言いませんが、シルバーバーチの言葉が直観で頭の中に響いてきたんです。

「もしこういう問題があった場合、シルバーバーチだったらどう回答されるだろうか?」

なんて問いを持っていると、言葉がポンと浮かんでくるんです。

これは私は霊感があるからというより、それまでシルバーバーチと読書を通じて対話をしてきたからではないかと思います。

ぜひ、あなたもそのようにして「霊的な指針」をご自身の内側に養っていただけたら、シルバーバーチもお喜びになるでしょう。

今回は『シルバーバーチの霊訓』ついて簡単なご紹介をいたしました。

では、今回は以上です。

ありがとうございます。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • シルバーバーチの霊訓』は、霊界通信の最高峰と称される "スピリチュアリズム" の名著であり、その格調高い教えは普遍性がある。
  • 地上世界を生きる真の目的は物質的成功ではなく、苦悩や悲哀を乗り越えて魂を磨くこと。それは「肉体の死後」さらに大きな役割を霊界で果たすためにある。
  • 霊的真理を少しかじる程度では生きる力になりにくい。知識を手にしたら実践すること。「祈り」は霊的存在と深く交流するための手堅い実践の第一歩となる。

なお、YouTube(Podcast)は今回の文字起こし編集でカットした部分もあります。

今回は話している内容と文字起こしが結構違うので、両方チェックしていただけると、より理解が深まります。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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レイキは宗教ではなく、スピリチュアルヒーリングの実践的メソッド。三浦春馬さんへの心ない報道を受けて。https://prism-life.com/reiki_not_religion/Wed, 26 Feb 2025 19:31:27 +0000http://prism-life.com/?p=3148

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は私が講座 ... ]]>

三浦春馬さん母スピリチュアル報道
このブログの結論

レイキは「怪しい宗教」では断じてありません。

 

もしレイキが本当に宗教であるなら、各宗教の垣根を超え、全世界に広まっているわけがないのです。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は私が講座でお伝えしている「レイキヒーリング」について、俳優の三浦春馬さんの件と絡めてお伝えします。

この投稿の初出は2020年7月30日で、その後2025年2月27日に加筆修正しています。
 
三浦春馬さんについては現在もいろんな憶測が飛び交っていますが、ここでは詳細に立ち入りません。
 
私は亡くなった方を「オーラリーディング」することで〈あちらでの様子〉をある程度察することができるものの、ここではそういう情報は一切出しません。


YouTubeでは音声解説をしています。

【引用】三浦春馬さん母の〝スピリチュアル報道〟名指しされた団体が否定声明「本人である確認取れない」


(三浦春馬さん)

これから「2020/7/28 配信の東スポWebの記事」を掲載します。

(ソース記事が削除されているので、リンク先のURLも削除。以下のテキストは削除前にコピペしたもの)

三浦春馬さん母の〝スピリチュアル報道〟名指しされた団体が否定声明「本人である確認取れない」

 

18日に急死した俳優・三浦春馬さん(享年30)の母親に関する〝スピリチュアル傾倒報道〟で、新たな動きがあった。

 

 一部週刊誌で母親と〝関係〟があると名指しされた団体が、ホームページ上で否定コメントを掲載したのだ。三浦さんの母親は一時期、スピリチュアルな世界に傾倒していたとされ、心身の状態を改善する「直傳靈気(じきでんれいき)」を学んでいたと報じられた。

 

 母親は10年以上前に同団体のセミナーを受講し、三日間のセミナーを修了し、人に伝授できるレベルに到達したと言われている。

 

 一連の報道に対し、直傳靈気はこのほどホームページでコメントを発表。「靈気は宗教ではありません」とした上で、次のように説明した。

 

「先日よりネット上に三浦春馬さんのお母さまと直傳靈気の関わりを詮索した心ない記事が載せられておりますが、20年近く前に同姓同名の方がご受講された記憶が残っているだけでそれ以降の参加の記録はございません。またご本人である確認も取れません」

 

 ようするに、三浦の母親と同じ名前の人物がセミナーを受講した記録はあるが、本人かどうかは不明。参加回数も限られており、団体とは〝深い関係〟ではないと主張している。

 

 ホームページでは最後に「三浦春馬さんのご逝去を心より追悼いたします」という言葉を載せている。

 

 三浦さんは幼少期に両親が離婚。母親はその後再婚し、三浦さんは母と義父と3人で暮らしていた。一部メディアでは母親だけでなく、三浦さんと前出団体の接点も報じられていた。

 

(東スポWEB・2020年7月28日の記事より)

引用はここまでです。

上の記事は、あるお客様から「どうしてマスコミはこんなに下品なのでしょうか!」という怒りとともに教えていただきました。

もちろんマスコミの品性下劣っぷりは、今に始まったことではありません。

ちなみに、波動(オーラ)が暗く重たい人の比率は、特にマスコミ関係者は高い。

偏向報道で社会を歪め、ウソで他人を傷つけ貶めるほど、波動は穢(ケガ)れてゆくからです。

言葉(言霊)を軽んじた結果です。

新聞、週刊誌、報道番組、ワイドショーなどに携わっている方々の中には高収入の人もいるでしょうが、それと引き換えに失っているものは多くある。

「人生とはこの世だけのものではない」ということを、特に彼らは知らなければなりません。

そんなマスコミは芸能人に絡めたスピリチュアル批判や、スピリチュアルを小バカにするような報道をときどき出します。

例えば大病で亡くなった芸能人の方に対し、「●●さんはスピリチュアル的な民間療法に傾倒していたようだ・・・でも効果が本当にあったのかどうかは疑わしい」という感じで、否定的なニュアンスで報道するパターンは繰り返されています。

もちろんスピリチュアルのすべてがインチキではなく、「まともなもの」と「まともじゃないもの」があります。

このウェブサイトでは、それを見分けるためのヒントを提供しています。

「直傳靈氣」は宗教でも “怪しいスピリチュアル団体” でもない

記事の中に出てきた「直傳靈氣(じきでんれいき)」は、私はまだ直接的なご縁はないものの、まともなレイキ団体だと思います。

私は「レイキヒーラー養成講座」を自信を持って開講していますが、直傳靈氣は長い伝統があるのでこちらも信頼に値するでしょう。

ただしレイキの流派を問わず「誰から受けるか」がすごく大事なので、講師の先生が信用できそうかはしっかり確認した方がいいですね(もちろん私も!)。

まず最初に、直傳靈氣はじめカタカナで「レイキ」と呼ばれるものは、目に見えない「気」や「エネルギー」を活かしたヒーリングメソッドであることを知ってください。

いろんな「エネルギーヒーリング」や「スピリチュアルヒーリング」の類がありますが、レイキは世界で最も普及しているヒーリングメソッドです。

ですから、「目に見えない世界」の中ではまだ信頼に足るものです。

これは私がレイキを仕事にしているという立場から、無理に持ち上げているわけではありません。

レイキがスピリチュアルヒーリングのすべてではありませんし、私が『宇宙ヒーリング』『グループヒーリング』というメニューで活用しているのはレイキだけではありません。

ただ、業界には得体の知れない「怪しいヒーリング」もあるので、それに比べればレイキは最もスタンダードで安心できるということです。

記事の中でレイキ団体としての直傳靈氣さんが反論されている通り、レイキは宗教では全くありません。

私の理解では、直傳靈氣は「治療」にフォーカスしたレイキの老舗です。

直傳靈氣は、レイキ創始者「臼井甕男」の直弟子である医師「林忠次郎」が始めました。

臼井甕男はレイキの根本目的を「精神性の向上(その手段としてのレイキ)」としましたが、林忠次郎は医師の立場から「治療」中心のレイキを重視したのです。

私は過去にレイキを学んだ先生のうちの何人かは、直傳靈氣のご出身です。

また私の知り合いの中にも、直傳靈氣で学んだ体験のある人がいます。

私のレイキ講座に学び直しに来られる方の中にも、かつて直傳靈氣で学ばれた方がおられます。

その際に当時使っていた直傳靈氣のテキストの中身を見せていただいたことがありますが、細かな人体図も掲載されており、しっかりしている印象がありました。

レイキを教える人の中にはテキストがペラペラな場合もあるし、驚くことにテキストが無いところまでありますので、そういう意味でも私は直傳靈氣は信用できると思います。

そういう意味で、上の週刊誌の記事は本当にひどい。

と同時に、人気俳優が不審な急死を遂げたにもかかわらず心ない報道をしてしまう背後には、「芸能界の闇」が蠢(うごめ)いているのではと勘ぐってしまいます。

レイキが宗教ではないのは、教祖・教義・戒律の3つがそろっていないから

記事の「スピリチュアル傾倒」という表現から、「スピリチュアルはいかがわしいものだ」という印象操作をしています。

ただそれはケースバイケースです。

そもそも「スピリット」とは魂であり、これは私たちの「本質そのもの」ですから、怪しいとか怪しくないとかいう次元の話ではない。

そして、レイキは断じて宗教ではありません。

もし本当に特定の宗教であるなら、キリスト教もユダヤ教もイスラム教もヒンズー教も、それぞれの宗教の枠を超えて世界中にレイキの実践者が多数いるわけがない。

記事を書いた人は無知な上に、大して調べもせずに記事を書いたことがよくわかります(誹謗中傷やアクセス稼ぎが目的だったのでしょう)。

一般的な宗教の定義は

  • 教祖
  • 教義
  • 戒律

の3つが揃っていることですが、レイキには当てはまりません。

  • 教祖はいない:臼井甕男という創始者はいるものの、崇拝の対象ではない。
  • 教義はない:レイキの技法はあるものの、それは教義ではない。
  • 戒律は一応ある:レイキには「五戒」という大切な考え方があるので、戒律と言えなくもない。

この五戒というのは

  • 今日だけは
  • 怒るな
  • 心配すな
  • 感謝して
  • 行をはげめ
  • 人に親切に

という、小学校でも教えられるようなことであり、他宗教に見られるように自由を大きく制限するものでもなければ、破れば重たい罰則を課せられるようなものでもない。

これのいったいどこが「宗教」なのでしょうか。

宇宙に広がっている「レイキエネルギー」を信頼することは大切な考え方とされています。

レイキエネルギーはどこにでも存在するもの(不特定な存在)なので、一般的な宗教のように「特定の神仏」を拝むわけではありません。

なお、レイキ創始者の臼井甕男は江戸末期から明治・大正を生きた方であり、東西の文献からいろんな宗教を研究されたことから、特定の宗教の枠を超えたユニバーサル(普遍的)な思想を築いています。

彼の悟りの言葉は〈我即宇宙、宇宙即我〉というものなのですが、この表現からして彼は特定の宗教の枠に囚われない精神性を養ったことがわかります。

その当然の結果として、レイキは宗教の垣根を超えて世界中に広がっています。

ぜひ、このことを知っていただきたい。

以上、今回は三浦春馬さんに関する心ない報道をきっかけに、レイキについて考えてみました。

最後に、先ほども述べた通り私は『レイキヒーラー養成講座』を行っていますので、ご興味があればページをご覧いただけたら幸いです。

また「怪しいスピリチュアル」を見抜くポイントは以下のページにまとめていますので、こちらもご参考にしてください。

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第294回:波動の良い物件・土地”を選ぶコツ。風水や方位学を鵜呑みにしないこと【アップデート版】https://prism-life.com/podcast_294/Fri, 21 Feb 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18250

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。 ■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/property_conditions/ ... ]]>

※ウェブサイト『マジスピ』には音声の文字起こし(読みやすく加筆修正済)があります。

■今回は以下のブログを違う角度から語り直しました(https://prism-life.com/property_conditions/

■YouTubeではメモ、資料、スライドなどを映していますが、音声プラットフォームの「ながら聞き」でも十分ご理解いただけると思います。

ウェブサイトでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

■ご感想・ご質問は『アンケートフォーム』からどうぞ
https://x.gd/Mp7Lg

土地や物件だけで運気・運勢がすべて決まるわけではない

今回の文字起こしは「風水についての意見」に絞ったので文章量は少なめです。YouTubeおよびラジオだと、だいぶ違うことを話していますので、よければ両方チェックしていただければ幸いです。

今回の文字起こしの要点

  • 波動の良い物件は全体の2割程度。60点以上を目安に “高望みしすぎない” ことが大切です。
  • 土地・物件の波動だけで運気・運勢は決まらない。住む人・使う人の波動が大事です。
  • 現代の風水/方位学は形骸化している。気にしすぎると身動きが取れなくなります。昔と違って移動が自由な時代なのに臨機応変に。

今回は土地や物件の話をします。

メインタイトルは「引っ越しや新築、波動の良い物件・土地を選ぶコツ」

サブタイトルは「風水や方位学に縛られると損する」

という話です。

まず結論を簡単に言いましょう。

波動の良い物件、土地(賃貸も含む)を選ぶときは、高望みはしないこと。

というのも、私の経験からすれば、良い物件は全体の2割程度しかないからです。

あまり良くない物件の方が、数としては多いんです。

なので、平均点の60点程度のレベルだったら満足した方がいいですね。

というのも、土地や物件だけで運気、運勢のすべてが決まるわけではない。

一番大事なのは住むあなた自身であり、家族で住むならファミリー全体です。

その当たり前を前提として、その上で、なるべくなら悪い物件を避けることです。

他のスピ系は、「土地や物件だけで運勢が全て決まってしまう」かのように言う人もいますが、それは違います。

ポジショントークだと疑った方がいいでしょう(私も『土地・物件の波動鑑定』を仕事にしていますが、なるべくニュートラルでいたいと思っています)。

現代の風水や気学の大半は参考程度にしかならない

次に、現代の風水や方位学について。

私はその専門ではないけど、よく聞かれます。

「この日程で着工して大丈夫ですか?」

「方位・方角は大丈夫ですか?」

これについては、原則としては気にされなくて結構です。

候補の土地や物件に普通の人でも「イビツな雰囲気」を感じるようなら話は別ですが、そうでなければ方位・方角を気にしてしまうことの方がよほどマイナスになります。

いま世の中に出回っている風水や方位学は、その本質は形骸化しています。

私は専門家ではありませんが、そのコンテンツやノウハウの持つ「生命力」は波動として観ることはできます。

そういう視点でいろいろ風水の流派を観察したことがありますが、率直に言って "毒にも薬にもならないもの" が大半です。

その流派の名称だけは派手なんですけどね……

例えば「どこの方角に何を置けば運気が上がる」なんて、いかにも物質的なアドバイスだし、マニュアルのレベルなんです。

そういう商品化された風水や気学、ビジネスのために簡略化されたハウツーは、そもそも本質的なものではないんですよ。

そして、後でも触れますが、そういう「簡略化された商品」を販売している "専門家" は、そもそも「本質の追窮」を怠っているため、波動/オーラが鈍重になっていることがほとんどです。

風水や気学とは、そもそも「大自然(環境)といかにして調和するか?」を追窮する科学でした。

「人が土地に住むとはどういうことか?人間の住まいの真のあり方とは何か?」という問いが根底にあるんです。

その発祥は古代中国ですが、当時の "本物の専門家" はそもそも「地水火風空」という森羅万象を追窮する「科学者」だったんです。

そこから時代が下り、簡略化したマニュアルと化した風水や気学は、よほど専門性の深い専門家を例外として、参考程度にするぐらいでちょうど良いわけです。

「その人(その家族)の波動=気勢であれば、その土地にいかにして住めば自然(環境)と調和できるのか?」

現代の風水に、この種の「根源的な問い」は希薄です。

なぜなら、そうしてしまえば、マニュアル化ができなくなってしまうからです。

こうなりゃビジネスはやりにくい。

風水系の「資格ビジネス」もやりにくくなってしまう。

ですから、なるべく簡単にわかりやすくした方が、ビジネスチャンスは広がるわけです。

なぜ有名な「風水の専門家」の波動・運気が低いのか?

ただ、形骸化した風水や気学を生業にしている場合、人の運勢を上げる「運気の専門家」なのに、その人自身の波動はあまり良くないケースをいくつか観てきました。

ある「風水の専門家」は、業界ではとても有名な方です。

たまたま私の知り合いの経営者が、その先生の風水コンサルティングを受けたことがあるそうで、そのときの話を聞かせてもらったことがあります。

その経営者曰く、

「あの先生は確かに実力はあると思う。けど、実は結構な数の訴訟を抱えているんだよね」

ということを聞きました。

実際の波動はだいぶ重たいんですよ。

これが本当に「運気の専門家」なのでしょうか?

逆に言うと、なぜこういう人でも「インフルエンサー」になってしまうのでしょうか?

なぜ他のインフルエンサーやセレブが「あの先生は素晴らしい」と称賛してしまうのでしょうか?

思うに、「見せ方」がとてもお上手。

要は「儲かっているように見える」=「金運が高そうに見える」わけです。

その方の事務所は一等地中の一等地にありますし。

風水というのは先ほども述べた通り、本来は「天地自然との調和」を追窮する学問です。

それが現代人は、「"運が良い" とは "金運が高い" ことだ」と、あくまでお金の価値観を中心に見ているわけです。

そうなると、金銭欲が強い人がその有名な先生のところに集まってくるわけですね。

それによってかなり儲けているのだろうと思います。

けれども、その中心には「エゴの波動」が渦巻いているので、必然的に訴訟も多くなるというわけです。

本来は、そういった「人間関係のトラブルがない」のが「真の運気の高さ」でなければならないと思いますが、いかがでしょうか。

他にも風水で有名な人が何人かいますが、軒並み「波動が低い=運気が低い」のはどういうことなんでしょうね?

どうも「金運」だけに全振りしてしまって、他のパラメーターが劣勢になっているようなんです。

風水の真髄が「天地自然との調和」であるなら、こんなことにはなりませんね。

ここに私は「現代の歪み」を感じざるを得ません。

今回の文字起こしは「風水についての意見」に絞ったので文章量は少なめです。YouTubeおよびラジオだと、だいぶ違うことを話していますので、よければ両方チェックしていただければ幸いです。

改めて、今回の文字起こしの要点

  • 波動の良い物件は全体の2割程度。60点以上を目安に “高望みしすぎない” ことが大切です。
  • 土地・物件の波動だけで運気・運勢は決まらない。住む人・使う人の波動が大事です。
  • 現代の風水/方位学は形骸化している。気にしすぎると身動きが取れなくなります。昔と違って移動が自由な時代なのに臨機応変に。

※この下に「音声プレーヤー」があります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

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六本木ヒルズは運気最悪の逆パワースポット?現役のスピリチュアルカウンセラーが検証した結果。https://prism-life.com/roppongihills_powerdown/Thu, 20 Feb 2025 10:44:30 +0000http://prism-life.com/?p=3086

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は 「逆パ ... ]]>

六本木ヒルズの写真
このブログの要点
  • 六本木ヒルズは「最悪の逆パワースポット」ではあるが、お客さんとして買い物をしたりイベントに参加する分には特に問題ない。
  • 波動が非常に重たいのは資本主義の欲望のエネルギーが渦巻いているから。普通の人が住める場所ではないし、そもそも住めるだけの財力もない(笑)
  • 逆にビジネスや金儲けに全力を注ぎたい人は住んでも構わない。ただし家族の中の繊細な人は波動に影響されやすいのでご注意を。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「逆パワースポット」

と呼ばれている場所について取り上げたいと思います。


※YouTubeでは音声で解説しています。当記事と少し違うことも述べているので、あわせてご視聴いただけたら幸いです。


例えば東京都内の「逆パワースポット」と呼ばれている場所は、割と情報が出ているようです。

例えば以下の場所がネットに出てきます。

・六本木ヒルズ
 

・東京スカイツリー
 

・渋谷センター街
 

・池袋サンシャインシティ

たた、その記事の大半は「ここが逆パワースポットらしいよ~」という伝聞情報なので、本当に信頼できるかわかりません。

また、ライターによる「コタツ記事」の場合もあるでしょう。

ただ、私は人の名前や物件の住所だけで、ある程度の「波動チェック」ができる能力を活かした仕事をしています。

その場にいなくても「場のエネルギー」が鑑定できるので、引っ越しや土地選び、店舗ビジネスにおける物件探しのお手伝いをしています。

今回は専門家の立場から、都内の逆パワースポットとして最も有名らしい「六本木ヒルズ」の波動を取り上げます。

幸い六本木ヒルズには何度も行ったことがあるので、現場で感じたことも盛り込みながら、ネット情報の信憑性を検証してみます。

【謎】六本木ヒルズの個室の波動は良いのに、全体としては最悪・・・

私は、過去の一連の記事でも述べている通り、普段からいろいろな物件や土地の「波動チェック」のご相談をいただいています。

そんな中、昔からずっと六本木に住んでいる方から物件のご相談をいただいたことがありました。

お聞きしたところ、「昔の六本木は田んぼばっかりだったんだよ」とのこと。

その話の流れで「六本木ヒルズ全体の波動」を観ることになったのですが、

「うわー!ここはめっちゃ危ないなぁ・・・」

という驚きがありました。

それ以降、

「一番避けた方がいい物件はどこですか?」

と聞かれたら、迷わず「六本木ヒルズです!」と答えています。

当記事は初投稿してから数年後に書き直しているのですが、アップデート時点でも「六本木ヒルズは危険な波動の場」という認識は変わりません。

ま、そもそもかなり儲けている企業や個人じゃないと入れないので、一般庶民には全く関係のない話ですけど。

ただ・・・ここで不思議なことが。

実際に六本木ヒルズに行ってみると、そんなに波動が悪いとは感じないのですよ。

六本木ヒルズ・セーラームーン展
(セーラームーン展・画像はネットより拝借)

私の妻は「美少女戦士セーラームーン」を見て育った世代なんですが、かつてセーラームーン25周年記念のイベントが六本木ヒルズ展望台(52階)であり、妻はスケジュール最優先で友人と行きました(笑)

人がごった返すほどの人気イベントだったそうで、上の写真から「場の波動」をチェックすると、決して悪いとは言えません。

あと、他にも

六本木ヒルズ オーディトリアム
(オーディトリアム・六本木ヒルズ公式HPより抜粋)

私は過去、ビジネス系のセミナーで何度か六本木ヒルズの「オーディトリアム」(49階・現在は閉館)に行ったことがあります。

ここはなかなか雰囲気が良いので、場所代は1時間あたり15万円前後(当時)と高額ですが、エグゼクティブ向けにセミナーを開催するには良い場所でした。

六本木ヒルズ倶楽部
(六本木ヒルズ倶楽部「フィフティワン」・以前自分が撮影したもの)

また、ここには「六本木ヒルズ倶楽部」という会員制の場所があります(更新時点では稼働中)。

お世話になっている経営者の方との打ち合わせで、上の写真にある「フィフティワン」というダイニングバーにゲスト入場したことがあります。

居心地が良くて実際の場の波動も良いし、おいしいコーヒーが飲み放題だったこともあり、貧乏性の私は打ち合わせが終わってからもしばらく過ごしていました(笑)

この通り、部分としては良い場所ですし、実際の波動(場のエネルギー)も部分としては決して悪くないのです。

ところが、なぜか「六本木ヒルズ全体」を波動をチェックすると、まさに「最凶の逆パワースポット」になってしまう

なんで???

この「部分と全体とのエネルギーの落差」がとても不思議で、謎解きの問いを与えられたような感覚でした。

ヒルズ全体に渦巻く大きなエゴの波動が、最悪の逆パワースポットの理由

その謎を以下の3つの要素に分けて検討していきます。

  • 土地そのものの波動
  • 物件そのものの波動
  • 【重要】土地や物件に関わっている人たちの波動

1:土地そのものの波動

ネットの多くの記事では、六本木ヒルズの波動が良くないのは

  • A「赤穂浪士が切腹した場所だから」
  • B「昔、処刑場があったから」
  • C「風水的に裏鬼門だから」

などと書かれています。

もっともらしい感じもしますが、本当でしょうか。

A:「赤穂浪士が切腹した場所だから」説

赤穂浪士は「主君の敵討ち」という武士道の流儀に従った結果の切腹ですから、それが深い遺恨を残すとは全く思えません。

主君の敵討ちは、武士として大きな名誉とされた時代ですよ。

さらに赤穂浪士の忠義はその後「忠臣蔵」として語り継がれるほど大衆に支持されたことからも、ネガティブな波動として残っているとは、やはり考えられません。

「切腹した場所だから波動が悪いのではないか」という推測は、それこそ歴史を知らないところから来ているのではないでしょうか。

B:「昔、処刑場があったから」説


(※この写真は本文と関係ない処刑場跡です)

過去の都内の処刑場について少し調べてみたところ、六本木ヒルズ界隈が処刑場だったという資料は見当たりませんでした。

なので「わからない」とし、否定も肯定もいたしません。

ただ、

「六本木ヒルズ界隈はかつて墓場だった」

という情報はありました。

じゃあ「墓場=波動が悪い」かと言えば、ほとんどの場合はそうではありません。

「墓場=死」というイメージから、人々が勝手にネガティブだと決めつけているだけです。

さっき触れた「切腹した場所だから波動が悪い」という推測も、死を悪いものと思い込んでいるところから来ています。

今回のテーマとはズレるので詳しく述べませんが、【真のスピリチュアル】からすれば、死とは「この世の牢獄からの解放」であって、決して忌むべきものではありません。

よほど「血塗られた歴史」があるなら別ですが、調べる限りそういった史実は発見できませんでした。

C:「風水的に裏鬼門」説

これが本当に正しいなら、六本木の物件や土地の波動は軒並み悪くないといけません。

上記の通り昔から六本木に住む人々、オフィスで働く人々は「運気が悪い」とでも言うのでしょうか。

実際に物件や土地の波動はケースバイケースでして、六本木ヒルズ周辺の物件の波動をいくつか拾って鑑定しましたが、もちろんすべて悪いわけではありませんでした。

全体を引っくるめて悪いものとみなすのは、少し乱暴ではないでしょうか。

もともと権力者・為政者が対象の大きな磁場を扱う風水が、民衆・民間レベルの小さな磁場でも同様に適用できるとは思えません(六本木ヒルズも大きいとはいえ民間ですよね)。

ただ、私はあくまで波動を見る専門家であって風水には詳しくないので、新たな知見があれば記事をさらにアップデートしていきます。

2:物件そのものの波動

これは先ほど述べた通りです。

物件の部分部分で見れば決して悪くないどころか、むしろ良いと感じるぐらいです。

にもかかわらず、全体として観ると波動は本当に悪い・・・なんとも不思議ですね。

3:【重要】土地や物件に関わっている人たちの波動

大きなマイナス波動の要因は、「六本木ヒルズに関わる人々が生み出しているエネルギー」にあります。

かつて「ヒルズ族」や「ネオヒルズ族」と呼ばれた羽振りの良い人たちが六本木ヒルズにオフィスを構えていた話はご存知かもしれません。

カンタンに言えば、「カネの匂いがする」というわけね。

そこにはグローバリズム資本主義による「エゴの波動」が渦巻いています。

先ほど述べた通り個々の会場の波動は悪いとは思いませんが、全体として観ると「運気最悪のパワースポット」になるのはこれが原因です。

したがって、お客さんとして六本木ヒルズのイベント等に行くのは別に構いませんが、オフィスを借りたり住んだりするのは、普通は避けた方が良いです。

六本木ヒルズを長期的に使っていいのは、「普通ではない人たち」に限定されます。

つまり、六本木ヒルズに渦巻くエゴの波動にやられないだけの、同じく「エゴの波動」をまとったエネルギッシュな人であれば長期利用はOKです。

「腐海」にマスクなしで入っても平気な耐性を持った「普通ではない人たち」じゃないとダメってこと。

まぁ、こんな地味なブログをお読みのあなたは、全くそういう人ではないでしょうけど(笑)

【余談】六本木ヒルズに住める財力を持つ天界人へのアドバイス

ここからはごく一部の方々へのメッセージです。

大半の人には関係ないので、読み流していただいて結構です。

(「金儲けは決して悪いと思わない」という価値観を前提にして、このあと続けます)

もしあなたが六本木ヒルズに住めるほどバリバリ稼いでおられるなら、ご家族のケアには配慮しましょう。
 
上昇志向でどんどん金儲けしたいあなたは良くても、他のご家族の中の繊細な人は六本木ヒルズに渦巻く「エゴの波動」に心身が蝕まれる懸念があるからです。

六本木ヒルズに住めるほどのステータスは、ビジネスを有利に進めるでしょう。

ただし、上記の通りそれには「反動」があります。

ビジネスや金儲けに全力を注いでいる人は、家族へのケアはその反面として薄くなりがちなので、家族の幸せも含めて「成功」と捉えることが肝要です。

(家族が幸せでなければ、たとえビジネスで成功しても「真の成功者」とは言えない・・・というのが真のスピリチュアルとしての考え方です)

私の知り合いの知り合いに、六本木ヒルズに実際に住んでいる方がおられます。

その方は業界では有名な方で、メディアにも何度か顔を出しておられます。

もうバリバリのビジネスパーソンなのですよ。

私は「あぁ、こういう人なら六本木ヒルズに住めるよな~」と納得したものです。

ただし・・・

一方でAさんのご家族の中に、メンタルに不調を抱えている方がおられることも耳にしています。

実際に波動(オーラ)を拝見すると、確かに「抑うつ」のような状態を感じました。

それにはいくつか原因があるでしょうが、今回のテーマである物件に絡めて言えば、

六本木ヒルズに渦巻くエゴのエネルギーに「やられてしまっている」んじゃないだろうか?

と推測しています。

六本木ヒルズというゴリッゴリのエゴのエネルギー場は、繊細な方、心のやさしい方は長く耐えられない波動なのです。

経済的にも心理的にも「重装備」できる人しか住み続けることはできません。

たとえあなたは良くとも、ご家族の方々までそうとは限らない。

むしろあなたの巨大なパワーの反動で、ご家族は総じて大人しいことが多いものです。

人はそれぞれ、自分に適した「場」というものがある。

バリバリ稼ぎたい人にはそれにふさわしい場所が、心おだやかに過ごしたい人にはそれにふさわしい場所があります。

六本木ヒルズは確かに逆パワースポットではあるものの、それも使い方次第。

一方、世間的な「一等地」や「華やかな場所」が、あなたにとって決して良いわけではありません。

「真の成功」とは何か。

そう問い続けながら、ぜひご自身に合った場所を見極めていただければと思います。

※もしこの記事を読んで「具体的に土地や物件の波動を観てほしい」というご興味があれば、『土地・物件の波動鑑定』というメニューをご参考になさってください。

改めて、このブログの要点
  • 六本木ヒルズは「最悪の逆パワースポット」ではあるが、お客さんとして買い物をしたりイベントに参加する分には特に問題ない。
  • 波動が非常に重たいのは資本主義の欲望のエネルギーが渦巻いているから。普通の人が住める場所ではないし、そもそも住めるだけの財力もない(笑)
  • 逆にビジネスや金儲けに全力を注ぎたい人は住んでも構わない。ただし家族の中の繊細な人は波動に影響されやすいのでご注意を。
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第293回:〈ワンネス〉を本気で実践すると”導かれる人生”に突き進んでゆく。https://prism-life.com/podcast_293/Fri, 14 Feb 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18160

■今回の詳細は以下のブログに書いています(https://prism-life.com/respect_and_admiration/) ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-li ... ]]>

■今回の詳細は以下のブログに書いています(https://prism-life.com/respect_and_admiration/

■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

■ご感想やご質問は以下のアンケートフォームからお送りください。
https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

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引越・新築で”波動の良い物件・土地”を選ぶコツ。風水や方位学に縛られると損する!https://prism-life.com/property_conditions/Thu, 13 Feb 2025 05:37:00 +0000http://prism-life.com/?p=3062

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 さて、今回も「 ... ]]>

良い物件を引き寄せよう
このブログの要点
  • 波動の良い土地・物件探しは高望みし過ぎず、全体の2~3割の平均点ぐらいを選びたら御の字としましょう。
  • 土地・物件だけで運気がすべて決まるわけがありません。最も大切なのは住む人、使う人です。その上で、なるべく悪いものを避けることです。
  • 現代の風水や方位学は参考程度にしましょう。その本質はすでに形骸化しているし、そもそも著名な専門家の波動(オーラ)も軒並み良くないのですから・・・

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

さて、今回も「物件」について、特に

〈どのように物件を選べばいいのか?〉

について述べていきます。

この記事を読んでさらにご興味を持たれたら、「土地・物件の波動鑑定」というメニューもあわせてご参考にしてください。


※YouTubeでは少し違った角度から解説しています。

物件・土地は「平均点以上の波動」の場所を選べれば十分!

せっかく引っ越しや事務所移転、また家を購入するなら、波動(エネルギー)が良い物件を選びたいに決まってますよね。

私は名前で人のオーラを観るのですが、同様に物件なら「住所」か「写真」さえわかれば、そのエネルギー状態をチェックすることができます。

これまでのご相談の経験から言いますと、

  • 「60点以上の "普通の物件" さえ選べたら十分」
  • 「60点以上の物件は、全体の2~3割程度しかない」
  • 「むしろ "良くない物件" を選ばないことの方が大切」

ということです。

飲食店や美容院などの店舗ビジネスを手がける経営者さんから、ときどき「どの物件がいいですか?」とご相談いただきます。

多いときは100件ほど観ることもあるのですが、そうすると「平均点以上の波動だな」と感じる物件は、20件から30件ぐらいという印象です。

「この物件は80点以上だな」というものは、100件のうち1~2件ぐらいでしょうか。

(ただし「一等地」と言われている場所は、良い物件に当たる確率が上がります。値段も上がりますが・・・)

この「60点」は波動をチェックする私の主観になりますが、要は「特に良くも悪くもない物件」ということ。

現実的には、60点ほどの物件が選べたら十分だと思ってください。

逆に言えば、「平均点以下の物件」は全体の7~8割あることになりますね。

こう言うと心配されるかもしれませんが、別に良くない物件に住んだところで直接的に危害があるわけではありません。

ただ、

・なんとなく居心地が良くない。
 
・長時間寝ているのに、疲れが取れない。
 
・頭がボーっとする。やる気が湧いてこない。

といった状態が、特に繊細な人は感じるかもしれません。

飲食店などの店舗ビジネスで言えば、

・新規オープンからクローズまでが早い。
 
・数ヶ月から1年以内で、店舗が次々と変わってしまう。
 
・なんとなく「どよーん・・・」とした空気感がある。

という物件は、波動が良くない可能性があります。

もちろん、最も大事なのは「経営の中身」です。

「物件ですべてが決まる」かのように言うスピリチュアル情報は、大いに疑いましょう。

  

というのも、素晴らしいビジネスや、みんなが幸せになる経営をされている店舗であれば、物件の波動が多少悪くても次第に良い波動に変えることは可能だからです。

 

同様に、もしあなたが波動の良くない物件に住んだとしても、あなたが衣食住の環境を整え、なるべく健康的な心身で過ごしているなら、次第に波動は良くなっていきます。

 

最も大事なのは、環境ではなく、環境をより良く変えていける「人間の意志」なのです。

これがマジスピ(真のスピリチュアル)としての大切な心得です。

風水や方位学を土地・物件選びで鵜呑みにしてはいけない理由

「普通のスピリチュアル」だと、

  • 「こんな物件に住んだら、あなたの運勢は最悪!」
  • 「○○の方角に引っ越してはいけない!」
  • 「家移り(引っ越し)の時期を間違えると運気が落ちる!」
  • 「今は焦って動かず、じっとしている時期です!」
  • 「こういう間取りは運気が滞ってしまいます!」

など、風水や方位学の情報の中には、怖れを刺激したり期待を抱かせたりするような内容が少なくありません。

確かにそれも一理ありますし、例えば「間取りがイビツな物件」は私もなるべく住まない方がいいと思っています。

けれども、あまりに方角を気にしすぎたり時期やタイミングを気にしすぎたりして、身動きが取れなくなるのも困ったものです。

第一、人の波動(オーラ)を観る人間として言わせていただくと、そんなことを言っている風水や方位学の「専門家」の波動が大したことのない場合が、決して少なくない。

名前は言いませんが、その方面の専門家で有名な人物の波動は、軒並み重たいです。

見た目だけは、羽振りが良さそうですけどね。

思うに、「あれもダメ、これもダメ、ああしなさい、こうしなさい」と自由を制限するような言動は、やはり自分の波動、生命エネルギーをも制限してしまうのでしょう。

「運気の専門家」の運気(波動)が低いのは、笑えない冗談だわな。

物質的に豊かそうに見えるだけで、〈神の視点〉から観れば「貧しき者」なのです。

そんな人が提唱する風水や方位学に縛られると、長い目で観たらかえって損しますよ。

○そもそもいま出回っている風水は、たとえ「秘伝」や「秘術」などスゴそうな名前がついていても、実際の波動をチェックすると大したことはありません。
 
(私は内容は詳しく知りませんが、「コンテンツの中身の波動」を観ることはできます)


もともと古代中国発祥の風水の哲理が「大衆レベル」にまで降りてきたときは、残念ながら「本質」は失われています・・・逆に言えば、本質を捨てなければ大衆にまで広めることはできない。
 
したがって、現代の風水が決して悪いとは言いませんが、かといってすごく良いわけでもない。
 
甘く見積もっても、せいぜい「平均点=60点」ぐらい。
 
「やらないよりは、やった方がええんとちゃう?」という程度ですよ。
 
ですから、あまり気にし過ぎる必要はありません。
 
○また方位学に関しては、そもそも現在は気候変動(そして地球自身の意識)の影響により、「地軸」や「地磁気」が変化しているのです。
 
これは専門家から直接お聞きしました。
 
残念ながら、昔に伝えられた方位学は、もう現代とはマッチしていない・・・
 
ですから、方位学も気にし過ぎる必要はないということになりますね。

 
というか、昔に比べてはるかに移動の自由が拡大したグローバル社会で、いちいち方位なんか気にしてられるかっちゅうねん!


良い物件を選ぶことに越したことはありませんが、実際問題として良い物件を選べない場合もあるでしょう。

たとえ良くない物件でも、その物件や土地との因縁やタイミングによって、それを選んでしまう場合はあるでしょう。

またそのときの経済的な事情によって、それを選ばざるを得ない場合もあるでしょう。

その際は「住めば都」と言う通り、現在の住まいをなるべく整えていくよう工夫していくことが現実的な対処法です。

(手前味噌ですが、このブログに最後の具体的な対処法を記した別の記事のリンクを貼りますので、ご参考にしてください)

また、もし「土地・物件の波動・エネルギー状況を具体的に観てほしい」というご希望があれば、「土地・物件の波動鑑定」というメニューを参考にしてください。

改めて、このブログの要点
  • 波動の良い土地・物件探しは高望みし過ぎず、全体の2~3割の平均点ぐらいを選びたら御の字としましょう。
  • 土地・物件だけで運気がすべて決まるわけがありません。最も大切なのは住む人、使う人です。その上で、なるべく悪いものを避けることです。
  • 現代の風水や方位学は参考程度にしましょう。その本質はすでに形骸化しているし、そもそも著名な専門家の波動(オーラ)も軒並み良くないのですから・・・

なお、土地や物件に関しては他にもいくつか記事を出していますので、あわせてご参考にしてください。

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第292回:運命を開くために最も大切な、ただ一つのこと。親は”生命の根源”への入口。https://prism-life.com/podcast_292/Fri, 07 Feb 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18101

■今回の詳細は毎週発行している「マジスピ無料メルマガ」で述べています(https://mail.os7.biz/add/0uq5)。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life ... ]]>

■今回の詳細は毎週発行している「マジスピ無料メルマガ」で述べています(https://mail.os7.biz/add/0uq5)。

■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

※この動画で使用したスライドは、以下からダウンロードできます。

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この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

■ご感想やご質問は以下のアンケートフォームからお送りください。
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集団瞑想のメリット・デメリット。オンライン時代のお手軽な癒し・ヒーリングにご注意。https://prism-life.com/onlinegroup_meditation/Thu, 06 Feb 2025 05:48:29 +0000http://prism-life.com/?p=2729

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 集団瞑想のグル ... ]]>

このブログの要点
  • 集団瞑想のグループの質は、主催者の波動(オーラ)で決まる。決して表面的な美しさだけで信用してはならない。悪意が隠れている場に参加しても、一時的に気分が良いだけで終わる。
  • 現代はオンライン開催も多いので、参加者およびコメント欄の成熟度も真贋を見極めるポイントとなる。
  • 瞑想によって無防備の意識になったところに、悪意ある売り込みや勧誘を仕掛けてくる不届き者もいるので、よくよく注意しなければならない。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

集団瞑想のグループが信用できるかを見抜く3つのポイント

今回は、スピリチュアルや宗教界隈でたびたび行われている

  • 「集団瞑想(グループ瞑想)
  • 「オンラインを使った集団瞑想」
  • 「グループでの遠隔ヒーリング」

について、メリットとデメリットを取り上げていきます。

かつて感染症騒ぎによって世界が活動自粛モードになったとき、「オンラインを使った集団瞑想」が流行りました。

オンラインは手軽で便利ではありますが、集団やグループは吟味して選ばなければなりません。

瞑想は一人でも行うことができます。

これを集団で行うことのメリットは、参加者の方々との一体感や、より大きな波動の流れを体験できること。

グループ全体が素晴らしい波動であるほど、一人で行うよりも癒しや活力は高まるでしょう。

ただし、グループ全体が素晴らしい波動になるには、一にも二にも「主催者側の波動(オーラ)」が清らかであることが問われます。

デメリットとしては、もし邪念や悪意のある主催者の集団瞑想に参加すると、一時的には癒しの気分を味わえたとしても、その後に何となく落ち着かなかったり、繊細な方は気分が悪くなったりします。

特にスピリチュアル系は、言葉ではいくらでも「崇高な理念」や「美しい目的」を語れてしまう。

「愛」とか「感謝」とか「光」とか、もっともらしいことを言いがちです。

けれど、肝心の中身まで本当にそうなのか、よくよく見極めなければなりません。

私であれば「主催者の名前」を聞くだけで『オーラリーディング』できるので、その良し悪しは簡単に見抜けてしまいます。

そうすると、表面的な言葉は美しいけれど、実際の波動(オーラ)に邪念や悪意を感じる人もいるので要注意です。

かつての感染症騒ぎの不安の時期にオンライン瞑想がすごく増えたことによって、安易な主催者も増えてしまいました。

そこに引っかかると、良いことをしている自己満足を得られるだけで、実際の収穫はあまりありません。

そうならないよう、一般的には以下のポイントをチェックすれば良いでしょう。

  • 主催者の顔やバックボーンが明確であるかチェック
  • 主催者がYouTubeやSNSをやっているなら、コメント欄の成熟度をチェック
  • 他の高額なサービスや情報商材などに誘導しようとしていないかチェック

などです。

1:主催者の顔やバックボーンが明確であるかチェック

主催者が顔出ししていなかったり、活動や立場を明確にしていない場合は避けた方が無難です。

実際、YouTubeだと「宇宙の映像」や「自然の風景」とナレーションだけで集団瞑想を呼びかけるものもあります。

主催者の名前も明らかに偽名や匿名なので、これだけでは何者なのか全くわかりません。

ところが、そういう類の集団瞑想にも結構な参加者がいるケースがあり、

「この人たち、主催者の素性がわからないのによく参加できるなぁ・・・『ワタシも愛と光を地球に送ります!』なんてコメントしているけど、本当に大丈夫か?」

と、こちらが心配になります。

それで主催者の波動(オーラ)に邪念が悪意が隠れていることもあるので、もう目も当てられませんね。

2:主催者のYouTubeやSNSがあれば、コメント欄の成熟度をチェック

主催者に対して依存的なコメントがないかどうかチェックしましょう。

瞑想とは「自分の内側」に深く入る営みであり、「外側の何か」にすがりつくものではありません。

また「愛」「光」「感謝」「地球を救います!」といったコメントが多いほど、「お花畑グループ」である可能性を疑いましょう。

こう言うとお叱りを受けるかもしれません。

「ワタシはマジメに真剣に『愛』を考えているのよ!地球を本当に救いたいのよ!」と。

ただ、「愛」も「光」も「感謝」も「地球を救います!」も、それを本当に体現するのは難しいと痛感するほど安易にコメントしなくなると思いますが、いかがでしょうか。

私は性格が悪いので、

「"地球を救う" なんてどの口が言うとんねん。地球にお世話になりっぱなしの人間の分際で、何をエラそうに」

などと思いますね。

私たちができることは、本当に小さなことです。

その有限性を自覚した上で、せめて自分に何かできることをやる、という謙虚さが必要ではないでしょうか。

3:他の高額サービスや投資商品などに誘導してこないかチェック

スピリチュアル屋の私からリアルなことを言わせていただくと、無料の集団瞑想・ヒーリングの類は、集客の最初のステップとして効果的です。

無料だし、オンラインであれば手軽だし、表向きは「良いこと」をしているから、参加のハードルは低い。

そうやって定期的に何度か参加した後に、

「実は、何度も熱心に参加してくださったアナタに、特別のヒーリングプログラムがあります・・・」

「このヒーリングプログラムは人生を大きく変えてしまうパワーがあるため、限られた人にしか伝えていなかったのです。でも、いま地球の転換期に差しかかっているので、このタイミングで公開することにしました!」

などと言葉巧みに言って、高額なサービスにつなげていく主催者には要注意です。

他にも「情報商材」や「投資商品」であるケースもありますし、「カルト宗教」の勧誘である可能性もあります。

例えば、

「もうお金=物質が支配する『土の時代』は終わりを迎え、もう個性や自由を存分に発揮する『風の時代』に入りました。なので、お金についても新しいパラダイム(枠組み)で考えなければなりません。
 

そこで!どこかに所属して "お金を得る" 従来のやり方から、今度はアナタ自身が "お金を自由に創る" ことのできる『新時代のスピリチュアル・クリエイティングマネー講座』をご紹介します!」

などと、いくらでもスピっぽく言えてしまう。

私、上の文章を思いつきで考えた割には、結構うまいでしょ(笑)

つまり、集団瞑想は「顧客リスト」、もっと言えば「カモ」を集めるためのツールとして使われていたわけですね。

これは過去、被害者の方から実際にご相談いただいたことがありました。

もちろん、高額商品への誘導を仕掛ける主催者の波動は極めてショボいので、注意しなければなりません。

スピ系グループは集団催眠による「洗脳」に気をつけろ!

瞑想をすると、普段とは違った「ボーっとした意識(変性意識)」になりやすい。

このとき普段の意識の下にある「潜在意識」は、メッセージを受け取りやすい状態になります。

これを悪用すれば、集団瞑想の主催者は参加者を「洗脳」することもできます。

集団瞑想の場なので、やり方によっては「集団催眠」にかけられるわけです。

もし主催者側が表面上は「愛」や「感謝」を謳っていても、その底に実は「エゴイスティックな考え」「反社会的な思想」を持っていれば、そのネガティブなエネルギーの影響を受ける危険性があります。

ただ、そんな主催者の中には知能の高い人間もいるので、最初は

  • 「あなたは素晴らしい!」
  • 「あなたこそ、この地球を守る愛のメッセンジャーです
  • 「あなたには『ライトワーカー』としての尊い使命があります

などと、参加者を持ち上げる。

【ライトワーカー】とは、直訳すると「光の仕事人」。
 
自分には地球に愛と光をもたらし「次元上昇」させる使命があると思っている人のこと。なお、伝える人を間違えるとドン引きされるリスクがあるので、黙っているのが吉。

参加者の感想コメントに対しても、最初は丁寧に返信するでしょう。

そうして参加者を気持ち良くさせ、警戒心がなくなってきたところを狙って、上記のような高額商品や投資商品を売りつけたり、あるいは新興宗教やビジネスへの勧誘したりするのです。

そのときすでにコメント欄が盛り上がっていると(またはサクラによって盛り上がる演出がされていると)、「あぁ、みんな前向きみたいだな。ワタシもこの投資をやってみようかしら・・・」などと危ない橋を渡る人も出てくる。

そして、経済的・精神的被害に遭ってしまう。

過去のカウンセリングで実際にお聞きしたケースの中に、こういうのがあるのですよ。

私たちの通常の意識状態だと目新しいものや未経験の物事に対しては、たいてい「自己防衛」が働いて警戒するものです。

ただ、そんな人でも集団瞑想によって深い意識状態になっているときは、新しい考え方や価値観が染み込みやすい状態にあります。

スピリチュアル好きは「ピュアな人」が比較的多いので、うっかりすると騙されやすい。

なので安易に集団瞑想・グループヒーリングに参加しないで、その主催者がどんな立場の人なのか、よくよく見極める必要があるのです。


追伸

なお、私も『グループヒーリング』というメニューを行っています。

他人を批判するだけではアンフェアなので、自分の活動も正直にお伝えします。

『グループヒーリング』は当ブログ更新時点で300回以上行っていますが、現在はご寄付・ご喜捨をお願いしています。

ただ、つい最近の285回目ぐらいまで(約5年半の期間)は、自分の修行として【完全無料】で行っていました(ご厚意によるご寄付を頂戴することはありました)。

これまで『グループヒーリング』参加者の方々に「限定メニュー」や「特別プログラム」などの高額サービスを売りつけたことは一度もありません。

ツボを売ったこともない(笑)

また「あなたは素晴らしい」とか「これであなたの運気は上がります」とか参加者を過剰に持ち上げることもなく、地味に淡々と続けています。

もちろん私にも人間として未熟な点はありますが、だからこそ、今後も「天に恥じない生き方」を心かげていきます。

そんな私が主催者である『グループヒーリング』にご興味があれば、リンク先から詳細をご覧ください。

改めて、このブログの要点
  • 集団瞑想のグループの質は、主催者の波動(オーラ)で決まる。決して表面的な美しさだけで信用してはならない。悪意が隠れている場に参加しても、一時的に気分が良いだけで終わる。
  • 現代はオンライン開催も多いので、参加者およびコメント欄の成熟度も真贋を見極めるポイントとなる。
  • 瞑想によって無防備の意識になったところに、悪意ある売り込みや勧誘を仕掛けてくる不届き者もいるので、よくよく注意しなければならない。
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第291回:ハートチャクラを癒せば、ラクに楽しく自分も周りも幸せになってゆく。https://prism-life.com/podcast_291/Fri, 31 Jan 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=18022

■今回の詳細は毎週発行している「マジスピ無料メルマガ」で述べています(https://mail.os7.biz/add/0uq5)。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life ... ]]>

■今回の詳細は毎週発行している「マジスピ無料メルマガ」で述べています(https://mail.os7.biz/add/0uq5)。

■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
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※この動画で使用したスライドは、以下からダウンロードできます。

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この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

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アセンション(次元上昇)の意味とその本質は何か? 地球は宇宙の進化の波に乗れるのか?https://prism-life.com/ascension_coronavirus/Wed, 29 Jan 2025 22:00:00 +0000http://prism-life.com/?p=2709

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回はスピリチ ... ]]>

このブログの要点
  • 世界が混沌とするほど「終末思想」がブームになる。アセンション(次元上昇)はそのバリエーションの一つ。時代の動きが加速化していることがアセンションの特徴。
  • 一方、地球人類の全体の意識はどんどん「次元下降」しているため、このままでは滅びるだろう。ただし、それもまた宇宙の壮大なアセンションのプロセスなのかもしれない。
  • アセンションの波は、私たちに「魂の価値」を問うている。他人事として傍観するのではなく、この世界に責任を持ち、自分の使命を果たさなければならない。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はスピリチュアル用語である「アセンション」について取り上げます。

アセンションは「終末思想」や「救世主願望」と相性が良い

念のため言っておくと、「アセンション」は【次元上昇】という意味です。

他のスピ系情報ではかなり言われていることなので、すでにご存知かもしれません。

「アセンション」という言葉が流行ったのは、2012年ごろだと記憶しています。

「マヤ暦」によると2012年12月21日ごろから「地球が次の次元へとシフトする」と言われており、当時のスピリチュアル業界はかなり盛り上がっていた印象を受けました(私は今も昔も流行とは距離を置いていますが)。

そのとき「マヤ暦占いは最強の占いだ!」と豪語している占い系の人もいました(たぶん現在ではほぼ全員消えているでしょうけど)。

余談ですが、そのころたまたま「本物のマヤ族」の方々のお話を聞く機会がありました。

いま振り返っても貴重な機会だったと思います。

そのとき、同時通訳だったので表現は正確ではありませんが

「私たちは "マヤ暦" というものは使っていない」

ということを聞いて、おかしくて笑った記憶があります。

マヤ族が使ってない「マヤ暦」って、何やねんそれ(笑)

その後に調べたところ、「マヤ暦」というのはホンモノのマヤ族ではなくて、どこかの学者さんが考案したものようです。

そういうシロモノを「ホンモノ」だと思い込み、当時はYouTubeではなくアメブロなどで騒ぎ立てた人たちがいます。

そのときのスピ業界はいったい「何」に対して盛り上がっていたのでしょうか。

2012年12月21日ごろは、結局のところ、何も起きなかった。

「スピリチュアルブームなんて、しょせんそんなもの」ぐらいの冷めた視点が必要でしょうね。

なお、当ブログの最終更新は2025年1月なのですが、2025年7月にも「大災害の予言」がスピ業界内でウワサされています。これもまた私は冷めて見ています。
 
今は「今日」何が起きてもおかしくない時代を生きているのであって、もはや特定の日だけに注目するのはあまり賢明とは言えないでしょう。

「アセンション」が騒がれるのはタイミングがあり、それは

  • 地震、津波、台風、豪雨などの大きな自然災害が頻繁に起きるとき
  • 疫病、感染症、パンデミックが起きるとき
  • 政治的、経済的な大きな変化が起きるとき

というタイミングです。

現代はこの3つとも該当しているので、とりわけ業界内ではアセンションに注目が集まります。

世界が混沌としているとき、人はそこに何らかの「意味」を見出したくなる。

一般的に「ピンチはチャンスなり」と言われているように、「この混沌はアセンション(次元上昇)への兆しなのだ」という論理は一定の説得力があります。

これは「陰謀論」ではなく、人生における事実ですよ。

個人の人生でも「ピンチはチャンス」であるように、人類にとっても「ピンチはチャンス」だからです。

これを「終末思想」と結びつけて、

「この危機において、救世主が現れる」

と考える宗教家は少なくありません。

人々は心のどこかで常に「先行きのわからない未来」に対し不安を抱いているため、終末思想を掲げた新興宗教には一定の注目が集まりやすいのは事実です。

あのオウム真理教の教義の中にあった「ハルマゲドン」という言葉は、もともと聖書の預言から来ています。

これは「世界の終末において、人類の命運を制する神と悪魔の大決戦が起こる」という意味です。

この思想に惹きつけられる人は一定数います。

スピリチュアルは宗教とは少し異なるものの、アセンションもまた旧約聖書の「ノアの方舟」的な「選ばれし者だけが生き残る」終末思想として根強い支持者がいます。

最終的に、神は悪魔を本当に制するのでしょうか?

神に選ばれた一部の人たちだけが、崩壊する地球から脱出できるのでしょうか?

私にはわかりません。

ともかく「日々いろんな事件や出来事が起こって、いったい私たちの未来はどうなるんだろう?」という先の見えない不安を、私たちは大なり小なり持っている。

その不安に対してアセンション思想は、「今は素晴らしい【次元上昇】の前の混乱なのだよ」と説明する。

この答えに対して、安心する人もいるかもしれません。

中には「本当かな?」と疑いつつも、「そうであってほしいな」と思う人もいるでしょう。

アセンションが本当に起こるかどうかはわかりませんが、この思想を「単なる妄想」だと一蹴できない何かがあるのです。

アセンションで次元上昇どころか、逆に地球は滅びてしまう?

ちょっと小難しい話が続いたので、ここであなたに質問をしましょう。

「本当に地球はアセンション(次元上昇)していると思いますか?」

 今だとYouTubeで「地球の波動はどんどん上がってます!」と声高に言う人が決して少なくありませんが、本当に本当なのでしょうか。

「外から仕入れたインフルエンサーの情報」はいったん横に置いといて、この地球世界の現状に想いを馳せてみましょう。

あなたの「内側の素朴な実感」として、本当にアセンションを感じられますか?

・・・これまでいろんな人に冷静に問いかけてみたところ、「本当にアセンションを実感している」と言う人はほとんどおられませんでした。

なぜかといえば、もはや考えるまでもなく、世界のあちらこちらで政治や経済の混乱が起きているからです。

また感染症(パンデミック騒ぎ)、地震や台風や豪雨や大火事による甚大な被害、あるいは排気ガス、電磁波、食品添加物、マイクロプラスチック、水質汚染などもより深刻になっているからです。

日本では当ブログ更新時点で、学校内のいじめと不登校が過去最多を記録。

さらに小中高生の自殺者数も過去最高・・・

昨今では人工知能が台頭してきましたが、これがアセンションにつながっていくのかどうかは、現時点では未知数。

むしろ物事の判断の多くを人工知能にゆだねる時代がやってくると、人間はますます「考えないバカ」になるでしょうから、これがアセンションへの扉となるかは疑わしい。

このように冷静に問いかけてみると、アセンションの逆(ディセンション=次元下降)に向かっているのでは? と素朴に感じる人が多くなります。

正しい間違いはともかく、まず自分の頭で考えることが大事です。

その上で、私の見解を述べると、

「壮大なる宇宙のアセンション計画のプロセスとして、現在の地球人類は滅びる可能性が近づいている」

ということです。

これを前提なしで言うと驚かれる場合があるのですが、上記の通り冷静に考えた上で聞いていただくと「確かにそうかも・・・」とおっしゃる方が増えます。

アセンションというのは、「ごく小さな地球」のスケールをはるかに超えた「宇宙」の計画のようです。

一方、スピ業界内の「アセンション論」の多くは、「地球がどうなるか」を中心に展開される。

つまり「自分たちが住む地球は大丈夫。波動は上がる。これからもっと良くなる。素晴らしい未来が待っている」とかなり楽観的に述べるのです。

先ほど述べた通り、「滅びに向かっている兆候」が多く見られるというのに・・・

より大きな視野から見れば、今の地球の状況は「チャンスはピンチ」という状況です。

時代の流れがどんどん加速化していることは、確かにアセンション(次元上昇)している兆候です。

ただしアセンションの波に伴って、私たちの魂や霊性というものも進化していかなければ、地球人類は肉体本位の動物とあまり変わらない存在へと退化していくでしょう。

人間精神の劣化ぶりは、昨今の報道を少しチェックするだけで感じられるはず。

私たちは「宇宙」の側から人間・人類としての存在意義を問いかけられている。

時代の加速化によって、これまで水面下で蠢(うごめ)いていた膿(ウミ)が、どんどん表に現れている。

これがアセンションの本質です。

しかし、アセンションを語る人の大半は、まるで壮大な「宇宙ショー」を観客席から眺めるかのように、当事者意識が欠けてしまっています。

「これから地球って波動が上がっていくんだってさ。どんなことが起こるんだろう。楽しみだなー。ワクワク!」

と、自分事として捉えていない。

そういう「お客様気分」を見て、ある先生はアセンションならぬ「アンション」と見下す表現をしました。

アホ呼ばわりされても仕方がないほど、「スピリチュアルお花畑」の人たちは表面的なムードに浮かれている。

そうではなく、マジスピ(真のスピリチュアル)的に言うなら、生きるということは、地球=世界に責任を持つことなのです。

アセンションがすでに始まっている中、混沌とする時代に生まれた「魂の責任」があるのです。

一人ひとりがその責任を自覚し、それぞれが与えられた持ち場で、自分の宇宙的使命に取り組んでいくこと。

魂や霊性を忘れていく人間が増えている中、このままでは地球文明は滅びます。

たとえ核戦争による大規模な物理的破壊が起きなくとも、精神性を失ってしまったら、もう人間としては終わりなのです。

私はそうなりたくないので、少数派かもしれませんが、自分が使命だと信ずるものに今日も取り組んでいく。

もとより、これはアセンションが本当に起ころうが起こるまいが、人間としてなすべきことなのですが・・・

これをお読みなったあなたも、ぜひ自分事として取り組んでいってください。

改めて、このブログの要点
  • 世界が混沌とするほど「終末思想」がブームになる。アセンション(次元上昇)はそのバリエーションの一つ。時代の動きが加速化していることがアセンションの特徴。
  • 一方、地球人類の全体の意識はどんどん「次元下降」しているため、このままでは滅びるだろう。ただし、それもまた宇宙の壮大なアセンションのプロセスなのかもしれない。
  • アセンションの波は、私たちに「魂の価値」を問うている。他人事として傍観するのではなく、この世界に責任を持ち、自分の使命を果たさなければならない。
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【ご感想】自己探求カウンセリング「引きこもりの子どもとの関係が改善されてきました」https://prism-life.com/impressions-of-self-exploration_3/Wed, 29 Jan 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17990

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第290回:なぜ姓名判断的に良い名前でも、運気が全く改善しない人がいるのか?https://prism-life.com/podcast_290/Fri, 24 Jan 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17951

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『宇宙元旦』(春分の日) は本当に超開運デーなのか?仕事や恋愛の運気アップにつながるのか?https://prism-life.com/utyu_gantan/Wed, 22 Jan 2025 22:00:00 +0000http://prism-life.com/?p=2684

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 『宇宙元旦』よ ... ]]>

このブログの要点
  • 『宇宙元旦』(春分の日)という言葉の波動は大したことがない。伝統的な『節分』(立春)の方が、「この一年の本格的なはじまり」として圧倒的に大切。
  • 根本的に大切なのは『宇宙元旦』という特定の日ではなく、「今日一日」であり「いま・ここ」である。
  • 『宇宙元旦』は「太陽系宇宙」の小さな枠組みでしかない。本来の宇宙は「無限」の広がりを持っている。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

『宇宙元旦』より『節分』の方が圧倒的にエネルギーが高い

宇宙元旦?のイメージ写真

最近、自分のお客様や、スピリチュアル系の集まりで会った方から、

 

『宇宙元旦』

 

というフレーズを何度か耳にすることがありました。

どうやら、春分の日(3月20日ごろ)は『宇宙元旦』と言うらしい。

『宇宙元旦』とは、春分の日からその1年の流れが本格的にスタートする、という説。

この日は1年のうちで最も開運できるチャンス、とのこと。

最初は別に気に留めていなかったんですが、何度か聞くうちに

「また誰かがそういう "スピリチュアルブーム" を作ろうとしているのかな」

と予想しました。

そんなことを考えていた矢先、この前お会いした「星占い」に興味関心を持っている一般の方から、

「林さん、『宇宙元旦』って言葉は、占星術の有名な先生が考えたやつだと思いますよ」

と教えてもらいました。

やっぱりそうなのか。

で、さっそくネットで調べてみたら、本当に占星術の先生が『宇宙元旦』という情報を流しているようでした。

 そして、何でもこの3月20日は

1年で1番、運気が爆上がりする

 

「超開運デー」

 

だとか。

「1年分の運の種が凝縮された1日」と言っているネット情報もありました。

いろんな疑問が湧いてきます。

まず根本的なことを言いましょう。

『宇宙元旦』という言葉の振動数(波動/バイブレーション)は、それほど高いものではありません。
 

したがって、占星術的には何らかの根拠があるのでしょうが、私は疑っています。

私は人やモノの名前を通じて「波動を観る能力」があります。

名前とは「言葉」ですから、「"宇宙元旦" という言葉の波動」を観ることもできます。

そうしたところ、『宇宙元旦』はそれほど良い波動とは思いません(悪くもないですが)。

『宇宙元旦』よりも、新年のエネルギーが始まる伝統的な『節分』(立春)という言葉の方が、よほど波動は高いです。
 

よって、私は『宇宙元旦』より『節分』の方を圧倒的に重視しますし、あなたにもそれをおすすめします。

もちろん『宇宙元旦』を信じたい人、提唱者であろう占星術師のファンの方は、それを採用すればいいでしょう。

スピリチュアルとは、結局のところ「好き好き」ですからね。

ただし根本的なことを言えば、「真の超開運デー」とは『節分』でも『宇宙元旦』でもなく、『今日一日』なのです。

「いまこの瞬間をどう生きるか」ということの方が、原則としては最も大事なことです。

ただし、こういう考え方は地味すぎてつまらない。

それより「この日は仏滅だからダメ」「あの日なら縁起がいい」「一粒万倍日はチャンス」「やっぱり天赦日に決めないとね」などと、いろいろ刺激的な要素があった方が楽しめるでしょう。

たとえそれが暦(カレンダー)をたくさん売りたい業者、また宝くじ業者のマーケティング戦略だったとしても、人間は「この日は運気がいい・悪い」ということを気にする生き物。

その意味では『宇宙元旦』もまた、新たな「スピリチュアルマーケティング」なのかもしれません。

私たちは常に「新しい刺激」を求めている。

伝統的な二十四節気(にじゅうしせっき)の中の『節分』なんて当たり前すぎて、あまり面白味を感じない。

そこに新しい説が出てきたら、それに注目する層が出てくる。

私は『宇宙元旦』の一部における流行を、このようにクールに眺めています。

『宇宙元旦』は、正確には『太陽系元旦』でしかない

そもそも『宇宙元旦』における「宇宙」とは、どの宇宙のことを指しているのでしょうか。

ひとくちに「宇宙」と言っても、世界にはいろいろな「宇宙」があるのです。

少し調べてみたところ、『宇宙元旦』の「宇宙」とは【太陽系】のことを指しているようです(提唱者さんは「3月20日に太陽が牡羊座に入る」のが根拠だと言っているので)。

『宇宙元旦』という発想は、「太陽系」を西洋占星術的に解釈した結果生まれているので、どうしても「狭い枠組み」にならざるを得ません。

というのも、地球は太陽系(水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星)の中に含まれており、その太陽系は「天の川銀河」の中に属しています。

現代科学では、「天の川銀河の直径は、太陽系の直径の約330,000倍」と言われています。

さらに最新の科学では、「宇宙に存在する銀河の数は約2,000,000,000,000(2兆個)」あるらしいのです。

これは途方もないですね。

この壮大なるスケールの「大宇宙」から眺めたとき、『宇宙元旦』が指し示す「宇宙」は、とても小さなものだと言わざるを得ません。

なので、正確には『宇宙元旦』ではなく【太陽系元旦】とでも呼んだ方がいいのではないでしょうか。

ネーミングとしてはイマイチですが・・・

さらに細かいことを言えば、「元旦」とは「元日の、日の出から正午まで」と定義されています。

この意味からも、『宇宙 "元旦"』とはいったい何を言っているのか、イマイチわからない。

『宇宙元旦』の "超開運タイム" とは、「春分の日の、日の出から午前まで」なのでしょうか(もしそうだとすれば、やはり太陽系の枠内です)。

これについてはいろんな説明を見ても、書かれていませんでした。

おそらく、そこまで細かく定義はしておらず、「3月20日(春分の日)は宇宙元旦なのよ!超開運デーなのよ」と、表面的なイメージやムードが先行しているのでしょう。

私みたいに論理的に細かくツッコミを入れる人は、ほとんどいないはずですし。

この種の「新しい造語」は、「言ったもの勝ち」になりやすいスピリチュアル業界では、よくあることです。

『宇宙元旦』が表面的なイメージやムードである証として、これも業界ではよくあることですが、この日の過ごした方として

  • 目標の再設定
  • 身の回りを整える
  • 自然と触れ合う
  • 瞑想やアファメーションを行う
  • ネガティブな言動は避ける
  • 過去への執着は避ける
  • 急ぎすぎた行動を避ける

ということが推奨されていました。

うーん・・・よくありがちな占い記事のテンプレですね。

これらは別に『宇宙元旦』に限らず、上述の通り『今日一日』そして『いま・ここ』『24時間365日』において大切なこと。

『宇宙元旦』だからこそ実践すべき特別なことは、どうやらないようですね(提唱者はイベントを開催しているという情報はありましたが)。

このように、表の看板こそ豪華なのですが、それにつられて店内に入ってみると陳腐な光景が広がっているのが、特に占い業界に見られます。

そうやって「他と差別化を図る」のがマーケティングなのかもしれませんが、もしそれが見せ方やパッケージを変えただけに過ぎないとしたら、『宇宙元旦』は伝統となることなく消え去るでしょう。

繰り返しますが「節を分ける」この『節分』こそ、長い歴史に耐えた伝統として信頼に足るものだと思います。

これからもスピリチュアル業界にはいろんな「新説」や「ブーム」が出てくるでしょうが、私たちは冷静に眺める視点を忘れてはなりません。

改めて、このブログの要点
  • 『宇宙元旦』(春分の日)という言葉の波動は大したことがない。伝統的な『節分』(立春)の方が、「この一年の本格的なはじまり」として圧倒的に大切。
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【ご案内】恋愛心理リーディング(相手の気持ちを知りたい)https://prism-life.com/podcast_love-psychology/Mon, 20 Jan 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17883

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第289回:肉体を超えた崇高な理想を思い続けることで、天に愛され、魂は輝く。https://prism-life.com/podcast_289/Fri, 17 Jan 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17867

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「財布で金運アップ」のウソを見抜く。風水、カラー、デザインは気休めに過ぎない。https://prism-life.com/wallet_energy/Thu, 16 Jan 2025 14:17:25 +0000http://prism-life.com/?p=2668

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 以前、マジスピ ... ]]>

このブログの要点
  • 「金運が上がる財布」に期待してはならない。大切に使っているのであれば、定期的に新調する必要はない。
  • 風水的な見解やラッキーカラーなどは気休めです。そういう商売をしている人の波動(オーラ)は重く汚れているので、たとえ羽振りが良さそうでも近づいてはならない。
  • 「お金の波動」はニュートラルです。「お金は汚いものだ」という価値観はお金に失礼であり、金運を下げる要因になりかねないので注意。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

以前、マジスピラジオ(YouTube)で

「金運は財布で変わる?」

というタイトルで話をしたことがあります。


今回はこの内容をもう少し広げて述べていきます。

動画では話していないこともあるので、良ければ両方チェックしてみてくださいね。

「金運が上がる財布」の波動は良くも悪くもないので過信しないこと

以前、約10年ぶりに財布を買い替えたことがあります。

以下の茶色の財布(長財布と小銭入れ)は、当時使っていたものです。

10年使った財布

そして、買い替えたのは以下の黒いやつです。

新しく買った財布

ハイブランドの財布ではないものの、日本製で革のクオリティにもこだわっています。

ただ、

「新しくて良い財布に変えれば、金運が上がる」

と思って買ったわけではありません。

あくまで「気分の問題」です。

スピリチュアル系の情報を見ていると、

  • 「古くなった財布をずっと使っていると、金運が下がる」
  • 「財布は定期的に新調した方がいい」
  • 「そのときのラッキーカラーの財布を買った方がいい」

なんて言われますけど、これは決して真実ではありません。

名前は言いませんが、風水で有名な専門家は「財布は定期的に新しくしなさい」とか「新しく買った財布は〇〇色の布で包んで波動をリセットしましょう」とか、もっともらしいことを言います。

けれど、そんなものは「おまじないの域」を出ません。

なお、その有名な風水の人の波動(オーラ)は、私が観る限りめちゃくちゃ重たいです。

つまり、人間性が低劣なのです。

その専門家はスピ好きの金銭欲を刺激する情報発信をしてかなり儲かっているようですが、その霊的な代償は大きい。

数年前に交通事故で命を失いかけたようですけど、それは「守られているから助かった」のではなく、「それまでテキトーなことを言ってきたことへの警告」だったように思いますね。

(とはいえ、今も懲りずに同じ商売をしているようです)

他にもスピリチュアルビジネスの物販として「金運が上がる財布」を売っている人もいます。

その年のラッキーカラーを盛り込んだ財布や、「金運上昇波動」とやらを放射した財布や、変な呪文やマークをプリントした財布を販売するのです。

私の知り合いが以前そういう財布を販売していたのでちょっと言いにくいのですけど、やっぱり気休めに過ぎませんね。

いくつかそういう「魔法の財布」の波動をチェックしましたけど、エネルギー的にはめっちゃ普通です(笑)

宣伝文句としてはとても巧妙なのですが、実際のモノとしては良くも悪くもないものが大半。

それを言葉巧みに「付加価値」を乗せて販売するのは、いかがなものかと思います。

先ほども述べた通り、よくわからないことを言って小金を得る代わりに、波動(オーラ)は重たく汚れていきます。

そんな低次元波動の人物から「金運が上がる財布」を購入した人たちの金運は、決して上がることはありません。

「上がるのは気分だけ」なのです(それで幸せだったらいいかもしれませんが・・・)。

百歩譲って、その販売者のファンであれば「ファングッズ」として買うのは良いのではと思う程度です。

たぶん今年も誰かが懲りもせず「金運財布」を売っているのでしょう。

それは人々のニーズがあるから発売されるわけですが、そんな上っ面ではなく根本的なことを考えた方がいいと思いますね。

「お金の波動」はニュートラル。決して汚いものではない。

さっき写真に出した10年間ほど使っていた私の財布ですが、特に波動レベルが下がっているわけではありません。

ときどき皮革用のクリームで手入れしながら、大切に使ってきました。

「モノを大切に使おうという気持ち」があると、そのモノに波動的に良い影響を及ぼします。

以前『モノにも魂・意識・気・エネルギーがあるので、感謝を込めて交流するとお互い高め合える』というブログで述べた通り、愛情を込めて使えば、むしろ財布の波動は安定してきます。

よほどボロボロになってきたらさすがに買い替え時でしょうが、そうでなければ気に入った財布を大切にメンテナンスしながら長く使った方が、結局は金銭的にもメリットがあるのです。

もう一度言いますが、「財布は定期的に変えないと金運が下がる」という説は真っ赤なウソです。

そうやって次々と新しいモノに買い替えさせていくのが、大量消費社会の特徴です。

「新しいモノは良い」という価値観を植え付け、どんどんお金を使わせていくのが現代の資本主義。

でもそれは結局、お金というエネルギーを無駄に浪費させるだけであり、よって金運を引き下げることになってしまうのです。

当たり前すぎて面白くないでしょうが、「華美な贅沢や無駄なことにはお金を使わない」、そして「生きたお金を使う」というのが金運を下げない心得です。

「財布で金運を上げる」のは、しょせん枝葉のことに過ぎません。

金運の上がる財布について、他に言われていることは

  • 「ゴールドカラーの財布の金運は最高」
  • 「財布はお金についた人間の欲のエネルギーを受けて疲れているから、家に帰ったら○色の布に包んだ方がいい」

といったことです。

これも実にくだらない話でして、しょせん気分の問題に過ぎません。

 「ゴールドカラーの財布」を持って気分が上がるなら、どうぞご自由に。

あと、

「財布はお金についた人間の欲のエネルギーを受けて疲れているから、家に帰ったら○色の布に包んだ方がいい」

という説も、それで金運が上がると思い込めるなら、どうぞやってください。

ただし、この考え方は気になる点があります。

それは、前提として「お金は汚いものだ」と思っていることです。

お金そのものは別に汚いもキレイもなく、ニュートラルなものです。

「お金の波動」を観ると、むしろ可愛らしいような、小さな宝石のようなエネルギーを感じます。

ですから「お金が汚いものだ」という思い込みは、まさにその人の「お金の価値観」を露呈していると言えるでしょう。

本来はニュートラルであるお金を「汚いもの」と思っていること自体、普段とてもお世話になっているお金に対して非常に失礼ですし、そういう人の金運が高まるとは思えません。

「財布はお金についた人間の欲のエネルギーを受けて疲れているから休ませてあげないといけない」という説は、世の多くの人々が「お金は汚いもの」と思い込んでいることに対し、テキトーに話を合わせているだけなのです。

そんなテキトーな代物に大切なお金を支払うことは、あまり金運を高める行動ではないと思いますが、いかがでしょうか。

「スピリチュアル業界」という場所は、目に見えない領域を扱っているだけに、いい加減なことを言う人間が多いので注意しなければなりません。

幸い、いい加減な人間は確実に波動(オーラ)が重たく暗くなってしまうので、「オーラリーディング」で真贋を簡単に見抜くことができます。

そういう人を見るたび、たとえ目先の小金稼ぎができるとしても、いい加減な商売はしてはならないと思いますね。

改めて、このブログの要点
  • 「金運が上がる財布」に期待してはならない。大切に使っているのであれば、定期的に新調する必要はない。
  • 風水的な見解やラッキーカラーなどは気休めです。そういう商売をしている人の波動(オーラ)は重く汚れているので、たとえ羽振りが良さそうでも近づいてはならない。
  • 「お金の波動」はニュートラルです。「お金は汚いものだ」という価値観はお金に失礼であり、金運を下げる要因になりかねないので注意。
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第288回:天命は好きなことではなく、「神との対話」の中から生まれる。https://prism-life.com/podcast_288/Fri, 10 Jan 2025 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17826

■今回の詳細は以下のブログに書いています(https://prism-life.com/dont_live_only_for_what_you_love/) ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https: ... ]]>

■今回の詳細は以下のブログに書いています(https://prism-life.com/dont_live_only_for_what_you_love/

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第287回:禅タロットで2025年の流れを占ってみた【風の時代をどう生きるか?】https://prism-life.com/podcast_287/Fri, 03 Jan 2025 11:17:58 +0000https://prism-life.com/?p=17767

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第286回:祈りはラクになるためではなく、魂の苦悩を乗り越えるために行うもの【サブラジオ転載】https://prism-life.com/podcast_286/Fri, 27 Dec 2024 10:14:04 +0000https://prism-life.com/?p=17717

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キラキラネームは姓名判断的にアウトか?運命や運気に悪影響を及ぼすのか?https://prism-life.com/kirakira_name/Wed, 25 Dec 2024 17:00:35 +0000http://prism-life.com/?p=2547

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 前回のブログ『 ... ]]>

このブログの要点
  • キラキラネームは全体的に波動が良くないので、おすすめしない。
  • 軽いノリやウケ狙い、一時的な流行でキラキラネームをつけてはいけない。子どもは天から授かった存在なので、親は責任を自覚して名前をつけなければならない。
  • たとえ姓名判断的に画数が良いキラキラネームだったとしても、それ以前に "常識的に通用するかどうか" を考えるのが先。
  • もしキラキラネームをつけたいなら、自分で物事を判断できる年齢になってからやれば良い。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回のブログ『姓名判断で本当に運気は上がるのか?赤ちゃんの名付け、改名、企業名はどうすべきか?』の続きとして、今回は

「キラキラネーム」

について考えてみます。

キラキラネームの波動は良くないので、普通はおすすめしない

こんな名前をつけられた子はたまりませんね・・・

言うまでもないことですが、昨今は未熟な親もいるので注意喚起としてブログを残しておきます。

キラキラネームの具体例を挙げてみましょう。

以下はネット記事から引用した「キラキラネームランキング」です(2019年の記事)。

・1位「苺愛」(いちあ、べりーあ)
・2位「黄熊」(ぷう)
・3位「七音」(どれみ、おんぷ)
・4位「姫奈」(ひな、ぴいな)
・5位「希星」(きらら、きてぃ)
・6位「彪雅」(ひゅうが、あやさ)
・7位「愛羅」(あいら、てぃあら)
・8位「今鹿」(なうしか)
・9位「姫星」(きらら、きてぃ)
・10位「琉絆空」(るきあ)

※2019年のランキング記事

うーん、かなり香ばしいですね・・・

5年後の2024年に調べ直したランキング記事では、以下の通りです。

・1位「宝冠」(てぃあら)
・2位「颯良」(そうら)
・3位「崇徳」(むねのり)
・4位「サラン」(さらん)
・5位「ぷもり」(ぷもり)
・6位「亜士武」(あとむ)
・7位「甲子園」(こうしえん)
・8位「友里亜」(ゆりあ)
・9位「亘利翔」(ぎりしゃ)
・10位「琥南」(こなん)


※2024年のランキング記事

傾向はあまり変わってないですね・・・

「崇徳」は平安時代の天皇陛下のお名前でもあるので悪いとは思いませんが、私だったら「畏れ多い」と感じてしまいます。

ちなみに、ネット上には

「キラキラネーム命名機」

という、あなたの名前をキラキラネームに変換してくれるという素晴らしく無駄なアプリがあります。

軽い気持ちで「林 昭裕」と入力してみたところ、

「陽子(ぴっぴ)」

となりました(笑)

これ、学校で絶対いじめられるやつ。

キラキラネームは芸能人やアーティストなどエッジをきかせた仕事をしている人や、私みたいな「スピリチュアル系」ならまだ良いのですが、常識的に考えて「普通の人」にとってはかなりリスキーです。

正直、キラキラネーム自体の波動(エネルギー)は全体的に良くありません。

メリットよりデメリットの方が大きいので、普通は避けるべきでしょう。

キラキラネームが犯罪や貧困を生みかねない理由

以前、ある人から

「悲惨な事件に巻き込まれた子どもの名前は、キラキラネームが少なくない」

と聞いたことがあります。

ネットで検索したところ、そういう記事がいくつか出てきました。

要点として、以下のようなことが学術的に研究されているようです。

  • キラキラネームのような変わった名前は、犯罪や貧困に関係している
  • 変わった名前は、出世や経済活動に不利になりやすい
  • 変わった名前を付けられると、精神的に異常になりやすい

こういうデメリットは、たとえ統計がわからなくとも「そりゃそうだろうな」と素朴に感じるものではないでしょうか。

もはや「姓名判断」や「運気」や「運勢」以前に、「常識があるかどうか」という問題なのでしょう。

安易にキラキラネームをつける親に、子への深い愛情があるとは思えません。

それが子どもの発達に悪影響を及ぼしたり、そうでなくても周囲から奇異に思われたりすることは容易に想像できるので、上記の通り社会的に生きづらくなる可能性は高まるわけです。

なお、有名なのは「悪魔ちゃん命名騒動」ですが、ネットで調べてみると「やはり・・・」と思わざるを得ない記事が出てきました。

その中には「本当に "悪魔" なのは命名した父親だな」というコメントもありました。

前回のブログでも言いましたが、やはり子どもは「天からの授かりもの」である以上、奇をてらった名前をつけてはいけないのです。

キラキラネームは改名できる

運悪く安っぽいキラキラネームをつけられてしまったとしても、大人になれば改名することができます。

過去に「王子様」というキラキラネームを名付けられた男性が、葛藤の後、18歳のとき「肇(はじめ)」に改名した実話がありました。

以下は「赤池肇(あかいけはじめ)さん」の記事です。

別に言わなくてもいいことですが、「赤池王子様」より「赤池肇」の方がよほど波動が良いです。

というか、こう言うのは申し訳ないけど「赤池王子様」がひどい波動なのですよ。

ただ、彼はキラキラネームの弊害を実名で世に問う役割を与えられたのかもしれません。

こういう記事を読んで、親は真剣に子どもの名前を考えてもらいたいものです。

なお、改名の方法を簡単に言うと以下の通りです。

・15歳以上であれば親の代理や同意なしに申立てを行うことができる。

 

・住所地(住民票がある市区町村)を管轄する家庭裁判所に以下の書類を提出し、申し立てる。
 

1.名の変更許可申立書・発行から3か月以内の戸籍謄本(全部事項証明書)

 
2.名の変更が必要な理由を証明する資料(具体的には、通称を使用して出した年賀状など)


もう一つ法的なことを述べると、「改正戸籍法」の改正によって今後は安易なキラキラネームをつけることができにくくなります。

常識的に考えられない親が一定数いるのであれば、最善策ではないけれど、法的に規制せざるを得ないのでしょうね。

以上、よほどの理由がない限りキラキラネームはつけるべきではない、という話でした。


追伸1

このブログを読んでいただいた方から以下のコメントをいただきました。

これは参考になると思いましたので、シェアいたします。

林さんが『キラキラネーム』について述べておられますが私も同様なことを感じています。

 

そのことに関連する話で私が先輩から聞いたことがあるのですが(この先輩は医療従事者です)

 

キラキラネームをつけられた子供が病院に運び込まれた場合、普通の(ごく一般的な)名前をつけられた子供が運び込まれた場合に比べて

 

「圧倒的に予後が悪い!」

 

「もうメチャクチャ分かり易いくらいにキラキラネームと一般的な名前との予後の差がある」

 

と話していました。

現場の話ですから説得力がありますよね。

これは流行りやノリでふざけた名前をつけた、ある意味「カルマ」なのかもしれません。

子どもからすればたまったものではありませんが、上でご紹介した赤池さんみたいに改名は可能ですから、くじけないでいただきたいなと思います。


追伸2

当方では「漢字の画数を使わない独特の姓名判断」を行っています。

ご興味があれば以下のページをご覧ください。

改めて、このブログの要点
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第285回:現実を本当に変えるには、理想の真の力を思い知ること。理想は現実そのもの。https://prism-life.com/podcast_285/Fri, 20 Dec 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17685

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このブログの要点
  • 改名だけで運勢は変わらない。改名をきっかけに気分を一新し、前向きに生きた結果として運勢は高まる。
  • 姓名判断を利用するのも一つだが、流派によって考え方が異なる。正解探しではなく、人間として信頼できそうな専門家にお願いすること。
  • 画数より大事なのは、親がどんな祈りや願いを持って「その名前」にしたのかという想い。企業名であれば、社会にどう知られたいのか、何の価値を提供したいのかという理念が大事。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回のブログは「安産祈願をスピリチュアルヒーリングで行った成功事例。難産になるのは○○だから」というタイトルでした。

これに関連して、今回から数回「名付け」「姓名判断」「改名」などについて取り上げてみます。

「改名で運気が変わって成功した」芸能人のエピソードは本当か?

以前、野性爆弾のくっきーさんが名前を

『くっきー』から『くっきー!』に改名

という芸能ニュースを見たことがあります。

記事によれば、ある番組の企画で占い師から

・『くっきー』は7画のため、1画足した方が良い。
 

・記号は1画とみなすため、「!」を足して8画にした方が良い。

という助言を受けて改名したとのこと。

果たしてこの改名に運気改善の効果はあるのでしょうか?

私は姓名判断に詳しくありませんが、「名前そのものの波動(エネルギー)」を観るのは仕事の一つです。

正直、「くっきー」も「くっきー!」も波動的には「ほぼ同じエネルギー」です。

なので、あとはご本人の好みや世間での受け取られ方などを総合的に考えて判断すれば良い。

「!」がついた方が勢いがあるし、ご本人が見せているキャラとも親和性がありますよね。

良い名前をつけさえすれば、改名しさえすれば運気が改善されるというのは安直な考え方です。

名前を変えただけでオーラがガラッと変わる、なんて人は今まで一人も見たことがありません。

そもそもくっきー!さんは芸人としての能力だけでなく、マルチに活動できる才能があるから売れているわけで、名前を変えただけで売れるわけがない。

改名はあくまで「心機一転」といった気持ちの切り替えや、「世間からもっと親しみやすく認知してもらう」といった社会的な影響を意図して行うもの。

どうか「改名で運勢がガラッと変わります!」などの軽薄なネット記事などに引っかかりませんように。

ちなみに、『くっきー』の前は本名の『川島邦裕』だったようですが、改名の理由は

「街を歩いていて『川島』って呼び捨てにされるのが嫌だった」

という「現実的な理由」からですね。

それで良いのです。


なお、私(林 昭裕)の名前も姓名判断で考えていただいています。

これはサラリーマン時代に縁あって知り合ったある経営者さんが、「裏の顔」として姓名判断をなさっていたことがきっかけです。

誰でも知っている有名人のご子息の命名などをされているので、表には一切出ていませんがとても力量のある方です。

私は別に改名しようとは思っていなかったのですが、この先生の欲のない朗らかな人間性に惹かれ、こちらから名付けをお願いした次第です。

なんと完全にご厚意で、無償で付けていただいたのですよ(しかもその後お食事までご馳走になりました)。

客観的に観て、この名前はとても強い波動です。

でも、それでもって運気が本当に上がるかどうかは、もちろん私次第であります。

なお、当ブログ更新時点でこの名を付けていただいてから10年以上、私はスピリチュアルの仕事を続けることができています(本業と関係ないバイト等は一切していない)。

この成果は決して名前だけの力によるものではないでしょう。

ただ、純粋にご支援いただいたことへの感謝の念が、自分の精神的な力となっていることは間違いありません。

(ちなみに、この先生の「表向き」の事業である某サービスは、ささやかな恩返しだと思って現在も利用し続けています)

お子さんの名付けで姓名判断を活用するときの注意点

生まれた赤ちゃんの名付けはどうすればいいのでしょうか。

中には姓名判断の専門家に鑑定依頼する人もいるでしょう。

必要だと感じるなら、やれば良いと思います。

ただ、困ったことに姓名判断にはいろんな流派があり、中には見解が真逆なものも。

ですから、素人が首を突っ込むと余計に混乱するかもしれません。

最も大切なことは、親が生まれてくる赤ちゃんに対し「良い人生を歩んでもらいたい」という願いです。

画数だけでなく、名前の漢字にもいろんな願いが込められているわけですよね。

そうやって「親が子の幸せを願う気持ち」さえ深ければ、基本的に名前は何でも良いのではないでしょうか。

その上で、もし姓名判断を参考にするのであれば、なるべく人間的に信頼できる方にお願いしましょう。

すでに述べた通り、名前だけで運命は変わりませんから、「名前で運勢は全く変わる!」と吹聴する専門家は避けるべきです。

いくら「この芸能人は改名してから運勢が良くなった!」とエビデンスっぽいことを語る人がいても、そこに直接的な因果関係はありません。

名前はあくまで「外側のラベル」に過ぎないのです。

もちろん、だからといってメチャクチャな名前を付けていいわけではありませんが。


ちなみに、私も赤ちゃんの名付けをお願いされることがあります。

私は姓名判断でなく「波動を観る専門家」なので、依頼者であるご両親にお名前の候補をいくつか用意していただきます。

画数には特にこだわりません。

私はお腹の赤ちゃんの波動(オーラ)を観ることもできます。

そうして、お腹の「赤ちゃんの波動」と「候補の名前の波動」をすり合わせ、なるべく両者の波動がマッチングしている名前を推奨しています。

基本的にはこのスタンスで進めますが、最終的に決めるのはご両親です。

例えばお腹の赤ちゃんの波動からすると「やさしい性格」の場合は、「やさしい波動の名前」をつけるのがスタンダードです。

でも、ときに「やさしい性格を持ちながらも、強くたくましく生きてほしい」と願う場合もあるでしょう。

そういうときは、あえて「強い波動の名前」をおすすめするケースもあります。

名前に「正解」はありません。

どんな意図を持って、どんな願いを持って「その名前」にしたかが大切なのです。

やがて子どもが言葉を理解する年齢になったとき、「おまえの名前はこういう願いをもって付けたのだよ」と言えるものがあればいいのです。

なお、先ほど述べた私の名前を考えてくださった先生は、もちろんご子息のお名前もしっかり考えて付けておられるのですが、「なかなか名前通りには育ってくれないね」と苦笑いしておられました。

もしその名前通りであれば「ものすごく出世している運命」であるはずなのですが、実際はそうでもない。

そう、結局はその人自身がどう生きるかという人生観や理想こそ、名前よりずっと大事なことは言うまでもありません。

例えば、当サイト名『マジスピ』には「真のスピリチュアル/脱お花畑スピリチュアル」という意味が込められています。

ここには商業主義的で、軽薄で、エゴを刺激するだけの「名ばかりスピリチュアル」なんて絶対やりたくない!という意志があります。

画数なんて全く考えてない(笑)

もちろん単に名付けただけでは意味はありません。

本当に私自身が「真のスピリチュアル」を実践しているのかどうか、そしてそれをわかりやすく発信できるのかどうか、『マジスピ』の名によって常に問われています。

このように、名前に込められた意図や願いを「座右の銘」のようにして生きていくことが、姓名判断の根本となります。

赤ちゃんに名前をつけるご両親は、「天は、神様は、この子にどのような役割を与えているのだろうか」ということを問いながらお考えになると良いと思います。

企業や店舗名であれば、「社会にどのように知られたいのか」を意図したわかりやすいネーミングにするのが大事です。

また私の『マジスピ』のように、どんな価値や理念を込めるかという方向性でも良いでしょう。

名前だけで運勢や価値は決まりませんが、一方で「名は体(たい)を表す」と言われる通り、できるだけ名前にこだわることも大事です。


追伸

当方では「漢字の画数を使わない独特の姓名判断」を行っています。

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第284回:神社仏閣での正しい祈り方。神仏の波動に合う願望の大きさが望ましい。https://prism-life.com/podcast_284/Fri, 13 Dec 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17653

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム ... ]]>

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。

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安産祈願をスピリチュアルヒーリングで行った成功事例。難産になるのは○○だから。https://prism-life.com/birth_healing/Thu, 12 Dec 2024 14:23:41 +0000http://prism-life.com/?p=2525

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回も前回のブ ... ]]>

このブログの要点
  • 難産は妊婦と胎児とのオーラが調和しないことで起こる。スピリチュアルヒーリングはそれをサポートする。
  • 妊婦が心身の健康を心がけることが根本だが、胎児側がこの世に生まれることへの恐怖心で難産になることもある。
  • 私たち大人も胎児も、この世に生まれてくること自体が大変であり、また奇跡でもあることに思いを馳せなければならない。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

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今回も前回のブログ『モノにも魂・意識・気・エネルギーがあるので、感謝を込めて交流するとお互い高め合える』に続き、ヒーリングの話をしていきます。

難産になるのは妊婦と胎児との「波動調整」が不十分だから

このブログを投稿する少し前、『遠隔・宇宙ヒーリング』というヒーリングメニューにおいて、

「出産日に合わせてヒーリングしてほしい」

というご依頼をお受けしました。

いわゆる「安産祈願」をヒーリングでお受けすることは可能です。

(※ブログ更新時点で、ヒーリング系のメニューは定額ではなく「ご寄付・ご喜捨」で運営しています)

このブログ投稿の9ヶ月ほど前にも、別の妊婦の方から「出産直前のヒーリング」をお受けしたことがあります。

その結果、

「すごい安産でびっくりしました!」

というお声をいただいたのです。

ヒーリングしている私自身も不思議な気持ちです。

男ゆえ体感できないので・・・いったいどうなっているのでしょうね。

もちろんヒーリングの効果は科学的に証明できませんし、現実的には産む妊婦の体力と精神力、医療や家族のサポートが安産の土台にあります。

ただ、本格的なスピリチュアルヒーリングの文献を読むと、ヒーリングを通じて無事安産に至ったケースは外にも見られます。

なのでハッキリと効果は謳えないものの、私自身も体験している事実も踏まえると、決して荒唐無稽ではないのだと思います。

なお、難産になる理由はいくつかありますが、根本的な理由は

「妊婦と胎児との〈波動調整〉が不十分である」

ということです。

難産は「妊婦と胎児の生命エネルギーがうまく噛み合っていない」ところから生じます。

その現実的な理由として、まず妊婦さんの肉体面と精神面の不調和があります。

妊婦さんの食生活の乱れやアルコールやタバコの過剰摂取などがあると、当然ですが肉体は不健康になります(これに伴って精神も乱れます)。

また生活や未来に不安があっても、精神面はネガティブになります。

こうなると生命エネルギーが胎児と合わなくなり、それが難産の可能性を高めるわけです。

これは常識的に理解できるのではないでしょうか。

妊婦さんの生活習慣が不調和の場合、ヒーリングをしてもうまくいかない可能性が高まります。

やはり虫の良い話はなく、スピリチュアル的に言えば「(現世での)カルマ」ということになるでしょう。

ですから、難産を避けたいなら安産祈願で神社に参拝するだけでなく、肉体と精神の健康に留意しなければなりません。

これには家族のサポートも必要ですね。

難産になるのは、胎児がこの世を怖れているから?

一方で、いくら妊婦さんが肉体と精神の健康に気をつけていても、難産になる場合があります。

この場合は出産以前から「つわり」がひどいことが多い。

これもまた「妊婦と胎児との〈波動調整〉が不十分である」ということなのです。

ただ、これは必ずしも妊婦さんが原因とは言えません。

実は、胎児の側に主な原因が隠されていることがあります。

これはまず「胎児自身が地球に生まれることへの恐怖心」が考えられます。

地球というのは、「波動の低い惑星」なのですよ。

話は広がりますが、宇宙には地球以外にも「知的生命体」の住む星がたくさんあります。

現在の地球科学の技術では観測できませんが、宇宙にはいろんな「文明世界」があります(科学的には証明されていませんが、広大無辺の宇宙を仰げば「ある」と考えるのが自然ではないでしょうか)。

その中で比較すれば、地球は美しい自然を持つ豊かな星ではあるものの、人間が生きるには「修行星」と言えるハードな世界なのです。

だからこそ「魂を磨く」ために地球はふさわしい場ですし、それを理解した上で魂は地球に転生してきます。

私たちもそれをわかった上で、生まれているのですよ。

このハードな世界の中で苦悩を抱えながら生き、それでも恩と感謝を忘れず、奉仕や献身に生きようと願い続けることが尊いのです。

けれども、あの世の魂がこの世に赤ちゃんとして「天降る」とき、「この世」と「あの世」のギャップに苦しみ、波動調整が難航する場合があります。

胎児側がハードな地球が怖くて「やっぱりやめようかな・・・」とビビったり、出産が近づくほど「過去世の苦しい記憶」をぶり返して引っ込み思案になったりする。

職業柄、お腹の胎児の波動(オーラ)を拝見することもありますが、繊細な性格を持っている子は「やっぱりやめようかな・・・」とビビってしまう場合があります。

心理学に「バーストラウマ」という言葉があります。

これは「完全に安心安全な子宮」から「荒々しいこの世界」に産み落とされることへの深いトラウマを、誰もが大なり小なり無意識レベルで抱えていて、これを解放するセラピーを行う心理学の分野があります。

それほどこの世に生まれてくるのは「覚悟」や「決心」が問われるのでしょう。

なので妊婦さんがお腹の子に対して心から幸せを祈ったり、妊婦さん自身が普段からポジティブな気持ちを抱いたりすることは、お腹の子へのエールになります。

「胎教」もそのためにあるのです。

ただ、妊婦さんの側でできることはやっても、それでも難産になるケースはある。

そこで、スピリチュアルヒーリングの出番なのです。

このヒーリングでは、「妊婦さんの波動」と「お腹の赤ちゃんの波動」とを調和させるべく働きかけます。

いわば両者の波動をうまくマッチングさせるのが、ヒーラーの仕事ですね。

もちろんお腹の赤ちゃんも人格があり波動(オーラ)を放っていますので、私などはそれを観ながら対話をしていくのです。

赤ちゃんが繊細な子でこの世への恐怖心を持っているのなら、「大丈夫だよ」とテレパシー的に励ますこともありますし、そもそも「君は何のために地球に生まれようと思ったのかな?」と本来の目的を再確認してもらうこともあります。

これこそ本当の「スピリチュアル・カウンセリング」ですね。

どこからどこまでがヒーリングの効果なのかは明確にできませんが、ご依頼をお受けしたケースについては前述の通り喜んでいただきました。

すでに大人になっている私たちもこれから生まれてくる赤ちゃんも、この地球に生を享けるということは普通のことではありません。

なぜだかわからないけれど、宇宙から「魂の進化と向上」という天命を与えられている。

それは言い換えれば「苦悩を超えていく」ということですが、ときにその壁の前で恐怖や不安に襲われる。

これは私たち大人もそうですし、いや、すでに生まれるときから始まっているのです。

赤ちゃんの屈託のない笑顔の裏に「魂としての挑戦」があることに思いを馳せるとき、子どもに対する愛はより深まるのかもしれません。

改めて、このブログの要点
  • 難産は妊婦と胎児とのオーラが調和しないことで起こる。スピリチュアルヒーリングはそれをサポートする。
  • 妊婦が心身の健康を心がけることが根本だが、胎児側がこの世に生まれることへの恐怖心で難産になることもある。
  • 私たち大人も胎児も、この世に生まれてくること自体が大変であり、また奇跡でもあることに思いを馳せなければならない。

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【ご感想】自己探求カウンセリング「親との関係性を整理できました」https://prism-life.com/%e3%80%90%e3%81%94%e6%84%9f%e6%83%b3%e3%80%91%e8%87%aa%e5%b7%b1%e6%8e%a2%e6%b1%82%e3%82%ab%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%80%8c%e8%a6%aa%e3%81%a8%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82/Mon, 09 Dec 2024 22:00:00 +0000https://prism-life.com/?p=17603

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第283回:スピ系の”夢を叶える成功法則”のウソを見抜く。単純化したメッセージに気をつけろ。https://prism-life.com/podcast_283/Fri, 06 Dec 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17594

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モノにも魂・意識・気・エネルギーがあるので、感謝を込めて交流するとお互い高め合える。https://prism-life.com/monohealing/Thu, 05 Dec 2024 04:34:00 +0000http://prism-life.com/?p=2513

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は「スピリ ... ]]>

モノのスピリチュアル・レイキヒーリング
このブログの要点
  • 調子の悪い機械に「スピリチュアルヒーリング」を施せば、良くなる場合がある。
  • 物質にも「魂・意識・気・エネルギー」が宿っているのは波動的に事実であり、神道や仏教でも同じような教えがある。
  • 日常で使うモノにも感謝や敬意を持って「交流する」ことで、精神的な豊かさを深められるとともに、パフォーマンスを高めることにもつながる。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は「スピリチュアルヒーリング」の話をきっかけに、「モノにも魂が宿っている」という話をします。

「日常におけるスピリチュアルの実践」としてご参考になれば幸いです。

スピリチュアルヒーリングで調子の悪い機械を直した件

冒頭の写真の通り、調子の悪いプリンターにしばらく手を当てる「スピリチュアルヒーリング」をして数分すると、元の調子に戻りました。

こういう世界が初めてだと「えっ???」と驚くかもしれませんが、本当です。

改めて「ヒーリングは面白いなぁ」と思ったので、その感動の勢いでブログを作成することにしました。

私は「レイキヒーラー養成講座」というヒーリング講座をやっているのですが、「レイキヒーリング」はスピリチュアルヒーリングの一つです。

職業柄、パソコン、スマホ、音楽プレーヤー、照明器具、エアコン、ドライヤーなど、調子が悪い機械には、まずスピリチュアルヒーリングを行います。

それで調子が良くなる場合もあれば、元に戻らない場合もあります。

もちろん、物理的なダメージが強い場合や経年劣化が激しい場合、回復はかなり厳しい。

100パーセントの効果は保証できないものの、ヒーリングによって少しでも長持ちするモノがあるなら、それだけ経済的にも環境的にもプラスになるはず。

こういう世界に馴染みがないと不思議に感じたり、中には「オカルト」だと疑ったりする人もいるかもしれません。

もちろん「何でも直せる」と断定するのは、それこそオカルトです。

私も「レイキヒーリング」の講座で「何でも直せますよ!」と言うつもりは一切ありません。

ただ、スピリチュアルヒーリングには物質科学の世界を超えた「不思議な何か」があるのは、これまでの体験として確信しています。

その「不思議」の根本は、モノにも「魂」が宿っているということ。

人間の魂とは存在のしかたが違いますが、生命がないように感じるモノ(物質)にも魂があるのです。

これは日本人の感性としては、受け入れやすいのではないでしょうか。

「すべてのモノには魂が宿っている」というのは、日本神道の考え方だからです。

例えば、神社の中にはアマテラスやオオクニヌシなどの神様を祀っているだけでなく、モノを祀っているところもあります。

「包丁(刃物)」の神社もあるぐらいですね。

現在はあまり聞きませんが、昔は「針供養(はりくよう)」という風習もありました。

針供養:折れ、曲がり、錆びなどによって、使えなくなった縫い針を供養し、近くの神社に納める行事。

これは「包丁のおかげで料理ができること」「針のおかげで裁縫ができること」に対し、感謝の気持ちを示したもの。

包丁や針が単なる「ブツ」という認識であれば、いくら生活に役立つ道具とはいえ、神社を作ることはなかったでしょう。

われわれ日本人はモノを単なる「ブツ」ではなく、「魂が宿っている存在」と観ているわけです。

仏教でも「山川草木悉皆仏性(さんせんそうもくしっかいぶっしょう)」という言葉があります。

これも「万物には魂が宿っている」という、全く同じ考え方ですね(これを専門用語では「アニミズム」と言います)

この「魂が宿っている」ことを違う言葉で言えば

  • 「意識」がある
  • 「気」がある
  • 「エネルギー」がある

ということです。

これは本当です。

私は人間の波動(オーラ)だけでなく、「モノの波動」を観ることもできるので、「物質にも魂/意識/気/エネルギー」が宿っていることを確信しています。

ただ私みたいに波動がわからなくとも、例えばゴールドやダイヤモンドは他の鉱物と比較したら価値が高いと誰しも感じるのは、実際に「波動レベルが高いから」です。

私たちは普通、波動の高さを「輝き」や「きめ細かさ」として感じています。

オリンピック競技の1位が金メダルが2位で銀メダルなのも、大半の人は金の方が価値が高いとわかった上なのですね。

なお、そんな波動のわかる私が実際に選んだ「波動の良いモノ・コト」というページがあります。

以前は限定コンテンツでしたが、現在は無料で開放していますので、よければ生活の質の向上のご参考にしてください。

身近なモノと「波動的な交流」をすることが精神的豊かさを生む

「モノにも魂がある」と認識すると、モノを粗末にすることができなくなります。

ぞんざいに扱ったり、平気で捨てたりすることを躊躇するようになるわけです。

そうなれば、自分が本当に大切にできるモノを、なるべく長く使うよう心がけるでしょう。

これは昨今流行りの「SDGs」、環境負荷の軽減や持続可能性にも寄与する考え方ですね。

そして、モノを「意識ある存在」として愛する気持ちで扱うようになると、そのモノの波動(エネルギー)は高くなります。

その結果、経年劣化が遅くなったり壊れにくくなったりするのです。

他にも服を愛しながら着れば、「なんとなく明るく見える」ようになります。

革靴をしっかり磨くのは、単にきれいにするだけでなく靴への「愛情」を伝えているのです。

愛情を与えられた服や靴の波動は高まるとともに、着る人間とより調和するようになる。

そのことによって、傍から見れば明るさや清潔感が増すわけです。

なかなかいいでしょ?

(もちろんそれがボロボロの服や靴であればさすがに見栄えは良くないので、程度問題です)

ついでに言えば、これはモノではなく植物ですが、「今日もきれいだね」とか「いつもありがとう」とか明るい言葉をかけながら水をやると、育ちが良くなったり枯れにくくなったりするのは、ご経験があるかもしれません。

もちろん植物にも「意識」があるので、人間側の意志や働きかけにはしっかり応えてくれます。

今回取り上げたプリンターやパソコンなどの精密機器は文字通り「精密」なので、使っている人間の意識波動や、場のエネルギー波動の影響を受けやすい。

例えば、私は「スピリチュアル屋」として独立するかどうかという精神的葛藤を抱えていた時期、購入して半年足らずのパソコンが壊れたことがあります。

外出用のサブパソコンでそんなに使ってはいなかったのに、画面が完全にブラックアウト。

これはいくらヒーリングを施しても治りませんでした(他のパソコンでは直ったものもありますが)。

他にも時計が壊れたり靴がパックリ破れたりと立て続けに起こったことで、当時の私は

「これは何とかしないとマズいな・・・」

と直感したことが、先行き不透明な独立へ向かうきっかけの一つになりました。

「単にモノが壊れただけ」とスルーするのではなく、「もしかして何か大切なメッセージがあるのかもしれない」と一度考えてみることが大事です。

モノには意識があるので、本当にメッセージを発している場合もあるのです(ただし何でもメッセージを読むのは疲れるので、ほどほどに)。

このブログを更新している少し前も、掛け時計が完全に壊れました。

けっこう値の張る時計だったのですけど・・・

でも最近は人生に変化が起きつつある時期なので、「時」を象徴する機械が壊れたのは、私は「何か大切な意味がある」と受け止めています。

冒頭の故障したプリンターの場合、その原因はスピリチュアル的には「交流が不足していた」だと考えられます。

繰り返し「モノにも魂がある」と述べましたが、実は私たちは日常の中でさまざまなモノと「交流」しています。

ですから、例えば生活の中でハサミやボールペンを使うときでも、意識して感謝の念を抱くようにすれば、波動的に深く交流することができます。

その結果、場合によってはハサミの切れ味が良くなったりインクの出が良くなったりするかもしれません。

たとえそういうメリットがなくとも、モノにも意識があるとわかれば、なるべく交流することが精神的な豊かさをもたらすでしょう。

昔の職人は道具をとても大事にしましたが、それはしっかり手入れすることが仕事のパフォーマンスに大きく影響することを体験的に知っていたからでしょう。

「スピリチュアル」と言っても目に見えない波動や守護霊やアセンションのことだけはありません。

その実践は、本当は身近なところにあるということを忘れてはならないのです。

それをより深く実践できる「レイキヒーラー養成講座」なので、ご興味があればご覧になってみてください。


ちなみに冒頭の写真の通り私は「ブラザー」のプリンターを使っているのですが、後にブラザーにお勤めの方がカウンセリングに来られました。

このブログをご覧になったようで、「ウチの製品を使っていただき、ありがとうございます」と言われましたね。

どこでどうご縁がつながるか、わからないものです。

改めて、このブログの要点
  • 調子の悪い機械に「スピリチュアルヒーリング」を施せば、良くなる場合がある。
  • 物質にも「魂・意識・気・エネルギー」が宿っているのは波動的に事実であり、神道や仏教でも同じような教えがある。
  • 日常で使うモノにも感謝や敬意を持って「交流する」ことで、精神的な豊かさを深められるとともに、パフォーマンスを高めることにもつながる。
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第282回:引き寄せの法則はエゴの法則。ヘタに実践すると魂が汚れてしまう。https://prism-life.com/podcast_282/Fri, 29 Nov 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17533

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム ... ]]>

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。

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ながら聞きのススメ
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スピ系が教えない「引き寄せ力」アップのために知るべき”宇宙の法則”とは?https://prism-life.com/hikiyose_hikiuke/Wed, 27 Nov 2024 15:23:28 +0000http://prism-life.com/?p=2497

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回も「引き寄 ... ]]>

このブログの要点
  • 引き寄せたい夢や願望の価値が高いほど、それ相応の代償を支払わなければならない。
  • 「不幸と幸福はセット」なのが宇宙の法則。まず都合の悪いものを「引き受け」ない限り、都合の良い「引き寄せ」は起こらない。
  • 都合の悪いものを引き受ける勇気を培うには、引き寄せたい願望はエゴではなく「魂から望むもの」でなければならない。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回も「引き寄せの法則」について、他のスピ系の人があまり言っていないことを述べてみます。

※「引き寄せの法則」に関する過去記事

価値の高い夢や願望を叶えるには、必ず代償が伴う

これまで述べてきた通り、多くの人は「引き寄せ」を実践することによって、かえって波動(オーラ)を重たく暗くしています。

それは「エゴ」に基づく渇望感や欠乏感をベースに「引き寄せたい」という欲を燃やすからです。

前回のブログで述べた通り、真の引き寄せは「満たされた状態」から始まります。

説明しなくともわかるでしょうが、エゴはとてもわがままで自己中心的ですね。

エゴは快楽や安心を好み、苦痛や混乱を避けようとする。

なので、エゴは自分に都合の良いものを「引き寄せたい」と願うわけです。

私も含め、もしたくさんのお金が入ってきたり理想のパートナーシップに恵まれたりしたら、エゴにとってうれしいことですね。

(もちろんそれが「魂の深い願い」にも合致していれば、この上なく幸せなことです)

ただ現実を見つめれば、そんな好都合なラッキーなんて極めて少ないことは、誰でもわかるはず。

むしろ、生身の現実では苦しいこと、辛いこと、嫌なことをより多く感じるもの。

だからこそスピ系が好きな人の多くは、「引き寄せの法則」に惹かれるわけです。

でも、いくら引き寄せの法則を実践したところで、ラッキーやハッピーの連続であるはずがない。

第一、何度言っても言い足りないぐらいですが、「引き寄せの法則」は法則ではなく一種のファンタジーなのです。

本当の真実とは、

「禍福はあざなえる縄のごとし」

(意味:「災禍」と「幸福」は、ねじり合わせた縄のように表裏一体である)

ということ。

言い換えれば

「何かを得れば、何かを失う」

「何かを成し遂げるには、必ず代償が伴う」

これこそ「宇宙の法則」と言えるものです。

ですから、本当に欲しいものを引き寄せたいなら、何かを失ったり代償を支払ったりするのは避けて通れません。

わかりやすく言えば、本当に欲しいブランド物を手に入れるには、必ず代金を支払わなければならない。

そのためには、普通は働いてお金を貯めなければならない。

代金を支払わずに手に入れたいと思うのは無理な話ですし、実際にそれを行動に移したら犯罪で捕まります。

したがって、「お花畑スピリチュアル」が絶対に言わないであろうことを言うと、

「あなたの引き寄せたい願望の価値が高いほど、それ相応の代償を支払う覚悟が問われる」

ということです。

この覚悟と、それを引き寄せるための「現実的努力」ができる人が、最後は勝利する。

・・・いや、現実をシビアに眺めれば、いくら努力しても引き寄せられない場合もあります。

以前のブログでも言いましたが、すべての人が夢を叶えられるわけがないのですから。

夢を叶えられるのはいつも少数だからこそ、その夢には価値があるのです。

もし全人類が夢を叶えられる世界になってしまったら、夢は完全に価値を失うのですよ。

そんな簡単なこともわからない一部のスピ系が、引き寄せの"法則" などと言って、今日も幻想を振りまいています。

そして、欲に目がくらんだ人たちが、その幻想に縋(すが)るのです。

「引き受け」が実践できないと「引き寄せ」は起こらない

さて、「禍福はあざなえる縄のごとし」「何かを得れば、何かを失う」という宇宙の法則を踏まえたとき、引き寄せは現実味を帯びてきます。

そこから生まれてくる態度は、「引き寄せ」とは似て非なる言葉である

「引き受け」

ということです。

「引き受け」とは、運命の側から投げかけられるものが、たとえエゴにとって都合が悪いものであっても、「すべて自分が引き寄せているのだ」と文句を言わずに受け入れること。

「引き受け」は、「引き寄せ」とカードの裏表になるほど大切な考え方です。

都合の悪いことの「引き受け」ができない人間は、都合の良いことの「引き寄せ」は、絶対できません。

「禍福はあざなえる縄のごとし」の言葉の通り、「都合の悪いこと」と「都合の良いこと」はセットになっているため、「都合の悪いこと」も引き受けなければならないのです。

順番としては「引き受け」が先です。

漢字の並びを見ても、「禍→福」であって「福→禍」ではありません。

これは何か大きな夢や願望を「引き寄せた」人たちの生き方を観察すれば、すぐにわかります。

大半の人は悪条件やゼロからスタートし、苦労や困難を乗り越えて成功しています。

現在はバンバン引き寄せているようなすごい人でも、最初は「都合の悪いこと」を引き受けるところから始まったのです。

(無名の私ですら、いじめ、引きこもり、過食症、家出、肌に合わない組織勤め、借金、風呂なしアパートなど、最初は都合の悪い状態からスタートしました)

もちろん最初から好条件やラッキーに恵まれた人も少数ながらいますが、例えば「天才子役」と言われた人たちのその後の歩みを見れば、残念ながら中途で挫折するケースは珍しいことではありません。

最初に「福」に恵まれた後は必ず「禍」が待っているのであって、その苦労や困難を乗り越えなければ、次の「福」はありません。

ついでに言えば、最初に恵まれると次の「禍」を乗り越える根気を持ちにくくなるので、それを考えれば困難からスタートした方が良いのかもしれません。

このように、私たちの運命というものは「禍福はあざなえる縄のごとし」なのです。

たとえ「引き寄せの法則」の実践として「ワクワクすることだけを思い描いた」としても、現実的には必ず「ワクワクできない都合の悪いこと」がやってきます。

多くのスピ系や引き寄せ本は、ファンタジーであるためにこの現実はスルーします。

「本当に引き寄せたいなら、死ぬほど努力しろ」というリアルを本に書いたところで、当たり前すぎて売れるはずがないからね(笑)

そうではなく、あくまで「努力しなくていいよ」「頑張らなくていいよ」「そのままのあなたでいいよ」という聞こえの良いウソをアピールしなければならないのです。

そんな魂を堕落させるウソを語るのが「スピ系」なのだから、マジで冗談じゃねえよ!と言いたくなります。

真の引き寄せは苦労や困難を「魂の糧」とすることから始まる

たとえお金をラクして引き寄せたい、理想のパートナーシップを苦労なく引き寄せたいという「エゴ」が最初の動機であっても、本当にそれらを現実に引き寄せたいなら、安易さを捨てて努力しなければなりません。

お金を引き寄せるようになるには、詐欺やギャンブルでもない限り、他人から信頼される人間にならなければなりません。

理想のパートナーシップを引き寄せるようになるには、自分こそ「相手の理想にふさわしい人間」にならなければなりません。

それを目指す中に「人間としての成長」があるのです。

その努力は、自分の実力・人望・魅力・お金・チャンスのなさを「引き受ける」ことから始まります。

たとえ苦しくとも、悔しくとも、みじめであっても、本当に価値あるものの「引き寄せ」のためには、「引き受け」から逃げてはならない。

運命の「福」の部分を引き寄せるには、「禍」の部分を「魂の学び」や「成長の糧」として引き受けることが、本当の「引き寄せの法則」です。

これは誰でも確実に再現可能な、正真正銘の「法則」なのです。

もし「禍」の部分を引き受けたくないのであれば、それは単なる「エゴの悪あがき」だと思ってください。

そんな精神的に未熟な人間が、本当に価値の高いものを引き寄せられるわけがありません。

「価値の高いものを引き寄せたい」と願うのは、大いに結構なことです。

二度とない人生なのだから、できれば大きな夢や願望を叶えたいものです(別に大きくなくても構いませんが)。

ただ、大きな夢や願望を持ち続けていると、その「反作用」として、必ず大きな困難や試練がやってきます。

先ほど述べた通り、「何かを成し遂げるには、必ず代償が伴う」からです。

その困難や試練を引き受けるためには、その大きな夢や願望が「魂から望むものであること」がとても大切です。

それが心の底から引き寄せたい、達成したいと強く思うものだからこそ、困難や試練を引き受ける勇気が湧いてくるわけですよね。

だからこそ、引き寄せたい願望はエゴに基づかない方がいいのです。

エゴがベースだと、少し辛いことがあったらすぐにあきらめてしまうからです。

そんな幼いエゴから脱却できないままだと、いつまでも願望達成をキラキラ謳う自己啓発やスピ系のカモですよ。

私たちは、真剣なスピリチュアル(マジスピ)を泥臭く実践していこうではありませんか。

改めて、このブログの要点
  • 引き寄せたい夢や願望の価値が高いほど、それ相応の代償を支払わなければならない。
  • 「不幸と幸福はセット」なのが宇宙の法則。まず都合の悪いものを「引き受け」ない限り、都合の良い「引き寄せ」は起こらない。
  • 都合の悪いものを引き受ける勇気を培うには、引き寄せたい願望はエゴではなく「魂から望むもの」でなければならない。
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第281回:好転反応とは何か?スピリチュアル・レイキヒーリング後の一時的な体調不良について。https://prism-life.com/podcast_281/Fri, 22 Nov 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17422

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム ... ]]>

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。

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「幸せな引き寄せ」を実現する根本条件とは、実は「引き寄せたい」と思わないこと?https://prism-life.com/hikiyose_misunderstanding/Wed, 20 Nov 2024 15:22:45 +0000http://prism-life.com/?p=2486

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回も「引き寄 ... ]]>

このブログの要点
  • 大半の「引き寄せの法則」実践者はエゴの渇望感や欠乏感を動機としているため、たとえ成功しても心から満たされることはない。
  • 「満たされないから、引き寄せたい」という欠乏動機(心理学者マズローの5段階欲求説)は、宇宙に対して「私は満たされていない」という波動を発信していることに注意。
  • 生かされていることに対する「深い感謝」から湧いてくる成長動機が、「満たされた人生」を現象化することになる。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

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今回も「引き寄せの法則」について考えていきます。

※「引き寄せの法則」に関する記事一覧

エゴの動機から「引き寄せの法則」を始めると、必ず不幸になる

「引き寄せ」で注意すべきことはたくさんありますが、その中でも

「引き寄せ願望は、主に物質的な欠乏感・渇望感から生じている」

ということは、特に気をつけなければなりません。

「引き寄せたいもの」の代表例は、お金・豊かさ・仕事の成功です。

また恋愛・パートナーシップや健康に恵まれたい願望もあります。

これらを欲する動機は、わかりやすく言えば

「うらやましい。自分もああなりたい(でも現実的には難しい・・・)」

ということ。

例えば、

「高価そうな服やバッグを持っているあの人が、うらやましい・・・」

「仕事で成功して高収入で良い暮らしをしているあの人が、うらやましい・・・」

「素敵な恋愛・素敵なパートナーシップに恵まれてそうなあの人が、うらやましい・・・」

というように、大半の欲望は、他人との比較で刺激される欠乏感・渇望感から湧いてきます。

物質的な欲望の場合はわかりやすい。

一方、欲望の中には「精神性が含まれている場合」もあります。

例えば、

「自分も憧れの、あの作家のようになりたい」

「自分も憧れの、あのアスリートのようになりたい」

「自分も憧れの、あのアーティストのようになりたい」

というものです。

精神性を含んだ欲望はチェックが必要です。

もし、憧れの動機が「チヤホヤされたい」とか「高い収入を得たい」とかいうことであれば、物質的な欲望がメインですね。

一方、そのアスリートやアーティストが体現している哲学・スタイル・世界観・精神性・革新性に惹かれているのなら、「物質より高次元の欲求」が動機になっています。

また別の機会に詳しく述べるつもりですが、

真の引き寄せは、物質レベルを超えた「高次元の欲求」から出発しなければなりません。

そうでなければ、必ずエゴの欠乏感・渇望感に苦しむことになるでしょう。

私がいつも「引き寄せを安易に求めると、波動(オーラ)は暗く重たくなってしまいますよ」と言っている理由は、こういうことなのです。

大量消費社会である現代は、ボーっと生きているとメディアや広告によって物欲がどんどん刺激されてしまいます。

その具体例はここで言うまでもないでしょう。

そうして「より便利なものを!」「より豊かな暮らしを!」と求め続けているうちに、「ラクして成功したい」「できればあまり働かないで稼ぎたい」「不労所得や権利収入が欲しい」などの肉体的な快楽を求める欲望が肥大化してしまう。

中には上記のような「憧れの人物のようになりたい」という精神的な欲求もあるけれども、それですら「できればラクしてそうなりたい」「オレも(ワタシも)チヤホヤされたい」「売れっ子の芸能人みたいに贅沢な暮らしがしたい」などと、やはり肉体的快楽を求める欲望が中心となる。

そういう人たちに、ラクして成功できる幻想を与える「引き寄せの法則」はもってこいですね。

スピリチュアル業界の「スピリチュアル(魂・霊性・精神性)」は名ばかりで、お金やパートナーシップなどの「物質的欲望」を実現するための幻想のメソッドとして、「引き寄せ」は飽きずに喧伝され続けます。

スピ系の発信者も、大衆の抱えるエゴを刺激した方が閲覧数や再生回数を稼げるため、そういうコンテンツを多く発信したがる(私はやらんけど)。

そのようにして、欠乏感や渇望感をさらに深める人が多くなるわけ。

ただ、前回のブログでも述べた通り、願望の引き寄せ、夢の実現ができるのは「少数者」だからこそ、価値があるのです。

言い換えれば、「全員が夢や願望を実現するのは、原理的に不可能」なのです。

オリンピックで金メダルを取れるのは、一人だけですよ。

「成功者は一握り」という事実は「地上世界のルール」と言えるのですが、欲に目がくらむとわからなくなる。

そういう人は「ワンチャン、もしかしたら、自分だけは、なんとかなるかもしれない・・・」と淡い期待を抱く。

「ワンチャン」「もしかしたら」「自分だけは」と思っている時点で、「成功者は一握り」だという事実を本当はわかっているのですけどね。

そういう人の大半は成功できません。

(ついでに言えば、怪しい投資詐欺などに騙されやすい人と言えるでしょう。「自分だけは」うまくいくだろうと思って・・・)

自己啓発や引き寄せ本のハウツー本が売れる割に、本当に成功している人はとても少ないのです。

そうすると、今度は自分の運や能力のなさを嘆いたり、成功者を妬んだりする人が出てきます。

「『引き寄せ(の法則)』の通りにならなかったのはなぜだ???」「強く願ったはずなのに、宇宙に通じなかったのか???」と、自分を責めるか、今度は他者を責めることになる。

どちらにしても、それは欠乏感や渇望感というエゴから出発した「動物的人間」の、憐れなる末路なのです。

前にも述べた通り、引き寄せは決して「法則」ではありません。

ただ、それでも「引き寄せ」をやりたいなら、必ず低次元のエゴではなく「高次元の動機」から出発しなければ、必ず不幸になる。

たとえそれで運良く「成功」しようが、エゴから出発しているがゆえに波動(オーラ)は暗く重たくなる。

「波動の観えるスピリチュアルカウンセラー」として、そういう人を数え切れないぐらい観てきました。

それは「魂」として、完全なる敗北なのです。

「真の引き寄せ」は深い感謝と貢献の意欲から生まれる

そもそも引き寄せの法則というのは、

「自分の発する波動通りの現実を引き寄せる」

ということでした。

これは間違いではありません。

だからこそ、物質的な欠乏感・渇望感から出発してはいけないのです。

「まだまだ足りない」「もっと欲しい」「他人がうらやましい」という動機・・・

これは「自分にはない」ということを、宇宙に発信しているのと同じです。

「自分にはない」から、外側から「引き寄せて埋め合わせる」必要があるのです。

「すでに自分の中にある」のであれば、わざわざ外側から引き寄せたいと思うことはありません。

だから、不用意に「引き寄せたい」と思うほど、「自分にはない」という思いを宇宙に発信することになるのです。

その結果として、「自分にはない」という現象をさらに作り出すか、「自分にはない」という思いに苦しむか、あるいはその両方が待っていることでしょう。

たとえ運良く現象的には引き寄せられたとしても、「自分にはない」という思いを手放さない限り、欠乏感・渇望感がなくなることはありません。

引き寄せの法則の実践の中で、「すでにその夢を達成している、ワクワクしている姿を思い描こう」というのがあります。

※以前のブログでも批判的に紹介したことがあります

ただ、もし引き寄せ願望がエゴの欠乏感・渇望感から出発しているなら、いくらワクワクした感情を思い描こうと、まるで穴の空いたバケツに水を注ぐようなもの。

それを先のブログでは「偽りのワクワク」だと述べたのでした。

繰り返しになりますが、真の引き寄せとは、バケツに穴が空いてない状態、つまりエゴの欠乏感・渇望感ではなく、「高次元の欲求」から始めなければならないのです。

「高次元の欲求」は、「すでに満たされている状態」から自然と湧いてきます。

ここで、有名な「心理学者マズローの5段階欲求説」を引用します。

マズローの5段階欲求説の図解
(引用元:マズローの欲求5段階説とは?各欲求を満たす心理学的アプローチを用いたサービス事例【図あり】

この図を参考に述べると、「承認欲求」から下の4つ欲求はすべて【欠乏動機】です。

この4つの欲求が満たされて、はじめて「自己実現欲求」とその上の「自己超越」までたどり着ける(この2つは【成長動機】と言います)。

これがマズローの考え方です。

「引き寄せ」を実践したいなら、基本的な欲求が満たされた状態から始めなくてはなりません。

スピリチュアル的にわかりやすく言えば、

「感謝の気持ちから始める」

ということです。

生きていること、生かされていることへの深い感謝から、お世話になった人々に恩返ししたい気持ち、社会に貢献したい意欲から「引き寄せ」を始めると、エゴによって苦しむことは少なくなります。

苦しみが「ゼロになる」ではなく「少なくなる」と言っているのは、やはり私たちは「ままならぬエゴ」を抱えて生きているからです。

生きるとは、低次元の欲求(肉体)と高次元の欲求(魂)との葛藤であり、その葛藤を乗り越えて生きることがスピリチュアルな実践です。

これは決して簡単なことではありませんが、だからこそ価値があるのです。

いずれにしても、エゴの肉体を抱えながらも、なるべく清らかで、美しく、気高い欲求を抱いて生きることが、真の引き寄せの根本的条件なのです。

そして、高次元の欲求を抱き続けていると、渇望感・欠乏感に囚われにくくなるので、エゴの欲求を満たしたがる引き寄せとは距離を置けるようになります。

このとき、「自分にはある」「すでに満たされている」という波動を宇宙に発信していることになるので、その人は「満たされた人生」を現象化することになるでしょう。

「満たされた人生」は必ずしも社会的成功とは限りませんが、「すでに満たされている」ところから出発しているため、結果がどうであっても幸福でいられるのです。

逆説的に言えば、欠乏感から「引き寄せたい」と思わないほど、皮肉にも引き寄せられるようになる。

これこそ、「偽りの引き寄せの法則」を超えた、【真の引き寄せの法則】なのです。

しかし、エゴの欲望が深い人たち、ニセモノのスピリチュアルな人たちが、引き寄せの法則を自分たちのエゴの次元にまで堕落させてしまいました。

地球の人間界はエゴのエネルギーがまだまだ強いので、「偽りの引き寄せの法則」が幅をきかせている、というわけですね。

私は現時点で全く無名の人間ではありますが、この仕事一本で10年以上やれているのは、たとえ小さくとも「満たされた人生」を生きているのかもしれません。

そのスタートでありゴールは「感謝の気持ちを抱くこと」ですが、これはテクニックでも法則でもない。

この宇宙とは何なのか、愛とは、信とは、義とは、忠とは、恩とは、誠とは・・・と、宇宙と人生の根源について苦悩しながら問い続けるプロセスにおいて、いつか感謝に満たされる瞬間がやってくるでしょう。

その感謝を根本に据えて生きる態度はすでに「満たされた人生」であり、その波動が宇宙と共鳴するところから、エゴを超えた「真の引き寄せ」が始まります。

これこそ、真のスピリチュアル(マジスピ)なのです。

改めて、このブログの要点
  • 大半の「引き寄せの法則」実践者はエゴの渇望感や欠乏感を動機としているため、たとえ成功しても心から満たされることはない。
  • 「満たされないから、引き寄せたい」という欠乏動機(心理学者マズローの5段階欲求説)は、宇宙に対して「私は満たされていない」という波動を発信していることに注意。
  • 生きていること、生かされていることに対する「深い感謝」から湧いてくる成長動機が、「満たされた人生」を現象化することになる。
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第280回:エゴ・思考・感情との向き合い方。ただ静かに見つめるだけで、流れては消えてゆく。https://prism-life.com/podcast_280/Fri, 15 Nov 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17345

■今回のご質問は以下の配信に対していただいています。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォ ... ]]>

■今回のご質問は以下の配信に対していただいています。

第278回目のご感想とご質問(※一部略)

思考=感情=自分、とまでは思っておらず、「思考」はあくまでも思考で、「感情」もただの感情だと。それが「自分」とは思ってなかったのですが、じゃあ「自分」て何なの?という疑問に対し、林さんが今回の音声の中で「意識体」「意識エネルギー」という言葉で表現していたのが、わかりやすく感じました。

「感情」は「ほんとうの自分」ではないとは思っています。なぜなら感情はそのときその時々で変わるから…自分のその時の立場や体調によっても変わるから、それが「ほんとうの自分」というのはしっくりこないなと思いました。

でもじゃあ、ほんとうの自分って??という疑問について、林さんは「それを後ろで超然と見守っている存在」と言われて、そうなんだ〜そうか〜そうだよね、とスッと入ってくる感じがしました。

また、29分以降の解説部分、林さんの解説とてもわかりやすいです。そこで、「自分の内側は必ず沈黙、静けさ」とおっしゃっていて、それはそうだよね、と体感的にも思いました。

でも「静けさを失わないように」ということは、自分で自分の内側を静かに保たなければ、と思っていました。

「内側は必ず沈黙している」という言葉を聞いたとき、そうそうと思う一方、えっそれでいいの?自分で「鎮める」のではなく、そこにある「静けさ」を感じるだけいいの、え?そういうこと?それだけのこと??となってます。

もう15年くらい、「内面を鎮めねば」と思ってたのですが、そんなことしなくても静けさはそこにいつでもある…それだけのこと、ということなのでしょうか??確かに「内面は静か」ですよね…これって誰の奥底も、みんな静けさがありますよね…?

これまでの私の理解だと、自分の内面の静けさを保つことができるひとが、いわゆる悟れたひと??「選ばれし人」いうイメージだったのですが、そうではなくて、そこに「ある」ことにただ気づくだけ、ということ、ですか??

すみません。最後は質問になっちゃいましたがここのところ、教えていただきたいです。お願いします。

■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

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この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

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「引き寄せ」を実践すると運気が下がる?怖れや欠乏感を願望の動機にしないこと。https://prism-life.com/hikiyoserarenai/Wed, 13 Nov 2024 15:22:26 +0000http://prism-life.com/?p=2465

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 前回のブログで ... ]]>

このブログの要点
  • 「引き寄せの法則」を【言霊】として観たとき、波動は低い。なぜなら「自己中心的なエゴ」がついて回るから。
  • 心が満たされていればエゴが少ないので、「引き寄せ」から「与える」生き方へシフトできる。それが真のスピリチュアル。
  • 「引き寄せの法則」を実践しても良いが、その願望に怖れ(エゴ)がないかどうか、注意深く自己観察することが大事。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回のブログでは、「引き寄せの法則」でよく語られる「ワクワク感情」の落とし穴について述べました。

今回はこの続きとして、別の切り口で考えていきます。

悲報:「引き寄せの法則」の波動はかなり低い

私は人やモノの「名前」から、その波動(オーラ・エネルギー)を観ることができます。

つまり「言葉から波動を感じ取る」ことができるのですが、さらに「言葉そのものの波動」を感じることもできます。

スピリチュアル方面では言葉を「言霊」と言う通り、「言葉そのもの」にはエネルギーがあります。

例えば、

・「ありがとう」という言葉そのものの波動は〈良い〉

 

・「ばかやろう」という言葉そのものの波動は〈悪い〉

これはあなたも直感的にわかるでしょう。

スピリチュアル業界で有名な「水からの伝言」の観察実験では、以下の写真の通り「ありがとう」と「バカ」とでは、結晶のカタチが全然違いますね。

これを踏まえた上で、「引き寄せの法則」という言葉そのものの波動を観ると、実は「あまり良くない」ことがわかります。

上の写真の「愛・感謝」のように、真実に近い言葉や表現であればあるほど、水の結晶としては「美しい」し、波動としては「光り輝いている」のです。

他にも「信」や「義」や「誠」など、先人が心の指針として大切にしてきた言葉は特に波動が良い。

これらの波動の良い言葉からすれば、「引き寄せの法則」は比較にならないほど波動が良くない。

それは前回のブログでお伝えした通り、「引き寄せの法則」には "エゴイスティックな欲望を実現させたい" っという人間の思惑が混入してしまうからです。

"引き寄せ実践者" の中に波動(オーラ)が暗く重たい人がいるのは、このためです。

こういう人は「運気を上げたい」と思っているにもかかわらず、動機がエゴなので逆効果になってしまうのです。

もちろん、中には「純粋な動機から湧き起こる願望を引き寄せたい」という思っている方もおられるでしょう。

しかし、もしそれが純粋な動機であるなら、その中心にあるのは「貢献」や「献身」ではないでしょうか。

それは簡潔に言えば「与える」ということであり、実は「引き寄せ」とは真逆のベクトルなのです。

与える対象は「他者」や「社会」である一方、引き寄せる対象はどこまでいっても「自分」です。

「友人のAさんに引き寄せたらいいな」なんて願いは、普通は持たないですよね。

なので、どれだけ純粋な動機から来る願望であろうと、「引き寄せ」という言葉を使った瞬間、それは「自己中心的」になってしまうのです。

これが「引き寄せの法則」の言葉そのものの波動があまり良くない理由です。

個人的にまともだと感じるスピ系の人でも、「引き寄せ」というワードを無自覚に使っているのを見ると、もったいないなと思いますね。

残念ですが、「引き寄せの法則」は【宇宙の法則】と言えるほど高尚なものではありません。

そして、本当は「法則」でも何でもありません。

世の中には願望を引き寄せる「少数者」と、なかなか引き寄せられない「その他大勢」がいます。

願望の引き寄せ、夢の実現ができるのは常に「少数者」だからこそ、価値がある。

この価値は「誰でも確実に再現できる願望実現法はあり得ない」ことによってもたらされていますが、そうであれば引き寄せはとうてい「法則」とは言えません。

それでも強引に「法則」と名付けることによって、失敗したくない人、ラクして成功したいという欲望を持っている人にとっては「精神的なお守り」になるのかもしれません。

私としては「マーケティングに踊らされている」としか思えませんが・・・

「引き寄せ」から「与える」生き方へのシフト

引き寄せの法則の解説の中には、「巧妙な表現」をしているものがあります。

例えば以下のようなもの。

「『引き寄せたい願望』を手放して、別に引き寄せが起ころうが起こるまいがどっちでもいいや、ぐらいの気持ちになったとき、本当に引き寄せられるのです」

この手の説明、ときどき見かけますね。

私がこれに賛同しないのは、

「エゴを手放すフリをしているつもりが、実は手放せていないことが大半だから」

です。

もちろん理想は、心の底から「どっちでもいいや」と思えることです。

けれど、「引き寄せの法則」というワードに共鳴するほど欲深い人間が、そもそも「どっちでもいいや」と思えるほど欲望と距離を置けるでしょうか?

無理に決まってるでしょ(笑)

欲望を手放せるほど心がけの良い人間なら、すでに述べた通り「引き寄せ」ではなく「与える」生き方をしているはずです。

私としては、上の理屈は "引き寄せ論者" の「反論処理」としか思えません。

つまり、「引き寄せを実践しているのにうまくいかないじゃねーか!」というアンチコメントに対する「アンチ潰し」ということです。

そもそも法則じゃないのに「法則」だと言い張るから、無理な理屈が出てしまう。

ただ、それで「そうか!『どっちでもいいや』と思ったら引き寄せられるんだ!」と励まされる「スピリチュアル情報弱者」もいるでしょうから、この種のレトリック(巧みな言い回し)はなくならないでしょうね。

本当に心が満たされている人は、「引き寄せたい」とは思いません。

何らかの欠乏感、不足感、劣等感を持っている人が、「引き寄せたい」そして「埋め合わせたい」という思いに駆られるのです。

しかし、それはスピリチュアリティ(霊性)を尊ぶあり方ではありません。

スピリチュアリティの自覚とは、「魂はすでに満たされている」そして「必要なものはすでに与えられている」という自覚なのです。

それがあればこそ、「別に引き寄せが起ころうが起こるまいがどっちでもいいや」という気持ちが "自然と" 湧いてくる。

その自覚なく、「別に引き寄せが起ころうが起こるまいがどっちでもいいや」と表面的にポーズを取ったところで、どうにもなりませんよ。

「引き寄せ」以前に、自分の内側に満たされないエゴが蠢(うごめ)いていることに気づくことこそ、スピリチュアルな実践の第一歩なのです。

別に引き寄せを実践しても構わないのですけど、その一方で己の中にある不足感、欠乏感、劣等感、つまり「怖れ」に注意深く気づくことができれば、やがて自己中心的な「引き寄せ」から他者貢献的な「与える」生き方へとシフトすることができるようになります。

もっとも、与える生き方へシフトすることは簡単ではありません。

いつも自己中心的な欲望と葛藤しながら、それでも「自己を超えて」与える生き方をしたいと祈り続けるしかありません。

私も日々葛藤しながら、ついエゴに流されそうな自分を戒めて生きています。

でも、それこそが「引き寄せ」を超えた真のスピリチュアル(マジスピ)としての生き方なのです。

改めて、このブログの要点
  • 「引き寄せの法則」を【言霊】として観たとき、波動は低い。なぜなら「自己中心的なエゴ」がついて回るから。
  • 心が満たされていればエゴが少ないので、「引き寄せ」から「与える」生き方へシフトできる。それが真のスピリチュアル。
  • 「引き寄せの法則」を実践しても良いが、その願望に怖れ(エゴ)がないかどうか、注意深く自己観察することが大事。
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第279回:運命を活かす第一歩は「誕生日の意味」を知ること。最後は宿命を受け入れよ。https://prism-life.com/podcast_279/Fri, 08 Nov 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17318

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム ... ]]>

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。

■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

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ながら聞きのススメ
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この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

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間違いだらけの「引き寄せの法則」への理解。エゴから願望を抱くから失敗する!https://prism-life.com/hikiyose_gimon/Wed, 06 Nov 2024 15:22:09 +0000http://prism-life.com/?p=2457

「引き寄せの法則」の解説書はファンタジーであふれている スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリ ... ]]>

このブログの要点
  • 「引き寄せ本」に良書がないのは、願望達成がテーマである以上、エゴのエネルギーが混入してしまうから。
  • 引き寄せのセオリー「ワクワクした感情を抱くこと」を願望達成の手段にすると、純粋さは失われてしまう。
  • 引き寄せたいその願望が「天命・使命」に本当に適っていることが第一条件。しかし、それでも思い通りにならないことはある。

「引き寄せの法則」の解説書はファンタジーであふれている

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は「引き寄せの法則」について考えを述べてみます。

(引き寄せについては思うところがたくさんあるので、今後も何度もブログを書く予定です)

私はスピリチュアルが専門の割に、引き寄せには大して興味を持っていません。

むしろ注意すべきだと思っているぐらいです。

冒頭で述べた通り、私は本の波動(エネルギー)もタイトルや表紙だけで見当がつきます。

その観点から見ると、「引き寄せ本」の中で波動が良いものは、ほとんどないように感じます。

いくら「もっともらしいこと」が書かれていても、アマゾンレビューで高評価がたくさんついていても、本としてはあまり良くないのです。

なので、『スピリチュアル系 本格ブックガイド』というオススメ本を紹介しているページには、「引き寄せ本」は1冊も入れていません。

どうして波動があまり良くないものが大半かというと、テーマが「願望実現」である以上、どうしても「エゴイズム」が混入せざるを得ないからです。

「思い通りのものを引き寄せたい」と欲望が前のめりになっている人たちに、「その願望は叶えられるとは限らないよ」と "本当のこと" を言っても響かないですよね。

ある程度の人生経験を重ねれば、「人生は思い通りにならない」ことは常識だとわかるはずです(欲深い人にはわかりませんが)。

お釈迦さまも、「思い通りのならないことを思い通りにしようとすること」を【苦の根源】だと喝破されておられる。

それなのに「『引き寄せの法則』とやらと実践すれば思い通りになるよ!」と声高に主張するのは、やはり無理がある。

たとえ著者本人は(たまたま運に恵まれて)夢を叶えたとしても、それが他の人々まで同じように当てはまるとは限りません。

同じように引き寄せを実践していても、運良く願望実現できる人と、運悪くできない人に分かれてしまう。

理不尽と言えば理不尽ですが、そもそも人生とはそんなものではなかったでしょうか。

もちろん願望の実現に向かって努力するのは素晴らしいことですが、それが本当に実現するかどうかは、そのときの運も大きく関係しているのです。

そのリアリティから眺めれば、「引き寄せ本」は一種のファンタジーを語っているように思います。

引き寄せがうまくいかないのは「偽物のワクワク」だから

一般的に言われている「引き寄せの法則」の要点を簡単に言ってしまうと

「いつもあなたが抱いている『感情エネルギー』の通りの現象が起こってくる」

ということです。

いつも「うれしい、たのしい、しあわせ」と感じていれば、「うれしい、たのしい、しあわせ」という現象が起こってくる・・・と引き寄せの法則は説く。

なので、

・「いつもワクワクした気持ちを抱こう」
 

・「イヤなことがあっても『良かったこと探し』をしよう(ノートに書き出すと効果的!)」
 

・「自分の気分が高まるような環境や状況に身を置こう」

などの実践が推奨されるわけです。

これを「プラス言葉」で実践する方法も、スピリチュアル界隈ではよく知られています。

私は別のブログでこれを批判的に取り上げたことがあります。

どれも人生をより良く生きるには、大切な実践ですよね。

でも、引き寄せを実践して「ワクワクしている」のであれば、別に願望など実現しなくてもいいのでは?(笑)
 
どんなことがあっても「うれしい・たのしい・しあわせ」な気分であれば、別にそのままでいいのでは?
 
「そのままの自分でいい」という態度は、スピリチュアルらしい受容的な感じがしますけど?

・・・本音では、思い通りの願望を実現させたいわけですよね?

だから願いが叶えられないのであれば、本当は心の底からワクワクできないわけですよね?

ということは、いま抱いているワクワクは「真実ではない」ということではないでしょうか。

多くの人が引き寄せの実践でつまづくのは、いわば「偽物のワクワク」を抱いてしまうことです。

引き寄せの手段として、「上っ面のワクワク感情」を抱こうとするのです。

けれども、本当のワクワクというのは、その対象に没入し、一体化することでしかない。

それは、子供が無邪気に全力で遊んでいるのを見ればわかるはず。

子供が無邪気に遊んでいるのは、何かを実現するための手段ではありません。

その遊びの対象そのものに、没頭しているのです。

なぜ多くの大人が「偽物のワクワク」を持ってしまうかというと、それが欲望から出ているからですね。

「それそのもの」をただ楽しんでいるのではなく、何かのメリットを得るためにワクワクという感情を利用しているだけ。

それは純粋なワクワクではありません。

多くの引き寄せ願望は「アタマ(マインド)」で考えた欲望であって、「魂(ハート・スピリット)」から湧いてきた純粋な動機はとても少ないのです。

先ほど述べた通り、人生はそもそも思い通りにはならないから、必ずしも夢や願望が実現するとは限らない。

それでも叶えたい願望があるスピ好きな人は引き寄せの法則を実践しようとするわけですが、その方法がエゴを動機にしていることが多いため、かなり野心が強くないと実現は難しくなります。

(野心とは、ここでは「どんな手段を使ってでも絶対に成し遂げるという強い意欲のこと」と定義しておきます)

そもそもスピリチュアルが好きな人というのは、野心をゴリゴリ持てない「やさしいタイプ」が多い。

しかしエゴは中途半端に持っているため、ついつい「上っ面のワクワク感情」を抱きがちです。

ここまで読めばお察しかと思いますが、本当に心からワクワクするのは、決して簡単ではないのです。

なぜなら、本当にワクワクするためには、自己固有の魂の価値、つまり天命や使命を深く知らなければならないからです。

子供は無邪気だからシンプルでいいですが、大人は深い知性が求められます。

そこで、自己啓発やスピ系セミナーに出てきそうな願望、例えば

・「●●歳までに年収〇〇万円以上を達成し、湘南の海近くに住んで休日はサーフィンしたい」
 

・「●●歳までに年収○○万円以上のパートナーと結婚し、自分はセラピストとして自由な生き方がしたい」

 

・「○○のビジネスで起業し、20●●年までに年商××億を達成し、海外にまで展開させたい」

といった願望が、本当に心の底から湧いていて「これは自分の天命だ!」と強く思えるものであればいいのですが、上記のようなパターンの大半は欲望でしょう。

だいたい「お金」が主役として、あるいは達成を測るモノサシとして出ている時点で、欲望だと思っていい。

私は欲望を決して悪いものではないと思っていますが、少なくともそれを「純粋なワクワク」だとカン違いするのはやめた方がいいでしょうね。

聖書にこんな文言があります。

わたしたちが何事でも神の御旨に従って願い求めるなら、神はそれを聞きいれて下さるということである。(ヨハネの第一の手紙 5:14)

「神の御旨に従って」というのは、言い換えれば「天命に適っていること」です。

その態度で「願い求める」のなら、「神はそれを聞きいれて下さるということ」です。

「引き寄せの法則」が発動する根本条件は、聖書の時代よりも以前から「神の御旨に従うこと」または「天命に適うこと」によって「心の底からワクワクすること」なのです。

しかし、それでもなお、本当に引き寄せられるとは限りません。

厳しいかもしれませんが、「神の御旨に従う」とは、夢が破れる可能性まで含まれているのです。

このことを知った上で「引き寄せ本」を読んでみると、いかに書かれてあることが浅いか、よくわかりますよ。

まぁ、浅く書かないと売れないのでしょうけど・・・

改めて、このブログの要点
  • 「引き寄せ本」に良書がないのは、願望達成がテーマである以上、エゴのエネルギーが混入してしまうから。
  • 引き寄せのセオリー「ワクワクした感情を抱くこと」を願望達成の手段にすると、純粋さは失われてしまう。
  • 引き寄せたいその願望が「天命・使命」に本当に適っていることが第一条件。しかし、それでも思い通りにならないことはある。
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第278回:Q&A「本当の自分」とは何ですか?瞑想・マインドフルネスのすすめ。https://prism-life.com/podcast_278/Fri, 01 Nov 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17237

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム ... ]]>

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。

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■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

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予言や未来予知に惑わされず、真のアセンションを生きるためのヒント。https://prism-life.com/ascension_nanisore/Thu, 31 Oct 2024 14:35:00 +0000http://prism-life.com/?p=2450

「予言」や「霊言」の大半は有害無益なゴミ情報 スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル) ... ]]>

地球のアセンション?

このブログの要点
  • スピ系の「予言」は人々を不安にさせるものが大半なので、真に受けない方がいい。話半分で聞き流すのが吉。
  • 本来のアセンション(次元上昇)はとても厳しいものだと知れば、「アセンションで世界は良くなる~♫」なんて甘いことは言ってられなくなる。
  • アセンションは他人事ではない。自分事として個人の天命・使命を実現しようとする決心と実行が、結果的に宇宙的なアセンションの波に乗ることとなる。

「予言」や「霊言」の大半は有害無益なゴミ情報

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は "スピリチュアルあるある" の「予言」や「未来予測」について、考えているところを述べます。

私は一切やりませんが、なぜかスピリチュアル系インフルエンサーの一部は、予言や未来予測が大好きですね。

それは一定のニーズがあるからなのかもしれません。

つい最近も「林さん、どうやらスピ系界隈では【20**年の*月に天変地異が起きる】と言われてるんだけど、知ってる?」と聞かれました。

私は「そんなもん知らんわ」と即答しておきました(笑)

興味ないんですよ。

予言にはこういう「崩壊説」もあれば、"この世の借金がすべてチャラになる" なんていう「都市伝説」的なものもありますが、全く興味ない。

「この世の借金がすべてチャラになる」のは、大戦争で壊滅状態になるか現在の資本主義が崩壊でもしない限り、あり得ない。

また常識的に考え、「この世の借金がすべてチャラになる」なんて都合の良いことが起こるわけねーだろ。

と私は思いますが、そういう予言に興味を持つ人はいます。

そういう人は興味を持ってネットで調べているうちに、ごく一部の考えにもかかわらず同じような情報ばかり集めてしまうので、「やっぱり真実らしい」と思い込みを強化する場合もあるでしょう。

で、同じような思い込みを持った人々で意見交換することで、ますます強化されてしまう。

こういうのを「エコーチェンバー現象」と言って、SNSの中ではよく起こることです。

私が予言の類に興味がないのは、そもそも抽象的なものが多いし、人々を不安にさせるだけの有害無益なものが大半だからです。

確か2011年か2012年ごろだったでしょうか。

スピリチュアル業界では「2012年12月22日ごろにアセンションが起きる!」という言葉がやたらと言われました時期がありました。

ウィキペディアで調べてみると、こういう説明でした。

2012年人類滅亡説は、マヤ文明で用いられていた暦の1つ長期暦が、2012年12月21日から12月23日ごろに1つの区切りを迎えるとされることから連想された終末信仰である。

 

21世紀初頭のオカルト雑誌や予言関連書などで、1999年のノストラダムスの大予言に続く終末論として採り上げられてきたが、懐疑的な論者はマヤ暦の周期性は人類滅亡を想定したものではないと反論をしている。

 

学術的にもマヤ人の宗教観や未来観を知る上で意味があるとしても、それが現実に対応するものとは考えられていない(ウィキペディアより)

あの頃はマヤ暦占いが流行ってましたね・・・

上の説明では「アセンション(次元上昇)」という言葉は言われていませんが、これについてスピ好きの中では以下のような会話が繰り広げられていました。

・「どうやら地球の波動(=次元)が上がるらしいよ!今の物質の世界は終わるんだって!」
 

・「アセンションした選ばれた人間たちが、宇宙船に乗ってテレポーテーションするんだってよ!」
 

・「自分たちも選ばれるよう、今から波動を上げておかないとね!」

あなたも聞いたことがあるかもしれません。

スピリチュアルに興味ない人からすれば、ちょっと何言ってるのかわからないと思います。

私も「話半分」でしか聞いていません。

ただ、真に受ける人たちの思考回路には興味があるので、あるとき「2012年アセンション説」信じる人に「アセンションが起こると、具体的にどうなるんですか?」と聞いたことがありました。

すると、

「ワタシもアセンションの本当のところはよくわからないんだけども、とにかくスゴい力を持っている●●先生がそうおっしゃるから、スゴいことになるらしいよ~」

という曖昧な返答ばかりでした。

その割には、なぜか盛り上がっていたのですけど・・・

だから本当に信じているのはアセンションじゃなくて、その先生やインフルエンサーなのでしょうね。

そこにあまり主体性はなさそうです。

余計なことを言うと、「アセンション」が本当に起こると今の「波動の低い自分」が根本から否定されることになるので、実はめちゃくちゃ辛いことなのです。

例えて言えば、いきなり「高山」に連れて行かれるようなもの。

確かに空気は澄んでいるだろうし、電磁波や排気ガスやノイズのないクリーンな環境でしょうが、トレーニングを怠っている大半の人間は「高山病」にかかり、ときに命を落とすような厳しさが待っているのです。

それなのに他人事みたく「アセンションすると、いいことあるよね~」と軽く言っているわけですから、「スピリチュアルお花畑」と言われても仕方ありませんよね。

アセンションを「運命の加速」として活かすには?

で、予言通り2012年12月22日に「アセンション」が起こったらしいですが、それからどうなりましたか?

地球は本当に「次元上昇」したでしょうか?

いいえ、世相はますます混乱しているように見えます。

現象だけ見れば、むしろ「次元下降(ディセンション)」しているのではないでしょうか。

こういうことを言うと、反論として「その混乱こそ地球が転換期を迎えている証拠であって、本当はアセンションが起こっているんだ!」というメッセージを返す人もいます。

解釈は自由なので、何とでも言えますよね。

だから、私は「スピリチュアル系は言ったもん勝ち、声のデカいヤツが有利」だと常々思っています。

業界を眺めていると、2012年の後の「転換期」は2015年で、その次は2020年、2025年、2028年・・・と言われているようです。

私にはそうやって話題を人為的に作り出しては盛り上げているようにしか見えません。

もちろん、振り返れば2020年は例の感染症で世界が混乱した年でしたが、それが「予言通り」だとするのはご都合主義ではないでしょうか。

それが本当に「当たる予言」だとしたら、不幸や災厄がそのときに降りかからないための具体的な対策まで予言していただきたいものです。

社会や人類の公益につながらない予言、人々の不安や恐怖を刺激する予言など、ゴミに等しい。

そんな予言とかアセンションとか「外側のこと」は、どうでもいい。

「言ったもん勝ち」だからこそ、どんな外側の声にもブレない自分の軸を作っておかなくてはなりません。

そのためには、「真のアセンションとは何か」をよく考えておくことです。

真のアセンションとは、自分が宇宙から与えられているであろう「天命・使命」を自覚し、その実現にのみ全エネルギーを注力していくことです。

自分の天命を実現しよう、肉体が果てるまで魂の進化を求めようと決心している人は、黙っていても宇宙的アセンションの波に乗っていく。

それがスピリチュアルでよく言われる「宇宙の流れ」に乗るということ。

平たく言えば「運が良くなる」「運命が加速する」ということです。

私自身、この決心によって人生を大きく変えることができました。

ただ「外側のアセンション」を信じる人の中には、それに安易に乗っかろうという気分があるように感じます。

残念なことに(?)運命というのは自分が歩んだ分しか進んでいかず、エレベーターのような便利な道具や魔法はどこを探してもありません。

まずは自分でオールを漕いで船を動かさない限り、「宇宙の流れ」に合流することはできないのです。

アセンションの主語は、地球でも他の誰かでもなく、「私自身」です。

現代は人類史上、最も変化の波の激しい時期であり、それは流されやすいということです。

そんな中で自分の軸をしっかり保って生きることができたら、それは立派なアセンションではないでしょうか。

もし「明日、地球が崩壊する」と本当に当たる予言を言われても、「あ、そう。それはしょうがないね」と泰然自若といられること。

そのためには、普段から自分の天命・使命に向かって生きる姿勢がなければなりません。

改めて、このブログの要点
  • スピ系の「予言」は人々を不安にさせるものが大半なので、真に受けない方がいい。話半分で聞き流すのが吉。
  • 本来のアセンション(次元上昇)はとても厳しいものだと知れば、「アセンションで世界は良くなる~♫」なんて甘いことは言ってられなくなる。
  • アセンションは他人事ではない。自分事として個人の天命・使命を実現しようとする決心と実行が、結果的に宇宙的なアセンションの波に乗ることとなる。
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守護霊の役割とは?どうすれば強く守られるようになるのか?https://prism-life.com/guardianspirit_not_scary/Tue, 29 Oct 2024 14:35:00 +0000http://prism-life.com/?p=2351

守護霊は決して怖い存在ではない スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報 ... ]]>

守護霊はやさしい
このブログの要点
  • 守護霊はあなたに専属の存在で、運命が良い方向に向かうように陰から守り導く存在。
  • 守護霊は怖い存在ではなく、厳しさの中にもやさしさを持った存在。
  • 守護霊の力を生かすには、自分の人生の目標や課題に立ち向かっていく姿勢が求められる。

守護霊は決して怖い存在ではない

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はスピリチュアルな生き方において重要な「守護霊」について、基本の一部を述べてみます。

あなたがスピリチュアルを学んでいれば、「守護霊」という言葉は見聞きしたことがあると思います。

私の定義は、

守護霊とは、あなたに専属の霊的存在であり、運命(因縁・因果)がなるべく「宇宙の流れ」に合致するよう陰から守り導く存在

といったところです。

人によって少し言っている内容は違うものの、

「目に見えない存在があなたを守っている」

という根本的な部分は共通しているはずです。

あなたは「守護霊は本当に存在するのか?」という根本的な疑いをお持ちかもしれません。

もちろん科学的には証明できませんが、古今東西の偉い宗教家や神秘家が異口同音に「目に見えない存在」のことを語っているので、これは信ずるしかありませんね。

私自身は人やモノの波動(オーラ)を観るのと同様に、守護霊の波動も観ることができます。

その能力を活かして、『守護霊リーディング』というメニューを行っています。

このページには、実際の守護霊リーディングの録音(YouTube)が数多くあるので、ご参考にしてください。

そんな「守護霊」はスピリチュアル業界の専売特許ではなく、宗教方面でも語られています。

ところが困ったことに、スピリチュアル屋や宗教家によって、ときおり守護霊の見解が大きく異なる場合があります。

中には、「守護霊は、あなたの悪行を罰する怖い存在」だと語る人もいます。

いったい何が正しいのでしょうか。

私は決して、守護霊を怖い存在だとは思っていません。

というのも、私は人の波動(オーラ)も観えるように守護霊の波動も観ることができるのですが、いろいろ観てきた中で「怖い守護霊を観たことがない」からです。

むしろ、やさしい守護霊が大半です(だからといって甘やかしはしませんが)。

世の中にはさまざまな宗教やスピリチュアルの考え方があるので、中には

・「神は怖ろしいものだ」

・「神は私たちに罰を与える存在だ」

・「24時間365日、行動を見張られている」

などと、恐怖心を刺激されている方もおられます。

「カルト宗教」や「偏ったスピリチュアル」はこうして人々を洗脳してくる場合もあるので、注意が必要です。

もちろん、原理原則からすれば「神」は厳しいですよ。

例えば、「どれだけ理不尽なことが自分の身に降りかかってこようと、すべて自分に責任がある」と言われたら、置かれている状況によってはとても冷酷に聞こえるでしょう。

どれだけ悲惨な環境で投げ込まれたとしても、それもまた「神」から与えられた運命として引き受けなければならないのは、これも厳しさ以外の何ものでもない。

守護霊は、こういった神の本来の厳しさの中で、人間がそれを乗り越えてスピリチュアル的に成長できるよう、陰から後方支援する存在です。

「厳しさの中の、やさしい存在」が守護霊です。

ですから、繰り返しになりますが、決して私たちを甘やかす存在ではありません。

また、何かお願いごとをすれば叶えてくれるような都合の良い存在でもありません。

スピリチュアル系の中にはそのように説明する人もいますが、私は人間を堕落させる間違った考えだと思います。

あくまで、私たちが人生の目標や課題に立ち向かっていく姿勢が根底にあって、はじめて後ろから支えてくださる存在だと理解すれば良いでしょう。

仏教的に言えば、若干ニュアンスが異なるものの、「観音様(観世音菩薩)」や「阿弥陀様(阿弥陀如来)」に近い。

この仏様も、波動を拝見する限り、本当にやさしい。

昔の人は、苦しいときに観音様や阿弥陀様の名を唱え続けました。

このように、私たちも苦しいとき、守護霊の名を唱え、思い続けることは力となるでしょう。


なお、「守護霊を思い続けること」を習慣にされたければ、個人的には『世界平和の祈り』という祈り言葉を推奨しています。

ご興味があれば、以下をご覧ください。きっとお役に立つでしょう。

専門家によって守護霊の見解が異なる理由

ここからはちょっとした余談です。

守護霊について調べていると、人によってかなり意見が異なる場合があります。

なぜ守護霊の見解に違いが生じるかというと、スピリチュアル屋や宗教家によって「人生観」や「宇宙観」が違うからです。

つまり、物事を見るレンズが違うから、守護霊もまた受け取り方が変わってくるのですね。

ですから、本当は「何を語っているか(内容)」より「誰が語っているか(人物)」の方が大事なのです。

「あ、これはこの人の見方なんだな」と冷静に理解すること。

私が『スピリチュアルアドバイス』というメニューで宗教家・占い師・霊能者・スピリチュアルカウンセラーなどの波動(オーラ)を観るのは、「その人物が信用できるかどうか」が最も大事だからです。

(もちろん、私自身も信用できるかどうかは常に問われています)

もし守護霊という存在を人を脅かし怖がらせるような存在、例えば

・「悪を犯せば大きな罰が下らせる存在」

・「時に理不尽な試練に遭わせる存在」

としてのみ語るようであれば、それはその語り手が人をコントロールしたがる価値観を持っているからかもしれません。

あるいは、そこまでコントロール的でなくとも「ときに人間に対し懲罰的な怒りを下す恐ろしい存在」として語るようであれば、その分だけその語り手の価値観のベースには「怖れ」があるのかもしれません。

というのも、守護霊という存在を上記のように「怖い存在」として伝える人物の波動(オーラ)は、同じように人を怖がらせる攻撃的なエネルギーを含んでいることが大半だからです。

これを発見したとき、「なーんだ、結局は自分の価値観を反映させた『守護霊のイメージ』を観ているだけじゃねーか」と思ったものです。

こう述べる私もまた、自分の価値観や信念に応じた『守護霊のイメージ』を観ています。

ただ、私の場合は守護霊を波動として観た上で述べていることは付け加えておきます。

守護霊についてはいろんな説明がありますが、大切なのは自分の感性にフィットした守護霊のイメージを採用したら良い、ということ。

その守護霊のイメージ(守護霊観)は、あなたの成長とともに変化するでしょう。

そう、それは守護霊もまたあなたとともに成長しているからなのですが、これはまた別の機会に述べましょう。

このブログの要点
  • 守護霊はあなたに専属の存在で、運命が良い方向に向かうように陰から守り導く存在。
  • 守護霊は怖い存在ではなく、厳しさの中にもやさしさを持った存在。
  • 守護霊の力を生かすには、自分の人生の目標や課題に立ち向かっていく姿勢が求められる。

追伸

ブログでは情報が断片的になるので、もし

「守護霊について、まとまったレポートが欲しい」

というご希望があれば、ちょっと宣伝になってしまいますが、

守護霊レポート表紙
『守護霊とつながって毎日をラクに生きる方法を教えます』(約19,000字)

というレポートを500円のワンコインでご購入いただければ幸いです。

※『ココナラ』という外部サイトでの販売になります。

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恋愛や結婚がうまくいく「オーラの相性」は存在するのか?https://prism-life.com/aura_color_aisyou/Sun, 27 Oct 2024 14:35:00 +0000http://prism-life.com/?p=2304

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 近いオーラの色 ... ]]>

このブログの要点
  • オーラの色が近いからといって相性が良いわけではないし、真逆の色だからといって相性が悪いわけでもない。
  • 占いで「オーラの相性バツグン!」と言われた後、別れているカップルはゴマンといる。
  • 最も大切なのは、異なる相手の価値観を受け入れられるだけの度量や人格を深めること。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

近いオーラの色のカップルが、必ずしも相性が合うとは限らない

前回のブログでは『オーラ診断について気をつけること』について話をいたしました。

今回はオーラ診断に関するよくある質問として、

「恋愛や結婚において、オーラ同士の相性はあるのか?」

 という話を行います。

仕事において複数の方々のオーラ(波動)をお答えしていると、

「あ、ワタシと●●さんは同じオーラの色だから相性が良さそうだね」

といったことをおっしゃる方がおられます。

他にも、

「オレのオーラは赤で、キミのオーラは青だから、きっと相性悪いんじゃないの~?」

と冗談っぽく語り合う場面に、私はこれまで何度も出くわしました。

その言葉の大半は感覚的なもので、特に明確な根拠があるわけではありません。

どうも多くの人は

「同じようなオーラの色」=「相性が良さそう」

と感じる傾向がありますが、これは正しいのでしょうか?

もちろん「価値観が近い」とか「趣味が同じ」とか、共通する部分をもって「相性が合う」と捉えるのは一理ありますね。

けれども、オーラの色が近いからといって、性格まで合うとは限りません。

むしろ磁石のS極同士またはN極同士のように、お互いに反発し合うこともあります。

一方で、予想通り相性が良い場合もある。

「じゃあ何が正解なの?」と思うかもしれませんが・・・正解などありません。

というのも「前回のブログ」で述べた通り、たとえ同じようなオーラの色でも価値観や性格は文字通り「十人十色」「百人百様」だからです。

オーラの「色」だけ見れば同じような感じでも、オーラの「輝き」や「大きさ」、そして「中身」まで全く同じ人はいません。

またスピリチュアル的に言えば、いわゆる「過去世(前世)」の内容や、今生での生きる目的(使命・天命)も違います。

これが「中身」ということです。

一般的に言われている「オーラ」は、「目に見える表面的な性格」や「考え方のクセ」を示していることが大半です。

それを何種類かにわかりやすくパターン分けしたのが、一般的なオーラ診断だというのは前回述べた通りです。

けれども、本当はパターン分けすることなどできません。

実際はもっともっと複雑です。

そもそも、恋愛関係や夫婦関係になるような「深い因縁」の相手と、ハッピーやラッキーが連続で起こるわけがありません。

そんなものはファンタジーです。

別の機会に述べますが、「ソウルメイト」というものは、もっとドロドロとしているのです。

「因縁」には、良いものも悪いものも両面が絡み合っています。

冷静に考えれば、「幸せしかない人間関係」などこの世に存在しません。

もしあるとしたら、お互いがそれ相応の努力をしているに違いない。

オーラ診断で「相手との相性」が良いかどうか確かめる思いの中には、「相手との関係において不幸になりたくない」という心理があると思います。

気持ちはわかりますが、それは虫が良すぎるというもの。

自分だって未熟なのだから、そんな自分に引き合った相手だって未熟に決まっているでしょうが。

オーラの相性より、異なる価値観を受け入れられる人格や度量こそ大事

実際、私は過去に占いの現場にいた時期があったのですけど、

「オーラの相性バッチリですね!」と占い師から太鼓判を押された人が、その後あえなく離婚しているケースを何度も聞いています。

そんなもんですよ(笑)

でも占い師にクレームが行かないのは、やっぱり「本当のところは、一緒に生活してみないとわからん」というのが大前提にあるからでしょうね。

それとは逆に、「相性が最悪」と言われたカップルが幸せな関係を続いているという話も、決して少なくありません。

こう述べると「オーラ相性占い」はあまり役に立たないことがわかりますが、それでいい。

それはあくまでエンタメ、合コンでちょっと盛り上がるネタぐらいのものとして理解しておきましょう。

私も『オーラリーディング』をしていますけど、もし相性について聞かれたら

「付き合ってみたらわかりますよ」

と言って終わりです(笑)

そんなもん、本当のところは試してみないとわからんでしょ。

最初から成功の約束、安全の保証は確約されていないのです。

相性を気にすることよりも大事なことは、

「自分とは異なるであろう相手の価値観を、どこまで許容できるのか?」

ということを見計らっておくことです。

みんな違うのは、当たり前。

その上で、相手の価値観は、自分の許容範囲なのか、それとも許容できないのか。

かなり異なる価値観でも、受け入れられる度量は自分の中にあるのか。

もはや占いやスピリチュアルではなく、完全に常識の話ですね(笑)

その上でオーラに話を戻しますと、私が観ている限り

・オーラがキレイである、つまり人格が高潔であるカップルであるほど、うまくいく可能性は高い。

逆に、

・オーラが暗く重たい、つまり人格が低劣であるカップルであるほど、うまくいかない可能性が高い。

という、これまた当たり前の話ですね。

つまり、相性なんてハッキリ言ってどうでもよく、大切なのは「人格」なのです。

他には、

・カップル同士の人格に「格差」があるほど、結果的に相性は悪くなりがちです。

それでも、より人格の高い方がもう一方を許容する度量があれば、まだうまくいくでしょう。

手っ取り早いものが好まれる現代において、「人格」なんて言うと嫌がられるかもしれません。

でも、結局は人格であるのは、真実です。

「相性が合う、本当にいい人を引き寄せたい」なら、自分の人格を磨かないといけないのは当たり前のこと。

「オーラ相性占い」なんてのは、「人格を高める」という人生で最も面倒な課題をスキップできる、エゴにとって都合の良いエンタメなのかもしれませんね。

ま、その結果を真に受ける人なんていないでしょうが。

そういったことを理解した上で、エンタメや話半分として「オーラ相性占い」を受けると良いでしょう。

改めて、このブログの要点
  • オーラの色が近いからといって相性が良いわけではないし、真逆の色だからといって相性が悪いわけでもない。
  • 占いで「オーラの相性バツグン!」と言われた後、別れているカップルはゴマンといる。
  • 最も大切なのは、異なる相手の価値観を受け入れられるだけの度量や人格を深めること。
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第277回:真の喜びに生きたければ悲しみと直面せよ。偽善のスピリチュアルに陥らないために。https://prism-life.com/podcast_277/Fri, 25 Oct 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17118

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。 ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム ... ]]>

■今回の内容は以下のブログに詳しく書いています。

■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

■ご感想やご質問は以下のアンケートフォームからお送りください。
https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

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オーラ診断で気をつけること。どんなカラーであっても、それを活かすことが大事。https://prism-life.com/aura_difference/Thu, 24 Oct 2024 14:32:00 +0000http://prism-life.com/?p=2296

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。  私 ... ]]>

オーラ写真

このブログの要点
  • スピ系の専門家によってオーラの見方は異なる。大切なのはその見方の根拠や解釈を知ること。
  • 「赤色のオーラはこんな性格!」と、本来は単純化できない。同じ色でも人によっては異なる。
  • オーラの色に優劣はない。どんな色も唯一無二の個性であることを自覚し、活かしていくこと。

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

 私は人のオーラ(波動)を観ることが仕事のメインです。

その経験から、今回は「オーラの解釈」について考えを述べます。

オーラカラーを知るだけでなく、その根拠や解釈まで知ること

「十人十色」と言われるように、人によってさまざまなオーラの色(波長)があります。

ただ、そのオーラの見方というのは、専門家によって少し異なります。

例えば私から観れば、ある人のオーラは「緑色」に観えるのに対し、他の専門家の方が観れば「赤色」に観えることがあります。

また、世の中には「オーラ測定器」というものが存在するのですが、それで測った結果も私の観たものと違う場合があります。

さらには以前、あの江原啓之さんが出演されていたテレビ番組(『オーラの泉』ではない)で、出演していた芸能人をオーラを観る企画がありました。

そこで江原さんはある男性芸能人のオーラの色を確か「シルバー」と表現されていましたが、私は画面越しにシルバーではなく「緑色」に観えていました。

そのとき「あぁ・・・どうやら見え方が違うみたいだな」と感じましたね。

これらの見え方の違いはいったい何なのでしょうか。

それは、専門家によってかけている「メガネ」が異なる、ということです。


(画像は「こちら」から引用)

例えば、虹の色は国や人種によって見え方が違うみたいですね。

ネットで検索してみると、以下のような情報がありました。

日本:7色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)

 

アメリカ:6色(赤・橙・黄・緑・青・紫)

 
ドイツ:5色(赤・黄・緑・青・紫)

 
アフリカ:4色(赤・黄・緑・黒)

 
台湾 ブヌン族:3色(赤・茶・青)

 
アフリカ バサ族:2色(赤・黒)

私たち日本人が「虹を7色として見る」のは、決して当たり前ではない。

専門家によってオーラの見方が異なるのは、これに近いかもしれません。

同じ虹(人間)を見ていながら、見え方は人それぞれ。

もちろん、すべてが食い違うことはなく、誰が観てもぴったり一致することもあるのは『オーラリーディング』の現場でもよく聞く話です。

この『オーラリーディング』のページには「公開・個人セッション」の音声(YouTube)がいくつかありますが、最初に相談者さんに推測してもらったご自身のオーラの色と私の見立てがだいたい一致している場面がいくつかあります。

ただ、やはり観る人によって食い違うこともあるわけですから、場合によっては混乱するかもしれません。

けれども、ここで大事なことは、

「どの色が正しいか?」

ということではなく、

「どんな解釈でもって、その色だと判断しているか?」

ということです。

あなたのオーラが何色なのかは、さして重要ではありません。

その専門家がどういった意図や解釈によってその色と判断しているのか知ることこそ、本当に大事なのです。

オーラの色が同じでも、その個性や表現は人によって全然違う

前の江原さんの例の場合、オーラが「シルバー」というのは「知的である」という解釈のようですね(ただし同じ系統の色でも、その意味は人によって微妙に変わります)。

※ご参考:江原さんのオーラ解釈

一方、私が観ると「緑色」ではあるものの、その緑色には「独特な輝き」があるのを感じていました。

「なるほど、その『輝き』の部分に特にフォーカスすれば『シルバー』とも言えるかな」

と、そのときの私は理解しました。

頭の上から「輝き」が天に向かって伸びているように観える場合、「インスピレーションが豊かな人だろうな」と判断することが多いです。

江原さんの解釈である「知的」と私の解釈である「インスピレーションの豊かさ」とでは少し違いがあるものの、遠くかけ離れているわけではないでしょう。

江原さんの「シルバー」というオーラ解釈には「知的」の一方で「世渡りが下手」という意味があるようです(上のリンク先をご参考にしてください)。

ただ、私が観る「緑色」には「人あたりの良さ」が含まれているので、必ずしも「世渡りが下手」とは思いません。

こう言うと江原さんと見解がさらに食い違ってきますが、それはある意味では仕方がない。

というのも「オーラがシルバーの人は●●という性格です」というように、本来は単純化することなどできないからです。

たとえ「同姓同名」でも「同じ生年月日」でも性格や運命が同じではないように、同じようなオーラの色の人が目の前に二人いても、生まれも育ちも違う二人の性格は、完全に同じではないはずです。

また、オーラのメインカラーは「赤色」でも、サブとして「緑色」や「青色」がついている場合もあります。

人間という存在は、いろんな側面を持っています。

でも、それに細かく言及していくと、もう「パターン化」ができなくなるのですよ。

テレビや雑誌に載っているような占いやスピリチュアル情報の類は、物事を単純化して伝えているものが大半です。

視聴者や読者は「わかりやすい情報」を求めているので、「オーラが赤色の人はこうですよ!」とシンプルに言った方が文字通りわかりやすいし、面白くもある。

そこを「オーラは本当に人それぞれだし、状況によっても変わりますよ」なんて伝えたら、よくわからないものになってしまう。

本当のところオーラは文字通り「十人十色」「百人百様」であり、あなたのオーラは「唯一無二の個性」なのですが、そこをあえて単純化して伝えるのがメディアの性格です。

ネットで検索しても「オーラが赤色の人は●●という性格」という単純化された情報が出てきます。

これもまた「わかりやすさ」を優先して、細やかなことはカットしているわけですね。

そういった情報を取り入れることは、スピリチュアル的なものに興味を持つきっかけとして、一概に悪いものではありません。

ただ、それらはあくまで断片的なものに過ぎないのです。

例えば私の大学の後輩のある女性は、見た目はとても物静かで、日本人形のような子です(今は2児のママです)。

けれども、そのオーラは真っ赤なのですよ(笑)

真っ赤といえば「エネルギーのかたまり」ですから、これは見た目とはかなりギャップがある。

体育会系の「脳筋オラオラーッ!」な感じがするのが一般的でしょうから。

なので「あの子のオーラは真っ赤だ」と言うと驚かれたものですが、意外と本人は「そうかもしれません」と言ってましたね。

というのも、本人の中には「秘めた情熱」があり、その大人しさからは全く想像できないほど、周囲に流されない「強さ」を持っているのです。

実際、ダンナとは当初「激しい恋愛」をしていたのを知ってますし(このダンナは大学時代の先輩です)。

もちろん、バリバリ体育会系のわかりやすい「赤色オーラ」の場合もありますよ。

このように、そのオーラがどのような個性や性格として表現されるかは、決して単純化できないのです。

他には同じ赤色オーラでも、ある人にとっては「正義感」や「理想の高さ」として現れる場合もあります。

スピリチュアル的な言説の中には「正義感は良くない」という教えもあります。

正義感は他人を傷つけるから、と。

けれども、「正義感」の中には魂の成長を促してくれるものもあります。

まさに聖書でイエス・キリストが語っている

「義のために飢え渇く者は幸いである」(マタイ5-6)

ですね。

この「義」とは人間の正義ではなく「神の正義」です。

「神の正義」が魂の内側で燃えている人は、オーラが赤い場合もあります(すべての人がそうではありません)。

何も「金色」や「紫色」のオーラだけが神々しいのではない(自分のオーラが金色や紫色であることを期待する人がいますが、それはメディアによって刷り込まれたイメージでしょう)。

先ほど「あなたのオーラが何色なのかは、さして重要ではありません」と述べた理由は、こういうことなのです。

あなたがどのようなオーラであっても、その根拠や解釈を深く知って、その色を活かしていくことこそ、本当に大事なことなのです。

もしご自身のオーラがどのようなものか詳しく知りたければ、『オーラリーディング』がご参考になります。

ご興味あればどうぞ。

改めて、このブログの要点
  • スピ系の専門家によってオーラの見方は異なる。大切なのはその見方の根拠や解釈を知ること。
  • 「赤色のオーラはこんな性格!」と、本来は単純化できない。同じ色でも人によっては異なる。
  • オーラの色に優劣はない。どんな色も唯一無二の個性であることを自覚し、活かしていくこと。
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第276回:天命・使命・ミッションを生きるための覚悟について。スピリチュアル起業の心得。https://prism-life.com/podcast_276/Fri, 18 Oct 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=17040

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この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

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神社参拝で開運できる人・できない人の根本的な違いは何か?https://prism-life.com/jinja_sanpaimae/Thu, 17 Oct 2024 08:36:00 +0000http://prism-life.com/?p=1691

神社にたまに参拝するより、自宅の神棚や仏壇に祈願する方が効果が高い スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱 ... ]]>

このブログの要点
  • 神社に参拝するのは良いことだが、それ以上に大事なのは普段の生活の中で祈りを習慣にすること。
  • 神仏の力を本当に活かせるのは、「願いは自分の努力で叶える」という主体性を持っている人。
  • スピ系の記事で紹介されているパワースポットは、由緒ある神社を除き、実はあまりパワーがない。

神社にたまに参拝するより、自宅の神棚や仏壇に祈願する方が効果が高い

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

私はスピリチュアルが仕事のくせに、あまり神社に参拝しません。

もちろん神社は好きです。

学び始めの頃は割と参拝していましたし、1日かけてある県の「一の宮神社めぐり」をしたこともあります。

実際、良い神社は「パワースポット」と言われる通り、やはり「波動」が違いますから。

その神社におられる「神様の波動」と交流させていただけるのは、とても有り難いことです。

でも、いつの頃からか、本当に大切なのは参拝すること "ではない" と考えるようになったのです。

聞けば当たり前のことかもしれませんが、神社に参拝するときだけ敬虔な気持ちになるのではなく、普段からその気持ちを抱くことの方がはるかに大事です。

神仏がおられるのは、神社仏閣だけではありません。

自分の内側にも、神仏はおられる。

もしあなたの内側に神仏がおられなければ、こういうブログは読まないはず。

目に見えるものより「目に見えないもの」が大事だと思える感性は、神仏や宇宙から来るのです。

けれども、ついつい日々の生活に流されて、「目に見えないもの」を忘れがちになってしまう。

だからこそ、スピリチュアル的あるいは宗教的には、祈りや瞑想などを習慣にすることが大事なのです。

神棚でも仏壇でも良いので、祈りを向ける場を自宅の中に持っておくことを強くオススメします。

「自宅をパワースポットにする方法」については、以下のページにまとめてあるので参考にしてください。

神棚についても紹介していますよ。

神社という場が本当に好きであれば、足しげく参拝するのも良いと思います。

ただ、多くの人は日々忙しい生活を送っているでしょうから、やはり自宅に「祈りを向ける場」があることがスピリチュアルな生き方の基盤になるでしょう。

私は神社にはあまり参拝しなくなりましたが、自宅では祈りや瞑想の習慣を持っています。

普段はこれで十分だと思っています。

なお、祈りについてよくわからなければ、個人的に『世界平和の祈り』をオススメしています。

ご興味あれば一連のブログをご覧ください。

神社において「祈願する力」というのは、普段の生活の中でいわば「祈りの基礎体力」を鍛えているかどうかで決まります。

普段から祈っていない人が気まぐれで神社で祈願したところで、それほど効果はないでしょう。

もちろんやらないよりはマシでしょうけど、こういうブログを読んでいるあなたなら真摯に取り組んでいただきたい。

神社だけで祈るのではなく、普段から「祈りの生活」を送ることこそ、真のスピリチュアル(マジスピ)なのです。

神社参拝の目的は「神恩感謝」と「心願成就」以外にはない

年末が近づくと、女性誌を中心に「パワースポット特集」が組まれますね。

そこでは「恋愛運」とか「金運」とか「仕事運」とか、それぞれに願望に応じて「この神社がオススメ!」と書かれています。

例えば、恋愛(縁結び)なら「東京大神宮」というように。

ただし、もちろん東京大神宮に参拝する "だけ" で良いわけがない。

私は人の波動(オーラ)を観るのが仕事ということもあり、神社の本殿で拝んでいる人たちがどんな想念で祈願しているのか観るときがあります。

多くの参拝客で混み合っていて、参拝の順番待ちをしているときは時間があるので、前の方で参拝している人たちの波動をふと眺める。

すると、あまり本気で祈っていない人もいます。

本当に恋人が欲しいのかな?

本当に良い縁を引き寄せたいのかな?

「できればチャンスがあるといいなぁ」としか思ってないのかな?

よく言われることですが、神社に参拝するのは、原則は「神仏に感謝を捧げるため」です。

それ以外の「商売繁盛」「家内安全」「学業成就」というのは、基本的には「欲望」と思った方が良い。

「恋人が欲しい」とか「人脈が欲しい」とかいうのも、欲望ですよね。

そういう欲望のまま神社で祈願しても、あまり意味はありません。

身もフタもないことを言えば、「志望校に受かりたければ、受かる学力になるまで勉強しろ」ということです(笑)

こう言うと「そんなの当たり前だろ!」と怒る人がいるのですけど、その怒りの根底には「依存心」があるのでしょうね。

良い縁が欲しけりゃ、自分を磨く努力、いろんな人と出会う努力をすること。

神社だけ参拝していても、あまり意味がない。

ただし「その努力ができるよう神社に祈願する」なら、主体は自分だからアリです。

本当に祈願を向けるのは、神仏ではなく自分自身なのです。

だから、その「誓いの場」として神社を利用させていただくのは真っ当なあり方です。

・・・こういうことを言われると、つまらないでしょうか?

でも、本当に「神社を通じて願いを叶える人」というのは、こういう主体性を持っている人です。

私が知っている経営者の方は、自分の志を事業にするため、縁のある神社に1年間、毎日参拝されたそうです。

自分の志が本当に確かなものかどうか、そこに野心や欲望はないかどうか自分で厳密に検討するため、雨の日も風の日も大雪の日も参拝された。

体調が悪い日も、悪天候やトラブルで交通機関が使えない日も、例外なく参拝された。

1年間続けて参拝された後、「この自分の志は間違いない」と確信して起業された。

この方は上記の通り、もちろん神仏へ祈願されたのもあるでしょうけど、それ以上に自分自身に祈願されていたのではないでしょうか。

神社という清浄な場で、神仏に対し恥じない思いを持っているかどうか確かめる。

神仏に対し恥じない思いを持っているからこそ、それは神仏に届くのです。

それが「志」や「誠」、あるいは「心願」と言われるもの。

神仏の波動と同調するには、個人的な欲望や野心を排した「純真な願い」「心願成就の祈り」が求められます。

そういった願いがあれば、ことさら神社に参拝しまくる必要はない。

こう述べると、真のスピリチュアル(マジスピ)としての神社の使い方がお分かりになると思います。

まぁ、上の経営者のような「面倒な参拝」をする人はめったにいないでしょう。

私もここまで徹底する必要はないと思います。

ただ、少なくとも神社で「欲望」や「野望」を祈願することはありません。

「生かされていること」に感謝し、自分に与えられた「宇宙的使命」に死ぬまで挑むことができるよう願うだけです。

とはいえ、現代人の多くは「インスタント」な開運を求めますね。

スピリチュアル系のインフルエンサーが「この神社はスゴい!」なんて言ってしまうと、それを多くの人が信じて参拝してしまうことはよくあります。

でも、そんな「スゴい神社」とやらの波動を私が観ると「伊勢」や「出雲」などの超有名神社は別として、実はそんな大したことはありません。

「あそこの金運神社がすごくご利益があるらしい!」なんてウワサをネットで拾って向かったその神社は、すでに欲深い人々の重たいエゴの波動によって、とっくに穢(けが)されてますって。

そんな「パワーダウンスポット」としての神社を有り難かって参拝しているのだから、滑稽ですね。

こんなことを言いながらも、私は本当は「ガチの金運神社」を知っています。

でも、こういう一般公開の場では紹介しませんし、ネットや雑誌に取り上げられることもない。

それは自分で運命を拓こうとする気概のある人にしか縁がない神社なのです。

一般的な雑誌で紹介される「金運神社」は、すでにそのパワーを失っていると思った方がいいですよ。

ということを考えれば、ご利益を得るための神社参拝ではなく、神仏の波動とより同調するための「志」「誠」「心願」を養っていった方が良いのです。

このウェブサイトのたくさんの記事をご参考に、ご一緒に学んでいけたらと思います。

改めて、このブログの要点
  • 神社に参拝するのは良いことだが、それ以上に大事なのは普段の生活の中で祈りを習慣にすること。
  • 神仏の力を本当に活かせるのは、「願いは自分の努力で叶える」という主体性を持っている人。
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第275回【対談】真の引き寄せとは、意図を超えた出来事が運命として与えられること。https://prism-life.com/podcast_275/Fri, 11 Oct 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=16929

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第274回:あなたの波動を劇的に高めるモノ・コトのご紹介(※詳細は無料メルマガ登録者限定でご案内)https://prism-life.com/podcast_274/Fri, 04 Oct 2024 10:06:55 +0000https://prism-life.com/?p=16867

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占い師で信用できる人・できない人とでは何が違うのか?https://prism-life.com/dependence-on-fortune-telling_3/Thu, 03 Oct 2024 14:47:00 +0000https://prism-life.com/?p=16859

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 このページでは ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

このページでは主に占い師(または霊能者・スピリチュアルカウンセラーなど)による「スピリチュアルビジネスへの批判」を、かつて占い業界に所属していた実体験に基づいて展開しています。

今回は

  • 占い相談者の心理
  • 占い業界の構造
  • 占い師の実態

の3部構成のうち、

③占い師の実態

について述べていきます。

「①占い相談者の心理」「②占い業界の構造」については以下をご覧ください。

「占いが当たる」のは別に大したことではない

まず、占い師は「ただの人間」であることを理解しましょう。

いや、むしろ「変わっている人間」「社会に適応できない不器用な人間」が少なくない。

前回述べた通り、たとえ占い広告では「スゴい神通力の持ち主!」「何度も見通す千里眼の持ち主!」なと激押しされる人でも、その波動(オーラ)を観ると別に大したことはありません。

むしろ運営会社に猛烈にプッシュされてしまってしんどくないのかな、と思ってしまう。

(ええ、もちろん私も「変わっている人間」ですよ。後天的に修正はだいぶできたつもりだけど)

そんな「ただの人間」でも、見せ方によっては「スゴい!」と思われてしまうことがあります。

たまに人気ユーチューバーの過去動画をチェックしてみると、「占い師に●●の結果について占ってもらいました」「最近ツイてないので霊媒師にお祓いしてもらいました」といったコンテンツを見つけることがあります。

彼ら・彼女らは人気になるだけあって、視聴者のニーズはしっかり分析しているはず。

なので占い・スピ系コンテンツは一定のニーズがあるのでしょう。

それにしても、以前からずっと疑問だったのは、

「なぜ人々は『占いが当たる』ということに、そんなに注目するのだろう?」

ということ。

だって、冷静に考えてみてくださいよ。

例えば、ある占い師に「あなた、半年後に良い出会いがあるわよ」と言われたとします。

それが本当に当たっていたとしたら、あなたや周囲は「予言的中!」とか「あの占い師はスゴい!」とか言って驚くわけですよね。

・・・ちょっと待ってくださいよ。

冷静に考えましょう。

もしあなたに「半年後に良い出会いがある運命」が与えられているなら、占い師がそれを当てようがハズれようが、「半年後に良い出会いはある」わけですよね?

だから、本当にスゴいのは占い師ではなく、「半年後に良い出会いがある運命」を引き寄せたあなたではないでしょうか。

本当に称賛されるべきは、あなたです。

あなたの過去からの良い心がけが「良い出会い」を引き寄せたのでしょうから、本当に素晴らしいのは占い師ではなくあなたでなければならない。

百歩譲って、その占い師が相談者の運命に働きかけて「半年後の出会い」をもたらす影響力を与えたというなら、その占い師は「良い出会いを導くミラクルパワー持った能力者」として称賛されても良いと思います。

でも、占い師の大多数は「ただの人間」です。

そんな「ただの人間」が、もともと「そうなるべくしてなる運命」を外野から言い当てただけでスゴい!と言われてしまう風潮に対し、私は疑問を持っています。

他にも例えば立ち上げた事業が成功するかどうか占い師に聞き、「5年程度で軌道に乗るわよ!」と言われてその通りになったとしたら、本当にスゴいのは不屈の精神で努力したその起業家であって占い師ではない。

なのになぜそれが「占い師の実績」としてカウントされてしまうのか、さっぱりわからん。

結局、占い師の仕事は「人のふんどし(=運命)を使って相撲を取る」ということでしかない。

主役は相談者であって、占い師はただの裏方に過ぎない。

そもそも「ただの人間である占い師」が百発百中でズバズバ言い当てるのは、占いの「ファンタジー広告の世界」を除いてあり得ない。

以前にも言った通り、「占いで未来などわかるわけがない」のだから。

エラそうな占い師が出てくる理由

多少でも占いの技術を学べば、「ある程度の割合で当てること」はさほど難しくはありません。

「天才的な霊感」など必要ない。

(「当てる」と言っても限定的な範囲であって、やっぱり未来は誰にもわかりません)

だから、占いスクールや通信講座などでは「誰でもできます」「霊感は一切不要」などと宣伝するのです。

私も「禅タロットリーディング」というものをやっていますが、必ず、そのときの相談者に必要なカードが出ます。

私は相談者さんにカードを引いてもらう方針でやっているのですけど、たまに天邪鬼な方がいます。

例えばカードを5枚引くとしたら、並べたカードの「端っこから5枚を一気に取る」方がおられる。

「おいおい、もうちょっと選んで取れよ・・・」と思わなくもないですが、そんないい加減に見えるカードの引き方でもなお、不思議とその人に必要なカードが出ます。

また、生年月日で割り出すような占星術や四柱推命などでも、同様にある程度の割合で相談者に合点がいく結果になります。

個人的に「占いは統計学ではない(学問ではない)」と思っていますが、それでも古来から積み重ねてきた「経験則」は確かにあるでしょう。

したがって、ここでも「占い師がスゴい」のではなく「占いのツールおよび経験則の歴史がスゴい」のです。

「ある程度は当たってしまう」わけですよ。

なので占いに相談する人の中には「スゴい!」と称賛する人も出てくる。

それまで「社会にあまり適応できなかった "ただの人"」でも、そのうち「センセー」なんて呼ばれる。

まして占い組織に所属すると、その日から「センセー扱い」される。

そうしているうちに、本当は「相談者がスゴい」にもかかわらず、そして本当は「占いのツールおよび経験則の歴史がスゴい」にもかかわらず、「自分は立派なセンセーだ」とカン違いするBBAやオッサンが出てくる。

これは「劣等感が深い人」に多いパターンですね。

私もそうですけど、占いをやる人は「普通の生き方」がなかなか送れない人が少なくないので、劣等感を持ちやすいのでしょう。

なので占いスキルだけでなく、人間としての力量や器を高めるような心がけがなければ、本当に相談者のためになるような鑑定はできません。

以前、カフェで作業をしていたら、隣から女性二人が占いについての語っている声が聞こえてきました。

ちょうどこのブログを作っているときだったので、モロに耳に入ってきました(笑)

Aさん「●●さんってさ、なんか『タロット占い』やってるらしいよ。あと『アロマ』もやってるんだって」

 

Bさん「えー、そうなんだ。でもさ、●●さんってココロ病んでるらしいよ。学校の栄養士、すぐやめたらしいよ。ってかさぁ、病んでる人に見てもらいたい?」

 

Aさん「まぁいいんじゃないの。それで少しでもお金を生んだらさ。勤め人の稼ぎの足しになったらいいじゃん」

 

Bさん「うーん、まぁそうかもしれないけどね~。私はヤダなぁ・・・」

「ネタの提供ありがとうございます!」と言いたい気持ちは抑えました。

この会話に出たように、占いをやり出すのは純粋な知的好奇心ではなく、何らかの心理的な痛みがきっかけになっていることが大半です。

(私の場合は知的好奇心がきっかけです。たまたま縁があった行者(修行僧)の方から「禅タロット」を教えていただき、その思想の深さにハマっていきました)

(思えば「行者から教えていただく」という流れは、我ながら不思議な運命ですね)

別に占いを学ぶきっかけは何でも良いのですけど、それを仕事にするなら自分の悩みは高い次元で解消する必要があります。

ただ、いろいろ観ていて感じるのは、占いスキルは学んでも、自分の内面についてはあまり見ようとしない人がいること。

もとより占い師には「あまり社会に馴染めない人」が少なくないわけだし、そこからさらに「自分を深く見つめる」となると、相当なエネルギーが必要ですし。

だからこそ、波動(オーラ)があまり明るくないわけですけど。

占いにおけるトラブルの原因の大半は、「占い師の精神的な未熟さ」にあります。

クレームの理由が「鑑定が当たらなかった!」というのは表面的なことで、本当は「コミュニケーションスキル(話の聞き方・伝え方)」そして「人間として信頼できないこと」が根本原因なのです。

まぁそこには「スゴい能力者!」として持ち上げられていることに対するギャップもあるので、本当は運営会社にも問題はあるのですが。

人工知能が優秀な占いをする時代に生き残る占い師になるには?

ここからは余談ですけど、例えば

・プライベートでは進展しない恋愛にずっと葛藤を抱えたまま、他人の恋愛相談には乗る占い師
 

・自分自身の食生活はメチャクチャで酒浸りなのに、他人の健康運を占う占い師

 

・ギャンブルや自己顕示欲で借金を作っていながら、他人の金運を占う占い師

こんな「言っていること」と「やっていること」が食い違う占い師を、けっこう見てきました。

こういう人は波動(オーラ)も重たいので、すぐわかります。

実際、過去に大した金額ではありませんが、お金を貸した占い師がいます。

それは10年以上経った現在も返してもらっていないし、そのうち縁も切れてしまいました。

私だけではなく、当時お付き合いのあった他の人たちとも縁が切れたようです。

金の切れ目がなんとやら、最も大切な資産である「信頼」を失ったのでしょうね。

そんな人が風のウワサである場所で占いをやっているという話を聞いたとき、「おいおい、ホンマかいな・・・オマエが人を観る資格なんかないやろ」と思ったものです。

さらに新しいウワサでは、そこで出会ったお客さんと体の関係を持ってしまったいう話まで聞こえてきて、もうオーマイガーであります。

もちろんこんなクズばかりではありませんけども、たかだか占いをやっているだけで「先生」と呼ばれることが、私には違和感でしかありません。

占いが他人様の人生や運気を観る仕事である以上、自分自身の人生、そして自分が宇宙から与えられた運命・使命・天命を活かそうと願い続けることは、占い師として当然問われる態度です。

上の例のように「実人生」と「仕事」が分離しているような人間に、良い運気など巡るわけがない。

そんな「運気の悪い人間」が他人様の人生や運気を観るのは、誠に罪深いことであると自覚せねばなりません。

これからAI(人工知能)が進化すれば、「AI占い師」の精度はさらに高まります。

現在ですら「ChatGPT」などに生年月日を打ち込めば、かなりいい感じで占ってくれます。

さらに、占うだけでなく「カウンセリングの相手」にもなってくれるのですよ。

それを仕組み化して商売している業者は、すでに存在している。

人工知能の台頭によって、占い師もまた淘汰されてゆくのは時代の必然。

そんな中、占い師がアナログでできることといえば、相談者に「良い感化」を及ぼすことだけかもしれません。

鑑定結果が良かろうが悪かろうが、その占い師の「存在そのもの」、言い換えれば「波動」が相談者に良い影響を及ぼしてゆく。

その占い師と話をしているうちに、不思議と不安や迷いが静かになっていく。

特に大きく励まされたわけじゃないけど、相談前にはなかった小さな希望が、心の中で生まれている。

これは人工知能ではできない領域です。

もちろんこれは付け焼き刃でできることではありません。

先ほど述べた通り、占い師自身が自分自身の人生に対して真剣でなければならない。

自分自身の体(Body)心(Mind)魂(Spirit)を高める工夫を積み重ねる必要がある。

もはや自分の内面を深堀りする勇気を持てない占い師など、もうどうしようもないのです。

せいぜい報酬の安いアプリ系の占いなどで小銭を稼ぐ程度しかできないでしょうし、それもいつか人工知能に取って代わります。

私はそんな人に運勢を観てもらいたいなんて思いません。


以上、3つのブログを通じて占い業界への批判を行いました。

ここで述べたことはすべて私にも問われることなので、身が引き締まる思いです。

1つ目と2つ目のブログにご興味があれば、以下からご覧ください。

また、私はここで述べたような考えを根底にして、「禅タロットリーダー養成講座」という従来の占いとは異なるタロット指導を行っています。

かなり本腰を入れていますので、ご興味があれば以下をご覧ください。

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第273回:運命を正しく認識しない限り、運勢の良し悪しに翻弄されて終わってしまう。https://prism-life.com/podcast_273/Fri, 27 Sep 2024 10:31:04 +0000https://prism-life.com/?p=16839

■【人気記事】今回の内容は以下で詳しく述べています(https://prism-life.com/zentarot_change_breakthrough/) ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https ... ]]>

■【人気記事】今回の内容は以下で詳しく述べています(https://prism-life.com/zentarot_change_breakthrough/

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占い広告のウソを見抜く方法を、運営会社の幹部にこっそり聞いてみた。https://prism-life.com/dependence-on-fortune-telling_2/Thu, 26 Sep 2024 14:42:00 +0000https://prism-life.com/?p=16824

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 このページでは ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

このページでは主に占い師(または霊能者・スピリチュアルカウンセラーなど)による「スピリチュアルビジネスへの批判」を、かつて占い業界に所属していた実体験に基づいて展開しています。

今回は

  • 占い相談者の心理
  • 占い業界の構造
  • 占い師の実態

の3部構成のうち、

②占い業界の構造

について述べていきます。

前回 ①占い相談者の心理 については以下をご覧ください。

占いで大切なのは「当たるか 当たらないか」ではない?

占い師は「あなたは将来こうなるでしょう」「3ヶ月ほど先に出会いがあると思います」などと、割と強めに鑑定結果を伝えることが多い。

本来は「未来のことなど誰にもわからない」のに、そう言ってしまう。

こういう「占い師のスタンス」の背景には何があるのでしょうか。

それについては、過去に知り合った「某占いサイト運営会社」の幹部マネージャーの方から直接聞いた話をご紹介しましょう。

その方は占い師の採用をされている方で、裏話をいろいろ教えていただきました。

こんなことをおっしゃっていました。

「別に占いの結果が外れたって、あまりクレームにはならないんですよ。

 

だって、そういうのは『当たるも八卦、当たらぬも八卦』ですからね。よほどヘンな人でないなら、それはわかってますよ。

 

だから、もちろん会社によって方針は違うんですけど、少なくともウチの占い師さんには『正しいとか間違いとかじゃなくて、鑑定結果は思い切って伝えてください』ってお願いしてるんです。

 

結局、占いに来るお客さんってのは『自分に自信がないから背中を押してもらいたいだけ』なんですよね」

とのことでした。

占いへの真のニーズは「当たる鑑定をしてもらいたい」ことではなく、「背中を押して欲しい」ということなのです。

一見すると「当たる鑑定は良くて、当たらない鑑定はダメだ」と思うかもしれません。

でも、これは的を得ていない。

なぜなら、もし「めっちゃ当たる鑑定」があるとして、「あなたの運気や運勢や最悪。恋愛運も金運も全くダメ。最後は悲惨な最期を遂げて●●に落ちるわよ!」なんてズバリ言われてしまったら、どうリアクションしたらいいのでしょうか。

あなたがそう言われたら、恐怖ではないでしょうか。

もちろん良いことだけ言われてそれが全部「めっちゃ当たる」としたら結構なことですが、常識的に考えて「良いことづくめの運勢」などあり得ないし、そもそもそんなツイてる人は占いになど絶対行きません(笑)

そう考えれば、むしろ「占いは当たらない方がいい」のではないでしょうか。

未来のことは「当たるも八卦、当たらぬも八卦」と曖昧にしておいた方がいいし、本当はそれが古来からの「人生の智恵」ではなかったでしょうか。

(という観点から、私は「当たる当たらないを超えた、相談者自身が内側で深く考える『禅タロットリーディング』」を提唱しています)

結局、自分の人生の意思決定を他人に委ねることが、根本的に間違っているのです(占い会社はその依存心を利用して儲けるわけですが)。

とはいえ、「背中は押して欲しい」わけですよね。

一人 "だけ" で、決めたくない。判断したくない。決めた責任を負いたくない。

そのニーズがあるから、占いの運営会社は所属占い師に「鑑定結果は言い切ってください」と指導するのです。

ただしデタラメに言い切ること、いい加減に背中を押すことは難しいので、占い運営側は「怖いほど当たる」「類まれなる霊能力」「ベテラン鑑定士(鑑定師)が勢揃い」などという演出を凝らすことになるわけです。

(先ほど述べた通り「怖いほど当たる」のは本当は手放しで喜べることではないものの、相談者の多くは当初それを「信頼できそう」と受け取ります)

なお、占い運営会社による「この先生の鑑定歴は10年」などというベテラン感のアピールの多くはウソだと断言します。

 

実際はまだ占いを勉強したばかりか、せいぜい数年の経験者が大半だと知っておきましょう。

なぜなら、もしガチで10年以上の経験者を募集したら、そもそも人が多く集まらないからです。

先のマネージャーさんもおっしゃっていましたが、質の高い占い師を確保することは会社の至上命題であり、結構苦労しているそうです。

面接の時間になっても現れない人も結構いるとか・・・。

(最近ではオンライン面接がメインになったので以前よりラクにはなったそうですが、それでも時間になっても出ない人がいるようです)

一方、本当にベテラン占い師を募集すれば高いコスト(高い人件費や優遇条件)が発生するので、そんなもん普通の占い会社がするわけないじゃないですか。

占いの初心者の中でそれなりにコミュニケーションスキルがある人を集め、それを「ベテラン鑑定士」に擬態させて売り出すのが常套手段です。

何しろ、この私もまた「占い歴10年未満」だったにもかかわらず、かつて所属した団体では「鑑定歴10年のベテラン」として紹介されたのですから!

それをマネージャーさんに言ったら、

「うーん・・・まぁどこもやってるでしょうからね・・・」

と苦笑しておられました。

占いが怪しい・うさんくさい・インチキと思われる理由

占いへのニーズには「背中を押してもらいたい」だけでなく、

「ただ話を聞いてもらいたい」

というものもあります(利用客のメインは「ただ自分の気持ちをわかってほしい」傾向が強い女性なので)。

実は鑑定スキル以上に大切なのは、当たり前のことですが「コミュニケーションスキル」です。

上で紹介した占い会社のマネージャーさんも、「まともに会話できない人も結構いるので、占い師の面接ではそこを最も重点的に見ます」とおっしゃっていました。

そう、「それなりに会話ができる人」であればいいのです。

ただそれは理想であって、実際は心配な人もいます。

私のところにも、「占い師の●●先生はちょっと何言ってるかわからない」という不満の声が何件もあったぐらいですから(所属している占い組織の他の先生の愚痴を言う人もいました)。

そもそも「占いを仕事にしよう」と思っている時点で、世間的には "ちょっと変わっている" と思われるのですから、それを補うだけの常識とコミュニケーションスキルがあるかどうかが問われます。

実際、相談者からのクレームの本質は「鑑定が当たらなかったこと」もあるでしょうが、その根本には「コミュニケーション不全」がある。

そこで占い会社としては、本来「鑑定スキル」と「コミュニケーションスキル」は相容れないにもかかわらず、「怖いほど当たる」「類まれなる霊能力」「ベテラン鑑定士が勢揃い」と強くアピールしておくと、素人の相談者の中には「ちゃんと話も聞いてくれそう」というふうに "優良誤認" する人も出てくる。

実際、相談件数の多い「恋愛」「不倫」「家庭内のドロドロ」などは知人・友人に相談しにくい。

そこで心理カウンセリングの出番と言いたいところですが、日本は欧米ほどそれが一般的ではない(また日本では修練不足の「なんちゃってカウンセラー」も少なくない)。

誰か相談相手を探した結果として一部の人は占いに行くわけですが、そこで「選りすぐりの鑑定士」なんて宣伝されたら、「ここだとちゃんと話を受け止めてもらえるかも」と誤解する人も出てきますよね。

悩みが切実であればあるほど、「スゴそうな人に話を聞いてもらいたい」のは当然のことです。

客観的に見れば占いの広告なんて「怪しい」「盛り過ぎ」「うさんくさい」と感じるでしょうが、依存心の強い人ほど逆にそちらの方が「頼れそう」に思えるのです。

別に万人にウケる必要はない。

不思議なこと、スピリチュアルなことに関心がある人、その中でも特に依存心の強い人や、誰にも打ち明けられない悩みを抱えている人をターゲットにすればいい。

だから「普通の人」が占い広告を見ると「怪しい」と感じるわけですが、そもそもその人はターゲットではないのです。

そういえば私が独立する前、某「経営コンサルタント」の個人セッションを受けたことがあります。

その方はコンサル対象をスピリチュアルやセラピーの業界に特化し、「ある有名な人」をプロデュースした経歴で知られています。

たまたま近くで個人セッションがあるという情報を得たので、結構な金額でしたが、思い切って受けてみたのです。

その方から「売れるため一番大切なこと」として言われたことは、

・「『それっぽい格好』をしなさい」

 

・「『売れている人間』のように演技をしなさい」

 

・「結局人は『見た目』で判断するのだから

というものでした。

『それっぽい格好』というのは、「スピリチュアルカウンセラーや占い師 "っぽい" 格好」ということであり、ちょうど占い広告に載っているような格好です。

占い広告なんて、そのまんまコレをやってますよね。

しかし、当時の私は断固として拒否しました。

なぜなら「あんな『怪しい連中』の一人になってたまるか!」という気持ちの方が圧倒的に強く、「見た目ばっかり気にかけてどないすんねん!アホか!」と率直に感じたからです。

その思いは今でも全く変わりません。

まぁ振り返ると、「まるでそうであるかのように振る舞う」というのは自己啓発のテクニックの一つだということは理解しているのですが、どうしても人を上っ面で騙すというか、相談者をバカにしたような感じがしてしまい、私はどうしてもできません。

外見なんて個人的には清潔感がないとか、死ぬほどダサいとか、TPOを弁えていないなど「マイナスにさえならなければいい」と思っています。

大切なのは、当たり前のことですが中身や内容でして、そんな上っ面でごまかせると踏んでいること自体、愚かなことではないでしょうか。

ちなみに余談ですが、その「某コンサルタント氏」の波動(オーラ)を拝見すると、なかなか重たい。

やっぱり上っ面のテクニックだけで満足していたらダメですよ。

初めて個人セッションを受けてから15年以上経った現在でも活動しているようですが、ダメなものはダメなのです。

実力ある占い師の大半は独立している。団体所属ではあまり稼げない。

私が占いの組織に所属して驚いたのは、それぞれの占い師が「超常的な能力者」としてPRされていることでした。

「すべてを見通す霊的能力」「奇跡を起こす神通力」など、あり得ない文句がズラリと並んでいる。

試しに、ネットで占いのサイトを見てみてください。

そこには「開運成就」「縁結び祈願」「縁切り成就」「思念伝達」「想念書き換え」「成り代わり」「引き寄せ祈願」「子授け成就」などのフレーズが踊っていました。

「成り代わり」(=イタコ芸)や「想念書き換え」って何やねん・・・ホンマにできるんか?

「好きなあの人の気持ちをワタシに振り向かせてください」というエゴイスティックな相談に対し、占い師が「想念書き換え」を発動したら振り向いてしまった・・・なんてあるかいなボケ。

と私でもツッコミを入れたくなるような「ファンタジー」であふれているのですよ。

サプリなら「末期ガンもすぐ治ります」とか「骨折もすぐに治ります」とか言っているようなものではないでしょうか。

それが逆に面白くなってきまして(笑)そういう「超常的能力」を謳っている(運営会社から謳わさせられている)占い師の波動を観てみると、やはりと言うべきか、軒並み「重たい」のですよ。

まぁ普通に考えれば「こんなの絶対あり得ない」とわかりますからね。

逆に言うと、占い業界はそういうのがまかり通ってしまう特異な世界だということです。

もし百万歩譲って、本当にそんな「超特殊能力の持ち主」だとしたら、報酬の安い占い会社にずっと所属しているわけがない。
 
本当に実力のある占い師は、必ず独立しています。
 
独立した方がずっと儲かるし、かつ自分に合ったクライアント(相談者)にも恵まれるからです。

占い会社によって多少の差はあっても、鑑定料の7~8割は会社に持っていかれると思って良いでしょう(看板占い師はもう少し優遇されていると思いますが)。

(私の場合は鑑定料の約8割を会社に持って行かれました。しかもこれは実働時間に対してですよ。待機時間は報酬ゼロです)

確かに所属するメリットは「会社が集客してくれること」ですが、それだけ「スゴい能力者」なら独立しても集客にはあまり苦労しないはず。

もちろん優れた占い師でも「集客やマネジメントは超苦手だから、現実的に面倒なことは会社に丸投げしたい」という方もおられるでしょう。

実際、芸能プロダクションに所属しているごく一握りの占い師は、広告塔として活躍する代わりに、例外的に高い報酬をもらっています。

ただ、それでも上記の通り占い会社は「ありえない神通力」をPRして集客するため、その波動に合った「依存的な相談者」も集客してしまう。

そういうお客は相手からエネルギーを吸い取りますから、話をした占い師の大半はとても疲れます。

私のところにはときどき「占いに来た質の悪い客の愚痴を言うだけのために」カウンセリングにお越しになる占い師の方がおられます。

また、定期的に「充電」と称して『宇宙ヒーリング』というメニューを受ける方もおられます。

中にはモンスタークレーマーみたいなお客もいますので、そういう人に接客するとマジで疲れてしまう。

そういう縁ができてしまうのは「占い会社の波動」で集客しているからであって、「自分の波動」で過大広告せず誠実に集客すれば、もっと質の高い相談者が来る可能性が高くなる。

だったら、独立した方がメリットが大きいではありませんか。

私みたいな大能力者ではない人間ですら独立できているのだから、まして本当に「類まれなる神通力」「怖いほどよく当たる鑑定力」があるなら、早く独立しなはれ。

そんな安い報酬で肉体労働するより、よっぽどええぞ。

(占い師は立派な肉体労働です。座りっぱなしで腰を痛めている人を何人も見てきました)


というわけで、今回は占い運営会社の幹部マネージャーさんから直接聞いた話と自分の現場体験をもとに、占いの広告や宣伝のウソについて述べてみました。

ご参考になれば幸いです。

次回は

③占い師の実態

について述べる予定です。お楽しみに。

なお、前回の「①占い相談者の心理」については以下をご覧ください。

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第272回:部屋をパワースポットに変える9つのポイント。自分の波動を整えることが根本。https://prism-life.com/podcast_272/Fri, 20 Sep 2024 10:15:22 +0000https://prism-life.com/?p=16787

■【人気記事】今回の内容は以下で詳しく述べています(https://prism-life.com/property_8points/) ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-lif ... ]]>

■【人気記事】今回の内容は以下で詳しく述べています(https://prism-life.com/property_8points/

■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

■ご感想やご質問は以下のアンケートフォームからお送りください。
https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

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スピ・占いにハマる人の心理。予言が “当たる” トリックの見抜き方。https://prism-life.com/dependence-on-fortune-telling/Thu, 19 Sep 2024 14:47:00 +0000https://prism-life.com/?p=16778

占いはあくまで参考程度に活用しよう スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに ... ]]>

占いはしません

占いはあくまで参考程度に活用しよう

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

このページでは主に占い師(または霊能者・スピリチュアルカウンセラーなど)による「スピリチュアルビジネスへの批判」を、かつて占い業界に所属していた実体験に基づいて展開しており、主に

  • 占い相談者の心理
  • 占い業界の構造
  • 占い師の実態

の3部(3ページ)構成になっています。

今回は

①占い相談者の心理

について述べていきます。

もしあなたが、占いに多少でも関心があった上で

・「占いに頼るのはちょっと不安・・・」
 

・「占いってやっぱり怪しいんじゃないの?」

 

・「とはいえ、やっぱり占いに頼りたくなるときもあるかな・・・」

 

・「『ズバリ当たる!』なんてメディアで宣伝されてるし気になるな・・・」

 

・「でも、過去に占いで怖いことを言われたことがあるし・・・」

などの気持ちがあるなら、このページがお役に立てるでしょう。

私も「禅タロットリーディング」「禅タロットリーダー養成講座」という占いメニューを行っています。

ただ、【マジスピ】(真のスピリチュアル)という理念を掲げる私は、忖度なしで率直に考えを述べていきます。

ハッキリ言って、私も一般的な占いは「怪しい」「信頼できない」「依存するのは危険」だと強く思っています。

自分の商売は度外視(?)でこのページを作成しているので、最後まで読んでいただければ、

「たとえ占いを利用するとしても、あくまで参考程度にしよう」

という成熟した態度を持つことができるようになるでしょう。

占いで未来のことなど、わかるわけがない

具体例があった方がわかりやすいので、最初に過去にいただいたご相談事例の一部を取り上げます。

(事例はすべて許可をいただいた上で、個人が特定できないよう一部変更しています)



以前、45歳手前の「トモミさん」(仮名)から、次のようなご相談がありました。

「私は、ある占い師の先生から『あなたは、半年以内に運命のお医者さんに出会い、結婚して子どもまで生む』って予言されたんです。その後、病気のときに通った病院で、実際に30代後半ぐらいの男のお医者さんと本当に出会いがあったんですよ。
 
『あぁ!!この人かも!まだ私には可能性があるんだ!!』ってすごくテンションが上がったんですけど、それから先に全然進まないんです・・・この占い師さんって本当に信用できるんですか?」

「信用できるんですか?」と相談される時点で、すでに不審感をお持ちですが・・・

結論としては、

「そのお医者さんが "運命の人" かどうかは、誰にもわからない」

という、冷静に考えれば当たり前のこと。

たまたま私は『スピリチュアルアドバイス』というメニューで、「相手のお名前から、感情や気持ちをリーディングする」という曲芸を行っています。

(ただし、すべてがわかるわけではありません。私は観るのはあくまで現時点での感情であり、未来のことまではわかりません)

そのお医者さんを観たところ、その時点で「トモミさんへの好意」は特に感じず、「ただの患者のお一人」でした。

トモミさんにそれをお伝えしますと、

「そうですか・・・全然進展がないから、まぁそうだろうなとは薄々思ってはいましたが、信じていただけに残念です・・・」

と、しょんぼりしていました。

それから、

「でも『医者と出会いがある』って言われたのは当たってるんですよね・・・だからすごく信じてしまったんですけど・・・林さんから観て、この先生ってどうなんですか?信用できるんですか?」

 

「さっき林さんは、この先生は私に対して『特別な気持ち』まではなく、あくまで『一人の患者さんとして大切にしているだけ』と言いましたよね。でも、まだあきらめ切れなくて・・・『今後もしかしたら可能性が出てくる』ってことはあるんでしょうか?」

と聞かれました。

もうお分かりのように、トモミさんの中には「依存心」がかなりある。

占い師への依存心もあれば、「誰かに自分を幸せにしてもらいたい」という依存心もある。

当然ながら、依存心がある限り、どんなアドバイスを受けてもうまくいきません。

多くの医者は「3時間待ちの、3分診療」と言われるぐらい、とても忙しい。

なのに、まるで昔のテレビドラマみたいに、電話番号のメモでも渡される瞬間を待っているのでしょうか。


ここまで読んだあなたは「いい歳して、夢見る少女じゃあるまいし・・・」と思ったかもしれません。

ただ、占いに依存する人は大なり小なりこういう要素を持ってしまい、冷静さを欠いてしまう。

「自分の人生は自分で決め、そしてすべて自分で責任を取る」姿勢が持てないと、誰かに決めてもらいたくなるぐらい心が弱くなってしまうのです。

占い芸人のみなさん
「YouTuberカジサックの動画投稿」より。ちなみに予想は全部ハズレ)

本当は誰にも未来はわからないのに、さもわかったかのように吹聴する占い師・霊能者・スピリチュアルカウンセラーは、「運命を冒涜している」と言っても過言ではありません。

そんな人間が、良い波動(オーラ)をしているわけがない。

さっきの相談事例に出てきた占い師の波動も、お名前を聞いてチェックしてみると重たかった。

本当は聞くまでもないことですが。

よくスゴい占い師の宣伝として、「本当に当たった!この先生はホンモノだ!」と言われることがあります。

しかし実際は、たまたま当たった(らしい)事例を極端にクローズアップして宣伝に使っているに過ぎません。

以前、ある有名な霊能者が「あるスポーツ世界大会の上位3ヶ国を霊感で言い当てる」という企画番組を映像で見たことがあります。

「神妙な表情と、もっともらしいポーズ」で霊感を研ぎ澄ませているようでしたが・・・結果は当たりませんでした。

また、違う番組では何人かの売れっ子占い師が「芸能人の数ヶ月先の未来を『恋愛』『仕事』『健康』などのカテゴリー別に言い当てる」という企画を流していましたが、これも当たりませんでした。

中には部分的に当たっていましたが、そりゃ数撃ちゃいくつかは当たりますよ。

それをさもスゴい神通力かのように演出しているのです。

もういい加減、「依存心を利用して儲けるのが、多くの占いビジネスだ」ということに気づかなければ。

かく言う私もメニューの一つに占いがありますが、あくまで「自分で考えて答えを出すカウンセリング」として行っています。

未来のことなど、誰にもわからない。

それでも私たちは、どう生きたいのか自分で決め、その結果はすべて自分で責任を取る。

その根本姿勢があれば、占いは積極的に活用できるようになります。

そして、過度に依存することもなくなります。

そうなると占い師の一部は廃業に追い込まれるでしょうが、それで良い。

ただし、極めて少数の本当に優れた方は「大まかなビジョン」として未来を予見できます。
 
細かい部分や時期まではピッタリ一致しないかもしれませんが、おおよそはその予見通りに展開してゆくのです。
 
私もサラリーマン時代、現在の仕事をしているなんてとても考えられなかったとき、師匠から「あなたは将来スピリチュアルな仕事をするでしょうね」と言われたのです。
 
具体的な時期までは言われませんでしたが、結果的にそうなったのであります。

占いの「予言」が "当たる" 心理的メカニズム

上の事例において、この相談者には強い依存心があると言いました。

これを根本に相談者の心理を辿っていくと、「予言がときに当たってしまう心理的メカニズム」が見えてきます。

相談者が占い師の「半年以内に医者との出会いがあるわよ」という言葉を、その依存心からすがってしまう。

その後、たまたま近くの病院で、独身(かもしれない)医者から診察を受けた。
「あ、もしかして、このお医者さまが占い師さんが言っていた『運命の人』なのかしら・・・?」と、勝手にカン違いし始める。

「いや、そんなはずはない」と否定するものの、このチャンスを逃したくはない。だって、何度か先生の診察を受けたけど、そのたび私のことを興味ありげに見つめていたような気がするんだもの。
勝手に「この人が "運命の人" なのだろう・・・きっとそうなのだろう!」と何度も自己説得する。そして、占い師に何度も確認する。不安になるたびに、何度も占いに通ってしまう。
で、結局何も進展がないまま、時間だけが過ぎ去ってゆく・・・
「あの占い師の言葉は当たらなかったな」と諦め、また別の占い師のところへお伺いを立てに行く・・・

第3者からすれば「笑えない喜劇」かもしれませんが、依存心の強い相談者にはこういう「確証バイアス」が働いています。

(「確証バイアス」とは、自分の思い込みや先入観によって、非合理的な判断をしてしまう心理現象のこと)

自分にとって「不都合な情報」は、確証バイアスによって排除されてしまう。

その排除に利用するのが「自分にとって都合の良い、占い師の言葉」です。

ま、その確証バイアスも最後は「何も変わらない現実」が崩してしまうわけですが。

もうお分かりですね。

「予言が当たった」というより、「予言の内容に無理にでも自分を合わせてしまう」部分が数多くあるのです。

一部の「予言が当たったかもしれない部分」をウルトラ拡大解釈してしまう。

私はこういう人のことを「予言の当たり屋」と呼んでいます。

「予言が当たる」のではなく、「自分で予言に当たりに行ってしまう」のです。

これも客観的に見れば、実に滑稽です。

例えば以前よくテレビに出ていた有名な女性占い師の本(コンビニによく並んでいる)を読んで、

「ワタシの次の一年は『大殺界』で、運勢はめっちゃヤバいらしい・・・」

ととても不安になったとします。

そうすると、何か新しいことに挑戦しようと思っても「この一年は大殺界らしいから、失敗するかもな・・・やめとこう」と自粛してしまう。

また、たまたま厄介なトラブルが起こると「うわー、やっぱりワタシって大殺界やん!ホンマにヤバいやん!」と、さらに恐怖の思い込みが強くなってしまう。

これもまた、無意識でしょうが「予言の当たり屋」になっているのです。

しかし、そんな「信じやすい人」でも、逆に「来年はスゴく良い年になる」という占いの結果は、素直に信じることができないことが多い。

そう、結局のところ、人は自分が信じたいものを信じるものです。

そして、多くの人は希望を求めていながら、実際はなかなか信じることができない。

本当に信じているのは「悪い結果」であり、何の趣味なのか、わざわざそれを占いで確認する。

先ほど述べた依存心や恐怖心が発動するきっかけは「占い師の言葉」だったかもしれませんが、その依存心や恐怖心は、すでにその人の内側にあった。

もはや「占い以前」の問題ではないでしょうか。

繰り返しになりますが、こういう人がどれほどアドバイスをもらったところで、決してうまくいきません。

ただし、占い業界にとっては、めちゃくちゃ有り難い カモ お客様なのです。


以上、占い依存はすべて、文字通り「依存心」から始まるということを説明しました。

「予言は当たる」のではなく、「自分で予言に当たりに行く」という心理メカニズムやトリックについてご理解いただけたと思います。

先ほども述べた通り、これらのことに十分に留意した上で、占いを参考情報として活用するのが健康的です。

そういう人が増えると、私も「禅タロットリーディング」「禅タロットリーダー養成講座」というメニューをやっている以上、商売上はマイナスかもしれません。

でも、病院や警察と同様、本当は占いなど必要ない社会の方が「健全」ではないでしょうか(もしもそんな時代が到来したら、私は喜んで廃業しますよ)。

ご参考になれば幸いです。

なお、先ほど述べた「占いで未来のことなど、わかるわけがない」ということについては、音声配信(YouTube)で語っています。

今回の内容とは違った角度から述べているので、もしご興味あればさらにご覧いただければ幸いです。

次回は

②占い業界の構造

について述べる予定です。お楽しみに。

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第271回:新・スピ系の本物と偽物を見抜く8つのポイント。自信がないヤツほど飾りたがる。https://prism-life.com/podcast_271/Fri, 13 Sep 2024 10:24:02 +0000https://prism-life.com/?p=16684

■【人気記事】今回の内容は以下で詳しく述べています(https://prism-life.com/spiritual_checkpoint/) ■【体験会あり】禅タロットリーダー養成講座の詳細(https://prism ... ]]>

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■今回の内容は以下のページで詳しく述べています。

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第269回【禅タロット】真の占いは “当たる・当たらない” を超え、相談者が自ら答えを導くもの。https://prism-life.com/podcast_269/Fri, 30 Aug 2024 10:28:56 +0000https://prism-life.com/?p=16464

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第268回:オーラリーディング「宇宙エネルギーを受け取って分かち合う循環の中でオーラは輝く」https://prism-life.com/podcast_268/Fri, 23 Aug 2024 10:36:20 +0000https://prism-life.com/?p=16311

■オーラリーディングの詳細(https://prism-life.com/aura_reading/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gl ... ]]>

■オーラリーディングの詳細(https://prism-life.com/aura_reading/

■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://forms.gle/XzRjMUb86Yz8dZSS8

■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

■ご感想やご質問は以下のアンケートフォームからお送りください。
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第267回:過去世リーディング「私が本当にやりたいことのヒントは、前世の中にも隠されていた」https://prism-life.com/podcast_267/Fri, 16 Aug 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=16240

■過去世リーディングの詳細(https://prism-life.com/past-lives-reading/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://fo ... ]]>

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■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
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この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

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第266回:オーラリーディング「祈りや感謝を超えて●●しないと、オーラは強く輝かない」https://prism-life.com/podcast_266/Fri, 09 Aug 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=16168

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【ご感想】自己探求カウンセリング「散らかった考えが整理できました」https://prism-life.com/impressions-of-self-exploration_1/Wed, 07 Aug 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=16155

■自己探求カウンセリングの詳細(https://prism-life.com/self-exploration/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://fo ... ]]>

■自己探求カウンセリングの詳細(https://prism-life.com/self-exploration/

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第265回:過去世リーディング「前世と同じような道を辿りながら、魂は神に向かって進化成長してゆく」https://prism-life.com/podcast_265/Fri, 02 Aug 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=15993

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第264回:オーラリーディング「大切な人を亡くした後にこそ、魂の対話は深まっていく」https://prism-life.com/podcast_264/Fri, 26 Jul 2024 10:40:19 +0000https://prism-life.com/?p=15876

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第263回後半:過去世リーディング「人づきあいが苦手なのは、過去世に何かがあったからでしょうか?」https://prism-life.com/podcast_263-2/Fri, 19 Jul 2024 10:23:11 +0000https://prism-life.com/?p=15809

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第263回前半:過去世リーディング「人づきあいが苦手なのは、過去世に何かがあったからでしょうか?」https://prism-life.com/podcast_263-1/Fri, 19 Jul 2024 10:19:39 +0000https://prism-life.com/?p=15802

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第262回:オーラは「無条件の感謝」が深いほど光り輝き、天命はその分だけ発動する。https://prism-life.com/podcast_262/Fri, 12 Jul 2024 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=15766

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第261回:過去世の”物語”は現世をより良く生きる意志があって、はじめて輝く。https://prism-life.com/podcast_261/Fri, 05 Jul 2024 10:04:54 +0000https://prism-life.com/?p=15333

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第260回:占い業界が儲けるカラクリを見抜く。占い依存は自分を無力にする。https://prism-life.com/podcast_260/Fri, 28 Jun 2024 10:17:28 +0000https://prism-life.com/?p=15128

■今回の内容は「禅タロットリーディング講座」に基づいています(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたし ... ]]>

■今回の内容は「禅タロットリーディング講座」に基づいています(https://prism-life.com/tarot_lectures/

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第259回:99%の人が知らない「スピリチュアルカウンセリング」の世界https://prism-life.com/podcast_259/Fri, 21 Jun 2024 10:30:53 +0000https://prism-life.com/?p=14821

■今回の内容は以下のページで詳しく述べています(https://prism-life.com/self-exploration/) ■「禅タロットリーディング講座」詳細(https://prism-life.com/ta ... ]]>

■今回の内容は以下のページで詳しく述べています(https://prism-life.com/self-exploration/

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第258回【動画あり】神秘体験:大神神社の三輪山登拝で「光に包まれた」衝撃を語るhttps://prism-life.com/podcast_258/Fri, 14 Jun 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=14362

■大神神社・三輪山への登拝について(https://oomiwa.or.jp/jinja/miwayama/tohai/) ■「禅タロットリーディング講座」詳細(https://prism-life.com/tarot_ ... ]]>

■大神神社・三輪山への登拝について(https://oomiwa.or.jp/jinja/miwayama/tohai/

■「禅タロットリーディング講座」詳細
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■今回使った写真

・神社入口

・三輪山登拝入口

・三輪にゅうめん(素麺)

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第257回:断捨離を通じて深いスピリチュアルの世界へ。過剰なモノは魂の覚醒を止めてしまう。https://prism-life.com/podcast_257/Fri, 07 Jun 2024 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=14212

■今回の内容は以下のブログで詳しく述べています ■「禅タロットリーディング講座」詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。 ... ]]>

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■今回の内容は以下のブログで詳しく述べています

■「禅タロットリーディング講座」詳細
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【レイキ無料体験あり】なぜ軽く触れるだけで癒されるのか?(レイキヒーラー養成講座のご案内)https://prism-life.com/reiki-experience/Fri, 31 May 2024 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=13547

■レイキヒーラー養成講座 ※ページの中に「無料体験会」の詳細が掲載されています ※講座の受講を検討されている方が対象です https://prism-life.com/reiki-teaching/ ■ご感想・ご質問等は ... ]]>

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■レイキヒーラー養成講座

※ページの中に「無料体験会」の詳細が掲載されています

※講座の受講を検討されている方が対象です

https://prism-life.com/reiki-teaching/

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第256回:禅タロットリーディング「”自分ではない特別な何か” になろうとする衝動からの解放」https://prism-life.com/podcast_256/Fri, 24 May 2024 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=13471

■「禅タロットリーディング講座」詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://f ... ]]>

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■「禅タロットリーディング講座」詳細
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深い【お詫び】と【感謝】が実践できたら『波動の法則』に乗れている証拠(実践のヒント4)https://prism-life.com/the_law_of_undulation_04/Thu, 23 May 2024 03:05:00 +0000https://prism-life.com/?p=13402

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真 ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『波動の法則』が重要視する【お詫びと感謝】」

について考えていきます。

結論はもちろん「【お詫びと感謝】って大事だよね!」ってことです。

ただし、これを『波動の法則』がどう捉えているのか知ることは、とても大事なこと。

前回のブログと同様「聞けば当たり前」ですけど、果たして "本気で実践できているかどうか" 検討する必要があります。

なお、『波動の法則』に関する一連のブログは以下からご覧ください。

『波動の法則』実践シリーズ

本題の前に、復習として『波動の法則』のエッセンスを。

『波動の法則』のエッセンス

  • 「自然の仕組み」に沿って、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)をEGHO(エゴ≒肉体の維持安定を中心とする意識)ではなく「愛と調和」の方向へ無限進化させることが私たちの宇宙的使命である。
  • すべての現象(出来事・出会い・病気・事故など)はメッセージである。
  • 人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない。
  • 「愛と調和」の方向へ「決心」と「忍耐強い実行」ができれば、必ずサポートがある。
  • 低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。
  • 最も大切なのは「家族に還現」つまり家族から学ぶこと。

「感謝すればいいことが起きる」という期待は、エゴのレベルの不調和な考え方

【お詫びと感謝】が大切だと言えば、多くの人が「そりゃ大切でしょうね」と答えるでしょう。

中には「【感謝】が大切なのはわかるけど、【お詫び】は別に必須じゃないのでは?」と思う人もおられるでしょう。

ただ、【お詫びと感謝】はセットです。

カードの裏表のようなものですね。

例えば、今まで「親の恩」がわかっていなかったと思えたとき、それは「親の恩」がわかってきた証。

「いやー、自分はとんでもない親不孝者だな・・・申し訳なかった」と【お詫び】の気持ちが思わず湧いてくるとき、それは同時に【感謝】の念が深まっていることを示しています。

【お詫び】といっても、別に「卑屈」になることではありません。

仕事のクレーム対応で単にペコペコ頭を下げるのは、【お詫び】ではなく「卑屈」でしょう。

そこには「頭をちゃんと下げているポーズを取れば、そのうち相手の怒りも収まるだろう」とか「めんどくさいからとりあえず頭を下げとけ」とかいう「打算」がある。

そうではなく、心の底から「申し訳なかった・・・」と思える状態が【お詫び】です。

以前のブログで、スピ系にありがちな「口先だけの感謝」について批判的に述べたことがあります。

これは「ありがとう」という言葉を口にしていたら「ありがたいこと起きる」という、『波動の法則』的に言えばEGHO(エゴ)の都合の良いように【理解】した、かなり不調和な考え方です。

表向きは「スピリチュアル」でも実際はエゴイスティックなので、いくら「ありがとう」と言おうが波動(オーラ/振動波)は重たいままなのです。

真の【感謝】とは、たとえ「ありがたいこと」が起こらなくても、「この世に生を享けたことそのもの」に感謝するものではないでしょうか。

もちろんそれは私たち凡人が簡単にできることではないけど、「魂の成熟さ」とはそういうことですよね。

深いレベルで【感謝】の念が起きるとき、それまで【気づく】ことができなかった自分の未熟さに対し【お詫び】の気持ちも湧いている。

親や先生や上司や先輩など周囲の人々、また霊的には「守護霊」「指導霊」も含め、自分が本当に【気づく】ことができるまで忍耐強く待っていたことに対し、「あぁ、本当に申し訳なかった・・・」と【お詫び】したくなる。

個人的なことですが、私はこのブログをアップしてから何日後かに、ある方々に対し【お詫び】しに行くことになっています。

過去にお世話になっていた方々なのですが、ちょっとした「すれ違い」がきっかけで疎遠になっていたのです。

ただ、それから数年が経ち、当時の自分がいかに未熟だったか、小さなEGHO(エゴ)に囚われていたか【気づく】ことができたので、思い切って連絡し、久々にお会いすることになりました。

人間関係のトラブルは、たとえこちらに非がないように見えても、よく考えれば「何か」がある。

『波動の法則』としては、偶然にして起こることは何もなく、すべては自分がこれまで「発振」してきた「意識の振動波」によって起こります。

この意味において、特に人間関係における何らかの対立や衝突は、何かに【気づく】ことが求められています。

そこで心の底から【お詫びと感謝】ができるなら、それだけEGHO(エゴ)の振動波を超えていくことができるでしょう。

私は今回のブログを書いている最中に【お詫び】の貴重な機会が訪れたことに対し、改めて「すべては必要なタイミングで起こっている」ことを感ずるのです。


いかに自分が縁ある人々の恩によって生きてきたか、もっといえば「宇宙からのサポート」を受けて生きてきたかに【気づく】ほど、【お詫びと感謝】が湧いてくるのは当然のことです。

『波動の法則』には明確に記載されていませんが、「宇宙からのサポート」は絶えずあります。

なお、私がときどき使っている「守護霊」という日本語は、宇宙語だと

SEPOUW(セポー)

と言うそうですね。

SEPOUW(セポー)さんは私たちが自然の仕組みに則って「本来の宇宙的使命」を遂行できるようサポートしてくださっています。

ただ、私たちの多くはそれに気づかない。

もしくは、そのサポートに対して100パーセント応え切れているわけではない。

この不甲斐なさもまた、【お詫び】の対象になるのです。

【お詫び】の深さは、同時に【感謝】の深さを示します。

肉体を持って生きている限り、【感謝】と同様【お詫び】も折に触れて行うもの。


「【感謝】が大事ですよ」と言うと、何だか「道徳」や「親父の説教」臭く聞こえますけど、本当は似て非なるものです。

というのも、【お詫びと感謝】とは「道徳的に正しいことだから行う」のではなく、また「親父(=社会)に褒められるために行う」のでもなく、【気づき】によって自分の内側から湧いてくるものだからです。

まして「感謝すればいいことが起きるから行う」ものでもありません。

道徳や社会的評価とは「外側」にあるもので、【気づき】とは「内側」のものです。

そのため、【気づき】から出てきた【お詫びと感謝】を行うことによって、「外側から得られるメリット・デメリット」を計算するEGHO(エゴ)の振動波を超えていけるわけです。

ここまで言えば、冒頭の「『波動の法則』のエッセンス」である

低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。

ということの意味がお分かりいただけたのではないでしょうか。

「単なる道徳ではない」ということを改めて押さえておきましょう。

「誰かに教えられてわかるものではない」ので、地球の文化では "不親切" になってしまうのですが、これも自分で【気づく】しかないわけですね。

ここでも毎回言っている、エゴという名の「バカの壁」が立ちはだかっています。

「お詫びと感謝」は宇宙を仰ぎ見る「祈り」から湧いてくる


(ATOMH / アトム = 原子『波動の法則』より)

もう少し説明しましょう。

鉱物、植物、人間を含めた動物は、なんか知らんけど「自然の仕組み」に則って「愛と調和」に生きることをスタディする(学ぶ)べく生まれついています。

(『波動の法則』では「スタディする」という表現が使われています)

なぜ、こういう「仕組み」があるのかはわかりません。

「なんか知らんけど」としか言いようがない。

『波動の法則』著者の足立育朗所長の言葉をお借りすれば、「なぜそうなっているのか、これは考えてもわかりません」。

原因や理由を【理解】しようとしても、全くわからない。

わかっているのは、「自然の仕組み」に従えないものは、退化や絶滅の憂き目に遭うということ。

私たちの内なる「良心」は、自然の仕組みに反する行いをすると「良心がとがめる」「後ろめたさを感じる」などの痛みが生じます。

これは「なんか知らんけど、どうやらこの行為は間違っているようだ」と理屈抜きで実感できるようになっているわけですね。

(エゴの振動波に魂が覆われている人は実感できませんが・・・)

だから「なんか知らんけど、そういう "ルール" になっているんだな」と【素直】に受け入れるしかない。

過去のブログでは「私は、私たちは、何のために生きているのか?」という問いを問い続けることの大切さを述べました。

この問いには、簡単に答えが出ない。

けれども「確かにそうだ」と観じられることは、人間社会と同様、いやそれ以上に「宇宙」にも〈法〉があるということ。

その〈法〉は〈神〉と言ってもいいでしょうけど、〈法〉および〈神〉に従う者は栄え、逆らうものは滅びる。

これは教えられて【気づく】ものではなく、EGHO(エゴ)の自我中心の振動波を少なくすれば、誰でも自然と【気づける】ものです。

「宗教的な修行や厳しい節制」は、すべてEGHOの振動波を「高次元波動」に変換するため、つまり「己を磨く」ために行っているわけですよね。

意識を「高次元波動」に変換することで、EXA PIECO(エクサピーコ≒魂・原子核の集合体)が進化成長すると『波動の法則』で言われています。

それにより「情報の受振および発振の総量」が増えることで、宗教で言う「高邁な真理」を【直観】することができるようになります。

「真理を悟る」までいかなくともそれなりの意識レベルに進化成長すれば、自分がいかに周囲の恩によって「生かされている」のか【気づく】ようになります。

EGHO(エゴ)は自分中心ですから、それを超えると情報の受発振の量が増える、つまり「アンテナが広がる」ので周囲の恩恵に【気づける】ようになる。

ここで、これまで「迷い」の中にいたことに対する【お詫び】と、気づかせていただいたことに対する【感謝】が生まれてきます。


この「エゴの振動波に覆われた、腐敗した世界」で生を営むことは、決してラクなことではない。

「感謝」の話をすると一部で「キレイゴト」だと揶揄されるのはそれが理由でしょう。

また、上述の通りスピリチュアル業界の一部で「感謝」の話をするのは、私は「軽薄なキレイゴト」だと思っています。

けれども、それでも私たちは「大いなる宇宙の力」に促され、両親を通じ、個のいのちとして生まれてきた。

だから「腐敗した世界」ではなく、「大いなる宇宙」を仰ぎ見なければならない。

それが当ブログでよく言っている「祈る」ということですよ。

祈りとは、科学的に言えば「波動調整」なのです。

そうして「命の本源」そして「魂の聖地」に【気づく】とき、今まで私たちはエゴ(自我)を中心にしてどれだけ不平不満に明け暮れていたかを思い知る。

そりゃ「腐敗した地上の世界」しか見ていなければ、誰でもネガティブになるに決まってますわ。

一方で、EXA PIECO(エクサピーコ≒魂/原子核の集合体)の本源である「大いなる宇宙」を仰ぎ見ているとき、私たちは【感謝とお詫び】を忘れずに生きることができます。

真のスピリチュアル(マジスピ)を学ぶことの意義は、「腐敗した世界」の背後にある「大いなる宇宙」を仰ぎ見ることなのです。

これには「大いなる宇宙を仰ぎ見よう」とする意志、前回のブログの言葉を使えば【決心】が必要です。

自然の仕組みにゆだねる【決心】、たとえ未熟であっても「愛と調和」に生きる【決心】をする。

その【決心】を、【決心】し続けるしかありません。

その上で、自分はいつも宇宙を仰ぎ見ているだろうか、本当に【感謝】ができているだろうか、ということを自問自答すること。

なお、これは自分なりの感覚で結構なのですけど、

「自分は宇宙に対して何パーセント【お詫び】と【感謝】ができているか?」

ということを自問自答すること。

これはおすすめの実践法です。

「全身全霊の【お詫び】と【感謝】が100パーセント」だとすれば、今の自分はどれぐらいのパーセンテージか?

【直観】が難しければ、まずはヤマカンでもいいですよ。

私がこのブログを書いている昨晩これをやってみたら、あくまで自分の【直観】ですが、約30パーセントぐらいでした。

「あぁ・・・30パーセント程度なのか・・・普段からエラそうに講釈を垂れてる割にこんなもんか・・・」と残念な気分になりましたね。

なので、しばらくこれまでお世話になった方々のことを思い返していました。

その後また【直観】で感謝度をチェックしてみたら、今度は40パーセントでした。

うーむ・・・それでも100パーセントには ほど遠いなぁ。

でも100パーセント感謝ができるのは「人間の本質からすれば当然の行い」だと思っています。

100パーセントにまで到達できるまで、私は、私たちは、もっと素直に謙虚にならねばならない。

EGHO(エゴ)の振動波を高次元へと調整するべく、さらに【決心】が必要です。

そのために、もう一度言いますが、

「私は、私たちは、何のために生きているのか?」

を常に問い続けなければならないのです。

「100パーセントの感謝」とは、与えられた宿命と運命を心の底から愛している状態であり、自分の役割(天命)を完全に自覚した状態のことだと思います。

スピリチュアル業界ではよく「運気を上げる」とか「運命を良くする」とか言いますけど、その前に私たちは自分の運命を「損得を超えて、本当に愛せているか」を問われているのでしょう。

「【お詫び】と【感謝】」の実践とは、運命を愛し、そして自分を愛する実践ではないでしょうか。

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第255回:断捨離は金運を高める最高の方法。豊かさのエネルギーは所有欲を手放す人に与えられる。https://prism-life.com/podcast_255/Fri, 17 May 2024 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=13395

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『波動の法則』と「引き寄せの法則」との根本的な違いは【決心】の差にある(実践のヒント3)https://prism-life.com/the_law_of_undulation_03/Thu, 16 May 2024 07:13:00 +0000https://prism-life.com/?p=13301

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真 ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回も前回に続き『波動の法則』(足立育朗著・ナチュラルスピリット)を取り上げます。

テーマは前回チラッと述べた

「"決心" がめちゃくちゃ大事!」

ということ。

前回、前々回のブログと一緒に読むと、より理解が深まります。

『波動の法則』のエッセンス

  • 「自然の仕組み」に沿って、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)をEGHO(エゴ≒肉体の維持安定を中心とする意識)ではなく「愛と調和」の方向へ無限進化させることが私たちの宇宙的使命である。
  • すべての現象(出来事・出会い・病気・事故など)はメッセージである。
  • 人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない。
  • 「愛と調和」の方向へ「決心」と「忍耐強い実行」ができれば、必ずサポートがある。
  • 低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。
  • 最も大切なのは「家族に還現」つまり家族から学ぶこと。

【決心】しただけ運命が変わるのは、奇跡でなく当たり前のこと

今回のブログの要点は、タイトル通り

「決心はめっちゃ大事やねん!なめたらあかん!」

以上です。

今回もありがとうございました(笑)


ただ、これもたびたび述べてきた通り「日常語」なのでサラッと流してしまいがち。

もしこれを

「人生を変えるのは、【決心】しかない」

「【決心】した分だけしか、運命は変わらない」

と言われたら、ちょっと背筋が伸びるかもしれませんね。

逆から言えば、

「人生が変わらないのは、【決心】していないから」

「【決心】を先延ばしにしているから、いつまで経っても運命は変わんねーんだよ」

ということですね。

『波動の法則』には

「決心することが原子核の集合体を成長させる」

と書かれています。

「原子核の集合体」とは、何度かお伝えした通り「EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)」のこととされています。

【決心】をすると、EXA PIECOの原子核の数が増える、つまり調和度が高まるとのこと。

そのことによって「受振」と「発振」の総量が増え、直観力が高まったりより調和した現象が起きたりするようなのです。

「EXA PIECOの原子核の数が増える」のが本当かどうかは【理解】できないけれど、強い【決心】をすれば心身ともに活性化することは体験的な事実ですよね。

逆に言えば、私たちは【決心】できないと迷いや悩みの中に入ってしまうわけです。

私は著者の足立育朗所長ほどではありませんが、多少は「波動」のわかる人間です。

そんな私の観察からしても、本当に【決心】できた人間は波動(振動波・オーラ)が変わり、行動が変わり人格が変わり、果ては運命も変わるのはよーくわかります。

いま振り返ると、私も起業するときは大きな【決心】をしました。

うまくいく見込みは全くなかったけれど、「失敗しても構わない」という強い気持ちで【決心】したのです。

「ダメだったら死ねばいい」とすら思った。

プロフィールに書いているので今回は省略しますが、その【決心】によって「人生が180度変わった」と言っても過言ではありません。

今でも「予想外に恵まれてしまった運命」を信じられない気持ちはあるのですが、『波動の法則』によると

「それまで考えられなかった現象が起こるのは、決して奇跡ではない」

のであります。

つまり、

「本当に【決心】ができれば、起こる現象が変わるのは当たり前」

と、まさに「法則」通りなのだということをおっしゃっています。

こう述べると「引き寄せの法則」と同じだと思うかもしれませんが、いえいえ、あんなショボい代物と一緒にしないでください(笑)

もうぜんっぜん違うんだから!

『波動の法則』の実践は静かで深いものであり、「引き寄せ」みたいにワクワクガチャガチャうるさいものではありません。

ですから真の【決意】によってより調和の取れた現象が起こることには深く感謝しつつも、「うわーすごい!これは奇跡だ!ミラクルだ!シンクロだ!」などと、他のスピ系でありがちなキラキラハイテンションで舞い上がる必要はない。

そういう「奇跡」をウリにした方が「現代人ウケ」はいいでしょうけど、これは私たちのEGHO(エゴ)である自我欲望を刺激しがちなので気をつけなければなりません。

率直に言えば、スピリチュアル業界には「あまり努力しなくても、ラクして奇跡を起こせるよ」という安易なメッセージがあふれている。

EGHO(エゴ)の文化が中心の地球ではエゴを刺激するものに注目が集まりやすく、スピ業界においては『引き寄せの法則』がその代表例です。

ただし、ここが大切な点なのですが、

『引き寄せの法則』とは、「望むものを引き寄せよう」ということですよね。

一方『波動の法則』には、「望むものを引き寄せよう」なんて一切書かれていません。

この違いはテストに出るところですよ。

大切なことなので何度も繰り返しますが、『波動の法則』の根幹にあるのは

「自然の仕組みに適った『愛と調和』の方向、つまり人間だけでなくすべての存在を傷つけない調和した方向へ決心し、より高次元の世界を創造していくこと」

なのです。

ここにEGHO(エゴ)の振動波、己の自我や欲望のみを満足させようとする意識はありません。

己の我欲で「望むものを引き寄せよう」とは、断じて思っていない。

ただ愛と調和の方向へ【決心】すると「宇宙からのサポート」がある、ということなのです。

とはいえそのサポートの内容は「エゴが望むもの」とは限らないし、そもそも「エゴの望み」なんてどうでもいい。

もしかして「エゴ的にはやりたくないこと、損すること」であったとしても、愛と調和の方向へ【決心】した結果そういう現象が起こるなら、それに淡々と取り組んでいくこと。

これが【実行・実践】です。

【決心】したからといって必ずしも「エゴにとって都合が良いこと」が起きるわけではなく、むしろそんなエゴの振動波を調整するための「厳しい現象」が起きる可能性だってあるのです。

でもEGHO(エゴ)の波動に覆われている地球において、勇気を出して「愛と調和」の方向に生きる【決心】をしたんだから、厳しさだって大歓迎でしょ?

・・・このように「エゴの都合通りにはいかないこと」への【気づき】が得られないと、私たちは『波動の法則』をしょーもない『引き寄せの法則』へと引きずり落として【理解】してしまう。

これをちゃんと【直観】していれば、「好きなことだけで生きていく」という昨今流行っているライフスタイルなんてエゴの振動波が強いものだということは、何も波動が見えなくたって感じられるでしょう。

ついでに言えば、「好きなことだけで生きている」はずのユーチューバーは、波動の重たい人間が割と多く見られる人種なのです。

「好きなことだけで生きたい」という好みなんて、どうでもいいんだよ。

(私だってこのブログを書いているのは「好きだから」ではありません)

そんな自我や欲望を横に置き、宇宙に向かって「私は自然の仕組みに適った生き方をします。『愛と調和』の方向に生きます」と【決心】すること。

その上で、いま自分ができること、【直観】として思いついたことを実行すること。

たとえそれが、皿洗いとか掃除とか、ささいなことでも「好きじゃないこと」でも構わない。

ともかく、気づいたら即【実行】せよ。

「引き寄せる生き方」から「与える生き方」へと【決心】しよう


(ATOMH / アトム = 原子『波動の法則』より)

・・・さあ、できますでしょうか?

ま、多くの人にとってはそう簡単じゃないですよね。

私もそうです。

いくら【決心 → 直観 → 実行】が良いことだとアタマでは【理解】していても、

「そんなこと言ったって、損するかもしれないことはやりたくないよな」

「そんなこと言ったって、やっぱり嫌なことはやりたくないよ」

「そんなこと言ったって、今はタイミングじゃないからもうちょっと先延ばしにしよう」

などと、私たちは宇宙語で言う「DIKAG(ディカグ・顕在意識)」で都合よく判断してしまう。

それが「常識」や「無難」だと思えるものほど、私たちは自己説得してブレーキをかけてしまう。

ただ【決心 → 直観 → 実行】というのは、EGHO(エゴ)にとってソンかトクかは関係ない。

【直観】はテメーの好き嫌いを超えたところに燦然と閃くのだから。

それには、やはり私たちがEGHO(エゴ)の振動波から距離が置けているかどうかが大切です。

自我や欲望の振動波が強い人は、ついつい自分の都合で【直観】をねじ曲げてしまうから『波動の法則』はなかなか実践できない。

それはEGHO(エゴ)の枠組みで『波動の法則』を都合良く【理解】しようとするからですね。

そうすると、わかりやす過ぎるかもしれませんが

「【決心】するとイイコトが起きるらしいぜ!だからオレは金持ちになるって【決心】するぞぉぉぉぉ!!」

と、これまた都合良く『理解』してしまうわけ。

『波動の法則』としては、こういうのは【決心】とは言わず、「エゴの独断」と言うべきでしょう。

前回のブログに続き、ここにもまたエゴという「バカの壁」が大きく立ちはだかっているのです。

『波動の法則』を解説している他の情報をいくつかチラ見していると、

〈『波動の法則』を活用することで、あなたも好きなことで生きていける!〉

なんて言ってる人がおられたのですけど、このようにせっかく良い本を読んでいるのに自己都合で【理解】してしまい、さらに「エゴの文化」にウケるように発振してしまいがちなのです(だからその人は波動が重たいのかもしれません)。

ですから、まずなすべき【決心】は

「EGHO(エゴ)の自我欲望を満たすのではなく、自然の仕組みに則った「愛と調和」へと向かう決心」

であります。

わかりやすく言えば、

「『引き寄せる生き方』から『与える生き方』へと切り替える決心」

ということです。

これを「会社組織」で考えれば、さらに理解できるでしょう。

例えば新入社員がすでに仕事の実力を備えた鼻息の荒いヤツで、会社の方針と違うことを「オレはオレの好きなようにしたい!」と自分の都合でやるとしましょう。

たとえそれで一定の成果が出せたとしても、上司からは決して評価されません。

むしろ「テメー、権限もないくせ自分勝手にやりやがって!生意気なヤツだ!」と、自由な気風あふれる会社でもない限り怒られるでしょうよ。

本人は「オレはオレなりに成果出してるじゃないですか!何が悪いんですか!」と自己弁護するかもしれませんが、それは会社の方針に反しているからむしろ「マイナス評価」なんです。

このたとえの「会社組織」を「自然の仕組み」に置き換えると、わかりやすいのではないでしょうか。

「自然の仕組み」や「愛と調和」に反したことをいくら頑張っても、「宇宙」からは決して評価されないんです。

むしろそれは「不調和」なものとして「マイナスの振動波」を発振してしまうことになるわけですね。

けれど、EGHO(エゴ)の狭い枠組みの中に囚われていると、自分がどれだけ好き勝手にやっているかに『気づく』ことができない。

そうなると、会社であれば給料が下がったり退職勧告されたりするだろうし、人生であれば人望を失ったり運勢が悪くなってしまう。

「前回のブログ」で述べた通り、それは「宇宙からの警告的なメッセージ」だと甘受して改心できればリカバリーできる可能性は出てきますが、エゴが強い人ほどなかなかそうはいかんぜよ。

百歩譲って、本当に「好きなこと」をしていくには、会社組織であれば仕事の実力と周囲の信用を得て高いポジションについてからですし、波動の世界でいえば「調和の取れた高次元波動の発振者」にまで進化成長できてからです。

EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)の原子核の数の多い調和した人間であれば、EGHO(エゴ)を超えた広く深い視座から物事を実践できるようになるので、たとえ「好きなことをやる」としてもそれは自分勝手にはならず社会に有益なものとなり、宇宙に愛と調和をもたらすものとなるでしょう。

「好きなことだけで生きていく」なんてのは、一定の修行を終えた優れた魂の持ち主だけができることなんです。

まぁ、優れた魂の持ち主であるほど好き嫌いではなく「責任と義務、つまり天命」を優先するし、さらに言えば「責任と義務」を "喜んで引き受ける" のです。

こういう徳の高い境地からすれば、欲しいものを得たい「引き寄せの法則」なんて〈ガキ(餓鬼)のお遊び〉にしか見えないだろうと言えば、言い過ぎでしょうか。


さて、そんな人生を変えるほどの大切な【決心】ですが、

【決心】のコツは、【決心】し続けることです。

多くの人の【決心】が一瞬の打ち上げ花火で終わるのは、【決心】し続けないから。

もちろん天地を揺るがすほどの「大決心」であれば一度切りでいいのですけど、私たち凡人はなかなかそうはいかないでしょ。

たとえ大きく【決心】ができたとしても、そのまま放置プレーしていれば、だんだん薄くなっていくのが普通です。

「初心忘るべからず」と言われている通り。

「初心」とは仏教では「初発心(しょほっしん)」と言うのですけど、これは【決心】とほぼ同じ意味だと思われます。

その初発心を忘れずに保ち続けるには、前回のブログで述べた通り、

「自分は何のために生まれ、何のために生きるのか?」

ということを問い続けるしかありません。

これは初心、初発心への問いであり、同時に【決心】への問いでもある。

すげー地味ですけど、すげー大事なことです。

多くの会社では朝礼がありますけど、会社によっては『企業理念』を社員全体で唱和しますよね。

私もサラリーマン時代、毎朝やらされていました。

あれは「企業理念=事業における初心」を忘れないための工夫なのです。

もちろんカタチだけ唱えていてもあまり意味がないかもしれませんが、やらないよりはマシです。

個人としても、例えば手帳に自分のミッション(天命)を記しておいて時々読み返すとか、【決心】を新たにしてくれる「座右の書」を読み直すとか、工夫はいろいろあるはずです。

このめっちゃ波動の良い『波動の法則』を「座右の書」にしてもいいですよね。

むろんアタマでは【理解】できない部分が多いでしょうが、それでもこの本の「波動」を浴びるようにして読み返すのです。

「良い波動を観じていただきたい」と意図してたびたび掲載している「ATOMH(アトム=原子)」の図面を眺めながら【決心】を改めるのも良い。

あなたの「初心」は何でしたか?

あなたは、何のためにこの地球界に生まれてきたのですか?

その「初心」を "思い出す" ことが、強い【決心】を生み出します。

今回の内容もぜひ【理解】で終わらせるのではなく、【気づき】まで深め、ぜひ自然の仕組みに則った「愛と調和」の方向へと【決心】するヒントとしていただければ幸いです。

私自身、本当に【決心】に基づく【実行】ができているのか、【理解】に基づく講釈だけで自己満足していないか、今回のブログを作成するにあたって改めて問い直しているところです。

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第254回:断捨離やミニマリズムの根源には「死への意志」があり、それが魂の成長をもたらす。https://prism-life.com/podcast_254/Fri, 10 May 2024 10:34:55 +0000https://prism-life.com/?p=13291

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「宇宙のメッセージ」は誰でも日常の中で受け取れる(『波動の法則』実践のヒント2)https://prism-life.com/the_law_of_undulation_02/Thu, 09 May 2024 06:46:00 +0000https://prism-life.com/?p=13236

(ODEO / オデオ= 中性子=意志『波動の法則』より) お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわ ... ]]>


(ODEO / オデオ= 中性子=意志『波動の法則』より)

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は前回に続き、

名著『波動の法則』における「気づき」の大切さ」

について考えていきます。

前回と重複する部分もあるのですけど、「気づき」について深くわかっていないとせっかく読んでも実践につながらないので、ぜひこの部分を抑えていただければと思います。

「気づき」は日常でよく使われる言葉ですが、『波動の法則』では特に重要なキーワードなのでサラリと流してしまわないようご注意を。

※前回のブログ

頭では理解しているのに、運命を変える実践ができない理由

では、これも前回と同じですが、本書の実践におけるエッセンスを述べます。

『波動の法則』のエッセンス

  • 「自然の仕組み」に沿って、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)をEGHO(エゴ≒肉体の維持安定を中心とする意識)ではなく「愛と調和」の方向へ無限進化させることが私たちの宇宙的使命である。
  • すべての現象(出来事・出会い・病気・事故など)はメッセージである。
  • 人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない。
  • 「愛と調和」の方向へ「決心」と「忍耐強い実行」ができれば、必ずサポートがある。
  • 低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。
  • 最も大切なのは「家族に還現」つまり家族から学ぶこと。

ときどきブログや音声配信(YouTube)を見聞きしてご感想を「マジスピ・アンケートフォーム」「マジスピ・無料メルマガ」へのご返信で送っていただくことがあります。

それについては感謝しているものの、この『波動の法則』に関する一連のブログについては「勉強になりました」というご感想は〈厳禁〉でお願いします(笑)

なぜなら前回も述べた通り、大切なのは「理解(勉強)」ではなく「気づき」だからです。

「勉強になりました」とは「理解のレベル」であるのが大半なので、これではほとんど何も読めていないんです。

世の中にはいろんな学びのコンテンツが溢れているにも関わらず、それを実践する人が数少ないのは「理解」しただけで自己満足するからですね。

前回のブログで触れた通り、いくらスピリチュアル系の本をたくさん読んでも自己満足で「気づき」が起こらなければ、運命は良くなりません。

EGHO(エゴ)は「理解」だけでもって満足しやすい傾向にあります。

心理学でよく言われる通り、EGHO(エゴ)は安定を求め、変化を嫌う。

ただし体の温度や脈拍などは「安定」していないと困るので、肉体レベルではEGHO(エゴ)は大切なもの。

けれど、精神レベルまで「安定」したままであれば、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)の進化成長はありません。

「理解」だけに留めておけばEGHO(エゴ)は変わる必要がないので、安心安全なのですよ。

そのEGHO(エゴ)の振動波に同調したままだと、理解(勉強)しただけで満足してしまう。

これは自己啓発の分野で「コンフォートゾーン(快適な領域)を抜け出せない」と言われているやつです。

「実践は失敗のリスクがあるからやめとうこうね~。ボクちゃんはお勉強のできるいい子だもんね~」

というふうに、エゴは "やさしく" "親身になって" 語りかけてくるわけ。

これは私だけでなく、あなたもよくご経験あるでしょ?

「理解」ではなく「気づく」というのは、「それが本当に大切なことなんだ」と理屈を超えてわかるということ。

頭でなく「肚(ハラ)」でわかるということ。

そうなりゃもう、実践せざるを得なくなります。

たとえそこに失敗のリスクがあったとしても、その失敗によって EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)は最も学べるわけだから、「自然の仕組み」からすればとても悦ばしいことなのです。

・・・とアタマではわかっていても、やっぱり普通はビビって実践しないやん?(笑)

で、中には「ボクちゃんわかっちゃったもんねっ!エライでしょぉぉぉぉ!!」って "理解してますアピール" する人も出てくる。

そういう人は論理は立派でも、波動はショボいまま。

そうやって

「自分は本当は、 "実践に伴う苦悩と忍耐" から目を背けているんだ・・・」

という意識もあまり働かないまま、「オレはわかってるぜ!」と自己説得してしまう。

『波動の法則』の著者の足立育朗所長が、

「この本を読んで感銘を受けたと言ってくださる方は多いけれど、本当に実践している方はとても少ない」

とおっしゃっているのは、この本でサラリと「『理解』じゃなくて『気づき』が大事ですよ」と述べていることも、残念ながら「理解レベル」で受け止めれられているということなのでしょう。

この「バカの壁」はおそらくマンガ『進撃の巨人』の大きな壁ぐらいそびえ立っているのかもしれませんね。


(『進撃の巨人』より)

「100年も平和」だったら寿命が尽きてしまうわ。

次回以降に詳しく述べますが、この「バカの壁」を突破するために必要なのが

【決心】

なのであります。

この【決心】も日常で使うことの多い言葉ゆえ「理解」しようとする意識すら働かず、「はいはーい、決心ね。そんなの小学校で勉強したわい」とサラリと読み流してしまうのかもしれません。

ここまで読んでいただくと、『波動の法則』の実践はシンプルではあるけど、決してイージーではないことが「理解」していただけたと思います。

エゴを超えるには「答えのない問い」を問い続けること

では、「理解」ではなく「気づき」にまで至るためには、どうすればいいのか?

これは "不親切な本" である『波動の法則』ではハッキリ説明されていません。

「もっと説明してよ」と思うかもしれませんが、本質からすれば "不親切" でいいのです。

なぜなら、「自然の仕組み」の原理原則とは【自分で気づくしかない】というものだからです。

「じゃあ気づくにはどうすればいいのですか?」なんて聞く人がいたら、例えば昔の「禅の世界」であればブン殴られているでしょう(笑)

「そんなの自分で考えろバカヤロー!」と一喝されて終わりですわ。

EGHO(エゴ)の文化圏に生きている私たち地球人にとっては「厳しい」と感じるかもしれませんね。

でも「自然の仕組み」からすりゃ、こんなの当たり前のことなのですよ。

自分でちゃんと考えれば、誰しも「気づける」のです。

そのためのヒントがあるとすれば、

「自分は何のために生まれ、何のために生きるのか?」

を問い続けること。

当ブログでもときどき、

「答えを得るよりも、問いを持ち続けること」

ということを述べています。

「真に生きるとは、問いを問い続けること」

と言っても過言ではない。

この問いには、簡単に答えが出ない。

例えばその答えが「いい学校に行って、いい会社に行って、いい人と結婚して、いい家庭を築いて、幸せに暮らすこと」というステレオタイプなものだとしたら、

「いや、だからそれは "何のため" なのか?」

ということを、「本質」にたどり着くまで問い続けるわけです。

つまり「ありきたりな答え」では絶対満足しねえよ、ということ。

自分の全身全霊が感動に包まれるような「答え」じゃなきゃ、絶対満足しねえよ。

これを続けることができたら、やがて「理解のレベル」を超えることができます。

「考えても簡単にわからないことを問い続ける」というのは、言い換えれば「脳=理性を超える」ということです。

禅問答というのは奇妙奇天烈な問いでもって、いわば「脳=理性を超える」ためにある。

例えば〈両手で拍手をすると音が出るが、片手だとどんな音が出るか?〉と師匠に問われ、「は? そんなもん知らんがな・・・」なんてボヤキながらも、サボると師匠から殴られるのでギリギリまで考え続ける。

そして、これはあくまで一例ですが、

「そうか!どんな存在物も〈音なき音〉を発しているのだ!!」

そうやって悟れたとき、安っぽい表現だけど「頭がパッカーン!する」わけです。

「パッカーン!」という感じは、「脳天が開いて、叡智が流れ込む」ということ。

これが「理解」を超えた「直観」です。

禅問答とは、「理解(論理)のレベル」では絶対わからない問いを理不尽にぶつけることで、直観まで導くこと。

そして「本質への問い」とは、いわば「高次元波動」への問いであり、それは「高次元波動」と交流することでもある。

愛とは、誠とは、義とは、信とは、神とは?

検索すれば、AI(人工知能)に聞けば簡単に答えが出る時代において、問い続けることは簡単ではありません。

でも、「問いを持たなくなると、人間は家畜となる」のです。

これは人間がEGHO(エゴ)の振動波に完全に同調し、肉体や自我を本位とする生き方に堕落したことを意味します。

そんな「豚」や「羊」になりたくないのなら、本当に自然の仕組みにかなった「魂の進化」を願うなら、答えのない問いを問い続け、「理解」を超えた「気づき」に至り、さらに実践を続けるしかない。

「宇宙のメッセージ」は困難を通じてやってくる


(ATOMH / アトム = 原子『波動の法則』より)

とはいえ、私も含め大半の地球人はEGHO(エゴ)の振動波に染まって生きている身であるため、「愛と調和」の方向に向かって生きていくことはなかなか難しい。

ついつい、EGHO(エゴ)の振動波と同調して「安易」や「安定」へと流されてしまう。

そこで「自然の仕組み」は私たち地球人でも何とかスタディできるよう、陰からサポートしていただいています。

(※『波動の法則』では「学ぶ」より「スタディ」という表現がよく使われます)

その大きなものが、冒頭で掲げた【波動の法則 エッセンス】の一つである

「自然の仕組み」は「病気」や「事故」や「トラブル」を通じて、人間にメッセージを送ってくる。

というものです。

これは当ブログを読んでくださっている学習意欲の高いあなたなら、それこそ「直観的に」お分かりいただけるでしょう。

病気や事故やトラブルが大きければ大きいほど、私たちは屁理屈なんて言っていられなくなります。

藁にもすがる思いに駆られるでしょうし、普段は信仰のない人でも「祈る」ような気持ちになるでしょう。

大きな失敗したとき、人間は意気消沈すると同時に、謙虚になるチャンスも与えられます。

「謙虚になる」ということは自我・EGHO(エゴ)の振動波が少なくなることですから、そのとき私たちは「気づき」を得やすくなります。

・「そうか。。。この失敗は●●を学べということか」

・「そうか。。。このトラブルは謙虚さが足りなかったということか」

・「そうか。。。この大病は自分の生き方がズレていたということか」

私たちは普段から素直で謙虚でいたらいいのですけど、順風満帆であるほど得てして調子に乗りやすい。

古語に「治に居て乱を忘れず」とある通り、たとえ平和な時代でも危機感を持てたらいいのですけど、なかなかそうはいかない。

そうやって謙虚に学ぶことを忘れた私たちに、「自然の仕組み」はときどき「気づきのための試練」を与えます。

私たちが人間として大きく成長進化できたときを振り返ると、たいていは失意や挫折のとき。

そのとき、別に『波動の法則』を知らなくても「宇宙からのメッセージ」を人生の大切な教訓として受け取っている。

もしそのとき謙虚になれなかったら、安心してください、次はもっとキツいメッセージが与えられますから(笑)

あなたの周りに一人や二人はいませんか?

人生が投げかける試練や苦難から逃げ続けているヤツが。

どこまでも逃げられるわけがないのに、バカなのでよほど追い込まれないと観念しない。

で、運命はどんどんどんどん悪化していくわけですよね。

このように「言葉だけじゃわからんのなら、本当に『気づき』が起こるまでオマエの身に叩き込んでやるぜ」とばかりに、私たちは「自然の仕組み」の側からを「"焼き" を入れられる」こともあるわけです。

「焼かれる」わけですから非常に痛いわけですが、このとき謙虚になれたらEGHO(エゴ)の振動波はそのぶんだけ調整されるわけです。

その結果、以前より素直に謙虚になることで「魂の進化」はスムーズになるわけ。

こういう「宇宙のサポート」は、人生経験がある人ほど「理屈抜き」に「直観的」にわかるはずです。

ただし、たとえ人生経験がそれほどでなくとも、アタマで屁理屈をこねない素直で謙虚な人、「理解」だけで自己満足しない人は「気づく力」や「直観力」が高いので、どんどん魂の進化発展を遂げることができ、この世的にも幸福な人生を送ることができるでしょう。

素直で謙虚で探究心の強い人であれば、この世でも優秀に決まってますからね。

『波動の法則』ではここまで野暮な説明はしませんよ。

「気づきましょう」の一言でおしまい。

私みたいに理屈っぽい人間や素直でない人間だと、知識はそれなりにあっても「気づき」が乏しいので、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)はなかなか進化できないのですよ。

初めて『波動の法則』を読んだときは、私は知識だけで「理解」しようとしていたと思います。

その時点から私も「宇宙」からキツいメッセージを何度か与えられることで、多少は迷妄が晴れたのかもしれません。

その反省があるので、もしかして同じ境遇の方もおられるかなと思って、こうしてブログで発振しています。

ご参考になれば幸いです。

また何回かシリーズでブログにしていきますね。

******************

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第253回後半:禅タロットリーディング「大切な人の死を受け容れるために、どう在るべきか?」https://prism-life.com/podcast_253-2/Fri, 03 May 2024 11:27:11 +0000https://prism-life.com/?p=13214

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第253回前半:禅タロットリーディング「大切な人の死を受け容れるために、どう在るべきか?」https://prism-life.com/podcast_253-1/Fri, 03 May 2024 11:25:09 +0000https://prism-life.com/?p=13207

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名著『波動の法則』(足立育朗 著)で人生を変えるには、理解を超えた「気づき」が必要(実践のヒント1)https://prism-life.com/the_law_of_undulation_01/Thu, 02 May 2024 07:29:00 +0000https://prism-life.com/?p=13171

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真 ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

なぜスピ本をたくさん読んでも「悟れない」のか?

今回はついに名著『波動の法則』を取り上げ

「『理解』しただけでは、本当にわかったとは言えない」

という、人生においてめちゃくちゃ大事なことを考えていきます。

長らく『無料メルマガ』のご登録特典として「波動の良い本」を紹介しています。

この中で、ご存知かもしれませんが

『波動の法則』(足立育朗著・ナチュラルスピリット刊)

という有名な本を紹介しています。

「波動の法則」なんて言いながら、波動がショボいとタイトル負けですね。

実際、特にスピリチュアル系は "タイトルだけ素晴らしい" 駄本が数多くあります(汗)

でもご安心ください、『波動の法則』はめちゃくちゃ波動がいいので自信を持ってオススメします。

1995年の初版から30年近くの現時点で、アマゾンレビューが1000件以上もついています(※アマゾンのページには「2007年発売」と書いていますが、これは出版社を変えて復刊した年です)。

見た目は派手でも内容が伴わない本は数年もすれば完全に消えていくので、『波動の法則』はもはやロングセラー本と言って良いでしょう。

ただ、この本は著者の足立所長(私は「所長」と呼んでいます)自身が「この本は "不親切な本" です」とおっしゃっている通り、主義主張ではなく、かつ現代の地球科学の範疇を超えた「宇宙からのメッセージ」を淡々と伝えているだけなので「理解する」のが難しい。

いくつか「宇宙語」も出てくるので、初見だと「え、なにこれ・・・???」と戸惑うかもしれません。

実はこの本は、その宇宙語も含め「理解ではなく、直観で観じながら読む」という内容なのです(感じるではなく「観じる」)。

私も科学的な説明部分は「理解できない」ところが多いものの、総じて「きっと間違ったことは言っていないのだろう」と観じています(実際の波動がいいからね)。

ただ「理解」を求めるとわからない部分が多いため、足立所長のところにも「『波動の法則』には感銘を受けたのですが、これをどのように実践すればいいかわかりません」という質問が多々あったようです。

なので今回は個人的に長らくオススメ本として紹介してきた『波動の法則』をどのように実践すればいいのか、という話をしていきたいと思います。

もしちょっとでも参考になったと感じていただけたなら、ぜひ『波動の法則』を手に取って読んでみてくださいね。

まず『波動の法則』はいろんなことを語っていますが、実践項目のエッセンスは以下の通り。

  • 「自然の仕組み」に沿って、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)をEGHO(エゴ≒肉体の維持安定を中心とする意識)ではなく「愛と調和」の方向へ無限進化させることが私たちの宇宙的使命である。
  • すべての現象(出来事・出会い・病気・事故など)はメッセージである。
  • 人間は「理解」ではなく、直観で「気づく」ことによってしか変われない。
  • 「愛と調和」の方向へ「決心」と「忍耐強い実行」ができれば、必ずサポートがある。
  • 低いEGHOの振動波を高いものに変換するには、常に「お詫び」と「感謝」を実行すること。
  • 最も大切なのは「家族に還現」つまり家族から学ぶこと。

(今回のブログでは3番目について取り上げます)

EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)って何やねん?と疑問に思ったら、ぜひ本書に触れてください(読んでも「理解」はできないと思いますが・・・)。

これだけ読めば簡単に思えるかもしれませんが、ところがどっこい、実際はそうはいかねえ。

スピリチュアルな情報に接していれば「愛と調和」なんて言葉は何回も見たでしょうし、「感謝」の大切さは百万回ぐらい聞いたはず。

「すべてはメッセージ」というのも、知識としてはご存知のはず。

けれども、実際に「実行」する人は少ない。

私が今回このブログを書いているのは、私自身も「実行」がまだまだ足りないと思っているからです。

なぜ「実行」ができないかというと、知識の「理解」だけに留まっていて、本当に「気づいて」いないからです。

知識として「理解すること」と直観として「気づくこと」は、実は天地の差がある。

困ったことに、私たちは知識で理解したことだけをもって「本当にわかった」とカン違いする傾向があるのですよ。

実際スピリチュアルな知識はたくさんあって、やれ「プレアデスやシリウス」がどうのこうの、「ムーやアトランティス」がどうのこうの、「ミカエルやガブリエル」がどうのこうの、いろいろと知っている割に波動(オーラ)がショボい(エゴの振動波が強い)人はいくらでもいます。

「アセンション(次元上昇)を語ってるオメーの波動がディセンション(次元下降)しとるんじゃ」と性格の悪い私は心の中でそう思っている。

あと、これは人によっては耳が痛いだろうけど、

・「わたしは『祈り』や『瞑想』を日常の中で実践しています」

・「わたしはいつも『感謝』や『お詫び』を心がけています」

・「すべては『メッセージ』であり『必然』だと思って生きています」

などと言っている割に、失礼だけどやっぱり波動が(以下略)。

これらは「わかったつもり」であり「やっているつもり」なんですよ・・・

だから簡単なようで、本当は難しい・・・

(でも本当に実践している人にとっては、実はこれほどシンプルで簡単なことはないんですけどね)

この両者の大きなギャップを埋めるものを、私は考えたいわけです。

人生を変える実践ができないのは「理解」のレベルで自己満足しているから

今回のブログでは、知識として「理解すること」と、直観として「気づくこと」の大きな違いについて説明しましょう。

・・・はい。

センスの良い人は、すでにこの時点で「気づける」と思います。

さて、それは何でしょうか?

以下に『波動の法則』の中で紹介されている「ATOMH」(アトム=原子)の絵を挿入して行間を稼ぎますので、良ければすぐに読み進めないで考えてみてください。

ちなみに「ATOMH」の波動・・・これ、すんげー良い波動ですよ。

いいですか?

別にもったいぶるほどのことでもありませんけどね。

実は説明することの目的は「理解」するためですけど、その「理解」の段階に留まっている限り「気づき」はやってこないのです。

それを私は「理解じゃなくて気づきが大事ですよ」ということを「理解」していただこうと「説明」しているわけですから、ここにすでに矛盾が生じているのですよ(笑)

センスの良い方は気付いたはず・・・私が野暮な説明を試みようしていることを。

悩ましいのは、私たち地球人は「高度な教育」により知識として理解することが学習であると、ある意味で "洗脳" されていること。

受験勉強なんてまさにそれで、知識をたくさんインプットし試験内容に合わせ上手にアウトプットできる人が「社会的勝者」になりやすく、偏差値が高い学校であるほど「高い生涯賃金」を得る可能性が高まるわけです。」

「学歴社会崩壊」と言われているはずの現在でも「学歴至上主義」は根深く残っているので、「理解という枠組み」は子どもの頃から「社会的価値が高いもの」だと思いっきり刷り込まれてしまう。

もちろんこの地球で生きるにあたっては、ある程度の知識は大事です。

少なくとも義務教育レベルの読み書きや算数ぐらいはできないと苦労しますからね。

その程度であれば「理解」のレベルで良いものの、新しい発見や発明、新しいイノベーション、新しい次元への飛躍を求めるなら、「理解」を超えた「気づき」が絶対に必要です。

「気づき」を言い換えれば、先ほど述べた「直観」であり「閃き」であり「インスピレーション」。

「気づき」を感覚的に言えば、「腑に落ちる」とか「腹落ちする」とか「ピンとくる」とか「ビビビッ!と来る感覚」とか「それいいね!と無条件に感じられる」とかいうことです。

この感覚的なものであれば、あなたもこれまで何度も体験しているでしょう。

過去には「ビビビッ!と来た」恋愛のご経験もあるかもね。

その「それいいね!」と直観したことを、理屈は横に置き、即実践していくこと。

それが『波動の法則』の実践において根幹をなす態度です。

これは「理解」ではなく、「気づく」しかない。

念押ししておきますけど、これを知識として「"腑に落ちたこと" や "ピンと閃いたもの" を実行すればいいんですね」と「理解」しただけでは、どうにもなりまへんで。

これ、「優等生タイプ」の人が陥りがちなパターンね。

これが「気づき」のレベルにまで、つまり「理屈抜きでわかる」かどうかが問われているのです。

私たち地球人類の大半は、宇宙語でいう「DIKAG」(ディカグ=顕在意識)で知識として理解できないものは「わからないもの」として受け付けない傾向があります。

これは「地球では常識」ですが、「宇宙では非常識」なのです。

つまり、

「わからない」から納得できない
  ↓
納得できないから実行しない
  ↓
実行しないから「わからない」
  ↓
「わからない」から納得できない
  ↓
(以下同じ)

という負のサイクルを繰り返すわけです。

この「理解という壁」が、いわゆる「バカの壁」として立ちはだかっているんですよ。

『波動の法則』のアマゾンレビューをチラッと見ていると対照的な2つがあったので紹介しましょう。

Aさん
Aさん

書いてあることの殆どの言葉や数字は理解できませんでしたが、なぜか、感覚で読みすすめることができました。それは、この本が発している波動がそうさせるのだと思います。

Bさん
Bさん

スピリチュアル系の本が好きでよく読むのですが、わりと色々な方々がすすめていたので読んでみました。結果、終始意味が分かりませんでした。「科学的に」と最初の方で出てきたので最初はわくわくしてたんです。けど繰り返し出てくる宇宙語という造語が難しい。内容も独創的すぎて謎。協力者も妹しか出てこないし、検証するならもっと大人数でやるべきでは?と思ってしまいました。

Aさんは直観的に、感覚で「気づき」を得て読んでいる方です。

言い換えれば、Aさんは「この本が発している波動」を感じている、つまり「行間を読んでいる」のです。

Bさんは「意味の理解」を求めて、「地球の常識」に沿って読んでいる方です。

もうお察しでしょうが、『波動の法則』がよくわかっているのは、Aさんです。

Bさんは「アタマでの理解」を優先するあまり、腹に落として「気づく」ことができない。

「検証するならもっと大人数でやるべきでは?」というのも極めて「地球の常識」なのですが、「気づき」には論理的根拠を基にした「理解」は必要としない。

アタマがいいのはBさんですが、素直なのはAさんです。

よって、実際に波動(オーラ/振動波)がより調和が取れているのは、Aさんです。

一方、言っちゃ悪いが・・・Bさんの波動は重たいのですよ。

(※私はペンネームでも波動を観ることができます)

「気づけるかどうか」に、「理解」は必ずしも関係しない。

Bさんは「スピリチュアル系の本が好きでよく読む」と書いておられますが、失礼ながら知識で「理解」するレベルに留まっておられるので、スピリチュアルの実践は不十分なのです。

スピ本が好きでよく読むことが「スピリチュアルの実践」ではない。

ついでに言えば、世の中には「くだらねえスピ本」が多いので、そういうのを読めば読むほどかえってアホになるという笑えないディセンション(次元下降)が起こっている可能性も考えられます。

「理解」力があるはずの "アタマの良い人" が人間的魅力や人格力を有しているとは限らないことは、昨今の政治経済に関するニュースをご覧になればすぐわかるはずです。

実際、現在の地球の振動波が低いのは、"アタマの良い人たち" が政財界のリーダーとしてEGHO(エゴ)を満足させる方向に突き進んでおり、一般大衆の多くもそれに同調しているからです。

それを、地球の文化では「成長」と呼んでいるのです。


さあ、いかがですか?

ちょっと怖くなりましたか?笑

「気づき」としてわかりましたか?

それとも、わかったようでわからないですか?

今回これを読んでいただいて

「わたし・・・もしかしたら『理解』のレベルで自己満足しちゃってるかも・・・」

とガクブル震えていただけたら、これを発振(発信)した甲斐がありますわ(笑)

私は特にそうなのですけど、知識欲が強い人間は「理解」でもって自己満足する傾向があります。

ただ、それで知識欲が満たされても、本当に「血肉」になっているかは別問題。

血肉化するには「実行」が必要なのですけど、「実行」するには「理解」でなく「気づき」のレベルにまで至らなければできない。

さあ、あなたは「理解というバカの壁」を超えられますか?

これも「理解」だけで終わっちゃ困るんですが、壁を超えるためのヒントとして言っておくと、

実は「理解」だけで自己満足するのは、「実行」に伴うリスクを負いたくないというEGHO(エゴ)のブロックが密かに働いているのではないか?

ということは自問自答した方がいいですよ。

マジで気づいちゃったら、あとは実行するしかないもんね。

例えば「この会社」や「この旦那」が心の底から「マジ無理!」だと気づいちゃったら、辞める・離婚するしかないもんね。

でも、それを実行するのって、うまくいかないかもしれないし、周りに迷惑になるかもしれないから、今回はとりあえず「理解」だけで満足しとこっか。

いやー『波動の法則』はとても勉強になりました!

もうちょっと様子を見てみますね!

あざっした!!

とキレイに「感謝」で締めくくり、それだけで「わかったフリ」をする。

・・・自戒を込めて言いますけど、こういう人はいくら知識を学んでも、EXA PIECO(エクサピーコ ≒ 魂)は全く進化しねーんだわ。

むしろ知識だけは増えるので、かえってウザい野郎になるかもしれん。

上の例は深刻な状況の方であるほどキツく感じると思いますけど、だから「実行する」のは時と場合によって厳しさを伴うのです(なので実行するには他のヒントも必要で、それはまた次の機会で述べるつもりです)。

というわけで、最後に

「本質の洞察は、直観を通じてのみ可能である」

とカッコよく締めて今回は終わりにします。

『波動の法則』はすごく大事な1冊なのですが、いかんせん日常で実行するには "不親切な本" なので、今回から何回かシリーズでお届けしたいと思います。

もしかしたら説明し過ぎるのは、足立所長の意図に反するのかもしれませんけどね。

ともかく、お互い「理解」を超えた「気づき」を、そして「実行」を!

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中年でも婚活を成功させるには「ありのままの自分」で戦わない魂の成熟さが求められる。https://prism-life.com/i_dont_fight_as_i_am/Thu, 25 Apr 2024 06:46:00 +0000https://prism-life.com/?p=13127

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真 ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「婚活を成功に導く心のあり方」

というテーマについて考えていきます。

最近たまたま『中年婚活 50歳、年収450万円からの結婚に必要な30の法則』という中年男性向けの婚活本を読みまして、これがなかなか考えさせられる内容でした。

(「中年」は45~55歳あたりと想定して話を進めます)

(今回は「男性向け」ですが、根底においては女性も共通です)

中年男性の婚活が失敗する最大の原因は「若い子ばかりを狙う」こと

何について考えさせられたかというと、

「自分がもう立派なオッサンであることを受け入れないと、婚活ではスタートラインにすら立てない」

ということ。

(女性は出産時期に制約があるぶん、この点は男性よりずっとシビアです)

私はここからさらに、婚活だけでなく「豊かな精神性」を持って人生の後半を生きるには、やはり年相応の考え方が求められると思っています。

この本のサブタイトル『「ありのままの自分」で戦わない』は秀逸ですね。

スピリチュアル業界では「『ありのままの自分』で生きよう!」「自分らしく生きよう!」なんてよく言われますけど、そんなもんキレイゴトですよ。

ぶっちゃけ、そう言っといた方が「ビジネスになる」から言っているだけ。

そういう言ってる人たちは「どう見せるか」という演出をしっかり考えていて、「ありのままの自分」なんて出しゃしませんわ。

本来「『ありのままの自分』で生きる」なんてのは、相当な「自己内観力」や「精神修養」が求められるんです。

それによって現世への執着から脱却できた姿が『ありのままの自分』(本来的自己・脱社会的自己)なのですよ。

一方、多くの人はそんなめんどくさい努力なんかしたくない。

けれど、不思議と現代人は「『ありのままの自分』で生きよう!」「自分らしく生きよう!」という言葉が心地良く聞こえるし、しかもそれがラクにできるかのようにカン違いすることが少なくない。

ラクしたい人間にとって「ありのままの自分」と聞くと、『そんなに苦労しなくてもなれるはず』と脳内変換されてしまう。

だから上記の言葉に加え「がんばらなくてもいいよ」とか「無理に努力しなくていいよ」とかいう『癒しのスピリチュアルメッセージ』とやらも一緒にささやかれるわけだ(笑)

こりゃ「呪い」だよ。

自己啓発やスピリチュアルの分野で「『ありのままの自分』で生きよう!」「自分らしく生きよう!」なんて言う人が多いのは、そういうことですよ。

「誰のマネもしなくていい、キミはキミのままでいい」だなんて、マジで寝ぼけたこと言ってんじゃないよ(笑)

「キミはキミのままでいい」だなんて、努力を放棄する格好の言い訳だろうが。

シビアな婚活市場において、そんなキレイゴトは一切通用しない。

そんな婚活市場において『中年婚活 50歳、年収450万円からの結婚に必要な30の法則』だけでなく、多くの男性向け婚活アドバイスに共通しているのは、

中年男性の婚活が失敗する最大の原因は、「若い子ばかりを狙う」こと

のようです。

これなんて特に「ありのままの自分」でいいとカン違いした結果ですね。

中年男性の「オレはまだまだ若いぜ!」「20代のガキには負けねーぜ!」などの幻想が打ち砕かれない限り、若い子ばかり狙いに行ってしまう。

私個人の過去のカウンセリングでも、「かなりの年下と結婚したい」というアラフィフの方からご相談を受けたことが何度かあります。

ご本人はとても真摯なロマンチストだったのですけど、客観的に見ればそれだけの年下と結婚したいなら、かなりの魅力や経済力がなければ正直厳しい。

『中年婚活』には有名な公式として

【現在の年齢 -(現在の年収÷100)= お相手の年齢の下限値】

というのが挙げられていました。

例えば50歳で年収450万円なら、

50 -(450÷100)= 45.5歳

ゆえに、45~46歳が婚活で成功しやすいお相手の年齢の下限値となります。

もちろん「例外」はあるでしょうし、「ソウルメイト」と呼べるような縁もごくごくごーく稀にはあるのでしょうが、人並みの年収で「オレだけはワンチャン20~25歳年下でもイケるぜ!」と考えるのはかなり無理があります。

(実際、経営者のお客様の中にはかなり年下の方と結婚されている方もおられますが、総じて高収入です。少なくとも私が見た範囲では例外は1件もない!)

過去のカウンセリングでご相談いただいた方々は、もちろんそんなことは百も承知の上で「叶わぬ恋」に賭ける覚悟でいましたが、通常の婚活においてはやはり「『ありのままの自分』で戦わない」現実的な戦略を採るべきでしょう。

素朴に考えて、例えば年収450万円の49歳の男性が20歳年下の29歳の女性と結婚するとしたら、男性が60歳になるときは女性は40歳、もし子どもがいたら10歳に満たない育ち盛り。

年齢的に男性(夫)の親の介護を求められるかもしれないし、ヘタすりゃ60歳の夫の介護をすることになるかもしれない。

・・・誰がそんなハードモードの修行コースを喜んで選ぶと思ってんだ???

若い子からすればそんなオッサンは「キモい」「きっしょ(関西弁)」以外の何ものでもない。

実際、これは女性ですけど婚活のお手伝いをしたこともあります。

私は波動(オーラ)を観る変態なので、ご一緒に結婚相談所のウェブサイトの男性の写真を見ながら「本当に信頼できる相手」かどうか観るんです。

そのとき、相手にシビアにチェックされるプロフィール写真だというのに、まぁクソだせえ写真が少なくない。

もはや波動を観るまでもない。

50代男性のレインボーカラーのベスト(チョッキ)を笑顔で着用している写真を見たときは、代わりにお詫び申し上げたい気持ちに駆られました(笑)

年齢で不利なら、どうしてせめて見た目だけでも整えないんだ・・・やる気あんの?

これだって「ありのままの自分」で戦った結果なのでしょう。

よほど「自己認識」ができていないのですね。

婚活を加速させるには「独りでも生きる」という決意が必要

現代は「若さ」だけがもてはやされる時代。

私はかねてから

「アンチエイジングは、アンチスピリチュアル」

という考え方を持っています。

肉体的な年齢だけを評価対象とし、「精神的成熟さ」は二の次にしてしまう。

最近では「メンズ美容」や「メンズコスメ」も少しずつ受け入れられてきています(私は一切しませんけど)。

そんな「肉体的な若さへの執着」が、中年男性が婚活市場で「若い子しか狙わない」傾向を後押ししているのかもしれません。

ただすでに述べた通り、人並みの年収では「年の差婚」はかなり厳しい。

それが『中年婚活』の著者のように自分の年齢および「年収などの市場価値」をクールに受け入れ、その上で「ありのままの自分」で頑張らず戦略的かつ無理の少ない方法で婚活をしていくと、成功していく確率は上がります。

(なお、著者はベストセラー本を何冊も出しているので、実はライターとして超優秀であることを踏まえなければなりません。それでもなおシビアに自己認識しているわけです)

本の中に「服は全身ユニクロでいい」というアドバイスが出てきますが、もし年収は大したことないのに全身ハイブランドだったら「かなり無理している感じ」が如実に出てくるし、相手に「見栄を張って浪費する人かも」と思われてしまい、結局は失敗する可能性を高めてしまうのです。

(実際、服装で無理をし過ぎると「服の波動」にやられてしまい逆に下品さが漂います。ときおり銀座あたりで見るけどね)

私が過去にお手伝いしていた方(女性)も、途中までは「高望み」をするためなかなかうまくいかなかったのが、少しずつ「身の丈に合った」選択をしていった結果、最後は納得いくゴールを迎えられた事例があります。

なかなかシビアな婚活とはいえ、結局は「客観的な自己認識」と「欲望との折り合い」なのでしょうね。

その「折り合い」ができること、つまり「断念」ができることこそ、ある程度の人生経験を重ねてきた者ができる智恵なのです。

ですから、「オレは若い子がいい」「オレはまだまだイケるぜ」という見通しの甘さは、「断念」を知らない未熟な魂なのでしょう。

もちろん「もう自分はオッサンなのか・・・」と受け入れることは苦痛が伴います。

自分じゃなかなか気付かないが、よく見ればお腹も出ているし髪は薄くなってきたし階段を登ると息が上がってしまうし、ファブリーズだけじゃごまかせない加齢臭も華麗に漂っていると聞く。

でも老いが進み頭髪が「バーコード」と化する砂漠化現象は「自然の摂理」じゃないですか。

それを受け入れていくのが中年の「精神的な務め」ですし、それを経なければ成熟することはできない。

現代はルッキズム(外見による価値判断)を批判しておきながら、一方で「若さ」を過剰に評価するねじれた価値観に彩られています。

その中で「自分は福山雅治みたいなイケオジではないんだ」と受け入れていくのは、実は「若さを評価する時代との葛藤」もあるのでなかなか難しいことなのです。

ただ『中年婚活』でも紹介されていますが、自分を年齢および市場価値を受け入れられた人ほど「身の丈に合った成功」を手に入れる可能性が高まるわけですから、それだったらなるべく早く「降参」した方が良くね?と思います。

「降参する」とは英語で「サレンダー」と言って、これはときどきスピリチュアル業界でも言われる言葉です。

「降参する」と聞くとネガティブな響きがありますが、実際はとてもポジティブな言葉です。

以前「神様におまかせすること」「宇宙にゆだねること」についてブログを書いたことがあります。

「ゆだねる」「おまかせ」というのは『サレンダー』と言い換えてもいい。

上のブログでは「ゆだねるには『愚かさの自覚』が大事だ」と述べましたが、これは婚活においても大切なことです。

「愚かさの自覚」とは「不完全性の認識」であり、それができるほど人は謙虚になり、スピリチュアル的にはそうなって初めて「〈神なるもの〉に出逢う」こともできるようになる。

婚活だと自分のスペックをシビアに分析し、「こんな自分じゃ高望みはできないよな・・・それでも身の丈に合った、そして価値観の合う人と出会えたら有り難い」と心から思えたら、結果が出るかは別として少なくとも「婚活の女神」はちょっと振り向いてくれるようになるでしょう。

「自分はショボい」と痛切に自己認識できるからこそ「ありのままの自分で戦う」選択肢を捨てられるのであって、〈絶えず肯定的に自己否定していくこと〉こそ真のスピリチュアル(マジスピ)なのであります。

そうやって「降参した」先には、「死」が待っている。

実りある婚活をするには、逆説的ですけど「死を見据えて、独りでも生きる」姿勢が必要です。

そのために最も必要なことは、これまで何回か言っていますが「死生観」であり、これは人生の午後において最も大切なことです。

どれだけアンチエイジングに励もうが、老いを完全に防ぐことはできません。

「いつか必ず死ぬ」という現実を受け止め、それでも「せめてこれだけはやって死にたい」という何かを抱いて生きる。

そういう「独りでも生きる」という姿勢があってこそ、若い時代にはない「内面的な魅力」も出てくるのではないかと思います。

いくらパートナーがいようとも、最期に死ぬのは「ただ独りにおいてのみ」ですよ。

そのような想いを定めた上でもし縁があれば、「出逢い」は与えられるのでしょう。

婚活に関する話をいろいろ聞いていると、「話し相手が欲しい」とか「独りだとさびしい」とか「人並みに生きたい」とか、動機としてはちょっと弱い気がします。

(「人並みに生きたい」の "人並み" って何やねん?と個人的には思いますし)

これが20代ならまだわかる気がしますが、もうオッサンなのであれば「せめて死ぬまでにはこう生きたい」というビジョンが欲しい。

オッサンになってからの婚活の根底には、「もうそれなりの年齢にはなったけど、人生このままでいいのか・・・」という問いがあることでしょう。

その「人生このままでいいのか・・・」という問いが婚活で解消できるかはわからないし、そもそもそれは結婚しようがしまいが「独りでも生きる」という覚悟以外に道はないように思います。

とはいえもし婚活を通じてシビアな自己認識ができるようになり、婚活の成否はさておき「魂の豊かさ」を求める一つのきっかけになるのであれば、婚活は「精神的成熟のための通過儀礼」と言えるのかもしれません。

もっとも相手からは「自分の成長のために、わたしを使わないでほしい」と思われるかもしれませんけど。

なので「オレは自分の成長のために婚活してます!」とは言わない方がいいでしょうね。


追伸

婚活については「マジスピ サブラジオ」で雑談として語ったことがあります。

「婚活ってシビアだけど面白いな」と改めて思ったきっかけです。

もしお時間あれば聞いてみてください。

※以下の10分40秒あたりから婚活について話しています

【マジスピ サブラジオ】現代の婚活について思うこと


追伸の追伸

なぜ「ずっと年下の異性を狙ってしまう男性」が出てくるのだろう?

これを考えるヒントとなったのは、『中年婚活』と同じ中村淳彦さんが書いた『ルポ 中年童貞』という本。

かなりインパクトのあるタイトルですが、描かれているのは中年童貞が "深刻な社会問題" だということであり、ある意味で社会システムの変化の産物だということ。

これについても感想の一部を「マジスピ サブラジオ」で語りましたので、よければあわせてご聴取ください。

【マジスピ サブラジオ】「中年童貞」は "深刻な社会問題" のデパート

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真 ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「私たちは〈自分ではない特別な何か〉になろうとする限り、真の自由も幸福も得られない」

ということついて考えていきます。

先に言っておきますが、今回はいつもより悪口が多くなる予感がしています・・・ご了承ください。

「龍神のメッセージ」は聞こえるくせに、人の「心のメッセージ」は聞けない・・・

過去のブログや音声配信でも言ったことがありますが、「スピリチュアル系」と言われる人たちの中で

・「ワタシにはアマテラスや空海がついているの!」

・「ワタシは龍神さんや天使さんと会話できるの!」

・「ワタシは●●っていう神様の生まれ変わりなの!」

とかなんとか言ってるヤツほど波動がクソ重たい傾向がある、という笑えない現実があります(ごく一部の例外はあります)。

カウンセリングではときどき、

「以前こんなことを言われて傷つきました・・・」

と、「自称・ライトワーカー」から被害を受けた話が出てきます。

(ライトワーカー=地球の次元上昇、人類の愛と調和に貢献するのが使命だと思っている人)

例えば、失恋の深い苦しみの中にいる人に対し、

「アマテラス様からあなたへのメッセージを預かっているの!」

なんて言って、

「これはあなたの魂を向上させる試練なのよ!」

なとど言いやがるケース。

は?

聞いてへんし!

他には、これはつい最近聞いたケースですが、肉親や身近な友人の死に対する悲しみの中にある人に、

「"心の闇" はそのうち晴れるよ!だからもう落ち込まないで!」

などという「龍神のメッセージ」を言われて非常にモヤモヤしている、という話もありました。

こういうメッセージをドヤ顔で、しかも「これで相手が救われるはず。ワタシは愛と感謝のメッセンジャーなのよ☆」などと無神経にアドバイスしてしまう。

実際、「龍神のメッセージ」とやらをブッ込んできたヤツの波動(オーラ)を観たところ、

「ワタシってすんごいでしょおおおおお!」

「もっと褒めてぇぇぇぇぇ!」

みたいな子供じみた想念波動(想いのエネルギー)が伝わってきて、「やれやれ・・・」と溜め息が出ましたわ。

で、こういう「心無い言葉」「全く相手に寄り添っていない、文字通り〈上から目線〉の言葉」は相手を傷つけることが少なくない。

そう、スピリチュアル版〈上から目線〉なんですよ、これ。

神か天使か龍神か知らんけど、まさに「上」からチャネリングしたっぽい「有り難いお言葉」を浴びせかけてくださるわけ。

笑えない、あるいは笑えるのは、神や天使や龍神のメッセージとやらはリーディングできるらしいのに、肝心な「目の前の人の気持ちはリーディングできない」ということ。

別にあなたが波動(オーラ)が観えない普通の人でも、こういうヤツはクソ重たいオーラであるのは想像できるでしょ。

あと「オマエが言うな」なんて言われそうですが、「オーラが観える」とか「チャネリングができる」とか「アカシックなんとかにアクセスできる」とか言うヤツらも要注意ですよ。

「スピリチュアル」というのは本来、「魂」というものを考え、深め、求めてゆく態度のこと。

「オーラを観る」とか「守護霊をリーディングする」とかいうのは、厳密に言えば「サイキック(超能力・霊能力)」の類であって、本当はスピリチュアルではないのです。

大切なことなのでもう一度言うけど、スピリチュアルとはあくまで「態度」なのです。

真摯に「神」や「道」や「真実」を求めていく姿勢なのです。

この「スピリチュアルな土台」があって、「サイキック」な領域も活きてくる。

サイキック能力はあくまで道具に過ぎず、スピリチュアリティ(霊性)を志向するには別になくても構いません。

でもサイキック能力は派手で目立つため、それを求めたがる人、「ワタシはそれを使いこなせる」とアピールする人が出てくる。

そうやって「自分は特別な存在」であることをアピールしやがるわけですね。

ここで留意すべきことは、スピ好きな人間の内側に「劣等感」や「無価値感」を抱えているほど、サイキック能力を得たがる傾向、使いたがる傾向、「自分は他の人達とは違うのよアピール」をしたがる傾向があるということ

こういう人たちの波動がクソ重たいのは、その動機が「エゴ」を根本に出発しているからであって、これはスピリチュアルとは真逆のベクトルなのです。

「スピリチュアルごっこ」は、スピリチュアルから最もかけ離れている。

サイキックの土台には、あくまでスピリチュアリティ(霊性)を真摯に求めること、当ブログのタイトル【マジスピ】的な態度がなければなりません。

なのにこの人たちは真摯な態度はもちろん、サイキックの才能もないくせに「スピリチュアルっぽいこと」や「魔法使い気取り」をないものねだりの興味本位でやりたがるので、「エゴ」がますます強化され、何もしないよりもかえって波動がショボくなるというわけだ。

で、私はいつも「コイツ、いったい何やねん?何がしたいねん?アホなん?」と思うわけだ。

こう痛烈に言う私も〈お名前だけで、波動がわかります〉なんて言ってるサイキック野郎なんだけども、これまで「能力を得たい」と思ったことは一度もないし、それどころか「こんな能力、別になくても構わない」とすら思っている。

上述の通り、サイキック能力がなくとも「スピリチュアルに生きること」は可能ですし、もともとサイキック能力が出てくる前から真のスピリチュアル(マジスピ)を求めていたからです。

とはいえ特別な修行ゼロで「自然に」与えられてしまったサイキック能力だから、関西人らしく「ほな、使えるモンは使わせてもらいますわ。まいどおおきに!」と受け取っているだけです。

「波動が観える能力」は別になくてもいいんだけど便利ではあって、今回のようなテーマだと「どんなヤツがクソガキなのか」がすぐ見抜けるのはメリットですね。

それをこうしてブログにして、読んでいただいたあなたに

「『ワタシは "大天使ミカエル" とチャネリングできる』って言ってたあの人・・・なんかヤバそうだからLINEブロックしとこ」

となりゃ、発信した甲斐があるもんですわ。

当たり前すぎることですが、こうしたサイキック能力のみならず才能は「人のため」に使うのであって、「自己アピールの道具」として私物化するものではない。

過去の私のブログや音声配信に接していただき、ときどき「いつも本当に勉強になります」とか「ある占い師の言動に困っていたので助かりました」とか「スピ系のYouTubeを見ていて感じていた "モヤモヤ" がスッキリしました」などとメッセージをいただくとき、私のサイキック能力がお役に立てているわけですよね。

もちろんこういう情報発信は宣伝も兼ねているわけですけど、それにしては検索されにくい記事(エゴのニーズを満たさない記事)ばかり出しているのはどうしたものか(笑)

それはともかく、マジで当たり前すぎて言いたくないけど、才能は「人のため」に使うのです。

ところが、サイキック能力は私物化すると、途端に能力が衰えてしまう。

なぜなら、サイキック能力はスピリチュアリティ(霊性)、つまり「愛」や「誠」や「道」を求める人格の上にあるからであって、その土台が崩れるとサイキック能力も崩れていくのです。

ま、それでもサイキック能力に生まれつき恵まれている人は、低劣な人格であっても能力はあるので儲かる可能性はありますが、周囲への精神的・金銭的被害は大きくなり、やがては本人も没落していくのが「宇宙の法則」であります。

そういう特殊なケースを除けば、冒頭で述べた「ワタシにはアマテラスや空海がついているの!」とか言うヤツはサイキック能力も無い "幼稚な子供" であることが大半なので、「才能の私物化すらできない」わけですが・・・

「デメリットしかないから、マジでやめとけ」って言いたい。

(なお、私自身は「オレの背後には●●っていう神様がついてるんだぜ!」と言ったことは一度もありません。そんなもんどうでもええっちゅうねん)

スピ業界では「スピリチュアル(正確にはサイキック)の才能がなくても、後天的に練習すればあなたもリーディングできるようになるよ」と謳うセミナーがあります。

そのセミナーに参加することで、多少のスキルは身につけられるかもしれません。

ただ、残念ながら特にサイキック領域は生まれ持った才能やセンスがモノを言う。

(ゆえに「あなたにもできるよ」と能力開発セミナーを売る人間や団体は、十二分に吟味せねばなりません)

なので、そのスキルは趣味的に個人の生活圏内で楽しむ程度であればアリだと思いますが、それで他人の人生に介入するとなれば「ある程度の才能」と「責任の自覚」が必要です。

その際、才能も責任もないくせに「ワタシは龍神さんや天使さんと会話できるの!」なんてヘタに知人や友人、あるいはネットやSNSでアピールしはじめた瞬間から、その波動(オーラ)には「汚れ」や「濁り」が生じるでしょう。

なぜオーラが低劣になるかといえば、自分に与えられた本来の使命や天命から逸脱し、〈自分ではない特別な何か〉になろうとするからなのです。

にもかかわらず、そうしたスピリチュアルごっこを「龍神様から伝えられた魂のお役目なの☆」とか「願えば誰でも『なりたい自分』になれるの☆」とかほざくので、もう目も当てられないのですよ・・・

そうして「特別な自分アピール」をしてしまう背景には、個人的なレベルでは「劣等感」や「無価値感」があるとすでに言いました。

なので、本当に「魂のお役目」として「ライトワーカー」として生きたいのであれば、いかなる苦痛があろうとも、劣等感や無価値感を見つめる勇気が必要です。

いかなる苦痛があろうとも、「魂の鍛錬」として受け容れること。

これこそ「龍神のメッセージを受け取る」より遥かに遥かに大切な、スピリチュアルの道なのです。

「特別な自分」でなければ評価されない、という承認欲求を手放すこと

さて、この劣等感や無価値感を社会的なレベルで考えてみると、この社会は万人に

・「〈特別なあなた〉になりなさい」

・「〈個性的な存在〉になりなさい」

・「そうでなければ、あなたは評価されません」

という価値観を暗黙のうちに押し付けているように感じます。

これは「自由や個性を尊重する教育」の結果といえます。

現代ではさらにSNSやYouTubeなどの数値的評価がそれに拍車をかけている。

わたしは「特別な存在」でなければ、周りから認められない。

「自分独自の才能」を十分に発揮できなければ、生きる価値や意味がない。

他人よりも良い結果を出して、他人よりも高い数字を出して、自分独自のセールスポイント、自分にしか提供できないメリットがなければ、社会から評価されないのではないか、という不安。

その「評価不安」が病的・神経症的なレベルになっているため、ここ数年の心理学周辺に出てきたのが

「自己肯定感を高めよう」

というスローガンなのでしょう。

この言葉の背景に

「特別な存在になれない自分はダメだ」

「SNSを見れば、自分を輝かせている人ばかり」

「自分には何も秀でたものがない」

と、自己否定感に苦しめられ、承認欲求に渇望している私たちの空虚なエゴが見えてきます。

だからこそ、「せめて自己肯定感を高めなくては」という焦りが出てくるのでしょう。

スピリチュアル業界においても、

「あなたはもともと特別なオンリーワンなんだよ」

「あなたにしかない使命、天命があるのよ」

「生まれる前に神様と約束してきたことがあるのよ」

などと、「社会的評価および束縛」から自由であるはずのスピリチュアル業界ですら、「特別な存在にならねばならない」という〈洗脳〉や〈条件付け〉が知らず知らずのうちになされている。

そのためなのか、焦って「特別な自分」になろうとする(そうでないと根深い評価不安を払いのけることができない)人たちが出てくるわけです。

内面に空虚さを抱えているほど、「特別な何か」で手っ取り早く埋めたくなってしまう。

「業界的スピリチュアル」は、そんな空虚さを埋めるにはお手軽なファンタジー。

なぜなら、「ワタシの背後にはアマテラスや大天使ミカエルや空海がついている」という寝言や戯言は客観的な証明ができないにも関わらず、しかしそれでも通じてしまう「スピ好きな層」が一定数存在しているからです。

私はいつも「お花畑スピリチュアル」と批判しているけど、そういうのが大好きな人たちもいます。

「お花畑」は言い換えれば「ライトなスピリチュアルオタク(スピオタ層)」なんですが、この層にはファンタジーが通用してしまう。

こういう人たちはある意味では純粋、厳しく言えば子供じみているので、(話しかける相手はちゃんと選んでいるのですが)ついうっかり「スピリチュアルファンタジー」を発動させてしまう。

これが冒頭で述べた

・「ワタシにはアマテラスや空海がついているの!」

・「ワタシは龍神さんや天使さんと会話できるの!」

・「ワタシは●●っていう神様の生まれ変わりなの!」

と無邪気に、しかし無配慮なため、誰かを傷つける事態につながってくる。

その背後にいるのは実は「低級霊」であることに、死んでも気づくまい。

もう一回言うぞ。

デメリットしかないから、マジでやめとけ。


こういう連中が「目覚める」ことは「スピリチュアルお花畑」がとても心地良いだけに難しいとは思いますが、もしできるとするならどうすればいいか?

長くなってきたので、今回は簡単に言っておきましょう。

・ 自分の内側の「劣等感」や「無価値感」を勇気をもって見つめること

・社会が暗黙のうちに投げかける「自分ではない特別な何かになりなさい」という洗脳を見抜くこと

が求められます。

これは、ただ、気づくだけでいい。

ただ、醒めて眺めているだけでいい。

何も、「特別なあなた」でなくてもいいんだ。

高額の自己啓発やスピリチュアルセミナーに通い、「〈本当の自分〉になる」必要はないんだ。

「〈なりたい自分〉になる」必要もない。

自分がダメ人間であるなら、そのダメさ加減をしっかり受け止めることなんだ。

それこそが、真の覚醒、目覚めるということ、醒めた目で自分を見るということだ。

そうしてあらゆる虚飾を捨て去り、「普通であること」の偉大さの中にくつろいだとき、あなたの波動は、輝きを取り戻す。

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第250回:スピリチュアルで最も大切なのは、死生観を抱くこと【芳村思風・感性論哲学の世界】https://prism-life.com/podcast_250/Fri, 12 Apr 2024 10:17:10 +0000https://prism-life.com/?p=13023

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神仏や宇宙にゆだねて根本から運命転換するには、どんな不幸をも受け入れる勇気が必要。https://prism-life.com/leave_everything_to_god/Thu, 11 Apr 2024 07:07:00 +0000https://prism-life.com/?p=12966

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真 ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕〈マジスピ〉の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回の「マジスピラジオ音声配信」は禅タロット講座の受講生さんとの対話でしたが、メインテーマは「なぜ運命は "宇宙にゆだねる" "神様におまかせ" だけでは好転しないのか?」ということでした。

ラジオでは雑談でざっくり話をしただけでしたので、今回のブログでもう少し深堀りしていきます。

最初に知っておきたい注意点として、スピ業界や宗教界隈ではよく「宇宙さんにゆだねましょう♪」とか「神様におまかせしていれば道は開ける(はーと)」なんて言われますけど、これを決して安易に捉えないことです。

本来「ゆだねる」とか「おまかせ」とかいうのは仏教では「全託」とも言うのですが、これは〈いのちを捨てる・捧げる・尽くす〉という、非常に激しい性質のものだということを思い知ること。

これをアタマで理解するだけでも、軽々しく「運命におまかせ♪」などと言わなくなるでしょう。

軽々しく言うだけ、その人間の軽薄さと、上っ面のスピリチュアルであることを露呈するハメになります。

私も一応スピ系でしょうけど、あまり「ゆだねる」「おまかせ」の単語を使わないのはこれが理由。

使うなら、本気(マジ)で使う。これぞ【マジスピ】。

したがって普通のスピリチュアルや宗教で「ゆだねれば、うまくいく(ほし)」「おまかせすれば、いいことが起きる(はーと)」とかなんとか言っているときは、"ウケ狙い" を疑った方が良い。

「いいことが起きる」という御利益、「うまくいく」というメリットを強く謳う "専門家" は、私たちのエゴを刺激して人気を取ろうとしている目論見を疑った方が良い。

実際、私はそういう情報発信している人の波動(オーラ)をよく観るのですけど、あまりパッとしない人たちが決して少なくないのであります。

たとえ素質や能力があったとしても、わざわざ自身を「エゴの波動」に迎合することでオーラを格下げしてしまっている人もいるので、実にもったいない。

本当のことを言えば、

「おまかせ」をしたとて、「ゆだねた」とて、うまくいかないことはあります。

 

むしろ「嫌なこと」「苦しいこと」が増えるように感じることもあるでしょう。

 

もしそうなったとしたら、実は "うまくいっている" 証拠です。

 

何度も己を顧みて、この「ゆだねる想い」は真っすぐなものだと信じて疑わないなら、自分に振りかかる「痛苦な出来事」は、むしろ神仏に愛されている証なのです。

 

・・・ま、本当にゆだねている人、おまかせしている人に、そもそもこんなことを言う必要はないのですけど。

もうお分かりの通り、真のスピリチュアル(マジスピ)的な「おまかせ」をしている人は、普通のスピリチュアルとは「うまくいく」の定義が違う。

もちろん「物質的なご利益」ではない。

そんなものは、黙ってても後からついてくる(ついてこなくてもいいけど)。

「ゆだねる」ことによってその人の「運命の車輪」が本格的に回転し始めるとするなら、困難や試練がやってくるのは "当たり前" のことなのです。

車輪をより高速で回転せしめるためには、まずサビを取らないといけないから。

「運命にまかせる」「神仏にゆだねる」ほどに「神霊波動≒宇宙エネルギー」に近づくわけなので、未熟な自分を磨くため、己の魂の罪穢れ(つみけがれ)を祓い清めるための現象が起こるのは "当たり前" のこと。

「光」に近づきゃ「影」も濃くなるのは "当たり前" のことだろーが。

つい「当たり前」という言葉を連発してしまいますが、それだけ「普通のスピリチュアル」と「マジスピ(真のスピリチュアル)」とでは基準が違いまくりなんですよ。

「神様におまかせ♪生かされていて有り難い♪」などと言っている人に

「じゃあ不幸や辛いことが起こっても、それでもまかせられますか?心から感謝で受け止められますか?」

と聞くと、「いや、それはちょっと・・・できれば苦しいことは避けたいです」と言う人が大半です。

あのね・・・それ、まかせてねーから、ゆだねてねーから。

と言うと、シュン・・・としちゃう人が多いんですけどね。

これが「厳しい」と感じてしまうのは、「物質的なご利益を得たい」「できるだけラクしたい」という欲望を持っているからですよ。

それを現代人の多くは「幸福」だと思っている。

でも、それじゃ「スピリチュアルごっこ」の域を出ないのであります。

「おまかせごっこ」の「ゆだねたフリ」をしているだけやで、それはただの「丸投げ」でしかないんやで、と言うとさらにシュンとしちゃうと思いますが・・・

そういう「ごっこ」の人たちが軽いノリで「まかせれば、うまくいく(はーと)」なんて言いやがるもんだから安易に受け取る人が増えるわけだ。

かねてから「フツーのスピリチュアル本やブログ、YouTubeばっかり見ているとアホになりまっせ」と言っているのは、こういうことなんです。

そのアホの壁を超えて「真にゆだねるとは、真にまかせるとは、命をかけること、全身全霊で神仏に体当たりすること」と定義すると、実は全くゆだねられておらず、そのくせに「ゆだねたつもり」になっている「自分自身の愚かさ」に気づき始めるのであります。

自分の愚かさを思い知ることができれば、「ゆだねる力」「まかせる力」は格段に深まるでしょう。

なぜなら、「ゆだねる力」「まかせる力」の根底にあるのは「愚かさ」だからです。

賢いヤツは「賢い」がゆえに、決してゆだねようとはせず、自己満足するでしょう。

一方「愚かな人間」は愚かさの自覚があればこそ、その卑小なる自己を「壮大なる宇宙」にまるごと突撃してゆく勇気が湧いてくるわけです。

その結果として生ずるかもしれない困難や試練は、己の愚かさを叩き潰し「魂の成長」を促進させるものだとすれば、とても「うまくいっている証」だと思いませんかね?

こんな感じで、真のスピリチュアル(マジスピ)では普通のスピリチュアルとは「うまくいく」の定義が根本から違うんですよ。

まぁ、現代人の大半はもちろん、ある程度「宗教心」を持っている人ですら不幸や困難は避けたいと思っているので、今回は内容は特にウケが悪いです(笑)

「"魂の修行" とか言ったって、やっぱり無事平穏に過ごしたいじゃないですか」と、比較的マジメに宗教やスピリチュアルを学んでいる人ですら、そう言ってしまう。

それは人情としてはわかりますけど、これじゃ率直に言って「普通の人」です。

もし「普通の人」として生きたいなら、本来【命がけ】や【命を捨てる】のと同義である「おまかせ」や「ゆだねる」という言葉を安易に使わない方がいい。

背後の守護霊や指導霊が、

「お、コイツ "おまかせします" とか本気で言ってんの?そう、じゃあそろそろ鍛えるための試練をブチ込んでやろうかな。"おまかせします" なんて言ったのはテメーだから、今さら文句ねーよなぁ?ワシに "ゆだねる" んだもんなぁ?」

とスイッチが入らないように、黙っといた方が得策だぜ。

ただ、実際は

「コイツ、"おまかせします" なんて言ってるけど口先だけだよなぁ・・・もっと本気で言うまで待ってやるか・・・」

と判断するでしょうけど。

それで「ワタシは信仰や祈りのおかげで、無事平穏で幸福な人生を送れています。あぁ有り難い有り難い」なんて言う人もいるかもしれないね。

でも本当は、アンタは神仏から「コイツは導き甲斐のない "普通の人間" だな」と判断されているだけだよ。

どうぞフォーエバーお幸せに。

一方、この【マジスピ】では、もちろん「普通じゃない人」を目指しています(笑)

物質主義が全盛の時代、誰もが不幸を厭い幸福を求める時代に、自分の生命の本源たるところの「大宇宙」に、たとえ現象的には困難や試練に見舞われても「ゆだねようとする」「おまかせしようとする」というのは、どう考えても「普通じゃない人」ですよね。

ただ、そもそも「普通」じゃ納得いかない「魂が贅沢な人」が当ブログを読んでくださっていると信ずる。

であれば、愚かさという原点に還り、心を尽くして「突撃の祈りのラッパ」を独りで吹かねばならない。

そうして愚かな自分ごと「大宇宙」に突撃していくとき、「大宇宙エネルギー」との交差によって生命が燃え立ち、肉体の細胞までも躍動するのを感ずるのであります。

それを、あえて言えば「ゆだねること、まかせることの"真のご利益"」なのでしょう。

それが「仕合わせる力」、つまり自己と大宇宙=神仏とが「仕合わす」ことによって生まれる「魂の火花」なのです。

叩けよ、さらば、開かれん。

そうして火花を散らす人間の波動は、実に美しい。

「人間を超えたもの」の力に抱き取られているがゆえに、たとえ愚かでも美しい。

私はそれがたまたま、ある程度感じられる体質だからこそ、自分もそうありたいと願う。

そして、その願いを持ち続けた結果、私は「おまかせ」して「ゆだねる」ことの歓びの一端を味わってしまった。

これは、もう、やめられない止まらない(はーと)。


素朴に考えたらわかるけど、人間的に魅力的な人、素晴らしいなと感じる人ってどういう人ですか?

まず間違いなく、不幸や困難を乗り越えてきた人でしょ?

そうして人間として成長を遂げているからこそ、周囲から一目置かれる存在なんですよね。

だったら、私もあなたも、神仏におまかせし、大宇宙にゆだねることで、自分を鍛えていきませんか?

すでに苦しみや悲しみの中にいるなら、その中でも耐え忍べる強さを呼び覚ますために、ゆだねていきませんか?

そうやって自分を磨いた人の方が、結局は物質的にも恵まれちゃうのよ。

この物質世界では魅力が「引力」になって、人望もチャンスも、そして多少のお金もついてくるんだから。

その意味で、「ゆだねれば、うまくいく(はーと)」のは、あながちウソじゃないかも。

だから物質的な利益を第一に求めている人も、遠慮なく本気でおまかせしちゃえよ、ゆだねちゃえよ(笑)

今は「例の不祥事」で使いにくい表現になってしまったけど、「ユー、やっちゃいなよ」。

「いや、困難や試練はちょっと勘弁してください・・・」なんて呑気に言ってるほど、肉体の生命は長くないのだ。

その「肉体生命の儚さ」の自覚も、己の愚かさを知るための手がかりとなる。

「限りあるいのち」を持ちて、「限りなきいのち」に突進せよ。

そのとき、「限りあるいのち」の中に、「限りなきいのち」が宿っていたことを知るだろう。

本当は「無事平穏な人生」こそ、魂の成長の無い、実に不幸な人生だと知らねばなりません。

ゆだねたとき、まかせたとき、もし試練としての不幸や災難が起こるとしても、それは必ず乗り越えられる。

このことを信じられなければ、ゆだねたりまかせたりすることはできません。

「ゆだねたら、うまくいく(はーと)」なんて最初から期待したら、ゆだねる勇気なんか出てきやしないのです。

だから繰り返しますが、

愚かでなければならない。

小利口になってはいけない。

計算してはならない。

愚かさの中から湧き起こる勇気ある突撃こそ、神仏や大宇宙が最も好むところであるのは、そうやって生きる人間の波動の美しさから私は感じられます。

あなたは波動が観えないかもしれないけど、小さな成功で満足せず何かに挑戦し続ける人は魅力的に見えるはずだし、ときに応援もしたくなるはず。

人間ですらそうなのだから、神様はなおさらですよ。

というわけで、神仏や宇宙に「おまかせ」「ゆだねる」とは決して簡単なことではないものの、愚かな勇気を奮って跳躍するとき、地上世界の成功や失敗を超えた「魂の躍動」を感じることができるでしょう。

真のスピリチュアル(マジスピ)的な「仕合わせ」とは、ただこの一点のみなのです。

追伸

今回の内容を書いた背景やこぼれ話を以下の「マジスピ・サブラジオ」で話しています。

さらにご興味あればご聴取いただければと思います。

「カルマの解消」を超えた祈りの道

※2分30秒あたりから話しています

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先祖供養を超え、地獄に落ちた悪人にも慈悲を祈らなければ真の天国はやってこない。https://prism-life.com/real_memorial_service/Thu, 04 Apr 2024 05:40:00 +0000https://prism-life.com/?p=12920

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕の詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュ ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「林 昭裕の詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は、ちょっと変な言葉ですが

「供養2.0」

というキーワードで、いわば

「人類愛としての供養」

を考えてみます。

普通の供養とはご先祖様に感謝を捧げ、その遺徳に恥じない生き方をすることですけれども、ここではもう少し広げて考えてみます。

このブログの投稿時点でのメルマガでは最近、「天国」と「地獄」について考えを述べてみました。

特に「地獄」については著名な人物の固有名詞を出して「こういう人が地獄に落ちる」という具体例を出しました。

ブログよりも少し踏み込んだ話をする回もある「【マジスピ無料メルマガ】へのご登録はこちらから」どうぞ。

「地獄に落ちる」などと言うと、「昭和タイプのこわーい霊能者」のような感じがするかもしれません。

でも話はシンプルでして、

要は「人の道」に反した行いをしても何とも思わない「人でなし」の心の持ち主が、地獄に落ちるだけのこと。

生前から「地獄のような心の世界」だったのが、死後もそのまま再現されるだけのことなのです。

なので、家族や友人や職場の人などに「アレはちょっと悪いことをしたな・・・」という反省の気持ちを普通に持っている人は問題ありません。

そこでイエローカードが出るのは、頭では自分が悪いとわかっていても言い逃れしたり責任転嫁してしまったりするような人。

レッドカード(迷わず地獄行き)は、罪の呵責が一切ない「鬼」や「悪魔」です。

それを無料メルマガでは具体的な人物を挙げて説明したわけです。

地獄に落ちないためには幼稚園でも教えられる当たり前のことなのですけど、間違ったらちゃんと謝ること、見苦しい言い訳をしないこと、同じ間違いを犯さないよう改善することです。

当たり前すぎて、ごめんやで。

(ただ、この世では「価値観」や「立場」の違いから正しさ/間違いの判断基準が変わる場合があるのが難しいところですが)

借金したら自己破産か自殺でもしない限り必ず返済しなければならないように、この世で犯した罪は必ずどこかで償わなければならないのが鋼のオキテ。

借金と違うのは自己破産はできないし、自殺をしたとて絶対逃げられないことです。

とはいえ世の中を見渡せば、ホントにまあバレる言い訳をするアホ、死ぬまで逃げ切ろうとするアホがいますわな。

政財界、芸能界には見苦しい例が枚挙にいとまありませぬ。

SNSにも知性のかけらを感じない、自己弁護に終始する図体だけ大きいガキがいっぱいおる。

こういう人たちはイエローカードです。

ただ世の中、上には上がいまして、「レッドカード」レベルの鬼や悪魔もいるのであります。

こういう人たちは他人を傷つけても奪っても、時には殺しても何とも思わない。

「同じ人間なの?」と信じられないんですけど、本当にいるんですよ。

その波動(オーラ)を観ますと、ガチで「憎悪」や「冷酷」に満ちている。

神経の細かい人であれば、この波動に触れるだけで体調を崩すかもしれませんね。

(余談ですが、「人のオーラを観ると相手のネガティブなエネルギーを受けてしまうから見るな」と注意喚起する人がいます。これは繊細な人は気を受けやすいからなんです・・・まぁ私は繊細じゃないので全く大丈夫ですけど)。

こういうレッドカードの人は「地獄」で苦しむことになるのは、昔から言われている通りなんです。

実際、私がレッドカードクラスの人たちの「死後の波動」を観ていると、生前の報いとはいえ、まぁひどいもんですよ。

こういうことを聞くと「溜飲が下がる」とか「ざまぁ見やがれwww」とか「罰が当たって当然だバーカ(笑)」とか思いたくなるのが人情ではないでしょうか。

最近のカウンセリングで「詐欺に遭った」という話を聞きました。

言葉巧みに人をだまし、その罪が発覚した後も逃げるのが上手で、今でものうのうと暮らしているという、なんともひどい話でした。

その卑怯な言動の通りそいつは「クソ重たい波動」をしている人間なので、今後自分の罪を悔い改めることがなければ(かなりエゴの強い波動なのでないだろうけど)、レッドカード(地獄行き)でしょうね。

職業柄いろんな人の波動(オーラ)を観ていますけど、こういう輩ってマジで馬鹿野郎だと思いますよ。

間違いなく「天」を忘れ、「畏れ」を知らず、スピリチュアリティ(霊性)のかけらもないわけです。

だから「地獄でとことん反省しやがれ!」と言いたくなることもあるでしょう。

ただ、単に「悪人は地獄に落ちて、ざまー見やがれ!」とせいせいするだけでは、実は不十分なのです。

わかりやすい例として、例えば道で粗相をしてしまう人がいるとしましょう。

あるいは、酔っぱらいが電車内でリバースする(吐く)のを想像してみましょう。

まぁ、あまり想像したくないほどの汚さですよね。

これ、このあと誰も掃除しなければどうなると思いますか?

考えるまでもなく、汚えヤツがずっとそこにあり続けることになるわけですよ。

周囲の人々はマジで迷惑な話ですし、そこには誰も近寄らなくなってしまいます。

だから嫌なことではありますけど、誰かが掃除しないといけないんです。

これと同様、人を傷つけても騙しても殺しても何とも思わない人間のクズは地獄に落ちても仕方がないことですが、そいつらがこの世に遺した罪穢れ(つみけがれ)は誰かが掃除しないと、その負のエネルギーはこの世に留まったままなんです。

「肉体が死ねば終わり」ではない。

悪人が地獄に落ちて「お疲れ様でした!」「ご愁傷様でした!」と言うだけでは、本当は済まないんですね。


あなたのご先祖は、決して人格者ばかりではないと思います。

中には周囲に迷惑をかけた人、罪を犯した人もいたかもしれません。

そういう人も「死ねば、みんな仏さま」と仏教で言われますけど、残念ながら霊的真理には反している。

すぐに「仏さま」になれるのは迷いがない魂、未練のない魂、生前に愛の深かった魂だけ。

こう言うとちょっと怖いかもしれませんが、「迷える先祖の魂」は子孫に影響を及ぼす場合があります。

(全部がそうではありません。あくまでケースバイケース。何でもかんでも祖先の悪因縁のせいにする野郎はインチキだと断言します。詳しくは以下のブログで)

これが「親の因果が子に報い」と言われるものであり、良い方面であれば「積善の家には必ず余慶あり」(善行を積み重ねた家の報いとして、幸福が必ず子孫にまで及ぶ)ということ。

なので「個人レベルの先祖供養」というのは、ご先祖の良き遺徳はより拡大発展するように心がけ、その悪習や悪因縁は自分の代でなるべく浄化するように務めることです。

簡単に言えば、自分ができるだけ明るく立派に、与えられた天命を突き止め、それを生きることですね。

先祖と自分というのは別の存在ではなく、魂的に通じているわけですから。

こういうことは日本人から宗教観が薄れてきているとはいえ、まだ直感的に理解できる部分があるのではないでしょうか。

ここからさらに【供養2.0】として次元を高めたものが、「人類レベルの先祖供養」ということです。

悪人の凶悪度が強いほど得てして影響力が強いので、彼らの「マイナスの置き土産」はいわば「大きな汚物」なわけです。

さっきの詐欺師の例でいえば、騙された側の経済的ダメージ、精神的ダメージを癒していくことが【供養2.0】になります。

癒して浄化しなければ、自分の人生はもちろん、周囲の人々にもネガティブな波動を広げることになってしまうでしょう。

それは避けたいことですよね。

さらに余裕があれば、自分が騙された体験談とそこから得た教訓を周囲に話したりネットで発信したりすれば、自分の受けたネガティブなエネルギーが今度はポジティブなものへと変換されていくわけです。

そのことによって同じような悲しみや苦しみを味わう人を減らすことにつながるのであれば、かなりいい感じの【供養2.0】になりますよね。

この地球世界には超極悪の金融資本家やその手先たちが跳梁跋扈しているわけですが、たとえ彼らは死んで地獄にまっしぐらだったとしても、その負の遺産の汚物(穢れたエネルギー)は誰かがクリーニングしなければ、ずっとこの世に留まり続けるでしょう。

留まり続けるだけならまだマシで、今度はそれを継承してさらに発展させようとするヤツらも出てくるのが困ったところ。

悪人の置き土産は物質的なものだけでなく、精神的なもの(想念)もある。

人によって、その想念の影響力は死んでもなお強い。

(名前は言えませんが、まだ割と最近実在した「ある強大な権力を誇った悪人」の写真を見たとき、普段はネガティブな影響を受けない私もちょっと怖くなったことがあります・・・あぁ、コイツは "悪霊" としてまだこの世に生きている・・・と感じたものです)

ですから(これはあまり好きな言葉ではありませんが)霊的に「覚醒している」人たちは自分のご先祖の供養はもちろんのこと、人類レベルの【供養2.0】まで意識して取り組んでいくことが世界への貢献となるのです。

例えば最近の例で言えば、ジャニーズ。

例の「ボス」の肉体はもう存在していませんが、その「闇」を徹底的に暴かなければ芸能界にはまた似たような被害者が出てくるでしょう。

ですからジャニーズ事務所(今はもう名前が違うのかな?)は、創業者としてのボスを本当に尊敬しているのなら、「膿」を出し切るのが「真の供養」なわけです。

そうでなければ、ボスの魂も浮かばれませんからね。

(ま、今のところまだ突き詰め方が甘いようですが・・・)


【供養2.0】の具体的な方法として、当ブログでときどき話している「世界平和の祈り」はシンプルに実践できるものです。

「世界平和の祈り」シリーズ

世界には怒りや悲しみが「電磁波」のように飛び交っています。

さらにネガティブなニュースはメディアやSNSなどを通じて早く拡散されていきます。

これらは主にエゴイスティックな悪人による支配や搾取によって引き起こされている。

先ほども述べた通り、その悪人が地獄に落ちてもまだ「想念」はこの世に留まっていることもあるので、それをお掃除するのが「あなたが発する清らかな想念」なわけです。

その実践の一つが「祈り」なんですね。

その悪想念を根絶することはもちろん難しいですよ。

ただ「魂の存在」としてより良く生きていくことを理想とするなら、悪想念の滅尽を願い続け、祈り続けることが大事なのです。

そもそも今回は「凶悪な悪人」の話をしていますが、私たち一般人の中にも悪はもちろん巣食っているので、その浄化も含めて祈っていくのです。

それをできるだけ多くの人間が実践していくことが、人類規模の【供養2.0】につながるのです。

ですから「どう考えても悪いヤツ」の肉体が亡くなっとき「ざまーみやがれ!」で終わるのではなく、その悪が生まれた歴史的、社会的、政治的、経済的、心理的な背景をよくよく考えた上で、「自分はその過ちを犯すまい」と決意することが大事です。

良くも悪くも「歴史は繰り返す」のは、多くの人々が「歴史に学ばない」「忘れてしまう」からです。

ですから「人類の代表」のつもりで、過ちを繰り返さないために学ぶのもまた【供養2.0】ですよ。

ただ祈るだけでなく、具体的な日常生活においてむやみに誰も傷つけたり奪わないのはもちろん、愛や誠のある言動をしているか自問自答し続けることです。

ご先祖(供養1.0)に対しても人類(供養2.0)に対しても、最も大事な供養とは自分がより良く生きることですからね。

注意
祈りの話をすると「祈るだけでいい」と都合よく受け取る困った人が出てくるのですけど、肉体があるんだからちゃんと地に足つけて実践しましょう。

追伸

今回のテーマに関し、とても参考になる明治天皇の御製をご紹介しましょう。

国のため あだなす仇は くだくとも いつくしむべき 事なわすれそ

(わが国のため、仇をなす敵は打ち砕いたとしても、その者たちにも慈悲で応ずることを忘れてはならない)

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第248回『死は存在しない』(田坂広志 著)はスピリチュアル量子論の入門書として唯一おすすめ!https://prism-life.com/podcast_248/Fri, 29 Mar 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=12905

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■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

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前世は本当は変えられる?過去世を知るだけでは人生は変わらない理由。https://prism-life.com/changing_past_lives/Thu, 28 Mar 2024 05:30:00 +0000https://prism-life.com/?p=12860

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は ・「過 ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

・「過去だけでなく、過去世(前世)も変えられる」

・「よって、いちいち過去世を気にする必要はない」

という、おそらく他ではあまり言われていないことを述べていきます。

ちょっと難しいかもしれませんが、よーく考えればお分かりいただけると思います。

当ブログではかねてから

「過去世を気にするより、現在をどう生きるかの方がはるかに大事」

と、スピ系のくせに?真っ当なこと述べています。

私はあなたの波動(オーラ)を観察すると、「過去世」的なビジョンが浮かんで視えることがあります。

普通のスピリチュアルでは、それをメニューにしたがりますね。

「過去世を知って、本当の自分を思い出そう」なんて言っちゃって。

私はしばらくの間、それを表立って商売にすることはなく、本当に「過去世」を知ることが必要なごくごくごくごく一部の方にだけお伝えするのみでした。

大半の場合、聞かれても答えませんでした。

だって、それを表面的に知るだけでは意味がないですから。

無数にある「過去世」のほんの一部を言ったところで、いったい何になんねん?

第一、証明できない曖昧模糊としたものなのに。

なので「過去世を知って、本当の自分を思い出せる」としたら、相当やべーヤツでしょう。

(そもそも "本当の自分" って何なのよ???)

油断すると過去世は「スピリチュアルお花畑」へのスタンダードコース直結です(笑)

なので私は非常に警戒しているわけですが、実は上で述べたこと以外にも過去世についてほとんど触れない理由があるのです。

それは、

「過去だけでなく、過去世も変えることができるから」

という、スピリチュアルをある程度学んだ人でも「え、なにそれ???」と疑問に感じるであろう見解を持っています。

これはアタマをやわらかくしないとわからない。

「物質主義的な価値観」を横に置かないと理解できないでしょうね。

では過去"世"の前にまず、「過去は変えられる」ということについて触れておきます。

これは自己啓発や心理学の中にもときどき出てくる考え方なので、あまり抵抗はないでしょう。

つまり「過去」とは現在の自分から観た「過去についての現在における記憶や解釈」だと定義すれば、現在の自分の物の見方が変われば「過去は変えられる」わけですね。

ここで言っている「過去」とは「過去に起こった客観的な出来事」や「過去に自分が取った言動」ではなく、「それらに対する記憶や解釈」のことです。

「過去の出来事」を客観的に思い出そうとしても、人間のアタマですべて完全に再現することはできません。

必ずどこかに「編集」(意識による記憶の切り離し、忘却、抑圧、歪曲、誇張、置き換えなど)が入ってしまう。

ですから実は「客観的な過去」はどこにも存在せず、あるのは「記憶の編集のみ」なのです。

これについてはロビン・ウィリアムズ主演映画『ファイナル・カット』が参考になります(地味な映画ですけど)。

※映画『ファイナル・カット』について取り上げた音声配信とブログ

例えば私はサラリーマン時代、ある上司から言葉の暴力や物理的な暴力を受けたことがあります。

これは現在の価値観からすれば「一発アウトのパワハラ」なのは言うまでもありません。

私はこれを「悲惨な過去」として語ることができるけれども、実際は関西人気質からなのか「笑えるネタ」として繰り返し語っています。

今は一部の方から「はやしせんせー」なんて言われるようになった自分も、かつては成績不振の営業サラリーマンゆえ「社会のゴミ」「人間のクズ」と大絶賛されていた時期?があることは、むしろ心のバランスを保つ「有り難い過去」になっているわけです。

現代の「叱られなくなった若者」は成長や反骨の機会をかなり奪われている側面もあることを考えれば、あのパワハラは「現実の厳しさに目覚める洗礼」ではなかったかとすら思う。

「殴られる体験」が、逆に貴重になってしまっている。

このように過去(の記憶)が良いか悪いかは「現在の自分の解釈や編集次第」であること、わかりますよね。


もしあなたもこのようなひどいパワハラを受けたとします。

そして、その「パワハラの過去の記憶」をこれから数百年後、または数千年後、あなたが違う肉体を持って生まれ変わっているとして、 これを "過去世のイメージ" として想起するとしたらどのようなことを思い浮かべるでしょうか?

ちょっと難しいかもしれませんが、あなたに「霊的なセンス」が備わっているとして想像してみてください。

(あるいは "霊能者としてのあなた" の前に「過去世でひどいパワハラを受けたお客様」が来店されているシチュエーションを想定してもいいでしょう)

例えば「悲惨なパワハラを受け、それによってPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患った〈過去のネガティブな記憶〉」を過去世として観るとしたら、例えば

・「権力者に搾取されるどこかの時代の農民」

・「どこかの国同士の戦争で無惨に殺された兵士」

・「身分の違う者同士の許されざる恋愛を、両親に反対されたことを苦にして自殺した青年」

というように、「他者から『搾取される』『支配される』『自由を制限される』」という〈ネガティブなイメージ〉として過去世を想起することが多くなるでしょう。

逆に「パワハラをネタにして笑ったり人生の糧にしたりした〈過去のポジティブな記憶〉」を過去世として観るとしたら、例えば

・「時の権力者にレジスタンスして見事に自由を勝ち取った勇者」

・「芸人として世界を渡り歩き、その体験を書いた本が有名になった文化人」

・「千日回峰行に匹敵する修行をやり遂げ、周囲から尊敬された宗教家」

というように、「自分の力で『支配や圧力に屈することなく』『困難を乗り越え』『人間的魅力を備えている』」という〈ポジティブなイメージ〉として過去世を想起することが多くなるでしょう。

「過去世」というのは、その過去世を "そのまま想起する" のではありません。

「過去世の記憶」を、 "現在の" 自分の価値観や意図に基づき「編集・解釈」することで、いくらでも変わりうるのです。

これが霊能者による霊視の場であれば、その霊能者の価値観や意図による「編集・解釈」が働きます(もちろんデタラメな思いつきが混入するリスクもありますけど 笑)。

過去の記憶と同様、「過去世の記憶」も現在の自分のフィルター(または霊能者のフィルター)を通じて視ることになるのです。

霊能者といえども「客商売」なので、お客がネガティブな性格であれば「ネガティブな過去世」を言うことが増えます。

(そうするとお客の側で「だからワタシはネガティブな性格なんだ~」とか「だからワタシの人生はツイてないんだ~」とか納得しやすくなるから・・・あまり意味のない鑑定だとは思うけどね)

あるいはお客を励まそうと意図的に「ポジティブな過去世」を【上げ鑑定】として言うこともあります。

(「そうか、こんなワタシにもイイ部分があるんだ~」と素直なお客ほど響きます・・・これもあまり意味のない鑑定だとは思うけどね)

※【上げ鑑定】については以下の音声配信に詳しいです

以上をまとめると、

・「過去の記憶」をそのときの自分の価値観や意図で解釈・編集して思い出す延長線として、「過去世の記憶」もそのときの自分(あるいは霊能者)の価値観や意図で解釈・編集して想起することになる。

 

・したがって、「過去世」も編集・解釈によっていくらでも変えることができる。

 

・そのため、自分の価値観や人格をアップグレードしていけば、過去世もまたアップグレードしていく。

ということになります。

奇妙な表現だと感じられるでしょうが、

「過去世もまた、成長・変化・変容する」

ということなのですよ。

一般的なスピリチュアルを学んでいる人ほど、これに対して「は?」「何言ってんの?」と感じるかもしれません。

なぜなら、普通は「過去世」を固定化・時間化・断片化したものとして捉えているからです。

仮にあなたが「10000回の生まれ変わり」をしてきたとします。

このとき、例えば「あなたの "5682回目の人生" ではフランスのワイン畑で農家やってたよ」という見方が通常の過去世リーディングです。

これは「5682回目の人生はワイン農家」だと固定化し、「5682回目の人生は68歳まで生きたワイン農家の人生」だと時間化し、「それは10000回の生まれ変わりのうちの1回」だと断片化しているわけです。

これは実は過去世というものを「物質世界のガッチガチの枠組みに閉じ込められた動かせないもの」として解釈しているのです。

そうしないと、大半の地球人の「自我意識」は納得できないもん。

物質的な枠組みで固定化、時間化、断片化し、わかりやすいカタチで区切った方が物質世界の住人にはわかりやすいし、スピリチュアル屋としても商売にしやすいもん。

だから「過去世もまた、成長・変化・変容する」と言われてもピンとこないかもしれません。

ただ、意識は物質ではないし、同様に魂の世界も物質ではない。

「過去は変えられる」というのは心理学的な事実であるのと同様、「過去世も変えられる」のは心理学的にも霊的にも事実なのです。

「魂の世界」は

・固定的ではなく流動的であり、

・時間的ではなく超時間的であり、

・断片的ではなく全体的なのです。

ですから、「10000回の生まれ変わり」の中のたった1回を「過去世リーディング」で断片的に言い当てることに私はあまり意義を感じない。

と同時に、現在の価値観や人格レベル(=波動レベル)によって流動的に変化していく過去世に言及するのも、価値の高いスピリチュアル・サービスとは思えないのですよ。

過去世リーディングにおいては、例えば「過去10000回の生まれ変わりの全体」を「一つの過去世の記憶」として言い表す場合もあるでしょう。

これが先ほど述べた「断片的でなく全体的」の例であり、いわば「総集編」や「ベストアルバム」のようなもの。

こういうパターンもあるため、やはり超時間的な存在は物質的な尺度では捉え切れないのです。

スピ業界の普通の「過去世リーディング」は「あなたの "過去世" はこういうものでした」と、「過去」のある時点をスライスカット(固定化・時間化・断片化)しているに過ぎず、さらにそこに霊能者側の意図も混入している不確かなものだと見抜くことができれば、どれだけネガティブなことを言われても「話半分」として受け止めることができるようになります。

また、逆に【上げ鑑定】でどれだけポジティブなことを言われても、同様に「話半分」として受け流すことができるようにもなります。

なので私はよほど必要だと感じなければ、過去世に言及しないんですね。

自分のことを知ろうと思うなら、普通は過去世じゃなく「過去の数十年」の来歴を振り返るだけで十分だっつーの。

大切なことは、過去世が何なのかを気にしているヒマがあったら、この二度とない今回の人生を理想を抱いて生きていくことです。

安心してください、過去世を知ったところで人生は何も変わりませんので(笑)

まるで夢のような過去世リーディングを楽しんだ後、「で、今のアンタはこれからどう生きるのよ?」と現実を問われて夢から醒める。

そう問い続け「現在の自分」がより立派になれば、「過去の自分」も立派になるし、同時に「未来の自分」も立派になるという、まぁめっちゃ当たり前の話ですね~


ということを踏まえた上で、私はずっとメニュー化してこなかった『過去世リーディング』を始めたのです。

安直な答えで満足せず、「過去世を知れば人生は変わる」と過度な期待もせず、あくまで大切なのは「現在のみ」であることを踏まえた上でお受けになると、収穫が多かったというお声を多数いただいております。

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第247回:クレームにならず本当に喜ばれる占いとは? 自己都合の”上げ鑑定”は慎むこと。https://prism-life.com/podcast_247/Fri, 22 Mar 2024 10:39:18 +0000https://prism-life.com/?p=12840

■「禅タロットリーディング講座」詳細(https://prism-life.com/tarot_lectures/) ■ご感想・ご質問等は「アンケートフォーム」からどうぞ。可能な範囲でお答えいたします(https://f ... ]]>

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■サブのラジオチャンネル『stand.fm』(https://stand.fm/channels/644625d79afdfc28caf6b95f)。

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この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

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願望実現や引き寄せの科学(量子論)はまだ完全に証明できていないので盲信は禁物!https://prism-life.com/quantum_theory/Thu, 21 Mar 2024 09:05:00 +0000https://prism-life.com/?p=12791

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「"引き寄せの科学" "願望実現の科学的証明" を学んでも、夢や願望の実現力は高まらない」

ということについて考えていきます。

前回と前々回の音声配信では、「スピリチュアル量子論」について批判的な立場で説明しました。

第246回「引き寄せ × 量子論=お金」はスピリチュアルでも物理学でもないエゴの周波数である。

今回はこれの続きとして、

「スピリチュアル量子論を知っても願望実現には役立たない」

ということをお伝えします。

上の2つの音声配信を簡単におさらいをすると、

・「引き寄せ」や「思考が現実化すること」は量子力学/量子論(物質科学)ではまだ解明されていないにもかかわらず、「科学的に証明されている!」と性急に説明することは科学でもなければスピリチュアルでもない。

 

・「スピリチュアル量子論者」は、量子論が物理学者によってさまざまな「解釈」が混在していることを棚に上げ、自説に都合の良い解釈しか取り上げない(これまた科学的とは言えない)。

 

・超一流の科学者、ノーベル賞クラスの科学者の中に「意識は科学ではまだわかっていない。物質ですらまだまだわからないことがあるというのに」と主張していることも両論併記として取り上げるべき。

といったことを述べたのでした。

百歩譲って、そもそも「引き寄せ」や「思考は現実化すること」が科学的に証明されたとして、それは私たちに恩恵をもたらすのでしょうか?

簡単に言えば「すべて思い通りになる」ということですが、これが科学的に証明されるのは果たして「良いこと」なのでしょうか?

個人的にはこれが疑問で仕方がありません。

もし絶対正しい「引き寄せの科学」があるとしたら、社会的・経済的に成功する人間は「法則通りに意識した結果」ということになりますね。

科学的に正しいとは「再現性がある」ということですから。

ところで、あなたは

「自分の人生は万事うまくいっている」

「自分は紛れもない勝ち組、この世の成功者だ」

と言えるでしょうか?

大半の人はきっとそうではないでしょう。

「うまくいかないことの方が多いけど、かろうじて "コレ" だけは何とかなっている」

という方が多いのではないでしょうか。

かろうじて生活はできている、かろうじて仕事はできている、かろうじて家族で慎ましく暮らしている、など。

もし「引き寄せの科学」が絶対正しいのだとすれば、

「全部、自分の責任である」

「全部、自分の思い方・考え方の結果である」

ということになります。

イヤな言い方をすれば、

「オメーはもっと思い通りになる人生だったのに、意識の周波数がブレブレだったから、その程度の結果しか出てねーんだよ。あーもったいない!人生ソンしてるわ!」

ということになるでしょう。

「法則」には例外がないため、「冷たい」「クール」「厳しい」のです(例外があれば法則ではない)。

引き寄せが「法則」で「科学的に証明されている」とすれば「個別の事情」は考慮されません。

例えば生まれた家庭が貧しく十分な教育を受けられない結果として自分も貧困になってしまったとしても、「あなたが貧しいのは、あなたの意識を豊かさの周波数に合わせていないからだ」という「個別の事情(いわゆる親ガチャ)」は考慮されません。

これは「科学は絶対正しい」という前提に立った「すべてが自己責任」「言い訳は1ミリも認められない」というスーパードライな世界なのです。

そこにスピリチュアルでよく言われる「愛」や「赦し」が入る余地はないのですよ。

そこでもし "人生負け組" の人が、「引き寄せの科学」や「スピリチュアル量子論」に感化されて意識のあり方を徹底的に改善したとして、その結果「人生一発逆転」を狙えるものでしょうか。

「スピリチュアル量子論本」ではそういう「一発逆転」の事例がたくさん紹介されます。

30代半ばぐらいまで人生が全くうまくいかなかったのに、意識を変えた結果、仕事もお金も恵まれるようになり、さらに素敵なパートナーと結婚して子どもまで授かった例もあれば、「難病や重病の奇跡的な完治」の例も出されます。

そういう「夢のある話」がたくさん語られるからこそ、「スピリチュアル量子論」は従来の自己啓発のスピリチュアル的バリエーションとして(現時点では)人気があるのでしょう。

ただ、そこで「一生懸命に意識を変えたけど、結局うまくいかなかった」人の例は出てきません。

出すわけがない。

そんなもの出したら「夢がなくなる」し、「本やコンテンツが売れなくなるから」です。

意識を変えることで「成功」した人と意識を変えても「失敗」した人とでは、科学的にどのような「意識の差」があるのでしょうか?

その「意識の差」「周波数の差分」は科学的に数値化できるのでしょうか?

できるわけがないですね。

なぜなら意識は非物質的な存在であり、(ミクロな世界ではあっても)あくまで物質を扱う量子論では捉え切れないからです。

他の科学的研究の例で言えば、開発中の薬をマウスで実験して一定の評価が得られたことだけをもって「人間にも効果がある」と断定して商品化するようなものでしょうか。

マウスと人間は「同じ動物」でも作用機序が違うから人間でも治験する必要があるのに、「マウスで実験したから人間でも大丈夫だもんね!」という独断はもちろん科学ではない。

スピリチュアル量子論は素粒子という「物質の世界」の動きを意識という「非物質の世界」の動きに類推して当てはめているわけだから、さらにタチが悪い。

「意識の秘密が科学的に証明されている」という言説は、科学的に大きく間違っているのではないでしょうか。

百歩譲って、「素粒子の世界を通じて意識の世界が垣間見えてきた」と言うべきでしょう。

そのため、意識を改善する努力、「愛」や「豊かさ」の周波数に合わせる努力をしてもうまくいかなかった人に対し、理性的に納得しうるような科学的な説明を提供できないなら、それは常識的には科学ではなく「オカルト」と言わざるを得ません。

それゆえ「スピリチュアル量子論」は上記のような素朴な科学的思考のできない「頭の弱い人たち」または「欲で目がくらんでいる人たち」に対し、「夢のある幻想・妄想」を植え付けるファンタジー理論ということになる。

「頭が弱い」のは「科学」ではなく「科学教」を信じてしまうところにあります。

引き寄せが本当に科学であるなら、意識のあり方を数値化や数式によって客観的に証明しなければなりません。


昔から言われる

・「笑う門には福来たる」

・「和気財を生ず」

・「一念、岩を通す」

・「断じて行えば鬼神もこれを避く」

・「求めよ、さらば与えられん」

といった「ことわざ」は、先人が積み重ねてきた「体験的事実」から成り立っています。

ただ、笑っても不幸な目に遭うこともあれば、断じて行っても事が成らない場合もある。

それもまたある程度の人生体験を積んだなら、誰でもわかる「体験的事実」ではありませんか。

ただそんなものは「ことわざ」になり得ないので、いちいち言わないだけ。

ずいぶん昔にいただいたご相談で

「死ぬほど好きな韓流アイドルの●●さんと、何とかしてお付き合いしたい」

というのがありました。

どうやら冗談ではなく本気のようでしたが、芸能界にコネクションのない一般人がどれほど求めようと、「さらば開かれる」ということはありません(せいぜいその「彼」に会えるのは、握手会やファンクラブの集いに参加するタイミング程度でしょう)。

それでも「ポジティブな想念の周波数で運命が開けることが "科学的に" 証明されている」と言うのなら、誰かの成功体験を羅列するだけではなく、ぜひとも「科学的事実」として論理的に証明していただきたい。

「意識を変えたら韓流アイドルと結ばれた」という映画のようなシンデレラストーリーも実現できるとうことを、ぜひ科学的にご説明いただきたい。

「意識が変わることによって人生が劇的に変わった」何人かの成功体験を紹介するだけで「科学的」と言うなら、おそらくその何倍、何十倍、いや何百倍何千倍もいるであろう「失敗者」の原因も科学的に分析していただきたい。

その「失敗者」とて、かつては真剣に夢を描いたはずじゃないか。

このように素朴に考えればアラがボロボロ出るシロモノを、ちょっと「科学的な味付け」をされただけでコロッと信じてしまうのは、先ほど述べたように科学ではなく「科学教」を信奉しているからです。

というのも、西洋科学による物質的繁栄に影響をモロに受けている私たちは、「科学は万能なもの」だとどこかで思い込んでいる。

現代では人工知能がますます進歩しているため、有識者の中には「そう遠くないうち、政治や経済における意思決定は人工知能に委ねる時代が来る」とまで言っている人もいます。

この背景にも「科学万能主義」が人類意識の中に潜んでいるわけです。

それに気をつけないと、ちょっと科学的なデコレーションをされただけで安易に信じてしまう。

先のブログではノーベル物理学賞のロジャー・ペンローズの言葉を紹介しました。

彼は

「宇宙の謎を量子論で説明できるのは便利だが、それは同時に危険でもある」

と警鐘を鳴らしています。

「スピリチュアル量子論者」なら有名なペンローズ博士のことは知っているはずですが、この言葉は既読スルーしているのでしょうか。

もし知らなければ、量子論について語っている割に素人だと言わざるを得ない。

もし知っているけど自分に都合の良い論理を意図的に切り取っているのだとしたら、それは科学ではなく政治でありプロパガンダ(宣伝工作)です。

そのような嘘や欺瞞の周波数は、それこそスピリチュアル量子論者である自身の波動(周波数)を「引き下げる」ことにならないでしょうか?

それによって「科学教の信者」や「頭の弱い人たち」を煙に巻くことはできるかもしれませんが、果たしてそれによって自分自身の周波数は本当に「愛」や「豊かさ」に近づけるのでしょうか?

実際、「スピリチュアル量子論」のいろんな書籍の中で、波動の良いものはほとんどありません。

また名前を出すのは控えますが、スピリチュアル量子論者の中にはずいぶん波動(オーラ)の重たい人物も紛れ込んでいます。

「意識の周波数」について力説する人物の肝心の周波数が決して高いと言えないのは、笑えないジョークではありませんか。

それもこれも自分の都合の良い説しか取り上げない「エゴの周波数」が原因なのです。


そういう「低次元の周波数」が多く含まれたスピリチュアル量子論に触れたところで、一時的には希望が持てる人もいるでしょうが、おそらく長続きはしないでしょう。

なぜなら、私たちは本当は心の深いレベルで「人生は必ずしも思い通りにならない」ことを知っているからです。

その一方で「もし思ったり考えたりしていることがすべて実現できたらいいなぁ」という欲望もある。

その欲望を刺激するのが「スピリチュアル量子論」なのでしょう。

なんとか科学(っぽいもの)のお墨付きを得て、「人生は思い通りになるのだ」と信じたい。

私にはこれは占い師に「あなたは半年後に出会いがあるわよ」という "お告げ" を信じるのと大差ないと思います。

私たちは半年後の運命すら予測できないのに、未来がどうなるか不安であるため人によっては占い師の言葉を信じようとする。

そして占い師に「これからいい出会いがあるわよ」と言われたら喜び、「あなたは今後の運命は悲惨ね」と言われたらひどく落胆してしまう。

いずれにしても自分の内側に「信念」がないのです。

自分で自分を支える「魂の力」が欠落しているのです。

夢や願望を抱いても実現しなかったら「コスパが悪い」・・・そんなものは嫌だ。

だからこそ、「自分の外側」に自分を肯定してくれるものが欲しい。

「その願望は必ず実現するのよ」「あなたは幸せになれるのよ」と誰かに言ってほしい。

それが人によっては「占い」だったり「おみくじ」だったり「神頼み」だったり、そして「スピリチュアル量子論」だったりするわけですが、大して変わりません。

「世界最大の権威である科学が言っているんだから大丈夫!」と思いたいところですが、スピリチュアル量子論は本当は当たるも八卦、当たらぬも八卦なのです。

「自己啓発セミナーに参加してテンションが上がるのは最初の3日間だけ」と言われるように、「人生は思い通りになるんだ!」という興奮をずっと保ち続けられるほどピュアな人間はほとんどいないでしょう。

そのうち「引き寄せは科学的に証明されてるって言ってるけど・・・ホントかなぁ・・・」と疑念が沸き起こってくるのが普通の人間です。

だって、そもそも思い通りにならねーのが人生じゃねーかよ。

それでも「思考は現実化する」と科学的に証明されていれば、私たちは安心して頑張ることができるのでしょうか。

もしそうなったとき、きっと「夢を失った世界」がやってくるでしょう。

なぜなら、叶うかどうかわからないけど、大きなリスクもあるけれど、それでもチャレンジしたいと思わせる何かが「夢」だと言われているものだからです。

最初から実現するとわかっている「夢」は、もはや夢の名に値しない。

漫画『ワンピース』のルフィが「オレは海賊王になる男だ!」と初めからわかっていたら、それを夢として思い描くことはないし、あの大人気漫画も生まれていないでしょう。

(そもそも多くの人間が「オレは海賊王になる!」と思ったらどうなるのでしょうか?海賊王のイスは一つしかないのに・・・)

ですから、個人的には引き寄せなど科学的に完全に証明されない方がいいと思っています。

運命はわからないからこそ、私たちは決心次第で誰でも「人生の冒険者」「魂の旅人」となれるのではないでしょうか。

真のスピリチュアル(マジスピ)とは、魂を燃焼させること、祈りを込めて生きること、夢や願いを抱いて一隅を照らす生き方をすることです。

そのプロセスにおいて実現する願いもあれば、志半ばで破れる夢もあるでしょう。

けれども、最も大切なことは「魂の成長・成熟」なわけですから、本質的には夢は叶わなくてもいい、報われなくてもいい、引き寄せが成就しなくてもいいのです。

その一方で「必ずこの夢を実現させるぞ!」「自分にできないことはない!」と意気込むことも大切です。

なぜなら、その意気込みが「魂の成長・成熟」にとって必要な心構えだからです。

その意気込みには「科学のお墨付き」や「占い師の上げ鑑定」など どうでもいい。

夢の実現は誰にも約束されていないけれど、その中で本当に夢を叶える人というのは、周囲から中傷や冷笑を受けつつも決して諦めなかった人です。

「その意識は成功の周波数ですよ」などという後から付け足す説明なんぞ、うるせえバカヤロー。

科学は限られた事象の枠内でしか説明できない。

ですから、本当に夢に向かって生きるには、「スピリチュアル量子論」などという科学を装ったファンタジーなど見向きもせず、「夢は必ずしも実現するとは限らない」というリアルに向き合いつつ、それでも初心を貫くという「非科学的な態度」に立たなければならないのです。

「人の夢」と書いて「儚い」と言うように、夢が壮大であるほど非科学的で不合理なのです。

また「人生は必ずしも思い通りにはならない」という諦めと「絶対に実現させる!」という願いを併せ持つのは矛盾そのものであり、これまた非科学的で不合理です。

そして、世の中には「叶わない夢の方が圧倒的に多い」という事実を見れば、夢は最高に「コスパが悪い」のです。

それゆえ「科学のお墨付きを得たい」などというちっぽけな依存心を手放さなければ、夢に向かうことなど到底できないことを覚えておきましょう。

大切なのは「実現するかしないか」ではない。

「どこまで深く願うのか」そして「どこまで高く歩むか」だけだ。

そして、その歩みを止めたとき、人間は「魂の存在」から「家畜」へと堕する。

これもまた「意識の周波数」が "引き寄せる" ものなのでしょうか。

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真の縁結びと開運をもたらすには、感謝を超えて恩返しに生きる決心をするしかない。https://prism-life.com/en-and-on-2/Thu, 14 Mar 2024 09:32:00 +0000https://prism-life.com/?p=12744

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は前回の続きとして

「縁と恩とは宇宙エネルギーであると心得よ」

という根本的な事柄について考えていきます。

「良き出会いがない」と感じている方は何かしらの参考になると思いますが、決してイージーな話ではないことを最初にお伝えしておきます。

・・・いや、本当はめちゃくちゃシンプルな話ですけど。

前回のブログと一緒に読んでいただけたらより理解が深まるでしょう。

スピリチュアルな考え方が好きな人はよく「感謝」「ありがとう」と言うことの大切さを言います。

ありがとう、ありがとう、ありがとう、と言っていれば「ありがたいこと」が起きるんだと。

もちろん不平不満で過ごすより感謝で過ごした方がいいに決まっていますが、ここには注意しないといけないことがあります。

困ったことに、とりあえず口先だけでも「ありがとう」と言っていればいいと浅く解釈する人が出てくる。

これについては以前ブログで何度か指摘したことがあります。

スピ系の専門家の中には「カタチだけでもいいから、『ありがとう』を口にすること」と指導する人もいます。

確かに黙っているよりはいいのかもしれません。

ただ過去のブログでも述べている通り、これはあくまで「スピリチュアルの初心者コース」に過ぎないのです。

世の中にあふれているスピリチュアルは(これがスピがバカにされる原因の一つですが)あまり考えなくても理解できるものであふれているため、とにかく「わかりやすい説明」であふれている。

「前回の音声配信」で批判的に述べた「スピリチュアル量子論」も、本当は難解な素粒子の世界を誰でも理解できるようわかりやすくし過ぎているため、わかったつもりになってしまうのが困ったところです。

(ある程度内容を薄くしないと本が売れないからね)

そうして理解が浅くなるがゆえに、表面的な「感謝な言葉」であふれてしまう。

その帰結として「感謝深い人間」のように見えながら、実は波動(オーラ)はちっともクリアでないケースが出てくる。

むしろ「感謝すればいいことが起こる」などと打算的・功利的に捉えているため、かえって波動は重たくなるという始末。

卑しい根性でスピリチュアルを利用してんじゃねーよ、と言いたくなる。

ただ、安心してください。

今回述べる「縁と恩」とは、打算や功利を働かせることのできない世界です。

決してラクではないけれども、本当に良き縁に恵まれたいと思うなら、「感謝」をより深めた「縁と恩」に生きなければなりません。

感謝とは、すでに述べた通り、ただ言えばおしまいです。

口先だけで「あざーっす!」と言ってりゃいい。

ときおり取り上げるスピリチュアル業界の有名人である小林正観さん(故人)が「〈年齢✕10万回〉のありがとうを言うと良いことが起きる」と言ったのは、口先だけでもそれだけ言えば「縁と恩」を自覚する人が出てくるだろうという策略だったのではないか?と私は思います。

「コスパ重視」の現代人は目先にニンジンをぶら下げられないと、なかなか動きませんからね。

正観さんはお釈迦様の話をよくしておられましたけど、だからこそ欲深い現代人にも伝わる仏教的な「方便」を使ったんじゃないかと。

面白いことに「縁と恩」を自覚するようになると、人は安易に「ありがとう」と言わなくなる。

言うとしても、「口先だけも言えばOK」という初心者レベルは当然のごとく超え、心を込めて言うようになります。

「心を込めて言えば言霊になるから、良いことが起きやすくなる」なんて打算・計算もなく、ただ心を込めるだけになる。

報われるかどうかなんて、どうでもいい。

もうそんなスケールの小さい、波動のショボい人格ではないってことだ。

「有り難いこと」など、別に起きなくてもいい。

なぜなら、すでにいま・ここに在るということが、すでにして「有り難いこと」だからだ。

それを心の奥深くで感じているからこそ、安易に口にしなくなるというわけ。

これが「縁と恩」の世界なのです。

次に大切なことは、恩を感ずれば感ずるほど、必ず「恩返し」をしなければいけない。

これは「絶対にしなければならぬ」のです。

「恩義」という言葉の通り、これは「義務」なのです。

「感謝だけの世界」から「縁と恩の世界」に安易に進むことができないのは、「必ず恩返しをせねばならぬ」という義務・責務の重たさに打算的・功利的な人間は忍耐できないからです。

イージーにファッション的にスピリチュアルをやるだけの人は、こんな「重たい荷物」は背負いたくないでしょうね。

恩返しをするには、自分が人間として成長するしかない。

わかりやすく言えば、たくさん稼いで経済的に恩返しするのも一つの方法です。

たくさん稼ぐには人並み以上の智恵と行動力が必要だから、人間としての成長が求められる。

(私たちの仕事の世界においては、「感謝」や「恩返し」のエネルギーが金銭のやり取りを介して流通しているのです)

いずれにしても、恩返しをするにはそれ相応の鍛錬が求められます。

これもスピった人たちがよく使う表現だけども「ご縁に感謝」と本気で思うなら、その恩に報いるべく、相手に対してもっと役立てる人間になるべく、魂を磨かねばならぬ。

「ねばならぬ」という表現は現代人が嫌がる言葉の一つでしょう。

そんな「義務」や「責任」よりも、もっと自由に生きたい、お気楽に生きたいという人間は、「縁と恩」の世界に進むことはできません。

「縁と恩」の世界に進めば進むほど、エネルギーはより重厚になります。

なぜなら、私たちの魂が成熟すればするほど、これまでいかに多大なる恩恵を受けて生きてきたかを痛感するからです。

冒頭で「縁と恩は宇宙エネルギーだ」と言ったのは、そういうこと。

天・地・人の恵みによってどれだけ生かされているのかを知るのが、人間としての成熟の証でしょ。

そうなったら「いくら恩返しをしても足りない」とわかる。

「恩知らず」というのは、人間として最低レベルの評価なのです。

そう、かつての自分は恩知らずだった・・・

自分の力だけで生きているとカン違いしていた・・・

そのことに対して心から恥ずるとき、限りある肉体と未熟な魂でもって、私たち死ぬまで「縁と恩」のエネルギーを背負いながら恩返しに生きるしかないと痛烈に自覚する。

この自覚から縁と恩のエネルギーを背負う決心をするとき、私たちの魂に重厚さが加わる。

ところが、これが感謝の初心者コースだと、感謝さえしてりゃいいんですよ。

もう一度言うけど、ただ「あざーっす!」って叫んでりゃ済むのです。

それで「自分は感謝の深い良識ある人間だ」という "目に見えない勲章" をぶら下げることもできますわね。

ただ【マジスピ】(真のスピリチュアル)の立場からすれば、これではまだ「自己満足」に過ぎないのです。

こういう人たちの波動を観ると、決して重たいとは感じないのですけど、かといって光輝に溢れているわけでもない・・・という中途半端な感じがしてしまうのであります。

ま、もっと言ってしまえば「志がない」「理想が低い」ということですよ。


で、冒頭で言った「良き出会いを得る」にはどうすればええねん、はよ言わんかい、という声が聞こえてきそうだけども、ここまで言えばわかりますよね。

良き縁を得たいのであれば、「縁と恩」を自覚して、「恩返し」に生きるしかないってことよ。

そのへんの「縁結びの神社」なんて気休めに過ぎません。

別に参拝してもいいけど、決してマストではありませんので。

それでももし参拝するなら、「縁と恩に生きる」決心をするために行くことです。

「恩返しに生きる」というのは、根源的な宇宙エネルギーを自覚して生きるということ。

天・地・人のいずれか、あるいはそのすべてを介して、私たちは生かされている。

ですから、恩返しに生きようと決意する人間は宇宙エネルギーをより多く受けて「生命エネルギー」が向上していくのは当たり前のこと。

しかし、それは重厚なエネルギーなので、背負い続ける覚悟があるのかが問われる。

それを「魂の責務」として決意できるのなら、別に神社に行かなくたって必ずや神仏がご覧になっている。

出会いで代表的なのは恋愛や婚活ですね。

最近、職業柄 婚活に興味を持ったので少しリサーチしているのですけど、成功するには髪型とかファッションとかコミュニケーションスキルとか年収とか「高望みをしない」とか、まぁいろんな要素がありますわ。

けれど、最も大切なのはその人の魅力でしょ。

それは上記の総合力で決まるわけだけども、その根源をなすのは「生命エネルギー」です。

生命エネルギーとは、何かを創造する意欲として現れる。

仕事とか趣味とか何か本気で打ち込めるものがあって、かつそれが社会の役に立っている人って魅力的に見えるでしょ?

これは生命エネルギーが創造力として発露しているわけです。

こう言うと「いや、特に自分は打ち込んでいるものがないです・・・」と思う人もいるだろうけど、そういう人はこれまで受けてきた恩恵を静かに振り返ると良いでしょう。

それに対し改めて恩返しに生きる決心をし、目の前のなすべきことに取り組むようになれば、それだけ生命エネルギーが回転するようになるので、あなたの波動はもちろん、目に見える人相も明るくなるはずです。

その上でもし新たな縁があなたの運命の貫徹において必要なら、与えられるでしょう。

私も「最近の音声配信」で語った通り「人生を変える出会い」を与えていただいたのですけど、これは私は自分の運命をさらに深く強く生きるために与えられたものだと受け止めています。

これこそ「ご縁に感謝」ということの、本当の意味なのです。

だから「あざーっす!」と言うだけで終わる感謝は本当は感謝に値しないという自覚、これがスピリチュアルの中級コース以上の大前提なのであります。

縁を大事にするというのは、これまでの出会いを通じて得てきた恩を大事にするということ。

「前回のブログ」で述べた通り、たとえ嫌な縁、悪い縁があったとしても、それもまた「人間の一面を知る学び」として大事にすること。

ならば、良き縁を得たければ恩返しに生きるのが、論理的に考えても当然の道筋でしょ。

ここまで読んで「ワタシは恩なんて知りません、これまで苦しいだけの人生でした」と言う人はたぶんいないでしょう。

たとえそういう人であっても、

・次第に凋落しているとはいえ 経済的にまだ恵まれた国に生まれ、

・少なくとも約80年 少なくとも表面的には戦争のない国に生まれ、

・質は年々低下しているとはいえ ある程度高度な教育を受ける機会に恵まれ、

・季節外れの寒暑が増えているとはいえ 四季折々の豊かさに恵まれ、

・カネと利権に毒されているとはいえ しっかり選べば最先端の医療を受けられ、

・報道は著しく偏向しているとはいえ 共産主義国のような自由の大幅な制限はなく、

・そして世界で最も伝統ある皇室をいただく「神国日本」に生を享けた。

これだけでも十分に「恩義」を感ずる生き方は可能だと思いますが、いかがでしょうか。

これでも「わからない」と言う人に対し、きっとお釈迦様はこうおっしゃるでしょう。

 

「縁なき衆生は、度し難し」

 

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第245回:続・スピリチュアル量子論はインチキか?超一流の物理学者にもわからないミクロの世界。https://prism-life.com/podcast_245/Fri, 08 Mar 2024 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=12720

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縁切り神社で悪縁絶ちを願う前に知るべき、嫌な出会いを良縁のエネルギーに変える方法https://prism-life.com/before_enkiri/Thu, 07 Mar 2024 09:33:00 +0000https://prism-life.com/?p=12695

(縁切り神社で有名な「安井金比羅宮」) お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここで ... ]]>


(縁切り神社で有名な「安井金比羅宮」)

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「良い出会いを得たいなら、過去の嫌な出会いをなるべく深く味わうこと」

について考えていきます。

前回の音声配信では「縁や出会いを得ること」について、思いつくままに考えを述べてみました。

原稿なしで何も考えずに話した割には、結論として

「出会いを得る力、良き縁に巡り合う力を高めようと思うなら、むしろ過去の悪いように感じる出会い、思い出すだけで辛くなるような出会いもまた善悪を超えた『縁』なのだと、なるべく深く噛みしめていくことが大事だ」

というそれなりの着地点を得ました。

もちろん今も深い禍根を残しているトラウマレベルの出会いなら触れない方がいいですし、そういうのはむしろ防衛本能として記憶から切り離していることでしょう。

けれども、もし可能なら「その苦しい出会いを通じて何を学んだのか」を静かに振り返ることで、私たちの出会いの力は高まっていきます。

こういうことを音声配信で述べたのですけど、せっかくなので文字にも残します。

ただそのままの文字起こしではなく、少し重複する部分もあるでしょうが改めて考え直してみますね。

よければ上の音声配信と一緒に目を通していただければと。


まず出会いを求める上で注意すべきは、私たちは欲深いがゆえに良き出会い "だけ" を求めてしまうことです。

まずこれが間違いというか、的を外す可能性を高めてしまっているのではと。

「良き出会い」と「悪しき出会い」はセットになっているのだから、良き出会いだけ求めるのは虫が良すぎる。

聞けば当たり前のことでしょうけど、世の中には良いヤツもいれば、嫌な野郎もいますわね。

「渡る世間は鬼ばかり」でも「鬼はなし」でもなく、鬼とはときどき出会ってしまう。

良き出会い "だけ" なんてあり得ないわけですよ。

日頃カウンセリングではいろんなご相談をいただきますが、やはり多いのは恋愛をはじめとした人間関係です。

私は人の波動(オーラ)を観る人間だから余計に感じるんですけど、文字通り「鬼」みたいな禍々しくて重苦しい波動の人がいます。

そういう人がなぜか恋人だったりパートナーだったり会社の上司だったりするわけですよね・・・

まぁ鬼とまではいかずとも、「小鬼」ぐらいの存在が身近にいることは往々にしてあります。

親がそういう存在だった、なんてことは決して少なくない。

普通そんな悪しき縁だったら早く切りたいと思うわけで、なのでたまに「縁切り神社」なんか参拝しますと、そりゃもうこの世の煩悩であふれているわけですわ(冒頭の写真は縁切り神社)。

境内に飾られた願い事の短冊には、例えば

・「彼が奥さんと別れ、私と一緒になりますように」

・「息子が付き合っている彼女との縁を断ち切ってください」

・「諸悪の根源である父親が早く氏んで、家族に平和が訪れますように」

中には子供が書いたと思われる

・「おとうさんがあいじんとわかれて、かぞくがしあわせになりますように」

という切実なやつも・・・

(「あいじん」なんて言葉、どこで覚えたの?)

少し前に『ゲゲゲの鬼太郎』の最新映画を観た影響なのか、目玉おやじの声で

「人間というものは、かなしい生き物じゃのう・・・」

という声が聞こえてきそうだ。

良い縁を得ようと思うなら、まずこういう悪縁を清算することが大事です。

断捨離よ断捨離。

まずはお掃除しなければ、良い空気も入ってこないのでね。

まぁ縁切り神社で願い事をするのも人情としては理解できますけど、本質的にはなるべく悪縁を「魂の鍛錬」として迎え受けることが大事です。

(繰り返しますけど、相手が●チガイな鬼ならすぐ逃げなければいけませんよ)

というのも、良き出会いも悪しき出会いも「陰陽のバランス」によって成り立っているからです。

「陰だけ」「陽だけ」というのはこの世ではない。

必ず悪しき出会いもあれば、また必ず良き出会いもある。

いや、むしろ悪しき出会いを十分に味わったからこそ、良き出会いに気づける。

例えば過去の離婚相談のカウンセリングだと、相談者の当時のパートナーはDV気質のとんでもねえヤツだったわけです。

結婚する前はまだ優しかったけど、結婚してから少しずつ暴力気質になっていったとのこと。

パワハラは日常茶飯事で、相手が家から帰ってくる足音が聞こえると「体の震えが止まらない」というほど深刻な状態だったようです。

それで数年の深い葛藤と苦悩を経て結局離婚することになり、それから数年後に違う人と再婚されました。

私はその再婚相手の波動も拝見したのですけど、まぁ・・・めっちゃ普通の人なんです。

けれど、真面目でいい人であるのは間違いない。

特に際立った才能があるわけでもなく、年収も平均より低かったわけですが、その相談者さんにとっては「素晴らしい人」なわけですよ。

前のパートナーが地獄レベルだったため、それからすれば今度のお相手はきっと菩薩の化身であろう。

私は〈パートナーシップの波動(二人のオーラ)〉というのも観れるのですけど、チラリと拝見したところ今でも仲睦まじく生活しておられるようですね。

きっとあなた自身もそうだと思うのですけど、私たちは良き出会いに巡り合う前に、順番として「嫌な出会い」で鍛えられるのが王道なのでしょう

残念なお知らせかもしれないけどね。

私自身も子供の頃から変わってたからいじめに遭った時期もあったし、誹謗中傷、罵詈雑言を浴びせられたこともあったし、このスピリチュアルの仕事をしてからは「インチキ」「うさんくさい」とか何度か言われたこともありました。

長く私の発信をご視聴の方はおわかりでしょうけど、私は「怪しいスピリチュアル稼業」なんて死んでもやるものかと天に誓っているので、にもかかわらず「インチキ」呼ばわりされると本当にガッカリしてしまう。

今でもハッキリ覚えていますがまだ駆け出しの頃に某交流会で名刺交換したとき、名刺の文言の中にあった「スピリチュアル」をご覧になって急に態度が侮蔑的になった人がいました。

「おいおい、何もそんなにわかりやすく手のひら返しする必要ないやん・・・せめて社交辞令で作り笑いしとけよ」と思ったんですけどね。それで社長業かいな。

ともかくこの人の態度がすごく印象的だったので、私は今でもその相手の名前(Sさん)を覚えています。

そして、これは別にマネをしなくてもいいのですけど、私はSさんの名前を毎日思い出すようにしています。

朝起きたとき、枕元に置いてあるその嫌な人物の名前が書かれたメモ用紙を取り上げ、声に出して読み上げるのですよ。

なぜそこまでするのか?

めっちゃ根に持つタイプ?

「コノウラミハラサデオクベキカ・・・」(by『魔太郎がくる!!』@藤子不二雄A)

ではなく、そのときの屈辱を、しっかり味わい直すためです。

わざわざネガティブな気分になるためにやっているんじゃないですよ。

こうすることで、いま私のことを信頼していただいている縁ある方々に対し、逆にその有り難さを噛み締めることにつながってくる。

「前回の音声配信」でも言ったように、「恩」を忘れないために、石に刻むために、あえて嫌だった体験を思い起こしているわけです。

ま、ネガティブな記憶を何度も思い起こせるということは、すでに乗り越えている証なんですけどね。

他にも何人か「嫌な野郎リスト」に入っているやつらがいます(笑)

その中には、かつて円形脱毛症になるほど罵詈雑言を浴びせかけた「Oさん」という人も入っている。

Oさんの名前も、毎日唱える。

まるでマントラ(呪文)のように唱える。

この「嫌な人物の名前」というマントラは、良き出会いだけでなく悪しき出会いまでのすべてが自分の人生を織り成していることを思い出させてくれます。

当時はキツかったその出会いは、今では「魂の鍛錬」として受け入れています。

そんな悪しき出会いがあるからこそ、同じ時期に優しく手を差し伸べてくれた方の恩が心に沁み入る。

だから、嫌な人の名前を声に出した後、これまで特にお世話になった方々の名前も唱えるのです。

もちろんかつて受けた恩を思い出しながら唱えるのは、言うまでもありません。

少なくとも私はボーっと過ごしていると恩を忘れてしまうので、あえて嫌な出会いと良い出会いを同時に思い出すことを忘れない工夫にしています。

ときに縁を切りたいと願うほど辛い出会いもあるでしょうけど、私は「どんな出会いにも必ず意味がある」と思っています。

なので、辛い出会いの場合はすぐには難しいでしょうけど、時間をかけてでも味わって完了させていくということが、次の新たな出会いを生むのではないでしょうか。

先の音声配信で私は「最近、人生を変える出会いがありました」とやや興奮気味に話しましたけど、その縁を今回与えていただいたのは、上で述べたような心がけの功徳なのかもしれません。

思えば、嫌な出会いというのは「自分の未熟さ」によってもたらされている一面もあるでしょう。

さっきの離婚して再婚した方なら「相手の悪魔的な部分を見極める力がなかった」ということ。

私の先ほどの場合なら「スピリチュアルに批判的な人ですら『この人なら例外的に信頼できるかも』と思わせられる人間的力量がなかった」ということ。

一般的な恋愛でも「なんでいつもくだらない男(女)ばっかりとしか出会わないんだろう」とこぼす人がいるとしたら、それは厳しいけどテメーがくだらねーんだよ、ということでしょ。

スピリチュアル的には「毒親」の下に生まれたのだって、それは「自分で選んできた」結果なわけですよね?

個人的には「自分で親を選んできた説」が完全に正しいかは疑問を持っているものの、要は「どんなことがあっても、すべて自己責任」ということですよ。

自分の人生に責任感があれば当然「自分の人生は自分で切り拓く」という姿勢になるわけですから、その態度が新たな出会いを生み出していくのは当然の帰結です。

そのためには、良い出会いだけを求めるのではなく、むしろ悪いように見える出会いをこそ深く噛み締めていくことなのです。

まぁ「悪い出会いをこそ大事にしろ」と言う人はあまりいないと思いますが、それは得てしてスピリチュアルは良いことしか言わないお花畑の三千世界だからです。

そういう「陽」ばかりでなく「陰」もちゃんと見ていかないとアンバランスになりますよ。

「良薬は口に苦し」という言葉はもはや死語かもしれませんが、苦味も酸味も辛味ちゃんと味わえないと「大人」とは言いませんよね。

甘いものばかり求めるのは「子供」です。

【マジスピ(真のスピリチュアル)】を求める私たちは、厳しく辛い出会いこそ「魂を鍛える糧」として敢然と向き合っていきましょう。

(ただし何度も言いますが、どうしても苦しい場合は逃げるのが最善な場合もあるので、ケースバイケースです)

悪しき出会いを嫌がるというのは、「運命の半分」を拒否していることを知らねばなりません。

運命をすべて受け入れない人間が、運命の側から愛されるわけがないのです。

したがって、縁切り神社で本当に願うべきは、

「神よ、どうかこの悪縁を成長の糧に変えられる魂の強さを与え給え」

ということです。

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写真集『メメント・モリ』は、本物の人生・運命を歩むには死を見つめる以外ない真実を突きつけてくる。https://prism-life.com/memento-mori/Thu, 29 Feb 2024 07:59:00 +0000https://prism-life.com/?p=12651

(写真は藤原新也『日々の一滴』より) お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは ... ]]>


(写真は藤原新也『日々の一滴』より)

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はロングセラー写真集『メメント・モリ』(藤原新也・著)を久々に読み返して考えたことを言葉にしてみようと思います。

「メメント・モリ」とはラテン語で【死を想え/死を忘れるな】という意味です。

今回はこの写真集のネタバレレビューはせず、あくまで自分の所感を述べるまでです。

この写真集は都市文明に生きている私たちが絶対に触れられない世界が描かれています。

価値観を揺さぶるショッキングな写真も一部掲載されているので、ぜひお手にとってチャレンジしてみてください。

(※なお、これから本題に入りますが今回はいつもの「ですます調」でなく「~だ、~である調」で語ります。なんだかそういう気分なので)


以前、

「死生観の欠けたスピリチュアルは、寝言かお花畑である」

という音声配信をしたことがある。

ブログも書いた。

「魂」を見つめるのに「死」を考えることは必要不可欠なのに、いわゆる普通のスピリチュアルにおいて死生観について語っているのをあまり見たことがない。

「あの世」については語るのに、最大にして最深の現実的問題である「死」については触れない。

それどころか、やれ金運だ、やれ恋愛運だ、やれ幸福になりたいなどと「生の充実」ばかり語る。

なぜそこらへんのスピリチュアルが「生の充実」しか語らないかといえば、「死」を語ってもビジネスにならないからだ。

お金や恋愛や健康などの「生(性)の欲望」を刺激した方が、文字通りお金になりやすいからだ。

そして、それは人々の「死から目を背けたい」という肉体に根ざした欲求を満たすものでもあるからだ。

だから大半のスピリチュアル系は「引き寄せ」を筆頭に「生の充実」ばかりを語る。

需要と供給がマッチングして、「ウィンウィン」で何より。

もちろん「ニーズ」に寄り添うのはビジネスの基本だ。

しかし、それらは断じて「スピリチュアル」ではない。

スピリチュアルの皮を被った「成功ビジネス」なのだ。

しかも「誰でも」「ラクして」「思いのままに」という保証付きだってよ。

一方、こちとら【マジスピ(真のスピリチュアル)】として、決して儲からないであろう死について語っている。

少し前、ある人気物件の波動(エネルギー)の鑑定依頼があった。

見事に一桁が「4」の部屋だけ空いていた。

こうして「4=死」は忌み嫌われる。

しかし、本来は死こそ、最も身近に置いておくべきものなのだ。

私なら喜んで「4」の部屋に入る。

たとえ儲からなくとも、たとえ注目されなくとも、「死」は魂にとって最も大事なことだから、私は語り続ける。

いくら生を充実させたとしても、その「生」は宇宙からすれば一瞬で過ぎ去るものなのに、そこからいつまで目を背けたまま生きるのか?

死から目を背けるための「生の充実させるためのお得なプラン」として、今日もこうすれば幸せになれるよ、夢が叶うよ、あなたらしく生きられるよ、しかもラクして簡単に! という妄想やファンタジーが蔓延する。

しかし、いくら策を弄したとて、死から完全に逃げ切ることなど、絶対不可能。

すべてを無に帰する死は、そう遠くないうちにやってくる。

「朝に紅顔ありて、夕べに白骨となる」

葬式で坊主がよく唱える一節、あなたもご存知かもしれない。

これを坊主は亡くなった故人に言っているのではない。

ちょっと考えたら、もう白骨と化した故人にわざわざ言う必要はないとわかるだろう。

坊主は前を向いて唱えているからわかりにくいが、本当は後ろにいる私たちに向かって言っているのだ。

「ワシもお前らも、そう遠くないうちに白骨じゃ」と。

だから、死の学びは、死の予習は、できるだけ早い方がいい。

多くの人は死を見つめることを怖がるだろうが、本当は怖くないのだ。

死は自然現象であり、生あるものの絶対的宿命なのだから、本当は静かに受け入れるだけなのだ。

普段から死を考え、学び、観じていれば、怖くなることは絶対ない。

今日も、日はまた昇り、そしてまた沈む。

生も死も、これと全く同じではないか。

例の感染症で人々の多くが怖れたのは「死そのもの」ではない。

怖れたのは、肉体が「未知の痛み」に襲われるであろうこと。

それによって、安定した社会生活が崩れ去るであろうこと。

そして、感染者になることによって、周囲から忌み嫌われ村八分にされるかもしれないことをこそ怖れた。

これらはすべて「生=肉体への執着」に過ぎない。

もし多くの人が死生観をそれなりに確立していたなら、いま思えば軽度の流行り病ごときであれほどバカ騒ぎすることはなかっただろう。

私はあの最中(以下の動画は2020年3月31日配信)から「コロナでなくとも人は死ぬ(のだからギャーギャー騒ぐんじゃねえ)」と言っていたが、多勢に無勢だった。

もちろんあのバカ騒ぎはマスコミを中心とした洗脳と扇動によって作為されたわけだが、逆に言えば多くの人々が普段からいかに死を見つめずに生きているかが露呈された形でもある。

これは物質文明が栄えることによって、反比例するかのように精神文明が衰退している結果だ。

スピリチュアル系のみならずいろんな識者が言っている「物心ともに豊かになる」ことを本当に求めるなら、今こそ死を見据えなければならない。

死を見据えたその先に、「生まれる前の世界」=「死んだ後の世界」がある。

それは大宇宙であり大生命であり、私たちの魂の故郷、大いなる実家なのだ。

「実家」に帰省ことが、怖くないわけないだろう。

それは肉体に付随する恐怖心を超え、静かに死を見つめ続けていれば、必ずわかるときがくる。

物質世界だけを眺めても、「大いなる叡智」はこれほど壮大かつ複雑な秩序を生み出しているのだ。

まして、これが肉眼や物質科学ではまだわからない「霊的世界」や「神霊世界」まで含めたら、いったいどこまで宇宙は広がっているのだろうか。

私たちが死んだ後に還る故郷は、そういう世界なのだ。

もちろんときどき言っている通り、「死後の世界」のありようは私たちの今生の波動(オーラ)がどれだけ磨き高め上げたかで変わってくる。

「地獄の心の持ち主」がそれにふさわしい世界へ旅立つのは、私の限られた霊的感覚をもってしてもわかる。

ただ、それすらも含め「大いなる叡智」の一つなのだと考えたとき、

私にとって死を見つめることは、夜の満天の星々を眺めることに近い。

私も最初は死が怖い、できれば見つめたくない気持ちがあった。

死を見つめることが逃れるために、無駄な抵抗を試みた時期もあった。

けれども、どう考えても、また先人の優れた教えに触れても、この人生において「死」以上に大切な絶対的真理は他に見当たらなかった。

また冒頭で述べた通り、表面的にはいくら崇高で高邁なことを言おうとも「死生観」が欠けた瞬間、途端に低次元に堕することを観じざるを得なかった。

それゆえ死を自分なりに考え続けているうち、

大切なのはただ死を見ることではなく、その先にある「大いなる生命世界」までを見据えることだと気づいた。

この直観に立たなければ、決して「死生を超える」ことはできない。

私はたまたま波動的な世界が普通の人より少しだけ垣間見られる特異体質であるがゆえに、死の先にある「生命世界」を観ずることは、満天の星空を見上げることに近いとわかった。

いや、私たち一般人が夜空の星々に心を奪われているとき、実は「魂の故郷」を思い出しているのではないだろうか。

なぜか懐かしい感覚、そしてあの向こう側に行ってみたいという憧れ。

それは神の分霊(わけみたま)としての私たちが、「大元」としての大宇宙に帰還したいと願う理屈抜きの衝動ではないのか。

こういうことを考え続けていくと、やがて死への恐怖は皆無になる。

それどころか、死を想うことは「大元」の大生命と交流・交差・交歓するための「祈り」にも等しいことを知るだろう。

私たちが一般的に怖がるのは、ただ病や事故などを通じて感じる肉体的苦痛であって、それは死への恐怖とは全く関係ない。

もちろん肉体的苦痛はできれば味わいたくないが、それとて宇宙の永遠なる時間からすれば一瞬のこと。

これが覚悟できれば、苦痛も苦悩もいくぶんかは和らぐだろう。

「死」と「肉体的苦痛」とを混同することに注意すれば、死を見つめることはそう難しくないとわかる。

もちろん「生への執着」があるほど死は見たくないが、遅かれ早かれそれはやってくる。

「借金取り」と「死」はいくら抵抗しても確実にやってくるのだから、無駄な抵抗はやめなさい。

さあ、ここまでお読みいただければ死を見つめることはマジスピ(真のスピリチュアル)の必須科目であることがおわかりいただけるだろう。

そして、巷にあふれているスピリチュアルがいかに「死を忘れさせる」ソフトドラッグなのかもわかるはずだ。

そういう表層的なものにワクワクするほど、人生は決して長くない。


今回はこれで終わりですが、もう少しだけ。

死を見つめるにあたって、写真集『メメント・モリ』(藤原新也・著)はとても参考になるでしょう。

肝心なのは写真ですが実は文章のセンスも優れているので、以下にまえがきの言葉を紹介して終わりにします。

本当の死が見えないと本当の生も生きられない。等身大の実物の生活をするためには、等身大の実物の生死を感じる意識を高めなくてはならない。

 

死は生の水準器のようなもの。

 

死は生のアリバイである。

 

MEMENTO - MORI

 

この言葉は、ペストが蔓延り、生が刹那、享楽的になった中世末期のヨーロッパで盛んに使われたラテン語の宗教用語である。その言葉の傘の下には、わたしのこれまでの生と死に関するささやかな経験と実感がある。

・・・いま引用して気がつきましたが、ペストが流行った頃に「メメント・モリ」の言葉が多用されたんですね。

ならば、その脅威はペストに全く及ばないが、例の感染症で「未曾有の危機」を味わったであろう現代に生きる私たちは、今こそ「メメント・モリ」を心に刻むべきではないでしょうか。

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スピリチュアル的なカウンセリング理論に学ぶ「引き寄せよりプロセス」という考え方https://prism-life.com/fully-functioning-person/Thu, 22 Feb 2024 04:39:00 +0000https://prism-life.com/?p=12610

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「有名な心理療法から見たスピリチュアル的思考」

について考えていきます。

カール・ロジャーズ(1902~1987)という「カウンセリングの神様」と言われているアメリカ人がいます。

日本の大学でも民間でも、カウンセラー養成機関の場でロジャーズの名が出てこないところは一つもありません。

カウンセリングと一口に言っても様々な手法や流派がありますが、一般的にも知られている「傾聴」の源流はロジャーズの「クライアント中心療法(Client-centered Therapy)と言われています。

私は表には出していないもののカウンセリングのささやかな資格を所有しており、その学びの中でロジャーズ流の「傾聴」の実践トレーニングを積みました(学べば学ぶほど足りないことを実感しますが)。

今回はそのロジャーズの言葉を取り上げ、スピリチュアル的な生き方のヒントを導き出したいと思います。

先日、心理学のある概論書を読んでいるとロジャーズについて割いた章があり、その中にこんな言葉がありました。

よい人生とは、状態ではなく、プロセスであり、目的地ではなく、方向である。

大切なのは状態や環境や結果や目的を達成することではなく、そのプロセスであり、流れであり、方向であり、何を求め、何を見据えているかなのだ、と。

達成指向ではなく、プロセス指向。

上の言葉はロジャーズの文献からの引用ですが、これを目にしたとき「我が意を得たり」という思いがするとともに、やっぱりロジャーズはすごいなぁと改めて感じたものです。

「カウンセリングの神様」の言葉だけあって、これはカウンセリングの目標としても「自己実現的な生き方」としても、非常に大切な考え方です。

今回はこれを結論として、あとはもう少し細かく説明していきます。

ロジャーズの人間観の中心に「自己実現傾向(self-actualizing tendency)という考え方があり、これは彼の「プロセス志向」を理解するための重要な概念です。

少しとっつきにくい学術的な表現ですが、以下のように説明しています。

自己実現傾向とは:人間本性には、さらなる適合と現実的機能に向かう基本的局面がある。この衝動は人間に限られたものではなく、あらゆる生物のプロセスの一部であり、拡大、拡張、自立、発達、成熟へと向かう衝動は、すべての生物と人間に顕著な衝動である。これはその活性化が有機体や自己を高めるまで、有機体の全能力を表現、活性化しようとする傾向である・・・自己はわれわれの理論の重要な構成要素であるが、自己は何かを『する』わけではない。自己はそれ自体を維持、向上するよう行動する有機体の一般的傾向の一つの表現に過ぎない。

簡単に言えば、人間はより良くなろう、より成長しようという意欲をその本質として持っているということです。

人間を「性善説的な存在」として観ているわけ。

ここで大切なのはアメリカ人が好みそうな「自己実現」ではなく、あくまで「自己実現 "傾向"」だということ。

つまり大切なのは何か大きな夢を実現したり経済的・社会的に成功したりする一般的な「自己実現」ではなく、『拡大、拡張、自立、発達、成熟へと向かう衝動』という「自己実現傾向」の流れ、生命としての根源的なプロセスに乗っていることなのです。

〈自己〉とは「する(→何かを達成する)」固定的な主体ではなく、成長・発展してゆく「いま・ここ」に根ざす流動的なプロセスだということ。

この「自己実現傾向」のプロセスの流れに乗っていってこそ、一般的な自己実現も成し遂げ得るわけです。

また「自己実現傾向」のプロセスの流れに乗っていってこそ、自己顕示欲や渇望感の埋め合わせとしての偽りの自己実現ではなく、心から納得できる自己実現となるわけです。

この〈自己〉は単なるエゴではなく、エゴも含みつつ成長や成熟を志向するスピリチュアリティ豊かな存在だといえます。

ただし、例えば自己否定的な思いが自分で抱いたり、それを親や教師から植え付けられたり、他と比較して生じる劣等感があったりすると不適合が生じるので「自己実現傾向」はうまく機能しないことになります。

今回の本題から外れるので今回は割愛しますが、不適合から適合へと変容させる方法論がロジャーズの唱えるカウンセリングなのです。

優れたカウンセリング、優れたカウンセラーはテクニックではなく、その根底に必ず「成熟した人間観・生命観」があります。

「スピリチュアルカウンセリング」においても優れたものはテクニックや一般的な占いに代表される「指示的な答え」ではなく、まして上から目線で説教するものでは当然なく、自身の内なる「自己実現傾向」の自覚を促すものなのです。

今回はちょっと難しいかもしれませんけど、簡単に言えば「ゴールじゃなくプロセスが大事なんやで」ということですよ。

表現がちょっと小難しいだけで、本質は簡潔明瞭です。

さて、ロジャーズの考え方の中には「自己実現傾向」と同じようなものとして

「完全に機能している人間(fully functioning person)

というものがあります。

(「十分に機能している人間」と訳されているものもあります)

これをロジャーズの言葉で説明すると以下のようになります。

完全に機能している人間:最適な心理的調整、最適な心理的成熟、完全な適合、体験に対する完全な解放性と同義である。・・・これらの用語のいくつかは、あたかもこうした人がそこに「到達してしまった」かのように少々静的に聞こえるので、こうした人の特徴はすべてプロセスの特徴であることを指摘しておかなければならない。完全に機能している人物は、常に変化しているプロセスの内にある人である

これも表現はやや難しいですが、つまり感情がブレず、普通の人ならテンパリそうなことでも落ち着いて受け止めることができ、ポジティブな感情もネガティブな感情もありのままに認識でき、それを過剰でも過小でもなく誰も傷つけることなく素直に表現できる、といったところでしょうか。

一言でいえば「人間ができている」ということですね。

逆に「人間ができていない」場合を考えた方がわかりやすいかな。

例えばすぐ感情的にキレて、落ち込むこともあれば暴言を吐くこともあり、自分でも自分が何を考えているかわからず、感情表現が支離滅裂でこの人ちょっと何言ってるかわかんない、という人はあなたの周りにも一人や二人はいるでしょう。

ただ、ここで大事なのは「できた人間」があたかも聖人君主の域に「到達してしまった」かのように、すでに完成している「静的な」存在ではない、ということです。

ここでも「完全に機能している人物は、常に変化しているプロセスの内にある人である」というように、固定的なものでなく流動的・プロセス的なものとして捉えている点がポイントです。

たとえ自他に対して一時的に不適合な感情や態度を示したとしても、それを冷静に振り返った結果、受け入れたり成長や成熟の糧としたりできるようなパーソナリティこそ「完全に機能している」と言えるわけです。

これはとても現実的な概念ですよね。

スピリチュアルの中には「悟り」や「覚醒」など〈静的な存在〉を目指すものもありますが、それは際限なきものであり、かつ再現性は不透明なわけです。

ですから、横着者は自分で自分のことを「覚醒した」とか「悟った」とか言ってしまう。

そうではなく、拡大、拡張、自立、発達、成熟の方向へと常に変化してゆくプロセスこそ、ロジャーズは健全な人間だと言うわけです。

とにもかくにも、完全に機能している、十分に生きている人間は絶えざる「創造のプロセス」の中にある。

わかりやすく言うと、私は〈帰るまでが遠足理論〉と呼んでいるのですけど、例えば「奈良の大仏」や「原爆ドーム」などの目的地に着くことが遠足や修学旅行のゴールではなく、自宅を出てから帰るまでの全体における一つ一つのプロセスが「旅」なのです。

「状態」や「目的地」や「悟り・覚醒」という静的なゴールではなく、「プロセス」や「方向」を定めることこそが、「満たされた人生」「成長し続ける人生」において大切なわけです。

上の例で言えば、「奈良の大仏」や「原爆ドーム」において感じたこと、学んだことをこれからの人生の中に活かしていくプロセスが大事なわけです。

スピリチュアル的な方面で言えば、死は今世今生の終焉なわけですが、成長・成熟したその魂の波動エネルギーはこの世に遺産・遺物として生き永らえることもあれば、「エネルギー保存の法則」からすれば来世来生にまで波及することにもなる。

その途上において、この世的に成功しようと失敗しようと、幸福であろうと不幸であろうと、すべてはプロセスである、仏教的に言えば「無常」であると観ずることが、完全に機能して生きるための叡智なのでしょう。

「すべてはプロセスである」とは、すべてはスタートでありゴールでもある、ということ。

これは当ブログでもよく言っている「今に在る」ということをもう少し具体的に説明しています。

しかし、現代は「静的な目的地(ゴール)」にあふれています。

それはSNSに流れてくるような「夢の実現」だったり「経済的な成功」だったり「華やかな生活」だったりする。

「引き寄せ」もまた静的な目的地(ゴール)の一つでしょう。

大切なことはそこに至るまでのプロセスであり、わかりやすい成功や引き寄せは「プロセスの通過点」にしか過ぎないわけですが、それでもって完成したと思い込む。

いま「タロット講座」をしているのでふと思ったのですけど、大アルカナと呼ばれているカードの中心となる世界観において、全22枚のうちの最後のカードは【世界(The World)】と言います。

このカードは大まかには「世界の完成」を意味するのですが、同時に「終わり」をも示します。

この終わりを迎えた後、またゼロである【愚者(The Fool)】に還ってゆく。

つまり「世界の終わり」とは「次の世界の始まり」でもあるわけで、ここに永遠に循環する無限の生命プロセスがあるわけです。

冒頭で掲げたロジャーズの

よい人生とは、状態ではなく、プロセスであり、目的地ではなく、方向である。

という言葉は、「状態」や「目的地」というマインド(思考)が生み出したゴールではなく、「プロセス」や「方向」という生命的な流れに寄り添い信頼することが、豊かな生き方の創造につながるというわけです。

これをスピリチュアル的な方面から考えれば、運命という理性ではコントロール不可能な「生命的なプロセス」を信頼し、たとえそれがときに困難なものに感じても、勇気をもってゆだねていくことでしょう。

これがスピ業界で「おまかせ」と言われているものですが、この前提には「プロセスに対する無条件の信頼」がなければならない。

そして「方向」という意味においては、今生では決して達成できない「理想」や「祈り」を抱くことが必要不可欠です。

これについては少し前の「理想シリーズ」で詳しく述べているので、よければ文字リンクからご一読を。

プロセスに深い信頼が置けているとき、身体的には「肚が据わっている」「胸がスッキリしている」「頭がクリアになっている」のいずれか、あるいはすべての状態になっているはずです。

この「身体感覚」もまたロジャーズの考え方の核となる概念なのですが、これについてはまた他の機会で語ることにしましょう。

大切なのは、一時の失敗でも成功でも、挫折でも勝利でも、不合格でも合格でもなく、その時々に生じるプロセスを十分に生きること、味わうこと。

そういえば、晩年のロジャーズはかなりスピリチュアル寄りの考え方になったそうですが、それはそもそも深いスピリチュアリティに根ざしたカウンセリング心理療法を探求していたからです。

今回はカウンセリングの神様・ロジャーズに学ぶスピリチュアリティあふれる生き方を考えてみました。

ご参考になれば幸いです。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はちょっと地味ですが

「オーラを輝かせるための根本条件」

「運を良くなるための宇宙エネルギーの循環」

について考えていきます。

先日、ある記事を読んでいました。

それは

「人間が幸せに生きるには、社会や国家など自分以外の何かのために貢献することです」

という、まぁよくある道徳的な内容でした。

至極真っ当なので、別に異論はありません。

ただ、この記事のコメント欄をチラッと見たところ、おそらく現代人の決して少なくない人々が感じているであろうことが書いてありました。

「こんな魅力のない国(日本)に貢献しろって言われても・・・やっても損でしょ」

ってね。

これ、共感する人は結構いるんじゃないでしょうか。

最近の政治の裏金問題に見られる通り、以前にも増して腐敗と不正が公然とまかり通り、30年間も景気が低迷し続ける世界の中でも稀有なるミラクルジャパンに魅力を感じない人が増えていくのは、よーく理解できる。

けれども、あくまで霊的な視点から考えると「社会や国家に貢献しても損でしょ」という考えは実に魂を腐らせる思考なのです。

その理由を一言でいうと、

そもそも生命とは、他を活かすこと、他に与えることが本分だからです。

なので、たとえクソみたいな会社でも社会でも国家でも、その共同体の中に属している限りは「自分に貢献できることは何か」を考え、実行する責務があるわけです。

「世の中クソだから」といって、貢献する意欲や自分の資源を与えようとする意志を失ってしまうと、自分もまたクソみたいな波動(オーラ)になってしまう。

「世の中クソだから」とはいえ、それでもなお自分に与えられている目に見える恩恵、目に見えない恩恵に思いを馳せてみることを「縁を活かす」ことにつながるわけです。

繰り返すけど、停滞してゆく国に貢献しても損したような気持ちになるのはめっちゃわかるんですよ。

政府のオトモダチ企業に公金チューチューされているのを知ると、マジで腹立つし。

でも、あくまで霊的に考えれば、ケネディの名言通り

「国家が諸君の為に何をしてくれるかを問うな。諸君が国家の為に何を成し得るかを問いたまえ。」

は真実であり、またスピリチュアルとは直接関係ないけど、民主主義の根本的態度でもあります。

あまり道徳的なことは言いたくないのですけど、この国の政治がクソなのは承知の上で、それでも少しでもマシになるにはどうすればいいのかを考え行動するのが、私たちの未来に対する責任なのですよ。

この「責任」は、スピ好きはみんな好きであるはずの「ワンネス」の自覚から生まれる。

ここまでが結論。以下からもう少し細かく述べます。


先日の音声配信では、「オーラを明るくするにはウソをつくな」という当たり前のことを言いました。

「ウソをつくな」なんて幼稚園で教えられるような当たり前のことなんですけど、むしろ歳を取るほどできなくなりますわな。

「ウソをつかない」とはマイナスの減点をなくすこと。

特に誰かを傷つけるようなウソをつくほど波動(オーラ)はマイナス点が加算されていく。

だから上の音声配信で言った通り、ウソをつかないだけでオーラは明るくなります。

で、それに加えて「何かに貢献する意欲」を抱くほど、オーラにプラス点が加算されていくわけ。

もちろんこれは単純化して言ってますよ。

「ウソをつくな」とはいっても、バカ正直に例えば人の容姿を "正直に" イジって傷つけるとか「眠たいので今日は会社を休みまーす」とかウソ偽りなく言ってしまうことではないですからね。

またいくら貢献が大事とはいっても「何かに貢献しない自分はダメだ」とか「何かに貢献しないと自分は認めてもらえない」とか、その裏に自己否定感や承認欲求の渇望があるとしたら、まずそれに取り組まないとね。

とはいえ、たとえ裏側にマイナスのブレーキがあったとしても、何かに貢献したいという意欲を持っていることは魂として善いことです。

こんな単純明快なことが言われなくなってきている。

教育現場でもなかなか言われないんですからね・・・そりゃ日本全体の精神力が落ちるわけだ。

私は関西の進学校の高校の出身なんですが(成績優秀なのは中学校でおわた)、当時「何のために勉強をするんですか?」といろんな先生に聞き回ったけど、まともに答えられたのは本当に少なかった。

それどころか、どちらかというとそれを聞かれるのを煙たがる先生の方が多い印象だった。

ただ一言、

「立派な人間になって社会に貢献し、人々の笑顔と幸せを作っていくんや。人間の生きがいはそこにしかあらへん」

と言ってくれりゃ理屈っぽい私も納得できたのに、ほぼ誰も言わなかったのはどういうこっちゃ。

もう信じられないぐらい、根本的なことを考えてない。

そのときの憤りと悲しみがあればこそ、いまこうして発信してるんですけどね。

さて、現代においては義務や貢献なんかより

「好きなことだけで、生きていく」

という価値観が全盛ですよね。

検索したらいっぱい記事が出るわ出るわ。

本もいっぱい出てくる。例えばホリエモン。

この価値観については、前に音声配信とブログで考えを述べたことがあります。

上の音声やブログのタイトルだけご覧になっても、私がこの価値観に批判的なのはわかりますよね。

だって、その「好きなことだけで、生きていく」人間の中には、波動(オーラ)の重たい人間が少なからずいるんだもん。

傍からは「うらやましい生き方」をしているように見えるかもしれません。

けれど、いまザッと検索して出てきた有名人たちを見ていても、なかなかしんどいオーラの持ち主がいました。

言葉通り「好きなことだけで生きて」いるのかもしれませんけど、それは油断するとエゴイズムの追求のみに堕するがゆえに、それだけ波動は鈍重になってしまう。

それは魂にとっては実に不幸なことなのです。

「好きなことだけで、生きていく」という価値観が全盛になっているのは、私たちが精神的余裕を失いつつあるからでしょう。

先ほども述べた通り日本という国家は魅力や活力をどんどん失い、会社は昔の日本型経営が廃れ労働者は派遣社員やパートなど「交換可能な道具」となるにつれ、組織への帰属意識および貢献意欲は薄れ、その帰結として個人的欲求の満足が優先されてしまう。

もちろんブラック企業で働いていたり意義を見出せない環境の中で過ごしていたりしたんじゃ、個人の欲求満足が優先されるのは当然かもしれない。

とはいえ「好きなことだけで、生きていく」という価値観の背後には、実はニヒリズム(虚無主義)が横たわっていることも知らねばならない。

「自分以外のために生きる」という魂的な価値を見失った結果、虚無的、刹那的、快楽主義的な傾向がどんどん加速しているわけです。

そうなると、さらに国力・経済力は貧しくなっていくという負のスパイラルです(GDPもドイツに抜かれちゃったよ・・・)。

真のスピリチュアル(マジスピ)の本義とは失われつつある魂を復権することであり、それは「ワンネス(すべては一つであること)」に再び覚醒することだから、その実践は全体(会社・社会・国家・世界・宇宙)への貢献となるのが当然の理なのです。

しかし。スピリチュアル業界もまた「好きなことだけで、生きていく」という価値観に覆われてしまっている。

あるスピリチュアル系のインフルエンサーは、高級ホテルの最上階でワインを飲む写真を出していましたね。

まさに「好きなことだけで、生きていく」姿だわな。

(そんな身の丈に合わない演出をするから波動がショボくなってしまうんだけど)

そういえば他のスピリチュアル系の某インフルエンサーは「好きなことだけ、生きていく」をウリにして、その中で愛にあふれたパートナーシップも演出していましたね。

ただその後、不倫が発覚してしまったとさ。

パートナーの方は、まさかの事態にかなり傷ついたそうです(パートナーシップにも波動があるんですけど、観ているとまぁひどいですわ・・・)。

その後、離婚したようで・・・

これは「好きなことだけで、生きていく」価値観の結果として起こったのでしょうか。

別に価値観は人それぞれだけども、誰かを傷つけたり騙したりすることも含めて「好きなことだけで、生きていく」のなら、それは当然まやかしですよね。

実際「好きなことだけで、生きていく」というのは、大多数の人にとってはファンタジー以外の何物でもない。

こうした言説を真に受けてしまうのは、それこそ「スピリチュアルお花畑」のハッピーな住人でしょう。

ただ常識的に考えれば、好きなこと "だけ" で生きるなんてあり得ない。

好きなことだけで生きてそうなユーチューバーでも、再生回数を稼ぐための斬新な企画を考え続けるのはしんどそう(だから簡単に回数が稼げる炎上商法に持って行くヤツも出てくる)。

だいたい動画の広告収入がどんどん下がっている事実を前に、本当に「好きなことだけで、生きていく」ことができるのでしょうか?

ユーチューバーの大手事務所のUUUMはここ1年ほどで最大の赤字を叩きました。

やっぱり「好きなことだけで、生きていく」のは難しいのでしょうね。

他の知り合いに自分の好きなサービスを事業化して多店舗経営している人がいるんですけど、決して毎日好きなことだけではなく、顧客とのトラブルやスタッフ同士の内紛の対応に追われて「もー毎日大変なんだから!」とグチっております。

上に出したホリエモンだって、自分の手掛けるイベントの集客を地味にコツコツやってるんですよ。

好き勝手に生きているように見えるけど、本当は友人との約束や義理はキッチリ守る手堅い人のようです(わがまま放題なら経産省からロケット開発の予算2億円をゲットできるはずがない)。

この方々と規模感は天と地の差だけど、私にしても「好きなことだけで、生きている」とカン違いされがちなんです。

「ワタシも林さんみたいなスピリチュアルな仕事がしたいんです!」と。

いやいや、そんな華やかなもんじゃないけどね・・・めっちゃ地味ですけど何か?

私は「好きなこと」をやっている自覚はありませんよ。まぁ嫌いでもないけどね。

ちなみに、仕事の中で一番やりたくないのがこのブログです(笑)

どれぐらい時間かかると思ってんのよ。

ブログはだいたい木曜の深夜に出すんですけど、火曜ぐらいになるとだんだん憂鬱になってくる(笑)

ただ、そんな嫌なことでも継続して取り組むのは、好きなこと以上に、自分のなすべき天命に取り組もうと決意しているからです。

もはや「やりたい」とか「やりたくない」とかではない。

波動が輝いている人というのは、「好きなことだけ」ではなく、天命に生きている人です。

たとえ苦手なこと、気が進まないことであっても、それが自分の運命として取り組む必要のあることなら勇気を持って着手できる人です。

だから自分もそうありたいと思っています。

もちろん最強なのは、いかなる天命であってもそれを楽しんで生きている、文字通り「楽天」的な人ですね。

その天命というのは、もちろん誰かの役に立てること、社会に貢献することです。

その意味において、

「こんな魅力のない国(日本)に貢献しろって言われても・・・やっても損でしょ」

と思うような人は、自分の利害得失しか考えない、物事をコスパでしか考えない自己中心的な人でしょう。

もう一度ケネディを引用すると、「国家が諸君の為に何をしてくれるか」しか考えない甘えた人なのでしょう。

私たちは日本で生まれ、日本で育ち、日本の土地や道路や公共サービスなど、いろんなもののお世話になっている。

いま私たちが便利に使っているインフラは、すべて先人が命を賭けて築いてくださったもの。

スピリチュアル好きなら、「縁」という言葉も好きなはずだ。

だったら、その「縁」を深く感じ、たとえ落ちぶれた国に対しても何ができるかを考えるのが魂として生きる責務なのです。

そもそも「ワンネス」という言葉を深く観ずるなら、そんな「クソみたいな国」した責任は私たち一人一人にある。

「すべてはつながっている」「すべてはひとつ」であるのがワンネスなら、「こんな国に誰がした」という張本人は、オメーだよオメー、そしてオレだよオレ。

霊的に「自己とは宇宙なり、宇宙とは自己なり」だと信ずるなら、家族、会社、地域、社会、国家と自分とは決して切断できないんですよ。

ということは、「情けは人の為ならず」ではないけど、自分以外の何かに貢献する生き方とは同時に自分の魂に貢献することであり、これがワンネス的な立場なのです。

私たちは天・地・人のいずれかの恩恵(宇宙エネルギー)を受けて生きています。

そのことに深く「恩」を感ずるとき、私たちは何かを「恩返し」せずにはいられない。

そこに「創造の生活」があり、それにより受け取った宇宙エネルギーは循環してゆく。

それを自己中心的なエゴでせき止めたとき、宇宙エネルギーは枯渇し、私たちは早く老いていく。

たとえ肉体的にはまだ若くとも、そうなれば魂はジジババ同然だ。

血液の循環が滞れば肉体は活力を失い病になるように、宇宙エネルギーも循環をやめれば魂はどんどん腐っていくのです。

確実に運も悪くなる。

運を良くしたければ与えられた縁と恩を深く自覚し、恩返しや貢献に生きればいいだけであって、何も神社やスピリチュアルグッズに頼る必要は一切ない。

もちろんかつて高度成長期みたいに頑張るほど豊かになるのが実感できる国だったらいいのですけど、もうそれは望めない。

今は自分で何が本質なのかを学び、自分の意志で「諸君が国家の為に何を成し得るか」を問い、考え、祈り、行動することが成長のピークを過ぎた国に生きる私たちの処し方なのだろうと思います。

今回はなんだか道徳っぽくなってしまったけど、「こんな魅力のない国(日本)に貢献しろって言われても・・・やっても損でしょ」なんて、少なくとも自分は恥ずかしくて言えませんね。

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節分で開運できる、たった一つの条件とは?それを欠くと豆まきや恵方巻は何の役にも立たない。https://prism-life.com/setsubun-kaiun/Thu, 08 Feb 2024 07:46:00 +0000https://prism-life.com/?p=12469

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

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今回は

「節分から人生を変えるためには?」

について考えていきます。

実はこのブログを出す頃には、もう節分を過ぎています(笑)

でも全く問題ありません!

「節分」は次の暦である2月19日頃の「雨水(うすい)」まで有効期限という意味ではなく、いつ読んでも間に合います。

その理由は後で説明しますね。

スピリチュアル業界では節分のような暦が近づいてくると

・「節分から人生は変えられる!」

・「節分までにコレをやっておけ!」

・「節分に今年の決意をしよう!」

・「朝の散歩や断捨離が有効!」

などのことがYouTube等でよく言われます。

次は春分の日ね。

もう毎年同じネタが繰り返される。

それが全く意味がないとは言いません。

しかし、断片的で近視眼的なものだとは感じています。

今回リサーチとしてフォロワー数の多いスピチューブ(スピリチュアル系YouTube)をいくつか我慢しながら楽しみながらチェックしたんですが、いずれも目先のことしか言っていない印象でした。

中には、

「今年は恵方巻を●●の方角を向いて食べると運気アップ(`・ω・´)キリッ」

というのもありましたが・・・率直に言って、おもろないねん。

こんなもん、スピリチュアルじゃなくて「おまじない」やないかい。

他には「掃除をする」とか「ファッションを新しくする」とかもありましたけど、それ別に節分に限ったこととちゃうやん・・・

とはいえこういうものが世間的には「スピリチュアル」と呼ばれているものなのでしょう。

やれやれだぜ・・・

じゃあここではどんなことを述べるのかというと、本当は言う必要がないほど当たり前のことですけど、

節分などの節目で本当に開運できるのは、前からちゃんと準備している人だけ。

当たり前すぎてつまんない?

節分、春分、秋分、冬至に代表される暦が近づくと、毎回「●●の日から運気が変わるぅぅぅ!!このチャンスに乗り遅れるなぁぁぁ!!!」とハイテンションで語る業界人?がいます。

それは別に構わないんだけども、もっと根本的なことを言えば、

運気を変えるのは、「いまこの瞬間」からなんです。

大切なのは、●●の方角を向いて恵方巻にかぶりつくことではなく、自分に与えられた「魂の方向性」を定めることなんです。

そもそも恵方巻ってのは諸説あるけれども、発祥は大阪の遊女のお遊びだった説が有力です。

あまり言いたくないけど、恵方巻をアレに見立ててかぶりつくわけよ。

民俗学の研究者がそう言っているので、おそらくその通りなんでしょうよ。

で、インスタにはその由来を知ってか知らずか「縁起がいいから」と無邪気にかぶりついている写真が出回っているわけだ。

恵方巻はクリスマスやバレンタインデーと同様、企業が仕掛けたマーケティングで認知されていることをご存知ないのかな。

ちなみに今年は約256万本もの恵方巻が廃棄ロスになり、その損失額は12億円以上とのこと。

これ、むしろ「縁起が悪い」でしょ???


話が逸れましたが、いろんな節目において本当に開運したいなら、暦に関係なく「今日一日をどう生きるか」こそ考えなければなりません。

これも素朴に考えれば誰でもわかることなんです。

例えば、桜の花は春になるだけで咲くわけではありません。

あの美しい花を咲かせるためには、冬の厳しい季節に耐えなければならない。

桜のあの美しさは「冬にこそ創られる」わけです。

今週の関東は暖冬の中では最も寒かったけど、そんな誰も桜に関心を向けないであろう冬の時期こそ、本当は大切なのですよ。

他の植物においても、最も大切なのは「種をまくこと」ですよね。

種もまかず、根も生やさずして「花を咲かせたい」というのは妄想以外の何ものでもない。

人間にしても同じで、立派な人生を歩みたいと思うならその人に合った教育(種まき)が必要であるのは言うまでもない。

ですから節分を契機に本当に開運したいなら、節分に関係なく一日一日を丁寧に生きる他ない。

それによってある程度の「準備」ができた段階で、あとはしかるべき時期に芽を出し花を咲かせるだけ。

私たちの大半はその果実(結果)しか見ないけども、本当は「目に見えない根っこ」が大事なんです。

今は仕事にしていませんが(いずれ再開すると思いますが)、むかし「誕生日系の占い」をやっていた時期があります。

それでいろんな人を観ると、誰しも運が開く、つまり宇宙エネルギーが大きく動くであろう時期がある。

けれど、身も蓋もない話ですが日頃から準備していない人は、いくら「開運の時期」になっても何も動きません。

果報は寝て待て、じゃなく "練って" 待たねばならない。

さらに言えば、準備がない人の運が何も変わらないのはまだマシな方で、人によってはマイナスに傾くこともあるんですよ。

まるで天から「テメー、ちゃんと自分の務めを果たせよバカヤロー!」とでも警告されているかのように。

「開運」は良い展開だけに限らないことを踏まえれば、「節分で開運だぜヒャッハー!」と踊るのではなく気を引き締めないとね。

今年(2024年)も節分から本格始動するのなら、国内ではまさか元旦に能登半島地震が起こってしまった負のインパクトはもちろんのこと、海外だと大統領選挙に向けて荒れるアメリカやイスラエル・ガザ紛争などの悪影響に真剣に備えなければなりません。

こうした現象世界の出来事は急に起こったのではなく、前々から種がまかれているのです。

(日本も無関係ではありません。エネルギー・資源への影響の余波は確実に受けますので。実際、電気代は今後さらに値上がりするでしょう)

「開運」とはプラスにもマイナスにも働くということを、私たちはもう少し厳しく受け止めた方が良い。

ま、どうしても自分たちに都合良くなってしまうのは、「良いことしか言わないスピ系サービス提供者」と「良いことしか言われたくないイージーな相談者」が共依存的に結託した結果ですけども。

「開運は準備ができている人間にしか訪れない」のは、言われたら誰でも理解できるんですよ。

でも、少なくとも自分がリサーチした限りだと誰も言ってないのはどういうわけ?

地味過ぎてインプレッション(表示回数)を稼げると思われていないのか?

いまちょうど受験のシーズンだけども、今回の内容は「志望校に受かりたければ、受かる学力レベルに到達するまで勉強しろ」と言っているようなものかな。

そうだとしたら、今回はマジスピでなく「ジミスピ」だと認めますよ(笑)

ついでにもっと地味なことを言うと、人間の世界にはいろんな節目があるけれども、最も手堅い節目とは「今日一日」なんです。

したがって本当に節目を大切にしたいなら、「朝に生まれ、夕に死す」今日一日のという最も身近な節目を大切にしなければならない。

そして、そのためには自分の魂の方向性、使命や天命を求めなければならない。

開運の根源的方法とは、己に与えられた使命・天命に生きる決意をすること。

これ以外のことは、しょせん枝葉末節でしかない。

私は自分のプロフィールにも書いているけど、この仕事で起業したときは食っていける目処は何もありませんでした。

けれど、本当に不思議としか言いようがありませんが、めちゃくちゃうまくいってしまった。

その理由は今でもハッキリわからないけれど、仮説としては「ささやかでも自分の使命・天命を生き始めたから」だと考えています。

別に元旦で、節分で、春分で、夏至で、秋分で、冬至など暦のタイミングでヒャッハーしたわけではない。

別にトイレ掃除を素手でやったからでも、朝の太陽を浴びて散歩を続けたからでも、ちゃんと断捨離をしたからでも、「ありがとう」を言い続けたからでもない。

ただ「己の魂を生きる」「たとえ食えなくてもやる」決意をしただけなんです(今でも思っています)。

あと、これは上に比べれば小さなことですが、私は2年前に長年住んだ家から引っ越しをしました。

その時期は後で占いでわかったことですけども、ちょうど「運気が変わるタイミング」だったようです。

事前に計算したわけではなかった(自分を占うことにはあまり興味がない)。

また、2ヶ月ぐらい前に受けた占いでは「去年(今からすれば一昨年)は最悪の運気だった」とのことですが、別に何か最悪なことが起こった記憶は1ミリもなく、淡々と過ごしました。

自分のことで恐縮ですけども、私は曲がりなりにも開運の根源を抑えようと意識しているから、運命のリズムから大きく外れることはないのかも。

カウンセリングでお会いする方々の中にも、うまくいく人、思った以上の運命の展開をする人に共通するのは、何らかの決意をしている人です。

「決意をする」というのは、違う側面から言えば、「(その決意によって)どんなことがあろうとすべて自己責任」だと覚悟ができる人です。

決意したところで、うまくいかないときもある。

踏んだり蹴ったりなときもある(私もありました)。

ただ、先ほどの「冬の時期」のように厳しい時期があるからこそ、季節は巡って「春」がやってくる。

暦というのは、断片ではなく「循環」で観なければなりません。

これはめちゃくちゃ大事なことです。

冒頭で「このブログは節分を過ぎてから出していますけど、いつ読んでいただいても大丈夫ですよ」と述べたのは、これが理由です。

肉体の人生がある限り、節分だけでなくいろんな暦は必ずまた巡ってくる。

その意味で1年が365日(2024年は366日)で設計されているのは「神の発明」としか言いようがない。

暦は必ず巡ってくるのだから、私たちは冬の桜のようにいつか必ず春が循環してくるのを信じて、ただただ準備すること。

今年中に春が来ないなら、「来年こそは」と思ってまた準備する。

来年もまだであれば、また翌年、そのまた翌年・・・

・・・もし今生のうちに準備が報われなかったら、マジスピを信ずる私たちは、そう「来生」を待つのです。

季節は、巡る。

いのちもまた、巡るだろう。

そのときは、果たし得なかった約束の続きを。

このあたりのことは「前回のブログ」に詳しいです。

ちょうど前回の音声配信は、第2回目の配信を語り直しました。

これもまた「循環」なんです。

5年ぐらい前の配信をセルフカバーしたのですが、全く同じではなく循環してアップデートされているわけ。

iPhoneも全く同じバージョンではなく、どんどんアップデートされている(機能の複雑化や高額化は全面的に賛同しないけど)。

繰り返しますが、暦とは循環であり、人生とは1年1年の循環の積み重ねであり、1年は1日1日の積み重ねなのです。

節分とか春分とかは「二十四節気」ですが、これも循環ですね。

ということは、どこかで始まるわけでもなく、どこかで終わるわけでもない。

ゴールは次の始まりであり、始まりはかつてのゴールでもある。

このように真に暦の観点から循環的に考えると、真に開運するタイミングは「いまこの瞬間」でしかないことがわかるはずです。

次の節分まで待たなくていい。

やりたいことは、今すぐやれ。

そのためには、恵方巻を食べる方向より「魂の方向」を定めることの方が、遥かに遥かに遥かに大事なことが今回の結論です。

豆をまいたり歳の数だけ豆食ったり鬼は外を叫んだり盛り塩したり断舎離したり御札を貼ったり朝日浴びて散歩したりファッション変えたり見るだけで金運が上がるらしい神動画を観たりするのも結構なことですが、そんなものはすべて「朝飯前」のこと。

「暦」という宇宙の生成発展のリズムと同調するには、自分の「宇宙的使命」が何なのかを突き止めるしかない。

検索すれば簡単に答えらしきものが手に入る時代の中、私たちは「待つこと」ができなくなっている。

それは暦を本当に知らず、断片的にしか捉えていないからではないでしょうか。

表面的な情報ではなく、根本的に大切なことを踏まえて「暦」を活かしていきましょう。


なお、次に業界内で盛り上がるのが春分の日でこれを「宇宙元旦」なんて言う人もいます。

それについては以前ブログにしています。

よければご覧ください。

https://prism-life.com/utyu_gantan2/

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回も最近シリーズで投稿している「理想を描くことの大切さ」について考えます。

今回も結論から言いましょう。

己の本質が「永遠の生命」であることを直覚できればできるほど「永遠の夢」に生きることができるようになり、それが儚い肉体的生命に真の充実をもたらすこととなる。

逆から言えば、いくらスピリチュアルや宗教を学ぼうと「永遠の夢」「真の理想」を描くことができないのであれば、それだけの理解でしかないということです。

ついでに言えば、いくら祈りを習慣にしようと「永遠の夢」「真の理想」を描くことができないのであれば、ちょっと厳しいですが自己満足的なショボい祈りでしかないということです。

これも何度も言ってきた通り、

「理想とは個別に与えられた天命の光明に照らし出された、祈りの現実的および具体的展開」

なわけ。

自己の内側において躍動する「永遠の生命」の自覚の度合いに応じ、心の抱く理想は尊く強く気高くなる。

それがまさに「真の祈り」として天と地に響きわたる。

そういえばガンジーの言葉にこういうのがあります。

Live as if you were to die tomorrow; learn as if you were to live forever.

 

明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい。

ときどき思い出す言葉です。

前半の「明日死ぬかのように生きなさい」とは、スピリチュアルの超基本(しかし普通の業界スピリチュアルは言わない)【死生観】の大切さを言っています。

いや、「死生観って大切だよね~」どころじゃなく、これなくしては何も始まらねえわけですが、お花畑スピリチュアルではまず言いませんわね。

(以下、死生観について最近語ったもの。よろしければチェックしてください)

実践できるかどうかは別として、「死を自覚して生きる」ことの大切さはよく言われること。

ところが、さすがは地球代表の聖人ガンジー、ここからさらに踏み込んで

永遠に生きるかのように学びなさい」

とおっしゃっている。

「明日死ぬ」というのは、一回性としてのいのち。

「永遠に生きる」というのは、永遠性としてのいのち。

ガンジーの言葉は「いのちの一回性と永遠性」とを絶えず往復・循環させながら生きることを教えています。

いや、「いのちの一回性」に徹するところ、必然的に「いのちの永遠性」を自覚するに至るわけだから別に言わなくてもいいんですけど、ガンジーは私たち凡人でも学び続ければわかるよう細やかに言っているわけです。

この「永遠に生きるかのように学びなさい」というのは、「永遠に生きるに値する目的を持ちなさい」とも解釈できます。

闇雲に学ぶのもアリっちゃアリだが、やっぱり目的があった方がいいですからね。

秦の始皇帝は、「永遠のいのち」を切望しました。

『ドラゴンボール』では、なぜかどの敵キャラも「永遠のいのち」を叶えたがりました。

ただ本当に「永遠のいのち」を与えられてしまったら死ぬこともできないわけだから、永遠に飽きの来ない目的を持っていないと、生き永らえるのは苦痛で仕方なくなるでしょうね。

己の欲望や利得だけが目的なら、それは必然的に他者を傷つけるわけだから「永遠のいのち」を生きるのはキツイ(その意味で世界支配を目論むドラゴンボールの敵キャラ達はあまり賢くない)。

よって「永遠に飽きの来ない目的」は何かというと、「絶対に完成はないが、普遍的に価値があること」の追窮でしょうね。

それは人間のみならず、生きとし生けるものすべてに最高度の豊かさをもたらすものでなければならない。

「永遠に生きるかのように学びなさい」というのは、そういう究極的な目的の実現を求めて学ぶということ。

もちろん生身の私たちは永遠に生きることはできない。

けれど、私たちは本質的には「永遠のいのち」だから、この自覚が深ければ深いほど、やがて滅び去る肉体を持ちながらも「永遠の夢」「真の憧れ」を抱くことができるようになる。

そうなると、これも何度か言っていることですが、この世における「成功」「引き寄せ」「金運・恋愛運アップ」などと軽薄なスピリチュアルで言われていることは、どうでも良くなるわけです。

なぜなら、私たちは本来「明日死ぬ」存在だからです。

運良く引き寄せたとて、たちまち儚く消えてゆくものを、どうして「永遠に自分を満たしてくれる何か」だと錯覚するのか?

本当に「魂は永遠の存在である」と悟っているのなら、永遠なるもの、真の憧れを求めなければ言行不一致でしょ?

ここで大切な問いを。

生まれ変わっても死に変わっても永遠に変わらない、あなたのエッセンス(本質)とは何か?

これは今はやっていないですがワークショップで取り組むワークの一つです(ワークショップはいつかまた再開します)。

「魂は永遠不滅のもの」かどうかは科学的には証明されていません。

ただ、もし「魂は永遠不滅なもの」だとして、生まれ変わっても死に変わってもあなたの魂のエッセンスは全く変わらないとしたら、あなたの魂は何を求めていますか?

そして、もし魂が不滅であれば、肉体を失った後も何を求め続けるのでしょうか?

これは魂の存在証明ではなく、仮に「永遠の世界」から現在の自分自身を眺めてみよう、というワークです。

実際このワークに取り組んでみると、誰もが自分の魂の独自のエッセンスを表現することができます。

(「えー、そんなのできないよ~」と思っちゃった人でも実際ワークショップの場にブチ込まれたらやらざるを得ないので、仕方なくやってみると意外とできちゃいますよ)

それは間違っても、お金が儲かるとかパートナーができるとかいう「この世」のことではありません。

もちろんお金は儲けても結構だし、素敵なパートナーができるならそれはそれで結構なことですよ。

ただ、それはあくまで「魂のエッセンス」を表現したり感得したりするための手段の一つに過ぎない。

その「魂のエッセンス」や「永遠のいのち」を根底に据えたとき、この物質世界のむなしさを超え、霊的次元で生きることになるわけです。

もちろん、これまでの補足というか注意点として付け加えれば、「永遠の夢」や「真の理想」というのは〈絶対叶える〉という強い意志を抱き続けることが大切です。

常識で考えても、「絶対叶える」という気概なくして夢や理想とは言いませんからね。

けれども、それが「永遠の夢」や「真の理想」であれば、今生の短い人生の中では叶えられないかもしれない。

その有名な実例として、過去のブログでキング牧師を挙げました。

もし今生で真の理想が叶えられないのであれば、肉体を失っても今度は「霊体」の状態で、その実現に向けて努力をし続けるのです。

今度は「あの世」から「目に見えない存在」として、この世に働きかけるのですよ。

それは誰かの「指導霊(ガイド)」としてかもしれないし、縁ある者の「守護霊」としてかもしれない。

私たちが本当に「永遠の夢」「真の憧れ」「崇高な志」を抱くのであれば、それは文字通り永遠に続くのです。

それは何も〈わたし〉という個別の肉体が実現させる必要はない。

他の誰かが自分の代わりに実現してくれてもいいわけ。

だって「崇高な志」は野心やエゴという自我レベルの欲望じゃないから、叶えるのは〈わたし〉じゃなくてもいいでしょ。

これが〈わたし〉という肉体を中心に考えれば、そりゃ肉体が滅びればその夢(というか野望)は終わりだし、もう年齢的に老人であれば「もうこんなトシなんで今さら・・・」と諦める可能性が高くなるのは当然ですわ。

また、「オレが叶えるんだ!」「ワタシが実現するのよ!」と自分に執着すると、これもジジイやババアになったら試合終了だわな。

つくづく思うけど、肉体の生存や快楽のみを目的とした人生観は、ホンマに貧しいですな。

だからガンジーは「永遠に生きるかのように学びなさい」と言うわけですよ。

もしあなたが自分の「魂のエッセンス」を深く自覚できたなら、それはいわゆる「過去世」から同じものを抱き続けてきたのでしょう。

それは、生まれ変わっても死に変わっても、永遠に変わらなかった。

その中身は時と場合によって変わったとしても、その根底にあるエッセンス自体は変わらなかった。

それを踏まえると、あなたの内側に眠っている「永遠の夢」や「真の理想」というのは、過去世から現世まで変わらず、そして来世にまで続いてもなお変わらないものなのでしょう。

その霊的な時間軸の上に立ったとき、「この世で夢が叶わねえ」とか「失敗続きの人生で終わっちまった」とか、そんなものは小さなプロセスに過ぎなくなる。

私たちは、たとえこの肉体を失ったとしても、根源のいのちは永遠である限り、たとえ生まれ変わろうが死に変わろうが、霊体となろうが、違う世界に転生しようが、永遠の理念、そして永遠の成長を求め続けるだろう。

こういう霊的な価値観に立脚することができれば、たとえ現象的には才能もチャンスもお金もないという状態であっても、ある意味では「分不相応な夢」に生きることができるのです。

別に「分不相応な夢」でもいいじゃないですか。

もちろん夢ばかり描いて何もしなけりゃ単なるファンタジー野郎だけども、この世と肉体だけがすべてと思い込んでショボくれる人よりよっぽどいいでしょ。

そうして分不相応でも本気で夢が描いて実践するようになると、このブログの投稿日から前々回の「無料メルマガ」でも言ったんですけど、肉体的にも健康になるのが科学的なデータとして出ているのです(詳しくはメルマガの第266回目を。ご登録後バックナンバーが見れます)。

だからせっかく縁あって生を享けているわけだから、たとえすべてが思い通りにならないとしても、できる限りの理想に生きるのが「永遠の魂としての義務」なのですよ。

ただしくどいようですが、その夢は「この世で叶えられる」とは限らない。

この世で叶ってもいいし、結果的に叶わなくても構わない。

「この世ですべて叶えたい」というのは肉体および肉体的時間への執着であり、そんなの大半の人は無理ですよ。

とはいえ「どうせこの世で叶えられないからテキトーでええわ」というわけではなく、それが魂のエッセンスである限りは「明日死ぬかのように生きる」ことを踏まえなければなりません。

「明日死ぬかのように生きる」としたら、そりゃもう真心を込めて込めて込めて生きないとね。

「必ず叶えるんだ!」という強い意志と、「結果的に叶わなくても構わない」という深い諦念。

肉体を持っているがゆえのこの「矛盾」を抱えて生きることは、ある種の修行なのです。

自己本位に傾きがちな鈍重な肉体を抱えながら、夢も希望もあまりなく、おまけにエゴイストどもが跋扈するクソの世の中で、人から空想家だ夢想家だと冷笑を浴びせられながらも、それでも永遠を指向/志向して生きるというのは、それだけで立派な修行ですよね。

「空気」を読んだら、ただの人間ですよ(笑)

最後にもう一度冒頭の結論を掲げます。

己の本質が「永遠の生命」であることを直覚できればできるほど「永遠の夢」に生きることができるようになり、それが儚い肉体的生命に真の充実をもたらすこととなる。

さぁ、少なくともアタマでは理解できたと思いますから、あとは実践あるのみ。

私たちマジスピ(真のスピリチュアル)を志す者は、たとえ心無い人々から「●チガイ」だと言われても、永遠に生きなければならない。

死して天空の星となるのではなく、この世において「地上の星」とならねばならない。

それが「一隅を照らす」ということであり、最も幸福なる魂のあり方なのだと思います。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「肉体を超えた〈死後の生命〉を見据え、死ぬまで理想を抱いて生きる」

ということについて考えていきます。

スピリチュアルや宗教でよく言われる「死後の世界があるかないか?」という議論ではなく、あくまで現世を強く深く生きるにはどうすればいいかの提案です。

前回のブログでは

「何かへの憧れや誰かへの尊敬の気持ちを強く抱けば抱くほど、その対象との【真のワンネス】が顕現しているのあり、そこに魂の無限なる成長がもたらされる」

という話をしました。

今回は前回を補足しながら、さらに「魂の無限成長」を促進させる考え方を述べてみます。

人間の罪や穢(ケガ)れというのは、根本的に肉体を第一とするところから生じているものであることは何度も説明してきました。

魂を中心とした生き方というのは、肉体に付随する観念・雑念を手放し超えてゆくこと。

過去何度も説明している「理想を抱く」というのは、肉体だけの安寧や安逸を超え、自分自身を大いなる全体性(例えば神や宇宙)との関係において十全に生かし切るための根源的方法でした。

難しいのは、それをアタマではわかっていたとしても、なかなか実践ができないことですよね。

どうしても肉体的観念に引きずられてしまうわけです。

そうなると、肉体のせいぜい100年ぐらいの短いスパンで物事を考えることになり、歳を重ねるほど "理想を抱け" と言われたところで「もうトシだから今さら何をやったって意味がない、どうせモノにならないし・・・」と引っ込み思案になる。

まぁこれでは「ただの人」「フツーの人間」ですし、そんなオッサンやオバサン、ジイさんやバアさんには魅力を感じませんわね。

おそらく定年を迎えているであろう生気をあまり感じないご老人をときどき見かけるのは、「肉体がすべて」だと思い込み、歳とともに精神まで老いた結果なのでしょう。

その反動として、現代のタレントや芸能人などのインフルエンサーの間では「若く見えること」が "市場価値" を維持するための不可欠の要素として捉えられています。

本当は歳を重ねることの豊かさは「魂の成熟」にあるわけですが、そこに価値を置けなくなっているため、見た目にわかりやすい「肉体的若さ」を重視してしまう。

もちろん、そんなことをしたところで老いには逆らえず、(宇宙から観れば)そう遠くないうちに死ぬのですけど。

そんな世相の中、例えば80歳になってから語学を学ぶご老人もおられる。

過去にそういう方からお話をお聞きしたことがあるのですけど、「『今さらロシア語を勉強したところで、何になるんですか?』と周りから言われませんか?」とお聞きしたところ、

「言われるけど気にしないよ。だっていま少しでも勉強しておけば、来世ではもっと学びやすくなるからね。というか、今日もいろいろ発見があったから楽しいよ」

とおっしゃっていて、さすがスピリチュアルな智恵が身についている人は違う、と尊敬の気持ちが湧いてきたものです。

こういう人は、何も若作りで高級化粧品やエステや整形に頼らなくても「若い」ですよ。

だって前のブログでも言ったけど、こういう理想を持っている人はどんな美容・健康法も及ばない「宇宙エネルギー」が注ぎ込まれるんだから。

このことを信じられるかどうかが、真に理想を抱けるかどうかの分岐点ですね。

逆にいくらスピリチュアル的な知識を仕入れたところで「もうトシだから・・・」とか「もっと若ければなぁ・・・」とかいう肉体に付随する考えで行動が制限されるようなら、知識が「智恵」にまで深まっていない証拠です。

仮に今生の学びが「来世」につながらなかったとしても、生きている限りは死ぬまで学び、死ぬまで何らかの仕事(ボランティアや身の回りの世話でも良い)に携わることが「魂としての義務」なのです。

その義務を忘れた瞬間からショボくれるのは、まさに「宇宙の法則」です。

だってシンプルな話、何か「やるべきこと」「やりたいこと」を持っている人の方が張り合いがあるでしょ?

もちろん何をするにしても、若いうちから始めた方がこの世的には有利に決まってますよ。

けれども、この世的なメリットの有無(社会的・経済的な成功や評価)をアタマで計算しているようでは、霊的に深い次元で生きることはできません。

何か実現させたい、モノにしたい、周囲から評価を得たい、お金を稼ぎたい・・・などの「現世利益(げんせりやく)」を引き寄せたい気分に囚われると、魂で生きることが制限されてしまう。

特に「コスパ」「タイパ」を意識し過ぎている人は注意ですぞ。

そんな人には「そもそも人生や宇宙はコスパなのか?」と問いかけたいですね。

そうではなく、「現世利益を "結果的に" 得られれば結構なことが、たとえ得られなくとも『魂の充実』が得られるのであれば、それでも構わない」という決心がついたとき、この世の成功・不成功を超えた次元が開けます。

ただし先ほども述べた通り肉体を持っている限りはついつい肉体的観念に囚われてしまうから、そこで「祈り」と「理想」が必要になってくるわけだ。

今生で実現したいと願っていることを「野望」といい、今生では実現できないだろうがどうしても実現したいと願っていることを「理想」という。

さらに言えば、肉体生命の時間的制約を超えた世界を見据えて生きることが真のスピリチュアル(マジスピ)であり、そのように生きたいと願い続けることが「祈り」であり、地上においてその祈りを「天命」に照らして個別具体化したものを「理想」というわけです。

死ぬまで理想を抱けるかどうかは、「死後の生命」をどれほど信じられるかにかかっています。

ただ「死後の生命」とは少し誤解がある表現で、詳しくは「肉体離脱後も存続する永遠の生命」というのがより正確です。

これは、各自で「悟る」しかないですね・・・本当は知っているんだから。

私は死んだ後の人間の波動(オーラ)も観てしまう変態なので、「肉体離脱後も生命は永遠に存続する」というのは当たり前の認識なんですよ。

聞いた話ですが、空手のパフォーマンス「瓦割り」を成功させるには、地下深くまで拳を貫通させる意識で行う必要があるようです。

これと同じように、「永遠の死後」にまで貫く気概で理想を抱かなければ、大きな力にはなりません。

そのようにして自己の生命エネルギーを燃焼させた痕跡は、波動的にはこの世に留まるのです。

たとえ今生では「夢半ば」で果てようとも、その理想に費やしたエネルギーは物理学で言う「エネルギー保存の法則」によってこの世に留まる。

たとえ私たちの肉体は土に還ろうとも、まだ地上に残っている誰かが、あるいはまだこの世に生を享けていない未来の誰かが、きっとそのエネルギーを受け取ってくれるでしょう。

前回のブログで「尊敬する人物や憧れの対象を持つことの大切さ」を語ったのは、そうすることによって先人がこの世に遺した生命エネルギーを受け取ることができるからです。

そういう憧れや尊敬の気持ちを抱かせてくれた人物は、生命エネルギーを燃焼させた(あるいは現在も存命で理想に向かって生きている)人物に違いない。

そのエネルギーの念波に、あなたは共振したのです。

同じく前回のブログで「尊敬する人物がいない人は、成長が止まっている可能性がある」と述べたのは、死ぬ瞬間まで(あるいは生きている現在まで)理想を燃やして生きる人物が発する生命エネルギーに感応できない懸念があるからです。

そのことによって波動(オーラ)が自己完結してしまう、つまり「他力」に与(あずか)ることなく「小さな自力」で終わる可能性があるからです。

「自分自身も先人に倣い、たとえ今生では思い通りに実現できなくとも、死ぬまで理想を抱いて生きよう」と思ったとき、過去から現在へと「魂の物語」が継承されていく。

そして、私たちが今生において燃やした生命エネルギーは、たとえ社会的には「無名の存在」であろうと、その波動は同じような理想に燃える未来の人間へと継承されていく。

これが、かの明治生まれのキリスト者・内村鑑三がその著書『後世への最大遺物』で語ったこと。

「何人にも遺し得る最大遺物――それは高尚なる生涯である」

この「最大遺物」が誰かの過去世から誰かの現世へ、誰かの現世から誰かの来世へとつながっていく。

これを「永遠のいのち」とも言うわけです。

こういうのは「肉体を超えた魂」を見据えていないとできないことですよね。

これこそが「祈り」なのですよ。

単なる気休めでも気晴らしでもなく、肉体の制限を超えた何ものかに身を捧げたいという「祈り」なのです。

世界平和の祈りシリーズ

肉体がすべてだと思い込んでいる人は「そんなの荒唐無稽だよ」と断じるでしょうけど、それはハッキリ言えば、まだ人間ではなく「動物」である証拠なのです。

スピリチュアルでも宗教でも「人間は魂の存在である」と言われますね。

ただ、私たちはその言葉だけでわかった気になっていないでしょうか?

本当に「魂は永遠の存在である」のなら、私たちは限りあるいのちを持ちながら、限りない何かに向かって生きるのが当然の義務ではないでしょうか?

「義務」というと堅苦しいけども、その義務を理想にまで高め上げられる人間は精神的には死ぬまで、そして死んだ後まで若く生きることができるわけです。

こういう価値観に立つことができれば、むしろ歳を重ねて魂を円熟させていくのが楽しくなるわけで、そうなれば「老害」という言葉は確実に死語になるでしょう。

私もあなたも、影で「老害ジジイ」「老害ババア」と言われたくないなら、今からしっかり理想を持って生きていくことですね。

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「真のワンネス」の力で運命を開く。魂のミッションは尊敬や憧れの中に宿っている。https://prism-life.com/respect_and_admiration/Thu, 18 Jan 2024 14:13:26 +0000https://prism-life.com/?p=12305

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

「前回のブログの最後に述べた、

「歴史上の偉大な人物と自分とでは全然レベルが違うから、そんな人みたいに立派な理想を持てと言われても・・・」と消極的に答える人が大半だと思いますが、これもまた物質主義的価値観に汚染されている証拠なんですよ。

今回はこれを「ワンネス」をキーワードとして説明していきます。

※前回のブログ

今回のことがわかれば、スピリチュアルはファンタジーでもお花畑でも何でもなく、「現実の中で泥臭く実践し続けるもの」だとわかります。

とともに、最近当ブログで続けて述べている「理想に生きる」ことの尊さがさらに肚に落ちることでしょう。

あ、「ワンネス」の説明はもういいですよね?

簡単に言えば「〈すべては一つである〉という真理の自覚」のことですが、他のスピ系で腐るほど説明されているでしょうから細かく解説しませんよ。

では今回も最初に結論的なことを言っておくと、

今回の結論

何かに憧れや尊敬を抱いたりするのは、その対象の本質や特長に自分の魂が共感・共鳴している証であり、その感動が深いほど「ワンネス」の度合いも深い。

 

たとえそれが現在の自分の境涯や能力から遠く及ばない人物であったとしても、その感動こそ魂の次元においては同一であることを証している。

 

その感動を保ち続け日々憧れに向かっていくことが「ワンネス」を日々に活かすことであり、それはまた私たちの天命でもある。

だから「歴史上の偉大な人物と自分とでは全然レベルが違うから、そんな人みたいに立派な理想を持てと言われても・・・」という "普通の感覚" は、実は肉体本位の発想なのです。

よくあるパターンではありますけど、これもまた悪意なき「物質主義的価値観」ですね。

そう、決して悪意などないし、むしろ「自分はそんな立派な人物じゃないですよ」と謙虚な感じにも見えるわけですけど、

実は自分の本質的な価値を低く見積もっているという意味では、めちゃくちゃ傲慢なのであります。

「謙虚という名の傲慢」という言い方もできます。

「真の謙虚さ」とは、優れた人物や境涯を深く知りながらも、劣等感に陥らず己の未熟さを受け入れながら、少しでもそれに近づいていけるよう学んでいこうとする姿勢のこと。

でも「偽の謙虚さ」とは小さくまとまって成長への意欲を打ち消すことであり、その底に実は「自己満足」が隠れているため傲慢なわけ。

これが人によってはエラソーな態度として出るわけですよね。

そういうヤツは実は自信がないのが、私なんか波動(オーラ)を観る変態だからよくわかる。

「あー自信がないんやろなー」と生暖かく見守ってあげればいい。

以前「無料メルマガ」

「尊敬する人はいますか?」

というテーマで文章を出したことがあります。

これはよく言われることではあるけど、スピリチュアル的にもすごく大事です。

なぜなら、もし尊敬するものが何も無い人は、目指すべきものが曖昧であるがゆえに、魂の成長が止まっている可能性が高いからです。

尊敬するものとは「なりたい人物」「見習うべき習慣」でも良いでしょう。

実在する人物でなくとも、映画や小説やマンガの登場人物でも結構です。

(私の知り合いは最近久々に新作映画が公開された『シティーハンター』の主人公・冴羽獠が憧れなんですって)

そういうものが全く何もないとなると、自分の「魂の特質」が把握できていないため、根無し草になってしまう。

今回のテーマの「ワンネス」は広義には「人類皆兄弟」「we are the world」「みんな魂は一つ」といった意味で使われることが多いけど、個人的にはこういうキレイゴトはあまり役に立たないと思っています。

中途半端にスピってワンネスワンネス叫んでる割に波動の重たい人がいるのを観るにつけ、やっぱり口先だけじゃいかんぜよ、と思いますわ。

あくまで地に足をつけるのが【マジスピ】(真のスピリチュアル)の本懐であるなら、「ワンネス」もまた「魂の無限成長」の指針として活かすべきでしょう。

もしあなたが何かに対する憧れや尊敬の念が強ければ強いほど、あなたは本質的には「それ」なのです。

したがって、たとえ現象的にはまだ「それ」にほど遠くとも、あなたは「それ」を求めて不断の努力を重ねていくことです。

そこにしか魂の歓びはありませんよ。

それには「尊敬する対象と同質の何かが自分の内側になければ、それに共鳴することは絶対にない」ということを深く理解すること。

私はブログ・メルマガの読者や動画・音声の視聴者さんのご感想を「アンケートフォーム」でお聞かせいただいているのですが、その質問項目に「あなたが尊敬する人は誰ですか?」というのがあります。

そこには、例えば当ブログでときどき「世界平和の祈り」について発信していることもあり、その提唱者である宗教家【五井昌久先生】のお名前を挙げる方が何人かおられました。

もしあなたがそういう人であれば、五井先生の内側に秘された「何か」に尊敬したり憧れたりしているわけですよね。

もちろん、五井先生は人格高潔で金銭欲が全く無く、かつ霊的にも大能力者でもあられたから「自分とは人間の格が違いすぎる。五井先生と同じものを持っているなんて畏れ多い」と思うのは、常識的にはもっともなことです。

ただ、そこに尊敬の念があるということは、あなたはその「本質」をすでに宿している。

それは現在時点ではまだ発芽していない「種子」の段階かもしれないが、それでも本質においては同じものを持っている。

それを「いやいや、自分なんてまだまだですから・・・」と偽の謙虚さを発動させるのではなく、少しでも芽を出し花を咲かせるよう努力していくことが「ワンネス」を実践することなのです。

この「偽の謙虚さ」は安楽を求める肉体に付随するもの。

本来、それに打ち克てる力を持っているのが、尊敬や憧れの念なのです。


めっちゃわかりやすい例を出しましょう。

一般的に「アイドルオタク」と言われている人たちは、その熱狂度が尋常じゃないですよね。

私も会社員時代の同僚にいわゆる「ジャニオタ」がいましたけど、今風に言う「推し」のグループの全国ツアーでは、保護者のようにどこまでも同行するすさまじいパッションを発揮していました。

そのために仕事は前倒しで真剣にやるし、有給もちゃんと取れるよう前もって調整していました。

ライブの参加費はもちろん全国ツアーに同行するための交通費や宿泊費まで捻出するため、生活レベルは絶対上げない。

その上で何ヶ月も前から上司に「ライブだけは絶対外せないので!これは私のライフワークですから!」とガチで相談していたので、たとえ繁忙期であろうと上司も「(こいつからアイドルを奪ったら刺されるだろうから)しょうがねえなあ・・・」という感じでしたわ。

その人は事務職だったんですが、PCのタイピングが鬼のように速かった!!

「アイドル」とは idol=偶像 と言われるように、「偶像崇拝」はすさまじい力を生みます。

(ただし動物などを神様にして拝む旧来の偶像崇拝をおすすめしているわけではありません)

このように尊敬や憧れの念が強ければ強いほど肉体本位の欲望も簡単に超克できるのであって、これこそ「魂の力」なわけです。

(その意味では「推し」がいるのは生活に張り合いを持たせる良いことだと個人的に思います。まぁハマりすぎると生活に支障が出てくるでしょうが、それも含めて本人が幸せであれば良いのではないかと)

こういった尊敬や憧れの対象が何もないというのは魂的に心細い状態であること、ご理解いただけたかと思います。

注意点としては、いくら「自分は●●さんを尊敬してます」「●●さんが憧れの対象なんですよね」などと言っても、その人の日々の生き方がそれに向かっていないのであれば、実は尊敬の力、憧れの力は弱いことになります。

尊敬という言葉は、本来すごく強い意味を宿している。

現代人は「尊敬」の言葉を軽く使ってしまいがちで、そうすると本来の力は発揮できないので気をつけなければなりません。

以上のことを踏まえると、最初のステップとしては「いかにして尊敬できる人物を見つけるか」ということになるわけですが、これはいろいろなものを見聞きして発見するしかない。

昔は学校の先生や近隣に住む年輩の方、また会社の上司や社長など尊敬できる人物を比較的見つけやすかったのですけど、現在は全体的にかなり厳しくなっています。

昔は「老害」なんて言葉を使うことは少なく、むしろ老人は「智恵者」として尊敬されたわけですが、現代では残念ながら深みを感じないどころか意地の悪いジイサンバアサンが増えている。

これは消費文明が隆盛した反動として、魂や精神を忘れてしまった結果。

尊敬できる人物を身近に見つけることは簡単ではないけど、文学や宗教や芸術の世界はもちろん、映画やアニメなどの架空の人物でも結構なので、尊敬できる人物を見つけることが成長の道を歩むことにおいてとても大切です。

今回の最後に大切なことを言っておくと、

尊敬の度合いが強ければ強いほど、私たちはその「偉大な魂」と目に見えない次元で交流できるようになります。

例えばクリスチャンはイエス・キリストをとても尊敬しているはずですが、聖書を読み込みイエスの言葉に触れ続け、「自分もイエスのように愛深き人間になりたい」と願い続けていると、イエス・キリストを成り立たせている宇宙エネルギー(波動)が自分に流れ込んでくる、ということです。

もちろんイエスと全く同じにはなれないけど、イエスの魂を創っているエネルギーと同質のものが自分に共鳴してくるのです。

これは「引き寄せ」ではなく波動の「同調」ということ。

キリスト教世界における聖者は、例えばアウグスティヌスやフランチェスコや十字架のヨハネのような人物がおられるわけですが、彼らはイエス・キリストを死ぬほど尊敬していました。

その「尊崇の念」が彼らの偉大なる人格を創り上げたことは、想像に難くない。

もちろんその道程においては、「自分はとてもあんな立派な人物にはなれない」という葛藤もあったはずです。

けれども「たとえ遠く及ばずとても、少しでもイエスの御心に近づきたい」という尊敬と憧れの念が、偉大な魂との「ワンネス」を生み、それにより文字通り偉大なる生涯を形作ったわけです。

繰り返しますが、「偽の謙虚さ」は傲慢なのであり、実は小さなエゴで満足している証拠なのです。

真に尊敬するというのは、「自分」を捨てなければ絶対できない。

その意味で「ワンネス」を人生に活かすというのは、エゴとの戦いなのです。

ただ、強い尊敬の念はエゴを超える力を蔵(かく)していることを知らねばなりません。

スピ業界で「宇宙と一つ」という意味で使われるワンネスは、美しくはあるが抽象的概念であるため、どうしても具体性・実践性に欠けやすい。

その結果、ファンタジーやお花畑になってしまう。

で、口では「ワンネス」と言っている割に、親子や夫婦の関係が不和であることが少なくない(波動を観たらすぐわかります)。

それは最近のブログで言っている通り、「理想」がない状態なのです。

そういうゴマカシのワンネスではなく、魂の無限成長の道標となるワンネスをおすすめします。

理想を抱けばこそ、それを体現している先達を求めるのは当然の帰結。

あなたは「信じ、仰ぎ見るもの」を持っているか?

ここでは、特定の宗教宗派に依らない「信仰」が問われているのです。

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夢や理想を実現できる人・できない人のたった一つの違い:スピリチュアル的な観点からhttps://prism-life.com/let_there_be_light_and_there_was_light/Thu, 11 Jan 2024 05:11:00 +0000https://prism-life.com/?p=12261

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「【まず思うこと】というシンプルな真理をなめたらあかん」

ということについて考えていきます。

まず結論的なことから言いましょう。

今回の結論

「どうせ実現できないのだから、最初から理想など描かない方がマシ。人並みにつつがなく生きればいい」という考えは、"具体的なカタチとして実現しなければ、理想を描く意味がない" という「物質主義的価値観」に囚われている。これに深く気づかない限り、生きがいも充実感もない「動物としての人生」で終わってしまう。

20年ほど前『ケータイを持ったサル』という当時売れた本がありましたが、それから今に至っては「人間の家畜化」がさらに進んでいます。

スピリチュアル(精神性・魂性・神性)はどんどん忘れられ、自分の生命を超えた価値を求めることをやめ、ただ肉体的生命の安泰や維持のみが自己目的化するさびしい時代になりました。

・・・肉体はそう早くないうちに、滅び去るというのに。

その「家畜化」が "生命至上主義" として露わになったのが、つい最近の感染症ですね(わかる人はすぐわかるので、いちいち説明しませんよ)。

このままでは地球人類は確実に滅びるでしょう。

たとえ肉体レベルでは生き永らえたとしても、人間の本質は「魂」であるがゆえに、それを忘れてしまったら地球人類はもうオワコンです。

最近のブログで言っている「理想を描く」というのは、単に夢を叶えるとか自己実現とかいうレベルを超え、

【真の人間として生きるのか? それとも家畜の道を選ぶのか?】

という魂としての根源的なことを問うているのです。

夢や理想が実現できるとか実現できないとか、稼げるとか稼げないとか、そんな「この世のこと」を言ってるんじゃねーんだ。

少し過激なことを言うと、

【理想を持たない人間は、いまだ「真の人間」ではない】

ということなのです。

これを踏まえて、今日のテーマに入っていきます。


この世において物事は何らかのカタチとして成立・成形して、はじめて現実的な影響力を持ちうるものです。

定食屋でどれだけカレーライスが食べたいと心の中で思っても、店員さんに言葉(=カタチ)で「カレーください」と言うか「カレーライス」のタッチパネルを押さなければ出てきませんね。

この物質世界において、価値とは具体的な成果(カタチ)として残さなければ伝達・伝承できないのが原則です。

だからといって「カレーが食べたい」とカタチ以前にまず思わなければ、カレーが出てくる可能性はゼロに等しくなる。

たとえ結果的に「カレーは売り切れで出せない」とわかったとしても、少なくともカレーが食べたいという思いを持たずして、カレーにありつけることは絶対にない。

理想は必ずしも実現するとは限らないが、まず理想を持たなければ、実現することは絶対にないのです。

「経営の神様」松下幸之助のエピソードで【まず思う】というのがあります。

これが今回のタイトル【夢や理想を実現できる人・できない人のたった一つの違い】です。

これは松下かつての講演で「水道哲学」について語っていたときのこと。

水道哲学:幼少期に赤貧にあえいだ松下幸之助が、水道の水のように低価格で良質なものを大量供給することにより、物価を低廉にし消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想

ウィキペディア

この考えに対して、聴衆の一人から「松下さんのお考えはよくわかりましたが、でもそんなことをどうやって実現できるのでしょうか?」という質問がありました。

それに対して松下は、こう答えたそうです。

「それは僕にもわからんのや。でも、まず思わないとあきまへんな」

これを聞いて会場には笑いが起こったそうですが、その中でただ一人、この言葉に衝撃を受けた男がいました。

それが、後の稲盛和夫(京セラ創業者)です。

このエピソードは稲盛さんの本にしょっちゅう出てきます。

それだけ【まず思うこと】、最近の当ブログの表現で言えば【理想を持つこと】がいかに大事かということです。

でも、おそらく私も含めた大半の人は、松下を鼻で笑った聴衆の中の一人でしょう。

なんで笑うかと言えば、先ほど述べた

「具体的なカタチとして実現できなければ、何を思い何を考えたとしても意味がない」

という思い込み(物質主義的価値観)があるからです。

そこには具体的なカタチとして十分に実現されなければ、例えば

・周囲から評価されない

・社会的信用を失う

・バカにされる

・「失敗者」「負け犬」などの烙印を押される

・かけた時間やお金が無駄になる

・みじめな思いを味わう

・無能力感や無価値感に苛まれる

という不安や怖れが裏側に張り付いていることでしょう。

「その不安や怖れを乗り越えるための方法が【まず思うこと】だなんて、冗談じゃねーよ。そんなもん、小学生でも言えそうじゃねーかよ(笑)」

という感じで私たちの大多数は笑うのでしょうね。

この不安や怖れは、まさに「物質世界の価値観」がベースになっていることがわかります。

つまり「まずテメーの外向きの見栄や体裁やプライドを守る」という、「肉体を最も大事にしたい気持ち」が根本にあるわけです。

そうやって肉体本位で生きているため、【まず思うこと】の魂的な価値に気づけない。

肉体への執着(家畜化)が深く進行しているため、魂的な価値がわからなくなっている。

稲盛和夫が松下幸之助の言葉に衝撃を受けたのは、すでに眠っていた魂的な価値が鮮烈に揺り動かされたからでしょう。

とはいえそんな人は超少数であって、世の中は魂より「肉体本位」で生きている人が大半であり、不安や怖れをベースに生きていることが「常識」であるため、【まず思うこと】を幼稚な精神論として一蹴してしまうのは無理もありません。

けれどもこの従来の認識を一新しない限り、いくらスピリチュアルや精神的な分野の知識を蓄えようと、肉体本位のエゴを乗り越える勇気が出てこないため「スピリチュアルごっこ」で終わってしまうでしょう。

そういう人たちが物質主義的価値観に彩られた「引き寄せの法則」をスピリチュアルだと勘違いするわけだ。

【まず思うこと】を笑うのは、以前のブログで言った

「理想は現実であり、現実は理想である」

ということが真に理解されていないからです。

もちろん【まず思う】からといって、物事がその通りに実現することはないでしょう。

しかし、この世のすべてのことは【まず思うこと】から始まるのです。

神光あれと言い給ひければ光ありき(神は「光あれ」と言われた。すると光があった)

『創世記』冒頭

あまりに有名な聖書の一句ですが、これが「創造/想像」の神秘であることを肚で理解せねばならない。

別に私は自己啓発や成功哲学を言いたいわけではありません(そもそも苦手だし)。

成功哲学の定番は「思考は現実化する」なので、今回はそれと同じことを言っているように思われるかもしれませんが、実は似て非なるもの。

成功哲学は文字通り、「この世での成功」を説く。

でも、あくまで「魂」や「あの世も含めた生命」まで考える私の立場としては「この世での成功」はマストではありません。

たとえすべてが現実化しないとしても、この世では日の目を見ないとしても、失敗や屈辱にさらされたとしても、【まず思うこと】【理想を抱くこと】は大切であるどころか「魂の義務」ですらあるのです。

それはなぜかといえば、理想、つまり自分の肉体の安定や成功を超えた想いを抱き続けることによって、「神の叡智」を引き寄せて魂の無限成長の道を歩むことが、万人に課せられた天命だからです。

「神の叡智を引き寄せること」のが【真の引き寄せ】だということは、前々回のブログで述べました。

この「物質世界での葛藤」とは、理想を抱く者に対し「理想が現実にならなかったら意味ないじゃん」とか「いつまで青臭い希望を持ってんだよ」とか、魂の価値を忘れた大人(魂的にはクソガキ)たちから冷笑や嘲笑、ときには攻撃や嫉妬を受けることです。

これはよくあることですよね。

ただ、この "クソガキども" の抵抗の背景にあるのは、繰り返しますが

・「どうせ実現できないのだから、最初から理想など描かない方がマシ」

「具体的なカタチとして実現できなければ、何を思い何を考えたとしても意味がない」

・「まずテメーの外向きの見栄や体裁やプライドを守る」

・「成功の可能性が十分に見込めないなら、思い描くだけソンじゃねーか」

というショボい物質主義的価値観であることを見抜く必要があります。

しょせん魂の幼いクソバカ野郎の戯言に過ぎないのです。

霊的な価値観からすれば、大切なのは理想をカタチにすること以上に、本当の時間である「この瞬間」を真に充実して生きること。

「未来」とは本当の時間でない以上、「未来のどこかで夢や理想を実現する」というのはあり得ない。

真の理想の実現とは、「この瞬間」以外にはありません。

その積み重ねの果てに運が良ければ物質的・社会的に成功することもあるのであって、それはあくまでオプションに過ぎない。

たとえこの世的には成功できなかったとしても、世間的には「犬死」だったとしても、理想を抱き【真の引き寄せ】に与(あずか)ることのできた魂には、物質を超えた深い満足感がある。

これは、この物質主義的価値観ゴリッゴリの地上世界の中で、真の理想に燃える人間だけが知っている「秘密」なのです。

人が夢や理想の実現ができるかどうか悩んでしまう根源的な理由は、本当の時間ではない未来に対して「本当に実現できるか知りたい、確信が欲しい」という無体な欲望を持ってしまうことです。

そもそも誰もわからん未来のことを知ろうとするところに、迷いがある。

それで占いに行く人も出てくるわけですが、占い師だってあんたの未来は知らんがな。

第一、その占い師自身、自分の未来がどうなるかなんてわからないんだから。

もしすべての占い師が自分の未来が見通せるなら、みんな大成功者になっとるわい!!

ちなみに私がやっている「禅タロットリーディング」は、あくまで自分の内面を見つめるためのツールであって、未来という「神のみぞ知ること」には干渉しません。

もっとも、多くの占い師は未来を鑑定するのも仕事の一つだと思っているし、お客さん側も未来を知りたがる人が多いけど、本当は未来なんかねーんだよバーカ(笑)

ただわかるのは、「今をどう生きるかだけ」なんです。

この瞬間を神道では『中今(なかいま)』といいますが、中今のみが「霊的時間」であり、それを真に充実させるための根源的心得が、地上での実現の可否を超えた「理想」を【まず思うこと】だと、最近のブログではずっと言っているわけだ。

・「未来のいつか実現できるような夢や理想じゃなきゃ、ただの妄想じゃん」

これが「スピリチュアル版・バカの壁」でして、この "もっともらしい幻想" を超えられるかどうかが、マジスピ(真のスピリチュアル)の道を歩めるかどうかのカギになります。

もちろん、「オレに鳥のような翼をください。いつの日か、この大空に翼を広げ飛んでいきたいよ」という思いは妄想でしょうよ(笑)

さすがにこれはアウトやわ。

どうしても翼が欲しいなら、たぶん鬼にならないとあかん(@鬼滅の刃)。

けれども、前にブログで触れたキング牧師やガンジーのような「永遠平和への希求」というのは妄想ではありません。

「今生の人生では叶えられないだろうし、難しいことは百も承知だが、いつか必ず成就できるものだし、真善美を志向できる人間・人類として何としてでも成就せねばならないのだ」という、理想というより「悲願」を打ち立てたとき、魂は躍動を始めるのです。

で・・・こう言うと「自分はキング牧師やガンジーみたいな立派な人間じゃない」と反論する人が出てくるんですが、これまた物質主義的価値観に汚染されている証拠なんですよ・・・

これはまた次回以降に述べましょう。

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天命は「好きなことだけで生きる」のではなく、使命を問い続け足元の運命に取り組む中にある。https://prism-life.com/dont_live_only_for_what_you_love/Thu, 04 Jan 2024 07:10:00 +0000https://prism-life.com/?p=12191

(富士山:令和6年1月4日 電車から撮影) お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、こ ... ]]>


(富士山:令和6年1月4日 電車から撮影)

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「天命を自覚するための心構えと工夫」

について考えていきます。

前回の「天命について」動画(音声配信)を出しましたが、いつも以上に再生回数が多く、いくつかご感想もいただいています。

「とても参考になりました」というお声もあれば、「わかったようでわからない」というお声もありました。

上記の配信は「禅タロットリーディング講座」の体験会の場でいただいたご質問への回答で、即興でお答えしたものなんですね。

なので、今回は即興トークでなく思考を経たブログとして、天命について語り直します。

令和六年、新年一発目のブログということもありますし、「元旦の計」のご参考にしていただければ。


動画(音声配信)のご感想や、またこの手のテーマに対する反応からわかるのは、どうやら「わかる人」はおおむね直感的なわかり方をしていて、「わからない人」はアタマで理解しようとしている傾向があることです。

そう、「天命」というやつはアタマで考えてわかることではない。

例えば私が「林さんは天命を生きているんですか?」と聞かれたら、

「え??? うーん・・・たぶん生きているんとちゃうかな?」

などと答えるでしょうね(笑)

表面的な意識では「オレは天命を生きてるぜ!」なんて考えていないんですが、冷静に振り返れば「たぶんこの道が天命なんだろうな」と体の奥で感じているようです。

もし「これがオレの天命だぜ!」と鼻息を荒くして言っているとしたら、それは無理に自分に言い聞かせていたり他人にアピールしているかのどちらかなのかもしれません。

江戸時代の儒学者・佐藤一斎の『言志録』という「志」についていろんな角度から述べた書物の中に、

凡事を作(な)すは須(すべか)らく天に事(つか)ふるの心有るを要すべし。人に示すの念有るを要せず。

という言葉があります。

これを初めて読んだとき「なんで(志を)人に示す必要がないんやろ?」と疑問に思ったのですけど、今はわかりますね。

もちろん「目標を人に話すことで自分を追い込む」というやり方もあるのですけど、それはまだ表層のことであって、根本的な想いは人に話すとウソや誇張が入り込む危険性があるし、人から理解されないこともあるし、現代に至っては「叩かれる」場合も出てくるでしょう。

この「天に事(つか)ふるの心」が天命の礎であり、これは文字通り「人」でなく「天」と対峙するということ。

そもそも「天命」とは人間を超えたものなのだから、人間にその全貌がわかるはずがなく、よって全てを語ることはできない。

ただ、これは動画(音声配信)でも言ったけど、わかりやすい理解を求める私たちは「天命」と聞くと「具体的な職業や役割」を思い浮かべてしまうことが多い。

現代人の多くは「カタチあるもの」として、天命を捉えてしまう。

このカタチに囚われてしまうと、天命はわからなくなる。

はいここ、テストに出るところですよ(笑)

「天命」の根源にあるのは「天に事ふるの心」であって、本当は目に見えるものではない。

しかし、うっかりすると土の中の「根」を見ずに、「花」ばかり見てしまう。

そりゃ「花」は美しいからどうしても目立ちますが、それはあくまで「結果」に過ぎない。

「根」は大地の中心に向かって、できる限り伸びようとする。

深く根を張らなければ、大輪の花は咲かせられない。

この深く根を張るのが「天に事ふるの心」なのですが、土の中は真っ暗ですから、やはり天命を生きるには「孤独」が求められるのです。

そりゃスマホでゲームやSNSばっかりして孤独を紛らわせていれば、どだい無理に決まっとるわ。

で、ネットには「華々しく活動している人たち」がクローズアップされるので、そういうのを見て文字通り結果に過ぎない「華・花」に囚われ、比較して劣等感に陥ったり無理な憧れを持ったりする。

「なりたい自分」を目指すあまり、本来「なるべきでない自分」になりたがるところに、大きな徒労が生まれる。

これ、スピリチュアルやカジュアル心理学だとよくある話ですよね。

個人的には、誰かが「【なりたい自分】になろう!」なんて声高に言っているのを聞くと、かなり違和感を感じてしまいます。

なぜなら、「なりたい自分」という自我の念を手放し「天に事えよう」とこころざす意志こそ、天命が己のいのちにおいて躍動する根本条件だからです。

だから「【なりたい自分】になろう!」という言説の大半は、マジスピ(真のスピリチュアル)じゃないんですよ。

ユーチューバーの〈好きなことだけで生きていく〉のようなキャッチコピーには、安易に乗っからないこと。

中には登録者数の多いユーチューバーもいるけど、意外と波動(オーラ)はショボいこともあるのよ。

「あぁ、この人は人気はあるけど、天命は生きていないな。真実に好きなこと(魂の底から望むこと)はやっていないな」と思っちゃう。

天命を生きるには〈好きなことだけで生きていく〉といった雑音を排し、静かなる孤独の内に根を張る意志を持ち続ける必要があります。

もちろんそこでは

「天は何のために自分という人間を生み出したのか?」

という問いを問い続けなければならない。

その果てに自分という存在の宇宙的位置を自覚できたとき、はじめて人は「安心立命」に至るわけ。

心の内側に「小宇宙」が宿るのです。

そのとき、「好きなこと」だろうが「嫌いなこと」だろうが、ただやるべきことをやるだけ。

このブログだってそのつもりで作成していますよ。

アクセス数が多いとか少ないとか、もちろん人情としては多いに越したことはないけど、本質的なことではない。

つまり、「この世」での成功や失敗、モテるかモテないかはあまり関係なくなる(もちろん人情としてはモテたいが!)。

だって、「人」じゃなくて「天」を相手にしているんだもん。


ここまで読み進めて、なんとなく感じていただけましたか?

天命とは何らかの「カタチ」ではないということが。

問い続けて歩き続けることだけが天命だということが。

例えば「ワシの天命は『波動カウンセラー』やで!」と答えると、落第なのであります。

(ちなみに私は「スピリチュアルカウンセラー」という肩書はしっくりこないので使いません。また『波動カウンセラー』もそのうち変わるかも)

私の天命は『カウンセラー』ではない。

それはあくまでカタチに過ぎず、肝心なのはそれを通じて発揮される・表現される「何か」なのです。

その「何か」というのは、自分に与えられた能力や個性、つまり「運命」を、他に役立てること。

それが前回の音声配信のタイトルである『天命を真に自覚するためには、与えられた運命に対して素直になること』になっているわけ。

もう一回載せましょう。

「天命がわからない」という人は「何か立派な人間に、才能ある人間に、活躍する人間にならなければいけない」と思っていることが多いと思われます。

そこには密かに「他人との比較」による劣等感が働いている。

周囲や社会から認められたいという承認欲求もあるかもね。

それは結局、「天」ではなく「人」を相手にしているのです。

そうじゃなくて、繰り返すけど

「天は何のために自分という人間を生み出したのか?」

「自分が他のために役立てることは何か?」

という問いを問い続け、例えば現時点の運命においてはそれが「家の前のゴミやチリをホウキで掃くこと」であれば、それをするってことだ。

お釈迦さまの弟子の中には、ただゴミ掃除をしているだけで悟りを得た人もいたらしいから、これは決してバカにはできませんぞ。

そこでもし「ゴミ掃除をするのはみじめだから、誰でもできることだから、自分はやりたくない」と嫌がるなら、「天命を知りたい」なんて二度と言わないでいただきたい。

あの秀吉だって最初は信長の草履を温めるところから始まった、という逸話があるでしょ。

確かに草履取りという雑用は直接的に天命ではないけど、それが「今太閤」を生むきっかけになったという意味では「天命に至る道」なのです。

最初から「オレも天下統一してえ」なんて言っているヤツがいたとしたら、ただのアホですやん。

ま、天下統一するほどの天運の持ち主はごくごく一握りですから、あまり良い例ではないかもしれません。

大切なことは、たとえ一生「草履取り」だろうが、

「天は何のために自分という人間を生み出したのか?」

「自分が他のために役立てることは何か?

という問いを問い続けながら、秀吉みたいに知恵を出すつもりで取り組むこと。

大丈夫、そこまで機転を利かせて取り組む人間なんてほとんどおらず、大半は不平不満を言うか最小限の努力でこなすだけなので、ちょっと工夫して働くだけで草履取りは卒業できますよ。

たとえ卑賤な「草履取り」でも我が天命だと甘受するためには、自我・エゴ・欲望を横に置く必要があります。

ですから、やはり〈好きなこと ”だけ” で生きていく〉なんて言葉に惹かれているうちは、〈ここではないどこかに自分の道があるはずだ〉なんて妄想しているうちは、まだまだお主も欲深いのう・・・修行が足りんわという話です。

〈好きなことだけで生きていく〉というのは、その欲深さを刺激するマーケティングメッセージなのです。

というわけで、自分の天命の成就には今のところ必要不可欠だが、できればやりたくない・好きではないこのブログを終わります(笑)

追伸1

最近見た役所広司主演の映画『PERFECT DAYS』は、足元の運命に淡々と取り組む姿として、個人的に参考になりました。

とても地味な映画ですが、観た後は清々しい気持ちになっているでしょう。

追伸2

周知の通り、元旦に能登半島で地震がありました。

一年の幕開けは厳しいものになりましたが、

「国内外の情勢に関心を持ちつつ、いま、自分の足元でできることをやる」

いろいろ考えても、結局これしかありません。

被災地の方々への祈りの気持ちを抱くとともに、今年もコツコツ自分のやりたいこと、ではなく、なすべきことを積み重ねていけたらと思います。

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「真の引き寄せ」は、個人の運命や幸福を超えた理想を通じて宇宙次元から与えられる。https://prism-life.com/true_attraction/Thu, 28 Dec 2023 03:34:00 +0000https://prism-life.com/?p=12140

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「理想がもたらす『大いなる引き寄せ』」

について考えていきます。

前回のブログでは「理想」について以下のように定義しました。

・真の理想とは、肉体の安楽、安定、幸福を超えた大きな価値を、想い描き続けること。

そして

理想とは、地上世界における「祈り」の具体的展開のこと。

より詳しくは前回のブログをご覧ください。

そして、この理想を想い描き続けていると、

・自分の小さな欲望に閉じ込められた「引き寄せ」なんぞより、よほど充実した人生になる。

・誤解を恐れずに言えば、より「大きな何か」を、そう、「引き寄せる」こともできるようになる。

ということも前回述べました。

今回はこの部分を深掘りしていきます。

ただし、これまたイージーな「夢を叶える方法」や「魔法の引き寄せメソッド」などとは次元の異なる内容なので、肉体の安楽、生活の安定、個人の幸福を最優先に求める人には役に立ちません。

第一、メソッドでもテクニックでもノウハウなく、どこまでいっても「根源的なあり方」の話です。

これは肉体の安楽、生活の安定、個人の幸福を超え、魂の充実、魂の燃焼、魂の献身を真摯に求める方だけが、今回の内容に感応することができます。

それでこそ【マジスピ】(真のスピリチュアル)なのです。

さて、大風呂敷を広げてしまいましたけども、最初に結論的なことを述べておきましょう。

真の理想を描き続けることによって与えられる「大いなる引き寄せ」とは、宇宙の根本生命からの「叡智」や「生命力」のこと。

この世的な「成功」とか「お金」とか「チャンス」とかいうのは、「大は小を兼ねる」と言われる通り、宇宙から与えられる「叡智」や「生命力」の中に含まれます。

ですから、仮に合理的に打算的に考えたとしても、「大いなる引き寄せ」を求めていった方が "お得" だということになる。

ま、損得勘定を超えたものが「理想」なのですけど、あえて言えば損得で考えても理想を求めた方が良いわけ。

私達は未熟さやままならぬエゴを抱えた身ですから、最初から純粋さや高潔さを求めるのではなく、まず打算的なところから入ってもいいと思います。

とはいえ、理想がだんだん深くなっていく過程において、そのうちこの世的な幸福を手放すときがやってくるし、そうでなければ理想とは言えません。

そうなると、この世で成功しようがしまいが、愚か者だと笑われようが笑われまいが、ただひたすらに理想を追窮していく境涯に至ります。

以前のブログでご紹介したキング牧師、あるいは例えばガンジーのように、その最期は凶弾による暗殺だとしても、つまりこの世的には「失敗」「敗北」「挫折」「死」が待っていたとしても、それを従容として甘受することが、理想がもたらす根本姿勢なのです。

こんなことを言うと、「いやいや、キング牧師やガンジークラスの偉人ならわかるけど、自分はただの凡人なんですよ・・・」と思う人の方が多いでしょうね。

だから、ついさっき「肉体の安楽、生活の安定、個人の幸福を超え、魂の充実、魂の燃焼、魂の献身を真摯に求める方だけが、今回の内容に感応することができます」って言うたやん。

「ワタシもぜひ凶弾に斃れたいわ♪」なんて軽々しく思う人はいないだろうけど、少なくとも理想に向って歩むことに伴う、この世の不遇や不運はものともしない態度を涵養してくれるのが、真の理想がもたらす「叡智」や「生命力」なのです。

もっとも、キング牧師やガンジーは最初から「偉人」だったわけではなく、最初は「ただの人」だった。

そこから始まり大きな理想を抱いて歩み続けた結果、たまたま「偉人」として後世に名が遺っただけで、彼らからすれば名が遺ることなんて「どうでもいい」ことだったでしょう。

事例が偉人だと身近に感じられないでしょうから私のことで言えば、ビジネス的には「肉体の安楽、生活の安定、個人の幸福」を願っている大多数の人に向かって情報発信する方が、より多くのお仕事につながるでしょう。

ニーズに合わせた商売をするのがビジネスの基本原則だから、例えば「寝ながら聞くだけで金運が上がる」とか「努力も根性も不要、望みのままに願いを叶える方法」とか、大衆が望む情報を発信した方が商売的にはいいに決まっている。

けれども、それを一切せず、大してアクセスの集まらんブログを書き続け、大して再生回数の上がらん「音声配信(動画)」をやり続けるのはどうしてかといえば、それが私の理想だからです(もちろん多くに見られた方がうれしいですが・・・)。

ついでにいえば、「寝ながら聞くだけで金運が上がる」とか「努力も根性も不要、望みのままに願いを叶える方法」とか発信しているヤツらの大半は、たとえ人気があろうと、その波動(オーラ)はショボいからだよ。

本来「この世を超えた次元」を語るのがスピリチュアルであるはずなのに、それを利用して「この世の成功や安定や幸福」をアピールし、それでもってそいつ自身が「この世の成功や安定や幸福」を実現しようとする。

その魂は真の「名誉心」や「矜持」を忘れ果ててしまっているがゆえに、当然ながら波動はショボくなる。

その「薄汚れたオーラ」を観るにつけ、私は「真の理想」を持つことの尊さを痛感します。

ただ「真の理想」を描き続けるには、動物的な本能・エゴを抱えた肉体を抱えながら、それを打ち超えていかないといけない。

人からなかなか理解されないことも少なくない。

そこに「苦悩」があるわけですよね。

決して簡単じゃないんですよ・・・だから絶対に万人ウケしない。

けれど、それでもなお個人の肉体を超えた理想を描き続ける人間がいるとしたら、「宇宙」「神」「仏」「天」からご覧になれば、その人間を応援したくなるのは当然のことなのです。

「未熟な人間でありながら、それでも少しでも神に近づきたい」という理想の念波が「神なるもの」に同調することによって、「叡智」や「生命力」が与えられるというのが「大いなる引き寄せ」ということ。

その結果、自分の体の底からエネルギーが湧いてきたり、良きアイデアや直感が働くようになったりして、場合によっては「小さな引き寄せ」も起こるようになってくる。

私は発信のネタに困ったら、数分だけ瞑想をします。

すると、フッと書きたいことが浮かんでくる。これは有り難い。

また生命力・免疫力が旺盛になるから病気にもかかりにくくなるだろうし(実際に病院には15年以上行ってない)、小さなエゴでつまづくことも少なくなってくる。

他人から見ても、その人が若々しく見える、魅力的に見える、つまり生命エネルギーが普通の人より強いのがよくわかるはずです。

自分のことで恐縮ですが、私もカウンセリングや講座などでお会いしたお客様から「エネルギーが強いですね」と言われたり「お肌ツルツルですね(これは主に女性のお客様から)」と言われたりします。

これは食事に気をつけたり「レイキヒーリング」をしたりという普段の実践もありますが、根本的には、多少とも理想を抱いているからでしょう。

他にも最近受けたある占いによると、私の去年の運気は「最悪」だったらしいですが、別に何ともなかったわ。

「え?別に何も悪いことなかったですけど?」と聞いたけど、その占い師さんにはスルーされました(笑)

ま、別に運気が良かろうが悪かろうが、「理想」を持つとそんなことはどうでも良くなる。

やるべきことを、ただ淡々とやるだけだ。

そういう状況に左右されにくい力をもたらしてくれる理想は、私の場合、もっとリアルに言えば、

「別にこの仕事で食っていけなくても構わない」

ということ。

これは起業したときから今日まで、ずっと念じ続けている。

決して大衆ウケするようなことは言わない。

「これさえやれば金運が上がる」とか「魔法の●●メソッドで恋愛も思いのまま」とか、人間を堕落させかねないことは決して言わない。

何もしないで「金運を上げたいです」と言ってくるアホに対しては、

「寝言は人の倍働いてから言え、バーカ!」

と言ってやるのが定番の回答です。

こんなことを言ったら怒る人もいるだろうし仕事も減るだろうけど、それでも構わないと思ってやり続けている。

いやもうね、本当に食っていけなくてもいいんですよ。

でも、私は「長いプロフィール」にも書いたけど、「別に食っていけなくても構わない!」と覚悟して起業を決めたら、なぜかその2日後に大物の経営者との出会いがあり、人を紹介されまくったおかげで最初から生活が安定してしまったのです。

たとえ食っていけなくとも、他の一般的な仕事をしながらでも、私はブログタイトルである【マジスピ】(真のスピリチュアル)を発信し、実践し続けるだろう。

いま振り返れば、おそらく、その理想への決心が「宇宙」「神」「仏」「天」に感応したことで、「大いなる引き寄せ」が与えられたと思うのです。

だって、どう考えても、あり得ない人生の展開だもん。

今までビンゴとか宝くじとか抽選とか、ほぼ当たったことがないんだから。

ぶっちゃけ「引き寄せの法則」で商売している人よりも、よっぽど「引き寄せ実績」があると思っています。

けれど、最初からそんな僥倖など期待などしていなかった。

勘違いしていただくないのですけど、「理想を抱けばツイてる人生になる」などと安易に言うつもりは決してありません。

むしろ思った通りに進まないことの方が多いですよ。

ファンタジーでお花畑満開の「引き寄せ」を語るつもりはありません。

プロフィールの話が出たのでついてに言うと、私は「人生こうあるべき」という理想を抱き、当時の親や学校の先生に反発し、19歳の時に大阪を出て東京に家出をし、住み込みの新聞配達員として働きました。

せっかく大阪では有数の進学校を出たのに、就職先が「住み込み新聞配達員」という前代未聞のケースでした。

自分が何をしたいのか、何を目指したいのかまだ何もわからなかったけど、「何か大きなことをしたい」「この社会を変革せねばならない」という理想だけはありました。

結局、当時の反抗・抵抗は、実力不足と見通しの甘さゆえに、完全に失敗に終わりました。

それなりの理想はあったつもりけど、その当時は「うまい引き寄せ」なんて、一切なかった。

むしろ、長くなるのでここには書きませんけど、肉体的にも精神的にもかなりダメージを負いました(つい最近、ようやく当時受けた痛みのすべてが浄化された気がします)。

ただ、それでも理想を持っていた分だけ、頭が良くて優秀な他の同級生の誰もが経験できないであろう運命を歩めたわけです。

先ほども言った通り、「理想を持てば素晴らしい人生になる」と決まっているのではなく、むしろ余計な失敗や挫折や遠回りをすることになる可能性が高くなります。

少なくとも、私はそうでした。

けれども、そのおかげで私は「スピリチュアルの仕事」という当時の自分の想像を超えた運命、最初からなりたかったわけではない運命が展開しているわけです。

これは「宇宙」「神」「仏」「天」から与えられたとしか思えない。

しかし、それは何もせずに与えられた「棚ぼた」ではなく、理想を描くことによって「現実との悪戦苦闘」を強いられた結果です。

先ほど「理想とは、地上世界における「祈り」の具体的展開のこと」と言いました。

これは表現を変えると、本当に理想を抱けば、必ず地上での実践が生まれ、そこには「現実との悪戦苦闘」が待っている、ということなのです。

なので前回も言いましたが、「天」に向かって "だけ" 祈っている状態は、方向性は間違ってないが肝心の的の真ん中からは外れているのです。

そういう状態だと、「現実との悪戦苦闘を、巧みに避けてしまう」ことが多いでしょう。

その結果、「祈っていても進歩が感じられない」わけです。

真の理想とは「天」にも「地」にも祈ることだから、その実現においては必ず「現実の壁」が立ちはだかる。

それを突破していく「叡智」や「生命力」は、真の理想を抱くことによって「宇宙」「神」「仏」「天」から与えられる。

繰り返しますが、それは決して安易な道ではありません。

かといって、イージーな引き寄せに走っても、波動(オーラ)はショボくなるだけ。

最初から成功や報われなど期待しないためには、自分自身の人生観や哲学、「いかに生きるのか」そして「いかに死ぬのか」を定めなければならない。

だから最近の音声配信でも「まずはじめに死生観ありき」だと語ったわけです。

上の配信、いつもより再生回数が少ないんですよ。

そう、こんな話は一般的には受け入れられない。

また別の機会に詳しく述べますけど、多くの人は死を忌み嫌っているから、見つめたくないのでしょうね。

けれども、理想を抱き、現実との葛藤を覚悟し、「大いなる引き寄せ」をもたらしたいなら、「死生観」は必須科目です。

死生観を抱かない限り、「死ぬ・生きる」というこの世の次元を超えた理想に生きることはできないからです。

さあ、あなたは「小さな引き寄せ」がいいですか?

「大いなる引き寄せ」がいいですか?

現実でもそこそこ成功したいですか?

人並みには安定したいですか?

いや、たとえ人から馬鹿にされても嘲笑されても、または食っていけなくても、自分独自の道を進みたいですか?

それはあなたの想い描く「理想」にかかっています。

前回も述べた通り、「理想とは現実であり、現実とは理想である」からです。

ここで「現実が理想通りにいかないんだったら、『理想とは現実』なんかじゃないのでは?」と疑問に感じた人は、その「現実」とは何なのか、よーく考えましょうね。

そして「自分は凡人だから、そんな偉人みたいな生き方はムリ」と思った方は、たとえこの世では "常識的" であっても、魂の次元から観れば "非常識" ですよ・・・ま、それはまた別の機会に語ります。


今回は口先だけで終わりたくなかったし、自分のことを言わないと卑怯だと思ったので、今回は自分の理想による感化の体験を述べてみました。

また次回、違った角度で理想について述べてみます。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「理想を抱くことは世間一般で言われているより、めちゃくちゃ大切ですよ!」

ということについて述べていきます。

今回も前回のブログ続きです。

※前回のブログ

今回の内容が本当に肚(ハラ)に落ちれば、自分の小さな欲望に閉じ込められた「引き寄せ」なんぞより、よほど充実した人生になります。

そして、誤解を恐れずに言えば、より「大きな何か」を、そう、「引き寄せる」こともできるようになる(これは次回以降で説明します)。

スピリチュアル業界で一般的に言われている「引き寄せ」なんか、ちょっと表現がアレだけどウ●コだぜ、ということもわかります。

「小さな引き寄せ」より「大いなる引き寄せ」の方が良くないですか?

当ブログで引き寄せを批判し続けているのは、今回のような認識があるから。

ただし、今回のことが身をもってわかるには、人生に対する真剣さが必要です。

【マジスピ】とは、真のスピリチュアル、真剣なスピリチュアル。

そういった真剣さが足りないからこそ、どこかラクして良くなりたいなんて思っているからこそ、くっせえ引き寄せに惹かれてしまう、ということでしょう。

そして、小さな我欲で小さな引き寄せをやってしまうと、波動(オーラ)もくさくなるのです。

私は人の波動を「お名前だけで」観る人間だから、見た目は美しそうでも本当はくさいヤツをたくさん観てきました。

あなたはそうならないように。

では最初に、前回のブログの最後の方に述べた文章を引用します。

その「現実」と言っているものを動かしているのが、実は「理想」なのであります。

 

自己啓発チックに言えば、「思いが現実を創っている」ということ。

 

ただ自己啓発が苦手な私としては、もう少し細やかに言いたい。

 

実は、現実とは理想であり、理想とは現実なのです。

 

この意味が深く理解できればできるほど、あなたは「魂」を深く理解していることになる。

 

そして、この理解が深まるほど、あなたは現実を力強く生きられるようになる。

 

「は???」と思うんだったら、まだまだ学ぶ必要がありますな。

そういえば、小学生のころ国語のテストで

【理想】の反対は【現実】

という書き取りをやった記憶があります。

いま「【理想】の反対語は?」と検索すると、やはり【現実】が出てきましたね。

・・・もうここから間違っとんねん。

子どもの頃から歴史だけじゃなく、大人たちは「夢を描こう」なんて言う一方で【理想】の概念を歪めて洗脳教育している・・・。

むろん、"一般常識" では「理想の反対は現実」なのはわかっている。

そういえば、私も「カウンセラー」として独立しようとしたとき、何人かから「夢ばっかり見てんじゃねーよ」って言われましたわ。

中には、普段から「夢を持って生きよう」と吹聴している人にこの夢を否定されたこともあります(笑)

それだけ「おまえなんかには絶対ムリ!」なんて思われたんでしょうな。

ところが、いま私は「波動カウンセラー」という肩書で仕事を続けています。

来年の8月で、もう10年目・・・これ、さすがにまぐれじゃないでしょ。

自分は「波動がある程度わかる」という才能は少しあったけど、金もなく、人脈もなく、チャンスもなかった。

「臨床心理士」や「公認心理師」というメジャーな資格もない。

しかもたいてい「スピリチュアル」なんてものは怪しいと思われてしまうから、ゼロどころかマイナスからスタートしたわけです。

それが何とかカタチになっているのは、「引き寄せの法則」を実践したから・・・ではない!

引き寄せなんて最初から信用してなかったわ。

でも、私は今回述べようとしている「理想」だけはあったように思います。

誤解のないよう言っておきますが、理想を持っているからといって、必ずしも成功するとは限りません。

むしろ失敗する可能性の方が高い。

なぜなら、真に理想を持てば必然的に何かに挑戦する生き方になるわけで、むしろ失敗するのが当たり前だから。

けれど、それを乗り越えていく力を「与えられる」のが、理想の力なのです。

その注意点として、理想を持つことと社会的・経済的に成功するのとは違う、ということをまず押さえてください。

「大きな夢を持てば、必ずうまくいく」なんて、文字通り「夢物語」です。

むしろ社会的には失敗者、敗残者、愚かな人間として見られることもあるかもしれない。

・・・それでも構わないと思わせてくれるのが、真の理想です。

たとえ偏見や嘲笑を受けたとしても、それに屈することなく、「魂」として素晴らしく充実した人生を送ることができるのが、「理想の真のご利益」なのです。

もちろん、人によっては「成功する」「うまくいく」場合もあるでしょうけど、それは第一義的に求めるものではありません。

こう言うと、

「なんだ、成功や出世が約束されてないんだったら、こんなブログ読む必要ねーわ」と思った方は、ここで閉じていただいて結構ですよ。

そんな損得勘定を基軸にした「この世のこと」は、魂からすれば「問題外」なのです。

「真のスピリチュアル(マジスピ)」は、この世・この肉体・このエゴを超えた何かのために生きる態度のことならば、

真の理想とは、前々回・前回のブログで引用したキング牧師のように、肉体の安楽、安定、幸福を超えた大きな価値を、想い描き続けること。

言い換えれば、

理想とは、地上世界における「祈り」の具体的展開のこと。

当ブログでもたびたび述べている通り、本来の祈りとは神仏に向かって捧げる純粋なる想いのことです。

それは必ず、自分の個人的な欲望やエゴを超えた「大欲」でなければなりません。

(合格祈願や商売繁盛などの祈願は、個人レベルの「小欲」に留まっている限り、「祈願」の名に値しない)

その「祈り」が、自分自身に与えられた運命を母体として、自分が進むべき道の彼方にある北極星のごどき不動の一点にまで高め上げられたものを「理想」と言うわけです。

理想とは、自分に与えられた道の果てに煌(きら)めく「魂の無限成長」を深く強く求めることなのです。

「祈り」は真のスピリチュアル(マジスピ)において大事なことなので、このブログでも何度も説明してきました。

「世界平和の祈り」の関連記事

このブログを読んで、祈りを実践してくださった方もおられます。

ただ、祈ってはいるけど、もう一つ充実している気がしない・・・という方は、「理想」が足りないのです。

的の真ん中に矢を射るには、当たり前だけど、真ん中に意識を定めなければならない。

祈ってはいるけどイマイチ日々の歩みに力強さがない・・・という方は、的の方向は意識しているけれども、真ん中までは意識できていないのでしょう。

方向性は間違ってないけど、ざっくりだから、肝心の矢は外れてしまう。

理想とは別名「志」と言いますが、これを「こころざし(心指し)」と読むように、心の方向性がしっかり定まっていなければ、祈りはまだ十分ではないのです。

本当に心から祈っているのであれば、黙っていても理想は生まれます。

もし理想がまだ生まれなければ、真剣に祈っているように見えて、実はまだ本気でないか、「祈ってるアピール」で満足しているか、心のどこかにブレーキがかかっているのです。

以前、「祈っているけど進歩がない」という過去にいただいたコメントに対し、辛口で意見しました。

詳しくは上で話しましたが、「長く祈っているけど進歩がない」のは、残念ながら何も祈っていない証拠なのです。

単なる「心のラジオ体操」に過ぎず、やらないよりは多少マシなだけ。

なぜ進歩がないかと言えば、祈りの中から理想、つまり「自分の進むべき道や具体的な方向性」を生み出していないから。

「進むべき道」が定まっていないのであれば、「進歩がない」のは火を見るよりも明らか。

逆に、本当に理想を打ち立てることができたら、現実への向き合い方が変わるとともに、絶えざる実践へと生命は躍動していくでしょう。

本当に理想を持っていれば、「理想が現実を動かし、現実は理想によって動かされていく」ことが体感的にわかってくる。

これが「理想は現実であり、現実は理想である」ということ。

多くの人は「そんな理想(夢)ばっかり大きくても意味ないよ。現実を見なさいよ」と言うけど、それは冒頭で述べた通り、「理想の反対は現実である」という学校教育による洗脳が解けていないからです。

「理想」は「現実」の対義語ではなく、同義語なのです。

その理想が現実を創っているわけだから、現実を作り変えようと思うなら理想を作り変えないと、どうしようもないではないかい?

「理想」が欠けているからこそ、本当に満たされた「現実」を送る人は少ないのです。

今の私が「夢ばっかり見ないで、もっと現実を見ろ」なんて言われたら

「テメーの方こそ現実を見ろや!」

って言うたるわい。

テメーの「理想」がショボいからつまらん「現実」になっているわけで、だからこそ「テメーの方こそ現実を見ろや!」と返すしかない。

そんな理想を持たず、小成に安んじる大人が多いからこそ、今の日本は物質的にはそこそこ恵まれているけど「理想を描きにくい社会」になり、「未来の見通しが暗い世相」になっている。

そして、理想に向かって悪戦苦闘する人間を、SNSで嘲笑したり嫉妬したりする風潮もある。

「みんなと同じ」じゃないと、なんだか居心地が悪い。

だって、誰かが真の夢や理想に向かって活躍しちゃうと、自分が心から満たされた人生を送っていないのが、その日暮らしで惰性的に生きているのがバレちゃうじゃないのよ!

それで、潰しにかかる。

悪平等も、平等なり。

「みんな仲良く♪」が残酷な天使のテーゼ、少年は神話になれず、死んだふり。

・・・そんな社会でいいのでしょうか。

もちろん戦後の焼け野原や高度成長期みたく「右肩上がりしかない」時代では夢や理想は描きやすいけれど、現代のある程度モノは満たされていながらもジリ貧になっている時代では、なかなか大きな想いを持つのは難しいのは理解できます。

ただ、魂の観点から言えは、時代が「右肩上がり」だろうと「ジリ貧」だろうと、「魂の無限成長」という理想を持つことが、真に充実した人生を生きるのに必要不可欠なのです。

ま、ジリ貧の現代の方が、理想を保ち続けること、言い換えれば「初心を忘れないこと」が難しいからこそ、それがそのまま「魂の練磨」になるんですよ。

まぁこういうことを言っても、多くの人はその夢なり理想なりがすぐ現実にならないと判断すると、簡単にあきらめてしまう。

これも人情としては理解できるけれども、実は「理想の何たるか」を知らないために、やらかしてしまうミスなんです。

これについてはまた次回以降に述べたいと思います。

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第233回:死生観の欠けたスピリチュアルは寝言かお花畑である【真の情熱を持つ秘訣】https://prism-life.com/podcast_233/Fri, 15 Dec 2023 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=12074

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神社での祈願で夢や目標を本当に叶えるためには、どのように神様に祈ればいいか?https://prism-life.com/make_a_wish_at_a_shrine/Thu, 14 Dec 2023 14:47:00 +0000https://prism-life.com/?p=12038

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回も前回の続きで、

「どうしても神社で願い事をしたかったら、どんなことを願えばいいか?」

について考えていきます。

最初にクギを刺しておきますが、例えば「これさえすればあなたの願いは必ず叶う」なんて、そんなイージーなことは言いません。

【マジスピ】(真のスピリチュアル)がテーマのこのブログ、あくまで真摯に「道」を求める人だけお読みください。

よろしいですか?

今回は前々回、前回のブログと一緒に読むと、より理解が深まります。

前回「ホンモノの夢」に生きた最近の人物として、「I have a dream」で有名なキング牧師の話をしました。

何がホンモノだったかを簡単に言うと、

「アメリカの差別撤廃そして永遠平和という、自分の人生では実現することは圧倒的に難しいことを、崇高な夢として掲げたこと」

です。

己のためだけの「引き寄せ」などとは、比べ物にならない高貴さ。

彼のスピーチの全文は、例えば以下のページで見ることができます。

今読むべき、キング牧師「私には夢がある」(I Have a Dream)演説全文

今回引用するにあたり動画で全視聴しました(前回も載せましたがもう一度貼りますね)。

この中で思わず「おや?」と感じた表現がありました。

それが「アメリカンドリーム」という言葉です。

普通「アメリカンドリーム」と言えば、一攫千金の夢、成り上がりの野心、一発逆転の成功、という意味に受け取られると思いますが、キング牧師は差別撤廃と永遠平和のことを「アメリカンドリーム」と言っているのです。

そして、奇しくも「アメリカンドリーム」と表現したあたりから、かつて私も中学生の英語教科書で学んだ「I have a dream」のくだりが出てくる。

当時の教科書には「アメリカンドリーム」の部分は掲載されていませんでしたけど、本当はこの箇所も載せるべきでしたね。

せっかくなので、その部分を以下に引用しましょう。

絶望の谷間でもがくのはやめよう。友よ、今日私は皆さんに言いたい。我々は今日も明日も困難に直面しているが、それでも私には夢がある。それは、アメリカンドリームに深く根ざした夢である。

 

私には夢がある。いつの日か、この国が立ち上がり、「すべての人間は生まれながらにして平等であることを、自明の真理と信じる」(注・アメリカ独立宣言)というこの国の信条を真の意味で実現させるという夢が。

 

私には夢がある。いつの日か、ジョージア州の赤土の丘で、かつての奴隷の子孫たちとかつての奴隷所有者の子孫たちが、兄弟の間柄として同じテーブルにつくという夢が。

 

私には夢がある。いつの日か、不公平と抑圧という灼熱の炎にさらされているミシシッピ州でさえ、自由と正義のオアシスへと生まれ変わるという夢が。

 

私には夢がある。いつの日か、私の4人の幼い子どもたちが、肌の色ではなく、人格の中身によって評価される国で暮らすという夢が。

 

今日、私には夢がある!

 

私には夢がある。いつの日か、卑劣な人種差別主義者たちがいて、「連邦政府の干渉排除」や「連邦権力の無効化」という言葉を弄する州知事のいるアラバマ州でさえも、いつの日かそのアラバマでさえも、黒人の少年少女が白人の少年少女と兄弟姉妹として手を取り合うようになるという夢が。

 

今日、私には夢がある!

 

私には夢がある。それは、いつの日か、「谷はすべて身を起こし、山と丘は身を低くせよ。険しい道は平らに、狭い道は広い谷となれ。主の栄光がこうして現れるのを/肉なる者は共に見る。主の口がこう宣言される」という夢が。(注・旧約聖書イザヤ書4-5)

 

これが我々の希望である。この信念をもって、私は南部へ帰る。

 

この信念があれば、我々は絶望の山の中から希望の石を切り出すことができる。

 

この信念があれば、我々はこの国の騒々しい不協和音を美しき兄弟愛のシンフォニーに変えることができる。

 

この信念があれば、我々はいつの日かともに働き、ともに祈り、ともに闘い、ともに罪を償い、ともに自由のために立ち上がることができるだろう。いつの日か自由になると確信して。

 

そしてその日こそが、その日こそが、神の子たち全員が新しい意味を込めて、このように歌うことができる。「わが祖国、それは汝のもの。素晴らしき自由の地よ、汝に私は歌う。わが祖先たちが骨を埋めた大地よ、巡礼者の誇りである大地よ。あらゆる山々から、自由よ、響きわたれ!」

 

そして、アメリカが偉大な国家となるためには、これを実現せねばならない。

マーティン・ルーサー・キング・ジュニア "I Have a Dream"(1963)より

今さらですが、キング牧師は文字通り「牧師」なんですよね。

つまり、聖書やイエス・キリストの言葉を伝える聖職者です。

彼の言葉が深い「言霊」を宿し、今でも語り伝えられるのは、彼の夢が個人的な欲望や野心を超え、「何よりもまず、神の国と神の義を求めた」(マタイ福音書:6-33)からです。

それをキング牧師は「アメリカンドリーム」と言っているのです。

彼が叫んだ差別撤廃および世界平和は、彼個人の夢であると同時に、アメリカの夢でもある。

それは口先だけではなく、彼のスピーチの迫力から感じられる通り、彼はその実現を信じた。

そして、それがいつの日か成就することを、神に祈り続けた。

ホンモノの夢は、神に通ずるものであると同時に、大地に根ざしたものでなければならない。

キング牧師にとっての「大地」とは、彼を産み育てたアメリカの大地でした。

また、彼の黒人の両親はじめ、彼のご先祖、そしてアメリカ建国の父たち、開拓者たちも「大地」でしょう。

つまり、彼の「血」を育んだものが、彼の「大地」なのです。

そして、その先祖をずっと遡れば、「神」に通ずる。

その幾百、幾千、幾億もの「恩義」を感ずるところ、そして目の前の現実の悲惨さに涙するところから、彼の「夢」は生まれたのでしょう。

いや、夢というより仏教的に「悲願」と言った方が、より正確かもしれません。

彼の夢は、アメリカの夢であるとともに、神の望むところでもあった。

そんな夢こそ「ホンモノの夢」と呼ぶにふさわしい。

それは「神のスケール」としての大いなる夢だから、本人の肉体が生き永らえている時間の中では、ほんの少ししか実現することができない。

けれど、それでも構わない。

大切なことは、夢を叶えること以上に、どれほど崇高な願いに抱き、その実現に向けてどれだけ力を尽くしたかなのだから。

これが「魂」の視点からの夢なのです。

同じようなことをマザー・テレサも

「大切なことは、何をしたかではなく、どれだけ心を込めたかです」

という言葉に遺しています。

以前もブログに書いたことがありますが、己だけの引き寄せに生きる人間の波動(オーラ)は、本当にちっぽけなものです。

それは何も私みたいに波動が観えなくとも、今回のブログを読んでいただければご想像がつくでしょう。

つまり、その夢のスケールが自分の欲得という小さいものであるがゆえに、たとえ何かしら引き寄せが成就できたとしても、その人間の波動はショボいものになってしまう。

しかし、物質的、経済的、社会的には「成功者」と評価されることが少なくないので、それに油断して自己満足してしまうわけです。

余談ですが、私が師匠と話をしているとき、ある人物の波動を観ながらこうおっしゃる。

「あぁ、この人、満足してしまっているなぁ・・・」

この人物は、この世的にはかなり成功している人です。

本も何冊も出しているし、セミナーや講演を告知すればファンがたくさん集まる「インフルエンサー」。

けれども、実は波動を観ると自己満足してしまっていることがわかる。

本人としては、毎日が充実しているし、ファンやフォロワーから感謝の言葉をたくさんもらってもいる。

しかし、そこまで「成功」していながら、実は自己満足によって魂の成長が止まっているのです。

これはなかなか見た目だけでは判別が難しいけれども、ここまで読んでいただいていたらおわかりの通り、「魂の無限成長」への道を歩み続けるには、キング牧師のような「見果てぬ夢」を描き続けなければならない。

これは「しなければならない」のです。

言い換えれば、天から与えられた人間としての義務、つまり「天命」なのであります。

この意味での天命に則した夢は、本来の人間であれば当たり前のように描くべきもの。

現代人は「義務」とか「ねばならぬ」とか言うと嫌がる傾向にありますが、本当は自分を超えた夢に生きること以外に、生きる意味や目的などないのです。


さて、タイトルの「神社で願い事を本気で叶えるには?」の話、早く言わんかい!という声が聞こえてきそうですが、ここまで読んだら想像つきますよね。

そう、ここは「八百万の神々」がおわします神国・ニッポンなのですから、もし神社で願い事を申し上げたいのであれば、八百万の神々さまが「その夢だったら応援してやろう」と思っていただけるような、自分のエゴを超えた高貴な願いを持つ以外にはない。

そして「大地に根ざしたもの」という意味においては、それが日本の伝統、歴史、文化に深く基づいた内容であることが求められます。

例えば明治時代の立派な人たちは、急速に進む西洋化と伝統的な武士道のはざまにおいて、欧米列強による植民地支配の時代において、深く苦悩しながらある人物は政治に、ある人物は事業に、ある人物はそれを影から支えました。

現代はどうでしょうか。

戦後からもうすぐ80年経過しようとしていますが、おそらく精神的にも経済的にも現代が最も凋落している時期ではないでしょうか。

物質的にはそこそこ恵まれてはいるが、この先見通しが良くなるような空気感はないし、どんどん増税はされるし、なんとなく無気力感と虚無感で覆われている・・・

今年の漢字は【税】だってよ・・・いやもうホンマに末期状態やなぁ・・・

正直「大きな夢」が描きにくい閉塞的な社会ではあるけれど、しかしそれでも人間として生きている以上は、自分に与えられた天命が何であるかを深く追窮しその実現に向けて邁進することが、やはり人間としての「義務」なのです。

「魂」の観点からは、ある意味では最も鍛えられる時代かもよ。

ただ、こんなことを言うと、

「いや、ワタシは平凡な専業主婦なので、そんな大きな夢は持てません・・・」

「いや、ワタシはしがないサラリーマンで、会社に言われた仕事をやっているだけなので、世界や国家を変えようなんて明治維新の志士じゃあるまいし・・・」

「いや、ワタシは老後を静かに暮らしているだけの人間ですから、今さら若い連中みたいにバリバリ活動することはできないんですけど・・・」

など、「現実的な意見」が返ってくるかもしれません。

それは「理想と現実とのギャップ」というやつですよね。

これに対してはまた次回のブログで述べるかもしれませんが、簡単に言っておきましょう。

その「現実」と言っているものを動かしているのが、実は「理想」なのであります。

自己啓発チックに言えば、「思いが現実を創っている」ということ。

ただ自己啓発が苦手な私としては、もう少し細やかに言いたい。

実は、現実とは理想であり、理想とは現実なのです。

この意味が深く理解できればできるほど、あなたは「魂」を深く理解していることになる。

そして、この理解が深まるほど、あなたは現実を力強く生きられるようになる。

「は???」と思うんだったら、まだまだ学ぶ必要がありますな。

「そうは言ったって、それはしょせん "理想" でしょ?」と言ってしまうなら、理想の何たるかがわかっていない証よ。

鬼束ちひろの『月光』じゃないけど、私たちは「この腐敗した世界に堕とされた」としても、真の理想があればGOD'S CHILD(神の子)として、タフにしぶとく生きていけるようになる。

鬼束ちひろは「I can't hang out this world(この世界をうまく生きられない) こんな思いじゃ どこにも居場所なんて無い」と『月光』の中で嘆いたけど、「ホンモノの夢」「高い理想」を抱いていれば、たとえそれが今生の時間の中ではすべて叶わずとも、生命を燃やして生きていくことができるようになります。

ずっと前にどこかで述べたと思いますが、神社とは本来は「感謝を捧げる場」であって、お願い事をする場ではありません。

ただ、別に「願い事はアカンで!」と声高に言いたいのではありません。

本当に願い事をしたいのであれば、今回述べたような高邁な内容でもって願いなさいよ、ということなのです。

じゃないと八百万の神々さまと波長が合わないんだから。

ほんと、波長が合わない意味ねえ願い事ばかりしてる人が多いけどね。

だから今の時期だと神社で「合格祈願」なんて多そうだけど、それだけだったら個人的なレベル。

せめて、ウソでもいいから「将来、天下国家に役立つ人材になるべく、この学校に合格させてください!」と願うことですね。

その上で、これもついでに言うと、本気で勉強しろ(=地味な実践を積み重ねろ)ということです。

祈願するだけで何もしない奴も、意外と多いからね。

そんなものは、祈りでも願いでもありません。

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第232回【スピ非常識】ハグを「エネルギー交換」と言い、お金の円を「縁」だと言ってしまう。。。https://prism-life.com/podcast_232/Fri, 08 Dec 2023 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=12019

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夢を実現してもスピリチュアル的に幸せとは限らない。真の成功とは何か?https://prism-life.com/true_success/Thu, 07 Dec 2023 06:34:00 +0000https://prism-life.com/?p=11987

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は前回の続きとして、

「『夢』を実現した人間の波動が、輝いているとは限らないのはなぜか?」

について考えていきます。

※前回のブログ

※関連する内容を音声配信でもしゃべりました。

たまに「素人」としてスピ系のイベントに行くのもいいですね。

「普通のスピリチュアル」に触れることで、やっぱり【マジスピ】(真のスピリチュアル)じゃないとあかんな・・・と認識を新たにできるからです。

さて今回は

「ニセモノの夢」と「ホンモノの夢」との違い

について考えを述べていきましょう。

これも先日参加したスピ系のイベントの中で違和感を覚えたことです。

ある登壇者が、

「これまではワタシは何の才能も能力もない、フツーの人間でした。でも、あるとき○○を知ってから、●●と出会ってから、夢を次々と叶えたんです!自分でも信じられないぐらい人生がガラッと変わってしまったんです!」

という感じの言葉をハイテンションで語っておられました。

こういうのは前回も述べましたけど、自己啓発やネットワークビジネス、あるいは新興宗教でもよく語られる定番の「人生一発逆転テンプレート」であります。

私は性格が悪いので、こういう言葉を聞くと頭の中で「黄信号」が灯ります。

〈要警戒 可及的速やかに調査せよ〉と。

で、普段はイチイチ相手の波動(オーラ)は観ないのですが、こういうときは確認します。

(ときどき誤解されるので言っておくと、私は普段から誰でもかれでも波動を観るわけではなく、普段はフツーに過ごしております。なので低級霊とか浮遊霊の類が意志に関係なく視えまくって困ることは一切ありません)

そうすると、"不思議と" "奇跡的に" 夢が次々と叶いまくり、引き寄せがバンバン起こるという一般人から羨望の的であるはずの人物にもかかわらず、波動としては別にそうでもない場合があります。

今回波動を拝見した人も、表面的な部分はいかにもスピらしい癒しのエネルギーを持っているのですが、奥の波動(無意識・潜在意識に近いレベル)においては、不調和なものが溜まっているのを確認しました。

前にもどこかで述べたことがありますが、自分はこれを「まんじゅう型のオーラ」と名付けています。

つまり、外側は白くてキレイなんだけど、中心に向かうほど黒ずんで重たくなるパターンです。

これ、どこかに「無理」や「ごまかし」が隠れているってことですよ。

わかりやすい欲深さを持っている人より、ある意味タチが悪い。

ただ前回も言いましたけど「夢を語るとビジネスにつながる」ので、多少無理してでもハイテンションでドキドキワクワクしながらハッピーミラクルしなければならない。

こういうことを指摘するのは、それこそ「夢がない」ことかもしれませんね。

ただ、別に「夢」なんかなくてもいいのですよ(笑)

むしろヘタに「夢」を持つからダメになるんやで、とすら思っています。

実は「夢の定義」を改める必要があるんです。

現代人の多くは「夢の定義」を小さく捉えているので、たとえ夢を叶えたとしても魂からは幸せにはなれないことが少なくない。

では夢を一言で定義すると、

「絶対に叶わないのが、本当の『夢』である」

ということ。

「叶えられない夢」こそ、真に「夢」の名に値するものなんですよ。

・・・は???

疑問に思ったでしょうか?

言い換えると、

「叶う夢は、夢ではなく欲望である」

ということ。

冒頭に掲げたテーマと合わせて考えると、

【ニセモノの夢とは「叶う夢」のことであり、ホンモノの夢とは「叶わない夢」のこと】

と言えます。

これは現代人の価値観からすれば真逆でしょうが、「叶わない夢」こそ、魂的な観点から見れば「ホンモノの夢」なのであります。

(夢ばかり見て、何の努力もせず叶わないのは論外ですよ)

「この世で次々と叶う夢」というのは、たとえ外側からはどれだけ華々しく見えようとも、魂的な観点からはさほど価値がない。

例えていえば、(現代にこの言い方はやや不適切かもしれませんが)どれだけ恋い焦がれた異性であろうと、お付き合いをしたり結婚したりしてしまったら熱が醒めてしまうようなものでしょうか。

もうちょっと身近な例でいえば、通販で欲しい服やアクセサリーを買ってテンションが上がるのはポチってから手元に届くまでであって、一度手に入れてしまったらよほど自分にとって価値のあるものでない限り、同じく熱が冷めてしまうようなものでしょうか。

実は追い求めているうちが最も充実するのであって、手にした途端に安心してしまう。

つまり、その夢が実は物質的なものであるから、叶ってしまったら冷めてしまうわけ。

その意味で、叶う夢とは「永遠の価値」を宿していないものなのです。

先ほど例に上げた「次々と夢が叶いました!」とハイテンションで言っているその中身は、例えば

・仕事(やりたいことの実現。本の出版。多くのフォロワーなど)

・収入(一等地に大きな自宅を建てるなど)

・パートナーシップ

などでしょうね。

たいていは外側からわかりやすく理解できる物質的な価値を「夢」として語り、またそれを多くの現代人が「うらやましい成功者」として眺めるわけです。

そして、スピリチュアル業界だとその中には「凡人のワタシにだってできたんだから、きっとあなたにもできるわ!」と、【たった1週間で人生に奇跡を起こす魔法のプログラム】とやらを売るのでしょう。

ただ、何度も言いますけど、別にこれらの「夢」が全く価値がないとは言いませんが、仮にも「スピリチュアル」「スピリット」としてそれを語るのであれば、これはむしろマテリアル(物質)として捉えなければなりません。

おそらく昔の日本人であれば、こういう「夢の実現」を嬉々として語るのは「恥ずべきこと」と感じたでしょうね。

なぜなら、「真の夢」とは生きているうちは絶対に叶えられないもの、つまり

・「志」

・「大望」

これら以外には絶対にあり得ないからです。

〈自分の人生では絶対に成就できないが、しかし世界や人類にとって永続的に価値ある何かを熱望する〉

〈もし自分の肉体のいのちが尽きようとも、それが「真の夢」であるなら、必ずや誰かがその跡を継いでくれるだろう〉

自分中心の小さな成功を手放し、大いなる夢、見果てぬ夢に生きる。

これが「ホンモノの夢」なのです。

夢を次々に叶えてそうな人の波動が意外と光彩に欠ける理由は、「次々と叶う」ということ自体が、たとえそれが華々しく見えようとも実は物質的だったり自己本位だったり、そもそも「志」が小さなものだからです。

人より少し才能と欲望があり、そして運とタイミングが手伝って「夢が叶う」という場合もあるわけですが、もしそこに「志」や「大望」がなければ、たとえ最初は勢いがあっても、やがては物質レベルの重たい波動の中で魂は溺れてしまうでしょう。

そういう人も駆け出しの頃の「初心」を抱いているときはまだ純粋な波動を感じるのですけど、ある程度うまくいってしまうと安心して満足してしまうし、「過去の遺産」で割とラクして食っていけるようにもなるから、実は気が付かないところで堕落していくのです。

それは職業柄、いろんな「成功者」の波動を観て感じてきました。

ある有名な成功者はカウンセリングで私に、「自分は本当は孤独で何もない人間です・・・」と漏らしたことがある。

では、「真の夢」「志」「大望」とはどういうものをいうのか。

誰でも知っているであろう具体的な人物でいえば、あの「I have a dream」で有名なマーティン・ルーサー・キング・ジュニアは、まさに「ホンモノの夢」に生きた方です。

1963年8月28日に行われたこのスピーチは、それから60年以上経っても、遠く離れた日本の片隅に住む私の魂を励ましてくれます。

キング牧師の最期は、暗殺。

志半ばにして、銃弾に斃れた。

そんな彼の死を「無駄死」「犬死」だとうそぶく人間は、決して「真の夢」など掴めまい。

キング牧師の「夢」は、いわば「永遠平和」と言うべきもの。

生きているうちには絶対に叶わないから、それが本気であるほど、絶えず「渇望感」を抱えることになります。

それがこの伝説のスピーチの中ではいみじくも「We are not satisfied!!」と連呼するところに顕れている。

その大きなエネルギーを放出する中で、たとえ傍からは次々と夢を叶えているように見えても、それは彼の大いなるビジョンからすれば、あくまで小さなプロセスに過ぎない。

その「志」からすれば、まだまだ小さな一歩に過ぎない。

魂からの夢、永遠を求める夢は、物質的なものでは決して満たされない。

その意味では、次々に夢を叶えて「ミラクルハッピー」など、なれるわけがない。

けれども、波動としては、本当に素晴らしい輝きを放っている。

その光輝さは、死後もなお、この現実界に留まっている。

キング牧師の「夢」は、その肉体が滅んでもなお、いわば「霊体」となって、永遠の平和を願う者の隣に佇み、その心魂を励ましているのでしょう。

今回の話は現代人の価値観とは真っ向から対立するものなので、わかりにくかったかもしれません。

けれども、これは本来、私たちの魂に内在しているはずの普遍的な価値なのです。

現代は物質主義的価値観が全盛を極めているので、次々と(物質的な)夢を叶える人物が評価を得てさらに影響力を高める風潮になるわけですが、おそらく大半の人々はそれを疑わない。

夢の「実現」を最重要視するのも、実は物質主義的価値観による洗脳であることに気づかない。

本当は「野心」であるはずのものを、「清らかな夢」と受け取ってしまっている。

本当は全くスピリチュアルではないものを、スピリチュアルと受け取ってしまっている。

しかし今回述べてきた通り、前者は魂的な観点からはむしろ小さなものなのです。

物質世界の「かりそめの夢」から醒め、「真の夢」にいのちを捧げんとする祈願を持つことが、マジスピ(真のスピリチュアル)ではないでしょうか。

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第231回:”魂を変えれば人生は変わる” だと?【スピ系イベント体験レポート】https://prism-life.com/podcast_231/Fri, 01 Dec 2023 10:22:13 +0000https://prism-life.com/?p=11978

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スピ系の”夢を叶える成功法則”のウソを見抜く。単純化したメッセージに気をつけろ。https://prism-life.com/simplified-message/Thu, 30 Nov 2023 14:55:00 +0000https://prism-life.com/?p=11945

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はスピ系にありがちな

「単純化した "成功シンデレラストーリー" に気をつけろ」

について考えます。

先日、珍しくスピリチュアル系のイベントに参加してきました。

(スピリチュアルが仕事の割に、スピ系のセミナーやイベントにはほぼ行かず、大半は心理学系に参加しています)

いくつかブログのネタを拾ってきたので、少しずつ出していきます。

初回は、スピリチュアル業界にありがちな

「単純化した "成功シンデレラストーリー" に気をつけろ」

という、人によっては怒りそうな内容をお届けします(笑)

スピ系にありがちな「やさしいウソ」を見抜き、地に足をつけて生きるご参考になればと思います。

そのイベントではいろんな企画があったのですが、その中の一つに「スピリチュアル・インフルエンサー」なる人物が【夢を叶える方法】について話している場面がありました。

たまたまその横を通りかかったので、いくつかの言葉が耳に入ってきたわけですが、その中で

「●●という思考をやめれば、みんなうまくいくんです!」

「ワタシはそのおかげで、次々と夢を叶えました!」

という、たぶん正確ではないけどこんなニュアンスで話しておられました。

今回取り上げたいのは「●●をやめたら、夢はみんな叶いました」の部分。

なんか久々に「スピ系のテンプレート」を見ましたね。

つまり、

〈○○するだけで、うまくいく〉

というやつ。

こうして単純化して語るのがスピ系に限らず、自己啓発やネットワークビジネスなど「成功業界」の王道パターン。

(すべての自己啓発やネットワークがダメと言っているわけじゃありませんよ)

そこに最初に感じた違和感は、

そもそも人生や運命というのは人智を超えた「複雑系」であるにも関わらず、それを単純化して語ると誤解を生むのではないか、ということ。

「複雑系」と書くとちょっと難しくなるのですが、ざっくり言えば「予測不可能な要素が絡まっているもの」というぐらいに理解してください(より詳しくはググればいくらでも出てきます)。

もうちょっと言えば、複雑系というのは単純化や数値化ができない「生命的なもの」であるということ。

「いのちそのもの」は数値化できない、と言えばわかるでしょうか。

よく言う話で「魚の解剖実験」というのがあります。

小学校のとき理科の授業でやったかもしれません。

魚を解剖すれば内臓や骨格の種類はよくわかるものの、肝心な魚の「いのちそのもの」は失われてしまう。

この通り単純化、数値化は常に「いのちを殺す」危険性を含んでいる。

もう少し現実的な例で言えば、いくら努力しても経済的・社会的に成功できない人がいる一方、あまり努力した自覚がないのに成功してしまう人もいますよね。

これを「理不尽」と言うわけで、普通はネガティブな物事に対して使うわけですが、逆に思いがけずポジティブな出来事が起こることも、本当は「理不尽」なのです。

ま、普通はラッキーなことに対して「これは理不尽だ!あり得ない!そんな努力をした覚えはないから、このラッキーは返上します!」なんて正直に申し出るヤツはいませんよね(笑)

パートナーシップにしたって、婚活や合コンを死ぬほど重ねても全く出逢いがない人もいれば、学生時代にたまたま同じクラスでそのまま付き合ったり結婚したりするケースもあります。

私にしても、仕事で使っている「霊的能力」は、何の修行もしてません。

滝行も断食もしてないし、変な浮遊霊や低級霊の類が観えまくって困ったこともない。

一方「霊能力を開発する怪しいセミナー」に大金を注ぎ込んでも何も力がつかないどころか、さらに変人や世捨て人になるとか中途半端な「憑依」に苦しむ人とかもいるわけですよ。

こういうのを、成功要因を単純な要素に分解・還元できない「複雑系」と言うのです。

それが「人生の真実」にも関わらず、私たちの多くは欲望(あるいはその裏返しとしての不安)を抱えているので

「これだけをすれば成功できるはずだ」

「できればラクして成功したい」

などと血迷って〈魔法の杖〉を探してしまう。

その「エゴレベルのニーズ」に寄り添ったオファー(提案)が、あえて単純化したメッセージなわけです。

「ここに〈魔法の杖〉があるよ」

「これをするだけで、あなたも〈成功者〉になれるよ」

「ほらほら、ワタシだってコレをするだけで〈奇跡の人生〉になったのよ」

なぜこのようなシンデレラストーリーを単純化して語るのか、もうわかりますよね。

「単純化したメッセージを発信した方が、わかりやすくて安直であるため、ビジネスになりやすいから」です。

世の中には、欲望という名の「夢」のエネルギーを喰らう者が棲息している。

もちろん、何らかのモノの物販や目に見えるサービスであれば、単純化することは一つのサービスや魅力になります。

私は自分のカウンセリングルームではソニーのウォークマンで音楽を流しているんですが、先日『レイキヒーラー養成講座』に参加された方が、「スマホみたいに機能がゴチャゴチャあるんじゃなくて、ウォークマンみたいに潔く音楽だけに特化した方が操作しやすそうですね」というお話がありました。

また最近流行っている「chocoZAP(ちょこざっぷ)」はいわばトレーニングジムのコンビニ化で、これはいちいちウェアを着て運動するのが面倒な人とか、10分だけサクッと筋トレして帰る人とか、簡略化と低価格化を実現することで流行っていると思われます(私の自宅近くにもあるので一時期やろうかなぁと検討してました)。

このようにモノやサービスを単純化することでメリットを生むことが多いわけですが、これが魂や精神の領域になると、単純化することはかえって本質を見失うことになりかねない。

大切なことなのでもう一度言いますが、人生は「複雑系」なんです。

どうすれば運命が拓くのかは、いろいろと試行錯誤してみないとわからない。

たとえ他の誰かが成功した手法やノウハウも、自分には合わないことはザラにある。

結局のところ「○○しさえすれば、うまくいく」ほど簡単ではなくて、痛みを恐れずに体当たりしていくしかない。

これだけ「成功本」があふれているのに成功者が少なさそうに見えるのは、本来なら成功するには度重なる試行錯誤が必要なのに、「単純化した成功思想」に毒された結果、「夢」ばかり見ている人、失敗を怖れる人が多いからでしょう。

「失敗しない方法」や「ノーリスク起業 or 投資」などの文句にかぶれた結果、失敗を怖れる体質になってしまう。

スピリチュアル業界でいえば「ミラクル」とか「魔法」とかの言葉に "汚染" されているからです。

自分の人生にもミラクルが起こせたらいいな・・・って起きるかいなボケ。

安易に「奇跡」を謳うやつらには気をつけねばならない。

なんで今回はこんなことを言っているかというと、会場で話していた「スピリチュアル・インフルエンサー」なる人物の波動(オーラ)があまり良いとは感じなかったからです。

なので「あぁ、どこかにウソが隠れてるなー」と思いながら聞いてました。

ときどき言っていることですが、いくらドキドキ・ワクワク・キラキラさせて夢を語っているように見えても、波動は正直なのですよ。

さっきジムの話が出てきたから言うけど、

「筋肉は裏切らない。波動はごまかせない。」

わけです。

こうした「単純化したメッセージ」の大半は、波動がショボいのです。

なぜかというと、さっき述べた「複雑系としての運命」は生命的、つまり生き生きと躍動している存在なわけですが、単純化とはその一部を都合よく切り取ったものなので、それによってその生命力は失われてしまうからです。

ですから、そういう安直なメッセージばかりを語る人間には「魂の単純化」が引き起こされ、したがって波動(オーラ)は必然的にショボくなってしまうのです。

自分で勝手に波動を堕落させるのって、どう考えても不合理・・・。

そんなものは全くスピリチュアルではなく、あまり好きな言葉ではないが「インチキ」なのです。

だから、たとえ商売になりそうだからといって、あまり下手なことは言わない方がいい。

久々にスピ系イベントに行って感じた「気持ち悪さ」というのは、例えばこのようなところにあるわけです。

まぁ厄介なのは、ときおり単純化したメソッドで成功してしまったかに見える人も出てくることでしょうかね。

でも、それはやはり「理不尽」と言えます。

あまり努力をしなくてもうまくいってしまったとか、たまたま巡り合わせとして当たったとか、そういうケースもあるにはある。

ただし、たとえ「夢を叶えた」からといってその魂まで美しいとは限らないのは、マジスピ(真のスピリチュアル)を考える上でとても大切なことなのですが、それはまた次回に語りますね。

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第230回「いまに在る」ことで人生の苦悩から解放され、無条件に感謝と喜びが湧いてくるようになる。https://prism-life.com/podcast_230/Fri, 24 Nov 2023 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=11935

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引き寄せの法則はエゴの法則。成功や幸福だけを求めると運勢は落ちてしまう。https://prism-life.com/pursuit_of_egoism/Thu, 23 Nov 2023 06:07:00 +0000https://prism-life.com/?p=11899

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回は 「引き ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「引き寄せの法則は、エゴを助長する危険性がある」

という話をします。

当ブログでは「引き寄せの法則」について何度も批判していますが、まだまだ言い足りません。

今のスピリチュアル業界から「引き寄せ」の言葉が消え去ってくれたら、ようやくまともになれると思っています。

大半の人は「引き寄せ」に成功や幸福を期待するでしょうが、これはハッキリ言って「エゴ」なのです。

もちろん、現代の価値観からすれば「成功や幸福を求める」のは "普通" のことであり、むしろ奨励されるものでしょう。

だから世の中には「成功者になりたい」「幸せになりたい」「なりたい自分になる」という言葉であふれています。

スピリチュアル系の動画にも、「引き寄せ系」のものが掃いて捨てるほどあります。

私も出していますが、成功や幸福について語っているわけではありません。例えば以下。

ただ、「スピリチュアル」とは本来、「魂」や「霊」のことを言う。

これは「目に見えないもの」を何よりも大切にする根源的な価値観です。

したがって、少し極端に言えば

「この世(目に見える世界)での成功や幸福など、どうでもいい」

という態度がスピリチュアルの根底にあるわけです。

これこそ、マジスピ(真のスピリチュアル)です。

となると、一般的に使われる「引き寄せ」はこの世(目に見える世界)での成功や幸福を、文字通り「引き寄せたい」と思うエゴの願望なので、実は全くスピリチュアルではないのです。

「引き寄せ」に何ら懐疑を向けず、スピリチュアル業界で普通にまかり通っていること自体、すでに業界が腐っていて死んでいる動かぬ証拠なのです。

ただ、こういうことを言っても、おそらく

「は?人間として生まれたなら、成功や幸福を求めるのが当然じゃん」

と反論され、私なんか頭が硬くて古い人間だと思われるのがオチでしょうね。

経済的または社会的な成功者、大きな夢や目標を実現した人間がこの世では「勝ち組」とされますが、霊的な価値観においては、これが真っ逆さまになります。

もちろん、何も成し遂げることなく自堕落に生きる人間が最も価値が低いのは、言うまでもありませんが・・・


先日お受けしたカウンセリングは、大学受験を控えたお子さんを持つご両親からのご相談でした。

通っている高校はいわゆる進学校で、「良い大学」を目指してスパルタ教育が行われているのですが、それが非人間的な厳しさのあまり、お子さんが鬱になってしまった・・・勉強が全くできなくなってしまった・・・「どうすればいいでしょうか?」というご相談でした。

「あぁ・・・いまだに〈学歴社会〉の古い価値観を引きずっているくだらねえ世界があるんやなぁ・・・」と、かつて私も進学校の中で苦しんだ体験があるので、それと重ね合わせていました。

言うまでもないでしょうが、よく勉強すれば良い大学に行ける可能性が高まり、良い大学に行けたら待遇の良い企業に就職できる可能性が高まる・・・これが典型的な成功モデルですよね。

このモデルの根底にあるのは「自分の成功や幸福」なので、もう立派なエゴなのです。

これが現代ではあまりに当たり前になっているので、もはやエゴだと気づかない。

そこには「たくさん勉強して立派な人間になり、社会や国家のために尽くす」という観点は欠けているか、あっても形式的なものになっている。

ましてや「国家のため」だなんて言うと、過去の戦争を想起してアレルギー反応を示す人もいるでしょう。

私がかつて進学校の中にいて感じていた「違和感」は、当時は言語化できずモヤモヤしていたのですが、今はハッキリ「エゴ」だったのだと断言できます。

もう一度言いますが、スピリチュアルとは「魂」や「霊」の世界のことです。

これは「肉体」、つまり個人的な成功や幸福ではなく、それを超えたものを求めることなのです。

個人を超えたものだから、そのまなざしは当然「社会」や「国家」や「世界」を見据えたものになる。

百歩譲って、「引き寄せ」という言葉を使ってもエゴに陥らないのは、「自分個人を超えた何か」を求めている場合のみ。

(聖書の「求めよ、さらば与えられん」の "求めよ" とは「神の国と義」のことなので、当然「自分個人を超えた何か」であり、エゴの欲求ではありません)

ただ、普通に考えれば「引き寄せ」の主語となるのは「自分」ですから、引き寄せという言葉を使う限り、エゴに引きずられてしまうのは避けられないでしょう。

そもそも、自分個人を超えた壮大な世界を志向する人は、もはや「引き寄せ」なんて言葉は多用しない。

そういう人は、「引き寄せ」とは全く逆のベクトルを意味する「与える」や「尽くす」や「貢献する」などの言葉を使うようになります。

(中には口先だけで「与える」「尽くす」と言ってのける人もいるので注意ですが)

それはスピリチュアル的、宗教的には「祈り」なのです。

「祈り」については過去ブログで「一連のシリーズ」でずいぶん述べてきましたが、個人の願望達成を求めることは「野心」であって、祈りではありません。

祈りとは、神仏をはじめ、自分を超えたものに向けて為される。

でも、現代では神社仏閣ですら「成功祈願」なんて平気で言って、野心と祈りを混同している。

そうした方が、お賽銭がたくさん入るからね。

そこに「恥」や「罪」の感覚は、もう沸き起こらない。

だから、残念ながら現代のスピリチュアルや宗教はもう終わっているのです。

私たちはそんな「神なき時代」を生きているのですよ。


私は人の波動(オーラ)を観る変態能力があるので、それでいろんな「成功者」の波動を観るのですが、

経済的または社会的な成功者と呼ばれる人の中で、本当に波動が輝いていると言える人は、実に少ないのであります。

人より才能や行動力や欲求の強い人は、それでもってこの世的には成功しやすい。

けれども、それがエゴに基づいたものであればあるほど、「引き寄せた」結果として波動(オーラ)は重たくなってしまう。

もっと言えば、「獣」に近いオーラになってしまうのです。

それでは、本当は価値などほとんどありません。

誰とは言いませんが、有力な資本家や政治家の顔が「動物に見える」人っていませんか?

先日、ある人から

「自分はその宗教団体が信用できるかどうかは、教祖の面構えを見ていたらわかる。だいたい悪質なところは教祖の顔が歪んでいる」

という話を聞き、どこの教祖とは言わないけど、本当にその通りだなと思いましたね。

別に波動(オーラ)なんか観えなくたって、そいつの人間性なんてツラを見りゃ、だいたいわかるでしょ?

でも、私たちの多くは個人的な成功や幸福を求めることについて何ら疑問を持っていないので、そういう欲目で見たら、そういう人たちも「素晴らしい人物」として見えてしまうのかもしれません。

よく昔のスピリチュアルや宗教の文献で言われることですけど、この世での成功や幸福なんて、あの世からすれば全く価値がないのです。

「あの世の価値」というのは、どれだけ自分を超えたもののために自分のエネルギーを尽くしたか、それだけなのです。

これも昔の日本人なら「お天道様が見ている」と言っていた通り、当たり前のように弁えていた価値観のはずなんですが、それがほぼ絶滅状態になっているのが現代の惨状であり、戦争やテロをはじめとする世界の諸問題の根底にはこうした精神の荒廃があります。

それはスピリチュアル業界にも侵食していて、もはや誰も「引き寄せ」に疑問を挟まない。

今日もスピリチュアル系の誰かが「引き寄せ」に関する動画でもアップしているのでしょう。

何が「アセンション(次元上昇)」じゃボケ、ひたすらディセンション(次元下降)まっしぐらだろうが、と言いたくなる。

とはいえ、別に「引き寄せ」という言葉を使って結構ですよ。

私が尊敬する方々の中にも、「引き寄せ」を口にする方はおられます。

しかし「引き寄せ」の根底にあるのは、「世の中に貢献する」という高い志や夢があってこそなのです。

口先だけの夢ではなく、エゴから生まれる野心でもなく、本当に心から願っている純粋な志のエネルギーが、別に引き寄せを意識しなくても、結果的にチャンスを引き寄せることはあります。

私は昔から「真の引き寄せとは、引き寄せようとは思っていないこと」と言い続けています。

ただ、これを言うと

「引き寄せを思わなければ、結果的に引き寄せられるんですね!」

と解釈する人が出てくる・・・

いや、それ違うから(汗)

何でもハウツーとしてしか理解できないのは、そこにエゴの欲望があるからでしょうね。

引き寄せが結果的に起ころうが起こるまいが、そんなのは本質的なことではないのです。

たとえ報われなくとも、自分なりの志や理想を抱き、引き寄せから「与える」「尽くす」「貢献する」生き方にシフトすることが、魂にとって最も大切なことなのです。

安心してください、そういう人の波動(オーラ)はとても輝いていますから。

現世的には報われが少なくとも、魂としては最も張り合いのある生き方を送れますよ。

それは先ほど述べた聖書が言う、自分を超えた「神の国と義」を求め続けた結果。

古今東西の優れた人たちは、例外なくこういう生き方をしています。

その生き方を最も阻害するものが「引き寄せ」の思想だということを、改めて肝に銘じておきましょう。

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第229回:スピリチュアルな無限の力とつながる根本は、エゴをただ静かに見つめる姿勢。https://prism-life.com/podcast_229/Fri, 17 Nov 2023 10:31:50 +0000https://prism-life.com/?p=11889

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好転反応とは何か?スピリチュアル・レイキヒーリング後の一時的な体調不良について。https://prism-life.com/what_is_turnaround_reaction/Wed, 15 Nov 2023 15:58:00 +0000https://prism-life.com/?p=11870

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は以下のご質問にお答えします。

Sさん
Sさん

風邪も好転反応とかいうサイトもありますが、林先生的には好転反応をどういうふうに感じていらっしゃるかおききしてみたいです。

ご質問ありがとうございます(いつもネタを探しているので、めっちゃ助かります!)

私は目に見えないエネルギーによるヒーリング、いわゆるスピリチュアルヒーリングを仕事の一つとしています。

「無料のグループヒーリング」、また「個別のヒーリング」、そして「レイキヒーラー養成講座」などです。

その中で、「好転反応」というのはとても大事な考え方です。

医者ではないので医学的なことはわかりませんが、実地の経験や講座の受講生さんから話していただく事例報告から、お答えできることはあります。

まず「好転反応」というのは、心身の調子が整うプロセスにおいて、一時的に頭痛や腹痛や嘔吐感など、体内に溜めていた毒素や痛みが表に現れてくることを言います。

これはレイキなどのエネルギーヒーリングの施術をしていると、よく起こることです。

そして「風邪も好転反応」ということですが、これは確かにその通りです。

つまり、

「不健康だから風邪を引く」のではなく、「健康だからこそ風邪を引く」のです。

したがって「風邪を引く」のも好転反応の一つです。

なので「どういうふうに感じているか」と聞かれたら、基本的には肯定的に捉えます。

健康だからこそ、体の不調和を元に戻そうとする自然治癒力によって、一時的に風邪という症状が現れるわけです。

ただし「風邪は万病の元」と言われる通り、高齢者や体力の低い方は風邪が引き金になって亡くなる場合もあるので、「風邪は好転反応」と言えるのはある程度 健康的な人に言えるでしょう。

また、当然ながら不摂生による風邪は好転反応というより「体の使い方の間違いが症状に現れただけ」なので、あまり褒められたものではありません。

安直に「風邪を引けばオールオッケー!」とは言えないのでご注意を。

今は例の感染症のおかげで、(こう言うと失礼ですが)あまり勉強せずメディアや不勉強な医者に踊らされている人は、ちょっと風邪を引いただけで必要以上に怖がるかもしれません。

でも、中世ヨーロッパで猛威を奮ったペストみたく、当時の人口の3分の1が亡くなったスーパー感染症は起こってないし、そもそも普通は「健康だから風邪を引く」のだから、過剰にビビる必要はないのです。

「風邪を全く引かない」というのは、一見すると結構なことのように感じます。

ただ、それはとても健康的な人や日頃から意識的に養生している方でなければ、「体からのサイン」や「自然治癒力」が鈍っている可能性があるわけです。

これはよく言われることですけども、私たちはときどき風邪を引くことによって、体内の免疫機能をアップデートしています。

私はもともと健康的ですし養生も普通の人以上にしているのであまり風邪を引くことはありませんが、それでも年に1回ほど引くことがあります。

そのとき、私は「よし、いまアップデート中やな」と考え、ただ寝るだけで薬は一切飲みません。

もし大きく風邪を引かないとしても、なんとなく風邪気味だったり のどがイガイガしたり鼻水が止まらないときもあったりで、小刻みにでも免疫をアップデートしているのだと思われます。

目に見えないだけで、私たちはおびただしい数のウイルスや菌に囲まれています。

そして、その環境はどんどん変化しています。季節によっても変わるでしょう。

そんな中で「風邪を引く」というのは「免疫を高める」というより「免疫を調整する」働きがある、と素人なりに理解しています。

(「免疫を高める」という表現は厳密には間違いで、本来は「免疫を環境に適応させる」という表現の方が正しいようです)

(また「抗体が上がる」というのも手放しで喜ぶべきものではなく、「何に対する抗体なのか?」というところまで考慮せねばならないようです)

好転反応の話からちょっとズレますが、免疫学の権威でいらっしゃった安保徹先生は、ユーモラスな語り口調で

「手は洗っちゃいかん」

「食べ物を落としたら、そのまま食べたらいいのよ」

などと、今の「常識」からすれば炎上しそうなことをおっしゃっていました。

これは「自分をウイルスやバイキンに意図的にさらすことによって、免疫を軍事訓練する」という意味なのです。

他にも「清潔はビョーキだ」だなんていうお医者さんもいます。

今の主流の医学の考えとはだいぶ違いますよね。

これは表立っては言いにくいことですが、普段の私はあまり手を洗いません。

洗うとしても、水でサッと流す程度です。

よほどの油汚れでもない限り、石鹸やハンドソープなどは使いません。

まして・・・手の洗浄にアルコールは絶対に使わないし、私のカウンセリングルームにも置いてません。

例の感染症で人々がビビっていた頃は、「アルコールは用意していませんので、必要であれば持参してください」とわざわざ言っていました。

あまり詳しくは言いませんが、現代は「隔離」「殺菌」「ゼロリスク」などの考え方が主流です。

「清潔はビョーキだ」の言葉の通り、それによって逆に病人が増えたのはここ数年の歴史が明らかにしています。

ウイルスやバイキンに適度にかかる、言い換えれば「共存する」ことによって適度に風邪を引き、適度に免疫を調整すること。

これもまた「好転反応」と言えるのではないでしょうか。

ただし、「病は気から」と言われるように、風邪を引くのはウイルスやバイキンなどの外的要因ではなく、思い方や考え方の内的なものから来ている場合があります。

どこまでが外的で、どこまでが内的なのかの線引きは難しいけれども、思い方や考え方がネガティブであるがゆえに感情が消極的になると自律神経が満足に働かなくなるので、それによって風邪を引くことがあります。

これも好転反応というよりは、「心の持ち方を見直せというサイン」でしょう。

好転反応というのは、エネルギー的なヒーリングがわかりやすいのですが、何か良い施術を受けた後に出やすいものと言えます。

先日、私は師匠からヒーリングを受けたのですけど、その晩、めちゃくちゃお腹が痛くなりました(汗)

トイレにうずくまりながら「これはホンマに死ぬかもしれへん・・・」と一瞬だけ思いました(笑)

これは明らかに好転反応です。

でも、私は普段は健康だし、まして慢性的な基礎疾患は一切ありません。

では何が好転反応として出たかというと、これはスピリチュアルな表現になってしまいますが、

「罪穢れ」

と言っていいでしょう。

師匠の発する強いエネルギーを喰らったために、私の魂の中にある「罪穢れ(非物質)」が浮かび上がり、それが「肉体的なゴミ(物質)」に転換されて出ていった・・・と言えるのではないかと思います。

その痛みが落ち着いたとき、病み上がりのような、脱力はしているが気分は清々しかったですね。

こういう場合、これはレイキの受講生さんやヒーリングの施術を受けた方にもお伝えしていますが、「お水をたくさん飲んでよく寝てください」と言っています。

食生活や運動などの一般的な健康法の場合、効果がわかるまではしばらく時間がかかります。

なので「好転反応」というのはわかりにくい。

ただ、いくら心身の健康に良いこととはいえ、それを集中的に受けると、人によっては体感でわかる「好転反応」が起きるわけです。

そういえば、過去に腕のいい整体師さんからワザを受けたことがあります。

確かにその力量は尊敬するものがありますが、そうであるがゆえに、その翌日は体がバッキバキに痛くなってしまいました。

それは数日で落ち着きましたけど、例えばこれがゆるいストレッチであれば、こんなバッキバキにはならない反面、効果を感じるのに時間がかかるわけです。

(ま、単に腕が悪いがゆえにバッキバキになるという困ったケースも考えられますが・・・)

レイキも含めたエネルギー的なヒーリングの場合はこんなにバッキバキにはなりませんが、人によっては何となくダルい、頭が痛い、吐き気がするというのが出てきます。

ただ、それをあらかじめ「好転反応」だとわかっていれば落ち着いて対処ができるので、レイキなどの施術の際は好転反応について必ずクライアントさんにお伝えすることと、講座の中で言っているわけです。

今回は好転反応についてのご質問について、ちょっと脱線も含めてお話をしました。

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第228回【対談】レイキヒーリングで他人を変えられますか?他の場に影響を与えられますか?https://prism-life.com/podcast_228/Fri, 10 Nov 2023 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=11834

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出産日のスピリチュアルな意味とは?「予定日がズレるのは良くない説」は本当か? https://prism-life.com/birthday_meaning/Thu, 09 Nov 2023 13:28:04 +0000https://prism-life.com/?p=11801

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

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「出産」「安産」については意外とご相談をいただく分野なので、今回は久しぶりに【出産日にはどんな意味があるのか?】記事を書きます。

なお、関連する過去記事をざっくり調べたら以下が出てきました。

あわせてご参考にしてください。

出産予定日が早くなったり遅くなったりすることに「なぜ?」と感じるお母さんがおられます。

私は男なので体感はできませんけど、この世に生命を産み出す「神秘」を文字通り抱えていると、不思議を感ずる感性は研ぎ澄まされるのかもしれません。

一方、予定日が4月1日前後という早生まれ/遅生まれの境目だったり、クリスマスや元旦、また身内の誰かの誕生日と重なりそうだったりすると、「ちょっとズラしてくれよ~」と思うのは親側の都合ですね(笑)

数年前は平成と令和の境目において、わずかの誕生日の差で「平成生まれ/令和生まれ」が決まりました。

そこで "なぜか" "不思議と" 予定日が早くなって「ギリギリ平成生まれ」の子もいました。

親としては「なんだよ~、もうちょっと遅ければ令和生まれだったのに」と、何となく〈新しい方がいい〉という観念を持っている場合が多いですね。

世の中ではiPhoneの新モデルや最新のトレンド服などの「新商品」に注目が集まるように、私たちは何となく〈新しい方がいい〉と思っています。

けれども、誕生日においては、遅いも早いもありません。

予定日より早くなろうが遅くなろうが、その子にとってはその日に生まれたことが「必然」だったのです。

カウンセリングではときどき

「お腹の子の波動(オーラ)を観てほしい」

というご依頼があります。

それによって名前をつける参考にされる方もおられます(上の過去記事をご参照)。

お腹の赤ちゃんの波動を観ていると、当たり前のことですが、みんな性格や気質が違います。

言い換えると「エネルギーや周波数が違う」わけです。

この宇宙や世界というのは、すべて波動、つまりエネルギーや周波数です。

生命、天体、物質・・・森羅万象にはそれぞれ「電磁場」「電磁波」があります(機械から出る電磁波だけがすべてではない)。

特に日本は四季があるので、季節によってその日のエネルギーが全然違うのは体感的にわかるでしょう。

細かく言えば、春、夏、秋、冬でも雨の日もあれば風の日もあります。

たとえ昨日と今日が体感的には同じような一日であっても、波動的には違うのです。

赤ちゃんがこの世に生まれる日というのは、帝王切開のような人為的なものでなければ、その赤ちゃんの波動(エネルギー・周波数)に合った日なのです。

(別に帝王切開する必要もないのに「大人の都合」とやらで行う場合もあるようで、この場合は「人為的なもの」になる)

だからこそ、西洋占星術や四柱推命などの「誕生日占い」で鑑定すると、その子のある程度の運気のバイオリズムがわかるわけです。

※あくまで「ある程度」です。私の現場体験からすれば、鑑定通りにならないこともあります。最も大きいものは「本人の人生態度」であって、占いが全てではありません。

私は誕生日は公開していませんけど、いくつかの「ゾロ目」を持っています。

ゾロ目の数字にもよりますが、基本的には「エネルギー」の強さや混沌を意味することが多いです。

私の場合は波動が観えたり「守護霊リーディング」をしたりという、かなり変わった人間として生まれたわけです(笑)

その代償として、小さいときから変なヤツだと言われたり特定の人間から嫌われたり、この世で生きづらいこともあったわけです。

・・・そうそう、このブログを書いている当日、私は占星術の個人セッションを受けていました(楽しかった~)。

(上は私の個人チャートではありません)

誕生日を基にするだけで不思議と「確かにその星読みは自分のことを言い表していますね」と合点がいくことが多い。

現在はやっていませんが、私も起業した当初は誕生日系の占いをやっていました。

だからこそ、他人と違うことをする人、豊かな才能に恵まれた人の誕生日を観てみると、全員が全員そうではないにせよ、ある程度の「必然性」があるのです(くどいですが「ある程度」です)。

そういう意味で出産日が予定がズレるというのは、先ほども述べた通り帝王切開や母親の不摂生や事故などの人為的な要因でもなければ、人智を超えた「調整」が働いていると考えてください。

もし「不要な帝王切開」や「母体の事故」など人為的な要因で予定日がズレるとすれば、それはお腹の中にいるときから「地上の因縁」の介入があると捉えるか、あるいはそれすらも「宇宙の意志」と大きく捉えるかは、ケースバイケースになります。

いずれにしても、出産日/誕生日を観ればその人間のエネルギーがある程度はわかります。

ただしそれがすべてではないのは何度も指摘している通り。

あまり誕生日やそれ系の占いに囚われ過ぎると、時期や方角などがやたらに気になって逆に不自由な生活になってしまうのでご注意ですよ。

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第227回「本当の自分」に気づかない限り、スピリチュアルをいくら学んでも意味がない!https://prism-life.com/podcast_227/Fri, 03 Nov 2023 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=11792

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Q&A:思考や感情ではない「本当の自分」をさとれば、ネガティブに左右されなくなる。https://prism-life.com/qa_true_self/Thu, 02 Nov 2023 05:33:00 +0000https://prism-life.com/?p=11769

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

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今回は前回の音声配信に対してご質問をいただきましたので、それについて回答します。

※前回の音声配信

ここでは以前ブログでブックレビューした『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』の解説をしました。

ここでしゃべった主なことは、

・「いまに在る」ために大切なことは、思考や感情を客観的に見つめる

ということでした。

それをお聞きになった「レイキヒーリング養成講座」を受けていただいている方からいただいた質問は、

受講生さん
受講生さん

前回の放送は「思考や感情を客観的に見つめるようになると、それに巻き込まれなくなる」というお話でしたが、じゃあ「自分」というのは何なんでしょうか? わたしはてっきり「思考=感情=自分」だと思っていたんですけど、違うんですか?だって、考えないと何もできないじゃないですか・・・?

といったものでした。

素朴な疑問、ごもっともですね。

私は魂や心の世界が好きでこれまでいろいろ考えたり学んだりしてきたので、たぶん感覚が麻痺しているのでしょう。

なので、こういうご質問があると「初心」が思い出せて有り難いです。

ただ、これに関しては一発で回答できます。

それは、

質問の回答

「自分」というものは【意識体】であって、「思考」や「感情」ではありません。

以上、終わり・・・

これだけでは不親切なので、もう少し説明しましょう。

この認識は「スピリチュアル」というものを考えるときの土台となります。

ここを踏まえずに「魂」の話をしていても、なんだか雲をつかむような感じになってしまう。

私もそうですが、この業界ではよく「魂」という言葉を使いますね。

ただ、けっこう曖昧に使われることが多い。

例えば「魂の叫び」と言うように『心の奥にある真実』という意味で使われることもあるし、「魂を生きる」と言うように『自分独自の個性や能力、あるいは運命』という意味で使われることもあります。

あるいは「霊魂」というように『目に見えない存在』を示す場合もあると思います。

このように、特に「魂」という言葉は使われる文脈によって意味が変わります。

先ほど回答した「意識体」という言葉は、この場合は「魂」と読み替えてもいいでしょう。

そうすると、

質問の回答 その2

「自分」というものは【魂】であって、「思考」や「感情」ではありません。

とも言えるわけです。

これを言葉だけで理解しようとすると、おそらくわかりません。

かといって感覚的になんとなくわかるものでもない。

「魂」というのはハッキリと認識できるもので、一度わかればめっちゃ簡単です。

わからないうちは、まるで「眼が眼自身を見ることができない」ように、あまりに近くにありすぎて逆にわからないもどかしさを感じるかもしれません。

もう少し具体的な状況を考えてみた方がいいでしょう。


例1

寝ているときの自分は「どこ」にいるでしょうか?

寝ているときは、「思考」も「感情」も湧いていません(ただし「夢」は特殊なのでいったん横に置いておきます)。

もし「自分=思考=感情」だとすれば、寝ているときの自分は「自分」ではないことになりますが、もちろんそんなことはありませんね。

たとえ寝ていたとしても、たとえ「思考」や「感情」は湧いていないとしても、「自分」はそこにいます。

もし「自分」がいなければもう昇天ですよ(笑)

例2

まだ小さかった子どもの頃の「自分」と、オッサンやオバサンにまで年を重ねたときの「自分」とでは、何か変化はあるでしょうか?

肉体だけを見れば、確かに白髪やシワは増えているでしょう。

希望してないのに、お腹もぽっこり出ているかもしれません。

けれども、「自分という意識」そのものは、子どもの頃でも大人の現在でも変わっておらず、「わたしはわたしのまま」ですね。

例3

夜空を見上げて、星々の美しさに思わず心を奪われているとき。

美しい絵画の前にたたずみ、無言でずっと対峙しているとき。

瞑想をしている人なら、深い意識の状態にあるとき。

そのとき、「思考」や「感情」はないか、もし湧いてきたとしても水蒸気のように現れては消えるような状態のはずです。

たとえ「思考」や「感情」がなくても、「自分という意識」はそこにあります。

そのとき、「夜空を見上げすぎて首が痛いな」とか「この絵、どんな描き方をしているんだろうか」とか「おしりがかゆくなったきたな」とか、思考が湧いてくることを一般的に「我に返る」と言います。

でも、「我に返る」前に、「自分という意識」は、ずっと "ここ" にありました。

「ただ、自分が、ある」という感じは、思考や感情の前から、ずっと "ここ" にあるのです。


・・・なんとなくわかりましたか?

哲学者デカルトの有名な言葉「我思う、ゆえに我あり」を引用するまでもなく、私達は日常においては思考や感情を「自分」だと捉えて活動をしています。

「目の前の醤油を取る」と思考しなければ手を伸ばせないし、「朝9時までに会社や学校に行く」と思考しなければ寝坊するし、「ヤバい!このままでは遅刻してしまう!」という焦りの感情がなければダッシュもしないわけです。

なので、日常の意識だけでは「自分=思考=感情」となるのは当然のこと。

このとき、もしネガティブな思考や感情が強いと、それに囚われてしまうわけです。

「自分はなんてダメな人間なんだ」とか「あいつだけは絶対許せない!」とか、その思考や感情が自分だと思い込んでしまうと、それそのものになってしまう。

そして、ネガティブな思考や感情は必ず私たちの心身を苦しめるので、それが多ければ多いほど苦しい人生になってしまう。

で、そのネガティブな思考のほぼすべてが過去か未来からやってくるので、その帰結として「いまに在る」ことができなくなってしまうわけです。

でも、「思考」や「感情」は「自分」ではなく、この「自分」は本当は【意識体】や【魂】という目に見えない存在なので、その立場から心の中に湧いてくる「思考」や「感情」を客観的に観察しよう、ということを前回述べたのです。

もしこれでもわからなければ、こう考えたらいいでしょう。

私はあまり脳科学には明るくないですが、おそらく

「自我の働きは脳の "この部分" や "この神経細胞" が司っている」

などの研究結果が出ているはずです。

けれども、もし仮にあなたの脳を開いてみたとしても、「あなたの意識そのもの」はどこにも存在していないはず。

というのは、先ほど説明した通り「あなたという意識」とは目に見えない存在だからです。

肉体の一機関である脳の中に「意識」は見当たりません。

けれども、たとえ科学的に説明不可能であっても、確実に「いま・ここ」にあるのが「自分という意識」なのです。

もし「自分という意識」なんかないとすれば、あなたはあなたではないはずです(笑)

・・・あまり難しく考えない方がいいですよ。

さっきの例をちょっと振り返ってもらえたら、すぐにわかるはずです。

すぐにわからなくても、もし上の文章を読んで「不思議な感覚」が湧いているとしたら、その感覚をしばらく味わってみてください。

その不思議な感覚は、「日常意識」から離れているところから生じているのだから。

いろいろと述べてきた「自分という意識体」は目に見えない存在であり、次々と沸き起こってくる「思考」や「感情」を超えて、ただ「いま・ここ」に存在しているもの。

なので、「思考」や「感情」を客観的に見つめるというのは、「いま・ここ」にずっとあり続ける「自分という意識体(魂)」にフォーカスをすることなのです。

それができたとき、私たちは「思考」や「感情」に巻き込まれることなく、非常に落ち着いた状態を保つことができます。

以前のブログでも説明した記憶がありますが、それは「台風の目」のようなもので、たとえ周囲には思考や感情が渦巻いていたとしても、その中心は穏やかです。

場合によっては「思考」や「感情」がひどく暴れまわることもあるし、深い怒りや悲しみの場合はそう簡単になくなることはないでしょうが、忍耐強く観察をし続けていれば、いつか必ず落ち着く瞬間がやってきます。

なので

前回の放送は「思考や感情を客観的に見つめるようになると、それに巻き込まれなくなる」というお話でしたが、じゃあ「自分」というのは何なんでしょうか? わたしはてっきり「思考=感情=自分」だと思っていたんですけど、違うんですか?だって、考えないと何もできないじゃないですか・・・?

質問の回答

「自分」というものは【意識体】や【魂】と呼ばれる存在であって、「思考」や「感情」ではありません。「考えないと何もできない」というのもまた思考なのです。

この「意識体としての自分」を認識できるかできないかは、それこそ「魂を生きる」かどうかを分ける土台となるので、ぜひ感覚ではなく明瞭に理解されることをオススメします。

そして「魂の実践」としては、この不自由な肉体を持って生きていても、ネガティブな思考や感情に左右されず、自分に与えられた天命に向かって生きることなのです。

単なる知的遊戯だけで終わらないよう。

なお『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』の本では、この「意識体としての自分」を

〈ほんとうの自分〉

と訳していました・・・が、これはちょっと誤解が生じる表現ですね。

今回のタイトルに使うかもしれませんが、どこかでちゃんと説明した方が良さそうです。

「前回の音声配信」でも語りましたが、この本の日本語訳はあまりイケてないので、可能であれば英語の原著をオススメします。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は、

スピリチュアルの実践について。

悲しみのない世界とは、喜びもない世界。

について考えていきます。

スピリチュアルや宗教の世界を眺めていると、美しくはあるけれども、決して現実的とはいえないスローガンを見かけることがあります。

過去のブログでは、「感謝」や「ポジティブ言葉」の軽薄な実践について述べたことがあります。

例えば以下。

これらは普通の感性を持っている人なら、その実践が「上っ面」なものかどうかわかると思います。

ただ、今回の内容は深く考えないとわからないかもしれません。

もう冒頭で核になる考えを述べていますが、

宗教やスピリチュアルで理想として掲げられる「悲しみのない世界」というのは、あくまで彼岸(永遠)のものであって、決して現実的なものではありません。

それを踏まえることによって、その理想は真に地に足をつけた歩みとなります。

ここを理解することが、「スピリチュアルお花畑」の "ミラクルハッピー" な人種になるかならないかの分岐点と言っていいでしょう。

例えばこのブログを書いている現在、中東での混乱が激しくなっています。

ちょっと前まではヨーロッパ某所での紛争だったのに、もう関心が薄れつつある(本題とは違いますが、これもメディアによるコントロールの影響ですね)。

それを報道で見ると、「どうか世界が平和であってほしい」「悲惨な戦争は二度とあってはならない」という想いが湧き上がるのは、まともな人間なら当然のことです。

これがスピリチュアルや宗教であれば、「世界が愛と光で満たされますように」「この世界から一切の悲しみがなくなりますように」と願うのは、これまた当然のことです。

もっと身近な例でいけば、学校内でのいじめで誰かが自殺するとか、会社でのパワハラで精神を病む人が出るとか、家庭内DVで心身ともに傷つく人が出るとかすれば、やはり「すべての存在に愛がもたらされますように」と願わずにいられないのは、人間として自然な情感です。

もちろん、その想いは私の胸の内にもあります。

ただ、一方で、こんな想いもある。

「生きている限り、この地上が地上である限り、悲しみは決してなくならない」

しかし、

「だからこそ、喜びもまたある」

と。

これまでの人類の歴史を振り返ると、その大半は「戦争」でした。

「平和」とは、現時点では "束の間の安息地" のようなものです。

「平和ボケ」な私たち日本人はあまりそういう認識には立てないかもしれませんが、客観的に眺めれば理解できるはずです。

残念なことですが、「戦争の歴史」は人類全体の魂の根源的変容でも起こらない限り、今後も続きます。

日本にしても、いつお隣の "あの国" が攻め込んでくるか、本当はわからないのです。

いや、政治的、経済的には Silent Invasion(静かなる侵略)といってすでにかなり侵食されているので、実は全く「平和」ではなく、あとは時間の問題でしょう。

だからこそ、まともな人間なら、より強く、より深く「悲しみのない世界」を願うわけですが、実は悲しみと喜びというのは「根っこは一つ」だとを知る必要もある。

例えば、過去のカウンセリングでも聞いた話ですが、うつ病やPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療に疲れれる向精神薬は、確かに激しい落ち込みやパニックを防ぐ効果はあるものの、同時に気力もなくなり、喜びを感じられなくなるという副作用があります。

情緒が平板になる…大きな落ち込みや怒りもない代わりに、大きな楽しみや喜びもなくなってしまう。

これはやや非日常的かもしれませんので、もっと卑近な例を考えると、ものすごく空腹なときに何か食べれば、すごくおいしく感じられますね。

周囲から攻撃や迫害を受けているとき、たった一人でも味方になってくれると、ものすごく心強く感じる。

失恋のどん底を乗り越えたからこそ、もし次の出逢いがあるとすれば、それはとても豊かなものになるに違いない。

これは、それなりに人生体験を積み重ねた人なら、誰もが感じる「陰陽」なのです。

陰極まれば陽、陽極まれば陰。

その陰陽の幅こそ、魂の大きさを表す。

もし最初から苦労も悲哀も何もない恵まれた運命を与えられたら、「魂の成長」など何もない人間になってしまうでしょう。

ですから、スピリチュアルや宗教が理想とする「悲しみのない世界」は、それが実現できれば確かに美しいけれども、もし本当に実現してしまったとしたら、「喜びもない世界」という、別次元の「暗黒世界」になるに違いない。

ただ、そんな暗黒世界がいつやって来るかを心配する必要など1ミリもないぐらい、今後も戦争や紛争は必ずどこかで起こります…残念ですが。

人類が今の人類である限り、いじめも迫害も誹謗も中傷も、決してなくならない。

最近の報道によれば、「平和」であるはずの日本における不登校やいじめは、報告されているだけでも過去最高件数になったとのこと。

「子どもの社会は大人社会の縮図」であるなら、これのいったいどこが「平和」なのか。

「世界平和」への祈願も空しく、実際はジリジリと地獄へ向かっているのは否定できません。

ちょうどこのブログを書いている日も、長年にわたる不景気にも関わらず、物価高に加え様々な理由をつけて増税するという「国民いじめ」が諮られています。

G7の中で、若者の自殺率が最も高いのは日本ですよ。

これでも本当に「日本は平和」だと、胸を張って言えるのでしょうか。

少なくとも私は、暗澹たる思いが湧いてくる。

もちろん、さっき「悲しみと喜びの根っこは一つだ」と言ったけれども、戦争や暴力やいじめなどを肯定しているのではありませんよ。

できれば、そんなものは1件も起こってほしくない。

けれども、現実的に起こることは避けられないのであれば、そこで生じる悲しみや怒りを受け容れ、乗り越え、ときには戦うというリアルな葛藤と格闘から逃げてはいけない姿勢が、真に平和を願う者のあり方ではないでしょうか。

世界からはまだまだ悲しみはなくならないが、しかしその悲しみや向き合い、乗り越えるからこそ得られる「深い喜び」もまたある、ということを踏まえなければなりません。

この「悲しみとの直面」に立脚しない限り、平和を願うはずのスピリチュアルや宗教は、必ず「お花畑」や「偽善」の臭いが漂ってきます。

そして、「悲しみのない世界」という理想に囚われるがゆえに、表向きは「愛」や「感謝」を謳いながら、実際は「悲しみからの逃避」として、それらの活動へと依存するようになる。

心を深く傷ついているときは、一時的な逃避場所としてのスピリチュアルや宗教はアリです。

でも、いつまで経ってもその状態では、成長はありません。

真のスピリチュアル(マジスピ)や宗教というのは、悲しみを避けるのではなく、むしろそれを「魂の糧」として正面から立ち向かうためにあるのです。

「本当に悲しみのない世界」を願うなら、現実問題として、強くなければならない。

強くなければ、決して守ることなどできない。

そして、例えば現在の中東問題なら、日本人にはなかなか理解できない複雑な歴史および宗教的な背景を知る知的な努力、また扇動的な報道に左右されないメディアリテラシーも必要です。

何もしないで「ただ願い、ただ祈るだけ」なら、無知で弱いままでもいいのです。

日本ではスピリチュアルも宗教も一般的に「なんだかうさん臭い」と思われてしまうのは、これまで述べた「現実性」に欠けているからです。

もしあなたが何らかのスピリチュアルや宗教に学んでいるとして、その学びがあるがゆえに

「この悲しみも苦しみも、未熟な魂を鍛えるために神が与えた "恩寵的試練" なのだ」

と思い定めることができ、そして乗り越えることができたら(たとえ乗り越えなくとも深く受容できたなら)、周囲の人々はあなたに一目を置かずにはいられないでしょう。

そんなスピリチュアル実践者、信仰者が一定数いるとしたら、どうしてスピリチュアルや宗教が「うさん臭いシロモノ」などと思われるでしょうか。

真のスピリチュアル(マジスピ)も真の宗教も、本来は「魂の崇高さ」のためにあります。

だからこそ、「悲しみのない世界」を永遠の理想として掲げつつも、現実的には「悲しみから逃げない」実践をすることが喜びを深める道であり、それが結果的には「悲しみのない世界」への一歩となるわけです。

世界の平和を祈願するのは結構なことだけれども、それと同時に、自分自身の人生における苦悩や悲哀と直面していく勇気がなければ、やはり宙に浮いてしまうのではないでしょうか。

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天命・使命・ミッションを歩むのに問われる覚悟とは?【カウンセラー、セラピスト、スピリチュアル起業】https://prism-life.com/brace_myself/Thu, 19 Oct 2023 14:13:01 +0000https://prism-life.com/?p=11631

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「魂の道、天命の道を歩む覚悟」

について考えていきます。

最近参加したある講座の中で、カウンセラー・セラピストの方から以下のようなご相談が議題に上がりました。

今回のブログでは、それに対する私の考え方をお伝えします。

カウンセラー・セラピストの仕事を「自分の道」と思い、何も行動していないわけではないんですけど、現実はなかなかうまくいかないんです。それに伴う閉塞感、劣等感、無力感を打ち破るには、どうすればいいか考えたいんですが・・・

その講座は、カウンセラー、セラピスト、教師、または自己探求を志向する人々が集まる場です。

そこでは参加者それぞれが問題解決したいことを話し、それを全員で検討していく場で、上の問いはそこで出たものです。

それに対しいろんな援助や提案がありましたが、そこでたまたま私が話したことが、意外と評価をいただきました。

主催者の先生からは「いやー、あの話は良かったよ」と一度ならず二度言われたし、他の参加者さんからも同じようなことを言われたので、「あ、本当に評価していただいているんだ」と有り難い気持ちが湧いてくる一方、エラそうにしゃべった感じがして恥ずかしい感覚もありました。

ただ自分の中では「真実の思い」なので、今回はそれを熱が冷めないうちにブログに残そうと思います。

結論から言いましょう。

結論:成功や失敗など、どうでもいい。

社会的に成功しようしまいが、経済的にうまくいこうがいくまいが、どちらも「魂」や「神」からすれば本質的なことではない。

 

問われているのはただ、「自分が決めた道」に向かって歩みを止めないこと。

 

魂を燃やすこと、ただこれだけに尽きる。

 

失敗してもいい、食えなくてもいい。

 

果ては、野垂れ死んでも構わない。

 

それはこの世としては「不幸」だったとしても、確かに「自分の道」であったなら、魂としてはこれ以上の「幸福」はない。

めっちゃ簡単でしょ?(笑)

本当は誰でもできる・・・はず。

これはあくまで「魂的な観点」からの考えであって、「現実的な観点」ではありません。

カウンセラーやセラピストなどの「一人起業」において、現実的にはスキルを磨き続けるとともに集客の手法を学び、ブログやSNSや動画などを通じて情報発信していくことが、現代における一般的な「生計を得る」方法です。

確かにそれは大切なことではあるけど、それが現実的にうまくいくかいかないかは、魂的には「どうでもいい」。

ブログタイトル【マジスピ】(真のスピリチュアル)というのは「魂で生きる」という意味が込められていますが、言い換えると「現実の成功や失敗という "この世の次元" を超えてゆけ!」ということ。

カウンセラーやセラピストなどの「一人起業」は、それがリスクを伴う起業である限りは、それほど簡単なことではありません。

ビジネス系やコンサル系の講座の宣伝文句には「あなたもできる」「ノーリスク起業」「年収1000万超えも夢じゃない」なんて言ってますが、そんな甘いもんじゃないですよ。

というか、そういうのは「寝言」「真っ赤なウソ」だと断定するぐらいで、ちょうど良い。

特にスピリチュアル系は「あなたにも奇跡は起こせる!」「ただ願うだけで引き寄せられる!」だなどと、頭の悪いことを言うアホもいる(実際に波動/オーラもクソ重たいのが大半)。

困ったことに、YouTubeをチラ見するとそういうコンテンツが割と見られているから世も末だわな。

無名で信用も何もない人間がそれなりに認められるようになるには、誰もが気軽に発信できるようになった時代だからこそ、なおさら時間とエネルギーがかかります。

その道中においては、いくらブログを書いてもほとんどアクセスはないし、YouTubeを出しても再生回数は全然上がらない。

特に「魂」「生き方」「人としてのあり方」など根本的なことを問う種類のものは、そもそも人々の関心が薄いので特に厳しい。

私が出してるこのブログや音声配信などは、まさにそれな(笑)

例えば心理学の分野では「認知行動療法」というわかりやすい(テクニックが明確で、効果が数字で計測できる)ジャンルが現代においては最も人気です。

人間成長や内面洞察を志向する心理学の分野は、明確な答えが出にくいし効果の計測もしにくいから、ほとんど人気がない。

知り合いの心理カウンセラーで「本当は人間成長の支援をしたいけど、仕事にならないので認知行動療法をやってます」という人もいます。

他の分野でもファッションのように「トレンド」があるはずで、自分の好き嫌いは横に置き、ビジネスと割り切ってトレンドを狙いに行けば、成功の可能性はそれだけ高くなる。

けれども、トレンドなんて関係なく「自分の魂の道」を歩みたいなら、「自分のやりたいことは流行り物じゃない」と思うなら、不遇は覚悟しなければならない。

(いい意味で)頑固な寿司職人みたいに「俺の握ったやつを食ってくれたら、他と味の違いがわかるから!」なんて言ってても、まぁその気持ちはよーくわかるけど、そもそも「○○という名店で修行しました」というブランドもない無名な人間の握るやつなんざ、試しに食ってくれるヤツなんてそんなにいねえよ(汗)

でも、それこそ頑固にやり続けていれば、食べてくれる人もポツポツ出てくるわけで、そこまでできるかということがここでは問われている。

だからこそ、失敗してもいい、食えなくてもいい、別に野垂れ死んでも構わないという覚悟が「魂を生きる」必須の態度となります。

そこまで「クソ馬鹿野郎」になれるのが、「魂の力」なのであります。

『0番・愚者』のタロットカードは魂のあり方を教えてくれる

タロットの世界観を表現する「大アルカナ」における最初のカードは「0番:愚者(THE FOOL)」なのですが、これを考えついた人は魂を骨の髄から理解している人に違いない。

以下は私が【禅タロットリーディング講座】で使っている「禅タロット」における愚者のカードです。

「0番」、つまり「1(有の世界/この世)」になる前の「0(無の世界/あの世)」においては、愚かさだけが力なのです。

この絵柄の通り、崖から落ちようとしているのに優雅な笑顔を湛えているこの青年の愚かさこそ、魂からほどばしる生命エネルギー。

愚かさこそ「0・ゼロ・魂の原点」。

この大宇宙は、神と呼ばれている「究極の大馬鹿野郎」によって生まれた。

もちろん「魂で生きる」「天命を歩む」ことを志向する人間は、肉体を持っているため「魂と肉体との葛藤」は必ず出てきます。

努力している割に思ったほど人が集まらない、アクセスが増えない、ゆえに仕事がなかなか来なかったりすると、普通の人は他にうまくいっている(ように見える)人と比べて「劣等感」「疎外感」「無力感」などに襲われるし、蓄えがなければ「経済的苦悩」も味わうことになるでしょう。

私だって、これまでさんざん味わってきたし、今でもそれはあります。

とても幸運なことに起業してから経済的に困ることはなかったものの、「あまり興味を持たれないテーマばかり発信している」という自覚はあります。

そんな私も最初は何のアテもなく、見込みのお客さんはゼロ・・・しかもスピリチュアル起業だからむしろ「怪しい」「インチキ」「うさんくさい」というマイナスからスタートしました。

今でも覚えていますけど、ある経営者と名刺交換したとき、「スピリチュアル」の文字を名刺に見ただけで急に冷たい態度になった人もいました。

このような偏見や冷笑、葛藤や苦悩を突き抜けるだけの、魂、志、使命感を、あなたも抱いているでしょうか?

今回、冒頭の結論で述べたような回答をしたのが、お相手の方が肉体的にはなかなかの年齢にもかかわらず、「魂で生きる道」を選択されたからです。

もしお相手が「趣味でやってます」「メインの仕事は別にあります」「できればお小遣い稼ぎできたらいいな」などとおっしゃっていたら、「別に野垂れ死んでもいいじゃないですか」とまでは言わなかったでしょう。

大半の人は失敗なんかしたくないし、経済的苦境に陥るのもイヤに決まってるんだから。

でも、確かに「魂を生きたい」とおっしゃっていましたからね・・・それは私としては「祈り」と同じように本気のスイッチが入るわけです。

※「本気のスイッチ」が入って言葉遣いがひどくなった音声配信↓

本当に「魂の道」「天命の道」を歩みたいのであれば、「この世の幸福」は打ち捨てる必要があります。

「物心両面の幸福」というのはあくまで理想というか綺麗事でして、最初は「物」を捨てなければ「心」も得られない。

スピリチュアル系はそんな綺麗事を言うお花畑野郎が多いから困る。

いいじゃないですか、もし食えなかったら、素晴らしい断食修行ができますからねっ(笑)

いつでも食べられる安全な状況で健康的に「ファスティング」するのと違い、ガチのマジで食べるものが何もない状況に陥れば、これほど修行できるチャンスはないですからねっ。

大丈夫ですよ、空腹なんて死ねば直るからねっ。

・・・良い子はマネしないでくださいよ(笑)

「魂を輝かせて生きられる」のは、社会通念や一般常識に抗う「悪い子」、そして「愚者」だけができる "特権" ですから。

そうやって生命エネルギーをとことん燃やして歩む道こそ、魂にとっては最大の幸福であり、それが【マジスピ】(真のスピリチュアル)としての「愚かな生き方」なのであります。

今回の心理学系講座での自分の発言が周囲に多少でも響いたとするなら、それは私もまた「魂の道」を求めて苦しみ、何とかそれを乗り越えようともがき、今もなお、もがいているからなのかもしれません。

多少とも実践してきたからこそ、夢を見ているだけで何もしない人間よりは、説得力があったのだと思います。

「道を求めて、葛藤し苦悩し続けること」そのものが、実は「魂の力」を養っていたのだと自覚できた瞬間でした。

求道、これ道なり。

歩むことそのものが、実は「道」なのです。

どうせそのうち死ぬのだから、最初から死ぬつもりで、がんばっていきましょう。

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第224回:”祈り”と”引き寄せ”との根本的な違いとは?【世界平和の祈り】https://prism-life.com/podcast_224/Fri, 13 Oct 2023 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=11620

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運命を変化させ、ブレイクスルーを起こすために必要なこと【OSHO禅タロット】https://prism-life.com/zentarot_change_breakthrough/Thu, 12 Oct 2023 04:26:00 +0000https://prism-life.com/?p=11599

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

さて今回は、禅タロットカードを絡めて

・「運命の変化」と「運命の突破」

・「運命の活かし方」

について考えていきます。

このブログを書いている日は、ちょうど『禅タロットリーディング講座』がありました。

かなり熱く語ったからか余熱がまだ冷めないので、この勢いで禅タロットについてひとつ取り上げます。

今回の内容は禅タロットを知らなくても問題なく読めますが、もしご興味あれば以下をご覧ください。

カードでは、冒頭にも掲げた以下の絵柄です。

左側が【10番:変化(チェンジ)】というカード、

右側が【11番:突破(ブレイクスルー)】というカードです。

どちらも「大アルカナ」というタロットの世界観の中心のカードの種類です。

タロット講座ではないので詳しい解説は省きますが、ポイントは変化(10番)から突破(11番)まで連番になっていること。

タロットの番号にはちゃんと意味があり、講座では解説しながら「ほんと深いな・・・」といつもしみじみと感じるのであります。

ではもう少し踏み込んで解説をしていきましょう。

10番の「変化」にある大前提は、

「運命というのは絶えず変化している」

ということです。

この宇宙に普遍的な真理があるとすれば、それは「変化」のみ。

これを仏教的には「無常」といい、「無常観」という言葉にもある通り、どちらかといえば「人生の儚さ」を意味しますね。

社会もさまざまに変化していく通り、個人の人生も変化していきます。

どれだけ変化のない人生であろうと、肉体は必ず老いていき、いつか必ず死ぬのが生命の論理。

よって、運命も絶えず変化変滅していくわけです。

運命とは、言い換えれば「その人間に与えられた生命エネルギーのバイオリズム」ということ。

バイオリズムであるため、それは波のように上がったり下がったりします。

ずっと運気が上がりっぱなしというのはあり得ないし、逆に下がりっぱなしもあり得ない。

その運気をよく観るために、昔から占いの類があるわけですよね。

タロットもまた、その占いの道具の一つです。

運気が上がっているときは、積極的に活動した方がいい。

運気が下がっているときは、じたばたしないで静かに過ごせばいい。

多くの人は運気が下がっていることを気にしますが、実はこの時期はじっくり勉強するとか思い切って休息を取るとかすればいいだけの話で、何も怖れることはないのです。

そのうちまた運気は上がってくるとき、運気が悪かった時期の蓄積が役に立ってくるわけです。

逆に、せっかく運気が上がっているのに何もせずに過ごすのは、非常にもったいない。

せっかく運気(生命エネルギー)が良い方向に変わろうとしているのに何もしないとなると、個人差はありますが、生命エネルギーの側が後押ししてくる場合があるのです。

いま「後押ししてくる」と言いましたが、もっと言えば「突き上げてくる」とか「追い込んでくる」とかいう表現の方がいいかもしれません。

例えば、自分が以前からチャレンジしたかった学びや体験があるとします。

それは何らかの資格だったりお稽古事だったり、あるいは以前から気になっていた仕事や引っ越しかもしれません。

何となく心が惹かれている状態のまま放置しておくと、ある時期から「それが気になって仕方がない」ようになる場合があります。

アタマの中では「でもお金がかかるし・・・」「自分にうまくできるかな・・・」「カン違いだったら嫌だな・・・」「こんなはずじゃなかったらどうしよう・・・」など、いろんな言い訳をつけては先送りしてきたかもしれません。

ただ、そんな雑念よりもっと強く、体の奥の方から「いや、やっぱりやりたい!」「失敗するかもしれないけど、チャレンジしてみたい!」「何もしないで後悔するのはイヤだ!」という気持ちが湧き上がるかもしれません。

そのときに運命(生命エネルギー)というのは、私たちに「不快な感情」を与えてくる。

ときにちょっとしたトラブルやミアミスの事故が起こることもある。

それが「突き上げてくる」「追い込んでくる」などの強いエネルギーです。

これを厳密には「運命の負のエネルギー」と呼びます。

「負」というとマイナスのイメージがあるかもしれませんが、実はそうではないんですね。

「負う」と言うように、「何かを負う」営みは、活動へのエネルギーに転換されます。

例えば「責任」もまた「負う」ものです。

それはときに厳しい場合もありますが、だからこそ勇気ある行動や精神的な成長を生み出すわけです。

逆に「責任から逃げる人間」とはどんなヤツなのかを想像してみれば、「責任を負わない」ことによる精神の緩みや生命エネルギーの低下がどんなものか、まぁ無責任なヤツはあなたの周囲にも必ずいるでしょうから、よーくわかるはずです。

筋トレは「負荷をかける」わけですが、だからこそ筋肉は強くなる。

このように、運命が投げかける「負のエネルギー」というのは厳しい側面がありながら、うまく活かすことができれば、私たちを強く高く深く潔くするわけです。

ところが、この負のエネルギー、運命が与えてくる責任から逃げ続けていると、さっき述べた通り「不快な感情」に襲われるようになるのが常です。

それは正直な人間であるほど苦痛に感じるものですが、中にはそこから目を背けようと思って、お酒やギャンブルやゲームやパチンコやクスリや異性関係などに走る人もいます。

そうすると、ますます「不快な感情」は強くなってくる。

一般的に人は「運気が下がる」ことを嫌い、「運気が上がる」ことを好みますよね。

上っ面な占いの多くは、運気が上がっているか下がっているか "だけ" を観るものです。

ただ「運気が上がる」というのは、見方を変えれば「運命が与えてくる負のエネルギー」もまた上がることを意味しているので、単に運気が上がれば無条件に喜べるものでもないのです。

特に人生において大事な岐路に立たされているときは、運命が投げかける負荷のエネルギーはかなり高いことがあります。

そのとき素直にそれに乗っかれる人はいいのですが、そういう人は少数であり、多くの人は【変化(チェンジ)】の予感に戸惑うことが多いもの。

ただ「不快な感覚」や、体の奥から湧き上がる思いはどんどん強くなるので、しまいにはそれに抗えなくなって「もういい!ここで動かないといけない!もう決断しなければ!」と観念するポイントがやってくる。

そのとき、【変化(チェンジ)】から【突破(ブレイクスルー)】の段階へとシフトするわけです。

もう一度写真を載せますね。

【突破(ブレイクスルー)】というのは、必ずしも "自分の意志" だけで成し遂げるものではありません。

もちろん人生に変化を起こす主体は自分であり、「果報は寝て待て」というのは最初から期待すべきではない。

けれども、実は【突破(ブレイクスルー)】を起こす力の背後には、運命の【変化(チェンジ)】がもたらす後押し(運命が与える負のエネルギー)があります。

その運命が投げかけるエネルギーに対して自覚的になれる人とそうでない人とでは、運命の活かし方に歴然と差が出ます。

それは以上のことを踏まえて考えてみれば、納得できるのではないでしょうか。

センスのいい人や素直な人は運命の変化を無意識にキャッチできるわけですが、私たちの大半はそこまでセンスはないどころか、よせばいいのに「疑い深い才能」まで兼ね備えています(汗)

そこで、例えばタロットのような道具を使って、運命のエネルギーを意識的に調べてみることが有効なわけです。

ここで述べているのは、「運命全体が与えかけるエネルギー」のことであり、「恋愛運」「金運」「仕事運」などの一般的な占いで扱う細かな運勢のことではありません。

通常の占いでは、こういう小さな部分に焦点を当てます。

それはその方が「わかりやすい」「ウケる」からですが、本来はもっと大局的な視点に立ち、私たち一人ひとりに与えられた固有の生命エネルギー(=運命)がどういうものかを知ることの方が、よほど応用が利くのであります。

ただし応用を利かせるには、私たちが「センセー」に依存することなく、こういうタロットの絵柄をきっかけにして「自己探求」していく姿勢が必要です。

それが私はマジスピ(真のスピリチュアル)だと思っているわけです。

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第223回:祈りで開運できる人とできない人の根本的な違いとは?【世界平和の祈り/五井昌久】https://prism-life.com/podcast_223/Fri, 06 Oct 2023 10:59:06 +0000https://prism-life.com/?p=11589

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レイキヒーリングはインチキ?本物?論より証拠の効果とは?そして真の癒しとは何か?https://prism-life.com/reiki_survey/Thu, 05 Oct 2023 08:19:00 +0000https://prism-life.com/?p=11546

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

レイキには心身の調子を整える力がある

つい先日のことですが、現在私の「個別ヒーリング(対面 or 遠隔ヒーリング)を受けていただいている方から、

【アンケート結果】レイキヒーリングを受けた経験のある、20代~60代の男女200人 に聞いた!レイキヒーリングの効果に関するアンケートを実施

という情報をいただきました。

今回はこれをネタ元に「スピリチュアルヒーリング(エネルギーヒーリング)」についての考えを述べてみます。

これは目に見えないヒーリングゆえ、一般的には心の底から信用できない部分はあるでしょう。

だから私もなかなか商売しづらいのです(笑)

わかる方にだけわかればいい、という思いでやってはいますが・・・

今回はわかっていただける方に、かなり小規模ながらこういうアンケート結果もあるんだということを知っていただきたいなと思います。

とはいえこの発信元は広告系メディアなので「見せ方が上手」ということは踏まえる必要があるでしょう。

またアンケート回答者の属性がわからない(たぶんスピ好きが多いでしょうね)ので、ある程度のバイアス(偏り)は考慮すべきです。

回答者の属性が違えば、「インチキ」「怪しい」「宗教」「ツボ売られそう」「通報しておきました」などの意見が大多数を占めているに違いない(笑)

ただ、この回答で得られた「レイキヒーリングの効果効能」というのは、私もささやかながら「現場」でヒーリングをしていることから、共感できる部分が多くあります。

ま、「ポジショントーク」と言われればそれまでなので、ここから先はヒーリングにご興味のある方だけ読み進めてください。


アンケート結果はいろいろありますが、最も主要なものは以下の2つ(上記サイトから引用)。

【レイキヒーリングを受けて効果を実感できたか】

・実感できた:80.7%
・実感できなかった:16.8%
・受けていない:2.0%

(「受けていない」がたったの2.0%の時点で、相当偏った集計だということがわかります 笑)

【(実感したと回答した方のみ)実感した効果】

1.不眠症の改善:33.0%
2.血行の促進:22.6%
3.冷え性の改善:24.1%
4.ストレスの軽減:14.8%
5.生理不順やPMS(月経前症候群)の改善:1.5%
6.その他:4.1%

(「あくまでもアンケート回答者の感想であって効果を保証するものではありません」とちゃんと記載されています。そりゃそうだ)


いかがでしたか?

個人的には「そうそう、そうなのよ」と共感しました。

実際、私は「グループヒーリング」というのをやっていまして、更新時点ではもう230回ほど続けているのですけど、そのご感想もだいたい上のような結果です。

具体的なご感想は「グループヒーリング」のページに書いてあります。

決して捏造したものでなく、ガチでいただいたご感想なのでご興味あれば目を通してみてください。

(もちろん「何の実感もなかった」という方の大半は無言で去りますので、残念ですがそういう方もきっとおられるでしょうけど)

最近、「個別ヒーリング(対面 or 遠隔ヒーリング)を受けていただいた方からも、以下のご感想をいただきました。

掲載の許可をいただいたので、その一部を以下にシェアします。

グループヒーリングの数時間後に生理が来ました。

 

前回も個別ヒーリングの翌日に来たのでこれはヒーリングと関係ありそうです。

 

しかも、ストレス満載の時は2,3週間平気で遅れるのですが、そういうこともないのでメンタルも整ってるらしいです。

 

もちろんメンタルが整っているのを実感はしていますが、このことからも気のせいではないのがわかります。

ヒーリングのご感想

わたくし男なので実感はできないのですけど、この方だけでなく、過去にも「生理不順がなくなった」という女性からのお声をいただいているので、おそらく何かしらの効果はあるのでしょうね。

他にも「よく寝れる(ヒーリングの途中で寝落ちする)」というお声はしょっちゅういただきますし、「夜に受けると翌朝スッキリしている」というのもあります。

また、以前ガン患者さんに遠隔ヒーリングを行ったとき、抗ガン剤の副作用で両手両足の末端がめちゃくちゃ冷えるらしかったのですが、それもヒーリングでポカポカあたたかくなった、とのことでした。

これは上のアンケートの「冷え性の改善」と通ずるものがあります。

あまりこういう世界に慣れていない方にとっては不思議なことですけれども、事実として、厳然たる事実として「ある」のです(もちろん個人差はあります)。

もしウソやインチキだったら、私などとっくに捕まっているか「詐欺師」のレッテルを貼られているでしょう(笑)

で、肝心なことは、どうして対面だけでなく、遠く離れた場所から行う「遠隔ヒーリング」にこういう効果があるのか、ということですね。

ひとことで言えば、

「人間は物質だけの存在ではない」

ということに尽きます。

人間は肉のカタマリではなく、スピリチュアルな存在、波動(エネルギー)の存在なのです。

このことは多少ともスピリチュアル的な事柄がお好きであれば見聞きしたことがあるはず。

ただ、それを単なる知識やオカルト趣味ではなく、具体的な実践として、3次元世界での実証として、そして心身の調和のために行うのがレイキヒーリング、スピリチュアルヒーリングなのです。

スピリチュアルヒーリングにおける「魂の癒し」とは何か?

私はたまたま「レイキヒーリング」というのをお伝えする仕事もしていますが、レイキは数多くあるエネルギーヒーリングの一つに過ぎません。

レイキは漢字で書くと「靈氣」という、書き取りテストに出たら大半の人は絶対書けない字面です。

「氣」はスピってる人たちが好んで使う漢字ね(私はあまり使いたくない)。

靈(霊)というのは簡単に言えば「いのちの根源」のことであり、そのエネルギーが発動したものを氣(気)といいます。

なので「靈氣」とは【いのちの根源的なエネルギーの流れ】という普通の人が聞くと怪しいと感じるやつになるわけです。

ただ、「靈氣/レイキ」という名前はあくまで仮称でして、呼び方は別に何でもいいんですよ。

スピリチュアル業界では「なんちゃらヒーリング」の名前が腐るほどありますが、それだけ名前がたくさん出るのは、そのヒーリングの真贋は横においておくと、そもそも「根源エネルギー」は名前がつけられないことの裏返しなのです。

だから大昔の偉い人はこの根源的なエネルギーのことを「無記」、つまり「名前なんかつけられないほどの不可思議なエネルギー」と言ったわけです。

まぁアタマではよくわからんけど、どうやらこのエネルギーを多く受け取ることができると、心身の調子が良くなるらしいぞ、という論より証拠の結果があるから、人工知能が花開こうとしている現代でもこうした「怪しいヒーリング」が残っているわけです。

こうした「目に見えない世界」については、科学の世界では量子論(量子力学)が解明を試みていますが、現段階ではまだまだわかっていないことばかりのようです。

※参考ブログ

続・スピリチュアル量子論はインチキか?超一流の物理学者にもわからないミクロの世界。

21世紀の物質科学全盛期においても、宇宙というのは「大いなる謎」なのであります。

それを科学では量子力学が、スピリチュアルではレイキなどのエネルギーヒーリング、スピリチュアルヒーリングがそれぞれの立場で解明を試みているわけです。

私の限られた体験においても、ヒーリングを介した不思議な結果はいくつもあります。

例えば、以下のような事例。

【ヒーリング体験談】本当は両親に愛されていたんだ・・・と思い出しました。

【ヒーリング体験談】まるで包まれているようなあたたかさを感じました。

他にもいっぱいありますわ。

さっきも述べましたけど、これらは「論より証拠」なのです。

普段は「スピリチュアル?レイキ?そんなオカルト、信じられるかよ」と懐疑的な人でも、いざ難病奇病で医者も手の施しようがなく、にっちもさっちもいかなくなったとき、密かにヒーリングの門を叩く方もおられます。

その結果、もちろん個人差があるから思うようにいかない場合もありますけど、それで少しでも病苦が和らぐことがあると、

「今まで全く興味がなかったけど、こんな世界もあるんですね・・・」

としみじみ語る方もおられました。

そう、実はレイキやスピリチュアルヒーリングの「隠れた目的」はここにある。

つまり、ヒーリングによって何らかの効果が感じられるだけでも良いのですが、それとともに、私たちを生かしている「目に見えない根源的なエネルギー」があることに気づくこと。

こちらの方が「魂」にとってはとても大事です。

物質文明全盛の現代において、目に見えないものの価値は、もちろんこういうブログを読まれる方は別ですが、世界全体においてはどんどん見失われています。

世界の政治経済の混沌は、「魂」を忘れてゆく程度に従って、より深まってゆく。

私が教えている「日本伝統式レイキ」の根本的な目的は、実は治療ではなく「精神性の向上」なのです。

今のレイキ業界の大半は「西洋式レイキ」のみを教えています。実践主義を重んじる西洋式の目的はズバリ治療であり、「精神性の向上」までは謳っていません。なお、私は西洋式レイキも日本伝統式と同時に教えています。

なぜ「精神性の向上」が本来の目的かというと、それが魂に与えられた「刻印」だからです。

これは理屈抜きよ。

その証拠として、「精神性の向上」を忘れた人間の面構えを観察すると良いでしょう。

どれだけ儲かっていようと、どれだけ社会的な影響力があろうと、「魂」を忘れた人間は、どこか動物的な雰囲気を感じるでしょう。

権力闘争や金儲けにしか目がない政治家や資本家なんか、そんなツラしてやがるでしょ?

そんな人のことを、心から尊敬できますか?

できるわけがない。

尊敬するとしてもそれはその人の権力や金力に対してであって、決して「魂そのもの」ではない。

ともかく、ヒーリングの表向きの目的は治療であって、それだけでも完遂できればとても喜ばれるのは確かです。

けれども、隠れた本当の目的は、ヒーリングを通じて「目に見えない世界」を大切にする生き方に気づくことなのです。

言い換えれば、「肉体の癒し」はもちろん大事だけど、それ以上に「魂の癒し」を追窮していき、ひいては「地球全体の癒し」にまでささやかでも貢献していくことが、ヒーラーの立場や流派を問わず共通に志すべきことでしょう。

だからこそ、ヒーラーは自分自身がなるべく深く広く大きく浄化されなければならないのであり、そこは文字通り「修行」ですね。

卑近なことですが、これを書いている今日の私は、好きなポテトチップスを食べるのを我慢しています(笑)

普段の私は1日1食なんですが、油断するとその1食の中についついポテチがおかずに入ってしまうのです・・・で、その後少しお腹がもたれるのを感じる(汗)

肉体的にも精神的にも、特に食事は大事です。

なので私はほぼ毎日 無肥料無農薬の野菜や玄米をいただき、インスタント食は本当は好きだけどなるべく手を出さないようにするとともに、自分の日頃の心がけをできるだけ清らかなものにしようと思っているわけです。

最近までブログ記事にしていた「断捨離」も、浄化の一環ですね。

これ書いてる今日も、好きだった腕時計を1個手放しました。

ヒーリングの世界はゴマカシがききません。

日頃からジャンクなパンやカップ麺やお菓子ばかり食べ、酒もタバコも呑みまくり、日頃から家族関係が不調和で、不平不満タラタラの生活を送っていながら、ヒーリングだけは抜群に素晴らしい・・・そんなことはよほどの天才でない限りあり得ない。

ですから、特に他人様に対してヒーリングをしたいと思っている方は、もちろん私もですけど、日頃から自己鍛錬していく責務があります。

こういうことが「精神性の向上」の具体的実践です。

(ちなみに、レイキの世界には「自己鍛錬法」というそのものズバリな方法があります)

自分が真に実践せずして、どうして他人様に「目に見えない世界」の大切さを伝えることができるのでしょうか。

そんなことはあり得ないでしょ?

決して安易な道ではないけれど、それだけヒーリングの道は歩む歓びがあります。

ヒーリングを通していろんな方々との出逢いがあります。

その中においては、重病や難病の方々、またそのご家族とのご縁もある。

当然ながら「生命がけの真剣な場」にならざるを得ないわけで、そこには重大な責任が伴います。

とはいえ、「個別ヒーリング(対面 or 遠隔ヒーリング)のページにも注意深く記載していますが、必ずしもヒーリングで何らかの効果が確実に期待できるとは限らない。

現実的に功を奏することもあれば、同じようにやっているのに、見込みが薄い場合もある。

その不合理な制約の中で、しかし「人事を尽くして天命を待つ」という祈りを込めて、ヒーリングに向き合う。

自分がまだまだ力不足だと感ずることもあれば、思った以上の結果に至って「これは自分の力を超えた何かが働いたな・・・」としみじみ感ずることもあります。

そんなヒーリングなのですが、一方そのプロセスを通じて、重病を抱えるご本人やそのご家族に、何らかの気づきが生まれてくる場合もあります。

例えば以下のようなブログ。

最近のケースでは、ヒーリングをご依頼いただいたあるご家族の話。

守秘義務があるので詳細は言えませんが、

「私は重病の親が良くなってほしい、良くなってさえくれたら・・・と強く思ってきました。けれど、もし今回は良くなったとしても、いつか必ずあの世へ旅立つんですよね。それはまだ若い私もそうです。だから、本当に後悔しないよう、病が良くなってからではなく、いま一緒にいられるこの時間こそ、大事にしなければならないんだって思うようになりました

という深い気づき・・・

私は別に、何も、言ってないんですよ。

でもヒーリングを通じて「ご家族のいのち」そして「自分のいのち」と向き合うプロセスにおいて、こういう「魂の気づき」が生まれてくることもあります。

「真の癒し」とは何なのでしょうか?

私は今も、その問いを問い続けながら、ヒーリングを行っています。

・・・ヒーリングのアンケート結果を紹介するのがメインと思って記事を作成していたのですが、最後は図らずも深くなってしまいました。

過去ブログの引用が多くてすみませんが、見れる範囲で見ていただけたらと思います。

このように「精神性の向上」を求めていくヒーリングを、私は「レイキヒーラー養成講座」としてお伝えする活動をしています。

やる気さえあれば誰でもできるヒーリングなので、もしご興味あればご覧いただけたら幸いです。

レイキヒーラー養成講座

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(須賀神社) お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリ ... ]]>


(須賀神社)

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回のブログでは「断捨離は金運を高める最高の方法」ということを述べました。

そりゃ余計なモノを持たず、逆に今あるモノを大切にし浪費せずに暮らせる人は、収入の多寡に関わらず金運が高くて当然ですね。

別に金運神社に足繁く参拝する必要はありません。

ただ、大量消費社会というのは「いろんな仕掛けで富を奪う」構造になっています。

魅力ある広告や、今で言えば「インフルエンサー」の影響力によって物欲が刺激されることによって、冷静に考えれば必要ないモノやサービスにお金が吸い取られていく。

あらゆる広告技術は脳科学によって設計されているので、そこをスルーするのはかなり意識的でないと難しいでしょう。

また、政治的にはパワーを持った悪い奴らが政治家に働きかけ、利権を独占して国民から所得を奪うという例もあります(例えば電気料金の請求書に普通に計上されている「再エネ賦課金」はこのパターンね。調べたら腹立つよ)。

それを「経済成長」と呼び、現代の我々の多くはいろいろ不満はあっても結局のところ肯定しているわけですが、そこには際限がない。

これがもたらしているものの代表が「環境破壊」であり、その究極は「原発による核のゴミ問題(トイレなきマンション問題)」があるわけです。

これもまた「成長」や「豊かさ」のためには仕方がないと、問題を先送りにしている(と言っても、私は原発ゴミ問題に対する処方箋は持ち合わせていませんが…)。

話せばキリがない話ですけど、その「物欲の無限連鎖」に対する「静かなる抵抗」が断捨離なのだと思います。

私自身ささやかに断捨離を実践していて感じていることは、この大量消費社会に対し「物質などまるっきり興味がない」ぐらいに意識を留めておいた方が、スピリチュアル的に深い生き方をするにはちょうど良いのではないか、ということです。

それぐらい物質というのは「魂を眠らせ、死を忘れされる」パワーが強い、ということです。

「死を忘れる」ということは「魂を忘れる」ということであり、それは結局のところ「人間が人間でなくなる」ということなのです。

「人類が滅びる」というのは、肉体的生命の滅亡ではなく、霊的生命・精神的生命の滅亡なのですよ。

とはいえ、肉体を持っている限り食べなくては生きていけないし、着るものも必要だし、住む場所だって必要ですね。

その意味において、やはり物質は必要。

だから意識の上では「物質なんてどうでもいい」というぐらい強く構えていて、はじめてちょうど良いバランスが取れる、ということなのです。

マジスピ(真のスピリチュアル)的な生き方をするなら、おそらくこれぐらいの心構えが必要でしょう。

もちろん、ときには物質的に豊かな体験をするのもいい。

ただ、その際でも「しょせん物質に過ぎない」と突き放しておくこと。

どれだけ物質的豊かさを誇っていても、地震や火事などに遭えば、たちまち「灰燼に帰す」無常さを常に想うことですね。

最近の私はフリマアプリでせっせと不用品を売っているのですが、例えば数年前に買った服、それが発売された当時は一瞬で完売した「レア物」だったはずのものが、現在その定価からかなり安い金額で出しても売れない・・・かなり時間が経ち、さらに値下げしてようやく売れたものがいくつかありました。

そこに「むなしさ」を感じずにはいられませんでした。

「トレンド」というのは移り変わりするものであり、価値観が全く変化しないことはあり得ません。

ただ、それがたった数年で大きく変わり、人々は常に刺激的な「新商品」を求める・・・iPhoneなどはその代表例だと思いますが、今日の「新商品」も来年には「型落ち」となり「古臭い」ものとなる。

職業柄、また性格としても、魂的なもの、永遠なるものに惹かれている自分にとって、今回の断捨離ブームは、まさに「物質だけに生きることのむなしさ」を教えてくれたように思います。


・・・なんか知らんけど、さっきから頭の中をチラチラと、次の歌が浮かんでくる。

八雲立つ 出雲八重垣 妻籠めに 八重垣作る その八重垣を

ご存知の方もおられると思いますが、これはスサノオノミコトが詠んだとされる歌で、『古事記』の中に出てくる「最も古い和歌」です。

現代語訳は以下。

何重にも重なりあう雲が立ち上る ここ出雲に立ち上るのは八重垣のような雲だ。妻と住む宮にも八重垣を作っているよ そう八重垣を。

調べればいくらでも情報が出ますけども、この歌はスサノオがクシダナヒメとの結婚を祝福するときに詠んだとされています。

ふたりの住まいを求めて出雲の須賀(すが)を訪れたとき「なんてすがすがしい場所だ!よしここに宮を建てよう!」という感慨が込められています。

過去、私はまさにその場である「須賀神社」に参拝したことがあり、また別の機会に述べるかもしれませんが、個人的にはかなり霊的な波動を感じた場でした。

そんな歌がなぜか、ふと、思い出されたわけですが・・・

この歌に込められた「魂」が、以前よりも深く感じられるようになっている・・・

そんな自分の変化に、気づきました。

そのときの情景や、結婚生活を始めるスサノオとクシナダヒメの強い愛と未来への希望、あるいはその前にヤマタノオロチと命がけの戦いを繰り広げたことなどが、なぜか涙とともに感じられるのです。

「人工知能がそのうち世界を支配する」なんて言われている電脳の世の中で、歌を通じて神話の世界と魂が交流できるというのは、なんと有り難いことでしょうか。

ここには肉体や物質を超えた「永遠」があります。

おそらく、断捨離をはじめて物質から距離を置くようになった分だけ、「魂の世界」が近くなったのかもしれません。

この魂なるものは、物質のように決して色褪せないものですね。

そう、今後はこういう世界をより深く掴み取っていきたいのだ。

縁あって人間として生きているのであれば、永遠を志向すること、わかりやすく言えば「感動」を深めていくことが「生きる意味」ではないだろうか・・・と改めて思いました。


そもそも私は物質にはほとんど興味のない人間でした。

着るものなんかテキトーでいいと強く思っていたのでファッションには全く興味がなかったし、サラリーマン時代はスーツのズボンに穴が空いても着ていました(後ろポケットのケータイを入れていた部分に決まって穴が空いた)。

後輩から「林さん、ズボンに穴が空いてますよ!」と笑われても、あまり気にしないぐらい無頓着だったのです。

仕方なく買い替えるときも、当時イオンだかジャスコだかで出ていた「1万円スーツ」の格安のものを買っていました。

いま以上に若かったけれども、人間にとって最も大切なのは「魂」なのだ、という信念がどこかにあったのですね。

それが前回のブログで書いたように、起業して数年した頃からは「見た目も大事だな」と思い直す出来事があり、その後は服や時計などを収入の範囲内でけっこう買ってきました。ハイブランドは買ってないけど。

ファッションのコンサルを受けたこともあります。

ただ、それがいつの間にか自分を苦しめる「自己顕示欲」や「承認欲求」となり、必要な消費から無駄な浪費へと堕落していったわけです。

そうして「いくら得ても、心の底から満たされない」という大量消費社会による洗礼と汚染を自分も受けてきました。

それを浄化・解毒するため、いまどんどん断捨離しているところです。

とはいえ割と高いモノを買ったときの高揚感や利便性というのは、一つの体験としては良かったと思いますよ。

ただしそれらは物質である以上、やはり「無常の風」にさらされる宿命にある。

やはり人生の最期、肉体を捨ててもなお残るものは「魂の美しさ」なのは永久不滅の真理なので、断捨離を通じて、いま一度その原点に還りたい。

一周回って、以前と同じように「モノなんかどうでもいい」と思っている自分がいます。

でも以前と違うのは、もう穴の空いたスーツは着ないってこと(笑)

この地上が物質世界である以上は、やはり最低限のモノは大事だし、最低限の見た目は大事です。

でもそれは自分のためではなく、他人のため。

さすがに上下スウェットでカウンセリングを行うのは、お客様の印象が悪いですからね。

ミニマリストにみたいに全身ブラックコーデでカウンセリングをすると、お客様は怖いでしょ。

そんなものは少しのマナーと少しの知識、そして少しのお金があれば簡単に実現できること。

そうやって一周回って「やっぱり物質なんかどうでもいい」と改めて思うようになると、今度は今まで観えなかった「魂の世界」が少し感じられるようになりました。

これは波動(オーラ)がもっと観えるようになるというサイキックレベルの話ではなく、真の霊性をより深めていくというスピリチュアルレベルの話です。

さっきの通り「古(いにしえ)の歌が深くわかるようになる」というのはその一つですね。

それによって先人たちの涙と歓びに共感することが、自分の魂をより深めます。

人間として一瞬の人生を駆け抜けるように生きてゆく中、本当に意義ある時間というのは、こういう物質を超えた「魂の交流」以外にあるのでしょうか。

やれ人工知能がどうのこうの、世界はより便利になる、より快適になると言われたところで、さらに物質主義が加速し、人間がより「欲望の奴隷」になっていくだけではないでしょうか。

しかも環境汚染、食品添加物、薬害、遺伝子操作、電磁波など、いったいどこが便利になっとんねん。

服なんて買ってもすぐに飽きてすぐに捨て、また新しいものを買う・・・ファッション業界では服の大量廃棄が今なお問題になっていますが、いったいどこが「サステナブル」やねん。

例えばこんな動画。

しまいには「人生のあらゆる判断を人工知能に委ねるのが素晴らしき新世界」なんて頭のイカれた富裕層どもが言っていますが、これはもう「人間の家畜化」ですね。

そんな状態に陥らないためにも、モノの引力、魅力、魔力とは距離を置き、簡素ではあるが深みある人生を送ることがマジスピ(真のスピリチュアル)とって本当に大事なことであり、そういう人が一定数いることによって「真の調和」がもたらされるのではないかと思います。

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断捨離は金運を高める最高の方法。豊かさのエネルギーは所有欲を手放す人に与えられる。https://prism-life.com/minimalism3/Thu, 21 Sep 2023 06:59:00 +0000https://prism-life.com/?p=11482

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「みんな大好き "金運" の高め方」

について考えていきます。

前回のブログでは、「断捨離」の根源には【死の自覚】があり、それはスピリチュアルの根本と通じるものがある、という話をしました。

私たちは最終的に【死】によって生そのものを「断捨離」するのが自然の摂理ですから、断捨離の実践は「死ぬことの練習」と言えるわけです。

そういう視点で「断捨離本」を読むと、仕方がないことですが関心を持ちやすい「生活の工夫」に特化したものが多く、あまり哲学的に踏み込んでいるのはあまりないように思います。

ただ、たまたま最近読んだ『人生を変える断捨離』という、有名な「やましたひでこさん」の本には哲学的な領域に少し踏み込んでいる部分がありました。

この本の最後のあたりに「僧侶の言葉」として引用されていたのが

断捨離とは究極的には、自分の死、大切な人の死を受け入れるためのトレーニングだ

という文章です。

前回のブログで述べたこととだいたい同じ内容でしたので、まさに我が意を得たり。

やましたさんも本当はこういうことを伝えたいんだろうなと思いつつも、最初から堅い話をしてしまうとなかなか受け入れられないから、いろいろ工夫されているのでしょうね。

スピリチュアルの根幹にあるのは「死を見つめること」というのは、過去に何度か述べたことがあります。

なので、「自分はいつか死ぬ」ということを常に踏まえれば、「今日一日が死に支度」ということになります。

そう、老人になってそろそろ「この世からの撤収作業」に入るのではなく、なるべく若いうちから「いつ人生が終わっても悔いはない」という死生観を養い、日頃から「死に支度」をすることが本当は必要なことです。

そのための小さな実践が断捨離だと理解すると、単なる「生活の工夫」以上のものになりますね。

「死」を意識しながら断捨離に取り組むと、

「このモノは、本当に自分の魂にとって必要なものなのだろうか?」

という問いが自然と生まれてくるでしょう。

もちろん、生活必需品、例えば下着やタオルや歯ブラシや塩など、いちいち「自分の魂に必要なものか?」と問う必要はないですよ(笑)

それは肉体の維持のために必要なものであり、それ以上でもそれ以下でもありません。

ただ、例えば「持っている量や、その質は、自分の魂にとって心地良いものだろうか?」と問うことはできるでしょう。

このあたりは有名な「こんまりメソッド」の「ときめき」の考えに少し近いかもしれません。

私は生理的にアレがちょっと苦手なので、例のベストセラー本はサクッと目を通しただけですが、「魂の心地よさ」と「ときめき」は共通するところがあると思います。

こういうことを意識しだしてから、最近の私はモノを手放す量が増えました。

個人的なことですが、例えば服であればハイブランドは持っていませんけど、そこそこ値段のするものの大半は手放しました。

以前は大切にしていたはずだし、購入時はハイテンションだったはずなのに、スーッと煩悩が落ちていくように手放してしまいました。

この点を内観してみて気づいたのは、自分の中の「自己顕示欲」が人生をつまらないものにしているな、ということでした。

個人で仕事をしているのもあって、仕事のときはたとえ安くても清潔感のある格好をしようと当初は思っていたところから、だんだん見栄を張るような欲が出てきたわけです。

ただ、それらは本当に「魂にとって良いものなのか?」と死を意識しながら断捨離に取り組んでいくと、「あぁ、別に必要なかったな」と感じるようになりました。

かといって、ミニマリストの人がときどきやっているような「全身ブラックコーデ」とか「人民服」のような地味だけどポケット多めの機能的なものとかがいいかというと、それもまた(自分にとっては)ちょっと違う。

贅沢品でもなければ地味品でもない、自分の魂にとってちょうど心地よい所有をすることが魂を豊かにすることであり、それが断捨離の実践なのだと思います。

私は決して安くないアンティーク時計、自分よりもずっと年上の腕時計を一つ持っていますが、これは自分にとっては心地よい一品です。

そこには歴史や時計職人の技量、また時代によって色褪せない普遍的なデザインが感じられる一品であって、それは単なる贅沢品ではなく、自分の魂にとって心地よいものです。

こういうモノは少ないので、それらを中心に所有を考えていくと、必然的にモノは少なくなるはずです。

大量消費社会においては、

「これを買えば、イケてると思われる」

「これを着れば、周りと差別化できる」

「これを持てば、所有欲が満たされる」

という欲望を刺激する広告や情報が大量投下されています。

そうやって刺激され続けた結果、私たちは多くのモノを所有していまっている。

ただ、これらは例外なく、死ねば「無」に帰してしまうもの。

スピリチュアルでよく言われる通り、あの世に持って還れるものは、美しく磨いた魂だけ。

それを思うとき、ちっぽけな欲望で所有することのむなしさに、目覚めていく。

その結果、たとえ死ねば所有しているモノは無に帰するとしても、せめて魂にとって心地よいモノを厳選して大切に使うことが大事ではないでしょうか。

私の師匠は、何年経っても同じような服を着ています。

私などは大量消費社会にずいぶん毒されてしまったので、「いつも同じ服だとダサいんじゃないか?」「トレンドに取り残されるんじゃないか?」という強迫観念めいた思いをまだ捨て切れませんが、おそらく師匠にはそれがないのでしょう。

でも、私が師匠として尊敬している人なので、外側の服装ごときで尊敬するのをやめるはずがない。

むしろ「すごくモノを大切にされてるんだな」と、逆に尊敬の念が深まります。

この「虚飾がない」という点は師匠に限らず、自分が尊敬している方々に共通する部分です。

私は波動(オーラ)を観るという職業柄、服装や外側から計れる価値(学歴、年収、立場など)が立派でも、肝心の「魂そのもの」が立派でない人を何人も見ています。

そうすると、やっぱり最後に残るのは「魂の美しさ」しかないとわかる。

死を意識し始めると、関心は「魂そのもの」が中心となるので、外側の価値基準にあまり惑わされなくなってきます。

よくスピリチュアルでも「金運を高めよう」と言われますが、おそらく金運を高める手近な実践とは、「余計なモノを所有しない」ということでしょう。

「余計なモノを所有しない」となれば、それだけ余計な出費が減るわけですから、必然的にお金が貯まる、金運が高まるのは当然のこと。

ところが、スピリチュアルを通じて「金運を高めたい」と言う人の多くは、自分の所有欲を手放さないまま「もっと欲しい!」「多く溜め込みたい!」「たくさん引き寄せたい!」というエゴに駆り立てられているので、どれだけ引き寄せを実践しようが金運神社にお参りしようが、金運は大して高まりません。

逆説的なことですが、金銭への執着を手放せた人にしか、本当に金運を高めることはできないのでしょう。

これも皮肉なことに、さっき述べた私が尊敬する方々は、どなたも金銭への執着があまりないのに、みなさんかなりのお金を稼いでおられる(笑)

面白いですね。

(もちろん、どなたも普通の人以上に価値の高い仕事をしておられるのが前提にあります)

金運とは言い換えれば「豊かさのエネルギー」です。

それは「欲の強さ」からではなく「魂の豊かさ」からもたらされるのは、直感的にお分かりでしょう。

(もちろん欲が強くても金運は高められますが、それは往々にしてハードな道であり、こういうブログをお読みの(おそらく)真面目な方にはあまり向かないと思います)

それを考えれば、死を意識した断捨離の実践とは、自分の魂にとって本当に価値があるものを探求するプロセスであって、その先に自然と金運の高まりがやってくるのではないでしょうか。

あ、ちなみに、こんな地味なブログを最後まで読んでくださったあなたにひとこと付け加えると、スピリチュアル業界で「金運神社」としてもてはやされている神社、多くは波動がそんなにクリアじゃないので期待しない方がいいですよ。

そんな有り難くもない他力本願より、自力でできる断捨離をやった方がよっぽどいいですね。

さあ、今日もリサイクルショップに不用品を持っていこう。

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断捨離やミニマリズムの根源には「死への意志」があり、それが魂の成長をもたらす。https://prism-life.com/minimalism2/Thu, 14 Sep 2023 07:21:00 +0000https://prism-life.com/?p=11459

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回は【引き寄せたいならまず手放せ!】をテーマに、「断捨離」や「ミニマリズム」について取り上げました。

今回はこの続きで、断捨離やミニマリズムの根源にあるであろう

「死の思想」

について考えてみます。

日常レベルで整理整頓がしっかりできたり少ないモノで過ごせたりできたら、さぞ快適でしょう。

そこまでできている人はなかなかいないので、それだけでも十分だと思います。

ただ、当ブログの根本テーマはマジスピ(真のスピリチュアル)なので、もう少し踏み込むことにします。

私は前回のブログから引き続き、ミニマリズムや断捨離の本を数冊読み、フリマサイトを通じて不用品をたくさん売りさばいています。

ちょうどこの文章を作成しているときも、もう使っていない大きめのカバンが売れました(^^)

ついつい深く考えてしまうクセがあるので、ミニマリズムや断捨離を実践しながら

「これっていったい何なんだろう?この根本には何があるんだろう?」

と、なかなかめんどくさいことを考えてしまいます。

そこで「断捨離」で有名な「やましたひでこさん」の本をはじめ、それに影響を受けたであろう他の人の本も何冊かパラパラ目を通しました。

(あ、別に「ときめき(←人生がときめく片づけの魔法)」は求めてないので「こんまりさん」は読んでません(笑)昔読んだ記憶はありますけど)

ただ、失礼だけど、個人的にはあまり面白くないんですね・・・

もちろん一般向けの「生活術」や「生産性向上のノウハウ」としては参考になるのですが、自分みたいなオタクには物足りない。

そもそも確か「断捨離」の根っこには、やましたひでこさんがかつて学んだ「沖ヨガ」というガチの修行系ヨガの思想があるはず。

私は沖ヨガの創始者・沖正弘先生の絶版の書籍を数冊持っていますが、いまパラパラ読み返しみると、そこには深い思想・哲学があるわけです。

そこで自分なりにミニマリズムや断捨離の根本にあるものを考えたところ、それは

「死」

であることに気づきました。

死を見つめることはスピリチュアルの根幹であり、その具体的実践の一つが断捨離やミニマリズムだと捉えれば、より深い意義を持って取り組めるでしょう。

「死」には、実は「断」「捨」「離」の3つすべてが含まれています。

「断つ」根源にあるのは、肉体的生命。

「捨てる」根源にあるのは、この世への未練や執着。

「離す」根源にあるのは、名誉や金銭などの欲望。

マジスピ(真のスピリチュアル)における眼目が「魂の成長」だとすると、それは私たちが「断つ」「捨てる」「離す」をするほど成就できる、というわけですね。

ただ、普通の意味での成長とは「加える」「得る」「増やす」で測られます。

経済成長や売上目標の達成なんてまさにそれ。

これは一般的な理解ではありますが、この膨張と肥大化の果てに起こっているのが、現在の環境問題や紛争やテロやパンデミックなわけです。

パンデミックにしても「断つ」「離す」つまり余計なものを肉体に入れないことや毒素をデトックスすることなどの発想ではなく、薬剤を肉体の中に「加える」「得る」というやり方一辺倒です。

(ロックダウンは「離す」のやり過ぎでしたけど)

そう、みんな大好き?「引き寄せ」にしても、いつも悪口言って申し訳ないけど、これとて「加える」「得る」「増やす」という従来のやり方であって、本当はスピリチュアルではない。

魂的なものとは、この世的な「プラスの価値観」とは真逆の「断つ」「捨てる」「離す」のどれかになります。

「引き寄せ」はこの世の利得を相手とした物質的なプラス思想であり、「断捨離」とは宇宙を相手とした絶対的なマイナス思想なのです。

その断捨離のステップとしてあるのはまず「所有から開放」ですが、さらにその先にあるのは「魂の浄化」です。

「魂の浄化」と言われてもちょっと難しいですが、わかりやすく言うとインスピレーション(霊感・直感)が出てくるということ。

先日、世界的なハイブランドで有名な「リック・オウエンス」のリック本人の動画をたまたま視聴したのですが、彼の宗教性を感じるミニマリズムに関心しました。

一流のデザイナーをメディア越しに何人か見ていて共通すると感じるのは、どの人も細やかで洗練されたデザインを数多く出しているにも関わらず、それとは対照的に本人自身はミニマルなんですね。

年2回の「ユニクロU」のコラボで有名なルメール(元エルメスのアーティスティック・ディレクター)も、何枚かの写真からずいぶんミニマルな印象を受けます。

彼らのインスピレーションは徹底的なミニマリズムから生まれてくるのだろうと思います。

もちろん私は彼らには到底及びませんけれども、最近は断捨離やミニマリズムを実践しているうちに、心身ともに軽くなって頭もスッキリしてきたような感じがしますね。

ただ「心身が軽くなる」のはまだプロセスであって、本来はその軽くなった心身によってどう生きるか、どう死ぬかに向かわない限り、本来のミニマリズム、断捨離の哲学ではありません。

それが一般的な断捨離本・ミニマリズム本には書かれていないので、個人的には物足りないんですね。

私はもともとキレイ好きな方ではあるけど、断捨離やミニマリズムを意識してから、単なる整理整頓のレベルを超え「自分の魂の本質とは何か?」を考えるようになりました。

これが断捨離やミニマリズムを通じて、その先にある「死を見つめること」の内面的展開なのでしょう。

「~なのでしょう」と他人事みたいに言うのは、それが "おのずと起こっている" ように感ずるからです。

「モノを捨てる・手放す」のも実は手段でしかない。

捨てる・手放すという営みは、「自分の魂の本質とは何か?」を深く考え、断・捨・離の根源にある「死を見つめる」ところからもたらされる自然の帰結なのであります。

逆から言えば、私たちは「死を忘れるために所有する」と言えるでしょう。

日々メディアやSNSを通じ、各企業やインフルエンサーが魅力的な商品やサービスをアピールしてくるわけですが、それを通じて「生の充実」を図れば図るほど、私たちは見事に死を忘れてしまう。

現代ではそれに加えて「情報」もあるでしょうね。

まさに「ゴミのような情報」「ジャンク」という表現にも見られる通り、物理的なモノに加えて、油断すれば物質化した「ゴミ情報」まで脳に溜め込んでしまう。

そして「モノ」と自己同一化し、「所有こそ人生」になるにつれ、「充実」しているはずなのに、皮肉にもいつの間にか「生の意味」を見失ってしまう。

私たちを豊かにするはずのモノ、その大量消費の行く末に、私たちは無力感と虚無感に苛まれることになる。

そして、それを埋め合わせるために、さらなる刺激を求める・・・

これが、現代の「成功者(=より多くを所有した人間)」の中に波動が重たい人間が決して少なくない理由です。

「死」こそが生の根源であり魂の故郷であるはずなのに、現代の物質文明は私たちを「眠り」に誘う。

その意味において、断捨離やミニマリズムの実践は哲学的には「死の練習」と言えるでしょう。

肉体の終焉である死こそ、魂にとっては覚醒のゆりかごなのであります。

まぁ・・・こういうことを断捨離本・ミニマリズム本に書いても、きっと売れねーだろうな(笑)

とりあえずバッサリ捨ててスッキリしたらええやんけ、というのが多くの人の感想でしょう。

ただ、そこから一流デザイナーやクリエイターのような創造性や感性を養っていきたいと思うなら、断捨離やミニマリズムを通して「死の練習」をしてみること。

真のスピリチュアルの道とは、「自分が自分自身になる道」であり、その手段として断捨離やミニマリズムがある、ということを覚えておきましょう。

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本当に引き寄せたいならまず手放せ。断捨離&ミニマリズムのすすめ。https://prism-life.com/minimalism/Thu, 07 Sep 2023 09:21:00 +0000https://prism-life.com/?p=11435

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はもうタイトルが全てなのですが、「断捨離」と「ミニマリズム」について簡潔に述べてみます。

真のスピリチュアルの追窮、つまり物質主義的価値観に惑わされず、魂や宇宙というものを深く考えていきたいと願うなら、まず不要なモノを手放すこと。以上。

このブログではしょっちゅう述べているのは、「引き寄せ」はスピリチュアルではない、ということ。

だいたいスピ業界で言うところの引き寄せは豊かさ(お金)やパートナーシップが中心ですが、そんなもん自分が幸せになりたいだけの、ゴリゴリの物質主義やないかい。

「どこがスピリチュアルやねん!」と、いつも大きな声でツッコミたくなる。

もし引き寄せに【真の引き寄せ】というのがあるとしたら、それは「求めずして与えられるもの」。

アホみたいに引き寄せようと強く思わずとも、後で振り返ると「あ、これ引き寄せだったんだ」と感じられるようなことが、ホンマの引き寄せや。

じゃ、そのためには具体的にどうすればいいかというと、それが今回のタイトルである「手放す」ということなんです。

スピリチュアル的には瞑想やヒーリングも有効でしょうが、誰でも気軽に実践できるのはやっぱり「手放す」「断捨離」「ミニマリズム」でしょうね。

何がきっかけなのかはよく覚えていないんですが、個人的に最近「ミニマリズム」に強く興味を持つようになりました。

「ミニマリズム」は「断捨離」ほどではないかもしれませんけど、割と知れ渡っている言葉ですよね。

念のため定義しておくと、

「ミニマリズムとは、最小限の要素だけを用いる手法・様式」

とのこと。

もともとは「ミニマルアート」という芸術表現の一分野だったようですが、そこから日常レベルに派生して

「最小限のモノだけで暮らす生き方」

という意味になってきたのかもしれません。

試しにYouTubeで「ミニマリズム」で検索をかけると、多くの「持たない生活」「モノが極限に少ない部屋」などが出てきます。

有名なのは「ミニマリスト しぶ」さんですね。

彼は極端なミニマリストで、動画を見ればわかりますが、徹底的にモノがない。


(YouTube『【全10着】ミニマリストしぶ2023年版クローゼットの中身と着こなし【LOOK BOOK】』から引用)

服はオールシーズンで10着しかなく、ほぼ黒のようです。

さすがにここまでやれとは言いません。

私自身は、もうちょっとモノに囲まれて暮らしたいと思っています。

ただ、それでも最近「ミニマリスト系」の動画をたくさん見て書籍も10冊ほど読んで「モノの手放し」を実践していると、心がだんだん軽くなっていくのがわかりました。

ここ数日で最も軽くなったなと思ったのは、コロナ禍の外出制限の時期に部屋で運動しようと思って買ったエアロバイクを手放したとき。

もう想像以上に部屋のエネルギーが軽やかになったのがわかりました。

エアロバイクはモノとしてかなり大きく重さもありますが、それ以上に

「そこに鈍く停滞している波動(エネルギー)」

を手放した、という感じがしたわけです。

私はここ数ヶ月はHIIT(ヒット:高強度インターバルトレーニング)という短時間でできる運動をちょこちょこやっているので、エアロバイクに乗る機会が完全になくなってしまいました。

他の家庭でも「あるある」でしょうが、「タオル掛け」「ハンガーの洗濯物をとりあえず掛けておく場所」になってしまったわけです。

ただ、これはあまり良くない。

なぜなら、モノというのは使ってあげないと(関心を向けてあげないと)波動は重たくなっていくからです。

モノは単なるブツではなく、そこには「微細な意志」が宿っているのです。

なんか急にスピっぽくなりましたね(笑)

でも、これは本当の話。

だから、モノはぞんざいに扱ってはならんのです。

例えば「人が住まなくなった物件は朽ちていくのが早い」のはご存知でしょう。

これもまた「人がいない=関心を向けられていない」物質や空間は、崩壊のスピードが早くなるわけです。

ですから、使っていないもの、関心を向けていないものは、たとえ高級品であっても手放した方がいい。

それで、このブログを書いている日は、実はフリマサイトでそこそこ値段のするモノが一気に5点も売れてしまいました(笑)

そうして梱包して発送手配するたびに、冗談抜きで「浄化されている感じ」を味わっています。

もちろんちょっとしたお小遣いになるのも、後を引き継いでくださる方がおられるのも有り難いのですが、それ以上に「手放す歓び」が深い。

不要なものは単に不要なだけではないどころかマイナス波動を帯びていることもあるので、それを手放すのはやはり気持ちいいのです。

それにしても、よくエラそうに「物質主義的価値観から距離を置こう」と言っている私も、大量消費社会に見事に飼い慣らされ、それだけスピリチュアルな感性を鈍化させていたことと思います。

私は自分の名前で仕事をしていることもあり、あまり恥ずかしい格好、清潔感のない身なりは避けたいと思い、高級ブランドは皆無ではありますが、それなりにモノを買ってきました。

けれども、それがいつのまにか広告に踊らされるようになっていたのでしょうね。

見栄を張りたいとか、いい風に見られたいとか、サラリーマン時代のオレとは違うぜとか、そういう承認欲求みたいなものも根深くあることでしょう。

それが直接的な理由はないけれども、不思議と「もうええわ」「もっとマジスピ(真のスピリチュアル)を追窮しよう」というモードになってきまして、最近は「何か手放せるものはないか?」と部屋の中を見渡している自分がいます。

ただ、個人的には極端なミニマリストではなく、多くを持ち過ぎず、少数の心地良いモノだけで暮らす「シンプリスト」ぐらいがちょうどいいのではないかと思っています。

私は腕時計が好きで(高級なものはないけど)かなり持っていたのですが、この半月ほどで6割ほど手放しました。

なんだか一気にスイッチが入ってしまった。

でも、逆に言えば4割は残しているわけで、「ゼロ」または「ひとつだけ残す」というわけではなく、ほどほどに所有するつもりです。

もちろんライフスタイルは人それぞれ。

たとえ他の人から見れば「ゴミの山」に囲まれていたとしても、それが本人にとって本当に心地よい環境であれば、もちろんそれもOK。

一つ注意点があるとすれば、今回は「魂や宇宙を深く考えたいなら、まずモノを手放せ」と言っているわけですが、ミニマリストさんすべての波動(オーラ)は必ずしも素晴らしいわけではない、ということです。

私はオーラを観る変態野郎なので、ミニマリストさんが動画で「モノを手放して自由になった、不安がなくなった、本当に身軽になった」などとさわやかに言っているのを見て、「それはホンマかいな?」とその波動をイヤらしく拝見するわけです。

そうすると、確かにミニマリストで「重たい波動」の人はいないのですけど、かといって別に「悟っている」わけではない、ということなんですね。

これはモノが少ない生活をしているお坊さんもそうで、その生活こそ質素ではあるだろうけど、必ずしも悟っているわけではないのと同じです。

(それどころか坊主の中にはマジで波動が重たいヤツがいるからタチが悪い)

モノを手放すのは結構なことですし、大量消費社会から距離を置くのは立派な精神的自己防衛ではありますが、「その上でどうするのか?」という目的が本当は大事です。

それがなければ単なるポーズになってしまうし、実際に波動を観ているとそういう人もいるように感じます。

「ミニマリスト」と自称している割に、やけにお金お金お金とこだわったりね・・・確かにモノは少ないかもしれないけど、「心の世界ではまだまだ物質を掴んでいる」わけですな。

「ミニマリストが最後まで手放せないのは承認欲求」という格言?もあるようですが、それだけ物質世界の中で精神性を重んじて生きるのは難しい。

このようにミニマリズムや断捨離はあくまで手段であって、目的ではないということを踏まえておきましょう。

なので、先ほどと繰り返しになりますが、たとえ多くのモノに囲まれていたとしても、それが精神性を豊かにする環境なのであれば、大いに結構なことです。

思うに本当のミニマリストというのは、金銀財宝に囲まれていながら、心がそれらにちっとも囚われていない状態でしょうな。

般若心経のように、すべての事物を「空(くう)」と自在に観る(=観自在)ことができるのが最上なのではないでしょうか。

ただ、私たち凡人はそんなこと100万回ぐらい生まれ変わらないと無理に決まってるから、とりあえずモノを減らすことから始めてみようじゃないか、という提案であります。

心には「スペース」が必要なことを、以前のブログで述べたことがあります。

ただ、心に直接働きかけてスペースを開けるのは訓練が必要なので、それよりはモノを手放して物理的なスペースを開けた方が早い、というわけですね。

断捨離でもよく言われる通り、一度思い切って多くを手放すと開放感も大きいので、ぜひ楽しんでやっていただけたらと思います。

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『100万回生きたねこ』は、下手なスピ本より激しく「愛」と「かなしみ」を突きつけてくる。https://prism-life.com/the_cat_who_lived_a_million_times/Thu, 31 Aug 2023 08:31:00 +0000https://prism-life.com/?p=11403

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は、前回の音声動画『波動の良い絵本はどれですか?』の質問で取り上げた

『100万回生きたねこ』

を、この配信の後に読んでみましたけど、

「これはすごいわ・・・」

と大きなインパクトだったので、その感想を述べてみます。

上の音声では3冊の絵本の波動(エネルギー)を観ました。

どれも死生観を扱う良い波動の絵本でしたが、この『100万回生きたねこ』だけは頭一つ抜きん出ていて、奥の方から

『激しい波動』

が伝わってきたのでした。

「悲痛な感じがする」とも表現しました。

実際に読んでみて、それをよーく体感できました。

子どもの頃に読んだ記憶がおぼろげながらあるのですけど、これは大人こそ読むべきだと思います。

5分もあれば読めてしまう短さですが、そこらへんのスピ系の本を読むより、よっぽど人生や魂について考えさせられる内容ですよ。

注意
ここから先は一部ネタバレを含みますので、ご理解いただける方だけお読みください。

深いかなしみと、深い愛は、カードの裏表

『100万回生きたねこ』というタイトルからして、その背景に仏教の「輪廻思想」があるのは、大人であればわかると思います。

「100万回」というのも一種のたとえで、「気が遠くなるぐらいの回数」のことなのでしょう。

私たち人間もこの地球だけに限りませんが、数多くの生まれ変わりをしています。

・・・あ、輪廻転生を信じる・信じないはあなた次第ですよ。

ただ、私は相手の波動(オーラ)を観ると、だいたいその人がどれぐらい生まれ変わっているのか、ある程度察しがつきます。

妄想と思われるかもしれませんけど、なんか知らんけど、わかっちゃうのよ(笑)

(でもそれをカウンセリングで伝えることは一切ありません。"回数の多い・少ない" で変な優越感や劣等感を持たないため。第一、多けりゃいいってもんでもないですし)

専門的に見れば、猫が猫のままで100万回生まれ変わるとは思えないんですけど、まぁこれは絵本ですからそういうものとして理解しましょう。

で、この「ねこ」は何の因果か100万回も生まれ変わったわけですが、ただの1回も泣いたことがない。

そして、何度生まれ変わっても人間からかわいがられているのに、自分は人間がきらい。

何回生まれ変わっても、人間、あるいは人間の世界がきらいだと。

そんなねこが、もう生まれ変わらなくなったのは・・・

もう生まれ変わる「必要」がなくなったのは・・・

100万回もの生の果てに、初めて泣いたのは・・・


(絵本の背表紙)

さっき述べた、この本から「激しい波動」とは、「喪失の悲しみ」のことでしょう。

よくもまあ、それをこんな短い文章でストレートに伝えられますね・・・恐れ入りました。

この絵本を読む前、先の音声配信でも

「人間にとって大切なことは、かなしみを知ること」

と述べましたけど、この絵本はまさにそれを教えてくれます。

かなしみがあるのは、愛あればこそ。

愛が深ければ深いほど、かなしみもまた深い。

スピリチュアル業界や心理学、また政治の世界でもそうですけど、ときどき

「かなしみのない世界を作りたい」

という夢や理想の言葉を聞きます。

確かに戦争やテロ、疫病や自然災害などはなるべくならゼロがいい。

そうなったら地上天国の完成でしょうね。

けれども、たとえそれが実現したとしても、かなしみは絶対になくならない。

儚い生命を持つ者どうしが交流し交歓し合う限り、いつか終わりがやってくる。

出逢いの歓びが深ければ深いほど、別れのかなしみもまた深い。

このかなしみの深さが、この絵本の底にはある。

そこが私は「激しい波動」「悲痛な感じ」として感じられたのでしょうね。

ただ、深い精神性というのは、深い悲哀の中にしかない。

魂が深くなるときとは、深いかなしみに打ちひしがれているとき。

これはまともに生きている大人なら、「最も魂が深くなったとき」を振り返れば、誰でもわかるはず。

出逢いがあれば、必ず別れがある。

そして、自分の人生もまた、瞬く間に過ぎ去っていく。

死生観とは、このかなしみを抱き締めること。

その上で、自分に与えられた運命に向かっていくこと。

ねこが、深い愛とかなしみを知ったとき、その輪廻はついに終わった。

あぁ、生命の目的とは結局のところ、そこにしかないのでしょうね。

でもこの文明社会は、その根源的なかなしみから目を逸らし「たのしく」「おもしろく」生きてゆくよう、あの手この手で仕掛けてくる。

スピリチュアルもまた「うれしい」「たのしい」「しあわせ」と、ミラクルハッピーなお誘いばかり。

でも、それらは根源的にかなしみと「カードの裏表」なのだということを、今こそ思い出さねばならない。

「別れはかなしいから、最初から交流しなければいい」と言う "コスパ至上主義" の人をときおり見かけますが、それは人間として生を享けながらも、自ら「魂の輝き」を放棄した姿でしょう。

(もちろん心理的には、そこに何らかの「痛み」が隠れているのかもしれませんが)

生きる・死ぬとは、根源的にかなしみを湛えているのです。

ただ、愛もまた、そこから生まれてくる。

昔の人は、【愛しい】という言葉を、「いとしい」と「かなしい」と2つの読み方をしました。

私はここに「魂の叫び」を感じます。

『100万回生きたねこ』は、子どもにも大人にも、そうした「叫び」を呼び覚まさずにはいられません。

改めて、この本をご紹介していただいて有り難く思います。

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第217回【質問】波動の良い絵本はどれですか?良い読書は波動を高める。https://prism-life.com/podcast_217/Fri, 25 Aug 2023 10:17:58 +0000https://prism-life.com/?p=11397

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スピリチュアルで最も大切なのは、死生観を抱くこと【芳村思風・感性論哲学の世界】https://prism-life.com/kanseiron_philosophy/Thu, 24 Aug 2023 07:34:00 +0000https://prism-life.com/?p=11373

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は「スピリチュアルと感性」について考えてみます。

このテーマのきっかけは、最近、10年以上前から本棚に並んでいた『感性論哲学の世界』という本がふと気になり、久々に手に取ってみたこと。

この本の著者は芳村思風(よしむらしふう)という哲学者の方です。

広く知られている方ではないと思いますが、私は20代のときにこの方の存在を知り、当時手に入る本の大半と講話テープを購入し、一通り目を通し、耳に入れました。

直接お目にかかったことはありませんが、私の知人の何人かはこの方から直接教えを受けており、ときおりお名前を聞く機会がありました。

現在、80歳を超えるご高齢のようですが「芳村思風」の名で検索するとウェブサイトが見つかり、そこでは現在も精力的に活動されているのが伝わってきます。

ご興味ある方はチェックしてみてください(ただし芳村思風先生は哲学者であってスピリチュアル関係の方でありません)。

私が尊敬する方は「前回のブログ」で取り上げた田坂広志先生のように、スピリチュアルの専門家でない方が大半です。

ただ、職業を問わず、与えられた「固有の天命」を深く追窮されている方には「独自の霊性」が宿っているのであって、私はそこに「感動」を覚える者です。

今回のブログで述べたいことは、

「スピリチュアルとは感性=感動の世界である」

ということ。

今回も「普通のスピリチュアル」でないことを述べていきますが、感動を追いかけること(= "感" じて "動" く)ことの先に「天命」があり、その感動こそ「天命」に動かされたものであることだけは、知っていただきたい。

霊的な世界は感性=感動によってしか掴むことができない

最近の私はZOOMで心理学系のセミナーをしょっちゅう受けているのですが、なぜかその途中で昔に読んだ『感性論哲学の世界』という本が気になりました。

パッと開いたページには以下のことが書いてあり、「あぁ、今の自分が欲しかった言葉だな」と感じたのです。

ちょっと難しいと思いますが紹介します。

真実の直観という次元にまでもたらされた人間的感性、実現された人間の感性とは、生命の本質、人間性の体系に矛盾しない感性であり、むしろ人間性の体系に基づいた感じ方をその本質とするものである。自己保存と種族保存、人類と社会と人倫に矛盾することなく、存在論的にはこれらのものを基礎として、これらのものをより合理的に実現し、より統一ある調和した世界、より真実な世界を直観的に求めんとする能動的な感性である。

『感性論哲学の世界』

理性は、人間が人間になる為の必要条件ではあるが、人間になる主体ではない。人間になる主体は感性である。「私」である。感性が人間になることによって、人間は、「私」は、初めて本質的に人間性を獲得し人間になることができるのである。

『感性論哲学の世界』

不思議なもので、パッと偶然開いたページに今の自分が求めている何かが記されていることは、ときどきあります。

カッコよく言えば「シンクロニシティ」というやつでしょう。

しかも、このページを開いたときはセミナー中だったのですぐ閉じたのですが、終わってからまたパッと開くと、前と全く同じページを開いてしまいました。

別にしおりを挟んでいるわけではなかったので「こんなことってある???」と自分でも驚きましたが、それほど自分にとっては大事なページだったのでしょうね。


さて、前置きはこのへんにして

「スピリチュアルとは感性=感動の世界である」

ということを考えていきましょう。

この本は哲学書なので、スピリチュアルの「ス」の字も出てきません。

でも、私の【感性】は「あぁ、感性こそスピリチュアルの土台となるものだ」という真実が見えたのです。

言い換えれば、

「スピリチュアルの世界は、理性(アタマ)で考えている限り、絶対にわからない」

ということ。

例えば「守護霊」と呼ばれているものの存在を、いくら理性で考えようとしても絶対に理解できません。

理性による客観的な証明は、現時点ではできないからです。

それは「自分の人生は何かによって導かれている」という、感性が捉える「理屈抜きの直観」を信頼できる人間にとって、はじめて本人の内側において真実となります。

このとき、特に「守護霊」という言葉にこだわる必要はなく、「ご先祖」「天」「天使」「聖霊」「観音様」「阿弥陀様」など、その人の感性にしっくりくる言葉を選べば良いでしょう。

「霊性」という言葉の意味は、わかるようでわからないものです。

さらに「スピリチュアル」という言葉はもっとわからないどころか、一般的には「なんだか怪しいもの」という手垢がついてしまっている。

私は「霊性」という言葉を「いのちの根っこ」や「いのちを "いのち" たらしめているもの」と理解していますが、これもなんだかわかりにくい。

なので以前から何か良い説明はできないものか、もっと感覚的にわかりやすい言葉はないものか、探していたわけです。

そうしたら、「感性」という日常で使っている言葉が、意を新たにしてやってきたわけです。

「霊性」というとわかりにくいですが、この霊性の発動・発露の土台となるものを「感性」と呼べば、一応は誰でも理解できる言葉になります。

肉体(五感)の感覚も、理性における思考も、その根幹には「感性」がある。

何か物を考えるというのは、「まだ言葉にならない何か」を感性が感じることから始まるからです。

「霊性」もまた「感性」を土台として発動・発露される。

「大いなるもの」「神なるもの」を感ずるのは、感性以外にはないからです。

よって感性とは、肉体・理性・霊性をつなぐ架け橋のような存在。

私はこういうことを上に引用した文章から感じ、考えたのでした。

・・・今回のブログはいつも以上に共感されない気がします(笑)

「だからどーした」と思われたらそれまでなんですが、言いたいことは、スピリチュアルの世界とはどこまでも感性の世界であって、理性であーだこーだ考えることではないんですね。

肉体の死から遠ざかるほど、魂は死んでしまう

スピリチュアルは「お勉強」ではありません。

いくら言葉で「ワンネス」だ「アセンション」だと言っても、感性的な人間であれば、現実世界はむしろその逆の様相になっていることを、悲しみとともに感じることでしょう。

内外の情勢を見渡せば、ワンネスとは逆の「セパレーション / アイソレーション(分離・疎外)」が広がっていること、アセンション(次元上昇)でなくどんどんディセンション(次元下降)していることを、胸の痛みとともに感じないでしょうか。

ただしアタマ(理性)が優位になっていると、自分の見たいものしか見ず、その結果として「お花畑」になってしまうのです。

以前、「感謝の言葉」を心を伴わせず、ただ「波動を上げる」という理由で機械的に繰り返す愚かさについて触れました。

これは感謝を口先で言っているだけで、そこに「感性」は働いていないのです。

ここでは「自分は上っ面で言葉を繰り返しているに過ぎない」という愚かさに気づかないほど、アタマが優位になってしまっている。

なぜポジティブな言葉から先に出す実践が言われているかというと、「言葉が感情を呼び起こす」という側面があるからです。

「有り難い」と言っていれば、そのうち「有り難い気持ち」になってくる、というロジックですね。

確かにそれは一理あるものの、言葉を繰り返しても感情が呼び起こされることなく上滑りしてしまうのが少なくないのは、言葉が「感性」にまで至っていないからです。

「感性」は「いのちの根源(の働き)」だとすれば、その言葉をいのちの根源にぶつけない限り、それが「言霊」として躍動することはない。

つまり「感動」がないのです。

言葉を「いのちの根源」にぶつけるのは、往々にして痛みが伴う。

これが「感謝」であれば、いかに自分が今まで恩知らずだったのか、傲慢にエゴイスティックに生きてきたのか・・・という「痛烈なる反省の痛み」が伴う。

自分の不甲斐なさに、人知れず涙することもある・・・いや、涙しなければ嘘でしょう。

実はこのとき、感性が開かれるわけです。

スピリチュアルをやっていても全く波動(オーラ)が輝かないどころか、ますます重たくなってしまうのは、無意識のうちにこの「痛烈なる痛み」から逃げようとしているからです。

スピリチュアルをやることが「ワタシ、いいことしてるわ」「世界平和、祈ってる自分はエライ」などと、エゴを隠すための絶好の言い訳として「高邁な教え」が利用されてしまう。

もっと卑近な例でいえば、転んでケガをしたりお腹が痛くなったりすると、普段気にならないその箇所が気になってしまいますよね。

これは肉体なので厳密には「感覚」ですが、感性は「痛み」によって鋭敏になるのは、人間の肉体レベルで考えても真実です。

「痛風」は文字通り「風に当てられるだけでも痛い」わけですから、かなり繊細な症状ですね。

たとえまだ小さい子どもであっても、ときおり病弱な人間の「眼」から深い何かを感じることがあるのは、このような理由からです。

病が、感性を、深めてくれる。

もっと言えば、そこに「死」を感ずる度合いだけ、感性は鋭敏になるといっていい。

以前から「死生観のないスピリチュアルは、真のスピリチュアル(=マジスピ)ではない」と言っているのですが、逆に言えばスピリチュアルの土台は感性であり、その感性を鋭敏にする最も根本なるものは「死生観を抱いているかどうか」なのです。

私もアタマでっかちな人間なので、油断すると理性優位になってしまいます。

その理性をブッ飛ばして「感性優位」になるためには、やはり「死を見つめるこころ」が必要なのです。

これには痛苦な想いが伴いますが、その忍耐の先に感性の豊かな世界があります。

前回のブログでご紹介した田坂広志先生の言葉をまた引用しますが、人生には3つの真実がある。

・人は、必ず死ぬ。

・人生は、たった一回しかない。

・人は、いつ死ぬか、わからない。

この覚悟を深く抱いて生きるとき、感性≒霊性が花ひらく。

その感性は、さっきの芳村思風先生の言葉をもう一度引用すると、

自己保存と種族保存、人類と社会と人倫に矛盾することなく、存在論的にはこれらのものを基礎として、これらのものをより合理的に実現し、より統一ある調和した世界、より真実な世界を直観的に求めんとする能動的な感性である。

哲学的な表現なので難しいですが、簡単に言えば、感性の中には「崇高なる何か」が与えられている、ということでしょう。

崇高なるものとは、「真・善・美」ということ。

それらの地上世界への展開としては「天命の自覚」と「成就への実践」として現れます。

当ブログでもよく「天命」という言葉を使っていますが、その自覚のためには死生観を見据えた感性が発動しなければ、いくら天命を祈願したところで、理性レベルの理解で終わってしまう。

いや、そもそもそれは「祈願」ではない。

ですから、ちょっと表現はきついのですが、日々を生きていても感動が少ない人は、それだけ「魂が死につつある」と言っていいでしょう。

逆説的ですが、肉体の死から遠ざかるほど、魂は死んでしまうのです。

もしそうだとしても、それは仕方ない側面が大いにあります。

現代の消費社会、グローバリズムに極まる物質文明というのは「死を忘れさせる」ようになっているからです。

YouTubeやNetflixを開けばいつでも「面白いコンテンツ」が見れるし、SNSを開けばどこかで起こっている炎上案件に匿名でリスクなしに「火をつける」ことができるからです。

そうした饗宴と狂宴の中で、死は忘れ去られる。

好きなことだけで、生きていく。

そうして、死を忘れ、魂を喪ってゆく。

もっと言えば、例の感染症で露呈したのは、私たちの「生への執着」でした。

「何のために生きるか・死ぬか」を問わず、ただ「リスク回避」のためだけの施策を遂行した結果、私たちはますます魂を忘れ、死を忘れるようになった。

皮肉なことにその結果として、「超過死亡数」が類を見ないほど激増しているわけです。

葬儀屋さんはキャパオーバーで、遺族は静かに掌を合わす機会すら与えられない。

これが深い悲しみでなくて、何でしょうか。

スピリチュアルを実践することの現代的意味は、喪われかけている「魂を取り戻す」ということ。

そのためには、いま一度「感性」を見直す必要があります。

また別に機会に述べるつもりですが、スピリチュアルでよく言われる「ゆだねる」「おまかせする」ということも、感性の働きがなければ絶対に不可能です。

なぜなら理性(アタマ)で考える人間は「お利口さん」なので、「ゆだねる」などという不確実性の高い「愚かな行為」は絶対にできないから。

それを「霊性」とか「スピリチュアル」とか「波動を高める」とか言っても何だかしっくりこないと感じていたとき、改めて「感性」という言葉の自由自在さを感じた次第です。

今回ご紹介した『感性論哲学の世界』という本は、けっこう難しいのであまり積極的にはオススメしません。

それよりは講座の話し言葉がベースになっている『人間の格』などが、最初としてはオススメです。

この本、昔は定価で1万円を超えていたんですよ・・・有り難い限りです。

私も絶版になっている本も含めて、全部読み返そうと思っています。

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田坂広志著『死は存在しない』は、安易なスピリチュアル量子論とは次元が異なる著作。https://prism-life.com/death_does_not_exist/Thu, 17 Aug 2023 07:43:00 +0000https://prism-life.com/?p=11335

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

過去2回にわたって「スピリチュアル量子論」について批判的な意見を述べてきました。

市場には、わかりやすい「スピリチュアル量子論」の書籍がいくつか出ています。

それらの中で心からオススメできるものは、少なくとも自分が読んだものの中には1冊もない・・・生意気を言うようですが、正直な実感です。

ただですね、前回のブログを書いた後、1冊だけ「これだけはオススメできる」ものを思い出しました。

それがすでにタイトルに書いてある

『死は存在しない 最先端量子科学が示す新たな仮説』(田坂広志著・光文社新書)

です。

これだけは「無料メルマガの登録特典」である『波動の良い本』のページの中に加えることができます。

高次元波動は「永遠」をみつめるまなざしから生まれる

この本は安易な「スピリチュアル量子論」の本ではありません。

サブタイトルにハッキリ「仮説」と書いてある通り、最先端の量子力学を紐解きながら、意識の謎、存在の謎を思索していく本。

決してハウツーのような人生論ではなく、「仮説」に過ぎないものをさも真実であるかのように語ることもなく、もちろん「引き寄せで人生を豊かにしよう」みたくスピった内容でもない。

根底にある問いは、

・「世界」とは何か

・「私」とは何か

・「死」とは何か

・「心」とは何か

・「宇宙」とは何か

など、「答えのない問い」ばかり。

答えなど簡単に得られないとわかっていながら、どこまでも問おうとする。

そこには「永遠」を見つめるまなざしがある。

だからこそ、この本は波動が良いのです。

逆から言えば、「わからないんだったら、最初から考えなきゃいいじゃん。そんなのめんどくせーし」という「割り切り」は、バイブレーション(波動)を落とします。

田坂先生は自分が尊敬しているお一人なのですけど、他の著作では

「割り切りとは、魂の弱さである」

という言葉をよくおっしゃっています。

そう、そもそもまだまだ謎だらけの量子論(量子力学)に対し、

「これが真実だ!」

「引き寄せは科学的に証明されているんだ!」

「観測者(意識)によって現象は変えられるんだ!」

と、前回のブログで指摘した「物理学的に定義が不明瞭なもの」に対し、安易に割り切ってしまう。

そして、大衆向けにわかりやすい「答えらしきもの」を提示する。

それはもちろん著者の「親切心」から行っていることだろうし、ビジネス的には「わかりやすくなければ売れにくい」ということもあるでしょう。

しかし、そうして「割り切る」ことは、「魂の弱さ」を露呈することになる。

「わからなさ」に、耐えられなくなってしまう。

それが「波動が落ちてしまう」理由なのです。

前回も述べたましたけど、中には良い波動(オーラ)の著者もおられます。

そういう方の、読者に勇気や癒しとなる機会を作りたい気持ちは、否定すべきものではありません。

それでも、割り切ってわかりやすく書いてしまうと、波動は落ちてしまう。

田坂先生は、

「最先端の量子科学ではここまでわかってきた。しかしここから先はまだわかっていない。ただ、自分としてはこのような "仮説" を持っている」

と、ご自身の数々の不思議な体験、「導かれている」としか思えないような体験をエピソードとして挟みながら、真相に迫っていかれる。

先生は大学では原子力工学がご専門だったので、もちろん科学的知見は深いものがあります。

それを「大衆向け」にわかりやすく、しかし「謎」は「謎」のままで決して割り切ることなく、読者である私たちを深い思索へと誘うのです。

このような「問いがさらなる問いを呼ぶ」ような本こそ、本当に良い本です。

「答え」が書かれてあるだけでは、決して良い本とはいえません。

田坂先生が素晴らしいのは、この種の「難しい内容」を実に平易な言葉で書いておられること。

「わかりやすい」が、決してわかりやすくはない。

この絶妙なバランス感は、並大抵の知性じゃできないですよ。

私は大学生の頃、大阪・梅田にある有名な大型書店「紀伊國屋書店」にて、たまたま田坂先生の本を手に取りました。

その足で近くのマクドで真剣に読んだのを、今でも覚えています。

そこから私はずっと、先生の言葉を心の糧としてきました。

田坂先生はこれまで経営論、仕事論、IT論、宇宙論、哲学、思想、さらには寓話や詩のような散文と、幅広いジャンルで書いてこられました。

ただ、まさか量子論と宗教・スピリチュアルを絡めた論考を発表されたことは、それまで「スピリチュアル量子論」に対して物足りなさを感じていた私にとって、まさに魂が励まされる出来事でした。

田坂先生の肩書きは経営者、大学教授、作家、元内閣官房参与などであって、「スピリチュアリスト」ではありません。

なので、これまで当ブログや、クローズドなメルマガでさえも田坂先生の話はしてこなかったし、繰り返しになりますけど「無料メルマガの登録特典」である『波動の良い本』の中にも加えられなかったのです。

ただ、ご本人も本書の出版前「おそらく次の本のタイトルはびっくりされるかと思います」とおっしゃっていましたが、なんと『死は存在しない』というタイトルだけ見れば完全に「スピ系」のものを出されたので、やっとここでもご紹介できたわけです。

なぜ「割り切りとは、魂の弱さ」なのか?

田坂先生の著作の解説をするのは僭越かつ野暮なので、あとはご自身でぜひ読んでみてください。

量子力学の知識がなくても読めますのでご安心を。

ここからは先生の「割り切りとは、魂の弱さである」という言葉について考えてみたくなったので、最後まで脱線になります。

量子論的に「意識が量子を確定する(意識が現象を現実化させる)」のであれば、「割り切り」という意識は、決して人生を豊かにはしないのでしょう。

本来はわからない宇宙というもの、そして内的宇宙であるところの意識を「わかったつもり」になると、まさにその意識は量子を不確定的に確定させてしまうのでしょう。

「ある程度の理解で満足すること」は、「波動の世界」においては決して上等ではないのです。

たまたま前回『禅タロットリーディング講座』の動画を出しました。

この最後のあたりで、

「占いにおいて大切なのは、答えを出すことではありません。むしろ『問いを持つこと』『問いを問い続けること』なんです」

といったことを話しました。

普通は占いでは何らかの答えを出すものですよね。

お客様は「答えを得る」ために占いに行くわけですから。

金運、恋愛運、仕事運、健康運、今年は大丈夫か、来年が大殺界だったらどうしよう・・・など、占いでは「答え」をアドバイスしてくれるのが常識です。

もちろん占いである限りは、ある程度のアドバイスは必要でしょう。

私も「全部自分で考えろ」なんて言うつもりはないし、それなら今の仕事をする必要がないですからね。

ただ、その根底に「問いを持っているか?」「(偉いセンセーに言われた答えで)安易に割り切っていないか?」ということが問われているのです。

「割り切りとは魂の弱さ」であり、それは「依存の始まり」でもあります。

「割り切らない」とはどういうことか?

その苦悩は「天から与えられた問い」として、たとえ誰かの意見やアドバイスは参考にしても、最後は自分の責任において決断決心すること。

それが「割り切らない」ということであり、これこそ「真のスピリチュアル」(マジスピ)としての態度なのです。

たとえ影響力のあるセンセーに言われた鑑定結果であっても、自分でギリギリまで考えた結果、「やっぱりあの先生の言うことは自分には違う」という結論に至るのは立派なことです。

鑑定結果と違う意見をお客に言われるとブチギレるセンセーがいるのはとても困ったことですが、それは「相手に割り切らせようとする態度」であり「自分の権威を保持しようとする作為」なので、真のスピリチュアルからはほど遠いのです。

私は相談者さんが私の発言通りにしなくても、むしろそれが「普通」だと思っていますけど、違うんでしょうかね・・・

もちろん「割り切らない」というのは、精神的にはかなりしんどいことです。

だからこそ、安易に割り切りたくなるし、通り一遍の答えで満足しようとする。

けれど、そこから逃げないでいると「魂の力」や「言霊の力」は強くなってくる。

とすると「魂の強さ」というのは、答えを出すことではなく、やはり「問い続けること」によって培われるのです。

この「問い続ける力」は、本だとハッキリ差が出ます。

それは何も私みたいに波動としてわからなくても、感覚的に「行間にエネルギーがあるかないか」でわかるはずです。

やっぱり「問い」が根底にあり続ける本の波動は良く、田坂先生の本がそれに当たります。

一方、読者の「わかりやすい理解」のために「配慮」した本は、得てして波動は落ちる。

たとえビジネス的には「売れる本」であったとしても、波動まで良いとは限らない。

もちろん普通は「読者のニーズ」を完全に無視するわけにはいかないので、その塩梅はかなり難しいことです。

専門書みたいになってしまっても、手に取る人が少ないし、さらに高額にもなってしまいますから。

でも、その矛盾を止揚しているのが田坂先生の本なので、心からオススメする次第です。

※止揚(しよう):低い次元で矛盾対立する二つの概念や事物を、いっそう高次の段階に高めて、新しい調和と秩序のもとに統一すること。

※上の画像をクリックするとAmazonのページに飛びます

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「引き寄せ × 量子論=お金」はスピリチュアルでも物理学でもないエゴの周波数である。https://prism-life.com/spirituality_quantum_theory_3/Thu, 10 Aug 2023 07:54:00 +0000https://prism-life.com/?p=11273

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回はいわゆる「スピリチュアル量子論」についての疑問を述べました。

「意識」について物理学的な定義は確定していないのに、その「意識」による「観測」(「観測」も定義は確定していない)によって素粒子が現象化する、したがって『引き寄せの法則は量子論で科学的に証明されている』という説は定義が曖昧であるため結論を急いでしまっている、ということを述べました。

ちょっと難しく聞こえるでしょうが、私は科学のド素人なので難しいことは述べていないつもりです。

それより、「意識(心)が運命を創っている」ということは、何も量子論を学ばなくとも、誰でも心の奥底ではわかっているはず(表面意識レベルでは疑いがあるとしても)。

この「大常識」の上に、現時点での科学的知見を日々の実践の中に活かすにはどうすればいいかを考えること。

では、今回はこの続きです。

スピリチュアル量子論の中で波動が良いものは無い

「スピリチュアル量子論」とは、従来のスピリチュアルで言われてきたことを、量子論の知見から一般向けにわかりやすく語り直したもの。

これを語る方々はサイエンス好きの方や物理学の研究者の方が多く、私が知る限り、かなり高学歴な方々が多い印象を受けます。

学識が豊富で、プロフィールを拝見すると数多くの実績を残しておられるのがわかる。

これだけの結果を出しておられるのだから、その言葉には説得力がある。

前回述べたように、スピリチュアル量子論はフォン・ノイマンのような天才科学者の言葉を引用して「権威付け」をしています。

そして、それを実績を出している方が語るのでさらに権威付けがされ、「こういう立派な人が言うんだから、本当のことに違いない」と受け取る人は少なくないでしょう。

だからこそ、「量子論+引き寄せ」「量子論+お金」「量子論+夢の実現」のようなテーマのコンテンツは読者をより「ワクワクさせる」わけです。

だがしかし・・・

私は高学歴ではない科学ド素人ではありますが、「波動を観る」という変態的特技だけは持っています。

書籍やコンテンツ、つまり言葉は「生命」ですから、その生命波動、生命エネルギーを観ることはできるのです。

その視点から言えば、自分が観た限りですが、

「スピリチュアル量子論」を述べた言葉の中で、「これは本当に素晴らしい波動」だと感じるものはありませんでした。

全部がダメとは感じないのですけど、私が「無料メルマガの登録特典」の中の『波動が良い本』の中に加えたいと思うものは、読んだものの中には一つもありませんでした。

前回のブログでも述べたスピリチュアル量子論への「違和感」は、主に「直感的なもの」と、そして「観察した波動」の二つから来ています。

ただ、それを述べるだけでは私の主観的感覚に終始してしまうので、まず前回では「違和感の理由」を「波動が良くない」という表現で片付けず、なるべく論理的に説明したわけです。

もちろんスピリチュアル量子論の発信者の大半は「読者に勇気を与えたい」「『意識が変われば運命は変わる』ことを伝えたい」「夢や希望を持ってほしい」というメッセージを込めているでしょう。

そうでなければ、発信などするわけがない。

ただ、問題はやはり性急に結論を急いでしまっていること、そして後で詳しく述べますが

「発信内容にエゴの波動(エネルギー・周波数)が混入している」

ところにあります。

もちろん私には何の「権威」もありませんので、ここで述べることは、ただ信じていただくしかありません。

あるいは、ご自身で「スピリチュアル量子論」に触れてみて、私の考えがしっくりくるかどうか確かめていただくしかない。

少なくとも私が感じている違和感は、「スピリチュアル量子論」の発信者の中には相当な学識があり、また社会的に活躍されている様子にもかかわらず、肝心のご本人の波動(オーラ)が重たい場合があることです。

ここでも誤解なきよう。全員が全員そうだと言っているのではありませんので。

でも「売れている著者」の中には、そういう方もおられます。

では、なぜ波動が重たいのかというと、それがさっき少し述べた

「発信内容にエゴの波動(エネルギー・周波数)が混入している」

からなのです。

ここにはエゴのエネルギーを発信(発振)するから、それが自分に還ってくるという「波動の法則」が働いています。

そして前回も述べた通り、本人に都合の良い理論、そして読者に心地の良い論理だけを寄せ集めて、あたかも「スピリチュアルの世界が量子論で解き明かせた」風を装っていることもあるでしょう。

ここで「量子脳理論」で有名なロジャー・ペンローズ(2020年ノーベル物理学賞受賞者)の言葉を紹介しましょう(どの文献かを失念してしまったので前回入れなかった)。

量子力学は、いろんな謎を量子力学で説明できるので便利だが、それは危険な発想でもある

 

「われわれは、何よりもフィジカルな世界をもっともっと知る必要がある。フィジカルな世界の振る舞い方、その法則について、さらに学ばなければならない。そのうえで初めて、意識や心の問題に対する理解は先に進むことができるのだ、と。私は、物理学が意識や心が何なのかという問いに答えを与えてくれると言っているわけではありません。そんなことはまったく言っていません」

ロジャー・ペンローズ

一流の科学者ほど、「わからなさ」に対して謙虚ですね。

ペンローズさんはここで「物理学は意識や心を解明していない。そんなことはまったく言っていない」と強調されています。

たぶん、一般読者からかなり聞かれるんでしょうね(私の友人の物理学者も同じことを苦笑まじりに言ってました)。

私はしょっちゅう

「スピリチュアルは何でもアリ、言ったもん勝ち。特に声のデカいヤツ、権威が付いているヤツは有利」

と言っているのですが、自分たちに都合の良い論理だけを集めたがるのは、私も含め人間である限りつきまとう「弱さ」です(私も批判するための論理を集めたがっているだけかもしれませんし)。

その弱さから出てしまう「エゴ」が、一部の発信者の波動を重たくしている大きな要因です。

「物理学が意識や心が何なのかという問いに答えを与えてくれる」のは、まだ仮説や憶測や希望の域を出ない。

しかし、私たちは手っ取り早く、答えを求めたがる。

片手で検索すれば答えがすぐ出て、人工知能にプロンプト(質問)を打ち込めばすぐ回答してくれる時代において、私たちは「答えのない問い」を忍耐強く問い続ける知性を失いつつある。

この傾向は、私たちがどんどん「動物化」している証です。

スピリチュアルにしても、そもそも人間ごときに「神の領域(神界)」などほんの一端しかわからない。

私も「お名前だけで波動がわかる」なんて調子こいたことを言ってますが、わかるのはほんの一部に過ぎません(それでもお仕事をいただける程度にはできますが)。

でも、わからなくともなお「永遠」を求め続けることが、魂を与えられた人間の「天命」ではないでしょうか。

もしそれが「天命」であるなら、そりゃ一筋縄ではいかない。

そこを安易な答えでお茶を濁してしまうと、霊的成長は止まり、波動は滞ってしまう。

ただ、この世では「わかりやすく」書いてくれて「わかりやすく」理解できるものが、売れるのです。

そういうものに触れ「科学のお墨付き」まで得て、深くスピった気分になっているかもしれないが、実際は安易な答えによる「自己満足」で波動(周波数)が下がっているとしたら、それは「スピリチュアルお花畑」の "科学エリア" の中でのお遊戯ということでしょう。

量子論から得るスピリチュアルな叡智とは

「発信内容にエゴの波動(エネルギー・周波数)が混入している」もう一つの理由は、「量子論+引き寄せ」「量子論+お金」「量子論+夢の実現」など、やはりエゴを刺激する内容になっていることです。

これはスピリチュアル業界でよく言われる「魔法」「神秘」「奇跡」などのキラキラワードが「科学」や「量子論」に置き換わっただけなのです。

「"豊かさの周波数"に意識を合わせよう、豊かさのフォトン(光子)を発振しよう、そうすれば豊かさを手に入れられる」なんて科学的っぽく言っているように見えるけど、結局は従来の自己啓発やキラキラスピリチュアルの焼き直しなのです。

さらに「あなたの夢(意識)が現実化しないのは、あなたの意識の周波数にノイズがあるからだ」という表現も見られましたが、これは「あなたの夢が現実化しないのは、あなたがまだそれが欲しいと確信していないからだ」と、これまた従来の自己啓発の焼き直し。

その後に続く「生かされていることに感謝しよう」なんて、よくある引き寄せの法則。

「あなたはすでに豊かなのです」って、いったいお金が欲しいのか欲しくないのかどっちやねん(笑)

本気なのか、ギャグなのか・・・

私がヘソ曲がりなのかもしれませんけど、なんで「スピリチュアル量子論」が人気になるのかわからないんですよ。

ちょっと見りゃ「あ、これは焼き直しだな」ってわかるだろうに・・・でも「量子論」と謳うことで新たな層が反応しているとしたら、この限りではありませんね。

ともかく「お金+量子論」は、欲深い私たちのエゴを刺激します。

「そうか、"豊かさの周波数"に意識を合わせれば、お金をたくさん引き寄せられるんだ!」

私からすれば「おまえはアホか」とだけ言って終わりですが(笑)どうやらここで「ワクワクが止まらない!」とアドレナリン梨汁ブシャーな人も出てくるんでしょうね。

エゴの波動で書かれた言葉は、エゴの波動の人間に共鳴する。

まさしく「波動の法則」ですな。やれやれ。

量子論が純粋に説明していることは、この物質世界はすべて素粒子であり、すべてエネルギーだということですよね。

物質は固定化・凝集化されているように肉眼には見えるけど、実はそれは「錯覚」であって、量子のミクロなレベルでは「スカスカ」だという事実は、量子論の一般向けの入門書なら絶対に書いています。

私はここで、

「どうして宇宙はこんなにも不可思議で神秘的な世界なのだろう・・・」

という疑問が湧いてこざるを得ない。

そして、ここから「大いなるもの」への「畏敬」や「畏怖」の念に結びつく。

量子論が教えてくれるのは、素朴に言えばこういうことですよ。

この神秘に魂が躍動するのを感じるとき、この世的な「お金」や「引き寄せ」なんかまぁいいや、という感じになり、この「謎」をもっと知りたくなってくる。

この感覚こそ、「原初の霊的直感」であり、マジスピ(真のスピリチュアル)の根幹にあるものです。

「スピリチュアル量子論」は、ミクロな素粒子の世界を語っているように見えて、そして意識を科学的に解き明かしているように見えて、結局はこのマクロな物質世界の利害得失(どうすればトクをするか、どうすればコスパ良く過ごせるか)をエゴでコントロールしたいだけなように見えるのが残念です。

それは科学でもなければ、ましてスピリチュアルでもない。

でも、「だからスピリチュアル量子論を語るんじゃねえよ」と言いたいわけではありません。

もし語るなら、まだまだ宇宙はわからないことだらけであることを踏まえ、神秘に対する畏敬の念を胸に懐くことが根本態度でないといけないと思いますね。

そうなると「わかりやすい」ものにはならないでしょうが、それでいい。

だって、天才的な頭脳を持つはずの物理学者たちでさえ、量子の世界はまだほとんどわかっていないんですよ。

わからないことを、わかったつもりになることは、科学への冒瀆ですからね。

そもそも「人間の運命」にしたって、人智ではわからないことばかりですよ。

理不尽なことだって生きてりゃちょいちょい起こるさ。

それでも与えられた運命に対し、わからないなりに勇気を持って挑んでいくことが、霊的に真摯な態度というもの。

量子論が教えてくれるのは、私たちの本質は「単なる肉の固まり」ではなく、その肉体を超えたエネルギー・波動的な存在であることです。

ならば、物質的に豊かになりたいとか引き寄せたいとかいう「肉体の次元」を超えたものを志向すること。

これこそ真のスピリチュアル(マジスピ)ですよ。

そういう人は私が観ると「波動が大きい」ので、本人はあまり意識していないけど、結果的には引き寄せが起こっている事例を何度も目撃しています。

アホなので量子論の難しいことはわからないけど、もしその知見を実地で活かすとしたら、いかに自分のエゴを超えたエネルギーを燃やし続けるか、ではないでしょうか。

なので、これはスピリチュアル量子論の本にもよく書いていることだけど、

「祈り」

ということが、やはり大事なことなのです。

でも、「それはいったい何のためにやっているのか」をよく考えなければ、結局はエゴレベルのちっぽけなエネルギーで終わるでしょうね。

それは、祈りではなく、ただの動物的野心です。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「スピリチュアル量子論」

について、改めて考えていきます。

前にブログで考えを述べたことがあるので、参考までに掲載しておきますね。

スピリチュアル量子論は仮説や空想に基づいている

「量子」を簡単に言えば、「微小な粒子(素粒子)やエネルギーの最小単位」のこと。

「量子論」とは、「非常に小さなミクロな世界で、物質を構成する粒子や光などがどのように振る舞うかを解き明かす理論」のこと。

これは教科書通りの説明です。

以前のブログでも述べましたが、「今までスピリチュアルはインチキだと言われてきたけど、本当は科学的に説明できるのだ!」というロジックは、これまで非科学性に肩身の狭い思いをしてきたスピ層、合理的説明がないと納得できない層を取り込める点で有効に働いているようです。

ただし、

「スピリチュアル量子論は、あくまで仮説の部分が少なくない」

ということを踏まえ、安易に飛びつかない知性が必要でしょう。

「ガチの量子論」と「スピリチュアル量子論」は似て非なるものと思った方がいい。

もっとも、私はスピリチュアル専門家のはしくれなので「スピリチュアル量子論」を推した方がビジネス的には有利なのかもしれませんが、アホなのでやらないです(笑)

だって、仮説や空想、まだまだ未解明なことをまるで真実であるかのように論じるのは、誠実な態度とは言えないですから。

そもそも「波動」という言葉ですら、本来は安易に使うべきではないのでしょうね・・・それを踏まえた上で私は人やモノのオーラを観る変態として「波動カウンセラー」と名乗っています。

そんな私は最近また「スピリチュアル量子論」の書籍をいくつか読んだのですけど、やはり違和感を拭えないんですよ。

というのも、それらの多くは量子論の簡単な説明から入るので科学的っぽい印象を受けるんですが、後半になるにつれ従来のスピリチュアルや心理学、自己啓発の焼き直しになってしまうからです。

どの書籍でも最初は

・「コペンハーゲン解釈」
・「シュレディンガーの波動関数」
・「電子の二重スリット実験」
・「観測問題または観測者効果(波動関数の収縮)」
・「ハイゼンベルクの不確定性原理」
・「エヴェレットの多世界解釈」

など、量子論の内容が出てきます。

それが後半になるにつれ

・「自己肯定感を高めよう」
・「ありがとうを言おう」
・「他人のために生きよう」
・「あなたには使命があります」
・「すでにあなたは豊かなのです」
・「愛はあなたの中にすでにあります」
・「まだコップに半分も水があるじゃないか」

など、もう何百万回もこすり倒されてきたスピった内容に変わるわけです。

「この落差、なんなの???」って感じるのは私だけでしょうか。

確かに自己肯定感や感謝は大事には違いないけど・・・

おそらく「本当は科学的なんだぞ」って言われると、同じスピった内容でも納得感を持って取り組める人が出てくるのでしょうけど、さっきも述べた通り

「スピリチュアル量子論はあくまで仮説、もっと言えば空想の部分が少なくない」

と、冷静になることです。

素人ながら量子論の一般向けのものを読んでいると、「思考実験」がたくさん出てきます。

これ、つまり「実際に観測機を用いて観測していない」ということなんです。

え、これって本当に「科学」なの???

と、素朴な疑問が湧いてしまうんですね。

もうちょっと調べてみると、どうやら上記の「コペンハーゲン"解釈"」の言葉で表現されている通り、「解釈」なんですよ。

「エヴェレットの多世界"解釈"」も同様に「解釈」なんです。

となると、言葉は悪いけどこれは「空想」「妄想」なのか?とツッコミたくなる。

ただ、頭脳明晰なはずの物理学者が侃々諤々と議論しているわけだから、もちろん一般人の空想とはレベルが違うでしょう。

けれども、ここから言えることは、まだまだわかっていないことがたくさんあり、物理学者によっても考え方が違うということ。

そんな不確定なものを、さもわかったかのように捉えるのは、真に科学的な態度とは言えないのではないでしょうか。

「意識」に科学的な定義がないのに、量子論的に「思考は現実化する」とは?

量子論とスピリチュアルをくっつける概念として、「観測問題または観測者効果(波動関数の収縮)」は必ず引用されます。

これがなければ「スピリチュアル量子論」というジャンルは出てこなかったでしょう。

この「観測問題」を前回もそうでしたがChatGPTに聞いてみると、

量子論の観測問題は、観測者が測定する前には、粒子は確率的な状態にあるとされます。しかし、観測者が測定すると、粒子はある一つの状態に決まります。このことから、量子論では「観測が測定結果に影響を与える」とされています。

ChatGPT

という答えが返ってきました。

これが「波動関数の収縮」と呼ばれる考え方ですが、これを元にスピリチュアル量子論では

「観測者=意識によって素粒子は現象化する」

という結論を導いた上で、おなじみの「引き寄せの法則」や「思考=意識は現実化する」の話が展開されるわけですね。

私のような専門外の人がここに触れると、中には

「おぉ、科学でも『引き寄せの法則』が解明されているのか!すげーっ!」

とテンション上がる人が出てくるはず。

ところが物理学の世界ではこの「観測問題」は難問中の難問とされており、そう単純なものではないようなのです。

私は素人なので、以下にわかりやすいブログを貼っておきます。

ただ、そもそも「わからない」ことを考えているわけですから、私にはこれを読んでも結局わかりませんでしたが(笑)

上のブログにも記載されていますが、人間の「意識」によって「波動関数の収縮」が引き起こされると提唱したのは、「コンピューター」の仕組みを考えた天才フォン・ノイマンと、ユージン・ウィグナーという学者の解釈です。

そう、あくまで解釈(仮説)に過ぎないのであって、他にもいろんな説があるのですよ。

いくら天才ノイマンの提唱だからといって、正しいわけではありません。

有名な科学雑誌『ニュートン』の量子論特集によれば、

・「ノイマンの解釈について、現代の多くの科学者は『人間(の意識)の介在は量子の状態の決定に関係ない』と考えている」

 

・「量子論の観測問題は、量子論の解釈の本質に関わるもので、まだ学者の中で統一された解釈はありません」

 

・「観測に決まった定義はありません」

別冊Newton『みるみる理解できる量子論』

ということであり、つまり「まだホンマのことはわからへん。これからも頑張って研究するわ」と言っているわけです。

これが私の知り合いの物理学者に「スピリチュアル量子論って正直どうなんよ?」と聞いても、歯切れの悪い回答しか返ってこない理由です。

研究者としては「わからんものを、わかったかのように言うわけにはいかない」ということですね。

ただ「スピリチュアル量子論」はノイマン説のような都合の良い仮説だけをピックアップし、あたかも「意識が現象を創り出している、と一流の科学者は言っています」と説明するわけです。

とはいえ「スピリチュアル量子論者さん」はサイエンス好きな方が多く、ゆえに必ずしも「絶対的にノイマン説が正しいわけではない」と知っているはず。

だからこそ、その説明の中にはさり気なく

・「これは仮説です」

・「一般向けにわかりやすく言います」

・「科学的にはわかっていないことが多い」

などの文言が入っています。

これではまるで、サプリの広告の隅っこに小さく「※個人の感想です」と記載しているようなものではないでしょうか。

ひろゆきに「それ、あなたの感想ですよね?」って言われたら、「そ、そうですね・・・(でも有名な科学者だって言ってるもん!)」と言わざるを得ないのでは?

スピリチュアル量子論系の書籍は「あくまで仮説の域を出ない」内容にもかかわらず、「あなたの観測、あなたの意識によって、現実は創られるのです・・・って量子論も言ってますよ」などと、かなりハッキリ主張するものが多いように見受けられます。

そこではノーベル賞受賞者など有名な研究者の言葉を引用した「権威付け」もあるので、これでは一般の人々は素直に信用してしまうのではないでしょうか。

サプリの広告でいえば「優良誤認」を引き起こしてしまう怖れがあるのではないかと。

でも、もしここで「あなたの観測、あなたの意識によって、現実は創られるのです・・・知らんけど」と "謙虚" に書いてしまうとメッセージが刺さりにくくなるでしょうね(笑)

"謙虚" だと「量子論+引き寄せ系」の書籍やコンテンツやセミナーは売れないのです。

でも本当は「・・・知らんけど」「・・・多くの研究者の中で合意された確定論はまだ出ていません」としっかり説明しておくのが科学的に誠実な態度というもの。

スピリチュアル量子論に対する私の「違和感」は、こういうところから来ています。

「なんだかハッキリ言っちゃってますけど、それホンマにホンマにホンマに正しいんですか?」と。

もし「スピリチュアル量子論」に都合の良い言説だけでなく、例えばノーベル物理学賞のリチャード・ファインマンの以下の言葉なども引用すればフェアでしょう。

「もしも量子力学を理解できたと思ったならば、それは量子力学を理解できていない証拠だ」
 

「『こんなことがあっていいのか?』と考え続けるのはやめなさい―やめられるのならば。その問いへの答えは、誰も知らないのだから」

リチャード・ファインマン

あのアインシュタインも、

「この理論のことを考えていると、すばらしく頭の良い偏執症患者が、支離滅裂な考えを寄せ集めて作った妄想体型のように思われる」

アインシュタイン

という言葉を遺しているそうです。

ただ、当然ながらこれらの懐疑的な意見は「スピリチュアル量子論」の中には出てこない。

ちなみに、このアインシュタインの有名な「相対性理論」、今回の内容とは関係ありませんが、実は個人的に最近「相対性理論は本当は間違いだった」という言説を目にするようになってきたのです。

私のような科学ド素人は「相対性理論って絶対に正しいやつなんでしょ」となんとなく思ってきましたが、少し調べたところ、これもどうやらツッコミどころ満載のようなのです。

あの相対性理論ですら後世の科学者によって再検討されるわけですから、ましてまだまだ謎が多い量子論は、なおさら慎重でなくてはならないでしょう。

繰り返しになりますが、スピリチュアル量子論では「観測者=意識によって素粒子は現象化する」と主張しています。

しかし、致命的だと感じるのは、その「意識」とは何かというのは、物理学的にハッキリした定義はないのです。

そりゃそうですよね、「意識は目に見えない=観測できない」のだから。

その「観測できない意識」による "観測" とは、ちょっとなに言ってるかわからないんですけど???

さっぱりわからん・・・

誰か本当のことを教えてくれよ!!

でも、一流だと言われている物理学者にもわからんらしい。

「現在、物理学はまたしても滅茶苦茶だ。ともかくわたしには難し過ぎて、自分が映画の喜劇役者かなにかで、物理学のことなど聞いたこともないというのならよかったのにと思う」

ヴォルフガング・パウリ

「パウリの排他原理」で有名なパウリ先生でもわからへんの???

「スピリチュアル量子論」の後半が

・「肯定的な言葉を唱えよう」
・「感謝日記をつけよう」
・「1日1000回ありがとうを言おう」
・「祈りを習慣にしよう」
・「あなたには生まれた意味がある」
・「お金意識に目覚める呼吸法」
・「あなたは愛であり光です」

と完全にスピってしまうのは、そもそもスピリチュアル量子論の理論的論拠が曖昧だからではないか、と私は思っています。

なので、スピリチュアル業界で有名な小林正観さんにちなんで、スピリチュアル量子論のことを

「科学的なふりかけを少しだけかけた、小林正観スピリチュアル」

と理解すれば、私の中で違和感は消えます。

「これ、科学っぽい衣装をまとった小林正観やん!」って最初から踏んでおけば、大きくは外れない。

なんだか科学的っぽく言ってるけど、結局『ありがとうの魔法』ってことね。

じゃあ正観さんを読めば済む話じゃねーか。

(なお、私は何年も前から「無料メルマガ」の登録特典『おすすめ本』の中で小林正観さんをおすすめしています)

もちろん「『科学』という地球世界で最も権威ある印籠」を見せられなければ信じることができない人もいるでしょうから、そういう人向けの「きっかけ」としてスピリチュアル量子論は有効なのだと思います。

でも、これも素朴な考えだけども、

・「意識(心)」が現実を創っている

 

・「意識(心)」が変われば、現実は変わる

これらは別に科学が難しく説明しなくても、私たちの日常的体験や常識的感覚として、本当は知っていることではありませんか?

それとも「科学のお墨付き」がなければ信じられないほど、「常識」は揺らいでいるのでしょうか?

「目に見えない世界」が存在していることは、もちろん厳密なことはわからないけど、感性としては誰に教えられなくとも知っているはず。

もうすぐお盆の季節だけど、多くの人はご先祖さまの霊魂の存在を信じて、墓参りに行くでしょ?

科学的にご先祖の霊魂の存在が証明されましたか?

そんな「良識」が揺らいでいるからこそ、「スピリチュアル量子論」が流行しているのかもしれません。

ま、その量子論自身、本当に信頼に足りるかどうかは慎重に考えるべきですけど。

いずれにしても、スピリチュアル量子論は「あくまで現段階では仮説に過ぎない」と理解した上で、冷静に接していくことが大切だと思います。

「科学的に証明されていないスピリチュアルは信じない!」という人が、「科学的に証明されているっぽいスピリチュアル量子論」からスピリチュアルを信じるようになるとしたら、上記の理由から、その人は本当に科学的精神、合理的精神の持ち主なんだろうか?

という疑問を私なら抱いてしまいますが、あなたはいかがでしょうか。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は前に出した以下のブログの続きになります。

現実逃避のスピリチュアルではなく、現実に活かすスピリチュアルを考えたい。

というわけで、今回は

「スピ定番【ワンネス】を生活の中で実践する」

というテーマでお届けします。

世界へ絶望するのは、誰かを許せない「分離感」があるから

結論から言いましょう。

今回の結論

「見えない世界の豊かさ」を学ぶほど「見える世界の貧しさ」に対して絶望的な気分になるのは理解できるものの、それはまだスピリチュアル、とりわけ「ワンネス」をアタマだけでわかっただけの段階である

 

・「ワンネス」とは、"自分とは違う存在だ" と思っている「悪」や「敵」もまた、自分そのもの、あるいは自分の一部であるという気づきのこと。

 

・絶望《despair = de(離す)+spair(希望)》とは、語源からもわかる通り「分離感」からもたらされる。「悪」を犯す者もまた、いのちの底においては自分とつながっている。それがわかるほど、怒り、悲しみ、絶望感は薄れてゆく。その自覚を深めてゆくところに、アタマだけの理解で終わらないスピリチュアルの実践がある。

 

・「ワンネスの自覚」は「(ワンネスとしての)世界に対する責任」として発露する。それがなければ「スピリチュアルごっこ(現実逃避)」の域を出ない。

・・・なんだか難しそうですが、そうでもありません。

スピリチュアル業界はとかく愛や光や平和を唱えたがりますが、それはこの現象世界が汚れ腐っているように見えることとの対比です。

(本来はこの現象世界も「光そのもの」として観ることこそ、真のスピリチュアル=マジスピなんですが)

ワンネス的な「美しい世界」と違い、地上世界では日々ネガティブな報道や有名人のスキャンダルが垂れ流されるので、そこにフォーカスすると暗い気分になったり絶望的な気持ちになるのは無理もないこと。

ただ、本当に「ワンネスの自覚」があるなら、汚れた人物や腐った世界も「自分自身として同一視する」ことです。

「自分自身」として受け入れることができれば、絶望感はかなり減るはずですよ。

ワンネスとは言葉通り「同じもの、同一のもの」なんですから、せっかくスピ好きならワンネスを実践しなくっちゃ。

もうちょっと身近な話をしましょう。

あなたに嫌いな人、苦手な人はいますか?

たぶん一人や二人はいるんじゃないですか?

私もいますよ。

そういう人のことを考えると、「自分はあの人は違う!」「自分はあの人みたいにはなりたくない!」なんて強く思うかもしれません。

ただ、心理学では「他者嫌悪は、実は自己嫌悪」と言われています。

同じく心理学では「投影」と言いますが、これは自分自身について嫌っている何かの部分を、自分の内側には見たくないので、外側の他人や世界に無意識に見出してしまうことを言います。

これは心理学の鉄板ネタなので、ご存知かもしれません。

この種の投影は「自分と他者(社会・世界)は違うもの」という考えが前提にあるので、ここには「分離感」が生まれています。

つまり「ワンネス(一体感)」からは遠いわけ。

「人間関係は鏡」とも言うように、その鏡に映っているのは「自分自身」ですよ。

だから嫌なヤツがいるときは、自分を知るチャンス、自分が見落としている何かに気づくチャンスです。

これが「ワンネス」の実践的な使い方。

そんなに難しくないですよね?

まぁ難しいとしたら、「こんなヤツが自分自身だと・・・そんなこと思えるかボケ!」と感情的に反発するときでしょうね。

それこそ気づきですよ。「心の深い平安」を得るためのね。

「敵」を外側に作り出せば作り出すほど、心の中が「分離・分裂」してしまう。

そうやって「ワンネス」から遠ざかれば遠ざかるほど、苦しくなってしまう。

だから「スピリチュアル好き」を自称していながら心の中で「敵」が多かったり、実際に人間関係のトラブルを抱えたりしている人は、「オメーは何を学んでんだ」とツッコミを入れられても仕方あるまい。

同様に、世界に絶望感や虚無感をもたらす人間や集団についても、ワンネス的には「自分自身」「もう一人の自分の姿」なんですよ。

「以前のブログ」でも述べましたけど、世の中にはとんでもなく悪いやつらがいます。

愛・光・平和とは真逆の「悪魔の群れ」は確かに存在します。

そいつらの波動(オーラ)を観てると、マジで怖ろしいから。

傷つけたり奪ったりすることなんて、「負けるヤツ、騙されるヤツが悪い。力こそ正義。ヒャッハー!」と意に介さないんだから。

政治経済を追えば追うほど、世界は強欲、強烈なエゴの波動で支配されていることがよくわかってきます。

それに対し、個人の自分には何もできないような気がして、絶望してしまうんですね。

絶望までいかなくとも、「どうせ世の中、何をしたって変わんねーよ」と、密かに無力感、虚無感を抱えている人は決して少なくないでしょう。

そんな気分の集まりが、日本の長期的な停滞をもたらす一因になっているわけです。

ここには悪い意味での「ワンネス」が生じています。

つまり、何となく重たい空気感、薄暗いムードに「同一化」されてしまっている。

ここから抜け出すためには、さっきと同様、強烈なエゴを行使する為政者や実力者の集団に対しても、「それもまた自分自身なんだ」というワンネス的な意識に目覚めることが必要です。

そうなると、「世の中が悪い」とか「あいつさえいなければ」とか、何かに責任転嫁する「被害者意識」から抜け出すことができます。

そう、ある意味では「すべて自分自身」という立場がワンネスなのです。

その立場において、「悪人」はいわば「悪役を演じる自分自身の一部」ということができます。

「役割分担」と言った方がしっくりくるかもしれません。

自分はたまたま「小さな悪人」や「平凡な一般人」だっただけ。

確かに自分のことしか考えない、自分さえ儲かればいいと思っているエゴイスティックな連中に対しては嫌な気持ちを抱くかもしれませんが、ワンネス的な立場からは「因縁によっては、それは自分の姿だったかもしれない」のです。

自分だってその人と同じような境遇や運命に置かれたら、同じことをしていたかもしれないな、と。

このように捉えるとき、相手をあまり「敵」「排除すべき対象」として観なくなります。

そのとき、怒りや憎しみや悲しみ、また絶望感は軽くなる。

また、「世界は自分を傷つけてくる脅威的な存在だ」という負担感も軽くなる。

(※この「世界」は、人によって「親」「先生」「上司」「会社」「世間」「国」「みんな」など、いろいろ言い換えることができる)

そして、なぜか不思議と現象世界における葛藤も減るのです。

なぜなら、自分の心の世界の「分離感」が減ったからです。

ワンネス(一体感)に近づけば近づくほど、私たちの心は平安なんです。

さらに言えば、私たちが本来「ワンネス」であるなら、「深い平安」こそ真にデフォルトの状態だということです。

(それに気づくために瞑想や祈りなどの実践があるわけです)

もちろん相手がどう見ても「悪の存在」なら、現実レベルでは野放しにするわけにはいかないでしょう。

家に突然お邪魔する泥棒に対して「お待ちしておりました。どうぞ中へお入りください。何でもお持ち帰りいただいて結構です」なんて熱烈歓迎しないでしょ(笑)

現実レベルでは防犯対策(自己防衛)や、場合によっては立ち向かうことも必要でしょう。

けれど、心の世界(精神世界・スピリチュアルレベル)においてはなるべく「敵」を作らないこと。

そこに「分離のボーダーライン」を引かないことです。

「この世界は絶望的だ」と悲観するとき、私たちの中には深い分離感が生じています。

そのボーダーラインは、気が付かないうちに自分で引いたんですよ。

もちろん、最初はそれが自分を守るため、生きる苦しみや悲しみ、身近な悪意ある人物や世界の脅威から自分を切り離すための手段だったのでしょうから、そのときは意義あるものだったはず。

けれど、ずっとそのままでは心のエネルギーは停滞したままだから、無気力、無感動、虚無感に陥ってしまう。

エネルギーを取り戻すためには、今回述べたワンネス的な感覚、いのちのつながり、「相手はもしかして自分だったかもしれない」と立脚点の変更が求められているんです。

せっかくスピリチュアルを学んでいるのであれば、意識の深い次元においては善と悪はカードの裏表のようなもので、さらにいえば「本当は分離などない」ということに気づくまで、実践を深めていくことですね。

もちろん私も道半ばですけども。

それにはさっきも述べた通り瞑想でも祈りでもいいだろうし、日常の中で「相手は自分自身なのだ」という自覚を深めていくのもいいでしょう。

特に、何らかの人間関係の痛みがあり、相手を責めたくなる気持ちがあるとき、「実はその責めるべき部分、許せない部分は自分の中にもあるのだ」と気づく絶好の機会でしょうね。

一人では無理そうなら、誰か専門家の力を借りるのも一つですよ。

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スピ定番「輪廻転生・過去世」は本当は無い?高次元世界にはただ「現在」しかないから。https://prism-life.com/no_past_lives/Thu, 20 Jul 2023 07:35:48 +0000https://prism-life.com/?p=10947

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は前回に続き、「スピリチュアルの定番ネタを問い直す」2回目です。

※前回のブログ

こういう話をすると、従来のスピリチュアルや宗教の教えを信じている人の中には反発したくなる人が出てくるかもしれません。

ただ、少し前に動画で「5次元波動」について触れた中で話しましたが、これは「何か絶対的に正しいか」ではなく「捉えている次元の違い」なんです。

今回は「輪廻転生」や「過去世」の概念について考えますが、これもこれらが「間違っている」と言いたいわけではなく、「次元が変われば捉え方が変わる」と言いたいわけです。

言いたいことは、ずっと繰り返し語られてきたドグマ(教義・教説)をどこまでも疑え、ということです。

安易なスピリチュアルに流されないこと。

過去世・前世を知ってもあまり意味がない理由

私は人の波動(オーラ)を観る変態的特技があるので、そのバリエーションの一つとしていわゆる「過去世」を観ることも、やろうと思えばできます。

波動の中にその人の「霊的な個人情報」があるからです。

ただ、これは何度か述べていますけど、私は普段のカウンセリングではめったに過去世を観ません。

それでお小遣いが稼げるとしても、観ません。

なぜなら、「過去世」はあくまで物語やイメージであって、必ずしも「真実」ではないからです。

百歩譲って、たとえその過去世とやらが「真実」だとしても、3次元世界においては完全に証明できないからです。

それは寝ているときに観る「夢」のようなもの。

もちろんその夢が「現実の問題」を解決に導くヒントを与えてくれたり、内面を豊かにしてくれたりする側面はあります。

ただ、その夢は絶対的な真実ではなく、やはり「物語」や「イメージ」なんです。

なので、たとえ「過去世リーディング」をするとしても、それが「真実」とは思わない方がいい。

いや、もし過去世があるとしてもそれは無数にあるものであって、その中の一つか二つだけをピックアップして「はい、これがあなたの過去世ですよ」と提示するのは乱暴ではないでしょうか。

名前は言いませんが、最近スピリチュアル業界で有名な人の文章を読みました。

そこにはご自身の過去世がいくつか語られていました。

「インフルエンサー」の方の言葉なので、ファンは「これは本当のことだろうな」と受け取るかもしれませんね。

でも、たとえそれが真実らしく見えても、それが本当に真実かどうかは証明できません。

そんな完全に証明できないものを心のよりどころにして、果たしてどんなことがあっても揺るがない信念を築けるのか、というのは疑問です。

そういうのを読んで「救われました」「心が晴れました」といったファンのコメントもありましたけど、そういう人たちの波動を拝見していると、果たして本当に救われたのかは心もとない。

・・・こういうことを言われたら、余計なお世話だ、面倒くさいヤツだ、と思われることでしょう。

「信じたいんだから、信じさせてよ!」と思われるでしょうか。

まぁ「信じる者は救われる」のも一面の事実なので、それで本当にいいのなら構わないですけど、私には言葉は悪いが一種の「洗脳」だと思えてしまう。

厳しいかな。

でも、マジスピ(真のスピリチュアル)というのは、あまり「救い」はないんですよ(笑)

そうではなく、このブログでたびたび言葉にしている通り、既存のドグマ(教義・教説)をどこまでも疑い、否定を重ねた後に残る「確信」こそ、本当に価値あるものだと思うんですね。

私、「守護霊リーディング」なんてやってますけど、今でもやりながら「守護霊って何だろう?」ってしょっちゅう考えてます(笑)

「守護霊ってホンマにおるんやで!みんなも信じた方がええで!」なんて軽々しく言えないよ絶対。

むしろ「守護霊リーディング」なんてやってるヤツがおったら、強く深く疑った方がええで(笑)

そんな態度だから、素直に信じれば得られるはずの「救い」なんてありゃしませんよ。

でも、そうして疑っても考えてもなお、人生には何か「見えない導き」があるように思えて仕方がない。

例えば仮にそういうものを「守護霊」と呼ぶのであれば、それは私にとっては信ずるに値する。

こんな感じで、「信ずるがために疑う」わけです。

あまり考えたくない人にとっては、そりゃ面倒なことでしょうけど。

過去世も輪廻転生も無いのは、そもそも過去も未来も無いから

話を戻しましょう。

「過去世」や「輪廻転生(生まれ変わり)」はスピリチュアル業界では普通に『ある』ものとされています。

ただ、これまで何度か述べてきている通り、本当は「過去」ななく「現在」しかないんですよ。

そうなると、「過去」を前提にした「過去世」なんて、本当は無い。

「は?過去がないだと?」と疑問に感じた方は、これまで何度か説明していますが、さっき貼った動画をもう一度貼るのでご参考にしてください。

これで終わりなんですが、もうちょっと続けますね。

人間は「原因があるから結果がある」「この結果になったのはアレが原因だったからだ」という『因果関係』がわかると、物事を理解しやすいわけです。

これがスピリチュアルの世界では「カルマ」と言われています。

「現在の人生の不幸は、過去だけでなく過去世において、自他を傷つける想いや行いをしてしまった結果として起こっている」

というのは、宗教でも言われている定番中の定番。

また「人それぞれ性格や特技や趣味嗜好や容姿が違うのは、過去だけでなく過去世において独自の体験を積んできているからだ」とも言われますね。

このように私たちは「因果関係で物事を理解したい脳の構造」が強烈にあるため、「過去(過去世)のオマエは●●や××だった」と言われた方が納得しやすいわけです。

なので「過去世」が真実かどうかは証明できませんけど、それでも「因果関係として理解できる過去世という物語」を提供されれば、中には納得いく人、信じられる人が出てくる。

・・・ただ、この3次元的世界観を超えていくと、やはり過去はなく、よって「過去世」もなくなるんです。

お釈迦様もイエス様も、よく方便(例え話)をお使いになられたのはポイントですよ。

私たち凡人でも、3次元世界にどっぷり浸かっていている私たちでもわかりやすいように話してくださったのであって、それは必ずしも「真実」ではなく、一種の「物語」として理解した方がいい。

ただし、その物語の中に「真実味」が感じられるからこそ、今でも人類の叡智として残っていることも付け加えておきますけどね。

いずれにせよ、もう西暦も2000年を越えたし、前回も言ったけど、そろそろアップデートが必要じゃないですか?

こう言うと、

「じゃあ、今回の人生でワタシがこんなに不幸なのは『過去世』が原因じゃなかったら、何なのでしょうか!?」

と食い気味で聞いてくる方もおられるかもしれません。

そこに「過去世の物語」を適用できないとしたら、それはもう、

「不幸に思える現象が、なんか知らんけど、ただあなたに起こっているだけ」

としか言えませんよね。

ただし、それを不幸に思うかどうかはあなたの「選択」次第なので、そこに「自由」はあります。

となると、頼れる「過去世」も「神」もなく、「カルマ」という教えにもすがれないので、どう対峙するかは完全にあなた次第になりますね。

ところが、特に不幸と思える出来事が降りかかったとき、普段は信仰深い人でなくとも

「もし神様がいるのなら、どうしてこんなことが起こったんだ!」

と叫びたくなることがあります。

普段は興味ないのに、神社にお参りに行ったり、こっそり占いを試してみたりする。

過去に何度か、そんな「青天の霹靂」によって、普段は全くスピリチュアルに興味がないのに、私のところにカウンセリングにお越しになった方々がおられました。

(なぜかみなさん「普段はスピリチュアルを全く信じてないです」と強調するんですけどね)

それは、実はそこに「自分の意図を超えた何か」を感じているからです。

そうでなければ、オーマイガー(Oh, my God!!)と叫ぶわけがない。

その叫び、その嘆きの中に、実は「神」はおられるのでしょうね。

同様に、なぜ「わたし」はこのような性格で、こんな特技や趣味嗜好があるのか?という問いに対し、「過去世の物語」が適用できないとしたら、

「偶然か必然かわからないが、そういう魂として生まれてきた」

としか言いようがありません。

ただ、さっきの「Oh, my God!!」のように、その不思議さの感覚の中で、そこに「天意」を感じられるかどうかが問われています。

そんなもん、限られた知性でいくら考えてもわからんわ。

なんでオレはこんな面倒なことを考えるスピリチュアル屋をやっているのか、男だとキモさがより際立つが、もっとキラキラしてウェーイ!って脳内フラワーを爆発させ、両腕両足にパワーストーンをジャラジャラ巻きつけてりゃハッピーミラクルだったかもしれないのに、なんでこんなことをやっているのか(笑)

それは、そういう流れ、そういうプロセス、そういう運命としか言いようのないもの。

ただ、それを「天意」と引き受けるかどうかも、これまた「自由」なんですね。

ドグマ(教義・教説)がどうのこうのは関係ない。

単に「偶然のもの」と捉えて生きるのもよし、「必然のもの」として使命感に生きるのもよし。

このように3次元的世界観を超えてくると、もっと自由度が広がるんですね。

「すべて自分次第」というのは、とても納得感の深い世界。

その代わりどこかの教祖や教義に頼れなくもなるので、この地上世界においては孤独感や責任感もまた深くなってきます。

いかがでしたでしょうか。

「過去世」や「輪廻転生」がない世界、それはこの今生のこの瞬間の尊さをより深く感じられる世界でもあります。

だって、生まれ変わりがないとしたら「今生はたった一回限り」なんですから。


本日のまとめ

3次元レベルの時間の枠組みは「過去→現在→未来」なので、「過去世」や「輪廻転生」という概念がなければ個性や不幸の理由は論理的に納得しにくい。

一方、次元が高まれば「現在」しかないので、過去は無い。よって「過去世」や「輪廻転生」も無い。

この場合、個性(魂)や不幸は「ただそのように在るだけ」というシンプルなものとなる。

ただ、そこには「存在することの不思議」が満ちており、その自覚を深める中に霊性は花ひらく。

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スピ定番「カルマ」を問い直す。本当は悪人は地獄に落ちず、善人は天国に行かない?https://prism-life.com/heaven_or_hell/Thu, 13 Jul 2023 14:58:00 +0000https://prism-life.com/?p=10834

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は少し前に出したブログの続きで、

「悪人が【地獄に落ちる】のはウソかもしれない」

という、これまた一般的なスピリチュアルとは違うことを述べてみます。

※前回のブログ

別に奇をてらってスタンダードから外れることを言いたいわけではありません。

ただ、自分の頭でいろいろ考えていると、なぜだか「普通」からズレてしまいますね・・・

ま、よければ「こういう考え方もあるのかな」ぐらいのつもりで読んでいただければ幸いです。


前回のブログの要点は、

「やがて、すべては消えていく」

「やがて、すべては忘れていく」

というのは、一見するとネガティブなように感じるけど、実は「救い」であり「癒し」なのだ。

ということでした。

時とともに、四季は移ろいゆく。

黙っていても、細胞は新陳代謝してゆく。

泣いても笑っても、陽はまた昇る。

諸行は無常、盛者も敗者も必ず衰える。

この理(ことわり)は人間の善悪の価値観を超えていますね。

人間の情から見れば「すべてはいつか消えてゆく」のは、何だか寂しい気がするかもしれません。

しかし、それは同時に「新しいスタート」「誕生」を意味するもの。

ネガティブに受け止める必要もなければ、無理してポジティブに持っていく必要もない。

ちょうど「大掃除や断捨離を終えた後のスッキリ感」として捉えればいいのかなと思います。

古いものを手放すからこそ、新しいものが入ってくる。

「国破れて山河あり」という古い言葉がありますが、これは

「たとえ戦乱で国が滅びても、山や川などの自然は元の姿のままで存在している」

という意味。

ちょうど去年や一昨年は例の感染症騒ぎで桜のお花見が大幅に制限されていました。

でも桜は人間界の事情など意に介せず、ただ自分の花を咲かせただけでした。

ですから、もしこの世の面倒事に疲れたら、自然の中に身を浸し、「すべては移ろいゆく」ということを感じてみてはいかがでしょうか。

天国・地獄の概念は人々の洗脳・コントロールとして利用された

さて、少しずつ本題に入っていきましょう。

この大宇宙の「すべては移ろいゆく」という理において、「すべて」とは人間の考える良いもの、悪いもののすべて、一切合切を含んでいます。

私たちの生身の人生における最もインパクトある「移ろい」とは、もちろん死ですね。

「いのちの新陳代謝」として、生あれば死があるのは言うまでもないこと。

死とは「この世からあの世への移ろい」。

特に肉親や親友の死は哀しいけれど、それは「自然の法則」ですから、少しずつ受け入れていくのは残された者のつとめです。

このとき、スピリチュアル業界でよく言われるのは、

「善行を積んだ者は天国へ行き、悪行を積んだものは地獄に落ちる」

ということですね。

これは伝統的な「カルマ説」(因果応報説)です。

「地獄に落ちる」と聞くといつも思い出すのは、もう亡くなりましたが「某占い師」です。

別に名前を出す必要もないほど有名な人ですけど、その人は何かにつけ「あんた、地獄に落ちるわよ」と言っていた。

で、私はいつも

「『アンタは地獄に落ちる』なんて軽々しく言うヤツの方こそ、地獄に落ちるんやで」

と言っています。

実際、これは信じていただくしかありませんけど、その人はご自身の予言?通り「地獄」に行かれたのが、その波動(オーラ)を観るとわかる。

(この「地獄」とは厳密に言えば、エゴイスティックな人間の集まる、重たく暗く、そして心休まらぬ騒がしい世界です)

まさに「有言実行」であります。

たまたま晩年のやせ細った姿をネットで見たとき、これは主観が入りますけど「なんかずいぶん衰えたなぁ・・・昔のギラギラ感がすっかり枯れとるやないか」と感じたものです。

そこに成熟した老いの美しさはなかった。

やっぱりその人間がどのように生きてきたかというのは、顔や所作に出てしまうもの。

実際、さまざまな黒いウワサやグレーなエピソードを抱えている人でしたから。

ここまではスピリチュアル業界で普通に言われていることなので、何も私みたいに波動が見えなくたって、「まぁそりゃ地獄に落ちてもおかしくないかもな」ぐらいには思うかもしれません。

ただし、厳密に言えば「ずっと地獄に落ちているわけではない」のであります。

それはあくまで一時的なものであって、どれだけケガレに毒された魂であっても、やがては「浄化」され「リセット」されるのです。

これは先ほど述べた「いのちの新陳代謝」ということと原理は同じです。

「極悪人は地獄で閻魔大王に舌を抜かれ、果てしない火炙りの刑に遭い、棘の上に何万年も座らされた挙げ句、その魂は消滅させられる」

というのは、宗教が作り上げた道徳だと理解すると良いでしょう。

そう言って大衆をビビらせておけば、罪を犯す人は減りますからね。

これは古今東西の宗教で同じような考え方がありますが、すべて宗教的概念です。

逆に言えば、例えばある宗教では「神のために尽くした人間は、その死後、金銀財宝と美女(女性であればイケメン)しかいない世界に往く」という、こう言うと申し訳ないけど非常に単純な原理を語るところもあるようです。

ただ、これもまた宗教が作り上げた概念ですね。

行い次第で地獄に落ちるのも天国に召されるのも、人々の言動を戒めるには一定の効果があります。

けれども、これが行き過ぎると「洗脳」や「マインドコントロール」の道具として使われてしまう。

実際、最近では「ツボ売りカルト団体」の件に見られる通り、宗教的概念によるマインドコントロールはいくつも事例がある。

百歩譲って、地獄・天国の考え方が完全無欠の宇宙法則であれば畏怖すべきものでしょうけど、実際は一時的なものだ、というのが私の見方です。

人間の善悪を超え、大宇宙は一切合切を包み込み、浄化し、リセットする。

悪人はもちろんのこと、善人ですらリセットしてゆく。

(これは浄土真宗の開祖・親鸞の「悪人正機説(あくにんしょうきせつ)」に通ずる考えです)

さあ、こういうことを聞くと反発する人がいると思います。

例えば肉親をAという人間に殺された場合、遺族は怒りや悲しみから「Aは未来永劫地獄に落ちてほしい」と願うかもしれません。

でも、決して未来永劫ではなく、Aの魂はいつかどこかの時点で浄化されリセットされるタイミングがやってきます。

ちょうどこの世で罪を犯しても、殺人のような重罪でなければ、10年なり20年なり刑期に服せば出所できるようなものでしょうか。

この世での大量殺人者は死刑になることが大半です。

この世の死刑だけでもってその罪のすべてが贖われることはなくとも、いわゆる「あの世」ではいつの日か浄化される。

それが大宇宙の生命を貫く新陳代謝の原理です。

ポイントは、悪人だけでなく、善人もまた浄化されリセットされるということ。

善行を積めば未来永劫ハッピー天国エンドというわけにはいきません。

たとえかつては優れた魂であっても、いつかリセットされ、やがて違う器(肉体)に乗り、宇宙のどこかで「旅」を続けるのでしょう。

あるいは守護霊のように今度は「霊的存在」として誰かをサポートする立場になるのかもしれない。

人情レベルでは「せっかく善行を積んでポイントを貯めたのだから、それがリセットされるのはイヤだな」と思うかもしれません。

ただ、その「ポイントを貯める」といった発想の根底にあるのは物質主義的価値観でしょうね。

これは「貯金」の延長線にある考え方だからです。

おそらく霊的世界には「所有」という概念がないと思われます。

というのも、以前も「いまに在る」というブログシリーズで語りましたが、私たちが最も軽やかなのは、過去も未来もない、つまり「何も所有せず、ただいまに在る」という状態だから。

前にどこかで紹介しましたが、禅の言葉でいえば「無一物(むいちぶつ)」ですね。

したがって、「善行を積めば天国に往ける」という考えは、密かな物質主義的価値観、つまりエゴによる巧妙な野心が隠れていると見抜くこと。

もちろん悪行を積むよりは「良いこと」なのでしょうけど。

もう21世紀なので、そろそろ伝統的な宗教やスピリチュアルもアップデートしていく必要があるのではないでしょうか。

もちろん普遍的な(不変的な)真理もありますけど、ともすれば人々をコントロールしてしまう概念もあります。

もし今回の内容を踏まえるなら、

「死後、良い世界・天国に往くために善行を積む」のではなく、善行を積むことそれ自体が喜びだから善行を積むのだ(もちろん自己犠牲ではなく)。

 

「死後、悪い世界・地獄に往きたくないから悪行は積まない」のではなく、悪行を積むことそれ自体が苦しみだから、なるべく悪行を避けるのだ(それでも悪行をしてしまうこともあるだろうけど)。

という行動規範が生まれてくるでしょう。

地獄および天国(=死後決定説)という「外側の道徳」によって自分を律するのではなく、「内側の規範」によって自分を律すること。

それが「"神なるもの"は内側に在る」ということであり、誰に教えられるでもなく知っている真のスピリチュアルな叡智なのです。

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第211回:5次元波動とはどんな意識のあり方なのか?(動画では図解)https://prism-life.com/podcast_211/Fri, 07 Jul 2023 10:39:57 +0000https://prism-life.com/?p=10900

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「オーラの色を知れば人生が変わる」のは間違い。「波動の法則」を活かすことこそ大事。https://prism-life.com/knowing_the_color_of_your_aura/Tue, 04 Jul 2023 08:25:00 +0000https://prism-life.com/?p=10881

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は約4年前の音源を文字起こしし、大幅に修正したものをアップします。

本当はそのまま文字起こしした方がラクなんですが、4年ぐらい経って私の考えが少しアップデートされているので、ちょっと手間をかけて加筆修正しました。

オーラの色を知ることにあまり意味はない

今回は基本中の基本に立ち返り、オーラ(波動)の話をしましょう。

ときどきセミナーや交流会等に参加すると、名刺交換のときお相手から

「私のオーラってどうですか?ちょっと見てくださいよ」

「何色なんですか?もしかしてドス黒いのかな?」

「紫色だったらいいなぁ・・・」

と、たいてい聞かれます。

ただ以下に述べる理由によって、この手の質問に答えるのは非常にめんどくさい・・・

なのでここ数年は名刺を持ってませんし、自分の仕事を積極的に話すこともなくなりつつあります・・・別に自己アピールしなくてもいいや、と。

本質的にオーラに良い/悪いはないんです。

個性は人それぞれ。

まさに「十人十色」と言われる通り、色や波長は人それぞれ違いがあって当たり前なんです。

オーラの色には赤いとか青いとか緑とか黄色いとか白いとかあるんですけども、「その色そのもの」に関しては、どちらかが優れている/劣っているということはありません。

スピリチュアル業界では有名な『オーラの泉』(2005年4月~2009年3月放送)という番組がありました。

ご出演されていた美輪明宏さんの影響なのか、高貴なイメージである「紫」のオーラに憧れる女性が結構いるようで、ときどき「ワタシのオーラって紫ですか?」と聞かれる理由でしょう。

まぁ私からすればあまり紫のオーラの人を見たことがないですけど、もしいたとしても「あぁ、この人はこういう個性なんだな」と客観的に思うだけですね。

というのも、大事なのは「自分の色」をどれほど活かしているかどうか、ということですから。

ちょっと乱暴に言えば「オーラの色なんか何でもいい」ので、色にこだわる質問はめんどくさいわけです。

ただし、オーラの色に関わらず、明るいかどうか、軽やかかどうか、クリアかどうかがすごく問われてます。

これはご想像がつくと思いますけども、明るい、楽しい、嬉しい気分を多く持っている方は、基本的はオーラは明るい。

逆に、恨み、妬み、怒り、怖れ、悲しみなどネガティブな気分を多く持っている方は、オーラは暗い、重たい、くすんでいる、濁っている傾向にあります。

これが超基本的な「波動の法則」ですね。

別にオーラが見えなくたって、これはあなたの周囲の人たちを観察していれば感覚的にわかることでしょう。

こういうことを踏まえたとき、

「あなたのオーラは赤です/青です/緑です」などと知ったところで

 

だから何やねん

 

と言いたくなる(笑)

これ・・・微妙に「セルフ営業妨害」しているんですが、実のところオーラの色を知るだけではどうにもならんのですよ。

もちろん「自分を知る」一つの窓口としてはアリだと思いますけど、そのあと

「あなたのラッキーカラーはコレ!」

「あなたのオーラに相性が合う人はこんな人!」

などと、イージーな占いには向かってほしくないですね。

ラッキーカラーだと? 好きな色でええやんか。

オーラの相性が合う人だと? 好きな人なら誰でもええやんか。

このような上っ面な方向に話が展開するのがイヤなので、懇親会や飲み会の軽いノリでオーラの色の質問に答えたくないわけです。

オーラ診断は恋愛、婚活、採用等のマッチングでは特に有益

あと、興味深いことは、

普段から見た目では明るく楽しく振る舞っているようでもオーラは重たく暗いことがあり、その逆の場合もある、ということです。

特に恋愛や婚活のご相談や、企業採用のご相談など「相手の見た目と本質とのギャップを把握する必要がある」ケースにおいて、オーラを観るのはかなり有益だと自負しています。

(企業向けのご相談は「コンサルティング」で承っています)

特に結婚や採用は「する」のは簡単なんですが、「別れる」「やめる」のはかなり難しい。

けれど、おそらくあなたの周囲にも「ミスマッチ」のケースはそこそこ見られるのではないでしょうか。

こんなもん、「オーラカラーの相性」だけで判断したら爆死やぞ(汗)

例えば、芸能人や政治家、あるいは個人の名前で仕事をしているような人は、比較的見た目とオーラにギャップがある傾向にあります。

(あ、あとスピ系もかなりギャップありますよ・・・自分のことは棚に上げるけど)

まぁ人前に出る仕事ですから「ブランディング」が大事ですよね。

「自分が商品」なので明るくニコニコ振る舞うわけですけど、実際は性格が悪かったり根暗だったりするわけですよ。

もちろん全員が全員そうじゃないですよ。

あくまでその傾向があるという話であって、「言っていることと行っていることが違う人」はあなたの周囲にも一人や二人はいるでしょ?

そういう人は、オーラが重たい可能性がありますね。

会社の採用だと面接の場だと、多くの人が行儀よく振る舞うはず。

想定問答のマニュアルも普通にあるし、今だと人工知能でやりそうですよね。

でもオーラを観れば、本質的な気質はある程度まで把握できます。

そういえば以前、ある人気企業から採用のご相談をいただいたことを思い出しました。

まさかその人気企業の採用の裏方に私みたいな「変態」がいるなんて思いも寄らないでしょうね(笑)

簡単に言うと、もう採用直前まで決まっていたある志願者さんに対し、私はそこの社長に

「この人は裏表かなりあるようなので・・・もっと慎重に検討された方がいいと思います」

と進言したんですね。

その社長さんも人事責任者さんも「え?ほんとに?」と最初は半信半疑でしたが、もう少しその人の性格を精査していただいたところ、結局不採用となりました。

それからその企業さんから信頼度が高まった感じがします。

採用って人生を決める場なので、こうした進言はかなり緊張を伴います・・・自分の発言でその人の今後の流れに影響することを思うと、かなり重たい責任を感じますね・・・。

(ところで、いまその人のオーラ観てみたんですが、やっぱり裏表ありますね・・・コミュニケーション能力の高いサイコパス的な傾向があるようです)

※サイコパス関連記事(意外とアクセス数があります)

オーラがごまかせないのは、神が公平である証

私はよく

「筋肉は裏切らない。オーラはごまかせない」

ってよく言います。

「オーラはごまかせない」というのは、昔の日本人が

「お天道様が見てるよ」

と言っていたことと大体同じです。

「天に恥じるような生き方」をしていると、いくら人間はごまかせても「天」から観ればバレバレなのよ。

それがオーラに現れるんだもん。

ですから、オーラを知ることにもし意義があるとするなら、単にラッキーカラーやオーラの相性がどうのこうのじゃなくて、結局のところ

「未熟な身を抱えながらも、どれだけ『天』に対して誠実に生きているか」

を知るバロメーターだと思うんですね。

とはいえ、ありのままの自分を知るのは「エゴによる防衛」が働きがちだから怖いことではありますけど。

ただ、見方を変えれば「天が見ているのは救い」でもあるわけです。

世の中というのは、努力が必ずしも報われるとは限らない。

ときどき有名人が「努力は必ず報われる!」という類の言葉を言いますが、ケースバイケースでしょう。

あまり頑張ってない割には、前世の因縁なのかご先祖の遺徳なのか、単に運がいいのか知らんけど成功する人もいます。

また、媚びを売るのが上手だったり他人を平気で蹴落としたりして勝ち上がっていく人もいる。

俗世はなかなか難しい場であります。

ただ「オーラはごまかせない」わけですから「天は見ている」と信じて、たとえ現世的にはすぐに報われなくても、コツコツ自分を磨くことはできるわけです。

必ずしも願った通りに運命が展開するとは限りませんけどね(この点が「引き寄せの法則」とは全く違うところ)。

もちろん「天」という認識がどんどん剥がれ落ちる時代において、それでも「天」を見据えるのは簡単なことではないですけど、この認識にいま一度立脚しなければ、私たちは泡のようにフワフワ漂ってしまうのではないでしょうか。

最後はオーラの話から広がってしまいましたので、ちょっとまとめましょう。

今回のまとめ

あくまでオーラという微細なエネルギーの次元においては「思った通り、行った通りのエネルギー」が出る。

 

この意味でオーラは正直であり、絶対にごまかせない。

 

それはエゴ的には怖いことでもあるけど、天のまなざしからすれば「平等」「公平」でもある。

 

【マジスピ=真のスピリチュアル】の根幹にあるのは、「天」が忘れ去られ混沌としていく時代においても、それでも「天」を見据えて生きるということ。

 

そのとき「天」はあなたのオーラを、より輝かせてくださるだろう。

冒頭で述べた通り、今回の内容は「ラジオ動画」の第2回を文字起こししたものを大幅修正したものです。

現時点から4年ぐらい前の配信でまだ不慣れな話し方ですが、よければあわせてご清聴いただければと。

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第210回【Q&A】大宇宙と深くつながり自分軸を強くするためには、自分の弱さを思い知ることhttps://prism-life.com/podcast_210/Fri, 30 Jun 2023 10:39:42 +0000https://prism-life.com/?p=10872

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「生まれ変わり」があるのは、宇宙は万物を公平に癒し、赦し、浄化するため。https://prism-life.com/final_cut/Tue, 27 Jun 2023 14:54:52 +0000https://prism-life.com/?p=10812

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は先週出した以下のラジオ動画を文字起こしして、大幅に加筆修正したものです。

サクッと文字起こししてブログ化したいところですが、話し言葉と書き言葉とでは質が異なるようで、どうしてもそのまま載せることができません。

よければ両方チェックしていただければうれしいです。

都合よく記憶を書き換えられたら、幸せになれるだろうか?

今回のテーマは、

「やがて、すべては消えていく」

「やがて、すべては忘れていく」

という、一見すると虚無的に感じるけれど、実は「救い」であり「癒し」であること。

これについて考えてみます。

スピリチュアル業界で一般的に言われていることとはだいぶ違うでしょうけど「こういう物の見方もある」と受け止めていただければと。

これは前回のブログの続きとして語りますので、よければあわせてご一読を。

上のブログを簡単におさらいすると、政治経済など現象的なあれこれを報道でチェックすればするほど、この世の中に希望を見い出せなくなってしまう。

どんどん世の中は不透明になっている・・・いやむしろ「地獄と言うほどではないが、どんよりしている未来が透けて見えてしまう」がゆえに、無気力が蔓延している。

実際、うつを患う人は増えているようですし、学校での不登校も例の感染症が始まってから増えているし、若年層の自殺数も増えています。

かといって宗教にすがるのも、多くの人は例の「ツボ売り」の件で抵抗があるでしょうね。

業界的なスピリチュアルにしても、このブログでときどき批判している通り、子供だましのようなものが少なくないし。

今回は「じゃ、どうすりゃいいの?」ということを考えたいんですね。

やっぱり小手先のテクニックじゃなくて、根本的なこと、根源的なものに立ち返るしかないわけです。

それでつい最近のことなんですけども、寝起きにふと

「すべてはいつか、消えていくんだ」

「すべてはいつか、忘れていくんだ」

という直観が湧いてきました。

このとき、自分は不思議と「安らかな気持ち」に満たされるのを感じたんです。

これは「救い」と言っても決して過言ではないな、と。

結論的なことを先に言っておくと、

「忘却する能力は、神が与えた才能である」

「すべてを無に帰する働きは、宇宙の持つ偉大な浄化力である」

「世は無常であること、すべては移ろいゆくことに、深く徹する」

ということなんですね。

話がいつになく抽象的なので、具体的なエピソードを出しましょう。

ロビン・ウィリアムズ主演の2004年の映画に『ファイナル・カット』というSF作品があります。


(ネット配信では探せなかったので久々にTSUTAYAで借りました)

あらすじを簡単に言いましょう。

未来社会において、人間は生まれたときから脳にチップを埋め込まれる(強制ではないようです)。

そうすると、生まれから死ぬまでその人が見た光景、会話した声が全部チップに記録される。

そして、亡くなったときに「カッター」と呼ばれる編集者がチップを取り出し、故人の一生の記録映像を遺族の希望に基づいて「編集」する。

悲しいシーン、暴力的なシーン、人目が憚られる性的なシーンなどはカットし、「素晴らしい人生」「偉大な人物」であるかのように『ファイナルカット(最終編集)』した"映画"を、追悼式で遺族や関係者に発表する、というもの。

この映画は記憶や歴史、またその改竄についていろいろ考えさせられます。

ただしレビューでは「コンセプトは面白いものの、ストーリーや構成がイケてない」というものが多かった(汗)それは私も同感・・・名優ロビン・ウィリアムズの無駄遣い。

ともかく、この映画で描かれているのは、人々の中に

「黒歴史や、悲しい過去、辛い過去を忘れてしまいたい」

というニーズがあるということ。

しかし一方で、この映画には

「もし苦悩が一切なく、喜びと楽しみしかない一生だとしたら、それは果たして『自分の人生』だと言えるのだろうか?」

という問いもありましたね。

ともかく、誰しも大なり小なり人に知られたくない過去、忘れてしまいたい記憶を持っているもの。

誰かを傷つけた(傷つけられた)、犯罪に手を染めた(巻き込まれた)、誰かを裏切った(裏切られた)、まだ許せない人がいる(まだ恨みつらみを持たれている)など。

また恋愛の遍歴や性的な嗜好も人には知られたくないですよね。

『ファイナル・カット』には、ある人物の性暴力と思われる記録映像が出てきます。

それを「カッター」演じるロビン・ウィリアムズは淡々とカット(削除)していくわけですが、そんな彼にも忘れてしまいたいトラウマの過去を抱えている。

心が深く傷ついたことは、そう簡単に消え去るものではない。

輪廻転生・生まれ変わりという宇宙の浄化作用

スピリチュアルや心理学の中には、さも簡単に癒しが起こせるかのごとく言う人がいます。

実際いろんなテクニックがあり、私も過去に「悩みを一瞬で消し去るワーク」を体験したことがあります。

そういうのは確かに一定の効果があるので、一概に否定はできません。

ただしそれは軽度の痛みに限るものであって、根深い痛みである場合はそれなりに時間をかける必要があるでしょう。

特に親子の葛藤とか恋愛の葛藤など人間関係の深い痛みは、数年、数十年もかけて少しずつ手放していくものもあります。

私自身、会わなくなってから10年以上経っても、まだ嫌悪感が残っている人物がいますよ。

もう日常の意識には出てこないけど、半年か1年に1度 夢の中に出てくるので「あぁ、まだ手放せていないんだな」と感じます。

私のはかなり軽度なのでまだ良いのですが、それが重く苦しいものであるほど辛いものです。

ただ、そういうものも、やがていつか忘れていくということ。

たとえ死ぬまで忘れることができないことでも、死とともに肉体から離脱した瞬間から消えてゆくというのは、やはり神が与えたギフトであり、一種の「救い」ではないでしょうか。

スティーブ・ジョブズが「死は神の最高の発明品である」という言葉を遺している通り、どれだけ辛い人生であっても、せいぜい100年のうちにリセットされるのは救いなのではないかと。

とはいえ霊的な立場からすれば、もし生前に何らかの執着を重く強く激しく残している場合、いわゆる「成仏」できずに魂はこの世をさまようことになります。

これはスピリチュアルを学んでいる人ならよく聞く話ですね。

特に「死ねば楽になれる」と思って自殺した人は、私も職業柄その波動を拝見することもありますが、残念ながらすぐに楽になることはありません(例外はありますけど)。

しかし、たとえ多くの未練や執着があってこの世に留まり続けていても、それは未来永劫ではなく、いつか必ず「浄化」のときを迎えます。

その浄化はこの世の時間で言えば、100年、500年、いや1000年かかることもあるかもしれません。

人間の一生の時間からすれば長く感じるでしょうけど、宇宙のスケールで捉えれば微々たるもの。

必ず、消えてゆく。

厳しい冬もやがて春になり、降りに降り積もった雪も、やがては解けてなくなってゆく。

そこまで長いスパンでなくても、私たちは小さなイヤなことであれば、せいぜい1ヶ月あれば忘れていくわけですよね。

1年前の自分が何をしていたのか、日記やカレンダーを読み返さない限り、ほとんどのことは思い出せないはずです。

そうやって忘れていくからこそ、気持ちを新たに切り替えて進んでいけるわけです。

スピリチュアル方面で言えば、私たちは「過去世の記憶」とやらも大部分を「忘れさせられてしまう」わけだから、今生を新鮮に生きていけるわけですよね。

この忘却の能力はやはり天が与えたギフトなのかもしれません。

「前回のブログ」で触れた通り、確かに現在の地球界はネガティブな波動が渦巻いています。

ずっと「混沌の時代」なんて言われているけど、最近はさらにひどくなった気がする。

そういった意味では、なかなか未来に希望を持つのは難しいかもしれません。

けれども、この現象世界もまた、いつかはカタチを変えてゆくか、消えてゆく存在です。

たとえ地球が核戦争などで滅亡したとしても、地球は銀河系の片隅にある小さな惑星に過ぎません。

広大無辺な宇宙の大生命は、地球の盛衰におかまいなく、永遠に永遠に活動を続けていくでしょう。

科学では、約60兆個あると言われている全身の細胞は、1日に約1兆個が入れ替わると言われています。

肉体の見た目は大して変化はないけれど、微細なレベルでは「日々生まれ変わっている」わけです。

この新陳代謝の働きは肉体レベルだけでなく、働き方は違うけれど、精神や霊的なレベルにおいても同様にあります。

それゆえ、どれだけしんどい人生であっても、

「すべてはいつか、消えていくんだ」

「すべてはいつか、忘れていくんだ」

というリセット機能、忘却機能があるのは有り難いことではないでしょうか。

これは逆に、どれだけ幸せな人生、喜びに満たされた人生であっても、これまたすべて消えてゆく、すべて忘れ去っていくということですよ。

「神の公平さ」というのは、人間の小さな善悪を超越していますね。

卑近なたとえで言えば、昨年がどれだけひどい一年であっても、我が日本ではお正月になれば

「あけましておめでとうございます」

と、過去をリセットして新年を迎えますよね。

たとえ去年が良い一年であっても、すべてリセットですよ。

だからこそ、あまり調子に乗らず今年を生きていけるのかもしれない。

これを思えば、すべて消えてゆく、すべて忘れる、そしてすべてが一新されるというのは、決してネガティブでないどころか、むしろ「日々生まれ変わっていく」という点でポジティブとすら思うのですが、いかがでしょうか。

さっきも述べた通り現代は無気力が蔓延する時代ですが、こういう中でも軽やかにすずやかに生きていくには、こうした「宇宙のまなざし」を持つことが大事なのではないでしょうか。

私たち日本人は四季が豊かな国に生きているので、こうした「無常的なうつろい」というのは感覚的に理解しやすいと思います。

陰極まれば陽、陽極まれば陰、すべては変化変滅していくのだから、絶望的にもならず有頂天にもならず、淡々と過ごした方が賢い。

もちろんできることなら前向きに生きた方がいいだろうし、自分を癒したり許したり受け入れたりしながら、こんな時代でも希望を持てた方がいいでしょうね。

ただ、そうはいってもどうしても手放せない傷みとか、心の底にべったり横たわっている不安や虚無感とか、あまり人には言えないものを抱えている方もおられると思います。

「スピリチュアルお花畑」の住人のようにいつもハッピーでワクワクいられたら、どれだけいいでしょうね。

でも、その波動を観察していると、実は彼女ら彼らもそこはかとない怖れをどこかに抱えていて、それをテンション高く振る舞うことによって「防衛」しているケースも決して少なくありません。

そういうとき、「無常」ということ、いつか必ず忘れる、消えてゆく、過ぎ去ってゆく、という真実を胸に秘めることは、小さいながらも心を照らす光となるでしょう。

別に「カッター」に一生の映像の意図的な編集をお願いしなくとも、「大生命の浄化力」に委ねれば、あとは善きように計らってくれるのでしょう。


今日は特に地味な内容になりました。

「なんかネガティブだな」と思われなきゃいいけど・・・

個人的には今回のネタを思いついたときは、ホッと安堵するような、非常に落ち着いたものを感じました。

ご参考になればと思います。

では、次回かその次では、この続きを述べたいと思います。

なお、今回のテーマは過去に書いた「世界平和の祈り」についての以下のブログと一緒に読むと、さらに理解が深まります。よろしければ。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

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今回は先週ラジオで述べた内容を、大幅に加筆修正した文章をお届けします。

上は冒頭のみ。本編は以下のスタンドFMというラジオメディア(普段は音声配信のサブチャンネルとして使っています)

ブログ化にあたり、時事的な話題はセンシティブなものが多いのでかなりカットしました。

代わりにスピ的な考え方をかなり加筆しましたので、よければ両方チェックしていただければ幸いです。

外側は混沌としていても、内側は静けさに満ちている

以前、

「以前からいろんなニュース報道をチェックしているうちに、メディアがいかにウソばかり報道しているかがわかってきました。しかも多くの人たちはそれを鵜呑みにしているため、世の中はますます混乱していくばかり・・・この先が不安で生きる意欲がなくなってしまいます。どうすればいいでしょうか?」

といったご相談をいただきました。

それを受けて考えたことを述べていきたいと思います。


現象世界は混沌としていて、この先いいことなんか期待できない。

そんな「空気感」が広がっています。

個人レベルで何か頑張ったところで、すぐに世の中が変わるわけではない。

そんな状況においても個人でできることは

「自己防衛をすること」

それが個人でできる手堅いやり方の一つではないでしょうか。

マジスピ(真のスピリチュアル)を学ぶ目的は、霊的・精神的な自己防衛の中に安らぐため。

聖書にもこう書いてあります。

神はわれらの避けどころ、また力である。苦難のとき、必ずそこにいまして助けてくださる。 (詩篇46-2)

令和の御世になっても現象世界が混沌としているのは、正直言って地球がまだ波動の低い星だからですよ。

私は「人類の集合意識」の波動も観るんですけど、まぁ自分のことは横に置いて言いますと、まだまだ低いんです。

ちょっと陰謀論チックになりますけど、世の中には世界を支配している人たちがいます。

本当の権力者は表舞台には絶対出てきませんが、その「手先」として活動している人たちはメディアに映るのでわかります。

みんな演技の上手な「役者」ばかりですが、いかんせん波動がクソ重たいんですよ・・・いやもう「獣」みたいな邪悪な波動なんですから。

中には「知能」の高いヤツもいますが、「知性」は限りなく低い(お勉強できる人が必ずしも人間として立派とは限らないように)。

こんなケダモノみたいな連中が、お金と権力で世界を動かしているわけです。

戦争は最もお手軽に儲かる「公共事業」なので、景気が悪くなったら意図的に引き起こす。

現時点で言えば「ウ」の国でまだやっている紛争なんてまさにそれ。

武器商人にとっちゃ、罪なき民衆が殺されるなんて知ったこっちゃねえ。

また「例のアレ」、流行りのアレもそうですよ。

色々と調べていくと、ああやっぱり計画してやったんだなということがわかる。

あくまで私が調べた範囲ですけどね。

そういうのは「陰謀論」と一蹴されてきたわけですが、そう言われたものがホンマやった、マジだったということがだんだんわかってきている。

かといって何でも本当と捉えるのも違うけどね。

このブログでもしょっちゅう言ってますが、スピリチュアルだろうが科学だろうが陰謀論だろうが疑うことは大事ですから、できる範囲で自分で調べていきましょう。

そうすると、この世界は実に醜い欲望やエゴや渦巻く場所なのを痛感せざるを得ない。

ちゃんと調べていくと、マスメディアはウソばかりついていたり、不正がまるで正しい顔をして闊歩していることがわかってしまう。

その結果、心のやさしい人やマジメな人、また人間のどうしようもない悪を理解できない人(理解したくない人)は、絶望や悲嘆や無力感に襲われてしまう。

特にマジスピ(真のスピリチュアル)を学ぶ人は、世界平和や大調和を望む人が多いはず。

私だって過去のブログで「世界平和の祈り」をシリーズで連載していたぐらいだから、やっぱり世界が平和だったらいいなって思ってますよ。

世界平和の祈りシリーズ

でも現象世界はますます平和から遠のくように見えてしまって、そこに絶望してしまう。

(そりゃ祈っている"だけ"じゃダメよ・・・深掘りしたいけど今回とテーマが違うのでまた別の機会に)

日本は一応「平和」に見えますけど、軍事や食糧の安全保障をずーっと他国に放任しているので、見せかけの幻のようなもの。

実質賃金は30年も上がらないし、コストプッシュインフレで値上がりし、さらに増税ラッシュ。

時の総理は海外にはカネをバラまくくせに、最も大切なはずの自国民からはどんどん搾り取ろうとしやがる。

そうして外側の事情にフォーカスしたら絶望的な気分に陥るのは無理もない話。

ただ、私たちの魂、その内なる領域というのは、常に喜び、光、安らぎ、静けさ、などに満たされているんです。

これよこれ。

これがスピリチュアルを学ぶ意義ではないでしょうか。

むろん簡単にできることじゃないですけどね(いや、本当は簡単ですよ 笑)。

たとえ現象世界はどうであっても、「内なる平和」は確保できる。

とはいえ個人的に最近「第二次世界大戦の戦記」を読んだ影響かもしれないけど、例えば戦争の極限状況に置かれたら、それでも内なる平和を保てるかどうかは心もとない。

けれど、少なくとも人間らしい最低限の文化的生活は送れる状況なら、確かにこの地上は落ち着かないかもしれないけど、今日もお日さまは照っている。

金持ちだろうが貧乏人だろうが、男だろうが女だろうがLGBTだろうが、みんな差別せず平等に照らしてるわけでしょ。

まさにアマテラス(天照)、遍く光を届けているわけですね。

少なくとも現代は空から爆弾は降ってこないんですよ。

いきなり盗賊がやってきて家族全員殺されることもなければ、男は殺されるか奴隷にされ、女子供は性的に搾取されることもないわけです。

最近『殺戮の世界史』という辞書みたいな分厚い本をパラパラ読んでたんですけど、いやもうマジで残虐非道な時代がついこの間まであったんですから。

確かに現代は穏やかではないし、情報社会だから欺瞞がより巧妙になってきてはいるけど、まだマシじゃないですかね。

こうして文章がインターネットで手軽に閲覧できるような環境にも恵まれているわけだし(もちろん洗脳の道具にもなってしまうけどね)。

まあ今は、なんか知らんけど昆虫を食わされようとしてますけども、何も食うものがない時代よりはまだマシかもしれない。

そうやって相対的には「まだマシ」と思うのも一つでしょうけど、絶対的には自己防衛として「内なる平和」を確保するのがスピリチュアルな道です。

スピリチュアルな世界には瞑想やヒーリングなど心を鎮める方法があります。

いくら世界が混沌としていようが、目を閉じて自分の内側にまなざしを向けてみれば、そこには変わらぬ光がある、愛がある、安らぎがある、喜びがある。

ときおりセミナーやワークショップを開催すると、いつもこういう地味なことばかり言っているためか、本当に霊的に誠実な方々がお越しになります。

そういう方は日頃お祈りをしたり瞑想したりしていることが多いと思うんですね。

手前味噌ですが、私も毎週土曜日の午後10時から「グループヒーリング」っていうのを、現時点で200回以上やってます。

これまで多くのご感想をいただいてきましたが、共通するのは「本当にこの時間が貴重です」「安らく時間です」というもの。

ただ、それ以外にもいろいろできる自己防衛はあるわけです。

世界を変えるには、自己防衛と自己浄化に務めること

「外側」の話に戻ると、これは食でも同じです。

スーパーやコンビニに行けば、大多数の食品に多くの添加物が入っていたり、遺伝子組み換えだったりします。

ちょっと食事情について学ぶと、これまた絶望するしかない・・・。

本当に安心で安全な食べ物なんてないんですから。

赤ちゃんが飲むミルクですら、添加物まみれ。

個人的にはミネラルウォーターですら積極的に飲む気がしない。

かといって、いくら個人が食の安全を主張しても、資本主義の「やすい・うまい・はやい・体に良くない」は変わりません。

これだって自己防衛しようと思ったら、インスタント食やお菓子はなるべく食べないとか、自分で無肥料無農薬の野菜やお米を取り寄せるとか、パンはグルテンフリーの米粉で作るとかの工夫が必要です。

世の中は変わらないけど、少なくとも自分(の生活)は変えることができるはずです(これが子どもの給食となるとなかなか難しいかもしれませんが)。

まぁ時間やお金は多少かかるかもしれないけど、これは自己防衛のためのコストですよ。

後で医者の財布を肥え太らせるより、よっぽど経済的では?(アホみたいに多額の医療費も減らせるし)

これはデモや啓蒙活動など具体的に活動しているわけじゃないから、消極的に見えるかもしれない。

でも、こうやって本当に安心安全なものを求める意識の高い人々が多くなってきたら、世の中は変わっていくんですよ。

なるべく食について学び、例えば名前を出して申し訳ないけど●マザキパンみたいな安いけど添加物てんこもりな食べ物は買わない人が増えたら、メーカーだって変わらざるを得ない。

発がん性のグリホサート入り小麦で作ったパン(一応基準値の範囲内だが、なんとその基準は中国の150倍の甘さ!)は●マザキに限らず他のメーカーも多く採用しています。

それに対し、「ふざけんなよ、欧米ではとっくに禁止している薬剤を使ってんじゃねーよ!」とそのメーカーから買わなくなれば、資本主義の世の中ではそのメーカーも変わらざるを得ない。

最近だと昆虫入りのパンを売ってるメーカー(●島パン)もありますけど、私なんかもう絶対そこから買いませんからね。愚かさに気づき改めるまでこうして発信し続けてやるからな。

その個人の小さな運動(エネルギー)がそれこそ「超熟」してくれば、外側の世の中も変わっていく。

もちろん本当のこと、本当らしいことを知ってる人はまだまだ少ないから、そんなに甘くはないですよ。

いまだに「国は信頼できる」と根深く思い込んでいる人もいるだろうし、なんだかんだ「安いのが正義」と思っている消費者も多いだろうし。

世の中はそう変わらんわ。

でも「真実」を知ってしまったからには、それを伝えていく「責務」があるのではないでしょうか。

この現象世界が虚偽と不正で塗り固められているという絶望を超えて、たとえ微力でも「精神の自己防衛」と「世界の自己浄化」に貢献する役割があるのではないでしょうか。

そのためには、まず「精神の自己防衛」を確保するべくスピリチュアルを学んでいくことです。

瞑想やヒーリングを深めていくことです。

世の中に絶望するのは、自分もかつてそうだったからお気持ちは理解できますよ。

ここまで人類というのは愚かなのか、と。

ただ、そこで絶望してしまったら、もう「あいつら」の思うツボじゃないですか。

悪魔的な「あいつら」は人々からエネルギーや希望を吸い取ることを「糧」にしているんだから、もし絶望したままだったら、まんまとワナにハマったことになってしまう。

スピリチュアルが教えるのは、その状況ですら自分が選択しているということ。

世界は自己であり、自己は宇宙であるなら、決めるのは自分だってことを思い出そうね。

スピリチュアル業界では「アセンション」(次元上昇)ってよく言われるけど、カン違いするな、まるでエスカレーターやエレベーターに乗るように勝手に上がっていくわけじゃないんだから。

自分が上昇する決意をすることですよ。

そうして自分の波動を高めること、浄化することは、「世界の自己浄化」にもなっていくんです。

結局、現代の混沌とした状況は人類全体の堕落した霊性、劣化した知性によってもたらされています。

それは世界情勢をちゃんと調べている人なら、例の流行りのアレをめぐるあれやこれやで悲しいほど痛感したはず(実際、ここ数年のカウンセリングでよく聞きました)。

もっと冷静な判断力、いや健全な常識さえあれば、おそらくこうはなっていなかった。

でも、もしあなた自身が自己を浄化し、波動を高める存在になれたなら、それは少なくともあなたの周囲に波紋のように広がっていきます。

健全な心身の持ち主であれば、ネガティブな情報に惑わされない知性の持ち主であれば、それは周囲に広がっていくんです。

ただし、もちろん自己浄化と自己防衛に務めるだけでなく、具体的に周囲に真実を拡散していく行動力、発信力があればなお良いですけどね。

世界への絶望感を、与えられた天命を果たさない理由にしない

変な表現だけど、絶望をしっかり絶望することができたら、意外と明るく生きられます。

世界に対して希望があればこそ、「もっと人間は賢い存在のはずだ」という理想があればこそ、現状の体たらくに絶望するのでしょう。

でも、この現象世界なんてそんなもんよ(笑)

クソ野郎どもがエリート面して闊歩する世界なのだよ。

自分がどれだけ「恥知らず」なのかわかっていない、まさにそれが「波動がクソ重たい」ゆえんなのです。

残念なのは、そんな連中がパワーを持っているように見えるので、そこに依存することで安心しようとする人々は決して少なくないこと。

でも、この現象世界なんてそんなもんよ(二回目)

ただ、だからといって、その絶望感を今日の務めを果たさない理由にしないこと。

これがとても大事です。

もしかしたら、個人レベルですでに抱えている無価値感や無力感、劣等感や自己否定感を、世界の不条理の中に投影(=なすりつけ)していないか、エゴのゲームに踊らされていないかを自問自答することが大事ですよ。

これもスピリチュアルの智慧ですわな。

もしそれでエゴのゲームを見抜けたなら、「世界がどう在るかより、自己がどう在るか」の方がずっと大事なこともわかってくるはず。

「自己は宇宙なり」とスピリチュアルで学んだなら、それを瞑想して、そして現象世界の中で実践しなきゃね。

確かに世の中はクソだけれども、それでも生きているうちは、さっきも言った通り爆弾が降ってくる時代じゃないんだから、微力でも自分のやるべきことをやるのが「魂としての務め」ではないかと思うわけです。

ただ、たとえ微力でも「やるべきことをやっている」という感覚は、自分の魂を救いますよ。

神が救うんじゃないよ、自分を救うのは自分以外にないよ。

何のためにこの地球に生を享けたのか?

ただ嘆くためだけに生まれたのか?

それとも、何かなすべきことのために生まれたのか?

それを深く考えていくのがマジスピ(真のスピリチュアル)でしょ。

このブログを読んでいる人は、自分の金運だけ上げて、恋愛運と健康運がアップしたらOK・・・なんてちっぽけな欲望が満たされたら万歳三唱ですか?

そうじゃないでしょうよ。

クソったれな世の中に絶望しているということは、それだけ実は大きな希望を隠し持っている。

それに深く気づくところから、祈りは生まれる。

いや厳密に言えば、すでに私の中に「大いなる祈り」が宿されていることに気づく。

それは自分でこしらえたものか?

それとも「与えられた」ものなのだろうか?

こういうのは自分で気づくしかない。

自分の中に「自分を超えたもの」があると、自分で気づくしかない。

そのための瞑想であり、祈りであり、ヒーリングなんですよ。

さっきも言ったけど、

私たちの魂、その内なる領域というのは、常に喜び、光、安らぎ、静けさ、などに満たされているんです。

それは浮世の荒波でいとも簡単に飲み込まれてしまいがちだけど、だからこそ意識して自己防衛に務めないといけない。

まぁ、ある意味では「修行」かもしれませんね。

別に滝に打たれたり断食したりしなくとも、こういう濁った世をなんとか途中放棄せずしぶとく生きるだけでも立派な修行かもしれません。

私、最近では大好きな甘いもの(黒砂糖とハチミツは除く)を食べなくなりつつあるんですが、味覚を刺激するだけの低品質なものを食べないだけでも相当な修行でしょうよ。

スピリチュアル思想の中に「輪廻転生」というのがあるけれど、もしこの考え方を採用するなら、この世は魂を鍛えるにはなかなか良い場である、という捉え方もできますよね。

もっと言っちゃうと、別に地球が滅びたってええねん(笑)

いいえ、個人の情としてはできれば滅んでほしくはないけど、人類のエゴがもっと暴走して核兵器の乱発で崩壊するとしたら、それはそれで仕方ないかなと。

これもスピリチュアル的に観れば、地球の壊滅もまた大いなる宇宙の生成発展、進化向上の一コマですから。

地球の愚行は、きっと他の星々の人類の教訓となるであろう。

そういうことがなくとも、物理学では太陽はあと50億年後に寿命が尽きるなんて言われているわけだから、いずれにしても終わりはやってくるのでしょう。

個人の生命も地球の生命も、いずれ終わりはやってくる。

だから刹那的に生きていくのか、それとも「かけがえのない瞬間」を慈しむように生きていくのか。

それは私たちの「魂の選択」です。

もう一度言いますよ。

あなたは世界であり、世界はあなたである。

この深いスピリチュアリティを、生身の肉体をもって往生際悪く実践していきたいものです。


ここまでご一読ありがとうございます。

本内容は以下の「スタンドFM」というラジオメディアで話した内容を大幅に加筆修正したものです。

あまり表では言いにくい時事的な話が多くなっていますので、よければあわせてご清聴いただければ幸いです。

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レイキヒーリング体験談:感情の癒しが進み、シンクロニシティが起こるようになった。https://prism-life.com/reiki_experiences_01/Tue, 20 Jun 2023 14:43:41 +0000https://prism-life.com/?p=10738

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は以下の動画の文字起こしして、さらにコンパクトにまとめています。

今回は『レイキヒーラー養成講座』を受けていただいているYさんと話をしています。

「受講中に不思議といろんな変化が起こっている」とのことでしたので、その内容をお伺いしたのが今回の内容です。

詳しくは上記動画か最初にポイントを述べておくと、

・個人差はあるが、レイキエネルギーを活用し始めると不思議と日常に変化が起こってくる。

 

・それはまず「内面の変化」として起こり、それが「外面の変化」と連動する場合がある。

 

・特に「人間関係の変化」はこれまでの受講生の中に見られる。

ということなどです。

ただ、これを私が言うとポジショントークになってしまいますので、今回は対談形式で「論より証拠」をお伝えしたいと思います。

レイキの影響で過去(世)からの怒りが夢の中だけで浄化される

Y「(レイキヒーラー養成講座を)受けた後ちょこちょこ夢を見たんですが、夢の事柄より感情の強さが残っています」

林「(強い感情は)夢の中だけで起こるんでしたっけ?」

Y「そうなんですよ!めっちゃ怒ってるんですよ!もともと夢は事柄を割と覚えているんですけど、今回は事柄はそんな大したことないけど感情がすごくて。で『あぁすごい感情だな』と思いながらレイキをする」

林「起きた後に?」

Y「いや、うつらうつらしながらレイキをする。腹が立つ、辛い、悲しいとかバーっと来るから」

林「これまでは夢の中で怒るというのはなかったんですか?」

Y「ごくまれにはあります。そんなにはない」

林「となると、やっぱりレイキを受けてからなんですね」

Y「夢の中で怒ったりするっていうのは、一回か二回。それも今の出来事じゃなくて、もしかして過去生なのかな」

林「過去じゃなくて、過去生」

Y「出てくる人は全員知らない人だけど、『今生ではこの人だな』っていう感じ」

林「あー、わかるんですね」

Y「で、その事柄があって怒ってる。それはもう10年以上の前で、強烈でもう起きてびっくりしたみたい」

林「あ、それは10年以上前のことなんですね。今はその続きというか繰り返し?」

Y「最近のはもうちょっと小さいです。強烈で起きるほどじゃないけど、そういう夢を中級(のレイキ講座)の後ぐらいから観るようになったので、一生懸命それにレイキをしてる(笑)」

林:「(笑)それでこの前(レイキ中級講座のとき)伝えた『トラウマ解消法』にすごく興味をお持ちだったんですね。メインじゃないからサッと流すんですけど。というのはあれは『西洋式レイキ』のやり方の一つですから」(※本講座では「日本伝統式レイキ」と「西洋式レイキ」の両方を教える)

林「で、その怒りというのはいろいろとあると思います。理不尽な怒り、あるいは社会の不正などに対する怒り、どんなものですか?」

Y「忘れちゃいました。なんで怒っとったんだろうな?なんかでも怒ってて、レイキしながらうとうとしていて、で起きたら怒っていたのは覚えていたんですけど、そのままその日終わったら忘れちゃいました。その10何年前のやつは、場面も内容も今でも覚えています。

ひとこと解説
感情的になった理由や内容を覚えているいないに関係なく、レイキで自分をヒーリングすることによって、その感情を流すことが大事。

Y「最近の感情は、前にメールに送ったかな、なんか夢の中で『とにかく辛い』っていう感情があったんですけど、それもなんかその過ぎたらもう忘れてて、頑張って思い出そうとか思い出せるけど」

林「メールにこの前書いていらっしゃったのが、『何やらしきたりに縛られ意地悪されて、めっちゃ怒ってました』って書いてますけど?」

Y「あ、それは最近怒ってた夢ですね。それは10年前じゃなくて、最近の。しきたりに縛られて何か怒ってたんですよ。「しきたりだからこうしろ」って言われて。儀式かなんかやってて。一応従ってるんだけど、もう怒ってる。というのが割りと最近のです」

Y「あと、それ以外にも何か『つらい』っていう感情がすごいぼわーっと来た、というのもあります」

林「いやー、なんかえらいこっちゃですね、レイキ受けてから大変ですね、感情の処理が(笑)」

Y「うん、そうですかね」

林「でもそれも浄化のプロセスなんで、長い目で見たら良いことかなって思うんですけど」

Y「まあ、まあ、あるかなとは思うんですけど」

林「不思議ですね、本当に」

林「過去世というのは、あくまで私は『イメージ』って言ってるんですね。過去生が本当にあるかどうかは別にして、『過去生というイメージ』ですね。ただ、それもまた何らかの意味があってあるわけですよ。決して非科学的だとか、文字通り『夢』だとバカにできない何かがあるわけで」


林「で、今はもうその辛いのは落ち着いたんですか?」

Y「今はちょっと薄れてきましたね」

林「あ、そうですか。それは良かったですね」

Y「でも、そんなめちゃくちゃ辛いとかしんどいとかってことはないです。普通に仕事とかしても全然大丈夫です」

林「じゃあいいですね」

Y「ただ明け方モヤーって来て、ああ何か来たなと思ってレイキして、もう一度寝て、朝起きて『あぁ、なんかそういうのがあったな』と思うけれども、その日は日常は普通に元気してる」

林「それは良かったです。ときおり(夢が日常に)侵食する場合があるんですよ」

Y「昔はそうだったかもしれない。若いときは朝起きて夢見が悪くて、一日棒に振るみたいな」

林「そうそうそう。だから白昼夢じゃないけど、夢か現実の境目がボーっとしちゃってですね。それで侵食して日常が送れません、みたいな。そんなご相談も過去にあったんですけどね」

Y「気分が落ちるみたいな。夢見が悪くって、一日中気分が落ちるみたいなことは若いときはあったんですけど、今は全然ないです」

林「あ、それはいいですね。ちゃんとレイキヒーリングが健全にできている。たぶんちゃんと浄化、自動調整ができている、みたいなね」

Y「そうかもしれない」

林「だから、さっきおっしゃった『休みの日は体の調子が痛い』っていうのもそうでしょうね。自動調整ですね」

Y「そう。ちゃんと休みの日にやってくれるんだなと思って」

林「年末年始だけ風邪引くみたいな」

Y「だから、生活に支障がない時に来ます」

林「それは良かったですね。じゃあ夢と現実がちゃんと別れているわけですから、その怒りがずっと怒って怒って何かスッキリしたみたいな、何か吐き出した感じはありますか?」

Y「スッキリしたというか、『あぁ、こういう怒りを持ってたんだな』って思う」

林「だから、現実にはあまり影響しないってことは、現実は現実であって、その夢独自の世界に引きずられることはない」

Y「現実で何か仕事でクソ!って思うことがあっても、それを夢に見ることはないですね」

林「じゃあそれはいいんじゃないですかね。心理学では夢解釈とか夢分析とかいろいろ言えるんけど、正直それが本当かはわかんないですね。例えば『シカが夢の中に出た』とかね。まぁでも今が落ち着いているんであればいいんじゃないですか」

Y「はい」

レイキ講座の受講直後、普段あまり連絡がない身内から手紙やLINEが

林「あとメールで書いてらっしゃいましたけども、レイキ講座をお受けになって、その直後、めったに連絡が来ない弟さんから来た」

Y「そうなんですよ!」

林「すごいですね」

Y「そういえば前回(=初級のレイキ講座)もだったんですよ」

林「えっ、初級も?初級も弟さんから?

Y「うん。普段は私から連絡してもなかなか返事が来ないような人なんですけど、ドンピシャその日(レイキ講座を受けた日)に来るんです」

Y「初回の時は違うんです。母から手紙が来たんです」

林「ああ」

Y「初級のレイキ講座が終わって家に帰ったら母から手紙が来てたんです。『えっ!』て」

Y「うちの母は施設にいるんですけど双極性障害で、双極性がうわーってなってるときに手紙が来て。この間は同じ施設の中で感染した人がいて、母は感染はしてないけど濃厚接触になったので隔離されていたらしんですよ。手紙はその期間中に書いたものらしいです」

Y「今度は中級(のレイキ講座)を終わって、そのあと劇団四季の『アナ雪』見て地元に帰ったときぐらいのタイミングで弟からLINEが来て。両方ともめったにないことです」

林「ふーん」

Y「何か分からんけど、何か分かるのかなみたいな」

林「そうですね。レイキの受講を通して、自分自身の波動に変化が起こってくる。そのときに、さっきおっしゃった『過去世的な夢』を見たりとか、人によっては身内にすごい変化があったり、仕事辞めたりとか、あと起業したりとか、いろんな変化が起こるんですね。不思議ですけど。もちろん全員が全員大きな変化が起こるわけじゃないですが、何かしらの小さな変化は受けている間にありますね」

レイキによる変化
なお最近の他の受講者さんの例だと、常連のお客さんが仕事の話だけでなく身の上相談をしてくるようになった、というのもありました。レイキによって何か癒し的な雰囲気、受容的な態度が出てきたのかもしれません。

林「これまで滞ってたものが流れ出したって感じですかね」

Y「あぁ、そうですね」

林「そういえば、初級の講座の後もそうだったじゃないですか。職場の大きな変化。」


Y「あ、はい(笑)まさかまさかの」

林「これも不思議ですよね。タイミングが」

Y「そんなことあるとは思ってなかったんで」

林「そうですよね。なんか知らんけども、その個人的な『それ』と周りの『それ』とが重なり合って変化していくっていうのは不思議なことですね」

林「まぁそのうちそういったことも起こらなくなりますけどね。あまり驚かなくなるというか。それが『普通』になっていくので」

Y「ああ、そうですね」

林「最初は特に起こりやすいし、インパクトが強いということです」


ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

レイキにご興味をお持ちの方は『レイキヒーラー養成講座』で詳しくお伝えしています。

まずは体験してみたい方は対面で無料相談もお受けしていますので、よければ以下のページをのぞいてみてください。

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第208回【冒頭のみ】スピリチュアル哲学が希望が見えにくい現象世界に対してできることhttps://prism-life.com/podcast_208/Fri, 16 Jun 2023 10:25:21 +0000https://prism-life.com/?p=10730

■今回の続きは音声配信サービス『stand.fm』限定です(YouTubeにはアップしていません)。 ※スタンドFM https://stand.fm/episodes/648c345e0ed1248d50f40a1d ... ]]>

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■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJEU7

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

今回の続きはスタンドFM限定です。ご了承願います。

ご質問やリクエストは
https://prism-life.com/contact/ の問い合わせフォームから送っていただければ、可能な範囲でお答えしますね。

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「ありがとう」の言葉で運命を変える試みはスピリチュアル初心者コースに過ぎない【小林正観】https://prism-life.com/language_is_a_beginners_course/Thu, 15 Jun 2023 06:15:00 +0000https://prism-life.com/?p=10712

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回の内容は前回の音声配信を文字起こしし、かなりリライトした内容になっています。

言いたいことは共通していますが、伝え方にやや違いがあるので、どちらか一方か両方チェックしていただければ幸いです。

真のポジティブとは、ネガティブな部分もしっかり見据えられること

プラス言葉の実践として、「うれしい・楽しい・ツイてる・幸せ」とか、別に言うのは結構なんです。

「むかつく・腹立つ・悲しい」などのネガティブな言葉を言うよりはいいのかもしれませんけども、大事なのはそれが上っ面になっていないかどうか確かめること。

学生時代の男性の友人がいまして、イニシャルだけ言うと「I君」です。

そいつかスピリチュアル系なのか自己啓発なのかわからんけども、そういうのに被れてたんですね。

で、ある時こういうことを言いました。

「お元気様です!」

普通「お疲れ!」って言うので「気持ち悪いな」と思いましたけど、続けてですよ・・・

「お楽しみ様です!」

「ワクワク様です!」

と言いやがったわけです。

いやほんまね・・・関西弁で言うと「きっしょ!」と思いましたね(笑)

これは「キモい」という意味です。

実際「お前きしょいで!」と言った記憶があります。

これ、なんで気持ち悪いかって話なんですよ。

前にも言いましたけども、言葉と心が一致していない。

上っ面だからキモい。

そしてもう一つは「文化的な背景」ですね。

特に「ワクワク様です!」が最もキモいんですけど、このキモさは日常から乖離しているところから来るんですね。

そして、これがそのまま「スピリチュアルの気持ち悪さ」なんです。

だからスピリチュアル好きが下手すると「怪しい」「うさん臭い」なんて今も思われてしまうのは、こういった日常との乖離がある。かけ離れてるわけですよ。

そういった気持ち悪さを認識しないで「教えが素晴らしい」と思い、それで「うれしい・楽しい・幸せ」とか妙に高いテンションで言うのはマジでキモい。

「プラスの言葉を使いましょう」というのは別にええねんけど、行き過ぎると「ネガティブなことを言ったらあかん」「ネガティブなこと思ってもいけない」と言ってしまう。

このルール、禁止事項、何々すべきじゃない、みたいなのは苦しい。

特に真面目な人は、このルールをやっちゃうんですよね。

言葉狩りする人もいる。

ネガティブなこと言うと、「そんなネガティブなこと言ったらダメ」みたいな・・・めんどくせえな。

スピリチュアルな教えでは「全て光である」と。「この世界というのは全て光である」と。「本来は光そのものである」と。

まぁそれはいい。原理原則としてはそうなんでしょうけど、だからといってそれを生活全般に当てはめてしまうと苦しいよね、という話ですよ。

でもそれって結局何のためにやってるのかが大事です。

前もブログで言いました。

「感謝感謝!」言うてる割に、その実際の感謝の「ありがたさ」みたいなのが伝わってこない。

言葉が上っ面で、逆に寒気すら感じる、みたいな・・・。

そういうのに自分で気づけないなら、スピリチュアルやってて意味あるんかな?と思うんですよ。

自分のことをちゃんと観るのがスピリチュアルを学ぶ意味だろって。

キモくならないようにするっていうのは、たぶんこれが修行なんでしょうけど、その言葉を本当に自分のものとして言うということです。

あるいは、端的に言えば

「黙れ」

って話なんですよ。

「ただ思っとけ」ってことなんですね。

言霊というのは、必ずしも言葉に出す、口にする、ということではないんですね。

沈黙すること。

それも言霊のある意味では実践なんですよね。

もうちょっと言うと「背中で語れ」ということ。

だからそれが実践としてやってるとヘタに「愛」とか「感謝」とかなんとか言わないと思うんですよ。

上っ面でごまかしていると、余計に人のオーラ、波動というのは重たくなるんです。

これはあくまで例ですが、「まんじゅう」みたいな感じなんですよ。


まんじゅうの中って「あんこ」じゃないですか、黒い感じのね。

黒いあんこの周りに白い「皮」の部分がある感じなんですよ。

表面的な部分(皮)は非常にきれい。

けどその表面じゃなくて、もう一段階奥ですね。

その一歩奥のオーラを見ると濁っていたりするんですよ。

まさに「上っ面」という言葉、そのまんま。

これは最初わからなかったんですけど、言ってることとやってることが違う人たちの波動をずっと観察しているうち、あるとき発見しました。

さっきも言いましたけど、こういうギャップに自分で気づかへんのかな?と疑問に思います。

スピリチュアルを学ぶのはいろんな動機があるだろうけど、根本的には自分=世界=宇宙を観ること、省察することでしょ。

それには巧妙なエゴを見つめることが必須なんですけど、スピリチュアルを学んで逆にエゴを強化しとるわけだ。

そんなんやったら「勉強せえへん方が良かったんちゃう?」って私は思いますけど。

上っ面のくせに「ワタシはこの教えを、スバラシイ真理を知っている」「スピリチュアルな波動の高い教えを知っている」みたいな感じで、隠れてドヤ顔するヤツもいます。

逆に「この教えをわかっていない人達はまだ波動が低い」とかね(笑)

(波動が低いのはお前じゃボケ)

まぁ表では自慢っぽく言わないんですけど、そういうことを密かに思っている。

そうするとさっき言った「まんじゅう状態」としてオーラに出てくるわけ。

「一皮むけば」なんて言葉もありますけども、まさにそれ。

余談ですけど、さっき出てきたI君はその後に彼女ができたんですよ。

お世辞抜きで、かなり可愛い彼女。私も知ってる人。

でも、すぐ別れよった。1ヶ月も持たなかったですね。

もしそのときも「お元気様です!」「ワクワク様です!」とか言ったらブッ飛ばしてやろうかなと思いましたけど、さすがに言わなかった(笑)

悲しいときは素直に「悲しい」って言ったらいいじゃないですか。

それが人間じゃないですか。

ごまかしたらあかんねん。

地上の世界、3次元の世界は喜怒哀楽の世界。

ただ、大半の人間の心の構造として悲しみや苦しみ、怒りの方が深く激しく感じるようにできている。

だからお釈迦さまの「人生は苦なり」と言ったんじゃないかな。

愛とか感謝とかって、人間が練れている人じゃなければかなり難しい。

だから喜びとか感謝とか、そっちばっかりフォーカスするっていうのは、ちょっと語弊があるかもしれませんけども、ある種のネガティブ主義者じゃないかなと思います。

ネガティブを見ないようにしている、ごまかしている。

それはお花畑ではないでしょうか。

真のポジティブとは、ネガティブな部分もしっかり見据えられる、ということです。

まぁ「すべては光」と言ってもいいんだけど、それだと現実的にはざっくりなんです。

自分が過去に学んでなかなか深いなと思った言葉に

「闇もまた光の一つである」

というのがあります。

なかなか良くないですか?

前回のQ&Aやその文字起こしで語りました。

「病とか悩みとか持っている人の波動は低いのか?」ということを。

悩みや病は人間やってりゃ当然あるわけでしょ。

普通に生きていたら苦しいことや悲しいこともある。

そのときは波動(オーラ)は一時的に重たくなりますよ。

でも、なんとかそれを解消したり乗り越えたり受け入れたりして、成長していくわけです。

ではそのプロセスはネガティブなんでしょうか?

そのプロセスにおいて、あるときは人を恨み自分を恨み、不運や思い通りにならないのを嘆いたりするでしょう、普通の人間なら。

それは「ネガティブ」なんですか?

「光」や「愛」から遠いんですか?

それでも「ワクワク様です!」と明るく言うのがスピリチュアルなんですか?

なんか・・・非常に人間っていうのを浅く見ている、ナメてんじゃないかなって思うわけですよ。

私もカウンセラーの端くれですから、ご相談の現場ではいくら頭で「ポジティブ言葉の大切さ」はわかっていても、そんなことを言えないぐらい辛いケースもあるんです。

そういう人に「もっとポジティブになろうよ」って言うのは、ある種の暴力です。

うつを抱えている人に「がんばろう」って励ましているようなもので、かえって悪化するわ。

こういう言葉の実践は「カタチだけでもいい」って教える人もいるんですけど、カタチだけでもどうしても言えない人もいるんですよ。

そういうときは無理しなくていい。

さっきの言った通り、ごまかすとかえって波動は重たくなりますから。

「プラス言葉」でありがたいことだけを期待するさもしさ

さっきも少し触れたけど、上っ面な人のバリエーションの一つとして、「スピリチュアルな高尚な教えをワタシは分かってるのよ」といった選民的な思いを、「目に見えないアクセサリー」としてぶら下げるケースがあります。

それは別にハイブランドの服をこれ見よがしに着るという、わかりやすいものではありません。

けれど、密かにドヤってるんですね。

そういうのを「精神の物質主義」と言って、これは精神的な何かで自分のエゴを強化する策略です。

実はそこには劣等感や功名心を隠したいとか、自分は悟った人間と思われたいとか、いろんな思惑があるんですね。

だから前にも言ったけど「自分で悟った」とか「自分には●●の神がついている」とか言ってるヤツの大半は波動が重たいんですよ。

さっきの「まんじゅう」の例えの通り、表面的な白いけど中身は結構濁ってたり黒かったりするということですね。

こういうのは名前は表では言いませんけど、割とスピリチュアル業界で有名な人の中にもいます。

まぁこういうこと言うと「オマエが無名やから嫉妬してるんちゃう?」と言われそうだからあまり声を大にしては言わないんですけども。

ブランディングや自分の見せ方がお上手だと社会的には成功してしまう場合もあるんですが、実際は裏表があるんですよ。

ま、当然私も気をつけなあかんけど。

スピリチュアルっぽいものをエゴをカモフラージュする手段として使わないこと。

「自分はわかっている」「自分は悟っている」という思いほど、エゴを満足させるものはないわけだから。

こういうことを自戒するようになってくると、プラス言葉も軽々しく使わないようになります。

だから「沈黙」になるわけです。

深い沈黙の中から発されるものに、最も言霊が宿る。

「ありがとう」とか「許します」とか「ツイてる」とかやたらめったら言わなくても、本当に心から思っていれば、それはわかりますよ。

逆から言えば、以前ブログで読者さんの声をたくさん掲載した通り、上っ面なカタチだけのものは底の浅さがバレるんです。

ただ、それは「まずカタチだけでもいい」と教える人がいるのが原因の一つなので、それも困ったもんですけど。

「カタチだけでいい」というのはあくまで初級の話でして、本当はそこから先に「言葉と心の一致」という段階に入らないとあかんのです。

けど業界的なスピリチュアルの多くは初級で止まってるんですよ。

その先の道標となるマジスピ(真のスピリチュアル)は少ない。

いま言ってて思いつきましたけど、すごい感動するとかすごい悲しいとか、そういうのは言葉にならないじゃないですか。

「筆舌に尽くしがたい」という言葉もある。

そういうご経験、おありでしょ?

ある深みにまで達すると、もう言葉ではなくなるわけです。

こういうことを踏まえてみると、

「ありがとうって言ってると、ありがたいことが起こる」

っていうのも初級過程だなと思えてきます。

これを提唱された有名な小林正観さんはすでにお亡くなりになっているので、その真意はわかりません。

ただ、その想いを自分なりに察してみると、一般大衆向けに誰でも理解できるカタチで伝えた反面、表層的にしか理解されていない気がするんですね。

というのも、なんだか「ありがとう」でポイント稼ぎして、ある程度溜まったらプレゼントと交換するような、なんだか計算しているような感じがするんです。

それって神様との条件交渉、取引でしょうよ。

近いバリエーションとしては、

「神社にたくさんお参りしたら、いいことがたくさん起きるよ」

みたいな感じ。

でも残念なお知らせとして、「神社本」を出している作家の中に非常に波動が乱れているヤツがいるということ・・・これも表では名前は言えないけど。

なんやねんコイツ?

オマエが言ってるのウソやんけ、って私はそのオーラを観ながら呆れている。

「ありがとう」と言っていたら「ありがたい」ことが起きるかどうか関係なく、天地の恵みに手を合わすのが本当の実践だろうが。

神様の側、天地の側は太陽の光や雨とか風とか、無条件に私たちに与えているわけですから。

それを思えば、やっぱり「ありがとうでポイント稼ぎ」というのはさもしい感じがしますね。

スピリチュアルを装ったエゴイストなんだろうな。

百歩譲って、普段ネガティブ言葉しか言ってこなかった人が、とりあえずカタチだけでも、眉毛をピクピクさせながら「ありがとう」と口にするなら多少は意義があるでしょう。

でもそうじゃなければ、上っ面の言葉で満足することなく、言葉と心の一致を実践すること。

そのために必要なのが「沈黙」というわけです。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回のブログは以下のYouTube動画の文字起こしです(少し加筆修正しています)。

※19分15秒あたりから話しています

波動が高い/低いという単純な二項対立に陥らないこと

今回のご質問

こんにちは。3月にカウンセリングをしていただきましたMです。その後宇宙人の息子は高校生となり、思春期を少しずつ脱して、私と衝突することが少なくなってきました。もちろん私自身も、息子の意思を尊重することは肝に命じています。

 

私は、180度変わることはまだ出来ていませんが、ブレが少なくなってきたように思います。林さんのマジスピラジオはいつも寝るときに聞いていて、良い睡眠薬になっています。(笑)

 

さて本日は波動について質問させていただきます。同姓同名の人物がいた場合は、それぞれの人物の波動が違うのは理解できますが、一人の人物を他者2人が同時に調べて欲しいと依頼した場合、波動の結果は同じになるのでしょうか?

 

依頼した人物を通して波動を見るとなると、依頼した人の心の状態で、結果が異なるように思うのですが。あと、波動の高い、低いというのは、その時の心の状態によって違うと思いますが、人間は誰しも多かれ少なかれ悩みを抱いていると思います。その悩みを乗り越えて行く過程であれば、波動は高いとなるのでしょうか?

 

もしくは、色々な苦悩が渦巻いているとして、波動は低いとなるのでしょうか?波動の高い、低いというのが今ひとつわかりません。

 

最後にもう一つ、私は挨拶が出来ない人は、一般的に波動が低いと思ってしまいますが、それは関係ないことでしょうか?以上、メルマガで解説いただけると有り難いです。これからも、楽しみにしています。よろしくお願いいたします。

ありがとうございます。

これつい最近いただいたご質問なんですけど、半年1年回答しないことも・・・申し訳ないんですが、こんな感じですぐ回答することもあります。

ラジオ動画ではときどき関西弁でキツい悪口を言ってますが、全体としては癒しになっているんであれば有り難いですね。

宇宙人の息子さんね。前に波動(オーラ)見たんですよね。

そしたら「かなり宇宙人ですよ」と。だから思い通りにコントロールしなさんな、とお話をしたと思うんですけど。

まあ私も変わってる宇宙人かもしれませんが、変わってる人はコントロールできないです。無理です。

ぜひ前向きに諦めてくださいね(笑)


じゃあ波動についてのご質問ですね。

これもう個人的にメール返信して簡単に答えてるんですよね。

次の「無料メルマガ」でそのメールを載せていますけども、先に下で言っときます。

ひとことだけ先に言っておけば、「波動が高い/低い」という二項対立にあまりこだわりすぎない方がいいですね。人間は多面的、流動的、変動的であることを踏まえ、単純化しないことが大切な心得です。私は特に音声配信ではあえて単純化した物言いをする場合がありますが、本来はもっと複雑です。
 

「波動の高い、低いというのが今ひとつわかりません。」とおっしゃるのは、その複雑さゆえではないでしょうか。

スピリチュアル業界では、単純に「あの人は波動が低い」とか言う人がいます。

これはアホな・・・はい、言葉きついですよ(笑)アホな占い師がやるんですけどね。

何か気に入らないことがあると、すぐ「あの人は波動が低いのよ」と・・・波動が低いのは、そんな単純にしか言わへんオマエやっちゅうねん。

あと、スピリチュアルを中途半端にしか勉強してないヤツですね。

これも口悪いけど・・・そんなヤツも言いますね、単純に波動が低いとか高いとか。

ただ人間ってのは多面的なんですね。

変動的でもあるし、流動的でもある。

ですから、ある側面においては非常に優しい部分もあるし、ある側面においては非常に攻撃的である、ウザいということもあるわけですよ。

あるいはこれは「関係性」にもよりますね。

仏教では「縁起」とも言いますけど、関係性によっても変わりますよね。

めっちゃ腹立つヤツが目の前におると当然言葉は悪くなるかもしんないし、無視するかもしんないし。

もうめっちゃ好きな、もう目の前に推しのアイドルが、激推しがいるとすれば当然態度が変わるわけですよ。

その時その人は波動が良さそうに見えるかもしれないですね。

あるいはその置かれている環境によっても変わってくるわけです。

会社に行っている時は波動が、特に嫌な仕事をしている場合だと重たくなったりもする。

あるいは政治の世界もそうですね。

あるポストに着くと波動が重たくなる場合があります(詳しくは言いませんけど)。

そのように置かれている環境によって、やっぱ変わってくるんですね。

だから単純に一つのことだけを一つの側面だけを取り上げて、波動が高いとか低いとか断定するってのは非常に浅はかですね。

単純化するのは浅はかです。

とはいえ私もね、あえてわかりやすく言うこともあるんですよ、「こういった人は波動が低い」とかね。

ただ、その波動というのは「何を見てるか」「どのレベルで見ているか」が大事なんですね。

いろんなオーラのレベルがあるんですね、人間には。

だからどんだけ悪魔みたいなヤツであっても、その心の魂の奥の奥の奥には「光」があるんですね。

それはもちろんその表には出ないですよ。

どうしようもなく悪魔みたいなヤツとか、殺人鬼みたいなヤツがいるとしましょう。

どう考えたって擁護できないですねそれは。人を殺したり大きな罪を犯したり・・・だから波動は重たいんです、それはね。

ただし、どんな人の中にも仏性とも言うし神性、神の性質があるわけです。

だからあまり単純化してはいけないし、人を見る時に性善説的に見るのか性悪説的に見るかってのがありますけども、まあこれは場合によりますよね。

「人を見たら泥棒に思え」って時もあるかもしんないし「人をみな神と思え」ということだってあるかもしんない。

ケースバイケースですから、あんまりこう一面だけを見て波動が高いとか低いとか見ない方がいいですね。
あと、「さっきのブログ」でも言いましたけど「霊能」ですね。

霊能を持ってる人間はそれぞれ個性がありますので、人によって見方が変わる時があります。

これは前にもどっかで答えたかもしれませんけど、霊能者によって答え方が違うんですね。

ただ重要なことは、どういうものの見方をしてそうなっているのか、どんな根拠があってそう見ているのか、ということですね。

例えば私がこのAさんという人は「波動が赤い」と。オーラが赤いですよと言った。

そしてもう一人の霊能者とか占い師は「Aさんの波動は青いですよ」と言った。

これ全然違うじゃないですか。それはどうすんのかと。

その時はその人にとって「赤色」はどんな感じに見えているか、という背景を知ることです。

もう一方の霊能者が「青」と見てるのはどういった背景があるのかですね。

だから単純にオーラの色とか波長だけじゃなくて、その背景ですね、それまでちゃんと聞くってのは大事です。

私は単純に赤色とか青色とか緑色とか色々ありますけども、単純に色だけを言うことはなく「なぜこうなのか」という話をします。

もちろん見えない世界ですから理解には限界があるし、私自身も一人のまだ未熟な人間ですから、見え方には限界があります。

ただその制約の中においてどういう風な解釈をしているのか、ということをちゃんと見ていくわけですね。

それをちゃんと精査されるといいと思いますね。

オーラの明るさ・暗さはすべてプロセスとして捉える

あと、「人間は誰しも多かれ少なかれ悩みを抱いている」というご指摘はその通りですね。

ですから単純にその現時点での波動(オーラ)を切り取って、「この人は波動が低い」と言うことは浅はかなんですね。

誰しも成長の途上なんですよ。

そこにはいろんな苦悩が渦巻いている。

それを波動でパッと見れば低いかもしれない、重たい、暗いかもしれないですよ。

けれどもそれは成長へのステップ、その途上として、プロセスとしてそうなってるわけですよ。

これは病もそうですよね。

病になって苦しんでると当然肉体の波動というのは重たいです。

けど「風邪を引くのは健康だから」という説があるんですね。

いや説というか私はこれは本当だと思いますけども、風邪を引くことで体内の免疫などを調整しているわけですよ、風邪を引くことのメリットとして。

だから健康だから風邪を引いて、体の細胞とか免疫とか、そういったものを調整するため、あるいは毒素のデトックスですね、それを出すために調整をするというのがあるんですね。

わかりますか?

ですから病気だからといってダメじゃなくて、あくまで全部プロセスなんですね。

そうすると、まさに「さっきの一つ目の質問」にある【いまに在る】ということなんですね。

病気だから波動が重たいっていうのはこれは「過去」のことですね。

過去のいろんな不摂生や思い方や考え方が影響して、いま病気になっているわけですね。

その病気は「過去の結果」なんですね。

ですから【いまに在る】というのは、その過去のどうのこうのはもういいんですよ。

その人はいま現象的には病かもしれないけども、それは治る過程ですよね。

それでその人が肉体を調整したりあるいは・・・特に不治の病にかかった方が、その病を受け入れて「受容」することによって精神的な深みがもたらされることもあるわけですよ。

ですから苦悩や病を乗り越えていく過程であれば波動は高い、または高くなるプロセスにあるわけですね。

まあスピリチュアル用語では「アセンション」なんて言います。これは「次元の上昇」ですよね、そうやって上昇していくプロセスなんですね。

だから単純に波動が高いとか低いとか言ってはいけないですね。

もっと人間は心は魂は複雑で多面的である。

それを私は、まぁこういった音声というのはどちらかというと入門的な側面がありますので、あえて単純化して波動が高い低い言うことありますよ。

けれども実はその背景には人間の多面的な部分、複雑さというのを踏まえているわけです。

だからこそ今回のご質問の最後に「波動の高い低いというのが今ひとつ分かりません」と書いておられるのは当然のことですね。

人間を単純化して捉えていない。

きっといろんな経験を積んで、人間の多面性をご覧になっているからですね。極めて真っ当な感覚だと思います。

その感覚を大切にしてください。

はい、ではご質問に対する回答はこんな感じですね。

ご参考になれば幸いです。


追伸

初めての文字起こしの取り組みで気が散ったのか、音声を聞き直すと質問の回答がお求めのものとズレていたので、ここで補足します。

Q「一人の人物を他者2人が同時に調べて欲しいと依頼した場合、波動の結果は同じになるのでしょうか?」
  ↓↓↓
A「結果は同じです。『依頼した人の心の状態で、結果が異なる』のではないものの、ただし依頼を受けた側(占い師、霊能者、スピリチュアルカウンセラー側)の心の状態で変わってきます。なので私の立場としては常に情緒を安定させておくこと、肉体の健康に留意すること、心の痛みなどと向き合っておくことが大事です。もっともこれは、カウンセラーやセラピスト全般に言えることですが。

Q「挨拶が出来ない人は、一般的に波動が低いと思ってしまいますが、それは関係ないことでしょうか?」
  ↓↓↓
A「もしかしたら挨拶できない背景があるのかもしれません。それがわからないと断定はできませんが、基本的には低いのでは。会社組織だと挨拶できない人は、たいてい仕事もできませんしね」

ご質問があれば「アンケートフォーム」からどうぞ。すべてに回答できるとは限りませんが、今後の発信の参考といたします。

※このブログは以下のラジオ動画を文字起こしして、少し加筆修正したものです

※19分15秒あたりから話しています

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【Q&A】ホンモノの霊能者・優れたヒーラーは人格が高い」のは必ずしも正しくない。https://prism-life.com/psychic_ability_is_not_great_personality/Wed, 07 Jun 2023 15:26:52 +0000https://prism-life.com/?p=10651

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回のブログは以下のYouTube動画の文字起こしです(少し加筆修正しています)。

※2分20秒あたりから19分10秒ぐらいまでの部分です

YouTubeでなくiTunesなど音声媒体でお聞きになりたければ以下からどうぞ。

第206回【Q&A】なぜエゴが存在するの?/悩みを抱えている人の波動は低い?

以前からYouTubeで話した内容を文字起こししてブログにアップしてみたかったんですが、ようやく着手できました。

情報収集を音声でしたい人もいれば、文字でちゃんと理解したい人もいます。

散歩や家事をしながら効率よく音声学習したい人もいれば、もっとしっかり学びたい人や言葉で検索してこのブログにたどり着く人もいるでしょう。

どのルートであろうと、何か得られるものがあれば幸いです。

霊能(能力)と霊格(人格)は似て非なるもの

いただいたご質問

スピリチュアルの真髄はシンプルなはずなのに、理解しようとすると自我が邪魔します。「いまに在る」ことについて深く考えると、どうしても過去の経験や知識を総動員してしまいます。。坐禅を組んだり、林さんのヒーリングを受ける時間が、いまに在る状態に近いのかな?と思いました。

 

私たちがこの時代を作る大いなる流れので一粒に過ぎないのだとしたら、なぜ人間には自我があるのでしょうか。でもエゴがあって、混沌としている世界だからこそ、愛や祈りがよりいっそう清らかなものになるのか。人生を大いなるものに委ねることができたら、楽に生きられそうですね。

 

なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが、林さんが波動で感じることができるのは、相当悟っていらっしゃるというか、モノごとを俯瞰的に見ていらっしゃるからだろうなぁと改めて思いました。偉そうにすみません。

ご質問ありがとうございます。

まずいくつかありますが・・・まず【いまに在る】というのは、めっちゃ大事な話です。

最近出しているブログではこれをテーマのシリーズがあるので、良ければご覧ください。

【いまに在る】ために

ただし、これを理解するのはそんなに簡単ではありません。

なぜかといえば、【いまに在る】ことができれば、おそらくはスピリチュアル業界でよく言われる「覚醒」の状態でしょうね。

「悟り」と言ってもいいですが。

ちなみにこのシリーズを始めたきっかけは、スピリチュアル業界で世界的に有名な人がいらっしゃって、エックハルト・トールという人ですね(「トーレ」と言ったりもします)。

エックハルト・トールという方は業界では有名ですね。

この方の著作の中に、『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』という本があるんですね。

※過去のブログで取り上げたことがあります

この日本語のタイトルはちょっと間違いと言うか、ちょっと誤解がありそうなタイトルなんです。

英語の方がいいんですね、英語は『The Power of NOW』この方がぴったりきますね、しっくりきます。

『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』は間違いとは言いませんけど、誤解の怖れが多分にあるのであまり使いたくないんですね。

でこの本で【いまに在る】ということをしきりに言ってるわけです。

これがこのご質問の言葉の背景にあるものですね。

先に枝の部分からお答えすると、「林さんが波動で感じることができるのは相当悟っていらっしゃる
」という話ですね。

これはね・・・違うんですよね(笑)

私は別に悟ってはいないんです。

ときどき音声配信で悪口といいますか言葉が汚くなるのは、まだ悟っていない証拠ですよね(笑)

俗っぽくやりたいので、そういうふうにやっているわけですけどね。

これは「霊能」と「霊格」というんです。

「霊能」というのは霊能力の「霊能」ですね。

そして「霊格」の格は「人格」の格ですね。

勘違いしがちなのは、霊能力があると人格的に素晴らしい、つまり霊格が高いという風に勘違いをするということです。

これは違うんです。似て非なるものですね。

分かりやすく言えば、「筋肉がすごいからと言って、人格が優れているわけじゃない」と。

分かりますよね、これを言うと。

筋肉があって運動神経抜群だからと言って、人格まで優れているとは限らないということですね。

ときおりスポーツ選手の不祥事がありますよね。

あるいは例えば・・・まあ業界は言わない方がいいか・・・その腐敗ね、その業界団体の腐敗ですね。

これは時々ワイドショーでも取り上げられたりする内容かと思うんですけども、いくら身体能力は優れているからといって、心そして魂まで優れているとは限らない。

ただ人間というのは、特にスピリチュアル系ですね、普通の人ではできないようなパワーの持ち主がいると「この人はすごい!」と勘違いしてしまう。

私も音声配信の冒頭で「スピリチュアル的なヒーリング」なんて言っているので自戒を込めて言いますよ。

いくら霊的な能力(霊能)が優れているからといって、人格的に優れているわけではないということは、新興宗教の教祖とか開祖を見ればわかるんじゃないですかね。

これもあまり表では固有名詞は出しませんけども、新興宗教の教祖は何人もいると思うんで見てくださいよ。

必ずしも人格的に優れているとは限らない。

いやむしろその逆で、もう「獣」じゃないかということもあるわけです。

ですので霊格、まぁ人格ですね、それを高めていって、でその副産物として霊的な霊能が出てくるというのが無理のないやり方なんです。

私も変人ですからオーラが見えたり、場合によっては「過去世」的なものを見たり「守護霊リーディング」なんてやってます。

(守護霊リーディングは)過去に音声配信で10個ぐらい出していますけども、そういったことができると「この人はすごい!」と言われることもあるんですよ。

ただね、そんなことはなくて私自身も「ただの人間」です。

逆に私は運動神経ゼロなんですよ。

だから私から見れば運動神経抜群な人は、本当にスーパーマンですよ。

私は子供のころ体育の授業でどんだけ劣等感を覚えたか。

走るのも遅いですし、クラスで下から2番目か3番目ぐらいでした。

ただもっと遅いやつがいるわけですよ、1人だけいるんですよね。

めっちゃ太ったやつや、あるいはちょっと身体に障がいを負っているような子ですね。

だからまあ、ある意味では特殊なわけでしょ。

でもノーマルの中で私は一番足が遅かったんですね。

ただ言うならば 人間は霊的な存在ですから、走りが速いとか将棋や絵が得意とか、これもある意味では「霊能力」なんですよ。

私は絵も描けないんですよ。

ほんともう全く絵心がないので、ときおり心理学系のワークショップで絵を描く時間にぶつかると「ほんともう勘弁してくれ」って感じなんですね。

ですから私は奇形的に霊的な能力が飛び抜けて発達はしてるけど、絵心とか身体能力はもうめちゃくちゃ低い。

けどその一点をもって「この人は人格も高い(あるいは低い)」という風に勘違いしないことですね。

これは気をつけてくださいね。

自我・エゴがあるのは神様も自分を知りたいから?

では今日のメインですね。

人間にはなぜ自我があるのでしょうか?

まあこれは難しいですね。

私自身もなんでかわかんないですねこれは・・・ただひとつ好きな言葉があってね。

「なぜ神は人間を作ったのか」という問いに対し、非常に単純なんですけどもこういった答えというか例えですね、これが個人的にはしっくりくるわけです。

それは何かと言うと、

「個人で、たった一人で夕食をとっているのは楽しいですか?」

「たった一人で食事をするのは楽しいですか?」

そうじゃないでしょ?

誰か一緒にいた方が楽しいよね、いう話ね。

これは一人が好きな人は除きますよ。

基本的には一人で高級なレストランとかフレンチとかね、銀座の寿司でもいいですよ。

確かに一人でも美味しいかもしれないけど、それを分かち合える知人や友人や家族が2人、3人、4人といればもっと楽しいよね、という話。

いろんな説があるんですけど、私はこの例えが非常にしっくりくる。わかりやすいわけですね。

もっと難しく言えば「神も孤独」なんだと。

神は自分で自分のことがわからないから、自分の分身を作ってその分身たちをこの地上でいろんな経験をさせる。

なお、この地球だけが生命活動の場ではないですから、いろんな星々あるいは次元ですね、異次元・パラレルワールドといってもいいかもしれませんけども、そこでいろんな経験をさせる。

そうすることによって、神様というのは「こういう経験もある、こういう生き方、こういう人生もあるんだな」ということで、言うなれば「大きな大きなクラウド」に経験を集めている。

クラウドとは「雲」ですよね。

今で言う「googleドライブ」とか「dropbox」みたいなやつね。

で、その「神というクラウド」があるとすれば、私たち一人ひとりがいろんな知恵や経験を得ることによって、それを大きな「スーパークラウド」と言ってもいいですけども、そこに共有していくと。

それで神様自身も自分自身のことが知りたいというわけですね。

だからこの問いをされた質問者さん、時々コメントをいただきまして、いつもありがとうございます。

あなたご自身が「自分とはなんだろう?人生とは何だろう?」という問いを問うているのは、もしかして「神自身の問い」かもしれない。

神様自身もそういう風に自問自答しているかもしれない・・・ということですね。

これは答えはないんですけども、ただ何だろうな・・・その「自分とは何だろう?」という問いは「神による働きかけ」とも言えますね。

「自我」にはいろんな人生の喜怒哀楽があるわけです。

「自我」がエゴがあるからこそ、苦しみも喜びもあるわけです。

ただそれもまた一つの経験ですね。

非常に裕福な家庭に生まれることも経験だし、非常に貧しい場所に生まれてくることも経験だし。

まあ男とか女とか、それももちろん経験ですよね。

まあなんか知らんけども、そういうことをしてるわけですよ、私たちはね。

なんか知らんけども、一つの経験や体験をした時、何か知識を身につけた時ですね「知る喜び」というのがあるわけです。

成長もそうですね。

見えないものが見えるようになった、わからないことがわかるようになるというのは、もちろん道中には苦しみも悲しみもあるけど、それらをも含めて幸せですね。

歳を取るということを今の時代においては否定的に見ますよね。

「アンチエイジング」あるいは「老害」なんて、そういった言葉もあるくらいですよ。

ただ個人的には知識や経験を重ねることで、つまり歳を取ることによって、もちろん諦めることも増えてくるだろうけども、知恵が豊かになっていくってのは、私はまああまりメジャーな考えではないと思いますけども、歳を取るひとつの楽しみですよね。

私も日々色々勉強してるわけですけど、こうして重ねていってね、あともし20年後30年後も生きていればどんな経験があるのかな・・・ということは楽しみですね。

それが意味があるかどうかというのは分かりません。

もしかして意味はないのかもしれない。

単に宇宙は・・・まぁこれも「戯れ」って言うんですよね。

ヨガかなインドかな? あっちの方の文献読むと「宇宙っていうのは壮大なお遊び」だと。

そういった言葉もあるんですよ。

だから本質的にはそこに意味はないのかもしれないけども、意味があるとかないとか関係なく、やっぱり生きてるからには何かしらの体験をして悔いのない人生を送りたいなということですね。

ちょっと話がそれますけども「なぜ人間には自我あるのか?」っていうのは、人生の意味を問うてると思うんですね。

そこに「これが答えだ」っていうのはこのスピリチュアルだったり宗教だったり色々答えがありますけども、それらは「仮説」なんですね。

「これが人生の意味だ」っていうのは、おそらくはない人によって違うんですよ。

ですから色々を調べて探求していって、自分なりの意味を見出していくということですよね。

その固有のもの、それが「自我」だと思うんですね。

AさんでもなくBさんでもなく、なぜあなたなのか?

あなた自身の固有の意味。

ですから海外かな? 海外の初等教育、子供への教育にはこういったことが言われんですね。

「あなた自身の人生の意味を自ら見出しなさい」ということですね。

なんか偉い教えが立派な教義がその意味を決めるじゃなくて、自分で決めろということなんですよ。

これは非常に考えるだろうから大変だと思うけども、だからこそ自分独自の意味がそこに生まれてくる。

それによって、固有の自我が与えられている意味にも気づいていくんだろうな、ということを思います。

・・・簡単に答えようと思ってるんですが、ついつい長くなってしまいますね。

ありがとうございます。

ご参考になればと思います。

ご質問があれば「アンケートフォーム」からどうぞ。すべてに回答できるとは限りませんが、今後の発信の参考といたします。

※このブログは以下のラジオ動画を文字起こしして、少し加筆修正したものです

※2分20秒あたりから19分10秒ぐらいまでの部分です

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悟りも覚醒も深い叡智も「呼吸を観察するだけ」でもたらされる【パワー・オブ・ナウ】https://prism-life.com/practicing_power_of_now_6/Thu, 01 Jun 2023 07:06:00 +0000https://prism-life.com/?p=10608

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回も前回に引き続き、マジスピ(真のスピリチュアル)において超重要なテーマ

【いまに在る】ということ

について実践的な話をしていきます。

なるべくなら、過去のシリーズからご覧いただいた方がより理解が深まると思います。

【いまに在る】ために

今回は「呼吸」について話をします。

いろんなリラクゼーションや瞑想、また武道やスポーツにおいても「呼吸」が大事なのは言うまでもありません。

当たり前すぎて普段は考えませんが、生命活動の根本となるものは「呼吸」です。

その呼吸を意識的に行うことで、【いまに在る】ことができやすくなります。

その結果、一連のシリーズでお伝えしている

【The Power of NOW】(いまに在ることの力)

の恩恵に浴することができるようになります。

やることは、たった一つ。

呼吸を観察するだけ。

本当にこれだけ。

めっちゃ地味。

でも、とっっっっっっても奥深いのですよ。

最もシンプルな瞑想法は、呼吸をただ観察すること

以前、ある瞑想道場に出たときのこと。

そこではかなり長時間の瞑想プログラムがあったのですが、その半分ぐらいが

「呼吸を観察せよ」

ただそれだけでした。

当時は今ほど知識も経験もなかったので、とりあえず言われた通り呼吸を観察することを意識するものの、途中で不真面目な私は「なんでこんなこと、せなアカンねん・・・」と疑問に感じることもありました。

まさにそんな「雑念」に心が囚われないために「呼吸を観察する」のですけど、当初はその意味がよくわかりませんでした。

あなたもやってみればわかるでしょうが、このブログを読んで、いくら呼吸を観察しようと心がけても、最初から【いまに在る】ことはうまくいかないでしょう。

それでもやり続けていれば、必ず上手になっていきます。

そうなれば

「なるほど、これが【The Power of NOW】か。雑念に囚われなくなって心の内側に平穏を見出せたとき、そこに力が宿っているんだ」

とわかるはず。

そして、これはこれまでの復習になりますが

「過去も未来も本当はマトリックス(リアルな幻想)で、あるのはただ【いま】だけなんだ」

ということもわかってくる。

さらに言えば、これは今回初めて言うけど、

「時間が存在しないのであれば、本当は生も死もないんだ」

という地球人の常識からすれば「奇妙な真実」もわかってくるのであります。

そうなると、あなたはもう「ただの地球人」ではなくなります(笑)

一応は普通に生活や仕事をしているかもしれませんが、もはや中身は立派な「変人」でしょう。

人間の肉体生命の根本を司っている「呼吸」を観察することが、変人への、いや深い気づきへの「扉」となるんですよ。

ちょっと何言っているかわからないかもしれませんが、まずは何かと面倒な3次元世界の中で、心の平穏を確保して生きるために、呼吸を観察していきましょう。

前回のブログでは「自然を観察せよ」ということを言いましたね。

今回は「自然を観察せよ」の応用バージョンです。

なぜなら、前回も少し触れたように、本来は私たち人間もまた「自然」だからです。

呼吸を通して、私たちの「いのち」の本質であるところの「自然」を思い出すこと。

呼吸のうちに働いている「いのち」への気づきを深めていくこと。

これが「呼吸を観察すること」の趣旨です。

ではもう少し説明をしていきますが、以前【いまに在る】ためには心の中に湧いてくる思考や感情をただ眺めること、という話をしました。

これが王道のやり方ではあるんですけど、けっこう難しいんですよね。

つい先日も、現在「個別ヒーリング」を受けていただいている方から、

「ヒーリング中、いろんな雑念が湧いてきて止まらなくなるんですけど、どうすればいいでしょうか?」

というご質問をいただきました。

そう、「思考や感情はただ眺めればいい」とわかりつつも、気がついたら雑念に心が巻き込まれていることはよくあることですね。

なので、前回は「自然を観察せよ」と述べたし、今回は「呼吸を観察せよ」と述べているわけです。

思考や感情という目に見えず次々と移り変わってゆくものより、「自然」や「呼吸」という何か決まった対象の方が、まだ観察しやすい。

それでも最初のうちは雑念が出てくるでしょうが、「自然」や「呼吸」の方が観察の対象がシンプルであるため、まだ戻りやすいのがポイントです。

ではやっていきましょう。

「宇宙にゆだねる」とは静けさの中に心身を置くこと

やることは超簡単。

いまに在るための呼吸法

・基本的に鼻呼吸(最初の数回は深呼吸すると良いでしょう)。

 

・鼻から息を吸うとき、鼻腔にスーッと新鮮な空気がスーッと静かに入っていく感覚を味わいましょう。

 

・そして鼻から息を吐くとき、鼻腔から体温で少し温まった空気がスーッと静かに出ていく感覚を味わいましょう。

 

・もし途中で雑念が湧いたことに気づいたら、また意識を呼吸に戻しましょう。

すんげー簡単でしょ?

あまりに簡単すぎるので、かつての自分のように「こんなことして何になるんだ?自分はそんなヒマ人じゃないぞ!」という疑問が出てくるかもしれない。

でも、本当はただこれを続けるだけで【いまに在る】ことができるようになってきます。

その結果、気がつけば心が穏やかになっていて、何とも心地よい感覚に満たされている自分を発見するはずです。

それが、【The Power of NOW】(いまに在ることの力)なのです。

スピリチュアル業界でよく「おまかせ」とか「ゆだねる」とか言っているのは、本来はこの【静けさの力】を信頼すること。

でも、それを知らずに口先で「宇宙におまかせしよう!」と言っているだけでは、その人の波動(オーラ)は重たいままなんですね。

「おまかせ」や「ゆだねる」というのは、口で元気よく叫ぶことではなく、もっともっと静けさに満ちた営みなんですよ。

「波動が高い」と言うと何だかパワフルなものをイメージしがちですが、実はそれだけではありません。

最も「波動が高い」のは、意外なことに【静けさに満ちた瞬間】なんです。

それは前回のブログで述べた通り、例えば「自然豊かな場所」や「由緒ある神社」における荘厳さとして感じるはず。

静けさは【いまに在る】ときにもたらされるものだからこそ、【The Power of NOW】と言われるわけです。

あと、もし呼吸の観察に慣れてきたら、呼気から吸気に変わる瞬間、吸気から呼気に変わる瞬間の「静けさ」を味わうといいですね。

わかりにくいと思うので、図で示しましょう。

「吸う」から「吐く」に切り替わる瞬間、少しだけ「静止」の時間があります。

息が鼻腔を出入りする感覚とともに、その「静止している瞬間」も観察すると良いでしょう。

その静止は「ただ止まっている」のではなく、「吸う」から「吐く」に移るための【力に満ちた静けさ】であることを観察するのです。

まるで海辺で波が寄せては返すように、呼吸もまた寄せては返している。

実は「打ち寄せる波の回数」と「安静時の呼吸の回数」というのは、だいたい1分間で18回と言われています。

これが不思議な一致点。

だからなのか、呼吸をただ静かに観察することは、海の波の音を静かに聴くのとほぼ同じなんですね。

呼吸のリズムは、自然のリズム。

だから失恋したときは海に行くのではなく、静かに呼吸を観察しましょう・・・というわけにはいかないか(笑)

ただ呼吸を観察するだけで、そのリズムの背後にある「静けさ」を感じることができるんです。

呼吸を深く観察できていて【いまに在る】とき、過去に対する怒りや悲しみ、未来に対する不安や心配は浮かんでこない。

たとえ浮かんできたとしても、かつてのネガティブなパワーは薄まっているはずです。

それはそれだけ【The Power of NOW】が働いている証拠。

地味ですが、すごく大切なこと。

なんとなくご理解いただけたらと思います。

私は理屈っぽい人間なので、これぐらい理解してから呼吸を観察する実践をやりたかったですね。

まぁ「やってりゃ自然とわかってくる」のも事実だから、頭でっかちな人間には「とりあえずやってみろ」と突き放すのも一つかもしれませんが。

呼吸を観察し続けていると、呼吸がただ「わたし」の前を通り過ぎていくのが、より鮮明に感じられてくる。

 

呼吸をはじめ生命は常に活動しているが、「わたし」はただ【いま、ここに在る】だけ。

 

ちょうど波と海の関係に似ている。

 

波は寄せては返しているが、海そのものは、ただ静かに【いま、ここに在る】だけ。

 

現象は常に変化していく。

 

生まれては、消えてゆく。

 

しかし、ずっと消えてゆかないものが、【いま、ここに在る】。

 

ただ、【いま、ここに在る】というシンプルな感覚だけがある。

ずっと消えてゆかないものは「永遠」です。

それは過去や未来という時間を超えています。

本来の「わたし」はその【いま=永遠の座標軸】の上に在る。

思考や感情、また呼吸を観察するというのは、この【いま=永遠の座標軸】からすべてを眺める、ということなんですね。

小難しく聞こえるかもしれませんが、やることは「ただ観察するだけ」ですよ。

やってりゃそのうちわかるから。

ただ最初からうまくいかないし、むしろやるほどエゴが反発するのか、雑念がウジャウジャ湧いてくる時期があると思います。

人によってはだいぶ長いかも。

そこで「自分にはセンスがない」とか「すごく無駄に時間を過ごしている」とか、これまた雑念が湧いてくるはず。

なので別に無理してやる必要はなく、1日のうち5分でもいいからやるといいですよ。

手前味噌ですが、もしよければ週に1回20分間、無料で「グループヒーリング」なるものをやっているので、その時間だけは「呼吸の観察」に向けるのも良いかと。

【いまに在る】ために、別に滝に打たれる必要や無理に断食する必要はありません。

むしろそういう「修行」をやっている人の中に意外と波動がショボい人がいるんだから、目も当てられない。

肉体をいじめる「特別なこと」は何もいりません。

ただ思考や感情を観察し、自然や呼吸を観察すればいいだけ。

これは別に目新しいことではなく、伝統的に言われ続けてきた一種の瞑想法であり、その一部は「マインドフルネス」としてカジュアルに普及しています。

問題は、忙しさを感じる日々の中で「何もしない」「ただ観察する」という空白を作れるかどうかですね。

最大の敵はやっぱりスマホでしょう(笑)

スマホの普及で人類全体が以前よりアホになったように感じるのは、こうした「空白の時間」が大きく失われたからでしょうね。

スマホの電源を切って、内側の静けさを感じる時間を持つだけで、生はずいぶん豊かになりますよ。

ぜひ「呼吸を観察する」というめっちゃ簡単なこと、やってみてください。

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祈りや瞑想よりもっと簡単に癒され、自分の本質をより開花させる方法https://prism-life.com/practicing_power_of_now_5/Thu, 25 May 2023 08:45:00 +0000https://prism-life.com/?p=10565

(写真は伊勢神宮の風日祈宮) お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジス ... ]]>


(写真は伊勢神宮の風日祈宮)

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回も【いまに在る】(The Power of NOW)をキーワードにブログを続けていきます。

地味ですがマジスピ(真のスピリチュアル)における根源的なテーマです。

過去のシリーズは以下からどうぞ。

【いまに在る】ために

今回は【いまに在る】ことを身体的に学ぶためには「自然と接すること」が有効だよ、という話をします。

「自然の中にいると癒される」ことは経験的にわかっていることですが、その理由をちゃんと言語化することでより納得がいくと思います。

そもそも、なぜ自然の中にいると癒されるのか?

この【いまに在る】一連のシリーズ、果たしてどれぐらいわかっていただけるんだろう・・・と気になりながら進めています。

わかってしまえば超簡単なんですが、わからなければ何を言ってるのかさっぱりわからないかもしれませんね。

なので、今回は「自然に接する」という誰でも実践できることをお伝えします。

なお、【いまに在る】ための具体的な実践として、何回か前のブログで

「心の中に起こる思考や感情(エゴ)を、ただ見つめよ」

ということを述べました。

【いまに在る】ための実践としては最も良いのは「エゴをただ静かに見つめる」ということなんです。

こう言葉で言えばカンタンなんですが、上のブログに書いた通り実践するのは結構難しいのよね。

実際、ブログの読者さんから「静かに見つめようとするほど、雑念がいっぱい湧いてきます・・・」という声をいただきました。

まぁ難しいですよねー。

雑念が湧いてきたら、それすらも「ただ静かに見つめること」なんですが、これはそれなりに練習が必要でしょう。

他にいただいた声として、

「本当に "ただ見つめるだけ" で【The Power of NOW】とつながれるんでしょうか?自分としてはスピリチュアル業界で有名な人が言っている『積極的な言葉を自分に言い聞かせること』の方が良いと思うのですが・・・」

という、質問というより疑念の声もいただきましたけど・・・

「うん、せやで~。騙されたと思ってやってみー」としか言いようがない(笑)

ちなみに、スピでよく言われる「プラス言葉(天国言葉)」についての批判的見解(否定はしていない)はこのブログ更新日の直近では以下の音源で語っているので、よければチェックしてみてください。

第205回「言霊の力」で運命を変えるには?ハートチャクラを開くのに特殊な方法は必要ない。

他には「呼吸をひたすら観察する」など瞑想の技法もあるんですけど、それはまた他の投稿で述べましょう。

では、本題。

「なぜ自然(nature)の中にいると、癒されるのか?」

改めて聞くまでもないかもしれませんけど、よければ考えてみてください。

私は都市圏に住んでいるので、近所に雄大な自然の場はありません。

ただ、地方の神社に行くと森林の中を歩くことがあります。

木々が風に揺れる音、川のせせらぎ、虫の音、土のにおい・・・都市生活者にとっては贅沢な環境ですね。

そういう場にいると癒されるのは、排気ガスがないとか都会のゴミゴミした感じがないとか、マイナスイオンが出ているとかリラックスできる「周波数」が流れているからだとか、いろんな理由があると思います。

ただ、あくまで今回の【いまに在る】をメインとして考えると、もうお察しがついていると思いますが、

「すべての自然は【いまに在る】」

からです。

自然は【いま・ここ】しか生きていない。

自然には「過去の後悔」もなければ、「目標」「なりたい自分」(=未来)もない。

ただ【いまに在る】だけなんですね。

(今回のテーマとは少し違いますが、イヌやネコなどのペットとしてよく飼われる動物もそうでしょう)

人間だけですよ、過去を悔い、未来を憂えるのは。

それによって希望も苦悩も生じるわけですが、そういう心のゴチャゴチャが自然と接していると浄化されていくわけです。

失恋したら海岸で波の音を聞きたくなるのもそうですよね。

そういえば、私も悩みが多かった学生時代、よく原付バイクで実家近くの「箕面の滝(みのおのたき)」まで出かけてました。


(箕面の滝)

当時はよく深夜に行ってました(現在はセキュリティが厳しくて難しいかもしれません)。

ほとんど明かりがない中、一人で滝の前で坐って、瞑想じみたことをやってたんですね(笑)

まだ学生でしたから・・・まだ「波動(オーラ)が観える」などの能力はなかったけど、当時から相当変態だったみたい。

箕面の滝は修行場ではないので打たれたことは一度もなかったものの、滝の音を一心に聞き続けるのも「気持ちを整える」には有効でした。

実際、かなり悩みがあっても滝の音を聞き続けるだけで「明日だけは何とか生きてみよう」という気持ちになれたものです。

別に「自然には癒しの力がある」という明確な知識があったわけではありません。

ただ直感的に自然に接することで【いまに在る】ことの力(The Power of NOW)が得られることがわかっていたのでしょう。

いま初めて「箕面の滝」の波動を観てみましたけど、どうやら「癒し成分」が多いみたい。

スピ系ブログの割にあまり言いませんが、滝にも「神様」がおられるのですよ。

あぁ、だから当時はずいぶん安らぎを与えていただいたわけか。

滝によって波動にも個性が違うのですが、なるほど当時の私はこういう「場の力」を得ていたわけです。

ワンネスを体感するには自然に深く触れること

理屈っぽく説明すると、人間は自然の中にいることで、人間社会における「相対性」(常に誰かと比較し比較される世界)から脱却できるわけで、そこに「癒し」を感じるんですね。

前回のブログでも言いましたが、私たちの多くは「生き残り、勝ち残り、サバイバル、自己責任」など経済でいう新自由主義的な思想に毒されています。

そんな中、私も含めた大半の人は大なり小なり「承認欲求」で苦しんでいる。

何か社会に有用な価値を提供できなければ、文字通り「無価値」とみなされてしまう。

そこから「自己肯定感を高めよう」という表現も生まれてくる。

そんな「欲求不満」を抱えている人も、豊かな自然の中で「ただ在る」だけで気づくはず。

自然は「競争」などしていない。

自然の中には「勝ち」も「負け」もない。

自然は「承認する」も「承認しない」もなく、ただ【いまに在る】だけだ。

それらが生命の本性(nature)なんですね。

だから「自然による癒し」というのは「内なる自然(nature)への回帰」のこと。

そのとき、「過去の悔い」も「未来への憂い」も消えていき、ただ【いまに在る】だけになる。

それが生命の本来の姿。

「こんな自分じゃ許せない」もない。

「なりたい自分」もない。

そうやって「エゴの戯れ」を落としていったとき、私たちは真の意味で「自分らしく」生きることができるのでしょうね。

ことさら社会に価値を提供しようと思わなくとも、ただ【いまに在る】ことで醸し出されるクリアな波動が、結果的に価値を生むようになる。

先ほど述べた通り、「エゴの戯れ」を落とすには【ただ、静かに観察する】のが最も手っとり早いです。

わざわざ自然豊かな場所に出かける必要はなく、家の中でもやろうと思えばできますからね。

けれど、そういう気分じゃないとき、気持ちがかなり疲れているときは、自然という「場の力」を活用すると良いです。

【いまに在る】とはどんな感じなのか身体的に直観するために、自然はもってこい。

ただ都市圏に住んでいる人はなかなか自然豊かな場に出かけるのは難しい。

その場合は、一輪の花を近くのお花屋さんで求め、小さな花瓶に挿して静かに眺めるだけでも【いまに在る】ことの息づかいを感じられますよ。

これを「花の瞑想」といいます。なかなか素敵でしょ。

また、心がけ次第によっては太陽や雲や風など、あらゆる自然から【いまに在る】ことが学ぶことができるでしょう。

村上春樹の小説に『風の歌を聴け』というのがありますが、このタイトル通り、風に吹かれているのを深く感じるだけでも【いまに在る】ことの手助けになりますよ。

これを「風の瞑想」といいます。これも素敵でしょ。

そういえば、伊勢神宮の内宮にある風日祈宮(かざひのみのみや)で感じた風は、今でも身体が覚えているくらい素晴らしかった・・・

「我以外、皆我師」じゃないけど、特に自然を「師」と仰げば都市圏で暮らしていても【いまに在る】ことの工夫を積み重ねていけます。

今回は一連のシリーズの中ではライトな内容ですね。

けれど、「自然に触れる」ということにおいてもう一つ大切なことは、

「私たち人間も、大生命が生み出した自然である」

ということなんですね。

高度な情報社会にどっぷり浸かっているから普段は忘れているんですが、本来は私たち人間も立派な「自然」なんです。

周りの自然に接することで心が整うのは、私たちが「内なる自然(human nature)」を思い出すからです。

そのとき、【いまに在る】ことが生命として最も自然な状態であることも思い出す。

そう、この私もまた、木であり花であり風であり土であり水であり太陽であった。

そんな生命としての一体感、それをスピ的には「ワンネス」というわけですよね。

そのワンネスというのは、言葉で呪文みたいに唱えているだけでは掴めません。

そうではなく、まずは内なる自然、内側の静けさを感じるところから始まります。

それが【いまに在る】ということであり、そのお手本は外側の自然の中にあります。

「心の中のエゴを見つめよう」という実践は面倒くさそうだけど、「自然に触れよう」だったらまだできそうですよね。

ぜひ散歩など運動も兼ねてやってみてください。

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第205回「言霊の力」で運命を変えるには?ハートチャクラを開くのに特殊な方法は必要ない。https://prism-life.com/podcast_205/Fri, 19 May 2023 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=10554

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■■今回の内容は以下のブログで詳しく述べています(https://prism-life.com/unity-of-mind-and-speech/

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夢や目標を確実に実現できるスピリチュアルな発想。あなたはすでに成功している。https://prism-life.com/practicing_power_of_now_4/Thu, 18 May 2023 08:51:00 +0000https://prism-life.com/?p=10490

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

ここ数回のブログでは【いまに在る】(The Power of NOW)ことをテーマに発信しています。

地味な内容ですが、真のスピリチュアル(マジスピ)において超大事なことですよ。

ブログの数が増えてきたので、もし過去のものを参照されたければ以下のリンク先からどうぞ。

【いまに在る】ために

さて、今回は「あなたの夢や目標は確実に実現できる」というテーマ。

最初に言っておきますが、これはフツーの自己啓発や成功哲学で語られるような内容ではありません。

むしろ、真逆です。

【いまに在る】という大きなテーマから自然と導かれる、これもまた真のスピリチュアル(マジスピ)的な物の見方です。

世間一般で言われている成功ノウハウや、またしょっちゅう批判している "偽スピリチュアル" としての「引き寄せの法則」とも全く違う内容なので、反発する方もいるかもしれません。

まぁどんな考えを採用するかは自由なので、もし受け入れられないとしても「ふーん、こういう考え方もあるのね」ぐらいに留めていただけたらと。

夢や目標を未来に描くから、不安や怖れが生じてしまう

まず最初に考えるべきことは、

「何のために夢や目標を描くのか」

ということです。

「もちろん実現や達成のためでしょ!」

「それで成功して自己実現するためでしょ!」

と思ったそこのあなた。

「地球人」としてはめっちゃ正しいけど、このブログではアウトです(笑)

別に正しい/間違いではないんですけど、この世で言われている「自己実現」って結構しんどいよ、ということは言っておきたい。

では何のための夢や目標かというと、これまでの一連のブログをお読みいただければわかると思いますが、

より鮮やかに【いまに在る】ため

なんです。

もちろん、常識的に考えれば「夢や目標を実現する」ことが大事なのは言うまでもない。

「思い描いた夢や目標が全く実現しない」のは、全く面白くないですからね。

ただし、あくまでマジスピ的な観点からは、

過去も、未来も、本当は無い

あるのは、【いま】しかない

ので、言い換えれば、

夢や目標は【いま・ここ】において実現する

ということなんです。

これが今回のタイトルである「"確実に" 実現する」と言い切る理由であります。

これが深いレベルでわからないと、今回のブログで伝えたいエッセンスは理解できないどころか、「コイツ、いったい何を言ってんだ?バカなの?」と拒絶されるかもしれません・・・

よければ、ちょっと文字数多めですが過去ブログを読んでください。

【いまに在る】ために

普通、夢や目標とは「未来のある時点」において現実化させたい何かのこと、ですよね。

「2030年までにこうなりたい」とか「3年以内に起業するぞ」とか。

「子どもが一人前になったらゼッタイ離婚するぞ!」と日々念じている方もおられるでしょう。

ところがすでに述べた通り、「過去も、未来も、本当は無い」「あるのは、【いま】しかない」わけです。

なので、たとえ常識的な思考法で夢や目標を設定するとしても、その主眼は【いまに在る】こと、【いまを輝いて生きる】ことに置くこと。

でないと、

「達成できないんじゃないか・・・という不安や怖れ」

というトラップにハマるわけです。

これは私たち大半が陥ることですよね。

なので、自己啓発や成功哲学では必ず

「不安や怖れを乗り越える方法、または打ち消す方法」

を教えているわけです。

例えば、

・「いつも夢や目標が現実化しているところをイメージせよ」

・「夢に日付を書いて、そこから逆算して日々の行動に落とし込め」

・「周りに夢や目標をビッグマウスで吹聴し、自分を追い込め(=予言の自己実現)」

・「必ず成功する!ワタシはできる!必ずやる!とアファメーション(宣言)を繰り返せ」

・「夢実現のイメージフォトやショートムービーを作ったりして、願望をより鮮明にせよ」

という感じね。

これに「ワクワクしよう♪」とか「神様にお願いしよう♪」とか「自分らしい幸せを手に入れよう♪」とか「あなたにしかできないミッションがあるの、生まれる前に神様と約束したことなの♪」などと付け加えると、かなりスピっぽくなります(笑)

まぁ「スピっぽい」と「スピ」は似て非なるものだけど。

以上のテクニックは勇ましい感じ、キラキラしている感じがするけど、それもこれも大半の場合、根底にあるのは不安や怖れなんです。

「絶対に実現できる!」という大確信があるなら、「実現しないんじゃないか・・・」という怖れや不安など1ミリもないなら、そもそもイメージもアファメーションも夢に日付もワクワクもキラキラもいらねーんだよ。

心の底からやりたいことで「寝ても覚めても」思わず考えてしまうような願望なら、「動機づけ」や「モチベーション」や「やる気スイッチ」や「怠惰な自分に入れるムチ」なんて本当はいらねーんだよ。

たとえかなりの熱量がある夢や願望であっても、それが未来に向けられた達成目標である限り、どうしたって「もしかして、実現しないんじゃないか?」という不安や怖れはつきまとうもの。

「生まれる前に神様と決めた約束なの♪」とキラキラをブチかます割に不安を感じてるんじゃ、神様にずいぶん失礼なこっちゃ。

それらの不安や怖れは、【いま・ここ】でない未来に目標を置くことで生じてしまう「影」なんです。

その結果、文字通り「影との戦い」を強いられることになる。

未来に「乗り越えるべき壁」を自分で作り出すことによって、そこに葛藤、闘争、動揺、恐怖、不安、敗北感、劣等感、罪悪感、無力感、無価値感などを、ある意味では自分で好んで生み出してしまう。

一方、その反作用として勇気、希望、興奮、情熱、高揚、感動、成功、達成感、優越感、全能感、自己効力感なども生まれる可能性がある。

この作用と反作用との大きなギャップが「絵」になり「映える」ものとなり、「アメリカンドリーム」や「感動のサクセスストーリー」となるわけだ。

ただ、その栄光はほんの一握りの人間だけが得られるものであって、大多数の人間はマイナスの側面である「敗者」「夢破れた人」「あきらめた人」になる。

自己啓発的に言えば「敗北を自ら選択した人」「失敗を自分で決めた人」になってしまう。

「運命は自分で決められる」というのに、オマエは「負け犬」になることを自分の意志で選んだのだよ。

「思考は現実化する」のだから、オマエは「自分が敗北者になる」という思考をしたのだよ。

・・・これが自己啓発や成功哲学の「さびしい世界観」ですね。

救いのない、徹底的な自己責任論。

ただ、この地球界ではそんな目標設定がスタンダード。

もちろん、こんなややこしいことなんか言わないで、夢が実現するかどうかなんて関係なく、勝ち負けなんか関係なく、ただ無邪気にやりたいことに没頭できるなら、それが最も強いんですよ。

また、元々ポジティブ体質で不安や恐怖を感じる回路がない人も、かなり強いですよね。

今回述べたいことは、この「無邪気さ」や「ポジティブさ」を無理なく自然に湧き上がらせるための考え方です。

「地球人のやり方」ではもう魂が満たされない人にはオススメですよ(笑)

あなたはすでに「光」に満たされている

さっき、「夢や目標は【いま・ここ】において実現する」と言いましたね。

こう言うと、確実にこういう反論が来る。

「そんなこと言ったって、ワタシは5年以内に年収1億円プレーヤーになることが夢なのに、今はまだ300万円ですよ。全く実現してないじゃないですか!」

うん、「地球人」としては当然そういう発想になりますわね。

何度も言うけど、将来=未来というのは無いんですよ。

前回のブログでは「過去も未来も『幻想』である」という言い方をしました。

やっぱり、大切なのは【いま】しかない、この【いま】こそ唯一の時間であって、【いま】にしか【The Power of NOW】が満ちていない、ということが本当に腑に落ちなければ、今回言っていることは「寝言」にしか聞こえないでしょう。

最初から夢や目標をあきらめている「負け犬の遠吠え」のように聞こえるかもしれませんね。

もうちょっと丁寧に説明すると、あなたが5年以内に本気に1億円プレーヤーを目指しているとしたら、それを実現するためにいろんなビジネスアイデアを練ったり、億を稼いでいる人と人脈を築いたりしているかもしれません。

本当に年収1億円以上稼げたら、自分のためだけにお金を使うんじゃなく、親孝行をしたりエンジェル投資家になったり新しい事業を興したりすることを計画しているかもしれない。

そのために【いま】できることに熱意を抱いて取り組んでいるんですよね?

寝る時間を削って、でも心身ともに満たされて日々夢の実現に向けて邁進しているんですよね?

もしそうだとしたら、あなたの夢はすでに【いま・ここ】において実現しているではないですか。

わかりますか?

もしその夢が5年以内という未来において本当に実現しているかと聞かれたら、それはわからないし誰も保証などしていない。

もしかしたら一事が万事、ある有力者やビジネスパートナーとの関係性に亀裂が入って崩れ去るかもしれない。

いや、夢半ばで大病や交通事故によって撤退を余儀なくされるかもしれない。

けれども、本来の時間である【いま・ここ】という視座から見つめれば、その夢からエネルギーを得て【いま・ここ】を充実させて生きることができているとしたら、その夢はすでに実現しているんです。

さあ、なんとなくでも理解できましたかね?

それでもまだ何か煙に巻かれているような感じがしますかね?

ま、今の私はニヤニヤしながらこれを書いてますけど(笑)

「過去と未来が存在している」とめっちゃ錯覚している「地球人」は、その錯覚ゆえに、どうしてたって「夢や目標が"未来"に具体的なカタチとして実現しているかどうか」に囚われてしまう。

その結果として、さっき述べた通り不安や怖れが希望や勇気とゴチャ混ぜになる葛藤を生み、それを解消するための自己啓発的な心理テクニックが、今日もどこかで声高に語られる。

「引き寄せの法則」にしたって、それを「"未来"に実現したい願望」として捉えているなら、「もしかして無理じゃね?」という怖れもつきまとってくる。

最近も婚活のご相談でカウンセリングをお受けしたけど、「前に参加した婚活セミナーでは『ハイスペック男子を狙おう!あなたも絶対できますよ!』って自信を持って言われたんですけど、"自分ももしかしてできるかも"という思いもあれば、逆に不安にもなりました・・・」ということをお聞きしたところ。

だからアリアリと夢の実現をイメージして、もうハイテンションにワックワクワックワクして「潜在意識を書き換えよう!」「メンタルブロックを解放しよう!」なんて教えられる。

なんかホンマしんどいことやっとるなぁ・・・と、そういう人たちの波動(オーラ)の重たさを観ている私はつくづくそう感じるのであります。

夢や目標は未来に実際に叶うかどうかはさておき、何よりまず【いま・ここ】に深く強く在るための目安に過ぎないことを忘れるから、難易度ハードになってしまうんです。

まぁそれでも欲望が強い人は達成しちゃうんだろうけど、それで本当に幸せな波動を発している人は実はあまり観たことがない。

「もしかして達成できないかも・・・いや、でもやるんだ!私にはできるんだぁぁぁぁ!!」と不安や怖れをバネにして動いてきたぶん、どこかで無理が来る。

ただ、それで達成する姿は「絵になる」「映える」「いいね!が大量につく」わけだ。

不安と恐怖を乗り越えて成功するまでのギャップがあればあるほど、「伝説」として語られる。

私たち地球人はそんなジェットコースターのような浮き沈みあるドラマがお好きなのよ。

いつだって波乱万丈。

ま、オレは変態能力者だしおそらく「宇宙人」だろうからそんなのイヤだけどね(笑)

それよりも、なぜ【いま・ここ】にすでにある「平穏」に、まなざしを向けないのでしょう。

【いま・ここ】に深く在ることでもたらされる「光明」を、なぜ見ようとしないのでしょう。

【いま・ここ】において、すでに「宇宙としての自己」は実現しているというのに。

それは過去と未来が「幻想」だと気づいたときに、突如として開かれる世界。

ちょっと話が飛躍したけど、結局言いたいことはこれだけなんですよ。

「自己実現しろ、付加価値をつけろ、じゃないと生き残れないぞ、勝ち残れないぞ」という怖れは多くの地球人が持っていますね。

婚活市場では自分は「商品」「スペック」という代替可能な貨幣価値として扱われてしまうシビアな世界(本来、代替はできないけど)。

なので絶えず「油断すると落後者になってしまう」という不安や怖れに駆り立てられて生きているんですよ。

たとえそこで「勝利」を奪い取ったとしても根源的に不安が消え去るわけじゃないから、その裏返しとして威張ったり人を見下したりするヤツも出てくる(だから「成功」しても波動は重たいまんま)。

これらの態度は多くの地球人のスタンダードだけど、本当は「幻想」なんだって。

その幻想としての不安や怖れから解放されればされるほど、私たちは内奥からあふれる魅力や清らかなパワーを放って生きられるようになるのよ。

こっちの方がはるかにラクだぞ。

子どもが自然に放つ無邪気さは、オッサンやオバサン、ジジイやババアになってもある程度は取り戻せるんですよ。

むしろ知識や経験やお金の余裕があるだけ、子どもよりもっと楽しい場合だってある。

でも無理に「ワクワク」しなくていいからね(笑)

だいたい無理してんなら「ワクワク」じゃねえだろうが。

私も営業サラリーマン時代は、上司から厳しい目標設定されてました。

今回述べているような考えはまだ十分に言語化できてなかったものの頭の中にはすでにあったから、もうめちゃくちゃ辛かった。

「目標を決められると、やる気がなくなってしまうんです」と上司に言っても、「何言ってんだ!サボりたいだけじゃないのか!」と怒られるしかなかった。

そう、怠けるという性悪説に立っているからこそ「目標未達成による低評価のレッテル」で怖れを刺激して駆り立てるのが、いまなお横行しているマネジメントスタイルなわけですな。

でも本来は、もちろん仕事には苦労や困難もあるけど、それらを含んで超えた「働く喜び」「働き甲斐」そして「何のために生きているのか」をもっと考えないと、大半の人はただ苦しいだけですよね。

それもこれも、夢や目標への考え方に無理がある点から生じるわけです。

夢や目標は【いま・ここ】をより輝くための目安である

そして、その夢や目標を叶えるのは自分 "ではない" のだと・・・おっと、これを語るとさらに長くなってしまうので、一応ここで区切ります。

今回の内容は「非常識」であることは承知していますが、「地球人をやめたい人」には何らかのヒントになれば幸いです。

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第204回:運命を好転させる”決断”と”受容”の力。あなたの準備ができたとき物事は動く。https://prism-life.com/podcast_204/Fri, 12 May 2023 10:16:00 +0000https://prism-life.com/?p=10465

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真の情熱は死と向き合い「永遠の一瞬」を自覚するところから自ずと湧いてくるhttps://prism-life.com/practicing_power_of_now_3/Thu, 11 May 2023 08:05:00 +0000https://prism-life.com/?p=10435

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回もまた、スピリチュアル的な生き方において最も大切な【いまに在る】ためのコツについて述べてみましょう。

※過去のブログ

スピリチュアルな無限の力とつながるには、エゴをただ静かに見つめるだけでいい。

The Power of NOW】(いまに在ることの力)が深ければ深いほど、私たちの人生の質は高まり、真の意味でのスピリチュアル=マジスピを生きることができるようになります。

【いまに在る】ことの大切さと比較すれば、同じ「スピリチュアル」のカテゴリーであっても『引き寄せの法則』なんかは屁みたいなもんだ。

また別の機会に述べますが、

『引き寄せ』は【いまに在る】ことを阻害する懸念が大いにある

からです(この意味においても、一般的な引き寄せはスピリチュアルではない)。

さて今回は別の切り口として、【いまに在る】ために

「死を想う」

「死を念ずる」

というこれまた根本的なテーマについて考えてみましょう。

映画『生きる』は死との対峙で生が充実する真実を教える名作

実は今回は別のテーマでブログを書こうと思っていたんですね。

ただ書き始めようとしたとき、過去にセッション(カウンセリング)を受けていただいた"Mさん"から以下のメッセージをいただきました(個人的な部分は省略)

Mさん
Mさん

先月は映画「生きる」「ブルージャイアント」を紹介されていたので、そろそろ終わってしまうタイミングでしたので、妻と一緒に見てきました。どちらも素晴らしい内容で、涙が出ました。映画で泣いたことはほとんどなかったので、新鮮な体験でした。スクリーンで見れなくなるのが残念です。。
 

世の中は、ますます過去や未来ではなく、「今ここ、この瞬間」にフォーカスを当てて生きることを求めているのは、「生きる」「ブルージャイアント」共通のメッセージだったように思いました。生きるでは、過去の人生はあくまで過去であり、重要なのは死なないように生きる(ゾンビの在り方)ことではなく、生きているうちは、今何をやるかだけにフォーカスすべきなんだと。
 

ブルージャイアントでは、音楽も圧巻でしたが、若者らしく未来を生きると同時に、今の瞬間に最大限を出し切る、感動し続ける人生をリアルに感じました。
 

林さんのユーチューブでも、「今この瞬間にフォーカスして生きる」内容が上がっていましたが、今回の映画を踏まえて、今この瞬間を生きる「エモーション」の乗せ方というか、どうやったら、映画の主人公のように行動的になれるのか?みたいなテーマで林さんのお話を聞いてみたいと思ってしまいました。出来たら検討して頂けないでしょうか?

ありがとうございます。

今回はタイミングが良かったので即採用です(笑)

「無料メルマガ」では趣味のサブブログの記事をご紹介しているのですが、そこで映画『生きるLIVING』と『Blue Giant』を取り上げました。

どちらもバチクソ良い映画でしたね!

『Blue Giant』は映画館で2回観ましたし・・・悪いことは言わん、どちらも絶対観たほうがいい(このブログをアップする頃には映画館上映はだいたい終わっているしょうけど)。

それでご質問としては、どうしたら映画の主人公たちのように「情熱的」になれるのか? ということですよね。

これについて、【いまに在る】ことを軸にしてお答えしたいと思います。

まず先に『Blue Giant』からお答えしておくと、これは18~19歳の若者が世界一のジャズプレーヤーを目指す青春物語なので、どうしても「若さゆえの情熱」が前提にあります。

まだ自分は若い、可能性は無限にあるに違いない、いっちょ天下取ったるぜ、と信じられる年齢。

そりゃ若いんだから野心は燃やせるよなぁ・・・とかつて若者だった人たちは思いますよね。

ただ少年漫画の王道を行くような清々しいまでの向上心は、若者のみならず、オッサンやオバサン、ジイサンやバアサンが観ても胸が熱くなるものがあります。

そういえば『Blue Giant』の一コマで、ドラム初心者の「玉田」が悪戦苦闘しながら成長していく姿を見守るのが「自分の歓び」になっているおじいさんがいましたね。

今風にいえば心から応援したい「推し」を持つのも素晴らしいことではあるけど、もう一つ欲を言えば、そのおじいさん自身も主体的に情熱を持って取り組めるものがあればもっといいだろうな、と思います。

後で詳しく言いますけど、たとえ「肉体」は老いても、「魂」に年齢は関係ないんだから。

(自分が今生ではまだ老人になっていないので、今回の内容はもちろん将来の自分に問われます)

その意味では、やはり定年近くの役人のじいさんが主人公の『生きる』の方が、質問者さんにとっても多くの世代にとってもリアルなものでしょうね。

この『生きる LIVING』は黒澤明の名作映画『生きる』(1952)をリメイクしたもの。

もう70年も前の映画だからネタバレしていいと思いますが、これは定年近くで日々を惰性で生きる役人のじいさんが、深刻な病でもうすぐ死ぬ可能性が高い事実に直面することで、残された時間を悔いなく生きるようになるストーリー。

実は私は今まで観た映画で3本の指に入るのが黒澤版『生きる』でした。

原作が素晴らしいだけに今回のリメイクは大丈夫かなと心配したものの、複数の映画論評で絶賛されていたので信じて観たところ、素晴らしかったですね。

最後の「オチ」もしっかり拾い上げてました(これは言わないのでぜひ本作を)。

「死を想うことが、【いまに在る】ためにとても大切な心得であること」

これが今回のブログの結論ですが、次の段落からはもう少し論理的に説明します。

死を自覚すると、天命の力が自ずと発動する

前回のブログで述べたことを整理すると

・私たちが【いまに在る】ことができないのは、「過去」と「未来」のどちらか、または両方から来る痛みや怖れに思いが縛られているから
 

・そして、「過去」は〈現在の記憶〉であり「未来」は〈現在の期待〉なので、本来は「過去」も「未来」も無い
 

・つまり、「過去」と「未来」は私たちの自我(エゴ)が作り出した〈幻想〉である

 
・本来の時間は【いま】しかない

ということになります。

「時間」によって支配・管理されているかに思える現象世界において〈時間は幻想である〉と見抜くのは、スピリチュアル的な「覚醒」の一つと言っていいでしょう。

安っぽく「覚醒」という言葉を使いたくありませんが、もし【いまに在る】ことが呼吸をするように普通にできるとしたら、それは「覚醒」の名に値するでしょうね。

この〈時間という幻想〉を打ち破る大きなきっかけの一つが、【死を想う】【死を念ずる】ということなんです。

私たちの多くは、死に至る大病を患っていたり寿命の短さがリアルに感じられたりするのでもなければ、普段は「死を忘れている」わけです。

私にしても、こうしてときどき「死」に関する文章を書いたり講座で話したりするので、普通の人より意識できているとは思うものの、それでもまだジジイじゃないし闘病しているわけでもないので、やはり死への想いは希薄と言わざるを得ません。

死を自覚するというのは、当たり前のことですが「いつか必ず終わりがやってくる」ことを意味します。

物質宇宙の歴史は138億年と言われますが、それに比べれば、たとえ100年生きたとしても

「一瞬の人生」

です。

この「一瞬で終わる」という自覚が深いほど、自ずと【いまに在る】ことができるようになります。

「過去」で受けた多少の痛みや「未来」への多少の不安なんてものは、「死の自覚」の前においては吹けば飛ぶようなもの。

だって、「一瞬の人生」なんだから、未来なんて「無い」ようなものでしょ。

映画『生きる』の主人公は当初「死が近い事実」に意気消沈したものの、ある出会いをきっかけに【いまに在る】という「本来のあり方」が自ずと発動しました。

この「自ずと発動する」という点は、動物的な本能を超えた【霊的な本能】と言っていいでしょう。

わかりやすく言えば、「創造への無限なる意志」です・・・いや、わかりやすくはないかな(笑)

前のブログで、【いまに在る】ことができるようになれば【The Power of NOW】が "自ずと" 与えられる、または湧いてくると述べました。

それは霊的には「大いなるもの」からもたらされる力。

それを多く受け取ることができるようになると、誰から何も言わなくとも「創造への意欲」が湧いてくるようになる。

大いなるもの、大宇宙とは、「無限なる創造の主体」なのだから。

これが今回のご質問「どうやったら映画の主人公のように行動的になれるのか?」への回答のエッセンスになります。

これは一般的に言われる「モチベーションを高める」とか「やる気のスイッチをオンにする」とかいう次元の話ではないんですよ。

だって、これらって「自力」ですもんね。

そうじゃなく、【いまに在る】というのは「創造の無限の源泉」、つまり「他力」とつながることを意味しています。

『生きる』の主人公に対し、私たち凡人は「もうすぐ定年なんだし、退職金もそれなりにもらえるんだから、大過なく静かに過ごしてりゃいいのに」と思うかもしれません。

しかし、死を自覚してしまった彼は、もはや死を待つだけのゾンビ(Living Dead=生ける屍)として過ごすことはできなくなってしまった。

そう、【霊的な本能】=創造への無限なる意志 が花ひらいてしまった。

私たちが『生きる』を観て感動するのは、彼の遺した功績が大きかったからではない。

詳しくは本作を観てほしいのですけど、確かに彼の役人としての最期の仕事は、地元の住人の福祉の向上にはなったでしょう。

しかし、それは歴史の教科書に載るわけではない。

新聞の訃報・おくやみの欄で「惜しい人物」として紹介されるわけでもない。

せめて「名誉市民」として地元の英雄になればいいけど、おそらくそうなることもない。

映画の最後で彼の功績を称えるシーンが出てきますけど、その後に待っているのはあの「オチ」ですもんね・・・

けれど、それでも私たちは何に感動するかといえば、死を覚悟した人間が無条件に発する「生の輝き」なのです。

そして、その「生の輝き」とは、過去と未来という「幻想」を打ち破り、【The Power of NOW】の光に照らされ、みずからも「光」となったところから閃いているわけです。

社会的な影響力が大きいか小さいかは、ここでは関係ない。

そんな人間界における相対的な評価は、【いまに在る】人間は超えてしまうんです。

現代風にいえば、「いいね」がどれぐらいつくとか「再生回数」がどれぐらい増えるとかは、もちろん多いに越したことはないけど、本質的なことではない。

問われているのは、どれほど【いまに在る】ことができるか、どれほど「死の自覚」があるか、そしてどれほど「創造」に取り組んでいるか。

それを言い換えれば「天命」や「ミッション」というわけです。

「天命」というのは、決して「自力」のみで果たすものではありません。

常に「天との対話」を重ねながら、「神と人との共同作業」において果たしていくものです。

ただ「天との対話」をするには、こちらに天を迎え入れるだけの資格がなければならない。

それが【いまに在る】ことであり、別の角度から言えば【死を自覚する】ということなんですね。

『Blue Giant』の主人公たちの情熱は若さゆえであり、そこに「死の自覚」はあまりないでしょう。

せいぜい「人生は一回きりだから、やりたいことを思いっきりやろうぜ!」というぐらいの自覚でしょうね。

ま、若い時代はそれで全然いいじゃないですか。

でも、オッサンやオバサン、ジイサンやバアサンになってくれば、若者とは違う「成熟した魂の戦略」が必要です。

「いま」とは時間ではなく永遠の生命へ連なる唯一の扉

もう少し説明しますね。

「死を自覚する」というのは、言い換えれば「生が有限であること」を深く認識することです。

これを裏から言えば、「神」や「天」や「大自然」と呼ばれているものの「無限の生命」を深く認識することになります。

人生生死あり、天地始終なし。

「天地に始めも終わりもない」というのは、宇宙は永遠であるということ。

宇宙には始まりも終わりもなく永遠であるというのは、人間の小さな尺度で言う「過去」も「未来」も本来は無い、ということですね。

論理的に考えればこうなるわけですが、これを身体的なリアリティを伴って知るには、やはり「死の自覚」を深めていく必要があるわけです。

これを私は「死想を養う」とか「死念を深める」とか勝手に呼んでいます。

思想じゃないよ「死想」だよ、思念じゃないよ「死念」だよ。

それらを深めていくと、自然と【いまに在る】ことができるようになります。

この【いま】というのは、過去でも未来でもない。

つまり、もはや【いまこの一瞬】とは時間ではなく「永遠」の別名なのです。

この「永遠の一瞬」に在る深みにおいて、私たちは永遠であるところの「宇宙そのもの」となる。

そのとき、私たちは【The Power of NOW】とひとつになるわけです。

いや、もともとひとつだったことを「思い出す」と言うべきか。

そうなれば、今回のご質問にあった「情熱的な生き方」が黙っていてもできるようになる。

もうトシだからとか定年だからとか、本質的には関係ない。

もちろん肉体的には衰えるぶん行動の制約はあるだろうけど、「魂の世界」は自由ですから。

(※これは今後の自分に問われること)

「いまを生きろ」というのは、単なる人生論や松岡修造的な熱いメッセージではない。

本来はこれ以外に人間の生き方はないはず。

ところがどっこい、私たち「文明人」は幻想としての過去と未来が織りなす「マトリックスの世界」に魂が幽閉されているので、これが"現実"だと思い込んでいるわけね。

それが「幻想」だと見抜くのが、真のスピリチュアル(マジスピ)なんですよ。

そのための心の訓練として「死を自覚する」のはとても有効です。

ま、本当は大病を患ったりドカンと瀕死の事故にでも遭ったりすりゃ、イヤでも死を自覚するでしょう。

でも、自分から国道のど真ん中に突っ込んでいくわけにはいかない(汗)

まだジイサンやバアサンじゃなく、それなりに健康な人であれば、私もそうですけど死のリアリティを自覚するのは簡単ではないですよね。

なので工夫としては「常に死を言い聞かせる習慣」だったり「肉親の死と向き合うこと」だったり「死と対峙した人のドキュメンタリー等を観ること」が必要になってくるでしょう。

だから黒澤版・リメイク版の『生きる』は超絶おすすめですよ。

とはいえ最後の「オチ」の通り、事はそう簡単ではない。

けれども、遅かれ早かれ私たちは必ず死ぬのだから、もし死を忘れたらまた思い出す、という素朴な心がけしかないと思いますよ。

私は一日の終わりに、

・人は、必ず死ぬ。

・人生は、たった一回しかない。

・人は、いつ死ぬかわからない。

ということを、実際に口に唱えます。

ま、上っ面の言葉だけで終わるかもしれませんけど、やらないよりはマシでしょ。

「いやいや、さすがに今日は死なないでしょ」って油断していたとしても、いつかは必ず現実になるんだから。

 

「死は、神の最高の発明品である」

「今日が人生最後の日だと思って毎日を生きれば、それがいつかは現実になる」

(スティーブ・ジョブズ)

 

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前々回のブログから【The Power of NOW】(いまに在ることの力)について説明をしています。

このテーマだけでご飯が何杯でもおかわりできるぐらい、すごく大切なことです。

『さとりをひらけば人生はシンプルで楽になる』の著者にして、世界的なスピリチュアル指導者のエックハルト・トール。

彼の他の著作も読んだり講演の映像を見たりしたこともあるのですけど、表現は多少変わっても、ほぼ「いまに在れ」としか言ってないですね。

彼はこれだけでご飯を「無限おかわり」しているわけですが、何度おかわりしても足りないぐらい大切なテーマなんです。

毎回同じメニューを出していても「おいおい、またソレかよ・・・」と飽きられないのは、根源的なテーマであるため。

だから私も偉大な先輩に倣い、このテーマを何度もこすろうと思います(笑)

今回も「いまに在る」ためのヒントを考えていきましょう。

過去と未来は幻想であり、時間は存在しない

「前回のブログ」はちょっと長くなりましたが、一言に要約すれば、

「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ。それを根気よく続けていくことで、やがて「いまに在る」ことができて、【The Power of NOW】が得られるようになってくる

ということでした。

これが本当にわかったら、もうスピ本は一切読まなくていいし、このブログもページを閉じてOK。

ま、事はそう簡単じゃないが(本当は簡単だが!)

スピリチュアル業界や宗教界でも【いまに在る】や【いま・ここ】などの言葉はよく語られるわけだけど、"波動(オーラ)を観る変態"として、あぁこの人は本当にわかってるなぁと感じる人はそういないのであります。

本当にわかっている人は「大きく光り輝く波動」を放っているわけですが、ただ理念としてだけの理解に留まっている人は、別に重たい波動とまでは言わないけど、まだまだ発展途上なんですね。

それだけ「本当にわかる」というのは、特に思考的な人、または感情的な人ほど難しい・・・多くの人がそうです。

「じゃあエラそうに言うオメーはどうなんだよ」とツッコまれそうですが、それはあなたが判断してください(笑)

ただ、ひとつ言えるのは【いまに在ること】がわかってくると、生きるのがすんげーラクになってくる、ということ。

もちろん上っ面のアホなスピリチュアル(=アホスピ)が言う通り「イヤなことが一切起こらなくなる!」「ハッピーミラクルの連続!」「あり得ない引き寄せがバンバン起こる!」なんてスーパーハイテンション夢物語はありませんよ。

実際、この長いブログを書くのは面倒だし大変だし、苦労の割には(現時点では)大してアクセスもないし(笑)

でも、それでもそれなりに楽しくやれるのは確かです。

なぜかというと、

「過去」と「未来」から解放されるから

なんです。

もっとカッコ良く言えば

「時間」が幻想だと気づくから

なんです。

これ、【いまに在る】ということを言い換えただけ。

でも、たぶん『「過去」と「未来」からの解放』と言った方がまだわかりやすいんじゃないかな。

私たちがいま不幸だとしたら、「過去」か「未来」か、あるいは両方に囚われているからです。

これは "不幸を感じるのが超得意な" 私たち地球人の日常を振り返ってみれば、いくらでも事例は出ますよね。

・誰かがゆるせないのは、その人物の【過去】の言動がゆるせないから。

・「もう恋なんてしない」と誓ったのは、【過去】の誰かと恋愛で深く傷ついたから。

・自分は大した人間にはなれないと思うのは、チャンスにもお金にも恵まれなかった【過去】だったから。

・自分が不幸だと思うのは、【過去】に生まれた家庭環境が複雑だったから。

・よって、これからの【未来】もきっとツイてないことが多く起こるだろう。

・年金支給額がますますカットされるし、貯金もそれほど持っていないから【未来】の生活は苦しくなるに違いない。

・感染症が流行ったし、これから食糧危機や気候変動が起こるらしいから、【未来】はきっと大変だろう。

・(現時点では)ウクライナで今もなお戦争が起こっているし、最近ではお隣の国が侵略してくるという話もあるから、【未来】はもっと暗くなるだろう。

・・・という感じで、何か不平や不満、心配や怖れがあるのは、必ず【過去】か【未来】のどちらか、または両方に囚われているからですね。

「人にどう思われるか気になって身動きできない」というのも、「過去」の人間関係のパターンから来ているので、これもまた「過去」にガッチガチになっているわけ。

もし【いまに在る】ことができるようになると、「過去」や「未来」に伴うネガティブな想いはなくなるので、それだけ解放的になります。

そう、【いま】には怖れや不安がない。

たとえ現実的には不安や怖れが台風のように暴走していたとしても、まるで「台風の目」のように心の中心は穏やかなわけです。

こんなイメージね。

実際の「台風の目」は一時的な気候現象であり、少し時間が経てばまた暴風域の中に入ります。

ただ、心の中の「台風の目」は、心がけ次第では永久的に続きます。

もしこんな心境になれたら、浮き沈みある人生も涼やかに生きることができますよね。

【いまに在る】とは、そんなパワーを秘めているんです。

めっちゃいいでしょ?

ただし、このあり方を「苦悩が全く無い人生」だと捉えてしまうと誤りますよ。

それこそお花畑の「アホスピ」ですぜ。

もちろん、身体的な疾患や外傷があれば痛みは感じるだろうし、突然のリストラや自宅が盗難に遭ったり、また肉親の死に見舞われたりすれば、サイコパスでない限りショックや悲しみを味わうに決まっている。

けれども、【いまに在る】ことが深ければ、必要以上に苦悩に悲しみに引きずられることはなくなります。

確かお釈迦さまの晩年だったか、地球界を代表するさすがの聖者も老齢のため体の調子が思わしくなかったときがあったそうです。

そのとき、弟子の阿難(アーナンダ)に「ちょっと背中をさすってくれないか」と言ったそうです。

阿難は「師のような優れた方でも、体の痛みはあるのですか?」と聞いたところ、「そりゃ人間だもの、あるに決まっているよ」とお答えになられたそうな。

でも、お釈迦さまほどの方ですよ。

「人生は苦なり」と真実を直観された方ですよ。

なので、たとえ身体の調子が悪くても、それは「ただ身体の調子が悪い」というだけであって、それを「しんどいなぁ」とか「早く治らないかなぁ」とかの雑念はなかったに違いない。

わかりやすく言えば、たとえ「体は病んでも、心までは病んでいない」わけです。

気までは病んでいない、つまり「病気」ではないわけです。

【いまに在る】というのは、こういう心境のこと。

「人生は苦なり」というお釈迦さまの言葉は、「いやー人生はマジで大変だよ~。もうしんどいことばかりだから、世の中そういうもんだって諦めようぜ」というヘボい意味ではない。

【心が「過去」や「未来」に囚われている限り、また病であれば「肉体」に囚われている限り、苦から解放されることはない】ということを言っているんですよ。

補足すると、肉体の痛みは「いま」感じているものではあるけど、その痛みの原因は事故や不摂生など「過去」に作られたものだから、肉体の痛みへの囚われは厳密には「過去」への囚われなんです。

まぁそれでもかなり厳しい肉体的苦痛が続くと辛いですけど、それでも【いまに在る】限りは、必要以上には苦悩を感じなくなります。

「苦痛」と「苦悩」は、似て非なるものですからね。

マインドフルネスの真の目的は「パフォーマンス向上」ではない

さて、このようにデメリットが一つもない【いまに在る】あり方を生み出すには、繰り返しになりますが

「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ。それを根気よく続けていくことで、やがて「いまに在る」ことができて、【The Power of NOW】が得られるようになってくる

というわけで、これでご飯(=ネタ)が何杯でもおかわりできるのであります(笑)

ただ全く同じだとつまらないので、「前回のブログ」とちょっと表現を変えましょう。

「心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめる」というのは、自分自身がその思考や感情に巻き込まれるのではなく、「距離を置く」ということなんですね。

距離が置けるようになるとどうなるかというと、さっきイメージ画像で見せた「台風の目」のように、心の内側に「間」「スペース」を作ることができるわけです。

英語で言えば "Inner Space" ですね。

【The Power of NOW】(いまに在ることの力)は、この Inner Space(内なる空間)の中に注がれるんです。

内なる空間を用意するとは、「【The Power of NOW】を満たすための器」を作ること。

その器さえ作っておけば、黙っていても自動的に【The Power of NOW】は流れ込んでいく。

そのパワーはめっちゃ明るく朗らかなので、そこに怖れや不安などの暗いエネルギーが入り込むスキはない。

先に述べた通り、「過去」か「未来」から来る怖れや不安は【いまに在る】限り全く波長が合わないからです。

これが「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ」ということの目的です。

とにかく「内なる空間」を確保すること。

「自分自身」と思考・感情を一緒にしてしまうと「間」が無くなって「間抜け」になってしまう。

「間抜け」=「内なる空間が無い」=「思考・感情への巻き込み」になるから苦しいわけだ。

ただ、これも前回の繰り返しになるけど、最初からそう上手に「静かに見つめる」ことはできませんからね。

そよ風程度の動揺なら静かに見つめられるだろうけど、それこそ台風や暴風雨レベルの感情がドカッと来たら簡単に巻き込まれてしまうもん。

例えば「怒りに我を忘れる」なんてのは、完全に巻き込まれている状態ですけど、割と日常の中で起こっていますものね・・・これを書いている日だって、あるお店で理不尽なクレームをブチまけている人を見ましたよ。

あと、心の世界が厄介なのは、思考や感情は無意識で起こってしまうこと、気がつかないうちに自動的に湧いてしまうこと。

いつの間にか「妄想」「雑念」に入ってしまうことってあるでしょ。

仕事であれば会議中や商談中に「今日の晩ごはんは何食べようかな」「部長の話つまんねーな・・・」などと考えたり、テレビやYouTubeを見ている最中に全く別のことを考えたりする。

家事をしていても、このまえ他のママ友に言われた「あの一言」が気になって仕方がない。

いま新しい恋人とデート中にもかかわらず、なぜか元カレや元カノのことを思い出したりする・・・「あぁこのお店、何年か前にアイツと一緒に行ったなぁ」ってな。

私はカウンセラーだから当然カウンセリングの勉強をしているわけだけども、そこで痛切に気づくのは、相手の話を聞いているフリをしながら「自分が何を話すか」ばかりを考えている時間が、まぁ多いこと多いこと。

あるいは相談者さんの話が自分の「過去の痛み」とリンクして苦しくなったりね(だからカウンセラーは自分の内面をよーく見つめる必要がある)。

これらはみんな【いまに在る】ことの難しさを物語っているんです。

しょっちゅう「過去の痛み」や「未来の怖れ」にアタマが向いてしまう。

「心、ここにあらず」というのは【いまに在らず】ということであり、私たち凡人はそんなの日常茶飯事ですよね。

さっき「【いまに在る】とは、時間が『幻想』であることに気づくこと」とカッコ良く言いましたが、この意味で私たちの大半は思考や感情が作り出した『幻想』の中を生きているわけです。

本当は【いま】しかないにもかかわらず、引きずられるように「過去」を生き、「未来」に生きようとする。

だから【いまに在る】ことの第一歩は、こういう「囚われ」に気づくことです。

「あっ!いま過去に気持ちが持っていかれている!」

「しまった!また元カレ/元カノのことを考えていた!」

と気づくことができたら、それだけ【いまに在る】状態に戻ることができます。

私は実際の体験はないけど、座禅をしているときに心が乱れているとお坊さんからピシッ!と肩を叩かれるわけですが、あんな感じで「あっ!しまった!イカンイカン!」と気づけるような心がけが必要です。

「あ!しまった!」と我に還るときというのは、思考や感情を一瞬でも外側から眺めることができた状態なんです。

気がついたら巻き込まれてしまうので、その都度「あ!しまった!」という気づきを何度も繰り返すこと。

それが「マインドフルネス」ってやつです。

「マインドフルネスとは何か」をChatGPTに聞いてみると、以下のような答えが返ってきました。

マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは、今この瞬間に意識を集中し、自分自身や周りのことを客観的に観察することを意味します。つまり、過去や未来に思考が飛んでいったり、感情に流されたりすることなく、現在の状況に対して注意を向けることです。

さすがChatGPT、まるで今回のブログを要約したような説明ですね。

マインドフルネスは一般的には「脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくし、仕事のパフォーマンスを上げる効果がある」と言われています。

それは確かにそうなんだけど、マジスピ(真のスピリチュアル)的にはもう少し深く言いたい。

つまり、

【いまに在る】ことによって、永遠の次元、無限の叡智と共鳴できるようになる

ということね。

いきなり大きく出ましたけど、本質的にはこういうこと。

そうなればなるほど、たとえクソみたいな現象世界に生きていても、無条件に喜びや感謝が湧いてくるようになってくるんですよ。

これ、めっちゃ良くない?

あくまでその副産物の一つとして、「脳を活性化させ、ストレスをたまりにくくし、仕事のパフォーマンスを上げる効果がある」わけ。

さっき述べた「内なるスペース」に【The Power of NOW】、言い換えれば【神の生命】【宇宙エネルギー】が流れ込むことによって、私たちは真の意味での安心を得ることができる。

これを仏教では大安心(だいあんじん)と言うのですけど、これは何ものにも脅かされない絶対不動の境地なんですね。

私はそんな境地にまでは至ってないけど、何となくわかる気はします。

絶対不動とまではいかずとも、ちょっとでも【いまに在る】ことができるようになると、ずいぶん苦悩と距離を置くことができるようになりますよ。

真っ暗なトンネルを不安になりながら手探りで進むのは怖いけど、もしちょっとした光でもあれば怖さが全然違うのと同じかな。

地震災害で停電したとき、あるいはキャンプで夜を明かすとき、小さな懐中電灯があるかないかで全く状況が変わるじゃない。

なので最初から「大いなる光で満たされた世界」を目指すのではなく、「ちょっとした光」を得られたら、私たち凡人はそれで十分ではないでしょうか。

ま、「ちょっとした光」でもけっこう明るく輝いているので、それがわかってくると「魂が喜ぶ」ので、良い意味で求める欲が出てきますけども。

私個人としては、この「ちょっとした光」をもっと大きくしていきたいですね。

そのためにも、何度失敗してもいいから、「自分の心の中に湧いてくる思考や感情を、ただ静かに見つめよ」ということを実践することです。

そうやって「内なるスペース」を作り出せた人にしか感じられない【The Power of NOW】は、本当に心地よくて清々しいものなんですよ。

それがもっと深まってくると、

「神を信じる」段階から、「神はいま・ここに在ると気づく」段階へと深化する

わけです。

これまでの「信仰」の概念が変容してくる。

そうなると、もう宗教や宗派の違いで対立したり殺し合ったりすることはなくなるでしょうね。

だって、「信じる神」は人や組織によって異なるけど、「気づきとしての神」は世界共通、いや宇宙共通ですもん。

(私が特定の宗教団体に所属しないのは、こういう見解を持っているからです・・・そりゃ特定の教義だけじゃ満足できないに決まってるでしょ!)

(今回のテーマとは違うので、また別に機会に述べますね)

これこそマジスピ、真のスピリチュアル、あらゆる宗教の根底に流れる原理なのです。

「そんな心の平穏、自分も得てみたいなぁ」と思ったなら、とにかく実践ですよ。

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第202回:なぜ感謝やポジティブ言葉を実践しているのに、上っ面なまま運勢が良くならないのか?https://prism-life.com/podcast_202/Fri, 28 Apr 2023 10:05:33 +0000https://prism-life.com/?p=10335

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スピリチュアルな無限の力とつながるには、エゴをただ静かに見つめるだけでいい。https://prism-life.com/practicing_power_of_now/Thu, 27 Apr 2023 09:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=10291

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回は、『さとりをひらけば人生はシンプルで楽になる』という以前からずっとおすすめしている本格的なスピリチュアル本を簡単にレビューいたしました。

ここで述べた最も大切なことは、

「力に満ちたいま(パワー・オブ・ナウ)」を感じるためには、次々と湧き起こる思考・感情と自分を一緒にしてはいけない。

ということ。

ただね、それが簡単にできたら苦労せえへんわ(笑)

人間は思考はもちろん、感情がなかなかコントロールできないから浮世での苦しみや悲しみがなくならない(特に人間関係)。

スピリチュアルや宗教や心理学や自己啓発にナンボ時間とお金をつぎ込んでも、「ツイてるツイてるツイてる!」と一日一万回ぐらい言っても、ネガティブな思考や感情はなかなか消えてくれないでしょ。

前も音声配信のどこかでしゃべったけど、いくら瞑想や祈りを何十年も実践してようと、波動がショボいヤツはショボいままなんですよ。

「熱心に実践してるつもり」が、こう言うと嫌がる人もいるだろうけど「ただの暇つぶし」だったり「ワイ、ちゃんと修行してるで」と密かなるドヤ顔で悦に浸る段階で止まったりしている(嫌がる時点でビンゴ!)。

そういうの、波動(オーラ)を観りゃある程度は察しがつくのよ。

だから瞑想中は良くても、日常の中じゃ心配や苦労が消えず、しょーもないことで怒ったり悲しんだりすることもある。

・・・おっと、いっけね、エラそうに言う自分もそうだろうよ(汗)

ただ、だからこそこうした良書を読みながら学んでいるわけなので、そう簡単に「さとる」なんて難しいけど、できることはやっていかないとね。

というわけで、今回は前回に続き

「【いまに在る】ための心がけとして、思考・感情と自分を一緒にしないということ」

について考えていきましょう。

「エゴの声」を「自分の声」として同一化しないこと

まず、「思考・感情と自分とを一緒にしなさんな」と言われても何が難しいかと言うと、そもそも

「気がつくと、思考や感情に巻き込まれてしまっている」

ということなんです。

これ、失礼だけどあなたは今生で100万回ぐらい飽きもせず繰り返してるでしょ?笑

もちろん私もそうですよ。

これをもうちょっと心理学っぽく言えば、

「思考や感情は、自動的に起こる」

ということなんですね。

「思考や感情は、無意識に起こる」

と言ってもいいでしょう。

なのでボーッと生きている人というのは、無意識のうちに「自動機械」のような特定の反応パターンを生きているというわけ。

怒りっぽい人はずっと怒りっぽいし、悲しみやすい人は悲しむ時間が長いし、暗い人はずっと暗い。

これ、自分も含めて周囲を見渡してみると、たいていはそうでしょ?

途中で性格が良い方向にガラリと変わった人って、宗教やスピリチュアル界隈、また人生の波乱万丈を乗り越えた人の中にときおりいるぐらいで、多くの人は「自動機械」「あやつり人形」のようにボーッと反応だけで生きている。

だって、その方がラクだもんね・・・「エゴ」にとっては。

いつも怒ってる人、いつも悲しんでる人、外から見ればしんどそうに見えるかもしれないけど、「エゴ」という観点から見れば実は意外とラクだったりする。

誤解なきよう。

ご本人の意識の表面においては辛さを感じているかもしれないけど、あくまで「エゴ」の変わりたくない本能からすれば、現状維持できているだけ、"ある意味では"ラクだってことです。

「エゴ」が変わりたくない本能を持っているのは、多少でも心理学を学んだなら知ってるでしょ。

これまで多くの成功哲学の本が売れているのに、スピ方面では多くの「引き寄せ本」が売れているのに、本当に運勢が変わる人はそういなく、踊っているのは広告のキャッチコピーだけなのはなんでやねん?

もちろん世に広まっている「引き寄せの法則」がクソなのは大前提だが(笑)もっと根本的なことを言えば、本人は「人生変えるぞぉぉぉ!」と息巻いているにもかかわらず、実のところエゴは「変わりたくないよ~やだよ~自分を変えるなんてめんどせえよ~」と思っちゃっているので、結局のところその「無意識」「自動思考」が勝ってしまう。

(スピ業界に広まっている「引き寄せの法則」がイケてない理由は過去かなり言ってきたので、ご興味あれば当サイトの検索窓から探してみてください)

「いやいや、ワタシは本当に変わりたいと思ってますよ!」って反論する人もいるでしょうけど、そんなヤツがもう10年以上「クソみたいな会社」でイヤイヤ働いているのは、そう珍しいことではない。

あなたも周囲を見渡せば、心当たりがありませんか?

そういう人のエゴ的なホンネは「バカ社長やバカ上司の悪口を言っているうちが華だぜウェーイ!」で、「本当は独立する気概や才能や努力もしたくねー!変わりたくねー!だって怖いんだもん!」というわけだ。

その弱さを正直に見つめるのは、エゴにとっちゃ「負けを認めるようなもの」でしょう。

だったら、エゴとしては「本当は自分こそ会社に甘えた給料泥棒のクズなんだろうな・・・」という厳しい認識を回避したいから、それを意識上に立ち上がらせず、無意識の下にしれっと押し込める細工をほどこす。

それで会社の文句をウェイウェイ言ってた方が、エゴにとっては安泰この上なし。

エゴってのは肉体の生理機能を中心に現状維持してくれる点においては決してダメなヤツではないんですが、逆に変化や成長にブレーキをかけてしまうという意味においては厄介な存在なんです。

で、今回のテーマである

「【いまに在る】ための心がけとして、思考・感情と自分を一緒にしないということ」

というのは、このような「エゴの声」は「自分自身の声」ではなく、ハッキリ「エゴの声」として静かに観察しようぜ、ということなんです。

「エゴの声」は、あなたの「真実の声」ではない。

たとえ真実らしく聞こえたとしても、それは違う。

だからといって、「エゴよ、テメーふざけんなよ!いつも現状維持ばかりしやがって、まるで小役人だなこの野郎!」と否定する必要はない。

ただ静かに、ただ静かに、それを観察すれば良い。

エゴは暴れ馬のようにギャーギャー泣きわめくこともあるだろう。

ときにはカルト宗教の手先みたいに「今までと違うことをしたら、きっと痛い目に遭うよ・・・地獄に落ちるかもよ」と脅したり、「まあまあ、そんなに無理なさることないじゃないですか。明日があるんだから、今はお茶でも飲みながらゆっくり先延ばしにしましょうよ(明日は永遠に来ないけどな!)」と優しく懐柔してきたりすることもあるでしょう。

それでもなお、冷静に冷静に、何も否定も反論もする必要はなく、ただ〈透明なまなざし〉を向けるだけでいい。

またハイテンション自己啓発みたいに「人生はたった一回しかないのだぁぁぁ!だから即行動なのだぁぁぁ!エゴに負けるもんかぁぁぁ!!」とイキリ立つこともなく、ただ〈透明なまなざし〉を向けるだけでいい。

というか、ただ〈透明なまなざし〉を向けるだけで、何か変わるの???

そう、決して簡単ではないけど、やり続けたら変わるよ。

なぜか?

「前回のブログ」で述べた通り、

【The Power of NOW】につながるからだ。

【いまに在ることの力】が、エゴという闇を照らす光となるからだ。

闇は光に照らされたら、必ず消えるのだ。

これこそ、全世界の人間にすでに公開されており、実は誰もが手にしている「公然の秘密」だ。

しかし、大半の人間は、すでに手にしている「光」のことを、忘れている。

誰もが本当は "アマテラス" のはずなのに、「岩戸開き」することを忘れてしまった。

その結果、多くの人の運命、そしてこの現象世界は、いまだ暗いまま。

体も心も自分ではなく、魂こそ「本体」だと深く理解しよう

もうちょっと説明しましょう。

私たちの「本体」というのは、この体でもなければ、心でもなく、わかりやすく言えば「魂」なんです。

これもシンプルだけど、すごく大事な理解ですよ。

普通に日本語で「"自分"の体の調子が悪い」なんて言いますけど、これは体は「自分(魂)」の所有物だってことを示しているんです。

体は「自分」ではないこと、わかりますよね?

とはいえ、自分の意識とは関係なく五臓六腑が動き血液が自動的に流れている事実を考えると、そもそも「自分のもの」ですらなく、大自然のものかもしれません。

ともかく、体は「自分そのもの」じゃないんですよ。

で、次の「心」の方がもっと大事なんですけど、心とて「自分そのもの」ではない。

もし心が「自分そのもの」だとしたら、さっきと同様、「"自分"の心はこう思っている」なんて所有としての表現はできないんですよ。

矢沢永吉さんが「"ヤザワ"だったらこう思うんじゃないかな」ってよく言っているけど、あの言い方って「ヤザワ=自分そのもの」じゃないんですよね(笑)

音楽業界では「セルフプロデュース」の楽曲があるけど、あれはやっぱり「アーティストという人格=才能=心」を「自分そのもの」とは別の商品や道具と見立てています。

そう、心というのは体と同様に「道具」なんですよ。

ただ、ここで脳科学が好きな人は「心とは脳の機能の一部だ」なんてもっともらしい反論をするかもしれませんね。

けれど、もし自分が「心」だとしたら、脳を解剖すればそこに「自分そのもの」があるはずだけど、そんなものどこにもないでしょ。

だって、「自分そのもの」は物質じゃないんだもん。

脳の中のこの部位が「自我」を司っている、という言い方はできるかもしれないけど、やっぱりそこから「自分そのもの」は物質として取り出せない。

自分そのものは物質じゃないとすれば、それはやっぱり現状では「魂」や「霊魂」としか言いようのない、まだ科学的には解明されていない「非物質的な何か」になる。

説明が遠回りしているけども、

「【いまに在る】ための心がけとして、思考・感情と自分を一緒にしないということ」

というのは、思考・感情は心の領域のことだから、それを「魂としての自分」が〈透明なまなざし〉でただ見つめる、ということを言いたいわけです。

世界的スピリチュアリストのエックハルト・トールさんの『さとりをひらけば人生はシンプルで楽になる』には、この【体・心・魂】のトライアングルについては明確には書かれていません。

いや、彼なりには言っているのだろうけど、私としては【体・心・魂】ってハッキリ分けた方がわかりやすいかなと思うわけです。

それこそ「魂」って言った方がスピリチュアルっぽいですしね。

心は、魂ではない。

自分の本体、または本体に近いところのものは「魂」である。

その「魂の視点」から、心に去来するエゴの声を静かに観察しろってことなんです。

ただ、繰り返しになるけど、難しいのは意識しないと魂はエゴにすぐ巻き込まれてしまうこと。

【いまに在る】というのは、クリアな集中力が必要なんです。

あと、エゴはかなりズル賢いヤツなので、こいつの仕掛けるワナを何度かくぐり抜けることが求められるんです。

エゴを静かに見つめ「いまに在る」ための具体的なコツ

例えば、さっき述べた「クソみたいな会社でイヤイヤ働き、社長や上司のグチをこぼし、いつか独立してやる、社畜なんてまっぴらごめんだぜ、とか言っておきながら10年以上しがみついている人」の例でいくと、まず

1:「クソみたいな会社で働くのはイヤだな」という自分のエゴの声を、ただ静かに見つめる

ということが最初のステップ。

〈あぁ、あの会社がすごくイヤなんだね〉と、批判も同情もせず、ただそのエゴの声に耳を傾けるだけでいい。

そして、次に

2:「あの社長、あの上司、顔を見るだけで吐き気がするわ。あー早く辞めて独立でもしたいわ」というエゴの声を、ただ静かに見つめる

〈あぁ、明日にでもやめて独立したいと思うほど、会社がイヤなんだね〉と、ここでも乗っかって同情しないこと。

ここで「そうだよね!マジでウザいよね!超わかるぅーっ!」などと女子トークみたいに同情したり、逆に「いや、そんな会社だってお世話になっているんだから感謝しなきゃ!お金がないと生きていけないんだから!」などと"常識的"に反論したりすると、途端にエゴに巻き込まれてしまう!

多くの人はここで『笑っていはいけない(エゴに巻き込まれてはいけない)』のように、

デデーン!

○○(あなたの名前)、アウトー!!

とバットでケツをぶっ叩かれる(エゴに巻き込まれる)わけだ(笑)

大多数の人がここで「エゴが仕掛けたワナ」に引っかかってしまってアウトー!

笑ってはいけない。

エゴの声に、たとえそれが同情や反論をしたくなる内容であっても、決して反応してはいけない。

そして、さらに魂の透明なまなざしは、エゴの深い部分に光を当てることになる

3:「会社や上司の悪口を言いながら、早く辞めてやると言いながら、すでに10年以上経ってしまった・・・決して行動しない自分はなんて愚かでみじめなんだ・・・」というエゴの本音に近い部分を、これもまた、ただ静かに見つめる

〈そっか・・・心の深いところでは、自分の無力さを感じたり、行動しない怠慢さ、臆病さを嘆いているんだね〉

ここでもエゴはワナがありまして、それは「悲しみや嘆きや劣等感や罪悪感に巻き込んでくる作戦」です。

3の場合は1と2に比べたら本音(自分の弱さ)に近づいていますね。

それは進歩ではあるし、割と素直な人は3まで早く認識できると思いますが、ここでも特に同情したり反論しないことが必要です。

エゴは怒りや不満で魂を巻き込めないと知ると、今度は悲しみや同情を求めたり罪悪感を刺激したりする作戦に出る場合があります(嫌な性格でズル賢い人間にもこういうヤツ、いますよね?)。

でも、どんなことがあっても、ただ静かに、ただ静かに、見つめること・・・

で、エゴは悲しみや憐れみによる「同情票」や「罪悪感による支配」が得られないと知ると、いろんなパターンがあるでしょうけど、この場合は「さらに激しい怒り」で巻き込もうとしてくる。

4:「本当は会社がクソだ、上司がクソだ、社内環境がブラックだ、などともっともらしいことを言っておきながら、最もクソなのはそんな現状に甘んじて10年以上も行動しない、自分を変えようとしないオマエだよ。オマエが世界で一番のクソ人間なんだよ!!」というエゴの厳しい自責の声すらも、これもまた、ただ静かに見つめること・・・

こういうエゴの声をまともに受けると、死にたくなるかもしれない。

それぐらいエゴは生き延びるために必死なのだ。

・・・これはもう〈  〉に入れる魂のまなざしの言葉はない方がいいかもしれませんね。

魂の側からは何も言わず、ただそうやって激しく切りつけてくるエゴの声を、ただただ慈悲の念でもって静かに見守ること。

もう何も言わなくていい、ただそのエゴの厳しい声の底にある「どうしようもない悲しみ」に、ただ黙って〈まなざしの光〉を照らせばいい。

ま、決して簡単ではないですが・・・

エゴを見つめる営みは「セルフカウンセリング」

『さとりをひらけば人生はシンプルで楽になる』には、ここまで具体的に「エゴの静かな見つめ方」について書かれていなかったので、私なりに説明してみましたが、いかがでしたでしょうか。

この一連のプロセス、もうお気づきの方はおられるでしょう。

そう、これは「カウンセリング」のプロセスそのもの。

自分で自分をカウンセリングしているんです。

カウンセリングにもいろんな流派があるけど、ここでは一般的にも有名な「傾聴」ってやつね。

「傾聴」は検索すると情報が死ぬほど出ますが、最も大切なことは、フツーの占いやスピリチュアルカウンセリングとは全く違い、

批判も反論も同情も説得も命令も指示もアドバイスもせず、ただただ共感する

ということですね。

(「アナタ、半年後に出会いがあるわよ」といった占いの鑑定は【アドバイス】なので、本当は「スピリチュアルカウンセリング」ではない)

同情と共感は似て非なるもので、例えばさっきの例で言えば

同情:「あの上司がウザいの、マジでわかる!わかりみが深いわ!」

共感:「あの上司が嫌だ・・・と思っている(静かなトーンで)」

ということ。

これを見ると、同情の方が「距離感が近い」ことがわかりますよね。

共感は寄り添ってはいるけど、ベッタリくっついているわけではない。

同情だと魂はエゴに巻き込まれますが、共感は距離感はあるので巻き込まれず、魂は【いまに在る】ことができる。

ここはかなり大事な点なので理解しておきましょう。

カウンセリングの効用というのは、「エゴとの距離を置く」のが最たるもの。

そこで自分の思考や感情を冷静に再検討し、じっくり吟味し直すことができる。

そこからカウンセリングプロセスが深まってくれば、「自分の内側から答えを見出す」ことになるわけです。

これはカウンセラーの援助を借りながら、本人が【いまに在る】手助けをしているわけです。

そして、【The Power of NOW(いまに在ることの力)】によって、本人は自分で納得いく答えを出す強さを得ることになる。

特に激しい感情、根深い感情、大きなトラウマであるほど自分の意志だけでは手に負えない場合もあるので、そういうときはカウンセリングを通じて【カウンセラーと共に、いまに在る】ことを促すんです。

カウンセリングは単に「話を聞く」だけじゃないのだ。

ただ、24時間カウンセラーと一緒に過ごすわけにはいかないので、日常では自分で自分を上記の通り「魂の視点」から、ただ静かなまなざしでもって、やさしくあたたかくエゴを見つめていくこと。

根深い感情であるほど、対峙するのは厳しい。

静かに見つめているつもりだけど、エゴがいつまで経っても暴れている場合もあるでしょう。

苦しくて、辛くて、涙が流れる場合もあるでしょう。

特に大きな失恋の痛みや、長年の夢が敗れた挫折感は、そう簡単に晴れるものではない。

ただ、これはハッキリ言えるのは、エゴのパワーには限りがありますが、【いまに在ることの力】(The Power of NOW)につながった力は、無限です。

なぜならば、その力は「大宇宙」「存在そのもの」「神仏」からもたらされるものだからです。

さっきも言ったけど、これは辛抱強く【いまに在る】ことを意識し続けた人間がいつか必ず気づく、すでに与えられていた「公然の秘密」なんですよ。

変な表現だけど

「すでに明らかにされている神秘」

なのであります。

前回のブログで「誰もが"すでに"さとっているから、さとりを目指すんじゃねえぞ」と言ったのは、こういうことです。

誰もがすでに【The Power of NOW】を与えられている。

あとは、それに、気づくか気づかないか。

これはやってみなきゃ、わからんですよ。

アタマで理解しただけで満足することなく、たとえ多少の苦しみや痛みがあったとしても、できる範囲でエゴを見つめる勇気を持つこと。

一人じゃ無理そうなら、信頼できるカウンセラーやセラピストに相談しましょう。

・・・気がつけば文字数がかなり多くなってしまったので、今回はここで区切ります。

「【いまに在る】ために、エゴをただ静かに見つめる」ことのご参考になれば幸いです。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は世界的なスピリチュアル指導者であるエックハルト・トールの著書

『さとりをひらけば人生はシンプルで楽になる』

を読んで考えたことを述べたいと思います。

取り上げようと思ったきっかけは、このブログをアップする先週、久々に顔出しした動画で語ったセリフです。

ほぼ原稿なしだったんですが、最後の方でふとエックハルト・トールの

『パワー・オブ・ナウ(The Power of NOW)』

というこの本の原著のタイトルが口に出てきたんですね。

これがきっかけで、だったら久々に読み返してみてブログで取り上げてみようと思った次第です。

実際、この本は「無料メルマガ」の登録特典である『波動の良い本』のページの中でずっと取り上げているので、おすすめです。

ただ、人によってはかなり難しい内容かと思います。

何が書かれているかは一応理解できても、その真意を体得するのは簡単ではない。

だって「さとりをひらく」ためのガイダンス本なんだから、それでもわかりやすく書いてくれてはいるけど、サクッと読みこなせるはずがない。

というわけで、私なりに解説してみますので、ご参考になれば幸いです。

今回は初回ですが、もし気分が乗ったり評判が良かったりすれば、何回かにわたって続けていきますね。

なお、私は別に「さとった人間」ではないので、解説といっても私のレベル以上のものは語れないので、もし今回の内容が物足りないなら生暖かく見守っていただければ幸いです。

「悟り」はひらくことを目指すのではなく、ただ気づくだけ

まず「この本のタイトルはイケてない」「なんでこんなタイトルにしたんじゃい!」という話から始めます(笑)

原題の『The Power of NOW』はこの本の最も大事なメッセージだから邦題も素直に「パワー・オブ・ナウ」とすりゃいいのに、どうして『さとりをひらけば人生はシンプルで楽になる』という変なタイトルにしやがったのか?

この本のレビューをサクッと見てみると、「翻訳がイケてない」という意見がチラホラあったんですが、ホンマそれなんですよ。

このタイトルがなぜイケてないかというと、

「さとりをひらけば」
   ↓
「人生はシンプルで楽になる」

ということは、逆に見れば「さとりをひらいていない」から「人生は複雑で苦しい」ということになる。

だから、「さとりをひらく」ことは「人生をシンプルで楽にする」という『目的』を達成するための『手段』になるわけでしょ?

ところが、著者のトールさんは「さとりをひらこう」なんて言ってないし、「さとりを目指そうぜ」とも言っていない。

そうじゃなくて、『The Power of NOW』だから「真のパワーは今に在る」わけです。

私たちは例外なく過去でも未来でもなく「今という瞬間に存在している」ので、

深い意識レベルにおいては、"すでに" 誰もがさとっている

のであります。

それに気づこうぜ、オメーはもう完全なんだぜ、不完全や不足感なんて幻みたいなもんだぜ、ということをトールさんはひたすら述べているんですよ。

その根本的なメッセージを、この本の監訳者は理解できていないんじゃないか?(あるいは編集者がわかっていないのか?)

あまりグチグチ文句を言いたくないから簡単に触れるけど、監訳者はこの本の前書きに「適切な意訳を取り入れながら、わかりやすい日本語表現として文章化すること」を意識したと書いているものの、それがかえってわかりにくくしているわけだ。

訳していただいたのは有り難いものの「魔改造」をしてしまった分、本の波動(オーラ)レベルが原著よりダウンしているんですよ・・・それでもいいっちゃいいですけども。

なので、もし英語がわかるのであれば波動が変質していない原著がオススメです。

例えば「大いなるもの」という日本語訳は原著では「Being」らしいですが、こっちの方がええなあ。

シンプルに「Being」って言ってくれた方が、「大いなる存在」の簡素にして雄大なる感じがストレートに響いてきますわ。

監訳者は「哲学的な難しい部分はカットした」と言うけど、余計なお世話だっつーの。

そういう難しいのだって、本当に求めている人は読みたいんだっつーの。

この本を手に取る層は意識の高い人が多いだろうから、言い回しは多少難しくても構わないんじゃないだろうか。

・・・というわけで、まず中身より外側から入ってしまいました。

ただ、もし好意的に受け止めるなら、「さとり」についてライトな興味、ちょっとした好奇心を持っている人が、ふとこの本を手に取ることはあるかもしれません。

「さとり」は遠くに求めるものではなく、大文字の【NOW】の通り「いま・ここ」にすでにあることに気づこうぜ、という著者の根本的な意図さえ誤読しないのであれば、最初はちょっとした興味から入るのもアリかもしれない。

それでも、私はタイトルを『パワー・オブ・ナウ』にした方が良かったのではと思いますけど。

悟るには、湧き起こる思考や感情をただ観察するだけで良い

この本は300ページぐらいあるんですけど、要約すれば2ページにまとめられると思います。

最も大事なのは、

「力に満ちたいま(パワー・オブ・ナウ)」を感じるためには、次々と湧き起こる思考・感情と自分を一緒にしてはいけない。

ということでしょう。

「思考=自分」「感情=自分」ではないことに気がつくのが最も大事なんです。

例えば「病気の心配」「将来への不安」「お金の不安」「夢が叶えられない不安」「誰かを許せない怒り」「失恋の痛み」「愛する人を無くした悲しみ」「自分は嫌われているんじゃないかという不安」「自信のなさ」「能力や容姿への劣等感」「人生には価値がないという思い」「死にたくなる気持ち」など、私たち日々さまざまな思考がよぎりますよね。

特に怒り狂っている人なんて見ると、完全に「その人=怒りそのもの=ブチギレ」になっているはず。

ここまで極端じゃなくても、私たちはネガティブな思考や感情についてかなりの割合で「思考・感情=自分そのもの」になっているはず。

朝寝坊して会社に遅刻しそうで慌てている時、その人の思考や感情は「やべー!このままだと遅れる!」というものであり、自分とピッタリ一つになっているはず。

大好きな人からフラれたときなんて、まるで世界が悲しみに満ちていて、見るものすべてが色あせているかのように感じるかもしれない。

逆に、付き合い始めたときなんて世界がバラ色に見えるでしょうよ。

でも、本当はこれらの「思考・感情」は「自分そのもの」ではないんです。

「さとれていない」状態というのは、思考や感情のエネルギーや渦に自分が同一化し、巻き込まれている状態を言うんですね。

そのとき、私たちは「いまに在る」ことができない。

「いま」から外れ、過去か未来かにロックオンされてしまうんです。

例えば、

「許せないヤツに対する怒り」は過去から来る(と思考している)

「健康や年金の不安」は未来から来る(と思考している)

「能力や容姿への劣等感」は、誰かと比べられ傷ついた過去から来る(と思考している)

「8月31日に終わっていない夏休みの宿題でテンパる姿」は、9月1日に提出しなければならないという未来から来る(と思考している)

「死にたくなるほどの絶望感」は、過去の自分に対する怒りや、未来に希望が持てないという過去と未来のダブルから来る(と思考している)

「起業したいけどお金が稼げるかしら・・・」という不安は、過去の自分の能力に対する自信のなさと未来に稼げるイメージが湧かないという過去と未来のダブルから来る(と思考している)

など、これらは私たち「さとっていない」人間の至って普通の思考ですよね。

これを「常識」というわけだ。

「だって、不安になる明らかな理由があるんだから、不安になるのが当たり前だろうが(と思考している)

「だって、あいつが許しがたいことをしやがったんだから、許せなくて当たり前だろうが(と思考している)

「だって、年金が減額されるってニュースを見たんだから、不安になって当たり前だろうが(と思考している)

「だって、自分は家庭環境や才能やチャンスにも恵まれなかったんだから、過去と未来に希望が抱けなくって当たり前だろうが(と思考している)

・・・というように、その思考・感情と自分が同一化してしまう「立派な理由」「正当な理由」がある(と思考している)わけですよ。

ところがどっこい、その「自分の中の常識」にしがみついているんじゃ、さとれねーんだよ。

いや、さっき言った通り、別に「さとり」なんてどうだっていいから、ともかく心が穏やかで平安に生きたいでしょ?

生きてりゃいろんなことが起こってくるだろうけど、それでも心の世界は落ち着いて春風が吹いているようだったらええやん?

たとえ周囲から能天気とかアホとか言われようが、そんなストレスがない生き方をしてみたいと思わんかね?

トールさんは、それは「誰でもできる」と繰り返し述べる。

かといって別にツボなんか買わなくてもいいし、奇跡が起きる数百万円のパワーストーンや門外不出の呪文や秘法も必要ないし、パワースポット巡りをする必要もない。

ただ「いまに在る」だけで、私たちは深い平安を得ることができる。

大いなるもの(Being)は「いま・ここ」におられるではないか。

これは、変なカルト宗教の勧誘の言葉じゃなくて、本当にそうなんですよ。

繰り返しになるけど、「いまに在る」ためには、「思考・感情=自分」としないこと。

自分はその思考でも感情でもなく、「ただの観察者」である。

心の中に湧き起こる思考や感情を、「これはいい」「これはダメ」「これは好き」「これは嫌い」という是非や善悪のジャッジを横に置き、ただただ観察する【観察者】であれ。

「観察者としての自分」は『The Power of NOW』そのものであり、大いなる存在(Being)につながっている、肉体を超えた完全無欠なる存在なのだ。

これがこの本の要旨です。

文字だけ見りゃ、めっちゃ簡単でしょ?

The Power of NOW』がエゴを解体したとき『ニュー・アース』が生まれる

トールさんはこのシンプル真理を、あーだこーだそーだどーだといろんな表現や事例を織り交ぜて説明しているんです。

なぜ要約すれば2ページで終わる内容なのに説明が過剰になるかというと、多くの人はこれを読んだだけではわからないからです(汗)

「ふーん、思考・感情は自分じゃない、と。ひたすらそれらを観察せよ、か・・・なるほど勉強になりました!」なんて優等生っぽく言うかもしれないけど、その次の瞬間から思考・感情に巻き込まれちゃうわけだ(笑)

アマゾンレビューで「この本で人生変わりました!」なんて絶賛しているレビュアーもいるけど、私がその人の波動(オーラ)を観る限り、あんたホンマはわかってへんやろ? わかってるフリしているだけとちゃう? と嫌味を言いたくなる人もいますよ。

(※ペンネームだろうと匿名だろうと波動/オーラはわかります。わたくし変態なので・・・)

アタマだけでわかったつもりじゃ、文字通り「思考レベル」でしか理解できていない・・・その思考を観察しろって言ってるのに。

まぁ、なかなか難しいんですよね。

中にはまだ肚(ハラ)で理解できたわけじゃないけど、「この本、めっちゃ大事なことを言っている・・・」という予感がして、「なんだかすげえレベルの高い教えに出会った気がする・・・」とテンションが上がる人もいると思うんですよ。

そういう人でも、数日すればその感動を忘れて元の生活に逆戻りしてしまうぐらい、思考・感情が「いま・ここ」からスリップダウンさせてしまうネガティブパワーは尋常ではないのだ。

だって、思考・感情の正体は「エゴ」だもん。

私たちのエゴが過去を悔いて、未来を憂えるわけだ。

それがエゴちゃんのお仕事なのだ。

地球人類が始まって以来、ずっと私たちを悩ませ苦しませてきたエゴが、そう簡単に引っ込むわけがないでしょ(本当は簡単なんだけどね・・・ヒソヒソ)

でも、過去への悔いがあればこそ同じ過ちを繰り返さない努力をする人もいるだろうし、未来の年金が心配であればこそしっかり将来設計する人もいますよね。

なので、エゴちゃんは決して悪いヤツではなく、アイツはアイツなりに働いている。

けれど、上で述べた例は「あの後悔を二度としたくない」という過去の痛み(という思考)から生まれる怖れに基づいたものであり、「将来貧乏になりたくない」という未来の不安(という思考)から生まれる怖れに基づいたものでしょ?

だからエゴをベースに生きている限り、怖れはなくならないのよ。

どれだけ幸せに見えようとも、どこかで影のような不安を抱えながら生きていくのよ。

これまでの人間の世界は、決して完全否定するものではないけど、そうしたエゴ(怖れ)に基づいて設計されてきたわけです。

そのエゴの仕事によって人類は物質的にはそれなりに繁栄してきたけど、それが暴走して気候変動や食糧危機(という情報戦争)だったり、このブログを書いている時期なら例の薬害問題(医療の暴走)だったり、各国が自主防衛のため配備した核武装だったり、このままいけば「過剰なエゴ」によって人類は滅びるかもしれない・・・というところまで追い込まれている。

だから、これまでのエゴをベースした世界を、根本的に変えないといけない。

怖れや不安に基づいて生きる世界から、これはスピ業界でよく言われる通り、愛や希望をベースとした世界へとパラダイムシフト(価値観の枠組みの変換)しなければならない。

そのためには私たち一人ひとりが『The Power of NOW』に目覚めなければならない。

でも、『The Power of NOW』に目覚めるために、特別な修行や苦行は必要ないんだって。

The Power of NOW』は目指すものではなく、「さとりをひらく」必要もなく、もう私たちはすでに『The Power of NOW』に在るじゃないか。

それに気づくのは決してカンタンじゃないけど、本当はカンタンなのだ。

気づいてー!

それに人類の多くが気がついたとき、「新しい地球」(A NEW EARTH)が生まれるだろう。

『ニュー・アース』はトールさんの他の代表的著作です

トールさんが言いたいのは、こういうこと。

あんた、なんでそんな無駄に重荷を背負って生きているのよ。

「いや、この重荷によって足腰が鍛えられるんですよ」ってあんたは言うかもしれないけど、そんなに重たいんじゃいつか潰れてダメになってしまうよ。

ていうか、それただのドMやん!

もうそんなに自分をいじめなくたってええやん。

そんな重荷なんか手放した方が、もっと「人生はシンプルで楽になる」やん!

マジで気づいてー!

・・・と、この本はひたすら言っているだけなのであります(笑)

でもね、やっぱり「思考・感情=自分」という【エゴの牢獄】から脱獄してハッピーでピースフルになるのは難しい。

「だって、人間が思考しなかったら何も行動でけへんやないかい!」って"常識的な人"からツッコまれそうだもん。

いや、思考を放棄しろって言っているわけじゃなくて、「思考=自分」じゃねえんだよ、いろんな思考が湧き起こるのは当たり前で、そのとき「あぁ、こういう思考が湧いてきているなぁ」って観察しろって言っているんです。

さっきから「(と思考している)」とくどいように注釈しているのは思考を観察するための手ほどきですよ。

この部分に関しては、オレはトールさんより丁寧に説明してます(笑)

こう言うと「思考を観察していったい何になるんですか?」って、これまた思考的なツッコミが入りそうだけど(汗)

そうやってアタマで考えたって、絶対わからんっちゅうねん。

そういう人はたぶん生きることそのもの、難しく言えば「実存的危機」「魂の危機」を感じていない"余裕のある人" だと思うので、まぁ必要になったとき、"フツーの地球人" を卒業したくなったときでいいんじゃね?

それまでこの現象世界、幻想の世界、エゴに彩られた世界を「リアル」と思い込んで生きてりゃいいんじゃね?

わかる人には、めっちゃシンプルな真理。

わからん人には、わかったようでわからないナゾナゾ。

私はどうでしょうかね・・・たぶんある程度はわかっていると思っているからこういうブログを書くんですけど、もちろん理解度には深さがあるので、その意味ではまだまだでしょうね。

でも、ちょっとでもこの本に書いている真意が体でわかってくると、人生が楽しくなることはいえますね。

だって、それだけ『The Power of NOW』とつながれるんだから、そうなると過去の後悔とか未来の不安とかが減ってくる。

そりゃわかる前よりは楽しくなるに決まってるでしょ。

「いまを生きる」って単なる人生訓じゃなく、このクソみたいな現象世界を、それでもしなやかに楽しく生きていくゴールデンルールなんですよ。

真のスピリチュアル(マジスピ)とは、あの世や守護霊やオーラも大事っちゃ大事だけど、最も実践的なものは「いまに在る」ということ。

そこから生まれてくる楽しい感じを以下の動画で話したわけです。

この動画の最後の方で、「神や仏というのは、現在のみにいらっしゃる」と述べました。

これは『The Power of NOW』ということを、自分の言葉として語ったものです。

エラそうに言うようだけど、ある程度の理解があるから台本なしの思いつきの語りでも「自分の言葉」としてフッと湧いてくるわけ。

というわけで、ぜひこの本を真剣に読んでいただき、あなたも『The Power of NOW』を感じてみてくださいな。

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「宇宙におまかせ」の究極は神仏とのスピリチュアルな結婚を通じ感謝と歓喜が燃え上がること【山崎弁栄】https://prism-life.com/the_ultimate_letting/Thu, 13 Apr 2023 08:11:00 +0000https://prism-life.com/?p=10111

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回は近代日本の卓越した宗教家である山崎弁栄(やまざきべんねい)を簡単に紹介したので、今回は彼の他の著作から教えをご紹介し、マジスピ(真のスピリチュアル)に役立つことができたらと思います。

このtブログで引用するのは『人生の帰趣』(岩波文庫)という著作です。

ここから言葉を引用し、それに対して僭越ながらスピリチュアル的な解説をしたいと思います。

前回も述べましたが、私はいかなる宗教団体にも所属していません。

山崎弁栄は「ひたすら南無阿弥陀仏を念仏すること」が実践の中心である浄土宗の宗教家ですが、私は浄土宗に深いわけではありません。

ただ私は「スピリチュアル屋」として宗教全般に関心がありますし、宗教とスピリチュアルは兄弟姉妹のようなものなので、中立的な立場でご紹介できたらと思います。

実際読んでみるとかなり面白いんですよね、この本。

前回のブログで述べた通り、山崎弁栄の言葉は単にイチ宗教の浄土宗に留まらないユニバーサルなものを宿しているので、スピリチュアルの学びとしても全然アリです。

なお100年以上前に書かれた文章ですから、現代人からすれば古文っぽくて読みにくいでしょうね。

ただ100年前といってもつい最近のことですし同じ「日本人」の言葉なので、最低限の解説はするものの、細やかな文意は感性で感じ取っていただければと思います。

エゴがあるからこそ悟りがあり、愚かだからこそ神仏に愛される【人生の帰趣】

神と如来は宇宙大霊体の代表的人格現にして即ち大霊である。人は宇宙の一分子にて小霊である。大霊と小霊と合一する処(ところ)また小霊が大霊の恩寵に依(よ)って開発霊化せられて闇と悩(なやみ)と罪の状態より明と安と善とに復活せらるるにあり。

読みづらいとは思いますが、なんとなく意味はお分かりではないでしょうか。

山崎弁栄は「神 "と" 如来」という表現で、浄土宗の信仰の対象である「阿弥陀如来」と「神」を同列のものとして置いています。

いや、それどころかさらに一歩進め、阿弥陀如来を「宇宙根源の大霊・大神」とする大信念を持っています。

スピリチュアルな文脈だと「宇宙神」とか「一なる存在」とか「サムシング・グレート」とか、呼び方は人それぞれですけど、ともかく如来を「大いなる存在」と位置づけているわけです。

これを情緒的に言うと「ミオヤ(御親)」、いわば「魂の大親様」と読んでおり、『人生の帰趣』には「ミオヤ」という表現がたくさん出てきます。

私たちは幼児の頃、母親の乳を本能的に求めた。

母乳なくして、生きることはできなかった。

そのように、いわば「霊的な本能」として、人は神(ミオヤ)を求める。

霊的な親がミオヤであり、ミオヤは私たち「子」らをいつも深く深く愛しているのだから、「闇と悩と罪の状態」に苦しむ私たちは、南無阿弥陀仏の念仏でミオヤの「乳」(尽きることのない無限の愛、無限の光、無限の力)を求めるのだ。

そのとき、私たちは真の救いに預かり、仏の子としての生命が溢れ出すのだ。

・・・という感じで、山崎弁栄は庶民が理解できる表現で、神=如来の慈悲を全国行脚して死ぬまで説き続けたようです。

そのミオヤは「大霊」であり、私たち人間は「小霊」であると。

これはキリスト教で言うところの「父と子」の関係に極めて近いですね。

また、前回も述べましたがスピリチュアル的には「大我」と「小我」の関係に対比されます。

だから山崎弁栄が説いた教えは、浄土宗の一派を超えたユニバーサルなものなのですよ。

なお、こんなこと言うと浄土宗の信者さんからは怒られるかもしれませんが、個人的には「南無阿弥陀仏」だけでなく「南無妙法蓮華経」など他宗教の言葉でもいいだろうし、前にこのブログでもご紹介した「世界平和の祈り」でもいいし、念仏とは性格がかなり異なる禅でもいいでしょうね。

それぞれの人が縁によって与えられた方法で、「根源(ミオヤ)」を見出す営みを続ければいいと思います。

「念仏だけが最も素晴らしいのだ!」と固定化してしまうと、宗教性から最も遠い対立や衝突が始まりますからね。

あまり原理主義的にならず、それぞれの立場を尊重していきましょう。

個人的には宗教的なバイアスがあまりなく、誰でも簡単に理解できる「世界平和の祈り」がいいなとは思いますけど、別に他にも素晴らしい教えはたくさんあるので。

では、そんな如来=大霊=神に合一するにはどうすればいいのかというと、

南無(なむ)と云うは仏教にて自己は罪悪苦悩の凡夫、自己の力にては解脱も成仏もできぬ者なればこれを救済して下さる自己の信ずる神尊に対して我全生命を捧げて信頼する至心(まごころ)を表わす言であります。今は我らが一切の神明に超えて最尊たる、大慈悲の父なる阿弥陀尊に対して己が全生命を献(ささ)げて救度(すくい)を請求(おねがい)する至心を表わして南無阿弥陀仏と云うのである。

「南無」というのはスピリチュアルでよく言われる【おまかせ】という意味です。

神仏と合一するには「南無」が必要なのだと。

けれども山崎弁栄の意図しているのは、「おまかせ」という油断すると軽くなりがちなニュアンスではなく、「全生命を献げる」という非常にアグレッシブな態度ですね。

スピ業界では「宇宙におまかせっ♪」なんて軽いノリで言われることが少なくないですが、真の信仰、真のスピリチュアル(マジスピ)としては、そんな安っぽいもんじゃねーんだよということです。

真に「おまかせ」するというのは全身全霊であり、その表現がここでは「南無阿弥陀仏」という魂の叫びとなり、そこには「ミオヤ」の大いなる愛に恋い焦がれて仕方ない激情が伴っている。

浄土宗(法然が開祖)や浄土真宗(親鸞が開祖)は「他力宗」なんて言われますけど、山崎弁栄の言葉を聞くと「これ、本当は自力じゃねーの?」とツッコみたくなるぐらい強烈なる信心を必要とするのですね。

突き詰めると、自力なのか他力なのか?という二項対立ではなく、他力宗も突き詰めれば自力的になるし、禅や日蓮宗のような自力宗も突き詰めれば他力的になっていくわけです。

とはいえ私たち凡人からすれば、そう簡単に目には見えない「阿弥陀如来」を信じられませんわね。

私がときどき言っている「守護霊」「守護神」もそうで、ホンマにいるなら出てこいや!と疑いたくなるような気持ちになるのは普通のこと。

それに対して山崎弁栄はどう言っているかというと、

如来は慈悲のミオヤと聞き、ミオヤは我等衆生の迷子を愍(あわれ)み南無阿弥陀仏と我が名を呼び我れを頼めと恰(あたか)も初めて産れし児が未だ母の面(かお)だに見ることは出来ぬけれどもただ啼(な)く声を便りに乳房を哺(ふく)ましむるように我等が未だ如来の慈悲の温顔は瞻(み)えぬけれどもただただミオヤの慕(した)しさに一向(いっこう)御名(みな)を呼ぶ時は漸々(ぜんぜん)に信心増長して縦令(たとえ)尊顔を拝むには至らざるも頓(やが)てミオヤに親みて現にここに在(い)ますことを信ずることを得。経(つね)に如来の威神功徳(いしんくどく)を聞きて日夜に称念(しょうねん)して至心不断なれば、光明に遭うことを得て三垢(さんく:貪りと怒りと嘆き)消滅し歓喜湧踊(かんぎゆやく)して善心生ずと。

現代人からすれば難しい表現ですけど、英語よりはマシでしょ。

簡単に言えば、生まれたばかりの赤ちゃんはまだ目が見えないけど、お腹が空いて泣けば母親が飛んできてお乳をくれる。

一方、オッサンやオバサンになった私たちは、肉の目は見えても「魂の目」はまだ開いていない。

だから如来の尊いお顔を拝見することができない。

でも純粋に「南無阿弥陀仏」とミオヤ(如来)を呼び続けていれば、そのお顔はまだ見えないけれど、確かにここにおられることをだんだん感ずることができるようになってくる。

そして、その「ミオヤのお乳=光明」を与えられているうちに、この世における苦しみやいつか消え去り、心から湧いてくる歓喜のうちに生きることができるのだ、と。

だから第一に「信心」を必要とするわけですが、私たちはついつい「本当に阿弥陀如来なんか存在するのか?」と疑ってしまうわけです。

だからこそ、山崎弁栄のような(過去にはお釈迦様やイエスやムハンマドや法然のような)高潔なる人格を備えたと聞く「神様・仏様のお使い」が「こうすればあなたも救われるんだよ」とそれぞれの天命や個性に従って教えを説いたわけですね。

神様仏様といっても、それを伝導するのはやっぱり人なのであり、もっと言えば人格の力ですね。

で、実際に「南無阿弥陀仏」を唱え続けているうちに本当に苦悩が少なくなったり人格が向上したりする人(浄土宗の世界では例えば「妙好人」と言われる人たち)が出てきていることから、「南無阿弥陀仏という言葉には本当に有り難い力があるらしい」と信じる人が広がり、今があるわけです。

(とはいえ浄土宗・浄土真宗の中には修行や奉仕を放棄し、檀家に甘えて贅沢な暮らしをしているクソ坊主もいますが)

言葉についてスピリチュアル業界で言えば、過去にこのブログで述べたことがある「天国言葉」です。

うれしい、たのしい、しあわせ、ありがとう、などのプラスの言葉を徹底的に唱え続けることによって、浄土宗とは角度は違うものの、不平不満や苦悩が減ったり、それで余裕が出てきて人格も円満になったりするわけです(でも注意点もあるから上のブログもよかったら読んでくださいね)。

なので、守護霊や守護神がいるかどうかは科学的にはまだ証明できないけれど、それを信じて歩む人とそうでない人とでは運命が大きく変わるとしたなら、やっぱり信じた方がいいんじゃね?という話になりませんか。

たとえ百歩譲ってそれが完全なる「思い込み」だとしても、「おかげさまのこころ」を持って、どんなことがあっても「これも神仏のお導きだな」と信じて深い感謝の念を抱ける人間は尊敬に値しませんか?

こんな地味なブログを読んでいただいているあなたなら、「そうだそうだ!」とブンブン頭を縦に振ることでしょう(笑)

では、ちょっと長くなりますがもう少しだけ引用して締めくくります。

神聖なる如来は心の奥宮(おくみや)に光明赫々(かっかく)と輝けり。大慈悲の弥陀は慈悲の面を注ぎて永(とこし)えに向かい給えり。赫々たる威神(いしん)の前には自から正粛ならざるを得ぬ。愛々たる慈愛の温容を想えば心の悩もまたは怒も和らぎて平和と歓喜とに満されん。かく如来が常に心の妻(=妻とはここではあなた自身)にかかる時は、自己の精神生活も理想も高尚になり向上の光明をも得るに至らん。これ聖霊なる如来との結婚、これ彼が齎(もた)らし来る持参財産なり。

阿弥陀如来の大光明と一生を添い遂げるほどの熱烈たる想いを持って「結婚」すれば、悩みも怒りも少なくなり、平和と歓喜に満たされる。

この部分も「おまかせ」という安っぽい "放置プレー" ではなく、キリスト教のシスターのように神と大恋愛大結婚するほどの誓いを抱くことを説いています。

それがもたらす「財産」は、この世のどのような金銀財宝にも代え難いのだと。

・・・めっちゃ激しいパッションでしょ?

当時、山崎弁栄が同じ浄土門から異端視されていたのはちょっとわかる気がしますね。

あともう一つだけ。

私共の煩悩の炭に、弥陀大悲の火が燃えゆく時は忽(たちま)ちに心が一変して心の色が紅蓮華(ぐれんげ)の如くになる。されば経(つね)に念仏する者は人中の妙好人最も美しき蓮花と誉たまう。念仏して弥陀の大悲が我らの胸中に燃えつく時は有がたさと歓喜とがカンカンと燃えあがり、実に歓喜踊躍(かんぎゆやく)の状態と為りて燃ゆる心念の能力である。[中略] 然(しか)して見れば我等が煩悩の炭が有ればこそ如来の御慈悲が燃えつきて、如来の恩寵を現わす機会と為るものとすれば、我等が煩悩とて決して捨つるべきものでなくただ慈悲の光を得て慈光の燃ゆる心念と為ればよいと信じます。

(大悲=衆生の苦しみを救わずにはいられない、仏・菩薩の限りなく深い慈悲のこころ)

常に念仏すること、祈ることによって、阿弥陀如来=神のエネルギーが自分の魂を満たすとき、有り難さと歓喜とがカンカンに燃え上がる。

仏教では「煩悩即菩提(ぼんのうそくぼだい:煩悩があるからこそ悟りがある)」と言われる通り、人間はエゴや悪しきカルマなどの煩悩=真っ黒な炭をたくさん抱えているからこそ、神仏の聖なる炎(弥陀の大悲)を点火し燃焼させることができるのだ。

これはとっても大切な人間の逆説でして、エゴやカルマがあるからこそ悟りや覚醒というものがあり、欠点や弱さがあればこそ神仏はこのわたしを限りなく愛するのだ、ということなんですね。

ただし人間の側は「こんなに愚かな私は、神仏から愛されるわけがない」という罪悪感を抱えていることがあり、ここに神と人間との大恋愛大結婚がマッチングしない原因の一つがあります。

そのトラップを超え、その限りなき愛に、私たちが遠慮なく、強く激しくひたむきに甘え切ることができたとき、「有り難さと歓喜とがカンカンに燃え上がる」わけです。

なんだか生々しいでしょ?

でも本当に生きた宗教、生きたスピリチュアルというのは、実はこういうことなんですよ。

自分でも驚くぐらい喜びが湧いてくる世界。

なんか知らんけど、なんだか肚の底から「神仏の笑い声」が聞こえてくる世界。

このますます腐りゆく現象世界、強欲とカルマにまみれた娑婆の世界にいながらにして、こういう心境に到れるとしたら、それは決して自分の力ではありません。

山崎弁栄はその大いなる力を、おそらく誰よりもリアリティあるものとして感じていたのでしょう。

他の文章でも「如来とは最も遠くして最も近き存在なり」といった言葉がありました。

これこそ真の宗教であり真のスピリチュアルなんですね。

単に形式だけで念仏を唱えたり祈ったり瞑想したりする世界ではなく、神仏は、大いなる存在は、いまここにおいて、今の私たちの内側において、生き生きと働いておられる。

そういうのを理屈抜きで感じられるようになると、何かと面倒なことが多い現象世界も力強く生きられるようになるわけです。

こういうのは、神仏の実在を強く信じ、実践を積み上げていった者にしかわからない世界でしょうね。

理屈っぽい自分が言うのもなんですが、理屈で考えている限り絶対わからんですよ。

とはいえ「さあ修行するぞ修行するぞ修行するぞ!」なんて言うとどこかのカルトになってしまうので、それぞれが自分ができる範囲で、こういう世界を求めていけたらいいですね。

ちなみに山崎弁栄のこうした宗教哲学を「光明主義」と呼ぶようですが、この「光明」とは何なのか、今回の拙いブログから少しでも感じ取っていただけたらいいなと思います。

なお、今回のブログはあくまで部外者である私の解釈ですから、光明主義を深く追窮されておられる方からすれば「それは間違いだ」「浅い解釈だな」とお叱りを受けるかもしれません。

ただ今回は山崎弁栄という近代日本の卓越した宗教家を「正しく解釈する」というよりまだご存知でない方にご紹介するのが目的なので、もし「このお方は!」と意気に感ずるものがおありなら、他にもいろいろな文献がありますし、彼の「光明主義」について学ぶ勉強会もあるようなので、検索して調べてみてください。

あ、念のため言っておきますが、別に浄土宗の信者になれと言っているんじゃないですからね。

ひたすら念仏する生き方があなたの精神生活の向上にしっくり来るのであればどうぞ、といったところであります。

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山崎弁栄:既存宗教の枠を超え「霊性」や「宇宙」を生涯かけて追窮した先駆者https://prism-life.com/yamazaki_bennei/Thu, 06 Apr 2023 09:10:00 +0000https://prism-life.com/?p=10075

(山崎弁栄上人) お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のス ... ]]>


(山崎弁栄上人)

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はいつもと趣向を変え、明治から大正期までご活躍された

山崎弁栄(やまざきべんねい・1859~1920)

という宗教家を簡単に取り上げます(今後もこの方については取り上げたいと思っています)。

※私はいかなる宗教団体にも所属していませんし、今後も所属するつもりは一切ありません

実は、このブログを書いている頃、この方に関するカウンセリングのご依頼をいただいたのです。

カウンセリングでは宗教絡みのご相談をいただくこともあり、その多くは宗教組織内での人間関係のトラブルや金銭のトラブルです。

やれ脅されたとか、やれ壺や掛け軸や水晶を買わされたとか、およそ神仏の道から外れた文字通り「外道」なご相談が少なくありません。

けれども、今回のご相談は守秘義務があるので詳しく言えませんが、おそらく純粋なる信仰に関するご相談かと思われます(このブログはご相談をお受けする前に書いています)。

たまに私のような無名のスピリチュアル野郎に、すごく真面目な信仰のご相談をいただくことがありまして、これはここ1、2年ですね。

私はどの宗教団体にも属していないですし今後も所属する気はないので、その意味ではどんな宗教絡みのご相談もフラットにお受けできるのかなと思います。

で、今回いただいたご相談の中に出てきた人物が、冒頭に述べた「山崎弁栄」という浄土宗の宗教家なのです。

浄土教のことをすごく簡単に言えば、法然上人が提唱された「南無阿弥陀仏」という名号(みょうごう)を絶えず念仏することで、人類の救済を深く深く願っておられる「阿弥陀如来(阿弥陀仏)」より真の救いが得られるのだ、という教えですね。

私は浄土的な世界は、どちらかというと好きです。

以前、私が好きな「世界平和の祈り」についてブログや音声配信で長期連載していましたけど、これもある意味では「祈りを念仏する」という立場なので、浄土教のことは詳しく知りませんが、もしちゃんと学んでいけば共感できる部分は多いでしょうね。

で、今回のご相談は問い合わせフォームからご依頼いただいたのですが、その文章の中に「山崎弁栄」という名を見たとき、「どこかで聞いた名前だな・・・」と感じたわけですが、そのあと実は数年前にこの方の著作を購入していたことを思い出しました。

それが「法然上人の神髄」という本です。

実は何がきっかけで購入したのかサッパリ覚えておらず、本棚に差したまま完全に忘れていました。

それから数年後の今回のご相談・・・こういうのを「縁」と言うのでしょうね。

せっかくご相談いただいたので、予習を兼ねてこの本を最初から最後までしっかり読みました。

そしたら「この方はすごいスケールの大きい宗教家だな・・・まさにマジスピ(真のスピリチュアル/霊性)を生命を賭して追窮された方じゃないか・・・」と、今回ようやくご縁をいただけたことを有り難く感じたのであります。

もっと早く読んでおけよという話ではありますが、それはタイミングなので仕方ない。

宗教やスピリチュアルの根源は「霊性」にあり

この山崎弁栄(1859~1920)という方は、浄土宗の立場から「真の霊性」を探究された宗教家。

非常にスケールが大きいと感じるのは、単に浄土宗という念仏の一宗派に留まっておらず、いわば「世界宗教」「宇宙宗教」という大きな世界にまで広がっていることです。

それを彼は「光明主義」と名付け、迷える衆生の真の救済のため、生涯を全国行脚の説法に明け暮れたようです。

例えば、先ほどの書籍「法然上人の神髄」の中に以下のような言葉があります。

阿弥陀仏は智慧や大いなる慈愛など、万(よろず)の功徳を満ちあふれんばかりに備えておられて、微塵の欠点もありません。このような霊的な人格が無上の愛でもって私を愛してくださることを思えば、私たちは全生命を奉(ささ)げてかの御仏(みほとけ)に迎え入れていただきたいと願わずにはおれません。「御仏よ、私があなたのものであるならば、またあなたは私のものなのです」。このようにして成立した ”霊的な結婚” は、永遠に離婚の心配のない約束と言っていいでしょう。こうして御仏と私は、寝ても覚めても離れることはないのです。

この表現は、キリスト教のシスターが「イエス・キリストと結婚する(神への誓願を行う)」のとほぼ同じではないでしょうか。

「阿弥陀仏」や「御仏」を「神」と言い換えれば、キリスト教の教義だと間違えそうですね。

他の関連本にも、以下のような表現があります(文語体なので現代人にはちょっと難しいですけど)

如来はただ、慈悲である。如来の慈愛によりて我らが霊性は育くまるる。あたかも赤子が母の乳に養わるるのと同じことである。

これは聖書で言えば、「心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない」(マタイによる福音書18章3節)という部分に通じるものがあります。

さらに、こういうのも。

通じて宗教は神人合一、大小二我の調和にありと。また云う神人不離の関係するところにありと。また神の救済を被(こうむ)るにありと。

これはまさに、真の霊性(マジスピ)ではないですか。

スピリチュアル業界でいえば、あの江原啓之さんがよく言っている「小我ではなく、大我で生きる」ということ、「自分が自分が~」っではなく「世のために人のために生きる」ということ。

もっといえば「我は神である」ということを体現して生きるということ。

他にも深い霊性を感じる言葉はたくさんあるんですけど、以上だけでも単なる念仏系宗教の一派ではない、ユニバーサルなものを感じませんか?

明治や大正の時代において、浄土宗(法然が開祖)や浄土真宗(法然の弟子だった親鸞が改組)はあまり日の目を浴びなかったようです。

ただ、山崎弁栄という方は当時「現代のお釈迦様」と呼ばれるほど高潔な人格者だったようで、彼が廃れていた浄土宗を蘇らせたと言われています。

(ちなみに浄土真宗を現代に蘇らせたのは清沢満之という方で、いつかこのブログで取り上げる日がくるでしょう)

山崎弁栄という方の波動を拝見すると、非常に光輝なるものを感じるので、なるほど人格者と呼ばれるわけですね。

※波動(オーラ)はすでに肉体がなくても観ることができます

近代を生きた山崎弁栄は西洋の哲学、思想、宗教も幅広く学ぶことで、浄土教という土台に西洋の視座が融け合い、したがってその言葉は普遍性を宿しているわけです。

彼は組織宗教の枠を超え、すべての宗教の根底に流れる「霊性」を捉えた、いや、捉え"られた"宗教家だったですね。

これこそ真のスピリチュアル(マジスピ)であります。

山崎弁栄は令和の時代で知る人はかなり少ないでしょうが、日本が誇る大きな宗教的巨人として、私たちのように上っ面のスピリチュアルではなく真のスピリチュアル(マジスピ)を求める者は、大いに彼の足跡から学ぶべきではないでしょうか。

ただ、そんな山崎弁栄は従来の教えの枠を超越したものだったので、当時の浄土宗の指導者から見れば「異端者」に見えたようで、最初はかなり警戒されていたようです。

彼は100年ぐらい先を行ってしまっていたから、そりゃ並の宗教家じゃわからんでしょうな。

私だってもし当時の人間だったら、「なんじゃこいつ?ワケわからんこと言いやがって」と批判的に見ているかもしれません。

令和に生きるスピリチュアル好きな私たちからすれば、山崎弁栄という方は法然の大精神を発展的に継承された方だったと素直に思えるでしょうが、皮肉なことに真正であればあるほど、幼子のように神仏に純粋一途であるほど「異端」だと見なされてしまうところに、現代の宗教組織の限界を感じざるを得ません。

(私がどんな宗教団体にも属したくない理由の一つはこういうこと)

そういえば、イエス・キリストにしても当時のユダヤ教の律法主義者からすれば「異端者」で、結果的には十字架に磔にされたわけです。

いつの世も、新しい時代を切り拓く者は大きな迫害や冷笑に遭うものなのでしょうか。

いずれにせよ、どのような宗教であれ徹して突き詰めていき、それが時代の精神、もっと言えば「宇宙の流れ」と同調するものがあるなら、いつかは既存の教義の殻を突き抜け、より深い「大生命の世界」、より高い「霊性の世界」に行き当たるのは必然でしょう。

まさに「守・破・離」であり、そうした一握りの天才が次代を創っていく。

今回、マジスピ(真の霊性)を追窮するにあたり、今回ご紹介した山崎弁栄は日本が誇る「霊性の探求者」の先達として、今後学んでいきたいと強く感じた次第です。

宗教的異端者についての注意点
ただし同じ「独創的」「異端者」であっても、最近の話題で言えば統一教会のようなカルトは完全に似て非なるものです。この場合は教祖の野心や権力の拡大が活動の根本動機であり、教義を都合よく捻じ曲げていることが大半なので。明確に分ける必要があります。

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“スピリチュアル量子論”はインチキか?見えない世界の科学との付き合い方。https://prism-life.com/spirituality_quantum_theory/Thu, 30 Mar 2023 07:23:00 +0000https://prism-life.com/?p=10019

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はときどき質問される「スピリチュアルと量子論」との関係について考えてみます。

最初に断っておきますが、私は科学については門外漢です。

数学は割と好きだったんですが、不幸なことに学生時代は化学と物理の先生が好きじゃなかったため、理系についてはあまり学ばずにきてしまいました。

ただスピリチュアルを仕事にしていると、どうしても業界内で「スピリチュアル量子論」と呼ばれるジャンルは見過ごせないので、量子論や宇宙論の入門書ぐらいはかじりました。

そう、いま述べたように「スピリチュアル量子論」は本来の量子論(量子力学)とは似て非なる内容なのです。

わざわざ「"スピリチュアル"量子論」と呼ばれるぐらいなので、学問としての量子論とは別物だと捉えた方がいいですよ。

私は科学は素人であるものの、幸い現役の物理学者が知人にいるのでこのことを何度も確認しています。

スピリチュアルを量子論で語るのはウソ?間違い?信じられる?

「スピリチュアル業界で言われてきたことが、科学でも明らかになってきた!」

ということが、ここ最近は目に見えないミクロな世界(素粒子の世界)を扱う「量子論(量子力学)」の知見を絡めて語られています。

このことによって、今まで「しょせんスピリチュアルというのは科学的ではない、妄想やファンタジーやインチキの類だ」と揶揄されたり否定されたりしてきたスピ好きやスピ系専門家にとっては、「ホラ見ろよ!科学も認めてんじゃねーかよ!」とドヤ顔で喜ぶ人もいれば、科学によってお墨付きを得たような気がしてホッとしている人もいるかもしれませんね。

ただ、たまたま知り合いに超賢い物理学者がいるので「スピリチュアルの世界を量子論で説明できるというのは、本当なんですか?」と聞くと、

「スピリチュアルな目に見えない世界を、今の段階での量子論で語るというのは、だいぶ乱暴なことだと思いますよ・・・」

「科学というのは、あくまで物理実験で測定・観察できたものを正式な科学として認めるものなのですが、『意識がミクロの世界に及ぼす影響』はまだまだわかっていないことが多いので、『量子論でスピリチュアルを説明できる』という考えは結論を急ぎすぎだと思いますよ・・・」

というわけなのです。

アホじゃない「スピリチュアル量子論者」は、学問的にはまだまだわからないことがあるのは知っています・・・アホじゃなければね。

なので、そういう人の発信する情報には「一般向けにわかりやすく話すために、あえてざっくり説明しますよ」とか「学問的にはまだまだわかっていないことが多いですけど、難しい説明は抜きにして誰でもわかるように話しますね」とかあらかじめバリアを張っていることが大半です(本当に厳密さを求められたら返す言葉がないでしょうね)。

けれど、その前置きをしておきながら、「あなたの意識で世界は創られるんだよ」とか「引き寄せの法則は科学的にも正しいんだよ」とか、まだ仮説に過ぎないことを断定的に言いやがる傾向にあるわけです。

いま「言いやがる」と表現したのでお分かりの通り、私はこの点がめっちゃ不満なのであります(笑)

「わかりやすく伝える」というのは、歪曲したり誇張したりすることではないんですよ。

私たちは学問というものに対し、未知なるものに対し、もっと謙虚であるべきではないでしょうか。

特に私みたいな科学のド素人であれば、わかったつもりになったらアカンと思うのであります。

スピリチュアルも量子論も、まだまだ謎が多いからこそ探究が面白い

「スピリチュアル量子論者」が必ず引用する量子論に【観測問題】というのがあります。

これはググっていただければいくつも情報が出てきますし、最近動画に出した「ChatGPT」に聞いてもすぐ説明してくれるでしょう。

第197回【悲報】ChatGPT “引き寄せの法則はインチキ”:スピリチュアルのウソを見抜く

せっかくなのでChatGPT君に【観測問題】について説明してもらうと、以下のようになります。

量子論における観測問題とは?

量子論の観測問題とは、量子力学において、観測者がどのように系(システム)に影響を与えるかという問題です。量子力学では、観測者が系を観測することによって、系の状態が変化することが知られています。

 

例えば、光子が二つの穴の中を通り、スクリーンにある二つの線の間に干渉縞模様を作る実験を考えてみましょう。この実験では、光子の存在が観測されるまで、光子はどちらの穴を通っているか、両方の穴を通っているのかということがわかりません。しかし、観測者が光子の通過を観測すると、光子は一つの穴を通っていたかのような振る舞いをすることが知られています。

 

このように、量子力学においては、観測者が系を観測することで、系の状態が変化するとされています。しかし、この観測者問題は、古典的な物理学においての観測者の役割とは異なり、量子力学における観測者の正体や、観測者が系にどのような影響を与えているかについては、未だ解明されていない点が多いです。

いやはや賢いですね~。

教科書レベルの知識であれば、さらに簡単に情報収集できる時代になりました(ただし「メルマガ」には書きましたが、決して鵜呑みにしてはいけません)。

より詳しいこと、特に上にも記載されている「光子の二重スリット実験」についてはネットやYouTubeだと図解でわかりやすく説明されているので、ご興味あれば調べていただければと思います。

話を戻すと、上記のような観測問題を取り上げ「観測者(意識)によって現実が確定するのだ!」と科学的に断定すること、あるいは断定調で言うことは、決して科学的とは言えません。

それが「科学的である」というためには、先ほどの物理学者の言葉にある通り、実際に観測されること、再現性があることが客観的に証明されなければならないからです。

確かに特定の実験環境においては、観測者の存在がシステムを変え、実験結果に影響を与えることは言われています。

けれど、それが生身の人生や運命において、私たちの意識がどのように現実・現象に影響を及ぼすかという科学的探究は、慎重でなければなりません。

いまだ一流の物理学者の中でも超難解とされている問題を「スピリチュアルが科学的に解明された!」と息巻いているスピリチュアル専門家がいるとしたら、知的な謙虚さに欠けた「お花畑の住人」と言われても仕方がないでしょうね。

それはいつも言っている「スピリチュアルお花畑」とはまた別の「疑似科学のお花畑」の住人であり、その次元に留まっている限り、その人物の歩みはいつか頭打ちとなるでしょう(お花畑にいれば気がつかないだろうけど)。

これはあくまで私の主観ですが、「スピリチュアル量子論」を語った書籍の中で「これはめっちゃ波動いいなー!」と感じるものはあまりない印象があります(全部読んだわけじゃないけど、ざっくり波動チェックする限りは)。

決して悪いとは言えないものもあるのですが、かといってめっちゃ良いわけでもないという、何とも微妙なところなんですよ。

これを私なりに解釈すると、おそらくいまだ科学的真実でないものを「科学っぽいもの」として性急に主張してしまう安易さが、そのコンテンツの波動を決めてしまっているわけです。

これこそリアルな観測問題(発信者の波動でそのコンテンツの波動が決まる)という、私にも特大ブーメランな「法則」なのかもしれません。

まぁ「スピリチュアルが科学的に解明された!」「引き寄せの法則は科学的真実だった!」なんてメッセージに共感してしまう層が決して少なくないので、そういう本がブームになっているのかもしれません。

これが真実の物理学者が苦笑してしまうところ。

もちろん発信者の中には「あえてわかりやすくした科学的っぽい説明」によって見えない世界にもっと興味を持ってほしい、何なら「意識の使い方」についてもっと自覚的であってほしい、というメッセージを語っている方もおられますよ。

そこは別に否定せんのだわ。

ただ特にスピリチュアル業界ってところはそうかもしれないけど、安易なメッセージを発信する人もいれば、安易に都合よくメッセージを受け取る人もいるんです。

なので、やはり「スピリチュアル量子論」は学問をスピリチュアル風味に味付けされ、何なら魂にあまりよくない「添加物(引き寄せの法則は真実だ!みたいな)」も混ぜ込まれている可能性があることに注意せにゃならんのであります。

あくまでそれは「見えない世界」の科学的探究における最初の一歩に過ぎない、ということは踏まえておく必要があるでしょう。

そういえば、過去にあるパーティーの場で「スピリチュアル量子論」をそれなりの金額で自己啓発仕立てにして売っている方とご縁を得たことがあります。

その方は決して悪い人じゃないし、何なら人として誠実なところも感じたのですけど、いくらニーズがあるとはいえ、厳密には科学ではない「スピリチュアル量子論」を教えるのはどうなのかな・・・と、その人のことを思い浮かべるといまだにモヤモヤしますね。

まぁその真偽はさておきニーズに応えるのが「ビジネス」であるなら、私にはビジネスセンスがないのかもしれません。

コンビニだって基本的に添加物てんこもりの食品を売っているわけだけど、便利でそれなりに美味しいしすぐ健康を害することはないからビジネスになっているわけで、「ニーズがあればそれで良し」なのでしょうね。

私はたぶん潔癖で不器用なのでしょうけど、少なくとも「霊性」について語るのであれば、最低限の「知性」は必要だと思いますよ。

その「知性」を欠いてしまうから、「スピリチュアルお花畑」だと揶揄されるわけです。

そして「知性とは何か」というと、「安易に答えを欲しがる誘惑を振り切り、問い続ける意志のこと」なのでしょう。

本当はその知性がなければ、真の霊性(マジスピ)も宿らないのだと思います。

スピリチュアルの前に、まずは健全な知性、健全な懐疑心を養うことが大事ではないでしょうか。

追伸:

続編のブログを書きました。よければぜひ。

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第196回:噂の “ChatGPT” で「スピリチュアルはインチキですか?」と聞いてみた結果。https://prism-life.com/podcast_196/Wed, 22 Mar 2023 10:41:05 +0000https://prism-life.com/?p=10004

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第195回【スピ系あるある】金銭トラブルの事例。お金に不透明な専門家は絶対信用するな!https://prism-life.com/podcast_195/Fri, 17 Mar 2023 10:29:37 +0000https://prism-life.com/?p=9997

今回は雑談回なのでお気軽にお聞きください。 ■【音声セミナー】『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを祈り続ける生き方を深めよう:約5時間30分(https://forms.gle/JN27YAGdtKcuXJ ... ]]>

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スピリチュアルヒーリングとは?その不思議な波動の世界。ただし自分を癒すのは自分自身。https://prism-life.com/self_spiritual_healing/Thu, 16 Mar 2023 05:58:00 +0000https://prism-life.com/?p=9975

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

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今回は

「スピリチュアルヒーリング」

について取り上げましょう。

いつも音声配信の冒頭では

「人やモノのエネルギーを、お名前だけで見る能力をベースに、スピリチュアル的なカウンセリング、ヒーリング、タロットリーディング、守護霊リーディングなどを行っています」

という決まり文句をしゃべるのですが、今回はここの「スピリチュアル的なヒーリング」について過去にいただいたを元に体験談を元に取り上げてみます。

なかなか伝わりにくい「目に見えないエネルギー」の領域を少しでも感じていただければ幸いです。

最近は特に宣伝していない割に「個別ヒーリング」のご相談や「レイキヒーラー養成講座」の問い合わせが増えているので、ちょうど良いタイミングなのかなと思います。

スピリチュアルヒーリングにおいて知っておきたい3つのこと

いつもメルマガ配信日(だいたい土曜日)の午後10時から、「グループヒーリング」を毎回20分間、無料で行っています(詳しくは上の文字リンク先をご覧ください)。

現時点で200回以上行っており地味に続いていますし、今後も続けていくつもりです。

ときどきご感想をいただくのですが、その中のごく一部を以下に取り上げましょう。

※掲載の許可はいただいています

グループヒーリングのご感想のごく一部

◆『今回のグループヒーリングの感想、よろしければお伝えさせてください。今回は時間の少し前からとても眠くなってしまいまして、ヒーリング中に呼吸を数えることができなくなってしまいました。それであとは自分の中を流れていく光の滝行?という感じで、ただただ気持ちよく、流れてゆく光を思っておりました。ありがとうございました。』

 

◆『昨夜はグループヒーリングありがとうございました。こちらのグループヒーリングは初めてでしたが、遠隔の「ヒーリング」なるものは10年以上前に2回くらい受けたことがあり、レイキも受けたことがあります。(レイキは「初級」だけ伝授してもらいましたが金額面と後述理由により初級だけでやめました。)

 

林さんを存じ上げ、グループヒーリングされているのだな、とは思っていましたが、参加しなかったのは、なんとなく、ヒーリングは「する人」と「受ける人」っていう感じで、受ける側は受け身、依存的なイメージで、そういうのってどうなんだろう…と思っていたからです。

 

わたしが以前受けた遠隔ヒーリングの方は、「受ける側はなーんもしなくていいです。家事しててもテレビみてても何しててもいいのでこっちで時間になったらやりますから」とのことだったので余計にそう感じたのでしょうが…

 

ですが、なんとなく、昨夜は受けてみる気になり、林さんの説明を読んで参加側も受け身でなく、というのを確認し、参加させていただきました。

 

「世界平和の祈り」をしながら参加しようと決めていたのですが、ヒーリング用の20分の音楽(※メルマガでご案内)を聴きながら受けていたら、音楽に聴き入ってしまいそうになるのと世界平和の祈りをするのとでなんだか忙しくなっちゃいました(^^どっちかに絞ればよかったですねー 始まってしばらくすると両手を中心に暖かくふんわり重みを感じ、それがお腹あたりを中心に広がり、包まれるようでした。そろそろ終わるのかな、というあたりでその波が引いていき、音楽も終わり、20分経ったのだな、とわかりました。

 

その後、喉が渇いたのでお水を飲んで眠ったのですが、10時間寝てました!長くてはっきりした夢を見ていました。雨の夜道を自転車で走っており(別にしんどくはなく)どこかへ向かっているのですが全然着かない…すると、おまわりさん?に出会い、地図を見せてもらうと、自分が北だと思っていた方向が違っていて、目的地と随分と離れてしまっていることを教えてもらいとてもびっくりしました。また、たまにみる夢で夢の中で何故かスマホの操作方法がわからなくなりメールができない、っていう夢があるのですが、昨夜の夢で操作方法あってるよ、と教えてもらえていました。

 

いつの間にかずれてしまっていたんですかね。なんとなくその自覚はあるのですがどう修正すればいいかわからず、「夢の中の携帯」で尋ねてみようとしてもうまく繋がらず…でした。ちゃんと携帯が通じるように、続けていこうかと思います。

 

目覚めてから、普段はまどろんでいる時、瞼の中で、黄緑色の光の輪が前方に向かっていくのが見えるのですが、今朝は銀色に輝く光の輪でした。受けている時よりも、受けた後のほうが印象深い感じです。長くなってしまいましてすみません。ありがとうございました。』

 

◆『グループヒーリングありがとうございました。今回は10:00になる頃に両手指先から手のひら中心にずどんと温かく柔らかいものがきました。そのうちに左肩あたりが痛くなり、何かを剥がされているような感じがしました。

 

世界平和の祈りを緩やかに祈っているうちに、大切に思っていながらもうまくいかなかった人間関係のことが頭に浮かび、淋しい気持ち、残念な気持ち、なぜこうなってしまったのか…という気持ち、哀しみが湧いてきました。「ああ、まだ今でもわたしはこんなに執着しているのかな。手放せないのかな…」と思いつつ、林さんのブログに書いてあったことを思い出し、それを眺めていると、それらは流れて行きました。

 

ヒーリングが終わってから眠りに入り、翌朝目覚めると、わたしの中にまだまだ癒やされきらずにある哀しみ、傷ついた気持ちについて、「まだ執着してる、まだ手放せていない」…けれど、それも無理のないこと…と思う気持ちが芽生えていました。これまでは、執着してる、手放せてない、と自分を責めていたかな…でもわたしの中には癒されていないものがたくさんあって、それらは癒されるのを待っている、という気持ちが湧いてきていました…

 

このところ仕事がらみで慌ただしく忙しく、心が落ち着いていないせいか、先週のグループヒーリングの時は自分に向き合う状態になれていなくて、ヒーリングについてもあまり何も感じなかったのですが、今回は、この日ちょうど仕事もお休みで、自分的に好きな場所に行ってちょっとリフレッシュでき、自分の気持ちが自分に向いていたからか、気づきを頂けました。受け取る側の姿勢も大事というのはこういうことですかね。

 

まだしばらくは慌ただしさは続きそうで、自分の心を落ち着かせるのが普段より難しそうですが、だからこそ意識したいと思います。今後もそのためのいい機会とさせていただきます。ありがとうございます。』

少し長い文章でしたが掲載いたしました。

他のご感想は「グループヒーリング」のページ前半に記載しているので、よりご興味あればご覧ください。

ヒーリングのご感想は千差万別なので、上のものがすべてではありません。

中には特に何も感じない方もおられるでしょう(そういう方はたぶんご感想を送る気にはならないと思いますが)。

またヒーリングを受けたときではなく、少し時間が経った後に何かを感じる方もおられます。

これまでたくさんのご感想をいただくにつれ、スピリチュアルヒーリングの世界は不思議だなと感じます。

今回は上記の感想文で赤くハイライトした部分を中心に、補足説明をしていきます。

1:「癒し」はヒーリングを受けると決めたときから始まっている

>今回は時間の少し前からとても眠くなってしまいまして、ヒーリング中に呼吸を数えることができなくなってしまいました。

グループヒーリング自体はメルマガ配信日の22時からなのですが、このように「開始前からすでに始まっている」ケースがあります。

なので、人と場合にもよりますが「開始前から眠くなってしまう」ことがあるのですね。

私はこれを「"遠足は前日の準備から始まっている" 理論」と呼んでいます(笑)

これは「"家に帰るまでが遠足" 理論」と双璧をなす概念でります。

つまりこの場合の「癒し」は自分が「ヒーリングを受けよう」と決めたとき、心の準備ができたときから始まっていると言えます。

物理的には22時になっていないのでグループヒーリングはまだ始まっていないものの、「目に見えない次元」では始まっているのでしょうね。

これは後でもう一度説明しますが、

「根本的に自分を癒すものは自分であり、私のようなヒーリングを行う側(ヒーラー)が一方的に行うものではない」

ということです。

私はただ、ヒーリングという「場」を用意するだけなのでしょう。

2:波動(エネルギー)は目に見えなくとも交流している

>今回は10:00になる頃に両手指先から手のひら中心にずどんと温かく柔らかいものがきました。そのうちに左肩あたりが痛くなり、何かを剥がされているような感じがしました。

>始まってしばらくすると両手を中心に暖かくふんわり重みを感じ、それがお腹あたりを中心に広がり、包まれるようでした。そろそろ終わるのかな、というあたりでその波が引いていき、音楽も終わり、20分経ったのだな、とわかりました。

グループヒーリングは「遠隔」、あえてざっくり言えば「遠いところまで気を飛ばす」かのように行うものです。

遠隔なので千葉県松戸市にいる私の姿は見えません。

だから、ぶっちゃけサボることもできるわけです。

「ちゃんとヒーリングやってますよ!」と言いながら、実は寝ることだってできるわけです(笑)

でも上記のご感想の通り「いまヒーリングが始まったのがわかりました/いまヒーリングが終わった気がしました」というご感想をときどきいただくので、「波動」(エネルギー)は目には見えないけど伝わる人にはちゃんと伝わっていることになりますね。

たとえ目に見えなくとも、交流しようと心に決めたときから、波動レベルではコミュニケーションが生まれています。

なので、私はサボりたいときがあってもサボれないのであります(笑)

私は「すでにお亡くなりになった方へのヒーリング」を承ることもあります。

これは上で述べたことの応用で、たとえその人の肉体はすでに朽ち果てていても「魂として存在している」のであれば、交流しようと心に決めたときから、波動レベルではコミュニケーション、そしてヒーリングが生まれます。

こういう難しいことを言わなくたって、私たちの大半は節目にお墓参りに行きますよね。

それはたとえご先祖の肉体はこの世になくとも、目に見えない魂の次元では交流ができると理屈抜きに信じているから、たとえ表向きは唯物論者であってもお墓参りをするわけです。

3:あなたをヒーリングするのはヒーラーではなく、あなた自身

>グループヒーリングされているのだな、とは思っていましたが、参加しなかったのは、なんとなく、ヒーリングは「する人」と「受ける人」っていう感じで、受ける側は受け身、依存的なイメージで、そういうのってどうなんだろう…と思っていたからです。

この部分はすごく大事ですね。

先ほど

「根本的に自分を癒すものは自分であり、私のようなヒーリングを行う側(ヒーラー)が一方的に行うものではない」

と述べたことがここにつながってきます。

自戒を込めて言いますが、「スピリチュアルビジネス」はともすると依存を生みかねません。

これは昨今また話題になっている「カルト宗教団体」もそうですし、もっと言えば「医療ビジネス」もそうでしょう。

依存させればさせるほど儲かるわけです。

ただ、心理学を学べばわかるのですが、人間の成長や癒しのプロセスにおいては「依存する時期」は必要不可欠です。

親に健全に依存する幼児期を十分に過ごせないと、その後の歩みがハードに傾かざるを得ないのは「毒親問題」を少しケーススタディしてみればわかるでしょう。

ただ、懸念すべきは「ずっと依存させ続ける」ということなのです。

ある程度の健全な依存の時期を経たら、やがて自立する、卒業する時期がやってくる。

病気が直ったら、通院やクスリは不要になる。

あとは人生の節目や定期検診などで利用する程度で十分。

でも、なんだかんだ理由をつけ、ときには甘やかしたり脅かしたりして「依存させ続ける」のが一部のスピリチュアル、宗教、そして医療の中にあります。

おそらく上のコメントの方はそこに真っ当な問題意識をお持ちだったから、今まで敬遠されていたわけですね。

まさに当ブログ【マジスピ(真のスピリチュアル)】の読者さんらしいご立派な態度です。

>わたしが以前受けた遠隔ヒーリングの方は、「受ける側はなーんもしなくていいです。家事しててもテレビみてても何しててもいいのでこっちで時間になったらやりますから」とのことだったので余計にそう感じたのでしょうが…

はい、そういうライトなスタンスでスピリチュアルをやる人を別に否定までしませんが、私のヒーリングでは積極的に参加していただきます。

なぜなら、繰り返しになりますが

「根本的に自分を癒すものは自分であり、私のようなヒーリングを行う側(ヒーラー)が一方的に行うものではない」

からです。

私はあくまで場を提供しているだけ、いわばファシリテーターです。

ファシリテーターとは
「会議や研修などを進行する」「参加者に発言を促す」「話の流れをまとめる」といった役割を担う人のこと。

「受ける側はなーんもしなくていいです」というのは百歩譲ってそれが効果があるとしても、「自分を真に癒すものは自分である」という原則から外れてしまう怖れがあります。

ともすれば、依存を生み出しかねませんし・・・まぁビジネス側の論理としてはその方が「リピートしてもらえる」というメリットはあるのですが、果たしてそれで本当に良いかどうかはそれぞれが判断なさると良いでしょう。

先ほども述べた通り、それが必要なタイミングもあるかもしれませんからね。

このコメント主の方は、心機一転して私のヒーリングにご参加いただいた結果、上記の通りユニークな、そして深い癒しのプロセスを歩むことになったのだろうと思います。

これは私がやってるんじゃないですよ。

その方が自分で自分を癒すことを決めた結果、自ずと起こるプロセスなのでしょう。

こういった体験談をお聞きするのが楽しいから、グループヒーリングはもう200回以上続いているのかもしれませんね。

こうしてブログを1本書きたくなるほどの素晴らしいご感想でした。

感謝いたします。


今回の内容を読んでもしご興味ありましたら、以下から無料メルマガをご登録いただき、グループヒーリングにご参加いただけたらと思います。

ただし今回のご感想のようなプロセスが起こることを過度に期待せず、淡々とお受けになることが吉です。

変な期待を抱くと、裏切られることの方が多いですよ・・・お気をつけくださいまし。

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第194回:運命を拓くには、引き寄せを超えた偶然の中に天の導きを信ずること【星野道夫】https://prism-life.com/podcast_194/Fri, 10 Mar 2023 10:46:42 +0000https://prism-life.com/?p=9966

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※今回の内容は以下のブログで詳しく述べています(https://prism-life.com/hoshino_yu-kyu/)

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身体はスピリチュアルな存在。病や症状からメッセージを受け取ることで、魂の豊かさを深めよう。https://prism-life.com/physical_symptoms/Thu, 09 Mar 2023 07:18:00 +0000https://prism-life.com/?p=9920

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

五臓六腑、爪から髪に至るまで、すべて「魂」である

今回は「臓器の "声" を聞く」という少し奇妙なテーマを扱います。

すでに「無料メルマガ」では先にネタ出しをしていたのですが、いくつか反響をいただきました。

非日常的なテーマなので、先にお声を読んでいただくことで身近な関心を持っていただければ幸いです。

ご感想:「臓器の声を聞くこと」について

◆『内臓の話ですが、以前実は40過ぎてから喘息になった事があり、治らないと言われた後、偶然内臓の気持ちが分かる人に続けて2人会い、自分が身体を痛めつけている事を知り、なんだかんだで治りました。色々振り返るよい機会でした。なので今回のお話すごく分かります。&もっと身体の声を聞こえるようになりたいなと思いました。』
  ↑
身体症状はこれまで声を無視してきたことに対する「強いメッセージ」なんでしょうね。いくら霊とか魂とか言っても、その表現は身体というわけです。

◆『今回の臓器と対話するお話。あまりにもリアルタイム過ぎてついメッセージをしてしまいました。実は私、来月中旬に子宮と卵巣を切除することになったのです。一年ほど前から経過観察だったのですが、いよいよ‥となり。その報告を娘たちにしたところ、次女が「ママの子宮は3人も育てて十分に頑張ったよ。ありがとうだね。」と言ってくれたのです(泣)もちろん私も辛い症状を我慢して温存するつもりもなく、臓器としての機能は十分に果たしてくれたので感謝だなぁと思っていました。そんな気持ちを娘が察してくれたのは驚きであり、娘の成長を感じた瞬間でした。

そんな経緯で、年末に手術が決まってから子宮との対話が始まりました。子宮を意識すると私に体調を教えてくれているのが分かります。今までもこうやって話してくれていたのかなと思うと、気づかなかったことがもったいなくて。子宮に限らず、五臓六腑、体全てが私に語りかけてくれている気がします。この世でお借りしている大切な体。このような状態になって初めて気づきましたが、天命を全うするまで、丁寧に扱っていこうと改めて思う日々です。

私の子宮、最近は冷たさで示すこともあります。拗ねているような、怒っているような‥‥そんな時は「ごめんね」と手のひらで温めます。すると、体も気持ちも落ち着くのです。不思議ですね。』
 ↑
なんと手術前、タイムリーな内容だったのですね。これを公開することで、他の方々へ「臓器と対話すること」の参考、気づきになるはずです。

子宮からどのような「声」が聞こえてくるのか、○○さんなら私が言わなくともお分かりだろうと思います。次女さんの言葉はグッときますね・・・・・・母親ならその1万倍でしょうか!

おっしゃる通り、体は「この世でお借りしている」わけですよね。何のために借りているのか、を考えることが大事だと思います。

いかがでしたでしょうか。

やや難しいテーマなので、以下のブログほどの反響はありませんでしたね。

ただ、何らかの病や疾患を抱えている方にとっては「病とうまく付き合う」ヒントになるかもしれません。

結論から言えば、常識感覚からはこれまた奇妙なのですが、

「臓器もまた一個の"魂"である」

ということです。

私たちの通常の感覚では、この身体全体を「一つのもの」「一個の器」として捉えています。

「ワタシの左手と右足は"自分"じゃないよ」と言う人はまずいませんよね。

髪の毛の先から爪の先までひっくるめて「自分の身体」だと感覚しているはず。

日常会話では「自分の身体」と一言でいえますが、より細分化すれば五臓六腑だけでなく、骨、脳、髪、爪、皮膚、血液、細胞・・・などと分けられる。

スピリチュアルの文脈でも「魂」と言うとき、おそらく身体と精神を一つにひっくるめた「全体」を「魂」と呼んでいるはずです。

ただ「臓器の声を聞く」と言うときは「全体としての魂」ではなく、身体パーツそれぞれに「個別の魂」が宿っていると考えます。

それは個々の臓器を「一個の魂=人格」と捉える立場であり、さらに言えば私たちの身体の内側にある五臓六腑の各臓器は

「内なる他者」

ということができます。

この線で進めば、身体とはさまざまな「内なる他者」が「"わたし"という意思」の元に全員集合しているもの、と言えますね。

現代科学において人間の細胞は60兆個あると言われているので、最も細やかな言い方は、この身体・肉体を持つ"わたし"は「60兆個の魂」の集合体である、ということなんです。

それを普段は「"わたし"という意思」の元に統一しているから、日常感覚では「自分の身体」「わたしの肉体」とひとことで括っているわけですね。

この説明が難しく感じるとしたら、日常感覚からすればやはり奇妙だからでしょう。

でも、普段の意識では「自分」「自分のもの」と思っている各臓器が実は「自分ではない」「自分のものではない」と思わざるを得ない瞬間があります。

どういうときか?

病気をしているとき、何らかの痛みや障害を持っているときですね。

とても簡単な話ですよ。

例えばお腹を壊しているとき、トイレに駆け込みたいのだけど近くにないとき。

この状況はマズいぞ・・・マズすぎる!

やっとこさ決死の思いで駆け込んだコンビニのトイレを目前に安堵したのも束の間、「故障につき使用禁止」の張り紙に、たちまち絶望の淵に叩き落されるとき・・・(笑)

私たちは普段は意識していないけど、実は密かにわかっている真実を思い出す。

「臓器(ここでは腸)は自分のものではないんだ・・・自分の思い通りにはならないものなんだ」と。

これは特に臓器的な疾患を抱えておられる方なら、理屈抜きでわかるはず。

本当に肉体の諸機官が完全に「自分のもの」であるなら、自分の意思でコントロールできるはずですよね。

わざわざ「病になりたい」「臓器を壊したい」という悪趣味な人はいないはず。

でもそうはいかないのは、やっぱり各臓器は「自分のもの」ではなく「内なる他者」だからです。

現に五臓六腑は私たちの意識に関係なく、たとえ寝ているときでも死ぬまで自動的に働いています。

そして、最期は自分の意志では死にたくないと思っていても、やっぱり死ぬのですよ。

こういう事実を考えてみても、身体は本来は「自分のもの」なんかじゃないのです。

かといって完全に「他人のもの」とも言い切れない。

より正確に言えば「自然のもの」でしょうか。

この路線でいけば、「スピリチュアル」あるいは「スピリチュアリティ」とは、自分を超えた大宇宙や神仏といった大きな存在や概念だけではなく、自分の身体もまたスピリチュアル的な存在だと言うことができます。

「身体の内側に"宇宙"が宿っている」とも言えますね。

本当に「不思議なもの」は守護霊や宇宙人やUFOではなく、もっと身近なところにあるのです。

病や疾患と深く対話し、和解することの大切さ

一個の魂である各臓器、また頭痛や関節痛、あるいはまた皮膚系の疾患まで含め、「すべての身体症状は、何らかのメッセージを発している」という視点に立つと、医学的治療の観点とは違う物の見方ができるところが面白い。

上に掲載した2つのご感想は医学的に正しいかどうかはさておき、「身体症状が自分のこれまでの生き方を軌道修正することを教えてくれている」という観点に立ち、その「声」に寄り添った結果、その症状が不思議と緩和されたという事実を教えています(医療行為ではありません)。

もちろん常識的に考えて、食事、睡眠、運動などの当たり前の健康維持の心がけが大切なのは言うまでもありません。

「暴飲暴食して胃腸の調子が悪いんですけど、これって何のメッセージですか?」って言われても、そりゃ「食べ過ぎるな」ってことに決まってんだろーが(笑)

そんな誰にでも明らかなことではなく、それなりに健康には気遣っているんだけど、しばらく体調が思わしくないとき、慢性的な症状が続いているとき、痛みや疾患を抱えている部位の「声」を聞くことが何らかの気付きをもたらす場合があるのです。

当然ですが、「声」といっても何かを実際に「話す」わけではありません。

「声」を聞くというのは、その痛みや疾患が何かを自分に語りかけてきているとしたら、それは何だろうか?と感覚を澄ませることです。

例えば過去の事例として、もう10年ほど原因不明の胃痛に悩まされている方がおられました(これまで複数おられたので、決して珍しいことではないのでしょう)。

そこで「胃の声」を聞くべく意識を澄ませてみたところ、

『もうちょっと人生を楽しもうよ』

という声の感じを受け止めたそうです。

そして、この方にとってその「声」はしっくり来た、と。

「何か我慢の多い生き方をしてしまっているような気がしました」と。

(しっくり来なければ、無理に受け止める必要はありません)

注意点として、「人生を楽しむ」ことが即治療につながるわけではないということ。

ここでは治療法として「臓器の声を聞く」ということではありません。

結果的に症状が緩和されたり治癒されたりすることはあるでしょうが、最も大切なことは「対話をする」ということであり、さらに言えば理解し、和解するということなのです。

特に慢性的な痛みや疾患に対して、私たちは怒りや不満を持っているものです。

これは当たり前のことで、「痛くてとっても有り難い」「しんどいって実に素晴らしい」なんて思う人がいたらかなり危ないでしょ。

できれば健康でいたい、無痛でいたいに決まってますわ。

けれど、臓器でも骨や皮膚などの疾患でも、もし一般的な治療を施しても改善が難しいようであれば、「もしそれが何らかのメッセージを発信しているとしたら、何と言っているだろうか?」と、それを理解し、和解することが一つの心理的、またはスピリチュアル的なアプローチなのです。

くどいようですが、理解、和解ができたからといって「緩和する」「完治する」と言っているんじゃないですよ。

(それを期待するほど「裏切られる」可能性が高いように思います)

緩和や完治はおそらく西洋医学的な「根本治療」「原因除去」の考え方が背後にあると思いますが、ここで言っているのはその価値観とはまた別です。

「病や疾患とうまく付き合う」

「病や疾患から学ぶ」

というように、完治するかしないかではない、別の世界線なのです。

とはいえ病や疾患の「声」をしっかり聞くことができたとき、もう"それ"は「メッセージ」を発する必要がなくなるので、結果的に不思議と緩和や完治に向かうことがあります。

ただ、いくら「声」がしっかり聞けたとしても、依然として病や疾患とうまく付き合い続ける、共存し続けることもあるでしょう。

人情としては緩和や完治を求めるでしょうが、どうなるかはわからない。

なので、こういう価値観や世界観に立つには、普通はやはり一般的な治療ではなかなか難しいケースや医学的には原因不明というケースにぶつかり「もはや為す術がない」という段階に至ることが必要なのかもしれません。

また、私みたいにそもそも西洋医学をさほど信頼していない人間にも、こういうアプローチは向いていると思います(もう病院やクスリからは15年ほど遠ざかっている)。

現に私自身、このブログを書いているときに「右肩がなんとなく凝っている感じがすること」について意識を澄ませていたところです。

特に肩がバッキバキで困っているわけではないのですが、今回のようなブログを書くこともあり、ちょっとした身体症状にフォーカスしてみたわけです。

「右肩の凝り」は、いったいどんなメッセージを発しているだろうか?

 

静かな場所で、目を閉じ、ゆっくり深呼吸をしながら、右肩に意識を向け、右肩が何を語りかけてくるかを、ただ静かに待つこと。決して「何かしゃべったら?」とけしかけることなく、言葉が出てくるのを、ただ静かに待つこと。

 

そうすると、今回は「もっと身体を動かした方がいい」というメッセージを感じました。

 

そのメッセージに対し、「教えてくれてありがとう。また今後もよろしくね」と感謝のお礼を伝えて終わりにします。

こんな感じで、この場合は右肩を一個の魂(内なる他者)として扱っていくのです。

こういうことを初めて見聞きすれば、やっぱり不思議に思うでしょうね。

ただ、知っておいてほしいことは、身体症状に限らず、人生に起こるさまざまな出来事は、特にネガティブに思える出来事であるほど何らかの「強い声」「強いメッセージ」を発している、という世界観に立つことが真のスピリチュアル(マジスピ)を生きることになります。

それに耳を傾ける姿勢のある人にとっては、別に「守護霊リーディング」なんかやらなくたって、何らかの「声」が聞こえてくるでしょう。

「スピリチュアルメッセージ」みたいな大げさなものではなく、ささやかな直感として何らかの「意味」がそこに立ち上がってくるはずです。

それを受け止めることで、すぐさま身体症状が解消されたり苦難が晴れたりすることはないかもしれませんが、スピリチュアルレベルでの「魂の豊かさ」を深めることはできるはずです。

そして、その「魂の豊かさ」の深みに伴い、癒えるべきものは癒え、晴れるべきものは晴れるのでしょう。

※参考ブログ

本サイトのテーマは「マジスピ(真のスピリチュアル)」なので、短期的な健康回復や運気改善などはさほど求めませんが、より長期的な視点、より精神的な視点として臓器の声を聞くこと、身体症状に心の耳を傾けること、という考え方があること、知っていただければと思います。

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第193回:良い運気を引き寄せたければ、むしろ「引き●●」を体得すること。https://prism-life.com/podcast_193/Fri, 03 Mar 2023 10:14:59 +0000https://prism-life.com/?p=9909

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引き寄せの法則は誰でも完璧に使えていることを深く知ると、幸福や運命は100%自分に責任があると気がつく。https://prism-life.com/law_of_attraction_is_perfect/Thu, 02 Mar 2023 05:45:00 +0000https://prism-life.com/?p=9888

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

少し前に「引き寄せ"ない"法則」について話した音声配信を出しました。

今回はこれに関連することで

「あなたはすでに引き寄せている」

「引き寄せは誰でも使えている」

という、いわば

【引き寄せ”てる”法則】

とでも呼べることを述べていきます。


今回の内容はシンプルなので、いつもより手短にまとめます。

スピリチュアル(業界)に興味を持つと、必ず「引き寄せの法則」について触れるでしょう。

このブログを以前からお読みの方は、私もときどき批判的に取り上げているのをご存知だと思います。

いつもの感じだと「引き寄せの法則は、あくまで仮説に過ぎねーよ」ということなんですが、今回は違ったレベルから「実は、引き寄せの法則はある」という話をします。

表面的に受け取ると「あるの? ないの?どっちなの?」と混乱するかもしれませんが、これはあるとかないとかではなく、どういう視点や次元で捉えるかによって変わってきます。

スピリチュアル業界では引き寄せが安っぽい自己啓発みたいに使われるのが個人的に腹立つので(笑)私はときどき悪口を言っているわけですけど、実は深いレベルにおいて引き寄せは厳然としてあるんですね。

一般的に引き寄せに関しては「夢が叶った!」「シンクロ(偶然の一致)が起こった!」「いいことが次々に起こる!」みたいなハッピーな感じで語られることが多い。

また、これとは逆に「ぜんぜん引き寄せられない」「嫌なことばっかり起きる」「運命はワタシを嫌っているのか」というのも、ネガティブな意味での引き寄せとしてよく語られますよね。

※これについては過去のブログや音声配信でも説明したことがあります。

いずれにしても、共通するのは

「引き寄せが、できているか、できていないか」

という文脈で語られることが大半です。

実は、これは次元が変われば、まったく違う見方になります。

もう冒頭で述べたのでお分かりかと思いますが、

「あなたはすでに、すべてを引き寄せている」

マジスピ(真のスピリチュアル)ではこのように考えます。

これを言いたいがために、今までさんざん表層的な引き寄せの悪口を言ってきたようなもんだ(笑)

表層的なレベルでは、夢や願望が引き寄せられた or 引き寄せられない のどちらかのパターンで語られると先ほど述べましたが、マジスピレベルでは

「引き寄せられない現実も、すべて自分が引き寄せている」

と捉えます。

ちょっとわかりにくい表現ですが、「引き寄せられない現実」も含めてすべて自分が引き寄せているから、「あなたはすでに、すべてを引き寄せている」と言えるわけです。

こういうことを言うと、「ネガティブな運命や災難を引き寄せたいと思った覚えはないよ!」と反論する人も出てくるかもしれません。

その通り、ネガティブなことを意図的に引き寄せようと思ったつもりはないんですよね。

ただ「意識」にはいろんなレベルがあるので、もしかしたら私たちにはわからない無意識レベルでの観念が、目の前のネガティブに思える現象を引き寄せている可能性は否定できないわけです。

※これについては以前ブログで説明しました

当ブログでは一般的にふわっとしたスピリチュアルをなるべく論理的に説明しようと意図はしているものの、「どんなものでも、すべて自分が引き寄せている」ということは、言葉だけではわからないレベルの理(ことわり)です。

おそらく、信ずる以外に術はない。

しかし、もしこれを深く深く信ずることができたら、私たちは真実に「神」として生きられるようになるのでしょう。

なぜなら、神とは「創造主」の異名だからです。

「すべては、自分が引き寄せている」という信は、「目の前の現象はすべて自分が創造しているのだ」という創造主(マスター)の立場に立つことを意味しているのであります。

すべては、自分が "望んで" 引き寄せたのだ。

これは別の角度から言えば、どんな理不尽な思える現象であってもすべて自分の意志/意思によって引き寄せていることになるので、それは必然的に「すべてに責任を負うこと」になるわけです。

これ・・・実はかなり厳しいのですよ。

不幸な家庭環境に生まれてくるのも、心身に何らかの障害を抱えて生まれてくるのも、やることなすこと不遇の連続であるのも、人に騙されて莫大な借金を背負うのも、長らく病に苛まれ続けるのも、決して親や他人や社会や世界や神仏のせいにはできず、「すべて自分の不徳の致すところであります」「すべて自分の希望通りであります」と引き受ける覚悟が求められるのだから。

そういえば、以前に「引き寄せより引き受けが大事だよ」と述べたことがあります(このように、過去に発信してきたことが積み重なって今回のブログがあるわけですね)。

そして、もし本当に引き受けられるようになれば、その不幸に見える現象は「自分の不徳の致すところ」という諦めモードから、「人生の大切な学び」へと変容していくのであります。

こういう心がけができたら、私はもはや悟ったのと同然だと思いますね(私はまだほど遠いですが)。

ただ、表面的なレベルで「親は自分で選んで生まれてきたのよ☆」とか「ぜーんぶ自分の思い通りになる魔法の引き寄せ☆」とかスピリチュアルお花畑的に言っているだけでは、まだまだ初級過程に過ぎません。

どれだけ毒親だろうが、どれだけひどい境遇だろうが、「すべて自分が引き寄せている」と引き受けられるためには悟りに近い覚悟が求められるのであって、この覚悟への道のりはまさに「修行」でしょう。

物心つく頃から自分を虐待してくる毒親をも心から拝めるのであれば文字通り「神童」なのであって、99.99999999パーセントの人間は不平不満、恨みつらみを吐きたくなるのが当然の人情ですから、最初からこういう「神の領域」を求めない方がいいですよ。

魂の成熟とは、おそらく「人生の必然性」やその背後にある「宇宙の秩序」を理屈抜きで識ることなのでしょう。

そしてそのとき、私たちは「神なるもの」に対して無条件に感謝を捧げるのであって、これこそあらゆる宗教宗派・スピリチュアルの垣根を超えた「最も素朴なる信仰」なのだと思います。

この次元に立脚するとき、もはや「夢や願望がうまく引き寄せられない」という焦りは夢幻のごとく消えてゆく。

いや、もちろん夢や願望が引き寄せられたら結構なことだと思いますが、もし「引き寄せられないという現象」を引き寄せているとしたら、その夢や願望は真実に己の天命に合致するものなのかどうか、またその成就に対して真剣に取り組んでいるのかを問い直すべきでしょうね。

たいていは見た目キラキラなSNSや虚構のマーケティングに踊らされ、本当はなりたいわけではない自分に、誰かが求めている偽りの自分に、劣等感や無価値感を外側のもの(お金、地位、名誉、いいね!の数など)で埋め合わせようとする自分に飢え渇いているだけではないのか。

それを「夢」「願望」「天命」「ミッション」「ビジョン」「ワクワク」「なりたい自分」などとすり替えているだけではないのか。

だから引き寄せられねーんだろって。

・・・と、最後はまた悪口で締めて終わります(笑)

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第192回【Q&A】不幸や災難を次々と引き寄せてしまうのは、ネガティブな想いを抱え続けているから?https://prism-life.com/podcast_192/Fri, 24 Feb 2023 10:11:32 +0000https://prism-life.com/?p=9870

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大宇宙と深くつながり自分軸を強くするためには、自分の弱さを思い知ること【Q&A】https://prism-life.com/realize_our_weakness/Thu, 23 Feb 2023 07:54:00 +0000https://prism-life.com/?p=9847

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今から半年ぐらい前でしょうか、「無料メルマガ」の中にあるアンケートフォームからこんなご質問をいただいたことがあります。

Q:強くなるにはどうすれば良いのでしょうか?

というシンプルな質問です。

「おぉ、めっちゃざっくりやなぁ・・・もうちょっと具体的な背景を教えてほしいねんけど・・・」と感じつつも、いつかはお答えしようかなと思っていました。

質問者さんはもう質問したことをお忘れでしょうし、背景がわからないのでお求めの回答ではないかもしれませんが、もし読んでいただいてご参考になったらうれしいです。

一応このブログはスピリチュアル系なので、自己啓発でも心理学でもない文脈でお答えしますね。

自分軸を確立するには、大宇宙と深くつながること

まず、「スピリチュアル的な強さ」を得るための結論からお伝えしておくと、

「自分の弱さを深く知ること」

ですね。

もっと言えば、

「いかに自分が愚かな人間であるかを悟る」

ということです。

もうこの時点で、常識的な意味で使われる「強さ」、一般的な自己啓発や心理学で言われる「強さ」とは違うことがご理解いただけるでしょう。

今回の質問者さんの波動(オーラ)を拝見すると、優しい性格でいらっしゃることが感じられます。

私みたいに自己主張が強くて空気を読まない人間ではなく、おそらく周囲と協調して生きるタイプではないでしょうか。

その性格は円滑な人間関係を築くには良いと思うものの、反面なかなか他人にNOと言えない苦しい場面もあるだろうなとお察しします。

あるいは、声のデカいヤツに強く意見を言われると、たとえ自分は違う考えを持っていてもそれを押し殺してしまうような場面もあるかもしれません。

なので、あくまで波動(オーラ)を拝見した上での推測ではありますが、質問者さんの「強くなるには?」という質問には、強くなって他人をコントロールしたいのではなく「自分軸を持ちたい」ということではないかと推測します。

※参考ブログ

本当は波動(オーラ)から得られる情報を過信することなく、背景を言葉としてお聞きした方がいいのですけど、今回はこの推定で進めていきますね。

では話を質問に戻しましょう。

まず言いたいことは、質問者さんの「やさしい性格」は決して弱さではない、ということです。

もちろんある場面においてやさしさは「弱さ」として現れてしまう側面はありますけど、やさしさそのものは質問者さんの良い部分なので、もし「この性格を変えなければ・・・」という思いがあるなら、それは否定すべきものではないと思いますよ。

私の「自己主張が強くて空気を読まない性格」は人間関係においてマイナスとなる場面がときどきありますけど、昨今のような「同調圧力が強い社会状況」においては、空気を読まない方が心理的には健康に生きられるかと思います。

余談ですが、先日ある心理学系のセミナーにリアル参加したのですが、一人だけ「顔につけるアレ」はしませんでした・・・最初の自己紹介のとき拒否する理由をハッキリ述べたところ、表向きは誰からも非難されませんでした。

もし非難されることがあるなら、私はお相手と冷静に議論するだけの知見も姿勢もありました・・・何も反論がなかったのは、おそらく「コイツは面倒くさそうだな」と思われたからなのかもしれません(笑)

ま、裏側では「あいつ、ヘンな野郎だな」と言われているかもしれませんけど、おかげさまでセミナーは「心地良い呼吸」をしながら参加できたのであります。

ちょっと自分のことを話してしまいましたが、たぶん質問者さんからすれば、こんな私は「強い人だ」と見えるのかもしれませんね。

「自分もときには自己主張できる人間になりたい」と思うのかもしれません。

ただ、ここが大事なポイントなのですが、

「私自身は自分を強いと思ってはおらず、むしろ "弱い人間" だと思っている」

ということなんですよ。

これだけ言えば、きっと理解できないでしょう。

というのも、さっき述べた通り、今回のキーワードである「弱さ」「愚かさ」は普通の意味とは違うからです。

ではそんな「弱さ」「愚かさ」とは何かというと、

スピリチュアル的には、果てしなく広く深い宇宙からすれば、私たちは実に小さな存在である

ということです。

つい先日も「レイキヒーラー養成講座」の受講生さんと講座の中で話をしていたのですが、そこで出てきたエピソードは、

「なんで私たちは存在しているのでしょうね」

ということでした。

「レイキ」という目に見えないエネルギーが万物に宿っているなら、そんなものがなぜ存在しているのか。

これは人間の小さなアタマじゃ、いくら考えてもわかりませんな。

これは「存在の謎」という永遠の問いですね。

地球人類はこの問いにいまだ答えを出せていませんけど、ひとつ言えることは、この「大宇宙の叡智」というものは、途方もない世界なのだろう、ということ。

それをスピリチュアル業界的には「サムシング・グレート」、「なんか知らんけど、めっちゃすごいやつ」と呼んでいるわけです。

「強くなるためにはどうすればいいか?」という問いは、いろんなレベルの回答ができますし、そもそも「強さとは何か」という定義も必要です。

その上で私のスピリチュアル寄りな考えは、「強さ」を身につけるには肉体が生きられる時間はせいぜい100年程度であるという認識をはじめとして、宇宙と対比した自分の小ささを知ることから始まる、ということ。

・・・これ、きっと質問者さんが求めている答えではないと思うんですよね(笑)

ただ何をお間違えになったのか私に質問してしまわれたので、かなりズレた回答になっているならご容赦いただければと。

宇宙と比したときの自分の小ささを知るというのは、逆から言えば、大宇宙の果てしない広さや深さを直観したということでもあります。

なぜそれが直観できるかというと、実は私たち人間もまた「宇宙」だからですね。

でなけりゃ、大宇宙の広大無辺さを直観することはできないのですよ。

このとき、私たちが人格を持っているように、大宇宙もまた単なる物質ではなく、何らかの「意志」を持っていると考えるのが自然な流れです(私たち人間の意志とは構造が違うでしょうけどね)。

この「意志」を人格的に何らかの神仏として表現したのが宗教であり、スピリチュアルもまたその流れを汲むものですね。

その意志に寄り添って生きることを、過去のブログでよく言っている通り「天命に生きる」というわけです。

※参考ブログ

人間はその肉体的な存在だけを考えていれば、極めて弱いものです。

ただ「天命を生きる」ようになり、「大宇宙の意志」なるものに寄り添うことができるようになると、不思議と自分軸は確立し、強さを身につけられるのです。

それは使命感を持って生きる人間、「自分はこのことを成し遂げるために生まれてきたんだ」と、たとえカン違いでも信じられる人間の強さを考えてみれば、お分かりいただけるのではないでしょうか。

「この人は使命感を持って生きているんじゃないかなぁ」と思える人、質問者さんの周りに一人ぐらいはおられるのではないでしょうか(もしいなかったら有名人や知識人でもいいですよ)。

そういう人は、どこか「強さ」を持っていませんか。

もし質問者さんも可能であれば「自分はこのために生きているのだ」という確固たる何かがあるといいですね。

深く祈るためには、自分の弱さを思い知ること

ただ、こう言うとこんなことを思うかもしれません。

「そりゃ天命やミッションを生きている人は強いだろうけど、ワタシはそういうのがないから弱いのですかね」と。

確かに、普段のカウンセリングにおいても「自分のミッションが見出せない」というご相談は、決して少なくありません。

それがわかってたら苦労しねえよ、という感じですかね。

もちろん具体的に何か天命や使命やミッションと呼べるものを持っていれば良いのですけど、もしそれがなければどうすればいいのでしょうか。

ここで天命や使命やミッションと呼べるものを持つ目的を考えてみると、もちろんそれを少しでもこの地上世界に実現させることが大切ではあるのですけど、もう一つ大切なことは、

「自分の生命を光り輝かせる」

ということなのですね。

つまり、これは過去もどこかで述べた気がしますが、マジスピ(真のスピリチュアル)的に大切なことは目的を達成するということより、「いまこの瞬間を充実して生きる」ということなのです。

もちろん目的を達成できたら素晴らしいことなのですけど、それとて「大宇宙の永遠の時空間」に比べたら一瞬のこと。

だからこそ、一瞬において過ぎ去ってゆく儚い一生の、この瞬間を充実させて生きる方が現実的なのですよ。

生命を光り輝かせるためには、使命や天命を深く抱くことによって、「大宇宙の意志」と深くつながることです。

ここ、テストに出るところですよ(笑)

解答のポイントは、あえて安っぽく言えば「大宇宙の意志とつながる」ためのツールやテクニックとして、使命や天命というものがあるわけです。

「大宇宙の意志とつながる」ためには使命や天命以外には、過去にかなり詳しく説明した「祈り」があります。

よかったら過去のブログや音声配信をチェックしてくださいね。

世界平和の祈りシリーズ

「有料の講座」もありますよ(宣伝タイム!)

できれば具体的な天命や使命があるに越したことはないのですけど、もしこれからということであれば、「祈り続ける生き方」ができるのなら、それもまた「大宇宙の意志とつながる」ための方法になります。

ただ、祈りってね、めっちゃ地味なんですよ(汗)

だって、1回や2回、いや1000回や2000回祈ったところで、現象は何も変わらないこともありますからね。

また、そう簡単に「強さ」が出てくるとも限らないのです。

近くの神社にちょっと寄ってちょっと祈るぐらいでは、そりゃ何もしないよりはいいけども、実際に人生を大きく変えるほどのインパクトはないと思いますね。

なので、やっぱり愚直にやり続ける意志が必要になってくる。

で、そのために必要な心構えは「マジメにやる」「素直にやる」ということはもちろん大切だけど、本当に重要なのはどうすればマジメに素直になれるか、ということですな。

さあ、今回は短くまとめようと思ったのにまた長くなってますけど、そのために本当に大切なのが、

「自分の弱さを深く思い知ること」

「いかに自分が愚かな人間であるかを悟ること」

なんですよね・・・

「深く」とか「悟る」とか表現しているので、これは普通の意味では使っていませんよ。

「自分は弱い」ことを嘆いたり苦しんだりするのは、普通の人間の感情ですよね。

自分の弱さゆえに劣等感に陥ったり誰かに嫉妬したりするのも、これまた普通のこと。

そうではなくて、さっき述べた通り「自分の弱さ」というのを大宇宙との対比において思い知ることなのです。

この世レベルの弱さではなく、スピリチュアルレベルにおける「弱くて儚い自分」を深く知ること。

劣等感とか嫉妬とかいうのは「この世のレベル」であって、そこに宇宙や天は介在していない。

「この世の誰か」と比較しての弱さではなく、「自分を超えたもの」との対比において、自分の弱さ、小ささ、愚かさを思い知る。

 

この認識が深くなればなるほど、私たちは謙虚になっていきます。

 

弱さが謙虚さに変容していく。

 

この世において社会的強者だろうが社会的弱者だろうが、「神」の御前においては小さき存在なのです。

 

このとき、私たちは深く祈れるようになるのです。

例えていえば、無限に降り注ぐ太陽の光を浴びて、自分を光らせようとするようなもの。

自力だけで頑張って発電して光を灯すより、外に出て太陽の光を浴びた方がめっちゃラクでしょ。

せっかく大自然が太陽さんを遣わせ、私たちに請求書も出さずに毎日で昇ってくれているのだから、それにあやかった方がいいじゃないですか。

ただ、普通の意味で「強い」人間は、自分で何でもできる、自力で何とかできるという自信、いやある種の傲慢さがあるから、何でも自分でやろうとするわけです。

自分が「太陽」になろうとするわけですよ。

この世における某グローバルリーダーの一人が、この前「自分たちは神に代わって人類を統治する」なんてほざいていましたが、こういう野郎は実に傲慢ですね(波動もクソ重たいし)。

でも、自分の「弱さ」を徹底的に思い知った人間は、プライドなく太陽(大宇宙)の光のパワーに心身を寄せることができるわけです。

月がキレイに見えるのは太陽の光に照らされているからで、だったら私たちも暗い星のまま生きるより月になった方がいいじゃない。

そのためには、スピリチュアル的には自分の弱さを思い知ることが必要なのです。

なので、さっき述べた自分のエピソードでは、周囲から見たら私は自己主張の強い面倒くさいヤツに思われるでしょうけど、実は私はビビってるのよ(笑)

変なヤツだと思われたらイヤだなーと思いながらも、変なヤツと思われかねない言動をするわけです。

じゃあなぜ空気読まない言動ができるかというと、祈っているからよ。

だって、顔につけるアレは科学的には百害あって一利もないし、もっと言えば最も被害の遭うのは人生これからの子どもたちだからです。

アレのおかげで、子どもたちの認知機能は世界同時進行で低下しているというデータが次々と出ている。

だからここで自分がアレをしないというのは、すごく長い目で観たら「未来の人類の発展のため」「未来の人類がこれ以上アホにならないため」にやっているという、カン違いかもしれないが自分なりの「使命感」があるからです。

それがあればこそ、私は「空気を読まない強さ」を身につけることができるし、誰も何も言ってこない程度の気迫は放っているのかもしれません。

でもそれは私が「強い人間」だからではなく、むしろ「弱い人間」だからという逆説を、今回の拙い文章で感じていただけたらと思います。


今日のまとめ

真に強い人間は、自分の弱さがよくわかっている。中途半端な弱さで妥協することなく、徹底的に弱さを見つめる強さを持てるよう、天に祈ろう。

******************

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スピリチュアル・占い・宗教に偽善、インチキ、ニセモノが紛れ込む根本的な理由とは?https://prism-life.com/luxury-brand/Thu, 16 Feb 2023 07:21:00 +0000https://prism-life.com/?p=9820

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前々回のブログでは「上っ面で感謝感謝ハッピーワクワク言う人への違和感」について述べました。

前回はその論理的な解説として「言葉と心を一致させることの大切さ」を述べました。

今回はこのシリーズの完結編として、

「スピリチュアル・占い・宗教に偽善、インチキ、ニセモノが紛れ込む理由」

について述べましょう。

こうして批判するのは簡単なんですが、あくまで「自分事」として捉えていきましょうね。

特に今回も「言葉」がテーマなので、出した言葉は自分に還ってくることを肝に銘じて。

(前回、前々回と重複する部分もありますが、大切なことはので復習も兼ねてお読みいただければ幸いです)

上っ面スピリチュアルは表面のオーラはキレイでも、奥のオーラが重たい

表面的なレベルでスピリチュアルや宗教、または自己啓発や心理学などを学んでいるうちに、

「ネガティブなことを思ってはいけない。言葉にしてもいけない」

という『戒律』や『禁止ルール』を、特にマジメな人は自分に課してしまうことがあります。

上っ面で感謝感謝言う人の中にも、「ネガティブな言葉を言ってはならぬ!ワタシは光の言葉、愛ある言葉しか使わぬ!」と誓っているケースがあります。

それで波動(オーラ)が良ければいいんですけど、私が観察すると実際は重たかったり濁っていたりするので、「無理せんでもええんやで・・・」と密かに思うことがあります。

本当は誰かに腹が立っているのに、もっと言えば「あんなヤツ、氏ねばいいのに」と思っているのに、「そんなネガティブなことを思ってはならない、なぜなら自分が学んでいる教えではプラス言葉を使うこと、陽転思考で考えること、『すべては光そのもの』だって教えられているんだから!」と、怒りを抑圧してしまうことがあります。

ただ、誰かに腹が立ったりちょっとした殺意を覚えたりすることは、私たち凡人のリアルな実情。

私なんか関西の下町生まれということもあり、ときおり「あんなヤツ、百回ぐらい氏んで生まれ変わったらええねん、そしたらちょっとはマシな性格になるんとちゃう?」って口にすることがあります(汗)

「スピリチュアル屋」、またスピ業界でよく言われる「ライトワーカー(光の働き手)」として、あるまじき言動でしょうかね・・・半分は冗談、半分は正直に言ってますけど。

ま、あまり良くないとは思うものの、ネガティブな感情を抑圧するよりはずっとマシですわね。

これを『素晴らしい教え』だからと無理にネガティブな気持ちを押さえつけていると、前にも述べた通り「からだの臭さを香水でごまかすことで、逆に何とも言えないブレンド臭になってしまう」という結果になってしまう。

それがたとえ「愛」や「感謝」であっても、表面的な言葉を使う人に対する「違和感」として感じるわけです。

例えば、銀座や六本木なんか歩いていると、たまーに全身ハイブランドに身を包んだ人を見かけることがあります。

その歩き方はマンガに描いたようにオラオラしていて、イカリ肩で風を切っているような感じ。

他にも、高級百貨店の某ハイブランド店で、自分が欲しい服のサイズが欠品していることを理由に「ココの店は品揃えが悪い!態度がなってない!」と大声で怒鳴っている成金みたいな人も見たことがあります。

「いやー令和の時代になっても、こんなアホがおるんやな・・・」と少し驚いたんですが、どうやらいつの時代も沸いてくるようで。

すれ違いざまにそういう人の波動(オーラ)をふと観ると、「ちょっとした小金は持っているんだろうけど、自信ないんだろうなぁ・・・」と感じられます。

ま、こりゃ別に変態的な霊能力がなくたって、誰でもお分かりでしょ?

特に「精神的な高尚な教え」を学んでいる方の中には、そういう人を「嗚呼、いと哀れなる物質主義者よ・・・」と見下すことすらあるかもしれません。

それは上から目線かもしれませんけど、物質世界においてカネにモノをオラオラ言わせる姿は、いかにもわかりやすい「劣等感の現れ」として感じられることは確かでしょう。

なんでこんな前フリをしたかというと、「精神的な高尚な教え」を学んでいる人の中には上記のようなわかりやすい物質主義者ではないかもしれないけど、実は「精神的な高尚な教え」を【目に見えないアクセサリー】のようにブラブラ見せびらかしていることがあるのです。

本人が気づいているかは知らんけど。

「スピリチュアルかぶれ」や「宗教かぶれ」の中に、ときおりこういう人っていませんか?

例えば人間関係でトラブルがあったとき、「あの人は波動が低いのよ!何にもわかっていない!」ってやけに好戦的になるスピ好きおばさん(おじさん?)は、このタイプの可能性が疑われます。

ヘタに知識があるものだから、正直かなりウザい。

鑑定にケチをつけられたら逆ギレする占い師や霊能者もこのタイプでしょうかね。

人々の面前で「オマエは何もわかっていない!」と特定の人をこき下ろしてしまうスピ系リーダー、宗教講師なんかもこのタイプかな(家庭がうまくいってなさそう~。実際に「家庭の波動」も観ちゃうけどね)。

私は職業柄いろんな人にお会いしたり遠隔で波動(オーラ)を観たりしますけど、特に宗教やスピリチュアルをやっている人の中で、最初は人当たりが良くて前向きにコミュニケーションが取れるものの、そのうち小さな衝突がきっかけですごく感情的になり、その後かなり面倒になることがありました。

カウンセリングでもそういうご相談をいただくことがあります。

そうして豹変する人って不思議だなー、どういう精神構造してんだろーなと疑問に思ってずーっと波動を観察しているうちに、表面のオーラはそれなりに整ってはいても「奥のオーラ」には不調和なエネルギーが隠れているパターンを発見しました。

本人はマジメに実践しているつもりだから気がつかないし、それどころか「妙な自信」を持っていることすらあるのですが、実は上っ面でしかやっていない。

それは前回述べた「言葉と心の不一致」、本当は怒っているのに怒っていないフリをする、本当は悲しいのに悲しくないフリをする、そこで「私は大いなる愛です!光です!感謝です!」と”香水”をぶっかけてしまう。

これが「精神的な高尚な教え」を【目に見えないアクセサリー】のようにブラブラ見せびらかしてしまう、ということですね。

こりゃ実に厄介なんだな。

エゴはスピリチュアルを劣等感、功名心、競争心を隠す手段として利用する

全身ハイブランドで、やけに大きなブランドロゴをオラオラ見せつける姿は誰でも見りゃわかるし、品がないのはすぐわかる。

でも、精神的な高尚なる教えとやらを「目に見えないアクセサリー」「香りのない高級香水」として全身に「隠れハイブランド」としてまとう姿は、実はその底には劣等感や功名心、競争心が隠れていることが多いんですけど、目に見えないから自他ともにすぐに見抜けないのが厄介なんですよ。

上っ面で「愛の言葉」「光の言葉」を唱え、心と言葉を一致させていない人の中には、こうした「隠れたエゴ」が潜んでいることがあります。

この場合、波動(オーラ)で観るとショボいことが少なくないですね。

ただしさっきも述べた通り、オーラの表面はツルンッと整っている場合もある(奥まで注意深く観ると重たいこともある)ので注意ですね。

こういうヤツと人間関係がこじれると、マジでウザい。

おいおい、「すべては自分が引き寄せている」という日頃オマエがほざいている尊い教えはどこへ行ったんだい?

このあたりの見極めは、私みたいな変態でない普通の人は人間関係の体験の中から「人を見る目を養う」ことです(私にしても主にこれまでの友人関係や営業マンとしての社会人経験などがベースになっていますよ)。

ま、前々回、前回のブログで「メルマガ読者さんの声」をたくさん載せましたけど、どうやら多くの人が「上っ面の言葉を使う人への違和感」を感じておられるようですから、ある程度の観察力があれば大丈夫かと思います。

「無料メルマガ」ではブログの内容を先出しすることもあり、ご感想をいただきながらブラッシュアップしていきます)

せっかくスピリチュアルや宗教をやっているのに、それがエゴをカモフラージュする手段として利用するのはまさしく「エゴの戦略」なんです。

それを見抜くのがマジスピ(真のスピリチュアル)なわけですが、初心者のうちは見事に取り込まれてしまうわけだ。

(いやー自分も本当にできているかわからんけど・・・)

本当に言葉と心が一致するようになったなら、「心にもないことは言わない」わけだから、その言葉には力が宿り「言霊」と相成り、それが運命を動かし、実際に現象は変わっていく。

本当にできているかどうかは「現実」が教えてくれますよ。

こういうことの、ある種の「怖ろしさ」がわかってくると、軽々しく「愛してる」とか「感謝感謝」とかは言わなくなるのであります。

沈黙は金なり。

たとえ言葉に出さずとも、その思考はすでに何らかの波動を発している。

スピリチュアル初級コースで飽きるほど「ツイてるツイてるツイてるー!」って周りから密かにキモいと思われていることを知らずに言ってきた、そのことに死ぬほど恥ずかしい思いを味わったなら、次は自分の心を深く観照する習慣を持ちましょう。

(ここでは「観察」でなく深みを感じる「観照」の語を使います)

そういう心がけなしに、他人に対しては「愛」とか「ゆるし」とか言っていても、実は、自分のことは愛せていないのではないか?

実は、自分のことは、ゆるせていないのではないか?

だから、それが人間関係のトラブルとして現象化してしまうのではないか?

本当は他人のことも愛せないし、ゆるせていないのかもしれない。

本当は怒りがあるなら、「あぁ、いま怒っているんだね」と自分が自分に対して「無条件の共感」の想いを届けることが、本当に自分を愛することであり、ゆるす第一歩ではないでしょうか。

最初から「愛一元」「感謝一元」というのは、あまりに理想が高すぎやしませんか?

ただ、それが美しく輝いて見えるあまり、それに無理に合わせようとするのだけど、だからこそ宗教やスピリチュアルには偽善やごまかしが出てくるわけですよ。

ともかくまずは「言葉と心の一致」、つまり自分に正直になること、どんな感情が湧いてきても、それをただ認めることから始める必要があるわけです。

エゴを消そうとするのは無理な試みで、エゴとうまく付き合っていくことが大切なのですね。

別に悟らなくたっていいから。

ここに逆説があります。

そうして自分の弱さを知っている人、受け入れられる人が本当は「強い」のであって、波動も輝いているわけです。

逆に、いくら強そうに見えても、自分の弱さをごまかしている人は本当は「弱い」のであって、実は奥のオーラが重たい場合がある。

繰り返すけど、そういう人が「スピリチュアルな高い教え」を「キラキラだけど目に見えない衣装」や「香りのない香水」として全身にハイブランドのようにまとう。

いわゆる「キラキラ系スピリチュアル」の中には、こういう人もいるので注意です。

せめて、自分は自分の弱さを素直に認められる人間になろうと願うこと。

それをごまかしてはならない。

スピリチュアルの教えの中に

「最初から"罪"など存在しない」

というのがありますが、こういうのを瞑想しながらとっくりと熟考してみることですね。

※参考音源

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第190回【ヒーリング体験談】癒しのプロセスがもたらす、治る・治らない以前に大切な「いのち」の学びhttps://prism-life.com/podcast_190/Fri, 10 Feb 2023 10:18:21 +0000https://prism-life.com/?p=9805

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「言霊の力」で運命を変えるには?ハートチャクラを開くのに特殊な方法は必要ない。https://prism-life.com/unity-of-mind-and-speech/Thu, 09 Feb 2023 13:43:44 +0000https://prism-life.com/?p=9760

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

前回は

「なぜ感謝・ありがとう・おかげさまといつも言葉にしているのに、波動(オーラ)がイマイチな人がいるのか」

という、図星な人にとってはイラッときたり落ち込んだりするだろう内容をお届けしました。

(これは私にも当然問われることなので、決して他人事ではないですよ)

そうやって感情的に反応する人は自覚があるのでまだ改善の余地があるものの、最も厄介なのは波動がショボいにもかかわらず「自分はできている」とカン違いしているパターンですね。

(スピ歴・宗教歴の長い人、またはスピ系や講師や宗教団体の幹部にときおり見られます・・・おっと、自分もそうかも!)

ただカン違いで運命は好転していかないので、そこは謙虚に現実を見つめてゆく必要があります。

さて今回は前回の続きとして

「言葉と心を一致させることの大切さ」

について説明していきます。

もうこのタイトルだけでほぼ結論なので、時間に余裕があればこの先続けてお読みいただければと思います。

ワンネスやアセンションを本気で信じていますか?

前回のブログでは「無料メルマガ」の読者さんからいただいたご感想の一部を転載いたしました。

前回載せ切れなかったお声を以下に紹介しましょう。

メルマガにいただいたご感想の一部

(矢印↑は私のコメント返しです)

◆『「感謝アピール」は依存心というものにちょって似ているなと思いました。感謝の気持ちを表して後は天や宇宙におまかせ!的な…。同時に、アピールはしていないものの、祈っているだけで努力が足りない私もそうだなとドキッとしました。祈っているだけではダメ…、次回も楽しみにしています』
  ↑
やはり深く自問自答できない人は、何を学んでもあまり身になりませんね。まさに「スピリチュアルごっこ」です。今回の「感謝アピール」もそうですね。

◆『波動というのは本人が見ないふりをしている不安や怖れまで伝えてしまうのだと驚きました。でもそういう世界、私は嫌いではないかもしれません。もちろん自分で気持ちをかくしておきたい時もよくありますが(笑)。言葉だけつくろえばいいと思っている人たちを見ていると、人間が二重に見えてしまうようできついと感じることがよくありました。波動で伝わる世界はシンプルですね。』
  ↑
心理学では「二重拘束(ダブルバインド)」というのですが、例えば「顔は笑ってるけど、目は笑ってない」という【分離感】が、『人間が二重に見えてしまうようできついと感じる』わけです。ただ、そういう人はどこか怖れや不安を抱えているので、それを冷静に観ることができれば、さほど巻き込まれずに済むかと思います。

◆『「感謝!」ばかりでなく「優しい~♪」とか「素敵」とか言うのを聞いて鳥肌立つくらい嫌になることもあったりしてましたが、いろいろ「違和感」だったんですね。わかってよかったです!

音声ながら聞きが得意でないので「音声ラジオ」あまり聞いてなかったのですが、ブログなどにはない面白いことが聞けるのに気づき、こちらも楽しませていただいています。林さんの正直な感じが気持ちいいです』
  ↑
何気ない女子トークであれば「心にもないことを言う」のは一種の社交辞令かもしれませんが、大切であるはずの「愛」や「感謝」までその調子だと、おそらく深く人生を生きることはできないと思いますね。あと音声ラジオのご視聴ありがとうございます。「愛と光のスピリチュアル屋」にあるまじき「アホ」とか「ボケ」とか口にしてしまう回もありますが(汗)よろしければごひいきに。

◆『私の母は、いつも温泉とか行くと「あ~幸せ」と言いますが、自分に言い聞かせてる感じで全然幸せそうじゃないなといつも思ってました。また覆い隠してるネガティブな感情と向き合うのと、身体で感じるの大事ですね。』
  ↑
なかなかクールに観ておられますね。本当はネガティブな感情をしっかり体験した先に、無理のないポジティブな感覚が湧いてくるはずなんですが。それにはおっしゃる通り、身体で感じることが大事なわけで、言葉と心の一致もその一つです。そういう機会は意識しないとなかなか得られないので、先日ご参加いただいたワークショップのような取り組みがあるわけです。

◆『感謝感謝の被害者の会コメント欄がおもしろかったです。私も含めてみなさん、被害にあっているんですね。振り返ってみても、そんな人が何人か思いだせますし、イライラモヤモヤも思い出す。と、同時に昔の自分の言動も見透かされていたと感じ、やるせない思いもあります。子供の頃から自己肯定感が低くて、周りに合わせるようになっていたので。この場では、こう言うべきだな。このメールの返信はこうするべきだな。と、人の顔色を覗うような対応になってました。そんな人も多いと思います。こんな自分じゃダメだな。もっと明るい性格に変えなきゃと、そんな風にいつもダメ出ししてました。人前で演技してた自分に気づいたので、本音を言う練習を始めました。まだ、現実は変わらないけれど、自分軸がぶれないようにしたいです。』
  ↑
かなり体育会系的トレーニングではありますが、「嫌われても構わない」「嫌われても大丈夫」「嫌われても私の価値は失われない」という心の中のセルフトークを1日100回・100日(もしくは1日500回・20日)繰り返すという方法があります(汗)松岡修造的なやる気があれば取り組んでみてください。それは「本音を言う練習」にも通じるかと思います。

「無料メルマガ」ではこの通り、いただいたメッセージにコメント返しをしています)

これらに共通するのは

「感謝感謝と口先で言っている人、マジで違和感あるわ・・・」

という感覚です。

これをもう少し論理的に言うと、

【言葉と心の分離】

なのであります。

これ、口先では「ワンネス」などと言っているのに、肝心の言葉と心が「ワンネスになっていない」という笑えない話なんですよ(いや、スピリチュアルジョークとして笑ってもいいかな)。

わかりやすく言えば「心にもないことを言っている」か「浅いレベルで言っている」ので、いくら「ありがとう」と百万回言っても本来の感謝が伝わらない。

ただ、それを聞いた私たちは「感謝は大切なものだ」と思っているため、相手からの表面的な謝意でも無下には扱えず、結果的に「何となくモヤモヤを抱えてしまう」ということなのです。

私なんか口が悪いので「うるせーよ、上っ面なら黙っとけ」とでも言いたくなるのですが、一応は大人なので軽く受け流しています(^_^;)

余談ですが、過去に「林さんのお考えは本当に素晴らしいです!今度ぜひカウンセリングを受けたいです!」と言いながら、もう何年も過ぎたり、気がつけばメルマガ登録解除されたりしたこともあります(汗)

もちろん気が変わることもあるだろうけど、だったら最初から言わんかったらええのにね・・・

こういう人の波動(オーラ)や、もっと言えば「想念波動」(思考や感情のエネルギー)を観ていると、本当に「心にもない言葉」を吐いているのが感じられるのであります。

テメー、上っ面なの、バレてるぜ・・・

(※私は相手の具体的な思考までわかる大能力者ではありませんが、その波長や傾向ぐらいは「お名前だけで」わかります。ときおり「何でもお見通しなんですよね・・・」と過剰にビビられることがあるので補足しておきます)

ただ、こういうケースは日々の人間関係において「社交辞令」としてありますよね。

もちろん「何でもかんでもホンネで話せ」というのはしんどいですし、「上っ面」だからこそ例えばビジネスの交渉の場では円滑に話が進むこともあるわけです。

私もサラリーマン時代は営業マンでしたから、このあたりはわかっているつもりです。

ママ友がホンネで「ありのままに」「ホンネで」話し合うようになったら、相当マズいと思います(笑)

また延々と面白くない同じような話を繰り返す年輩の親や親戚の自慢話や昔語りも、とりあえず「うんうん」「そうか~」「なるほど~」「確かに!」とテキトーに相槌を打っておけば相手はそれだけで満足するものです(笑)

ただ、これが浮世でなくスピリチュアルな世界であれば、言葉と心を一致させることは初心者レベルから脱却するために必要な心がけになります。

スピ好き同士の内輪トークで「ワンネス」とか「アセンション」とか言っている分には気持ちいいかもしれませんが、本当に「高次元波動」でいたいならその沼から抜け出しましょう。

言霊の力で運命を拓く

この【言葉と心との分離】というのは、言い換えれば「アタマで言葉を話している」ということであり、「ハート」から話していないのですね。

こういう人たちは文字通り「胸のハートチャクラ」が開いていないのですよ。

(ハートチャクラは胸の中心にあるエネルギーセンサーであり、主に愛情を司る場所です)

ここがあまり開いていないので、感謝の言葉が上滑りして聞こえたり何となく冷たく聞こえるわけですね。

難しいのは、このことになかなか自分で気づけないこと。

ある程度の繊細さを持っている人なら、「いま自分は、心にもないことを言っているな・・・」という違和感を自分で感じるもの。

だから「HSP」や「繊細さん」と言われる人たちは、この濁った世を生きるのが大変なときもありながら、同時に「正直さ」を保って生きられる側面もあるわけです。

ただ、決して少なくない人が、あまり「言葉と心との不一致」に気づけないでいます。

つまり、内側の「心の声」を深く聞けない状態にあるわけです。

それはなぜかというと、これはしょっちゅう言っていることですが、「自分の内側に深く寄り添う習慣」を持っていないからですね。

現代社会ではスマホやテレビを見ると、いろんな情報が押し寄せてきます。

それを左脳で処理しているうちに、文字通りアタマでしか考えられない傾向が強くなってくる。

しかも今は例の感染症に顕著な通り「意図的に歪められた情報」が大手を振って歩いているので、さらに拍車をかける。

また、何かと忙しく次から次へと仕事やタスクが立てこもってくると、その処理に精一杯で「本当はしんどい」「本当はすごいイライラする」などの心の声を塞ぎがちになってしまう。

そうなると、言葉と心が分離しがちになって、「自分は、本当は何を考えているのかわからない」という状態に陥るわけです。

また、これが最も大きいかもしれませんが、「スピリチュアルごっこ」に興じることでエゴが満足するのもありますね。

「自分はイイコトをしてますわよ」的な。

(あるいは今回は詳しく言いませんが、無意識に感情を抑圧して生きているからでしょう)

前回のブログでも述べた通り、「ポジティブな言葉を使う」のは初級コースに過ぎない(だからこの手の書籍やYouTube動画が出回っている)わけです。

それらを「言霊」と称して、スッカスカの言葉をもてあそぶ。

それらを「天国言葉」と称して、実は「脳内だけが天国」だったりして・・・

まぁ百歩譲って「脳内天国」でもいいかもしれませんが、その波動(オーラ)を観てもキレイじゃないことが少なくないから、ちょっとなぁ・・・と感じるわけです。

バカみたいに単純な話であり、かつ決してバカにできないことなんですが、

・思っていること

・感じていること

・話していること

を一致させていくのは、実は結構な心のトレーニングなんです。

「自分は心にもないことを言っていないか?」

「言葉と行いを本当に一致させているか?」

昔から「言行一致」と言われる通り、実はかなり難しいことなんですよ。

そして「言行一致」の前提となるものは、「言葉と想いの一致」なんです。

よく言われる「言霊」というのは、「言葉と想いの一致」の中からしか生まれません。

私は「音声配信」もやっているので、「言葉と想いの一致」ができているかどうかは、聴き手の方にバレやすいリスクを背負っています。

ですから、決して他人事ではない話。

それはともかく、本当に「高次元波動」とやらに生きたいと願うなら、「うれしい」と言うときは本当にうれしいかどうか、「たのしい」と言うときは本当にたのしいかどうか、

そして、「かなしい」ときは、本当にかなしいかどうか・・・

自分の言葉を自分で噛みしめていく心がけが必要なんです。

こう言うと「『かなしい』はネガティブだ」と言われるかもしれませんが、かなしみを正面から感じられること、そしてそれを素直に表現できることは、決してネガティブではありません。

これはまた別の機会に詳しく言うと思いますが、かなしみをまっすぐ感じることのできない人に、

「慈悲」

という「かなしみをいつくしむ」本当の意味での愛は持てず、さっき述べたハートチャクラも開かないのであります。

一般的なスピでは「『かなしい』はネガティブだ」でいいかもしれませんが、マジスピ(真のスピリチュアル)においては、かなしみはむしろ「魂を深める糧」としていきます。

ハートチャクラを開くのに、特殊な瞑想や秘術は必要ない。

そんなスピリチュアルオタクが好みそうなことは不要です。

それより文字通り、ハートをオープンにする、つまり言葉と心を一致させる習慣を続けるだけで良いのです。

(かといって、もちろんネガティブな言葉ばかりと一致させてもダメですよ)

まぁ難しいのは承知の上、だからこそ「言葉と心を一致させること」は重要なんですよ。

そのようにして、決して簡単ではないが「言霊」を発することができるようになってくると、その言葉の通りに現実が動いていく可能性が高くなっていくので、そうなるとことさら「引き寄せ」なんか意識しなくても良くなるのです。

「引き寄せ嫌い」の私としては、こっちの方がウソや欺瞞がないので好き。

ここまで述べればもう蛇足でしょうけど、例えばスピ好きな人が「ワタシ、すごいワクワクするぅ~!」ってハッピーミラクルな感じで言っていても、その言葉を聞いた私はむしろ不安や恐怖を感じることがあります(汗)

それは、そのご本人が本当は不安や何らかの怖れを持っているからです。

波動(オーラ)を見りゃそれがさらにわかるのですけど、ご本人は表面的な「ワクワク」を演じているに過ぎないのですね。

本当は、その不安や怖れをしっかり自覚することが最初のステップなのです。

「そんなのはネガティブだから~」じゃないんだっつーの。

そうやって「これはネガティブだから~」って自分の内側の一部を否定することこそ、真のネガティブなのですよ。

この否定から【分離感】が生まれるわけです。

スピリチュアル業界では『これからの世界は、分離から統合へシフトする』なんてカッコいいフレーズがありますけど、それを本当に実践していくためには、ポジティブとかネガティブとかは横に置き、まず自分の内側に寄り添う素直さ、正直さが必要なのです。

「世界を変える」とか「アセンション」とかいいから、まずテメー自身をなんとかしましょう。


今日のまとめ

・真の「言霊」は、言葉と心を一致させる営みの中から、自ずと生まれてくる。

・「形(言葉)から入って、心に至る」だけで満足せず、「心から入って、形(言葉)に至る」という次のステップに進もう。

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なぜ感謝やポジティブ言葉を実践しているのに、上っ面なまま運勢が良くならないのか?https://prism-life.com/positive_word/Thu, 02 Feb 2023 07:31:00 +0000https://prism-life.com/?p=9725

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回のブログはタイトル通り、

「なぜ感謝やポジティブ言葉を実践しているのに、上っ面なまま運勢が良くならないのか?」

以前「無料メルマガ」で出した文章がベースになっているのですが、予想に反してとても共感をいただいた内容です。

もし本エントリーを読んでいただいて

「イラッとした」

「胸にグサッときた」

「落ち込んでしまった」

方は、おそらく "図星" だと思いますので、こっそりひっそりご参考にしていただければ幸いです。

別に責めているわけではなく、私自身も未熟な人間ですから「一緒に学んでいきましょう」というスタンスですよ。

なぜ感謝が習慣のはずなのに波動・オーラがショボいのか?

感謝をどことなくアピールしているように感じる方、あなたの周りにおられるでしょうか。

例えば、

「もう生まれただけで感謝なんですよ」

「生かされているだけで、あぁ有り難い有り難い」

「やっぱり人生は感謝、感謝、感謝の連続だよね」

と普段から言っているような方は、周りにおられますか?

それともあなた自身、もしかしたらそうでしょうか?

スピリチュアル好きや何らかの宗教をやっている人の中に、ときどきこういう人がおられませんか?

・・・いや、別にダメと言っているんじゃなくて、もちろん良いことなんですよ。

不平不満をグチグチ吐くより、よっぽど良いに決まっている。

明るい言葉、朗らかな言葉、イキイキとした言葉、勇ましい言葉の口ぐせを習慣にすることの大切さは、スピリチュアルや宗教に限らず、心理学でも自己啓発でも共通にして語られることです。

今から20年ぐらい前でしょうか、もうお亡くなりになったようですが、佐藤富雄さんという医師の方がおられました。

この方が「口ぐせひとつで人生は変わる」といったタイトルの自己啓発書を数多く出してベストセラーを連発していたらしく、私もかつてその中の2、3冊を読んだことがありました。

それだけポジティブな口ぐせは大切なことですし、私も以前スピリチュアル業界で有名な斎藤一人さんが提唱された「天国言葉」や小林正観さんの「う・た・し」(うれしい・たのしい・しあわせ の頭文字)についてブログを書いたこともあります。

また、少し前にはやはり祈り言葉(世界平和の祈り)についてかなりまとまった説明をいたしました。

世界平和の祈りシリーズ

もちろん祈りもまた大事な実践ではあるんですが、今回はその注意点を述べます。

もう一度断っておきますが、別にポジティブな言葉がダメって批判しているんじゃないんですよ。

ここ、カン違いしないでほしい。

けれども、ここが不思議なところなんですが、

・すごくポジティブな言葉を言っているのに、言葉では「感謝」や「ありがとう」を言っているのに、なぜかポジティブなエネルギーが伝わってこない・・・

・それどころか、なんだか「変な違和感」すら覚えることもある・・・

そんなことはありませんか?

人の波動(エネルギー)を観る専門家としての立場から言いますと、「感謝の波動」って本当はすごく良いもののはずなのに、なぜか感謝感謝っ!言っているほどその人の波動(オーラ)は輝いていない・・・ということがあるんですよ。

中には、ありがとうありがとうっていつも言っている割に、それほど運命運勢が良くなっておらず、人間関係のトラブルや不和をどこかで抱えている、なんてケースもあります。

あなたの周りのスピリチュアル好きや宗教団体に所属している人で、こういう「不思議な人」はおられませんか?

私は何人か実際に見たことがありますし、たとえ会わなくともいつも「音声配信の冒頭」で言っている通り「お名前だけで」波動を拝見してしまうので、さらに観ています。

これはいったいどういうことでしょうかね?

スピリチュアルや宗教ではどの流派や宗派も「感謝が大事だ」「感謝は光だ」と教えているはずですが?

・・・こういう方はおそらく「真面目な人」が多いと思います。

教えをご自身なりには実践しているはずなんですね。

けれども、実は「表面的」であることが少なくないようです。

本当は不平や不満をそれなりに抱えているにも関わらず、感謝感謝って無理に上書きしようとしている感じがある。

それを他の人はどことなく察するので、なんだか「妙な違和感」として感じることがあるわけです。

これ、実際にメルマガのご感想として多くいただきました。

以下にその一部を掲載しましょう。

「無料メルマガ」では毎回こういうコメント返しを行っていまして、参考になるというお声をいただいています)

メルマガにいただいたご感想の一部

(矢印↑は私のコメント返しです)

◆『「感謝感謝言うてる人」へのなんとも言えない心地の悪さ、違和感をここまで的確に言葉にしていただいて、感謝します(笑)そうそう!と膝を打ちました。本当の意味で、自分の頭で考え、言葉にすることを続けてこられているからなんだろうなぁと思いました。』
  ↑
あとは波動を観察しているのもあるでしょうね。結局、言葉と心が一致していないということではないでしょうか。特に宗教をやっている人の場合、油断すると教えが形骸化することに気をつけないといけません。

◆『今日のメルマガ、すごくわかります!可笑しくて笑ってしまいました。「感謝しなくては」と力が入っている人にどうして違和感を感じるのかな?と以前から不思議に思っていたのですが、納得しました。波動が感謝になっていないのですね。波動は正直ですね。林さんのお話は正直で人として無理がないところが好きです。』
  ↑
想像以上に共感が得られてびっくりです。もちろん不平不満ばかりも良くないのですが、表面的な感謝感謝も何だかなぁ・・・というところですね。個人的には、あまり口先では感謝感謝言わない方が良く、その人の雰囲気から醸し出されるようなのが理想だと思います。

◆『感謝の件、めっちゃわかります!感謝してるフリをして、ネガティブな感情押し込めてる人めちゃくちゃ多いと思います。特に親に対して。。。その辺りに関しても自分も記事書いてます。勘違いしてる人多そうです〜。』
  ↑
感謝したフリは底の浅さがバレますね。実際に両親に感謝してます的なことを言うてる割に、実は怒りを持っている人はいますよね。無理しなさんな、怒りは怒りでええねん、と言いたいです。

◆『今日の午前中、ふと今までを振り返り、「学生時代も社会人になってからも、周りに合わせようと努力して結局誰とも、つながれなかったな。努力のベクトルが違ってた。これからは、自分の好きな様にやっていこう。」と改めて決心したのでタイムリーな内容でした。感謝自慢はしていないけど。表面的なのは、見抜かれてしまいますね。』
  ↑
どれだけ良いことでも、表面的なことは見抜かれるんですね。ただ問題は「自分が上っ面でやっているだけ」ということに気づけないことにあります。今週のブログもそれがテーマでしたけど、自分で気づくというのはなかなか難しいのですよ。

◆『いま会社内で「感謝し、感謝されるコンプライアンスを作ろう」というプロジェクトが動いているのですが、マジでウザいです(笑)「サンクスカード」というメールシステムを作って、スタッフ同士で感謝し合う仕組みを作っているのですけど、制度にするんじゃねーよ、と思います。逆に息苦しいです。。。』
  ↑
さすが上場企業(笑)頭でっかちな人たちがやりそうな仕組みですね。お礼を伝えるのは仕組みじゃなくて直接やればいいのにね。私ならその制度は一切使わず、従来どおり足と手と口を使って、ちょっとしたお土産も添えて伝えるでしょう。結局それが一番伝わるんですから。

◆『今回のメルマガ内容、まさにちょうどモヤモヤしていたことに通じていました。感謝自慢もそうなのですが、このところ関わる方で、「ありがとうございますぅ」とやたらよくおっしゃる方なのですが、その方から「ありがとうございますぅ」と言われた時になんだかとてもモヤモヤすることがあり、、モヤモヤする自分は素直じゃないのかなあ、あっちはいい人なのにわたしは嫌なやつかな、意地悪さんかな…とモヤモヤが加速しておりました。このモヤモヤは違和感だったんですね。言ってる言葉と思ってることが違うんですね。なんだか納得…と同時に、ちょっと怖いなあ…と思ってしまいました。』
  ↑
その人の波動を観ると、なかなか重たいですな。それがきっちり伝わっているんでしょうね。ただ「あっちはいい人なのにわたしは嫌なやつかな、意地悪さんかな…とモヤモヤ」という自制が働き、なかなか言いにくいことではあります。こういう人が宗教やスピにかぶれていると、かなり面倒ですよ。自分は「いいこと」をしているつもりなので。

◆『今回のメルマガ、ぐっと私の心にせまるものでした。宗教やスピリチュアルやヨガ、様々な興味あるものに参加すると、必ず感じる違和感が、今回のメルマガの内容そのものでした。文章を読んでいて、「そうなんですっ、私の感じていた違和感そのものです」って、叫びました(笑)「感謝する気持ち」は、人に言わずとも、どう生きているか、何を思って生きているか、それが波動となって現象に反映されているんじゃないのかな、と思っているので、「感謝、感謝!」とか周囲に言い回らなくても大丈夫だよ~、と言いたい気持ちになってしまう私です。』
  ↑
こうして初コメントを思わずしてしまうぐらいの共感を得られた「意外な結果」にうれしく思います。表面的な言葉で感謝感謝ハッピーミラクル言っているうちは、まだ初級コースです。多くのスピリチュアルはこのレベルで止まっているので、おっしゃる通り「人に言わずとも、どう生きているか、何を思って生きているか、それが波動となって現象に反映」されなければならないわけです。ただ感謝感謝言ってる人に「うるせーよ、黙っとけ」とはなかなか言えないので(笑)それが違和感になるんでしょうね。

◆『私がメルマガでこれ自分のことだわーと思いながら読んだのは、第208回〜210回の感謝自慢から、言葉と心を一致させること、エゴを否定することは…などの話のことでした!

多くの人からそのモヤモヤわかるって共感の反応があったという内容を読んで、思われる側を頑張ってしてたであろう自分は(友人に指摘されたり、ちょっとの自覚ありで)胸を痛めながら読んだって流れです。承認欲求の話もわかりやすくて自分的には成長の段階に合わせて自分にかける言葉も変えてくってところがそうだな、と思いました。話題に取り上げて、丁寧にご連絡までくださってありがとうございました。』
  ↑
前回の音声配信の最後のコメント返しに対し、さらにご感想いただきありがとうございます。

※その音声配信
https://prism-life.com/podcast_187/

なるほど、胸に響いたのは「感謝自慢(心と言葉の一致)」の話だったのですね。私も含めて、他人の言動の深浅はよく見えても、我が身のことはなかなかわかりにくいし、わかったとしても認めたくないものです。でも自分事としてしっかり受け止める謙虚さがあればこそ「胸を痛めながら読んだ」のではないでしょうか。

そういえば私もサラリーマン時代に「お前は言葉が軽い」と当時の上司に言われたことを思い出しました。そうやって指摘されたり周囲の反応から気付かされたりする機会は有り難いですね(そのときの私はアホだったので反発したかもしれませんが)。そういう場面になると(図星ゆえに)逆ギレしてしまう人もいるのですが、それはもったいないことです。何だか私自身、本当に心と言葉が一致しているかな・・・と改めて振り返るようなコメントでした。ありがとうございます。

このように意外と多くのご感想をいただいたので、おそらく多くの人が大なり小なり感じていることなんでしょうね。

ま、他人のことはよく見えますが、自分のこととなるとなかなかわからないのが怖いところではあります・・・

もしかしたら、自分の同じことやっちゃっているかもしれないなぁ・・・と胸に手を当てて考えてみましょうね。

スピリチュアルで大事なのは、自分のエゴが観えていること

スピリチュアルにおいて大切なことは、「エゴを超える」ことではありません。

そんな悟りみたいなことは修行オタクに任せておけ。

そうではなく、本当に大切なことは、エゴに気づいていることなんです。

別に不平不満があってもいいんですよ。

「こいつはアホだ」と感じるならアホだと、「あいつはボケだ」と感じるならボケだと、思うだけならいいでしょ。

私は実際に思うことはあるし、音声配信で実際に口にすることもあります(汗)

けれど、ヘタに宗教やスピリチュアルをやっていると、エゴを「なかったこと」にして清らかな世界にだけ生きようと欲するケースがある。

これ、なかなか厄介なことね。

なぜかというと、そこで自分を誤魔化すようになるからです。

「もう自分はできている」ような気分になって、無意識のうちに油断が出てくる。

波動はまだまだショボいくせに(←口が悪いぞ)、ワタシって結構イケてるんじゃね?と思いたがる。

そうして「崇高なる教え」に自分を無理に合わせようとするため、不平不満の言葉を「そういうのはネガティブだ」「マイナス波動は良くない」と封印し、「生かされて有り難いんでございます」「人生、感謝、感謝、感謝の連続でございますよ」と、まだまだアホの分際で(←口が悪いぞ)無理に上書きしようとする。

そうすると、本当は体臭がくさいのに無理に香水でごまかすようなもので、ブレンドされて鼻がもげるようなキツイ臭いになってしまう。

それが何も波動(オーラ)が観えなくたって、他の人は「違和感」として感じられるわけだ。

実際、体臭と香水と化粧品の臭いが黄金比?でブレンドされている人っているじゃないですか。

電車で隣に座られてしまったら、そこだけ地獄界でしょ?(汗)

でも、当の本人にとってはその臭さがスタンダードだから、もはや何も感じない。

で、昔の私はそういう人から「私のオーラってどうですか?」と聞かれたとき、割と正直に

「まぁ、普通っすね・・・」

なんて不器用にもアゲ鑑定(=リップサービス)ゼロで指摘すると、「えっ・・・もっと光を放っているオーラだと自分では思ってるんですけど・・・」と、なんだかすごく残念そうな顔をされたり「本当に観えているんですか?」なんて疑いの目で見られたりすることがありました。

(なので、今は波動はカウンセリングでしか観ません。気軽には答えない)

あのですね、本当に深い感謝の念をいつも抱いているなら、それを別に言葉にしなくとも、立ち振る舞いからにじみ出てくるものですよ。

言葉というのは実践の第一歩としては有効ですけど、それで満足しているようじゃ「スピリチュアル道」の第一コースをグルグル往復しているようなもんだ。

だから斎藤一人さんなんかに被れて「ツイてる!ツイてる!ツイてる!」って機械的に平板的に繰り返すだけの人は、ハッキリ言うと "気持ち悪い" んですよ(←口が悪いぞ)。

・・・いや、この「気持ち悪さ」や「イタさ」はカウンセリングやセミナー中の雑談で結構聞くことです。

確かに言葉は大事ではあるんですけど、あくまで初級コース、第一コースであることを知りましょう。

私自身は、他人様のことは波動として偉そうに観ますけど、肝心な自分はまだまだ悟りからほど遠い人間であることはわかっているつもりなので、あまり感謝感謝言わないんです。

ある意味ではズルいのですが、あまり感謝感謝言い過ぎて底の浅さがバレてしまうが恥ずかしいので、計算高く「あまり言わない」というポジションを取っているわけです。

ただ、そのズルさは自覚していようと思っていますけどね。

例えば、もしあなたが会社勤めをしていて同僚が自分を追い抜いて出世した場合、そこでどんなコメントを出しますか?

「いやー、彼は優秀だし誰よりも頑張って働いたんだから、出世して当然だよ・・・オレもうれしいよ。これからは彼を支える部下になるべく頑張ります」

と、実は密かに怒りや劣等感を刺激されながら言うか、それとも

「いやー、マジで参ったなー。正直気分が悪いんだけど(汗)だって何だかオレが負け犬みたいじゃん・・・なんかあいつ、どこか偉そうなんだよな・・・ゴマするのがうまいだけじゃねーか・・・ちくしょう、今夜はヤケ酒だ!(泣)」

と言うか?

あなたのママ友のお子さんがコンクールや発表会で優勝したり特別な賞をもらったりしたとき、「○○ちゃん、本当に良かったわね!」と実は嫉妬を感じながらも表面的には褒め称えるのか、それとも「うわー悔しいなぁ・・・自分の育て方が甘いのかな・・・でもこの子なりには頑張ったんだと思う」と等身大の自分の心を見つめることができるか?

あえて言うまでもなく、普通の人間は「正直であること」が大事ですよね。

そして、小学校で教えられるようなことだけど、スピリチュアルの実践において大切なのはそういうことです。

あまり無理に焦って「いい人」になろうとすると、逆にしんどい。

別に感謝感謝って言ってもいいんだけど、それは不平不満を抑圧しろっていうわけじゃないですよ。

「教え」に囚われてしまうと、囚われた分だけ生活に何らかのマイナスが出てくるので、そこで気づけるかどうかですね。

ただ、宗教団体やスピリチュアル的なコミュニティの中には、「ポジティブなことを言わないといけない」といった暗黙の空気感があって、私はそれを感じると逃げます(笑)

「ネガティブ禁止!」って、そんな息苦しいのはやだ。

カウンセリングにしたって、ネガティブな弱音や怒りをありのままに言葉にできる安心安全な場だから、そこから癒しのプロセスが始まるんですよ。

そういうときに「いや、ネガティブワードは禁止やで!だからアンタはアカンのや!」なんて説教してしまったら、そこらへんのクソ占い師と一緒やんか(←口が悪いぞ)。

なんでそういう基本的な心の原則をスルーして「ポジティブオンリー教」「感謝一念教」になってしまうのか、私にはよくわかりません。

もちろん、最終的には「感謝一念」でいいんですけど、何事もステップが必要だろって。

このあたりが、私が「感謝」や、そして「愛」もあまり気安く言いたくない理由ですね。

私たちは凡人なのだから、適度に俗っぽく生きて、無理のない範囲で霊的な成長を求めていった方がいいですよ。


今日のまとめ

エゴを誤魔化して感謝オンリー、ダメ、ゼッタイ。

・今回のブログにイラっときたら、たぶん、図星。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

・スピリチュアルな教えが言う通り、人生で起こることは本当に必然なのか?

 

・「偶然の出来事」の中にスピリチュアルな導きが隠されている

 

・あまり役に立たない「引き寄せの法則」の、それでも良い点

について考えていきます。

よければ最後までお付き合いください。

人生とは、ある計画を立てたときに起こる、偶然の出来事(星野道夫)

先日、東京都内で

「星野道夫写真展」

を見に行ってきました(冒頭の写真がそのときのパンフレット)。

最終日ギリギリに行ったところ、長蛇の列でした(私は予約していたのでディズニーのファストパスのごとくスムーズに見れましたが)。

没後約25年を経ても、その人気は衰えません。

星野道夫さんの写真はとても素晴らしいので、いつかまた開催されるに違いない写真展にご興味あれば、「公式サイト」などをチェックしておきましょう。

で、どうして星野道夫さんのことを述べたかというと、彼は物書きとしても素晴らしい作品を残しているのですけど、その著作のどこかにこんな言葉があったのを思い出したからです。

「人生とは、ある計画を立てたときに起こる、偶然の出来事」

(実際の文章は微妙に違うかもしれません)

正確には彼の言葉ではなく、彼の友人の言葉だったように記憶しています。

いずれにしても、この言葉は非常に味わい深くないですか?

個人的には、スピリチュアルなインスピレーションを掻き立てられるような感じがします。

そこで今回のブログでは、

・スピリチュアル的な考え方が教える通り、人生に起こることはすべて「必然」なのか?

・それとも、本当はすべて「偶然」に過ぎないのか?

について考えてみます。

もしよければ、読み進める前に

「自分は人生はすべて必然だと思っているだろうか?それともやっぱり偶然だと思っているだろうか?いや、必然と偶然が折り重なっていると思っているかな?」

などとご自身なりに考えていただければと思います。


おそらく、スピリチュアル好きな方であれば

「人生で起こることはすべて必然だ」

と割と強く思っているかもしれません。

特に人生における出会いは「必然的なもの」、あるいは「必然であればいいな」と思っている人の方が多いのではないでしょうか。

私も「人生で起こることはすべて、たぶん必然なんだろうな」と思っています(まだ大確信にまでは至っていませんけどね)。

なので、ときどきスピリチュアル業界内の一般的な考えについて批判的な意見を言うことがある私でも、「いやいや、人生で起こることはすべて偶然だよ」と天邪鬼になるつもりはありません。

けれども、先ほどの星野道夫さんの言葉をもう一度読んでみてください。

「人生とは、ある計画を立てたときに起こる、偶然の出来事」

ここには「偶然の出来事」と書いていますよね。

「必然の出来事」ではないんです。

これ、スピリチュアル的な「人生で起こることはすべて必然だ」という考え方とは、微妙に違っている。

でも、私はこの言葉がズレている感じがしなくて、むしろ何か深いことを言っている気がするんですね。

あなたはいかがお考えでしょうか。

もちろん、「人生で起こることはすべて必然なんだ」という信念が深ければ、もうそれだけで人生の心構えとしては十分でしょう。

ただし、それには「たとえ、どんなことがあっても」という枕詞がつきます。

たとえ、どれだけ悲惨なことが起ころうとも、それすらも「必然だ」と正面から引き受けられるのであれば、もはや悟りの境地と言っても過言ではないですね。

ただ、もちろんこの私も含めて大半の人は、普段は「人生で起こることはすべて必然なのよ!」とスピリチュアルトークに興じていても、いざ想定外のアクシデントが起こってしまうと、途端にうろたえてしまうものではないでしょうか。

そのとき、これは私自身も耳が痛い話ですが、

「単にスピリチュアルごっこをしていたに過ぎない」

ことを思い知るわけです。

マジスピ(=真のスピリチュアル)ではなかったわけです。

天にゆだねる・宇宙にまかせるために必要なことは?

ただ、なるべくなら「スピリチュアルごっこ」ではなく、マジスピを生きたいものですね。

そこで、

「人生とは、ある計画を立てたときに起こる、偶然の出来事」

ということを私なりにもう少し考えてみると、次のように言えるのかなと。

「確かに人生で起こることはすべて必然なのかもしれないが、それは "偶然のカタチ" をしてやってくることが少なくない」

「そして、ときには "不幸の顔" をしてやってくることもある」

ということではないかと考えています。

単に「人生で起こることはすべて必然だ」と理解するより、「偶然のカタチでやってきたり、ときに不幸の顔をしてやってくる」ともう少し解像度を高めて理解した方が、より智恵を深められるのではないかと思います。

もっとシンプルに言えば、「何が起こるかは事前に予測できないことが多い」ということですね。

振り返れば「あの出来事は確かに必然だった」とわかるかもしれないけど、それが大きな出来事であればあるほど、事前に予測できない「偶然の出来事」としてやってくることが大半でしょう。

例えば地震については最先端の科学的知見をもってしても、事前に正確に予測することができないようです(2016年の熊本地震は専門家も全くノーチェックだった)。

また天気予報も外れることが決して少なくありません。

特に自然現象については予測不可能な領域がまだまだあります。

個人の人生においても、「偶然の出来事」「たまたまの出会い」によって運命が左右されることは往々にしてあるでしょうね。

私個人の場合、いまスピリチュアル屋として仕事をしているのは、全く「偶然の産物」と言えます。

つい最近も師匠にお会いして教えを請うていたのですけど、思い返せば25歳ごろ、本当に「たまたま」師匠とご縁をいただいたときから、スピリチュアル屋としての人生がスタートしました。

もしあのとき出会いがなければ、今のような人生はたぶんないでしょうね(それでも一般的なカウンセリングやセラピーをやっているかもしれないけど)。

また新卒で初めて入社した会社は、自分で就職活動をして入ったのではなく、「たまたま」ご縁を得た有力な経営者からのご紹介でした(例外的に面接や入社試験パスで入れました)。

そうして幸運に恵まれて入ったはずの会社は、今でも思い出すと嫌な気分がほんのり湧き起こってくるくらい「ラッキーな顔をしてやってきた不幸な出来事」だったわけですが、そこで得た社会経験は実に大きかったし、人間としてもずいぶん鍛えられたものです(スピリチュアル系は社会常識に欠けた人がときどきいるから・・・)。

それもこれも、冷静に振り返れば「必然」とは思えるのですけど、それが起こったのはやはり「偶然」なのです。

そういう体験から

「人生とは、ある計画を立てたときに起こる、偶然の出来事」

という言葉を改めて味わってみると、「偶然こそがまさに必然」なんだろうな、という偶然と必然を単純に分けることができない妙味を感じます。

論理的に考えても、いろんな将来の可能性が潜在している中でいま「そのこと」が起こったというのは、逆から言えば「そのこと以外ではあり得なかった」わけですから、理屈っぽく考えても起こることはすべて必然だと言えます。

この感覚が深まってくると、スピリチュアル業界でよく言われる通り、

「天にゆだねる」

「宇宙におまかせする」

という姿勢が深くなってきます。

ただ、このことは言葉で言うほど簡単ではありません。

天にゆだねたり宇宙にまかせたりするのは、「人生で起こる偶然に見える出来事が、実は自分を深く導いてくれている」ということに対する "信" がなければならないからです。

この "信" を培うプロセスにおいて、実に数多くの "不信" が立ちはだかる。

それは私もそうですが、胸に手を置いて考えてみれば、よーくわかるでしょう。

私たちはなかなか自分や他人を信頼したり、天や宇宙を信頼したりすることができない。

数多くのスピ本が簡単に言ってのけるようにはできない。

その理由として大きいのは、「エゴ」による本能的な恐怖心を持っていることが挙げられます。

もし信頼して、裏切られてしまったら?

もし期待通りにならなかったら?

「これが自分の天命だ」と信じていたことが、単なるカン違いだったとしたら?

そんな大きな痛みに対する防衛本能が、深い "信" を培うことにブレーキをかけてしまいます。

真に怖ろしいのは、実は影ではなく光なのですね。

「引き寄せ」を超えた叡智が私たちを導いている

そして、そんなとき、私たちスピリチュアル好きがついついやりたくなることがあります。

それは、

「思い通りに、引き寄せたくなる」

ということ。

えっ? と思うかもしれませんので、ちょっと説明しますね。

「引き寄せ」については当ブログでさんざん悪口を言っていますが(笑)今回もちょっと批判的になりますよ(ただし今回は良い側面も述べます)。

ひとくちに「引き寄せ」といってもいろんなレベルがあるのですけど、ここでは「エゴをベースにした引き寄せ」についてです。

私たちは、将来に対する不安があればあるほど、また先ほど述べた通り天や宇宙に対する "信" が浅いほど、なるべく思い通りに人生をコントロールしたくなるもの。

そのほうが安心安全だもんね。

そんな意識でスピリチュアルをかじると、あまり程度の高くないイージーな「引き寄せの法則」に惹かれていくことが少なくありません。

だって、本当に思い通りに引き寄せられたら、エゴとしては安心ですもの。

特に誰かに強い恋愛感情を持っているとき、お相手は100パーセント自分の意思でコントロールできない、もしかして他に誰か相手がいるんじゃないか、という不安があるほど「思い通りに動かしたい」と意図してしまうのは無理もないことです。

それで計画を立てて、好きなことをリストを100個ぐらい作って、相手と楽しく過ごしているのをイメージして、ワクワク感をちょっと無理してでも高めようとする。

まぁそれでうまくいく人は行動的な人を除いてあまり見たことがない。

けれど、たとえ行動的でなくとも何かを思い続けていれば、やはり何かは起こってくるでしょう。

この3次元世界では本当は行動的であった方が運命は展開しやすいのですけど、「思い」もまた人生を動かすには根本的に大切なものですからね。

さあ、ここでまた星野道夫さんの言葉。

「人生とは、ある計画を立てたときに起こる、偶然の出来事」

私はここに、引き寄せを超えた叡智を感じます。

人生は「引き寄せの法則」のように、単純に夢や願いが叶うものではありません。

いくら夢を描き、願いを強く抱いても、叶わないことはある。

それは多少の人生経験があれば、わかりますよね(ただ自己啓発やスピリチュアルにかぶれると、ワンチャン自分だけはイケるんじゃないか、と思ってしまいがちですけど・・・)。

けれども「宇宙の叡智」というのは、私たちの計画(引き寄せたいもの)を超えた「偶然の出来事」というカタチで、私たちを導いているのではないか。

当初の思い描いていた計画ではないけど、偶然の出来事によって何かに導かれ、あとで振り返ってみればそれがなぜか「これこそ、必然だったんだ」と感じられる。

このことは、カウンセリングの現場でよく聞かせていただく話です(深刻な悩みがあるわけではないけど、自分の過去を振り返りたくてカウンセリングにお越しになる方もおられます)。

そういう体験を深く振り返ったとき、別に「守護霊」という言葉を出さずとも、「自分は何かに導かれ、守られている」ような感覚が深まってくる。

こういうのをカタカナのスピリチュアルというより、漢字の「霊性」と呼ぶのでしょうね。

霊性が深まるほど、いかに偶然に見える出来事であっても、すべてを必然として受け止める姿勢ができてくる。

もはや「人生で起こることは必然なのか?偶然なのか?」と外側に【客観的な基準】を求めるのではなく、先ほど述べた【主観的な真実】の "信" として「人生で起こることは、たとえ偶然のように見えても、たとえ災難のように見えても、すべて必然であり、深い意味がある」と強く思えるようになるのでしょう。

ま、それでもなお大きなアクシデントが起こったら動揺は隠せないかもしれないけど、そこはもう「修行」ですよね・・・

ともかく「自力で計画を立てる」という意味においては、「引き寄せ」の実践は最初のステップとしてはアリなんじゃないか、といつも悪口を言っているのに今回は少し肯定的です(笑)

まさに「人事を尽くして天命を待つ」という言葉の深みを、星野さんの言葉から考えるきっかけをいただきました。

ただ、星野さんの最も偉大な功績は写真。

先日の展示会で対峙した写真、例えばアラスカの圧倒的な大自然を眺めていると、人智の一切及ばない「悠久の時」が静かに感じられてきます。

彼の言葉の底には「悠久の時」が流れているからこそ、狭い世界であくせく生きている私たち、目先の引き寄せに囚われている私たちに「生命の原点」を思い出させてくれるような気がします。

もう一度言いますけど、また開催されるであろう写真展、おすすめですよ。

詳しくは「公式サイト」をどうぞ。


今日のまとめ

・「人生とは、ある計画を立てたときに起こる、偶然の出来事」(星野道夫)

・人生で起こることはすべて必然だが、それは予測不可能な「偶然の出来事」としてやってくることが多い。

・「偶然の出来事」こそ人生を深く導いていることを知るほど、エゴレベルの引き寄せを手放し、天にゆだね宇宙にまかせることができるようになる。

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不幸や災難を次々と引き寄せてしまうのは、ネガティブな想いを抱え続けているから?https://prism-life.com/bad_attraction/Thu, 19 Jan 2023 03:50:00 +0000https://prism-life.com/?p=9599

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

・なぜ占いや一般的なスピリチュアルカウンセリングで苦悩が解消されないのか?

 

・ネガティブな想いを抱え続けていると、やがて不幸を引き寄せてしまうのか?

 

・ネガティブな想いを上手に解消するには、スピ的にどんな心がけが必要か?

について考えていきましょう。

江原啓之さんの人生相談の回答を聞いて、さらに不安になってしまいました・・・

今回は「前回のブログ」を読んでいただいた方からのご感想にお答えします。

良いご感想やツッコミはさらに考えるきっかけになるので、とても有り難いです。

※前回のブログ

いただいたご感想

【ネガティブな事も引き寄せちゃう案件】

以前、江原啓之さんへの人生相談か何かで、不安がってる相談者に対して、「あまり心配しすぎるとその通りになってしまうから、ならないように、気にしないようにして過ごしなさい」というような回答をされてました。心配しすぎも引き寄せるのか、と読んでる私も呪いがかかったように不安になりました。それ以来、不安なこと考えてるからネガティブキャンペーンまっしぐらなのかなあ。と心の底の方にいつもその概念が沈んでました。江原さん、その回答の後にその呪いがかからないような、なんか上手い言葉で結んでくれればよかったのに。

いつもコメントいただき、ありがとうございます(お金の次に欲しいのはネタなのでめっちゃ助かります!笑)。

私は過去、勉強として江原さんの人生相談への回答をFMラジオで聞き続けていた時期があるので、彼の回答パターンは話し方も含めてそれなりに知っているつもりです。

今回のブログはスピ業界のレジェンド・江原啓之を攻撃する意図はありません。

というか、ラジオやテレビなど一方通行の媒体においては、上のような回答になるのは無理もないことかなと思っています。

これが1対1のカウンセリングであれば、おそらく回答はもっと細やかで、相談者が安心できるような内容になるでしょうね。

ただラジオやテレビの場合、江原さんへの相談メールの中に背景はざっくりとしか書かれていないだろうし、回答時間もかなり制限されているので、「あまり心配しすぎるとその通りになってしまうから、ならないように、気にしないようにして過ごしなさい」という一般常識的な指示的アドバイスになるのは仕方ないでしょう。

私が江原さんのラジオを聞かなくなったのは、こういう「一般常識レベルのアドバイス」は悩みの少ない人には参考になるものの、繊細な人、苦悩の深い人、重たい精神疾患を抱えている人には役に立たないどころか逆にマイナスに働くこともあり、たとえ同じ「スピリチュアリスト」でも私の方向性にはあまりマッチしないと判断したからです(同じ「スピリチュアリスト」という括りはあちらに大変失礼かもしれませんが)。

一般常識的なアドバイスがあまり役に立たないのは、「心配するな」「気にするな」と言われて心配や不安がすぐ晴れるほど、人間のこころは単純ではないからです。

アドバイス一つでラクになったら、人生苦労せえへんわい。

そう、言葉(理性・理知)だけで、感情や衝動を抑えることはとても難しい。

例えば大失恋した人に対し「もうそんな男(女)のこと、忘れちゃえよ。異性なんて星の数ほどいるんだからさー」と常識的にアドバイスしても、何の気休めにもならないどころか、むしろ「この人、自分の苦しさを全く理解してくれない・・・」と残念に感じることでしょう。

「自分にとっては、今もなお、あの人しかいない・・・あの人以外には考えられない・・・」のだから・・・

アタマではわかっていても、感情(心・ハート)がついてこない。

これが一般常識的なアドバイスの限界ですね。

なので、これはたまたま最近のブログでも述べたのですが、世の中の占いなどの「スピリチュアル・カウンセリング」の大半は、実はカウンセリングの名に値しません。

そうではなく「スピリチュアル・アドバイス」や「スピリチュアル・コンサルテーション」と呼ぶべきものであり、それは人生相談レベルに留まります。

※詳しくはこちら

かく言う私もカウンセリングにおいて人生相談レベルの回答をすることがあります。

例えば「この物件の波動(エネルギー)はどうですか?」とか「このサプリの波動はどうですか?」など「モノ・コト」に対するご相談に対しては、「ここは良いですよ」「これはあまり良くないかな」という回答をするでしょう。

ただ、ご相談が心理的、精神的なものであるほど「人生相談レベルのアドバイス」は上述の通りあまり役に立ちません。

よって、今回メッセージをくださった方は繊細な部分をお持ちなので、そりゃ人生相談的アドバイスじゃ腑に落ちねえのは当然なんであります。

繰り返しますが、決して江原さんを非難しているのではなく、単に「回答レベルがこの方の求めるものに合っていない」だけであり、「マスに向けて発信する媒体の限界」なのです。

江原さんの常識に根ざした真っ当な人生指南は、それはそれで大いに参考になるもの。

ワケのわからん上っ面のスピリチュアル、お花畑フラワー全開のキラキラ系スピリチュアルとは天地の差があります。

心配したことの大半は、決して引き寄せない素朴な理由とは?

さて、今回のご感想の要旨は、

「心配しすぎることも引き寄せてしまう」という言葉が呪いとなり、不安がさらに深くなってしまう

ということですね。

これを問いのカタチに変換すれば、

ネガティブな想念も「法則」の通り、引き寄せてしまうのか?

ということ。

結論から言いましょう。

 

その大半は引き寄せないので、まずは安心しましょう!

 

ということです。

なぜか?

「素朴な事実」を見つめてみれば、誰でも納得できるはず。

例えば一年前を振り返ってみると、そのとき何を心配したり怖れていたりしていたのか、大半は思い出せないはず。

もし日記をつけているなら、一年前あたりに何を書いたか読み返してみましょう。

すると、「あ、そういえばこういうことあったなー、すっかり忘れてた~」と感じることの方が多いはず。

そう、「素朴な事実」とは、心配事の大半は、実際に起こらなかったということ。

ここに注目することが大事です。

不安や恐怖の正体は、「想像の中でのバッド・シミュレーションに伴うモヤモヤ・イライラ」のことです。

「例の感染症」の恐怖とは「感染症そのものの恐怖」ではなく、「感染症についてネガティブな情報を浴びることで煽られる恐怖」のこと。

ブログでは時事的なことはあまり言いませんが、アレが実はそれほど怖いものではないことは、客観的にデータをチェックすればわかりますよ。

アレについて、当初 "なんちゃって専門家たち" が「多くの人が死ぬ死ぬー!」って "台本通り" に叫んでいた心配事の大半は、実際に起こっていない。

しっかりした科学的知見に基づく怖れではなく、私たちが勝手に想像力をネガティブな方向に発揮しまくっているだけなのです。

・・・あれ?

「引き寄せの法則」が本当に法則であるなら、ネガティブなことを思い続けているとそれが実現してしまうはずなんだけど、どうしてその大半は起こらないのでしょう?

それは、「引き寄せの法則」が決して法則ではなく、荒削りで再現性に欠けたものだから。

安心してください。

ポジティブにワクワク全開しても簡単に引き寄せは起こらないのと同様、ネガティブに不安恐怖を全開しても、そう簡単に引き寄せは起こんねーよ、という話です。

ガッカリしました?

それとも高額な引き寄せ系セミナー参加費が浮いて、その分はやしせんせーに課金したくなりました?

両方だったらいいな(笑)

ともかく、ある意味では引き寄せの法則のショボさに救われているのですよ。

でも、江原啓之さんや、同じ"アキヒロ"でも完全に神の領域である美輪明宏さんのような「レジェンド」や「権威」が「あまりに心配しすぎると、その通りになってしまうよ」なんて仰せになるのを聞けば、それが呪い(深刻な消極的暗示)となり「うわーマジかぁぁぁぁ・・・もうお先暗いじゃん」と不安動揺してしまうのは無理もないですね。

その意味では、私も「もうちょっとフォローの言葉が欲しいな」とは思いますけど、すでに述べた通り、ラジオやテレビは時間制限があるから仕方ないのかも(書籍ならもう少し細やかでしょう)。

ま、私は「権威」からほど遠い千葉県の片隅にひっそり棲息するスピリチュアル屋なので、その不安を完全に打ち消せるかどうかはわかりませんけど、さっき言った通り「心配事の大半は起こらない」のはおそらく誰にとっても真実のはずなので、まずはそこを踏まえていただければいいと思いますよ。

ポジティブな祈りによって、ネガティブな想いをやさしく消してゆく

林のブログは「文章が長い」と言われるので今回はここで終わるべきなのでしょうが、もう少し補足説明します(笑)

いま「スピ業界で言われている引き寄せの法則はショボい」という話をしたものの、セオリーとしては確かに心配や不安をずっと持ち続けていると、いつかはそれが現象化する可能性は決してゼロではありません。

「思考は現実化する」という言葉の通り、やはり強く思ったことの一部は実現するわけです。

「心配事の大半は実現しない」のであって、「100パーセント実現しない」わけではない。

なので、なるべくなら心配や不安のない生活を送りたいものですね。

たとえ心配事の大半は実現しないとはいっても、「病は気から」の通り、ネガティブな思いは自律神経の働きを悪くさせます。

そうなると健康リスクが高まってしまったり、それ以前に喜びや充実感を感じられなかったりするので、「思考は現実化する」とまではいかなくとも、なるべく思い方・考え方をクリアにする、ポジティブにするのに越したことはありません。

そのためには、肉体レベル、心理レベル、魂レベルにおいて実践できることがあります。

例えば、

・健康的で適度な食事、睡眠、運動、日光浴などを心がける(肉体的アプローチ)

・深呼吸をする(肉体・心理の両方に働きかけるアプローチ)

・思っていることをノートに書き出してみる(心理的アプローチ)

など、何か一つに特化するより、なるべく複数を組み合わせた方が良いです。

人間は「体」「心」「魂」の三位一体で成り立つ存在だからですね。

今回これらを説明するとさらに長くなってしまうので(笑)ここではスピ系ブログらしく、魂的なアプローチを一つ述べておきます。

それは

・祈りによる「ネガティブとは逆の想念エネルギー」を活用する

ということです。

つまり、ネガティブな想念エネルギーを、祈りによるポジティブな想念によってやさしく打ち消すということです。

「祈り」といえば、少し前に回を重ねて紹介した【『世界平和の祈り』の入門シリーズ】が参考になります。

この一連の中でも、特に以下の2つはおすすめです(本当は全部読んでいただきたいけど)。

世界平和の祈りの文言は

世界人類が平和でありますように
日本が平和でありますように
私達の天命が完(まっと)うされますように
守護霊様ありがとうございます
守護神様ありがとうございます

というものです。

この祈りの使い方としては、

祈りでネガティブな想いを浄化する

1:もしネガティブな想いが湧き起こってきたら、無理に押さえつけるのではなく、ただそのままにしておく。

 

2:その上で、そのネガティブな想いをやさしく包み込むように『世界平和の祈り』を心の中で唱え続ける。

 

3:ネガティブな想いがスーッと消えてゆくまで続ける。
 

4:ただし一度や二度でネガティブは消えないので、1~3を折に触れて繰り返し行う。

というステップを踏みます。

最初に述べた通り、

ネガティブな不安や動揺を理性の力で抑えつけることはできません。

ただ、不思議なことに、ネガティブな想いは、ただ何もせず、静かに見つめていると、やがて消えてゆく性質を持っています。

もちろん、不安や怖れの度合いにもよりますが、たいていのものは、ただ静かに観察しているだけで、かなりの程度消えていきます。

とはいえ、やってみると意外と難しい。

なかなか「静かに観察する」ことができず、すぐ気が散ってまたあれやこれやと考えてしまい、気持ちがとっ散らかってしまうからです。

なので、乱れる気持ちをなるべく一点に統一するために、祈りは有効です。

ある程度の集中度で祈れているときは、心は静かな状態に近くなっています。

そうやって祈りながら、ネガティブな想いをやさしく包み込むように、見守っていけば良いでしょう。

ネガティブな想いよりポジティブなエネルギーの方が上回れば、少しぐらいネガティブであっても、あまり問題ではないわけです。

そして、これは手前味噌にはなりますが、自分の感情をクリアにするスピリチュアルメソッドとして、「レイキヒーリング」もおすすめです。

これは簡単に言うと、私たちの「いのち」を生かしている目に見えない「レイキ」というエネルギーを、自分の体、心、魂のすべてのレベルに対して働きかけるヒーリング方法です。

これはやる気さえあれば誰でも習得できる方法ですので、もしご興味があれば『レイキヒーラー養成講座』をご覧になってみてください。


今日のまとめ

・苦悩が深いほど、人生相談レベルの一般的な答えで解決できない。感情は理性でコントロールできないから。スピリチュアルカウンセリングの大半はこの段階。

・ネガティブな想いを抱えていても、そのすべては引き寄せない。一年前あなたが心配していたことの大半は現実化していないはずだから。

・ネガティブな想いを抑えつけることなく、祈りによるポジティブなエネルギーで包み込んでいけば良い。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「新しい引き寄せの法則」

について、いつもより短めの文章で考えてみます。

「新しい」といっても厳密には「古くて新しい」ということなのですが、おそらく現在のスピリチュアル業界のトレンドとは違うことを述べるので、「あぁ、こういう考え方もあるのね」とご理解いただけたら幸いです。


このブログを出している週は「レイキヒーラー養成講座」というヒーリング講座を行っていたのですが、レイキ以外にもいろんなテーマを話す機会があり、今回のテーマはその話の中に出てきた内容です。

ちょうど「引き寄せの法則」について話していたのですが、このとき

「『不幸を引き寄せる原因はすべて自分にある』と思うと、気分が萎えてしまうことがありますよね」

という言葉が出てきました。

そう、美しい言葉で溢れているスピリチュアル業界の中では、引き寄せの法則は得てして「良いことを引き寄せよう」「なりたい自分になろう」「叶えたい夢を叶えよう」という前向きな言葉が出てきます。

ただ一方で、

・「自分にとって良いこと、楽しいことを引き寄せようと思うほど、皮肉にも悪いこと、嫌なことを引き寄せてしまう」

・「ネガティブなことを強く思った自覚はそれほどないのに、『なぜ立て続けに辛いことが起こるのだろう』と自分を責めてしまう」

・「スピリチュアルを学んでヘタに『カルマの法則』(原因と結果の法則)を知ってしまうあまり、不幸や不運が続くのは「過去世(前世)での行いが悪いからじゃないか?」と、自分の不運を嘆いてしまう」

といったあまり語りたくないネガティブな側面もあります。

これらは「引き寄せの法則」のシビアな結果なのでしょうか。

そうだとしたら、不幸や不運や立て続けに起こるときは、上で述べた通り気分が萎えてしまうこともあるだろうし、まして「自分の意識がすべての不幸を引き寄せた原因だ」なんて辛くて考えたくないものです。

これについてはどう考えればいいのでしょうか。

難しいのは、「意識」についての捉え方ですね。

というのも、心理学でよく言われる通り「意識の世界」は顕在意識から潜在意識(無意識)まで奥深く広がっているので、実は日常の感覚では自覚できない広大無辺な「意識の世界」があるわけです。

また「無意識」と言っても、細やかに見れば「個人の無意識」があり、さらに個人レベルを超えた「人類の集合的意識」「集合的無意識」があり、さらにはこの物質世界を超えた「超時空的な意識」(例えばスピリチュアル業界でよく言われる『5次元波動』がそれ)もあるとされているわけです。

私がいつも「音声Podcast配信」の冒頭で述べている通り、人の波動(オーラ)がお名前だけでわかる理由は、人間の意識というのは肉体の中に閉じ込められているのではなく、実は宇宙全体に広がっているからです。

(「は?意味わからん」と思われるかもしれないので、普段はあまり言いませんけどね)

なので「"自分の意識"がそれを引き寄せた」と言葉では簡単に言えるけど、その「自分の意識」というのはさまざまなレベルが同時に存在しているわけです。

もし「食べすぎた→お腹を壊す」「飲みすぎた→翌日は二日酔い」「恋人ができた→めっちゃうれしい」など、原因と結果がシンプルな流れとして理解できれば造作ないのですけど、別に何も悪いことをした覚えもないのに、人に迷惑かけないで生きているつもりなのに、なぜか不幸や不運が続いたとしたら、それは何とも不可解に感じるはずです。

だからこそ、そういうときに「逆・引き寄せの法則」(不幸もすべて自分が引き寄せていること)を受け入れるのは、人情として難しいわけですね。

カウンセリングの中で、「一生懸命に引き寄せの法則を実践しているつもりなのに、人生があまり好転した実感がないんです」ということをおっしゃる方がいます。

一方、別に引き寄せの法則は意識していないし、別に夢や成功をイメージしてワクワクしているわけでもないけど、なぜかそれなりに幸運に恵まれている人もいます。

それを日常の感覚では、特に不幸なときは「なんて理不尽なことだろう!」と嘆くかもしれません(うまくいっているときは何とも思わないけどね)。

実はそれは的確な表現で、「理性を尽くしても全貌が把握できない意識の世界」は文字通り〈理不尽〉に満ちているのであります。

そうであるならば、現時点で言われている「引き寄せの法則」の法則性や再現性はかなり荒削りなのです。

ときおり言っていることですが、私は何の当てもなくスピリチュアル屋として起業を決心してから2日後、有力な某経営者の方との出会いがあり、そのおかげで最初から仕事に恵まれました。

今まで宝くじや抽選は一度も大きなアタリを引いたことがなかったので、そりゃもうびっくりでした。

当時の自分は「たぶん食っていけないだろうな・・・そうなったらトイレ掃除でもしよう」と覚悟していたので、ある意味では「食っていけない自分」をイメージしていたわけです。

単純に考えれば「食っていけない」というイメージが「それを引き寄せる」のが従来の法則なのでしょうけど、ところがどっこい、現実は全然そうならなかった。

いま振り返ると「食っていけなくてもいいから、とにかくやるしかない!」という悲壮感が逆に強い決意につながり、その「一念の力」が運命を拓いたとも言えます。

ただ、それは後から理屈をつけたまでであって、本当のところ、なぜうまくいったのか自分でもよくわかりません(笑)

また、これはつい最近ある大学教授の方からお聞きした話ですが、その先生はあと10年はその研究室で働けると思っていたのに、急な学内再編で3月末で離職する可能性が高くなったとのこと。

当初思い描いていた人生計画は、「理不尽な成り行き」によって狂わされてしまいつつある。

そのときその方はついこの間の正月の初詣の参拝で、「神様お願いします!何か仕事をさせてください!」と強く願ったそうです。

そうしたらアラ不思議、その晩に講師業のオファーの電話がかかってきたそうですよ。

安易にウソをつく人ではないので、本当のことなのでしょう。

その方は別に「将来は大学を離れ、自分の得意分野を活かした仕事をしよう」なんて思ってなかったわけですけど、ひょんなことから、結果的にそういう運命になるかもしれないということです。

(地味に大切なのは、このケースは「幸福は不幸の顔をしてやってくる」というもの。まさに「禍福はあざなえる縄の如し」。人間側の都合で勝手に幸福と不幸と色付けしているだけ、という視点も持ったほうがいいですね)

その方も私もそうですが、大きな幸運やチャンスを掴み取るために、別に「引き寄せの法則」を熱心に実践していたわけではない。

でも必然なのか偶然なのか知らないけど、びっくりするぐらい驚く幸運に恵まれるわけです。

「なんか知らんけど、めっちゃラッキーなことが起こっちゃう」理由は、理性を尽くしてもわからん。

これは良いことなのでネガティブに理不尽とは思わないのですけど、実は理不尽な出来事なのですよ。

「勉強をサボったので試験に不合格」「ギャンブルに狂って自己破産」など、わかりやすい〈原因→結果〉の因果関係がわかりやすい現象を除けば、思った以上に幸運に恵まれるのも、思った以上に不運に見舞われるのも、それが起こる本当の理由はよくわからないのが実感ではないでしょうか。

それをスピリチュアル的、宗教的に「カルマ(原因と結果の法則)」という論理で納得できるとしたら、それはそれで良いと思います。

良いことが起こったのは、過去(過去世も含む)において良い種まきをした結果。

悪いことが起こったのは、過去(過去世も含む)において悪い種まきをした結果。

大半の人間は過去世の記憶が全くと言っていいほどありません(私は断片的にはありますが、そもそも科学的に証明しようがない)。

たとえわからなくても、過去の偉大な宗教家の決して少なくない人たちが因果論を説いているので、それが信じられるのなら、

「自分の普段の意識レベルでは見に覚えがないけど、こんな不幸が起こるのは、きっと過去(過去世)で何かがあったんだろうな」

と「不幸もすべて自分が引き寄せている」と思えるはずです。

もし「どんな不幸も実は自分が作り出したものだ」と深く理解できる人は、「幸福もまた自分で作り出せるものだ」ということも深く理解できるはず。

なので、もし可能であれば、やはり「どんな不幸も自分で作り出している」と覚悟した方が、一時的には辛いかもしれないけど、不幸を他人や社会のせいにせず、また自分も責め過ぎずに生きていくことができるでしょうね。

ただ、その理解が中途半端だと、やっぱり自分を責めたりツイてないと嘆いたりするわけで、ここが辛いところ。

アタマでは「すべての問題は自分で作り出しているんだ」と思っていたとしても、それが本当に腑に落ちていないと葛藤を抱えるわけですが、それは私も含めた多くの人がこの状態ではないでしょうか。

「不幸に感じる物事の原因はすべて自分の中にある」と深く思えるには、かなり成熟した意識レベルが求められるので、最初からそこを求めるのはかなり厳しい。

それに先ほども述べた通り、「自分の意識」には普段の感覚で認識できない無意識の領域の方がずっと大きいので、”理不尽”な不幸の原因を一から十までハッキリと解明するのは無理です。

「自分の人生に責任を持つ」と言ったところで、その「"自分"とは何か?」を突き詰めて考えていくと、よくわからなくなっていくのです。

だからこそ、哲学の世界では今もなお「自分とは何か?」と問われ続けているわけです。

ま、難しいことはさておき、凡人の私たちが悩みながら迷いながら最終的にたどり着くであろう智恵は、

「なるようにしかならない」

と諦める(=明らかにする)ということなのでしょうね。

いくら引き寄せの法則を頑張ったとしてもうまくいかない場合もあれば、何も意識していない割に意外とうまくいくこともある。

その理不尽さを少しずつ受け入れていった先に、「なるようにしかならない」という諦めの境地がやってくる。

その上で、「いまできることを、淡々とやり続ける」しかないのですね。

良い結果が引き寄せられようが引き寄せられまいが、なるべく良き思いを抱いて、良きことをやり続けるという、何のひねりもない地味なことがおそらく真実でしょう。

「努力は必ず報われる」と同時に「努力は必ずしも報われない」のは、どちらも真実。

これは、それなりに人生経験を積み重ねてくれば、実感としてお分かりのはず。

その実感の先にあるのが、「なるようにしかならない」ということですよね。

ただ、「なるようにしかならない」という諦観(ていかん)を一歩深めると、それはよくスピリチュアル業界で言われる「ゆだねる」という心境に深まってきます。

別にスピっぽいワードを使わなくたって、「守護霊の存在」を信じなくたって、私たちは日常の中で「これはもう、なるようにしかならないよね」という表現を使うあたり、実は立派にスピリチュアルしているのです。

そこからさらに心境が深まってくると、「すべては必ず導かれている」という思いすら湧いてくるでしょう。

これはちょっとレベル高いですし、私もまだまだですけど。

スピリチュアル的な物の見方においては、淡々とした努力を積み重ねる原動力となるのは、「ゆだねる力」です。

よく「人事を尽くして天命を待つ」と言いますが、これを逆に

「天命を待てるからこそ、天命を信じるからこそ、人事を尽くせる」

とも言えるわけですね。

金銭欲や権力欲の強い人なら天命や使命なんて関係なく野望を実現するための努力をするのでしょうけど、スピリチュアル的な事柄に惹かれる人は、そこまで鼻息荒く行動できない人が多い。

そういう人が深く生きていくには、良き引き寄せが起ころうが起こるまいが、それは最後は天の導き(なるようにしかならない)と「ゆだねた」上で、淡々といまできる努力を積み重ねることだと思います。

そういう心境は「無心」に近くなるので、実は波動的には清く高いエネルギーなのです。

よく勝負事で「無欲の勝利」なんて言われる通り、「意欲」を原動力とする引き寄せの法則とは「別次元の何か」も存在しているのは、あなたご自身や周囲の方々の中に観る機会があるのではないでしょうか。

よく言われる引き寄せの法則は、自分の「意欲」を意図的に活用していくメソッド。

それに対して、「ゆだねる」とか「天命を待つ」とかいうのは、【自分の日常的な意識や意欲を超えた世界】に、自分を明け渡す営みです。

こういう世界を以前の私は『引き寄せ"ない"法則』と勝手に呼んでいました。

引き寄せを意識しない方が、かえって引き寄せられるようになる、という逆説。

今はちょっとわかりにくいかなと思うので『新・引き寄せの法則』だなんてベタに呼んでいますけど、こちらは従来の引き寄せのような「意欲(エゴ)」をできるだけ挟まない方法です。

あるのは「意欲」ではなく、導かれていることへの「感謝」のみです。

まぁ難しいことではありますけど、スピリチュアル業界もいずれはこの段階に移行していくのではないかなと思いますよ。

もし従来の「引き寄せの法則」に疲れたら、いま簡単に説明したような「新・引き寄せの法則」に目を向けてみてください。

このマジスピ(真のスピリチュアル)で言おうとしている根幹は、こういったことなのです。

ぜひご参考に。


まとめ

従来の「引き寄せの法則」がうまくいかない場合があるのは、「意識」にはさまざまな次元があるから。結局は、なるようにしかならない。無理に引き寄せるエゴのはからいを横に置き、天命にゆだねて人事を尽くしていくような「祈りごころ」が、思わぬ引き寄せを生むことがある。

※祈りについては「世界平和の祈りシリーズ」をご参考にしてください。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回もここ数回続いている「自己肯定感を高める/深める」というテーマ、また「承認欲求からの解放」もあわせて考えていきます。

一連のブログを以下に掲載しておきますので、さらにご興味があればご覧ください。

今回は

「自己肯定感を高める/深めるための、真のスピリチュアルカウンセリング」

「なぜカウンセリングを行うと自己肯定感が高まる/深まるのか」

について述べていきます。

自己肯定感が持てないのは、社会が自己否定感で動いているから

カウンセリングは対面で受けるものもあればセルフで行う方法もありますが、前回のブログでお伝えしたセルフカウンセリングの技法は「内面観察日記」でした。

これはやる気があれば誰でもできる方法です。

「真のスピリチュアルカウンセリング」とは「自分の深い内面=魂と対話する営み」であり、占いやチャネリングなどで出た何らかの答えを指示的に伝えるものではありません。

それらはカウンセリングではなく、正しくは「アドバイス」や「コンサルテーション」と呼ぶべきもの。

たとえ通常の心理カウンセリングであっても、深く内面を洞察できるようなものなら、それはそう呼ばずとも立派な「スピリチュアルカウンセリング」です。

スピリチュアル業界では「スピリチュアルカウンセリングとは何か」をあまり定義していないため、"スピっぽい手法"で個人セッションをしていればすべて「スピリチュアルカウンセリング」とひとくくりにされてしまうのですが、本当は違う。

私もまた「波動(オーラ/エネルギー)を観る」という変わった能力を活かしたカウンセリングをしていますが、ベースにあるのは上の意味での「スピリチュアルカウンセリング」です。

一人で行う「内面観察日記」でもカウンセラーと行う「カウンセリング」であっても、その目的の一つは外側の社会や世間が求める「役割」から距離を置くこと。

際限のない承認欲求から解放され自己肯定感を高めていくには、社会にスムーズに適応するために取り付ける「外側の仮面/外ヅラ」(心理学では「ペルソナ」と言います)をいったん横に置き、内側のハートやホンネの自分にフォーカスする必要があります。

それがカウンセリングの目指すところ。

外側の役割(仮面)ばかり演じていると、自分のハートを置き去りにしてしまうので、精神的に疲弊していきます。

特に子どもの頃から親の顔色を見て行動せざるを得なかった、学校社会ですでに周囲の空気をよく読んでいた人は、大人になっても半ば無意識に「仮面の自分」を演じている場合がありますが、たとえそれで周囲の人たちに貢献できていたとしても、人知れず疲れていることは少なくないでしょう。

そのとき、モヤモヤと「自己否定感」がくすぶってくるわけです。

自己否定感が生まれてくる理由は主に3つあると考えています。

・1つ目は、過去に受けた心の痛みを拭い去ることができないこと

これは誰でもわかることですし事例も限りなくあるので、また別の機会に取り上げます。

・2つ目は、自分のホンネを押し殺して生きていること

それはこれまで社会に適応したり他人に承認されたりするために採用せざるを得ない「生存戦略」だったのでしょうけど、ず-っとそのままだと行動や判断の基準が「他人」になってしまい「自分が無い」わけですから、そりゃ疲れて当然ですよね。

・3つ目は、そもそもこの社会の大半の物事が「自己否定感」によって引き起こされていること

私たちは小さい頃から親に「~をしなさい」「~をしちゃダメ」と教えられるわけです。

ここには暗黙のうちに「自己否定感」を含んでいるのですね。

例えば「勉強しなさい」という命令には「・・・さもないと出世できない、成功できない、人並みに生きていけない」という自己否定感が暗黙のうちにあるわけです。

たとえ命令ではなく「もっと勉強しよう」「もっと成長しよう」「もっと売上を伸ばそう」という「~したい」という欲求であっても、深く内面を観察していくと、「勉強しないと生き残れない」「成長しなければ淘汰されてしまう」「売上を伸ばさなければ評価されなくなってしまう」という自己否定感を暗黙に含んでいることが往々にしてあります。

昨今の例の感染症対策においても「アレをしなければならない」「コレをしてはダメ」という掛け声が大半ですね。

これら「生き残り」「サバイバル」「評価や"いいね"が欲しい気持ち」の大半は、「怖れ」や「不安」に代表される自己否定感がベースになっているのです。

その根源にあるのは「死の恐怖」です。

スピリチュアル業界ですら、何年の何月何日までに「"覚醒"しなければ間に合わない」「"ゲート"をくぐらなければ乗り遅れてしまう」といったことが語られます(個人的にはよくわからないことですが・・・)。

表向きは「愛」と「光」と「感謝」を語っていても、その底に「怖れ」潜んでいることは決して少なくありません。

本来はその怖れに静かに気づいていることがマジスピ(真のスピリチュアル)的なあり方なのですが、どうも「美しい言葉」でラッピングしてしまうような印象があります。

ともかく、自己否定感に彩られた外側の価値観を判断基準として生きる限り、自分もまた自己否定感に侵食されてしまうのは当然と言えます。

最近の「自己肯定感ブーム」は、表向きは「自由」や「多様性」を謳いながら、例の感染症対策に見られる通り、実際は排他的な同調圧力が強い世の中に対する抵抗なのかもしれません。

自己否定感も前向きに活かせる部分がある

ただ「自己否定感」は全面的に悪いもの、排除すべきものでもないのですよ。

「自己肯定感ブーム」にクギを刺すようですが、これは覚えておきましょうね。

なぜなら、上記のような怖れや不安があるからこそ、事前にそれを回避するための準備や段取りをすることで、人生や生活が安定することも事実だからです。

例えば、

「学生が勉強しないとテストの結果が悪くなる」
  ↓
「親に怒られる・志望校に不合格になる・希望する進路が叶わなくなる」

これもまた怖れや不安がベースになっていますが、それがあればこそ多少無理してでも追い込んで勉強するわけです。

これはよくあることですし、私もご多分に漏れず。

逆に「自己肯定感が高すぎる」のも困りものですね。

偏差値が30ほどの学生が、「自分は絶対に東大に行ける!"不可能"という文字はない!」と勇者モードで吠えても、1億パーセント落ちますわ。

大切なことは、自己否定感と自己肯定感のバランスが取れていることであって、自己肯定感だけを高めるのも本質的ではありません。

スピリチュアル方面で言えば、「悟りたい」とか「覚醒したい」とかいうニーズの底にも実は「自己否定感」があるわけです。

もっと言えば、

〈「自己否定」を通じて「自己超越」したい〉

ということなのですよ。

必ずしも自己否定感がダメなわけではなく、変な表現ですが「自己否定感を肯定的に活かす」ということも、精神的成長にとっては必要なこともあるのです。

「自己否定感を肯定的に活かす」ことは、一種の自己肯定感というわけだ。

・・・なんかちょっと小難しくなりましたが、何となくでも理解できれば良いですよ。

自己肯定感を自然に高めていく、たった一つの心がけ

では自己否定感と自己肯定感のバランスを取るにはどうすればいいかというと、心の中に浮かんでくるいろんな思考や感情を「ただ静かに見つめること」がポイントになります。

不快な感情、自分を責めるようなネガティブな感情はもちろん、先ほどの「あまり勉強しなくても東大に絶対合格できる!」といったポジティブ過ぎる感情もまた、「ただ静かに見つめること」が大事になってきます。

「あぁ、いま怒りの感情が湧いているな」

「あぁ、いま悲しい思いが渦巻いているな」

「あぁ、いまとてもハイテンションな気分が起こっているな」

など、まるで第3者が自分をクールに見ているかのように自分を見つめること。

これが上手になれば、特に不快な感情はしばらく時間が経つとスーッと消えていき、穏やかなひとときが戻ってくるでしょう。

太陽が雲に覆われていても、時間が経てばそのうち過ぎ去り、やがて光が差していくように。

もちろん根深いネガティブな感情であるほど、また心が雲に覆われるでしょうが、そのときもなるべく「ただ静かに見つめること」が大事です。

これがセルフカウンセリングの土台となる姿勢です。

落ち着ける場所で、静かな音楽をかけ、深呼吸しながらリラックスした姿勢で行うと良いです。

ただ、特に激しい感情の場合、これを一人で行うのはなかなか難しいので、そこで専門家が深く話を聴く対面のカウンセリングが役に立つわけです。

なぜ話を深く聴いてもらうと落ち着くのかというと、感情を言葉にしていく過程においてその感情と距離が置けるようになり、「ただ静かに見つめること」が可能になってくるからです。

これを心理学では「(感情からの)脱同一化」といって、おそらくあらゆるセラピーの根幹となる考え方でしょう。

そうやって自分を見つめる営みが深くなっていくと、自分の心の奥の「魂の声」まで感じ取れるようになっていく。

そのとき、ネガティブな自己否定感は湧いてきません。

もしあったとしても、線香の煙のようにすぐ消えていくはずです。

これは人間の本質、魂そのものは、やはり「光」だからでしょう。

どんなネガティブなことであっても肯定できる力を、本来の私たちは持っているのでしょう。

なので、意識の深いレベルにおいては、無理に自己肯定感を持とうと努力しなくても、おのずと肯定できるような「静けさに満ちた世界」があるわけです。

「真の自己肯定感」とは、もはや自己肯定する必要がないほどの「心の静けさ」を得ているということなのです。

スピリチュアルな世界でよく登場する「瞑想」や最近までご紹介していた「世界平和の祈り」とは、「内なる光の世界」をどこまでも深く見つめていく営みですね。

その実践に共通する目的は、自我欲望を本位としたエゴの奴隷にならず、それを超えて世界の平和と安寧を祈り続け、さらに具体的な実践を積み重ねていくこと。

その第一歩になるのが、自分に起こってくるさまざまな感情を「ただ静かに見つめること」なのです。

ま、言葉でいうほど簡単ではないですし、心を静かに見つめようとしても何かと気が散るのが私たち凡人の姿ですが、これもまた心がけ次第ですね。

自分で行うのが難しいようならカウンセリングを利用するのもいいですし、手前味噌ですが私が毎週末に行っている「グループヒーリング」を利用していただき、意図的に静かな時間を作るのも一つです。

「またネガティブなことを考えているよ・・・」とか「また心の中で自分を責めたり他人を攻撃したりしているよ・・・」とか、それザワザワ感すら静かに見つめることができるようになったら、私たちは迷いを抱えたままで、それでも前向きに生きることができるようになります。

解脱や覚醒ではなく「迷ったままでいい」というのがポイントですよ。

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自分軸を確立し自己肯定感を高めるには、マインドフルネス的に内面を見つめる習慣が大切。https://prism-life.com/self-esteem_3/Thu, 22 Dec 2022 04:48:00 +0000https://prism-life.com/?p=9432

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「自分軸を確立し、自己肯定感を高めること」

「そのために、誰でもやろうと思えばできる方法」

「自分を愛するとは、どういうことか?」

について考えていきます。

いつもの通り決してお手軽なハウツーではないのですけど、やろうと思えば誰でもできることですから、ぜひご参考にしてください。

断捨離してスッキリした後に行うべきこと

前々回のブログは「自己肯定感」について取り上げ、前回は「HSP/繊細さん」について取り上げました。

今回も上の続きなので、単発でも読めますが、もし余裕があればあわせてご参考にしていただければ幸いです。

一連のブログの根底に流れているのは【承認欲求からの解放】です。

今は何か不祥事があればネットですぐ叩かれるような、精神的に余裕のない社会になってしまいました。

たまに昔のテレビ番組をYouTubeで見ることがあるのですが、その中には現行の放送コードから大きく外れているようなものがあります。

だからこそ面白かったのに、ネットの時代になって、やれコンプライアンスだ、やれハラスメントがどーのこーの言い始めてから、少しずつ批判やバッシングを怖れるようになってしまった。

しまいには、表向きは「多様性が大切だ」と言いつつ、実際は「多様性を排除する」ダブルスタンダードが横行している。

「自己肯定感」の大切さや「HSP/繊細さん」の存在は今に始まったことではないのですが、批判や衝突を過剰に怖れ、実は多様性や異論を認めない歪んだ社会構造が、この2つをよりクローズアップさせているわけです。

だからこそ、前々回、前回のブログでも述べた通り、特にHSPや繊細さんと言われるような人たちは、スマホや情報の断捨離、さらにはモノや人間関係の整理まで必要なのだと思います。

そうして手放すことで、もちろんスッキリする、心身ともに軽くなるという効果があります。

ただ、そこからさらに「真の自己肯定感を育んでいく」ために、また、HSPや繊細さんと上手に付き合っていくために必要なことは

「自分を深く見つめること」

です。

スピリチュアルっぽく言い換えれば、

「魂の声に耳を傾けること」

ですね。

(とはいえこれはチャネリングなどの特殊能力のトレーニングではありませんので悪しからず)

スピリチュアル業界ではよく「断捨離して運気アップ」などと語られますが、それはまだ初級の段階。

さらに大切なことは、スマホや情報を断って得た時間、断捨離をして得た精神的なゆとりを活かして、意図的に自分の内面に寄り添う習慣をつけることなのです。

本来、自己肯定感を心理学ハウツー的に、例えば「今の自分をそんなに悪く思わなくていい」とか「今でも充分に頑張ってるよ」とか自分に繰り返し言い聞かせるのは、もちろん無駄ではありませんが、何ぶんアタマの作業なので限界があります。

自己肯定感が高い(あるいは深い)というのは、主に愛を司る「ハート」の第4チャクラ、また自尊心や意志の力を示す「みぞおち」の第3チャクラが開かれているということであり、これは部位的にも「アタマ」ではないのですよ。

「アタマ」ではなく、「ハラ」が大事なのです。

よく「自己肯定感」とセットで「自分軸」という言葉が語られます。

「自己肯定感を高めるには、自分軸で生きることが大事ですよ」と。

この自分軸というのは、やはり「アタマ」ではないのですね。

「あの人はハラが据わっている」と言っても、「アタマが据わっている」とは言いません。

(「アタマがキレる」とは言いますけど)

「ハラが据わっている人」が自分軸が定まっているということであり、自己肯定感も高い(深い)わけです。

ただ、ここで一歩突っ込んで、自分軸をより強く持つにはどうすればいいのでしょうか。

「自分を愛する」とは、内面の痛みにすら寄り添えること

カウンセリングを仕事としていて興味深いのは、ご相談者に何か深い気づきや発見がもたらされるとき、それは精神的に苦しいひとときでもあるのですが、そのとき人は目を閉じて「うーん・・・」「えっと・・・」と言葉にならない声を絞り出しながら、からだの内側に自分にぴったりくる言葉を探究しているように見えます。

私もこうしてブログを書きながら言葉に詰まってしまうときは、やはり目を閉じて眉間にシワを寄せながら「うーん・・・」「違う違う、そうじゃない・・・」と鈴木雅之的に内側を探索しながらしっくりくる言葉を探しています。

日ごろ文章を書いている人ならわかると思いますが、この時間ってけっこうしんどくないですか?

よほどアイデアがある人なら別として、こういう「産みの苦しみ」は避けては通れないもの。

ただ、この苦しみの向こう側に、何かアイデアやキーフレーズが湧いてくることがあります。

あるいは、そのときは思い浮かばなくとも、その苦しみのプロセスを経ているからこそ、お手洗いやお風呂などでピコーン!とひらめくことはよくあるものです。

・・・何が言いたいかというと、「自分軸の確立」にとって文章を書く以外の場面でも、「内側深くに入る時間」が必要なのです。

自己肯定感が深まらないのは、周囲と自分とを比較して自信を失ったり、外側に自己承認を求めたりすることで、自分の内側深くに触れる時間を持たなくなることがあります。

もちろん幼少期の家庭環境や学校内のいじめなどが自己肯定感を傷つけている場合もありますが、いずれにしても、そこを掘り下げるには自分の内側に深く触れる必要があるのは同じこと。

スピリチュアル的に「魂の声を聞く」と言っても、結局は自分を内面深く洞察するマインドフルな営みがその基礎となるわけですね。

※マインドフル=「いま、ここ」に深く意識を向けた状態のこと

「自分軸がたしかに確立したな」と感じられる態度に、「自分の言葉で語る」というものがあります。

この「自分の言葉で語る」ということも、よく聞く表現ですよね。

でも、「自分の言葉で語る」とは本当はどういうことなのか、わかるようで実はわからないものではないしょうか?

これについては今回の文脈に即して述べるなら、やはり「自分の内側深くで物事を考えた結果、生まれた言葉を発する」ということなのです。

他人からどう思われるか気になるとか、周囲の空気を読むとか、同調圧力に流されるとか、そういう外側に影響されて出てきた言葉は「自分の言葉」ではありませんね。

スピリチュアル業界でもよく言われる「自分を愛する」とは、いろんな定義があるでしょうけど、ここでは「自分の内側に深く寄り添えること」だと定義しておきます。

そう、これがなかなかできないのですよ(汗)

口先では「愛」とか「光」とか言えても、実際に「自分を愛する」ことがなかなかできないのは、よほど人間ができている人は別にして、そこに何かしらの苦痛が伴うからです。

未熟な私たちは、その未熟さを受け入れ、そして愛するには、実は苦痛が伴う。

それは自己承認を他人に求めるエゴが、未熟なままで変化したくないと密かに目論むエゴが、抵抗してくるからです。

スピ系インフルエンサーが「たったこれだけで人生が一気に変わる!」と簡単に言えるほど、決してラクではないのよ。

マジスピ(真のスピリチュアル)としては「そんなラクな道はあり得ない」と釘を刺しておきましょうかね。

というのも、先ほど述べた文章を作るときの「産みの苦しみ」が、自分を愛し、自分軸を確立し、自己肯定感を高めるときにも同様に「心のブロック」として立ちはだかるからです。

本当は誰もが「自分らしい人生を送りたい」と願っているにもかかわらず、実際にそう生きている人が少ないように見えるのは、よほど好きで熱中できる何かがあるなら別として、「自分を愛する」のは実は苦痛を伴う。

自分の中の「愛や光ならざる部分」をも見つめてゆくのは、苦しいですよね。

だから、いくら「愛」や「光」や「感謝」などスピリチュアルチックなアファメーション(=肯定的な自己宣言)を100万回繰り返したところで、それが己の弱さや欠点から巧みに逃避するカモフラージュとして利用しているだけだとしたら、あまり変わらないのです。

・・・自分で書いてて怖くなってきたわ(笑)

実はスピリチュアルを実践しているつもりでも、私の眼から観てちっとも波動(オーラ)が輝いていない人の中には、上のような「やってるフリ」のケースがあるのですよ。

それだけ私たちはいろんな痛みを持っているのですね。

(本当に深い心の痛みの場合は、自力だけで解消しようとせず、専門家を頼るのが吉です)

このスマホ社会において、以前私たちの多くが「スマホ脳」によってゲームやSNS、芸能人や政財界人のゴシップはもちろん、政治経済など「真面目な情報」をも無目的に多く摂取してしまうのは、ある意味では「内面的な魂の世界を忘れるため」です。

個人的には電車でスーツを着たサラリーマンがゲームに興じているのを見るとき、「あぁぁ・・・」とちょっとした絶望感を覚えます(ま、私もサラリーマン時代、仕事が嫌すぎて移動中にゲームをしていたことがあるので偉そうなことは言えませんが・・・)。

ちょっと陰謀論的に聞こえるかもしれませんが、それは「魂の世界を忘れるように仕向けられている」とも言えます。

為政者にとってはそうして「眠ったままでいる人」が増えた方がコントロールしやすいからですね(戦後の「3S政策」も同じ)。

だからこそ冒頭でも少し述べましたが、「自己肯定感」「HSP」「繊細さん」というキーワードがトレンドになっているのかもしれません。

ただ、これは前回も少し触れた通り、「自己肯定感のなさ」に苦しんだり「HSP」や「繊細さん」で生きづらいと感じたりしている人だからこそ、まさに「繊細な心の深い世界」に触れうる資格を持っているとも言えるでしょう。

もし自己肯定感ブームが起こる深い理由があるとしたら、「内面の世界を取り戻したい」という反動なのかもしれません。

本当に繊細であればこそ、深い自己探究をしてゆく「義務」があるとすら思います。

それもまた、「天命」の一つなのかもしれませんよ。

「内面観察日記」で、己の魂と深く対話する習慣を持とう

今回はちょっと小難しいことを言っていますが、最後に簡単な実践を述べておきましょう。

それは内面深くを見つめる習慣として「心の日記」をつけることです。

このブログのように外側に発信する作文ではなく、誰にも見られることなく、ただ自分の内面を書き記す日記。

文字通り「内面観察日記」のような体裁ですね。

スマホやPCではなく、できれば紙のノートに手書きで書くのがおすすめです。

書く内容としては、例えば『3行日記』という過去に注目された書き方があるのですが、

1:その日最もよくなかったこと
2:その日最もよかったこと
3:明日の目標

という順番で書くやり方です。

(『3行日記』は検索すると記事がたくさん出てきます)

これを書くとき、「言葉が詰まってなかなか出てこない」時間があるかもしれませんが、実はそうして内面に意識を向けている時間が最も大切です。

「うーん・・・」と言葉に詰まりながら、なんとか出そうとして内側深くにフォーカスしていることが、まさに「魂の世界を探究している」時間なのです。

私の場合は3行日記すら面倒くさいので、お題はあまり考えず、じっと内側深くに意識を集中し、とりとめもなく浮かんできた言葉を記すようにすることもあれば、自分の弱さや至らなさを書き連ねることもあります。

なお、私の場合は、たとえ一文字も言葉が出なくてもOKにしています。

繰り返しますが、言葉になるならないはさておき、多少の苦しさが伴いながらも内面を深く見つめることの方が大事だからです。

ちなみに、使っているノートは『ツバメノートの立罫15行』です。

そう、私は縦書き派であります。

余談ですが、「上から下に書く」営みは日本人らしく、かつ「天から地へ」書くのは横書きより内省的にさせるような力が働く気がします。

普段パソコンやスマホでは横書きですから、その意味からも縦書きは新鮮です。

そうやって言葉を出したくても出せないときは苦しいし、弱さに触れるときに伴う痛みはときに耐え難い場合もありますが、「自分を本当に大切にする」というのは、そういう営みから逃げないことです。

ただ、救いがあるとしたら、その苦しさや痛みは半永久的には続かないということ。

むしろ、逃げれば逃げるほど、余計に辛くなっていくのであります(だからこそ外部の情報に依存し、感性を麻痺させようとする)。

「真に逃げるとは、立ち向かうことだ」という言葉をどこかで聞いたことがありますが、よほど深い苦悩は別として、ある程度の苦しさなら忍耐の後、スーッと抜けていく瞬間があります。

そのとき、思いがピッタリとした言葉として出てくることが大半ですね。

そう、もうお気づきかもしれませんが、これはカウンセリングの営みそのもの。

一般的な「スピリチュアルカウンセリング」とは占いなどの鑑定結果やチャネリングメッセージなどを指示的に伝える場ですが、本来のスピリチュアルな(魂的な)カウンセリングというのは、自分の内面を深く洞察してゆく場なのです。

それは一人でやるよりも、誰か心から耳を傾けてくれる誰かがそばにいた方が、プロセスがより深く進みます。

ただ、毎日カウンセリングを受けるわけにもいかないので、日常においては「内面観察日記」がかなり有効かつお金もあまりかからない方法ですね。

そうして内面に触れる時間が多く、アタマではなくハラで考えることが習慣になってくると、自分軸が少しずつ確立していき、特に自己肯定感を高めようと思わなくとも、自然と心の落ち着きが出てくるようになるものです。

HSPや繊細さんであれば、その繊細さこそ消えることはないけど、少なくとも「心を落ち着ける時間」が持てるだけでも全く変わってくるものです。

必要なのは、ノートとペンと、書こうとする意志だけ。

(私はお風呂上がりに取り組むことが多いです)

ぜひ参考にしてください。


今日のまとめ

自分軸を確立し、自己肯定感を高めたりHSPや繊細ゆえの生きづらさから解放されたりするためには、外部からの情報や刺激を減らし、自分の内面深くで物を考える習慣を身につけること。それにはカウンセリングも有効だが、日常においては内面を記す日記がおすすめ。言葉にならない苦しいひとときが、実は最も魂に触れている。

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今回はいまなお流行っている

「『HSP』や『繊細さん』と言われている人がオドオドビクビクしなくなるためには、承認欲求からの解放を模索すること」

について考えていきます。

今回は前回のブログに関連した内容なので、このページ単体だけでも問題ありませんが、もしよろしければあわせてご一読いただければ幸いです。

「HSP」や「繊細さん」はネガティブなものではなく、個性や才能に過ぎない

最近の自己肯定感ブームとともに、

「HSP(Highly Sensitive Person=非常に感受性が強い敏感な人)」

「繊細さん」

という言葉も数年前からよく聞くようになりました。

(前回のブログでも述べた通り、私はスピリチュアルや心理学界隈でブームになったものは冷めて見てしまう性格なので、今回のブログも冷めた視点を持っています)

そもそも、これらの言葉が流行する前からHSP傾向が強い「繊細さん」は少なからずいて、一説によると「5人に1人」の割合でいるとのこと。

なので、HSPだからといって別に変わっているわけでも、心を病みやすいわけでもありません。

ただ、言葉が流行ると「あ、私もHSPかな・・・だから生きづらいんだろうな」と自己判断する人が増えるものです。

その風潮を受けて「HSP専門カウンセラー」や「HSP外来」といったものも増えているようです(もし「HSPは5人に1人いる」のが本当であれば、市場はそこそこ大きいですね)。

それらが良いか悪いかはサービスの中身によるのでここでは何も言えませんが、少なくとも言えることは、HSPは良くも悪くも単なる気質や個性に過ぎません。

なので、HSPは特別にすごいものでもなければ、克服しなければならない弱点でもない。

HSPは単に「周囲からの影響を受けやすい」という個性であって、「だから自分は生きづらいんだ」と自己判断するのは、確かにその側面はあるにしても、やや早計のようにも思います。

ブームには冷ややかな私も、ちょっと上澄みだけさらっておくかと思って「HSP診断チェックリスト」を試してみたところ、当てはまるような、当てはまらないような・・・どちらとも言えないし、「オレはHSPやねん」と言おうと思ったら言えるような、曖昧なものでした。

ただ、個人的には子どもの頃から「生きづらさ」は感じていたし、対人関係のストレスから体を壊した時期もありますし、今でもノイズの多い場所や人混みはかなり苦手なので、おそらく私も「HSP」と言おうと思ったら言えるのでしょう。

それは別に良いでも悪いでもなく「単なる個性」なので、「それが自分という個性なんだな」と受け入れ、その個性にあった生活なり仕事なりを模索すればいいだけの話です。

とはいえ本屋さんで「HSP関連本」の表紙を眺めていると、「ビクビク怯えている人」や「頭を抱えている人」などイラストや写真が使われているので、「HSPは生きづらい人。だから何とか克服しないといけないんだ」という、どこかネガティブな印象を受けます。

ま、ネガティブに言った方が本やコンテンツは売れるだろうからそういう表現になるのだろうけど、あまり気にする必要はないと思いますよ。

それより、このブログは一応スピリチュアル系なので言っておくと、

「HSP的な繊細さを持った人の方が、スピリチュアルには向いている」

ということ。

私が人の波動(オーラ)を観たり「守護霊リーディング」をしたりするのは、一種の変態的能力を持っているからです。

ただ、その前提にはおそらく「HSP的な繊細さ」があるわけですね。

もし私が本当にHSPと専門家から診断されたとしても、別にそれは克服すべき弱点ではありません。

「繊細さん」だからこそ「目に見えない世界」に携わったり、「ヒーリング」のような「サトルエネルギー(=繊細なエネルギー)」を扱ったりする仕事ができているわけですから。

私の場合はちょっと特殊なので、あまり参考にならないかもしれませんけど。

ただ、過去のカウンセリングにおいても、「私、とても繊細で傷つきやすいんです」とご相談に来られる方の波動(オーラ)を観ていると、繊細であるがゆえに、心のやさしい方が決して少なくありません。

こう言うと、「いえいえ、別にワタシはそんなやさしい人じゃないですよ。人を恨むときもあるし、こんな人いなくなればいいのにと思うこともあるし・・・」と否定される方もおられるのですけど、波動を観る限りは「やさしい方」です。

少し調べてみると、どうやらいろんなHSPや繊細さんのタイプがあるようですけど、繊細だからこそ、普通の人が気づけない部分に気づけたり、カウンセラーのような深い共感的能力に長けていたり、深く物事を考える思考力を持っていたりするわけです。

ね、HSPや繊細さんというのは、磨けば輝く個性なのですよ。

ただ、やはり繊細であるために傷つきやすい部分、敏感な部分はあるでしょうから「心理的な安全性」は人一倍意識した方が良いでしょう。

私もささやかながら「YouTubeチャンネル」を持って情報発信をしているのですが、コメント欄を解放していないのは、称賛コメントでも中傷コメントでも、それなりに影響を受けてしまうからです。

特にたまに来る中傷コメントには深く傷ついてしまう。

だから閉じていますし、SNSの類も一応アカウントは持っているけど、最近は全く更新していません。

SNS、特にTwitterが放つゴチャゴチャした波動に少し触れるだけで、心がザワザワしてしまうような感覚になるからです。

そのようにして、HSP的な人は「心理的安全性」を確保する工夫は必要でしょうね。

その心理的安全性を確保する上で根本的に必要なのは、前回も述べた

【承認欲求からの解放】

なのであります。

承認欲求から解放されれば、HSPや繊細さんは個性や才能を発揮できる

「HSP」や「繊細さん」が決してダメなのではない、それは個性なのだと、何度も述べました。

ただ、もしそこに承認欲求を外側に求めてしまうような渇望感があると、HSPや繊細さんという個性がネガティブな方向に働いてしまうのです。

逆から言えば、たとえ強いHSPや繊細さんだったとしても、承認欲求の渇望感がなく、かつ自分の価値を自分で健全に認められるようなパーソナリティーであれば、HSPや繊細さんはポジティブな方向に働きます。

自分はHSPだ、HSPでない、という(素人的な自己診断も含めた)判断は根本的に大切なことではありません。

気をつける必要があるのは、承認欲求に惑わされ「人にどう思われるだろうか」「世間や集団から排除されたらどうなるだろうか」とオドオドビクビクしている心の状態を、「自分はHSPだから仕方がない」とか「自分は繊細さんだから生きづらいんだ」とか、安易に割り切らないということです。

これが「HSP」「繊細さん」ブームで注意するポイントですね。

スマホ文化、SNS文化が根付いた現代、特に若い世代であるほど「人からどれだけ承認されているか」が気になってしまう。

それが本当はずっと以前から「5人に1人いる」とされるHSPや繊細さんという新しいキーワードと結びつくことで、前回のブログで述べた「自己肯定感」とともにブームになっているわけですが、いずれにしても根本的なテーマは【承認欲求からの解放】になるのです。

ブームであるがゆえにそれに乗っかることで、本当に見つめるべきことから目を背けることになっては、結局「生きづらさ」が続くだけですよ。

では、今回も承認欲求から解放されるための話をしていくわけですが、参考として以下の図をご覧ください。

これは前に開催したワークショップで使った資料の一部です。

これは有名な心理学者マズローの欲求階層説なので、ご存知かもしれません。

前回からテーマにしている承認欲求は、「欠乏動機」に位置づけられています。

さっき「渇望感」と述べたのはまさに欠乏動機ですね。

つまり、承認欲求を埋めるために外側を向いて生きている限り、本当に自分らしい人生を生きるのは難しいわけです。

なお、図説の通り承認欲求には2つあり、一つは「他者からの承認欲求」であり、もう一つは「自己承認欲求(自分で自分のことを承認する欲求)」の2つがあります。

この「自己承認欲求」はネットで検索してもあまり出てこない概念なので、よろしければここで頭に入れていただければと思います。

さらに上の図を見るとわかるのは、「自己実現欲求」と最上階の「自己超越」は【成長動機】に基づいているということです。

2つの承認欲求を埋めるには「前回のブログ」で述べたように、

「わたしはわたし、あなたはあなた」

「他人のための人生ではなく、わたしはわたしの人生を生きる」

「人からどう思われても構わない」

「たとえ人から嫌われても、わたしの価値が失われるわけではない」

などのセルフトークを何度も何度も繰り返し行うことが、心理学的にはオーソドックスな方法です。

そこには「自分はなぜ人の目が気になるのか。それは●●だからだ」という自己理解があるといいですね。

ここでは割愛しますが、そこには幼少期の頃の親子関係に原因があるのかもしれないし、学校で多くの子から自分の容姿を笑われたとか調子に乗っていて虐められたなど、いろんな背景があるのを自分で書き出したりカウンセリングで言葉にすると良いでしょう。

なお、こういう心の作業を静かに行うだけでも、何かと抱え込みがちなHSPや繊細さんは生きるのがラクになりますよ。

そういう心理的なアプローチをしながら同時に模索すると良いのは、成長動機である「自己実現欲求」と「自己超越」、つまり自分は何のために生きるのか、自分は今生の人生で何をなすべきなのか、自分の天命やミッション、ライフワークは何なのかを見つけ、それに没頭していくことです。

根本的には、そしてスピリチュアル的には、「宇宙のまなざし」を感じつつ、自分に与えられたであろう天命に向かって邁進していくことで、それまでの自分の枠組みを超えていく「自己超越」的な領域に入っていくことが大事なことです。

そういう生き方をするとき、承認欲求に苦しめられることはなくなります。

そして、そのとき、こう感じるんですよ。

「あれ?なんで自分は人の目を気にしていたんだろう・・・なんだかすごい小さな世界にいたなぁ・・・」

と感じるに違いない。

「天命を生きる」というのは、言い換えれば「天に生かされている」ということをより深く感じながら生きることなので、そうなると「私は天から承認されている・・・いや、天は最初から私を承認してくれていたのだ」という気づきにまで至ることになるでしょう。

そう、それまで外側に求めていた承認欲求が、内側から「無条件の自己肯定」として響いてくるようになるわけで、だから前回のブログで述べた通り、最後には自己肯定感を得る営みすら手放すこともできるわけです。

そのとき、HSPや繊細さんというのは個性として、天から与えられた才能(=天才)として輝き出すわけです。

天命というのは「天のエネルギー」でして、これはとても繊細なものなわけです。

なのでガサツでデリカシーのない人より、HSPや繊細さんの方が途中には苦しいプロセスはあるかもしれないけど、最終的には天命を活かせる素地を持っているわけです。

ま、物事は何でも一長一短でしょうね。

ガサツでデリカシーはなくとも、裏表なく面白いキャラで好かれる人もいるでしょうし。

いずれにしても、スピリチュアル的な才能、それはオーラや守護霊が観えるという変態的なものではなく「目に見えないもの」を大切にするみずみずしい感性というのは、むしろHSPや繊細さんこそ持っている才能、ギフトではないでしょうか。

今日のまとめ

「HSP」「繊細さん」はネガティブなものではなく、個性、才能、さらにはギフトなので克服すべきものではない。むしろ承認欲求から解放されることが大事。それには心理学的なアプローチとともに、自分の天命を発見しそれに邁進する「成長動機」に裏付けられた生き方を心がけること。そうして「天からの無限なる承認」に浴せる素質を、HSPや繊細さんは持っている。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はよく言われていることですが、

「真の自己肯定感/深いスピリチュアリティに根ざした自己肯定感」

について考えていきます。

心理系やスピ系の発信をチェックしている方はご存知の通り、今は「自己肯定感ブーム」です。

ただ、個人的にはブームになると引いてしまうのであります(汗)

そんな周りと合わせられない不器用な私は、普通は「自己肯定感低め」なのでしょうけど、個人的には別に自己肯定感が低いとは思っていません。

それは今回述べたような考えがあるからです。

よろしければお付き合いください。

自己肯定感を高めても、自己否定感が消え去ることはない

今回のタイトルである「自己肯定感」については、ポップ心理学やスピリチュアル界隈では腐るほど出てきます。

もちろん自己肯定感は大事なこと。

自分を否定し続けるのは辛いことですものね。

けれども、個人的には自己肯定感がブームっぽくなっているのを眺めていると、天邪鬼な私はなんだか違和感を覚えます。

その感覚を一言で言えば、

「自己肯定感を高めようと思うほど、皮肉なことに、自己否定感が消え去ることはない」

ということです。

書店やアマゾンを見れば、「自己肯定感を高めよう」と謳う本は溢れるほどあるでしょう(実際に検索したらめちゃくちゃ出てきた・・・)。

ただ、そういう本を参考にして、果たしてどれほどの人が自己肯定感を高められるのか、個人的には疑問です。

それは、いくら「自己啓発」や「成功哲学」の本を読んでも(何が「成功」なのかはさておき)実際に成功する人は限られているようなもの。

また、いくら「引き寄せ本」を読んでも、実際に引き寄せられる人は限られているようなもの。

私にはそのように感じられるわけです。

もちろん、心理学で言う認知行動療法的なアプローチ、例えば「自分は自分、他人は他人」という言葉をひたすら自分に言い聞かせることによって、自己否定感が減少することはあるでしょう。

あるいは、傷ついたインナーチャイルド(主に幼少期の頃に受けた心の傷みやトラウマ)を癒すイメージワークなどを繰り返すことによって、自己否定感が減少することもあるでしょう。

もしそういう効用があったとしたら、自己肯定感ブームにもそれなりに意味はありますよね。

ただしこれらのアプローチは、ブームになる以前からずっと言われ続けていること。

スピリチュアル業界でも、「言霊(ことだま)」を使う定番的なアプローチがあります。

これについては、かつて私も有名な「天国言葉」というのを紹介しました。

別に私が言うまでもなく、「ポジティブな言葉を使う」アプローチは定番的なものです。

ただ、久々に上のブログを読み返して苦笑いしてしまったのですが、

『本当にツイてる人は、「自分はツイてる!」と口ぐせのようには言ってない』

と書いてありました(汗)

これ、いま振り返っても「ホンマにそうやな・・・」という気持ちを新たにします。

どういうことかというと、

「自己肯定感には、段階がある」

ということであり、意識してポジティブ口ぐせの習慣をつけるというのは、まだ初級課程なんですね(もちろんやらないよりは全然いいのですが)。

このブログは【マジスピ】というタイトルなので、なるべく深いスピリチュアリティに根ざした「真の自己肯定感」について説明できたらと思います。

外側の承認欲求を渇望する限り、自己肯定感は深まらない

そもそも、なぜ「自己肯定感」がよく言われているかというと、自己否定感を抱いている人が多いという世相を反映してでしょう。

そして、なぜ自己否定感を持ってしまうかといえば、SNSが普及したため「人の目を気にして生きる」という傾向がより強くなったからではないでしょうか。

それによって他人から認められたいという「承認欲求」がより深刻化したわけです。

そもそも心理学ではずいぶん前から「承認欲求」について説明がされていたわけですが、それが最近クローズアップされるようになってきたわけですね。

他人から承認されたいと思うほど、自分の価値観の主軸(自分軸)がブレるわけですから、自己肯定感が失われていくのは当然のことです。

言い換えれば、自己肯定感を失った状態というのは、本当は自己肯定感が無いのではなく、外側の世界に気を取られるあまり、自分の内側の世界を置き去りにした状態と言えるわけです。

なので、冒頭で述べた通り、いくら自己肯定感を高めようとしていろんなアプローチを試みようと、外側からの承認を求めている限り、自己否定感が消え去ることはないわけです。

あまりブログでは政治的な話を控えているのですけど(「無料メルマガ」では言います)、いま例の感染症への対策として、同調圧力を意図的に利用していると思われる政策が遂行されていますね。

固有名詞は控えますが、アレをしないと、アレをつけないと周囲の目が気になって仕方がないわけです。

中にはアレやアレが科学的にそれほど効果がないことはわかっているものの、村八分を怖れて声を上げることができない人もいる。

それは自分のアタマで考え、自分の責任で行動する勇気を放棄しているわけだから、そりゃ自己肯定感が低くなって当然ですよ。

ただ、そうすれば「赤信号 みんなで渡れば 怖くない」という、自己肯定感を失っている一方で「妙な安心感」もあるので、実は自己肯定感が削がれているという自覚が起きにくいのは厄介なところ。

たとえ小さい行動であっても、それを自分の責任において行動することで、自己肯定感、いや、それを超えた「自己への尊厳」が深まっていくものです。

だから、本当に自己肯定感を高めようと思うなら、認知行動的なアプローチとともに、

・そもそも、自分はどう生きたいのか

・そもそも、自分は何のために生きるのか

ということを深く問い続けることが必要なわけです。

そのように、いかに内側の自分と対話をしているか、孤独の時間を大切にしているか、スピリチュアル的に言えば魂の深い部分に寄り添っているかどうかが、真の自己肯定感を持てるかどうかを決めるわけです。

ただ問題は、そういう内側の自分との対話の時間を奪うものが、SNSを中心としたスマホ文化なのです。

最近よく『スマホ脳』という本を紹介しているのですが、かなり恐ろしい内容です。

※以下はサブブログ

このサブブログで引用したのは、

SNSを通じて常に周りと比較することが、自信を無くさせているのではないか。まさにそうなのだ。フェイスブックとツイッターのユーザーの3分の2が「自分なんかダメだ」と感じている。何をやってもダメだーーだって、自分より賢い人や成功している人がいるという情報を常に差し出されるのだから。特に、見かけは。

『スマホ脳』

自己肯定感が低くなったのは「人間が弱くなった」というより、社会的、文化的、経済的、いろんなレベルにおいて自己肯定感を低めるように仕向けられていることに気づく必要があります。

それに気づかない限り、心理的なアプローチだけでは健全な自己肯定感を醸成するのはなかなか難しいでしょう。

最終的には、自己肯定感すら手放すこと

本当はスマホだけでなく、食生活が乱れていることとか、日本人は長期間の景気低迷により全体的に自信をなくしているとか、本来、自己肯定感を高めるには総合的にアプローチをしなければなりません。

ただ、本サイトはスピリチュアル系なので、ここでは内面的なことをもう少し付け加えると、

本当に大切なのは、最後には自己肯定感すら手放すことなのです。

つまり、自己肯定感が低いとか高いとか、「そんなものはどうだっていい」という状態に自然となることなのです。

最初は「自分は自分、他人は他人」とか「自分は自分の人生を生きるんだ。他人が何を言おうが関係ない」とか自分に言い聞かせる心理的なアプローチをすればいいのですけど、最後には「そういうのはもう面倒だな」という心境に至ることが大事です。

私自身は「自己肯定感を高めなくちゃ」と思うことはありません。

かといって、別に自信があるわけでもない。

それよりも、このブログでもときどき言っている

「天命を生きているかどうか」

「自分に与えられているであろう役割を果たしているか」

この問いを問い続けることの方が大事なのですね。

マジスピ(真のスピリチュアル)的な自己肯定感とは、先ほども述べた通り、自己肯定感を手放していることです。

そのためには、自分が心からやりたいこと、または なすべきことに没頭していく「天を相手とした生き方」をすることです。

別に自己肯定感が高くても低くても、どちらでも構わない。

そもそも自己肯定感が高いとか低いとか言うのは、密やかに「自分と他人とを比較している」ということなのです。

他人と比較することをやめれば、自己肯定感が高かろうが低かろうが、「自分は自分」なのです。

その意味で、自己肯定感という言葉を使っているうちは、そこに密やかに他人との比較があるので、高い自己肯定感を持つことは難しいわけです。

こういう認識が前提にあるので、私は「自己肯定感ブーム」には最初から乗っかっていないわけです(過去のブログのタイトルにはあえて使ったこともありますけど)。

こう言うと「他人と比較することがやめられない」という声が出てきそうですが、そこを超えていくには、やはり内面と向き合う静かな時間が必要でしょうね。

スマホとは距離を置かねばなりません。

アプリの通知やアラートはなるべくオフにしておくことです。

心の中、頭の中にはいろんな「声」があります。

たいていの声はガチャガチャ、ゴチャゴチャした声でしょう。

その声はそのままでいいので、一方で深呼吸をしながら、ただ自分の内側の感覚に意識を澄ませるような心がけを持つといい。

「内側の感覚に意識を澄ませる」というのは、「頑張れ」とか「お前はできる」とか「他人と比べなくていい」とかいう言葉をかけることではなく、【ただ静かに見つめる】ということなのです。

不思議なことに、ただそれだけで心が落ち着いていく。

その状態を深く自覚することができるほど、健全な自己肯定感がそこにあることに気づくでしょう。

そのとき、「あぁ、別に自己肯定感を無理に高めなくてもいいんだ」ということがわかってきます。

それはスピリチュアル方面でよく言われる「内なる光」に気づいた状態です。

そう、最初から、自己は肯定されていたのだ。

宗教が言う「人間は、始めから救われている」というのは、そういうことではないかなと思います。

まぁ根本的なことをサクッと言っているので、今回の内容は頭では理解できても、本当に肚でわかるにはそれなりに時間がかかると思います(私も絶賛修行中)。

ともかく、自分を見つめる静かな時間を確保するのは、真の自己肯定感を深めるのには必須でしょう。

そのためのワークショップはいつか開催したいと思っています。

日常でできることは、例えば自分の内面を観察する日記をつけるとか、瞑想の類を実践することですね。

カウンセリングで自分の内面の動きを言葉にする機会を作るのも良いです。

また、私はメルマガ読者さん向けに「無料ヒーリング」を現時点で180回以上やっているのですが、それをご利用いただくのも良いでしょう。

「自己肯定感を高めよう」という呼び声が多くなった現代は、ある意味では辛い。

本当にツイてる人は「ツイてるツイてるツイてる!」と口にしないように、無理なく自然に「自分は自分、他人は他人」と感じていて、自己肯定感という言葉すら出てこない状況が本当は望ましいわけです。


今日のまとめ

自己肯定感は、本来は必要がない。自分の魂と向き合う静かな時間を持ち、自分の天命に向かっているとき、自分と他人との比較から生まれる承認欲求の渇望感は消えていき、最後は自己肯定感すら手放すことになる。

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第180回:『世界平和の祈り』入門6:個人だけでなく人類の調和にまで良い波動を及ぼす、徳を積む祈りとしてコスパ最強。https://prism-life.com/podcast_180/Fri, 02 Dec 2022 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=9335

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『世界平和の祈り』入門8:【注意】内容が簡単であるため、深い意義を忘れがちになり、安易な方向に流されやすくなる。https://prism-life.com/may_peace_08/Thu, 01 Dec 2022 14:59:10 +0000https://prism-life.com/?p=9288

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『世界平和の祈り』入門」の補足回として、「祈りの注意点」について説明していきます。

一応、今回でシリーズは区切りにします(また思いついたら出しますが、とりあえずここまで)。

7回目までは「祈りって素晴らしいぞ!」という論調なのですけど、今回は「こういうところには気をつけた方がいい」ということを述べていきます。

一連の『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については1回目の冒頭で述べていますし、最初から読んでいただいた方がより理解しやすいので、よければ1回目からどうぞ。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

祈っても現象が変わらなければ、まだ本気ではない

法華経の開祖・日蓮の言葉に、浄土宗(念仏仏教)を批判したものがあります。

「念仏は無間地獄(むげんじごく)の業因なり。法華経は成仏得道の直路なり。早く浄土宗を捨て法華経を持ち、生死を離れ菩提を得べき事。」

『念仏無間地獄抄』

まぁキツいお言葉ですこと・・・

ここで言っている「無間地獄」とは言葉のリズムから「無"限"の地獄」と言っても間違いじゃないですが、より正確に言えば「息つく"間"も"無"いほど苦しい地獄界」という意味のようです。

日蓮はその波動(オーラ)を拝見する限り、まるで火の玉のような激しさをもった求道者だったので、上のような超強い表現になるわけです。

今回、冒頭でこれを引用したのは、祈りもまた念仏的な要素があり、油断すると「無間地獄」とまではいかずともなかなか現実的な利点が得られにくくなるので、注意喚起のためです。

なお、「宗教の型」は主に2つあり、ひとつは禅や法華経のような「自ら内なる仏を顕(あらわ)してゆく」自力タイプのものと、もうひとつは念仏や『世界平和の祈り』のような「阿弥陀如来や守護霊・守護神などの超越的な力にゆだねていく」他力タイプのものです。

(厳密には『世界平和の祈り』は自力と他力のハイブリッド型なのですが、『入門編』では割愛します)

日蓮さんは立場上 法華経を力強く流布されるのは当然ですが、客観的に見れば、自力タイプと他力タイプのどちらが向いているかは人それぞれなので、どちらがより優れているということではなく、それぞれに短所長所があります。

(冒頭の日蓮の言葉を引用して念仏系仏教を批判している人がいますが、それは上の理由によって一知半解と言わざるを得ません)

話を戻して、日蓮さんが激しく念仏宗教を批判したのは、当時の時代からすでに

「祈るだけで、その他のことは何もしない人」

「罪を犯しても、念仏するだけでチャラにしようとする人(=安易に「消えてゆく姿」を利用しようとする人)」

が出ていたからのようです。

祈りの注意点としては、まずこの2点を挙げたいですね。

注意点1:祈るだけで、その他のことは何もしない

『世界平和の祈り』は、

「あくまで祈りを根底として、普段は当たり前の日常を送る」

ということが大事なのです。

これ、創始者の五井先生もしっかりおっしゃっていますよ。

仕事を持っている人は、祈りごころを持って仕事をする。

家庭を支えている人は、祈りごころを持って家事や子育てをする。

祈りごころを持って、当たり前の俗事や世事をこなしていくことが大事であり、それこそが

「一隅を照らす」

ということなのです。

ところが、ときおり「祈るだけで、何もしない」という人が出てくるんですね。

「あくまで祈りを根底として、普段は当たり前の日常を送る」

ということをアタマでは知っていながら、都合よくねじ曲げるわけです。

それは合格祈願だけ真剣にやって、あとは全然勉強しない受験生に似ています。

浄土宗・浄土真宗であれば、悪い意味で阿弥陀如来におまかせしてしまって、人間としての努力や工夫を放棄する人がいます。

『世界平和の祈り』にしても、ただ守護霊や守護神に表面的な感謝をするだけで、同様に人間としての努力や工夫を放棄してしまうわけです。

スピリチュアル業界でもよく言われる「ゆだねる」や「おまかせ」というのは、実はなかなか難しい営み。

中には「おまかせしていれば、あとは宇宙が自動的に働いてくれる」といったことを言う人もいるのですが、こういう甘い言葉には注意しなければなりません。

ゆだねることやおまかせは、決して「丸投げ」や「責任放棄」ではありません。

もしそうだとしたら、宗教やスピリチュアルは堕落した人間の都合の良い道具になってしまう。

そうではなく、

祈りは「大いなるもの」の中に自分を投げ入れる行いであり、その「大いなる力」に触れることを通じ、自分の生命を深めようとする試みです。

なので「真のおまかせ」の結果は、自分の肉体的・精神的・霊的活動の増大深化であり、むしろより実践的になることなのです。

にもかかわらず祈りが行動を制限しているとしたら、それは祈りの表面をなぞっているだけで、実はせっかくの祈りがエゴに利用されているだけに過ぎません。

あるいは、祈りを「この世のわずらわしい雑事を放棄する絶好の言い訳」に利用しているとも言えるでしょう。

そんな「祈っているだけで何もしない人」より、別に祈りは知らないけど、真っ当に仕事をして、真っ当に社会生活を送っている人の方がよほど「高次元波動」であることは少なくありません。

なので、せっかく【私達の天命が完うされますように】と祈っているのであれば、具体的な目標や方向性を心に抱き、それに向かった具体的な実践をしていくことが大事です。

過去に

「一生懸命祈っているつもりなのですが、現実がいっこうに変わりません」

というご相談を受けたことがあります。

その原因はご相談の内容によりますので本来はケースバイケースですが、このときの原因は明らかで、「祈っている"だけ"だから」です。

例えば、婚活のご相談で「自分磨き」はしっかりやっているけど、相談所なりマッチングアプリなりにエントリーしていない人がいたら、あなたはどうアドバイスしますか?

そりゃ「まずはエントリーしようね」と言うでしょ?

ただ、エントリーしても相手と連絡交換すらできなかったり、会っても1回きりでそのまま終わってしまったり、現実はなかなか厳しいことが少なくありません。

その厳しさに落ち込んだり、あぁもう自分は歳だからダメなのかと自己嫌悪に陥ったりしながら、それでもあきらめないでチャレンジし続けることで、最後は幸せを掴んだ方が過去の相談者さんにおられました。

「祈って何もしない」というのは、自分磨きだけやってエントリーしない人にも似ています。

これ、実は "祈りを実践しているはずの人" からいただいたご相談なのですよ。

まさか何も行動しなくても、ただ祈っていさえすりゃ、守護霊がパートナーを引き連れてくるとでも思ったのでしょうか?

そりゃ相談所やマッチングアプリにエントリーしなければ、実際の出会いは得られにくいだろうから、エゴは傷つかずに済むでしょう。

もしかして、エゴが傷つくのを怖れているがゆえに、祈るだけの状態に、自分磨きだけの状態に、逃避をしているのかもしれません。

入門5回目で述べた通り、その怖れこそ本当は「消えてゆく姿」として世界平和を祈るべきものなのに、そこはスルーしてしまう。

こういうことを述べると、やっぱり祈りって簡単なように見えて、実はかなり難しいのです。

本当は「真摯に自分を見つめる力」が求められているわけです。

ただ、私たち凡人はなかなかやりたくない。

怖れから傷みから逃げたくなるのは私たち凡人の多くがやっていることだから、理解はできるのですけど・・・

ただ、そうやって「祈ったフリ」をしているだけでは、現実は決して変わらない。

「現実が好転していかないこと」こそ、守護霊・守護神からの最大の無言のメッセージです。

そのときに「あぁ、これは自分の祈りがまだ本気じゃないからだ」と気づける人は、実はなかなかセンスのいい人なのですけど、数としてはたぶん少ないですね・・・

それだけ「祈ったフリの状態」というのは、実はけっこう気持ちいいからなのだよ(汗)

「自分はちゃんと祈っている(つもり)」という思いが、エゴを慰めるのだから。

詳しくは「世界平和の祈りの真髄を語った有料セミナー」で言ったからここでは言いませんが、「祈ることだけで満足してしまう」というのは、祈りにおいて気をつけなければならない部分です。

注意点2:安易に「消えてゆく姿」を利用する

あと、いま上でも述べた「消えてゆく姿」というのを、結構軽いノリで捉えようとする人がいるのも気になりますね。

これは繰り返しますが、これは

罪を犯しても、念仏するだけでチャラにしようとする

という念仏仏教にありがちな欠点の現代バージョンです。

こういう人は、今も昔もいるのですよ。

つまり、自分に降りかかった何らかのトラブルや、人間関係で誰かを傷つけたことを、「すべての苦悩は現れれば必ず消えてゆく」という教義を表面的に捉え、「はいはーい、これで消えていきまーす♫」という感じで軽いノリで解釈する人がいるのです。

あとは、酒やタバコやパチンコや買い物など、何らかの依存症に対して「現れれば消えてゆくんだから、またパチンコやるぞ~♪ これでまだ消えちゃいましたとさ~♫」ってこれまたイージーゴーイングに考える人もいる。

これも先ほどとパターンは同じで、「実は自分のエゴが傷つきたくない」という心理があります。

さっきの婚活の例もそうだけど、自分と真摯に向き合うことって、かなり辛いんですよ。

本来はその勇気を絞り出すためにこそ祈るわけなのですが、人間のエゴというのは祈りすらも都合よく利用する。

「ほらほら、パチンコやっちまえよ。今日から新台が出ているじゃないか。お店だってキャンペーンやってるぞ。『現れれば消えてゆく』って偉いセンセーが言ってるんだから、やっちまえよ!」

って、本来はその迷いそのものが「消えてゆく姿」として一生懸命に祈る必要があるのですけど、都合よくねじ曲げた解釈に、いとも簡単に乗っかってしまう。

まぁまだ終わった後に「しまった・・・またやっちまったわ・・・このままではいけない。本気で祈らねばならぬ」と気を新たにできるのであればまだいいのですけど、おそらく多くの場合、またズルズルと流されるでしょう。

原則はシンプルでして、「自分を真摯に見つめる力」に欠ける人は、その祈りは安易になりやすいということなのです。

日蓮はそんなイージーな念仏者を少なからず見て、「それでは念仏無間地獄だぞ!!」と怒ったのかもしれません。

「消えてゆく姿」は、上に貼った入門編5回目のブログで触れた【人間と真実の生き方】を復習していただきたいのですけど、「人間は本来、神の分霊(わけみたま)である」という大前提があるわけです。

本来は「神の分霊」という光り輝いた存在なのだから、そういう存在に本当のところ「悪」や「影」なんてあるはずないでしょ。

でも実際にあるのは、本来の私たちは「内なる光」を秘めていることを忘れてしまって、過去世から現在に至るまで誤った思い方や考え方を積み重ねてしまったことが、現象的な「悪」や「影」として出ている。

それが「光」に照らし出されて、いま、消えてゆこうとしているわけです。

ここには、簡単に言えば「本来の人間は、もっと尊く強く美しく明るく清らかに生きていけるはずだ!」という徹底的な性善説があるわけですよ(これを「光明思想」ともいう)。

でも、「またパチンコ依存だわ~でもこれで消えちゃいます♫」とか「ついカッとなって人に暴言吐いちゃったわ~でも現れたからこれで消えちゃいます♫」とかいうイージーな態度は、この徹底した性善説、悪や罪を包み込んだ大いなる性善説が欠けているのです。

「いやいやこれは・・・本来は素晴らしいはずの人間として、マジであり得ないことをしてしまった・・・自分はまだまだカルマにエゴに翻弄される小さな人間だ・・・でもこのままではいけない」といった、真摯な反省がそこになければ、消えてゆく姿にはならないのですよ。

なので、『世界平和の祈り』を真に祈っていくには、「人間と真実の生き方」を本当に深く理解していく必要があるわけです。

祈っては深く理解し、深く理解しては祈っていく。

その繰り返しなのですね。

ただ、教えを表面的に読むだけだと、なんだか簡単に思えてしまうのですよ。

私のこの入門編のシリーズもなるべくわかりやすく書いているので、おそらく理解するのはそんなに難しくないはず。

でも『「消えてゆく姿」が本当にわかったら、これは悟ったのと同じですよ』と述べた通り、本当はマジのガチで難しいのであります。

何度か言っていますが、天童よしみの のど飴のCMばりに「なめたらあかん~」のであります。

祈りを通じてどのような天命を実現したいのか?

さっきの段落で「祈っているのであれば、具体的な目標や方向性を心に抱き、それに向かった具体的な実践をしていくことが大事です」と延べました。

結局、「祈りを通じてどんな天命を実現したいのか?」が問われているのです。

【私たちの天命が完うされますように】と祈っている、その「天命」とは何なのでしょうか?

もちろん「世界平和」が大きな天命であることは間違いないのですが、それをあなたの人生という角度からは、どう具体的に実現していくのでしょうか?

五井先生は、ご著書や肉声テープに触れる限り「具体的な目標」についてはあまり触れなかったように感じます。

だいたい次のようなことをおっしゃっていたわけです。

「自分の天命がわからない、という人は、世界平和が大きな天命なのだから、普段の仕事は生活するためのものとして行いながら、仕事の合間や家庭の中で世界平和の祈りを行っていきなさい。そうすることで神様の働きをすることができるのですよ」

ともかく『世界平和の祈り』を一人でも多く祈ってもらうことが、当時は大きな眼目だったからではないでしょうか。

もちろん一人でも多く祈ることで「光の波動」を物質世界により多くもたらすことができるわけですから、それは大いに意義があることです。

ただ、私たちはそれぞれ個性を持っているわけですから、可能であればただ祈ること以上に、祈りを根底にした何らかの仕事や実践があった方が、より祈りに励みが出るもの。

そうであった方が「祈るだけで、その他のことは何もしない(祈るだけで自己満足する)」という事態を避けることができるでしょう。

また、仕事でも趣味でもボランティアでも結構ですが、何らかの社会的活動というのは、それがそのまま自分の「人間としての成長」につながっていくものです。

「人間としての成長」は仕事の力量を磨くことを通じてもたらされることもあれば、仕事を通じた人間関係の葛藤を通じてもたらされることもあります。

「祈りの力」というのは、自分の「人間としての成長」に伴って深くなっていく。

ですから、本当に祈りに惹かれるものがあるのであれば、できれば祈り"だけ" で終わらない何らかの活動がある方が望ましいわけです。

先日、ある女性から聞いたのですけど、その女性は母親として子供におにぎりを作ることがあるそうです。

そのとき、その女性は祈りを込めながらおにぎりを結ぶそうで、そうしてできたおにぎりは、あまり凝った味付けをしていなくとも、めちゃくちゃおいしいんですって。

それによって、母親としての愛情がより深く表現できるわけです。

もちろん子どもの幸せを純粋に祈るだけでも良いのでしょうけど、その上でそれを表現する何らかの具体的な活動があった方がより伝わるし、子どももさらに幸せという好循環が生まれます。

これ、「仕事(家事)が祈りになっている」のですよ。

素晴らしいじゃないですか。

このように、祈りを観念で終わらせないためにも、可能であれば何らかの表現手段を持っておいた方がいいですね。

(ただし、もし本気で祈り続ける覚悟があるのであれば、祈り以外は何もしないという生き方も一つでしょう。本当にド真剣に、全身全霊を尽くして祈り続けるのであればですけど、それは本来は聖職者・僧職者の仕事です)


今回は『世界平和の祈り』における注意点について、主なものを述べました。

祈りは念仏のように簡単であるため、ともすればその深い意義が忘れられ、安易な方向に流れてしまう可能性があります。

私は未だに創始者の五井先生のご著書や肉声テープで学ぶことをやめていません。

正直、同じような話が多く、結局「世界平和を祈りましょう」という話で結論づけれられるものの、「本当に骨身に徹してわかっているわけではない」ということはわかっているため、私は今後も折に触れて学び直していくでしょう。

今回は入門編として7回、プラス今回の注意点として合計8回にわたって述べてきました。

本当はもっと細かい点はあるし、まだまだ不十分な点はあるでしょうけど、まずはこのあたりで終わっておきます。

また何かあれば単発のブログなどで述べていきたいと思います。


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『世界平和の祈り』入門7:個人の欲望を人類の幸福という大きな目的に高める人は、心の平安を得て視野が広がる。https://prism-life.com/may_peace_07/Thu, 24 Nov 2022 03:47:00 +0000https://prism-life.com/?p=9241

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『世界平和の祈り』入門」の7回目として、「個人の救いと人類の救いは、実は一緒のものなのだ」ということについて説明していきます。

一連の『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については1回目の冒頭で述べていますし、最初から読んでいただいた方がより理解しやすいので、よければ1回目からどうぞ。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

「個人の救い」を祈るだけでは間に合わないグローバリズム社会

この入門シリーズも7回目になりました。

今回は前回の続きとして、

「『世界平和の祈り』を祈りつづけてゆけば)個人も人類も真の救いを体得出来るものである」

という部分について、もう少し説明していきます。

前回のブログとあわせて読んでいただくのがオススメです。

私たちは宗教に何らかの「救い」を求めて入信、入会するかと思います。

この人生に何の不幸も苦悩も感じていない状態で、宗教の門を叩くことはまずないでしょう。

その苦悩の大半は、「病気」「貧乏」「煩悶」(主に人間関係)です。

私自身は「人生、いかに生きるべきか」「人生に意味はあるのか」などの問いから宗教に入りましたけど、これは広くは煩悶に入りますね。

そもそも宗教の根本は、人間が現時点では絶対に逃れられない「死」というものに対し、それを超えていく「救いの道」を説くものでした。

ただ、それを本来説くべき伝統的な既成宗教は、例えば「葬式仏教」と揶揄されるように、形式だけのもの、まさに「仏作って、魂入れず」の状態に陥っているものが、決して少なくありません。

私は子どもの頃、親類縁者が亡くなったときに参加したお葬式で、そこに呼ばれたある坊主の読経を何とはなしに聞いていると、「あ、こいつはサボっとるな。普段からちゃんと修行してへんな」ということを感じていたものです。

それで、なんか知らんけど、めっちゃ腹が立ったんですね。

逆に、たまに「声がいい坊主」の読経を聞いていると、「いやー素晴らしい、こういう人ばっかりやったらどんなにええやろか」と、うれしくなった。

ガキのくせにね。

いまこんな仕事をしているぐらいだから、おそらく宗教的世界に対するセンスは人並みに以上にあったのかもしれません。

その上で、生まれた家がたまたま某新興宗教だったこともあり、子どもの頃から宗教に対して関心を持っていたのだろうと思います。

ただ、現在の新興宗教のほとんどは、「個人の救い」にフォーカスを当てています。

言い換えれば「現世利益(げんせりやく)」ですね。

さっき述べた「病気」「貧乏」「煩悶」は、この祈りをしていれば、この経文を唱えれば、この教祖を崇めていれば、そしてちゃんとお布施(献金)もしていれば、必ず良くなる、きっと良くなる。

そのように説く。

私の親も、その某新興宗教に対して、トータル数百万円のお布施をしていました(完全に無駄金でしたが)。

まさにマーケティングですが、このように既成宗教が立ち入らなかった「個人のリアルなニーズ」にしっかり寄り添ったからこそ、ご存知の通り、大手の新興宗教は「この世そのものである」政治に影響を及ぼすほどの勢力にまで拡大したわけです。

ただ現時点では、統一教会への批判が大きくなってきています(もう何十年も前からあった問題だけど)。

私も少し前、顔出し動画でやや感情的に怒ったことがあります。

最近では統一教会だけでなく、例の「あの大手新興宗教」への批判も出始めています。

そういう乱れた世相において、いわゆる「無宗教」の人たちは、ますます既存宗教・新興宗教から遠ざかってしまうのかもしれません。

ただ、そういう「無宗教層」が完全に宗教が必要ないかといえば、そうではないですね。

おそらくお盆や年末年始は帰省して、墓参りに行ったり初詣で近くの神社に行ったりもするでしょうから。

そういう人は、もし人生において想像の斜め上を行くようなトラブルや、あり得ない不幸災難が降り掛かってきたら、思わず神社仏閣に行って安全や厄除けの祈願をしたくなるでしょうね。

人間とは、そういう存在ではないかと。

そこでなされる祈願の対象はおそらく「個人の救い」が大半であり、せいぜい「家族や周囲の人間関係」の範囲内でしょう。

でも、現代においては、もはやそれだけでは足りないのです。

『世界平和の祈り』のように、「個人の救い」だけではなく、「人類の救い」まで視野に入れた祈りでなければ、もう間に合わないのです。

その理由は「前回のブログ」でも述べた通り、グローバル・プロブレム(世界規模の問題)が目白押しだからですね。

「何それ?」と疑問に感じる方は、最近の電気やガスやガソリン、食品などの値上げっぷりを見れば一発でわかりますよ。

会社勤めの方はお分かりの通り、毎月お給料がちゃんと出ているのは、会社が倒産していないからですよね。

いくら「金運を上げたい」と何らかの祈願をしたところで、所属している会社がコケてしまったら、あなたの金運はダダ下がり。

いくら「素敵なパートナーとの出会いが欲しい」と言ったところで、非正規労働者が多くなっている今、「家族を養えるだけの経済的余裕がない」人が増えているから、婚姻率は下がっているし、あわせて出生率も下がっているわけです。

「努力が足りない」という自己責任的な理由だけでは片付けられない、構造的な問題もあるわけです。

じゃ、「それなら経済的に豊かな人と結婚できるよう、引き寄せの法則を実践しまくるぞ!」というのが、これまた「個人の救い」をスピリチュアル業界に求める人の気持ちかもしれませんが、少し広い視点で見れば「全体が良くなった方が、個人が幸せになれる確率は高くなる」のが、論理的な帰結ですね。

私は引き寄せの法則に対しては批判的な立場ですけど、もし本当に引き寄せたいのであれば、「波動を高める」のが良いのはご存知のはず。

その波動(オーラ)は、個人の救いや幸せだけを願っているより、世界全体の救いや幸せを願っている人の方が良いのは、何もオーラが見えなくたってお分かりでしょう。

『世界平和の祈り』の良いところは、個人の欲望を決して否定していない点です。

もちろん、やたらに発散せよと言っているわけではありませんが、いろんなエゴを抱えているのが私たち凡人の姿ですよね。

『世界平和の祈り』はそんな欲望や迷いを持ったままでいいから、祈りの中にそれらを入れていきなさい、と教えます。

最初は「下心」を持ったままで良いので、カタチだけでも世界平和の祈りのような広い祈りをするのがオススメですよ。

そうやって祈り続けていくうちに、『世界平和の祈り』が放っている光の波動に浄められていって、欲望や迷いなどの煩悩が少しずつ落ち着いていくわけです。

それに伴って、「個人の救い」の中心を占める「病気」「貧乏」「煩悶」も、良くなっていく・・・というのが、あまり現世利益を謳わない『世界平和の祈り』の、本当は現世利益も視野に入れているところなのです(ボロ儲けはできないだろうけど)。

この現象世界は「心の世界」が映し出されたものなのだから、まずその心のありようを変えること。

そのための、『世界平和の祈り』なのです。

ただし、これは何度でも言いますが、続けないとダメですよ。

1日や2日やったところで、おそらく何も変わりません。

人間のエゴや迷いというのは、仏教で「苦海」という言葉がある通り、やはり相当に深い。

底なしの海のように深い。

人生の苦悩を感じている人ほど、そもそも「底なし」と言われている煩悩を、そう簡単に脱することはできないのです。

なので、忍耐して祈り続けることです。

目には見えないけど、守護霊や守護神のご加護を信じて、祈り続けることです。

意識が成熟するほど心の世界は広く深くなる

さて、ここからは「人間の意識の成熟」について考えていきます。

いや、別に難しいことではありません。

例えば、あなたの周囲の人間関係を見渡して、「この人は精神的に幼いなぁ」と感じる人はどういう人でしょうか。

あまり考えなくてもわかりますね。

「自分のことしか考えていない人間」

「相手の立場に立って物事を考えられない人間」

「たとえ間違っていることでも、自分の正しさを主張する人間」

このような人が精神的に幼い人と言えます。

では、これとは逆に「意識が成熟した人間」とはどういう人のことでしょうか。

これは言わなくてもわかりますね。

さっきの逆の人ですよ。

つまり「人間の意識の成熟」とは、自分のことだけではなく、相手の立場をしっかり考えられる人間のことです。

これが会社組織になれば、「自分の所属する組織全体のメリットだけでなく、取引先のメリットも考えて行動できる人間」が成熟していることになります(経営者の方は、こういう人材が欲しいですよね。なかなかいないけど・・・)。

つまり、自分を超えて、他者、会社、地域、社会、国家、世界・・・のことを考えられる人間が、意識が成熟していることになるわけです。

ただ、多くの人は、せいぜい会社や地域のレベルに留まっています。

普通に生活するには、それだけで十分だからです。

ま、さっき言った通り自分のことしか考えない「子ども」もいますが。

こういうことを考えるとき、『世界平和の祈り』は文字通り「世界」のことを考えているわけですから、祈りが深くなっていけばいくほど、意識は成熟していくわけです。

ただ、こう言うと、これは過去にも述べましたけど、

「いやいや、自分のような小さな人間が世界平和を祈るなんておこがましい・・・」

という反論が出てきます。

この場合は、「生身の自分」と「本質的な自分」と分けて考えた方がいいですね。

つまり、確かに「生身の自分」からすれば世界平和を祈るなんておこがましい・・・という発想に至るのは無理もないことです。

でも、「本質的な自分」、スピリチュアル的に言えば「神としての自分」「内なる神」のレベルでは、誰しも本当は世界平和を祈っているのです。

自分の生活だけで精一杯で、欠点も腐るほどある自分。

ただ、その心の世界の奥には「仏性」や「神性」と呼ばれる尊いものがある。

道元禅師が「たとえ弱さを持つ身であっても、座禅をしているときは誰もが仏なのだ」とおっしゃった通り、「たとえ欠点を抱える身であっても、世界平和を祈っているときは誰もが神なのだ」ということなのです。

ま、ウソでもいいから、キレイゴトでもいいから、祈ってみましょう。

そうして祈り続けていくと、「自分という個人と人類は別のものではなく、本来は一つなんだ」と直観するときがやってきますよ。

それが、スピリチュアル業界で腐るほど言われている「ワンネス」ってやつです。

まぁ「ワンネス」って言っている割に波動がショボい人もいるのが残念なところですが、世界平和を祈る人は、口先だけではない「真のワンネス」を直観していただきたいですね。

さっき述べた通り、グローバル・プロブレムが目の前に押し寄せている以上、もはや「個人の救い」だけにフォーカスするのでは間に合わないのです。

かといって、聖人君子みたく世界平和"だけ"を祈るのも、現実的ではない。

『世界平和の祈り』は、そんな私たちの肉体レベルのニーズと、スピリチュアルレベルのニーズを同時に叶えるのが特徴です。

それが教義の中にある「個人も人類も真の救いを体得出来るものである」という最後のくだりです(教義は「前回のブログ」を読んでください)

『世界平和の祈り』を祈ることによって、「光の波動」が周囲に拡散されていく。

もちろん一人の祈りでは弱いけれども、これが何万人と増えていけば、その波動力は世界を変えていく力になります。

もちろん祈るだけでなく、具体的な行動も必要ですよ。

決して常識を踏み外さない上で祈り続けてゆくことで、そのうち祈りが生きる上で欠かせないものになってきます。

もっと言えば、それで何か儲かるとかメリットがあるとかを超えて、祈ることそのものが有り難く感じるようになってきます。

今回で7回目ですけど、ここまで読んだら、もうやるっきゃないでしょ(笑)

即効性はありませんが、ぜひやってみてください。


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『世界平和の祈り』入門6:個人だけでなく人類の調和にまで良い波動を及ぼす、徳を積む祈りとしてコスパ最強。https://prism-life.com/may_peace_06/Thu, 10 Nov 2022 03:04:00 +0000https://prism-life.com/?p=8614

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『世界平和の祈り』入門」の6回目として、「この祈りは個人だけでなく、人類の意識の浄化にも役立つ」ということについて説明していきます。

一連の『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については1回目の冒頭で述べていますし、最初から読んでいただいた方がより理解しやすいので、よければ1回目からどうぞ。

『世界平和の祈り』シリーズ

なお、2つ前のブログでは「祈りにコスパなんて求めてんじゃねーよ」といった趣旨のことを述べましたが、今回は逆に「コスパ最強」とタイトルに入れました。

どういう視点で物を見るかの違いなので、あわせてご一読いただければ幸いです。

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

「この世という夢」を見ながら「目覚めている」こと

前回のブログでは、『世界平和の祈り』において最も大事な考え方として、

「どんな苦しみでも、現れれば必ず消える」という【消えてゆく姿】

をご紹介いたしました。

死ぬほど大事なことなので、しっかり復習しましょう。

この【消えてゆく姿】ということが本当にわかったら、私たちは「真の救い」を感じることができます。

だって、人生におけるさまざまな苦しみや悲しみ、それらは「本当は無いんだ」って心底わかれば、まるで澄み切った青空のような心境で生きていけるからです。

人生における苦悩というのは、本当は「夢」のようなものかもしれない。

私はあまり怖い夢を見ないのですけど、カウンセリングでは、

「最近、しょっちゅう怖い夢を見るんですけど・・・これって何か不吉な感じでもあるんでしょうか?」

というご相談をいただくことがあります。

それはジェイソンみたいな殺人鬼に追いかけられる夢だったり、タイタニックみたいな船が沈んで溺れ死ぬ夢だったり、映画『キューブ』のような箱の中に閉じ込められる夢だったりします。

いろんな夢判断、夢占いがありますけど、原則として言えることは、悪い夢、怖い夢はしょせん「夢」に過ぎない、ということなんです。

どれだけリアリティがあろうと、一度目覚めれば、必ず消えてゆく「夢」に過ぎない。

もちろん、私たちが寝ているときに見る「夢」と違い、この世において味わう身体的苦痛、精神的苦痛はすべてリアリティがあるものです。

しかし、これら現実的な苦痛もまた、目覚めれば、必ず消えてゆく「夢」に過ぎない。

それが【消えてゆく姿】の教えなんです。

もっとも、この文脈での「目覚め」とは、「スピリチュアル的な目覚め」のことです。

私はイージーな「目覚め」、安っぽい「覚醒」に自己満足しないよう注意を促しています。

実際、口で何を言おうが、その波動(オーラ)はそれほどではないので、あまり成長を急がない方がいい。

真の「スピリチュアル的な目覚め」とは、今回のテーマに沿って答えれば、【消えてゆく姿】が本当に体得できることなんです。

ただ、もちろん、簡単なことではありませんよ。

【消えてゆく姿】だからといって、肉体を持って生きているうちは、身体的苦痛が完全に消え去ることはありません。

痛いときは、痛い。

【消えてゆく姿】だからといって、肉体を持って生きているうちは、精神的苦痛が完全に消え去ることはありません。

辛いときは、辛い。

ただ、もしそれらが本当は「夢」なんだと見抜くことができたら、その苦痛に囚われなくなる、ということなんです。

言い換えれば、「この世という夢」を見ながら、同時に「目覚めている」ということが、【消えてゆく姿】なんですよ。

寝ているときに見る「夢」が、もし「あ、自分はいま夢を見ているようだ。だから、いくら殺人鬼ジェイソンが追っかけてきて殺されたとしても、しょせん夢なんだから本当はノーダメージだよ」と思えたら、怖いけど怖くない、痛いけど痛くない、ということになるわけです。

わかるかな?

わっかんねーかな?

実際は難しいんですよ。

一応は入門編なんですけど、事の性質上、お伝えしている本質のレベルは落とせません。

私だって、本当に理解しているか問われたら、あやしいものです。

「今のオレには完全に苦悩なんかあらへんで」と言ったら、完全にウソですしね。

ほんま、今でもしょーもないことで悩むこともあります。

でも〈【消えてゆく姿】で世界平和の祈りを祈る〉というのは、この祈りが放つ素晴らしい波動に身魂(しんこん)を照らしながら、無理なく、少しずつ、この世における「夢としての苦悩」を、消していただく、ということなんです。

自分で消すんじゃないよ、「消していただく」んですよ。

ここは「消えてゆく姿テスト」に出るところです(笑)

前までのブログで何回か言いましたけど、祈りというのは、神・仏・天に向かって行うもの。

「世界平和」というのは、神・仏・天と呼ばれるものが放つ最高の価値を、誰にでも理解できるように具現化した言葉なんです。

これは論理的に考えたらそうなりますよね。

そして、これは論理ではなく信じるしかないんですけど、だからこの『世界平和の祈り』というのは、さまざまな宗教・宗派の垣根を超えた神々の叡智の光が結集しているわけ。

そこに、これはスピリチュアル業界でよく言われる用語ですけど、

「ゆだねる」

わけです。

テメーだけのショボい力で頑張るんじゃなく、

「まかせる」

わけです。

まぁこれも言葉で言うほど簡単じゃないんですけど、まずは理解しましょう。

注意点としては、これも何回でも言うけど、一度や二度祈るだけで「奇跡」が起こっちゃうようなアホなことは期待しなさんな、ということ。

もしそうなったとしたら、この世はとっくに天国になっとるわい。

けれど、それは『世界平和の祈り』が無力ということではない。

そうじゃなくて、それだけ「前回のブログ」で述べた「人間の業(ごう)」が深いということ、そして、ようやく今回のテーマに入るけど、「人類の業」もまた深い、ということなんです。

だから、一度や二度祈った程度で「コスパが悪いわ。他にうまい方法ないかな・・・あ、検索したら『人生に簡単に奇跡を起こす魔法の●●』が出てきた!」なんて上っ面スピリチュアルに目移りするのではなく、もう何度も何度も何度も、できれば死ぬまで祈り続ける姿勢が望ましいわけです。

祈りが個人だけでなく人類をも浄化する理由

ここまで述べたことが前回の復習です。

「【消えて行く姿】という真の救い」については、前回ご紹介した『世界平和の祈り』の根底にある教えである【人間と真実の生き方】の最後に書いてあります。

これもすごく大切なので、もう一度引用しましょう。

人間は本来、神の分霊(わけみたま)であって、業生(ごうしょう)ではなく、つねに守護霊、守護神(しゅごじん)によって守られているものである。

 

この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿である。

 

いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものであるから、消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるのであるという善念を起し、どんな困難のなかにあっても、自分を赦(ゆる)し人を赦し、自分を愛し人を愛す、愛と真(まこと)と赦しの言行をなしつづけてゆくとともに、守護霊、守護神への感謝の心をつねに想い、世界平和の祈りを祈りつづけてゆけば、個人も人類も真(しん)の救いを体得出来るものである。

『人間と真実の生き方』

この最後は、

世界平和の祈りを祈りつづけてゆけば、個人も人類も真(しん)の救いを体得出来るものである

という文章で締めくくられています。

「個人だけでなく、人類も、真の救いを体得出来るんだよ」と述べていることがポイントです。

「個人の真の救い」に関しては、これまで説明してきた通り、「いかなる苦悩といえど現われれば必ず消える」という部分に現れています。

これは個人の集合体である「人類」についても同じです。

つまり、世界人類の全体に降りかかってくる「いかなる苦悩といえど現われれば必ず消える」という、これまた同じことを言っているわけです。

現時点でのグローバル・プロブレム(世界が直面する問題)とは、例の感染症、感染症をめぐる例の薬害問題、紛争、戦争、サイバーも含めたテロ、領土問題、環境破壊、気候変動問題、食糧危機など・・・そして、これらすべてに関わる「認知戦」です(「認知戦」はググって調べてください)。

これらの問題は「対岸の火事」ではありません。

現時点でも、毎月の電気代やガス代、また食品の値上げっぷりを見れば子どもでもわかる通り、国際問題が生活にダイレクトに影響を及ぼします。

なので、占いやスピリチュアル系の現場では「幸せになりたい」というご相談が絶えないのですが、少し視野を広げれば、「自分の幸せ」を実現したいなら、周囲の幸せも同時に願う必要があるのは論理的な流れとして理解できるはずです(何が「幸せ」なのかは人それぞれですが)。

もちろん、国際問題は個人レベルよりはるかに規模が大きく複雑ではありますが、これらもまた、「現れれば必ず消える」という教えです。

(ただし、現実的には政治経済レベルでの改善や協調が必要でして、次回以降述べるかもしれませんが、祈り "だけ" で万事OKとする考えはリアリティに欠けると思います)。

これを霊的レベルで説明すると、私たちが『世界平和の祈り』を祈るとき、私たちのオーラは一瞬だけど発光するんですよ。

この「光」は、自分の波動(オーラ)を浄化するだけでなく、それは周囲にも振りまかれていくわけ。

さっき「この『世界平和の祈り』というのは、さまざまな宗教・宗派の垣根を超えた神々の波動が結集している」と述べました。

この「結集した光」を創始者の五井先生の言葉をお借りすると、

「救世(きゅうせい)の大光明」

と言います。

うーん、いかにも宗教っぽい表現ですね(「救世」という名前の入った宗教団体もありますし)。

なお、『世界平和の祈り』には【人間と真実の生き方】の他に補足説明があり、それは

この祈りは、五井先生と神界との約束事で、この祈りをするところに必ず救世の大光明が輝き、自分が救われるとともに、世界人類の光明化、大調和に絶大なる力を発揮するのである。

という言葉です。

ただ、初心者の方がこの文言を見ると、「『五井先生と神界との約束事』って何やねん?」という疑問が湧いてくるはず。

「どうやって約束すんの?」とか、「神界ってなにそれ?おいしいの?」とか。

「ちょっと怪しいな・・・」と疑う人も出てくるかもしれませんし、五井昌久という宗教家を神格化しているかのような表現に拒否反応を示す人もいるかもしれません。

私は五井先生を尊敬してはいるのですけど、かといって盲目的に神格化するのは違う、と思っているので、「五井先生と神界との約束事で」という宗教チックな部分はカットしてもいいんじゃないかなという考えです(逆にこの部分のおかげで特別感が増すという考えもあるでしょうけど)。

なので、私はこの部分を最初から意図的に紹介せず、「とにかくめっちゃ波動がええねん、だまされたと思って唱えてみて」という説明を先にしたわけです。

この『五井先生と神界との約束事』の詳細は、私にもわかりません。

ただ、おそらくは「宗教的な大直観」ではないでしょうか。

浄土宗・開祖の法然上人が、人々が本当に救われる教えを求めに求めた挙句、ふと仏教経典の中に見つけた【「阿弥陀仏」を称えれば誰もが必ず救われる】の言葉に、「これだ!!!」と大直観した、そのこころはないでしょうか。

法然上人の場合は経典の中に「大いなる光明」を見出したわけですが、五井先生の場合は「大いなるものから降りてきた」と言えるでしょう。

他の例として、私は「レイキヒーリング講座」を行っていますけども、レイキの創始者である臼井甕男(うすいみかお)先生は、詳しい経緯は割愛しますが、京都・鞍馬山での断食修行の21日目に、突如、雷に打たれたようなインスピレーションとともに、後に「レイキ(靈氣)」と呼ばれる癒しのエネルギーを大感受(だいかんじゅ)されました。

宗教界やスピリチュアル界における天才は、言葉では説明できない大いなる直観・直覚・霊感・霊覚を、いわば「大宇宙」から受け取っているのであります。

私はそんな天才からはほど遠い人間ではありますが、「守護霊リーディング」という行いは、この直観を用いているわけです(「小直観」かな)。

直観というのは、論理的にすぐ説明できないところがあります。

「守護霊リーディング」をしていると、「どうしてここでこんな言葉が出てくるのかなぁ・・・」とわからない場合があるのですが、ご相談者さんと話をしているうちに、「あぁなるほど、そういうことか~」と合点がいく瞬間がありますし、たとえその場ではわからないままだったとしても、後日ご相談者さんから「あのときの言葉は、実はこのことだったんです!」というご報告をいただく機会もあります。

※その一つが例えばコレ

ですから、『五井先生と神界との約束事』というのは、ざっくり言えば凡人では全く理解できない「めっちゃすごい直観・霊感」からもたらされている、ということでしょう。

まぁここで五井先生の波動が暗く重たければどうしようもないのですけど、ご安心ください。

実際はその真逆の「大光明」であることは、波動を観るのが仕事の私が責任をもって断言いたします!

同じ宗教の教祖でも、波動を観る限り、マジでどうしようもないヤツもいるので・・・文字通り玉石混交なのであります。

祈りの力は実践しなければ絶対わからない

話を戻しましょう。

私たちが『世界平和の祈り』を祈ると、「救世の大光明」と言われる波動が、自分を通じて周囲に放射されていく。

それをたゆみなく続けていくことによって、「個人も人類も真(しん)の救いを体得出来るものである」とおっしゃるわけです。

「2回前のブログ」で、「祈りのコスパが良いかどうかを確認してくる人」に対して意見を述べました。

このときは批判的に言いましたが、しかし、今回はあえて

「『世界平和の祈り』のコスパはめっちゃええで!」

と言おう。

「世界人類」という大きなもののために祈るのは、それだけ「光の波動」が大きいということであり、それを祈っている自分の波動(オーラ)はその大きな波動で浄化されるだけでなく、さらにその光は周囲にも振りまかれるわけだから、『個人も人類も真の救いを体得出来る』という、自分が良くなるだけでなく社会にも貢献でき、かつ背後の守護霊・守護神のパワーまで頂戴できるという、まさに〈コスパ最強の祈り〉なのである!

ここまで言えば、「コスパ重視」の人も祈りたくなりますかね?(笑)

ま、実際に本当のことですよ(^^)

ただ問題は、ここまで説明しても、果たして素直に信じられるのか・・・ということ。

実際「コスパの高さ」を確認してくる人の本当の気持ちは、「そもそも信用できない」ということではないでしょうか。

一般の人たちの中で、

「いやー、世界平和を祈れと言われたって、自分の人生を何とかするだけで精一杯だよ・・・大した人間でもないのに、そんなおこがましいことはできないよ・・・」

と思う人は、決して少なくないのではないでしょうか。

また、これは以前のブログでも述べましたけど、やっぱり

「祈りごときで、世界が平和になるかっちゅうねん!」

と理性的に反発を覚える人もいると思うんです。

難しいのは、祈りの力というのは、祈っていくうちにだんだん体感でわかってくるものであって、「アタマでちゃんと理解してから始めよう」というスタンスでは、結局は祈りを実践できない、ということなんです。

さっき述べた浄土宗開祖の法然聖人は当時の宗教界の大秀才であり、かつその高潔な人格に周囲の尊敬を集めていた方なので、「あの法然さまがそこまでおっしゃっているのだから、ナムアミダブツという言葉で救われるに違いない。ありがたやありがたや」と、当時の民衆は疑いなく信じたのでしょう。

現代で言えば、前に報道されていましたけど「YOSHIKIが食べていたお菓子がバズってバカ売れ」みたいな感じで、今も昔も「インフルエンサー」の影響は大きいんですよ。

このとき、「法然さま、そうはおっしゃいますが、そのナムアミダブツとやらは、どういう意味で、どうしてそれを唱えるだけで救われるのですか?そもそもアミダさまって本当にいるんですか?ぜひ今度見せてくださいよ」「YOSHIKIさん、そのお菓子、本当においしいんですか?いくら受け取ったんですか?」と、私みたいに理屈っぽく聞きたがる人はそれほどいないはずです。

ただ、その時代から比べればずっと知的水準の高い教育を受けている私たちは、ともすると「理解できないものには手を着けねえ」「レビューやフォロワーが多くなけりゃ、インフルエンサーがオススメしてなけりゃ信用できねえ」という傾向が強くなります。

初心者の人がその疑いを飛び越え、祈りを実践し続けるようになるためには、現代としてはなるべく論理的にわかりやすくメリットを説明することが必要であり、だからあえて「コスパ最強」というライトな説明をしているわけです。

ただし、入門編で言うことじゃないかもしれませんが、もっと根本的なことは・・・

「あなたの内側から、『真の救い』を求める気持ちが湧き起こるかどうか」

これがなければ、おそらく『世界平和の祈り』は祈れないでしょう。

大衆向けスピリチュアルのように「奇跡」や「魔法」や「引き寄せ」を謳わない、多くの宗教団体のように「現世利益」を謳わない『世界平和の祈り』は、そのいずれでもない【真の救い】を求める気持ちが、魂の中心から湧き起こるかどうかが問われているのです。

これぞ、まさにマジスピ(真のスピリチュアル)ですね。

もしその想いがまだ湧き起こらなければ、湧き起こるまで、ただ、静かに、待つ。

それが、背後におられる守護霊・守護神の「忍耐」なのであります。

他の言い方をすれば、

「自分が本当に幸せになりたかったら、世界全体が幸せでなければならないんだ」

という「深い気づき」が訪れるかどうかが、問われています。

一度その深い気づきに到ったなら、自分が人間として立派かショボいかは横に置き、世界平和を祈れるようになるのですよ。

ちょっと難しいかもしれませんけど、『世界平和の祈り』はそれだけ深いんだということを、なんとなくでも感じていただければ幸いです。

今回は宗教チックな「救世の大光明」についての説明に文字を割いたので、次回は【個人も人類も真の救いを体得出来る】という今回のテーマを、もう少し深掘りしていきたいと想います。


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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回はシリーズの中で最も大事なポイントとして、

「『世界平和の祈り』入門」の5回目として、「どんな苦しいことも乗り越えられる祈りの力」について説明していきます。

一連の『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については1回目の冒頭で述べていますし、最初から読んでいただいた方がより理解しやすいので、よければ1回目からどうぞ。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

過去世のカルマは本当に存在するのか?

この『世界平和の祈り』入門シリーズも5回目になりました。

今回は最も大事なことをお伝えします。

まず、創始者の五井先生の言葉をご紹介しましょう。

実は『世界平和の祈り』の根幹には【人間と真実の生き方】という中心の教えがあります。

以下です。

人間は本来、神の分霊(わけみたま)であって、業生(ごうしょう)ではなく、つねに守護霊、守護神(しゅごじん)によって守られているものである。

 

この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿である。

 

いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものであるから、消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるのであるという善念を起し、どんな困難のなかにあっても、自分を赦(ゆる)し人を赦し、自分を愛し人を愛す、愛と真(まこと)と赦しの言行をなしつづけてゆくとともに、守護霊、守護神への感謝の心をつねに想い、世界平和の祈りを祈りつづけてゆけば、個人も人類も真(しん)の救いを体得出来るものである。

『人間と真実の生き方』

初めての方にとっては「神の分霊」「業生」「守護霊」「守護神」などは説明が必要かと思いますが、それを全部説明すると少し難しくなるので、入門編5回目としては

「業生(ごうしょう)」

この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿である」

いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものである」

という部分を中心に説明していきます。

先日の『世界平和の祈り』有料セミナーでもお伝えしたのですが、私はここが最も大切だと考えています。

もしこの部分だけでも本当に、肚(ハラ)の底から理解できたら、もはや他の教えや考え方は必要ないと言っても、決して過言ではありません。

ただ、それだけにガチのマジで体得するのは、実に難しいということでもありますけど。

なので初心者の方は、「いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものである」というシンプルな表現で、安易にわかったつもりにならないことです(もっとも、わかったつもりになっているだけでは現実的に「真の救い」は難しいでしょうが)。

また、ベテランや祈りの会の会員さんであっても(もちろん私も)、この部分は実に実に実に奥深いものであることを踏まえ、常に「初心」を忘れないようにしたいですね(これまた本当にわかっていなけりゃ、やっぱり現実的に「真の救い」はないですな)。

では、まず「業生(ごうしょう)」から説明しましょう。

業生を一言でいえば、「カルマに縛られる生き方」ということです。

スピリチュアル業界では「カルマ」はド定番用語なので、あなたもご存知かもしれません。

当ブログでもカルマはこれまで何度も説明していますが、改めて述べると、すでに上に出ている通り

「人間の過去世(かこせ)から現在にいたる誤てる想念」

これをカルマと言うわけです。

もっとも、カルマは本来「行い」という意味なので、本当は「誤てる想念」だけでなく「正しき想念」もまたカルマだと捕捉しておきます。

また、「想念」というのは思ったことや考えたことだけでなく、「口にした言葉」や「実際の行為」(言動)も含まれます。

というのは、私たちは普通は何かを想念しなければ、言葉を口にすることや行動することはないからです。

それを踏まえた上で「誤てる想念」というのは、自分や他人を傷つける想念、不幸にする想念、奪う想念、騙す想念など、みんな私たちが得意なやつです(笑)

そんなネガティブな想念が、なんと「過去世(前世)」からめちゃくちゃ積み重なっているから、オメーの今回の人生には苦悩があるんだぜ、というわけ。

さあ、ここで「過去世」というキーワードが出てきました。

「過去世」というのは本当にあるのでしょうか?

これはこれまで何度も何度も議論されてきたことですね。

宗教やスピリチュアル業界は、「過去世」というものが【ある】という前提で話が進められています。

過去世にまつわる議論として、よくスピリチュアル本の『前世を記憶する子どもたち』というのが紹介されます。

これは小さな子どもがふと語った「前の人生では●●という場所で、○○をしていたんだよ」などの証言をもとに実際に調査してみたら、確かにその発言内容に合致した事実が判明した、というケースがいくつも語られています。

もちろん、これだけをもって「過去世」というのが確実にあることは、現段階では科学的に証明し切れません。

私もカウンセリングにおいて相談者さんの波動(オーラ)の中に「過去世的なイメージ」を観ることがあります。

(意図的に「過去世」ではなく、「過去世的なイメージ」と言っています)

ただ、私はとても慎重なスタンスでして、「これがあなたの過去世ですよ」と安易に言うことはありません。

というのは、これは以前もどこかのブログで述べたかもしれませんが、過去世というものが【ある】という前提で考えれば、それはいくつもあるわけです。

ちょっとマニアックな話なのでこれまであまり語ってきませんでしたが、私はかつて師匠から「人の生まれ変わりの回数を知る方法」を教わったことがあります。

実際は教わったというより、師匠と接しているうちに自然にできるようになったんですけど、これはお相手の波動(オーラ)から「転生の回数」をリーディングしているわけです。

ただし「生まれ変わりの回数」はカウンセリングではまず伝えません。

そんなことを知ったところでこの世を生きる力にはならないだろうし、回数の多い少ないは優越感やその裏返しとしての劣等感を生むからです。

私が「生まれ変わりの回数」がある程度わかるのは、過去世というものが【ある】という認識につながっています。

でも、「あくまで現実を大切にする」私のスタンスとしては、それを安易に伝えるのは良くないと思うし、科学的に完全に証明されているわけでもないので、その価値観を盲信したり強制したりすることには慎重になっているわけです。

そもそも「あの世」には、「過去も未来も無い」とされています。

違う言い方だと、「過去も未来も同時に存在している(現在において重ね合わさっている)」ということ。

ね? もう意味わからんじゃないですか(笑)

「あの世」や「霊界」があるとしたら、それは無時間的、あるいは非時間的なものらしい。

だとしたら「過去世」という表現は、あくまでこの3次元世界に限定した表現、地球だけのローカル表現に過ぎませんね。

こうして追窮すればするほど、ますます謎は深まってしまう(それが面白いんだけど)。

なのでこの入門編ではここまでとしますけど、こんな小難しいことではなく素朴な疑問を述べておくと、

「なぜ、私たちはそれぞれ、容姿も性格も、そして運命や宿命も違うのだろうか?」

ということです。

これは考えれば考えるほど、とっても不思議なことじゃないですかね?

いわば「魂=個性の謎」なのですけど、個人的には「過去世」というものが【ある】としておいた方が論理的にはスッキリしませんか?

「あぁ、みんな過去世で歩んできた道が違うから、性格や運命も違うのね」「だから子どもじみた大人もいれば、大人のような子どももいるんだな」とシンプルに理解した方が、しっくりきませんかね?

もし過去世というものが無かったとしても、それでも「魂=個性の謎」は残ります。

なぜ、あなたは、「あなた」なのでしょうか?

ま、他にもいろんな考え方はできるのですけど、とりあえずここでは

「どうやら『過去世』ってやつがあるらしく、私たちは過去世からの積み上げてきた『誤てる想念』という借金があるから、今回の人生では苦難を通じて返済しているらしい」

とご理解いただくことを提案いたします。

あなたがもし五井先生の言葉に触れて尊敬の念をお持ちになったなら、「五井先生がおっしゃっているんだから、過去世はあるんだ」と素朴に信じていただくと良いでしょう。

あと、もちろん五井先生には遠く及びませんが、「波動のわかるらしい(そして過去世もときどき観えるらしい)林が言っているんから、過去世ってやつはあるらしいな」と、否定しないスタンスを取っていただくのも良いでしょう。

(※繰り返しますが、私は過去世について聞かれても、上記の理由により、例外を除いてお答えしないスタンスです)

不幸や災難が必ず好転する「消えてゆく姿」の教え

私たちの多くは、そんな「過去世から現在にいたる誤てる想念」という「業生(ネガティブなカルマに翻弄される人生)」を抱えながら、この物質世界であれやこれやと迷っているわけです。

でも、『人間と真実の生き方』は、

「それは本当の人間の姿ではない。本当は『神の分霊(わけみたま)』なんだよ」

と教えます。

今回は説明しないつもりでしたが、流れで「神の分霊」が出てきたので簡単に答えておくと、

「私たち人間は、すべてのいのちの根源(大宇宙)から分かれた小宇宙である」

といった意味ですね。

これはある程度スピリチュアルに親しんでいる方なら、少なくとも知識としてはご存知でしょう。

「小宇宙」とはいっても宇宙は宇宙、小さくはあっても神様は神様、本来の私たちは「光そのもの」だということ。

本当は「光そのもの」なのだから、ネガティブなカルマに翻弄されるだけの「業生」ではない、ということを言っているわけです。

 

だ・か・ら・こ・そ!!

 

いかなる苦悩といえど現われれば必ず消えるものである」

と教えているわけです。

文字を大きくしたくなるほど強調したい。

これ本当に「だ・か・ら・こ・そ」なんですよ。

本来の私たちは「光そのもの」だからこそ、過去世から現在にいたるまで溜め込んできたネガティブな想念は、不運や病気などを通じ、現れては消えてゆく。

いわば「魂の浄化のプロセス」として、不運や病気などが起こっている。

本質である「光そのもの」に還(かえ)ろうとするプロセスにおいて、ネガティブな出来事が起こってくる。

これは前もどこかで言った記憶がありますけど、卑近な例が嘔吐や下痢ですね。

嘔吐は胃の中の不純物や消化しきれないものを吐き出します。

吐くときは非常に苦しいけど、出すものを出してしまえばスッキリします。

また下痢も同様、出すときは辛いけど、これも出すものを出してしまえばラクになる。

健康を取り戻すプロセスとして一時的に苦しい状態になるわけだから、逆からいえば「本来は健康だからこそ病になる」とも言えるわけですよ(自然治癒力ってやつね)。

このように、「現れれば必ず消えてゆく」というのは、何も「諸行無常」と難しく言わなくたって理解できるはずなんです。

この現象世界に「永遠」に存在し続ける物質は、おそらくないでしょう。

自然の豊かな場所は森林や草木が永遠に存在するように見えても、本当はいのちが循環しているのであって、同じものがカタチを変えずに存在し続けるわけではありません。

人間社会でも「驕れる者久しからず」と言われる通り、一時的には圧倒的な栄華を誇る国家や人物でも、必ず終わりが来ますね。

現時点でも、かつて最強だと言われたアメリカの覇権は次第に衰退していっているのが明らかになっています(その象徴として出てきたのが、ボケてるんじゃないかとメディアから嘲笑されているあの大統領・・・ええと、名前何だっけ?)

「現れれば必ず消えてゆく」というのは、身近な物事を観察すればよくわかる。

それは私たちの運命に現れてくる苦悩も同じだよ、ということなんですね。

なお、この「苦悩」は2つあります。

まず、実際の現象として起こる困難や災難のこと。これはわかりやすい。

2つ目は、私たちの心の中で湧き起こってくるネガティブな感情です。

葛藤、迷い、不安、心配、怒り、嫉妬、憎しみ、悲しみなど、これも私たちが超得意な感情たちですね。

これらもまた、「現れれば必ず消えてゆく」ということを言っているのであって、心の世界もまた「諸行無常」というわけ。

現に、心理学でよく言われる通り、私たちは「1年前に何を悩んでいたか」の大部分を、日記でもつけていない限り思い出せません。

たとえ日記をつけていたとしても、「あらら、去年の自分はこんなことで悩んでたのか・・・いま思えば大したことじゃなかったよな」と思うことが大半でしょうね。

こういった、おそらく大多数の人が感じるであろう心理的な事実から、心の中でも「現れれば必ず消えてゆく」わけです。

ただし、特に苦しい出来事の真っ只中にいるときや、激しい心理的葛藤の中にハマり込んでいるときは、「この苦悩は永遠に続いてしまうんじゃないか・・・」と思ってしまうもの。

 

そ・こ・で!!

 

祈りというものがあるわけです。

『世界平和の祈り』の波動はめっちゃいいよ、という話をしました。

私の先週の音声配信は録音ボタンを押しておらず、1回目は空振りで終わってしまいました(泣)

ちょっと落ち込んだ状態でテイク2だったのですが、途中で「世界平和の祈り」を口にしたらちょっと元気が出てきたと実際に話しています。

※以下の3分48秒から祈り言葉を唱えて、ちょっと元気になっています

これは、もう何度も何度も祈っているので、唱えるたびに「光の波動」がスーッと通ってくる感覚があるんですね。

それによって、別にわざと演技しているのではなく、本当にちょっと元気になったわけです。

一回唱えただけで「ちょっと元気」になれるなら、なかなかいいんじゃない?

せっかく熱く語ったのに録音できておらず時間とエネルギーが無駄になってしまったので、あなたが同じ立場なら結構ヘコむのではないでしょうか。

けれども、その「ヘコんだ感情」もまた、「現れれば必ず消えてゆく」のであります。

ただし、これが深い苦悩や葛藤であるほど、「現れれば必ず消えてゆく」と知識で理解していたとしても、なかなかそう思えないのが難しいところ。

そこで、普通は悲しみや怒りに囚われそうになるところを、「世界平和」という愛と調和を宣言した祈りの中に想いを入れていくことによって、その囚われから距離を置き、さらに「光の波動」で満たしていくことが、この祈りのミソなのです。

なので、実は「世界平和の祈り」には大切な枕詞(まくらことば)がありまして、それが

 

「消えてゆく姿で」

 

ということなのです。

【消えてゆく姿で、世界平和の祈り】

というのが、「世界平和の祈り」の正式名称です。

もしあらゆる苦悩がすべて「現れれば必ず消えてゆく」ことが骨の髄から分かり切っていたら、「苦悩は無い」ことになりますね。

なぜなら、たとえ困難や災難が起こったとしても、それらをどう捉えるかは自分の想い方や考え方次第であり、もし「これは本当の困難や災難ではない、だって現れれば絶対に消えていくんだから」と、消え去るのであるという強い信念と、今からよくなるのであるという善念を起していけるなら、心の世界において、もはや「苦悩は無いに等しい」からです。

(下線は上記の『人間と真実の生き方』からの引用)

「現れれば絶対に消えていく」という原理原則は、宗教的な深みにおいては「神仏の愛」「救い」と言えるので、祈りが深くなっていけばいくほど、どんな苦悩にも「あぁ、これでまた良くなっていくんだなぁ、神様は有り難いなぁ」と素直に感謝できるようにもなっていきます。

もし本当にできたら、めちゃくちゃ上等な生き方ですよね。

ただ、どんな困難の中にあっても「現れれば必ず消えていくんだ」という強い信念を持つというのは・・・簡単なようで難しいんですよ。

私は未熟な人間だから、かつて

「そりゃ現れれば必ず消えていくって言われてもさ、この苦しみは本当にめっちゃ苦しくって、どう考えても消えていく気がしないし、とにかく祈れって言われても、すぐに消えてゆくならやるけども、100回ぐらい祈っても全然苦しみから解放されないんだけど・・・これってどういうこと?本当に祈りには効果あるの?」

って、祈る気持ちが起きないほど苦しいときも、あるっちゃありました。

お恥ずかしながら、昔は「祈って何になんねん!ボケが!!」と投げやりになっていた時期もありましたね・・・

いや、これは私だけでなく、祈りに共鳴する人たちの多くが、その共鳴にもかかわらず「教えの通りにできない」「思ったように祈れない」という別の葛藤を味わっているはず。

祈ったからといって、すぐさまハッピーにはなれないのが、祈りのリアルなのであります。

ここで「さっき『世界平和の祈り』の波動、めっちゃいいって言うたやん!」ってツッコミを入れられるかもしれませんね。

これは、いくら「波動が素晴らしい」と言ったところで、そうであればこそ、未熟な私たちがそれを本当にマスターするには相応の修練がいるということなんです。

祈りは誰でも簡単にできる行為だから、ビギナーもベテランもやっていることは同じように見えるのですけど、いわば「祈りの筋肉」に差があるから、ベテランの方が「祈りの波動力」をより発揮できるわけです。

さっきもちょっと述べましたが、「現れれば必ず消えていく」ということが本当にわかったら、他の教えは必要ないと言っても過言ではない。

だってそのとき、もはやその人間は苦悩から永遠に解放されるのだから。

これ、もう「悟りの境地」に等しいですよ。

だからこそ、それだけ体得するには永い年月がかかるのです。

だから、簡単だからといって、なめたらあかん。

それを踏まえた上で、決して運命の改善を急がず焦らず、わかったつもりになって慢心せず、前回のブログでも述べましたけど、もし祈りって素晴らしいと強く思うなら「死ぬまで祈り続ける」つもりで実践していく必要があります。

「消えてゆく姿」ということ。

言葉はめちゃくちゃシンプルですが、この文言に秘められた真理を感じながら、日々祈ってきたいものです。

以上、今回は『世界平和の祈り』の中で最も大切な「消えてゆく姿」について解説いたしました。

大いにご参考になっていただければ、心から幸いです。


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第175回:『世界平和の祈り』入門2:「神」の最高の価値と波長を合わせ、イキイキと生きる合言葉は「世界平和」である。https://prism-life.com/podcast_175/Fri, 28 Oct 2022 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=8522

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※今回の内容は以下のブログで詳しく述べています(https://prism-life.com/may_peace_02/)

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『世界平和の祈り』入門4:祈る人は謙虚さという真の強さを培うことを通じ、運勢を長期的に高めていく。https://prism-life.com/may_peace_04/Thu, 27 Oct 2022 14:03:00 +0000https://prism-life.com/?p=8455

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『世界平和の祈り』入門」の4回目として、「祈る人は畏れを知ることを通じて、真の謙虚さを身につけていく」ということについて説明していきます。

一連の『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については1回目の冒頭で述べていますし、最初から読んでいただいた方がより理解しやすいので、よければ1回目からどうぞ。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

「お天道様」を忘れるから人間のクズになり下がる

今回は当初「『人間のクズ』になり下がることを防ぐ」という仮タイトルで内容を考えていたんですが、なかなかストレートな表現なので見出しレベルに格下げすることにしました(笑)

『人間のクズ』について触れておくと、これは

「目先の利害のことしか考えず、自分のエゴだけを追求する人間」

と言えるでしょう。

平たく言えば、政治や経済の世界でよく使われる言葉ですが、「今だけ・金だけ・自分だけ」の魑魅魍魎のことです。

政治や経済の中枢には、こういう人たちが跳梁跋扈している。

今の出来事で言えば医療の世界の中にも「人間のクズ」が巣食っていることを、それなりに情報収集している人ならすでにお分かりかと思います。

いや、もしかしたらあなたの周りにも、一人や二人は「人間のクズ」と言われても仕方ない人がいるかもしれませんね。

メディアに出てくるその層の一部の波動(オーラ)を観ると、そりゃもう重たい、暗い、おぞましい・・・以外の言葉が見つかりません。

まさに神をも怖れぬ人たち・・・いや、自分たちこそこの世を統一支配する「神」だと錯覚している。

これこそ、まさに「人間のクズ」であるゆえんです。

自力で自分の「いのち」を創ったわけではない、どこまでも創られた側であるのに、その「生の原点」を忘れ果ててしまった姿は「人でなし(=人ではない)」であります。

(ただし、こういう人でも、心の奥の奥には「仏性」が眠っている、ということは付言しておかねばなりません)

もしこういう人たちが少しでも「祈りごころ」を持っていたら、エゴイスティックに私利私欲のみを拡大することはやっていないでしょう。

前回まで何度か述べている通り、

祈りは「神」「仏」「天」に向かってなされるものなので、心から祈る人は「畏れ」を知り、それにより謙虚さを身に着けるからです。

(自責ではない)「反省」という心の営みは、自分を外側から客観的に観察しようとする意識から生まれるものですね。

この「反省意識」を祈りによってさらに深めていくと、「神・仏・天」なる存在から見られている、という「超越的なまなざし」を抱くことになります。

これはよく言われる「お天道様が見ている」というやつで、この視点があれば、そう簡単に私利私欲にのみ走ることはできない。

『世界平和の祈り』の中にも「守護霊」「守護神」という言葉が出てきます。

※「守護霊」「守護神」については改めて説明しますが、「守護霊」については過去記事も参考にしてください

https://prism-life.com/reason_roll_guardianspirit/

呼び方は何でもいいのですけど、要は「目に見えない存在」が背後にいるという自覚が「畏れ」を生み、己の言動を慎むように促すのです。

今の地球世界が混沌としているのは、「エリート」や「エスタブリッシュメント」と言われるリーダー層、指導者層、もっと言えば支配的階層の中に、祈りが著しく欠けているからです。

なので、まるで「悪魔」でも崇拝しているんじゃないかと思えるぐらい、良心の呵責なく破壊や混乱をもたらしているわけです(ま、実際に悪魔を崇拝している連中もいるらしいですが)。

当ブログ作成時点での世界情勢をちょっと眺めればわかる通り、戦争や紛争、医療システム、最近では気候ストーリーなどを利用して破壊、混乱、私利私欲の拡大を企んでいる連中は、一種の「サイコパス」と言っても決して過言ではないでしょう。

(この悪魔化は「個人の資質や心がけ」によるところもあるのですが、大きくは「人類意識のあり方」に関わっているところでして、それについては入門編の最後の方に述べる予定)

私たち凡人はそこまでの「人間のクズ」でないにしても、「真の人間」であるためには、「超越的なまなざし」を持つことが絶対に必要なのです。

実は『世界平和の祈り』というのは、厳密に言えば「世界平和を祈る」祈りではありません。

「えっ?」と思う人もいるでしょうから入門編では言うのをやめようかなと思っていたんですが、やっぱり言いますね。

入門編の第2回目で少し触れましたが、世界平和の祈りは、神・仏・天(大いなるもの)を尊崇する祈りなのです(その結果として世界平和につながってはいきますが)。

世界平和の祈りが「大いなるもの」を尊崇するのは、直接的には「守護霊」「守護神」への感謝の言葉が入っていることによってもわかります。

ただ、さらに本質的なことは、この祈りは守護霊・守護神以外の、神道的に言えば「八百万の神」まで含めた神々の願いが集結した祈りなのです。

なぜなら、「世界平和」は【大調和】の異名であり、宗教宗派の垣根を超え、あらゆる神霊・聖霊・神仏の祈りだからです。

なので、祈り続ける人は、必ず「超越的なまなざし」を深めるに至るわけです。

入門編にしては少し難しい内容なのは承知なのですけど、ともかく深い祈りができる人は必ず「畏れ」を背景にした謙虚さを身につけ、だからこそ強くもなれるのだということを覚えておいてください。

祈りは決して、弱い人間の行いではありません。

むしろ本当に弱いのは、上で述べた「人間のクズ」であります。

強そうに見えるのが本当は弱く、弱そうに見えるのが本当は強いのですよ。

質問:どれぐらい祈れば、運勢は良くなるのか?

今回はいつもより短いけど、ここで終わりにしようかなと思っていました。

ただ、ひとつ言いたいことを思い出したので、もう少し続けます。

これは以前の音声配信のどこかで言った記憶がありますが、以前、祈りについてこういうご質問をいただき、かなり驚いたことがあります。

「どれぐらい祈れば、運勢は良くなりますか?」

普段は意識していないけど、私の中に「祈りは死ぬまで続けるもの」という前提があったため、こういう発想は意外でした。

これ、いかにも現代的な発想ですよね。

よく言われる「コスパ」ってやつでしょうか。

このご質問の前提には、「コスパ」が良ければ祈ってもいいけど、「コスパ」が悪ければ祈らないぞ、という考えが潜んでいるように感じます。

まぁそういう質問をしたくなる気持ちは、私も日用品の買い物はコスパや機能性を重視するからわかる気がするのですが、それを人生や運命にまで適用すると、ちょっとね・・・

もし私が「30日ぐらい祈ったら、運勢は良くなりますよ」と答えたら、たぶんやるでしょう。

でも、「とりあえず30年のつもりでやってみてください」と答えたら、たぶんやらないでしょうな。

いや、もしかしたら30日ですら厳しくて、3日じゃないとダメかもしれない。

変な表現だけど「3日で坊主になりたい(一生修行しても悟れないかもしれないのに)」というわけだ。

私、もう何年も前のご質問だったんですけど、なんだかずーっと気になっているんですよ。

「なんでこんな質問が出てきたんだろう?」

「この人はどういう心理でこういう質問を投げたんだろう?」

ときどきこの問いを、その人の波動(オーラ)を感じながら考えています。

すると、最近出てきた答えが、今回の内容にも通じるのですが、

・「目に見えないもの」を、目に見えないまま認めることができない、心の余裕のなさ。

・運勢という「目に見えないもの」ですら、「コスパ(費用対効果)」という物質的尺度で見ようとしてしまう浅ましさ。

・スピリチュアルを求めているようで、実はマテリアリズム(物質主義)が中心にあること。

質問をいただいたときには言わなかったけど、もしいま何かを答えるとしたら、言い方は良くないのですけど、

「その質問は、あなたが『クズ化』しているところから出ているのではないでしょうか」

と言うかもしれません(まぁ高確率で怒るだろうから、実際は言わないですよ)。

まぁ前の段落で指摘した「人間のクズ」ほどのゲスっぷりではありませんが、人生や運命まで「コスパ重視」で捉えると、少しずつ人間が「クズ化」していくでしょうね。

以前のブログで「祈りごころ」について取り上げたことがあります。

ここでご紹介した詩や歌の世界は、「コスパ」とは対極の世界です。

「大宇宙」や「大自然」は、もちろん「コスパ」という物質的尺度で計測することはできません。

この「コスパ抜きの世界」に触れると、私たちは癒され、安らぎ、すずやかになる。

それはなぜかと言えば、文字通り「コスパ」という利害得失の世界から解放されるからです。

祈りというのは、大宇宙、大自然、神、仏、天に向かってなされるもの。

そこに人間の小さな頭脳が考える「コスパ」など微塵も存在していない。

そうであればこそ、本当に運勢を高めたければ、祈りによって、その大いなる世界を「思い出す」ことが必要ではないのか。

そうなれば「いのち」は再び輝き出すのだから、運勢は高まるだろうに。

なぜそんな祈りを、わざわざ「コスパ」の世界へ閉じ込めようとするのか。

こういう質問が出るのは、スピリチュアル業界が「引き寄せの法則」をはじめとして、「奇跡」や「魔法」とやらを謳い過ぎていることの弊害かもしれません。

例えばいま「7日間で奇跡を起こすコズミック・アセンション・プログラム」なんて適当なタイトルを考えたけど、業界にありそうじゃないですか。

もしかしたら、質問者さんはこんな「ハッピーな宣伝」にばかり触れてしまったのかな、なんて想像します。

「7日間で奇跡を起こせるとしたら、なんてコスパがいいんだろう」ってね。

ただ、実際はそんな「コスパ」(物質的尺度)と距離を置いていくことが、真のスピリチュアル(マジスピ)なのです。

(「距離を置く」のであって、完全に手放すわけじゃないですよ)

そのための根本的な実践が祈りなので、もう何年も前のことだけど、もし上の質問者さん、または近い人たちがこのブログをお読みであれば、「そもそも前提が違う」ということを学んでいただきたいですね。

「どれぐらい祈れば運勢が良くなるか」なんて、本当は良くなるまで祈り続けなければわかりませんよ。

1ヶ月で何かが変わる場合もあるだろうし、1年、いや3年、いやいや10年でようやく変わる場合もあるかもしれない。

そんなものは、やってみなければわからない。

やってみる前から、わかることはできない。

しかし、私は断言します。

深く祈り続けていけば、いつか必ず変わると。

なので入門編の初回で述べた通り、とにかく騙されたと思って、やるしかない。

「世界平和の祈り」の波動がめっちゃ良いのは「波動の観える」人間として保証するから、とにかくやってみて体験体感していただきたい。

続けなければダメですよ。

繰り返しますけど、一生やり続けるぐらいの気持ちでやるのです。

ただ、祈っていると少しずつ楽しくなってくるので、そうなればおそらく「コスパ」という発想は消えていくでしょう。

このあたりのことはまた後の回で言うつもりなので、今回はこのへんで。


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第174回:守護霊メッセージ12「その仕事の彼方にある天命を見据えなければ、魂は満たされない」(心療内科医さんからのご相談)https://prism-life.com/podcast_174/Sun, 23 Oct 2022 09:00:50 +0000https://prism-life.com/?p=8441

※2022年11月18日 or 11月26日 「トランスパーソナル心理学」体験ワークショップ https://forms.gle/Wb9qwnKnTKujMQBv9 ※過去の「公開・守護霊リーディング」一覧 https: ... ]]>

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※今回の内容は以下のブログで詳しく述べています(https://prism-life.com/may_peace_01/) ※【参考動画】私が守護霊を知ったきっかけ(https://www.youtube.com/wat ... ]]>

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※【参考動画】私が守護霊を知ったきっかけ(https://www.youtube.com/watch?v=ecE6V-eaBBw)

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『世界平和の祈り』入門3:神仏と波長を合わすと自己肯定感が深まり、承認欲求による比較の苦しみから解放される。https://prism-life.com/may_peace_03/Thu, 13 Oct 2022 14:25:00 +0000https://prism-life.com/?p=8359

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『世界平和の祈り』入門」の3回目として、「深く祈る人は、自分と周りとを安易に比較しなくなる」ということについて説明していきます。

一連の『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については1回目の冒頭で述べていますし、1回目から読んでいただいた方がより理解しやすいので、よければ1回目からどうぞ。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

偏差値に始まる「比較競争」の世界から距離を取ろう

前回のブログでは、

・人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。(マタイ:4-4)

 

・「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー)を、なるべく多く受け取る方法が祈り。

 

・たとえ無宗教者でも高い夢や希望を抱いているなら、それは立派な祈り。

 

・『世界平和の祈り』を繰り返すことによって、自分の夢や希望の内容を「神」の波長にまで高めるよう心がけること。

ということについて述べました。

詳細は以下をご覧ください。

今回のテーマは冒頭でも述べた通り、

「深く祈る人は、自分と周りとを安易に比較しなくなる」

ということです。

今回これが結論なので、あとは補足説明のようなもの。

『世界平和の祈り』に限らず、祈りの対象となっているのは普通は「神・仏・天」、あるいは「大自然」や「大宇宙」ですね。

それらはちょっと難しく表現すれば「絶対者」といえます。

例えば「それは"絶対"に違う」なんて言うように、絶対とは「それしかない」「他の選択肢はあり得ない」という意味で使われるので、この「絶対者」とは「唯一の存在」「根源的なもの」と理解できます。

一方、「絶対」の反対語は「相対」です。

相対とは「何かと比較する」という意味が込められています。

この物質世界の多くは、相対的な価値観に彩られています。

例えば「偏差値」というのは、自分のテストの成績が平均の「偏差値50」と比較してどれぐらい離れているかを見る指標であり、これは相対的な考え方です(「相対評価」という)。

また、大人になっても会社での評価や年収など、ほとんどが数値化されて比較されます。

あまり数値化しにくいものでも、例えば「あの人はいい服/みすぼらしい服を着ている」とか「あの人はイケメン(美人・かわいい/その逆)」とか、私たちはあまり意識しなくともその外側の印象で何かと比較していますね。

良い悪いを抜きにして、それがこの物質世界というもの。

以前ある経営コンサルタントから聞いたことがありますが、芸能界はもちろん、このスピリチュアル業界にしても、美人やかわいい人やイケメンの方がファンが多い傾向にあるのは決して否定できない現実であります(その人はお世辞で「林さんもイケメンですよ~」と言ってくれたけどね)。

私はイケメンではないけれど、少なくともブログや音声配信をやっていると「アクセス数」や「フォロワー数」がその内容の良し悪しを比較考慮する一つの指標になります。

絶対より相対についての例の方が圧倒的に多くなるのは、それがこの世を作っているからです。

ただ、偏差値がそうであるように、あまりに相対的な価値観に囚われ過ぎると、苦しくなってしまう。

私の出た高校は地元で有名な進学校でした。

なので、「偏差値が高いのは人間として優秀であり、すでに成功の階段を登っている」という空気感がありました。

それは逆のことも言えるので、その「狭い社会」の中で偏差値が低い、勉強ができないのは、露骨には言われないが「ダメ人間」というレッテルが貼られているような気がしてくる。

私が在学していた当時、そのプレッシャーを苦にして、入水自殺した後輩がいました。

(去年実家に帰ったとき、その自殺現場を通る機会があったので、久々にその後輩の冥福を祈りました)

ちなみに、私の成績はいつもワースト10~30に落ち着く優秀ぶりでしたが、部活に打ち込むなどして何とか「偏差値の呪縛」から心理的に逃げ切ることができました。

もうオッサンになった今の考えからすれば、偏差値なんかマジでどうでもいいのに、当時はその相対評価で人生が決まってしまうような気がしていた。

大人になれば偏差値の呪縛はなくなるだろうけど、社会人になっても誰かと比較したり、比較されたりして、嫉妬を覚えたり劣等感に陥ったりするのが私たち凡人ではないでしょうか。

カウンセリングでもときおり、

「私も林さんのようにスピリチュアルを仕事にしたいんですけど、林さんみたいにオーラが観えるような特殊な力があるわけじゃないし、他にも活躍している人はたくさんいるから、私みたいな人間が何かしようとしてもおこがましいような・・・」

というご相談をいただきます。

この背景にあるのは「比較競争」ですね。

おそらく、大半の人の心の中に生ずる葛藤ではないでしょうか。

そうして他人から「特殊な力」をうらやましがられることがある私にしても、比較競争の心理は付きまといます。

もうちょっとアクセス数が増えればいいな、YouTubeやPodcastももう少し再生回数が伸びてくれないかな、知り合いのあの人はちょっと動画出しただけで数万回も再生される、うらやましいなぁ、なんて全く考えない日はありませんよ。

この祈りについてのブログにしたって、いったいどれぐらい需要があるんだろうか、なんて疑問に思うこともありますし(笑)

・・・長くなりましたけど、そういう比較競争の心理トラップから解放してくれるのが「祈り」なのです。

神仏の世界はタテの世界、この世はヨコの世界

「神・仏・天」あるいは「サムシング・グレート」と呼ばれているものに対して祈り続けるというのは、絶対的なもの(絶対者)へ心を向け続けるということ。

それによって、相対的な価値観が支配するこの世の囚われから距離を取ることができやすくなります。

これが第二の結論なので、あとはまた補足説明です。

もう少しわかりやすく言えば、神仏なるものへ向けた「祈りの波動」に方向性があるとしたら、

「タテの方向」

なのです。

なぜタテなのかといえば、信仰とは「信じて仰ぐ」と書くように、何かに祈る、何かを拝むというのは、不思議と「天を仰ぎ見る」ようになっているからです。

この写真がそうですね。

肉眼は閉じているけれど、「心の眼」は天を仰ぎ見ている。

中には大地にひざまづいて祈る場合もありますけど、これだって「タテ向き」に祈っていることには変わりません。

ちょっと考えれば不思議なのですが、「ヨコ向き」で祈ることは、まずない。

「ヨコ」の友達としゃべりながら、あるいは目の前(ヨコ)のLINEの画面を見ながら祈ることは、まずない。

私たちが何かを祈るとき、必ず「ヨコの世界」を一時的に排除しているのです。

そうしなければ、「タテの世界」に入ることができないからです。

もうお気づきかもしれませんが、「ヨコの世界」とはこれまで説明してきた相対的な世界、一般的な社会のことです。

誰かと比較したり、比較されたりするのが「ヨコの世界」です。

祈りとは、普段どっぷり浸かっている「ヨコの世界」から距離を置き、「神・仏・天」とつながる「タテの世界」へ心を投げ入れる行い。

それによって、比較競争のトラップによる心理的ストレスがゼロとは言わないまでも、かなり緩和されてくる。

明治維新の立役者の一人、西郷隆盛の名言である

「人を相手とせず、天を相手とせよ」

とは、このあたりのことを言っています。

「天を相手とする」ようになると、天とは「タテの世界」において触れうる「不動の絶対者」だから、心がブレなくなる。

維新の乱世において、過酷な環境の流刑地で座禅修行された西郷さんの背景に思いを馳せると、非常に重量感のある言葉です。

もちろん、これは前回も述べていますけど、一度や二度祈ったぐらいでブレなくなる・・・なんてことはないですよ。

相対的なこの世界は、常に揺れ動いています。

静かな山奥で独居しているような人なら話は別かもしれませんが、多くの人には家庭や仕事があり、それに伴う人間関係の揺れ動きがあります。

またテレビやネットを開けば、暗いニュースや芸能人のゴシップがしきりに流れてくる。

しょっちゅうそういう「ヨコの世界」の雑駁な波動にさらされているのが、私たちの大半です。

なので、祈りによって「タテの世界」につながり、そこからもたらされる波動によって心をクリアにすることが、より良いスピリチュアル・ライフを実現していくために必要なことなのです。

そう、それが「前回のブログ」で述べた、

人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。

マタイ:4-4

という部分にある「神の言葉(精神的・霊的なエネルギー源)で生きる」ということですね。

「入門編の1回目」で述べた通り、『世界平和の祈り』の波動はとても素晴らしいので、ぜひそれを信じて繰り返し繰り返し繰り返し祈っていただければと願っています。

祈りによって、自己肯定感から絶対肯定へと深める

今回はこれで終わってもいいのですけど、個人的にやや物足りないので、ちょっと難しくなるかもしれませんが、もう少し説明しましょう。

私たちが自分と他人とを比較して優越感に浸ったり劣等感に陥ったりするのは、心の中に「承認欲求への渇望感」が渦巻いているからです。

もし承認欲求がなければ「わたしはわたし、あなたはあなた」というように、自と他の間に健全な心理的距離が保てるので、そう苦しくなることはないでしょう。

私がブログや音声配信のフォロワーがすぐに増えなくとも淡々と情報発信しているように見えるのは、それなりに「俺は俺だし、人は人だし」と、どこかで思えているからなのでしょうね。

それも、曲がりなりにも「祈りの生活」を送っているからなのかもしれません。

もちろん、ラクしてバズって、勢いよくフォロワーが増えてくれたらうれしいけど(笑)

それはともかく、霊的なレベル、スピリチュアルな次元で観た場合、私たちが本当に欲しいのは「他者からの承認」なのでしょうか。

というのも、私はときおり経済的・社会的に成功した人のカウンセリングをお受けすることもあるのですけど、彼ら、彼女らは他者からはすごく承認されているはずなのに、「どこか満たされないんです」という話をお聞きするのは、決して珍しいことではありません。

そういえば、さっき自分の高校は進学校だったという話をしましたが、同期の友人たちの境遇は上場企業、霞が関の官公庁、医者、弁護士などの知的専門職、果てはプロのスポーツ選手やミュージシャンなど、表面だけ見れば実に華々しい経歴の持ち主です。

私は高校時代に水泳部に所属していたのですけど、その同期の半分は医者ですよ。

(私は高校一年生で受験の世界から逸脱し、エリートコースから完全に外れてしまった変人です)

なので、彼ら、彼女らもまた、社会的には「成功者」であり、普通の人よりも承認されているはず。

ところが、同窓会で久々に会って近況を聞いてみると、「あ、こいつ満たされてへんな・・・」と感じることがある。

(私の場合は波動/オーラを観てしまうから、なおさらそれを感じる)

自分よりずっと社会的立場が上であるはずの友人から、「自由そうに生きてるお前がうらやましいわ・・・」と言われたこともあります。

つまり承認欲求というのは、いくら外側から得ようとしても、ザルのように抜けていくのですね(一時的には満たされますが)。

本当に大切なのは、もうお分かりかと思いますけど、「自分で自分を承認すること」です。

流行りの言葉で言えば「自己肯定感」というやつですね。

先ほど述べた通り、相対的な物質世界(ヨコの世界)において他人と比較するモードから距離を置き、自分で自分を承認しながら生きていくには、祈りが有効です。

では、ここから一歩深めたことを言うと、

「タテの世界(神仏の世界)と深くつながることができると、「自己の中心」とも深くつながることができるようになる」

ということです。

それによって、あえて自己肯定感を無理に高めようと努力しなくても、力がうまく抜けた飾らないセルフイメージが醸成されていくのです。

先ほど述べた「自己の中心」というのは、言い換えれば「魂のど真ん中」です。

カッコよく言えば「内なる神」ということ。

ちょっと難しいかもしれませんが、私たちが祈るとき、実は「内なる神」が発動し発光しているのです。

「タテの世界」に深くつながるには、「内なる神」の働きが必要不可欠なのです。

よって、祈りが深くなるにつれて、いわば「内なる神」が発光するエネルギー量も増えていくわけです。

それに伴い、心の曇り、相対的な世界で汚れてしまった心がクリアになっていき、自然と「あぁ、自分でこれで良いのだ・・・」と、静かに、深く、思えるようになってくる。

それが一般的に言われている「自己肯定感」を超えた、「絶対肯定」の世界なのですね。

さあ、いきなり難しくなりましたよ(笑)

もはや入門編じゃねえな。

ただ、祈ることそのものは簡単だけど、続けていけばこんな深い世界もあるよ、ということを少し言いたかったのでした。

私もこんな説明はしているものの、まだまだアタマでわかっているだけです。

ですから、私自身もエラそうに言うからには、祈りを淡々と実践していきます。

では、まだしばらく続きそうなので、次回もお楽しみに。


今日のまとめ

・深く祈る人は、自分と周りとを安易に比較しなくなる

・神仏という絶対的な存在(タテの世界)へ祈ることによって、相対的な世界(何かと比較されるヨコの世界)の囚われから距離を取ることができやすくなる。

・祈りを深め、タテの世界と深くつながるようになると、自己の中心(内なる神)とも深くつながるようになり、果ては「自己肯定感」を超えた「絶対肯定」の世界へ入るだろう(ちょっと難しいので無理に理解しなくて良い)


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『世界平和の祈り』入門2:「神」の最高の価値と波長を合わせ、イキイキと生きる合言葉は「世界平和」である。https://prism-life.com/may_peace_02/Thu, 06 Oct 2022 09:29:00 +0000https://prism-life.com/?p=8287

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「『世界平和の祈り』入門」の2回目 です。

「前回のブログ」では、『世界平和の祈り』入門の1回目を取り上げています。

そのブログも含めた『世界平和の祈り』シリーズは以下の一覧からお読みください。

ちなみに、私のスタンス(どの宗教組織にも所属しないこと等)については、1回目の冒頭で述べています。

『世界平和の祈り』シリーズ

では、『世界平和の祈り』の文言を掲載してから、今回の内容に入りましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

祈りの効果は現世利益を超えたところにある

前回のブログでは、

・とにかく『世界平和の祈り』の波動は素晴らしいこと

 

・「世界平和」を祈ることによって、心の器を大きくし、波動が高まること

ということを述べました。

詳しくは以下のブログをご覧ください。

この初回が最も大事なので、少し補足しておきましょう。

一般的に、人は信じないものに対しては関心や熱意は湧いてこないものです。

祈りなんて特にそうかもしれませんね。

もちろん「とにかく信じろ!」と強引に説得するのは間違っているので、このシリーズでは信じるに足る根拠を述べていくわけです。

よくある理性的な意見は、「祈って何になるんだ?」というもの。

「祈ったって、別に儲かるわけじゃない。パンが降ってくるわけじゃない」

という論理は、とても常識的なように見えます。

確かに、祈ったところで金やパンが降ってくるわけではない。

私も営業サラリーマン時代、顧客訪問の合間にときどき近くの神社にお参りすることがありましたけど、そこでいくら「商売繁盛」を祈っても、売上の数字が上がることはありませんでした(笑)

本当に数字を上げるなら、神様じゃなくお客様のところに詣でなければならないからです(お客様は神様!)。

なので、いくら祈ったとしても、急に現実が変わるわけではないでしょう。

ここが難しいところで、だから前回のブログでは

「祈ったからといって、目に見える即効的な効果は出にくい」

と述べたわけです。

これは、

祈りの効果、というより功徳は「物質的な尺度(現世利益)を超えたところ」にあるので、まずはその領域に触れなければ、祈りを実践し続けることは難しい。

ということなのです。

功徳(くどく)は前回も注釈しましたが、「天からの恵み」とご理解ください。

そう、功徳とは「天からの恵み」なので、「天」をどう捉えるかということが大事です。

こういうことを述べると、自分で文章を作っていても、ちょっと難しい気がしてきますね。

「『天』って言われても、よくわかんないです・・・」という声が聞こえてきそうな感じもします。

ただ、この地味なブログをお読みの方なら、【マジスピ】というタイトルに少しでも共感があると思うので、おそらく「天」とか「神」とかいうものを、うっすらとでも感じておられるのではないでしょうか。

なので、ここは読者を信じ、入門編とはいえ抽象的な話もしていきます。

ご質問があればどうぞ
もしわからなければ、遠慮なくご質問いただければと思います。

 

このブログの作成時点の先週、以下の音声配信で「コメント返し」をいたしました。

 

すべては取り上げられないかもしれませんが、なるべくお返ししようと思います。

無宗教者でも、高い夢や希望を抱くことは立派な祈り

さて、さっき「祈ってもパンは降ってこない」という文章を作ったとき、聖書の有名な一節を思い出していました。

人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。

マタイ:4-4

これはイエスの言葉として、超有名なやつです。

この一節で難しいのは、後半の「神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」という部分。

さあ、この「神の言葉」とは何でしょうか。

「パン」とは文脈的に「肉体の生命を維持するエネルギー源」ですから、「神の言葉」とは対比的に「精神および霊魂の生命を維持するエネルギー源」と言えます。

人間は肉体や本能だけで生きる存在ではないのは、こういうブログをお読みならお分かりですね。

よく「ボディ・マインド・スピリット」と言われるように、人間は「肉体・精神・霊魂」が一つになっているのは、特に宗教に関心がない人でも、なんとなく理解できると思います。

この一節が面白いのは、「パン」は "人の口" へ入るのに対し、「神の言葉」は "神の口" から出るという、ここでも対比になっていることです。

「神」は与えっぱなしなのですよね。

さっき『神の言葉』とは「精神および霊魂の生命を維持するエネルギー源」と表現しました。

例えば、毎日が夢や希望に満ちている人、誰も傷つけずに心から好きなことをする時間を持っている人は、表情や態度がイキイキしているはずです。

逆に、毎日がつまらないと感じている人、嫌な仕事ばかりしている人などからは、生気や張り合いはあまり感じられないはず。

この違いはその人が食べている精神的エネルギー、霊的エネルギーが多い・少ないによってもたらされているわけですよね。

あまり品のない表現ですが、「メシ食って、クソして、寝るだけ」の毎日では、人間は『生きる意味』を深く感じられないようにできている。

そう、「生きる意味」とは今回の文脈で言えば「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー源)のことです。

個人的なことですが、私は二十歳のころ、「生きる意味」が全く感じられないようになり、過食症に陥ったことがあります。

この時期は「パンのみ」を死ぬほど、吐くほど食いまくったわけですが、ところが「神の言葉」は全く食べられなかった。

私は気質的にかなり極端なところがありますけど、あなたもおそらく「パンのみ」では生きることはできないでしょう。

「パンのみ」で生きているような人もときおり見かけることがありますが、そういう人の波動(オーラ)はすごく重たい。

それは「パンのみ」(本能的な欲求を満たすもの)ばかり食べていて、「神の言葉」(精神的・霊的な欲求を満たすもの)が "栄養失調" しているからです。

人間がこの二度とない人生を意味あるものとして生きるには、何もクリスチャンではなくたって、「神の言葉」が必要なのです。

神はキリスト教的に言えば「天地を創造した無限なるもの」ですから、その "神の口" から出る「神の言葉」もまた、無限なるもの。

この「神の言葉」を、なるべく多く受け取る方法、摂取して精神や霊魂の栄養とする方法が、まさに祈りなのです。

ここはテストに出るところですよ(^^)

実は、私たちは特定の信仰を持たなくとも、私たちは日頃から無意識的に「神の言葉」を摂取しています。

ついさっき「夢や希望を持っている人はイキイキしている」と述べましたけど、そういう人は特に何らかの信仰を持ってなかったとしても、「神の言葉」をより多く食べているのです。

これは、夢や希望を心の中に抱いているということが、実は一種の祈りになっているからです。

もちろん神仏に向かって具体的に何かを祈っているわけではありません。

けれど、夢や希望を持つということは、つまり

「創造への意欲」

を持つことです。

「将来はこんなことがしたい、こんな自分になりたい」という夢や希望の成就に向かって、その人は何らかの計画を実行していく。

こうした「創造への意欲」は、さっき述べた「無限の創造主」である神の波動(エネルギー)と波長が合う。

だから特に信仰や祈りが意識的になくとも、「神の言葉」をより多く摂取できるわけです。

これがスピ業界でよく言われている「波動の法則」というもの。

この『世界平和の祈り』入門2回目では何が言いたいかというと、祈りというのは特定の宗教の専売特許ではなく、もっと広い世界で捉えた方がいいですよ、ということ。

信仰にもいろんな段階がありまして、例えば「自分さえ救われればいい」「自分さえ商売繁盛すればいい」「自分の家族さえ安全安心に暮らしていければいい」という自己本位的な動機から祈る信仰者・宗教者より、特に信仰や宗教は持っていないけれど、高い志や深い理想を持って活動している人の方が、よっぽど宗教的・信仰的な場合があります。

(これは宗教家や信仰者が注意すべきことです)

いま説明した通り、高い志や深い理想を抱くことが、意識するしないに関わらず、すでに高い祈り、深い祈りになっているからです。

ただし、夢や希望を持つほど「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー)をより多く摂取できるというのは、その夢や希望の中身が自己本位から離れたものであることが前提になっています。

だからこそ、『世界平和の祈り』のような高い広い祈り言葉を繰り返すことによって、自分の夢や希望の内容を高いレベルにまで浄化していくことが大事なのです。

神の最高価値は『世界平和』として具体的に示される

祈りや信仰における前提になっているのは、「神・仏・天」という存在が人間として生きる上での「最高の価値」として示されていることです。

つまり、「最高の価値」から離れれば離れるほど、それは「神・仏・天」の波動(エネルギー)から離れていくわけですね。

なので、さっき『世界平和の祈り』によって夢や希望の内容を「最高の価値」=「神・仏・天」に近づけていこう、という話をしたわけです。

この「最高の価値」=「神・仏・天」という大前提は、私は最も深いレベルでの「常識」だと思っています。

信仰心がないどころか、不平不満だらけで毎日を生きている人が「オレの人生はなんてくだらないんだ!」とか「この世界はなんでこんなにクソまみれなんだろう!」とか嘆くとき、そこには裏返し「あるべき理想」が想定されているのは、わかりますね。

「この世界がこんなにクソなのは、神はとっくの昔にくたばっていて、きっとサタン(悪魔)の野郎が高笑いしながら支配しているからだろうな!」と考えている人もいるでしょうけど、この考えの根底にも「神」という最高度の理想とされるものが、その心の奥深くに隠れているわけです。

この「理想」とは、誰もが常識として、あるいはスピ的に言えば「魂レベル」で知っている「最高の価値」なのでしょう。

その「最高の価値」を宗教的に語れば「神・仏・天」となるわけです。

もう分かり切っていることかもしれませんが、あえてこういう話をするのは、さっきの話と同様、「神というもの」を特定の宗教の枠内だけに閉じ込めるのはもったいないと思うからです。

無宗教の人の中にも、自分や世界を嘆いている人の中にも「最高の理想」というのが潜んでいる。

普段は自覚できていないかもしれないが、誰しも本当は「最高の理想」を抱いている。

それは「内なる神」とも言えるのではないでしょうか。

その「最高の価値」=「神・仏・天」を、もう少し具体的な理想として、誰にでも理解できる言葉としてブレイクダウンしたものが、「世界平和」なのです。

「神・仏・天」と頭ごなしに言っても、宗教に関心のない人にはなかなか伝わりにくい。

おまけに、日本は「八百万の神々の国」であるはずなのに、宗教の話をすると怪しまれてしまうフシがある。

それはオウム真理教をはじめとした新興宗教絡みのトラブルがときどき報道されるからですが、最近は「旧統一教会」のおかげで、さらに嫌悪感が深まっています。

けれども、「世界平和」という言葉に抵抗感を覚える人は「神・仏・天」に比べれば少ないだろうし、たとえ子どもでも理解できるのが、この言葉の良いところです。

この「世界平和」はこの人間の世界においては、最も具体的な「最高の価値」です。

もちろん、「世界平和」を掲げることを偽善と感じる人もいるでしょうし、政治の世界ではこういう美しい言葉を邪な意図で使う連中もいることは確かです。

とはいえ、左でも右でもないど真ん中の「世界平和」の大切さに対し、異を唱える人は一人もいないはず。

だから「世界平和なんていくら祈ったって、そうカンタンに世界は平和になんかならねーよ!」と思っている人は少なくないでしょうけど、そりゃそうさ、だって「世界平和」はこの人間界における「最高の価値」なんだもの。

万人の万人における万人のための「最高の価値」が、そうたやすく叶ってたまるかいな。

この世界の行く末は、例の感染症を利用した閉塞感(まさにロックダウン)、例の紛争を利用したエネルギー危機、食糧危機、次に仕組まれる新たな感染症、その果てに安全保障と公衆衛生の名の下に自由が著しく制限されていくディストピアかもしれない。

地球世界はどんどん悪くなってんじゃねーかよ。

スピ業界が言うところのアセンション(次元上昇)って、本当に起こっているのかよ。

何が世界平和だよ、寝言抜かしてんじゃねーよコノヤロー。

・・・と蔑む人がいても、決しておかしくない。

それでも、世界平和を祈るのは、さっき述べた「最高の価値」を、限りある人生の中で、限りある能力の中で、少しでも発揮して生きたいと、誰しも心の奥深くにおいて願っているがためです。

「クソみたいな世の中」だとしても、世の中をクソだと価値づける自分の中に「最高の価値基準」が眠っているからこそ、それを発揮して生きたい。

それはときに、「魂の叫び」として、私たちを揺り動かすこともある。

私たちが本当に欲しいのは、「パン」ではなかった。

私たちが本当に欲しいのは、「神の言葉」だけだったのだ。

だから、私たちは祈る。

『私たちの天命が完うされますように』と、祈る。

「祈っても意味がない」と嘆くなかれ。

大切なのは、世界がどうあるかではない。

自分が、どうあるか。

それこそが、ここで問われていること。

どんなひどい状況であっても、それでも私たちの中に宿っている「最高の価値」を、世界平和という具体的な言葉として祈るのです。

その深みにおいて、私たちは「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー)をより多く摂取することができるようになります。

「神の言葉」によってしか、私たちは真に生きることはできないのです。

もちろん、これは簡単にできることではないのですよ。

「クソまみれの世の中」において、それでも祈っていくのは、けっこう大変なのですよ。

「クソまみれの世の中」において、心が荒んでいくのが、絶望感や虚無感に苛まれていくのが、ある意味では「普通」です。

それでもなお、自分の中に眠る「最高の価値」に気づいて祈る人は、「神の言葉」を食べられるようになるのです。

「神の言葉」は、「パン」よりも、ずっとおいしい。

ま、「パン」もおいしいけどね(笑)

では、また次回をお楽しみに。


今日のまとめ

・人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる。(マタイ:4-4)

・「神の言葉」(精神および霊魂の生命を維持するエネルギー)を、なるべく多く受け取る方法が祈り。

・たとえ無宗教者でも高い夢や希望を抱いているなら、それは立派な祈り。

・『世界平和の祈り』を繰り返すことによって、自分の夢や希望の内容を「神」の波長にまで高めるよう心がけること。


※今月22日にはディープな『世界平和の祈り』に関する有料セミナーをやるので、ご興味があれば以下からどうぞ。

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『世界平和の祈り』入門1:波動の素晴らしいこの祈りを実践することで、あなたのオーラはより光り輝く。https://prism-life.com/may_peace_01/Thu, 29 Sep 2022 14:30:00 +0000https://prism-life.com/?p=8231

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。 今回からシリー ... ]]>

スピリチュアルカウンセラーの林 昭裕です。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回からシリーズ

『世界平和の祈り』入門

をスタートします。

最初にひとつだけ言っておくと、

騙されたと思って、この祈りを本気で実践すれば、必ず人生は変わる。

ということです。

もちろん普通の宗教やスピリチュアルが言うように、この世界にラクして幸福になれる安易なマジックなどありません。

またどこかで説明するつもりですが、「祈ればすべてうまくいく」という考えを浅く受け止めると、傲慢・怠慢に陥ります。

それを踏まえた上で、この祈りを本気で実践すれば、必ず人生は変わると断言する。

少なくとも私は、祈りのおかげで、この騒々しい世界で何とか堕落せずに済んだと思っています。

そして、この変わった仕事を更新時点で10年以上続けることができたと言えます。

なお、『世界平和の祈り』の文言は

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

というものです。

今回は入門編の初回なので、細かいことは抜きにしてアウトラインや私がこの祈りに惹かれた背景について説明します。

少し自分語りが多くなりますが、必要があって述べますのであらかじめご了承いただきたい。

その前に「そもそも祈りとは何か?」ということについて、過去のブログで論理でなく詩や歌を引用して説明したことがあります。

あわせてご参考にしていただければと思います。

私はいかなる宗教にも無所属のスピリチュアル屋です

まず最初に、個人的なことですが、誤解が生まれないよう以下のことをお伝えしておきます。

・私はいかなる宗教団体にも所属していないし、今後も所属する気はありません。

 

・『世界平和の祈り』は宗教法人「白光真宏会」の創始者・五井昌久先生が提唱された教えですが、私はこの会と利害関係は一切ありませんし、また入会を推奨しているわけでもありません。私はときおり見学には行きますが、入会することはありません。

 

・今回の一連のブログは、五井先生のほぼ全著作・全法話を読破した「五井先生ファン」である一個人の解釈に基づくものです。なので会の中で教えられている内容とは相違があるかもしれません。

 

・もし会の方や祈りのベテランの方がこのブログをお読みになり、「その理解は間違っているよ」「こう解釈した方がもっと良いよ」というご意見等あれば、遠慮なくメッセージしてください。間違いや浅い部分があれば、すぐ改めます。

 

・ただ、この一連のブログや音声配信(YouTube)をきっかけに、会の方やベテランの方から「祈りの個人レッスン」を依頼されたことがあります。「初めて祈りがよく理解できました」という声をいただいたこともあります。

 

・こういうブログを書くのは、宗教団体の枠内を超え、私なりにもっと多くの方々に『世界平和の祈り』をお伝えしたいからです。【祈り】について独自の角度から追窮してきた「無所属の人間」だからこそ、逆にお伝えできる領域もあろうかと思います。

 

・この発信のおかげで、私と同じ「無所属の五井先生ファン」の方々、そして会の方々ともご縁をいただいています。特に会の方から「マジスピのYouTube、いつも見てますよ」と言われると、うれしい反面、恥ずかしい気持ちも出てきます。

こういったスタンスで進めていきます。

この『世界平和の祈り』は、起業以前から縁ある人にオススメしてきました。

五井昌久先生(以下、五井先生)の主著に『神と人間』という本があります。

今はもうやっておりませんが、以前は興味ある人にこの本を無償で配ることもありました。

(以下のYouTubeのサムネで手にしている本です)

そして、『世界平和の祈り』について概要の入り口を語った音声配信は以下です。

文字通りボランティアとして『世界平和の祈り』の普及活動をしていたわけですが、そうしているうち、会に所属する何人かの方々ともご縁をいただきました。

中には会とは全く利害関係のない私に、会の内側の人間関係の悩みについてカウンセリングをお願いされたこともあります(「良いこと」をしているはずの宗教団体においても、ドロドロの悩みはあります)。

また、そもそも「祈りの教えについて、正直よくわかっていません……」と、無所属の人間である私に個人レッスンを申し込んでくださった方もおられます。

そうして「なるほど!やっと教えの意味がわかった気がします!」と喜んで帰られました。

過去に「組織の講師になりませんか?」とお誘いいただいたこともありますが、私はいかなる宗教団体にも所属しないポリシーを貫いているので、お断りしています。

……何が言いたいかというと、無所属ながらそれなりの自負をもって『世界平和の祈り』について説明したい、ということです。

『世界平和の祈り』の波動はとても素晴らしいことを信じていただきたい

ようやく『世界平和の祈り』の基本について述べる準備ができました。

まず結論的なことを言っておきましょうか。

もし「世界平和の祈りのどこがいいのか、ひとことで教えてください」と聞かれたら、冒頭の言葉と重複しますが、

とにかく波動が素晴らしいので、だまされたと思って、本気で唱え続けてみてください。

と答えるかと思います。

「波動が素晴らしい」というのは、「エネルギーが高い」ということです。

私は人やモノの名前から、その波動(エネルギー・オーラ)を観るのが仕事の根幹となっています。

つまり「言葉」から、波動をリーディングしているわけです。

論より証拠、以下約3分の音声(YouTube)の中では、実際にリーディングをしています。

これ、事前に打ち合わせや仕込みは一切ありませんからね(笑)

こういう特殊な能力をもって『世界平和の祈り』の波動を観察したとき、実に素晴らしいことがわかるのです。

ただし、別に「普通の人」でも、わかる人は直感的にわかりますよ。

さっき述べた通り、かつて私が五井先生の主著『神と人間』を無償で配っていた時期、何人かの方から

「うまく言えないけど、『世界平和の祈り』って、なんかすごくいいですよね!」

といった同じような感想をいただきました。

いちいち理屈で説明しなくとも、わかる人は直感的にわかってしまうのですね。

私もまだ霊的能力が発現してなかった「普通の大学生」の頃、大阪・梅田の紀伊國屋書店でふと主著『神と人間』を立ち読みしたとき、

「なんだかすごいことが書かれている気がする・・・」

と感じたものです。

今となっては考えられませんが、当時の私は新興宗教絡みのトラブルの体験から、そういう類のものが大嫌いでした。

そんな自分でも、五井先生だけは信ずることができたのです。

私も霊的能力以前に、直観的にわかったのでしょう(直観も霊的能力の一つですけどね)。

ともかく『世界平和の祈り』の波動は、私がこれまで他の祈り言葉や、お経や、呪文の類を見てきた中でも、トップクラスに素晴らしいものであることを信頼していただければ幸いです。

ただし、今後しつこく繰り返し言いますが、たとえ『世界平和の祈り』が素晴らしいものであっても、「安易な道はない」ということをよくよく理解しておいてください。

ここで「祈ればすべて良くなる」なんて言ったら、普通のご利益宗教であり、普通のお花畑スピリチュアルになり下がってしまう。

『世界平和の祈り』は、断じてそんな安っぽいものではないのです。

真摯に祈ったからといって、あなたが背負うべき「人生の苦難」がチャラになるわけではありません。

世界平和を祈り続けることで、エゴと距離が置けるようになる

では、もう少し論理的に説明していきましょう。

次に大事なことは、

「世界平和」という個人を超えた大きな存在に祈ることの積み重ねによって、少しずつ心の器が広くなっていき、波動(オーラ)が輝いてくる

ということです。

(ここにはもっと深い意味があるのですが、それは次回以降に述べます)

私を含めた多くの人々は、たいてい自分のことしか考えていないですよね。

せいぜい、身近な家族、親しい友人、勤め先の人間関係ぐらいでしょう。

どこかで戦争が起こっても、どこかで自然災害が起こっても、それが直接被害をもたらしていないのであれば、関心が薄くなってしまうのが人情というものです。

これは人間が肉体に伴う本能を持っているためなので、仕方がない部分はあります。

ただ、もしそんな本能のままに生きるとしたら、率直に言って人間は動物と大差がないでしょう。

私は人の波動を観ていてわかるのは、オーラが素晴らしい人は思いやりの深い人、誠実で素直な人です。

これは何もオーラがわからなくたって、誰でも感覚的にわかることですよね。

ですから、私たちはなるべく自分の周囲に深い思いやりの持てる「利他的な人間」になることが望ましいし、そうであってこそ人生を深く生きられるようにもなります。

このように、なるべく思いやりの深い人間になり、本当に世のためになりたいと願い続ける修練が『世界平和の祈り』なのです。

もう一度『世界平和の祈り』の文言を掲げましょう。

世界人類が平和でありますように

 

日本が平和でありますように

 

私達の天命が完(まっと)うされますように

 

守護霊様ありがとうございます

 

守護神様ありがとうございます

本能のままに生きていたら自己中心的になってしまうところを、「世界平和」という深く広い世界に、魂を溶かし込んでいくこと。

この心がけを習慣化することにより、自分の意識は小さな自己中心のレベルから、より大きく広がっていくのです。

これを突き詰めていくと「自己=世界=宇宙」にまで意識は無限拡大し、スピリチュアル業界ではそれを「ワンネス」と呼んでいるわけです。

「ワンネス」を口で言うのは簡単なのですが、それを全身全霊で体感することは、当然ながら非常に難しい。

それができたら、もう「悟り」の境地ですよね。

何度も何度も生まれ変わっても、ワンネスの体得は難しいことでしょう(もちろん私も)。

そして、肉体を持っている限り、本能(エゴ)を完全に断ち切ることはできない。

でも、祈りが深くなってくれば、心の中で本能(エゴ)と距離を置くことはできるようになる。

その深さに伴い、未熟な私たちの波動(オーラ)も、少しずつ光り輝くようになっていくのです。

その最もシンプルな方法が「祈り」なのです。

祈り続けることは、決して簡単ではない

ただ、言葉で言うと簡単なのですけど、いざ祈りの実践を続けるとなると、優れた人でない限りなかなか続かないでしょう。

「祈りなんて口や意識があれば誰でもできるでしょ」と思うかもしれませんが、少なくとも私は「祈れない自分」の不甲斐なさに何度も悩んだことがあります。

その実体験から、普通の人にとっては「簡単そうに見えるが、決して安易な道ではない」と何度も言っているのです。

「ワタシはちゃんと実践してますよ」と自信のある人でも、もしかしてカタチだけになっていないか自問自答された方がいいでしょう。

私は過去に何度か「断食の真似事(不食)」をやったことがあります。

以下の動画ではそのことを語っています。

これを視聴すると、「いやーこんなシンドイこと、よくやりますね。ワタシにはゼッタイ無理です……」なんて言われることが多い。

まぁ確かにラクではないのですけど、決意さえすれば割と簡単にできますよ。ほんとに。

でも、実行が難しそうに見える断食(不食)より、本気で祈り続けることの方がさらに難しい。

これが私の偽らざる気持ちです。

「入門」と言っている割に、ずいぶん手厳しいこと言うなぁと感じるかもしれません。

ただ私は「祈りの門に入る」前に、この難しさをしっかり心得ておくべきだと思います。

というのも、ままならぬエゴを抱え、運命の不条理に苦しみ、己の未熟さと不甲斐なさに泣き、それでも世のため人のためになることを、祈り続けること。

これができたら、人間として、本当に尊い。

逆に言えば、この境涯に到るまで初心者には超えねばならない「関門」がいくつもあります。

例えば、

「祈ったって、意味ねーよ」

 

「祈ったって、パンが降ってくるわけじゃねーよ」

 

「祈ったって、対立や戦争はなくならないじゃねーかよ」

こういう声が内からも外からも、きっと聞こえてくるでしょう。

これらの諸要因によって、最初の勢いが知らないうちに削がれていくのです。

その結果、だんだん惰性になってきて、しまいにやらなくなる。

あるいは「祈ってたらきっと良いことあるよね~」と、気がつけば安易になっている。

そのくせ自分としては「祈っているつもり」「良いことをしているつもり」になっていて、浅い自己満足が得られるだけ。

その必然的結果として、運命は思ったほど開かない。

まぁそんなに進歩は感じないけど、別に不幸で大変なことも起きないし、まぁこんなものかな。

あぁ、生かされていて、今日もご飯がうまい、ありがたいな~。

ってな感じで、結局テメーのことばっかりになる。

……この種の「生ぬるさ」を厳しく指摘したのが以下の音声配信(YouTube)です。

……これは簡単であることのデメリットですね。

簡単であるがゆえに、どうしても油断しやすい。

千日回峰行のような肉体を酷使する厳しい修行だと、生ぬるい気持ちだと簡単に身体がダメになるし、しかも中途挫折したら携帯している短刀で自害しなければならないので、油断は生じにくい(その代わり、実践する人も少ないですけど)。

祈りはこの逆だと思ったらいいでしょう。

あまりに簡単にできてしまうため、中途挫折しても特に痛みや罰則は生じないし、誰かが叱ってくれるわけでもない。

「あ、忘れてたわ。でも、まいっか。また思い出したらやるぐらいでもいいや」と都合良く判断しやすい。

だからこそ、五井先生は法話や書籍上で何度も何度も何度も何度も飽きるほど、オチが分かり切っている古典落語のように最後は「『世界平和の祈り』を祈りましょう」とおっしゃったのだと思います。

何回も何回も何回も何回も、心のネジを巻き上げなければならないのです。

ただ私は、もう答えが分かり切っているというのに、その言葉に触れるたびに感動があります。

それはやはり、『世界平和の祈り』の中に、そして五井昌久という人物の中に「大いなる光明」を感ずるからでしょう。

あるとき五井先生は、おどけて「私なんてこれ(祈り)しか言うことないもの」と笑っておられた。

でも、たった一つのことでいい。

私たちは「貫くもの」を持たねばなりません。

もしあなたが『世界平和の祈り』に魂が惹かれたのであれば、それを実践できる可能性を秘めています。

そこからご自身なりに探求され、「あぁ、やっぱりこの道が素晴らしい!」と直観したなら、どんなことがあっても信じてやり続けなければなりません。

途中、「何か他にいい教えがないかな~」と浮気するかもしれない。

恥を承知で言いますが、私は特定の宗教団体に所属していないため、割と浮気をしてしまった方だと思います。

本棚にたくさんあった五井先生の書籍の大半を処分してしまったこともありました。

なんと愚かなことをしてしまったのか。

けれども、結局は『世界平和の祈り』に、戻ってしまった。

本も買い直した……絶版で高騰している本も含めて。

さすがにその後は回心して、ほぼすべての著作を読破するまでになりましたが・・・


お恥ずかしい限りですが、これが私の遠回りの拙い歩みです。

そんな私が『世界平和の祈り』入門を"部外者"として発信するのは、おこがましいかもしれません。

ただ、私は縁あって「スピリチュアルカウンセラー」という特殊な仕事をしているので、その立場から語れることはあるのではないか。

また先ほど述べた通り、己の愚かさゆえ最初から純真に実践できなかった悔いがあるため、「祈りの注意点」についても多少は述べられると思っています。

そして、こうして『世界平和の祈り』について一般向けに発信をすることは私にとっての学びであり、そしてまた祈りの実践でもあるのです。

この一連のブログを読んでいただき、もしあなたが『世界平和の祈り』に興味をお持ちになり、そして実践までされたとしたら、私はこの「功徳」を分かち合えることに、深い喜びを感じるでしょう。

(幸い、私のように部外者のくせに祈りについて熱く語る姿は、過去にお会いした会のベテランの何人かの方々からは「面白い独特な立ち位置ですね」「ぜひその立場で頑張ってください」と言っていただいているので、私にも固有の役割があることを感じています)

今回は、『世界平和の祈り』の入門編の1回目として

・とにかく『世界平和の祈り』の波動は素晴らしいこと

 

・「世界平和」を祈ることによって、心の器を大きくし、波動が高まること

ということを述べました。

次回は入門編2回目として、また別のことを述べます。

なお、以下に「世界平和の祈りシリーズ」の一覧のリンクを貼っておきますので、ご興味があればさらに進んでいってください。

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【再UP】第170回:質問に答える:動物のオーラ/同姓同名のオーラ/映像のイメージが苦手/オーラが重たいとは/祈りと願いの違いhttps://prism-life.com/podcast_170/Fri, 23 Sep 2022 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=8214

※【セミナー】10月22日『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを願い続ける生き方を深めよう(https://prism-life.com/20221022seminar/)。 この音声は「YouTubeチャン ... ]]>

ポッドキャストのサムネ画像

※【セミナー】10月22日『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを願い続ける生き方を深めよう(https://prism-life.com/20221022seminar/)。

この音声は「YouTubeチャンネル」でもご視聴いただけます。基本的に音声のみですが、ビジュアルが必要な回や顔出ししたい気分のときは動画をお出しします。ご興味があれば【マジスピ】でご検索ください(もし以下に動画が表示されていなければチャンネルページをご覧ください)。

ながら聞きのススメ
ホームページでは最下部に音声プレーヤーがあります。倍速再生も可能ですし、YouTubeより通信量も少ないし、スマホを画面オフにしても聴けるので便利です。

この音声はホームページ(【マジスピ】で検索)だと倍速再生やダウンロードができます。また、iTunesやSpotify、Google Podcastでも聞けますので、お好きな媒体でご視聴ください。

ご質問やリクエストは
https://prism-life.com/contact/ の問い合わせフォームから送っていただければ、可能な範囲でお答えしますね。

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「祈りごころ」は詩や歌から学ぼう。大自然は祈りに満ちていて、いのちが絶えず交流している。https://prism-life.com/prayful_mind/Thu, 22 Sep 2022 06:35:00 +0000https://prism-life.com/?p=8182

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「スピリチュアルにおいて最も大切な『祈りごころ』は、理屈じゃなくて感性で体感するもの」

について、詩や歌を引用して考えていきます。

前回は祈りの「入門編」としてブログを書いたものの、振り返ってみて「これは初めての人にとっては、ちょっと難しいかもしれへんなぁ」と思っていました。

すると、前回の「無料メルマガ」の読者さんから「ちょっと難しかったです」というコメントをいくつかいただいたので、「やっぱりそうか・・・」と改めて思った次第です。

前回のブログは「入門編」というより「原理編」と言える内容でしたね。

「祈り」がテーマだと、ついつい力が入ってしまうみたいですが、それだけ私は「祈りはめっちゃ大事やで!」だと考えているわけです。

なので、今回は前回と重複する部分はあるでしょうがもっとわかりやすく説明するので、今回こそ「入門編」として前回とセットでお読みいただければ幸いです。

来月、たぶん濃い内容になるだろう「祈りの有料セミナー」を開催するんですけど、祈りについてはブログや音声配信の無料コンテンツでも、それなりの内容をお伝えするつもりです。

坂村真民さんの詩から「祈りごころ」を感得しよう

今回は祈りを論理ではなく感性で体感した方が良いと思ったので、まず以下の詩をお読みください。

一途に咲いた花たちが

大地に落ちたとき

"あ" というこえをたてる

あれをききとめるのだ

つゆくさのつゆが

朝日をうけたとき

"あ" とこえをあげる

あれをうけとめるのだ

坂村真民『あ』より

久々に読み返してみましたけど、素晴らしい詩ですなぁ・・・

この "あ" というのが、私には「祈り」のように感じられる。

日々の何気ない自然の移り変わりの中において、その背後からあらゆる「いのち」を動かしている「何もの」か。

スピリチュアル業界ではそれを「サムシング・グレート」と呼ぶ。

その「偉大なる何か」が、ときに「一途に咲いた花たち」となり、ときに「つゆくさのつゆ」となる。

それが動いたとき、それが大地に落ちたとき、それが朝日をうけたとき、その「いのちの呼応」が "あ" という音をたてる。

それは「肉の耳」では聞こえない。

それは「心の耳」にしか聞こえてこない。

それをききとめるのだ。

それをうけとめるのだ。

普段スマホばかり眺めていたら、まず気づけない世界。

それをききとめるには、このわたしが「一途に咲く花」でなければならない。

それをうけとめるには、このわたしが「つゆくさのつゆ」でなければならない。

そのとき、 "あ" というこえがきこえてくるだろう。

その "あ" というおとが、「祈りのひびき」なのであります。

つまり「祈る」というのは、「いのちの交流」であり「いのちの呼応」なのです。

「神仏に祈る」というのは、前回のブログでお伝えした通り、

祈りとは、「神なるもの」との霊的交流のためになされるもの

ということ、何となくでもお分かりいただけるでしょうか。

自分の「個のいのち」を超え、道の片隅に咲く一輪の花にも、同じ「いのち」を感ずること。

自分の「個のいのち」を超え、露草を潤す一粒のしずくにも、同じ「いのち」を感ずること。

それが「祈り」です。

祈りの対象が「神」「仏」「天」であっても、自分の「個のいのち」を超えたものに同じ「いのち」を感ずることは、一輪の花や露草のしずくと同様です。

ただ、「神」「仏」「天」は、一輪の花や露草のしずくと違い、自分の「小さな個のいのち」をはるかに超えた「大いなるいのち」ですから、それらといのちが呼応するというのは、

大いなるいのちと響き合い、大いなるいのちと合一するということ

これが祈りなのです。

加えて言えば、たとえ一輪の花や露草のしずくは物質的には小さくとも、その物質の背後には同じ「大いなるいのちの力」が働いています。

だからこそ、道の片隅に咲く一輪の花にも、露草を潤す一粒のしずくにも、同じ「いのち」を感ずることができるのです。

その「こころ」が「祈りのこころ」ですよ。

何となくでも、お分かりいただけたでしょうか?

言葉にすることのできない "あ" 、言葉が言葉として生まれる前に生まれている "あ" 、宇宙に存在するあらゆるものは、この "あ" から生まれている。

それをききとめるのだ。

それをうけとめるのだ。

いや、もうすでにあなたの耳に届いているではないか。

スマホを閉じて、心の耳を静かに澄ませてみれば、必ず聞こえてくる。

もし、それが聞こえてきたら、自分の心を振り返って観てほしい。

そうすれば、気づくだろう。

自分の心もまた、"あ" というこえをあげていることに、気づくだろう。

明治天皇の御製から「祈りごころ」を感得しよう

では、感性で体感するための詩をもうひとつ。

あさみどり

澄みわたりたる

おおぞらの

広きを おのが

心ともがな

 

(浅緑色に晴れて澄み渡った大空のように、清らかな心、大らかで、広い心で日々の生活に励みたいものだ)

明治天皇の御製

これもいいですなぁ・・・

歴代の天皇陛下がお詠みになられた歌を御製(ぎょせい)といいます。

これは試験(何の?)に出るので、よーく覚えておいてください。

御製とは「祈り」です。

天皇陛下の最大にして最深の御公務は、祈りであります。

その祈りは御製として、私たち臣民も伺い知ることができるのです。

さて、今回取り上げた明治天皇の御製は有名なもので、個人的にも大好き。

話はズレますが、私が行っている「レイキヒーラー養成講座」のテキストの中にも、この御製を「心を浄化するための歌」として収録しています。

それはレイキヒーリングの創始者が、ヒーリングの「行」として御製を唱和していたことに由来しています。

まぁそれはともかく、この御製も素晴らしい。

皐月(さつき)の新緑の頃にお詠みになられたようですが、新緑の季節は大地の生命エネルギーが旺盛になる時期。

私の学生のころ水泳部であり、だいたい5月から泳ぎ始めるので、この季節のエネルギー感は肌感覚的にわかります(水着だけのほぼ裸の状態になるから)。

さあ、そんなある日、明治天皇は浅緑色の澄み渡った大空を仰ぎ見られた。

その広大無辺とも言うべき大空の下、きっと明治天皇は大空に広がっている「神の御心」に感嘆なさったに違いない。

一切の曇りなき、清明(しょうみょう)という言葉以外に形容できないその大空は、「神の御心」そのものであった。

そこに全身全霊で感動された明治天皇は、そのときご自身もまた「大空」になられたのでしょう。

明治天皇ご自身の「個のいのち」は、大空の中に、解けて、流れて、消えてしまった。

何もない大空。

しかし、そこには「すべて」があった。

魂が奪われるほどの感動から、明治天皇はふと我に返られる。

「あぁそうだ!この大空のような果てしなく広いこころなのだ!

わたしもまた、いつもこんなこころで生きたいものだ・・・」

「澄み渡った大空」の向こう側にある、さらにさらに広い「大いなるいのち」に、願わくば、我が心を寄せていきたい。

そんな「祈り」が、この御製から感じられてきます。

前の段落と同じ表現をすると、祈りとは、

大いなるいのちと響き合い、大いなるいのちと合一するということ

なのであります。

路傍の一輪の花のうちにも、広い大空の中にも、同じ「いのちのひびき」、同じ "あ" を感ずること。

これが祈りなのです。

ここまで読んで「それでもわかりません」と言われたら、ちょっと困ります(汗)

でも、例えばふと夜空を見上げたとき、お星さまやお月さまを見て「あぁ、きれいだな」と心が動いたとき。

例えば、海岸や海辺に佇んでいて、潮のリズムに気持ちの落ち着きを感じるとき。

例えば、体を吹き抜けていく風に、季節の移ろいを感じるとき。

それらはすべて「祈り」なのです。

それは「大自然の祈り」でもあるし、それを感じるということは、自分の中にも「祈り」が生まれている、いや、すでにあるということ。

自分の内なる心にも、 "あ" というこえがあがっているということ。

それは、スマホを横に置き、日々の喧騒から離れ、すぐ近くにある「小さな自然」を静かに見つめてみれば、誰でも必ずわかること。

祈りとは自他を超えた「いのち」を深く感ずるこころ

今回は当ブログとしては珍しく論理より感性に働きかけてみましたが、いかがでしょうか。

この感性でもって、もう一度前回のブログをご覧いただければと思います。

前回のブログの要点を抜き書きして、それぞれ簡単にコメントしていきます。

「祈り」は金運アップや恋愛運アップ、病気の回復などを求める「現世利益」のみを目的としない

今回の2つの詩から感じられる「祈り」の広く大きな次元からすれば、いかに現世利益を求める祈りが小さいものか、よくわかりますよね。

テメーの小さな幸せを願うのは、祈りと言えなくもないけれど、それはまだまだ最初の第一歩に過ぎないんです。

祈りとは、「神なるもの」との霊的交流のためになされるもの

これはさっきも触れましたね。

霊的交流というのは、つまり「見えない次元」での交流です。

小さくは「道端の一輪の花」、大きくは「澄み渡った大空」、その両者の背後に宿る「大いなる、見えざるいのち」と交流していくことが、祈りです。

交流をするわけですから、

祈りとは人間の側から「この願いを叶えたい!」とか「この祈りを聞いてほしい!」とか一方的に願う行いではなく、先ほど述べたようにそれが「神の御心(みこころ)」や「天の意志」に寄り添っているものかどうかを省みるところまでを含んでいるわけです。

ということになるわけです。

一方的にやったんじゃ、交流にならないですからね。

「大いなるもの」「神なるもの」と交流をするということは、先ほどの明治天皇の御製のように「澄みわたりたる大空」のような波動(エネルギー)を与えていただくことになります。

もっと簡単にいえば、「澄みわたった大空を眺めているうちに、自分の小さな迷いや悩みなど、どうでも良くなる」ということです。

そうして心がクリアになる過程が、

なぜ祈りに深い自問自答が必要かと言えば、それによって「内なる神」に触れるからです。そして、「内なる神」に触れることを通じて、宇宙を統べる「大いなる神」に触れることになるからです。

という表現になっています。

先ほどの述べたように、「澄みわたりたる大空」に感動できるというのは、自分の心の中(内なる神)にも「大空のような澄みわたった世界」が在るからです。

そうして「内なる神」に触れることを通じ、逆から言えば大自然を創造している「大いなる神」に触れることを通じ、私たちの心魂は少しずつ純化されていく。

それが祈りの目的であり、「祈りという生き方」なんです。

ここまで言えば、祈りで金運アップとか恋愛運アップとか、引き寄せや願望実現がどうのこうのという次元とは「全く異なる」ということが、お分かりいただけるのではないでしょうか。

これでも「まだわかりません」って言われたら、どうしようかなぁ・・・ソロキャンプにでも出かけて、スマホを電源オフにして、一人で自然を満喫したらいいかもしれません(笑)

そういえば、このブログを書いている途中、お笑い芸人のヒロシさんの「ソロキャンプ動画」をBGM代わりに聞いていました。

You Tubeっぽい盛り上げる効果音や加工、またテンションの高い声がほとんどないので、もちろん現場に行くのが最善ではありますが、疑似体験的に自然を感じるにはオススメです。

以下、現時点での最新の動画を貼っておきますね。

では、前回と今回とで「祈りとは何か?」をご理解いただいた上で、ようやく『世界平和の祈り』について解説していきます。

来月は『世界平和の祈り』の有料セミナーをやるので、ご興味があれば以下からどうぞ。

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第169回:【入門編】祈りとは何か?なぜ、何のために祈るのか?願望実現や引き寄せとの違いは?https://prism-life.com/podcast_169/Fri, 16 Sep 2022 10:53:15 +0000https://prism-life.com/?p=8163

※今回の内容は以下のブログで詳しく書いています(https://prism-life.com/praying_guidance/) ※【セミナー】10月22日『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを願い続ける生 ... ]]>

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「そもそも祈りとは何か? 入門編」

について述べていきます。

※「入門」というタイトルをつけているものの、実際の中身は「原理原則」です。

来月10月22日、『世界平和の祈り』の真髄を知り、世の光となることを願い続ける生き方を深めよう」というセミナーを開催いたします。

それを記念して、今回から数回になるかもしれませんが、「祈りの入門から基礎まで」を述べてみたいと思います。

「祈り」はスピリチュアル的な生き方において、いや、人間として生きるにおいて、とても大事な行いです。

なので、無料公開のこのブログや音声配信でも、ある程度まで説明することのが自分の「天命」だと感じています。

上の有料セミナーでは私なりの深いレベルで話すつもりですが、このブログや音声配信の入門~基礎レベルだけでもご参考になればうれしいです。

世の中にはいろんな祈りがありますけれど、今回セミナーのテーマにする『世界平和の祈り』はとても波動が良く、内容がわかりやすく、そして宗教的な偏りが少ないので、以前から一貫してオススメしています。

追記

今回のブログは少し難しい内容を含んでいます。それを受けて補足した以下のブログを読んでいただいてから目を通した方が理解しやすいと思います。

祈りは現世利益のみの願望を求めることではない

まず『世界平和の祈り』の概要(といってもほんの触りの部分)については、以下の音声配信をお聴きいただけますでしょうか。

意外なことに、私の(現時点では弱小の)「YouTubeチャンネル」において、これが最も再生されているんです。

それだけまだ数少ない私のフォロワーさんは、本質的な何かを求めているということでしょう。

まさしく「マジスピ」(真のスピリチュアル)の名の通りですね。

これから祈りについて説明していきますけど、最初に断っておくと、

「祈り」は金運アップや恋愛運アップ、病気の回復などを求める「現世利益」のみを目的としない

ということを、徹底的に理解しましょう。

これは「真のスピリチュアル」を求めている方にとっては、あえて何も言わなくてもご理解いただいているとは思うのですが、念のため述べておきますね。

もちろん「現世利益を求めるな」と言いたいのではないんですよ。

私もお金がたくさん入ったらうれしいですし(笑)

ただ、現世利益というのは、あくまで "結果的に" 与えられるもの。

祈りを深めていくことによって、期せずして現世利益的なものに恵まれることはあるでしょう。

でも現世利益のみを目的にすると、本質から外れてしまうことが懸念されます。

聖書の有名な一節に、

「あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう」(マルコ11:24)

というのがあります。

この一節はキリスト教系の自己啓発業界が大好きな言葉で、必ず引用されます。

中でも成長志向の高いアメリカ人が好みそうですね(現在はアメリカ人も草食化が進んでいると聞きますが)。

祈り求めることは、何でも叶うのだ!

だから、自分の願望を神に強く祈るのだ!

さすれば、その願いは必ずや叶うのである!

・・・というロジック、あなたはどう感じますか?

言うまでもなく、非常にポジティブな感じがしますね。

「人生は自分の力で切り拓いていけるのだ」と、文字通り古き良きアメリカのフロンティア・スピリットにあふれている印象があります。

これはこれで、ネガティブよりは全然いいんですけど、私はちょっと心配してしまいます。

どうしてかというと、

その願望は本当に「神」が望んでいることなのだろうか?

という疑問が拭えないからです。

このロジックを都合よく解釈してしまうと、祈りがまるで

「人間のわがままな願いでも、すべて叶えてくれる方法」

というように捉えられてしまうんですよ。

古今東西の物語、アニメ、映画などにおいて、「どんな願いでも叶えてくれる魔法や秘法」をめぐる争いを描くものは枚挙に暇がありません。

先日、ドラゴンボールの映画の最新作を観に行きました。

※以下は趣味のサブブログ

ドラゴンボールもまた「どんな願いでも叶えられる魔法の玉」をめぐるバトル漫画ですよね。

今回の映画でもドラゴンボールは使われていました。

このドラゴンボールを「悪人によって殺された無実の人々を生き返らせる」と善用することもできれば、「極悪人が不老不死を得る」とか「強いパワーを持つ孫悟空と肉体を交換する(その後、孫悟空は殺される:ドラゴンボール超『未来トランクス編』より)」とか悪用することもできるわけです。

もし「神」が「至善至高」の人格的な存在であるなら、そうやって悪用することは本当に神の望むところなのでしょうか?

いや、「殺された無実の人々を生き返らせる」という善による願いの成就ですら、それは本当に神の望むところなのでしょうか?

「無実の人々が殺される」ということすら、宇宙の生成発展における一コマなのだとしたら、その人々を蘇らせるというのは博愛的なように感じられますが、果たしてそれは本当に神の望むところなのでしょうか?

・・・という問いは、祈りにおいて常に考えなければなりません。

祈りは「神なるもの」との霊的な交流のためになされるもの

そもそも

祈りとは、「神なるもの」との霊的交流のためになされるもの

ということを知っておくことです。

つまり、祈りとは人間の側から「この願いを叶えたい!」とか「この祈りを聞いてほしい!」とか一方的に願う行いではなく、先ほど述べたようにそれが「神の御心(みこころ)」や「天の意志」に寄り添っているものかどうかを省みるところまでを含んでいるわけです。

人間のわがまま勝手な願いを、半ば強引でも構わないから神様を説得させるためのプレゼンテーションのテクニックが祈りなのではありません。

キリスト教系の自己啓発や、また「引き寄せの法則」系において注意すべき点は、ここにあります。

(そもそも「引き寄せの法則(という名の仮説・俗説)」は、欧米発の自己啓発や願望実現がその源流にあることを知っておきましょう)

「神なるもの」は、私たち人間界の言葉を発しません。

それは「声なき声」、いつも言っている「波動」として、絶えず私たちに語りかけています。

その「声なき声」に心の耳を傾け、神の御心や天の意志を仰ぎ見る営みが、祈りなんです。

となると、「なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じ」るのは結構なことですが、一方でそれは神仏が喜ぶものなのかどうかも顧みなければならないわけです。

その内省が欠けた祈りは、祈りとは言いません。

正確に言えば、野心や野望というものです。

とはいえ、必ずしも野心や野望が悪いわけではありません。

というのも野心や野望というのは、ある意味では人間の「生命力」のバロメーターだからです。

人生において多少の野心や野望を持たない人間は、確かにマジメで大人しいのかもしれませんが、何かを創造したり世の中を動かしたりするエネルギーには欠けがちだからです(もちろんそういう人も世の中には必要ですが)。

先日お亡くなりになった京セラ創業者にして「経営の神様」と言われた稲盛和夫さんは、言うまでもなく偉大なる経営者であり、彼が創造した事業や世界に与えた恩恵は計り知れないものがあります。

そんな稲森さんはスピリチュアルな世界にも関心が深く、大ベストセラーである『生き方』には「死後の世界」や「輪廻転生」にまで触れておられます。

65歳ごろには仏門に入り修行されるほどの宗教心をお持ちだった稲森さんは、欲の少ない人間だったのでしょうか。

・・・いや、当然そんなことはないですよね。

だって、あれだけの功績を残された方が、野心や野望などほとんど持ち合わせていなかったと言えば、大ウソも大ウソでしょう。

私は稲盛さんの波動(オーラ)をずっと以前からときおり拝見していましたが、そりゃもうスゴいエネルギーですよ。

確かご著書の中に「燃える闘魂」という表現をされていたかと記憶していますが、まさにその通り。

(いま検索したら『燃える闘魂』というズバリそのままのタイトルの本が見つかりました)

誤解を怖れずに言えば「大きな欲望のかたまり」だったわけです。

ただ、彼が優れているのは、その「燃える闘魂」や「大きな欲望」を個人的な野心や野望ではなく、「世のため人のため」という祈りに"エネルギー転換"していかれた。

稲盛さんは新規事業を興される際、こんな自問自答をされていたようです。

「動機善なりや? 私心なかりしか?」

この事業を興すのは世の中に善をもたらすだろうか?

そして、そこに自分の野心や野望、エゴはないだろうか?

これを繰り返し繰り返し自問自答し、「よし、この想いは私心はない!」と確信できたものを、新規事業として立ち上げ、そして成功されていったわけです。

あぁ、まさに稲森さんは「経営者の姿をした宗教家」であられた。

個人的なことですが、稲盛さんや、また昭和の「経営の神様」と言われた松下幸之助さんは私が最も尊敬する方々で、10代の頃から彼らの本を読んでいたものです。

松下幸之助さんもまた宗教心の深い方でして、「祈り」を経営の世界において具現化された方といえます。

ともかく、祈りというのは単なる願望実現のテクニックではなく、深い自問自答を伴うものであることを知っておいてください。

祈りは深い自己探求と自己浄化のために行うもの

なぜ祈りに深い自問自答が必要かと言えば、それによって「内なる神」に触れるからです。

そして、「内なる神」に触れることを通じて、宇宙を統べる「大いなる神」に触れることになるからです。

これを踏まえたとき、「祈りというのは深い自己探求も含んでいる」ことがわかります。

心の中が雑念や妄念でモヤモヤしまくっているのに、「内なる神」に触れることは難しいですよね。

雑念にまみれるのは私たち凡俗の日常であること、これはあなたもよくお分かりでしょう(笑)

いや、もちろん私もエラそうなブログを書きながらも、また人様のご相談に乗ることが仕事でありながらも、まだまだ大量の雑念を手放せないでいます。

でも、そんな雑念を抱えた状態から、たとえひとときでも内側の静かな世界に沈潜するために、祈りという営みがあります。

神なるものの「声なき声」は、心に静けさがあるとき、語りかけてくる。

それを可能にする営みが祈りなんですよ。

もちろん、一回や二回祈ったら瞬く間に雑念妄念が晴れる・・・なんてことはありませんけど、祈りを習慣にすることで、その静かな時間は少しずつ深くなっていきます。

まぁ、「オレもちょっとはできるようになってきたかな!」と油断しているとまた逆戻りすることも少なくないので、決して一直線的に深まるとは限りませんが、それでも続けることで「内なる静けさ」を味わう時間が増えていきます。

ここまでをまとめますと、

・祈りというのは、「神なるもの」との交流のためになされる

 

・祈りというのは、単なる願望実現のテクニックではなく、「それは神仏天の望みであるかどうか」を内省することまで含まれる

 

・祈りというのは、心の中の雑念や妄念を手放すために行うものであり、その中において内省の力は深まっていく

 

・内省の力が深まることによって、内的世界はよりクリアになり、それに伴い叶えたい祈りの純度はより高まっていく

 

・より純化された心による祈りでもって、「神なるもの」との交流をより深めていく

という、ポジティブな循環を生み出すことが、祈りの理想でしょうね(現実はなかなかそう順調に深まらない時期もありますが・・・)。

まだまだ細やかなことはありますけど、とりあえず今回は「祈りとは何か?」というテーマで入門的なことを語ってみました。

ご参考になれば幸いです。

追記

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第168回:不幸や災難が連続したときこそ、運命が転換するチャンスであることを知ろう【霊感商法】【統一教会】https://prism-life.com/podcast_168/Fri, 09 Sep 2022 10:17:00 +0000https://prism-life.com/?p=8102

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不幸や災難が連続したときこそ、運命が転換するチャンスであることを知ろう【霊感商法】【統一教会】https://prism-life.com/big_turning_point/Thu, 08 Sep 2022 13:46:12 +0000https://prism-life.com/?p=8066

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

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今回は

「【霊感商法対策】として、不幸や災難が連続して起こったとき、実は幸福や平和に二歩も三歩も近づいていることを信じよう」

ということについて考えていきます。

当ブログでは過去2回にわたり、主に「祖先の悪因縁や祟り」を利用した霊感商法への対策を説明してきました。

いま話題の旧統一教会のみならず、新興宗教やスピリチュアル業界で一部で今でも悪用されている手法なので、知っておくだけで「多額の献金被害」は避けられるかも。

「自分にゃ関係ねーよ。だまされるほど弱くねーよ」と思っている人でも、いざ理不尽な不幸や災難が確変で連チャンすれば途端に気が弱くなるから、決して他人事じゃないですよ(過去にそういうカウンセリングのご相談もありました)。

一応、今回の3回目で区切りとします。

不幸や災難は、魂のデトックス・カルマの浄化として起こる

まず今回のキーワードは、

不幸や災難は、表に現れれば現れるほど、実は消えていっている。

ということ。

これを、まずは理性的に知っておくことが大事です。

ちょっと汚い話なんですが理解しやすくなるので述べておくと、例えばあなたが「お腹を下す」か「吐く」かするとしますね。

このとき、お腹がゴロゴロ痛くなるか胸がムカムカするか、どちらかの苦痛を伴います。

最も苦しいのはもちろん「出す直前」ですよね(「夜明け前が最も暗い」的な・・・違うか)。

でも、出すものを出してしまえば、もちろん「次のターン」でまた苦しくなるかもしれませんが、当面はスッキリするはず。

原則として最も苦しいのは初回であって、慢性的あるいは進行的な病でもない限り、2回目、3回目になるにつれ、苦痛は少なくなっていくはず。

お腹を下すのも吐くのも、肉体に不要なものや異物をデトックス(浄化)するために起こっているのであって、そこには必ず「ポジティブな意味」がありますよね。

これと同じようなことが、人生や運命における不幸や災難にも適用できるわけです。

できれば理不尽な不幸や災難は続いてほしくないのが人情ですが、もし続いてしまうとしたら、それはいわば「運命や人生のデトックス(浄化)」として起こっている【絶賛デトックス中】であることを認識しなければなりません。

「原因があって結果がある」という因果論的な物の見方は宗教やスピリチュアルでは伝統的なものであることは、以前のブログで述べたことがあります。

因果論的に観れば、不幸な災難は「カルマの浄化」として起こっている、ということになります(因果論がすべてではありませんが)。

なので、仮に仮に仮に、「祖先の悪因縁や祟りによって不幸や災難が起こっていること」が真実だとしても、【むしろそれだけ悪因縁が浄化されていること】なのだから、感謝こそすれ、さらに怖れを抱く必要はないのです。

※ただし、これは現象的な不幸や災難に適用できる原則であって、それらに対する「心理的な痛み」についてはまた別の話です

※祖先の悪因縁や祟りは例外を除いてない、普通はない、ということは「第一弾のブログ」で述べています

さあ・・・この原則をなるべく「腹落ち」で体得できるかどうかがカギですよ。

それなのに、アルコールの飲み過ぎで気分が悪くなり、せっかく吐いてスッキリしたというのに、そこでまたテキーラをイッキ飲みさせようとするヤツがいたら、まさに「サタン(悪魔)」の所業でしょ?

旧統一教会の連中がやっていることって、まさにそれですよ。

「教義」や「真理」なんて難しいことは考えず、あくまで「常識」を働かせれば、人を脅かし怖れさせ、それでもって金品を収奪する言動が最もサタニック(悪魔的)なのは当然のことです。

もっとも彼らは「献金生活の生命化」という教義のもと、あくまでその収奪を「正しい」と思い込んでやっているわけだからタチが悪いのですけど。

運命を転換するためには、心のあり方を転換すること

真に宗教的な者であれば、そして本当に真理を学んでいる者であれば、不幸や災難が続く気の毒な人に対して、その苦しみや悲しみに心から共感した上で、これを実際に言うかは相手によるけど

「この人の運命はこれから良くなるのだ・・・」

ということを信じ、そしてそれを祈ることが大事なんです。

それが宗教者としてのあるべき態度でしょう。

これこそ、統一教会の連中が素人を持ち上げたり警戒心を解いたりするためによく言う

「運命の転換期」

ってやつなんです。

私もかつて言われたことがあります(誰に対しても同じことを言っている)。

「どん底まで落ちたら、あとは上がるしかない」からこそ、運命の転換期なんです。

でも、こいつらは後で恐怖を与えて金品を収奪するために、表面的な安心感を与えたり警戒心を問いたりするためだけに「あなた、運命の転換期ですよ!」ってテンプレみたいに気安く言いやがるわけです。

運命の転換期において必要なのは「これから良くなる!」という信念または信仰と、それに裏打ちされた行動であって、多額の献金じゃないっつーの。

運命を転換するというのは、

「苦しみや悲しみが多い人生というのは、実は神仏から深く愛されている証なのである」

ということをどこまで信ずることができるかにかかっています。

これ、普通は逆でしょ?

普通は

「苦しみや悲しみが多いのは、きっと神仏からイジメられてるんだ。なんか知らんけど、ハズレくじばっかり引かされてるんだ」

って思いますわね。

私もあなたも含めた、大多数の人がこの気持ちですよ。

ただ、ガチで「運命を転換する」というのは、まず「心を転換する」ということなんです。

「苦しみや悲しみが多い人生というのは、実は神仏から深く愛されている証なのである」

というのは、さっきの表現で言えば、それだけ魂のデトックス(浄化)が深くなっているということ。

なので、あえて「苦しみ悲しみ憎しみ、もっと出てこいやぁぁぁぁ!!」って歓迎する必要はないけど、もし出てきてしまったら、「確かにキツいはキツいけど、それだけ魂が磨かれてるんだ・・・」と【心を転換すること】が真の宗教的態度なんです。

もちろん、これはスピリチュアルも同じですよ。

これこそ宗教宗派を問わない根源的な原理なのですが、だからこそ信ずるのはマジで難しい。

「信仰」とは突き詰めると、この一事が腹落ちできるかどうかでしょうね。

その意味では、決して軽々しく「あなた、運命の転換期ですよ!」だなんて軽々しく言うものじゃない。

まして、なんぼ献金したって腹落ちなんかできませんよ。

献金は可能な範囲で、収入に無理のない程度ですればいいんです。

この物質世界は、現実問題として活動にお金はかかりますからね。

ただ、献金すればするほどより大きな「祝福」や「浄化」がもたらされるというのは、全く意味がわからんことです。

しかも政治的には、その献金は多くの政治家や知識人の懐に流れたり、北朝鮮に流れているという話まであるから、クズすぎてどうしようもない。

統一教会へひとこと:「サタン」は誰の心の中にもある

最後に、統一教会の人たちに思うこと。

何度か話をしているけど、私がかつて出会った統一教会のメンバーは、みんな波動(オーラ)が重たかったんです。

そりゃそうよね、間違った教えを信奉し、こちらの無知につけ込んで恐怖心を煽っているわけだから。

社会的にも、すでに最高裁含め過去の裁判で何度も賠償命令が出ている事実でもって、間違っているんですよ。

念のため言っておくと、人間の波動(オーラ)というのは、人の道、そして天の道に反していればいるほど、重たくなる。

(私も含め多くの人は未熟だけど、波動が重たくなるというのは、かなりネガティブな要素が強い場合です。あまり気にし過ぎませんように)

もし「サタン(悪魔)」がいるとしたら、それはネガティブな波動を発する人間に取り憑くのが「波動の法則」です。

ですから、「サタン」を利用して人々を脅かす間違った宗教を信奉している者たちこそ、本当はサタンに近い人間なのであります。

実は私が20代後半で統一教会の人に脅されたとき論破したのは、このロジックを使いました。

「えっ? そうやっていま私に恐怖心を与えようとしている神の道に反しているあなたこそ、本当にサタンに取り憑かれて、そして地獄に落ちるんですけど・・・正気ですか?」

というようなことを言ったんですね。

実際にそうやって死んでいった人の「死後の波動」は、私が観る限り確実に地獄的になっている。

私はそう確信しているがゆえに、おそらく言葉の力が強かったんだと思います。

「あんた、ホンマ大丈夫なん? そんな活動してて無事で済むと思ってんの? いやー、マジで知らんで・・・」

って真顔で言うと、相手の顔が真っ青になっちゃったんです。

その相手はたぶん元々は穏やかな人で、そしてこういう宗教論争に不慣れだったんでしょうね(内輪だとそういう議論はしないから)。

新興宗教やスピリチュアルの一部で霊感商法の被害に遭う多くの人の大多数は「やさしくて真面目な人」であって、まさかこんなガチガチに理論武装した、しかも霊的な能力まである●チガイが紛れ込んでいるとは、露にも思わなかったんでしょう。

というわけで、その相手はもう凍りついちゃって何も言わなくなっちゃったので、「ほな、帰りますわー」ってその場を去ったとさ。

ここで言いたいのは、

宗教組織内の内輪でしか通用しない「原理」などどうでも良く、それが「天地自然」に照らし合わせ、真に地球人類の幸福に寄与する内容かどうかが問われているだけ。

たとえ真面目に信仰しているとしても、そもそも選んだ宗教が間違っているわけです。

もちろん本当に真面目に純粋に信仰しているのであれば、そこにまだ「救いの余地」はあるんですけど、できれば足を洗った方がいい(すでに中で人間関係がかなり構築されている場合は難しいでしょうけど)。

※ここで言っている「救いの余地」というのは、もちろん間違った教えではあるけど、その純粋さのゆえに、「サタン」に染まり切るまではいかないということ

・・・こういうことを言うと、「こいつはサタンだ!」ってレッテルを貼るのが定番のパターンだと思います。

別にレッテル貼りするのは構わないけど、それによって内観内省の機会が失われているとしたら、それが一番もったいないですよね。

「こいつはサタンだ!」「私たちは問題ない!」とかいう二項対立なんかどうでも良く、本当に大切なのは、誰の心の中にもある「サタン」、悪魔的な部分を静かに見つめていくことです。

これもまた、宗教の真髄でしょうね。

あのイエス・キリストだって、心の中のサタンと向き合った修行時代があったという聖書の記載があります。

統一教会が信奉しているに違いないイエス・キリストだってそうされたんだから、その信徒である人たちもまた、昔からずっと社会問題になっている(しかし政治とズブズブだから見逃されてきた)自分たちの組織のあり方を見つめ直していただきたいものです。


最後に、参考までに統一教会の歴史が垣間見られる動画を貼っておきます。

これを観れば、教祖である文鮮明がどういう経緯で統一教会を作ったのか、そして彼は本当に「メシア(救世主)」だったのかどうか、少し見えてきます。

それでは!

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第167回:「魂の家系」と「地上の家系」は全く違う。家族とは血を分けた他人である【霊感商法】【統一教会】https://prism-life.com/podcast_167/Fri, 02 Sep 2022 10:38:23 +0000https://prism-life.com/?p=8057

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「魂の家系」と「地上の家系」は全く違う。家族とは血を分けた他人である【霊感商法】【統一教会】https://prism-life.com/group_soul/Thu, 01 Sep 2022 10:50:04 +0000https://prism-life.com/?p=8031

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

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今回は

「『祖先の悪因縁』を利用する霊界商法対策として、「家系」には【魂レベル】と【地上レベル】の2つあることを知っておこう」

というテーマを考えていきます。

このブログにしては珍しく、かなりスピリチュアル寄りの内容です(いつもはもっと地味)。

今回の内容をご理解いただくと、まず霊感商法対策になると同時に、同様のアホな言葉をふっかけてくる占い師や霊能者にも騙されなくなります。

また、本題とは関係ないんですが、特に地上の家族の中で「変な子」と言われてきた人にとっては、「あぁ、だから自分は変なんだ~」と妙な安心感が生まれるかもしれません。

何を隠そう、私もその一人です(笑)

家系には「魂レベル」と「地上レベル」の2種類ある

今回は前回の続きで、カルト的な新興宗教から「祖先の悪因縁のせいでオマエは今後も不幸なんだゾ!だから教祖のサイン入りの経典を3000万円で買うんだゾ!」と脅されたときのための理論武装、その第二弾です(これは旧統一教会でガチで行われていた霊感商法)。

これはスピ業界において、アホな占い師や霊能者から同様の脅しをされたときの対策にもなりますよ。

令和の時代じゃさすがにこの脅しは古いでしょって思ってたんですけど、いまだにあります。

千葉県の片隅で小さくスピリチュアル屋をやってる自分のところにも実際にこういうご相談が寄せられるので、世の中ではまだまだ残っている鉄板?なやり方なんでしょうね。

それもこれも、もちろん仕掛けるアホが最も悪いんですけど、仕掛けられる側にもし「知識」があれば、「あ、こいつバカだなぁ」って華麗にスルーできるはず。

私も20代後半で統一教会のオバちゃんに「祖先の悪因縁ガーッ!」って言われたとき、今回述べるような知識はすでにあったし(波動もわかるようになってた)、逆にボコボコの返り討ちにしたわけです(いま振り返ればもう少し穏やかにやれば良かったけど、若気の至りってことで)。

それだけ「知ってるかどうか」はすごく大事ですね。

私はどの宗教にも属していませんし、スピ業界のどこにもしがらみはないので、自由な立場でモノを言うことができます。

前回のブログでは、まず

「祖先の悪因縁や祟りは、個人のカルマと不幸とは直接的に関係がない」

と、とにかく丸暗記しましょう、という意図で述べました。

同じテーマで音声配信もしてます(内容は少し異なりますが)。

今回は、もう少し理論的なことを述べていきます。

まず結論から言いますと、

「魂の家族」と「肉の家族」は違う。人間にとっての本質的な家族は「霊の家族」であって、「肉の家族」は地球での一時的なステイホーム先のようなものである。

ということです。

もっと簡単にいえば、

家族とは、血を分けた他人である。

ということ。

これは上っ面のエンタメスピリチュアルではなく、本質的なスピリチュアル(マジスピ)を学んでおられる方ならご存知かもしれませんね。

この原則を元に考えると、「祖先の悪因縁ガー!」はあくまで「地球でのステイホーム先」である「肉の家族」の限定的なものにしか過ぎないわけです。

この「ステイホーム先」は、確かに「深い縁」でつながってはいるし、いわゆる「過去世」まで考慮すればこれまで何度も会っている人もいるんです。

ただ、それでもなお「魂の家族」からすれば、地球で学び合う「一時的な集まり」「(相対的に)浅いつながり」に過ぎないんですよ。

ご先祖様は大切
だからといって、もちろん「ご先祖様は別に尊ばなくていい」なんて言ってるわけじゃないですよ。すごく大事には違いないけど、あくまで霊的視点から観れば、さらに「上位の概念」があるということです

なので、「祖先の悪因縁や祟りであなたに不幸が起こっている。あなたがここで心を根本的に入れ替えないと今後地獄に落ちるわよ!(もし子供がいたら)子供もダメになるわよ!」という旧統一教会的な理屈は、枝葉の部分しか指摘していないんです。

「だから高額の献金をしろ」というのも、少し考えれば「なんでやねん!」ってツッコミたくなりますけど。

だって前回も言ったけど、お金はあくまでこの世や物質のレベルの話であって、「心を入れ替える」というのは精神レベルの話ですから。

まぁ「本気で運命を変えたい"強い思い"があれば、高額の献金もできるはずだ」という理屈なんでしょうけど。

確かに完全に間違いとは言わないけど、旧統一教会、あるいは他の新興宗教の一部はその集金活動が常軌を逸しているのが「カルト」と言われている理由です。

この理屈は他の新興宗教の一部でも使われている「テンプレート」なので、注意しましょう。

これがスピリチュアル方面だと、ちょっと違う角度から利用されてますね。

「お金はエネルギー」とかもっともらしいことを言って、「値段を決めるのは私=宇宙=神」よ!とか意味わからんこと言って、結果的にセミナーとか効果のない波動グッズに高額を出させるアホもいます。

少額だと「エネルギーが足りない」らしいよ。

それが「【宇宙】【神】であるところのあなたの意思決定ですか?」なんて聞かれちゃってね(翻訳:「これじゃ足りねーんだよ!もっと出せよオラ!」)。

首根っこ捕まえて、一人残らず説教したい(笑)

所属する魂の世界が違う者同士が「血縁」として家族を築く

祖先/家族は「血のつながり」はあっても、「魂のつながり」はまた別なんです。

私には双子の甥っ子と姪っ子(男女の双子)がいるんですけど、たまに地元に大阪に帰って二人に会って話をしていると、双子だから男女とはいえ見た目は似ているものの、性格はけっこう違うんですよ(もちろん男女差もあるだろうけど)。

これは別にここで特筆することじゃなく、普通のことですよね。

でも、生年月日を元に気質や運勢を算出する占いからすれば、だいたい同じ運命が割り出せるはずですが、実際の歩みはかなり違ってくる。

とても普通のこととはいえオモロいなぁと、会うたびに思わせられます。

同じ家族でも、「魂」の質は違います。

いつも言っている「波動」も全然違うんですよ。

なぜなら、もともと所属している「魂の世界」が違うからです。

一人はグリーン系の波動だけど、もう一人はレッド系なんだから、双子でもかなり異なっている。

同じ家族に生まれても、顔は似る部分があるだろうけど、性格や気質はかなり違うのが普通ですよね。

私は年後の弟がいますけれど、やっぱり全然性格が違う。

あ、私の場合は子供の頃からずっと、オカンから

「なんでワタシのお腹からアンタみたいな変わった子が出てきたんか、よーわからへん」

と言われ続けて参りました(笑)

で、関西弁で言う「変子(ヘンコ)」として、現在はスピリチュアル屋という妙な仕事をやっているのであります。

でも、別に私の家系は父方・母方ともに「霊能者の血」なんて、知っている限り一切ありません。

逆に言えば、父方はアルコール中毒者がそこそこいる家系ですが、私はお酒はほとんど飲めません(だんだん飲めない体質になってしまった)。

血縁的または遺伝的な因果関係だけでは、「魂」というものは捉えきれないのですよ。

これはさっきの段落で言った「魂の家族」と「肉の家族」は違うという霊的真理に由来しているんです。

そういえば、私の師匠は優れた霊的能力をお持ちですけれども、別に血縁的な祖先が代々「そういう家系だった」わけではないんです。

師匠にしても私と同様、「血のつながり」とは異なる「魂のつながり」から、今のご実家を選択されたわけです。

だから、今回の結論は全部同じですけれども、「祖先の悪因縁や祟りは、その人のカルマや不幸には本質的に影響しない」ということなんです。

「一時的なステイホーム先」として選んだ家なのに、その家に起こったマイナスやカルマを無理に背負わされるのって、まさに文字通り「因縁をふっかけられる」という精神的暴力ですよ。

そう、悪徳商法というのは、本来は無い因縁をふっかけて脅して金品を強奪するという悪行そのもの。

だから今よりもっと若かった私は、統一教会のオバちゃんにブチ切れたわけです。

真理をねじ曲げて悪用するヤツが、心底嫌いなんですね。

「魂の家系」が本拠地なので「肉の祖先の悪因縁」は部分的に過ぎない

では今回の最後に、「魂の世界」や「魂のつながり」というのをもう少し言語化しておきます。

これらは、魂が生まれ変わり死に変わりする「旅路」において、いわば「核」や「ホーム」や「ベースキャンプ」とでも言うべき【魂の本拠地】が存在しているわけです。

言い換えれば、魂がいろんな「いのち」に転生する中で、最も親しみのある【魂のグループ】が誰しもあるわけです。

これは聞かれても答えませんが、私は相手の波動を観れば、その人のいわゆる「生まれ変わり」の回数を予測することができます。

転生の回数が多いほど「魂の経験が豊か」であり、回数が低い場合は「まだまだこれから」なのは想像できると思います。

(聞かれても回答しないのは、回数が多い少ないで劣等感を持ったりマウンティングを取ったりと、変な差別意識が生まれることを懸念するからです)

で、その転生による経験の中で、過ごした期間が長い場所やグループがあるんですね。

これが【魂の本拠地】【魂のグループ】としての「核」「ホーム」「ベースキャンプ」となる存在です。

それはこの小さな地球だけに限らず、他の星々も含みますよ。

これだけ広大無辺な宇宙、地球だけに知的生命体が存在しているとでも?

・・・なんだか珍しくドスピリチュアルな話をしていますね(笑)

一応こういう話もできるんですけど、こういうことばっかり言ってると、オタクや浮ついた人間が集まりやすくなるので普段はほとんど言いません。

話を戻して、【魂の本拠地】【魂のグループ】のことを専門的には「グループソウル」と呼ぶことがあります。

これはあの江原啓之さんが昔から言っていることなので、もしかしたらご存知かもしれませんが。

(ただしこれらはニアリーイコールに留めた方が良いかと思います。というのも霊的世界のことはまだまだわからない世界があるし、人によって言う内容が微妙に違うこともあるからです)

私はときどき「守護霊リーディング」をやっていますけど、この「守護霊」というのは上述の【魂の本拠地】【魂のグループ】から派遣されることが多いようです(例外もあるみたいですが)。

なので、守護霊リーディングをやっていると、

「この子はね、わたしがずっとサポートしているんですよ。もちろん今生だけじゃなくてね」

という守護霊側からの意思を感じることがあるんですね。

もちろん「血の家族」「肉の家族」をないがしろにしていいって話じゃないことはまた強調しておきますけど、それを踏まえて言えば、「魂の家族」というのは別次元の存在なんです。

その「魂の家族」こそ「真の家族」であり「真の先祖」であるため、この地上界の家族は「ショートステイ先」なんですよ。

例えばあなたがフランスにショートステイするとして、ステイ先のフランス家族内で前から起こっている揉め事について「オマエも"家族"だから責任があるんだ!」なんて言われたら、どう思いますか?

「そんなもん、知らねーよ!」って反発するのが普通じゃないですか。

それと同じようなことが、「祖先の悪因縁や祟り」にかこつけて高額な献金を奪おうとするパターンに言えることなんです。

そもそも属している「魂のグループ」は違うのだから、もし家系内に理不尽な不幸が本当にあったとしても、それは目に見えない「祖先の悪因縁」によるものではなく、家族それぞれの「個人的な因縁や運命」であることをクールに理解しましょう。

もちろん前回も述べた通り、それが立て続けに起これば冷静さを欠いてしまい、目に見えない何かに原因を求めたくなったり「悪霊でも憑いているのでは・・・」と疑いたくなるのは人情ですが、だから事前にこういうことを知るのが大事だと思います。

今回は科学的に証明できない部分もありますが、「同じ家族でも性格が全然違う」という事実から「魂のグループの違い」を理解する参考にしてください。

このシリーズ、あと1回か2回続きます。

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お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。 人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お ... ]]>

お名前だけで人やモノのオーラ(波動)がわかる、波動カウンセラーの林 昭裕です(「詳しい自己紹介はこちら」)。

人やモノの波動(オーラ)がわかる特殊能力をベースに活動しており、ここでは【マジスピ】(真のスピリチュアル・脱お花畑スピリチュアル)をテーマに情報発信しています。

今回は

「(旧)統一教会が仕掛けていた霊感商法の過ちとその対策」

について考えていきます。

いま、統一教会の霊感商法の狡猾さが日々話題になっています。

これは以前からずっと行われてきたことですが、改めて、霊感商法は何が間違っていて、どう対処すればいいのかを、統一教会の事例をもとに述べていきます。

他の新興宗教や新興スピリチュアルでは、統一教会ほどエグいやり方ではなくとも、今でも「霊感商法」は行われています。

私はスピリチュアル屋として、これまで多くの「ホンモノとインチキを見分ける方法」について発信してきました。

今回の内容は特に大切なことなので、ぜひ「転ばぬ先の杖」としてご参考にしてください。

統一教会にいくら献金しても救いは全くない

安倍晋三・元総理の暗殺事件以降、(旧)統一教会の教義について調べています。

以前、以下の顔出し動画で、私が過去に統一教会から「悪質な勧誘」を受けた実体験を話しました。

(私は真理や真実を捻じ曲げる言説が死ぬほど嫌いなので、後半は少し感情的になってしまいましたが、それだけ嫌いだということです)

以前から、統一教会の教義を「インチキ」だと思っていたので、「学んでも時間の無駄」と思って触れてきませんでした。

(上の動画では統一教会の教祖である文鮮明とその妻・韓鶴子のことを間違えて「世界のお父様・お母様」と言っているのですが、正しくは「真のお父様・真のお母様(まとめて真の父母様)」です)

統一教会の教義そのものの波動は「めっちゃ重たい」ので、もちろん信じる信じないはご自由ですが、少なくとも私は学ぶ価値なしだと断定いたします。

※私は書籍やコンテンツ等の波動、エネルギー状態を観ることができます。それによってそのクオリティチェックをし、情報の取捨選択のお手伝いをするのも仕事の一つです。

これまで他の新興宗教絡みのご相談はときおりあったものの、統一協会は今まで相談がなかったのも学ばなかった理由です(ご相談者さんを理解するために、その教義をある程度知っておくことが必要なので)。

ただ、統一教会がこれまで仕掛けてきた「霊感商法」は今後もアンダーグラウンドで続いていくでしょうし、また他の新興宗教や新興スピリチュアルにおいても似たような手口が繰り返されるでしょうから、最近は「霊感商法のトップセールス団体」である統一教会の教義の概要を、その波動のショボさをガマンしながら学んでいます。

その上で、今回は「キングオブ霊感商法」であろう

「家系や祖先の『悪因縁』や『祟り』によって脅してくる手口」

について、どう捉えれば良いか考えていきます。

まず、結論を述べてから、細かい話をしていきましょう。

最も大事なことは、

家系や祖先の「悪因縁」や「祟り」とやらが本人に及ぼす悪影響は、あくまで部分的・限定的なものでしかない

まずはこの大原則を抑えること。

(上の動画でもちょっと話しています)

次に、

統一教会のような反日・反社会的カルトにいくら献金しても、そもそもそんな組織に「霊力」「法力」「神通力」など宿っていないので、全く効果を期待できない。

ということですね。

(※じゃあ「霊力・法力・神通力がある人にお願いすれば良いのか?」という問いについては別のブログで考えていきます)

いくらお金をたくさん積んだからといって、それで「悪因縁の解除」や「祟りの解怨」の効果アップやブーストにはなり得ません。

(解怨:かいおん=恨みを解くこと)

お金はあくまで「この世での約束事」であって、「あの世的な領域」にまで影響が及ぼせるかどうかは、全く別です。

他にも、これは過去のブログでも述べましたが、

「葬式仏教」でやっている『戒名』にしたって、高額で良い戒名をつけたからといって、それで「ご冥福」の度合いは変わりませんよ。

こう言うとお坊さんから怒られるだろうけど、戒名もまた全く効果のない霊感商法ですな。

高い戒名をつけられた故人の波動(オーラ)を観ても、ちっとも役に立ってないもん。

私は亡くなった人でも、波動がわかります。

あくまで遺族側の「故人にできる限りのことをしてあげたい」という想いに応えるだけ・・・

故人には何の影響もないけど、それで遺族が納得いくならいいのかもしれません(地域社会であれば、いつもお世話になっているお坊さんへの謝礼のつもりで戒名を「買う」のも一つの考えでしょうし)。

ただ、戒名については多くの人々の社会的合意が取れているので、統一教会のような問題に発展しないだけ。

もちろん「信教の自由」は尊重されるべきなので、統一教会などの宗教団体の教えが心の底から良いものだと信じられるのであれば、それを止める権限は誰にもありません。

でも、統一教会のように「あなたの不幸は父方・母方の先祖の悪因縁によるもので、それを解怨するにはたくさんの献金が必要だ」という論理は、完全に間違っていると断定いたします。

結局、安倍晋三を暗殺したとされている山上容疑者の母親は、自己破産までして献金したというのに、何の救いもなかったではないですか。

なお調べた限りにおいて、統一教会による父方・母方の「先祖解怨式(せんぞかいおんしき)」には、1家系あたり70万円の献金が求められるようです。

ある一つの家族を解怨するには、父方・母方のさらに父方・母方、合計4家系の解怨が必要なので、「初期費用」としては280万円になるという(現在は変更されているかもしれない)。

これ、あくまで初期費用ね。

そこからさらに7代遡った家系の解怨には、1家系あたり3万円の献金が求められるので、上と同じく4家系で合計12万円になるらしい。

教祖の文鮮明の言によれば「先祖解怨は120代まで必要」とのことだから、計算するとかなりの額になってしまいます。

(この霊感商法のパターンは過去、別の宗教団体絡みでご相談を受けたことがあります)

しかも、文鮮明亡き後、資金集めに困ったのでしょうか、妻の韓鶴子が「210代まで先祖解怨すれば『神様の血統』に繋がれる」という言葉を発しているため、献金額はさらに増えているようで。

いやはや、もうメチャクチャですね。

百"万"歩譲って、それで本当に「神様の血統」に繋がれるならいいけど、私が統一教会の信徒の昇天後(亡くなった後)の集合意識的な波動を観る限り、「アダムとエバ(イブ)」に接近できるようには観えないんですけど・・・

・・・ええ、あくまで私の霊的感覚であります。

それでもなお「真の父母様」を信じるなら、それもまた良しホトトギス。

「身内の不幸」と「個人のカルマ」を切り離し、天命に生きることを学ぼう

では段落を変えて、もう少し細やかな話をしていきましょう。

(旧)統一教会の献金をめぐる過去の事例から、「家系や祖先の『悪因縁』や『祟り』によって脅してくる手口」の具体例を紹介して、霊的に検討していきます。

ある女性は、ある県の農家に嫁ぎ、3人の子供に恵まれた。姑は50代、舅は60代で若くして亡くなったという。夫は40代前半に脳溢血で半身不随となり、それから10年ほどでガンで亡くなった。

 

それでもその女性は農業に子育てという多忙な日々を送っていたが、そんなある日、統一教会員の訪問を受けることになった。その会員は自分が統一教会であることは明かさず、手相や姓名判断を行って興味をもってもらうことに。

 

前から「度重なる身内の死は何が原因があるのでは・・・」と思っていたこともあり、統一教会側の「家族が若くして亡くなっているのは祖先の悪因縁である」「財産にも悪因縁がついているから献金して浄化しなければならない」という教えを刷り込まれてしまった。

 

気がつけば「マインドコントロール」がかなり進行しており、断り切れないままにトータル数億円の献金をしてしまったという。

>その会員は自分が統一教会であることは明かさず、手相や姓名判断を行って興味をもってもらうことに

という部分は、私も同じ体験をしています(「上の動画」で語りました)。

本当に「祝福」をもたらす教えなら、堂々と名乗ればいいのにね。

先ほども述べた通り、

家系や祖先の「悪因縁」や「祟り」とやらが本人に及ぼす悪影響は、あくまで部分的・限定的なものでしかない。

のであります。

確かにこの女性の姑や舅、夫が若くして亡くなったのは不幸なことでしょう。

ただ、それが「家系や祖先の悪因縁が根本原因である」と安易に結びつけてはなりません。

霊的には「定命(じょうみょう)」と言うのですが、人間の寿命はある程度は決まっているのであって、それは必ずしも悪因縁によるものではありません。

例えば生まれてすぐ、地上世界を去ってしまう幼児がいます。

それはこの世的な価値観からすれば「とても悲しいこと」だし、その両親からすれば「非常に痛ましいこと」です。

でも、霊的な価値観から観た場合、それすらもまた「定命」なのであります。

もちろん、不摂生、過労、心労が積み重なれば、定命は短くなることがあります。

(逆に、いくら不摂生な生活をしていても、長寿を全うしてしまう人もいます。この世だけの尺度から見れば、かなり理不尽ですね)

何が言いたいかというと、その人が若くして亡くなるのは、不摂生による健康寿命のマイナスを除けば、ご本人の定命が尽きたからであって、決して祖先の悪因縁や祟りが根本原因ではないのです。

霊的な価値観からすれば、この世での生活は「あの世(霊界)から派遣された短い修学旅行のようなもの」であり、本来の生命は永遠なのですね。

・・・ま、そんなの信じられないかもしれないけど、さっきも言った通り、私は亡くなった後も人間の波動(オーラ)が感じられる人間だから、良かったら信じてくださいな(^^)

ただ、私たちは普通、「平均寿命である80歳前後までは生きられるはずだ」と根拠なく思っているので、それに満たなければ「何か悪い因縁でもあるんじゃないかしら・・・」と、特に真面目でやさしい方は思いがちです。

逆に考えれば、「憎まれっ子、世に憚る」の通り、どうしようもなく意地悪で強欲なヤツで、正直言って周りは「早く●ねばいいのに」と影で神仏に祈っているのに、その絶大なる期待を裏切って長生きしやがるヤツもいますよね。

理不尽ですが、これもまた「定命」なのですよ(ただしそういうヤツは亡くなった後が大変ですが・・・)

ともかく、身内が平均寿命より早く死んだり不幸なことが続いたりするとしたら、「悪因縁」や「祟り」が根本原因ではなく、まずは「あくまでそういう現象が起きているだけ」と、その現象と自分のこれまでの行いとを切り離して捉えることが必要です。

特に人の生死や病気というのは、自殺や不摂生を除けば、自分で完全にコントロールすることはできません。

それを自分のコントロールを超えた「悪因縁」や「祟り」にのみ原因を求めてしまうと、そりゃその解決は他の誰かにお願いする、場合によってはドップリ依存することになってしまうのは当然でしょう。

もちろん、身内の不幸を前にして淡々とした態度を取るのは難しいことです。

やはり「なぜこんなに不幸が起きるんだろう・・・」と、因果論的に何かに原因を求めたくなるのが人情でしょう。

そう、「因果論」とは以前のブログでも触れたことがありますけど、「カルマ」ってやつです。

因果論に関する過去記事

けれど、そこはグッと堪えるところ・・・

この世の価値観は横に置き、それもまた定命、定まった命だったのだ・・・と「喪に服す」ことが求められます。

もちろんこのケースの場合、家族である限り「祖先の因縁」は間接的に関係しています。

ただし、身内の「不幸な死」と「自分自身のカルマ」とは、直接的には関係ありません。

残されたこの女性は、確かに生きることは、しんどいかもしれない。

女手ひとつで、子どもを立派に育て上げることは、苦労も多いだろう。

ただ、厳しいけれど、この運命を受け入れて生きるということが、この方にとっては「天命」なのです。

まさに「天が自分を育てようとしているのだ」という霊的な【目覚め】が、天から問われているのであります。

このあり方のことを「因果論」とは逆の【果因論(目的論)】と言います。

(よければ上に出した「因果論について書いたブログ」をご参考にしてください)

祖先の「悪因縁」や「祟り」という価値観に囚われず、自分の「カルマの物語」にも囚われず、それでも前向きに生きていくこと。

その態度を培うために、本来は宗教というものがあり、そして(お花畑ではない)スピリチュアルもあるのです。

ところがどうだ、それを目先の金儲けのために悪用し、カルマにつけ込んで脅すという言動は、まさに「サタンの所業」と言わずして何と言うでしょうか。

注意
真面目でやさしい人は特に注意してください。こういう人は「罪悪感」を抱きやすいので、霊感商法のみならず、ゴミ同然の金融商品やオレオレ詐欺などにも引っかかりやすい傾向にあります。縁あってこのブログを読んでいただいているので、ぜひ理論武装しましょう。

ここまでお伝えしても、やはり人間は感情を持っているので、「どうしてこんなに不幸が起きてしまうのだろう・・・きっと前世で罪をたくさん犯したんだろうな」と自責の念に駆られる人がいてもおかしくありません。

今回の内容をいくら論理的には理解できても、感情がついていかないことはあるでしょう。

だからこそ、私たちは学び続けなければならない。

(旧)統一教会のような団体に法外な献金をするのではなく、それほどお金をかける必要はないから、魂の汗、心の汗、ときに目から涙まで流しながら、学んでいかなければならない。

そう、「あの不幸と思えるような出来事があったからこそ、今の自分があるのだ」と、胸を張って言えるその日まで。


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